JP2004515360A - 鉄筋ケージ形成装置および鉄筋ケージ形成方法 - Google Patents

鉄筋ケージ形成装置および鉄筋ケージ形成方法 Download PDF

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ファブロ,ジョルジオ デル
ファブロ,マルチェロ デル
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エンメ.エ.ピ.マッキーネ エレットロニッケ ピエガトリッチ ソチエタ ペル アツィオニ
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Abstract

所望の数の長手方向ロッド(13)をスターラップ(12)の周囲部内に挿入させられる鉄筋ケージ形成装置(10)および鉄筋ケージ形成方法が提供される。鉄筋ケージ形成装置(10)は少なくとも一つの支持平面(24)を具備し、この支持平面(24)上においてプリケージ(11)が次第に前進されると共に、挿入されるべきロッド(13)が整列される。支持平面(24)に沿って間隔を空けて配置された上昇手段(32)を支持平面(24)の下方の第一の位置と、ロッド(13)をスターラップ(12)の下方縁部上まで上昇できる第二の位置とに配置できる。さらに、固定された当接要素(39)を具備し、ロッド(13)の前方端部が当接要素(39)に押し当てて当接させられる。支持平面(24)は第一の位置(「A」)から第二の位置(「B」)までプリケージ(11)と共に前方に移動して、スターラップ(12)の周囲部内にロッド(13)を次第に挿入させる。次いでプリケージ(11)の静止部は第二の位置(「B」)から第一の位置(「A」)まで移動する。

Description

【0001】
発明の分野
本発明は、鉄筋コンクリート構造部、例えばビーム、支柱または基礎に使用される一般的に丸形部材または金属製プロフィルより形成される鉄筋ケージを形成するための鉄筋ケージ形成装置および鉄筋ケージ形成方法に関する。
【0002】
さらに正確には、本発明は、プリケージ自体が形成されるときに所望の数の長手方向完成ロッドをプリケージのスターラップの周囲部内に挿入するのに使用される。
本発明においては、用語「プリケージ(pre−cage)」は、設計計画に基づくスターラップと所望の数の長手方向ロッドとにより形成される構造物と、半組立工程時にスターラップと補助ロッドとにより形成されていて一緒に接合されるスターラップを維持する機能を備えた構造物との両方としての部分的に組み立てられたケージを示す。
【0003】
発明の背景
鉄筋コンクリート構造部において補強目的のために使用される金属製ケージは長手方向に間隔をあけて配置されたスターラップが関連づけられている複数の長手方向ロッドを含んでいる。
労働力をほとんど必要としない良質のケージを形成できるケージ形成機械として知られる適切な機械によってケージは手動または自動的に製造される。
【0004】
当該技術分野においては、ケージは二つの連続する工程において組み立てられる。第一の工程においては、長手方向補助プロフィルをスターラップに取り付けることにより略標準化されたプリケージが形成され、補助プロフィルの機能は一緒に接合されるスターラップを維持することである。次の工程においては、設計計画に基づく長手方向ロッドをスターラップの周囲部内に概ね取り付けらることによってケージを完成する。
【0005】
通常の手順はケージを形成する幾つかの工程が単純化されているが、一旦プリケージが形成されると、長手方向ロッドをスターラップの閉鎖した周囲部に挿入する必要があるという一連の問題をケージは有している。
特にケージ、従って、長手方向ロッドが極めて長い場合には、この操作は極めて困難である。それゆえ、このことによって、作業者の安全性に対する危険性、多数の労働力、特別の装置および材料に対する損傷の危険性が生じることとなる。
【0006】
プリケージが次第に形成されて前進される支持平面に対して上昇される長手方向ロッドを維持する複数の解決法が提案されてきた。これら解決法は概ね満足いくものであるが、或る場合にはこれら解決法によって、スターラップの周囲部または補助プロフィルの部分的な変形および損傷が生じた。
これら欠陥を克服すると共に追加の利点を得るために本願特許出願は本発明を具現化したものである。
【0007】
発明の概要
本発明は独立請求項において示されると共に特徴づけられており、従属請求項は本発明の他の特徴を担持している。
