JP2004521257A - 燃料噴射弁 - Google Patents
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Abstract
本発明は、内燃機関の燃料噴射装置のための燃料噴射弁(1)であって、アクチュエータ(10)と、該アクチュエータ(10)によって操作可能な、弁閉鎖体(4)を操作するための弁ニードル(3)とを有しており、前記弁閉鎖体(4)が、弁座体(5)に形成された弁座面(6)と協働してシール座を形成しており、さらに、該弁座面(6)に形成された複数の噴射開口(7)を有している形式のものに関する。燃料噴射弁(1)の下流側の端部(42)に噴射孔カバー(37)が配置されており、該噴射孔カバー(37)が、内燃機関の燃焼室に対して遮蔽されている。
Description
【0001】
従来の技術
本発明は、請求項1の上位概念部に記載した燃料噴射弁に関する。
【0002】
ドイツ連邦共和国特許公開第19804463号明細書によれば、混合気圧縮火花点火式内燃機関のための燃料噴射システムが公知である。この公知の燃料噴射システムは、燃料を、ピストン・シリンダ構造体によって形成された燃焼室内に噴射する燃料噴射弁を有していて、燃焼室内に突入する点火プラグを備えている。燃料噴射弁は、燃料噴射弁の外周部に分配して、少なくとも一列に配置された複数の噴射孔を備えている。これらの噴射孔を介して燃料を意図的に噴射することによって、少なくとも1つの噴流を有する混合気噴霧を形成する噴流ガイド式の燃焼法が実現される。
【0003】
上記形式の公知の燃料噴射弁における欠点は、特に噴射開口にカーボンが堆積するという点にある。このようにカーボンが堆積すると、噴射開口が塞がって、燃料噴射弁を通る貫流が不都合に強く減少される。これが内燃機関の誤作動の原因となる。
【0004】
発明の利点
これに対して、請求項1の特徴部に記載した構成を有する本発明による燃料噴射弁は、噴射開口の下流側に配置された噴射孔カバーが、噴射開口の領域内で燃焼される混合気噴霧の火炎フロントの温度を著しく低減させるので、弁座体に燃料がぶつかることはなく、従って堆積カーボン残留物によって噴射開口が塞がることは避けられる、という利点を有している。
【0005】
従属請求項に記載した手段によって、請求項1に記載した燃料噴射弁の有利な実施態様が可能である。
【0006】
有利には、噴射孔カバーは、1つのカバーキャップと複数のスペーサ部材とを有しており、これらのスペーサ部材が、燃料噴射弁の下流側の端部で噴射孔カバーを固定するために用いられる。
【0007】
さらに、スペーサ部材の数が噴射開口の数に相当していれば、有利である。これによってスペーサ部材は、噴射過程が影響を受けないように配置されている。
【0008】
さらに、噴射孔カバーが簡単な形式で、金属薄板から打ち抜き及び曲げによって一体的に製造可能であれば、有利である。
【0009】
円錐形状に構成されている噴射孔カバーのカバーキャップの有利な形状によって、堆積カーボンに対する最大の保護が得られると同時に、噴射過程の妨害は最小に抑えられる。
【0010】
図面
本発明の実施例が図面に概略的に示されていて、以下に詳しく説明されている。
【0011】
図1は、本発明に従って構成された燃料噴射弁の1実施例の全体を示す概略的な断面図、
図2Aは、本発明による燃料噴射弁の図1に示した実施例の噴射側の部分における図1の範囲IIAの概略的な断面図、
図2Bは、流れ方向に抗して、図2Aに示した本発明の噴射孔カバーを下から見た図である。
【0012】
実施例の説明
図1は、本発明による燃料噴射弁1の1実施例の部分的な断面図である。燃料噴射弁1は、混合気圧縮火花点火式の内燃機関の燃料噴射装置のための燃料噴射弁1として構成されている。燃料噴射弁1は、内燃機関の図示していない燃焼室内に燃料を直接噴射するために適している。
【0013】
燃料噴射弁1は、ノズル体2より成っており、このノズル体2内に弁ニードル3が配置されている。弁ニードル3は、例えば溶接継ぎ目41を介して弁閉鎖体4と作用接続しており、この弁閉鎖体4は、弁座体5に配置された弁座面6と協働してシール座を形成している。この燃料噴射弁1は、図示の実施例では、例えば2つの噴射開口を有する、内方に開放する燃料噴射弁1である。
【0014】
