JP2004524918A - 遠隔制御システム - Google Patents

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    • A63H30/00Remote-control arrangements specially adapted for toys, e.g. for toy vehicles
    • A63H30/02Electrical arrangements
    • A63H30/04Electrical arrangements using wireless transmission

Abstract

本発明は、複数の遠隔制御装置と遠隔制御受信器とが同時に作動していることが可能な遠隔制御システムに関する。遠隔制御装置は、電気制御信号を供給するための入力要素と、送信器と、入力要素から制御信号を受信するとともに、繰り返されるフレームフォーマットを用いてコード化されるコード化信号を送信器に対して提供するために設けられた処理装置とを備え、各フレームは、それぞれが連続する時間帯内に含まれる多数のデータパケットを備え、各データパケットは、それが含まれる時間帯を識別する時間帯識別子を備えている。遠隔制御受信器は、対応する繰り返しフレームフォーマットを有する信号をデコードするために設けられている。本発明は、簡単で信頼性の高い動作機能、同期機能、アドレス機能、接続機能を与えるとともに、高帯域を使用でき、妨害、干渉、通信障害に対して高い耐性を有する。本発明は、制御可能なおもちゃや模型自動車等の遊技または娯楽対象物を遠隔制御するために有利に使用できる。
【選択図】図1

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、一般に、対象物を遠隔的に制御すること、特に遊技や娯楽で使用される対象物、例えば制御可能なおもちゃ及び模型車両を遠隔的に制御することに関する。
【0002】
具体的には、本発明は、複数の遠隔制御装置と遠隔制御受信器とが同時に作動していることができる通信可能領域で使用するための遠隔制御装置に関する。
【0003】
また、本発明は、複数の遠隔制御装置と遠隔制御受信器とが同時に作動していることができる領域で使用するための遠隔制御受信器であって、遠隔制御装置によって制御されるようになっている外部の対象物に処理信号を供給するための遠隔制御受信器に関する。
【背景技術】
【0004】
おもちゃ等の対象物を遠隔的に制御するための装置、システム、方法は、技術的に良く知られている。通常、このようなシステムは、無線通信または光通信、特に赤外線通信を基本としている。一般的な従来技術の用途において、送信器を備える遠隔制御装置は、操舵情報や速度情報等の制御情報を含んでコード化される信号を送信する。制御される対象物に接続された対応する受信器は、送信された信号を受信する。電子回路が制御情報を得る。また、前記制御情報は、対象物内にある適切な制御要素に転送される。
【0005】
このような遠隔制御システムに関連する一般的な問題は、幾つかの遠隔制御装置と幾つかの対応する受信器とが共通の環境で同時に動作する際に生じる。信頼性の高いシステム性能を得るには、1つの遠隔制御装置によって送信される信号が対応する受信装置にだけ影響を与えることが必要である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
複数の遠隔制御装置および対応する受信器/対象物を同時に且つ個別に操作するという問題に対しては、幾つかの解決策が提案されてきた。
【0007】
米国特許第4,334,221号は、幾つかのコントローラと、個別に制御される幾つかの対応するおもちゃとを備えたおもちゃの車両システムのための無線制御システムを開示している。この目的を達するため、各コントローラは、送信負荷サイクルを用いて、繰り返し且つ同期的にコマンドバーストを送信するようになっている。前記送信負荷サイクルは、非常に低いため、送信されたバースト同士の干渉は殆ど起こらない。各コマンドバーストは、特定の受信器に対して割り当てられたデジタル識別コードを含んでいる。識別コードは、電子機械的なスイッチにより、制御セットにおいて、また、受信器において予め選択される。
【0008】
通信の負荷サイクルが低いため、この解決策では、利用可能な帯域幅が乏しい。そのため、応答時間が長くなり、全体の性能が低下する。また、識別コードを選択するためにスイッチを使用するため、ユーザは、使用される識別コードのトラックを維持しなければならないとともに、現在ビジー状態でないコードを選択しなければならず、ユーザによる操作が面倒となる。この解決策の欠点は、制御セットおよび対応する受信器の数が多くなるという点である。
【0009】
米国特許第5,885,159号は、多数の遠隔制御装置すなわち“パッド”によりおもちゃの車両を個別に遠隔操作するためのシステムを開示している。遠隔制御装置から車両内の受信器への送信は、無線通信および信号のパケットの使用を基本としている。所定の時間間隔内で特定のパッド上のボタンを繰り返し操作する際の操作数は、パッドが使用される受信器(すなわち、車両)の選択された識別を決定する。各受信器は、受信器に関連付けられた識別性を選択するためのスイッチを備えている。したがって、識別性は、遊んでいる子供によって簡単に認識され且つ行なわれる、直接的な方法で選択し或は変更することができない。また、パッドによって送られる信号パケットを複製することにより考えられる通信衝突が回避されるため、通信帯域幅を十分に利用できない。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前述した不都合が排除され或いは低減される遠隔制御装置および遠隔制御受信器を提供することが本発明の目的である。
【0011】
遠隔制御装置の対応遠隔制御受信器に対する動的割当てが容易な遠隔制御装置および遠隔制御受信器を提供することが本発明の更なる目的である。
【0012】
所定の通信プロトコルフォーマットを使用するとともに、該プロトコルフォーマットに準拠した様々な製造メーカからの遠隔制御装置を組み合わせることができる遠隔制御装置および遠隔制御受信器を提供することが本発明の更なる目的である。
【0013】
簡単な操作、高帯域使用、低電力消費量、高い動作信頼性、低製造コストを与えるとともに、外的な妨害、干渉、一時的な通信障害等の様々な条件に対する高い耐性を与える遠隔制御装置および遠隔制御受信器を提供することが本発明の更なる目的である。
