JP2004521585A - 高い動作電圧において開閉するための開閉装置 - Google Patents

高い動作電圧において開閉するための開閉装置 Download PDF

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Abstract

高い動作電圧において開閉するための開閉装置は、低電圧(NV)開閉素子(50)と第1の高電圧(HV)開閉素子(100)とを含み、カスコード回路に相互接続されている。さらに、第1の高電圧(HV)開閉素子(100)と直列に接続された少なくとも1つの第2の高電圧(HV)開閉素子(200)が設けられている。第1および第2の高電圧(HV)開閉素子(100)ないし(200)の高電圧(HV)グリッド接続部(103)ないし(203)の間には、第1の保護素子(150)が接続されている。

Description

【0001】
本発明は、高い動作電圧において開閉するための開閉装置に関し、低電圧(NV)カソード接続部と、低電圧(NV)アノード接続部と、低電圧(NV)グリッド接続部とを備える少なくとも1つの低電圧(NV)開閉素子、第1の高電圧(HV)カソード接続部と、第1の高電圧(HV)アノード接続部と、第1の高電圧(HV)グリッド接続部とを備える第1の高電圧(HV)開閉素子を含み、NVアノード接続部は第1のHVカソード接続部と、またNVカソード接続部は第1のHVグリッド接続部と、それぞれ電気的に短絡されているものである。
【0002】
このような開閉装置は、米国特許第6,157,049号明細書及び欧州特許第0063749 B1号明細書から公知である。それぞれに開示されている電子開閉装置は、前述したようなNV開閉素子とHV開閉素子の特殊な接続方式に基づいている。この接続方式は、カスコード回路とも呼ばれる。この開閉装置は高い電流を開閉するのに用いられ、高い動作電圧を確実に遮断することもできる。NV開閉素子で、ノーマリー・オフ型のMOSFETはシリコン(Si)で構成され、ノーマリー・オン型のJFETとして構成されたHV開閉素子との接続が、ノーマリー・オフ型のユニットを形成するように作用する。HV開閉素子は、ブレークダウン電界強度が10V/cmを超える半導体材料で構成されている。そして遮断時にはHV開閉素子が、カスコード回路にかかる遮断されるべき電圧の大部分を受けとめる。炭化ケイ素(SiC)の半導体材料が、HV開閉素子の出発材料として特に適している。
【0003】
たとえば回転数が可変な駆動装置などでも利用されている変換器技術では、出力が高いときに、すなわち一般に動作電圧も高いときに、できるだけ100%に近い高い効率を発揮する開閉装置が必要である。開閉装置ができるだけ少ない静的および動的な損失を有していれば、ほぼ最適のエネルギー利用が実現され、これに伴って、必要な冷却コストの明らかな低減も実現される。
【0004】
現在の変換器技術では、通常、6.5kVまでの電圧領域ではHV開閉素子としてシリコンIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor:絶縁ゲート・バイポーラトランジスタ)またはシリコンGTO(Gate Turn Off:ゲートターンオフ)サイリスタが用いられており、約10kVまでの電圧領域ではシリコンサイリスタが用いられている。しかしこれらの開閉素子においては、構造に起因して不可避のキャリヤ蓄積効果が開閉時に起こるために、ある程度の遅延時間と、かなりの動的な切換損失とを有するバイポーラ半導体デバイスが取扱われる。
【0005】
