JP3304732B2 - 車両用リヤシート装置 - Google Patents
車両用リヤシート装置Info
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- JP3304732B2 JP3304732B2 JP33223995A JP33223995A JP3304732B2 JP 3304732 B2 JP3304732 B2 JP 3304732B2 JP 33223995 A JP33223995 A JP 33223995A JP 33223995 A JP33223995 A JP 33223995A JP 3304732 B2 JP3304732 B2 JP 3304732B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用リヤシート装
置に係り、特に段差を有する一段高い車両後方のフロア
面に配設された車両用リヤシート装置に関する。
置に係り、特に段差を有する一段高い車両後方のフロア
面に配設された車両用リヤシート装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のフロア面後部の一段高い
部位に配設される車両用リヤシート装置の一例として
は、特開平3−189245号公報に示される様な構造
が知られている。
部位に配設される車両用リヤシート装置の一例として
は、特開平3−189245号公報に示される様な構造
が知られている。
【0003】図11に示される如く、この車両用リヤシ
ート装置では、リヤシート90がシートクッション92
とシートバック94とからなり、シートバック94が第
1ヒンジ96を中心にして車両前方(図11の矢印S1
方向)へ回転可能になっている。また、シートクッショ
ン92は、L字状のリンクアーム98によって、車両フ
ロア100に連結されており、車両前方(図11の矢印
S2方向)へ回転可能になっている。
ート装置では、リヤシート90がシートクッション92
とシートバック94とからなり、シートバック94が第
1ヒンジ96を中心にして車両前方(図11の矢印S1
方向)へ回転可能になっている。また、シートクッショ
ン92は、L字状のリンクアーム98によって、車両フ
ロア100に連結されており、車両前方(図11の矢印
S2方向)へ回転可能になっている。
【0004】従って、この車両用リヤシート装置では、
リヤシート90のシートクッション92とシートバック
94とをそれぞれ図12に示される位置へ移動すること
によって、シートバック94の背面部94A上が、荷物
102の載置部として使用可能となる。
リヤシート90のシートクッション92とシートバック
94とをそれぞれ図12に示される位置へ移動すること
によって、シートバック94の背面部94A上が、荷物
102の載置部として使用可能となる。
【0005】しかしながら、この車両用リヤシート装置
では、図12に示される如く、シートクッション92を
起立させ、シートバック94の背面部94A上に荷物1
02を載置した状態(起立状態)で、車両前面に衝撃を
受けると、荷物102が前方(図12の矢印Y方向)へ
移動して、シートクッション92に当接することが考え
られる。また、荷物102が予めシートクッション92
に当接している状態(図12の二点鎖線の状態)にある
場合には、荷物102の慣性力がシートクッション92
に作用する。従って、荷物102によるシートクッショ
ン92の前方への移動を確実に阻止するためには、シー
トクッション92を支持するリンクアーム98、リンク
アーム98の支持部、フロントシート104等を十分に
補強する必要があり、大幅な重量増加になる。
では、図12に示される如く、シートクッション92を
起立させ、シートバック94の背面部94A上に荷物1
02を載置した状態(起立状態)で、車両前面に衝撃を
受けると、荷物102が前方(図12の矢印Y方向)へ
移動して、シートクッション92に当接することが考え
られる。また、荷物102が予めシートクッション92
に当接している状態(図12の二点鎖線の状態)にある
場合には、荷物102の慣性力がシートクッション92
に作用する。従って、荷物102によるシートクッショ
ン92の前方への移動を確実に阻止するためには、シー
トクッション92を支持するリンクアーム98、リンク
アーム98の支持部、フロントシート104等を十分に
補強する必要があり、大幅な重量増加になる。
【0006】これを改善する車両用リヤシート装置とし
て、段差を有する一段高い車両後方のフロア面に配設さ
れたリヤシートの少なくともシートクッションが回転ス
ライド機構によって、車両前方に略90度回転した位置
から下方へ移動してシートクッションの前部が一段低い
車両前方フロアに収まりシートクッションの前方への移
動を確実に阻止する起立状態と、車両前方に略180度
回転した折り畳み状態とに移動可能に構成した車両用リ
ヤシート装置が本願出願人によって、既に出願されてい
る(特願平7−244875)。
て、段差を有する一段高い車両後方のフロア面に配設さ
れたリヤシートの少なくともシートクッションが回転ス
ライド機構によって、車両前方に略90度回転した位置
から下方へ移動してシートクッションの前部が一段低い
車両前方フロアに収まりシートクッションの前方への移
動を確実に阻止する起立状態と、車両前方に略180度
回転した折り畳み状態とに移動可能に構成した車両用リ
ヤシート装置が本願出願人によって、既に出願されてい
る(特願平7−244875)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この車
両用リヤシート装置を、フロアの車幅方向中央部にフロ
アトンネル部及びコンソールボックス等が突出している
車両に適用した場合には、リヤシートを車幅方向に沿っ
て、例えば4:6に分割しても、幅が広い方の分割リヤ
シートにおいては、車両前方に略180度回転し、折り
畳み状態にしようとすると、分割リヤシートがフロアト
ンネル部及びコンソールボックス等の突出部と干渉する
ため、幅が狭い方の分割リヤシートのみが折り畳み状態
に移動可能であり、幅が広い方の分割リヤシートは折り
畳み状態に移動できないので、車両後方に広くてフラッ
トなスペースを形成できなかった。
両用リヤシート装置を、フロアの車幅方向中央部にフロ
アトンネル部及びコンソールボックス等が突出している
車両に適用した場合には、リヤシートを車幅方向に沿っ
て、例えば4:6に分割しても、幅が広い方の分割リヤ
シートにおいては、車両前方に略180度回転し、折り
畳み状態にしようとすると、分割リヤシートがフロアト
ンネル部及びコンソールボックス等の突出部と干渉する
ため、幅が狭い方の分割リヤシートのみが折り畳み状態
に移動可能であり、幅が広い方の分割リヤシートは折り
畳み状態に移動できないので、車両後方に広くてフラッ
トなスペースを形成できなかった。
【0008】本発明は上記事実を考慮し、車両後方に広
くてフラットなスペースを形成できる車両用リヤシート
装置を得ることが目的である。
くてフラットなスペースを形成できる車両用リヤシート
装置を得ることが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、段差を有する一段高い車両後方のフロア面に配設さ
れたリヤシートを車幅方向に沿って3分割し、分割した
それぞれのリヤシートのシートバックをシートクッショ
ン上に前倒しした状態で連結機構により前記フロア面に
対して車両前方に独立して回転可能に連結すると共に、
運転席後方と助手席後方に位置する分割された左右のリ
ヤシートをそれぞれシートバックをシートクッション上
に前倒しした状態で車両前方に略180度回転した折り
