JP2002252552A - 半導体開閉器 - Google Patents

半導体開閉器

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JP2002252552A JP2001049556A JP2001049556A JP2002252552A JP 2002252552 A JP2002252552 A JP 2002252552A JP 2001049556 A JP2001049556 A JP 2001049556A JP 2001049556 A JP2001049556 A JP 2001049556A JP 2002252552 A JP2002252552 A JP 2002252552A
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秀勝 小野瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電流通電時の損失が低く小型,高速遮断の非接
触開閉器を提供すること。 【解決手段】本発明の非接触交流開閉器は、開閉部のパ
ワー半導体素子が、価電子バンドと伝導電子バンド間の
バンドギャップエネルギが2.0eV 以上のワイドギャ
ップ半導体結晶を素材としていて、しかも制御信号に対
してリニアな出力特性を有するユニポーラ型トランジス
タである。そして、少なくとも2個の該半導体素子が極
性の向きを逆にして直列接続されていて、それぞれの半
導体素子にほぼ同時に開閉する制御信号を与える制御回
路を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交流の配電系統な
らびに交流を電源とする電気回路を開または閉状態に切
換える半導体開閉器に関する。
【0002】
【従来の技術】商用の交流系統の開閉や交流電源に接続
される各種の電気変換装置,電動機などの負荷のオン,
オフには、金属接点を開閉する電磁遮断器,電磁開閉
器,電磁接触器などが使われている。
【0003】また、特開平5−122040号公報には
開閉用に半導体素子を使用した無接点開閉器が開示され
ている。図2は特開平5−122040号公報に開示さ
れた無接点開閉器を示す。図2において、1は無接点開
閉器、100は100Vまたは200Vの交流電源、1
01は同じ電圧の操作電源、200は電動機などの負荷
である。電源100から負荷200に供給される交流電
力を無接点開閉器内のトライアックS1で開閉する。開
状態は操作電源の投入によって制御され、トライアック
へのゲート信号はホトカプラーPCを通して与えられ
る。トライアックは、双方向サイリスタとも呼ばれ、2
つのサイリスタが逆並列に一体化された半導体交流制御
素子であり、電圧,電流容量の比較的小さな用途に簡便
な交流スイッチとして多用されている。容量の大きな用
途には個別の2つのサイリスタ素子を逆並列に接続す
る。かかる半導体開閉器は、長寿命,高頻度の開閉,無
騒音,メンテナンスフリーなどの特長を有する。
【0004】また、特開平10−112926号公報、
特開平9−17660号公報には、自己ターンオフ機能
を有するGTOサイリスタ,バイポーラトランジスタ,
IGBT,MOSFET,SITなどを用いた開閉器が開示
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の開閉器
には以下の問題がある。
【0006】前記金属接点を開閉する電磁遮断器,電磁
開閉器,電磁接触器などの機械式接点では1)動作速度
が遅く(通常0.1〜0.2秒の開閉時間)、2)接点の
摩耗のため開閉頻度が制限されるという問題があるの
で、高速動作や高い信頼性を要求される電力利用システ
ムには容易に適用できない。
【0007】特開平5−122040号公報に開示され
た無接点開閉器では、電流通電時のサイリスタ素子では
内部電圧降下が2V〜5Vになるために電力損失が大き
いことや、開閉器が開から閉に移行するには最小限、交
流の半波の通電時間すなわち8ミリ秒〜10ミリ秒の時
間を要し、その間に定格電流の20〜30倍の極めて大
きな短絡電流が生じる問題がある。
【0008】また、前記特開平10−112926号公
報や特開平9−17660号公報に開示された開閉器を
商用電源の100V,200V,400V,3kV,6
kVなどの高電圧配電に適用する場合、一般には、高圧
素子のオン時の発生損失が通常のサイリスタより大きく
なるので、先に述べた損失の問題は一層深刻になる。異
