JP2004526825A - 着色剤組成物 - Google Patents

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Abstract

本発明は、式(1)の着色剤と式(2)または(3)の着色剤を実質的に含む着色剤組成物に関する。マゼンタ着色剤混合物は、インクジェット印刷で有利に使用され、保存安定性があり耐水性のインキ調合物を与える。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、特に、例えばインクジェット印刷プロセス用の書込み記録装置のための記録液に使用する着色剤の分野に関する。
【背景技術】
【0002】
インクジェットプロセスは、記録液の液滴が1本または複数のノズルから印刷が行われる基板上に導かれ、直接操作する必要のないプロセスである。高鮮明で高解像のプリントを得るために、そこで使用される記録液および着色剤は、特に、純度、粒子を含まないこと、可溶性、保存安定性、粘度、表面張力、および伝導度について厳しい要件を満たすことが求められている。特に、色の濃さ、色調、光沢、ならびに例えば、光堅牢性、耐水性、および耐摩擦性などの堅牢性について非常に厳しい要求が課されている。高光堅牢性は特に、屋外インクジェット適用および写真品質のインクジェットプリントの製造に非常に重要である。
【0003】
多色印刷でのインキ調合物を考察すると、追加の問題として、インキに使用される染料は、イエロー、マゼンタ、およびシアンの三原色にできる限り厳密に対応しなければならない。適切な染料の選択は、要求される色調だけでなく、色合いに必要な純度および色再生に所望される光沢によっても制限される。しかし、現在までのところ、所望の性質をすべて理想的な形で有し、首尾よく実際に使用できるインキ組成物を開発することは不可能であった。
【0004】
このような事実は、マゼンタインキの色調の例を挙げて例示することができる。水溶性マゼンタ染料をベースとする従来のインキでは、例えば、C.I.Direct Red 1、11、37、62、75、81、87、89、95、および227などの直接染料が使用されている。直接染料の直接性により、直接染料から製造されたインキは優れた耐水性を有するが、2つの欠点を有する。すなわち、水への可溶性により、連続印刷中または断続使用の場合、沈殿した染料によってノズルが容易に詰まる。さらに、凝集の顕色が見られる度合いが増大して、濁った色調が生じ、不十分な色再生となる。
【0005】
さらに、例えば、C.I.Acid Red 1、8、52、87、94、115、131、144、152、186、および245などの酸性染料の使用も研究されてきたが、良好な色再生が達成されても、光安定性と耐水性が低レベルなために印刷した画像の耐久性が不十分である。
【0006】
EP−A−0312004は、反応性染料を含むことができる記録液を開示している。しかし、水溶性の反応性染料を含むプリントは、さらなる副作用を有する反応基が加水分解することにより塩化物イオンまたは硫酸イオンを生成するので、最適な耐水性を一般に欠く。
【0007】
染料の他に、例えばC.I.Pigment Red 122、C.I.Pigment Red 176、C.I.Pigment Red 184、185、またはC.I.Pigment Red 269などのインクジェットインキの着色剤として、高光堅牢性を有する顔料を使用することも可能である。わかっている欠点は、得られたプリントにあまり光沢がないことである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
したがって、現在のマゼンタインキよりも特に色調、保存安定性、および耐水性において優れ、同時にインクジェット分野に要求されるその他の性質を有する改良された記録液が求められている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
意外にも、以下に定義した染料混合物を使用すると、課された要件を満たせることがわかった。
【0010】
本発明は、式(1)の染料と式(2)または(3)の染料から本質的になる染料混合物を提供する。
【0011】
【化1】
Figure 2004526825
[式中、
Yは、H、(C〜C)−アルキル、または(C〜C)−アルコキシであり、
は、OM、CH=CH、CHCHOR、CHCHNR、CHCHSR、またはCHCHCRであり、
は、H、SOM、(C〜C)−アルキルであって、分枝鎖または非分枝鎖であり、非置換、またはOH、NH、COOM、およびSOMからなる群からの1個または複数、例えば1、2、または3個の基で置換された(C〜C)−アルキル;(C〜C)−アシル、(C〜C10)−アリールであって、ハロゲン、OH、NH、COOM、およびSOMからなる群からの1個または複数、例えば1、2、または3個の基で置換されたC〜C10−アリール;またはO、N、およびSからなる群からの1から4個のヘテロ原子を有する5〜10員の複素環であり、