【0014】
共通の通信可能領域内で作動することができる少なくとも1つの遠隔制御装置と少なくとも1つの遠隔制御受信器とを備える遠隔制御システムであって、1つの遠隔制御装置から1または複数の遠隔制御受信器へと遠隔制御リンクを簡単に確立することができる遠隔制御システムを提供することが本発明の更なる目的である。
【0015】
前記目的は、添付の一組の請求項に以後記載された特徴によって達成される。
【0016】
本発明の更なる詳細、特徴、利点は、図示され且つ非制限的な単なる一例として与えられた本発明の好ましい実施形態の以下の説明を読むことにより明らかとなる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
図1は、幾つかの(例えば3つ)遠隔制御装置100と幾つかの(例えば3つ)対応する遠隔制御受信器200とが共通の通信可能領域300内で作動するシステムの概略ブロック図である。
【0018】
各遠隔制御受信器200は、制御対象の組み込み部品として設けられてもよい。このような制御対象は、例えば、おもちゃの自動車等のおもちゃの車両であってもよい。各遠隔制御受信器は、おもちゃの車両の様々なパラメータを制御する幾つかの制御信号を供給する。このような制御信号は、一般に、制御される車両のモータ、操舵装置、光、サウンド装置等を制御するための電気的なデジタル信号またはアナログ信号である。
【0019】
各遠隔制御受信器200は、1つの遠隔制御装置100だけに割り当てられる。各遠隔制御装置100は、遠隔制御受信器200のうちの1つだけに割り当てられることが好ましい。しかしながら、もう1つの方法として、1つの遠隔制御装置100が複数の遠隔制御受信器200に割り当てられてもよい。この場合、一度に、遠隔制御受信器のうちの1つだけが制御される。特定の制御装置100の作動により、対応する割り当てられた遠隔制御受信器200が適切に作動するが、それによって他の受信器に影響が及ばない。
【0020】
図2は、遠隔制御装置100の好ましい実施形態のハードウェア構成の概略ブロック図である。
【0021】
遠隔制御装置100は、処理装置110、好ましくはマイクロコントローラを備えている。処理装置110は、中央処理装置125とメモリ126とを有している。前記メモリは、所定の或は予めロードされたプログラム部分およびデータを記憶するための読み出し専用メモリ(ROM)と、揮発性データまたは一時データを記憶するためのランダムアクセスメモリ(RAM)と、装置がOFFに切換えられる時にデータを記憶するべく設けられた電池式RAM等の半揮発性メモリ領域とを備えている。マイクロコントローラそれ自体は、当業者によって選択される標準的な電子部品であってもよいが、その読み出し専用メモリの内容、したがって前記マイクロコントローラの動作は、本発明に係る遠隔制御装置に特有のものである。
【0022】
また、マイクロコントローラ110は、シリアル入力/出力回路(UART)111を備えている。UART111からの出力は、無線送信器ユニット104の入力に接続される。UART111への入力は、無線受信器ユニット105の出力に接続される。送信器ユニットおよび受信器ユニットは、同じ周波数で動作し且つ1つのアンテナ107を共有するように設けられている。このような共有動作を制御するために、マイクロコントローラの別個のデジタル出力(図示せず)によって制御されるアンテナ選択装置(図示せず)が設けられていることが好ましい。このようにすれば、マイクロコントローラ110は、それ自身の制御下で、シリアルデータを常に受信または送信することができる。
【0023】
マイクロコントローラ110は、実行時間基準を形成するように設けられている。このため、マイクロコントローラは、マイクロコントローラ110のタイミング装置、特にタイマー/カウンタ回路113に接続されたそのシステムクロック106を利用する。実行時間基準は、メモリ内に記憶され且つマイクロコントローラ110により実行されるソフトウェアプログラム部分によって読み取られて設定されてもよい。実行時間基準は、実行時間帯クロックを正確な間隔で増分するために使用され、これにより、この時間帯クロックは、フレームフォーマット400に同期される。時間帯クロックは、フレームフォーマット400の現在の時間帯番号に対応する値を常に含むカウンタ、例えば4ビットカウンタである。
【0024】
遠隔制御装置が通信可能領域300内の他の遠隔制御装置からデータパケットを受信する度に、送信開始点と見なされるこの送信の受信開始点は、メモリ内に記憶されたソフトウェアプログラム部分によって注目される。データパケットは、実際に送信されたチェックサムと比較されるチェックサムを計算するために送信される。チェックサムが正しい場合、データパケットに含まれる時間帯識別子410を使用して、時間帯クロックをその正しい値に設定する。その後、送信開始点を使用して、実行時間基準を調整する。これにより、時間帯クロックは、次の時間帯の初めの正しいポイントで、増分される。
【0025】
遠隔制御装置100は、多数の入力要素101,102,103を備えている。好ましくは入力要素101は、マイクロコントローラ110のデジタル入力/出力部127に含まれるデジタル入力部に接続されたデジタル作動要素であり、これらの入力要素101は、ユーザによって操作されるべく設けられている。図示の簡略化された実施形態において、操作要素101は、例えば4×4スイッチ配列等の所定の配列で配置された多数の操作スイッチを備える複合デジタル入力装置である。操作要素102,103は、手動で操作されるアナログ入力装置102,103である。各入力装置102,103は、マイクロコントローラに設けられたA/D変換器モジュール112の入力部に可変電圧信号を供給する。
【0026】
また、遠隔制御装置100は、少なくとも1つの複合操作装置を備えている。各複合操作装置は、“接続”信号および“選択”信号をそれぞれ供給するために設けられた第1および第2のデジタル操作要素を有している。図示の実施形態において、遠隔制御装置100は、このような2つの操作装置117,118を備えている。このため、操作装置117は、“接続”スイッチ121と、対応する“選択”スイッチ122とを備えている。同様に、操作装置118は、“接続”スイッチ123と、対応する“選択”スイッチ124とを備えている。各スイッチ121,122,123,124は、ユーザによって操作されるべく設けられるとともに、マイクロコントローラ110のデジタルI/O部127の各デジタル入力部に接続されている。
