JP2004517160A - 封入化漂白活性化剤 - Google Patents

封入化漂白活性化剤 Download PDF

Info

Publication number
JP2004517160A
JP2004517160A JP2002517717A JP2002517717A JP2004517160A JP 2004517160 A JP2004517160 A JP 2004517160A JP 2002517717 A JP2002517717 A JP 2002517717A JP 2002517717 A JP2002517717 A JP 2002517717A JP 2004517160 A JP2004517160 A JP 2004517160A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ion
formula
alkyl
particles
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002517717A
Other languages
English (en)
Inventor
ホルスト−ディーター・シュペックマン
ベルント・ラーソン
イェルク・ペトコヴ
ペーター・シュミーデル
ラース・ツュッフナー
オリヴァー・モグク
マンフレート・シュライバー
フランク・ヴァイネルト
ゲオルク・ボルヒャース
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Henkel AG and Co KGaA
Original Assignee
Henkel AG and Co KGaA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Henkel AG and Co KGaA filed Critical Henkel AG and Co KGaA
Publication of JP2004517160A publication Critical patent/JP2004517160A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/39Organic or inorganic per-compounds
    • C11D3/3902Organic or inorganic per-compounds combined with specific additives
    • C11D3/3905Bleach activators or bleach catalysts
    • C11D3/3935Bleach activators or bleach catalysts granulated, coated or protected
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D11/00Special methods for preparing compositions containing mixtures of detergents ; Methods for using cleaning compositions
    • C11D11/0082Special methods for preparing compositions containing mixtures of detergents ; Methods for using cleaning compositions one or more of the detergent ingredients being in a liquefied state, e.g. slurry, paste or melt, and the process resulting in solid detergent particles such as granules, powders or beads
    • C11D11/0088Special methods for preparing compositions containing mixtures of detergents ; Methods for using cleaning compositions one or more of the detergent ingredients being in a liquefied state, e.g. slurry, paste or melt, and the process resulting in solid detergent particles such as granules, powders or beads the liquefied ingredients being sprayed or adsorbed onto solid particles
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D17/00Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties
    • C11D17/0039Coated compositions or coated components in the compositions, (micro)capsules
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/39Organic or inorganic per-compounds
    • C11D3/3902Organic or inorganic per-compounds combined with specific additives
    • C11D3/3905Bleach activators or bleach catalysts
    • C11D3/3907Organic compounds
    • C11D3/3917Nitrogen-containing compounds
    • C11D3/3925Nitriles; Isocyanates or quarternary ammonium nitriles

Abstract

本発明の目的は、4級化アミノアルキルニトリル型の漂白活性化剤の貯蔵安定性を向上させることである。この目的のために本発明は、この漂白活性化剤を含有する粒子を、できる限り完全な様式で封入物質により封入することを規定する。