畳み状態に移動可能とした車両用リヤシート装置であっ
て、前記分割された左右のリヤシートのシートバック
は、中央のシートバックに対してロックピンが車幅方向
に移動するロック機構により分離可能に連結されてお
り、該ロック機構はリヤヘッドレストの上下動に連動し
て作動することを特徴としている。
は、段差を有する一段高い車両後方のフロア面に配設さ
れたリヤシートを車幅方向に沿って3分割し、分割した
それぞれのリヤシートのシートバックをシートクッショ
ン上に前倒しした状態で連結機構により前記フロア面に
対して車両前方に独立して回転可能に連結すると共に、
運転席後方と助手席後方に位置する分割された左右のリ
ヤシートをそれぞれシートバックをシートクッション上
に前倒しした状態で車両前方に略180度回転した折り
畳み状態に移動可能とした車両用リヤシート装置であっ
て、前記分割された左右のリヤシートのシートバック
は、中央のシートバックに対してロックピンが車幅方向
に移動するロック機構により分離可能に連結されてお
り、該ロック機構はリヤヘッドレストの上下動に連動し
て作動することを特徴としている。
【0010】従って、車幅方向に沿って3分割したリヤ
シートのうちの中央のリヤシートを前方へ略90度回転
した起立状態とすると共に、運転席後方と助手席後方に
位置する分割された左右のリヤシートをそれぞれシート
バックをシートクッション上に前倒しした状態で車両前
方に略180度回転した折り畳み状態に移動することに
より、車両後方に広くてフラットなスペースが形成され
る。また、シートクッション及びシートバックを前倒し
するために、必要なリヤヘッドレストの取り外しにとも
なう、リヤヘッドレストの上方への移動に連動した、ロ
ックピンが車幅方向に移動するロック機構の作動によ
り、左右のリヤシートのシートバックが中央のリヤシー
トのシートバックに対して分離される。この結果、リヤ
シートのシートバックを前倒しするために、シートバッ
クからヘッドレストを外すと、シートバックを3分割で
きるため操作性が良い。
シートのうちの中央のリヤシートを前方へ略90度回転
した起立状態とすると共に、運転席後方と助手席後方に
位置する分割された左右のリヤシートをそれぞれシート
バックをシートクッション上に前倒しした状態で車両前
方に略180度回転した折り畳み状態に移動することに
より、車両後方に広くてフラットなスペースが形成され
る。また、シートクッション及びシートバックを前倒し
するために、必要なリヤヘッドレストの取り外しにとも
なう、リヤヘッドレストの上方への移動に連動した、ロ
ックピンが車幅方向に移動するロック機構の作動によ
り、左右のリヤシートのシートバックが中央のリヤシー
トのシートバックに対して分離される。この結果、リヤ
シートのシートバックを前倒しするために、シートバッ
クからヘッドレストを外すと、シートバックを3分割で
きるため操作性が良い。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】請求項2記載の本発明は、段差を有する一
段高い車両後方のフロア面に配設されたリヤシートを車
幅方向に沿って分割し、分割したそれぞれのリヤシート
を連結機構により前記フロア面に対して車両前方に独立
して略180度回転した折り畳み状態に移動可能に連結
すると共に、フロアトンネル部上に位置するコンソール
ボックスを車両前方へ移動可能とした車両用リヤシート
装置であって、前記リヤシートはシートクッションのみ
が車両前方へ略180度回転可能となっており、略18
0度回転したシートクッションの先端部をフロントシー
ト下部に設けたヘッドレストステー挿入用ガイド部に挿
入されたヘッドレストにより支持することを特徴として
いる。
段高い車両後方のフロア面に配設されたリヤシートを車
幅方向に沿って分割し、分割したそれぞれのリヤシート
を連結機構により前記フロア面に対して車両前方に独立
して略180度回転した折り畳み状態に移動可能に連結
すると共に、フロアトンネル部上に位置するコンソール
ボックスを車両前方へ移動可能とした車両用リヤシート
装置であって、前記リヤシートはシートクッションのみ
が車両前方へ略180度回転可能となっており、略18
0度回転したシートクッションの先端部をフロントシー
ト下部に設けたヘッドレストステー挿入用ガイド部に挿
入されたヘッドレストにより支持することを特徴として
いる。
【0018】従って、コンソールボックスを車両前方へ
移動させることにより、分割したリヤシートを同時に略
180度回転した折り畳み状態に移動できると共に、前
倒ししたシートクッションに作用する上方からの荷重を
ヘッドレストを介してフロントシート下部で受ける。
移動させることにより、分割したリヤシートを同時に略
180度回転した折り畳み状態に移動できると共に、前
倒ししたシートクッションに作用する上方からの荷重を
ヘッドレストを介してフロントシート下部で受ける。
【0019】請求項3記載の本発明は、請求項2記載の
車両用リヤシート装置において、前記コンソールボック
スの車両後方には容器が車両前後方向へ移動可能に配設
されており、該容器によって、略180度回転したシー
トクッションの先端部を支持することを特徴としてい
る。
車両用リヤシート装置において、前記コンソールボック
スの車両後方には容器が車両前後方向へ移動可能に配設
されており、該容器によって、略180度回転したシー
トクッションの先端部を支持することを特徴としてい
る。
【0020】従って、コンソールボックスの容器でも前
倒ししたシートクッションに作用する上方からの荷重を
分担して受ける。
倒ししたシートクッションに作用する上方からの荷重を
分担して受ける。
【0021】請求項4記載の本発明は、請求項2記載の
車両用リヤシート装置において、前記リヤシートは車幅
方向に沿って3分割されており、左右のシートクッショ
ン先端部を前記ヘッドレストステー挿入用ガイド部に挿
入されたヘッドレストにより支持すると共に、中央のシ
ートクッション先端部を前記容器により支持することを
特徴としている。
車両用リヤシート装置において、前記リヤシートは車幅
方向に沿って3分割されており、左右のシートクッショ
ン先端部を前記ヘッドレストステー挿入用ガイド部に挿
入されたヘッドレストにより支持すると共に、中央のシ
ートクッション先端部を前記容器により支持することを
特徴としている。
【0022】従って、3分割されたシートクッションの
裏面が略同一平面となる広くフラットなスペースが形成
される。そして、左右のシートクッションに作用する上
方からの荷重をヘッドレストを介してフロントシート下
部で受けると共に、容器を介して中央のシートクッショ
ンに作用する上方からの荷重をフロアトンネル部で受け
る。
裏面が略同一平面となる広くフラットなスペースが形成
される。そして、左右のシートクッションに作用する上
方からの荷重をヘッドレストを介してフロントシート下
部で受けると共に、容器を介して中央のシートクッショ
ンに作用する上方からの荷重をフロアトンネル部で受け
る。
【0023】
【0024】
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の車両用リヤシート装置の
第1実施形態を図1〜図5に従って説明する。
第1実施形態を図1〜図5に従って説明する。
【0026】なお、図中矢印FRは車両前方方向を、矢
印INは車幅内方方向を、矢印UPは車両上方方向を示
す。
印INは車幅内方方向を、矢印UPは車両上方方向を示
す。
【0027】図2に示される如く、本第1実施形態のリ
ヤシート10は、車幅方向に沿って略4:2:4の割合
で左リヤシート10A、中央リヤシート10B、右リヤ
シート10Cに3分割されており、中央リヤシート10