本発明の目的は、ケージの構成要素が変形または損傷する危険性を伴うことなしに、プリケージを形成しつつ、所望の数の長手方向ロッドをプリケージのスターラップの周囲部内に挿入する操作を自動的に行うのに適切な鉄筋ケージ形成装置および鉄筋ケージ形成方法を提供することである。
【0008】
他の目的は、長手方向ロッドをスターラップの周囲部内に位置させつつ、完成したプリケージの排出を容易にするのに適切な鉄筋ケージ形成装置を提供することである。
本発明に基づく鉄筋ケージ形成装置はケージ形成機械の下流に配置された支持平面を少なくとも含んでおり、支持平面上においてプリケージが次第に形成されつつ前進できる。スターラップの周囲部内に挿入されるべき長手方向ロッドは支持平面上に整列される。
【0009】
本発明の一つの特徴に基づく支持平面は、形成されるプリケージの前進運動に対応するように、関連するスターラップの軸線方向内部距離(step)にほぼ相当する搬送距離だけ長手方向に周期的に移動することができる。
固定されて保持される少なくとも一つの当接要素が支持平面と協動する。挿入されるべき長手方向ロッドの前方端部は当接要素に当接できる。有利なことには当接要素の長手方向位置はロッドの長さに応じて調節可能である。
【0010】
本発明に基づく鉄筋ケージ形成装置は支持平面に沿って間隔をあけてほぼ横方向に配置された上昇手段も含んでいる。この上昇手段は長手方向ロッドを少なくとも一時的に上昇させて、これら長手方向ロッドをスターラップの周囲部内に挿入することができる。
さらに正確には、上昇手段は、上昇手段が支持平面の表面よりも下方に配置される第一の位置と、少なくともロッドをスターラップの下面に通過させられる値だけ上昇手段をこの表面よりも上昇させた第二の位置とに少なくとも配置される。
【0011】
好ましい実施態様においては、上昇手段は往復式アームから構成される。
変更例によれば、上昇手段は鉛直方向に可動なアームから構成される。
【0012】
他の変更例によれば、本発明に基づく鉄筋ケージ形成装置は、鉄筋ケージ形成装置が関連づけられるケージ形成機械の動作サイクルに基づいて支持平面と上昇手段とを管理可能な指令制御ユニットを含んでいる。
本発明によれば、長手方向完了ロッドは支持平面上に配置されており、プリケージが製造開始される。
【0013】
プリケージの各前進工程によって、支持平面が関連して前進し、次いで支持平面は同じ値だけ後退する。支持平面がプリケージと一緒に前進するときに、上昇手段が駆動すなわち上昇される。それにより、当接要素によって支持平面に対して静止する長手方向ロッドがスターラップの周囲部内に次第に挿入されるようになる。支持平面が後退するときには、上昇手段は不作動すなわち降下され、それにより、上昇手段とスターラップとの間の干渉を伴うことなしに支持平面は原位置まで戻るようになり、長手方向ロッドはスターラップの周囲部の下方面に設置されるようになる。
【0014】
往復式上昇用アームが使用される場合には、プリケージが完了するときにこれらアームが駆動されて、プリケージを一側において反転させてこのプリケージを排出させられる。
変更例によれば、プリケージが排出される前に、支持平面はわずかに前進して、動作する組立体とケージ形成機械の構造部とによる干渉部からプリケージの後方端部を解放する。
【0015】
好ましい実施形態の詳細な説明
添付図面を参照することによって、本発明のこれら特徴および他の特徴は、実施例を制限するものではない以下の好ましい実施形態の説明より明らかになる。
添付図面において参照番号10は長手方向完了ロッド13をプリケージ11の閉鎖されたスターラップ12の周囲部内に挿入できる鉄筋ケージ形成装置全体を示している。
【0016】
鉄筋ケージ形成装置10はプリケージ11を形成できるケージ形成機械15の下流に配置されており、本実施形態におけるプリケージ11は二つの補助プロフィル14と複数のスターラップ12とから構成されており、この場合には補助プロフィル14はこれら補助プロフィル14がスターラップ12に取り付けられていてスターラップ12によって外方に関連づけられる場所に対応してループ状に形成されている。
【0017】
ケージ形成機械15は補助プロフィル14のそれぞれが配置されるフレーム22と、引抜組立体16と、第一の直線化組立体17と、第二の直線化組立体18とを具備しており、整形組立体と溶接組立体20とが組み付けられている。
