JP2004520987A - 車両座席 - Google Patents
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Abstract
折り畳み回転式車両座席は、クッションと、背もたれと、フレームと、を有する。フレームは、前部において、座席の正面方向に対して直角に延びるカンチレバーによって支えられる。座席フレームはカンチレバーに旋回可能に連結されるため、座席を支持していた従来の前部脚を除去することが可能となる。単一の後部脚が車両の床に解放可能に取り付けられ、また構造ラッチを用いてフレームを中央コンソールに取り付けてもよい。背もたれを前方に折り畳み、後部脚を解放することによって車両座席を邪魔にならない場所へ旋回させて、座席をピボットチューブを中心として前方へ旋回させることが可能となる。
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両座席システムに関する。さらに詳しくは、本発明は、車両の中央コンソールから延びるカンチレバーを中心に旋回する折り畳み回転式車両座席に関する。
【背景技術】
【0002】
自動車、スポーツ・ユーティリティ・ビークル、およびミニバン等の車両において、折り畳み回転式座席を使用して乗員の車両への出入りを援助し、また座席の列の後部の収納スペースを容易に利用できるようにしている。通常、折り畳み回転式座席の後端部は一対の脚によって車両の床に解放可能に取り付けられている。解放機構によって背もたれを前方に折り畳むことが可能となっている。第2の機構が後部の脚を解放して、折り畳まれた座席が車両の前部に向かって前方に回転する。この折り畳み回転操作により車両内への開口がより大きくなる。
【0003】
座席が回転された位置にある時、後部脚は車両後部に向かって突出するため、特に座席の外側部分の後部脚は、車両の乗員にとっては危険である。この問題を解決するため、従来の折り畳み回転式座席の後部脚は、座席が回転された位置にある際、座席フレーム内に折り込まれるか畳み込まれるように設計されている。折り畳み式の脚によって安全上の問題は取り除かれる。
【0004】
従来の折り畳み回転式座席は通常フレームを有し、このフレームは前部において、また車両の床でさらに支えられている一対のブラケットあるいは脚によって支えられている。座席は前部脚によって支えられている地点を中心として旋回する。前部脚は車両座席下の収納スペースとして使用できるスペースを取っている。前部脚は2本必要とされるが、これは外側前部脚が座席を支えるだけでなく、乗員および座席の重量による曲げモーメント、および車両の衝突時における下方向の応力に耐えるためである。車両が前方に走行中に衝突した場合、乗員はシートベルトによって座席に保持され、その結果、背もたれが車両の前部に向かって回転しようとするために座席クッションの前部が床に向かって下方に押し込まれるという潜水型応力(submarining−type force)が生じる。
【0005】
前部支持脚に占有されるスペースは、より高い背もたれおよびヘッドレストを有する新しい車両座席ほど大きくなっている。背もたれおよびヘッドレストがより高いために、座席が前方に回転する際に旋回する中心点は、最終的な折り畳み回転形態に於いてヘッドレストが床にぶつからないようにするため、以前の設計よりも床からより離れていなければならない。従って、前部脚あるいはブラケットも高くしなければならない。
【0006】
従来の折り畳み回転式座席は通常、車両の側面に直交して延びる堅固な支持部材を有していない。これは、座席が車両の床から立ち上がる構造部材によって支えられているためであり、そのため、曲げモーメントに耐えるための堅固な横方向の支持部材は必要とされていない。従来の設計の欠点は、車両が衝突した場合に座席フレームにより側面衝突に対する十分な保護が与えられない点にある。
【0007】
従って、車両の乗員に対して安全上の問題を引き起こす可能性のある後部外側脚を必要としない折り畳み回転式座席を有することが有利である。さらに、車両の床に延びる前部脚を有していない折り畳み回転式座席を有することが有利である。またさらに、車両の側面に直交して延びる堅固な構造的支持体を有することにより側面衝突に対する保護を提供する折り畳み回転式座席を有することが有利である。