常電流を検知してから可能な限り速やかに電流を遮断す
るので、開閉器の遮断によって、開閉器の負荷側に接続
された電気機器への電力の供給が瞬時にストップされる
ため、これらの機器の異常時に対する電気的な対応が次
の電力が供給されるまでの間一切できないと言う新たな
問題が生じる。
【0009】本発明の目的は、電流通電時の損失が低く
小型,高速遮断の非接触開閉器の提供にある。
【0010】本発明の他の目的は、小型,低損失,高速
遮断の非接触開閉器を構成する交流制御用の半導体複合
素子の新規な構造の提供にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の非接触交流開閉
器は、開閉部のパワー半導体素子が、価電子バンドと伝
導電子バンド間のバンドギャップエネルギ(バンドギャ
ップエネルギと略す)が2.0eV 以上のワイドギャッ
プ半導体結晶を素材としていて、しかも制御信号に対し
てリニアな出力特性を有するユニポーラ型トランジスタ
である。そして、少なくとも2個の該半導体素子が極性
の向きを逆にして直列接続されていて、それぞれの半導
体素子にほぼ同時に開閉する制御信号を与える制御回路
を備えている交流スイッチ回路である。
【0012】また、本発明の非接触交流開閉器は、開閉
部のパワー半導体素子のオン制御信号レベルの調整、ま
たはオン制御信号のパルス幅の調整によってパワー半導
体素子通電電流を制限する。
【0013】さらに本発明の非接触交流開閉器は、前記
の交流スイッチ回路の構成要素を同じ半導体チップ内に
一体化する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体的な実施例を
もとに詳細に説明する。
【0015】(実施例1)図1は本発明の本実施例の半
導体開閉器の1相分の構成図である。図1の回路は交流
の相数だけ並列に接続される。図1において、半導体開
閉器1は交流電源100側の主端子81,82と負荷2
00側の主端子83,84と制御端子85とを外部端子
として有し、内部には、バンドギャップエネルギが2.
2〜3.3eVのシリコンカーバイト(SiC)の単結
晶を素材とする2つの静電誘導トランジスタ(SIT)
2,3と制御回路4とを備える。該SIT2,SIT3
はそれぞれのドレイン電極7,8が導体13で互いに電
気的に接続されるとともに、ソース電極9,10が内部
導体31,32によって開閉器の主端子82,84にそ
れぞれ接続されている。制御回路4は、交流電源側の主
端子82と81とに繋がる内部導体31,33から操作
用の電源を取り込んだ電源部14と、高周波パルスを生
成するOCS回路15と、制御信号のラッチング処理や
過電流検出などの信号処理を行う論理部16と、論理部
16に繋がる電流センス部6と、制御端子85から解除
信号などを導入する内部導体20と、絶縁トランス17
と、該トランスから前記2つのSIT2,3のゲート端
子11,12へ制御信号を供給するゲート回路18,1
9とからなる。図1ではゲート回路18,19は絶縁ト
ランスからのパルス信号をダイオードD1,D2で整流
してコンデンサC1,C2を充電する回路構成を例示す
るが、本実施例はこの回路構成に限定されない。
【0016】図3は図1の等価回路である。図3中の符
号は図1の同じ符号に対応する。図3では、極性を逆に
して直列接続したシリコンカーバイトの2つのSIT2
およびSIT3に対して、エネルギ吸収素子5を並列接
続している。エネルギ吸収素子5は、例えばコンデンサ
と抵抗要素とサージ吸収素子とから構成されており、ト
ランジスタの電流遮断時に回路のエネルギを吸収して素
子に高電圧が印加しないようにする。
【0017】本実施例の動作を図1,図3をもとに説明
する。電源側の主端子81,82を交流電源100に、
負荷側の主端子83,84を負荷200にそれぞれ接続
した通常動作の初期状態では電流が遮断されていること
が開閉器として必要な要件である。本実施例では、制御
回路4のOCS回路15がSIT2およびSIT3のゲ
ート端子11,12に、それぞれのソース端子9,10
に対して負のゲート信号を与えている間は、前記2つの
SITはオフ状態を維持する。2つのSITは極性が逆
向きに接続しているので、電源からの交流電圧を双方向
に阻止する。
【0018】オフ状態の開閉器のオン状態への移行は、
上記のゲートバイアスの維持を指示する論理部16のラ
ッチング状態を解除する指令20を制御端子85に投入
して始まる。SITはゲートの逆バイアス状態を解除す
ればオン状態に移行するが、オン状態の通電電流は正バ