Bの幅W1が、フロアトンネル部40の幅W2及びフロ
アトンネル部40上に配設されたコンソールボックス4
2の幅W3より広く設定されている。
ヤシート10は、車幅方向に沿って略4:2:4の割合
で左リヤシート10A、中央リヤシート10B、右リヤ
シート10Cに3分割されており、中央リヤシート10
Bの幅W1が、フロアトンネル部40の幅W2及びフロ
アトンネル部40上に配設されたコンソールボックス4
2の幅W3より広く設定されている。
【0028】また、各リヤシート10A、10B、10
Cのリヤシートクッション12A、12B、12Cは、
通常の使用状態では、段差を有するフロア14の一段高
い車両後方のフロア面14Aに配設されている。
Cのリヤシートクッション12A、12B、12Cは、
通常の使用状態では、段差を有するフロア14の一段高
い車両後方のフロア面14Aに配設されている。
【0029】図1に示される如く、右リヤシート10C
の右リヤシートクッション12Cは、連結機構としての
回転スライド機構18を介して、フロア面14Aの前端
部に取り付けられており、この回転スライド機構18に
より、車両前方に略90度回転した位置から下方へ移動
して右リヤシートクッション12Cの前部が一段低い車
両前方フロア面14Bに収まる起立状態(図1の一点鎖
線の状態)と、車両前方に略180度回転した折り畳み
状態(図1の実線の状態)とに移動可能になっている。
また、左リヤシート10Aの左リヤシートクッション1
2A及び中央リヤシート10Bの中央リヤシートクッシ
ョン12Bも、同様に回転スライド機構18を介して、
フロア面14Aの前端部に取り付けられており、この回
転スライド機構18により、起立状態と折り畳み状態と
に移動可能になっている。
の右リヤシートクッション12Cは、連結機構としての
回転スライド機構18を介して、フロア面14Aの前端
部に取り付けられており、この回転スライド機構18に
より、車両前方に略90度回転した位置から下方へ移動
して右リヤシートクッション12Cの前部が一段低い車
両前方フロア面14Bに収まる起立状態(図1の一点鎖
線の状態)と、車両前方に略180度回転した折り畳み
状態(図1の実線の状態)とに移動可能になっている。
また、左リヤシート10Aの左リヤシートクッション1
2A及び中央リヤシート10Bの中央リヤシートクッシ
ョン12Bも、同様に回転スライド機構18を介して、
フロア面14Aの前端部に取り付けられており、この回
転スライド機構18により、起立状態と折り畳み状態と
に移動可能になっている。
【0030】図2に示される如く、各リヤシートクッシ
ョン12A、12B、12Cの後部には、車幅方向に沿
って略4:2:4の割合で3分割されたリヤシートバッ
クの左リヤシートバック20A、中央リヤシートバック
20B、右リヤシートバック20Cが、それぞれヒンジ
部19により前方へ回転可能に取り付けられている。
ョン12A、12B、12Cの後部には、車幅方向に沿
って略4:2:4の割合で3分割されたリヤシートバッ
クの左リヤシートバック20A、中央リヤシートバック
20B、右リヤシートバック20Cが、それぞれヒンジ
部19により前方へ回転可能に取り付けられている。
【0031】図3に示される如く、回転スライド機構1
8は、リヤシートクッションの下部に取付けられるレー
ル22と、フロア14に取り付けられるヒンジ部24か
ら構成されている。
8は、リヤシートクッションの下部に取付けられるレー
ル22と、フロア14に取り付けられるヒンジ部24か
ら構成されている。
【0032】レール22には、複数の取付穴23が穿設
されており、これらの取付穴23に挿入したボルト(図
示省略)によってリヤシートクッションに車両前後方向
に沿って固定されている。また、ヒンジ部24は、車幅
方向に沿ったピン26、レール22が移動可能に取り付
けられたアッパプレート28、及びロアプレート30を
備えており、アッパプレート28の円筒状に湾曲された
前端部28Aと、ロアプレート30の円筒状に湾曲され
た左右一対の前端部30A、30Bとがピン26で連結
されている。従って、アッパプレート28がロアプレー
ト30に対して、ピン26を中心に回転可能になってい
る。
されており、これらの取付穴23に挿入したボルト(図
示省略)によってリヤシートクッションに車両前後方向
に沿って固定されている。また、ヒンジ部24は、車幅
方向に沿ったピン26、レール22が移動可能に取り付
けられたアッパプレート28、及びロアプレート30を
備えており、アッパプレート28の円筒状に湾曲された
前端部28Aと、ロアプレート30の円筒状に湾曲され
た左右一対の前端部30A、30Bとがピン26で連結
されている。従って、アッパプレート28がロアプレー
ト30に対して、ピン26を中心に回転可能になってい
る。
【0033】また、ロアプレート30には、図示を省略
した取付孔が穿設されており、これらの取付孔に挿入さ
れたボルト31によってフロア14に固定されている。
した取付孔が穿設されており、これらの取付孔に挿入さ
れたボルト31によってフロア14に固定されている。
【0034】なお、通常使用状態では左右のリヤシート
クッション12A、12Cはその後部でフロア14に設
定したストライカに嵌合するロック部がそれぞれ設定さ
れており、リヤシートクッションに作用する荷重及び外
側乗員のインナベルトと中央乗員の片側のベルトにより
入力する荷重を保持するようになっている。また、スト
ライカは車両前後方向に複数個設けられており、リヤシ
ート通常使用時のシートスライド機能を持たせている。
クッション12A、12Cはその後部でフロア14に設
定したストライカに嵌合するロック部がそれぞれ設定さ
れており、リヤシートクッションに作用する荷重及び外
側乗員のインナベルトと中央乗員の片側のベルトにより
入力する荷重を保持するようになっている。また、スト
ライカは車両前後方向に複数個設けられており、リヤシ
ート通常使用時のシートスライド機能を持たせている。
【0035】図4に示される如く、右リヤシートバック
20C内の背面部には、ロック機構を構成する三角形状
のガイドプレートアッパ34が、軸36によって軸支さ
れており、図4の時計回転方向(図4の矢印A方向)及
び図4の反時計回転方向(図4の矢印B方向)へ回転可
能となっている。ガイドプレートアッパ34には、軸3
6の径方向に沿って長穴38が穿設されており、この長
穴38にピン44が摺動自在に挿入されている。ピン4
4には、ロック機構を構成するロックピンアッパ46が
連結されており、ガイドプレートアッパ34が軸36を
中心に回転すると、ピン44が長穴38内を摺動し、ロ
ックピンアッパ46が車幅方向内方(図4の矢印C方
向)及び車幅方向外方(図4の矢印D方向)へ移動する
ようになっている。
20C内の背面部には、ロック機構を構成する三角形状
のガイドプレートアッパ34が、軸36によって軸支さ
れており、図4の時計回転方向(図4の矢印A方向)及
び図4の反時計回転方向(図4の矢印B方向)へ回転可
能となっている。ガイドプレートアッパ34には、軸3
6の径方向に沿って長穴38が穿設されており、この長
穴38にピン44が摺動自在に挿入されている。ピン4
4には、ロック機構を構成するロックピンアッパ46が
連結されており、ガイドプレートアッパ34が軸36を
中心に回転すると、ピン44が長穴38内を摺動し、ロ
ックピンアッパ46が車幅方向内方(図4の矢印C方
向)及び車幅方向外方(図4の矢印D方向)へ移動する
ようになっている。
【0036】ロックピンアッパ46は図4の矢印C方向
へ移動し、図4に破線で示す位置に移動すると、先端部
が、中央リヤシートバック20Bのフレーム48の側壁
部に穿設された孔50に嵌合するようになっている。ま