本発明に従って構成された燃料噴射弁1の弁閉鎖体4は、ほぼ球状の形状を有している。これによって、燃料噴射弁1の正確な機能を保証する、ずれることのないカルダン式の弁ニードルガイドが得られる。
【0015】
燃料噴射弁1の弁座体5は、例えば鉢状に構成されていて、その形状に基づいて弁ニードルガイドを行う。この場合、弁座体5はノズル体2の噴射側の切欠34内に嵌め込まれていて、溶接継ぎ目35によってノズル体2に結合されている。
【0016】
ノズル体2は、シール8によって、弁ニードル3のためのアクチュエータとして作用する磁石コイル10の外極9に対してシールされている。磁石コイル10は、コイルケーシング11内にカプセル状に収容されていて、コイル支持体12に巻き付けられており、このコイル支持体12は、磁石コイル10の内極13に当接している。内極13と外極9とは、ギャップ26によって互いに分離されていて、接続構成部29に支えられている。磁石コイル10は、ライン19を介して、電気的な差込み接点17を介して供給可能な電流によって励磁される。差込み接点17は、内極13に射出成形されるプラスチック被覆部18によって被覆されている。
【0017】
弁ニードル3は弁ニードルガイド14内でガイドされていて、この弁ニードルガイドは円板状に構成されている。ストローク調節のために、対を成す調節円板15が用いられる。調節円板15の他方側には可動子20が配置されている。この可動子20は、第1のフランジ21を介して弁ニードル3に摩擦接続(摩擦による束縛)的に結合されており、この弁ニードル3は、溶接継ぎ目22によって第1のフランジ21に結合されている。第1のフランジ21に戻しばね23が支えられており、この戻しばね23は、燃料噴射弁1の図示の構成において、スリーブ24によってプレロード(予圧)がかけられている。可動子20と第2のフランジ31との間に、燃料噴射弁1の閉鎖時に可動子の衝撃を緩衝するための弾性的な中間リング32が配置されている。
【0018】
弁ニードルガイド14内及び可動子20内に燃料通路30a及び30bが延在している。燃料は中央の燃料供給部16を介して供給され、フィルタエレメント25によって濾過される。弁閉鎖体4に形成された面取り部36によって、弁座体5の領域内でシール座への燃料供給が行われる。燃料噴射弁1はシール28によって、図示していない分配導管に対してシールされている。
【0019】
本発明によれば、燃料噴射弁1は、弁座体5において噴射孔カバー37を有しており、この噴射孔カバー37は噴射開口7の下流側に取り付けられている。弁座体5は、ノズル体2の切欠34内に配置されていて、例えば溶接継ぎ目35によってこのノズル体に結合されている。噴射孔カバー37は、これが噴射開口7の下流側に配置されていることによってカーボン堆積の傾向を低下させ、従って噴射開口7の詰まり及び燃料流の不都合な減少による燃料噴射弁1の欠陥を阻止する。本発明の手段を有する燃料噴射弁1の噴射側の端部42は、図2A及び図2Bに詳しく示されている。
【0020】
燃料噴射弁1の非作業位置で、弁ニードル3の第1のフランジ21は戻しばね23によって上昇ストローク方向に抗して負荷されて、弁閉鎖体4が弁座6に密接して当接保持されるようになっている。可動子20は中間リング32上に載っており、この中間リング32は第2のフランジ31に支えられている。磁石コイル10が励磁されると、この磁石コイル10は、可動子20を戻しばね23のばね力に抗して上昇ストローク方向で移動させる磁界を生ぜしめる。この時に、可動子20は、弁ニードル3に溶接されている第1のフランジ21、及びひいては弁ニードル3を同様に上昇ストローク方向で連行する。弁ニードル3と作用接続している弁閉鎖体4は弁座面6から持ち上がり、それによって燃料が噴射開口7を介して噴射される。
【0021】
コイル電流が遮断されて磁界が十分に消滅してから、可動子20は戻しばね23のばね力によって内極3から第1のフランジ21上に落下し、それによって弁ニードル3は上昇ストローク方向に抗して移動する。これによって弁閉鎖体4は弁座面6上に糊、燃料噴射弁1は閉鎖される。可動子20は、第2のフランジ31によって形成された可動子ストッパ上に載る。
【0022】
図2Aには、本発明による燃料噴射弁1の、図1に示した実施例における符号IIAで示した領域の部分的な断面図が示されている。
【0023】