イアスのゲート電圧を加えるとさらに増加する。そのた
め、通常は正バイアスのゲート信号を与えてオン状態を
保持する。2つのSITがほぼ同時にオン状態に移行する
ので双方向の交流電流が負荷に流れる。オン状態からオ
フ状態への切換えは前記の最初の状態へ移行することな
ので、ゲート信号のバイアス方向を逆向きにすれば良
い。
【0019】図4は配線系統や負荷に異常が発生し過電
流が流れた場合の動作説明図である。時刻t1において
異常が発生したとすれば、図4(a)に示すようにそれ
まで流れていた正常な回路電流22は時刻t1で急峻に
増大し、放置すると短絡電流24になる。前記した電流
センサ6が検出した電流の増加率もしくは電流値が予め
定めた規定値を越えた時点で論理部16が異常を検知す
る。論理部16が異常を検知する時間はマイクロ秒以下
の短い時間である。以上を検知した論理部16は直ちに
ゲート信号に反映して通電電流の圧縮を開始する。図4
に2つの制御方法を示す。
【0020】図4(b)はSIT2,SIT3に供給す
るゲート制御信号の電圧値28を調整して通電電流を制
御する方法である。すなわち、正バイアスのゲート電圧
を時刻t2まで時間経過とともに減少させて通電電流を
図4(a)の25から26に示すように減少させる。こ
の場合、符号25,26で示す電流値は定常時の2〜3
倍程度に設定するとよい。その後、時刻t3まではゲー
ト電圧を低く保持する。ここで時刻t3は、電流を完全
に遮断するか、あるいは事故復帰のシグナルを受けて通
電をもとに復帰させるかの判断が出された時刻である。
時刻t3までは正常時の電流23の5倍以内、好ましく
は2〜3倍の大きさの電流27が通電する。勿論、この
間状況によってはいつでも遮断動作を開始できる。すな
わち、ゲート電圧をゼロもしくは逆方向にバイアスすれ
ば、10マイクロ秒以内に遮断状態に移行できる。SI
T2および3は、ユニポーラ型デバイスなので、バイポ
ーラトランジスタやIGBT,GTOサイリスタなどの
バイポーラ型デバイスのような少数キャリアの内部蓄積
がなく、オフ状態への切換えが極めて速い。
【0021】図4(c)はゲートパルス幅を調整して通
電電流を制御する方法である。商用交流周波数(50〜
60Hz)の数倍〜10倍の一定周波数でゲートパルス
29を供給し、それぞれのパルス幅twを変えてSIT
2,SIT3に流れる電流の通電期間を調整し、実効的
な通電電流を制御する。前記図4(b)では、電流を縮
小している期間中SIT内部の消費電力が大きいので、
負荷状態や圧縮期間によっては素子の過渡的なパワー耐
量を越えるおそれがあるが、これに対して、図4(c)
の方法では、SIT内部の消費電力が小さいので、この
ような問題は少ない。
【0022】本実施例では発生損失が大幅に低減する。
これについて以下述べる。電力用半導体素子の通電時の
電圧降下(VF)と通電電流(IF)とは、一般に次の
関係式で表わされる。
【0023】 VF=a+b・IF …(1) ここで、a,bは定数であって、aはpn接合における
接合の拡散電位に依る接合電圧であり、bは電流と電圧
の勾配を表わす。正弦波の交流では、実効電流をIRM
Sとすると通電電流(IF)は、 IF=1.414・IRMS・sinωt(ωは角速度) …(2) と表わされるので、交流電流の通電による素子1個あた
りの内部の発生損失<P>は、 <P>=0.9・a・IRMS+b・(IRMS)2 …(3) と表わされる。
【0024】従来技術のように2個のサイリスタを逆並
列に接続した場合は、それぞれのサイリスタに半波電流
が流れるので2個の全損失は上の式の値に等しくなる
が、本実施例のようにSITを2個直列に接続する場合
は、全損失は上の式の値の2倍になる。
【0025】図5に、交流電圧220Vの開閉器に耐電
圧600Vの半導体素子を適用した場合の、実効電流と
開閉器1相分の素子の内部発生損失との関係を示す。図
5において、34はシリコンカーバイト(SiC)のS
ITを2個直列に接続した本実施例の開閉器の場合を示
し、35は同じ耐電圧のシリコン(Si)のサイリスタ
を2個並列に接続した従来技術の開閉器の場合を、36
はシリコンカーバイトのサイリスタを2個並列に接続し
た場合の発生損失を示す。いずれの場合も、半導体素子
の1個あたりの面積を同じ条件で計算した。曲線34の
シリコンカーバイトのSITを使用した本実施例の損失
は、シリコンのサイリスタを使用した従来技術の損失に
比べて大きく低減していて、例えば、実効電流が30A
の場合、それぞれ2Wと40Wとなり、約1/20の損
失に低減でき、開閉器の電圧電流容量の0.1% 以下に