た、ロックピンアッパ46は図4の矢印D方向へ移動
し、図4に実線で示す位置になると、先端部が、中央リ
ヤシートバック20Bのフレーム48の孔50から抜け
るようになっている。
へ移動し、図4に破線で示す位置に移動すると、先端部
が、中央リヤシートバック20Bのフレーム48の側壁
部に穿設された孔50に嵌合するようになっている。ま
た、ロックピンアッパ46は図4の矢印D方向へ移動
し、図4に実線で示す位置になると、先端部が、中央リ
ヤシートバック20Bのフレーム48の孔50から抜け
るようになっている。
【0037】右リヤシートバック20C内の背面部に
は、ガイドプレートアッパ34の下方にガイドプレート
アッパ34と同一構造とされたロック機構を構成するガ
イドプレートロア52が配設されており、このガイドプ
レートロア52は、ガイドプレートアッパ34にコネク
ティングロッド53で連結されている。従って、ガイド
プレートロア52は、ガイドプレートアッパ34ととも
に回転し、ガイドプレートロア52に連結されたロック
機構を構成するロックピンロア54はロックピンアッパ
46と同時に同方向へ移動し、先端部が中央リヤシート
バック20Bのフレーム48の側壁部に穿設された孔5
6を出入りするようになっている。
は、ガイドプレートアッパ34の下方にガイドプレート
アッパ34と同一構造とされたロック機構を構成するガ
イドプレートロア52が配設されており、このガイドプ
レートロア52は、ガイドプレートアッパ34にコネク
ティングロッド53で連結されている。従って、ガイド
プレートロア52は、ガイドプレートアッパ34ととも
に回転し、ガイドプレートロア52に連結されたロック
機構を構成するロックピンロア54はロックピンアッパ
46と同時に同方向へ移動し、先端部が中央リヤシート
バック20Bのフレーム48の側壁部に穿設された孔5
6を出入りするようになっている。
【0038】ガイドプレートアッパ34は、スプリング
58によって、右リヤシートバック20Cのフレームに
連結されており、ガイドプレートアッパ34は、スプリ
ング58によって矢印B方向へ付勢されている。従っ
て、ヘッドレスト32の使用状態、即ち破線で示される
アッパモーストと、二点鎖線で示されるロアモーストと
の間では、ガイドプレートアッパ34は、ヘッドレスト
32のステー32Aに当接しており、スプリング58の
付勢力に抗して、車幅方向内方へ回転した位置(図4の
破線の位置)に停止するようになっている。一方、ヘッ
ドレスト32を右リヤシートバック20Cから外すと、
即ち図4に実線で示される位置より上方に移動すると、
ガイドプレートアッパ34は、スプリング58の付勢力
により、車幅方向外方へ回転し、図示を省略したストッ
パに当接した位置(図4の実線の位置)に停止するよう
になっている。
58によって、右リヤシートバック20Cのフレームに
連結されており、ガイドプレートアッパ34は、スプリ
ング58によって矢印B方向へ付勢されている。従っ
て、ヘッドレスト32の使用状態、即ち破線で示される
アッパモーストと、二点鎖線で示されるロアモーストと
の間では、ガイドプレートアッパ34は、ヘッドレスト
32のステー32Aに当接しており、スプリング58の
付勢力に抗して、車幅方向内方へ回転した位置(図4の
破線の位置)に停止するようになっている。一方、ヘッ
ドレスト32を右リヤシートバック20Cから外すと、
即ち図4に実線で示される位置より上方に移動すると、
ガイドプレートアッパ34は、スプリング58の付勢力
により、車幅方向外方へ回転し、図示を省略したストッ
パに当接した位置(図4の実線の位置)に停止するよう
になっている。
【0039】なお、図示を省略したが左リヤシートバッ
ク20A内にも同様のロック装置が設けられている。
ク20A内にも同様のロック装置が設けられている。
【0040】次に、本第1実施形態の作用を説明する。
本第1実施形態の車両用リヤシート装置では、リヤシー
トバック20の左右のヘッドレスト32が使用状態、即
ち図4に破線で示されるアッパモーストと、二点鎖線で
示されるロアモーストとの間にある状態では、ガイドプ
レートアッパ34が、ヘッドレスト32のステー32A
に当接しており、スプリング58の付勢力に抗して、車
幅方向内方へ回転した位置(図4の破線の位置)に停止
している。同様に、ガイドプレートロア52も車幅方向
内方へ回転した位置(図4の破線の位置)に停止してい
る。このため、ロックピンアッパ46の先端部が、中央
リヤシートバック20Bのフレーム48の側壁部に穿設
された孔50に嵌合すると共に、ロックピンロア54の
先端部が、中央リヤシートバック20Bのフレーム48
の側壁部に穿設された孔56に嵌合している。従って、
この状態では、リヤシートバック20は分割できない。
本第1実施形態の車両用リヤシート装置では、リヤシー
トバック20の左右のヘッドレスト32が使用状態、即
ち図4に破線で示されるアッパモーストと、二点鎖線で
示されるロアモーストとの間にある状態では、ガイドプ
レートアッパ34が、ヘッドレスト32のステー32A
に当接しており、スプリング58の付勢力に抗して、車
幅方向内方へ回転した位置(図4の破線の位置)に停止
している。同様に、ガイドプレートロア52も車幅方向
内方へ回転した位置(図4の破線の位置)に停止してい
る。このため、ロックピンアッパ46の先端部が、中央
リヤシートバック20Bのフレーム48の側壁部に穿設
された孔50に嵌合すると共に、ロックピンロア54の
先端部が、中央リヤシートバック20Bのフレーム48
の側壁部に穿設された孔56に嵌合している。従って、
この状態では、リヤシートバック20は分割できない。
【0041】一方、リヤシートバック20を分割する場
合には、リヤシートバック20から左右のヘッドレスト
32を外す、即ち左右のヘッドレスト32を図4に実線
で示される位置より上方に移動すると、ガイドプレート
アッパ34は、スプリング58の付勢力により、車幅方
向外方へ回転した位置(図4の実線の位置)に停止す
る。同様に、ガイドプレートロア52も車幅方向外方へ
回転した位置(図4の実線の位置)に停止する。このた
め、ロックピンアッパ46の先端部が、中央リヤシート
バック20Bのフレーム48の側壁部に穿設された孔5
0から抜けると共に、ロックピンロア54の先端部が、
中央リヤシートバック20Bのフレーム48の側壁部に
穿設された孔56から抜ける。
合には、リヤシートバック20から左右のヘッドレスト
32を外す、即ち左右のヘッドレスト32を図4に実線
で示される位置より上方に移動すると、ガイドプレート
アッパ34は、スプリング58の付勢力により、車幅方
向外方へ回転した位置(図4の実線の位置)に停止す
る。同様に、ガイドプレートロア52も車幅方向外方へ
回転した位置(図4の実線の位置)に停止する。このた
め、ロックピンアッパ46の先端部が、中央リヤシート
バック20Bのフレーム48の側壁部に穿設された孔5
0から抜けると共に、ロックピンロア54の先端部が、
中央リヤシートバック20Bのフレーム48の側壁部に
穿設された孔56から抜ける。
【0042】従って、リヤシート10を前倒しするため
に、リヤシートバック20からヘッドレスト32を外す
と、ヘッドレスト32の上方への移動に連動して、左右
のリヤシートバック20A、20Cを、中央リヤシート
バック20Bから分離できるため、リヤシート10の操
作性が極めて良い。
に、リヤシートバック20からヘッドレスト32を外す
と、ヘッドレスト32の上方への移動に連動して、左右
のリヤシートバック20A、20Cを、中央リヤシート
バック20Bから分離できるため、リヤシート10の操
作性が極めて良い。
【0043】なお、本第1実施形態では、ヘッドレスト
