JP2004530016A - デンプンの架橋 - Google Patents

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Abstract

本発明は、低〜中温度でデンプン物質と架橋剤との反応からなる、架橋デンプンの製造方法に関する。その方法は、公知のプロセスに代わる経済的に魅力的な代替法を提供する。本発明は、更に、架橋デンプンおよび様々な用途におけるその使用に関する。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、デンプン物質と架橋剤との反応からなる、架橋デンプンの製造方法に関する。本発明は、更に、いくつかの用途での、上記の方法により得られる架橋デンプンの使用に関する。
【背景技術】
【0002】
デンプンを架橋するための様々な方法が当業界で知られている。デンプン物質は、それを水性媒体に溶解または分散させ、更に架橋剤を入れた後で、アルカリ条件下において架橋される。しかしながら、ほとんどの公知方法では湿潤条件を用いている。
【0003】
湿潤条件下における架橋の主要な欠点は、高い水消費量;反応に際しての高いエネルギー消費量〔特に、反応が高温で行われるとき(その際温度が外部手段により有効に維持されねばならない)並びに、特に、架橋産物の乾燥時〕;および、反応後に処分されねばならい過剰の試薬を含む。更に、多量の試薬のせいで、多量の不純物が混じった生成物を生じるか、または十分な精製操作を要する。
【0004】
US特許2,884,413では、デンプンのオルトリン酸エステルの製造方法が開示されている。ジスターチホスフェートを製造するために、反応混合物は、アルカリ金属無機リン酸試薬をデンプンスラリーへ加え、次いで混合物を乾燥させて、デンプンの水分を約5〜20%に調整することにより調製される。USP2,884,413による方法で、次いで反応混合物は、デンプンのダイマー化を生じさせるために、100〜160℃の温度へ付される必要がある。その反応に際して、水分が蒸発される。
【0005】
湿潤架橋法と同様に、その開示された方法ではデンプンスラリーから始める。このデンプンスラリーは乾燥させる必要があり、そのためエネルギー消費的であるのみならず、時間もかかる。更に、(濾過設備のような)乾燥ステップを行うための別な装置、および反応を100℃以上で生じさせるための装置が必要とされる。架橋に際しての高温は、架橋デンプン産物の望ましくない分解および一リン酸化を引き起こすことがある。
【0006】
CA949965は架橋デンプンの製造方法について記載しており、そこでは湿潤デンプンスラリーは40〜50%の水分まで濾過され、40〜70℃に加熱される。このような水分では実質的な後プロセス乾燥をなお要し、経済的に魅力性がない。
【発明の概要】
【0007】
公知のプロセスよりも経済的に魅力的な別な架橋法を提供することが、本発明の目的である。
【0008】
意外にも、半乾燥条件下100℃以下の温度で架橋デンプンを製造することが可能でああることがわかった。したがって、本発明は、反応が半乾燥条件下100℃以下の温度で行われる、デンプン物質と架橋剤との反応からなる、架橋デンプンの製造方法に関する。
【発明の具体的な説明】
【0009】
工業規模で本発明による方法を実施するために十分な速度で非分解的に反応が行われることがわかった。本発明による方法に際して、デンプン物質は非常に処理性の高いままで残せる。より具体的には、その物質は、処理に際して、驚くほど少ないスミアリング(smearing)、凝塊形成または他の形態の汚染を示すにすぎない。
【0010】
更に、本発明による方法は非常に確固としたものであることがわかり、生成物の品質は選択されたプロセスパラメーターから高度に予測しうる。別な利点は非分解性条件に起因した色の安定性であり、そのことは本発明に従い架橋デンプンを製造することで理解しうるであろう。
【0011】
本発明による方法の経済的な利点として、本方法を用いた際の低いエネルギー消費量(比較的低い反応温度、低い水分)、短い処理時間、装置の必要性(懸濁タンク、真空フィルター不要)、原料(水、試薬)の低消費量および低廃棄物がある。