まで小さくできる。このような損失の差は、半導体材料
の相違だけでなく素子の出力特性の相違にもよる。すな
わち、SITでは、主端子のドレイン(D)とソース
(S)間に流れる電流にはpn接合を通過する通電路が
ない。そのためSITはリニアな出力特性を示す。つま
り、前述(1)式の電圧降下(VF)と通電電流(I
F)の関係でa=0となる。その結果、上記(3)式の
発生損失<P>の右辺第1項がゼロとなり、大幅な損失
低減になる。他方、シリコンカーバイトの半導体の場
合、pn接合の接合電圧は約2.5V であり、シリコン
のpn接合の1.0Vより1.5Vも高い。そのため、図
5の曲線36のように、シリコンカーバイトのサイリス
タの損失はシリコンの場合より大きな損失となる。ま
た、サイリスタの場合は前記(3)式の<P>の右辺第
1項が支配的なので、半導体素子の面積を大きくしても
全体の損失低減にはならない。一方、SITは素子面積
を大きくすれば損失をより一層低減できる。
【0026】(実施例2)図6に本実施例の半導体開閉
器の1相分の構成図を示す。図7は、図6に示す本実施
例の等価回路である。図6,図7の符号は図3,図4の
同符号の部分に対応する。本実施例では、開閉器の主端
子82と84の間にシリコンカーバイトの単結晶から製
作された2個のSIT2,SIT3を直列接続してい
る。SIT2,SIT3のそれぞれのソース電極9,1
0を導体37で互いに電気的に接続するとともに、ドレ
イン電極7,8が内部導体で開閉器の主端子82,84
にそれぞれ接続している。実施例1との相違点は、2つ
のSITが内部導体によって直接接続される電極が相違
する点だけである。すなわち、実施例1ではドレイン電
極が直接接続しているが、本実施例ではソース電極がそ
れぞれ直接接続しており、その他の制御回路4の基本構
成等は同じである。本実施例では、OCS回路からのゲ
ートドライブ信号を2つのSITで共用できるので、ゲ
ート回路を簡略化できる。
【0027】(実施例3)図8は本発明の開閉器に使用
する静電誘導トランジスタ(SIT)の他の実施例を示
す。図8(a),図8(b)はSITのセルの断面構造
を示す。(図8a)では、半導体基体40はシリコンカ
ーバイトの半導体材料であって、その中に比較的低抵抗
のn型基板41,比較的高抵抗のn型ドリフト層42,
比較的低抵抗のp型ゲート層43ならびに低抵抗のn型
ソース層44が形成されていて、前記のn型基板41,
p型ゲート層43およびn型ソース層44の表面には、
ドレイン電極7,ゲート電極11,ソース電極9がそれ
ぞれ接続されている。さらに、前記n型ソース層44
に、比較的低抵抗のp型層45が、基体40の表面より
内部に向けて部分的に配置され、基体の表面で前記ソー
ス電極9に低抵抗接触している。本実施例は前記のp型
層45が設けられている点に特徴があって、通常のSI
Tに逆並列のpn接合ダイオードを内蔵した構成に等し
い。ただし、該ダイオードには電流がほとんど流れない
のでその占める面積、すなわち、p型層45の部分の占
める面積は極めて微小である。
【0028】このSITを前記の図1,図6の開閉器に
適用すると、内蔵したpn接合ダイオードによって、直
列接続された2つのSITを連結する内部導体(図1で
は導体13、図6では導体37)の電位を、主端子82
および84に対して一定の関係に保持できる。つまり、
図1の場合は双方のドレイン電極(D)7および8の電
位を、図6の場合は双方のソース電極(S)9および1
0の電位をそれぞれ主端子82または主端子84の電位
に対して内蔵ダイオードの接合電位だけ低い値に保持で
きる。これによって、直列接続された2つのSITが、
何らかの原因で、ゲート信号によって同時にオン,オフ
動作を開始できない場合でも、個々のSITとしては確
実なオン,オフ動作を開始できる。
【0029】図8(b)の符号は図8(a)の同符号に
対応している。図8(b)では図8(a)でpn接合ダ
イオードが設けられてたところに、ショットキーダイオ
ードが形成されている点が相違する。すなわち、ソース
層44のところどころに欠如部分440を設けて、そこ
にn型ドリフト層42の一部を露出させ、その基体表面
にショットキー電極46を形成し、該ショットキー電極
46を前記ソース電極44に低抵抗接触させた。図8
(b)では図8(a)のpn接合ダイオードの接合電位
がショットキーダイオードのショットキー障壁電位に代
わりその他は同様である。
【0030】(実施例4)図9は本発明の開閉器に用い
るSITの他の実施例を示す。図9(a)および図9