32の上方への移動に連動して、ガイドプレートアッパ
34が作動する構成にしたが、これに代えて、リヤシー
トバック20の背面から直接ガイドプレートアッパ34
を作動する構成としても良い。
32の上方への移動に連動して、ガイドプレートアッパ
34が作動する構成にしたが、これに代えて、リヤシー
トバック20の背面から直接ガイドプレートアッパ34
を作動する構成としても良い。
【0044】また、図5に示される如く、左右のリヤシ
ートバック20A、20Cを、中央リヤシートバック2
0Bから分離し、中央リヤシートバック20Bのみを前
倒しして、中央リヤシートバック20Bをアームレスト
として使用することもができる。
ートバック20A、20Cを、中央リヤシートバック2
0Bから分離し、中央リヤシートバック20Bのみを前
倒しして、中央リヤシートバック20Bをアームレスト
として使用することもができる。
【0045】また、本第1実施形態の車両用リヤシート
装置では、図1に示される如く、3分割したリヤシート
10の左リヤシート10Aと右リヤシート10Cを、回
転スライド機構18により、車両前方へ略180度回転
した折り畳み状態にすると共に、中央リヤシート10B
を車両前方に略90度回転した位置から下方へ移動した
起立状態にすることができるため、車両後方に広いフラ
ットなスペースを形成できると共に、起立状態での中央
リヤシート10Bの高さを低くできる。
装置では、図1に示される如く、3分割したリヤシート
10の左リヤシート10Aと右リヤシート10Cを、回
転スライド機構18により、車両前方へ略180度回転
した折り畳み状態にすると共に、中央リヤシート10B
を車両前方に略90度回転した位置から下方へ移動した
起立状態にすることができるため、車両後方に広いフラ
ットなスペースを形成できると共に、起立状態での中央
リヤシート10Bの高さを低くできる。
【0046】次に、本発明の車両用リヤシート装置の第
2実施形態を図6〜図10に従って説明する。
2実施形態を図6〜図10に従って説明する。
【0047】なお、第1実施形態と同一部材に付いて
は、同一符号を付してその説明を省略する。
は、同一符号を付してその説明を省略する。
【0048】図10に示される如く、本第2実施形態の
リヤシート70のリヤシートクッション72は車幅方向
に沿って略4:2:4の割合で左リヤシートクッション
72A、中央リヤシートクッション72B、右リヤシー
トクッション72Cに3分割されており、中央リヤシー
トクッション72Bの幅が、フロアトンネル部40の幅
及びコンソールボックス42の幅より広く設定されてい
る。
リヤシート70のリヤシートクッション72は車幅方向
に沿って略4:2:4の割合で左リヤシートクッション
72A、中央リヤシートクッション72B、右リヤシー
トクッション72Cに3分割されており、中央リヤシー
トクッション72Bの幅が、フロアトンネル部40の幅
及びコンソールボックス42の幅より広く設定されてい
る。
【0049】各リヤシートクッション72A、72B、
72Cは、通常の使用状態では、段差を有するフロア1
4の一段高い車両後方のフロア面14Aの前部に形成さ
れた若干低い段部14Cに配設されている。また、リヤ
シート70のリヤシートバック74は車体側に設けた軸
76に回転可能に軸支されており、図10に実線で示す
乗員77が着座可能な通常の使用位置から、二点鎖線で
示す前倒し位置へ回転可能になっている。なお、リヤシ
ートバック74を前倒し位置へ回転すると、リヤシート
バック74の背面74Aの高さがフロア面14Aの高さ
と略等しくなるように段部14Cの高さが設定されてい
る。
72Cは、通常の使用状態では、段差を有するフロア1
4の一段高い車両後方のフロア面14Aの前部に形成さ
れた若干低い段部14Cに配設されている。また、リヤ
シート70のリヤシートバック74は車体側に設けた軸
76に回転可能に軸支されており、図10に実線で示す
乗員77が着座可能な通常の使用位置から、二点鎖線で
示す前倒し位置へ回転可能になっている。なお、リヤシ
ートバック74を前倒し位置へ回転すると、リヤシート
バック74の背面74Aの高さがフロア面14Aの高さ
と略等しくなるように段部14Cの高さが設定されてい
る。
【0050】左リヤシートクッション72A及び右リヤ
シートクッション72Cは、図示を省略した連結機構に
より段部14Cに対して車両前方に独立して略180度
回転した折り畳み状態(図10の二点鎖線の状態)へ移
動可能に連結されており、略180度回転した左リヤシ
ートクッション72A及び右リヤシートクッション72
Cの各先端部を左右のフロントシート78の後端下部に
設けたヘッドレストステー挿入用ガイド部78Aに挿入
されたリヤシート70のヘッドレスト32を介してフロ
ントシート78で支持するようになっている。
シートクッション72Cは、図示を省略した連結機構に
より段部14Cに対して車両前方に独立して略180度
回転した折り畳み状態(図10の二点鎖線の状態)へ移
動可能に連結されており、略180度回転した左リヤシ
ートクッション72A及び右リヤシートクッション72
Cの各先端部を左右のフロントシート78の後端下部に
設けたヘッドレストステー挿入用ガイド部78Aに挿入
されたリヤシート70のヘッドレスト32を介してフロ
ントシート78で支持するようになっている。
【0051】また、運転席78Bの後方にある右リヤシ
ートクッション72Cは、図10に一点鎖線で示される
ように車両前方へ180度を越えて前方のフロア面14
Bまで回転可能とされている。従って、右リヤシートク
ッション72Cをこの位置に回転することによって、運
転席78Bを図10に実線で示すリヤモースト位置へ移
動できるようになっている。
ートクッション72Cは、図10に一点鎖線で示される
ように車両前方へ180度を越えて前方のフロア面14
Bまで回転可能とされている。従って、右リヤシートク
ッション72Cをこの位置に回転することによって、運
転席78Bを図10に実線で示すリヤモースト位置へ移
動できるようになっている。
【0052】図9に示される如く、中央リヤシートクッ
ション72Bも、図示を省略した連結機構により段部1
4Cに対して車両前方に独立して略180度回転した折
り畳み状態に移動可能に連結されており、略180度回
転した中央リヤシートクッション72Bの先端部を、後
述する容器としてのカップホルダ64で支持するように
なっている。
ション72Bも、図示を省略した連結機構により段部1
4Cに対して車両前方に独立して略180度回転した折
り畳み状態に移動可能に連結されており、略180度回
転した中央リヤシートクッション72Bの先端部を、後
述する容器としてのカップホルダ64で支持するように
なっている。
【0053】図6に示される如く、コンソールボックス
42はフロアトンネル部40にガイドボックス60を介
して取り付けられている。
42はフロアトンネル部40にガイドボックス60を介
して取り付けられている。
【0054】図8に示される如く、ガイドボックス60
はフロアトンネル部40の上面部40Aにビス41及び
ナット43で固定されている。コンソールボックス42
の左右の両側壁部42A、42Bの内側下部には、車両
前後方向に伸びる互いに対向するガイド部42C、42
Dが車両前後方向に沿って所定の間隔で形成されてい
る。こられのガイド部42C、42Dに形成された各溝
部には、ガイドボックス60の左右の両側壁部60A、
60Bの開口端部に車幅方向外側に向けて形成された外
側ガイド部60C、60Dが、それぞれ移動可能に挿入
されている。
はフロアトンネル部40の上面部40Aにビス41及び
ナット43で固定されている。コンソールボックス42