Description

【0001】
(技術分野)
本発明は、封入化された4級化アミノアルキルニトリル型の漂白活性化剤に関する。
【0002】
(背景技術)
洗浄プロセスに必須である成分、例えば界面活性剤およびビルダー物質を含有するように、洗剤は、用語「洗浄助剤」にまとめることができるさらなる成分を通常含有する。この成分は、活性物質、例えば気泡調節剤、再付着防止剤、漂白剤、色移り防止剤を含む。この種の助剤は、布上または液体中にある汚れを酸化分解する結果、界面活性剤の性能を助ける物質も含む。同様の供述が、硬質表面用の洗浄剤にも当てはまる。例えば無機過酸素化合物、特に過酸化水素、および水に溶解して過酸化水素を遊離させる固体過酸素化合物、例えば過ホウ酸ナトリウムおよび炭酸ナトリウム過酸化水素化物は、従来から殺菌および漂白目的のための酸化剤として使用されている。これら物質の酸化効果は、希釈溶液中における温度にかなり依存する。即ち例えば、アルカリ性漂白液中でHまたは過ホウ酸塩を用いると、汚染布の充分に急速な漂白は、約60℃を超える温度でのみ生ずる。
【0003】
より低い温度では、無機過酸素化合物の酸化効果を、いわゆる漂白活性化剤を添加することにより向上することができる。この漂白活性化剤に対して、主としてN−またはO−アシル化合物、例えばポリアシル化アルキレンジアミン、特にテトラアセチルエチレンジアミン、アシル化グリコールウリル、特にテトラアセチルグリコールウリル、N−アシル化ヒダントイン、ヒドラジド、トリアゾール、ヒドロトリアジン、ウラゾール、ジケトピペラジン、スルフリルアミドおよびシアヌレート、およびまたカルボン酸無水物、特に無水フタル酸、カルボン酸エステル、特にノナノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム、イソノナノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウムおよびアシル化糖誘導体、例えばペンタアセチルグルコースの物質群からの多くの提案が、文献で知られている。これら物質の添加により、60℃未満の温度でさえ、95℃でパーオキシド液単独を用いるのと本質的に同一である効果が生ずるように、水性パーオキシド液の漂白活性を向上させることができる。
【0004】
欧州特許出願第0 464 880号は、一般式:R’R”R”’N−CR−CN X−(式中、RおよびRは、水素または少なくとも1個の炭素原子を有する置換基であり、R’は、C 24−アルキル、アルケニル、またはアルキルエーテル基または−CR−CN基であり、R”およびR”’は、各場合にC 24−アルキルまたはヒドロキシアルキル基であり、カウンターアニオンXは、有機スルホン酸イオン、有機硫酸イオンまたはカルボン酸イオンである。)で示される漂白増強カチオン性ニトリルを開示している。
【0005】
国際出願 WO 98/23719 は、一般式:RCHCN X(式中、R、RおよびRは、相互に独立に、1〜18個の炭素原子を有するアルキル、アルケニルまたはアリール基であり、RおよびR基は、N原子および任意にさらなるへテロ原子を含んでなる複素環の一部でもあり得、Xは、電荷を釣り合わせるアニオンである。)で示される化合物を、活性化剤として、特に水性食器洗い溶液中の無機過酸素化合物のために使用し得ることを開示している。これは、特に無機過酸素化合物の、80℃未満の低温、特に約15〜55℃の温度範囲における酸化および漂白効果の向上を提供する。しかしながら、特に洗剤および洗浄剤のさらなる成分との組合せにおいて、該カチオン性ニトリルは、通常、あまり貯蔵安定ではなく、特に湿気に敏感である。
【0006】
(発明の開示)
この問題を解決することができる本発明は、一般式(I):
【化2】
Figure 2004517160
〔式中、Rは、−H、−CH、C 24−アルキル若しくは−アルケニル基、−Cl、−Br、−OH、−NH、−CN基からの少なくとも1つの置換基を有する置換C 24−アルキル若しくは−アルケニル基、C 24−アルキル基を有するアルキル−若しくはアルケニルアリール基であるか、または芳香環上にC 24−アルキル基および少なくとも1つの他の置換基を有する置換アルキル−若しくはアルケニルアリール基であり、RおよびRは、相互に独立に、−CH−CN、−CH、−CH−CH、−CH−CH−CH、−CH(CH)−CH、−CH−OH、−CH−CH−OH、−CH(OH)−CH、−CH−CH−CH−OH、−CH−CH(OH)−CH、−CH(OH)−CH−CH、−(CHCH−O)H(式中、n=1、2、3、4、5または6である。)から選ばれ、RおよびRは、相互に独立に、R、RまたはRのために与えられた上記の意味を有し、Xは、電荷を釣り合わせるアニオンである。〕
で示され、できる限り完全な様式で封入物質により封入されている、漂白活性化剤を含有する粒子に関する。
【0007】
(発明を実施するための形態)
式(I)で示される化合物を、例えば上記特許文献、または Abraham による Progr. Phys. Org. Chem. 11 (1974年), 第1頁以降、または Arnett による J. Am. Chem. Soc. 102 (1980年), 第5892頁以降で公表されているような既知の方法により、またはそれに基づく方法により製造することができる。好ましくは、R、RおよびRが同一である、式(I)で示される化合物を使用する。この中で好ましいものは、これらの基がメチル基である化合物である。また他方で、好ましいものは、これらの基の少なくとも1つまたは2つが、メチル基であり、他の基が、2個またはそれ以上の炭素原子を有する化合物である。
【0008】
アニオンXは、特にハロゲン化物イオン、例えば塩化物イオン、フッ化物イオン、ヨウ化物イオンおよび臭化物イオン、硝酸イオン、水酸化物イオン、リン酸イオン、リン酸水素イオン、リン酸二水素イオン、ピロリン酸イオン、メタリン酸イオン、ヘキサフルオロリン酸イオン、炭酸イオン、炭酸水素イオン、硫酸イオン、硫酸水素イオン、C 20−アルキル硫酸イオン、C 20−アルキルスルホン酸イオン、任意にC 18−アルキル置換されているアリールスルホン酸イオン、塩素酸イオン、過塩素酸イオン、並びに/またはC 24−カルボン酸のアニオン、例えばギ酸イオン、酢酸イオン、ラウリン酸イオン、安息香酸イオン若しくはクエン酸イオンを、単独またはあらゆる所望混合物で含む。
【0009】