(b)は、それぞれSITの平面図と線分A−A′の位
置での断面図を示す。半導体基体40はシリコンカーバ
イトの半導体材料で構成され、そこに極性を同じにした
2つのSIT(SIT2およびSIT3)が並列に一体
化されている。それぞれのSITは基本的には同じ構成
である。すなわち、比較的低抵抗のn型基板41,比較
的高抵抗のn型ドリフト層42,比較的低抵抗のp型ゲ
ート層43ならびに低抵抗のn型ソース層44が形成さ
れ、前記のn型基板41,p型ゲート層43およびn型
ソース層44の表面には、ドレイン電極7(共通),S
IT2のゲート電極11とゲートリード111およびS
IT3のゲート電極12とゲートリード121、ならび
にSIT2のソース電極9およびSIT3のソース電極
10とがそれぞれ低抵抗に接続されている。ただし、図
9(a)ではこれらの電極は省略されているが、図9
(b)に示すシリコン酸化膜47によってソース電極と
ゲート電極が電気的に絶縁されている。内蔵されたSI
T2の領域とSIT3の領域を区分しているのは、それ
ぞれの動作領域を取り囲むように配置した比較的低抵抗
のp型層のガードリング481と482である。図9
(a)には該ガードリングをそれぞれ1本ずつ具備した例
を示すが、素子の耐電圧が高い場合には複数本のガード
リングを配置する。
【0031】図9(a),図9(b)に示す本実施例の
複合型SITは、図1に示した実施例1に示す直列接続
した2個のSIT2,SIT3を1個の半導体基体40
の中に一体化したものである。本実施例のSIT本素子
のソース電極9と10とを、内部導体31と32とによ
って、主端子82,84にそれぞれ接続するだけで開閉
器の主要な半導体部分の結線が済むので、半導体開閉装
置の小型化と組み立ての簡単化を図ることができる。
【0032】(実施例5)図10は本発明の開閉器に使
用するSITの他の実施例を示す。図10(a),図1
0(b)図は、それぞれSITの平面図および線分A−
A′の位置の断面図を示す。半導体基体40はシリコン
カーバイトの半導体材料で構成されている。図10
(b)に示すように、半導体基体40には、半絶縁性の
シリコンカーバイド基板49の上に、ボロンが2×10
16cm-3の濃度にドープされたp型層50がエピタキシャ
ル法で約8μmの厚さに形成され、該p型層50の表面
より打ち込みエネルギ100keVで1.5×1013cm
-2 の量の窒素を打ち込んで形成された約0.3μm の
深さのn型ドリフト層51と、該n型ドリフト層51の
表面より打ち込みエネルギ30keVで1.5×1015c
m-2 の高濃度に窒素を打ち込んで形成した間隔および幅
が約30μmの帯状のn+ 層441,442と、さら
に、該n+ 層441と442の両サイドから約3.5μ
m 離れた表面より打ち込みエネルギ30keV、打ち
込み量1×1015cm-2の高濃度にボロンまたはアルミニ
ウムを打ち込んで形成したp+ 層431,432とがあ
る。さらに、半絶縁性のシリコンカーバイド基板49の
表面に金属膜52が接着され、前記n+ 層441および
442の表面にニッケルなどの主電極9および10が、
さらに前記p+ 層431および432の表面にアルミニ
ウムなどのゲート電極11および12がそれぞれ低抵抗
接触している。
【0033】また、図10(a)に示すように、ニッケ
ル電極9および10は互いに噛み合う形に形成され、そ
れぞれの電極の領域91,92ならびに102には外部
リードが接続される部分が設けてある。さらに前記のゲ
ート電極11および12のそれぞれの電極の領域には1
11および121の部分で外部リードが接続される。
【0034】図10に示す本実施例は横形の交流制御型
のSITである。すなわち、対向する2つの主電極9と
10ならびに介在する2つのゲート電極11と12によ
って構成される半導体素子は、図1と図3の実施例1で
ドレイン(D)を互いに接続して直列接続した2個のS
ITと同等の等価回路になる。実施例1との相違点は、
互いのドレイン領域を共有している点である。従って、
2個のトランジスタを直列接続した際にドレイン領域の
抵抗成分によって発生するオン損失は、本実施例の構成
で半減できる。かかる構成は主端子の配置ならびに電流
の流れる向きが横方向になる横形構造で実現できる。本
実施例では耐電圧450Vの横形SITで、いわゆるR
ESURF構造にして耐電圧を保持しながらドリフト抵
抗を低減し、約5mΩ・cm2のオン抵抗を実現できる。
【0035】(実施例6)図11は本実施例の半導体開
閉器の1相分の構成を示す。図11の符号で図6と同符