【発明の開示】
【0008】
一実施形態は、前部と後部とを持つ座席フレームを有する車両座席に関する。背もたれは後部に旋回可能に連結(枢着)され、カンチレバーは前部に旋回可能に連結され且つ前部を支持する。
【0009】
他の実施形態は、床と複数の側部扉とを有する車両に関する。カンチレバーは側部扉に直交する方向に延び、中央コンソールによって支えられる。座席はカンチレバーに旋回可能に支持される。
【0010】
さらに他の実施形態は、車両床に連結する座席フレームを有する車両座席に関する。クッションは座席フレームに連結し、背もたれはクッションあるいは座席フレームに連結する。最大1本の支持脚が座席フレームと床との間に延びている。
【0011】
以下に、実施の形態を添付された図面を参照して説明する。尚、同様の要素は同様の参照番号で示す。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
図1を参照すると、座席10は、クッション12と、背もたれ14と、ヘッドレスト16と、フレーム18と、を有する。クッション12はクッションフレーム(図示せず)を有することができる。背もたれ14は、一対のブラケット15によってクッションフレームに、あるいは直接フレーム18に、旋回可能に連結させることができる。フレーム18は2対の脚20、22によって支えられる。
【0013】
さらに、図1に示されるように、車両内には床32と、いくつかの座席10と、中央コンソール34と、を設けることができる。中央コンソール34は中央座席(図示せず)を含むこともできる。座席10および中央コンソール34は、車両のどの列にも位置させることができる。車体は切り出し(カットアウト)38を有して側部扉(図示せず)を収容する。
【0014】
従来の座席フレーム18は、脚20、22に連結する一対の側部レール40を有する。側部レール40の各々の前端部42は、一対の前部脚20に旋回可能に連結されている。前部脚20は床32に固定される。レール40の後端部44は一対の後部脚22に連結される。後部脚22は床32に解放可能に固定される。後部脚22は、座席10が一対の前部旋回点46を中心として旋回しながら前方に回転できるように、床32に解放可能に連結される。
【0015】
座席10は折り畳まれ前方に回転して乗員の出入りを援助するように設計される。背もたれ14は、まず、座席クッション12の上に前方に折り畳まれる。そして、後部脚22が床32から解放されて、折り畳まれた座席10が前部旋回点46を中心として前方に回転することが可能となる。この折り畳み回転操作の結果、座席10は折り畳まれた形態となり、ヘッドレスト16は床32に近接した位置に置かれ、後部脚22は後方に向く。
【0016】
図2を参照すると、改良された座席110が示されている。改良された座席110は図1に示された座席10と同様の構成で、クッション112と、背もたれ114と、ヘッドレスト116と、を有する。一対のブラケット115によって背もたれ114がクッションフレーム、あるいは座席フレーム118に旋回可能に連結される。
【0017】
フレーム118は、ピボットチューブ(ピボット管)154として示されるカンチレバーに旋回可能に連結された前部150を有する。ピボットチューブ154は、中央コンソール134からフレーム118内へ延伸する。このようにして、フレーム118の前部150は、中央コンソール134から片持ちされているピボットチューブ154の一部によって支えられる。ピボットチューブ154に代わるものは、長い角材(ビーム)等のいかなるカンチレバー構造をも含むことができる。
【0018】
中央コンソール134は、ピボットチューブ154を支えるように設計された関連フレーム136を有している。また、中央コンソールフレーム136には収納システム、肘掛け、あるいは中央座席を取り付けることもできる。
【0019】
