JP2004510081A - 軌道部分の支承装置 - Google Patents
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Abstract
本発明は、特に転てつ器の形状をなし、軌道部分に沿って互いに異なる断面形状を有する軌道部分のための支承装置に関する。この支承装置は、それぞれリブ付きプレートを備えた複数の支持ポイントを含む。これに加えて、リブ付きプレートとこれと共働する鉄道のまくら木との間に配置された弾性材料よりなる中間層をなす中間プレート(24)を含む。本発明によれば、軌道部分に沿って同一の沈降を得るために、各々又は実質的に各々の支持ポイントが、それから解放ないしクリヤーされたレール部分を考慮して、同一の最大沈降を有する。
【選択図】図1
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、軌道部分に沿って、その断面形状が互いに異なる、特に転てつ器の形状を有する軌道部分のための支承装置に係り、リブ付きプレート、舌根状プレートやスライド床プレートあるいは支持フレームを有するリブ付きプレートなどのベースプレート、及びまくら木やコンクリート製プレートなどの支持体とベースプレートとの間に配置される弾性材料よりなる中間プレートを備えた複数の支持ポイントを含む構成の支承装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
鉄道の上部構造をなす路盤の所定の弾性を確保し、同時にボディ音の減少を得るために、軌道を支承するリブ付きプレートなどのベースプレートと、まくら木やコンクリート製プレートなどの支持体との間に弾性中間プレートが配設され、該中間プレートは砕石路床構造及び堅い路床構造の双方の場合に用いられる。この弾性中間プレートは、ベースプレートの支承面に依存しておおむね線形をなすバネ剛性を有するPU発砲材などの多孔性エラストマーより構成し得る。特に転てつ器(ポイント)の領域における軌道に沿う支持ポイントは、転てつ器(ポイント)の開始部あるいは終端部に位置するか否かに依存して種々の剛性を有する。
【0003】
偏倚(デフレクション)曲線は、軌道を通過する車輪についてレール内に生じる。この偏倚曲線は、その上の車輪負荷が解消されたレールの慣性や抵抗モーメント、及び中間プレートの弾性により影響される可能性のある支持ポイントのばね剛性に主として依存する。支持ポイントの、リブ付きプレートなどのベースプレートのサイズないし大きさは、通常、車輪負荷がベースプレートの変形なしに伝達されるように設定される。
【0004】
従って、車輪負荷と沈降(subsidence)の商からなる軌道のばね剛性は、軌道において、ポイントあるいはクロッシングのそれとは相違する。
【0005】
弾性中間プレートを備えた構造は、ドイツ特許公開第19823812号に示され、これは一部品構成の加硫ゴム材よりなり、基本的に平坦な表面と種々異なる性質をもつ複数の領域に分かれた下側部分より構成されている。
【0006】
ドイツ特許公開第3230565号には、溶接によって連結された複数のプレートよりなる転てつ器構造のためのレールベース構造が開示されている。
【0007】
ドイツ実用新案第29807791号により公知の軌道部分のための支承装置は、支持端側で切出された複数の突起を有し、これら突起は通常の力の導入の間に支持面から離間した状態にある。
【0008】
本発明の目的は、特に転てつ器の形状をなす、断面形状が互いに異なるレール部分を有する軌道部分において、ポイントやクロッシングなどの領域における偏倚(デフレクション)曲線が通常の軌道のものと同様となるように、同様の軌道条件を得ることができるようにした軌道部分のための支承装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
本発明においては、軌道部分の各支持ポイントあるいは実質的に各々の支持ポイントが、それから解放されたレール部分を考慮して、同じ最大沈降(subsidence)を有する構成により、上記目的が達成される。すなわち、中間プレートは、ベースプレート上に支持されたレール部分あるいは、それに支持されたレール部分によって規定される抵抗モーメントに関して、車輪が軌道部分を走行するときに各支持ポイントにおいて軌道部分に沿って同一又は実質的に同一の最大沈降を結果として生じるように設定される。
【0010】
特に、同じ抵抗モーメントを有するレール部分につき予定される支持ポイントのために、それぞれの中間プレートが該中間プレートに面するベースプレートの負荷解放床面とは独立したベースプレートの解放の面延長部を有する。換言すれば、同じ解放面を常に有する弾性中間プレートが、その面延長部とは独立してベースプレートの下方に延出する。
【0011】