【0027】
遠隔制御装置100は、電動スイッチ109によってONまたはOFFに切換えられてもよい。
【0028】
図3は、遠隔制御受信器のハードウェア構成の概略ブロック図である。
【0029】
遠隔制御受信器200は、処理装置210を備え、その処理装置210は、図2を参照して説明した遠隔制御装置100で使用されたマイクロコントローラ110と略同一のタイプで且つ類似したハードウェア特徴を有するマイクロコントローラであることが好ましい。マイクロコントローラ210は、中央処理装置225とメモリ226とを有している。前記メモリは、所定の或は予めロードされたプログラム部分およびデータを記憶するための読み出し専用メモリ(ROM)と、揮発性データまたは一時データを記憶するためのランダムアクセスメモリ(RAM)と、装置がOFFに切換えられる時にデータを記憶するべく設けられた電池式RAM等の半揮発性メモリ領域とを備えている。読み出し専用メモリの内容、したがってマイクロコントローラ210の動作は、本発明に係る遠隔制御受信器に特有のものである。
【0030】
マイクロコントローラ210は、シリアル入力/出力回路(UART)211を備えている。UART211への入力は、無線受信器ユニット205の出力に接続され、その無線受信器ユニット205は、図2を参照して説明した遠隔制御装置100の受信器ユニット105と同じタイプであることが好ましい。受信器ユニット205のRF入力部に接続されたアンテナ207により、マイクロコントローラ210は、シリアルデータを受信することができる。
【0031】
遠隔制御受信器は、少なくとも1つの出力制御装置201を備え、その出力制御装置201は、一般に、モータ、操舵手段、あるいは、類似の電気機械装置を制御するためのデジタルドライバ回路を備えていてもよい。
【0032】
また、遠隔制御受信器200は、多数の制御入力装置を備えていてもよい。図示の好ましい実施形態において、制御入力装置203は、マイクロコントローラ210に設けられたA/D変換器212に対してアナログ電圧を供給する。アナログ電圧は、操舵位置等の車両からのフィードバック状態を提供して操舵位置を制御するためのサーボループを容易にする測定信号であることが好ましい。
【0033】
遠隔制御受信器200は、操作スイッチ209によってONまたはOFFに切換えられてもよい。
【0034】
本発明に係る遠隔制御装置に設けられたマイクロコントローラ101は、図4および図5を参照して以下に説明する概要にしたがって時分割送信プロトコルを形成するとともに、このプロトコルにしたがってデータを送信するように構成される。遠隔制御受信器200に設けられたマイクロコントローラ201は、受信器ユニット205を介して受信したデータを、同じ送信プロトコルにしたがって解釈するように構成される。
【0035】
遠隔制御装置100によって生成されて送信される信号は、図4に示される連続的に繰り返すフレームフォーマットを有している。前記信号は複数のフレーム400を備えており、各フレーム400は所定の持続時間すなわち長さ401を有している。
【0036】
各フレーム400は、所定数の連続する時間帯402から成り、各時間帯402は、データパケット404と、各データパケット404に続くポーズ403とを備えている。1つのフレーム401内に含まれる時間帯402の数(したがって、データパケットの最大数)は、1つの同じ無線通信可能領域内で使用することができる遠隔制御装置100の最大数に対応している。一般に、1つのフレーム401内に16個の時間帯402が設けられる。1つのフレーム内に含まれる各時間帯402は、一般に0〜15個の範囲の数となり得る時間帯識別子によって一般的に識別することができる。送信される全てのデータパケットは、データパケットが送信される時間帯を識別するこのような時間帯識別子を含んでいる。
【0037】
好ましい実施形態において、フレームは、所定の持続時間100msを有している。データパケットは、一般に、4.00msの持続時間を有していてもよく、これに対して、ポーズ403は、一般に、2.25msの持続時間を有している。その結果、時間帯402の全体の持続時間は、一般に、6.25msとなる。
【0038】
時間帯402の1つのデータパケット404の内容が図5に詳細に示されている。
【0039】
データパケット404は、好ましくはデータパケット404の最初に、主に4ビットの時間帯識別子410を備えている。
【0040】
データパケット404に含まれる次のデータは、主に3ビットのパケットタイプ識別子411である。パケットタイプ識別子は、データパケットの所定のセットのタイプのうちの1つを示している。この典型的な実施形態において説明する考えられるデータパケットタイプは、≪接続パケット≫、≪アドレスパケット≫、≪ビルボードパケット≫、≪制御パケット≫である。対応するパケットタイプ識別子の値は、001,010,000,011である。パケットタイプ識別子100,101,110,111は、プロトコルの将来の拡張のために蓄えられていてもよい。
【0041】
次に、データパケットは、データパケットタイプに応じた様々な情報を示す一連のデータ412を含んでいる。一般に、データは、16ビットを占めている。このビット数、したがって、データパケットの全体の持続時間は、データパケットタイプに応じて異なっていてもよい。しかしながら、データパケットには、超えることができない最大の持続時間がある。この最大持続時間は、前述した所定の時間帯持続時間に対応している。
【0042】
最後に、データパケットは、ほぼ4ビットのチェックサム413を含んでいる。
【0043】
図5に示される実施形態および対応する説明が本発明の原理の一例にすぎないことは言うまでもない。重要な点は、各データパケットまたはデータパケット群から以下のタイプの情報を識別してデコードできるという点である。
・時間帯識別子
・チェックサム
・制御情報(例えば、速度、操舵位置等)
・選択されたアドレスを含む≪接続≫情報
・指定された受信器を識別する≪アドレス≫情報
・空きがある時間帯および塞がっている時間帯を示す≪ビルボード≫情報
本発明の特定の実施形態において、各データパケットは、1または複数のこれらの情報タイプの全てあるいは一部を含むことができ、当業者であれば、必要な情報をデータパケットにエンコードする様々な方法を簡単に見出すことができる。
