JP2004516661A - ステッパアライメントのための自己補正マークの配置 - Google Patents

ステッパアライメントのための自己補正マークの配置 Download PDF

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Abstract

【課題】集積回路製造プロセスにおいて回転エラーを正確に補正する。
【解決手段】ウェーハアライメントシステムは、ステッパショット410ごとに4つのアライメントターゲット420a、420b、430a、430bを用いる。これらの4つのアライメントターゲットは、四辺のステッパショットの各側部上のスクライブ線404内に配置されている。ステッパショットの対向する側部上のターゲットは、鏡像位置に配置されている。これにより回転誤差の補正が可能になる。
【選択図】図4B

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ステッパ内での集積回路のウェーハ上への作製に関する。特に、本発明は、ステッパショットとウェーハとを位置合わせするために用いる微細アライメントターゲットの配置に関する。
【0002】
【従来の技術】
集積回路ダイは、フォトリソグラフィ等の公知の技術を用いて、シリコンウェーハ上にひとまとめに作製される。これらの技術を用いて、素子のサイズ及び形状を画定し、かつ集積回路ダイの層の範囲内で相互に接続するパターンがウェーハに施される。ウェーハに施される該パターンは、レチクルイメージから成るアレイ状、またはマトリクス状に配置される。ウェーハステッパは、該パターンをウェーハ上に保持し、レチクルのパターンイメージを、レンズを介してウェーハ上に投影する。該イメージが投影されるウェーハ上の領域は、ステッパショットとして定義される。
【0003】
従来技術の図1を参照すると、ステッパ100の側面図が示されている。ステッパ100は、光源122と、マスキングブレード124と、レチクル126と、レンズ128と、ステージ112とを有する。光源122は、マスキングブレード124の開口126a、レチクル126上のパターン126aの透明部分及びレンズ128を介して光を、ステージ112上に配置されたウェーハ133上に投影する。こうすることにより、レチクル126のパターン126aは、一般に5:1の縮小率でウェーハ133上に再生される。レチクル126の内部又は中心部に配置されたパターンは、レンズ128の中心部128aを通過する。同様に、レチクル126の外部又は周辺部に配置されたパターン126bは、レンズ128の外部128bを通過する。
【0004】
集積回路は、ウェーハ133上に多数の相互配線層を積層することによって本質的に作られる。多数の層が相互配線されるので、ウェーハ133上のパターンを厳密に配置及び形成することを確実にする要求が起きる。従来の方法は、集積回路を正確に製造するために、ウェーハ133、ステージ112、レンズ128及びレチクル126の正確なアライメントをあてにしている。
【0005】
フォトリソグラフィを用いたウェーハ上へのイメージの正確な形成は、いくつかの誤差を引き起こす変動によって影響を受ける。これらの変動には、回転アライメント誤差、移動アライメント誤差及びレンズ歪み誤差などがある。これらの誤差を引き起こす変動の各々は、ステッパの別の部分で補正することができる。誤差測定が混乱しないように、および各変動に対する補正が矛盾及び逆効果にならないように、誤差のタイプを分離し、それらを個別に測定することが望ましい。
【0006】
レチクル126のウェーハ133に対する回転運動(逆もまた同じ)によって引き起こされる回転アライメント誤差は、本願明細書での議論に関して特に重要である。上述したように、真の回転誤差の測定値を補正するために、回転誤差を他の誤差を引き起こす変動から分離することが望ましい。
【0007】
従来技術の図2Aを参照すると、ウェーハ133の平面図とステッパショットとが示されており、装置の前面及び背面が、それぞれ矢印30、32で示されている。アライメントターゲット14、16は、ウェーハ133及びレチクル126(図1)の最終アライメントが、集積回路が形成される前に間違いがないことを確実にするために、ウェーハ133上に配置される。アライメントターゲット14、16は、ステッパショット12のスクライブ線領域の範囲内に配置される。ステッパショット12は、多数の集積回路ダイ又は単一のダイで構成することができる。多数のステッパショットは、全体のウェーハ133が露光されるまで実行される。
【0008】
従来技術の図2Aは、2つのみのアライメントターゲット14、16を用いた配置を示している。アライメントターゲット14は、y方向のオフセットを捕捉するために用いられ、アライメントターゲット16は、x方向のオフセットを捕捉するために用いられる。従来技術において、アライメントターゲット14、16の(制御ソフトウェアで規定される)予想位置又は予想方向からのずれは、誤差が実際に回転誤差又はレンズの歪み誤差である場合に、移動誤差であると判断される。
【0009】