号は同じ部分に対応する。開閉器1の内部で直列に接続
された2つの半導体素子2,3がシリコンカーバイトの
単結晶を素材とするMOSFETである点が先の実施例
2と相違する。図11において、MOSFET62,M
OSFET63はシリコンカーバイトの単結晶を素材と
して作製されたものであって、n+基板,n- ドリフト
層,p+ ウエル層,n+ ソース層がシリコンカーバイト
の単結晶の中に構成され、その表面にシリコン酸化膜等
で絶縁されたゲート層(電極)11,12、ソース電極
9,10ならびにドレイン電極7,8が配置されたもの
である。該2つのMOSFET62,63は、それぞれ
のソース電極9,10が導体38で接続され、ゲート電
極11,12が導体37で互いに電気的に接続されると
ともに、ドレイン電極7,8が内部導体31,32によ
って開閉器の主端子82,84に接続されている。制御
回路1のOCS回路15からゲート信号が供給される信
号線は導体37と導体38に接続している。
【0036】本実施例の動作は、実施例1のSITをM
OSFETに置き換えるとともに、ゲート信号のバイア
スの向きを若干変えて説明できる。すなわち、電源側の
主端子81,82を交流電源100に、負荷側の主端子
83,84を負荷200にそれぞれ接続した通常動作の
初期状態では電流が遮断されている。本実施例では、制
御回路4内のOCS回路15がMOSFET62,MO
SFET63のゲート端子11,12に、それぞれのソ
ース端子9,10に対して、ゼロもしくは負電圧のゲー
ト信号を与えている間、前記2つのMOSFETはオフ
状態を維持する。2つのMOSFETは極性が逆向きに
接続しているので、電源からの交流電圧を双方向に阻止
できる。開閉器のオフ状態からオン状態への移行は、上
記のゲートバイアスの維持を指示している論理部16の
ラッチング状態を解除する指令20が制御端子85より
投入されて始まる。MOSFETはオン状態の通電電流
が正バイアスのゲート電圧の増加とともに増加する性質
がある。そのため、通常は正バイアスのゲート信号を与
えてオン状態を保持する。2つのMOSFETがほぼ同
時にオン状態に移行するので双方向の交流電流が負荷に
流れる。オン状態からオフ状態への切換えは前記最初の
状態へ移行させることなので、ゲート信号のバイアス方
向を逆向きにすれば良い。また、配線系統や負荷に異常
が発生し過電流が流れた場合の動作も、実施例1で図4
(a)〜図4(b)の説明でSITをMOSFETに置
き換えれば良い。さらに、本実施例により損失低減でき
る説明も実施例1の対応する部分の説明で同様にSIT
からMOSFETに置き換えれば良い。
【0037】(実施例7)本実施例は図12に示すよう
に、エネルギ吸収素子に新規シリコンカーバイドの単結
晶を素材として作製されたサージ吸収素子を適用した。
開閉器の主端子81〜84,開閉用半導体素子2および
3,制御回路内の論理部16,OSC回路15,電源部
14ならびに制御端子85など、図12の符号で図3と
同じ符号は同じ部分に対応する。図12において、71
はシリコンカーバイドの単結晶を素材として作製された
定電圧ダイオードもしくは両極性のサージ吸収素子であ
って、動作開始電圧からの保持電圧の平坦度がすぐれ、
吸収できるサージエネルギが高く、かつ、酸化亜鉛など
のセラミック製のアレスタと異なり、繰返しのサージ吸
収動作に耐える。サージ吸収回路として多用されていた
コンデンサと抵抗を接続したスナバ回路では、交流電流
の通電損失が生じたが、本実施例ではこの通電損失が解
消できる。 (実施例8)図13は、本発明の交流220V,30A
定格の3相交流開閉器の実装構造を示す。図13(a)
は内部の平面配置を示し、図13(b)は断面図であっ
て、主要部分を示す。取り付け穴500を備えた金属板
502の上にAl23などの電気絶縁板504を介して
内部電極13が配置される。各相の内部電極13には2
個の半導体チップのドレイン電極がそれぞれ接着されて
いる。U相では半導体チップU2,U3が接着され、該
半導体チップのソース電極と主端子U82,U84はア
ルミニウムワイヤ31,32によって、それぞれ電気的
に接続されている。なお、詳細は省略したが、各半導体
チップのゲート電極もワイヤ503によって制御回路な
どに接続されている。以上ではU相の部分を説明した
が、V相,W相に関しても同じ配列構成なので、記述は
省略する。
【0038】上記各相半導体チップはゲート制御回路5
05とともにエポキシ樹脂506でモールドされる。交
流220V,30A定格の本実施例では外形寸法が長さ