図1で説明したように、弁座体5は図示の実施例では、詳しく図示していない燃焼室に向いた外側の端面側39で噴射孔カバー37を有している。この場合、噴射孔カバー37は、1つの内側のカバーキャップ43と複数の外側のスペーサ部材(間隔保持部材)38とを有しており、このスペーサ部材38は、例えば点溶接40によって弁座体5に固定されている。カバーキャップ43とスペーサ部材38とは、有利には一体的に構成されていて、例えば金属薄板から打ち抜き及び曲げによって製造可能である。
【0024】
噴射孔カバー37を噴射開口7の下流側に配置したことによって、噴射開口7のカーボン堆積は減少される。噴射開口7の直径は典型的な場合、約100μmであるので、噴射開口7がカーボン堆積によって時間が経つにつれて詰まってしまい、それによって貫流量が不都合に強く制限される危険性が比較的高い。これは特に、燃焼室内に噴射される混合気噴霧が点火される際の高温が原因となっている。何故ならば、それによって燃料の成分が燃料噴射弁1の先端に堆積するからである。噴射孔カバー37を取り付けることによって、噴射開口7の出口領域における表面温度は、噴射開口7が残留カーボンの堆積によって塞がれない程度に低下せしめられる。これによって火炎保護機能を有する噴射孔カバー37は、噴射孔カバー37と弁座体5との間の領域内で火炎フロントが広がることは避けられる。
【0025】
噴射孔カバー37の、上記火炎保護機能は、カバーキャップ43を相応に形状付与(成形)することによって促進される。このカバーキャップ43は有利には円錐形の形状で構成されており、この場合、円錐形の先端は、燃料の噴射方向とは逆方向に向けられている。
【0026】
図2Bは、燃料の流れ方向とは逆方向で下から、本発明に従って構成された燃料噴射弁1の弁座体5を示しており、この弁座体5は、これに固定された噴射孔カバー37と、弁座体5の内部に通じる噴射開口7とを有している。
【0027】
噴射孔カバー37は、有利な実施例では6つのスペーサ部材38を有しており、これらのスペーサ部材38は、中間室44を形成しながら互いに規則的な角度を保って配置されている。噴射開口7からの噴射過程がスペーサ部材38によって妨げられないようにするために、噴射開口7は、それぞれ2つのスペーサ部材38によって形成された角の2等分線上に配置されている。これによって、噴射孔カバー37が燃料で濡らされることは避けられる。上述のように、カバーカップ43の円錐形の形状によって、同様に濡らされることのない噴射が可能である。何故ならば、噴射開口7を通過する燃料噴射流は、接線方向でカバーキャップ43の側面に沿ってガイドされるからである。
【0028】
噴射孔カバー37は、その製造形式が簡単であるので高い費用をかけることなしに、複数の噴射開口7の配置に適合させることできる。この噴射開口の配置は、例えばより多く又はより少なく配置されているか、又は非均一に配置された噴射開口を有している。この場合、スペーサ部材38の数並びにその互いに相対的な位置だけを要求に適合させる必要がある。しかしながら内側のカバーキャップ43は、図2Bに示されているように、すべての噴射開口7を一平面上の投影図内でカバーするものでなければならない。
【0029】
本発明は図示の実施例だけに限定されるものではなく、任意の構造形式の燃料噴射弁1に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明に従って構成された燃料噴射弁の1実施例の全体を示す概略的な断面図である。
【図2A】
本発明による燃料噴射弁の図1に示した実施例の噴射側の部分における図1の範囲IIAの概略的な断面図である。
【図2B】
流れ方向に抗して、図2Aに示した本発明の噴射孔カバーを下から見た図である。
従来の技術
本発明は、請求項1の上位概念部に記載した燃料噴射弁に関する。
【0002】
ドイツ連邦共和国特許公開第19804463号明細書によれば、混合気圧縮火花点火式内燃機関のための燃料噴射システムが公知である。この公知の燃料噴射システムは、燃料を、ピストン・シリンダ構造体によって形成された燃焼室内に噴射する燃料噴射弁を有していて、燃焼室内に突入する点火プラグを備えている。燃料噴射弁は、燃料噴射弁の外周部に分配して、少なくとも一列に配置された複数の噴射孔を備えている。これらの噴射孔を介して燃料を意図的に噴射することによって、少なくとも1つの噴流を有する混合気噴霧を形成する噴流ガイド式の燃焼法が実現される。