およびRは、互いに独立に、H、(C〜C)アルキルであって、非分枝鎖または分枝鎖であり、非置換またはOH、NH、COOM、およびSOMからなる群からの1個または複数、例えば1、2、または3個の基で置換された(C〜C)−アルキル;(C〜C)−アシル、C〜C10−アリールであって、OH、ハロゲン、NH、COOM、およびSOMからなる群からの1個または複数、例えば1、2、または3個の基で置換されたC〜C10−アリールであり、
は、(C〜C)−アルキルであって、非分枝鎖または分枝鎖であり、非置換またはOH、NH、COOM、およびSOMからなる群からの1個または複数、例えば1、2、または3個の基で置換された(C〜C)−アルキル;(C〜C)−アシル、C〜C10−アリールであって、OH、ハロゲン、NH、COOM、およびSOMからなる群からの1個または複数、例えば1、2、または3個の基で置換されたC〜C10−アリールであり、
、R、Rは、互いに独立に、H、(C〜C)−アルキルであって、またはハロゲン、OM、NH、COOCH、COOM、およびSOMからなる群からの1個または複数、例えば1、2、または3個の基で置換された(C〜C)−アルキルであり、
は、H、(C〜C)−アルキルであって、非分枝鎖または分枝鎖であり、OH、NH、COOM、およびSOMからなる群からの1個または複数、例えば1、2、または3個の基で置換された(C〜C)−アルキル;(C〜C)−アシル、(C〜C10)−アリールであって、OH、ハロゲン、NH、COOM、およびSOMからなる群からの1個または複数、例えば1、2、または3個の基で置換されたC〜C10−アリールであり、
M1は、Cu、Co、Ni、Fe、Cr、または2/3Alであり、
Mは、水素、1価の金属カチオン、1当量の多価の金属カチオン、または(C〜C)−アルキルで場合により置換されるアンモニウムイオン、(C〜C)−アルコキシ−(C〜C)−アルキル、ヒドロキシ−(C〜C)−アルキル、ベンジル、または(C〜C10)−アリールである]。
【0012】
M1は、好ましくはCuである。
【0013】
Mは、好ましくは、水素、ナトリウム、リチウム、またはカリウムである。
【0014】
Yは、好ましくは、水素、メチル、エチル、メトキシ、またはエトキシである。
【0015】
は、好ましくは、OH、CH=CH、CHCHOR、またはCHCHNRである。
【0016】
は、好ましくは、水素、SOM、メチル、エチル、アセチル、フェニル、クロロフェニル、フェニルスルホン酸、モルホリニル、またはピリジニルである。
【0017】
およびRは、好ましくは、水素、メチル、エチル、ヒドロキシメチル、ヒドロキシプロピル、アセチル、フェニル、クロロフェニル、フェニルスルホン酸、CHCHSOM、CHCOOM、CHCHCOOM、またはCHCHCOOMである。
【0018】
は、好ましくは、メチル、エチル、プロピル、ブチル、フェニル、CHCHCHSOM、またはCHCHCOOMである。
【0019】
、R、Rは、好ましくは、水素、メチル、エチル、CHCHOM、CHCHNH、またはCOOMである。
【0020】
は、好ましくは、水素、メチル、エチル、アセチル、ベンゾイル、フェニル、またはハロゲン−、COOM−、もしくはSOM−置換フェニルもしくはベンゾイルである。
【0021】
式(1)と(2)の化合物間および式(1)と(3)の化合物間の好ましい割合は、乾燥重量に基づいて、100:1から1:100、好ましくは50:1から1:50、特に10:1から1:10である。
【0022】
SOがアゾ橋のメタ位にあり、YがHであり、またRがβ−スルファトエチルであり、M1がCuである式(1)の化合物は、C.I.Reactive Red 23の名称で知られている。
【0023】
がβ−スルファトエチルであり、Rがベンゾイルである式(2)の化合物は、C.I.Reactive Red 180の名称で知られている。
【0024】
式(3)の化合物は、C.I.Acid Red 52の名称で知られている。
【0025】
本発明の目的に好ましいものは、C.I.Reactive Red 23とC.I.Reactive Red 180の混合物、またはC.I.Reactive Red 23とC.I.Acid Red 52の混合物である。好ましい割合は、それぞれ乾燥混合物に基づいて、1:10から10:1、特に1:5から5:1である。式(2)または(3)の染料を色直し染料として以下に特定した割合で用いる、式(1)、(2)、および(3)の染料の混合物を使用することもまた有利であり得る。
【0026】