本発明の他の具体的構成において、車輪負荷がないとき、中間プレートが支持体に対してベースプレートをその前端部分で支える。
【0012】
中間プレート自体は、その中央部分に、長手方向の端縁に沿って骨形状の複数の凹所を有し、これら凹所は横方向の軸線に対し、又特に中間プレートの長手軸線に対して対称の位置に配置される。
【0013】
該凹所の形状は以下のように設定されるのが望ましい。すなわち、各凹所はベースの横方向軸線に平行な長さlaを有するとすると、該横方向軸線に平行な一列内に配置された2つの凹所間隔lzは、
1.1×la≦lz≦1.5×laの範囲に設定される。凹所は中間プレートの連続した部分によって制限ないし区切られる。この連続部分は通常の許容される車輪負荷の場合に、端縁方向に沿いベースプレートを支持する中間プレートの部分の自由な外面に関してセットバックの態様で延出する。これにより、許容値を超えた負荷がかかった場合にも、ベースプレートから延出したレール部分の下方でベースプレートを直接、確実に支承することができる。
【0014】
又、本発明においては、骨形状の凹所に隣接した各横方向の端縁領域において中間プレートにU字形の凹所が更に設けられる。この凹所は長手方向に沿って、それぞれの端縁側の凹所の長さに対応する最大幅を有する。
【0015】
本発明の更なる詳細、利点及び特徴は以下、図面を参照して説明される本発明の実施の形態から理解されるであろう。
【0016】
【発明の実施の形態】
図においては、転てつ器に沿って配置された支持ポイントの種々の構成部材が示されているが、本発明は図示の構成に限定されるものではない。むしろ本発明は、支持されたレール部分を有する支持ポイントが、互いに偏倚し異なった抵抗モーメントを有する軌道部分に対して全般的に適用される。しかし、本発明によれば、同じ負荷を有する車輪が支持ポイントを通って走行するときに各支持ポイントに同一の最大の沈降を結果として生じる構成を特徴とする。本発明においては上記構成を達成させるために、まくら木やコンクリート製プレート等の支持体とリブ付きプレートとの間に矩形状の弾性中間プレートを配設したものであり、この弾性中間プレートは、同一の最大の沈降(subsidence)を確実にするために、基本レールないしストックレールや先端レールないしトングレールなどのリブ付きプレート上に支持されたレール部分の抵抗モーメントに基づき好適に設計される。これにより、リブ付きプレートは、車輪負荷がリブ付きプレートの変形を生じさせることなく経過するようにリブ付きプレートのサイズが設定される。又、抵抗モーメントは本発明の実施のために中間プレートを設計する際にも考慮し得る。
【0017】
図1に示すリブ付きプレート10は、例えば転てつ器の開始部に配置される。このリブ付きプレート10に図示しない基本レールないしストックレールが固定されるとともに複数のリブ12,14,16,18の間に延出するとともに図示しない緊張止め金具によって保持される。リブ付きプレート10自体はまくら木やコンクリート製プレートなどの支持体に開口20,22に挿着されるネジによって連結される。
【0018】
リブ付きプレート10は、その底部ないし下側に弾性材料からなる弾性中間プレート24を備える。この中間プレート24は図3乃至5の断面図で示すように、リブ付きプレート10の端部及び底部を完全に囲って覆っている。この中間プレート24とリブ付きプレート10の接続は加硫の処理によりなされる。
【0019】
図3,4に示すように、リブ付きプレート10は、中間プレート24の前端部26,28により支持されている。このリブ付きプレート10に負荷がかかっていないとき、あるいは通常の車輪負荷から解放されクリヤーされているとき、前記前端部の間の部分32が、中間プレート24の支承面34から離間した状態にある。この支承面34は、まくら木やコンクリート製プレートなどの支持体の表面あるいは該中間プレート24を直接支持するプレートの面に対応する。しかし、この点は公知の構成である。
【0020】
前記部分32は、図2で示すように、中央部36及び凹所38,40,42,44の間に延出して形成された部分46,48,50,52よりなり、これら全体により部分32が構成されている。更に、図2の底面図に示すように部分32と前端部28,30の間において、中間プレート24の長手軸線58に対し横方向に沿い矩形状の凹所60,62が設けられている。
【0021】
部分32の端部領域に設けられた4つの凹所38,40,42,44は図2からも明らかなごとく、それぞれ骨形状をなすとともに長手軸線58及び横方向軸線64に対して、それぞれ2つずつ対を成して対称の位置に配置されている。
【0022】