【0003】
上記形式の公知の燃料噴射弁における欠点は、特に噴射開口にカーボンが堆積するという点にある。このようにカーボンが堆積すると、噴射開口が塞がって、燃料噴射弁を通る貫流が不都合に強く減少される。これが内燃機関の誤作動の原因となる。
【0004】
発明の利点
これに対して、請求項1の特徴部に記載した構成を有する本発明による燃料噴射弁は、噴射開口の下流側に配置された噴射孔カバーが、噴射開口の領域内で燃焼される混合気噴霧の火炎フロントの温度を著しく低減させるので、弁座体に燃料がぶつかることはなく、従って堆積カーボン残留物によって噴射開口が塞がることは避けられる、という利点を有している。
【0005】
従属請求項に記載した手段によって、請求項1に記載した燃料噴射弁の有利な実施態様が可能である。
【0006】
有利には、噴射孔カバーは、1つのカバーキャップと複数のスペーサ部材とを有しており、これらのスペーサ部材が、燃料噴射弁の下流側の端部で噴射孔カバーを固定するために用いられる。
【0007】
さらに、スペーサ部材の数が噴射開口の数に相当していれば、有利である。これによってスペーサ部材は、噴射過程が影響を受けないように配置されている。
【0008】
さらに、噴射孔カバーが簡単な形式で、金属薄板から打ち抜き及び曲げによって一体的に製造可能であれば、有利である。
【0009】
円錐形状に構成されている噴射孔カバーのカバーキャップの有利な形状によって、堆積カーボンに対する最大の保護が得られると同時に、噴射過程の妨害は最小に抑えられる。
【0010】
図面
本発明の実施例が図面に概略的に示されていて、以下に詳しく説明されている。
【0011】
図1は、本発明に従って構成された燃料噴射弁の1実施例の全体を示す概略的な断面図、
図2Aは、本発明による燃料噴射弁の図1に示した実施例の噴射側の部分における図1の範囲IIAの概略的な断面図、
図2Bは、流れ方向に抗して、図2Aに示した本発明の噴射孔カバーを下から見た図である。
【0012】
実施例の説明
図1は、本発明による燃料噴射弁1の1実施例の部分的な断面図である。燃料噴射弁1は、混合気圧縮火花点火式の内燃機関の燃料噴射装置のための燃料噴射弁1として構成されている。燃料噴射弁1は、内燃機関の図示していない燃焼室内に燃料を直接噴射するために適している。
【0013】
燃料噴射弁1は、ノズル体2より成っており、このノズル体2内に弁ニードル3が配置されている。弁ニードル3は、例えば溶接継ぎ目41を介して弁閉鎖体4と作用接続しており、この弁閉鎖体4は、弁座体5に配置された弁座面6と協働してシール座を形成している。この燃料噴射弁1は、図示の実施例では、例えば2つの噴射開口を有する、内方に開放する燃料噴射弁1である。
【0014】
本発明に従って構成された燃料噴射弁1の弁閉鎖体4は、ほぼ球状の形状を有している。これによって、燃料噴射弁1の正確な機能を保証する、ずれることのないカルダン式の弁ニードルガイドが得られる。
【0015】
燃料噴射弁1の弁座体5は、例えば鉢状に構成されていて、その形状に基づいて弁ニードルガイドを行う。この場合、弁座体5はノズル体2の噴射側の切欠34内に嵌め込まれていて、溶接継ぎ目35によってノズル体2に結合されている。
【0016】
ノズル体2は、シール8によって、弁ニードル3のためのアクチュエータとして作用する磁石コイル10の外極9に対してシールされている。磁石コイル10は、コイルケーシング11内にカプセル状に収容されていて、コイル支持体12に巻き付けられており、このコイル支持体12は、磁石コイル10の内極13に当接している。内極13と外極9とは、ギャップ26によって互いに分離されていて、接続構成部29に支えられている。磁石コイル10は、ライン19を介して、電気的な差込み接点17を介して供給可能な電流によって励磁される。差込み接点17は、内極13に射出成形されるプラスチック被覆部18によって被覆されている。
【0017】