の左右の両側壁部42A、42Bの内側下部には、車両
前後方向に伸びる互いに対向するガイド部42C、42
Dが車両前後方向に沿って所定の間隔で形成されてい
る。こられのガイド部42C、42Dに形成された各溝
部には、ガイドボックス60の左右の両側壁部60A、
60Bの開口端部に車幅方向外側に向けて形成された外
側ガイド部60C、60Dが、それぞれ移動可能に挿入
されている。
【0055】従って、コンソールボックス42はガイド
ボックス60、即ちフロアトンネル部40に対して、図
6に実線で示す通常位置から、二点鎖線で示す前方位置
へ移動可能となっている。
ボックス60、即ちフロアトンネル部40に対して、図
6に実線で示す通常位置から、二点鎖線で示す前方位置
へ移動可能となっている。
【0056】図8に示される如く、ガイドボックス60
の内側にはカップホルダー64が配設されている。カッ
プホルダー64の左右の両側壁部64A、64Bの外側
上部近傍には、車両前後方向に伸びるガイド溝64C、
64Dが形成されている。こられのガイド溝64C、6
4Dには、ガイドボックス60の両側壁部60A、60
Bの開口端部に車幅方向内側に向けて形成された内側ガ
イド部60E、60Fがそれぞれ移動可能に挿入されて
いる。
の内側にはカップホルダー64が配設されている。カッ
プホルダー64の左右の両側壁部64A、64Bの外側
上部近傍には、車両前後方向に伸びるガイド溝64C、
64Dが形成されている。こられのガイド溝64C、6
4Dには、ガイドボックス60の両側壁部60A、60
Bの開口端部に車幅方向内側に向けて形成された内側ガ
イド部60E、60Fがそれぞれ移動可能に挿入されて
いる。
【0057】従って、カップホルダー64はガイドボッ
クス60、即ちフロアトンネル部40に対して、図6に
破線(図7では実線)で示す格納位置から、図6に一点
鎖線で示す後方の引出し位置へ移動可能となっている。
クス60、即ちフロアトンネル部40に対して、図6に
破線(図7では実線)で示す格納位置から、図6に一点
鎖線で示す後方の引出し位置へ移動可能となっている。
【0058】なお、図7に示される如く、カップホルダ
ー64の蓋部66の幅L1はガイドボックス60の幅L
2より広く設定されており、カップホルダー64はガイ
ドボックス60に対して車両前側方向から組付けるコン
ソールボックス42の開口部42Eをガイドボックス6
0の本体部の幅L3より大きくすることができると共
に、ガイドボックス60の後方の立壁を無くすことによ
りガイドボックス60が撓みやすくなるため、組付け性
が向上する。また、カップホルダー64を最後に組付け
ることにより、カップホルダー64の蓋部66がガイド
ボックス60の後方の立壁の役目をし、ガイドボックス
60の剛性を上げ、ガイド部42C、42Dの外れ等を
防止するようになっている。
ー64の蓋部66の幅L1はガイドボックス60の幅L
2より広く設定されており、カップホルダー64はガイ
ドボックス60に対して車両前側方向から組付けるコン
ソールボックス42の開口部42Eをガイドボックス6
0の本体部の幅L3より大きくすることができると共
に、ガイドボックス60の後方の立壁を無くすことによ
りガイドボックス60が撓みやすくなるため、組付け性
が向上する。また、カップホルダー64を最後に組付け
ることにより、カップホルダー64の蓋部66がガイド
ボックス60の後方の立壁の役目をし、ガイドボックス
60の剛性を上げ、ガイド部42C、42Dの外れ等を
防止するようになっている。
【0059】また、カップホルダー64は肉部が厚いた
め、ガイドボックス60より剛性が高くなっており、図
9に示される如く、中央リヤシートクッション72Bか
らの荷重に耐えることが可能になっている。
め、ガイドボックス60より剛性が高くなっており、図
9に示される如く、中央リヤシートクッション72Bか
らの荷重に耐えることが可能になっている。
【0060】次に、本第2実施形態の作用を説明する。
図9に示される如く、本第2実施形態のリヤシート70
では、コンソールボックス42をフロアトンネル部40
に対して、実線で示す通常位置から、二点鎖線で示す前
方位置へ移動することによって、中央リヤシートクッシ
ョン72Bとコンソールボックス42とが干渉しなくな
る。従って、分割した各リヤシートクッション72A、
72B、72Cを同時に、連結機構により段部14Cに
対して車両前方に略180度回転した折り畳み状態とす
ることができる。このため、車両後方に3分割されたシ
ートクッション72A、72B、72Cの裏面が略同一
平面となった広いフラットなスペースを形成することが
できる。
図9に示される如く、本第2実施形態のリヤシート70
では、コンソールボックス42をフロアトンネル部40
に対して、実線で示す通常位置から、二点鎖線で示す前
方位置へ移動することによって、中央リヤシートクッシ
ョン72Bとコンソールボックス42とが干渉しなくな
る。従って、分割した各リヤシートクッション72A、
72B、72Cを同時に、連結機構により段部14Cに
対して車両前方に略180度回転した折り畳み状態とす
ることができる。このため、車両後方に3分割されたシ
ートクッション72A、72B、72Cの裏面が略同一
平面となった広いフラットなスペースを形成することが
できる。
【0061】また、図10に示される如く、左リヤシー
トクッション72A及び右リヤシートクッション72C
を折り畳み状態にした場合に、左リヤシートクッション
72A及び右リヤシートクッション72Cの各先端部を
左右のフロントシート78の後端下部(フロントシート
クッション)に設けたヘッドレストステー挿入用ガイド
部78Aに挿入されたリヤシート70のヘッドレスト3
2を介してフロントシート78で支持することができ
る。
トクッション72A及び右リヤシートクッション72C
を折り畳み状態にした場合に、左リヤシートクッション
72A及び右リヤシートクッション72Cの各先端部を
左右のフロントシート78の後端下部(フロントシート
クッション)に設けたヘッドレストステー挿入用ガイド
部78Aに挿入されたリヤシート70のヘッドレスト3
2を介してフロントシート78で支持することができ
る。
【0062】また、運転席78Bの後方にある右リヤシ
ートクッション72Cは、図10に一点鎖線で示される
ように車両前方へ180度を越えて前方のフロア面14
Bまで回転可能とされているため、右リヤシートクッシ
ョン72Cをこの位置に回転することによって、運転席
78Bを図10に実線で示すリヤモースト位置まで移動
可能になる。また、この時、リヤヘッドレスト32の運
転席側フロントシート78への差し込み方向を180度
変える(上下逆にする)ことにより、若干前に傾斜した
右(運転席後)リヤシートクッション72Cと左(助手
席後)リヤシートクッション72A及び中央リヤシート
クッション72Bで作る一平面に、運転席側フロントシ
ート78に差し込んだリヤヘッドレスト32の上面が一
致する。つまり、180度回転して差し込んだリヤヘッ
ドレスト32により右リヤシートクッション72Cが若
干凹部が生じるものの車両後方に広いフラットなスペー
スを形成することができる。
ートクッション72Cは、図10に一点鎖線で示される
ように車両前方へ180度を越えて前方のフロア面14
Bまで回転可能とされているため、右リヤシートクッシ
ョン72Cをこの位置に回転することによって、運転席
78Bを図10に実線で示すリヤモースト位置まで移動
可能になる。また、この時、リヤヘッドレスト32の運
転席側フロントシート78への差し込み方向を180度
変える(上下逆にする)ことにより、若干前に傾斜した
右(運転席後)リヤシートクッション72Cと左(助手
席後)リヤシートクッション72A及び中央リヤシート