使用した染料とは関係なく、本発明の染料混合物は、好ましくはC.I.Direct Red 1、11、37、62、75、81、87、89、95、227;C.I.Acid Red 1、8、87、94、115、131、144、152、154、186、245、および289;C.I.Reactive Red 21、22、35、63、106、107、112、113、114、126、127、128、129、130、131、137、160、161、174;C.I.Pigment Red 122、176、184、185、および269からなる群からの色直し着色剤をさらに含んでもよい。この色直し着色剤は、混合物全体の乾燥重量に基づいて、0.001から5重量%、特に0.01から1重量%の量で存在するのが好ましい。
【0027】
本発明の染料混合物は、式(1)および(2)、または式(1)および(3)の染料、また所望ならば色直し着色剤を互いに記載した割合で、乾燥粉末、それらの溶液、水湿潤もしくは溶媒湿潤プレスケーキまたはマスターバッチの形で混合することにより調製することができる。
【0028】
式(1)の染料は、式(4)のアニリン誘導体をジアゾ化し、
【0029】
【化2】
Figure 2004526825
(式中、Rはアルキル基、好ましくは、メチル、エチル、またはプロピルである)、
得られたジアゾニウム塩をカップリングして式(5)の化合物とし、
【0030】
【化3】
Figure 2004526825
得られた式(6)の化合物を錯体化し、
【0031】
【化4】
Figure 2004526825
それを金属塩溶液と反応させることにより染料(7)を得る
【0032】
【化5】
Figure 2004526825
ことによって調製することができる。
【0033】
最後に、対応する求核試薬と反応させることにより一般式(1)の染料を得る。
【0034】
別法として、まずアミン(4)を求核試薬と反応させて化合物(8)を得、
【0035】
【化6】
Figure 2004526825
(式中、R60は定義OR、NR、またはSRを有する)、次いでこの化合物をジアゾ化し、それを単位(5)とカップリングさせてモノアゾ化合物(9)を得、
【0036】
【化7】
Figure 2004526825
次にそれをメタル化して(1)を得る。
【0037】
上記のジアゾ化およびカップリングステップは常法により実施することができる。
【0038】
ジアゾ化は、水溶液または懸濁液中、亜硝酸ナトリウムを使用し、温度0から10℃、pH1から3で実施するのが好ましい。
【0039】
アゾカップリングは、水溶液または懸濁液中、温度0から20℃、pH4から10で実施するのが好ましい。
【0040】
各ジアゾニウム塩と各カップリング成分のモル比は、好ましくは1:(0.8から2)である。
【0041】
金属Mとの錯体化は、適切には金属塩水溶液、例えば金属の硫酸塩、塩化物、臭化物、硫酸水素塩、炭酸水素塩、重炭酸塩または炭酸塩を加えることによって実施する。
【0042】
この染料は、酸性水溶液またはアルカリ性水溶液の形の当量の出発生成物を、例えば混合ノズルおよび逆流反応器中、適切な場合には反応容器中の反応後の相と連続的に混合することにより調製することもできる。
【0043】
本発明はまた、天然および合成の繊維材料(例えば、ポリエステル、シルク、ウール、混合織物)を染色および印刷する、特に文書および画像を様々な記録媒体に記録する、また紙またはパルプ中のセルロースを着色する特定の混合物の使用も提供する。
【0044】
記録液中の使用では、上記の染料を上記の要件に適当な方法で後処理する。染料は、適切な場合には膜濾過により部分的または完全に脱塩した後、好ましくは最初に塩析と濾過または噴霧乾燥によって得た水性反応混合物から分離することができる。しかし、いかなる分離も必要とせず、適切な場合には膜濾過により部分的または完全に脱塩した後、有機塩基および/または無機塩基、あるいは湿潤剤、防腐剤を加えることにより染料を含有する反応混合物を直接、濃縮染料溶液に変換することも可能である。あるいは、染料はプレスケーキ(おそらくまた洗浄プロセス中)として、または粉末として使用することもできる。有利には、本発明の染料混合物は、実質的に脱塩形、すなわち染料の合成中に生成したNaClまたはその他の通常の無機塩を含まない形で使用する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0045】
濃縮染料溶液に適切な無機塩としては、例えば、水酸化リチウム、炭酸リチウム、水酸化ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸カリウム、およびアンモニアが挙げられる。適切な有機塩基の例としては、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、2−アミノプロパノール、3−アミノプロパノール、ジプロパノールアミン、トリプロパノールアミン、N−メチルアミノエタノール、N,N−ジメチルアミノエタノール、N−フェニルアミノプロパノール、エチレンジアミン、テトラメチルエチレンジアミン、テトラメチルプロピレンジアミン、テトラメチルヘキシレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、およびポリエチレンイミンが挙げられる。