凹所38,40,42,44,60,62によって中間プレート24の全体的な支持面が形成され、リブ付きプレート10によって与えられる支持ポイントの最大の沈降が所望値となる剛性が得られる。該所望値は、レール部分の抵抗モーメントあるいは慣性が図1乃至5の構成とは異なる場合でも、支持ポイントの領域における支持体により特性値として予め決定される。従って、上部構造の抵抗モーメントが増大した場合に、対応する中間プレートの剛性を、最大支持面を減少させるか、あるいは他の弾性を有する中間プレート材料を用いることによって、減少させることができる。
【0023】
換言すれば、本発明によれば、支持レール部分の抵抗モーメントの増大に伴って中間プレートはより柔軟に構成される。
【0024】
図6乃至9に示す他の実施形態において、リブ付きプレート66が、一体化されたスライド床プレート68をオプションとして有する態様で示されており、その下側及び端縁に沿って弾性中間プレート72が配置されている。該中間プレート72は負荷がないか通常の負荷の場合に、主としてその周辺領域において、リブ付きプレート66を支持する。他方、連続部分をなす中央部分74はベース76から離間した状態で延出する。
【0025】
図1乃至5の実施形態と同様に、中央部分74は、骨形状の凹所78,80,82,84を規定し、これら凹所は、中間プレート72の長手軸線86及び横方向に沿う軸線88に対して対称位置に配置されている。端縁側にはU字形の凹所86,88が設けられ、これらは、実際上2つのU字形をなすベース部分90,92と、これらと離間したL字形部分94,96,100,102とよりなる。これらL字形の部分の一側部分104,106,108,110は横方向の軸線88と平行をなすとともに、中間プレート72の横方向軸線88に対して平行な凹所78,80,82,84に対応する延長部を有する。凹所78,80,82,84,86,88は中間プレート72の中央部分74により区切られて制限されており、この態様は、図7の平面図及び図8,9の断面図に示されている。
【0026】
図1乃至5に示す凹所38,40,42,44と同様に、横方向の軸線88の近傍に配置された内側の凹所78,80,82,84は骨形状を有する。従って、これら凹所78,80,82,84の間にある中間プレート72の部分は図7の平面図で見るように円形状となっている。同様の形状がL字形の凹所94,96,100,102とこれに隣接する凹所78,80,82,84の間の中間プレート72の部分にも生じている。
【0027】
骨形状を有する凹所78,80,82,84ないしは横方向の軸線88に対して平行な一側部分104,106,108,110は長さlaを有し、これは凹所78,82又は80,84の間の離間距離lzよりも小さい。距離lzは凹所の長さlaよりも約20〜50%大きい。
【0028】
リブ付きプレート10に固定された基本レールの抵抗モーメントに比してスライド床プレート68を備えたリブ付きプレート66上に支持された基本レール及びトングレールのレール部分の抵抗モーメントが大きいために、中間プレート72の剛性は図2に示す中間プレート24よりも小さい。
【0029】
もし、支持ポイントにおけるレール部分の抵抗モーメントが大きい場合、これに応じて中間プレートの剛性が更に減少する。これが図10乃至13の更なる実施形態に示されている。ここにおいて、支持フレーム114をオプションとして有するリブ付きプレート112が示され、これからガイドレールが延出する。換言すれば、リブ付きプレート112はフロッグの領域に配置されている。図1乃至9に示す実施形態と同様に、中間プレート116が設けられ、該中間プレート116は、リブ付きプレート114をその周縁(図10に示す中間プレートの端縁118)で取り囲むとともにリブ付きプレート112の下側に沿って延出している。中間プレート116の周縁118,120を介してリブ付きプレート112は通常は解放ないしクリヤーされている。リブ付きプレート112の中央領域には骨形状の凹所122,124ならびにU字形の凹所126,128がそれぞれ設けられている。U字形凹所126,128は図7に示す凹所86,88に相当する。骨形状の凹所122,124は前述の実施形態のものと同形状であり、中間プレート116の長手軸線134に対して対称の構成となっている。中間プレート116の連続部分をなす中央の部分136は、凹所122,124,126,128,130,132の間に延長し、リブ付きプレート112上に作用する通常の車輪負荷の場合に、端縁側の部分118,120に関してオフセットした態様を呈する。これが図12,13の断面図で示されている。
【0030】
しかし、これとは独立して、中間プレート116の剛性は、リブ付きプレート112により定められた支持ポイントを通過する車輪の最大の沈降がリブ付きプレート10,66を含む支持ポイントに対応ないし相当するように選定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】