図3を参照すると、フレーム118はピボットチューブ154によって支えられる。フレーム軸受け面156を複数の地点に、あるいはフレーム118全体に連続的に設けて、座席110の重量を支えることができる。従って、フレーム118は複数の軸受け面156を中心として、あるいはピボットチューブ154によって固定された軸を中心として旋回することができる。ピボットチューブ154を直接軸受けするフレーム118の代わりの実施形態として、ピボットチューブ154は、フレーム118を旋回可能に支持する取り付けブラケットを有することができる。この代わりの実施形態は、カンチレバー154が円筒形の部材でない場合において有用である。
【0020】
図4を参照すると、フレーム118の後部152は、後部脚122として示される支持部材によって支持されることができる。構造ラッチ160として示される支持ブラケットを用いて、例えばシートベルトを支えるためのさらなる構造的な支持を提供してもよい。構造ラッチ160は、ねじれ応力に対して座席110を安定させるのに役立つ。後部脚122は床32によって支持されることができる。解放機構162によって、座席110を回転させるために後部脚122を離脱させることができる。構造ラッチ160は中央コンソールフレーム136に取り付けられ、また選択的に中央コンソールフレーム136から解放される。
【0021】
図5A、図5B、および図5Cを参照すると、改良された座席110は、図2に示された従来の座席と同様に折り畳み回転する。図5Aは、標準操作位置にある座席110を示している。背もたれ114を、座席クッション112の上に図5Bの矢印で示された方向に前方に折り畳むことができる。解放機構(図示せず)を操作して、背もたれ114を操作位置から解放することにより折り畳み動作を行うことができる。
【0022】
図5Cを参照すると、回転された位置にある座席110が示されている。まず、後部脚122の解放機構162(図4)を操作することによって座席110が回転された位置に置かれる。後部脚122は床32から解放され、構造ラッチ160(図4)が後部152を解放して、フレーム118が(図5Cの矢印で示された)前方向にピボットチューブ154を中心として旋回することができる。ハンドル164を座席を回転させる際の援助として使用することができる。
【0023】
従来の前部脚20が除去されているため、改良された座席110は、座席110の下により多くの収納空間を得ることができる(図1と図2を比較)。
【0024】
ピボットチューブ154は、前部脚20を除去したためにチューブ上にかかる曲げモーメントに耐えるように大きな直径を有する。通常の車両操作時および車両の衝突時の両方において、ピボットチューブ154はフレーム118を完全な状態に維持しなければならない。
【0025】
図4を参照すると、改良された設計においては従来の2つの後部脚22が除去され、車両の外側の方ではなく中央コンソール134に隣接した位置にある単一の後部脚122に置き換えられていることがわかる。従って、座席110が回転された形態にある時、乗員が車両に出入りする妨げとなる外側の後部脚22がなくされている。残っている後部脚122は、乗員の邪魔とならないように中央コンソール134に近接した位置にある。必要に応じて、後部脚122は、座席110が回転された位置にある時、フレーム118内に折り込まれ、あるいは畳み込まれるように設計することができる。
【0026】
改良された座席110は、2列以上の座席で、車両の前列あるいは車両の後方列において使用することができる。
【0027】
このようにして、改良された座席110は発明の背景の部分で説明した従来の折り畳み回転式座席の欠点を解決する。後部脚22の一方を除去し、残っている後部脚122を車両の内側の方へ配置しているため、従来の座席10が回転された形態にある時に通行路において外側に突出する後部脚22の障害および安全上の問題が取り除かれる。さらに、改良された折り畳み回転式座席110は前部脚20を有していないため、座席110の下の収納スペース量が増加する。さらに、ピボットチューブ154は、特に車両の側面衝突に関しては、座席110の構造的完全性を向上させる。
【0028】
本発明の幾つかの実施例について説明をしたが、説明された内容が現在では、折り畳み回転式座席システムの好ましい実施の形態であると考えられることは当業者にとっては明らかである。しかし、本発明の精神および範囲から逸脱せずに設計を変化させることは可能ある。以下の特許請求の範囲は、本発明の精神および範囲内にあるこのようなすべての変化および変形を含むものである。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】図1は、従来の折り畳み回転式座席システムの斜視図である。