好ましいものは、Xが、塩化物イオン、硫酸イオン、硫酸水素イオン、エト硫酸イオン、C12/18−、C12/16−若しくはC13/15−アルキル硫酸イオン、ラウリル硫酸イオン、ドデシルベンゼンスルホン酸イオン、トルエンスルホン酸イオン、クメンスルホン酸イオン、キシレンスルホン酸イオン若しくはメト硫酸イオン、またはこれらの混合物である、式(I)で示される化合物である。トルエンスルホン酸イオンおよびクメンスルホン酸イオンとは、本明細書において、メチルベンゼンスルホン酸およびイソプロピルベンゼンスルホン酸それぞれのオルト、メタまたはパラ異性体のアニオン、およびこれらのあらゆる所望混合物を意味する。p−イソプロピルベンゼンスルホン酸が、特に好ましい。
【0010】
一般式(I)で示される化合物を、固体形態のままで使用するか、または粒子形態に配合することができる、即ち、有機および/または無機キャリヤ物質に、本発明による封入のための出発物質として適用することができる。これに関して、製造の際に形成されるような式(I)で示される化合物の溶液中にキャリヤ物質を攪拌し、任意に水性溶媒を減圧下で、所望により高温でストリッピングすることにより、式(I)で示される化合物をキャリヤ物質に適用することができる。しかしながら、式(I)で示される化合物の溶液をキャリヤ物質に噴霧し、この操作中または所望によりこの後に、これを乾燥工程に付すことも可能である。これに関して、配合プロセスから生ずる粒子が、0.4〜3mmの範囲の直径を有することが好ましい。適当なキャリヤ物質は、式(I)で示される化合物と過度に否定的な様式で相互作用しないあらゆる物質であり、例えばアルカリ金属クメンスルホン酸塩、界面活性剤、有機酸およびポリマー、アルカリ金属炭酸塩、アルカリ金属硫酸塩、アルカリ金属硫酸水素塩、アルカリ金属炭酸水素塩、アルカリ金属リン酸塩、アルカリ金属リン酸二水素塩、二アルカリ金属リン酸水素塩およびアルカリ金属ケイ酸塩、並びにこれらの混合物である。好ましくは、内表面積が、10〜500m/g、特に100〜450m/gの範囲であるキャリヤ物質を使用する。
【0011】
本発明の目的のために特に適しているケイ酸キャリヤ物質は、例えばケイ酸アルカリ金属、およびまたシリカ、シリカゲルおよび粘土、並びにこれらの混合物を含む。しかしながらキャリヤ物質は、好ましくはゼオライトを含まない。ケイ酸塩成分に加えて、ケイ酸塩含有キャリヤ物質は、式(I)で示される化合物の安定性を過度に損なわないさらなる粒状不活性成分を任意に含む。熱プロセス(SiClの火炎加水分解)により製造されたシリカ(いわゆる熱分解法シリカ)は、湿潤法により製造されたシリカと同様に、使用するために特に適している。シリカゲルは、弾性ないし固体粘稠度、および実質的に開放されている多孔質構造(その結果、高い液体吸収容量が生ずる)を有するコロイドシリカである。それらを、水ガラスに対する鉱酸の作用により製造することができる。粘土は、天然に産出する、アルミニウム、鉄、マグネシウム、カルシウム、カリウムおよびナトリウムの結晶または非晶質ケイ酸塩であり、例えばカオリン、タルク、パイロフィライト、アタパルジャイト、セピオライト、モンモリロナイトおよびボーキサイトである。ケイ酸アルミニウムを、キャリヤ物質またはキャリヤ物質混合物の成分として使用することも可能である。キャリヤ物質は、好ましくは100μm〜1.5mmの範囲の粒度を有する。
【0012】
被覆物質は、実質的に漂白活性化剤に対してできる限り化学不活性であるべきであることが分かっている。即ち、本発明により使用する式(I)で示される漂白活性化剤を含有する粒子(約4ヶ月間貯蔵される)の劣化速度は、できる限り低くあるべきである。さらに被覆物質は、洗剤または洗浄剤の成分としての顆粒が、その対応する水性洗剤または洗浄剤溶液中での使用の際に、望ましい時点または望ましい時間で漂白活性化剤を放出するように、充分に急速に水または水溶液中に溶解しなければならない。さらに生地用洗剤中の対応する封入化粒子の使用の結果として、それにより洗浄した生地の色の損傷は、式(I)で示される純粋物質を使用する場合よりも、しばしば大幅に回避される。
【0013】
本発明の目的のために適当な被覆物質は、特に無機塩、例えばアルカリ金属硫酸塩、アルカリ金属塩化物、アルカリ金属ケイ酸塩、アルカリ金属リン酸塩およびアルカリ金属ホスホン酸塩、アルカリ土類金属硫酸塩およびアルカリ土類金属ケイ酸塩、パラフィンワックス、水溶性糖類系ポリマー化合物、例えばデンプン若しくはデンプン誘導体若しくはセルロース誘導体、ポリマーアルコール、例えばポリビニルアルコールおよびポリエチレングリコール、ホモポリマー−およびコポリマーポリカルボキシレート、ジカルボン酸と任意にオリゴマー−若しくはポリマーアルコールとのポリエステル、非イオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、ヒドロキシカルボン酸、例えばグリコール酸およびクエン酸、並びに/または脂肪酸である。
上記無機塩中において、ナトリウムが好ましいアルカリ金属イオンであり、マグネシウムが好ましいアルカリ土類金属イオンである。
【0014】
パラフィンワックスは、鋭い融点を有さない複合物質の混合物を一般に表す。特性評価のため、”The Analyst” 87 (1962年), 420 に記載されているような示差熱分析(DTA)によるその融点範囲、および/またはその凝固点の測定が、通常行われる。これは、溶融物質が、ゆっくりとした冷却により液状から固体状態に転換する温度を意味する。好ましくは、20〜70℃の範囲で凝固するワックスを使用する。ここで、室温で固体に見えるパラフィンワックス混合物は、様々な割合の液状パラフィンも含有している場合があることを考慮しなければならない。本発明の使用のために特に適しているパラフィンワックスにおいて、40℃で液状の画分はできる限り高いが、この温度で100%ではない。
【0015】
特に好ましいパラフィンワックス混合物は、40℃で少なくとも50質量%、特に55〜80質量%の液状画分を有し、60℃で少なくとも90質量%の液状画分を有する。さらに、パラフィンは、できる限り少量の揮発画分しか有さないことを確保しなければならない。好ましいパラフィンワックスは、110℃および大気圧で気化し得る画分を、1質量%未満、好ましくは0.5質量%未満でしか含まない。本発明の使用のために特に適しているパラフィンワックスは、例えば Fuller からの Lunaflex(商標) および DEA Mineraloel AG からの Deawax(商標) の商品名で入手できる。
【0016】