この問題は、ユニポーラの開閉素子だけ、つまりたとえば電界効果トランジスタだけで構成されたカスコード回路で回避することができる。ユニポーラ開閉素子は静的な損失がもともと低いことに加えて、キャリヤ蓄積効果が生じないので開閉時間が短く、動的な損失も少ないことが特徴である。SiCで具体化された接合形電界効果トランジスタとして構成されたHV開閉素子では、最大限許容される遮断電圧は2通りのやり方で得ることができる。一つのやり方は、ドリフトゾーンを延長することである。このことは、垂直型の接合形電界効果トランジスタの場合には、使用する基板上に厚いエピタキシャル層を成長させるのと同じことになる。もう一つのやり方は、エピタキシャル層内部のドーピング材料濃度を減らすことである。しかしながら、最大限許容される遮断電圧の観点からは好都合なこの両手段は、ドリフトオーム抵抗の増大を引き起こす。このことは、導通状態のとき(開閉素子が閉じているとき)、熱となって逃げる静的な損失出力が増えることにつながる。そのために、SiCからなるユニポーラのHV開閉素子を使って具体化されたカスコード回路は、現在、最大限許容される遮断電圧が典型的な場合には3.5kVのオーダーに限定される。しかし原理的には、これよりも高いたとえば5kVの遮断電圧も可能である。
【0006】
より高い遮断電圧用の開閉装置が必要な場合、このことは現在では、ユニポーラ開閉素子によって上述したように構成された複数の直列接続されたカスコード回路、または、複数のユニポーラ開閉素子の直列回路、または、上述したバイポーラシリコン開閉素子を使うことによってのみ可能である。バイポーラ開閉素子は、すでに説明したように長い開閉時間と大きな動的損失につながる。
【0007】
複数のカスコード回路を直列につなぐと、各カスコード回路のNV開閉素子に対して独自の制御が必要になる。しかも、このような能動的な制御がそれぞれ異なる電位で行われるというという問題もある。そのため、高い費用にもつながる少なからぬ回路技術上のコストが生じてしまう。
【0008】
さらに独国特許出願公開第19926109 A1号明細書より、変形されたカスコード回路を基本とする、比較的高い遮断電圧用の開閉装置が公知である。この場合、カスコード回路は、当初はNVカソード接続部と第1のHVグリッド接続部との間に設けられていた短絡接続に、補助トランジスタの形態の付加の開閉素子を組み込むことによって変形される。それにより、HV開閉素子がその遮断状態に切り換えられる前に、NV開閉素子が高い遮断電圧を受けとめるようにしてあり、その結果、変形されたカスコード回路によって、全体として高められた遮断電圧を受けとめることができる。この変形されたカスコード回路の発展形の要諦は、変形されたカスコード回路の第1のHV開閉素子と直列に、別のHV開閉素子をつなぐことにある。この別の開閉素子の制御接続部の間には、それぞれ別の補助トランジスタが設けられている。さらに、防護のために、特に制御接続部の電位を制限するために、ツェナーダイオードの形態の保護素子が設けられていてよい。この開閉装置も、この独国特許出願公開第19926109 A1号明細書に発明の要部として記載されている補助トランジスタのために、少なからぬ回路コストと結びついている。
【0009】
そこで本発明の課題は、高い遮断電圧を有していると同時に少ない回路技術上のコストで具体化することができる、冒頭に述べた種類の開閉装置を提供することである。
【0010】
この課題は、本発明により請求項1の特徴部分に記載の構成要件によって解決される。
【0011】
冒頭に述べた開閉装置は、第2のHVカソード接続部と、第2のHVアノード接続部と、第2のHVグリッド接続部とを備える少なくとも1つの第2のHV開閉素子をさらに備えており、この第2のHV開閉素子は第1のHV開閉素子と直列に接続され、第1および第2のHVグリッド接続部の間には第1の保護素子が接続されていることを特徴としている。
【0012】
本発明は、別のHV開閉素子または複数の別のHV開閉素子をカスコード回路と直列に、すなわち特に第1のHV開閉素子と直列に設けることによって、NV開閉素子と第1のHV開閉素子とで構成されたカスコード回路の遮断電圧耐性を簡単なやり方で、かつ段階付け可能に高めることができるという知見に依拠するものである。別のHV開閉素子がただ1つである場合、両HV開閉素子のグリッド接続部の間に接続された第1の保護素子によって、別のHV開閉素子を接続するために新たなカスコード回路を直列に接続するときに普通ならば必要となる別のNV開閉素子が必要なくなり、この別のNV開閉素子の制御も必要なくなる。むしろ保護素子を接続することは、自動的な引き込み効果を生む。すなわち、第1のHV開閉素子が外部制御されるNV開閉素子を介して遮断状態に移るや否や、別のHV回路素子も遮断状態に移行するのである。このとき保護素子は、特に、第1のHVグリッド接続部から第2のHVグリッド接続部に向かう方向に通過挙動を示し、これと逆の方向には遮断挙動を示すように、両HVグリッド接続部の間に接続される。