弁ニードル3は弁ニードルガイド14内でガイドされていて、この弁ニードルガイドは円板状に構成されている。ストローク調節のために、対を成す調節円板15が用いられる。調節円板15の他方側には可動子20が配置されている。この可動子20は、第1のフランジ21を介して弁ニードル3に摩擦接続(摩擦による束縛)的に結合されており、この弁ニードル3は、溶接継ぎ目22によって第1のフランジ21に結合されている。第1のフランジ21に戻しばね23が支えられており、この戻しばね23は、燃料噴射弁1の図示の構成において、スリーブ24によってプレロード(予圧)がかけられている。可動子20と第2のフランジ31との間に、燃料噴射弁1の閉鎖時に可動子の衝撃を緩衝するための弾性的な中間リング32が配置されている。
【0018】
弁ニードルガイド14内及び可動子20内に燃料通路30a及び30bが延在している。燃料は中央の燃料供給部16を介して供給され、フィルタエレメント25によって濾過される。弁閉鎖体4に形成された面取り部36によって、弁座体5の領域内でシール座への燃料供給が行われる。燃料噴射弁1はシール28によって、図示していない分配導管に対してシールされている。
【0019】
本発明によれば、燃料噴射弁1は、弁座体5において噴射孔カバー37を有しており、この噴射孔カバー37は噴射開口7の下流側に取り付けられている。弁座体5は、ノズル体2の切欠34内に配置されていて、例えば溶接継ぎ目35によってこのノズル体に結合されている。噴射孔カバー37は、これが噴射開口7の下流側に配置されていることによってカーボン堆積の傾向を低下させ、従って噴射開口7の詰まり及び燃料流の不都合な減少による燃料噴射弁1の欠陥を阻止する。本発明の手段を有する燃料噴射弁1の噴射側の端部42は、図2A及び図2Bに詳しく示されている。
【0020】
燃料噴射弁1の非作業位置で、弁ニードル3の第1のフランジ21は戻しばね23によって上昇ストローク方向に抗して負荷されて、弁閉鎖体4が弁座6に密接して当接保持されるようになっている。可動子20は中間リング32上に載っており、この中間リング32は第2のフランジ31に支えられている。磁石コイル10が励磁されると、この磁石コイル10は、可動子20を戻しばね23のばね力に抗して上昇ストローク方向で移動させる磁界を生ぜしめる。この時に、可動子20は、弁ニードル3に溶接されている第1のフランジ21、及びひいては弁ニードル3を同様に上昇ストローク方向で連行する。弁ニードル3と作用接続している弁閉鎖体4は弁座面6から持ち上がり、それによって燃料が噴射開口7を介して噴射される。
【0021】
コイル電流が遮断されて磁界が十分に消滅してから、可動子20は戻しばね23のばね力によって内極3から第1のフランジ21上に落下し、それによって弁ニードル3は上昇ストローク方向に抗して移動する。これによって弁閉鎖体4は弁座面6上に糊、燃料噴射弁1は閉鎖される。可動子20は、第2のフランジ31によって形成された可動子ストッパ上に載る。
【0022】
図2Aには、本発明による燃料噴射弁1の、図1に示した実施例における符号IIAで示した領域の部分的な断面図が示されている。
【0023】
図1で説明したように、弁座体5は図示の実施例では、詳しく図示していない燃焼室に向いた外側の端面側39で噴射孔カバー37を有している。この場合、噴射孔カバー37は、1つの内側のカバーキャップ43と複数の外側のスペーサ部材(間隔保持部材)38とを有しており、このスペーサ部材38は、例えば点溶接40によって弁座体5に固定されている。カバーキャップ43とスペーサ部材38とは、有利には一体的に構成されていて、例えば金属薄板から打ち抜き及び曲げによって製造可能である。
【0024】
噴射孔カバー37を噴射開口7の下流側に配置したことによって、噴射開口7のカーボン堆積は減少される。噴射開口7の直径は典型的な場合、約100μmであるので、噴射開口7がカーボン堆積によって時間が経つにつれて詰まってしまい、それによって貫流量が不都合に強く制限される危険性が比較的高い。これは特に、燃焼室内に噴射される混合気噴霧が点火される際の高温が原因となっている。何故ならば、それによって燃料の成分が燃料噴射弁1の先端に堆積するからである。噴射孔カバー37を取り付けることによって、噴射開口7の出口領域における表面温度は、噴射開口7が残留カーボンの堆積によって塞がれない程度に低下せしめられる。これによって火炎保護機能を有する噴射孔カバー37は、噴射孔カバー37と弁座体5との間の領域内で火炎フロントが広がることは避けられる。
【0025】
噴射孔カバー37の、上記火炎保護機能は、カバーキャップ43を相応に形状付与(成形)することによって促進される。このカバーキャップ43は有利には円錐形の形状で構成されており、この場合、円錐形の先端は、燃料の噴射方向とは逆方向に向けられている。