【0046】
濃縮染料溶液に適切な湿潤剤は、例えば、ホルムアミド、尿素、テトラメチル尿素、ε−カプロラクタム、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ブチルグリコール、メチルセロソルブ、グリセロール、N−メチルピロリドン、1,3−ジエチル−2−イミダゾリジノン、キシレンスルホン酸ナトリウム、クメンスルホン酸ナトリウム、および硫酸ブチルモノグリコールナトリウムである。
【0047】
本発明の染料混合物は、記録液、特にインクジェット印刷プロセス用の水性または非水性ベースのインクの調製、および熱溶融プロセスで操作されるか、マイクロエマルジョンをベースとするインクにも、さらにまたその他の印刷、複写、マーキング、書込み、線描、型押し、または登録プロセス用にも特に適切である。
【0048】
本発明はまた、本発明の染料混合物、および所望により色直し用のその他の着色剤を含む記録液を提供する。この種の色直し用着色剤は、適切には、記録液の全体重量に基づいて0から20重量%、好ましくは0.01から10重量%、特に0.1から5重量%の量で存在する。記録液の組成は、特定の最終使用に適合させなければならない。
【0049】
本発明の記録液は、一般に、染料(1)と(2)または(1)と(3)、存在するならば色直し用着色剤の前記混合物を合計0.1から50重量%(乾燥重量と認められる)、水0から99重量%、および有機溶媒および/または湿潤剤0.5から99.5重量%を含む。好ましい一実施形態では、記録液は、前記染料混合物を0.5から15重量%(乾燥重量と認められる)、水35から75重量%、および有機溶媒および/または湿潤剤10から50重量%を含む。別の好ましい実施形態では、前記染料混合物を0.5から15重量%(乾燥重量と認められる)、水0から20重量%、および有機溶媒および/または湿潤剤70から99.5重量%を含む。
【0050】
記録液の調製に用いられる水は、好ましくは蒸留水または脱塩水の形で使用する。記録液に存在する溶媒および/または湿潤剤は、有機溶媒または有機溶媒の混合物を含むことができ、この場合、水混和性溶媒が好ましい。適切な溶媒は、例えば、一価または多価アルコール、それらのエーテルおよびエステル、例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、イソブタノール;特に炭素原子2から6個の二価または三価アルコール、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,2,6−ヘキサントリオール、グリセロール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、トリプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール;エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテルなどの多価アルコールの低級アルキルエーテル;アセトン、メチルエチルケトン、ジエチルケトン、メチルイソブチルケトン、メチルペンチルケトン、シクロペンタノン、シクロヘキサノン、ジアセトンアルコールなどのケトンおよびケトンアルコール;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、N−メチル−ピロリドンなどのアミド;および尿素、テトラメチル尿素、チオジグリコール、ε−カプロラクタムである。
【0051】
本発明の記録液は、通常の添加剤、例えば、防腐剤、カチオン性、アニオン性、または非イオン性界面活性物質(界面活性剤および湿潤剤)、および粘度調整剤、例えばポリビニルアルコール、セルロース誘導体、または付着力および耐摩耗性を増強する膜形成剤または接着剤としての水溶性の天然もしくは合成樹脂をさらに含んでもよい。光安定剤が追加的に存在してもよい。
【0052】
さらに存在する可能性があるものは、記録液のpH値を上げるための、記録液の重量全体に基づいて通常0から10重量%、好ましくは0.5から5重量%のエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、N,N−ジメチルエタノールアミン、ジイソプロピルアミンなどのアミンである。
【0053】