リブ付きプレートを有する本発明の一実施形態の平面図である。
【図2】
図1に示すリブ付きプレートの底面図である。
【図3】
図1のA−A線に沿う断面図である。
【図4】
図1のB−B線に沿う断面図である。
【図5】
図1のC−C線に沿う断面図である。
【図6】
スライド床プレートを備えたリブ付きプレートを有する本発明の他の実施形態の平面図である。
【図7】
図6に示すリブ付きプレートの底面図である。
【図8】
図7のA−A線に沿う断面図である。
【図9】
図7のB−B線に沿う断面図である。
【図10】
支持フレームを備えたリブ付きプレートを有する本発明の更に他の実施形態の平面図である。
【図11】
図10に示すリブ付きプレートの底面図である。
【図12】
図11のA−A線に沿う断面図である。
【図13】
図11のB−B線に沿う断面図である。
【発明の属する技術分野】
本発明は、軌道部分に沿って、その断面形状が互いに異なる、特に転てつ器の形状を有する軌道部分のための支承装置に係り、リブ付きプレート、舌根状プレートやスライド床プレートあるいは支持フレームを有するリブ付きプレートなどのベースプレート、及びまくら木やコンクリート製プレートなどの支持体とベースプレートとの間に配置される弾性材料よりなる中間プレートを備えた複数の支持ポイントを含む構成の支承装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
鉄道の上部構造をなす路盤の所定の弾性を確保し、同時にボディ音の減少を得るために、軌道を支承するリブ付きプレートなどのベースプレートと、まくら木やコンクリート製プレートなどの支持体との間に弾性中間プレートが配設され、該中間プレートは砕石路床構造及び堅い路床構造の双方の場合に用いられる。この弾性中間プレートは、ベースプレートの支承面に依存しておおむね線形をなすバネ剛性を有するPU発砲材などの多孔性エラストマーより構成し得る。特に転てつ器(ポイント)の領域における軌道に沿う支持ポイントは、転てつ器(ポイント)の開始部あるいは終端部に位置するか否かに依存して種々の剛性を有する。
【0003】
偏倚(デフレクション)曲線は、軌道を通過する車輪についてレール内に生じる。この偏倚曲線は、その上の車輪負荷が解消されたレールの慣性や抵抗モーメント、及び中間プレートの弾性により影響される可能性のある支持ポイントのばね剛性に主として依存する。支持ポイントの、リブ付きプレートなどのベースプレートのサイズないし大きさは、通常、車輪負荷がベースプレートの変形なしに伝達されるように設定される。
【0004】
従って、車輪負荷と沈降(subsidence)の商からなる軌道のばね剛性は、軌道において、ポイントあるいはクロッシングのそれとは相違する。
【0005】
弾性中間プレートを備えた構造は、ドイツ特許公開第19823812号に示され、これは一部品構成の加硫ゴム材よりなり、基本的に平坦な表面と種々異なる性質をもつ複数の領域に分かれた下側部分より構成されている。
【0006】
ドイツ特許公開第3230565号には、溶接によって連結された複数のプレートよりなる転てつ器構造のためのレールベース構造が開示されている。
【0007】
ドイツ実用新案第29807791号により公知の軌道部分のための支承装置は、支持端側で切出された複数の突起を有し、これら突起は通常の力の導入の間に支持面から離間した状態にある。
【0008】
本発明の目的は、特に転てつ器の形状をなす、断面形状が互いに異なるレール部分を有する軌道部分において、ポイントやクロッシングなどの領域における偏倚(デフレクション)曲線が通常の軌道のものと同様となるように、同様の軌道条件を得ることができるようにした軌道部分のための支承装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
本発明においては、軌道部分の各支持ポイントあるいは実質的に各々の支持ポイントが、それから解放されたレール部分を考慮して、同じ最大沈降(subsidence)を有する構成により、上記目的が達成される。すなわち、中間プレートは、ベースプレート上に支持されたレール部分あるいは、それに支持されたレール部分によって規定される抵抗モーメントに関して、車輪が軌道部分を走行するときに各支持ポイントにおいて軌道部分に沿って同一又は実質的に同一の最大沈降を結果として生じるように設定される。
【0010】
特に、同じ抵抗モーメントを有するレール部分につき予定される支持ポイントのために、それぞれの中間プレートが該中間プレートに面するベースプレートの負荷解放床面とは独立したベースプレートの解放の面延長部を有する。換言すれば、同じ解放面を常に有する弾性中間プレートが、その面延長部とは独立してベースプレートの下方に延出する。
【0011】
