JP2004528057A - 撓曲、歪曲、回転及び変形が可能な医療用支持具 - Google Patents

撓曲、歪曲、回転及び変形が可能な医療用支持具 Download PDF

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Abstract

本発明は支持具に関する。より詳細には医療用途又は技術用途を目的とし少なくとも1つの可撓性部材を有する支持具に関する。上記可撓部材は撓曲可能で少なくとも1つの中心部分と横断部材とからなり、上記部材の撓曲は装置によって調整可能である。本発明によると、撓曲された状態でも、支持具は少なくとも部分的に、少なくとも1つの横断部材及び中心部材のうちの少なくとも1つによって、軸を中心に空間的に歪曲、回転、及び変形のうちの少なくとも1つを受ける。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は支持具に関する。より詳細には医療用途又は技術用途を目的とし少なくとも1つの可撓部材を有する支持具に関する。この可撓部材は撓曲可能で少なくとも1つの中心部材と横断部材とを有し、同部材の設定又は撓曲の少なくとも一方は装置によって調整可能である。
【背景技術】
【0002】
多数の撓曲装置が公知である(特許文献1参照)。
【0003】
装置は、特に腰(Lordose) を支持するために撓曲される要素を、多様な角度をもった湾曲に調整可能である。加えて、撓曲頂点の水平調整がもたらされる場合もある。撓曲の調整と、場合によっては撓曲頂点の水平調整との他は、これ以上の設定や調整ができない。
【特許文献1】
EP 0 485 483 B1
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、空間におけるさらなる動作が、特に撓曲が設定された後でも可能とすべく、請求項1の包括的な条項に記載の支持具を設計することである。もう1つの目的は、このような支持具の用途を拡大することにある。より詳細には、解放されている調整可能な支持具、或いは恒久的に組み込まれた調整可能な支持具を有した靴の製造に関する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この目的は、少なくとも1つの横断部材及び中心部材のうちの少なくとも1つが撓曲された状態にあっても、軸を中心とした空間的な、歪曲、捻転、或いは変形の少なくとも1つを少なくとも部分的に受けることにより本発明によって達成される。
【0006】
本発明の更なる有利な実施形態は従属項から明らかである。
【0007】
追従するものについては、本発明は実践的な例により詳細に説明される。
【0008】
これによって例えば、横方向に亙る撓曲支持具、ボディス、恒久的に結合された靴のアーチサポート若しくは着脱自在の靴のアーチサポート、プロテーゼ、整形具、移植片、ケーシング、機械要素、又は装置の工学用の要素などの役割を果たす支持具が、少なくとも1つの横断部材によって撓曲の度合いを調整する間若しくはその後のみならず、撓曲前であっても、互いに角度をもって配置された1つ以上の軸を中心に空間的な歪曲及び回転の少なくとも一方を部分的になされるか、或いは、水平面内での交換、若しくは空間的湾曲のうち、少なくとも一方を特に空間的に、垂直の状態であっても可能とするとの作用を有する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
図1〜3は、弾性を有する材料、例えば板状金属、合成材料などからなる単一ピースの対称的細片1から、ブランキング、ミリング、或いは射出成形によって支持要素として製造された本発明の一実施形態を示す。細片1は、開口4からなる半円2と、例えばピンの形状、或いは穴の形状に設計され、伸張装置、調整装置、或いは保持装置を固定するための取付用金具b,b’,b”,c,c’,c”,d,eとによって制止される、可撓性下部保持要素3からなる。
【0010】
細片1の中心軸A−Aの上端には延長部5が設けられ、上記延長部5は、スリット6によって側翼8,8’の上部ウェブ9から両側に分離されている。中心部7から始まって、細片1はこの場合は2つの対称な側翼8,8’からなり、上記側翼8,8’は1つ又は複数のウェブ9からなる。上記ウェブ9は少なくとも1つの横断方向の長短のスリット10によってさらに分割され、上記スリット10は中心部1に向かって横方向に延伸し、この場合には本実施形態(図1)の側翼8,8’のウェブ9の長さは、ほぼ上部から下部へと向かうに従って短縮されている。
【0011】
延長部5を限定するスリット6の最下点同士をつなぐ破線に沿って、延長部5は図2に示すようにこの実施形態では後方に屈曲される。ここで、この実施形態では再度屈曲されている延長部5の端面には、装置を伸張、或いは保持するための第2の保持要素が設けられる。保持要素はここでは開口11として設計されている(図2参照)。開口4,11間には、本実施形態では図示されない、牽引、圧力、歪曲、伸張、調整、固定などの手段(例えば、図4,5,6,8,9参照)が懸架され、これにより細片1の形状を(例えば、アーチ形、図4参照)変形可能とする。
【0012】
更なる横断方向のスリット10によって更に分割されている側翼8、8’(図1)の構成に起因して、圧力などの負荷により側翼は受動的に屈曲される。側翼を連結する圧力要素又は伸長要素の少なくとも一方が、本実施形態では矢印13,13’,14,14’符号で図示されている。これらによって側翼は、連結と設定のタイプに依存して、個々に或いはまとまって全体的に又は部分的に空間的な変形、例えば撓曲可能である。ここでは、例えばb,b’,b”の軸BB上でのeに向かう対角線上の引張力、圧縮力装置、或いは、例えばc,c’,c”の軸CC上でのdに向かう対角線上の引張力、圧縮力装置、 又は点cの軸EEでの点eに対する引張力、圧縮力装置、又は点bの軸DDにおける引張力、圧縮力装置などが可能である。引張力や圧縮力の装置は、側翼8,8’のうち1つのみ或いは側翼8,8’の両方に対称的又は非対称的に係合する。
【0013】
上記の目的のため、細片1は、1つ以上の固定された、又は長さ方向に調整可能の牽引要素又は圧力要素、例えば空間的歪曲や回転のための圧力要素13,13’、及び変形のための圧力要素14,14’を、固定する方式、又は着脱可能の方式に配備する多数の例えば係合点15(図1参照)からなる。これにより好適には圧力要素は、異なる角度で空間的な歪曲や回転や変形がなされ、かつ必要があれば要望に応じ変化される(例えば図1の矢印参照)ように係合され得る。
【0014】
図3は下方から細片1を観察した図を示し、開口4を備えた突出下部保持要素3が視認される。好適には、細片1の中心の領域には、側翼8,8’によるたわみが中心部材7に設けられ、内部(背後)に向かい、例えばくぼみや溝や樋形の形状をなす。このような例えば中心のたわみや湾曲などにより、例えば、背骨に直接もたせかけるという取り扱い困難な措置が回避できる。図1の破線は上記のたわみの例を表す。
【0015】
図4は他の支持具の断面図を示し、本支持具は撓曲調整のほかに、図9に示される捻転装置16による空間的な歪曲や捻転も示す。この場合、捻転装置16のロッド25の上端には角度が付けられる。ロッド29は細片1の上部に接合するように保持ボルト25’によって接続される。歪曲装置16に伝えられたねじれや歪曲という意味での回転運動は従って全て細片1に伝えられる。
【0016】
図5は撓曲された状態の細片1の図を示し、ここではフックなどのアンカーを有した牽引要素18が上部スリット17にゆるく接続又は固定され、下端は単純な伸張手段12によって保持要素3に連結され、凸面の度合いは伸張手段12の延長や短縮により設定される。本実施形態では要素19が牽引要素18の他の(下の)端でU字型に曲げられており、取付用金具20を収容する役割を果たす。本実施形態では取付用金具20は雌ネジからなり、この雌ネジには雄ネジを有するネジが、伸張手段12として働くために締着され、ネジは保持要素3の開口4を通って案内される。ネジを締緩によってアーチの調整がなされる。取付用金具20を加える代わりに、牽引要素18の下部そのものが、例えば湾曲したり厚くなったりしてネジ山を設けられたりする場合もあり、伸張手段12の役割を果たすネジが牽引要素18に締着され、又は牽引要素18から緩められることの少なくとも一方がなされる。保持要素3の中又は上で伸張手段12の役割を果たすネジの頭部が回転可能に配備された状態、例えば固定して設けられる状態で、牽引要素18と共にネジを締緩して凸面の調整が行われる。