インクジェット印刷プロセス用の記録液に、この印刷プロセスの実施形態、例えば、連続ジェット、間欠ジェット、パルスジェット、またはコンパウンドジェットプロセスに応じて、例えばpH緩衝用の、電気伝導性、比熱、熱膨張係数、および伝導性調整用に追加の添加剤を加えてもよい。
【0054】
本発明の記録液は、不鮮明な印刷画像やノズルの詰まりにつながる沈殿物の付着を伴わないで保存される。
【0055】
本発明の記録液の粘度および表面張力は、本発明の記録液をインクジェットプロセスに適切な範囲内のものとし、優れた光堅牢性および耐水性を有する高光学濃度の印刷画像を与える。
【0056】
さらに、本発明のマゼンタ染料混合物は、ブラック、イエローおよび/またはシアン着色剤と組み合わせたインクセットとして使用することもできる。イエローおよびシアンには、C.I.Acid Yellow 17、C.I.Acid Yellow 23、C.I.Direct Yellow 86、C.I.Direct Yellow 98、C.I.Direct Yellow 132、C.I.Reactive Yellow 37、C.I.Acid Blue 9、C.I.Direct Blue 199などの染料だけでなく、C.I.Pigment Yellow 17、C.I.Pigment Yellow 74、C.I.Pigment Yellow 83、C.I.Pigment Yellow 97、C.I.Pigment Yellow 120、C.I.Pigment Yellow 139、C.I.Pigment Yellow 151、C.I.Pigment Yellow 155、C.I.Pigment Yellow 180、C.I.Pigment Violet 19、C.I.Pigment Blue 15、C.I.Pigment Blue 15:3、C.I.Pigment Blue 15:4などの顔料も含まれる。ブラックは、好ましくは、C.I.Food Black 1および2、C.I.Direct Black 168、C.I.Direct Black 195、C.I.Reactive Black 8、C.I.Reactive Black 31、C.I.Sol.Sulfur Black 1、Carbon Blackである。
【0057】
反応性染料の場合は、求核試薬と反応した染料であってもインクセットに使用することができる。
【0058】
さらに、本発明の染料混合物は、一成分系および二成分系の粉末トナー、磁性トナー、液体トナー、重合トナー、およびその他の特殊トナーなどの電子写真トナーや顕色剤中の着色剤として使用するのに適している。
【0059】
典型的なトナーバインダーは、単独または組み合わせた、スチレン、スチレン−アクリレート、スチレン−ブタジエン、アクリレート、ポリエステル、フェノール−エポキシ樹脂、ポリスルホン、ポリウレタンなどの付加重合、重付加、および縮合樹脂、ならびに電荷制御剤、ワックス、またはフロー剤などのさらなる成分を含んでもよい、またはその種の成分を後から加えてもよいポリエチレンおよびポリプロピレンである。
【0060】
本発明の染料混合物は、例えば金属、木材、プラスチック、ガラス、セラミック、コンクリート、織物材料、紙、またはゴムでできた物品の表面をコーティングするのに使用する、粉末および粉末コーティング材料、特に炭素電気的または静電気的に噴霧した粉末コーティング材料中の着色剤としてさらに有用性を有する。
【0061】
使用する粉末コーティング樹脂は、典型的には、通常の硬化剤と一緒の、エポキシ樹脂、カルボキシル含有ポリエステル樹脂、ヒドロキシル含有ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、およびアクリル樹脂である。樹脂の組合せも使用される。例えば、エポキシ樹脂は、しばしばカルボキシル含有ポリエステル樹脂およびヒドロキシル含有ポリエステル樹脂と組み合わせて使用される。
【0062】
さらに、本発明の染料混合物は、加法混色および減法混色の両方のためのカラーフィルター用の着色剤として(P.Gregory「Topics in Applied Chemistry:High Technology Applications of Organic Colorants」Plenum Press、New York 1991年、15〜25頁)、また「電子新聞」用の電子インキの着色剤としての使用に適している。
【0063】
上記の適用分野でも、本発明の染料混合物は、C.I.Direct Red 1、11、37、62、75、81、87、89、95、および227;C.I.Acid Red 1、8、87、94、115、131、144、152、154、186、245、および289;C.I.Pigment Red 57:1、122、146、176、184、185、および269などのその他の染料および/または顔料でさらに色直しすることができる。
【0064】