【0013】
別の任意のHV開閉素子の基本的に可能な直列接続によって、高い動作電圧における開閉に適していて特に高い遮断電圧を有する開閉装置を、直列に接続された複数のHV開閉素子を通じて具体化することができる。この場合高い電圧とは、特に1000Vを超える電圧、特に3.5kVを超える電圧を意味している。さらに必要な回路コストも、個々のカスコード回路を直列に接続してその制御回路を含めたものと比べれば、明らかに低減する。何故なら一方では別のNV開閉素子が必要なく、また別の外部の制御部も必要ないからである。それによって開閉装置の所要スペースも少なくなる。
【0014】
この開閉装置の特別な実施形態は、請求項1に従属する各請求項に記載されている。
【0015】
第2HV開閉素子に加えて、さらに第3のHV開閉素子が、最初の2つのHV開閉素子と直列に接続される実施形態が好都合である。それにより、全体として実現可能な最大限許容される遮断電圧を更に高めるすことができる。第3のHV開閉素子は、第3のHVカソード接続部と、第3のHVアノード接続部と、第3のHVグリッド接続部とを有している。第3のHV開閉素子をさらに接続することと関連して、付加の、すなわち第2の保護素子も設けられていると特に好ましい。この場合、この第2の保護素子は第3のHVグリッド接続部と、他の両HVグリッド接続部のうちの一方との間に接続される。ここで、第1のHVグリッド接続部に接続をする回路バリエーションと、第2のHVグリッド接続部に接続をする回路バリエーションがいずれも可能である。第2の保護素子によって、有利な引込み効果が同じく第3のHV開閉素子にまで及ぶので、第2の開閉素子が開閉装置のこの実施形態との関連で設定される最大の遮断電圧に達するや否や、第3のHV開閉素子も遮断状態に切り換わる。最大限許容される遮断電圧をいっそう高くするために、別のHV開閉素子と保護素子を同じやり方で開閉装置に付け加えることができる。
【0016】
好都合な実施形態では、保護素子が、保護素子に印加される特定の電圧からは、遮断方向にブレークダウン挙動を示す。このいわば保護素子ブレークダウン電圧からは、もはや電流が遮断されるのではなく、遮断方向でも保護素子を介して電流が流れるようになる。このブレークダウン挙動が好ましい理由は、特に、他ならぬこの保護素子ブレークダウン電圧から流れる遮断電流が、第2または第3のHV開閉素子を導電状態から遮断状態に切り換えさせるからである。保護素子の特に簡単な実施形態は、ダイオードの形態で得られる。この場合、シリコンからなる簡単なpnダイオードを用いることが可能である。特にシリコンからなるアバランシェダイオードは、上述した有利なブレークダウン挙動を有している。このようなアバランシェダイオードは、さまざまな保護素子ブレークダウン電圧のものを入手可能である。
【0017】
第2のHVカソード接続部と第2のHVグリッド接続部の間に過電圧保護素子が接続された別の変形例が有利である。それにより、第2のHV開閉素子で過電圧への安全性が得られる。もちろん、それ以外にさらに存在する他の各HV開閉素子にも、同様に過電圧保護素子が設けられることもできる。過電圧保護素子の特に好都合な実現化の形態はZダイオードである。
【0018】
使用するHV開閉素子の少なくとも1つが、半導体材料の炭化ケイ素(SiC)をベースとして実現するのが好ましい。この半導体材料によって、SiCの高いブレークダウン電界強度に基づき、非常に高い遮断電圧が実現される。この場合出発材料としては、種々のポリタイプの特徴をもつ炭化ケイ素、特に3C−Sic、4H−Sic、6H−Sic、15R−Sicとしての炭化ケイ素を用いることができる。
【0019】