【0017】
図6は、ネジ山が二重につけられた伸張要素を示し、ここでは回転を防止するために例えば六角形の滑り軸などを有する縦方向に移動が可能な伸張ネジ21が、回転しないように撓曲細片32に固定されるように、例えば六角形の滑り通路20’内で連結されている。伸張ネジ21は本実施形態では右ネジを有し、伸張ネジ21は二重ネジ切りのネジ21’のうち右ネジである雌ネジと噛み合い、またネジ21’の外面には左ネジがあり、上記左ネジは、同一の撓曲細片32に組み込まれるよう又はこれに固定されるように連結している左ネジ通路と噛み合う。伸張ネジ21の六角形の滑り軸はケーブル23などの伸張要素の端面の解除可能な収容部又は恒久的な収容部としても働く。基部に固定されるよう連結され静止している固定された左通路で、二重ネジ切りのネジ21’を左ネジである雄ネジで回すことにより、上記ネジ21は右に回されると通路に引き込まれる代わりに通路から抜出され、及び、軸方向に滑動し、かつ歪曲しない伸張ネジ21はネジ21’の動きと同一方向に自動的に引っ張られる。これにより、ケーブル23などの牽引要素や伸張要素は回転された際に同一の縦方向に2倍伸張したり緩められたりする。2つのネジ山が互いに並んで同時に相互作用し動作する結果、調整の通路が2重になることで、オートロック動作を排除することを要さずに、回転ごとの通常のネジ山のピッチを変化させずにすむ。回転ごとの移動距離が2倍になるにもかかわらず、ネジ山の通常のオートロック動作は失われない。
【0018】
オートロック動作を一定に保ちながら回転ごとの移動距離を倍増するという利点は、ネジ21の六角形の滑り部分に右ネジである雌ネジがあり、右ネジである雌ネジの代わりに左ネジである雄ネジを有するネジ21’に同一の右ネジである雄ネジを有するもう1つのピンがある場合でも保障され、上記ピンはここでは六角形の滑り部分の雌ネジと噛み合う。
【0019】
図7は、細片1において可能な捻転や回転の単純なものを平面図で示し、この場合には説明を簡単にするために細片1の中心軸22(図1のA−Aも参照)を屈曲せずに示している。回転や捻転は同様に均一であるように示されているが、不均一な設定も可能である。
【0020】
図8は細片1の垂直方向での変形を示し、ここでは例えば、どの場合でも両側翼8,8’の上端に、平行又は例えば互いに斜めに設けるなど、任意の他の方式で結合され、ケーブル33の形状をなすたわみ‐牽引要素と、下部の本実施形態では中心に配置された調整装置23とによって、たわみ点34を介する必要はあるが、細片1の垂直面での変形は、たわみ牽引要素であるケーブル33の少なくとも一方が短縮させることによって生じる。これにより2つの側翼8,8’のうち1つが収縮し、撓曲にかかわらず中心軸A−Aに対して図8に示す垂直方向で変形する。中心の調整装置24の代わりに、任意に異なる点で作用する1つ以上の圧力要素又は牽引要素の少なくとも一方により、各側翼8,8’が伸縮するよう適合されたり、場合によっては交互に伸縮するよう適合されたりする。
【0021】
図9A〜9Cは調整装置の例であり、上記調整装置により、支持具又は支持具の一部又は他の主要部分についての、捻転やねじれや、回転又は垂直面での変形のうち少なくとも1つと共に、たわみ調整や撓曲調整も行われる。
【0022】
図9Aに示される2要素の調整装置には、少なくとも下部は中空であるロッド25があり、上記ロッド25上にはウォームギア26が固定して配置され、上記ウォームギア26はウォーム27と噛み合う。ウォーム27が回るとウォーム歯車26が回転し、その結果、ロッド25も回転する。ロッド25の上端の相互作用、例えば角度を持ち保持ボルト25’で細片1と噛み合う相互作用(図4参照)に起因して、ロッド25が回転する際も細片1上部に歪曲やねじれが発生し、同様に個々の横断部材の回転も生じる。撓曲を調節する縦方向の引張力や圧縮力を伝達するロッド25の下部、例えば先細の端部では、伸張手段12の一端が回転できるように配置されるかネジ山を設けて配置される。ロッド25から突出する伸張手段25の他端は、例えば伸張ネジ29であったり図示しないボーデンや他の伸張装置や圧力調節装置であったりするが、この他端は例えばたわめられる保持要素3などの接合部28を通過し、その付近で支持される伸張ネジ29の頭部12’が設けられる。伸張ネジ29を例えばロッド25の下端で締めたり緩めたりすることで、伸張調整や撓曲調整がなされる。
【0023】
図9B,9Cは調整装置の異なる実施形態を示す。凸面の調整に関しては図9Aと同様に設計されるが、移動可能な歯状ロッド30により捻転やねじれの回転運動がなされ、歯状ロッド30は、ロッド25に固定されて配置されているピニオン31と噛み合っている。横方向にのみ移動可能な歯状ロッド30を固定して配置した結果、ピニオン31は凸面を調整するには摺動可能に歯状ロッド30の溝に配置される必要があり、そうでない場合には凸面の調整は別個になされる。
【0024】
図10は、支持細片39を備え支持具として働く靴の中敷を示す。この靴の中敷は撓曲又は歪曲の少なくとも一方を受け、前部36と後部40とに支持されている。部分36,40の双方に、互いに例えば平行にかつ間隔を空けた関係で配置される2つの調整ネジ35、又は、協働して噛み合っている偏心装置43とトング40’とからなる偏心調整装置のうち、少なくとも一方を備える。上記偏心手段は恒久的に又は解除可能にブレーキディスク37にはめ込まれ、このブレーキディスク37は同様に恒久的に連結された調整環49により偏心手段に連結されている。上記ブレーキディスクは、今度はケーシング細片と基礎細片の部分36に配置され、上記部分36は靴の中敷の前側でカバー又は撓曲細片39に連結されている。一体形成された基礎細片即ち部分40は、かかと側に連結されており、かかとに組み込まれる部分を形成しているか、或いはトング40’と着脱自在に噛み合っており、トング40’の凹部は、あらゆる側面が閉じており、偏心装置43と前部36のブレーキディスク37とを介してケーシング細片や基礎細片の前部36と協働して噛み合っている。ケーシング細片の前部36の円形ブレーキディスク37を回転することで、靴の中敷の支持/撓曲/捻転細片39が撓曲又は撓曲からの復元あるいはそれぞれがなされるように、解除自在なオートロック動作により凸面のレベルが設定されて固定されるよう、トング40’は偏心装置43を介して引っ張られるか逆に解除される。個々の設定を上記のように固定することは図11Aに従って達成され、これは、調整力が解除された後で、正弦曲線またそれ以外の場合は丸みを持たせて形成された摩擦面38を有するブレーキディスク37が幾分凹んだブレーキパン即ち鏡像では波型を有し、中心点Mと半径Rを有する、溝48へと引張力Zにより自動的に引っ張られるためであり、ここで噛み合うようになる。
【0025】
引張力Zがなくてもオートロックの偏心手段を機能させるために、更なる外部の引張力や圧縮力がブレーキディスク37や偏心手段43に作用し、上記の力は例えば図11Aによると任意の所望するもう1つのばねFであり、ブレーキディスク37をブレーキパン48へと押し込んだり引っ張ったりする。これにより、主要な引張力Zがなくても不本意な捻転は全て(例えばかかと側からみて)弱められたり阻止されたりする。
【0026】
図10Cを参照する。片側だけ(右側又は左側)の凸面と、その結果の横方向の捻転も、本実施形態では単純な引張ネジとして設計される2つの他の調整装置35により、支持細片又は撓曲細片39の縦の方向に、例えば、自由に設定又は固定の少なくとも一方がなされる「左側」のねじれとして角度αを持つ位置39’に設定される。一方、撓曲細片39の「右側」のねじれ又は撓曲の少なくとも一方が調整装置35のもう1つの引張ネジと共に設定される場合もある。
【0027】
調整装置35の引張ネジが両方とも十分に緩んだ場合、即ち引張ネジが片側だけの強制的なねじれをもたらさず偏心手段43による撓曲調整のみが行われる場合、撓曲された支持細片39はその都度、例えば歩行中に、横方向に受動的にひねる上に撓曲角度の設定も行う。逆に、偏心手段43のゼロ位置では、引張ネジの1つを又は両方とも締めることで片側だけの撓曲と両側の撓曲が行われる。
【0028】