技術的な理由または他の理由により、幾つかの所定の方法で各データパケットの内容にスクランブルをかけることが適切でさえあるかもしれない。
【0044】
例えば、各データパケットは、2つの別個の部分から成っていてもよい。その一方の部分は≪制御情報≫を含み、他方の部分は、時間帯識別子、チェックサム、接続情報、アドレス情報、ビルボード情報等の≪プロトコル情報≫を含む。
パケットの≪制御≫部分は、速度や操舵位置等のパケット内に含まれる制御情報のタイプを識別するそれ自身の≪制御データ識別子≫を含んでいてもよい。
同様に、パケットの≪プロトコル≫部分は、パケットのこの部分に含まれる情報を識別する≪プロトコルデータ識別子≫を含んでいてもよい。これは、例えば以下のタイプの≪プロトコル部分≫を規定することができ、それぞれ特定のプロトコルデータ識別子値によって識別される。
1.時間帯識別子、チェックサム、8ビットよりも多い≪接続パケット≫アドレスを含む部分
2.時間帯識別子、チェックサム、8ビットよりも少ない≪接続パケット≫アドレスを含む部分
3.時間帯識別子、チェックサム、8ビットよりも多い≪アドレスパケット≫アドレスを含む部分
4.時間帯識別子、チェックサム、8ビットよりも少ない≪アドレスパケット≫アドレスを含む部分
5.時間帯識別子、チェックサム、8ビットよりも多い≪ビルボードレジスタ≫を含む部分
6.時間帯識別子、チェックサム、8ビットよりも少ない≪ビルボードレジスタ≫を含む部分
このような実施形態において、関連するプロトコル情報の≪多い−≪および≪少ない−≪部分を含むパケットは、同じ時間帯(遠隔制御装置に対して現在割り当てられている)に連続したフレームで送られる。その後、各タイプの情報の様々な部分をアセンブルすることができるように、多くのデータパケット(これらの全てが同じ時間帯識別子を含む)が受信されなければならない。
本発明のこのようなタイプの実施形態は、高帯域を利用できる等の特定の利点を有する。しかしながら、本発明の原理を説明するには、図5に示された実施形態およびその説明を使用するのが、より簡単である。
【0045】
ポーズ403は、データ送信が行なわれない時間を示している。ポーズの持続時間は、時間帯402の所定の持続時間とデータパケット404の持続時間との間の差によって与えられる。
【0046】
図6は、遠隔制御装置100の基本的な動作を示す簡略化された状態図である。
【0047】
遠隔制御装置のアイドル状態または停止状態が130で示されている。この状態は、ユーザによって装置の動作が停止された状態すなわち装置のスイッチがOFFされた状態に対応している。
【0048】
遠隔制御装置100がONに切換えられると、移行141が行なわれ、遠隔制御装置が初期状態131に入る。この状態131は、遠隔制御装置100の初期化処理の実行を含んでいる。この初期化処理中、遠隔制御装置100は、自動的に、その動作のための空き時間帯を選択する。これは、例えば1つのフレーム401の持続時間の10倍に相当するリスニング時間と呼ばれる所定の時間中に、通信可能領域内に存在している他の動作中の送信遠隔制御装置から送信される信号を最初に受信することにより行なわれる。このリスニング時間中、いわゆる≪ビルボードレジスタ≫は、他の送信遠隔制御装置によって既に使用されている時間帯を示すデータを用いて更新される。このようなデータは、任意の遠隔制御装置によって送信される各データパケット内に常に存在する時間帯識別子410から得られる。また、空き時間帯に関する情報は、領域内で動作している全ての遠隔制御装置によって定期的に送信される、いわゆる“ビルボードパケット”から得られてもよい。ビルボードパケットについては更に後述する。
【0049】
リスニング時間の最後に続いて、遠隔制御装置は、ビルボードレジスタを検査するとともに、利用可能な空き時間帯があるか否かを判断する。
【0050】
現時点で空き時間帯が無い場合、遠隔制御装置は、空き時間帯が見つかるまで、あるいは、装置がOFFに切換えられるまで、空き時間帯を検索し続ける。少なくとも1つの空き時間帯が利用可能な場合には、空き時間帯のうちの1つが選択される。遠隔制御装置は、この装置によってごく最近使用された時間帯番号が記憶され、そして、このような時間帯番号が「空き」としてビルボードレジスタから認識される場合には、この時間帯番号をビルボードレジスタから選択することが好ましい。
あるいは、遠隔制御装置は、「空き」として認識される時間帯番号の中から、無作為に1つの時間帯番号を選択する。
【0051】
時間帯番号が選択されると、遠隔制御装置は、遠隔制御装置における通常の動作状態である実行状態132へと移行143を行なう。選択された時間帯番号は、遠隔制御装置が実行状態を維持している限り、遠隔制御装置にとって有効であり、また、遠隔制御装置によって送信される全てのデータパケットは、この時間帯番号を使用して表示する。実行状態132において、制御データは、割り当てられた遠隔制御受信器へと送信される。遠隔制御受信器の割り当てについては後述する。
【0052】
実行状態132において、遠隔制御装置100における主なタスクは、その現在割り当てられた遠隔制御受信器200に対して制御情報を送信することである。本発明の典型的な実施形態において、これは、011等の所定のパケットタイプ識別子値によって識別される≪制御パケット≫タイプのデータパケットを送ることによって行なわれる。これらのパケットのデータ部分は、モータの速度および方向、操舵位置、サウンドデータ、光データ等の制御情報を含んでいる。
なお、特定の≪制御パケット≫タイプなる考えは、単なる一例である。制御情報は、アドレス及び/又はビルボード情報等の他のタイプの情報と組み合わせることができ、また、他のパケットタイプに含めることができれば理想的である。
【0053】
実行状態において、遠隔制御装置は、特定の間隔で、例えば10フレーム毎に、≪アドレスパケット≫を送信する。本発明の典型的な実施形態において、アドレスパケットは、010等の所定のパケットタイプ識別子値によって識別される。このパケットのデータ部分は、後述するように、既に行なわれた≪接続シーケンス≫に設けられ且つ≪現在アドレス≫レジスタ内に現在保持されているアドレス(一般的には16ビット)を含んでいる。
なお、特定の≪アドレスパケット≫タイプなる考えは、単なる一例である。アドレス情報は、制御及び/又はビルボード情報等の他のタイプの情報と組み合わせることができ、また、他のパケットタイプに含めることができれば理想的である。また、アドレスは、分割できるとともに、他のタイプのパケットで部分毎に送ることができる。