被覆物質として使用し得る水溶性デンプンまたはセルロース誘導体は、特にデンプンエーテルおよびセルロースエーテルを含む。セルロースエーテルの例は、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチルヒドロキシエチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロースおよびカルボキシメチルセルロース(これは、通常ナトリウム塩として使用される)である。デンプンとして適当なものは、例えば解重合デンプンである。適当なデンプンエーテルは、例えばカルボキシメチルデンプン、ヒドロキシエチルデンプンおよびメチルデンプンである。ナトリウムカルボキシメチルセルロースおよびデンプンが、特に適当であることが分かっている。ゼラチンを被覆物質として使用することも、特に有利である。
【0017】
ポリビニルアルコールは、直接重合法により入手できない。なぜならそのために必要なベースモノマーのビニルアルコールは存在しないからである。それゆえポリビニルアルコールは、加水分解によるポリマー類似反応を介して、但し工業的には特に、ポリビニルアセタールとアルコール(例えばメタノール)との溶液中のアルカリ触媒エステル交換により製造される。本発明により好ましく使用され、通常、白色−帯黄色粉末または顆粒として商業的に供給されているポリビニルアルコールは、3000〜320,000g/mol、特に8000〜200,000g/molの範囲のモル質量(約75〜8000、特に約200〜5000の範囲の重合度に対応する)を有する。それらは、好ましくは20〜100質量%、特に30〜90質量%の加水分解度を有する。別の様式で表現すれば、完全または部分鹸化ポリビニルアルコールエステル、特に、約80質量%まで、特に10〜70質量%のアシル基、特にアセチル基の残留含有量を有するポリビニルアセタールが存在する。ポリビニルアルコールは、さらに、出発ポリマーの重合度、加水分解度、鹸化価および/または溶液粘度の引用により特徴づけることができる。ポリビニルアルコールの変態温度は、アセチル基含有量、鎖に沿ったアセチル基の分布、およびポリマーのタクチシティに依存する。完全鹸化ポリビニルアルコールは、85℃のガラス転移点を有し、部分鹸化(87〜89%)生成物のその値は、約58℃でかなり低い。通常約1.2〜1.3g/cmの密度を有するポリビニルアルコールは、加水分解度、標準的に水および強度に極性有機溶媒、例えばホルムアミド、ジメチルホルムアミドおよびジメチルスルホキシド中の溶解性に左右され、それらは、(塩素化)炭化水素、エステルおよび油脂により攻撃を受けない。ポリビニルアルコールは、毒物学的許容性および生分解性として分類される。
【0018】
さらなる適当な被覆物質は、ポリエチレングリコールであり、これは、例えば10,000〜20,000の間の相対分子質量を有する。ホモポリマー−およびコポリマーカルボキシレート、例えばポリアクリレート、ポリメタクリレート、特にアクリル酸とマレイン酸とのコポリマー、好ましくは約50〜10質量%のマレイン酸を含有するものを使用することができる。これらのホモポリマーの相対分子質量は、一般に1000〜100,000の間であり、該コポリマーの相対分子質量は、2000〜200,000、好ましくは50,000〜120,000の間である(遊離酸を基準)。特に好ましいアクリル酸−マレイン酸コポリマーは、50,000〜100,000の相対分子質量を有する。この群のさらなる適当な化合物は、アクリル酸またはメタクリル酸と、ビニルエーテル、例えばビニルメチルエーテルとのコポリマーであり、この中での酸の割合は、好ましくは少なくとも50質量%である。
【0019】
本発明のさらなる実施態様は、いわゆるホスト分子または化合物の使用を通じて生ずる。このホスト分子または化合物は、その構造または配置により、漂白活性化剤を保護することができ、この漂白活性化剤のような分子を場合によりその内側に封入することができる。好ましいケージ化合物は、シクロデキストリンである。式(I)で示される漂白活性化剤およびシクロデキストリンを、特に有利には1:1〜1:2のモル比で使用する。
【0020】
被覆物質として使用するポリエステルの中で好ましいものは、汚れ剥離性を洗濯繊維に付与し、洗浄操作中に存在する場合、他の洗剤成分の汚れ解離能力を助けるポリエステルである。これらは、しばしば汚れ解離活性物質、または繊維の処理表面に汚れ剥離性を与える能力の故に、汚れ剥離剤と称される。同じ効果が、それらを硬質表面用の洗浄剤中で使用する場合にも、観察することができる。ポリエステル繊維に対する化学類似性の故に、特に有効で、それゆえ好ましい汚れ解離活性物質(しかしながらこれは、別の物質から製造された繊維または表面に対する望ましい効果も示し得る。)は、ジカルボン酸単位、アルキレングリコール単位およびポリアルキレングリコール単位を有するコポリエステルである。この種の汚れ解離コポリエステルおよび洗剤中のその使用は、かなり以前から知られている。
【0021】
即ち、例えば独国特許出願公開明細書 DT 16 17 141 は、ポリエチレンテレフタレート−ポリオキシエチレングリコールコポリマーを使用する洗浄方法を記載している。独国特許出願公開明細書 DT 22 00 911 は、非イオン界面活性剤およびポリエチレングリコールとポリエチレンテレフタレートとのコポリマーを含んでなる洗剤に関する。独国特許出願公開明細書 DT 22 53 063 は、二塩基カルボン酸およびアルキレンまたはシクロアルキレンポリグリコールおよび任意にアルキレンまたはシクロアルキレングリコールのコポリマーを含んでなる酸性織物仕上剤を言及している。エチレンテレフタレートおよびポリエチレンオキシドテレフタレートのポリマー(その中で、ポリエチレングリコール単位は、750〜5000の分子量を有し、エチレンテレフタレート対ポリエチレンオキシドテレフタレートのモル比は、50:50〜90:10である。)、並びにその洗剤中での使用は、独国特許明細書 DE 28 57 292 に記載されている。15,000〜50,000の分子量を有し、エチレンテレフタレートおよびポリエチレンオキシドテレフタレートのポリマー(その中で、ポリエチレングリコール単位は、1000〜10,000の分子量を有し、エチレンテレフタレート対ポリエチレンオキシドテレフタレートのモル比は2:1〜6:1である。)を、独国特許出願公開明細書 DE 33 24 258 に従い、洗剤中で使用することができる。
【0022】
