JP2004527483A5

JP2004527483A5 -

Info

Publication number: JP2004527483A5
Application number: JP2002563953A
Authority: JP
Filing date: 2002-01-14
Publication date: 2005-05-26
Anticipated expiration: 2022-01-14

Claims

患者において血管増殖を治療するために投与する医薬製剤であって、治療有効量のソマトスタチン１型受容体アゴニストを含む、前記医薬製剤。
前記ソマトスタチン１型受容体アゴニストが、ソマトスタチン１型受容体について５ｎＭ未満のＫｉを有する、請求項１の医薬製剤。
前記ソマトスタチン１型受容体アゴニストがソマトスタチン１型受容体選択アゴニストである、請求項１の医薬製剤。
前記ソマトスタチン１型受容体選択アゴニストが、ソマトスタチン２型、３型、４型、及び５型受容体のそれぞれへのそのＫｉの少なくとも１０倍未満である、１型ソマトスタチン受容体へのＫｉを有する、請求項３の医薬製剤。
ソマトスタチン１型受容体アゴニストが：

３−（（２，４−ジメチルピロール−５−イル）メチリデニル）−２−インドリノン；
又は、その製剤的に許容される塩である、請求項１に記載の医薬製剤。
式：
Ｃａｅｇ−ｃ（Ｄ−Ｃｙｓ−Ｐａｌ−Ｄ−Ｔｒｐ−Ｌｙｓ−Ｄ−Ｃｙｓ）−Ｔｈｒ（Ｂｚｌ）−Ｔｙｒ−ＮＨ₂；
の化合物、又はその製剤的に許容される塩の治療有効量を含んでなる、請求項５の医薬製剤。
前記血管増殖が、血管新生、再狭窄、内皮細胞増殖、平滑筋増殖、又は新血管発芽を含む、請求項１の医薬製剤。
前記血管増殖が、自己免疫疾患、関節炎、強皮症、癌性腫瘍、角膜移植片血管化、糖尿病性網膜症、血管腫、肥厚性瘢痕、又は乾癬を含んでなる疾患若しくは状態において発生する、請求項１の医薬製剤。
前記血管増殖が、血管形成又はＡＶシャントに付随するか又は関連する、請求項１の医薬製剤。
前記血管増殖が、いぼ、肉芽腫、カポシ肉腫、又はアレルギー性浮腫を含んでなる疾患若しくは状態において発生する、請求項１の医薬製剤。
前記血管増殖が、子宮内膜症、機能不全性子宮出血、又は卵胞嚢胞を含んでなる疾患若しくは状態において発生する、請求項１の医薬製剤。
前記血管増殖が、未熟児網膜症、脈絡膜疾患、黄斑変性、又は加齢関連黄斑変性を含んでなる疾患若しくは状態において発生する、請求項１の医薬製剤。
前記血管増殖が、固形腫瘍、腫瘍転移、良性腫瘍、聴神経腫、神経線維腫、トラコーマ、白血病、血管拡張性肉芽腫、心筋血管新生、斑血管化、アテローム性動脈硬化症、冠状側枝、脳側枝、動静脈奇形、虚血肢血管新生、角膜移植片拒絶、オスラー−ウェバー症候群、ルベオーシス、新血管性緑内障、後水晶体線維形成、糖尿病性網膜症、糖尿病性血管化、骨折、脈管形成、造血、排卵、月経、胎盤形成、ねこひっかき病（Rochele minalia quitosa）、消化性潰瘍、ヘリコバクター・ピロリ関連潰瘍、乾癬、毛細血管拡張性乾癬、慢性関節リウマチ、クローン病、腸癒着、瘢痕形成、肥厚性瘢痕、ケロイド、毛細血管拡張症、血友病関節症、血管線維腫、又は創傷肉芽を含んでなる疾患若しくは状態において発生する、請求項１の医薬製剤。
前記ソマトスタチン１型受容体アゴニストが血管ステントの上部か又はその内側に配置される、請求項１の医薬製剤。
前記ソマトスタチン１型受容体アゴニストが徐放性製剤の成分として提供される、請求項１４の医薬製剤。
前記ソマトスタチン１型受容体アゴニストが重合性組成物の成分として提供される、請求項１４の医薬製剤。