【0054】
実行状態132において、遠隔制御装置は、前述したビルボードレジスタを更新し続ける。ビルボードレジスタは、各時間帯番号毎にバイナリフラグを備えている。すなわち、ビルボードレジスタは、一般的には、16個のフラグを備えている。レジスタ内の位置nにおける“1”等の特定のバイナリフラグ値は、遠隔制御装置の受信器部分が、最近経過した所定の時間、例えば最後の255フレーム時間中に、時間帯番号nを現在使用している遠隔制御装置からの送信動作を登録したことを示している。遠隔制御装置100は、規則的な間隔、例えば10フレーム時間毎に、ビルボード情報を含む“ビルボードパケット”タイプのデータパケットを送信する。このようなパケットは、000等の所定のバイナリパケットタイプ識別子によって識別される。本発明の好ましい実施形態において、ビルボードパケットの16ビットデータ部分は、ビルボードレジスタの現在の内容を含んでいる。ビット番号nにおける“1”は、最近において時間帯番号nで動作が検知されたことを示している。ビット番号nにおける“0”は、最近において時間帯番号nで動作が検知されなかったことを示している。
【0055】
なお、特定の≪ビルボードパケット≫タイプなる考えは、単なる一例である。ビルボード情報は、制御及び/又はアドレス情報等の他のタイプの情報と組み合わせることができ、また、他のパケットタイプに含めることができれば理想的である。また、ビルボード情報は、分割できるとともに、他のタイプのパケットで部分毎に送ることができる。
【0056】
塞がっている時間帯に関する情報が他の遠隔制御装置によって転送されるこのビルボーディング機能の目的は、遠隔制御装置がその初期状態の実行中に特定の時間帯を空き時間帯として誤って解釈してしまう可能性を最小限に抑えることである。このようなことは、特定の時間帯を占めている遠隔制御装置から送信される信号が、初期状態時間中に、例えばデッドゾーンにおけるその一時的な位置に起因して、あるいは、他の偶然的な妨害に起因して、適切に受信されなかった場合に、ビルボーディング機能が実行されないと、起こり得る。
【0057】
第1の複合操作装置117におけるスイッチ121等の接続スイッチの作動は、一般に、遠隔制御装置100の“接続プッシュボタン”121を押すことによって行なわれる。このような作動で、遠隔制御装置は接続状態133に入る(移行144)。この状態で、遠隔制御装置に設けられたアドレス発生器は、ほぼ16ビットのランダムアドレスを生成する。生成されたアドレスは、接続スイッチ121に関連付けられたアドレスレジスタ内に記憶される。また、アドレスは、遠隔制御装置によって常に使用される現在のアドレスを含む“現在アドレス”レジスタ内に記憶される。アドレスの長さ、したがって、可能なアドレスの数は、同じ領域内で使用される2つの遠隔制御装置が同じアドレスを選択する可能性を低くできる十分な大きさである。その後、遠隔制御装置100は、“接続パケット”を繰り返し送信する。接続パケットは、001等の所定のバイナリパケット識別子によって識別される。このパケットの次の16ビットデータ部分は、生成された前述のアドレスを含んでいる。
【0058】
なお、特定の≪接続パケット≫タイプなる考えは、単なる一例である。接続情報(選択されたアドレスを含む)は、制御及び/又はアドレス情報等の他のタイプの情報と組み合わせることができ、また、他のパケットタイプに含めることができれば理想的である。また、接続情報は、分割できるとともに、他のタイプのパケットで部分毎に送ることができる。
【0059】
遠隔制御装置は、接続機能が停止されるまで(移行145)、接続状態133を維持する。一般に、この移行は、接続プッシュボタン121が解除される際に行なわれる。遠隔制御装置は、実行状態132に戻る。
【0060】
選択スイッチ、例えば第1の複合操作装置117における選択スイッチ122の作動は、一般に、遠隔制御装置の“選択プッシュボタン”122を押すことにより行なわれる(移行146)。このような作動で、選択スイッチ122に対応する接続スイッチ121に関連付けられたアドレスレジスタの内容は、現在アドレスレジスタに送信される。この現在アドレスレジスタの内容は、その後、前述したように、≪アドレスパケット≫として規則的な間隔で送信される。
【0061】
遠隔制御装置100がOFFに切換えられる(移行148)と、遠隔制御装置はアイドル状態または停止状態130に戻る。図6には示されていないが、遠隔制御装置がOFFに切換えられる時にはいつでも、同様に、任意の状態131,133,134からアイドル状態130に戻ることができる。
【0062】
図2に示されるように、複数の接続スイッチおよび対応する選択スイッチ、例えば2つの接続スイッチ121,123および2つの選択スイッチ122,124がそれぞれ設けられていてもよい。接続スイッチの作動により、再び、遠隔制御装置が接続状態になる。このことは、他のランダムアドレスが生成され、このランダムアドレスが接続スイッチに関連付けられたアドレスレジスタ内および現在アドレスレジスタ内の両方に記憶されることを意味する。その後、このアドレスを含む現在のパケットが送信される。接続機能の目的は、遠隔制御装置と遠隔制御受信器との間でリンクを確立することである。送信された接続パケットに対する受信器の応答については後述する。
【0063】
任意の選択スイッチの作動により、対応する接続スイッチに関連付けられたアドレスレジスタ内に記憶されたアドレスは、現在アドレスレジスタに送信される。これにより、このアドレスに関連付けられた遠隔制御受信器が選択される。
【0064】
図7は、遠隔制御受信器200の基本的な動作を示す簡略化された状態図である。
【0065】
遠隔制御受信器200のアイドル状態または停止状態が230で示されている。この状態は、受信器がOFFに切換えられた状態に対応している。
【0066】
受信器200に関連付けられたアドレスは、メモリ225内に含まれる半揮発性メモリレジスタ内に記憶される。アドレスレジスタの内容は、予め割り当てられたアドレス、受信した接続パケットによって割り当てられた新たなアドレスであってもよく、あるいは、特定のアドレスが割り当てられない場合には任意の値であってもよい。
【0067】