60mm,幅50mm,高さ20mmの大きさであり、従来の
電磁開閉器の体積の約1/2である。本実施例では、2
20V,30A定格の場合を示したが、半導体チップの
並列数を増やせば電流容量の増加に容易に対応できる。
【0039】以上の実施例では、ワイドバンドギャップ
の半導体結晶材料として、シリコンカーバイドを例に説
明したが、他にもバンドギャップが2.0eV 以上の半
導体結晶であれば本発明が適用できる。バンドギャップ
が2.0eV 以上の半導体結晶にはシリコンカーバイド
だけでなく、ガリウムナイトライドやダイヤモンドでも
良い。また、半導体素子のタイプとして、主に静電誘導
トランジスタ(SIT)やMOSFETを例に説明した
が、出力特性がリニアな特性を有するデバイスであれば
全て適用できので、SITやMOSFETだけでなく、
接合型電界効果トランジスタ,MESFET,MISF
ETなどのタイプのデバイスでも良い。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、低い電力損失で、高速
動作し、異常時の電流を定常値の数倍以下に限流する機
能を備えた非接触交流開閉器が容易に実現できる。本発
明によれば、開閉器に使われる半導体素子を小型化でき
るだけでなく、開閉器の負荷側に取り付けられる各種の
電気設備の短絡耐量が縮小されるので開閉器本体のみな
らず付帯の機器の信頼性の向上や低価格化が実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の半導体開閉器の構成図。
【図2】従来技術のソリッドステートコンダクタの回路
構成図。
【図3】本発明の実施例の半導体開閉器の簡単化された
構成図。
【図4】本発明の半導体開閉器の電流制限動作を説明す
る図。
【図5】本発明の損失低減効果を説明する実効電流と発
生損失との関係を示すグラフ。
【図6】本発明の実施例の半導体開閉器の構成図。
【図7】本発明の実施例の半導体開閉器の簡単化された
構成図。
【図8】本発明の開閉器に適用される本発明の静電誘導
トランジスタの断面図。
【図9】本発明の開閉器に適用される本発明の静電誘導
トランジスタの断面図。
【図10】本発明の開閉器に適用される本発明の静電誘
導トランジスタの断面図。
【図11】本発明の実施例の半導体開閉器の構成図。
【図12】本発明の開閉器の構成図。
【図13】本発明の開閉器の実施例の構造を示す図。
【符号の説明】
1…半導体開閉器、2,3…リニア出力特性を有する半
導体素子、4…制御回路、5…エネルギ吸収回路、6…
電流センサ、7,8…ドレイン電極、9,10…ソース
電極、11,12…ゲート電極、13,37…内部導
体、14…ゲート電源部、15…ゲートOSC回路、1
6…ゲート論理部、17…絶縁パルストランス、18,
19…ゲート回路、20…信号配線、22,23…定常
時の交流電流、24…短絡電流、25…限流開始電流、
26…限流初期電流、27…限流時の通電電流、28…
限流制御時のゲート信号、29…限流制御時のパルス信
号、31,32,33…内部導体、34…本発明のシリ
コンカーバイド・トランジスタの発生損失、35…シリ
コン・サイリスタの発生損失、36…シリコンカーバイ
ド・サイリスタの発生損失、38…導体、40…半導体
基体、41…低抵抗半導体基板、42…比較的高抵抗の
半導体層、43…ゲート層、44…ソース層、45…p
+ 層、46…ショットキー電極、47…絶縁膜、50…
pエピタキシャル層、51,441,442…n+ イオ
ン打ち込み層、52…金属層、62,63…MOSFE
T、71…サージ吸収素子、81,82,83,84…
主端子、85…ゲート制御端子、91,92,102,
111,121…ワイヤボンディングパッド、100…
交流電源、101…操作電源、200…負荷、431,
432…p+ イオン打ち込み層、440…n+ 欠損部、
481,482…ガードリング、500…取り付け穴、
501…主端子穴、502…金属板、503…ゲートワ
イヤ、504…絶縁板、505…制御回路板、506…