従来技術において回転誤差の測定を実行するためには、従来技術の図2Bに示すように、追加のアライメントターゲット18を要する。従来技術の設計ガイドには、アライメントターゲット18は、y座標上のy方向測定マーク(例えばアライメントターゲット14)を妨げない位置に配置しなければならないと記載されている。従って、アライメントターゲット14及びアライメントターゲット18は、互いに一直線上に並んでおらず、オフセット20だけy方向に離れている。オフセット20の量は、回転誤差の量を決定するように調整される。即ち、例えばオフセット20の量は、回転誤差がない場合は知られている。ステッパショット12が時計方向に回転する場合、オフセット20の量はこの量に対して増加し、該増加の量は、回転誤差の測定値に変換することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
従って、従来技術において回転誤差の量を決定するためには、3つ全てのアライメントターゲット14、16、18が捕捉される必要があり、かつそれらの予想される位置の値からのずれが測定される。いくつかのステッパの実装においては、アライメントターゲットは、回転誤差を決定するために必要な測定値を得るために、多数のショットに対して捕捉される。従って、アライメントターゲット14、16、18は、ウェーハごとに多数回捕捉及び測定される必要がある。アライメントターゲットを捕捉し、測定して回転誤差を計算するために要する時間及び処理操作は、ステッパのスループットを制限する。
【0011】
さらに、アライメントターゲット14、16、18を捕捉するために用いるアライメントスコープの正確な焦点合わせは、回転誤差を計算するために必要な精度を有するアライメントターゲットを捕捉するために要求される。この焦点合わせは、各ウェーハに対して、またはある頻度で(例えばその他全てのウェーハごと、5枚のウェーハごと)行なわれる。いずれの頻度においても、焦点合わせのタスクを完了するために要する時間は、ステッパのスループットを更に制限する。
【0012】
従って、必要なものは、集積回路製造プロセスにおいて回転エラーを正確に補正することができる方法および/または装置である。また必要なものは、上述の要求を満たすことができ、かつ測定及び処理時間を減らすことができ、それによりステッパのスループットが向上する方法および/または装置である。
【0013】
本発明の目的は、上述の要求に対する新しい解決法、及び集積回路製造プロセスにおいて回転エラーを正確に補正することができる方法及び装置を提供することである。本発明はまた、上述の要求を満たすことができ、かつ測定及び処理時間を減らすことができ、それによりステッパのスループットが向上する方法および/または装置を提供する。
【0014】
【課題を解決するための手段】
第1の側面によれば、本発明は、ステッパショットごとに4つの微細アライメントターゲットを用いて集積回路を製造するための方法及び装置に関する。第2の側面によれば、本発明は、ステッパショットごとに4つの微細アライメントターゲットを有するウェーハを提供する。他の側面によれば、本発明は、4つのアライメントターゲットをウェーハ上に形成するために用いるレチクルに関する。
【0015】
上記4つのアライメントターゲットは、四辺ステッパショットの各辺上のスクライブ線内に形成される。本発明によれば、ステッパショットの対向する辺上のアライメントターゲットは、鏡像位置に配置されている。一実施形態においては、正方形又は長方形のステッパショットの場合、アライメントターゲットは、ステッパショットの各辺の中間地点に配置されている。別の実施形態においては、アライメントターゲットは、ステッパショットの各角部に配置されている。
【0016】
一実施態様においては、アライメントターゲットは、それぞれ、規定の寸法(例えば長さ及び幅)を有する複数の長方形を含む。一実施態様においては、アライメントターゲットは、ポジ型レジストプロセスを用いて形成され、そのため透明領域における固形状の(例えばクロム)長方形から成る。別の実施形態においては、アライメントターゲットは、ネガ型レジストプロセスを用いて形成され、そのため暗領域内に形成された長方形の窓部(例えば非クロム領域)を有する暗領域(例えばクロム)の背景から成る。
【0017】
ステッパショットに隣接するスクライブ線は重なっているので、一つのショット内に形成された第2のアライメントターゲットは、先のショット内に形成された第1のアライメントターゲットと重なることになる(例えば、第1のステッパショット内の図の右側のターゲットには、隣接するステッパショット内の左側のターゲットが重なる)。回転エラーを伴わずに(ウェーハに対するステッパショットの回転を伴わずに)、第1及び第2のターゲットは位置合わせされ、アライメントターゲットを構成する長方形は規定寸法を維持する。
【0018】
他方、ステッパショットがウェーハに対して回転している場合、隣接するステッパショットにおける第1及び第2のアライメントターゲットは位置合わせされず、ターゲットを構成する長方形の寸法は、回転の量に相当する量によって変化する。即ち、固形状の長方形が透明領域内にある場合、該長方形の幅は、回転エラーの量に相当する長さによって減る。暗領域内に明るい長方形がある場合には、該長方形の幅は、回転エラーに相当する量だけ増加する。