【0026】
図2Bは、燃料の流れ方向とは逆方向で下から、本発明に従って構成された燃料噴射弁1の弁座体5を示しており、この弁座体5は、これに固定された噴射孔カバー37と、弁座体5の内部に通じる噴射開口7とを有している。
【0027】
噴射孔カバー37は、有利な実施例では6つのスペーサ部材38を有しており、これらのスペーサ部材38は、中間室44を形成しながら互いに規則的な角度を保って配置されている。噴射開口7からの噴射過程がスペーサ部材38によって妨げられないようにするために、噴射開口7は、それぞれ2つのスペーサ部材38によって形成された角の2等分線上に配置されている。これによって、噴射孔カバー37が燃料で濡らされることは避けられる。上述のように、カバーカップ43の円錐形の形状によって、同様に濡らされることのない噴射が可能である。何故ならば、噴射開口7を通過する燃料噴射流は、接線方向でカバーキャップ43の側面に沿ってガイドされるからである。
【0028】
噴射孔カバー37は、その製造形式が簡単であるので高い費用をかけることなしに、複数の噴射開口7の配置に適合させることできる。この噴射開口の配置は、例えばより多く又はより少なく配置されているか、又は非均一に配置された噴射開口を有している。この場合、スペーサ部材38の数並びにその互いに相対的な位置だけを要求に適合させる必要がある。しかしながら内側のカバーキャップ43は、図2Bに示されているように、すべての噴射開口7を一平面上の投影図内でカバーするものでなければならない。
【0029】
本発明は図示の実施例だけに限定されるものではなく、任意の構造形式の燃料噴射弁1に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明に従って構成された燃料噴射弁の1実施例の全体を示す概略的な断面図である。
【図2A】
本発明による燃料噴射弁の図1に示した実施例の噴射側の部分における図1の範囲IIAの概略的な断面図である。
【図2B】
流れ方向に抗して、図2Aに示した本発明の噴射孔カバーを下から見た図である。
Claims (10)
- 内燃機関の燃料噴射装置のための燃料噴射弁(1)であって、アクチュエータ(10)と、該アクチュエータ(10)によって操作可能な、弁閉鎖体(4)を操作するための弁ニードル(3)とを有しており、前記弁閉鎖体(4)が、弁座体(5)に形成された弁座面(6)と協働してシール座を形成しており、さらに、該弁座面(6)の下流側に形成された少なくとも1つの噴射開口(7)を有している形式のものにおいて、
燃料噴射弁(1)の下流側の端部(42)に噴射孔カバー(37)が配置されており、該噴射孔カバー(37)が、噴射開口(7)を内燃機関の燃焼室に対して遮蔽することを特徴とする、燃料噴射弁。 - 噴射孔カバー(37)が、複数のスペーサ部材(38)と1つの内側のカバーキャップ(43)とを有している、請求項1記載の燃料噴射弁。
- カバーキャップ(43)がスペーサ部材(38)と一体的に構成されている、請求項2記載の燃料噴射弁。
- 噴射孔カバー(37)が打ち抜き及び曲げ成形によって製造されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
- スペーサ部材(38)の数が、噴射開口(7)の数と同じである、請求項2又は3記載の燃料噴射弁。
- スペーサ部材(38)の数が6つである、請求項5記載の燃料噴射弁。
- スペーサ部材(38)は、これらのスペーサ部材(38)間の中間室内にそれぞれ1つの噴射開口(7)が設けられるように、配置されている、請求項2,3,5又は6記載の燃料噴射弁。
- カバーキャップ(43)が円錐形状に構成されている、請求項2,3,5,6又は7記載の燃料噴射弁。
- 円錐形のカバーキャップ(43)が、燃料の流れ方向で広がるように延びている、請求項8記載の燃料噴射弁。
- 噴射孔カバー(37)が点溶接継ぎ目(40)によって弁座体(5)に接続されている、請求項1から9までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
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