遠隔制御受信器がONに切換えられると、移行241が行なわれ、受信器が受動状態231に入る。この状態において、受信器は、従うべき割り当てられた時間帯を有しておらず、したがって、受信した任意の制御情報に対して反応しない。
【0068】
受動状態231において、受信器は、この装置のアドレスレジスタ内に記憶されたアドレスと一致するアドレスを含む任意の時間帯のアドレスパケットを検索している。このようなアドレスの一致が見つかると、一致するアドレスを有するパケットに含まれる時間帯番号は、この受信器の≪現在の時間帯≫として、メモリ225内に含まれるレジスタである現在時間帯レジスタ内に記憶される。その後、受信器は、動作状態232に入る(移行242)。動作状態232において、受信器は、現在時間帯レジスタによって与えられた≪現在の時間帯≫で受信された制御情報に対して反応する。
【0069】
動作状態232にいる間、受信器は、≪現在の時間帯≫で受信されたアドレスパケットがアドレスレジスタ内に記憶されたアドレスを依然として含んでいるか否かをチェックし続ける。この時間帯において異なるアドレスが検知されると、受信器は、再び受動状態231に入る(移行243)。
【0070】
また、動作状態232にいる間、受信器は、そのアドレスレジスタ内に記憶されたアドレスが他の時間帯に現われるか否かを監視する。これが生じると、この時間帯の時間帯番号が現在時間帯レジスタ内に記憶される。このようなことは、送信遠隔制御装置が何らかの理由で送信に使用される時間帯を変更する場合に起こり得る。
【0071】
受動状態231にいる間、遠隔制御受信器200の接続プッシュボタン217を押すことによって一般に行なわれる接続スイッチ217の作動で、受信器は接続状態233に入る(移行246)。同様に、動作状態232にいる間も、接続スイッチの作動により、受信器が接続状態233になる(移行248)。
【0072】
接続状態233において、遠隔制御受信器200のマイクロコントローラ210は、無線受信器ユニットから受信したデータからデータパケットを得るとともに、データパケットのパケットタイプ識別子領域を利用して、受信したデータパケットが接続パケットであるか否かを検知するように構成される。パケットが接続パケットであると認識されると、接続パケットのアドレス領域に含まれるアドレスは、これを受信器のメモリ内のアドレスレジスタに記憶することにより、遠隔制御受信器の現在のアドレスとして割り当てられる。また、接続パケットの時間帯番号は、これを受信器のメモリ内の時間帯レジスタに記憶することにより、受信器の現在の時間帯番号として割り当てられる。
【0073】
このようにして、その接続スイッチ121,123が現在作動している遠隔制御装置100は、その接続スイッチ217が同時に作動している遠隔制御受信器200に割り当てられる。
【0074】
遠隔制御受信器は、接続機能が停止されるまで、接続状態233を維持する。一般に、この停止は、プッシュボタン217を解除することによって行なわれる。
【0075】
接続パケットが最近の接続状態時間に受信された場合、あるいは、受信器200が接続状態時間の前に割り当てられた時間帯を有していた場合には、停止によって、受信器200が動作状態232になる(移行245)。
【0076】
接続パケットが最近の接続状態時間に受信された場合であって、かつ、受信器が接続状態時間の前に割り当てられた時間帯を有していなかった場合には、停止によって、受信器200が受動状態231になる(移行248)。
【0077】
動作状態232において、遠隔制御受信器装置のための主なタスクは、“制御パケット”タイプのデータパケットを受信するとともに、その内容を、制御装置201に供給される制御データに変換することである。
【0078】
受信されたデータパケットがマイクロコントローラによって処理され、時間帯識別子が割り当てられた≪現在の時間帯≫番号と一致するデータパケットが得られる。制御パケットは、導入時間帯番号の次にある011等の所定のバイナリパケットタイプ識別子によって識別される。このパケットのデータ部分は、マイクロコントローラ210によって解釈される特定の制御情報を含んでおり、そのマイクロコントローラ210は、制御部材201,202に供給される対応する制御信号を生成することにより、モータ、速度、操舵、音、光等を制御する。
【0079】
受信されたデータパケットが制御パケットである場合、時間帯番号は、遠隔制御装置100と遠隔制御受信器200との間の有効な識別リンクとして使用される。受信されたデータパケットがアドレスパケットである場合、アドレス間の一致が支配的となる。これにより、このアドレスパケットの時間帯番号は、アドレスパケット内のアドレスが受信器の割り当てられたアドレスと一致する場合、受信器の現在割り当てられた時間帯番号として割り当てられる。
【0080】
接続スイッチ217の動作で、遠隔制御受信器は、再び、接続状態233に入る(移行244)。これにより、新たなアドレス割り当てを行なうことができる。
【0081】
遠隔制御受信器200がOFFに切換えられる(移行248)と、遠隔制御受信器は、アイドル状態または停止状態230に戻る。図7に示されていないが、遠隔制御装置がOFFに切換えられる時にはいつでも、同様に、任意の状態231,232,233からアイドル状態230に戻ることができる。
【0082】
単なる一実施例としてここで説明された特定の内容に本発明が限定されないことは言うまでもない。したがって、当業者であれば分かるように、本発明の範囲内で様々な改良および変更が可能である。
【0083】
例えば、フレーム時間が所定の持続時間でなければならないが、実際の持続時間は、当該用途にしたがって異なっていてもよい。1つのフレーム内の時間帯の数は所定の数にすべきであるが、実際の数は、同様に、実際の用途に応じて変えてもよい。
【0084】
無論、各時間帯における情報の実際のコード化は、多くの様々な方法で行なうことができる。例えば、1つのパケットを各タイプの情報専用にする代わりに、ビルボード情報およびアドレス情報は、分割されるとともに、制御情報と共に連続するフレーム内で部分毎に送られててもよい。
【0085】
特に無線通信に関して物理的な通信を説明してきたが、当業者であれば分かるように、開示された本発明の概念は、光通信、特に赤外線通信、または、音響通信、特に超音波通信に使用されてもよい。この場合、無論、送信回路および受信回路は、所望の等価な物理的な通信要素に置き換えられるべきである。本発明は、計測および制御ネットワーク等のケーブルバウンド通信(cabel bound communication)を使用する用途においても有用となり得る。