【0019】
しかしながら、本発明によれば、ステッパショットが、その中心周りにウェーハに対して回転している場合(逆もまた同じ)、長方形の中心線、ひいてはアライメントターゲットは回転があっても変化せず、それにより測定を要することなく、回転エラーを補正する。従って、回転エラーの影響は、本質的に、本発明にかかる4つのアライメントターゲットの配置によって相殺される。
【0020】
ステッパショットが、その辺のうちの一つの中心周りに(例えば、外ショットの左側の中心周りに)回転している場合、回転エラーは半分に減る。従って、本発明によれば、この場合の回転エラーは最少化され、そのため重なり要求は少量で済む。
【0021】
従って、本発明によれば、隣接するステッパショットにおけるアライメントターゲットの重なりから生じるアライメントターゲットは、ステッパショットの中心周りの回転を補正する。その結果、回転エラーを計算するためにアライメントターゲットを捕捉する必要はなく、時間を減らし、処理を減らし、それによりステッパのスループットを増加させる。さらに、本発明のアライメントアプローチは、ステッパショットごとに4つのアライメントターゲットを用いるので、製造プロセスの精度を従来のアプローチに比べて増すことができる。
【0022】
本発明のこれら及び他の目的及び効果は、いくつかの図面に示した好適な実施形態の以下の詳細な説明を読めば、当業者には明らかになるであろう。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態について詳細に説明し、添付図面に実施例を示す。本発明は、好適な実施形態に関して説明するが、それらは本発明をそれらの実施形態に限定しようとするものではないことを理解されたい。本発明は逆に、冒頭の特許請求の範囲によって規定された本発明の趣旨及び範囲を逸脱しない代替形態、変更形態、同等形態を包含しようとするものである。また、本発明の以下の詳細な説明においては、本発明の完全な理解を可能にするために、多くの特定の詳細について記載している。しかし、当業者には、本発明が、それらの特定の詳細がなくても実施することができることは明らかである。さらに、公知の方法、手順、構成要素及び回路は、本発明の側面を不必要に分かりにくくしないように詳細には記載していない。
【0024】
以下の詳細な説明の一部は、集積回路をウェーハ上に作るための手順、論理ブロック、処理及びその他の象徴的な説明に関して記載されている。これらの記述及び説明は、当業者が他の当業者に、製作物の内容を最も有効に知らせるために用いられる手段である。本出願において、手順、論理ブロック、プロセス等は、自己矛盾のないステップの順序、または所望の結果に至る説明であると考えられる。該ステップは、物理量の物理的処理を要するものである。これらの物理量は、集積回路を製造するために、一般に、コンピュータシステムで記憶、転送、結合、比較及び別な方法で処理することが可能な電気的又は磁気的信号の形をとる。
【0025】
しかし、これら全ての及び同様の用語は、適切な物理量と関連し、かつそれらの物理量に適用される便利な標識に過ぎないことに留意されたい。以下の説明から明らかなように、特に断らない限り、本発明の全体を通して、「収容」、「実行」、「形成」、「重なり」等の用語を用いた議論は、集積回路製造の行為及びプロセス(例えば図7のプロセス700)に関連していることを認識されたい。
【0026】
図3を参照すると、本発明の一実施形態に係るステッパ202のブロック図が示されている。ステッパ202は、ステージ移動装置210と、プロセッサ212と、信号トランシーバ204と、メモリ214とを有する。ウェーハ206は、ステッパ202内で処理するためにステージ208上に置かれている。
【0027】
メモリ214は、プロセッサ212を介して実施されるプログラム命令を含む。メモリ214は、読み出し専用メモリ(ROM)等の永続的なメモリか、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)等の一時的メモリのどちらでも良い。またメモリ214は、プログラム命令を含むことが可能な、ハードディスクドライブ、CD−ROM、またはフラッシュメモリ等のその他のメモリでも良い。プロセッサ212は、現存するシステムプロセッサ又はマイクロプロセッサ、専用のディジタル信号処理(DSP)プロセッサユニット、または専用のコントローラ又はマイクロコントローラであっても良い。代替的に、プログラム命令は、状態機械の実装を用いて実装することができる。
【0028】
信号トランシーバ204はプロセッサ212に接続されている。信号トランシーバ204は、レーザ等の電磁ビームの放射源である。さらに、信号トランシーバ204は、ウェーハ206から反射する戻ってくるビームのような電磁信号のためのレシーバである。
【0029】