クッション72Bで作る一平面に、運転席側フロントシ
ート78に差し込んだリヤヘッドレスト32の上面が一
致する。つまり、180度回転して差し込んだリヤヘッ
ドレスト32により右リヤシートクッション72Cが若
干凹部が生じるものの車両後方に広いフラットなスペー
スを形成することができる。
【0063】なお、本第2実施形態では、容器としてカ
ップホルダ64を使用したが、容器はカップホルダ64
に限定されず、灰皿等でも良い。また、助手席の後方に
ある左リヤシートクッション72Aを、車両前方へ18
0度を越えて前方のフロア面14Bまで回転可能として
も良い。
ップホルダ64を使用したが、容器はカップホルダ64
に限定されず、灰皿等でも良い。また、助手席の後方に
ある左リヤシートクッション72Aを、車両前方へ18
0度を越えて前方のフロア面14Bまで回転可能として
も良い。
【0064】以上に於いては、本発明を特定の実施形態
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。
【0065】
【発明の効果】請求項1記載の本発明は、段差を有する
一段高い車両後方のフロア面に配設されたリヤシートを
車幅方向に沿って3分割し、分割したそれぞれのリヤシ
ートのシートバックをシートクッション上に前倒しした
状態で連結機構によりフロア面に対して車両前方に独立
して回転可能に連結すると共に、運転席後方と助手席後
方に位置する分割された左右のリヤシートをそれぞれシ
ートバックをシートクッション上に前倒しした状態で車
両前方に略180度回転した折り畳み状態に移動可能と
した車両用リヤシート装置であって、分割された左右の
リヤシートのシートバックは、中央のシートバックに対
してロックピンが車幅方向に移動するロック機構により
分離可能に連結されており、ロック機構はリヤヘッドレ
ストの上下動に連動して作動するので、車両後方に広く
てフラットなスペースを形成できると共にリヤシートの
シートバックを前倒しするために、シートバックからヘ
ッドレストを外すと、シートバックを3分割できるため
操作性が良くなるという優れた効果を有する。
一段高い車両後方のフロア面に配設されたリヤシートを
車幅方向に沿って3分割し、分割したそれぞれのリヤシ
ートのシートバックをシートクッション上に前倒しした
状態で連結機構によりフロア面に対して車両前方に独立
して回転可能に連結すると共に、運転席後方と助手席後
方に位置する分割された左右のリヤシートをそれぞれシ
ートバックをシートクッション上に前倒しした状態で車
両前方に略180度回転した折り畳み状態に移動可能と
した車両用リヤシート装置であって、分割された左右の
リヤシートのシートバックは、中央のシートバックに対
してロックピンが車幅方向に移動するロック機構により
分離可能に連結されており、ロック機構はリヤヘッドレ
ストの上下動に連動して作動するので、車両後方に広く
てフラットなスペースを形成できると共にリヤシートの
シートバックを前倒しするために、シートバックからヘ
ッドレストを外すと、シートバックを3分割できるため
操作性が良くなるという優れた効果を有する。
【0066】
【0067】
【0068】
【0069】請求項2記載の本発明は、段差を有する一
段高い車両後方のフロア面に配設されたリヤシートを車
幅方向に沿って分割し、分割したそれぞれのリヤシート
を連結機構によりフロア面に対して車両前方に独立して
略180度回転した折り畳み状態に移動可能に連結する
と共に、フロアトンネル部上に位置するコンソールボッ
クスを車両前方へ移動可能とした車両用リヤシート装置
であって、リヤシートはシートクッションのみが車両前
方へ略180度回転可能となっており、略180度回転
したシートクッションの先端部をフロントシート下部に
設けたヘッドレストステー挿入用ガイド部に挿入された
ヘッドレストにより支持する構成にしたので、車両後方
に更に広くてフラットなスペースを形成できると共に前
倒ししたシートクッションに作用する上方からの荷重を
ヘッドレストを介してフロントシート下部で受けること
ができ、3分割されたシートクッションの裏面が略同一
平面にできるという優れた効果を有する。
段高い車両後方のフロア面に配設されたリヤシートを車
幅方向に沿って分割し、分割したそれぞれのリヤシート
を連結機構によりフロア面に対して車両前方に独立して
略180度回転した折り畳み状態に移動可能に連結する
と共に、フロアトンネル部上に位置するコンソールボッ
クスを車両前方へ移動可能とした車両用リヤシート装置
であって、リヤシートはシートクッションのみが車両前
方へ略180度回転可能となっており、略180度回転
したシートクッションの先端部をフロントシート下部に
設けたヘッドレストステー挿入用ガイド部に挿入された
ヘッドレストにより支持する構成にしたので、車両後方
に更に広くてフラットなスペースを形成できると共に前
倒ししたシートクッションに作用する上方からの荷重を
ヘッドレストを介してフロントシート下部で受けること
ができ、3分割されたシートクッションの裏面が略同一
平面にできるという優れた効果を有する。
【0070】請求項3記載の本発明は、請求項2記載の
車両用リヤシート装置において、コンソールボックスの
車両後方には容器が車両前後方向へ移動可能に配設され
ており、容器によって、略180度回転したシートクッ
ションの先端部を支持する構成にしたので、請求項2記
載の効果に加えて、コンソールボックスの容器でも前倒
ししたシートクッションに作用する上方からの荷重を分
担して受けることができるという優れた効果を有する。
車両用リヤシート装置において、コンソールボックスの
車両後方には容器が車両前後方向へ移動可能に配設され
ており、容器によって、略180度回転したシートクッ
ションの先端部を支持する構成にしたので、請求項2記
載の効果に加えて、コンソールボックスの容器でも前倒
ししたシートクッションに作用する上方からの荷重を分
担して受けることができるという優れた効果を有する。
【0071】請求項4記載の本発明は、請求項2記載の
車両用リヤシート装置において、リヤシートは車幅方向
に沿って3分割されており、左右のシートクッション先
端部をヘッドレストステー挿入用ガイド部に挿入された
ヘッドレストにより支持すると共に、中央のシートクッ
ション先端部を容器により支持する構成としたので、左
右のシートクッションに作用する上方からの荷重をヘッ
ドレストを介してフロントシート下部で受けると共に、
容器を介して中央のシートクッションに作用する上方か
らの荷重をフロアトンネル部で受けることができ、3分
割されたシートクッションの裏面が略同一平面にできる
という優れた効果を有する。
車両用リヤシート装置において、リヤシートは車幅方向
に沿って3分割されており、左右のシートクッション先
端部をヘッドレストステー挿入用ガイド部に挿入された
ヘッドレストにより支持すると共に、中央のシートクッ
ション先端部を容器により支持する構成としたので、左
右のシートクッションに作用する上方からの荷重をヘッ
ドレストを介してフロントシート下部で受けると共に、
容器を介して中央のシートクッションに作用する上方か
らの荷重をフロアトンネル部で受けることができ、3分
割されたシートクッションの裏面が略同一平面にできる
という優れた効果を有する。
【0072】
【図1】本発明の第1実施形態に係る車両用リヤシート
装置が適用された車両室内を示す車両斜め前方から見た
斜視図である。
装置が適用された車両室内を示す車両斜め前方から見た
斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る車両用リヤシート
装置を示す車両斜め前方から見た斜視図である。