【0012】
ここで用いられている半乾燥条件という用語は、一方でデンプン物質が少くとも少量の残留水を含有して、他方でデンプンが分散される溶媒として作用しないほど水分が少ないような条件に関する。
【0013】
反応混合物とは、本発明の方法による処理のための、デンプン、架橋剤、水および場合により他の添加物の混合物を表わすために、ここでは用いられている。
【0014】
ここで用いられている滞留時間とは、反応混合物が次の処理まで反応させたままにおかれる時間を示す意味である。それに続く1以上のプロセスステップには、反応の停止、乾燥ステップ、貯蔵および/または1以上の他の修飾プロセスがある。
【0015】
平衡水分とは、市販乾燥デンプンの残留水分を示すために、ここでは用いられている。
【0016】
デンプン物質は、いかなるタイプのデンプンまたは異なるデンプンの組合せおよび/またはその誘導体でもよい。好ましいデンプンには、小麦デンプン、メイズデンプン、モロコシデンプン、ポテトデンプン、コメデンプン、タピオカデンプンがあり、アミロペクチン、高アミロースおよびその他の品種も含む。デンプン物質はいかなるデンプン誘導体でもよい。
【0017】
デンプンは精製しても、またはそれはデンプン顆粒に通常存在する成分、例えばタンパク質、脂肪酸などをなお含有してもよい。
【0018】
前記のように、デンプン物質はアミロペクチンデンプン、特に、乾燥デンプンベースで、少くとも90wt%、好ましくは少くとも95wt%のアミロペクチン分を有するアミロペクチンデンプンでもよい。このようなデンプンの例は、ワキシーメイズデンプン、ワキシー小麦デンプン、アミロペクチンポテトデンプン、アミロペクチンタピオカデンプン、および/または塊茎、根および/または穀物からの他の高アミロペクチンデンプンである。
【0019】
架橋剤はいかなる適切な架橋剤から選択してもよい。好ましくは、トリメタホスフェート(TMF)、ポリメタホスフェート(例えば、ヘキサメタホスフェート)、エピクロロヒドリン、POCl、ビフェニル化合物、N,N‐ジメチロールイミダゾリドン‐2(DMEU)、アジピン酸/酢酸、塩化シアヌルにより形成される群から選択される1種以上の化合物が用いられる。特に良い結果は、架橋剤としてトリメタホスフェートで得られた。
【0020】
本発明による方法で用いられる架橋剤の量は、望まれる生成物の特徴に依存する。架橋剤の量は、好ましくは約10mg〜約50g/kgデンプン(平衡水分のデンプン重量ベース)、更に好ましくは約100mg〜約25g/kgデンプン(平衡水分のデンプンベース)、更に一層好ましくは約250mg〜20g/kgデンプン(平衡水分のデンプン重量ベース)の範囲で選択される。
【0021】
望まれる架橋度および選択される方法パラメーター、例えばデンプン物質の種類、架橋剤、温度、pHなどに応じて、半乾燥条件が広範囲内で選択される。
【0022】
好ましい態様において、水分はデンプンの平衡水分と比較して選択される。平衡水分とは、市販乾燥デンプンの残留水分のことである。好ましくは、少くとも少量の追加水分が市販乾燥デンプンへ加えられる。水分が、架橋反応に際して、乾燥デンプン分ベースで、デンプンの平衡水分より約1〜30wt%、好ましくは約1〜25wt%の範囲内で多くなるような方法で、満足しうる結果が得られた。水分が、架橋反応に際して、乾燥デンプン分ベースで、デンプンの平衡水分より約5〜25wt%の範囲内で多くなるような方法で、非常に良い結果が得られた。非常に好ましい態様において、水分は平衡水分より約5〜20wt%多い。平衡水分より約10〜15wt%多い水分が最も好ましい。このような態様は非常に好ましい反応速度を特に示し、同時にデンプン物質の非常に満足しうる処理性を維持する。公知の工業プロセスにおいて、デンプン、NaOH5〜10gおよびデンプンの平衡水分以外の10〜15wt%水を含有した混合物が非常にネバネバするため、架橋プロセスで用いられる設備の一部(例えば、ミキサーまたはチューブ)のシルティングアップ(silting up)のせいで、処理を難しくしていることから、非常に満足しうる処理性は予想外である。