図4Aは、ウェーハ(例えば図3のウェーハ206)上の単一の集積回路ダイ素子400の一般的なレイアウトを示す。ダイ素子400は四角形状に描かれているが、ダイ素子400は、長方形状でも良いことを認識されたい。ダイ素子400は、入/出力(I/O)パッド領域402、ガードリング403及びスクライブ線404によって囲まれている集積回路ダイ401を含む。スクライブ線404は、ウェーハから集積回路ダイを製造する間に用いられるインサート及び生産マーク(例えば図4B、4Cのアライメントマーク)を含む。ダイ素子400が製造中にウェーハ206の全面に形成されると、スクライブ線404は端から端まで及び頂部から底部まで覆う。即ち、一つのステッパショットにおけるスクライブ線の一部は、隣接するステッパショットのスクライブ線の一部によって覆われる。例えば、最初のステッパショットのスクライブ線の右側部分は、隣接するステッパショットのスクライブ線の左側部分によって覆われる。
【0030】
図4Bは、本発明の一実施形態に係る、ウェーハ206上のステッパショット410におけるアライメントターゲット420a、420b、430a、430bの配置を示す。ステッパショット410は四角形状に描かれているが、ステッパショット410は長方形状でも良いことを認識されたい。アライメントターゲット420a、420b、430a、430bは、ステッパショット410のスクライブ線(例えば図4Aのスクライブ線404)の範囲内に配置されている。当業者は、図4Bで描かれたアライメントターゲットの配置も、アライメントターゲット420a、420b、430a、430bをステッパショット410内のウェーハ206上に形成するために用いられるレチクル上のターゲットパターンに一致することを理解するであろう。
【0031】
図4Bを参照すると、アライメントターゲット420a、420bは、ステッパショット410の対向する側部にあり、鏡像位置に配置されている。本実施形態においては、アライメントターゲット420a、420bは、ステッパショット410の対向する側部の中間点に配置されている。本実施形態においては、アライメントターゲット430a、430bは、ステッパショット410の対向する側部の中間点に配置されている。本実施形態では、アライメントターゲット430a及び430bは、ステッパショット410の側部の中間点に配置されている。他の実施形態においては、アライメントターゲット420a、420b、430a、430bは、アライメントターゲット420a、420bを対向する側部上に鏡像位置に配置し、かつアライメントターゲット430a、430bを他の2つの対向する側部上に鏡像位置に配置する限り、ステッパショット410の側部の中間点以外に配置することができる。
【0032】
図4Cは、本発明の他の実施形態に係るアライメントターゲット440a、440b、440c、440dの配置を示す。この実施形態においては、アライメントターゲット440a、440b、440c、440dは、ステッパショット410の角部に配置されている。
【0033】
図4A〜4Cを参照して、ダイ素子400がウェーハ206の全面に形成されると、各ステッパショット410のためのスクライブ線404は、上述したように、隣接するステッパショットによって覆われる。従って、スクライブ線404内のアライメントターゲットは、隣接するステッパショットのアライメントターゲットによって覆われることになる。例えば、最初のステッパショット内のアライメントターゲット430bは、最初のステッパショットに隣接する次に続くステッパショット内のアライメントターゲット430aによって最初のステッパショットの右側に覆われる。
【0034】
図を見て分かるように、4つのアライメントターゲットを用い、ステッパショットのスクライブ線に鏡像位置に配置すると、回転エラー(図6A〜6C参照)を分離して補正する有効かつ精密な方法及びシステムが得られる。さらに、ステッパショットごとに4つのアライメントターゲットを用いると、アライメントプロセスの精度が向上する。さらに、上述したように4つのアライメントターゲットを配置すると、レンズの歪み誤差を平均化又は低減することができる。
【0035】
図5は、本発明の一実施形態に係る、アライメントターゲット(例えば図4B、4Cのアライメントターゲット)におけるターゲットパターン500a、500bを示す。ターゲットパターン500aは、透明フィールド512内の複数の固形状(通常クロム)長方形510から成る。ターゲットパターン500bは、固形状(通常クロム)の背景部522内の複数の透明な長方形520から成る。ターゲットパターン500a、500bは、公知のポジ型又はネガ型フォトレジストプロセスを用いて形成される。
【0036】
各ターゲットパターン500a、500b内には6つの長方形が描かれているが、本発明に従って、いくつのこのような長方形でも用いることができることを理解されたい。さらに、本発明に従って、他のタイプのターゲットパターン及びデザインを用いることができ、このような一つのデザインは、ピー・レロークス(P.Leroux)による米国特許第5,316,984号に記載され、かつ、本発明の譲受人に譲渡されている。また、図5のターゲットパターンは、ターゲットパターン500a、500bをステッパショット410(図4B、4C)内のウェーハ206上に形成するために用いられるレチクル上のターゲットパターンと一致することを理解されたい。