別の有利な実施形態は、ノーマリー・オン型の電界効果トランジスタとして構成されたHV開閉素子を内容としている。それにより、開閉装置を介して流れる電流をきわめて簡単かつ迅速に制御することができる。電界効果トランジスタのユニポーラ特性に基づいて、非常に短い開閉時間と僅かな動的損失とが可能である。特に好都合な実施形態は、ノーマリー・オン型の接合形電界効果トランジスタ(JFET)である。この関連で適しているJFET構造は、米国特許第6,034,385号明細書や欧州特許第19833214 C1号明細書に記載されている。しかし接合形電界効果トランジスタについての他の構造も基本的に考え得る。
【0020】
保護のために保護素子が設けられているHV開閉素子がブレークダウンから確実に保護されるように、保護素子ブレークダウン電圧が選択される変形例が好ましい。そのために、保護素子ブレークダウン電圧はそれぞれ、各保護素子が並列に接続された開閉素子のすべての開閉素子ブレークダウン電圧の合計よりも小さくなるように設定される。この場合、保護素子がHV開閉素子だけでなく、カスコード回路のNV開閉素子にも並列に接続されていることに注意すべきである。このように、保護素子ブレークダウン電圧に対する設定規則において、非常に低いブレークダウン電圧も考慮に入れることができる。
【0021】
ノーマリー・オン型の電界効果トランジスタとして構成されたHV開閉素子の場合における保護素子ブレークダウン電圧に対する設定規則において、ノーマリー・オン型の電界効果トランジスタのいわゆるピンチオフ電圧も一緒に考慮されることによって、別の実施形態では、ブレークダウンに対するいっそう効果的な保護を、保護素子で保護されるHV開閉素子について得ることができる。ピンチオフ電圧は、ノーマリー・オン型の電界効果トランジスタのHVカソード接続部とHVグリッド接続部との間にかかる電圧の電圧値を示し、その電圧値からは、ノーマリー・オン型の電界効果トランジスタのHVカソード接続部とHVアノード接続部の間で通電が確実になくなる。この場合、HVグリッド接続部に保護素子が接続されてはいるが、HVカソード接続部とHVアノード接続部の間のそのドリフトゾーンは保護素子と並列に接続されておらず、そのために保護素子の保護作用にも属していないようなノーマリー・オン型の電界効果トランジスタのピンチオフ電圧が配慮される。
【0022】
つまり保護素子ブレークダウン電圧は、保護素子が並列に接続されている開閉素子の開閉素子ブレークダウン電圧の合計から、上述したピンチオフ電圧だけ減じたものよりも小さくなるように設定される。
【0023】
次に、図面を参照しながら有利な実施例について詳しく説明する。図面は見やすくするため縮尺どおりに描かれてはおらず、またある種の構成要件は模式化して図示している。
【0024】
互いに対応する部分には、図1から図3で同じ符号が付されている。
【0025】
図1には、高い動作電圧UBへの負荷5を接続、遮断するための開閉装置10が示されている。動作電圧UBは、図示した実施例では3000Vである。負荷としては、たとえば回転数が可変の駆動装置で用いられる変換器分岐などが考慮の対象となる。
【0026】
開閉装置10は、ノーマリーオフ型のMOSFETの形態の低電圧(NV)開閉素子50と、それぞれノーマリー・オン型の接合形電界効果トランジスタ(JFET)の形態の全部で3つの高電圧(HV)開閉素子100、200および300と、それぞれシリコンで具体化されたアバランシェダイオードの形態の保護素子150および250とを含んでいる。
【0027】
3つのHV開閉素子100、200および300は、HVカソード接続部101、201、301と、HVアノード接続部102、202、302と、HVグリッド接続部103、203、303とをそれぞれ有している。MOSFET50は、NVカソード接続部51と、NVアノード接続部52と、NVグリッド接続部53とを有しており、最後に挙げたNVグリッド接続部53は制御電圧UCで作動することが意図されており、この制御電圧によって、開閉装置10を導電状態と遮断状態の間で切り換えることができる。
【0028】