装置を示す車両斜め前方から見た斜視図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る車両用リヤシート
装置の回転スライド機構を示す車両斜め前方外側から見
た斜視図である。
装置の回転スライド機構を示す車両斜め前方外側から見
た斜視図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係る車両用リヤシート
装置のシートバックを後方から見た概略断面図である。
装置のシートバックを後方から見た概略断面図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係る車両用リヤシート
装置を示す車両斜め前方から見た斜視図である。
装置を示す車両斜め前方から見た斜視図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る車両用リヤシート
装置が適用された車両のコンソールボックスを示す車両
斜め後方から見た斜視図である。
装置が適用された車両のコンソールボックスを示す車両
斜め後方から見た斜視図である。
【図7】図6の7−7線に沿った断面図である。
【図8】図7の8−8線に沿った断面図である。
【図9】本発明の第2実施形態に係る車両用リヤシート
装置の中央のリヤシートを示す概略側面図である。
装置の中央のリヤシートを示す概略側面図である。
【図10】本発明の第2実施形態に係る車両用リヤシー
ト装置の左右のリヤシートを示す概略側面図である。
ト装置の左右のリヤシートを示す概略側面図である。
【図11】従来の実施形態に係る車両用リヤシート装置
の着座状態を示す概略側面図である。
の着座状態を示す概略側面図である。
【図12】従来の実施形態に係る車両用リヤシート装置
の起立状態を示す概略側面図である。
の起立状態を示す概略側面図である。
10 リヤシート 10A 左リヤシート 10B 中央リヤシート 10C 右リヤシート 12A 左リヤシートクッション 12B 中央リヤシートクッション 12C 右リヤシートクッション 14 フロア 14A 一段高い車両後方のフロア面 14B 一段低い車両前方フロア面 14C 段部 18 回転スライド機構(連結機構) 20A 左リヤシートバック 20B 中央リヤシートバック 20C 右リヤシートバック 32 ヘッドレスト 34 ガイドプレートアッパ(ロック機構) 40 フロアトンネル部 42 コンソールボックス 46 ロックピンアッパ(ロック機構) 50 孔 52 ガイドプレートロア(ロック機構) 54 ロックピンロア(ロック機構) 56 孔 60 ガイドボックス 64 カップホルダ 70 リヤシート 70A 左リヤシート 70B 中央リヤシート 70C 右リヤシート 72A 左リヤシートクッション 72B 中央リヤシートクッション 72C 右リヤシートクッション 74A 左リヤシートバック 74B 中央リヤシートバック 74C 右リヤシートバック 78 フロントシート 78A ヘッドレストステー挿入用ガイド部
Claims (4)
- 【請求項1】 段差を有する一段高い車両後方のフロア
面に配設されたリヤシートを車幅方向に沿って3分割
し、分割したそれぞれのリヤシートのシートバックをシ
ートクッション上に前倒しした状態で連結機構により前
記フロア面に対して車両前方に独立して回転可能に連結
すると共に、運転席後方と助手席後方に位置する分割さ
れた左右のリヤシートをそれぞれシートバックをシート
クッション上に前倒しした状態で車両前方に略180度
回転した折り畳み状態に移動可能とした車両用リヤシー
ト装置であって、 前記分割された左右のリヤシートのシートバックは、中
央のシートバックに対してロックピンが車幅方向に移動
するロック機構により分離可能に連結されており、該ロ
ック機構はリヤヘッドレストの上下動に連動して作動す
る ことを特徴とする車両用リヤシート装置。 - 【請求項2】 段差を有する一段高い車両後方のフロア
面に配設されたリヤシートを車幅方向に沿って分割し、
分割したそれぞれのリヤシートを連結機構により前記フ
ロア面に対して車両前方に独立して略180度回転した
折り畳み状態に移動可能に連結すると共に、フロアトン
ネル部上に位置するコンソールボックスを車両前方へ移
動可能とした車両用リヤシート装置であって、 前記リヤシートはシートクッションのみが車両前方へ略
180度回転可能となっており、略180度回転したシ
ートクッションの先端部をフロントシート下部に設けた
ヘッドレストステー挿入用ガイド部に挿入されたヘッド
レストにより支持することを特徴とする 車両用リヤシー
ト装置。 - 【請求項3】 前記コンソールボックスの車両後方には
容器が車両前後方向へ移動可能に配設されており、該容
器によって、略180度回転したシートクッションの先
端部を支持することを特徴とする請求項2記載の車両用
リヤシート装置。 - 【請求項4】 前記リヤシートは車幅方向に沿って3分
割されており、左右のシートクッション先端部を前記ヘ
ッドレストステー挿入用ガイド部に挿入されたヘッドレ
ストにより支持すると共に、中央のシートクッション先
端部を前記容器により支持することを特徴とする請求項
2記載の車両用リヤシート装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33223995A JP3304732B2 (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | 車両用リヤシート装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33223995A JP3304732B2 (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | 車両用リヤシート装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09169229A JPH09169229A (ja) | 1997-06-30 |
JP3304732B2 true JP3304732B2 (ja) | 2002-07-22 |
Family
ID=18252740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33223995A Expired - Fee Related JP3304732B2 (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | 車両用リヤシート装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3304732B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4561161B2 (ja) * | 2004-04-19 | 2010-10-13 | マツダ株式会社 | 車両用シート装置 |
DE102004032244A1 (de) * | 2004-07-03 | 2006-01-19 | Bayerische Motoren Werke Ag | Kraftfahrzeug mit mindestens einer Sitzreihe |
-
1995
- 1995-12-20 JP JP33223995A patent/JP3304732B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09169229A (ja) | 1997-06-30 |
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