【0037】
引き続き図5を参照すると、長方形510、520の寸法は正確に特定されている。通常、長方形510、520は、4ミクロンの幅と30ミクロンの長さを有している。しかし、これらの寸法は、本発明に対して重要ではなく、種々の寸法を用いることができる。
【0038】
本発明の一実施形態によれば、図6Aは、回転誤差がない場合の、アライメントターゲット(例えば図4B、4Cのアライメントターゲット)内のターゲットマーク(例えば長方形510)のアライメントを示す。本発明によれば、一つのステッパショットのアライメントターゲットは、次に続く、隣接するステッパショットのアライメントターゲットによって覆われる。例えば、最初のステッパショット内のアライメントターゲット430bは、最初のステッパショットに隣接する次に続くステッパショット内のアライメントターゲット430aによって覆われる。本願明細書での議論のために、アライメントターゲットの重なりの結果として形成されたアライメントターゲットを、「オーバーレイターゲット」又は「合成ターゲット」と呼ぶ。
【0039】
回転誤差がない場合、(第2のステッパショットからの)アライメントターゲット430aのターゲットマーク(例えば長方形510)と、(最初のステッパショットからの)アライメントターゲット430bのターゲットマークとは、正確に位置合わせされる。その結果、オーバーレイターゲット内の各長方形510の指定された寸法の変化はない(例えば、各長方形510は、幅4ミクロンで長さ30ミクロンのままである)。従って、オーバーレイターゲット内の各長方形510の中心(重心)は変化せず、オーバーレイターゲットの重心も変化していない。
【0040】
従って、本発明によれば、オーバーレイターゲット内の長方形510の寸法が変化しない場合、このことは、回転エラーがないという指摘をもたらす。従って、(最初のステッパショットからの)アライメントターゲット430bと(第2のステッパショットからの)アライメントターゲット430aとが位置合わせされたとき、このことも、回転エラーがないという指摘をもたらす。従って、回転誤差を決定するために必要な測定及び計算は必ずしも必須でなく、製造時間及び処理時間が減り、ステッパのスループットが向上する。
【0041】
図6Bは、本発明の一実施形態に係る、各ステッパショットの中心について時計回りの回転がある場合のアライメントターゲット(例えば図4B、4Cのアライメントターゲット)内のターゲットマーク(例えば長方形510)を示す。また図6Bは、最初のステッパショットが正しく位置合わせされ(回転誤差なし)、第2の隣接するステッパショットがその中心回りに回転している場合も描いている。その結果、どちらの場合も、第2のステッパショットのアライメントターゲット430aは、最初のステッパショットのアライメントターゲット430bと正確に位置合わせされない。従って、(第2のステッパショットの)アライメントターゲット430aの(左側の)ターゲットマーク(例えば長方形630)は、(最初のステッパショットの)アライメントターゲット430bの(右側の)ターゲットマーク(例えば長方形632)と位置合わせされない。
【0042】
ポジ型フォトレジストプロセスに従って、長方形630、632の重なりの結果生じた斜線の長方形510が形成される。従って、オーバーレイターゲットの長方形510は、寸法が小さくなる(即ち、その幅が、回転の量によって4ミクロンより小さくなる)。しかし、ステッパショットの中心回りに回転が生じた場合、長方形510の中心(重心)は変わらず、そのためオーバーレイターゲットの中心も変化しない。ネガ型レジストプロセスの場合、長方形630、632の重なりの結果生じた長方形510は、寸法が大きくなる(即ち、その幅は、回転の量によって4ミクロンよりも大きくなる)ことに注意すべきである。
【0043】
従って、本発明によれば、ステッパショットの中心回りに回転がある場合、該回転の影響は、オーバーレイターゲットの中心は変化しないので、相殺される。即ち、オーバーレイターゲット内の各合成長方形510の重心、即ち、オーバーレイターゲットの重心は、ステッパショットの中心と一致したままである。従って、ステッパショットの回転は、回転がないかのように、オーバーレイターゲットの重心を探すことによって補正することができる。従って、回転誤差を決定するために必要な測定及び計算は必ずしも必須でなく、製造時間及び処理時間が減り、ステッパのスループットが向上する。
【0044】