全ての引抜組立体16は補助プロフィル14を相対的に前進させることができ、可能であればケージ形成機械15の上流に配置されたリールから補助プロフィル14を巻き出す。直線化組立体17、18は補助プロフィル14を水平面と鉛直面とにおいてそれぞれ直線状にする役目を果たす。整形組立体19は関連するループを補助プロフィル14に沿って形成でき、溶接組立体20は取付位置において補助プロフィル14を順次に配置されるスターラップ12に取り付けることができる。溶接組立体20は取付作用時にスターラップ12を適切な位置に維持できる保持手段を含みうる。
【0018】
ケージ形成機械15は管状ガイド要素21も含んでおり、管状ガイド要素21内において完了ロッド13が摺動できる。補助プロフィル14に対して作用する組立体16〜20はフレーム22に対して移動できるスライダ23に組み付けられており、それにより、補助プロフィル14の位置を他の補助プロフィル14に作用する組立体16〜20に対して調節することができる。
【0019】
本発明に基づく鉄筋ケージ形成装置10はケージ形成機械15の延長部として長手方向に延びる支持平面24を具備しており、次第に形成されるプリケージ11は支持平面24上を前進できる。スターラップ12の周囲部内部に挿入されるべき長手方向完了ロッド13は支持平面24上に配置されうる。
【0020】
支持平面24は複数の要素24bから形成されていて、関連するフレーム26に組み付けられている。関連するフレーム26と共に支持平面24は床部上に設置される二つのベース25に対して長手方向に移動できる。これらベースのうちの一方が図2、図3および図4に示されている。
フレーム26は支持平面24と同じくらい長手方向に延びる二つの長手方向プロフィル26aを含んでいる。ベース25に関連づけられるガイド31内に摺動できるホイール30は前記プロフィル26aに組み付けられている。
【0021】
この場合には、フレーム26従って支持平面24はベース25の一つに組み付けられたモータ減速機ユニット27により移動される。モータ減速機ユニット27はフレーム26の長手方向プロフィル26aに関連づけられるラック29に係合されたピニオン28を選択的に両方向に回転させることができる。それにより、支持平面24はケージ形成機械15に対して前方または後方に移動させられる。
【0022】
さらに正確には、支持平面24はケージ形成機械15に接近した第一の後退位置から第二の前進位置まで移動されうる。支持平面24の搬送距離はプリケージ11のスターラップ12の間の軸線方向内部距離「i」に等しいのが有利である。
鉄筋ケージ形成装置10はプログラム可能な形式の図示しない指令制御ユニットも含んでおり、この指令制御ユニットは、ケージ形成機械15の動作サイクルに基づいて搬送距離「c」を形成するためにモータ減速機ユニット27のサイクルを管理できる。
【0023】
長手方向プロフィル26aに対してほぼ横方向に配置されると共に支持平面24に沿って間隔をおいて隔てられた複数のアーム32がフレーム26に沿って位置決めされている。
アーム32は支持平面24の要素24bの間に形成されたスリット33内に対応して収容されている。アーム32は支持平面24の上方表面24aの下方に配置される第一の下降位置「I」と、アーム32と上方表面24aとがほぼ水平方向に配置される第二の上昇位置「II」とにおいて少なくとも位置決めされうる。
【0024】
上昇位置「II」においては、アーム32の上方縁部32aが、支持平面24の表面24aからの高さがスターラップ12の直径よりも大きい高さ「h」に配置され、それにより、衝突または刺さることなしに、完了ロッド13をスターラップ12の周囲部内部に前進させて挿入することができる。
【0025】
アーム32は適切に位置決めされ、それにより、これらアーム32はプリケージ11のスターラップ12に干渉することはない。好ましい実施形態においては、アーム32の間の距離「d」がスターラップ12の間の軸線方向内部距離「i」の整数の倍数である。
【0026】
この場合には、支持平面24の後退位置において、ケージ形成機械15に最も近い位置に在る第一のアーム32は、スターラップ12が取り付けられている鉛直面「Y」から距離「e」の位置に配置されている。この距離「e」は軸線方向内部距離「i」と追加のずれ値「x」との合計に等しい。
【0027】
図1から図3に示される実施形態においては、アーム32は支持平面24の隣に配置された長手方向バー34に関連づけられており、指令制御ユニットにより指令されるときに、フレーム26に関連づけられるアクチュエータ35によってアームは回転されうる。アクチュエータ35は長手方向バー34よりも相対的に硬いレバー36上において回動する軸部35aを有している。アクチュエータ35を駆動させることによって、長手方向バー34が回転され、それにより、アーム32が第一の位置「I」と第二の位置「II」との間で往復するようになる。