【0023】
本発明による方法は、100℃以下の広い温度範囲内で行われる。好ましい態様において、温度は約5〜75℃の範囲、更に好ましくは約15〜55℃の範囲、更に一層好ましくは約20〜50℃の範囲から選択される。反応速度に関して最適の温度は、望まれる生成物の品質、デンプンの種類および他の反応条件に依存する。例えば、小麦デンプンの架橋は約45〜55℃の温度で特に速やかに生じる。
【0024】
他の好ましい態様において、温度は比較的低い、例えば20〜30℃の範囲で選択される。20〜30℃範囲で本発明を用いる特別な理由は、プロセスに際する低いエネルギー消費量である。反応から発生する熱は温度を維持するために十分であり、これは、(100℃を超える温度で行われる)半乾燥条件下で架橋するための公知のプロセスまたは(35℃以上の温度で通常行われる)スラリーでの公知の架橋プロセスにはない大きな利点である。
【0025】
滞留時間は反応の進行に大きな影響を及ぼす;滞留時間が増すと、反応の終点に速く到達しうる。好ましい態様において、滞留時間は0〜約6時間の範囲、更に好ましくは約0.1〜4時間の範囲、更に一層好ましくは約0.5〜2時間の範囲内で選択される。所望であれば、得られた混合物は反応を停止させることなく貯蔵してもよい。その結果、架橋反応は持続する。このような後プロセス反応は、用いられた架橋法の条件および貯蔵条件に応じて、典型的には3週間以内で完了する。
【0026】
本発明による方法は、好ましくはアルカリ条件下で、好ましくは約8〜13のpH範囲で行われる。特に好ましい態様において、pHは約10〜12の範囲内で選択される。ここで用いられている半乾燥反応混合物のpH値は、反応混合物の水性分散液で測定しうる。pH測定は、アルカリデンプン物質(反応混合物)70g(絶対乾燥物として計算し、水分補正する)を脱塩水150gに分散させ、室温でpHメーター(例えばRadiometer PHM82)で溶媒(水相)の実際のpH値を測定することにより、適切に行われる。半乾燥条件下のpHは、室温で溶媒(水相)中の測定標準pHとしてみることになる。
【0027】
本発明による好ましい方法では、kgデンプン当たり3〜12gのNaOH(または相当量の別な塩基)が(平衡水分のデンプン重量ベースで)用いられる。更に好ましい態様ではkgデンプン当たり5〜10gのNaOH(または相当量の別な塩基)、更に一層好ましい態様では6〜9gのNaOH(または相当量の別な塩基)が用いられる。
【0028】
半乾燥条件は、いずれか慣用的な手段で、例えばデンプンを水、架橋剤、デンプンおよび場合により他の試薬と混ぜ、形成された混合物を乾燥させることにより形成してもよい。しかしながら、水、または反応に際して存在すべき実質的に適正な量で他の試薬を含んだ水溶液を、平衡水分の市販乾燥デンプンへ加えることが、好ましい。これは、例えば、水または水溶液をデンプンに噴霧するか、あるいは水または水溶液の液滴をデンプンへ加えることにより行われる。次いで、混合物は液滴の添加時に好ましくはホモゲナイズされる。
【0029】
架橋反応は開放系で行ってもよいが、その場合には水が開放系から蒸発しうる。好ましくは、架橋反応は閉鎖系で行われ、その場合には水の蒸発が避けられる。
【0030】
好ましい態様において、反応混合物は本方法の少くとも一部に際してホモゲナイズされ、更に好ましくはそれは十分にホモゲナイズされる。ホモゲナイズは、架橋反応前および/または中に行われる。好ましい態様において、反応混合物は試薬(水、架橋剤、場合により他の添加物)の添加中またはその後すぐに十分にホモゲナイズされ、次いで架橋反応に際して更なるホモゲナイズなしに貯蔵される。適切なホモゲナイズ操作は当業界で公知である。SchugiミキサーまたはLodigeミキサーによるホモゲナイズが特に適切である。
【0031】