その結果、例えば本来は完全に対称な靴の中敷でも、それ自体が左足でも右足でも同様に又は違うように非対称に撓曲されたりひねられたりする。
【0029】
偏心手段43の調整は、反転可能な又は固定して放射状に配置されたハンドレバー46又は多面スパナの少なくとも一方により可能であり、上記ハンドレバー46又は多面スパナの少なくとも一方は偏心手段43の中心の対応するスパナ凹部47(図10C)に噛み合う必要がある。凹部47は、特に靴の中敷が恒久的に靴に組み込まれている場合に設けられるべきである。
【0030】
図11A〜11Cは、例えば図10A〜10Dの靴の中敷などにはめ込まれるような、偏心手段を有するオートロックのブレーキディスク作動装置の実施形態を示す。基礎細片36には、3つの異なる中心点(M,M,M)を有する3つの部分的に重なったボア(穴)がある。図11Aでは、Mは同時に例えば円形のブレーキディスク37の中心点である。ブレーキディスク37は偏心ボルト(ケーブルドラムの場合もある)を有し、この場合にブレーキディスク37の円周には円柱形又は円錐形のブレーキ面37’がある。ブレーキ面37’は例えば正弦曲線や他の波状や歯状やキー溝形状である。軸AAとほぼ平行な牽引又は引張手段Zの方向に、半径Rのブレーキディスク37が凹部(ブレーキ溝)48に配置され、そのため、上記ブレーキディスク37は回転に対してオートロック又は自己阻止する。ブレーキ溝48には減速長さBLがあり、KliからKreの範囲である。2つの異なるボアの中心点M,Mはやや高い位置でずれて横方向に間隔を空けて配置され、半径R、Rはブレーキディスク37の半径Rと比べほぼ同等の大きさかやや大きい。ボアは両側でそれぞれ1つの開口を形成し、上記開口は中心点Mに対してやや高く横方向にくぼみ、滑らかな円柱形又は円錐形の端を備え、例えばミリングやブランキングなどで又は射出成形具を用いるなどして、靴の中敷の基礎細片36に或いは他のブレーキケーシングやブレーキ本体に成型される。方向Zのパンの端面はややくぼんでおり、KliからKreの鏡像と同じように、正弦曲線又は波打った円錐形又は円柱形である。軸AA方向又はこの軸とほぼ平行の引張力Zを用いて、例えば、ボーデンケーブルや靴の中敷のトング40’(図10)より作用する引張によって、例えば偏心手段43、ケーブルドラムから現れるピンやケーブルや他の牽引要素又は圧力要素、ブレーキディスク37の組み込み部分として製造されたりブレーキディスク37に連結されたりするラックや他の設定装置を備えた歯車などの上で、ブレーキディスク37は引張力すなわち圧縮力Zの方向に即ち軸AAとほぼ平行にパンへと押し込まれ、そのためパンの全体的な範囲でブレーキディスク37の断面が固定される。その結果、偏心手段43やケーブルドラムに作用する引張力の大きさにかかわらずブレーキディスク37は自動的に回転できず、上記ケーブルドラムの直径は好適にはブレーキパン48の長さBLより短い。ブレーキディスクの直径の外側に作用し、引張力すなわち圧縮力Zに依存せず、圧縮力Zよりも大きいトルクのみが、例えばレバー46やはずみ車により、ブレーキディスク37をパンから外して傾斜点Kliを越えて左へ又はKreを越えて右へと持ち上げる。ブレーキディスク37は次に、パンのグリッド構成やブレーキライニングやブレーキキー溝から、中心点M,Mの横方向のボアの滑り面44,45へと持ち上げられ、ここで所望のところまで回され、これはブレーキディスク37の全ての縁の正弦波やキー溝やブレーキライニング点が、頭部やそれ以外の場合は構成された外端により滑らかな内側の円44(左)や45(右)の上を通過して滑るためである。従って、レバー46の代わりに、例えば、ブレーキディスク37の直径より大きい直径のはずみ車が噛み合う場合や、ボックスレンチ凹部47(図10D)及び対応する解除可能なボックスレンチが反転可能なハンドレバー46,46’や図示しないはずみ車の代わりにブレーキディスク37をひねるために利用される場合も同様である。正弦曲線やその他の構成された構造の代わりに、従来のブレーキ材料やブレーキライニングが同様に利用されてもよい。靴の中敷の中以外でも、引張負荷や圧縮負荷のある状態でオートロックの変位距離がボーデンケーブルや歯車や歯状ラックやケーブルドラムや他の調整装置にとって望ましいか有利な場所ならば、オートロックの牽引装置や圧力装置や調整装置が利用されてもよい。
【0031】
図10,11に示されるようなオートロックのブレーキ作動手段の特定の利点は(上記手段に、偏心手段や、ケーブルドラムや、歯状ラックや、牽引伝達装置や圧力伝達装置のどんなタイプのものがあるか否かに関わらず)、オートロックのブレーキ作動手段が連続的にオートロックするようにかつ回転の双方向のあらゆる点で作動することにあり、例えばケーブルドラム等の場合にも、かなりの変位距離を過ぎても、例えば360°以上でも、また複数回転を超えても作動することにある。加えて、ブレーキ面や利用される材料の正弦曲線やその他の構成された対称又は非対称な構造の選択に依存して、ひねられている間に異なるように強固に調整に抵抗する手段又は、ブレーキ動作の多様な調整のための異なるオートロック特性や遮断特性すなわち制動力や遮断力のうち、少なくとも一方がもたらされる。
【0032】
上記オートロックブレーキ動作の特定の進歩性は、引張力Zが作用する間、即ち、引張力ZがKliからKreまでのブレーキ溝内で牽引方向Zに押し引きする間に、ブレーキや遮断が機能し、しかもそれにもかかわらず、ブレーキディスクをいつでも容易に360°以上捻転される点にあり、この点は示される構造(図11A,11B,11C)に従って常に確実である。
【0033】
図12は2つの湾曲部材54,54’からなる2列アーチ捻転支持具の実施形態を示す。湾曲部材54,54’は、構造物53の平行な軸に固定的又は滑るように配置され、図12Aの実施形態では下部の接合リブ55により相互連結するようになっている。リブ55も同様に任意の高さに配置されたり完全に省略されたりする。湾曲部材54,54’の側翼8,8’は、ほぼ同一の互いに対称な形状であり、外側から側翼8,8’に押し付けられ決定されている本体形状に受動的に適応できるように、又は側翼8,8’が決定されている任意の形状に能動的に押し込まれるよう準備され、上記形状は1つ又は複数の圧力要素や牽引要素13,13’,14,14’の個々により又は任意の望ましい組み合わせにより制御される。側翼8、8’は任意に望ましくロックされるよう準備されたり、オートロックブレーキ動作により又はオートロックブレーキ動作を用いなくても漸進的に又は連続的に調整できたりする。本実施形態では接合調整ボタン57まで導かれている2つのボーデンケーブル装置56,56’により、湾曲部材54,54’の両方の撓曲が連帯して調整される場合がある。2つの支持要素を有する図12Aに示す実施形態の代わりに、複数の支持要素、例えば3つや5つやそれより多くの支持要素を備える実施形態が同様に考えられ、上記支持要素の軸は一平面に配列されていないのみならず、互いに角度をなす場合もある。
【0034】
図12Bは、図12Aの2列支持具の側面図を示し、ここで湾曲部材54、54aの調整の考えられる角度が示されている。各湾曲部材54や54a(図12B,C)はまた個々に撓曲され、例えば別個のボーデンケーブル(ケーブル52、52’)や、牽引要素と圧力要素や、任意の望ましい別個の調整装置と伸張装置などにより撓曲される。
【0035】
図12Bの円(図12Eで拡大されている)から明らかなように、側翼8,8’は移動可能に配置され、例えば、ワイヤやロッドやチューブのまわりを回転したり旋回するよう個々に或いはまとめられてクリップで取り付けられたり、別個の装置で変形されたりする。個々の側翼8,8’の間には、フィラー要素8aが湾曲部材54,54’,54aなどに嵌合され、曲げ(捻転)牽引要素52などを介して曲げられている間に反対圧力を転送する。
【0036】
側翼8、8’は好適には合成材料や金属などの弾性材料から成り、図12Aに示されるように組み込まれて設計されたり図12Bに示されるように複数の個別の構成要素からなる。図示されていないが矢印で示され、側翼8,8’の形状を変えるために必要な圧力要素や牽引要素13,13’,14,14’は、剛性であり、伸長可能であり、設定された位置で任意にロックでき、このロックは、例えばケーブル52や図12(b)に従いリボンやチェーンなどの形状をなす金属や合成材料やガラス繊維強化材料からなる逆ナットや制止構造体などによりなされ、この場合はねじりバネや、剛性軸や、ネジ要素や、水力要素や、空気要素や、電気要素や、他の要素が利用される場合もある。