欧州特許 EP 066 944 は、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、芳香族ジカルボン酸およびスルホン化芳香族ジカルボン酸のコポリエステルを或るモル比で含んでなる織物処理剤に関する。欧州特許 EP 0 185 427 は、エチレンテレフタレートおよび/またはプロピレンテレフタレートおよびポリエチレンオキシドテレフタレート単位を有するメチル−またはエチル基末端封鎖ポリエステル、並びにそのような汚れ解離ポリマーを含んでなる洗剤を開示している。欧州特許 EP 0 241 984 は、オキシエチレン基およびテレフタル酸単位に加えて、置換エチレン単位およびグリセロール単位も有するポリエステルに関する。欧州特許 EP 0 241 985 は、オキシエチレンおよびテレフタル酸単位に加えて、1,2−プロピレン、1,2−ブチレンおよび/または3−メトキシ−1,2−プロピレン基およびグリセロール単位を含み、C〜C−アルキル基で末端封鎖されているポリエステルを開示している。欧州特許明細書 EP 0 253 567 は、モル質量900〜9000を有し、エチレンテレフタレートおよびポリエチレンオキシドテレフタレートの汚れ解離ポリマー(その中で、ポリエチレングリコール単位は、300〜3000の分子量を有し、ポリエチレンオキシドテレフタレートに対するエチレンテレフタレートのモル比は、0.6〜0.95である。)に関する。欧州特許出願 EP 0 272 033 は、ポリプロピレンテレフタレートおよびポリオキシエチレンテレフタレート単位を有し、少なくとも部分的にC −アルキルまたはアシル基で末端封鎖されているポリエステルを開示している。欧州特許 EP 0 274 907 は、スルホエチル末端封鎖テレフタレート含有汚れ解離ポリエステルを記載している。欧州特許出願 EP 0 357 280 では、テレフタレート、アルキレングリコールおよびポリ−C −グリコール単位を有する汚れ解離ポリエステルを、不飽和末端基のスルホン化により製造する。
【0023】
国際出願 WO 95/32232 は、一般式:
【化3】
Figure 2004517160
〔式中、
aは、2〜8の数であり、
bは、1〜300の数であり、
oは、2〜8の数であり、
pは、1〜300の数であり、
yは、1〜500の数であり、
Phは、1〜22個の炭素原子を有するアルキル基から選ばれる1〜4つの置換基を有し得るo−、m−またはp−フェニレン基、スルホン酸基、カルボキシル基およびこれらの混合であり、
Rは、水素、1〜22個の炭素原子を有するアルキル基、およびこれらの混合から選ばれ、
XおよびYは、相互に独立に、水素、5〜32個の炭素原子を有するアルキル−およびアリールモノカルボン酸基、2〜22個の炭素原子および1〜100のオリゴマー化度を有するヒドロキシモノカルボン酸基、並びに第2カルボン酸基が、アルコール:A−(OCHZCH−OH(式中、Aは、8〜22個の炭素原子を有するアルキルまたはアルケニル基であり、Zは、水素または1〜2個の炭素原子を有するアルキル基であり、dは、1〜40の数である。)によりエステル化されているジカルボン酸半エステル基から選ばれる、
但し、XおよびYは、同時に水素ではなく、Rが水素または1個の炭素原子を有するアルキル基である場合、aおよび/またはoは2であり、bおよび/またはpは1である。〕
で示される汚れ解離ポリエステルに関する。
【0024】
被覆物質として、非イオン界面活性剤(特に、室温で固体である脂肪アルコールのポリアルコキシレートを意味する。)、並びにアニオン界面活性剤、特にC〜C13−アルキルベンゼンスルホネート、C12〜C18−脂肪アルコールスルフェート、およびC12〜C18−脂肪酸およびその塩、およびこれらの混合物を使用することも同様に可能である。その中でアニオン界面活性剤は、通常アルカリ金属塩、特にナトリウム塩の形態である。
【0025】
本発明の粒子は、好ましくは少なくとも40質量%、特に50〜92質量%の、式(I)で示される漂白活性化剤含有量を有する。被覆物質は、漂白活性化剤および被覆物質の合計を基準に、好ましくは60質量%まで、特に3〜50質量%、特に有利には10〜25質量%の量で顆粒中に存在する。
製造の結果として顆粒は、結晶水としてまたはそれに匹敵する形態で結合されていない、少量の遊離水を含有し得る。これらは、できる限り低くあるべきであり、通常許容し得るその量は、約5質量%までである。しかしながら顆粒は、好ましくは0〜3質量%の水しか含有しない。
【0026】
本発明は、さらに、特に微紛形態、所望により結合剤および/若しくは固体フィラーとの混合物または前製造顆粒の形態の、固体中に存在する式(I)で示される漂白活性化剤に、液状または加熱により液化する有機封入物質を噴霧し、その中で好ましくは、封入される物質を動かし続ける、例えば流動床、ミキサーまたはグラニュレーター内でなすことによる、式(I)で示される封入化漂白活性化剤を含有する粒子の製造方法を提供する。後者の場合、特に結合剤が存在するか、または封入物質が結合性も有する場合、得られる封入化粒子の望ましい粒度または粒度分布を、簡単な方法で、本質的に混合または顆粒化の継続を通じて調節することができる。有機、およびまた無機封入物質、例えば記載したアルカリ金属またはアルカリ土類金属塩も、特にそれらが室温で固体である場合、事前に溶液または少なくともポンプ注入可能および噴霧可能スラリーに転換し(この場合、水が好ましい溶媒またはスラリー化剤である。)、次いで所望により、その溶媒またはスラリー化剤を、封入操作の後に少なくとも部分的に乾燥工程により元通りに除去する条件の方法で、適用することができる。特に封入を、流動床内において好ましくは25〜80℃、特に45〜75℃の温度で導入空気を用いて行う場合、乾燥工程を封入操作と同時に行うこともできる。
【0027】
本発明による方法のさらなる実施態様は、式(I)で示される漂白活性化剤を、加熱により液化した封入物質中に導入し、得られた混合物を、封入物質の融点または軟化点未満に冷却し、この間またはその後に、基本的に既知の方法で、例えばペレット化、パステル化、押出、または所望により粉砕によって、顆粒に転換することにある。この変法において好ましい封入物質は、上記のワックス、ポリエステルおよび脂肪酸、特にステアリン酸である。
封入化顆粒が、過度の接着傾向を有する場合、それらを、通常の粉化剤、例えば微分散シリカまたはゼオライトで後処理することができる。
【0028】
本発明の封入化粒子または本発明の方法により製造された封入化粒子は、好ましくは0.2〜3mm、特に0.4〜1.8mmの範囲の平均粒径を有する。それらは、長期貯蔵に対して、特に式(I)で示される漂白活性化剤の加水分解に対して安定であり、特に粒状洗剤および洗浄剤中で、好ましくはこれらの組成物が、式(I)で示される漂白活性化剤含有量0.1〜10質量%、特に0.2〜7質量%を有するような量で使用される。