本発明の他の具体的構成において、車輪負荷がないとき、中間プレートが支持体に対してベースプレートをその前端部分で支える。
【0012】
中間プレート自体は、その中央部分に、長手方向の端縁に沿って骨形状の複数の凹所を有し、これら凹所は横方向の軸線に対し、又特に中間プレートの長手軸線に対して対称の位置に配置される。
【0013】
該凹所の形状は以下のように設定されるのが望ましい。すなわち、各凹所はベースの横方向軸線に平行な長さlaを有するとすると、該横方向軸線に平行な一列内に配置された2つの凹所間隔lzは、
1.1×la≦lz≦1.5×laの範囲に設定される。凹所は中間プレートの連続した部分によって制限ないし区切られる。この連続部分は通常の許容される車輪負荷の場合に、端縁方向に沿いベースプレートを支持する中間プレートの部分の自由な外面に関してセットバックの態様で延出する。これにより、許容値を超えた負荷がかかった場合にも、ベースプレートから延出したレール部分の下方でベースプレートを直接、確実に支承することができる。
【0014】
又、本発明においては、骨形状の凹所に隣接した各横方向の端縁領域において中間プレートにU字形の凹所が更に設けられる。この凹所は長手方向に沿って、それぞれの端縁側の凹所の長さに対応する最大幅を有する。
【0015】
本発明の更なる詳細、利点及び特徴は以下、図面を参照して説明される本発明の実施の形態から理解されるであろう。
【0016】
【発明の実施の形態】
図においては、転てつ器に沿って配置された支持ポイントの種々の構成部材が示されているが、本発明は図示の構成に限定されるものではない。むしろ本発明は、支持されたレール部分を有する支持ポイントが、互いに偏倚し異なった抵抗モーメントを有する軌道部分に対して全般的に適用される。しかし、本発明によれば、同じ負荷を有する車輪が支持ポイントを通って走行するときに各支持ポイントに同一の最大の沈降を結果として生じる構成を特徴とする。本発明においては上記構成を達成させるために、まくら木やコンクリート製プレート等の支持体とリブ付きプレートとの間に矩形状の弾性中間プレートを配設したものであり、この弾性中間プレートは、同一の最大の沈降(subsidence)を確実にするために、基本レールないしストックレールや先端レールないしトングレールなどのリブ付きプレート上に支持されたレール部分の抵抗モーメントに基づき好適に設計される。これにより、リブ付きプレートは、車輪負荷がリブ付きプレートの変形を生じさせることなく経過するようにリブ付きプレートのサイズが設定される。又、抵抗モーメントは本発明の実施のために中間プレートを設計する際にも考慮し得る。
【0017】
図1に示すリブ付きプレート10は、例えば転てつ器の開始部に配置される。このリブ付きプレート10に図示しない基本レールないしストックレールが固定されるとともに複数のリブ12,14,16,18の間に延出するとともに図示しない緊張止め金具によって保持される。リブ付きプレート10自体はまくら木やコンクリート製プレートなどの支持体に開口20,22に挿着されるネジによって連結される。
【0018】
リブ付きプレート10は、その底部ないし下側に弾性材料からなる弾性中間プレート24を備える。この中間プレート24は図3乃至5の断面図で示すように、リブ付きプレート10の端部及び底部を完全に囲って覆っている。この中間プレート24とリブ付きプレート10の接続は加硫の処理によりなされる。
【0019】
図3,4に示すように、リブ付きプレート10は、中間プレート24の前端部26,28により支持されている。このリブ付きプレート10に負荷がかかっていないとき、あるいは通常の車輪負荷から解放されクリヤーされているとき、前記前端部の間の部分32が、中間プレート24の支承面34から離間した状態にある。この支承面34は、まくら木やコンクリート製プレートなどの支持体の表面あるいは該中間プレート24を直接支持するプレートの面に対応する。しかし、この点は公知の構成である。
【0020】
前記部分32は、図2で示すように、中央部36及び凹所38,40,42,44の間に延出して形成された部分46,48,50,52よりなり、これら全体により部分32が構成されている。更に、図2の底面図に示すように部分32と前端部28,30の間において、中間プレート24の長手軸線58に対し横方向に沿い矩形状の凹所60,62が設けられている。
【0021】
部分32の端部領域に設けられた4つの凹所38,40,42,44は図2からも明らかなごとく、それぞれ骨形状をなすとともに長手軸線58及び横方向軸線64に対して、それぞれ2つずつ対を成して対称の位置に配置されている。
【0022】