図6Cは、本発明の一実施形態に係る、各ステッパショットの一方の側部の中心回りに時計回りの回転がある場合のアライメントターゲット(例えば図4B、4Cのアライメントターゲット)内のターゲットマーク(例えば長方形510)を示す。また図6Cは、例えば、最初のステッパショットが正しく位置合わせされ(回転誤差なし)、第2の隣接するステッパショットがその左側の中心回りに回転している場合も描いている。その結果、どちらの場合も、第2のステッパショットのアライメントターゲット430aは、最初のステッパショットのアライメントターゲット430bと正確に位置合わせされない。従って、(第2のステッパショットの)(左側の)アライメントターゲット430aのターゲットマーク(例えば長方形640)は、(最初のステッパショットの)アライメントターゲット430bのターゲットマーク(例えば長方形642)と位置合わせされない。
【0045】
ポジ型フォトレジストプロセスに従って、長方形640、642の重なりの結果生じた斜線の長方形510が形成される。従って、オーバーレイターゲットの長方形510は、寸法が小さくなる(即ち、その幅が、回転の量によって4ミクロンより小さくなる)。ネガ型レジストプロセスの場合、長方形630、632の重なりの結果生じた長方形510は、寸法が大きくなる(即ち、その幅は、回転の量によって4ミクロンよりも大きくなる)ことに注意すべきである。
【0046】
この場合、ステッパショットが、その側部のうちの一つの中心回りに回転した場合、オーバーレイターゲット内の各合成長方形510の重心は、ステッパショットの中心と異なる。即ち、オーバーレイターゲットの重心は、ステッパショットの中心と異なる。その結果、このタイプの回転のために回転誤差を測定及び補正する必要が生じる。しかし、一般に、ステッパショットの一側部の中心回りの回転は、ステッパショットの中心回りの回転ほどしばしば起きるものではない。また、本発明によれば、回転誤差の大きさは半分に減る。従って、このタイプの回転誤差は、オーバーレイ量の重要な部分を消滅させない。従来技術に関する非常に多くの実例においては、それなりに回転誤差を無視することはできたが、その結果、ステッパの性能は、悪影響を受けることなく、向上することができる。
【0047】
従って、本発明によれば、ステッパショットの中心回りに回転がある場合、該回転の影響は、オーバーレイターゲットの重心が変化しないので、相殺される。即ち、各合成長方形510の重心、即ちオーバーレイターゲットの重心は、ステッパショットの中心と一致したままである。従って、回転誤差を決定するために必要な測定及び計算は必ずしも必須でなく、製造時間及び処理時間が減り、ステッパのスループットが向上する。他の場合、ステッパショットの一方の側部の中心回りに回転が生じた場合、回転誤差の大きさは減るためオーバーレイ量の要求の重要な部分とはならない。
【0048】
図7は、本発明の一実施形態に係る、アライメントターゲット(例えば図4B、4Cのアライメントターゲット)をウェーハ206(図4B、4C)上に形成するためのプロセス700におけるステップのフローチャートである。プロセス700の各ステップのほとんどの命令、および該ステップからのデータの入出力はメモリを用い、かつ図3のコントローラのハードウェアを用いる。例えば、ウェーハ206、ステージ208及び信号トランシーバ204は、プロセス700の所望のステップを実行するメモリ214及びプロセッサ212によって制御することができる。図3の代替の実施形態は、プロセス700のステップの実施に対して等しく適用可能である。さらに、本実施形態においては、プロセス700はステッパマシンに用いられるが、本発明は、ウェーハアライメントを要する他の装置にも適用できる。本実施形態においては、メモリ214内のソフトウェアは、プロセス700のために変更する必要はない。
【0049】
本実施形態のプロセス700は、特定の順序及びステップの量を示しているが、本発明は、代替の実施形態にも適合できる。例えば、本発明は、プロセス700よりも多い又は少ないステップを有する実施形態にも適用できる。同様に、各ステップの順序は、用途によって変更することができる。さらに、プロセス700は単一のひとつづきのプロセスとして示されているが、連続する又は並行なプロセスとしても実施できる。
【0050】
図7のステップ710において、ウェーハ206はステッパ202(図3)に収容される。
【0051】
図7のステップ720において、図4A、4B、4Cも参照すると、第1のステッパショット410が行なわれる。本発明によれば、4つのアライメントターゲットがステッパショット410のスクライブ線404内に形成される。一実施形態においては、4つのアライメントターゲットは、図4Bに示すように配置される。即ち、アライメントターゲット420a、420bがステッパショット410の対向する側部上に鏡像位置に配置され、アライメントターゲット430a、430bが同様に配置される。他の実施形態においては、4つのアライメントターゲット440a、440bは、図4Cに示すように配置される。
【0052】
図7のステップ730において、図4A、4B、4Cも参照すると、4つのアライメントターゲットを有する第2のステッパショット410が行なわれる。第2のステッパショットのスクライブ線404の一部は、第2のステッパショットのアライメントターゲットが第1のステッパショットのアライメントターゲットに重なるように、第1のステッパショットのスクライブ線404の一部に重なる。例えば、第2のステッパショットのスクライブ線404の左側の部分は、第1のステッパショットのスクライブ線404の右側の一部に重なり、この場合、第2のステッパショットのアライメントターゲット430aは、第1のステッパショットのアライメントターゲット430bに重なる。