【0028】
図3から分かるように、アーム32は支持平面24に対して傾斜して上昇した位置にある第三の位置「III」に配置されうる。内部にロッド13が備えられていて完成したプリケージ11を横方向に排出するために、アーム32は第三の位置「III」に配置される。
【0029】
図4に示される変更例においては、アーム32は連結用ビーム38に取り付けられており、連結用ビーム38によって鉛直軸線方向アクチュエータ37の軸部37aが下方部分に関連づけられている。鉛直軸線方向アクチュエータ37を駆動させることによって、アーム32はほぼ水平方向に在りつつ第一の位置「I」と第二の位置「II」とに配置されうる。
【0030】
支持平面24の概ね終端位置において支持平面24と協働する当接要素39が設けられており、長手方向ロッド13の前方縁部が当接要素39に押し当たって配置される。当接要素39の位置は使用されるべき長手方向ロッド13の長さに基づいて調節可能であるのが有利である。
【0031】
本発明に基づく鉄筋ケージ形成装置10は以下のように機能する。第一に、当接要素39の位置を調節しつつ長手方向ロッド13は支持平面24上、次いでアーム32上に配置され、それにより、当接要素39は長手方向ロッド13の端部に対する当接部としての役目を果たす。
【0032】
この工程において、支持平面24は第一の後退位置「A」に在り、同時にケージ形成機械15は第一のスターラップ12を補助プロフィル14に取り付ける(図5aを参照されたい)。
第一のスターラップ12が補助プロフィル14に取り付けられるときに、プリケージ11は軸線方向内部距離「i」に等しい一つの工程だけ前進し、同時に支持平面24は第二の前進位置「B」まで移動しアーム32は第二の上昇位置「II」に在るようになる(図5bを参照されたい)。長手方向ロッド13が当接要素39によって堅固に保持されるので、支持平面24が前進することによって長手方向ロッド13は第一のスターラップ12の周囲部内部に次第に挿入されるようになる。
【0033】
次いで、ケージ形成機械15が第二のスターラップ12を補助プロフィル14に取付つつ、支持平面24は第一の位置「I」まで戻るまで後退する。このときプリケージ11は組立体16により保持されているので、プリケージ11は静止している。この点に関し、アーム32は低位置「I」まで降下され、それにより、アーム32はスターラップ12の下部の下方を摺動するようになる(図5cを参照されたい)。
【0034】
次いでケージ形成機械15はプリケージ11を再び前進させ、第一のスターラップ12が載っている支持平面24が係合するように前進位置「B」まで移動し、同時にアーム32は第二の位置「II」まで再び上昇して、長手方向ロッド13を第二のスターラップ12内に挿入し続ける(図5dを参照されたい)。
【0035】
次いで、ケージ形成機械15が第三のスターラップ12を取り付けつつ、支持平面24はアーム32を下方に下げた後に再び位置「A」に向かって後退する(図5eを参照されたい)。
この周期的な運動は、長手方向ロッド13がプリケージ11の全てのスターラップ12の周囲部に挿入されるまで、スターラップ12毎に繰り返される(図5f、図5g、図5hを参照されたい)。
【0036】
動作サイクルが完了すると、長手方向ロッド13を挿入する複雑かつ困難な動作を必要とすることなしに、長手方向ロッド13をプリケージ11に溶接することによって、形成されるべきケージは完成されうる。この動作は支持平面24上または他の適切な部位上において直接的に行われうる。
【0037】
前述したように、はじめに支持平面24をわずかに前進させてプリケージ11をケージ形成機械15の動作組立体に対する干渉作用から解放して次いでアーム32を第三の位置「III」まで移動させることによって、長手方向ロッド13が挿入されている完成したケージまたはプリケージ11は、横方向に排出されうる。
【0038】
しかしながら、発明の精神および範囲から逸脱することなしに、変更例および/または追加例を鉄筋ケージ形成装置10と前述した鉄筋ケージ形成方法とに対して形成できるのは明らかである。
例えば、支持平面24とアーム32とを移動させる移動手段を前述した移動手段とは異なる形式にすることもできる。支持平面24はスターラップ12が取り付けられている鉛直面「Y」に対応する限り広げることができる。
【0039】