Claims (14)

  1. 一般式(I):
    Figure 2004517160
    〔式中、Rは、−H、−CH、C 24−アルキル若しくは−アルケニル基、−Cl、−Br、−OH、−NH、−CN基からの少なくとも1つの置換基を有する置換C 24−アルキル若しくは−アルケニル基、C 24−アルキル基を有するアルキル−若しくはアルケニルアリール基であるか、または芳香環上にC 24−アルキル基および少なくとも1つの他の置換基を有する置換アルキル−若しくはアルケニルアリール基であり、RおよびRは、相互に独立に、−CH−CN、−CH、−CH−CH、−CH−CH−CH、−CH(CH)−CH、−CH−OH、−CH−CH−OH、−CH(OH)−CH、−CH−CH−CH−OH、−CH−CH(OH)−CH、−CH(OH)−CH−CH、−(CHCH−O)H(式中、n=1、2、3、4、5または6である。)から選ばれ、RおよびRは、相互に独立に、R、RまたはRのために与えられた上記の意味を有し、Xは、電荷を釣り合わせるアニオンである。〕
    で示され、できる限り完全な様式で封入物質により封入されている、漂白活性化剤を含有する粒子。
  2. 被覆物質が、無機塩、例えばアルカリ金属硫酸塩、アルカリ金属塩化物、アルカリ金属ケイ酸塩、アルカリ金属リン酸塩、アルカリ金属ホスホン酸塩、アルカリ土類金属硫酸塩およびアルカリ土類金属ケイ酸塩、パラフィンワックス、水溶性糖類系ポリマー化合物、例えばデンプン若しくはデンプン誘導体若しくはセルロース誘導体、ポリマーアルコール、例えばポリビニルアルコールおよびポリエチレングリコール、ホモポリマー−およびコポリマーポリカルボキシレート、ジカルボン酸と任意にオリゴマー−若しくはポリマーアルコールとのポリエステル、非イオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、ヒドロキシカルボン酸、例えばグリコール酸およびクエン酸、並びに/または脂肪酸から選ばれていることを特徴とする、請求項1に記載の粒子。
  3. 漂白活性化剤および被覆物質の合計を基準に、少なくとも40質量%、特に50〜92質量%の式(I)で示される漂白活性化剤、および60質量%まで、特に8〜50質量%、特に有利には10〜25質量%の量の被覆物質を含んでなることを特徴とする、請求項1または2に記載の粒子。
  4. 式(I)で示される化合物中のR、RおよびRが、同一であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の粒子。
  5. 式(I)で示される化合物中のR、RおよびRが、メチル基であることを特徴とする請求項4に記載の粒子。
  6. 式(I)で示される化合物中のR、RおよびR基の中で、これらの基の少なくも1つまたは2つが、メチル基であり、他の基が、2個またはそれ以上の炭素原子を有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の粒子。
  7. 式(I)で示される化合物中のアニオンXが、単独または所望により混合物での、ハロゲン化物イオン、例えば塩化物イオン、フッ化物イオン、ヨウ化物イオンおよび臭化物イオン、硝酸イオン、水酸化物イオン、リン酸イオン、リン酸水素イオン、リン酸二水素イオン、ピロリン酸イオン、メタリン酸イオン、ヘキサフルオロリン酸イオン、炭酸イオン、炭酸水素イオン、硫酸イオン、硫酸水素イオン、C 20−アルキル硫酸イオン、C 20−アルキルスルホン酸イオン、任意にC 18−アルキル置換されているアリールスルホン酸イオン、塩素酸イオン、過塩素酸イオン、並びに/またはC 24−カルボン酸のアニオン、例えばギ酸イオン、酢酸イオン、ラウリン酸イオン、安息香酸イオン若しくはクエン酸イオンであることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の粒子。
  8. 式(I)で示される化合物中のアニオンXが、塩化物イオン、硫酸イオン、硫酸水素イオン、エト硫酸イオン、C12/18−、C12/16−若しくはC13/15−アルキル硫酸イオン、ラウリル硫酸イオン、ドデシルベンゼンスルホン酸イオン、トルエンスルホン酸イオン、クメンスルホン酸イオン、キシレンスルホン酸イオン若しくはメト硫酸イオン、またはこれらの混合物であることを特徴とする、請求項7に記載の粒子。
  9. 特に微紛形態、所望により結合剤および/若しくは固体フィラーとの混合物または前製造顆粒の形態の、固体中に存在する式(I)で示される漂白活性化剤に、液状または加熱により液化する有機封入物質を噴霧し、その中で特に、封入される物質を動かし続けることによる、式(I)で示される封入化漂白活性化剤を含有する粒子の製造方法。
  10. 流動床、ミキサーまたはグラニュレーター内で行うことを特徴とする、請求項9に記載の方法。
  11. 封入物質を、事前に溶液、または少なくともポンプ注入可能および噴霧可能スラリーに転換し、所望により、その溶媒またはスラリー化剤を、封入操作中またはその後に、少なくとも部分的に乾燥工程により元通りに除去することを特徴とする、請求項9または10に記載の方法。
  12. 式(I)で示される漂白活性化剤を、加熱により液化した封入物質中に導入し、得られた混合物を、封入物質の融点または軟化点未満に冷却し、この間またはその後に、基本的に既知の方法で顆粒に転換することを特徴とする、請求項9に記載の方法。
  13. 封入物質が、ワックス、ポリエステルまたは脂肪酸、特にステアリン酸であることを特徴とする、請求項12に記載の方法。
  14. 特に粒状洗剤および洗浄剤の製造のための、請求項1〜8のいずれかに記載の粒子の使用。
JP2002517717A 2000-08-04 2001-07-25 封入化漂白活性化剤 Pending JP2004517160A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10038832A DE10038832A1 (de) 2000-08-04 2000-08-04 Umhüllte Bleichaktivatoren
PCT/EP2001/008598 WO2002012426A1 (de) 2000-08-04 2001-07-25 Umhüllte bleichaktivatoren