反応が十分な程度まで完了した後、反応は停止させてよい。架橋剤および他の条件に応じて、当業者であれば反応を終了させる手法はわかるであろう。多くの架橋剤にとり、非常に適切な停止は酸による反応混合物の中和である。リン酸タイプ剤によるデンプンの架橋は、pHを中性またはやや酸性の値、例えば6〜6.5のpHへ調整することにより停止させうる。pHは、好ましくは、強酸、例えばリン酸(HPO)、硫酸(HSO)、塩酸(HCl)または硝酸(HNO)および/または有機酸、例えばクエン酸、フマル酸などで調整される。
【0032】
本発明による方法で得られる架橋デンプンは、残留試薬および/または添加物を除去するために、例えば水または他の溶媒で洗浄してもよい。
【0033】
架橋デンプンは乾燥させてもよい。使用目的に応じて、乾燥はいかなる望ましい程度まで続けてもよく、例えば、平衡水分より数重量%高い値から、架橋デンプンの平衡水分よりかなり低い値までおよぶ。
【0034】
架橋デンプンは、はじめに反応を停止させることなく、または反応の停止後に、更に処理してもよい。更なる処理の例には、例えば架橋デンプンが熱、化学物質、機械的エネルギーまたはそれらの組合せに付される、押出し、ドラム乾燥、オートクレーブ処理およびいずれか(他の)プロセスがある。
【0035】
架橋デンプンの使用は、食品および非食品産業で多くの用途に広まっている。本発明による方法で得られるデンプンは、例えばプディング、スープまたはソースに、増粘剤として用いられる。このようなデンプンは、比較的低い架橋度を通常有している。架橋デンプン、例えば架橋ヒドロキシエチルエーテル誘導デンプンは、石膏および/またはセメントベースの建設資材で、増粘剤として用いてもよい。架橋デンプン誘導体はテクスタイルインキ用の成分として繊維産業で用いてもよく、その場合に架橋デンプンは増粘成分および/またはインキのレオロジー挙動を改善するための剤として作用しうる。
【0036】
本発明による方法で得られる架橋デンプンは、オイル産業で熱安定性掘削液として用いてもよい。このようなデンプンは非常に良い熱安定性特徴を有していることがわかった。
【0037】
本発明により得られる架橋カチオン性デンプンは、例えば紙に用いられる。それは、製紙プロセスで、特にペーパーウェブの形成に際して用いられる。
【0038】
高度に硬いデンプン顆粒を有する高度架橋のデンプンは、例えば手術用手袋向けの打ち粉、またはスープ錠剤のフィラーとして用いてもよい。
【0039】
架橋デンプンは非常に適切には接着剤、例えば紙袋用接着剤に用いてもよい。このような接着剤の乾燥物質が、実質的にその架橋デンプンからなってもよい。本発明による架橋デンプンは製剤分野で用いてもよい。それは、例えば、水中で錠剤の崩壊を高める製剤用崩壊剤の製造向けに用いてもよい。
【実施例】
【0040】
本発明は次に下記例で説明される。
【0041】
例1
半乾燥状態でトリメタリン酸ナトリウムによるデンプンの架橋
水酸化ナトリウム、トリメタリン酸ナトリウム(水溶液または固形粉末)および水の水溶液と同時にSchugiミキサー(タイプ:Flexomix)でデンプンを数秒間混合し、次いで収集して、望ましい水分になるまで乾燥させ、室温で貯蔵した。
場合により、滞留時間を作り出すために、その混合物をテープミキサーで様々な時間間隔にわたり処理した。次いで混合物を収集し、望ましい水分になるまで乾燥させ、その後室温で貯蔵した。
用いられたプロセスは図1のフローチャートで略記されている。
架橋度はFann粘度計で粘度を測定することにより調べた。
【0042】
Fann 粘度計による粘度の測定
架橋デンプンのFann粘度を架橋度の指標として調べた。低いFann粘度は高い架橋度を示す;高いFann粘度は低い架橋度を示す。
別記されないかぎり、乾燥生成物70gを容量600mlのビーカー中で水150gに懸濁した。硫酸の5M溶液によりpHを6.0〜6.5に調整した。イソチオシアン酸カリウムの50%溶液250mlを加え、混合物を六穴刃スターラーで15分間にわたり35℃および250rpmで攪拌した。粘度は、別記されないかぎり、Fann粘度計モデル35SAにより35℃、300rpmで測定した。