【図2】図2は、改良された折り畳み回転式座席システムの斜視図である。
【図3】図3は、概ね図2の線3−3沿って取られた断面図である。
【図4】図4は、改良された折り畳み回転式座席システムのフレームの後方からの斜視図である。
【図5】図5Aは、直立位置にある改良された折り畳み回転式座席システムの側面図である。図5Bは、折り畳み位置にある改良された折り畳み回転式座席システムの側面図である。図5Cは、折り畳み回転位置にある改良された折り畳み回転式座席システムの側面図である。
【0001】
本発明は、車両座席システムに関する。さらに詳しくは、本発明は、車両の中央コンソールから延びるカンチレバーを中心に旋回する折り畳み回転式車両座席に関する。
【背景技術】
【0002】
自動車、スポーツ・ユーティリティ・ビークル、およびミニバン等の車両において、折り畳み回転式座席を使用して乗員の車両への出入りを援助し、また座席の列の後部の収納スペースを容易に利用できるようにしている。通常、折り畳み回転式座席の後端部は一対の脚によって車両の床に解放可能に取り付けられている。解放機構によって背もたれを前方に折り畳むことが可能となっている。第2の機構が後部の脚を解放して、折り畳まれた座席が車両の前部に向かって前方に回転する。この折り畳み回転操作により車両内への開口がより大きくなる。
【0003】
座席が回転された位置にある時、後部脚は車両後部に向かって突出するため、特に座席の外側部分の後部脚は、車両の乗員にとっては危険である。この問題を解決するため、従来の折り畳み回転式座席の後部脚は、座席が回転された位置にある際、座席フレーム内に折り込まれるか畳み込まれるように設計されている。折り畳み式の脚によって安全上の問題は取り除かれる。
【0004】
従来の折り畳み回転式座席は通常フレームを有し、このフレームは前部において、また車両の床でさらに支えられている一対のブラケットあるいは脚によって支えられている。座席は前部脚によって支えられている地点を中心として旋回する。前部脚は車両座席下の収納スペースとして使用できるスペースを取っている。前部脚は2本必要とされるが、これは外側前部脚が座席を支えるだけでなく、乗員および座席の重量による曲げモーメント、および車両の衝突時における下方向の応力に耐えるためである。車両が前方に走行中に衝突した場合、乗員はシートベルトによって座席に保持され、その結果、背もたれが車両の前部に向かって回転しようとするために座席クッションの前部が床に向かって下方に押し込まれるという潜水型応力(submarining−type force)が生じる。
【0005】
前部支持脚に占有されるスペースは、より高い背もたれおよびヘッドレストを有する新しい車両座席ほど大きくなっている。背もたれおよびヘッドレストがより高いために、座席が前方に回転する際に旋回する中心点は、最終的な折り畳み回転形態に於いてヘッドレストが床にぶつからないようにするため、以前の設計よりも床からより離れていなければならない。従って、前部脚あるいはブラケットも高くしなければならない。
【0006】
従来の折り畳み回転式座席は通常、車両の側面に直交して延びる堅固な支持部材を有していない。これは、座席が車両の床から立ち上がる構造部材によって支えられているためであり、そのため、曲げモーメントに耐えるための堅固な横方向の支持部材は必要とされていない。従来の設計の欠点は、車両が衝突した場合に座席フレームにより側面衝突に対する十分な保護が与えられない点にある。
【0007】
従って、車両の乗員に対して安全上の問題を引き起こす可能性のある後部外側脚を必要としない折り畳み回転式座席を有することが有利である。さらに、車両の床に延びる前部脚を有していない折り畳み回転式座席を有することが有利である。またさらに、車両の側面に直交して延びる堅固な構造的支持体を有することにより側面衝突に対する保護を提供する折り畳み回転式座席を有することが有利である。
【発明の開示】
【0008】