以下の実施例では、光堅牢性をDIN54003(ブルースケール)により決定した。このスケールでは、1は非常に低い、2は低い、3は中等度、4はかなり良好、5は良好、6は非常に良好、である。
【実施例1】
【0065】
染料(1)の調製
a)アミン成分(4)のジアゾ化
アミン成分(4)(R=メチル、Y=H)16.67g(0.05モル)を10N塩酸20mlに入れ、脱塩水20mlを加え、その混合物を30分間攪拌する。次いで氷20gにより温度を0から5℃に調整し、亜硝酸ナトリウム3.62gを1.5時間かけて加え、その混合物を5から8℃で3時間攪拌する。過剰量の亜硝酸塩をアミドスルホン酸で除去する。
【0066】
b)モノアゾ染料(6)を形成するカップリング
カップリング成分(5)(M=Na)17.41g(0.05モル)を脱塩水60mlに攪拌しながら加え、10N水酸化ナトリウム溶液でpHを6から9に調整し、氷25gを加える。a)で調製した反応混合物をこの溶液に滴下し、炭酸ナトリウムを使用してpHを維持し、転化が定量できるまで混合物を攪拌する。別法として、カップリング成分をジアゾ溶液に滴下する、または2種の反応体を必要なモル比で連続的に一緒に混合することもできる。
【0067】
c)脱メチル化銅処理
b)で得られた染料溶液を10N塩酸でpH3〜5に調整し、硫酸銅五水和物12.98g(0.052モル)および酢酸ナトリウム11.3gと混合し、95℃で48時間攪拌する。室温に冷却後、反応溶液をチオ硫酸ナトリウム五水和物と混合し、90℃で4時間攪拌する。最後に、染料溶液を濾過する。別法として、加圧反応器中で、または実施例2d)で記載したプロセスによりメタレーションしてもよい。
【0068】
c)ジエタノールアミンとの反応
脱塩水50mlに溶解したジエタノールアミン15.77g(0.15モル)を染料溶液に加える。次いで10N水酸化ナトリウム溶液でpHを9〜10に調整し、混合物を60℃で30分間加熱して溶解した形で染料(1)を得る。
【実施例2】
【0069】
染料(1)の調製
a)アミン(4)のジエタノールアミンとの反応
アミン成分(4)16.67g(0.05モル)を脱塩水50mlに溶解し、pH8.5〜10でジエタノールアミン5.78g(0.055モル)を加える。温度を1時間かけて60℃まで上昇させる。
【0070】
b)アミン成分(8)のジアゾ化
水20mlに溶かした10N塩酸25mlをa)で得た反応溶液に加える。30分間攪拌した後、氷25gを加えることにより混合物を0〜5℃に冷却し、亜硝酸ナトリウム3.62gを1.5時間かけて加える。混合物を5〜8℃で3時間攪拌し、次いで過剰量の亜硝酸塩をアミノスルホンで除去する。
【0071】
c)モノアゾ染料(9)を形成するカップリング
カップリング成分(5)(M=Na)17.41g(0.05モル)を攪拌しながら脱塩水60mlに加え、10N水酸化ナトリウム溶液でpHを6〜9に調整し、氷25gを加える。b)で調製した反応混合物をこの溶液に滴下し、炭酸ナトリウムでpHを維持し、転化が完了するまで混合物を攪拌する。
【0072】
別法として、カップリング成分をジアゾ溶液に滴下することもできる。
【0073】
d)脱メチル化銅処理
硫酸銅五水和物12.98g(0.052モル)を脱塩水20mlに溶解し、アンモニア(濃度25%)20.8mlを加え、混合物を60℃で10分間加熱する。c)で得た染料溶液をジエタノールアミン(純度99%)12.3g(0.117モル)と混合し、次いで銅錯体溶液を加える。次に混合物を90℃で3時間、pH9〜10で加熱し、転化をTLCで監視する。チオ硫酸ナトリウム五水和物を加え、90℃で4時間加熱し、次いで濾過することにより過剰量の銅イオンを除去する。
【実施例3】
【0074】
記録液の調製
一般式(1)(R=CHCHNR、R=R=CHCHOH、Y=H;SOはアゾ橋のメタ位にある)および式(2)(R=CHCHOR、R=SOM、R=C.I.Reactive Red 180として知られるCOC)を有する各染料の重量濃度10%の脱塩水溶液を調製する。次に、室温で染料溶液(1)1500mlを染料溶液(2)498mlと混合する。さらに色直しのために、重量濃度1%のC.I.Acid Red 186溶液2mlを攪拌しながら加える。得られた染料溶液をProxel GXL(登録商標)4gで保存する。
【0075】
水中の吸収スペクトル:λmax=519nm
光堅牢性:5(ブルースケール)
保存安定性試験:6週間後50℃および10日後−20℃で固体粒子なし
表面張力:>50mN/m(濃度4%の水性インキ)
【実施例4】
【0076】
記録液の調製
一般式(1)(R=CHCHNR、R=H、R=CHCHSOM、Y=H;SOはアゾ橋のメタ位にある)を有する染料の重量濃度10%の脱塩溶液2000mlを、同様に脱塩化したC.I.Reactive Red 180の重量濃度10%の溶液498mlと混合する。0.2容量%のMergal K10N(登録商標)を加えてこの色溶液を保存する。