【0037】
調整は、不変、或いは可変すなわち調整可能な方法で、圧力ボタンの接続などの変更によってなされたり、固定点15に留めることによってなされたり、自転車のスポークの頭部を差し込み型のスリットに留めることでなされたり、又は任意に望ましく配置された牽引要素又は圧力要素のうち少なくとも一方である13,13’,14,14’によりなされたりする。電気モータや手動の装置である任意の望ましいモータが好適な駆動手段として考えられ、この場合には、はめ歯歯車や、歯状ラックや、スプールと操作ケーブルや、ボーデンケーブルや、レバーや、レバーロッドアセンブリや、偏心装置や、水力装置や、空気装置や、電気モータや、電磁石などの付属品も利用される。減衰パッドと調整又はオートロック可能なロック装置とが共に設けられる場合がある。更に弾性を高めるために、任意の望ましい、同様に調整又はプログラムの少なくとも一方が可能なバネ要素が設けられ、上記バネ要素により、牽引又は圧力チェーンや、牽引又は圧力要素や、撓曲装置や、捻転装置や、変形装置と個々の構成要素の内部又は外部に、短期間の圧力又は牽引がもたらされる。
【0038】
図13,14は細片1の更なる実施形態を示す。この場合には図13に示される細片1の下部には、部分的に変心し、かつ撓曲されている下部保持要素3が複数あり、上記下部保持要素3には、更なる歪曲や回転やねじれ(例えば、図1,8,9,13の矢印参照)を可能にする、開口4又は取付用金具又は差し込み型の穴や図示しないフックが備えられる。
【0039】
図14に図示する実施形態は横方向の撓曲細片即ち腰部細片即ち支持細片32を示し、上記支持細片32は撓曲され、或いは歪曲され、その他の場合は変形される。例えば撓曲や捻転や回転すなわち垂直面での変形がケーブル33などの牽引要素により調整されることにより調整装置が示されている。上記ケーブル33は撓曲アーチ34によって軸Aから例えば軸Bを指向して「撓曲されている」。本実施形態では、例えば図9Aに示される単純な伸張ネジ29や図6に示される二重ネジ切り(右ネジ及び左ネジ)の伸張ボルトが伸張要素として働くよう設けられ、この場合には前記伸張ボルトは回転ごとの前進を2倍にするが、それにもかかわらず、単一のネジ山のピッチを備える通常のネジと同様な完全なオートロックの動作も可能にする。
【0040】
図15Aは靴底61を示し、この場合にはシャフトや甲革が省略されている。前方に縦方向スリット63を備え後方に凹部64を備えた中敷62が靴底61に組み込まれている。中敷62に撓曲細片65が配置され、本実施形態では、縦方向の変位を防止するために撓曲細片65はニップル66によりかかと領域に固定されている。撓曲細片65の前端は、縦方向に移動可能で可動性を有するように、牽引スポーク67により中敷62の前部に配置されている。この場合には、牽引スポーク67の一端は中敷62の前部の縦方向スリット63を貫通する。本実施形態では、牽引スポーク67はスポーク頭部68により撓曲細片65に連結され、上記スポーク頭部68は牽引スポーク67の組み込み部分として設計されるか牽引スポーク67とは分離して設計される。スポーク頭部68は差し込み型のロック手段により撓曲細片に固定される場合もある。牽引スポーク67の他端は伸張装置69に連結されている。ここでは、伸張装置69は靴底61の中敷62の下に配置され、二重ネジ切りの伸張装置69という形をとっている。二重ネジ切り伸張装置69は中敷62の凹部64に協働して噛み合う。二重ネジ切り伸張装置69の縦方向の軸では、かかと端に向け外にニップル66を介して左ネジ穴が設けられ、更に左ネジである雄ネジ71の頭部用に靴底61のかかと領域に貫通孔が設けられる。ネジ71には右雄ネジ牽引ボルト70や例えば六角ボルト用の右ネジである雌ネジもあり、六角ボルトは滑り通路での回転が防止されている。二重ネジ切り伸張装置69の右回転により、右ネジに左ネジを加えた2倍のピッチと留められているスポーク頭部68とにより牽引スポーク67は直線上で伸張され、中敷62における撓曲細片65のかかと方向変位により撓曲細片65の撓曲の度合いは大きくなる。逆方向に(左に)回した場合は、中敷62における撓曲細片65の前端方向変位により撓曲の度合いは小さくなる。
【0041】
靴底61に回転可能に配置された左ネジ山の伸張ネジ71の頭部の調節は、例えばボックスレンチやスリットによりなされ、任意で交差スリット、例えばネジ回しやコインによってもなされる。靴の端にある本ネジ71出口周囲の印や目盛りにより、反復可能に調整できる。二重ネジ切り伸張装置69を設けるのは、単一のネジ山の同様な利用できるネジと比較すると二重ネジ切り伸張装置69は同一の回転数でも伸張距離を2倍に伸ばせるからであり、また結果として、撓曲の度合いが大きくなり、或いは解除中の回転ごとの撓曲からの復元角度が2倍になるためである。
【0042】
図16A,Bに示す実施形態では、従来通り靴の中の中敷62が同様に靴底61に配置されている。この実施形態とその後の実施形態では、あらゆる実施形態で反復する全ての構成要素が同一の参照番号を有する。中敷62には同様に撓曲細片65が配置され、撓曲細片65は中敷62の前端では移動可能に設計されている。中敷62の下には、撓曲細片65の縦軸に対し角度αをもってトング72が配置され、トング72の前端で撓曲細片65の前域に恒久的に連結されている。トング72の後端には凹部73があり、上記凹部73は、偏心手段75の装置の下方へ突出しているピン74に連結するべく適合されまた連結を予定され、例えばピン74から吊り下げられ、この場合は解除可能又は恒久的などの任意の他の方法も同様に考えられる。偏心手段75の装置は撓曲細片65の端域で回転可能に配置される。偏心手段75と、本実施形態では偏心手段75に恒久的に連結されているピン74とからなる装置の領域において、後部の凹部64が中敷62に位置している。ピン74上に凹部73を備えるトング72の模範的な配置として、撓曲細片65の撓曲は、偏心手段75の配置を調整することにより、撓曲の度合いを大きくする方向にも小さくする方向にもそれぞれ調整され、この場合は同時に、中心軸に対して角度をなすトング72の配置により、撓曲細片65の空間での歪曲が起きる。偏心手段75の装置には、不本意な調節を防止するためのブレーキディスク配置も含まれる。
【0043】
横断方向の切込部77のために、中敷62の少なくとも端部では、撓曲細片65は可撓性を有し、この可撓性は捻転を促進する。偏心手段75は例えば多面スパナによりひねられ、上記多面スパナは例えば上部から導入される。切込部77は例えば所望の領域でへこんだり高くなったりして球状の変形や他の空間的な変形を更に行うのに役立つ。
【0044】
図17,18に示す実施形態でも中敷62があり、かつ撓曲細片65もある。これらの前端では、撓曲細片65に組み込まれる部分(図18参照)として、又はリベット締め76(図17参照)により、縦方向スリット63を貫通しているトング72が撓曲細片65に連結され、この場合は撓曲細片65の前端と後端(かかと端)が共に移動できるよう中敷62上に支持されている。図17では、かかと領域の後端で撓曲細片65は(図18の配置と対照的に)リベット締め76により後部のトング72’に固定的に接続され(雌ネジなしで)、中間にスペーサが設けられて、中敷62はかかと領域で自由に動けるようになる。図17では、組み込まれた二重ネジ切りのネジ70のそれぞれ異なるネジ山にトングの両端が調整できるように配置され、この場合には中敷62は撓曲の調整には関係しない。
【0045】
図17による実施形態では、調整できるようネジ山部分に配置された前部のトング72及び後部のトング72’の端が、二重ネジ切りのネジ70の回転により、互いに接近したり互いに離れたりするようそれぞれ移動し、その結果、撓曲細片65の顕著な撓曲又は度合いの小さい撓曲が設定される。
【0046】
図18による実施形態では、後部のトング72’の一端がネジ78のネジ頭部80上に支持されて、確実にネジ78は自由に回されることになり、上記ネジ78は好適には前域にのみネジ山を有し、これによりネジ78を回すことで前部のトング72を介して撓曲を調整できる。
【0047】
図18の実施形態では、単一ネジ山のネジ78のみが回転して、そのため前部のトング72は別個に伸張又は解除され、これにより、後部のトング72’の後端がネジ頭部80を支持しながらも、中敷62の撓曲細片65の前部を移動させその結果撓曲し、及び撓曲から復元し得る。ネジや弾性のあるディスクを挿入することで、撓曲支持具の全体が弾性を有する。