一実施形態は、前部と後部とを持つ座席フレームを有する車両座席に関する。背もたれは後部に旋回可能に連結(枢着)され、カンチレバーは前部に旋回可能に連結され且つ前部を支持する。
【0009】
他の実施形態は、床と複数の側部扉とを有する車両に関する。カンチレバーは側部扉に直交する方向に延び、中央コンソールによって支えられる。座席はカンチレバーに旋回可能に支持される。
【0010】
さらに他の実施形態は、車両床に連結する座席フレームを有する車両座席に関する。クッションは座席フレームに連結し、背もたれはクッションあるいは座席フレームに連結する。最大1本の支持脚が座席フレームと床との間に延びている。
【0011】
以下に、実施の形態を添付された図面を参照して説明する。尚、同様の要素は同様の参照番号で示す。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
図1を参照すると、座席10は、クッション12と、背もたれ14と、ヘッドレスト16と、フレーム18と、を有する。クッション12はクッションフレーム(図示せず)を有することができる。背もたれ14は、一対のブラケット15によってクッションフレームに、あるいは直接フレーム18に、旋回可能に連結させることができる。フレーム18は2対の脚20、22によって支えられる。
【0013】
さらに、図1に示されるように、車両内には床32と、いくつかの座席10と、中央コンソール34と、を設けることができる。中央コンソール34は中央座席(図示せず)を含むこともできる。座席10および中央コンソール34は、車両のどの列にも位置させることができる。車体は切り出し(カットアウト)38を有して側部扉(図示せず)を収容する。
【0014】
従来の座席フレーム18は、脚20、22に連結する一対の側部レール40を有する。側部レール40の各々の前端部42は、一対の前部脚20に旋回可能に連結されている。前部脚20は床32に固定される。レール40の後端部44は一対の後部脚22に連結される。後部脚22は床32に解放可能に固定される。後部脚22は、座席10が一対の前部旋回点46を中心として旋回しながら前方に回転できるように、床32に解放可能に連結される。
【0015】
座席10は折り畳まれ前方に回転して乗員の出入りを援助するように設計される。背もたれ14は、まず、座席クッション12の上に前方に折り畳まれる。そして、後部脚22が床32から解放されて、折り畳まれた座席10が前部旋回点46を中心として前方に回転することが可能となる。この折り畳み回転操作の結果、座席10は折り畳まれた形態となり、ヘッドレスト16は床32に近接した位置に置かれ、後部脚22は後方に向く。
【0016】
図2を参照すると、改良された座席110が示されている。改良された座席110は図1に示された座席10と同様の構成で、クッション112と、背もたれ114と、ヘッドレスト116と、を有する。一対のブラケット115によって背もたれ114がクッションフレーム、あるいは座席フレーム118に旋回可能に連結される。
【0017】
フレーム118は、ピボットチューブ(ピボット管)154として示されるカンチレバーに旋回可能に連結された前部150を有する。ピボットチューブ154は、中央コンソール134からフレーム118内へ延伸する。このようにして、フレーム118の前部150は、中央コンソール134から片持ちされているピボットチューブ154の一部によって支えられる。ピボットチューブ154に代わるものは、長い角材(ビーム)等のいかなるカンチレバー構造をも含むことができる。
【0018】
中央コンソール134は、ピボットチューブ154を支えるように設計された関連フレーム136を有している。また、中央コンソールフレーム136には収納システム、肘掛け、あるいは中央座席を取り付けることもできる。
【0019】
図3を参照すると、フレーム118はピボットチューブ154によって支えられる。フレーム軸受け面156を複数の地点に、あるいはフレーム118全体に連続的に設けて、座席110の重量を支えることができる。従って、フレーム118は複数の軸受け面156を中心として、あるいはピボットチューブ154によって固定された軸を中心として旋回することができる。ピボットチューブ154を直接軸受けするフレーム118の代わりの実施形態として、ピボットチューブ154は、フレーム118を旋回可能に支持する取り付けブラケットを有することができる。この代わりの実施形態は、カンチレバー154が円筒形の部材でない場合において有用である。