前述したベース25および運動システムを必要とすることなしに、支持平面24を床部に直接的に設置してもよく、また車輪、パッドなどを支持平面24に据え付けることもできる。当接要素39を当接要素自体の地上の運動手段に関連づけても良く、またはロッド13の特別の部分に協働するように当接要素39を丸形以外に整形することもできる。
【0040】
本発明を特別の実施形態に関して説明したが、本発明の範囲内に在る装置の他の多数の均等形態および完全に同一の他の多数の方法を当業者であれば形成できるのは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】
プリケージを形成するのに適切な鉄筋ケージ形成装置に関連づけられる本発明に基づく装置を示す図である。
【図2】
図1に示される鉄筋ケージ形成装置の長手方向断面図である。
【図3】
本発明に基づく鉄筋ケージ形成装置の横方向拡大断面図である。
【図4】
図3の変更例を示す図である。
【図5a】
本発明に基づく鉄筋ケージ形成方法の工程を示す図である。
【図5b】
本発明に基づく鉄筋ケージ形成方法の工程を示す図である。
【図5c】
本発明に基づく鉄筋ケージ形成方法の工程を示す図である。
【図5d】
本発明に基づく鉄筋ケージ形成方法の工程を示す図である。
【図5e】
本発明に基づく鉄筋ケージ形成方法の工程を示す図である。
【図5f】
本発明に基づく鉄筋ケージ形成方法の工程を示す図である。
【図5g】
本発明に基づく鉄筋ケージ形成方法の工程を示す図である。
【図5h】
本発明に基づく鉄筋ケージ形成方法の工程を示す図である。

Claims (16)

  1. 所望の数の長手方向ロッド(13)をプリケージ(11)のスターラップ(12)の周囲部内に挿入しつつ、プリケージ(11)を形成するのに使用する鉄筋ケージ形成装置であって、前記鉄筋ケージ形成装置は少なくとも一つの支持平面を有し、該支持平面上において前記プリケージ(11)が形成されて次第に前進されると共に挿入されるべき前記ロッド(13)を配置することができる鉄筋ケージ形成装置において、
    前記支持平面(24)に沿って間隔を空けて配置された上昇手段(32)を具備し、該上昇手段(32)を前記支持平面(24)の下方に在る第一の低位置(「I」)と、前記ロッド(13)を前記スターラップ(12)の下方縁部よりも上方まで上昇させられる第二の高位置(「II」)とに配置することができ、
    さらに、
    固定された当接要素(39)を具備し、前記ロッド(13)の前方端部が前記当接要素(39)に押し当たって当接でき、
    前記支持平面(24)は第一の位置(「A」)から第二の位置(「B」)まで前記プリケージ(11)と共に前方に前進でき、同時に前記当接要素(39)により保持される前記ロッド(13)を前記高位置(「II」)に在る前記上昇手段によって前記スターラップ(12)の周囲部内に次第に挿入させ、次いで静止状態にある前記プリケージ(11)と前記低位置(「I」)に在る前記上昇手段(32)とによって前記支持平面(24)は前記第二の位置(「B」)から前記第一の位置(「A」)までサイクル開始位置に戻される鉄筋ケージ形成装置。
  2. 前記当接要素(39)の位置を前記支持平面(24)に沿って長手方向に調節できる請求項1に記載の装置。
  3. 前記第一の位置(「A」)から前記第二の位置(「B」)までの前記支持平面(24)の搬送作用は前記プリケージ(11)の前記スターラップ(12)の間の軸線方向内部距離(「i」)に相当する請求項1に記載の鉄筋ケージ形成装置。
  4. 前記上昇手段は、前記支持平面(24)に対して横方向に配置されると共に前記支持平面(24)の長手方向に沿って間隔を空けて配置されたコンパートメント(33)内に収容されるアーム(32)である請求項1から3のいずれか一項に記載の鉄筋ケージ形成装置。
  5. 前記アーム(32)が両方向に回転する回転手段(34)に関連づけられており、該回転手段(34)は、前記アーム(32)を前記第一の低位置(「I」)と前記第二の高位置(「II」)との間で往復させられる請求項4に記載の鉄筋ケージ形成装置。
  6. 前記アーム(32)は前記支持平面(24)に対してさらに上昇した第三の位置(「III」)に配置されることができ、第三の位置(「III」)において前記アーム(32)は前記プリケージ(11)を前記支持平面(24)から該支持平面(24)の一側に排出するのを決定できる請求項5に記載の鉄筋ケージ形成装置。
  7. 前記アーム(32)は連結用ビーム(38)に関連づけられており、該連結用ビーム(38)は前記アーム(32)を少なくとも前記第一の低位置(「I」)から前記第二の高位置(「II」)までまたは少なくとも前記第二の高位置(「II」)から前記第一の低位置(「I」)まで移動させるために鉛直方向に移動可能である請求項4に記載の鉄筋ケージ形成装置。