【0048】
調整要素及び運動学的な接続は靴底61のかかと領域の中敷62下の空洞に配置される。
【0049】
図19A,Bの実施形態では、中敷62には後部の凹部64のみがある。この場合には撓曲細片65は中敷62の前部(つま先部分)に導入され、撓曲細片65が中敷62の後部で移動も調整もできるよう支持されながらも、中敷62の前部では取り付けられる即ち固定される。かかと領域では撓曲細片65には、恒久的に又は解除できるよう撓曲細片65に連結された後部のトング72’がある。かかと領域の空洞に入っている自由端では、後部のトング72’に雌ネジ付きブシュ82が設けられる。ブシュ82へと頭部のないピン83が締められて、縦方向の移動が牽引留め金81により防止されるが、牽引トング72’が雌ネジ付きブシュ82により前方につま先の先端へとひねられ撓曲細片65が移動されると、例えばかかと領域から、固定の中敷62のつま先の先端に向かうと同様に1つ以上の部品にトング72’が固定的に連結されるところまで、ピン83は移動し、そのため撓曲細片65は撓曲され、また逆に、撓曲細片65が戻る際には撓曲の角度を小さく設定することもできるようになる。
【0050】
この実施形態では撓曲細片65には通過穴があり、これは例えば通気をよくするためであり、特に図19Bに視認される。
【0051】
図20A,Bに示す実施形態では、更に、複数の空間的な歪曲も可能である。靴底61には今度も、前部の縦方向スリット63と後部の凹部64とを持つ中敷62が設けられる。この場合は、中敷62の下で縦方向スリット63の背後に、かかと領域に導入される少なくとも1つの空洞が設けられ、伸張装置又は調整装置を収容するのに役立つ。本空洞と伸張装置又は調整装置とは互いに角度を持つよう配置される場合もあり、この場合、撓曲とは別に、撓曲細片65の違うように顕著になる歪曲の設定も垂直面での変形の設定も伸張中にできるようになる。中敷62には撓曲細片65が配置され、撓曲細片65の前部は前部のトング72に恒久的に連結され、上記前部のトング72は縦軸に対し角度を持って配置されている。前部のトング72のもう一方の自由端には保持装置84が回転自在に配備される。保持装置84は、例えばネジ接続により、牽引ネジ85の一端を回転可能に収容することに有用である。後部の凹部64を貫通する撓曲細片65の後端には後部のトング72’が、本実施形態では同様に撓曲細片65に恒久的に連結されて、下部のかかと空洞へと導入され、上記かかと空洞を通じて牽引ネジ85のもう一方の端すなわち頭部の端が配置されている。この場合、撓曲細片65は前部のトング72と後部のトング72’との組み込み部分を形成する。かかと領域での牽引ネジ85の頭部への接近により、撓曲細片の撓曲の度合いを高くするようまた別々に小さくするよう牽引ネジ85の頭部をひねることが可能になる。これにより、力の複数のたわみ即ち複数の歪曲が可能になり、この場合は更に、例えば固定して局所的に歪曲するために、撓曲細片65は多様な切込部、即ち凹部を有する。かかとにより、空洞は牽引ネジ85の頭部への接近を可能にし、これにより撓曲細片65の撓曲及び同時に回転も達成可能になる。
【0052】
図20Aはほぼ2/3に縮小された撓曲細片65を示し、図20Bは靴の縦方向の撓曲細片65を示す。
【0053】
図21に示す実施形態には、中敷62と撓曲細片65とが備えられている。本実施形態では、撓曲細片65の前部には、撓曲細片65の組み込み部分を形成する前部のトング72がある。後部では撓曲細片65は後部のトング72’に恒久的に連結され、上記後部のトング72’は中敷62の下に配置されるが、中敷62の上や中を自由に動くように調節され、後部のトング72’の前部の自由端は中敷62のもう一つの凹部を介して撓曲細片65へと導入され、前部のトング72は、例えば中敷62の同一の凹部を介して、靴底61の空洞内へと導入されている。例えば、ピッチの非常に広いネジ78と反動ブレーキとにより、前部のトング72の端と後部のトング72’の端は調整可能に相互連結する。撓曲細片65の中心の穴を貫通することで、ネジ78の調整と、その結果としての靴内部の撓曲の調整とが、例えばネジ回し86によりなされる。
【0054】
図22に示す実施形態には、略平面図による操作ケーブル79があり、上記操作ケーブル79は誘導手段87を介してかかと領域の2箇所の位置に誘導され、例えば一端で巻き取るなどにより操作ケーブル79を伸張した状態すなわち撓曲細片65を撓曲した状態で、また操作ケーブルをたわみ即ち誘導手段87で緩めたり遮ったりした状態で、左又は右にひねることが完全に自由に設定され調整され、これは誘導手段87が撓曲細片65に連結されるためである。操作ケーブル79の通路領域では異なる領域が同様に高くなったり低くなったりする。
【0055】
牽引要素又は圧力要素(スポーク67、トング72、トング72’、操作ケーブル79)が撓曲細片65に回転可能かつ関節で連結するように組み合わされる場合、関節で連結されるか、他の場合は固定された牽引要素又は圧力要素の連結のまわりで各々の場合に前部又は後部の撓曲細片部分をひねることで設定された撓曲の程度にかかわらず、また任意に撓曲が設定されそのため各々が撓曲されたままであっても、一歩ごとにかつ負荷に依存する撓曲領域における足裏の医学上重要な「受動的な」それ自体の捻転(前後運動)は発明の新規性として提示される。
【0056】
トング72、トング72’、スポーク67、操作ケーブル79の噛み合う点がたわみ87で緩められたり遮られたりした場合、撓曲領域における縦軸を中心とした足のひねりと前後運動は共に、弱められたり阻止されたり、逆に能動的に所定の方法で変化したりする。
【0057】
操作ケーブル79は別個に2本の操作ケーブルからなる場合もあり、上記2本の操作ケーブルは、伸張するよう又は伸張を解除するよう各々単独で調節され、この場合は、緩められたり遮られたりしたケーブルのたわみを介し個々の可能性の組み合わせにより、更に系統立った複数の捻転が能動的また受動的にも同様に制御される。
【0058】
図示しない更なる実施形態では、1つ又は複数の単独又は組み合わせた牽引要素又は圧力要素があったり、これにより、任意に複数の単一伸張が、同時に起こる撓曲や伸張(単数又は複数)とも組み合わされて行われたりする。本目的のためには、記載された牽引要素又は圧力要素のみが利用されるのではなく、任意の、剛体、可撓性、或いは弾性を有した牽引要素や圧力要素や捻転要素も使用し得る。
【0059】
本発明により、組み立てラインの大量生産で製造し続けることができる靴は、今日までと同様に、「従来の」中敷を備える靴や、特定の一体型中敷や撓曲要素と捻転要素との組み合わせなどの複数部品中敷を備える靴など、あらゆる靴であり、上記靴はかなりの余分な時間やコスト支出をかけることなく、靴ごとの購入者や所有者それぞれにより、各自で又は整形外科医や補綴専門医により特定のボックスレンチを用いてのみ、個々に各自の快適さに従ったり診察に基づいたりして解剖学的に最適な方法で調整される。
【0060】
この新規で可変で個々に調整可能な、又は前後の、撓曲や捻転や変形の可能性は、靴底及び靴底の中敷に特定の値をとり、これは、徐々にだったり月ごとだったりまた別の場合は系統立った調整やリセットなどにより、歯科矯正のブレース等と同様に、発育と同じくらいゆっくりと医師や補綴専門医により、健康な脚の形成異常が幼児期以前からまた継続的にその後も防止されたり、現存する変形も再び徐々に逆進されるためである。
【0061】
大学教授によると、本分野の公衆衛生の改善もできるかもしれない。
【0062】
負荷があったり上記の撓曲‐捻転靴底上に直立している状態だったりしても靴内部のものによる撓曲や外側からの撓曲を調整する別の可能性や、個々の骨や足の構成要素の「正確な」配置がなされるまで蛍光スクリーン前で整形外科医や医師により精密に設定される可能性は、焼石こう処理や電子処理、コンピュータ、三次元処理などにより不可逆的に変形された中敷や靴と比べても同様に新規性を提示する。逆に、靴の内側からの撓曲要素や支持要素の撓曲や捻転を調整する新規な可能性(図3、4、11、12参照)も同様に利点を有する。
【0063】