【0020】
図4を参照すると、フレーム118の後部152は、後部脚122として示される支持部材によって支持されることができる。構造ラッチ160として示される支持ブラケットを用いて、例えばシートベルトを支えるためのさらなる構造的な支持を提供してもよい。構造ラッチ160は、ねじれ応力に対して座席110を安定させるのに役立つ。後部脚122は床32によって支持されることができる。解放機構162によって、座席110を回転させるために後部脚122を離脱させることができる。構造ラッチ160は中央コンソールフレーム136に取り付けられ、また選択的に中央コンソールフレーム136から解放される。
【0021】
図5A、図5B、および図5Cを参照すると、改良された座席110は、図2に示された従来の座席と同様に折り畳み回転する。図5Aは、標準操作位置にある座席110を示している。背もたれ114を、座席クッション112の上に図5Bの矢印で示された方向に前方に折り畳むことができる。解放機構(図示せず)を操作して、背もたれ114を操作位置から解放することにより折り畳み動作を行うことができる。
【0022】
図5Cを参照すると、回転された位置にある座席110が示されている。まず、後部脚122の解放機構162(図4)を操作することによって座席110が回転された位置に置かれる。後部脚122は床32から解放され、構造ラッチ160(図4)が後部152を解放して、フレーム118が(図5Cの矢印で示された)前方向にピボットチューブ154を中心として旋回することができる。ハンドル164を座席を回転させる際の援助として使用することができる。
【0023】
従来の前部脚20が除去されているため、改良された座席110は、座席110の下により多くの収納空間を得ることができる(図1と図2を比較)。
【0024】
ピボットチューブ154は、前部脚20を除去したためにチューブ上にかかる曲げモーメントに耐えるように大きな直径を有する。通常の車両操作時および車両の衝突時の両方において、ピボットチューブ154はフレーム118を完全な状態に維持しなければならない。
【0025】
図4を参照すると、改良された設計においては従来の2つの後部脚22が除去され、車両の外側の方ではなく中央コンソール134に隣接した位置にある単一の後部脚122に置き換えられていることがわかる。従って、座席110が回転された形態にある時、乗員が車両に出入りする妨げとなる外側の後部脚22がなくされている。残っている後部脚122は、乗員の邪魔とならないように中央コンソール134に近接した位置にある。必要に応じて、後部脚122は、座席110が回転された位置にある時、フレーム118内に折り込まれ、あるいは畳み込まれるように設計することができる。
【0026】
改良された座席110は、2列以上の座席で、車両の前列あるいは車両の後方列において使用することができる。
【0027】
このようにして、改良された座席110は発明の背景の部分で説明した従来の折り畳み回転式座席の欠点を解決する。後部脚22の一方を除去し、残っている後部脚122を車両の内側の方へ配置しているため、従来の座席10が回転された形態にある時に通行路において外側に突出する後部脚22の障害および安全上の問題が取り除かれる。さらに、改良された折り畳み回転式座席110は前部脚20を有していないため、座席110の下の収納スペース量が増加する。さらに、ピボットチューブ154は、特に車両の側面衝突に関しては、座席110の構造的完全性を向上させる。
【0028】
本発明の幾つかの実施例について説明をしたが、説明された内容が現在では、折り畳み回転式座席システムの好ましい実施の形態であると考えられることは当業者にとっては明らかである。しかし、本発明の精神および範囲から逸脱せずに設計を変化させることは可能ある。以下の特許請求の範囲は、本発明の精神および範囲内にあるこのようなすべての変化および変形を含むものである。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】図1は、従来の折り畳み回転式座席システムの斜視図である。