遮断状態すなわちオフ状態では、3つのJFET100、200および300が実質的に動作電圧UBを受ける。構成に応じて、3つのJFET100、200および300への動作電圧UBの配分が行われる。本例では、動作電圧UBは3つのJFET100、200および300にほぼ均等に配分される。しかし図示しない別の実施形態では、均等配分とは異なる電圧配分が可能である。
【0029】
MOSFET50とJFET100は、いわゆるカスコード回路で接続されている。そのためにNVアノード接続部52はHVカソード接続部101と、またNVカソード接続部51はHVグリッド接続部103と、それぞれ電気的に短絡されている。米国特許第6,157,049号明細書および欧州特許出願第0063749 B1号明細書には、このような種類のカスコード回路とその作用形式が記載されている。
【0030】
図1の実施例では、MOSFET50はシリコン(Si)で構成されており、JFET100は他の両JFET200および300と同じく炭化ケイ素(SiC)で構成されている。それにより、オン/オフを開始させるためにシリコンで実現可能な高い開閉速度と、それに加えて、炭化ケイ素で実現可能な高いブレークダウン電圧とが活用される。
【0031】
カスコード回路を介してNV−MOSFET50とオン・オフのために接続されているJFET100とは異なり、他の両HV開閉素子200および300については、外部の制御電圧を介してオン/オフを開始させるNV開閉素子との付加接続が設けられていない。このことは一方では回路技術上のコストの低減を意味し、他方では、JFET200および300の適時のオン/オフを別のやり方で確保しなければならない。
【0032】
この理由から、HVグリッド接続部103および203の間、ないしHVグリッド接続部203および303の間には、アバランシェダイオード150および250が接続されている。これらのアバランシェダイオード150および250は、これらと並列に接続されたJFET100ないし200をブレークダウンから保護する。そのためにアバランシェダイオード150はJFET200を、またアバランシェダイオード250はJFET300を、それぞれ適時に遮断状態に移行させて、JFET100ないし200がブレークダウンされないようにする。
【0033】
この回路挙動について以下に詳しく説明する。MOSFET50は、たとえば少なくとも50Vの開閉素子ブレークダウン電圧UD50用として構成されている。それに対してJFET100、200および33は、たとえば少なくとも1000Vの逆方向に印加される開閉素子ブレークダウン電圧UD100、UD200ないしUD300に対しそれぞれ構成されている。さらに、3つのJFET100、200および300は、約50Vのピンチオフ電圧UP100、UP200ないしUP300をそれぞれ有している。HVカソード接続部101が、JFET100のHVグリッド接続部103に対してピンチオフ電圧UP100の値だけ負であると、つまり50Vだけバイアスがかかっていると、JFET100ではHVカソード接続部101とHVアノード接続部102の間の通電チャネルが完全に封鎖される。するとJFET100は遮断される。他の両方のJFET200および300のピンチオフと遮断も、同じようにして行われる。
【0034】
MOSFET50が、制御電圧UCの相応の値によって遮断状態になると、JFET100も、カスコード回路の作用形式に基づいてその遮断状態に移行する。このことは、HVアノード接続部102で約1000Vまで増加する電位が生成され、しかしこの電位が、最大限許容される開閉素子ブレークダウン電圧UD100をなお常に下回っていることを意味している。すなわち、JFET100の電圧がブレークダウン電圧UD100を上回る直前に、アバランシェダイオード150が相応に構成されていればJFET200もその遮断状態に切り換わる。このことは、アバランシェダイオード150がその遮断方向で、保護素子ブレークダウン電圧UD150から始まるブレークダウン挙動を有している場合にちょうど実現される。この場合保護素子ブレークダウン電圧UD150は、HVアノード接続部102における電位からピンチオフ電圧UP200を差し引いたものよりも小さい。つまり次の設計規則が成立する。