図23A,Bは、組み込まれた被覆靴底88の裏面の足の撓曲用撓曲‐捻転支持具を示し、上記被覆靴底88には、穴の開いた短い撓曲細片又は捻転細片の少なくとも一方の65と撓曲のオートロック偏心輪状牽引調整装置とが備えられている。
【0064】
上記の「短い」支持具、特に撓曲細片65の撓曲や歪曲や垂直面での変形の設定と調整は、本実施形態では、偏心ブレーキ輪75を回転させることにより実行され、即ち、被覆靴底88と撓曲細片65の開口を通じて上側からもまた裏面からも実行され、例えば可脱の靴の中敷として使用される場合、例えば六角形のスパナや他の噛み合うボックスレンチやコインを調節スリットに入れて実行される。
【0065】
2つの牽引トング72と牽引トング72’が縦方向に引き離されたとき、上記偏心ブレーキ輪75はオートロック動作し、偏心手段による牽引の方向は外側の大きい正弦曲線や歯状の摩擦面やブレーキライニングで覆われた円柱形の摩擦面を、ブレーキパンや摩擦面のパンへの第2の牽引トングの中心の溝へと常に引き入れるので、偏心輪が回転に対しロックされる。
【0066】
しかし、ボックスレンチや比較的大きいコインにより、偏心ブレーキ輪75は偏心手段と共に今度は、ここではブレーキ溝よりも大きいレバーアームを介して、ひねられている間にブレーキ輪溝からまた回転の双方向のロックされた位置から滑らかな支持円へと傾き、上記支持円には制動特性がなく、従って捻転や偏心手段の調整が自由にできる。調整レバーが解除された後で、ブレーキ輪は、2つの牽引トングの中心の牽引力により、直ちに自動的にブレーキ溝に戻されロックされる。
【0067】
加えて、図23Aは撓曲‐捻転支持具を示し、上記支持具は基本的には「対称」であり、右足ならびに左足にも適し、偏心輪が右足用の右の靴の中敷に対して右に時計回りにひねられた場合、ボックスレンチが上側から即ち被覆靴底88から図23Bの開口89を通過しひねると、上記支持細片又は撓曲細片65は撓曲されひねられる。同一のボックスレンチを用いて偏心輪を左に逆時計回りにひねる場合は、対称な撓曲‐捻転細片が左足用の左の靴の中敷に改造される。
【0068】
右の靴底に関する捻転が実行されるのは、上記ボックスレンチにより約180℃右へひねられるまで偏心手段が半円を描くからであり、上記半円は歩行の方向の右足の内側から見て即ち図23Aの下から見て軸ABより上の縦方向の上半分であり、歩行の方向にある2つの牽引トング72及び牽引トング72’を上から見て、偏心した状態で右足の内側で外側よりもはっきりと撓曲する。逆に、偏心輪が約180℃左へひねられた場合、対称な撓曲細片は任意の撓曲角度でひねられて左足用の撓曲‐捻転支持具になる。
【0069】
図23Bは図23Aの同一の極度に短い撓曲用撓曲‐捻転支持具を側面図で縦中心軸ABに沿って区分して示し、かつ上記支持具は組み込まれて形成されるか、栓91及び栓91’やマジックテープや同様の着脱可能の連結要素により弾性のある被覆靴底88に解除可能に又は恒久的に連結され、上記被覆靴底88は例えばコルクや、フェルトや、革や、合成材料や、羊毛や、織物や、厚紙などからなり、この場合は上記の可脱の非常に平たい靴の中敷には、本実施形態では、上部から被覆靴底88を通る貫通孔89もあり、上記の可脱の可撓性を有し、かつ伸張可能な被覆靴底や被覆は撓曲‐捻転支持具と共に恒久的に靴又は技術分野や医療分野において他のものにはめ込まれる。
【0070】
図23Bはフック90やフック90’も示し、上記フックは本実施形態では解除可能であるが、組み込まれて形成されてもよく、上記フックには牽引トング72及び牽引トング72’が接続され、上記フックはリベット締めや接着や溶接を介して撓曲細片65に連結されてもよい。
【0071】
図24Aは撓曲‐捻転支持具の断面図を示し、上記撓曲‐捻転支持具には撓曲細片92として働く最大限事前に撓曲された平らな板ばねが既に備えられており、上記板ばねは鋼鉄や硬質のアルミニウムや硬質のプラスチックなどから製造され、牽引トング94と牽引フック93とを介して撓曲からの復元ネジ98を伸張することにより撓曲から復元される。上記のことにより新規な快適さが2つ得られ、これは第一に、現在までの撓曲細片の撓曲と同様、撓曲からの復元が調整ネジにより依然として可能な点であり、第二に、ばね撓曲細片92が固有の弾性力を超えて負荷をかけられた場合、牽引フック93が制限ピン95で停止するまで、伸張開放交差のある状態で牽引トング94の自由空間96により撓曲からの更に弾性のある復元が可能な点である。
【0072】
図24Bは同一の撓曲からの復元‐捻転変形支持具の上記2段階の素晴らしい快適さを加重状態で示す。重量Xは、歩行中や立っている間の足の圧力をシミュレートし、破線で図示される任意に調整可能な撓曲から、十分に長期間撓曲が平らになるくらいまで、即ち、制止構造体95までの矢印Yに従って自由空間96を十分に活用する弾性のある牽引フック93の制止構造体まで復元する細片92の弾性のしなやかさを示す。
【0073】
図25Aは事前に撓曲されたばね搭載撓曲細片92を備えた支持具を示し、上記撓曲細片92は撓曲された端で個々に広がる、即ち、例えばボックスレンチ102により2つの圧力トング101と圧力トング101’とを介して偏心輪75を回転させることにより、自由に撓曲から復元しまた再度撓曲される。加えて、上記の支持具は、滑りフック104内部の少なくとも1面のある自由空間「+」により、どのアーチ設定でも負荷のある状態で受動的に撓曲から更に復元する。
【0074】
図25Bは、中敷96が省略されている下から見た場合の同一のばね搭載撓曲細片92を示す。
【0075】
図26は、伸張装置69と牽引トング72,72’により自由に撓曲できる撓曲‐捻転細片65を十分に撓曲された状態で示し、上記細片65の頂点「S0」は、縦方向又は歩行方向の少なくとも一方向に(即ち受動的に)前方へ「S1」まで又はかかと方向に後方へ「S2」まで自動的に移動し、これは、撓曲全長にわたり撓曲の頂点すなわち程度を維持する撓曲細片65の自由な撓曲曲線が、自動的に足の位置や足の動きや負荷の形状に同調して、その位置を変え単独で変形するためである。図26の白い矢印1に従って負荷がかけられている場合は撓曲の頂点が「S1」まで移動し、白い矢印2の方向に負荷がかけられている場合は「S2」まで変位する。
【0076】
図27は撓曲‐捻転支持具を示し、この場合は、撓曲細片65を各位置に押し下げる縦方向に変位可能な2つの滑りブレース105,105’とにより、S1,S2の間の任意の頂点変位またS1,S2の間の距離「a」の長さの変位も同様に、伸張装置69により設定された撓曲のあらゆるレベルで可能であり、これは、更なる縦方向の調整装置(図示せず)により、連結要素106の長さ並びに上記連結要素106に連結された2つの滑りブレース105,105’も同時に移動されたためであり、また、今度は能動的に制御される撓曲が制御要素の個々の調整可能な範囲内で例えば量「a」だけ移動されるためでもある。
【0077】
図28は縦方向の撓曲‐捻転支持具の断面図を示し、上記支持具の撓曲細片65は、一方では、撓曲細片65そのものを貫通するネジ回しと伸張ネジ69の回転により任意の望ましい基本的な撓曲度合いにリセットされ、また撓曲細片65は、介在するバッファばね117により、外部の負荷がある場合は、設定された基本的な撓曲度合いを超え、構造的に配置された伸張‐開放自由空間の範囲内で撓曲からの弾性のある復元の可能性が更にあり、上記自由空間は足の前端の両方向矢印+で示され、上記足の前端では撓曲細片は中敷62上で滑り、一方かかと領域では中敷62に恒久的に連結されている。これにより、足がかける重量のために、個々に設定された撓曲によって一歩ごとに弾性のある更にすばらしい快適さが得られる。
【0078】
本実施形態(図28A,B参照)に組み込まれた外部からの駆動装置(小型歯状ラック110、小型はめ歯歯車111、シャフト112、ウォーム113、ウォーム歯車114)は、弾性のある快適な一歩ごとの撓曲細片65と小型歯状ラック110の上下運動による動力の生成により更に回転され、上記歯状ラック110ははめ歯歯車111並びに撓曲細片65にも、可撓性シャフト112、ウォームネジ113、ウォーム歯車114を介して、戻り止め具により一単位ずつ一歩ごとに連結され、本処理で滑り細片108は撓曲細片65の上又は下でウォーム歯車114の偏心ピン115を介して回転ごとに縦方向に移動される。上記滑り細片108では、滑り細片108に解除可能に連結され更に撓曲細片65のスリットを通じて導かれている、組み込まれたノブや突起や回転可能なローラーが、スリット内を移動中に被覆靴底ですなわち足の裏面でマッサージの動きをする。