【0077】
水中の吸収スペクトル:λmax=522nm
光堅牢性:5
保存安定性:6週間後50℃および10日後−20℃で固体粒子なし
表面張力:>50mN/m(濃度4%の水性インキ)
【実施例5】
【0078】
記録液の調製
一般式(1)(R=CHCHNR、R=H、R=CHCOM、Y=H;SOはアゾ橋のメタ位にある)を有する染料の重量濃度10%の脱塩溶液1000mlを、同様に脱塩化したC.I.Reactive Red 180の重量濃度10%の溶液10mlと混合する。溶液のpHを3.5〜4.5に調整する。0.2容量%のProxel GXLでこの染料溶液を保存する。
【0079】
水中の吸収スペクトル:λmax=517nm
光堅牢性:5
保存安定性試験:4週間後50℃および10日後−20℃で固体粒子なし
表面張力:>50mN/m(濃度4%の水性インキ)
【実施例6】
【0080】
記録液の調製
一般式(1)(R=CHCHNR、R=R=CHCHOH、Y=H;SOはアゾ橋のメタ位にある)およびC.I.Acid Red 52として知られる式(3)を有する各染料の重量濃度10%の脱塩水溶液を調製する。次に、室温で染料溶液1500mlをAcid Red 52溶液498mlと混合する。さらに、色直しのために重量濃度1%のC.I.Acid Red 186溶液2mlを攪拌しながら加える。得られた染料溶液をProxel GXL(登録商標)4gで保存する。
【0081】
水中の吸収スペクトル:λmax=533nm
光堅牢性:5(ブルースケール)
保存安定性試験:6週間後50℃および10日後−20℃で固体粒子なし
表面張力:>50mN/m(濃度4%の水性インキ)
【実施例7】
【0082】
記録液の調製
一般式(1)(R=CHCHNR、R=H、R=CHCHSOM、Y=H;SOはアゾ橋のメタ位にある)を有する染料の重量濃度10%の脱塩溶液2000mlを、同様に脱塩化したC.I.Acid Red 52の重量濃度10%の溶液498mlと混合する。0.2容量%のMergal K10N(登録商標)を加えてこの色溶液を保存する。
【0083】
水中の吸収スペクトル:λmax=536nm
光堅牢性:5
保存安定性:6週間後50℃および10日後−20℃で固体粒子なし
表面張力:>50mN/m(濃度4%の水性インキ)
【実施例8】
【0084】
記録液の調製
一般式(1)(R=CHCHNR、R=R=CHCHOH、Y=H;SOはアゾ橋のメタ位にある)を有する染料の重量濃度10%の脱塩溶液2000mlを、同様に脱塩化したC.I.Acid Red 52の重量濃度10%の溶液498mlと混合する。0.2容量%のMergal K10N(登録商標)を加えてこの色溶液を保存する。
【0085】
水中の吸収スペクトル:λmax=528nm
光堅牢性:5
保存安定性:6週間後50℃および10日後−20℃で固体粒子なし
表面張力:>50mN/m(濃度4%の水性インキ)
【実施例9】
【0086】
記録液の調製
一般式(1)(R=CHCHNR、R=H、R=CHCHOH、Y=H;SOはアゾ橋のメタ位にある)を有する染料の重量濃度10%の脱塩溶液2000mlを、同様に脱塩化したC.I.Reactive Red 180の重量濃度10%の溶液498mlと混合する。0.2容量%のMergal K10N(登録商標)を加えてこの色溶液を保存する。
【0087】
水中の吸収スペクトル:λmax=525nm
光堅牢性:5
保存安定性:6週間後50℃および10日後−20℃で固体粒子なし
表面張力:>50mN/m(濃度4%の水性インキ)

Claims (15)

  1. 式(1)の染料と式(2)または(3)の染料から本質的になる染料混合物。
    Figure 2004526825
    [式中、
    Yは、H、(C〜C)−アルキル、または(C〜C)−アルコキシであり、
    は、OM、CH=CH、CHCHOR、CHCHNR、CHCHSR、またはCHCHCRであり、
    は、H、SOM、(C〜C)−アルキルであって、分枝鎖または非分枝鎖であり、非置換、またはOH、NH、COOM、およびSOMからなる群からの1個または複数の基で置換された(C〜C)−アルキル;(C〜C)−アシル、(C〜C10)−アリールであって、ハロゲン、OH、NH、COOM、およびSOMからなる群からの1個または複数の基で置換されたC〜C10−アリール;またはO、N、およびSからなる群からの1から4個のヘテロ原子を有する5〜10員の複素環であり、
    およびRは、互いに独立に、H、(C〜C)−アルキルであって、非分枝鎖または分枝鎖であり、非置換またはOH、NH、COOM、およびSOMからなる群からの1個または複数の基で置換された(C〜C)−アルキル;(C〜C)−アシル、C〜C10−アリールであって、OH、ハロゲン、NH、COOM、およびSOMからなる群からの1個または複数の基で置換されたC〜C10−アリールであり、