UD150<(UD50+UD100)−UP200 (1)
【0035】
式(1)の設計規則が満たされていれば、MOSFET50またはJFET100で各構成素子を損傷させる好ましくないブレークダウンが起こる前に、JFET200が確実にその遮断状態に切り換わる。本例では、アバランシェダイオード150は約950Vの保護素子ブレークダウン電圧UD150を有している。
【0036】
アバランシェダイオード250についても、類似のやり方で適応した設計規則を導き出すことができる。アバランシェダイオード250は実質的にJFET200と並列に接続されており、JFET200をブレークダウンから保護するためのものである。つまりこのときの条件は、HVカソード接続部201とHVアノード接続部202の間にかかる電圧が最大限許容されるブレークダウン電圧UD200よりも大きくなる前に、JFET300がその遮断状態に移行することである。この第2の設計規則には、HVカソード接続部301とHVグリッド接続部303の間におけるJFET300の確実な封鎖のために必要なピンチオフ電圧UP300も関与する。したがってアバランシェダイオード250については次の設計規則が得られる。
UD250<UD200−UP300 (2)
【0037】
アバランシェダイオード250についても、図1の実施例では約950Vの保護素子ブレークダウン電圧UD250が考慮されている。
【0038】
図1の個々の構成素子の前述の電圧値は、一例に過ぎない。たとえば10kVの動作電圧UBと、それぞれ約3.33kVのブレークダウン電圧UD100、UD200およびUD300とを備える図示しない別の実施形態が可能である。さらに、必要な場合には、別のHV開閉素子を別のJFETの形態で、別の保護素子を別のアバランシェダイオードの形態で、類似のやり方で構成することも同様に問題なく可能である。このことは、たとえばさらに高い動作電圧UBが存在している場合や、JET100、200および300が上に挙げた開閉素子ブレークダウン電圧よりも低いUD100、UD200ないしUD300を有している場合に有意義であり得る。
【0039】
図2には、図1の開閉装置10の基本構成にほぼ基づく別の開閉装置20が図示されている。開閉装置10との相違点は、図2の開閉装置20は2つのZダイオード175および275の形態の付加の過電圧保護素子を有していることにある。Zダイオード175および275は、ある程度の範囲内で選択可能なZ電圧UZ175ないしUZ275で入手可能な市販のシリコン構成素子である。
【0040】
Zダイオード175および275は、HVカソード接続部201とHVグリッド接続部203の間、ないしHVカソード接続部301とHVグリッド接続部302の間に接続されており、JFET200ないしJFET300の過電圧保護に用いられる。Z電圧UZ175およびUZ275は、それぞれZダイオード175および275によって保護されるべきJFET200ないし300のピンチオフ電圧UP200ないしUP300とほぼ同じ値を有している。すなわち本例では、Z電圧UZ175およびUZ275については、約50Vのオーダーの値が考慮される。
【0041】
Z電圧UZ150の値がピンチオフ電圧UP200よりも明らかに低いと、JFET200の通電チャネルが不完全にしか封鎖されず、その結果、JFET200の遮断挙動が低下するというケースが生じる可能性がある。それに対してZ電圧UZ175がピンチオフ電圧UP200よりも明らかに高く選ばれると、もともと意図されているZダイオード175の保護作用が限定された範囲でしか発揮されない。すなわちこの場合には、HVグリッド接続部203とHVカソード接続部201の間のJFET200の内部ダイオードが、JFET200における主要な電圧降下を規定することになる。したがって、Z電圧UZ175の値はピンチオフ電圧UP200の値ほぼ一致するのがもっとも好都合である。
【0042】