エポキシ樹脂。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 29/78 657 H01L 27/04 M 21/337 H 29/808 29/80 C H03K 17/56 H03K 17/56 Z 17/687 17/687 A // H01H 9/54 (72)発明者 小野瀬 秀勝 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 安田 俊夫 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 及川 三郎 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 Fターム(参考) 5F038 BH04 BH07 BH08 BH11 DF01 DT12 EZ01 EZ20 5F102 FA06 FB01 GA14 GA15 GB04 GD04 GJ02 GS09 5G034 AB01 5J055 AX02 AX05 AX12 AX44 AX55 AX56 AX64 AX65 BX16 CX00 CX08 DX08 DX22 DX53 DX72 DX80 DX83 EX01 EX02 EX29 EY01 EY08 EY10 EY12 EZ59 GX01 GX04 GX06 GX07 GX08

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電源をパワー半導体素子で開閉する半
    導体開閉器において、 1相の交流の2つの主端子間に、価電子バンドと伝導電
    子バンド間のバンドギャップエネルギが2.0eV 以上
    の半導体単結晶を基材とし、ゲートの制御信号レベルに
    応じてリニヤな出力特性を有する少なくとも2個の半導
    体トランジスタが、互いの極性を逆にして直列接続した
    双方向の交流スイッチ回路と、前記トランジスタに制御
    信号を与える制御回路と、前記トランジスタの通電状況
    を検知する回路と、前記直列接続されたトランジスタに
    並列に配線と、負荷の回路エネルギを吸収する回路とを
    備えていることを特徴とする半導体開閉器。
  2. 【請求項2】請求項1の半導体開閉器において、前記リ
    ニアな出力特性を有するトランジスタが、シリコンカー
    バイド単結晶に形成した静電誘導トランジスタであるこ
    とを特徴とする半導体開閉器。
  3. 【請求項3】請求項1の半導体開閉器において、前記リ
    ニアな出力特性を有するトランジスタが、シリコンカー
    バイド単結晶に形成したMOSFETであることを特徴
    とする半導体開閉器。
  4. 【請求項4】請求項1の半導体開閉器において、前記回
    路エネルギ吸収手段として、シリコンカーバイド単結晶
    を素材として作製された定電圧ダイオードもしくは両極
    性のサージ吸収素子であることを特徴とする半導体開閉
    器。
  5. 【請求項5】請求項2の半導体開閉器において、前記静
    電誘導トランジスタがソース層とそれに隣接して設けた
    pn接合もしくはショットキー障壁がソース電極によっ
    て短絡された静電誘導トランジスタであることを特徴と
    する半導体開閉器。
  6. 【請求項6】請求項1の半導体開閉器において、前記リ
    ニアな出力特性を有するトランジスタが、1枚のシリコ
    ンカーバイド単結晶基板に複数個形成されていることを
    特徴とする半導体開閉器。
  7. 【請求項7】交流電源をパワー半導体素子で開閉する半
    導体開閉器において、 1相の交流の2つの主端子間に、価電子バンドと伝導電
    子バンド間のバンドギャップエネルギが2.0eV以上
    の半導体単結晶を基材とし、ゲートの制御信号レベルに
    応じてリニヤな出力特性を有する少なくとも2個の半導
    体トランジスタが、互いの極性を逆にして直列接続した
    双方向の交流スイッチ回路と、前記トランジスタに制御
    信号を与える制御回路と、前記トランジスタの通電状況
    を検知する回路と、前記直列接続されたトランジスタに
    並列に配線と、負荷の回路エネルギを吸収する回路とを
    備えていて、前記制御回路が過電流を検出し、前記トラ
    ンジスタに所定の期間流れる電流を定常時の5倍以内に
    限流することを特徴とする半導体開閉器。
  8. 【請求項8】請求項7の半導体開閉器において、前記制
    御回路がトランジスタの制御信号の電圧のレベルを調整
    して流れる電流を制御することを特徴とする半導体開閉
    器。
  9. 【請求項9】請求項7の半導体開閉器において、トラン
    ジスタの制御信号のパルス幅を調整して流れる電流を制
    御することを特徴とする半導体開閉器。
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