【0079】
図28Aはかかとから見た場合の断面AAを示し、図28Bは小型歯状ラック110及び小型はめ歯歯車111の断面BBを示す。
【0080】
図29には撓曲の新規な可能性が図示され、この場合には撓曲‐捻転変形細片が2つの重なる撓曲細片92,92’とに分割され、上記撓曲細片92,92’は、圧力ネジ126を(例えばネジ回しで)伸張することで互いに相対的に移動させられ本処理で長さ全体を伸長され、両端が留められているために撓曲は拡大される。かかと領域では上記撓曲細片は中敷に恒久的に連結され、前部の足領域では上記撓曲細片は固定された牽引トング128に恒久的に連結されている。
【0081】
上記牽引トングと組み込まれた外部部材との連結、即ち、協働して互いに係合するベロー118、空気圧シリンダー120、ピストンロッド121を有するピストン、圧力管119、スイッチ及びチップ125,125’を有するリレーバルブ127との連結により、撓曲細片65すなわち92や分割撓曲細片92,92’の任意の既に個々に予め設定された撓曲の所定の更なる撓曲と撓曲からの復元がなされるのは、予めプログラムされた歩数にわたるポンプ動作により又は所定の空気圧又はセンサの限界の少なくとも一方に達することにより、弾性を持ち圧縮可能な靴底及びベロー118が圧縮された時であり、設定されたチップのプログラムやセンサに依存する更なる撓曲や撓曲からの復元は、小型の空気圧駆動装置が漸進的にスイッチを入れられた後に、リレーバルブ127が所望の限界内でスイッチを切り替えられるまでになされる。代わりに、ノブやロールを備える別個の滑り細片108,108’が小型の空気圧駆動装置により撓曲細片の下か上に同様に移動される場合もある。
【0082】
図30Aは更なる実施形態を縦方向の断面図で示し、図30Bは平面図で示し、本実施形態を構成する組み込まれた外部部材は、バッテリーやアキュムレータや圧縮空気カートリッジなどの内部電源123を備えた小型の電気モータか圧縮空気モータ122及び、外部のスイッチ125又は内部のスイッチ125’に連結される電源装置や充電器や圧縮空気などの外部電源用の連結ソケット124であり、上記スイッチは靴の中でボックスレンチやコインにより作動され、上記スイッチによりプログラムされたチップ並びに電源もスイッチを入れられて、例えば周期的だったり交流だったり振動したり増加又は減少したり間欠的だったり均一だったりする電源用に設定され、結果としてのウォーム113の捻転は、1つ又は2つのウォーム歯車をオートロックするよう回転させ、撓曲細片の下で互いに対向する2つの滑り細片108,108’とを偏心ピンと連結トングとを介したほぼ平行な移動が本処理で可能になる。
【0083】
滑り細片に配置された任意の圧力ノブ又はマッサージノブ109や回転可能に取り付けられたロール109’は、スリットを通って撓曲細片92へと突出し、設定された撓曲の程度ごとに圧縮力を移動の間じゅう撓曲靴底の下で反対方向に伝達し、モータ、偏心したストローク、チップのプログラムの設定に依存して、足の裏すなわち撓曲細片92の上に組み込まれた被覆靴底にマッサージ運動を伝達する。
【0084】
図30A,Bに示す実施形態では、外部の駆動装置による制御された動きにかかわらず、ここに示す撓曲から復元する細片92には明白な固有の撓曲が備えられており、正弦曲線の偏心輪75によっても、また本実施形態では、2つの圧力トング101,101’によっても、ボックスレンチ102を用いて矢印の双方向に基本的な撓曲へと伸ばされ、従って例えば図示のような望ましい基本的な撓曲に調整される。
【0085】
この場合はその上に、ばね搭載撓曲細片92の固有の撓曲は、固有の撓曲の力よりも負荷が大きい場合でも、前部の足の領域での更なる移動可能性により、有効な自由空間の領域で非常に快適であるように、+記号で示される両方向の矢印に従って双方向に更に弾性的に平らになる。過負荷が解消されると、それぞれの場合に設定された基本的な撓曲のみが常に復元される。撓曲細片92はボックスレンチによる調整だけが可能である。しかし、撓曲細片が全て設定されるか弾性を持つにもかかわらず、チップ制御によるスイッチプログラミング並びに小型の駆動装置及び内部エネルギーや外部エネルギーが、撓曲細片のスリットを通じ連結されるか撓曲細片に直接連結されるために、外部部材により付加的に行われる運動は自由になされるであろう。
【0086】
上記のタイプ又は同様なタイプのオートロックの駆動装置は、滑り細片の代わりに、撓曲や撓曲からの復元、歪曲、垂直位置での変形、振動を、撓曲から復元する細片92全体に、異なる設計では撓曲細片65に、完全にプログラムされた通りに行う。
【0087】
短縮された前部の足部分と露出したかかと領域とを備える(靴の中に)はめ込まれ完成された撓曲‐捻転支持具の図30Bに示す平面図は、上から下まで段階的に、まずばね搭載撓曲細片92を示し、縦方向の滑り細片108,108’を図示するために、更に中敷62も示し、上記中敷62は、小型の電気モータ122もウォームネジ113もウォーム歯車114も牽引‐圧力トングとウォーム及びウォーム歯車を内蔵するモータ用ハウジング130と共に示すために削られている。
【図面の簡単な説明】
【0088】
【図1】支持具の第1実施形態を示す上面図。
【図2】支持具の第1実施形態を示す側面図。
【図3】支持具の第1実施形態を示す断面図。
【図4】撓曲された支持具の第2実施形態を示す側面図。
【図5】撓曲された支持具の第3実施形態を示す側面図。
【図6】ネジ山が二重につけられた伸張要素を示す断面図。
【図7】自身の縦軸の周りに歪曲された支持具の第4実施形態を示す側面図。
【図8】垂直状態で変形された支持具の第5実施形態を示す平面図。
【図9】伸張要素、圧力要素、回転要素、歪曲要素の実施形態を示す断面図。
【図10】撓曲されたり歪曲されたりする靴の中敷の実施形態。
【図11】オートロックの偏心した伸張装置又は調整装置の実施形態。
【図12】2列の撓曲、歪曲、回転支持具の実施形態を示す複数の図。
【図13】横方向に撓曲したりひねったりする支持具の実施形態を示す上面図。
【図14】任意に単一の支持及び屈折可能な牽引要素、伸張要素、及び調整要素のうちの少なくとも1つを有する撓曲‐捻転装置の実施形態を示す断面図。
【図15A】靴底部分に組み込まれた支持具を示す中心縦軸での断面図。
【図15B】靴底部分に組み込まれた支持具を示す平面図。
【図16A】偏心装置と引っ掛けられるトングとを有する、靴に組み込まれた支持具の第2の実施形態を示す断面図。
【図16B】偏心装置と引っ掛けられるトングとを有する、靴に組み込まれた支持具の第2の実施形態の撓曲細片を下方から視認した図。
【図17】かかと領域に撓曲装置を有する、靴に組み込まれた支持具の第3実施形態を示す断面図。
【図18】かかと領域に更なる撓曲装置を有する、靴に組み込まれた支持具の第4実施形態を示す断面図。
【図19A】かかと領域に第3の撓曲装置を有する、靴に組み込まれた支持具の第5実施形態を示す断面図。
【図19B】かかと領域に第3の撓曲装置を有する、靴に組み込まれた支持具の第5実施形態を示す平面図。
【図20A】靴に組み込まれた支持具の第6実施形態を示す断面図。
【図20B】靴に組み込まれた支持具の第6実施形態を示す平面図。
【図21】靴に組み込まれた支持具の第7実施形態を示す断面図。
【図22】操作ケーブルを有する、靴に組み込まれた支持具の第8実施形態を示す模式図。
【図23A】上部又は下部の少なくとも一方の駆動装置を備えた、穿孔された短い撓曲‐捻転細片と撓曲のオートロック偏心輪状牽引調整装置とを備えた、組み込まれた被覆靴底の裏面の足の土踏まず用撓曲‐捻転支持具を示す平面図。
【図23B】同一支持具の縦方向の側方断面図(平面AB)。
【図24A】事前に撓曲されたばね撓曲細片と、撓曲から復元する牽引ネジと、増設撓曲復元用空間とを備える靴の縦方向の側方断面図。
【図24B】加重され、快適な自由空間を利用している状態の図24の同一の支持具を示す断面図。
【図25A】偏心輪の伸展(圧力)状態で前方の快適な自由空間内で撓曲から復元している、同様な、事前に撓曲された支持具の、縦方向の側断面図。
【図25B】中敷と被覆靴底を除いた状態で下方から視認した場合の図25による撓曲復元歪曲支持具を示す平面図。
【図26】頂点自動上昇を備えた牽引撓曲歪曲支持具を示す断面図。