図3には、図1の開閉装置10の基本構成の別の変形例である別の開閉装置30が示されている。開閉装置10と異なり、JFET300のHVグリッド接続部303に接続されたアバランシェダイオード251は、JFET200のHVグリッド接続部203ではなく、JFET100のHVグリッド接続部103に接続されている。しかしこのことは、アバランシェダイオード150および251の形態の保護素子による保護回路の基本的な作用形式には何ら変化をもたらさない。JFET300が適時に遮断状態に切り換わることを保証するために、アバランシェダイオード251の保護素子ブレークダウン電圧UD251は、次式
UD251<(UD50+UD100+UD200)−UP300 (3)
に従って選択される。したがって図3の実施例では、保護素子ブレークダウン電圧UD251について2000Vの値が考慮される。図1の実施例とは異なり、アバランシェダイオード251はJFET200だけでなく、JFET100およびMOSFET50とも並列に接続されている。したがって、これらの開閉素子50ないし100の対応する開閉素子ブレークダウン電圧UD50およびUD100も、式(3)に関与している。しかし、このようにアバランシェダイオード251の設計規則がわずかに変形されているにも拘らず、開閉装置30は原則として開閉装置20または開閉装置10と同じ動作挙動を示す。
【0043】
図1から図3に示すように、低電圧MOSFETと高電圧JFETからなるカスコード回路を有する複数の高電圧JFETを縦続接続することによって、簡単なやり方と僅かな回路技術上のコストで、高い電圧で作動することができ、特に同じく非常に簡単なやり方で別の縦続素子(=高電圧JFET)を付加して接続することによって所定の高い動作電圧に適合化させることができる開閉装置を実現することができる。さらに上述した開閉装置10、20および30は、ユニポーラの開閉素子(MOSFET、JFET)を用いているので非常に短い反応時間を有しており、したがって高い開閉周波数における利用に適している。そのうえユニポーラ構成素子の使用は、非常に低い動的損失しかもたらさない。
【図面の簡単な説明】
【図1】
高い電圧における動作に適性を備えた本発明の開閉装置の1実施例の接続図である。
【図2】
高い電圧における動作に適性を備えた本発明の開閉装置の別の実施例の接続図である。
【図3】
高い電圧における動作に適性を備えた本発明の開閉装置の更に別の実施例の接続図である。
【符号の説明】
5 負荷
10 開閉装置
20 開閉装置
50 低電圧(NV)開閉素子
51 低電圧(NV)カソード接続部
52 低電圧(NV)アノード接続部
53 低電圧(NV)グリッド接続部
100 高電圧(HV)開閉素子
101 高電圧(HV)カソード接続部
102 高電圧(HV)アノード接続部
103 高電圧(HV)グリッド接続部
150 保護素子
175 過電圧保護素子
200 高電圧(HV)開閉素子
201 高電圧(HV)カソード接続部
202 高電圧(HV)アノード接続部
203 高電圧(HV)グリッド接続部
250 保護素子
251 保護素子
275 過電圧保護素子
300 高電圧(HV)開閉素子
301 高電圧(HV)カソード接続部
302 高電圧(HV)アノード接続部
303 高電圧(HV)グリッド接続部

Claims (11)

  1. 高い動作電圧において開閉するための開閉装置であって、
    a)低電圧(NV)カソード接続部(51)と、低電圧(NV)アノード接続部(52)と、低電圧(NV)グリッド接続部(53)とを備える少なくとも1つの低電圧(NV)開閉素子(50)、
    b)第1の高電圧(HV)カソード接続部(101)と、第1の高電圧(HV)アノード接続部(102)と、第1の高電圧(HV)グリッド接続部(103)とを備える第1の高電圧(HV)開閉素子(100)
    を少なくとも含み、
    c)低電圧(NV)アノード接続部(52)は第1の高電圧(HV)カソード接続部(101)と、また低電圧(NV)カソード接続部(51)は第1の高電圧(HV)グリッド接続部(103)とそれぞれ電気的に短絡されている
    開閉装置において、