    は、(C〜C)−アルキルであって、非分枝鎖または分枝鎖であり、非置換またはOH、NH、COOM、およびSOMからなる群からの1個または複数の基で置換された(C〜C)−アルキル;(C〜C)−アシル、C〜C10−アリールであって、OH、ハロゲン、NH、COOM、およびSOMからなる群からの1個または複数の基で置換されたC〜C10−アリールであり、
    、R、Rは、互いに独立に、水素、(C〜C)−アルキル、またはハロゲン、OH、NH、COOCH、COOM、およびSOMからなる群からの1個または複数の基で置換された(C〜C)−アルキルであり、
    は、H、(C〜C)−アルキルであって、非分枝鎖または分枝鎖であり、OH、NH、COOM、およびSOMからなる群からの1個または複数の基で置換された(C〜C)−アルキル;(C〜C)−アシル、(C〜C10)−アリールであって、OH、ハロゲン、NH、COOM、およびSOMからなる群からの1個または複数の基で置換されたC〜C10−アリールであり、
    M1は、Cu、Co、Ni、Fe、Cr、または2/3Alであり、
    Mは、水素、1価の金属カチオン、1当量の多価の金属カチオン、または(C〜C)−アルキルで場合により置換されたアンモニウムイオン、(C〜C)−アルコキシ−(C〜C)−アルキル、ヒドロキシ−(C〜C)−アルキル、ベンジル、または(C〜C10)−アリールである]
  2. Mが、水素、ナトリウム、リチウム、またはカリウムであることを特徴とする請求項1に記載の染料混合物。
  3. Yが、水素、メチル、エチル、メトキシ、またはエトキシであることを特徴とする請求項1または2に記載の染料混合物。
  4. が、OH、CH=CH、CHCHOR、またはCHCHNRであることを特徴とする請求項1から3の一項または複数項に記載の染料混合物。
  5. が、水素、SOM、メチル、エチル、アセチル、フェニル、クロロフェニル、フェニルスルホン酸、モルホリニル、またはピリジニルであることを特徴とする請求項1から4の一項または複数項に記載の染料混合物。
  6. が、水素、メチル、エチル、アセチル、ベンゾイル、フェニル、またはハロゲン−、COOMもしくはSOM置換フェニルもしくはベンゾイルであることを特徴とする請求項1から5の一項または複数項に記載の染料混合物。
  7. 式(1)と(2)の染料間および式(1)と(3)の染料間の割合が、乾燥重量に基づいて、100:1から1:100、好ましくは10:1から1:10であることを特徴とする請求項1から6の一項または複数項に記載の染料混合物。
  8. 式(1)の染料がC.I.Reactive Red 23であり、式(2)の染料がC.I.Reactive Red 180であり、式(3)の染料がC.I.Acid Red 52であることを特徴とする請求項1から7の一項または複数項に記載の染料混合物。
  9. C.I.Direct Red 1、11、37、62、75、81、87、89、95、227;C.I.Acid Red 1、8、87、94、115、131、144、152、154、186、245、および289;C.I.Reactive Red 21、22、35、63、106、107、112、113、114、126、127、128、129、130、131、137、160、161、174;C.I.Pigment Red 122、176、184、185、および269からなる群からの色直し染料がさらに存在することを特徴とする請求項1から8の一項または複数項に記載の染料混合物。
  10. 式(1)および(2)、または式(1)および(3)の染料、ならびに存在する場合には色直し染料が、乾燥粉末、それらの溶液、水湿潤または溶媒湿潤プレスケーキまたはマスターバッチの形で互いに混合されていることを特徴とする請求項1から9の少なくとも一項に記載の染料混合物の調製方法。
  11. 天然および合成の繊維材料を染色および印刷し、文書および画像を記録媒体に記録し、および紙またはパルプ中のセルロースを着色するための請求項1から9の少なくとも一項に記載の染料混合物の使用。
  12. 請求項1から9の一項または複数項に記載の染料混合物を含む記録液。
  13. 乾燥重量と認められる0.1から50重量%の染料混合物、0から99重量%の水、ならびに0.5から99.5重量%の有機溶媒および/または湿潤剤から本質的になる請求項12に記載の記録液。
  14. インクジェットインキとしての請求項12または13に記載の記録液の使用。
  15. 請求項12または13に記載のマゼンタ記録液、ブラック記録液、イエロー記録液、および/またはシアン色記録液からなるインクセット。
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