結果は下記例で示されている。表で示された水分は混合物の全水分であり、別記されないかぎり、用いられたデンプンの平衡水分を含んでいる。
70%相対湿度時の平衡水分は、ポテトデンプンで19wt%、タピオカ、小麦およびコーンデンプンで13wt%である。数値はこれらデンプンのアミロペクチン品種の場合と同様である。
【0043】
例2
処理デンプンの植物起源による差異
数種のデンプンを例1で記載されたように処理した。NaTMFを固形粉末として加えた。滞留時間も乾燥もなく、生成物をミキサー後に直接収集した。架橋デンプンを室温で1日間貯蔵した後、Fann粘度を測定した。結果は表1で示されている。
【表1】
Figure 2004530016
【0044】
例3
小麦デンプンベースの混合物における水分による差異
小麦デンプンを、例1で記載されたように、NaOH7.5g/kg、NaTMF(粉末)30g/kgおよび平衡水分を上回る異なる量のHOで処理した。滞留時間も乾燥もなく、混合物をミキサー後に直接収集した。処理生成物を室温で6時間貯蔵した後、Fann粘度を測定した。結果は表2で示されている。
【表2】
Figure 2004530016
【0045】
例4
滞留時間による差異
小麦デンプンを、例1で記載されたように、NaOH7.5g/kg、NaTMF(溶液)15g/kg、25%HOで処理した。滞留時間を変えた。架橋デンプンを14〜15%HOまで乾燥させ、室温で6日間貯蔵した。Fann粘度結果は表3で示されている。
【表3】
Figure 2004530016
【0046】
例5
小麦デンプンベースの混合物が処理される温度による差異
小麦デンプンを、例1で記載されたように、NaOH10g/kg、NaTMF(粉末)30g/kg、25%HOで処理した。滞留時間を0.5および1.0時間にした;この時間中は、反応混合物の温度を表4で示されているように変えた。架橋生成物を乾燥ステップに付さず、室温で20分間貯蔵した。Fann粘度結果は表4で示されている。
【表4】
Figure 2004530016
【0047】
例6
貯蔵時におけるpHの影響
ポテト(アミロペクチン)デンプンの異なる貯蔵条件下(アルカリ vs.中性pH)における反応性を、例1で記載されたようなプロセスにより調べた。各々がNaOH7.5g/kg、NaTMF30g/kg、35%HOからなる2種の混合物を反応させた。滞留時間は45分間であった。1つのバッチを滞留時間の最後に6N HClでpH6.5に中和した。次いで架橋デンプンの双方のバッチを18〜20%HOまで乾燥させ、室温で数日間貯蔵した。結果は表5で示されている。
【表5】
Figure 2004530016
【0048】
例7
経済的および環境的な利点
懸濁液中における伝統的な架橋法と比較して、本発明による方法のエネルギーおよび水消費量の計算を行った。結果は表6で示されている。
【表6】
Figure 2004530016
約8倍多い水が、本発明によるプロセスで必要とされるものと同様の架橋を懸濁液で行うには必要である。
更に、比較的高い架橋度の生成物の場合には、本発明による半乾燥プロセスのとき半量のNaTMFで済むことが観察された。
加えて、懸濁液中で架橋されたデンプンのフィルターケークに存在する水の蒸発に必要なエネルギーの量は、半乾燥条件下の場合よりも約2倍多いことが、表6から結論付けられた。
【0049】
例8
反応混合物のテクスチャー
デンプン、NaOHおよび試薬S(クロロヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリド)の1バッチを、35wt%全水の量まで、ガラスビーカー中で水と混合した。得られた混合物は塊状であり、ガラスビーカーの壁で高度のスミアリングを示した。その混合物は攪拌が難しい。
同デンプンの別なバッチをNaOHおよびNaTMFからなる水の溶液と混合して、kgデンプン当たりNaOH10gおよびNaTMF30gの最終量および35wt%全水の量とした。得られた混合物は均質であり、ガラスビーカーの壁に有意のスミアリングを示さなかった。その混合物は、デンプン、NaOH、試薬Sおよび水のみの混合物よりも、攪拌することが有意に容易であった。