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004517160A true JP2004517160A (ja) 2004-06-10

Family

ID=7651826

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002517717A Pending JP2004517160A (ja) 2000-08-04 2001-07-25 封入化漂白活性化剤

Country Status (8)

Country Link
US (1) US20050148484A9 (ja)
EP (1) EP1305386B1 (ja)
JP (1) JP2004517160A (ja)
AT (1) ATE348870T1 (ja)
AU (1) AU2001289747A1 (ja)
DE (2) DE10038832A1 (ja)
ES (1) ES2277940T3 (ja)
WO (1) WO2002012426A1 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10159388A1 (de) * 2001-12-04 2003-06-12 Henkel Kgaa Verfahren zur Herstellung von umhüllten Bleichaktivatorgranulaten
JP2005531597A (ja) 2002-05-31 2005-10-20 ヘンケル・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチエン カチオン性アセトニトリル誘導体の脱臭
WO2004029187A1 (de) * 2002-09-20 2004-04-08 Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien Maschinelle geschirrspülmittellzusammensetzungen (mgsm) mit speziell konfektionierten bleichaktvatoren (iii)
DE60327248D1 (de) 2002-12-18 2009-05-28 Procter & Gamble Organischer aktivator
ATE357497T1 (de) 2002-12-20 2007-04-15 Henkel Kgaa Bleichmittelhaltige wasch- oder reinigungsmittel
EP1592764B1 (de) * 2003-02-10 2007-01-03 Henkel Kommanditgesellschaft auf Aktien Erhöhung der wasseraufnahmefähigkeit von textilien
EP1592768A2 (de) * 2003-02-10 2005-11-09 Henkel Kommanditgesellschaft auf Aktien Verwendung von cellulosederivaten als schaumregulatoren
DE10351321A1 (de) * 2003-02-10 2004-08-26 Henkel Kgaa Verstärkung der Reinigungsleistung von Waschmitteln durch eine Kombination von Cellulosderivaten
ES2285421T3 (es) * 2003-02-10 2007-11-16 Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien Agente de lavado o de limpieza, que continen un agente de blanqueo, con sistema adyuvante, soluble en agua, y un derivado de la celulosa con capacidad para el desprendimiento de la suciedad.
DE10351325A1 (de) * 2003-02-10 2004-08-26 Henkel Kgaa Wasch- oder Reinigungsmittel mit wasserlöslichem Buildersystem und schmutzablösevermögendem Cellulosederivat
JP2007538120A (ja) * 2004-05-17 2007-12-27 ヘンケル コマンディットゲゼルシャフト アウフ アクチエン 場合によりイン・サイチューで生成される漂白増進遷移金属錯体を含む洗剤
DE102004028494A1 (de) * 2004-06-11 2005-12-29 Clariant Gmbh Mischungen von Ammoniumnitril-Bleichaktivatoren und Aminosäuren
DE102005026522B4 (de) * 2005-06-08 2007-04-05 Henkel Kgaa Verstärkung der Reinigungsleistung von Waschmitteln durch Polymer
DE102005026544A1 (de) 2005-06-08 2006-12-14 Henkel Kgaa Verstärkung der Reinigungsleistung von Waschmitteln durch Polymer
JP2007172716A (ja) * 2005-12-20 2007-07-05 Sony Corp 再生装置、再生方法および再生プログラム、記録媒体およびデータ構造、ならびに、オーサリング装置、オーサリング方法およびオーサリングプログラム
US8182785B2 (en) * 2008-06-11 2012-05-22 Nutech Ventures Methods and compositions for generating singlet oxygen
EP2451926A1 (en) * 2009-07-09 2012-05-16 The Procter & Gamble Company Compositions containing bleach co-particles
US20110009305A1 (en) * 2009-07-09 2011-01-13 Nigel Patrick Somerville Roberts Layered Particles and Compositions Comprising Same
EP2447350A1 (en) * 2010-10-29 2012-05-02 The Procter & Gamble Company Bleach coparticle
US10053656B2 (en) * 2013-08-14 2018-08-21 Budich International Gmbh Multiphase detergent tablet