【0086】
UART211仕様のシリアル入力/出力回路は、選択された変調タイプおよび使用される物理的な通信媒体に適する他のデータエンコーディング/デコーディング装置に置き換えられてもよい。
【0087】
遠隔制御装置および遠隔制御受信器は、基板上に別個の構成部品としてマイクロコントローラおよびその周辺回路を用いて設計されてもよい。同様に、本発明の概念は、プログラム可能論理回路(PLD)または特定用途向け集積回路(ASIC)等の他のタイプの電子回路を用いて実現されてもよい。
【0088】
出力制御装置201は、デジタルドライバ回路の一例として示されている。無論、出力制御装置210は、アナログ回路として実現されてもよい。この場合、出力制御装置201は、遠隔制御受信器200のマイクロコントローラ210内に含まれる或はマイクロコントローラ210に接続されるD/A変換器の出力部に接続される。このような装置の数は、通常、用途の要求に応じて異なっていてもよい。
【0089】
無論、入力要素101,102,103のタイプおよび入力要素の数は、単なる一例として記載されている。したがって、これらは、実際の用途に応じた適したデジタルまたはアナログ入力要素の任意のセットとして形成されてもよい。入力要素は、手動で操作される入力装置としてのみ理解されるべきではない。これらは、例えばパーソナルコンピュータ等の外部装置からの操作信号を供給するデジタルインタフェース回路等の間接的に操作される要素によって構成されていてもよい。
【0090】
図示の実施形態は、それぞれが接続信号および選択信号を供給する2つの複合操作装置117,118を開示している。遠隔制御装置に含まれるこのような操作装置の数は、1つ、2つ、3つ、あるいはそれ以上であってもよいことは言うまでもない。一例として、各操作装置は、プッシュボタンスイッチ等の2つの別個のスイッチ、すなわち、1つの接続スイッチおよび対応する選択スイッチを備えているものとして示される。当業者であれば分かるように、各操作装置が1つだけのプッシュボタンスイッチを有していても良く、また、共通のセレクタスイッチの状態によって、プッシュボタンスイッチが作動される時に各装置が接続信号を供給すべきか選択信号を供給すべきかが判断される。
【0091】
おもちゃの模型自動車等に関して本発明の使用を説明してきた。このようなおもちゃ又は自動車の例は、遠隔的に制御可能な自動車、レーシングカー、オフロード車、トラック、トラクタ、掘削機械、列車、ボート、飛行機、ヘリコプター、おもちゃの動物、人形、おもちゃのロボットである。このような動くことができる対象物に加えて、本発明は、クレーン、跳開橋、電子装備ハウス、エレベータ等の静止した遊技装置で使用することもできる。簡単で且つ使い易い丈夫な操作により、このようなおもちゃやモデルが本発明の主な適用分野になるが、本発明は、クレーン、ガレージドア等の本物の機械の制御を含む他の目的で使用することもできる。また、用途は、無線入力装置(例えば、キーボード、マウス、ローラボール、または、ジョイスティック)によるゲームコンソールまたはパーソナルコンピュータの制御等といったコンピュータ装置間の遠隔制御通信を含んでいる。また、本発明は、ホームオートメーションシステム等の計測または自動化システムで通信を行なうために使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【0092】
【図1】共通の環境で幾つかの遠隔制御装置および対応する遠隔制御受信器が作動するシステムの概略ブロック図である。
【図2】遠隔制御装置のハードウェア構成の概略ブロック図である。
【図3】遠隔制御受信器のハードウェア構成の概略ブロック図である。
【図4】送信された信号のフレームフォーマットの繰り返しを示すタイムチャートである。
【図5】データパケットのフォーマットを示すタイムチャートである。
【図6】遠隔制御装置100の基本的な動作を示す状態図である。
【図7】遠隔受信装置200の基本的な動作を示す状態図である。

Claims (24)

  1. 複数の遠隔制御装置(100)と遠隔制御受信器(200)とが同時に作動していることができる通信可能領域(300)で使用するための遠隔制御装置(100)であって、前記領域(300)内で作動する遠隔制御受信器(200)を遠隔的に制御するための遠隔制御装置(100)において、
    −電気制御信号を供給するための入力要素(101,102,103,121,122,123,124)と、
    −送信器(104)と、
    −前記入力要素から前記制御信号を受信するとともに、繰り返されるフレームフォーマットを用いてコード化されるコード化信号を前記送信器(104)に対して供給するために設けられた処理装置(110)と、
    を備え、
    各フレーム(400)は、それぞれが連続する時間帯(402)内に含まれる多数のデータパケット(404)を備え、各データパケット(404)は、それが含まれる時間帯を識別する時間帯識別子(410)を備えている遠隔制御装置(100)。
  2. 装置(100)に対して現在割り当てられたアドレスを含むアドレスレジスタを有するメモリ(125)を更に備えている請求項1に記載の遠隔制御装置(100)。
  3. 前記メモリ(125)は、装置(100)に対して現在割り当てられた時間帯番号を含む時間帯番号レジスタを更に備えている請求項2に記載の遠隔制御装置(100)。
  4. 前記処理装置(110)に接続された受信器(105)を更に備えている請求項3に記載の遠隔制御装置(100)。
  5. 前記処理装置は、受信器(105)によって受信されたデータパケットから時間帯識別子を得るようになっている請求項4に記載の遠隔制御装置(100)。
  6. 前記処理装置(110)に接続されたタイミング装置(113)を更に備え、これにより、処理装置(110)は、前記送信器に供給されるコード化信号のタイミングを制御するようになっている請求項5に記載の遠隔制御装置(100)。
  7. 前記処理装置(100)は、前記受信器(105)によって受信されるデータパケットの到達時間、または、このようなパケットに含まれる時間帯識別子の到達時間にしたがって、前記タイミング装置を調整するようになっている請求項6に記載の遠隔制御装置(100)。