【図2】図2は、改良された折り畳み回転式座席システムの斜視図である。
【図3】図3は、概ね図2の線3−3沿って取られた断面図である。
【図4】図4は、改良された折り畳み回転式座席システムのフレームの後方からの斜視図である。
【図5】図5Aは、直立位置にある改良された折り畳み回転式座席システムの側面図である。図5Bは、折り畳み位置にある改良された折り畳み回転式座席システムの側面図である。図5Cは、折り畳み回転位置にある改良された折り畳み回転式座席システムの側面図である。
Claims (35)
- 前部と後部とを有する座席フレームと、
後部に旋回可能に連結された背もたれと、
前部に旋回可能に連結され且つ前部を支持するカンチレバーと、
を備える車両座席。 - 座席は車両の前列に配置される請求項1に記載の車両座席。
- 座席は車両の第2の列に配置される請求項1に記載の車両座席。
- 座席は車両の第3の列に配置される請求項1に記載の車両座席。
- カンチレバーは複数の地点で座席フレームに旋回可能に連結される請求項1に記載の車両座席。
- 後部に連結された後部支持脚をさらに備える請求項1に記載の車両座席。
- 後部支持脚は車両の床に解放可能に連結される請求項6に記載の車両座席。
- 後部支持脚は座席フレーム内に折り畳み可能である請求項7に記載の車両座席。
- 後部支持脚は中央コンソールに隣接して配置される請求項6に記載の車両座席。
- 座席フレームの前部は、カンチレバーによってのみ支持されることにより、複数の前部脚を必要としない請求項1に記載の車両座席。
- 座席フレームと中央コンソールとを連結する支持ブラケットをさらに備える請求項1に記載の車両座席。
- カンチレバーはピボットチューブである請求項1に記載の車両座席。
- カンチレバーは角材である請求項1に記載の車両座席。
- 床と、
複数の側部扉と、
側部扉に直交する方向に延び、中央コンソールによって支えられるカンチレバー構造と、
カンチレバー構造に旋回可能に支持された座席と、
を備える車両。 - 中央コンソールは中央座席を含む請求項14に記載の車両。
- 座席は前列の座席である請求項14に記載の車両。
- 座席は2列目の座席である請求項14に記載の車両。
- 座席は3列目の座席である請求項14に記載の車両。
- 座席から延びており且つ床に解放可能に固定された後部支持体をさらに備える請求項14に記載の車両。
- 後部支持体は中央コンソールに隣接して位置する請求項19に記載の車両。
- 後部支持体は座席内に折り畳まれるように構成される請求項19に記載の車両。
- カンチレバー構造は中央コンソールに支持される請求項14に記載の車両。
- 座席は複数の位置でカンチレバー構造に連結される請求項14に記載の車両。
- 座席を中央コンソールに連結する第2の後部支持体をさらに備える請求項14に記載の車両。
- カンチレバー構造はピボットチューブである請求項14に記載の車両。
- カンチレバー構造は角材である請求項14に記載の車両。
- 車両床に連結する座席フレームと、
座席フレームに連結するクッションと、
クッションあるいは座席フレームに連結する背もたれと、
座席フレームと床との間に延びる最大1本の支持脚と、
を備える車両座席。 - 座席フレームに旋回可能に連結されるカンチレバーをさらに備える請求項27に記載の車両座席。
- 座席フレームは、カンチレバーに旋回可能に支えられる複数の軸受け面を有する請求項28に記載の車両座席。
- 座席フレームの後部に連結された支持脚をさらに備える請求項27に記載の車両座席。
- 支持脚は中央コンソールに隣接する請求項30に記載の車両座席。
- 支持脚は座席フレーム内に折り畳み可能である請求項30に記載の車両座席。
- 座席フレームを中央コンソールに解放可能に連結する支持ブラケットをさらに備える請求項27に記載の車両座席。
- カンチレバーはピボットチューブである請求項28に記載の車両座席。
- カンチレバーは角材である請求項28に記載の車両座席。
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