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA989557A (en) * 1971-10-28 1976-05-25 The Procter And Gamble Company Compositions and process for imparting renewable soil release finish to polyester-containing fabrics
US4116885A (en) * 1977-09-23 1978-09-26 The Procter & Gamble Company Anionic surfactant-containing detergent compositions having soil-release properties
GB9012001D0 (en) * 1990-05-30 1990-07-18 Unilever Plc Bleaching composition
US5888419A (en) * 1995-06-07 1999-03-30 The Clorox Company Granular N-alkyl ammonium acetontrile compositions
DE19609953A1 (de) * 1996-03-14 1997-09-18 Basf Ag Feste Zusammensetzung aus heterocyclischen Verbindungen und/oder Oximestern und inerten porösen Trägermaterialien und ihre Verwendung als stabile Bleichaktivator-Komponente in Wasch-, Bleich- und Reinigungsmitteln
DE19641708A1 (de) * 1996-10-10 1998-04-16 Clariant Gmbh Verfahren zur Herstellung eines gecoateten Bleichaktivatorgranulats
DE19649375A1 (de) * 1996-11-29 1998-06-04 Henkel Kgaa Acetonitril-Derivate als Bleichaktivatoren in Reinigungsmitteln
DE19740669A1 (de) * 1997-09-16 1999-03-18 Clariant Gmbh Gecoatete Ammoniumnitril-Bleichaktivatorgranulate
DE19740668A1 (de) * 1997-09-16 1999-03-18 Clariant Gmbh Lagerstabiles Bleichaktivator-Granulat
DE19740671A1 (de) * 1997-09-16 1999-03-18 Clariant Gmbh Bleichaktivator-Granulate
DE19857596A1 (de) * 1998-12-15 2000-06-21 Henkel Kgaa Teilchenförmig konfektionierte Acetonitril-Derivate als Bleichaktivatoren in festen Reinigungsmitteln
ES2216609T3 (es) * 1998-12-15 2004-10-16 Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien Derivados de acetonitrilo confeccionados en forma de particulas como activadores de blanqueo en agentes de limpieza solidos.

Also Published As

Publication number Publication date
EP1305386A1 (de) 2003-05-02
ATE348870T1 (de) 2007-01-15
US20040067863A1 (en) 2004-04-08
WO2002012426A1 (de) 2002-02-14
US20050148484A9 (en) 2005-07-07
DE10038832A1 (de) 2002-03-28
ES2277940T3 (es) 2007-08-01
EP1305386B1 (de) 2006-12-20
DE50111695D1 (de) 2007-02-01
AU2001289747A1 (en) 2002-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004517160A (ja) 封入化漂白活性化剤
KR100564071B1 (ko) 피복된 과립 형태의 암모늄 니트릴계 표백 활성화제
US6133216A (en) Coated ammonium nitrile bleach activator granules
JP4897988B2 (ja) 被覆された粒状漂白活性化剤の製造方法
JP2009108322A (ja) 漂白剤相容性アルコキシ化ポリアルキレンイミン
US5167852A (en) Process for preparing particulate detergent additive bodies and use thereof in detergent compositions
MXPA00000154A (en) Bleach compatible alkoxylated polyalkyleneimines
US4921631A (en) Bleach activator compositions
US4059538A (en) Method for preparing granulated detergent formulations
JP2000136399A (ja) アルコキシル化された脂肪酸アルキルエステルを含む洗剤及び清浄剤
JP2003518164A (ja) 溶解度の改善された漂白活性化剤
JPH09500926A (ja) ゼオライトを含有する粒状洗剤組成物およびその製造方法
JPS62240394A (ja) 粒状無リン洗浄漂白組成物
JPH08510767A (ja) 漂白および消毒用製剤
JPH0211564A (ja) ペルオキシ酸化合物を含む物体の製造方法及び該物体を含む組成物
JP3004546B2 (ja) 漂白活性化剤造粒物の製造方法及び漂白活性化剤造粒物
JP2008512528A (ja) 漂白剤混合物
US20040248754A1 (en) Method for producing coated bleach activator granules
JP2000500799A (ja) 顆粒状洗剤ビルダー
JP2000192084A (ja) 高嵩密度洗剤組成物
JP4532779B2 (ja) 漂白活性化剤造粒物及び漂白剤組成物
JPH0689358B2 (ja) 漂白剤組成物
JPH05202395A (ja) 漂白活性化剤造粒物の製造方法及び漂白活性化剤造粒物
JP4618655B2 (ja) 洗剤組成物
JPH07242899A (ja) 流動性洗浄用粉粒体およびその製造法