【0053】
本発明によれば、ステッパショットの回転がない場合、第2のステッパショットの)アライメントターゲット430bは正確に(第1のステッパショットの)アライメントターゲット430aと位置合わせされる。
【0054】
一つ又は両ステッパショットの中心回りに回転がある場合、第2のステッパショットの)アライメントターゲット430bは、(第1のステッパショットの)アライメントターゲット430aと正確に位置合わせされない。しかし、重なりの結果として形成されたオーバーレイターゲットの重心は、該ショットの中心をなお示している。従って、回転誤差の大きさを測定又は計算する必要はなく、第2のステッパショットの回転は、オーバーレイターゲットの重心を見つけることによって補正することができる。
【0055】
一つ又は両ステッパショットの一つの側部の中心回りに回転がある場合、第2のステッパショットの)アライメントターゲット430bは、(第1のステッパショットの)アライメントターゲット430aと正確に位置合わせされない。この場合、重なりの結果として形成されたオーバーレイターゲットの重心は、回転誤差によって該ショットの中心と異なるが、回転誤差の大きさは、従来の方法と比較して半分に減る。
【0056】
図8は、本発明の一実施形態に係る、多数のアライメントターゲット836を有するウェーハ830の平面図である。ウェーハ830は、ショット840によって典型的に示された多数のショットに区分けされている。図8においては、図示のため、ショット850、852、860、862、870、872、880、882は、上述の図4Bに関して説明したように、各側部の中間に配置された4つのアライメントターゲット836を有する。しかし、各ショット840は、本発明に従って4つのアライメントターゲット836を有することができることを認識されたい。
【0057】
図8を参照して、例として隣接するショット850、852のみを考えると、アライメントターゲット836は、ショット850の右側及びショット852の左側に配置されている。上述したように、アライメントターゲット836は、ショット852の左側のターゲットとショット850の右側のターゲットを重ねることによって形成される。従ってアライメントターゲット836は、まさに2つの異なるショット内に形成されたターゲットの合成物である。
【0058】
一般に、ステッパとウェーハとが位置合わせされると、一定数のショットがアライメントのために選択される。通常、8つのショットがアライメントのために選択される。しかし、本発明によれば、隣接するショットは、上述したように、アライメントターゲットを共有する。それに応じて、アライメントターゲット836のようなターゲットは、実質的に2つのショット(例えばショット850、852)に描かれる。本発明によれば、アライメントのために選択されたショットの数は半分になるが、現在のレベルの精度は維持される。一方、該精度は、アライメントのために選択されたショットの数が減らない場合、2倍に増加する。従って、本発明の他の効果は、精度を落とすことなく、スループットを有利に向上でき、またはスループットを落とすことなく精度を向上できるということである。
【0059】
従って、本発明は、集積回路の製造プロセスにおいて、回転誤差を正確に補正することができる方法及びシステムを実現できる。また本発明は、測定及び処理時間を減らしてステッパのスループットを向上させることができる方法及びシステムを実現できる。
【0060】
このように、本発明の好適な実施形態である、ステッパのアライメントのための自己補正マークデザインが説明された。本発明を特定の実施形態に関して説明してきたが、本発明をそのような実施形態によって限定して解釈すべきでなく、冒頭の特許請求の範囲に従って解釈すべきであることを認識すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明を実施することができるステッパの一つの実施形態の側面図である。
【図2A】
従来技術に係るアライメントターゲットの配置を示す図である。
【図2B】
従来技術に係るアライメントターゲットの配置を示す図である。
【図3】
本発明に係るステッパの一つの実施形態のブロック図である。
【図4A】
本発明の一実施形態に係る集積回路ダイの一般的な配置を示す図である。
【図4B】
本発明の一実施形態に係るアライメントターゲットの配置を示す図である。
【図4C】
本発明の別の実施形態に係るアライメントターゲットの配置を示す図である。
【図5】
本発明の一実施形態に係るアライメントターゲットにおけるターゲットパターンを示す図である。
【図6A】
本発明の一実施形態に係る、回転エラーを伴わないアライメントターゲットにおけるターゲットマークを示す図である。
【図6B】