【図27】摺動ブレースにより撓曲の度合いを一定にした機械制御が可能な頂点移動を備えた撓曲歪曲支持具を示す断面図。
【図28A】マッサージ要素と、自由空間と、増設の組み込まれた歯車及びウォームギアの撓曲調整装置とを備えた、牽引撓曲歪曲支持具を示す縦方向断面図。
【図28B】マッサージ要素と、自由空間と、増設の組み込まれた歯車及びウォームギアの撓曲調整装置とを備えた、牽引撓曲歪曲支持具を示す縦方向断面図。
【図29】分割され重なった撓曲細片の半分2つであり圧縮空気自動撓曲動作が更に組み込まれた支持具を示す断面図。
【図30A】事前に撓曲されたバネ撓曲細片と、伸展要素と、撓曲から復元するときの自由空間と、マッサージ要素と、自動チップ制御を備えた内部及び外部の少なくとも一方のエネルギー源を有する組み込みモータとを、靴に結合して備える支持具を示す断面図。
【図30B】マッサージ撓曲細片及び中敷を経てウォームギアモータの自動制御を段階的に視認する図30Aと同一の支持具の平面図。

Claims (39)

  1. 撓曲自在であるとともに、少なくとも1つの中心部分と複数の横断部材とからなる少なくとも1つの可撓部材からなり、同部材の撓曲は装置により調整可能である支持具において、
    少なくとも1つの横断部材及び中心部材のうちの少なくとも1つが撓曲された状態にあっても、軸を中心とした空間的な、歪曲、捻転、或いは変形の少なくとも1つを少なくとも部分的に受けることを特徴とする、特に医療用途又は技術用途を目的とした支持具。
  2. さらなる追加の部材が結合されている請求項1に記載の支持具。
  3. 前記の空間的な歪曲、捻転、或いは変形は複数の制止構造体の間で自在に行われる請求項1に記載の支持具。
  4. 前記の軸を中心とした空間的な歪曲、捻転、又は変形の少なくとも1つは、長手方向、又は角度方向の少なくとも一方において調整可能な少なくとも1つの装置によって、全体として、又は個々の領域においての少なくとも一方にてなされる請求項1又は3に記載の支持具。
  5. 個々の又は全ての横断部材は、フィラー要素を有するか、或いは有さず、かつ別個の湾曲部材上に設けられた別個の側翼からなる請求項1,3,4のいずれか一項に記載の支持具。
  6. 伸張手段又は調整手段の少なくとも一方のための設置箇所を有する請求項1,3〜5のいずれか一項に記載の支持具。
  7. 前記伸張手段又は調整手段の少なくとも一方は着脱自在に固定されている請求項1,3〜6のいずれか一項に記載の支持具。
  8. 少なくとも1つの伸張装置又は調整装置の少なくとも一方は二重にネジ山をつけたネジを有する請求項1,3〜7のいずれか一項に記載の支持具。
  9. オートロックの偏心駆動装置を更に有する請求項1,3〜8のいずれか一項に記載の支持具。
  10. オートロックのケーブルドラム駆動装置又は歯状ラック駆動装置の少なくとも一方を更に有する請求項1,3〜8のいずれか一項に記載の支持具。
  11. 前記さらなる追加の部材は靴の中敷である請求項2に記載の支持具。
  12. 前記中敷が同時に前記支持具の一部をなす請求項11に記載の支持具。
  13. 前記支持具は、前記中敷へと、牽引要素、圧力要素、歪曲要素、支持要素、又は伸張要素を通過させるための開口を有し、前記要素は前記支持具に摺動可能に連結されている請求項11又は12に記載の支持具。
  14. 前記支持具は、前記中敷へと、牽引要素、圧力要素、歪曲要素、支持要素、又は伸張要素を通過させるための開口を有し、前記要素は前記支持具に固定すべく連結されている請求項11又は12に記載の支持具。
  15. 前記牽引要素、圧力要素、歪曲要素、支持要素、又は伸張要素のための保持要素が前記開口に設けられている請求項13又は14に記載の支持具。
  16. 前記支持具は2つの部分からなり、一方の部分は前記中敷の下方に設けられ、他方の部分は前記中敷の上方に設けられる請求項11〜15のいずれか一項に記載の支持具。
  17. 前記横断部材、中心部材、又はさらなる追加の部材は、靴の中で外部から調整可能である請求項2,11〜16のいずれか一項に記載の支持具。
  18. ボックスレンチやコインの形状の工具により調整が行われる請求項17に記載の支持具。
  19. マーキング装置によって調整の度合いが視認可能である請求項17又は18に記載の支持具。
  20. 前記バネ要素は調整可能な弾性を有する請求項2,11〜19のいずれか一項に記載の支持具。
  21. ばね又は弾性要素の少なくとも一方が作用要素同士の間に配置される請求項2,11〜20のいずれか一項に記載の支持具。
  22. 前記部材の外縁又は内縁の少なくとも一方の少なくとも一部は、弾性を高める切込部と突出部とからなる請求項2,11〜17のいずれか一項に記載の支持具。
  23. 追加の外部部材が結合され、又は存在している請求項1に記載の支持具。
  24. 中敷又は被覆靴底が前記外部部材の役割を果たす請求項23に記載の支持具。
  25. 前記中敷又は被覆靴底は同時に前記支持具の一部をなす請求項24に記載の支持具。
  26. 前記支持具は、前記中敷の牽引要素、圧力要素、歪曲要素、支持要素、又は伸張要素を通過させるための開口を有し、前記要素は一部が摺動可能であるように前記支持具に連結されている請求項24又は25に記載の支持具。
  27. 前記牽引要素、圧力要素、歪曲要素、支持要素、伸張要素、制御要素、又は駆動要素のうち少なくとも1つの要素に用いる保持要素が前記開口に設けられている請求項25又は26に記載の支持具。
  28. 前記支持具は2つの部分からなり、一方の部分は前記中敷の下方に設けられ、他方の部分は前記中敷の上方に設けられる請求項24〜27のいずれか一項に記載の支持具。
  29. 前記横断部材、中心部材、又は追加の外部部材は、靴の中で外部から又は内部から調整可能である請求項24〜28のいずれか一項に記載の支持具。
  30. 支持要素、外部部材、駆動要素、又は制御要素の調整は、ボックスレンチ、コイン、又は、電気的、機械的、若しくは空圧的な外部の若しくは内部のスイッチ、及び遠隔制御のうちの少なくとも1つによりなされる請求項29に記載の支持具。
  31. 前記支持具又は外部部材の少なくとも1箇所が、周期的に又は交互に直接的に又は、ウォーム又はウォーム歯車、偏心輪、はめ歯歯車又は歯状ラック、ケーブル又はケーブルディスク、空気又は水力手段などの介在要素を介して、モータ又は駆動装置と内部又は外部の
    電源又は他のエネルギー源とに協働して移動する、請求項29又は30に記載の支持具。
  32. 前記支持要素及び外部部材の少なくとも1つの調整は、チップ制御、センサ制御、他のプログラム制御によって、直接的又は間接的に行われる請求項24〜31のいずれか一項に記載の支持具。
  33. 複数の操作要素の間に自由空間が設けられることにより、前記支持具の設定された撓曲度合いごとに、弾性を有し受動的かつ快適な、撓曲からのさらなる復元を可能とする請求項24〜32のいずれか一項に記載の支持具。
  34. 個々の支持具又は外部部材それ自体がバネ要素である請求項24〜33のいずれか一項に記載の支持具。
  35. 前記撓曲要素は、事前に撓曲された鋼鉄のバネ要素又は他のバネ要素からなり、伸張又は調整の要素又は装置によって撓曲から復元される請求項24〜34のいずれか一項に記載の支持具。
  36. 事前に撓曲されるとともに重ね合わされた2つの撓曲細片部品からなる前記撓曲要素は、全長を伸張又は収縮され、及び圧力ネジにより撓曲される請求項24〜35のいずれか一項に記載の支持具。
  37. 各々マッサージ要素を有した撓曲細片又は滑り細片の少なくとも一方は、予め設定されたプログラミングに応じて撓曲の度合いごとに空圧駆動装置又は機械的駆動装置によって、一歩ごとに自動的に移動可能である請求項24〜36のいずれか一項に記載の支持具。
  38. 前記支持具の前記撓曲細片又は別の要素は、調整プログラミング又はセンサの少なくとも一方を備えた前記モータ駆動装置と、内部又は外部の電源とによって、撓曲のどの位置においてもさらに自由に移動される請求項24〜36のいずれか一項に記載の支持具。
  39. 前記支持具の設計の全要素及び結合された外部部材は、モジュール構造システムとして設計され自由に交換され及び組み合わされる請求項24〜38のいずれか一項に記載の支持具。
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