    d)第2の高電圧(HV)カソード接続部(201)と、第2の高電圧(HV)アノード接続部(202)と、第2の高電圧(HV)グリッド接続部(203)とを備える少なくとも1つの第2の高電圧(HV)開閉素子(200)が設けられ、
    e)第1の高電圧(HV)開閉素子(100)と直列に接続され、
    f)第1および第2の高電圧(HV)グリッド接続部(103)ないし(203)の間には第1の保護素子(150)が接続されている
    ことを特徴とする高い動作電圧において開閉するための開閉装置。
  2. 第3の高電圧(HV)カソード接続部(301)と、第3の高電圧(HV)アノード接続部(302)と、第3の高電圧(HV)グリッド接続部(303)とを備える第3の高電圧(HV)開閉素子(300)が設けられるとともに、最初の2つの高電圧(HV)開閉素子(100、200)と直列に接続されている請求項1に記載の開閉装置。
  3. 第2の保護素子(250、251)が、第3の高電圧(HV)グリッド接続部(303)と、他の両高電圧(HV)グリッド接続部(103、203)のうちの一方との間に接続されている請求項2に記載の開閉装置。
  4. 保護素子(150、250)が、保護素子ブレークダウン電圧(UD150、UD250)以下の電圧が遮断方向で保護素子(150、250)に印加されているときは電流を遮断する挙動を示し、電流値が保護素子ブレークダウン電圧(UD150、UD250)を超えると電流を通す挙動を示すように構成されている請求項1〜3のいずれか1つに記載の開閉装置。
  5. 保護素子(150、250)がダイオード、特にアバランシェダイオードとして構成されている請求項1〜4のいずれか1つに記載の方法。
  6. 少なくとも第2の高電圧(HV)カソード接続部(201)と第2の高電圧(HV)グリッド接続部(203)の間に過電圧保護素子(175)が接続されている請求項1〜5のいずれか1つに記載の開閉装置。
  7. 過電圧保護素子がZダイオード(175)として構成されている請求項6に記載の開閉装置。
  8. 高電圧(HV)開閉素子(100、200、300)のうちの少なくとも1つが炭化ケイ素の半導体材料でできている、前記請求項のうちいずれか1項に記載の開閉装置。
  9. 高電圧(HV)開閉素子(100、200、300)のうちの少なくとも1つがノーマリー・オン型の電界効果トランジスタ、特にノーマリー・オン型の接合形電界効果トランジスタとして構成されている請求項1〜8のいずれか1つに記載の開閉装置。
  10. 開閉素子(50、100、200、300)がそれぞれ開閉素子ブレークダウン電圧(UD50、UD100、UD200、UD300)を有しており、保護素子ブレークダウン電圧(UD150、UD250)は、それぞれ保護素子(150、250)が並列に接続されている開閉素子(50、100、200、300)の開閉素子ブレークダウン電圧(UD50、UD100、UD200、UD300)の合計よりも小さい請求項4に記載の開閉装置。
  11. 開閉素子(50、100、200、300)がそれぞれ開閉素子ブレークダウン電圧(UD50、UD100、UD200、UD300)を有し、ノーマリー・オン型の電界効果トランジスタとして構成された高電圧(HV)開閉素子(100、200、300)がそれぞれピンチオフ電圧(UP100、UP200、UP300)を有し、保護素子ブレークダウン電圧(UD150、UD250)はそれぞれ、各保護素子(150、250)が並列に接続されている開閉素子(50、100、200)の開閉素子ブレークダウン電圧(UD50、UD100、UD200)と、高電圧(HV)グリッド接続部(203、303)に保護素子(150、250)が接続されていて保護素子(150、250)と並列に接続されていないノーマリー・オン型の電界効果トランジスタ(200、300)のピンチオフ電圧(UP200、UP300)との差よりも小さい請求項4又は請求項9に記載の開閉装置。
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