  8. 前記支持平面(24)は相対的に固定された少なくとも一つのベース(25)に関連づけられており、前記支持平面(24)は前記ベース(25)に対して長手方向に移動可能である請求項1から7のいずれか一項に記載の鉄筋ケージ形成装置。
  9. さらに、前記ベース(25)に対して前記支持平面(24)を移動させるためにラック手段(29)に係合する少なくとも一つのピニオン(28)に作用できるモータ手段(27)を具備する請求項8に記載の鉄筋ケージ形成装置。
  10. 前記支持平面(24)には、前記ベース(25)に関連づけられる内部係合ガイド(31)を移動させられる摺動手段(30)が設けられている請求項8に記載の鉄筋ケージ形成装置。
  11. さらに、前記支持平面(24)および前記上昇手段(32)の運動サイクルを管理して制御できる指令制御ユニットを具備する請求項1から10のいずれか一項に記載の鉄筋ケージ形成装置。
  12. 前記鉄筋ケージ形成装置がケージ形成機械(15)の下流に配置されており、該ケージ形成機械(15)は、長手方向に連結するプロフィル(14)に前記スターラップ(12)を取り付けるためにこれらスターラップ(12)を位置決めするための平面(「Y」)を形成しており、
    前記支持平面(24)が前記第一の位置(「A」)に在るときに、前記ケージ形成機械(15)に最も近い位置に在る前記上昇手段(32)は、前記スターラップ(12)の間の軸線方向内部距離(「i」)と追加の値(「x」)との合計にほぼ等しくなっている前記平面(「Y」)からの距離(「e」)の位置にある(「e」=「i」+「x」)請求項1から11のいずれか一項に記載の鉄筋ケージ形成装置。
  13. 所望の数の長手方向ロッド(13)をプリケージ(11)のスターラップ(12)の周囲部内に挿入しつつ、前記プリケージ(11)自体を形成するのに使用される鉄筋ケージ形成方法であって、
    前記長手方向ロッド(13)の各前方端部を固定された当接要素(39)に押し当てて配置しつつ、前記長手方向ロッド(13)を支持平面(24)上に位置決めし、
    少なくとも一つの第一のスターラップ(12)を動作平面(「Y」)に対応させて位置決めすると共に、少なくとも一つの長手方向補助プロフィル(14)を前記スターラップ(12)に取付け、
    前記スターラップ(12)と前記少なくとも一つの補助プロフィル(14)とを前方に供給し、
    別のスターラップ(12)を前記動作平面(「Y」)に対応させて位置決めすると共にこのサイクルを繰り返す鉄筋ケージ形成方法において、
    新規なスターラップ(12)を位置決めして取り付けて供給するための全てのサイクルにおいて、前記支持平面(24)を前記少なくとも一つのスターラップ(12)に協働させて前進させる第一の工程を形成し、前記少なくとも一つのスターラップ(12)を静止させつつ前記支持平面(24)を後退させる第二の工程を形成し、
    前記第一の前進工程において、前記支持平面(24)を前方に供給し、前記支持平面(24)に沿って間隔をあけて配置された上昇手段(32)を駆動させ、前記当接要素(39)により静止状態に保持された前記ロッド(13)を前記上昇手段(32)によって上昇させて保持して前記ロッド(13)を前記スターラップ(12)の周囲部内に挿入し、
    前記第二の工程において、前記支持平面(24)が後退し、前記上昇手段(32)は降下されて前記スターラップ(12)の下方を通過できる鉄筋ケージ形成方法。
  14. 前記支持平面(24)が、前記プリケージ(11)の前記スターラップ(12)の間の軸線方向内部距離に相当する搬送距離(「c」)だけ移動される請求項13に記載の鉄筋ケージ形成方法。
  15. 前記プリケージ(11)が完成するときに、前記支持平面(24)に対してさらに高い第三の位置(「III」)に前記上昇手段(32)を移動させることによって、前記プリケージ(11)を前記支持平面(24)から横方向に排出する工程を少なくとも含む請求項13または14に記載の鉄筋ケージ形成方法。
  16. 前記横方向に排出する工程の前に、前記支持平面(24)を前進させて、前記スターラップ(12)に取り付けていて該スターラップ(12)を前進させる組立体との干渉部分から前記プリケージ(11)の後方端部を解放する請求項15に記載の鉄筋ケージ形成方法。
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