【図面の簡単な説明】
【0050】

Claims (19)

  1. デンプン物質と架橋剤との反応からなり、該反応が半乾燥条件下100℃以下の温度で行われ、水分が該デンプンの平衡水分よりも多い、架橋デンプンの製造方法。
  2. 水分が、デンプンの乾燥重量ベースで、デンプンの平衡水分より1〜25wt%多い、請求項1に記載の方法。
  3. 水分が、デンプンの乾燥重量ベースで、デンプンの平衡水分より5〜20wt%多い、請求項1または2に記載の方法。
  4. 反応が5〜75℃の温度で行われる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 反応が20〜30℃の温度で行われる、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 反応の開始時におけるpHが、(平衡水分のデンプン重量ベースで)用いられるデンプンのkg当たり3〜12gのNaOHで設定される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 架橋剤が、トリメタホスフェート(TMF)、ポリメタホスフェート、エピクロロヒドリン、POCl、N,N‐ジメチロールイミダゾリドン‐2(DMEU)、アジピン酸/酢酸および塩化シアヌルにより形成される群から選択される1種以上の化合物からなる、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 架橋剤がトリメタホスフェート(TMF)である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 架橋剤が、(平衡水分のデンプン重量ベースで)デンプンキログラム当たり10mg〜50gの濃度で存在する、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. デンプン物質が、小麦デンプン、コメデンプン、メイズデンプン、ポテトデンプン、タピオカデンプン、モロコシデンプンおよびそれらの誘導体により形成される群から選択される1種以上のデンプンからなる、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. デンプン物質が、乾燥デンプンベースで、少くとも90wt%のアミロペクチン分を有する少くとも1種のデンプンからなる、請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. デンプン物質が、方法の少くとも一部に際してホモゲナイズされる、請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 架橋デンプン物質が、更なる処理に際して、熱、化学物質および/または機械的エネルギーに付される、請求項1〜12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 架橋デンプン物質が、押出し、オートクレーブ処理および/またはドラム乾燥される、請求項13に記載の方法。
  15. 反応が、酸での中和により停止される、請求項1〜14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 酸が、HSO、HCl、HPO、HNO、クエン酸またはフマル酸である、請求項15に記載の方法。
  17. 架橋デンプンが洗浄および/または乾燥される、請求項1〜16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 請求項1〜17のいずれか一項に記載された方法により得られる架橋デンプン。
  19. テクスタイルインキ、掘削液、食品、建設資材、紙、製剤分野または接着剤での、請求項18に記載された架橋デンプンの使用。
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