本発明の一実施形態に係る、ステッパショットの中心周りの時計回りの回転エラーを伴うアライメントターゲットにおけるターゲットマークを示す図である。
【図6C】
本発明の一実施形態に係る、ステッパショットの左の中心周りの時計回りの回転エラーを伴うアライメントターゲットにおけるターゲットマークを示す図である。
【図7】
本発明の一実施形態に係る、アライメントターゲットをウェーハ上に形成するプロセスおけるステップのフローチャートである。
【図8】
本発明の一実施形態に係る、アライメントターゲットを有するウェーハの平面図である。

Claims (12)

  1. ステッパを用いて集積回路を作るためのウェーハであって、
    その周辺に沿ってスクライブ線を有している四辺のステッパショットを受取る第1の領域と、
    前記スクライブ線内に配置され、前記ステッパショットと前記第1の領域とを位置合わせするための4つのアライメントターゲットとを備え、
    一つのアライメントターゲットは、前記ステッパショットの各辺上に配置されており、
    前記ステッパショットの第1の辺上のアライメントターゲットと、前記第1の辺と対向する前記ステッパショットの第2の辺上のアライメントターゲットとは、鏡像位置に配置されているウェーハ。
  2. 前記ステッパショットの対向する辺は、その長さが等しく、
    アライメントターゲットは、前記ステッパショットの一つの辺の各中間点に配置されている請求項1に記載のウェーハ。
  3. アライメントターゲットは、前記ステッパショットの各角部に配置されている請求項1に記載のウェーハ。
  4. 前記アライメントターゲットは、ポジ型レジストプロセスによって形成されている請求項1〜3の何れか1項に記載のウェーハ。
  5. 前記アライメントターゲットは、ネガ型レジストプロセスによって形成されている請求項1〜3の何れか1項に記載のウェーハ。
  6. 前記第1の領域に隣接し、その周辺に沿ってスクライブ線を有する第2のステッパショットを受取る第2の領域をさらに備え、
    前記第2のステッパショットのアライメントターゲットが前記第1のステッパショットのアライメントターゲットと重なるように、前記第2のステッパショットの前記スクライブ線の一部分は、前記第1のステッパショットの前記スクライブ線の一部と重なっている請求項1〜5の何れか1項に記載のウェーハ。
  7. 前記アライメントターゲットの各々が、複数の矩形を含む請求項1に記載のウェーハ。
  8. ウェーハ上にアライメントターゲットを形成するために用いるレチクルであって、
    集積回路を前記ウェーハ上に形成するための第1のパターンを含み、その周辺に沿ってスクライブ線を有する四辺領域と、
    前記スクライブ線内に配置され、4つのアライメントターゲットをステッパショット内の前記ウェーハ上に形成するための4つのアライメントターゲットパターンを有する第2のパターンとを備え、
    1つのアライメントターゲットパターンは、前記領域の各辺上に配置され、
    前記領域の第1の辺上のアライメントターゲットパターンと、前記第1の辺と対向する前記領域の第2の辺上のアライメントターゲットパターンとは、鏡像位置に配置されているレチクル。
  9. 前記領域の対向する辺は、その長さが等しく、
    前記アライメントターゲットパターンの各々は、前記領域の一つの辺の中間点に配置されている請求項8に記載のレチクル。
  10. 前記4つのアライメントターゲットパターンの各々は、前記領域の角部に配置されている請求項8に記載のレチクル。
  11. 前記アライメントターゲットパターンは、複数の矩形状マスクを含む請求項8〜10の何れか1項に記載のレチクル。
  12. ステッパ内でウェーハ上にアライメントターゲットを形成する方法であって、
    a)前記ウェーハを受取るステップと、
    b)その周辺に沿ってスクライブ線を有する四辺領域を覆うパターンマスクに従って第1のステッパショットを実行するステップと、
    c)前記第1のステッパショットの前記スクライブ線内に4つのアライメントターゲットを形成するステップであって、一つのアライメントターゲットが前記第1のステッパショットの各辺上に配置され、前記第1のステッパショットの第1の辺上のアライメントターゲットと、前記第1の辺に対向する第2の辺上のアライメントターゲットとが鏡像位置に配置されているステップと、
    d)ステップb)の前記パターンマスクを用いて、前記第1のステッパショットに隣接する第2のステッパショットを実行するステップであって、前記第2のステッパショットの前記スクライブ線の一部分が前記第1のステッパショットの前記スクライブ線の一部分と重なっているステップと、
    e)前記第2のステッパショットのアライメントターゲットが前記第1のステッパショットのアライメントターゲットと重なるように、前記第2のステッパショットの前記スクライブ線内に4つのアライメントターゲットを形成するステップとを備える方法。
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