  8. 前記処理装置(110)は、前記領域(300)内の他の遠隔制御装置から時間帯識別子(410)を受信するとともに、各時間帯番号に関連付けられた遠隔制御装置の最近経過した時間内での作動の存在を示すビルボードレジスタを更新するようになっている請求項5ないし請求項7のいずれか1項に記載の遠隔制御装置(100)。
  9. 前記処理装置(110)は、ビルボードパケットを所定の間隔で前記送信器に供給するようになっており、前記ビルボードパケットは、前記ビルボードレジスタからのデータを備えている請求項8に記載の遠隔制御装置(100)。
  10. 前記処理装置(110)が初期化処理(131)を行なうようになっており、この初期化処理においては、前記ビルボードレジスタから、もしくは、受信されたビルボードパケットから、またはその両方から空き時間帯番号が得られ、また、前記処理装置(110)は、この時間帯番号を、遠隔制御装置(100)の更なる動作のために割り当てるようになっている請求項8に記載の遠隔制御装置。
  11. 前記処理装置(110)は、データパケットを前記送信器(104)に供給するようになっており、前記データパケットは、時間帯識別子(410)と、パケットタイプ識別子(411)と、制御データを含むデータ領域(412)とを備えている請求項5ないし請求項10のいずれか1項に記載の遠隔制御装置(100)。
  12. 少なくとも1つの第1の作動要素(121,123)を更に備え、前期処理装置(110)は、前記第1の作動要素の作動時(144)に、
    −擬似ランダムアドレスを形成し、
    −前記アドレスを、前記第1の作動要素(121)に関連付けられたアドレスレジスタ内に記憶し、
    −完全な前記アドレスを各データパケット内に含む、または、前記アドレスの識別可能な部分を各データパケット内に含む、1または複数のデータパケットを送信する、
    ようになっている請求項5ないし請求項11のいずれか1項に記載の遠隔制御装置(100)。
  13. 少なくとも1つの第2の作動要素(122,124)を更に備え、第2の作動要素はそれぞれ、対応する前記第1の作動要素(121,123)に関連付けられ、前記処理装置(110)は、第2の作動要素の作動時に、第1の作動要素に関連付けられたアドレスレジスタの内容を、装置(100)に現在割り当てられたアドレスを含むアドレスレジスタに送信するようになっている請求項12に記載の遠隔制御装置(100)。
  14. 前記処理装置(110)は、装置(110)に現在割り当てられたアドレスを含む1または複数のデータパケットを定期的に送信し、完全な前記アドレスを各データパケットに含む、または前記アドレスの識別可能な部分を各データパケット内に含むように構成される請求項5ないし請求項13のいずれか1項に記載の遠隔制御装置(100)。
  15. 複数の遠隔制御装置(100)と遠隔制御受信器(200)とが同時に作動していることができる通信可能領域(300)で使用するための遠隔制御受信器(200)であって、遠隔制御装置(100)から信号を受信してデコードする遠隔制御受信器(200)において、
    −受信器(205)と、
    −前記受信器(205)によって供給される受信信号(215)を入力してデコードするようになっている処理装置(210)と、
    を備え、
    前記受信信号は、繰り返されるフレームフォーマットからデコードされ、各フレーム(400)は、連続する時間帯(402)内に含まれる多数のデータパケット(404)を備え、各データパケット(404)は、それが含まれる時間帯を識別する時間帯識別子(410)を備えている遠隔制御受信器(200)。
  16. 受信器(200)に対して現在割り当てられたアドレスを含むアドレスレジスタを有するメモリ(225)を更に備えている請求項15に記載の遠隔制御受信器(200)。
  17. 前記メモリ(225)は、受信器(200)に対して現在割り当てられた時間帯番号を含む時間帯番号レジスタを更に備えている請求項16に記載の遠隔制御受信器(200)。
  18. 前記処理装置は、受信されたデータパケットから時間帯識別子を得るようになっている請求項17に記載の遠隔制御受信器(200)。
  19. 前記処理装置は、特定の時間帯識別子を含むデータパケットが完全なアドレスの形態で或はアドレスの識別可能な部分の形態を成してアドレス情報を有しているか否かを検知するとともに、このような検知の際、前記パケットからアドレス情報を得るようになっており、前記パケットがアドレスの識別可能な部分のみを有しているの場合、このような多数のパケットから得られるアドレス部分を組み合わせて特定の時間帯に属する完全なアドレスを形成するようになっている請求項18に記載の遠隔制御受信器(200)。
  20. 前記処理装置は、前記パケット(単数、複数)から得られたアドレスと、アドレスレジスタの内容とを比較し、一致する場合には、前記パケット(単数、複数)内に含まれる時間帯識別子を時間帯レジスタ内に記憶するようになっている請求項19に記載の遠隔制御受信器(200)。
  21. 前記処理装置(210)は、時間帯レジスタによって与えられた時間帯で受信された1または複数のデータパケットから得られるアドレスと、アドレスレジスタ内に記憶されたアドレスとを比較し、前記アドレス同士が不一致の場合には、前記処理装置がデータパケット内に受信された任意の制御データを無視する受動状態に受信器を維持するようになっている請求項17ないし請求項20のいずれか1項に記載の遠隔制御受信器(200)。
  22. 前記処理装置(210)は、アドレス同士が一致する場合、データパケット内で受信された制御データに基づいて前記処理装置が制御信号を生成する動作状態に受信器を維持するようになっている請求項21に記載の遠隔制御受信器(200)。
  23. 接続作動要素(217)を更に備え、前記処理装置(210)は、
    −前記接続要素(217)の作動時に、受信された1または複数のデータパケットからアドレスを得るとともに、このアドレスを受信器(200)のために割り当てられたアドレスとして記憶するために設けられている請求項15ないし請求項22のいずれか1項に記載の遠隔制御受信器(200)。
  24. 請求項1ないし請求項14のいずれか1項に記載の少なくとも1つの遠隔制御装置(100)と、請求項15ないし請求項23のいずれか1項に記載の少なくとも1つの遠隔制御受信器(200)とを備えている遠隔制御システム(100,200)。
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