凹所38,40,42,44,60,62によって中間プレート24の全体的な支持面が形成され、リブ付きプレート10によって与えられる支持ポイントの最大の沈降が所望値となる剛性が得られる。該所望値は、レール部分の抵抗モーメントあるいは慣性が図1乃至5の構成とは異なる場合でも、支持ポイントの領域における支持体により特性値として予め決定される。従って、上部構造の抵抗モーメントが増大した場合に、対応する中間プレートの剛性を、最大支持面を減少させるか、あるいは他の弾性を有する中間プレート材料を用いることによって、減少させることができる。
【0023】
換言すれば、本発明によれば、支持レール部分の抵抗モーメントの増大に伴って中間プレートはより柔軟に構成される。
【0024】
図6乃至9に示す他の実施形態において、リブ付きプレート66が、一体化されたスライド床プレート68をオプションとして有する態様で示されており、その下側及び端縁に沿って弾性中間プレート72が配置されている。該中間プレート72は負荷がないか通常の負荷の場合に、主としてその周辺領域において、リブ付きプレート66を支持する。他方、連続部分をなす中央部分74はベース76から離間した状態で延出する。
【0025】
図1乃至5の実施形態と同様に、中央部分74は、骨形状の凹所78,80,82,84を規定し、これら凹所は、中間プレート72の長手軸線86及び横方向に沿う軸線88に対して対称位置に配置されている。端縁側にはU字形の凹所86,88が設けられ、これらは、実際上2つのU字形をなすベース部分90,92と、これらと離間したL字形部分94,96,100,102とよりなる。これらL字形の部分の一側部分104,106,108,110は横方向の軸線88と平行をなすとともに、中間プレート72の横方向軸線88に対して平行な凹所78,80,82,84に対応する延長部を有する。凹所78,80,82,84,86,88は中間プレート72の中央部分74により区切られて制限されており、この態様は、図7の平面図及び図8,9の断面図に示されている。
【0026】
図1乃至5に示す凹所38,40,42,44と同様に、横方向の軸線88の近傍に配置された内側の凹所78,80,82,84は骨形状を有する。従って、これら凹所78,80,82,84の間にある中間プレート72の部分は図7の平面図で見るように円形状となっている。同様の形状がL字形の凹所94,96,100,102とこれに隣接する凹所78,80,82,84の間の中間プレート72の部分にも生じている。
【0027】
骨形状を有する凹所78,80,82,84ないしは横方向の軸線88に対して平行な一側部分104,106,108,110は長さlaを有し、これは凹所78,82又は80,84の間の離間距離lzよりも小さい。距離lzは凹所の長さlaよりも約20〜50%大きい。
【0028】
リブ付きプレート10に固定された基本レールの抵抗モーメントに比してスライド床プレート68を備えたリブ付きプレート66上に支持された基本レール及びトングレールのレール部分の抵抗モーメントが大きいために、中間プレート72の剛性は図2に示す中間プレート24よりも小さい。
【0029】
もし、支持ポイントにおけるレール部分の抵抗モーメントが大きい場合、これに応じて中間プレートの剛性が更に減少する。これが図10乃至13の更なる実施形態に示されている。ここにおいて、支持フレーム114をオプションとして有するリブ付きプレート112が示され、これからガイドレールが延出する。換言すれば、リブ付きプレート112はフロッグの領域に配置されている。図1乃至9に示す実施形態と同様に、中間プレート116が設けられ、該中間プレート116は、リブ付きプレート114をその周縁(図10に示す中間プレートの端縁118)で取り囲むとともにリブ付きプレート112の下側に沿って延出している。中間プレート116の周縁118,120を介してリブ付きプレート112は通常は解放ないしクリヤーされている。リブ付きプレート112の中央領域には骨形状の凹所122,124ならびにU字形の凹所126,128がそれぞれ設けられている。U字形凹所126,128は図7に示す凹所86,88に相当する。骨形状の凹所122,124は前述の実施形態のものと同形状であり、中間プレート116の長手軸線134に対して対称の構成となっている。中間プレート116の連続部分をなす中央の部分136は、凹所122,124,126,128,130,132の間に延長し、リブ付きプレート112上に作用する通常の車輪負荷の場合に、端縁側の部分118,120に関してオフセットした態様を呈する。これが図12,13の断面図で示されている。
【0030】
しかし、これとは独立して、中間プレート116の剛性は、リブ付きプレート112により定められた支持ポイントを通過する車輪の最大の沈降がリブ付きプレート10,66を含む支持ポイントに対応ないし相当するように選定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】
リブ付きプレートを有する本発明の一実施形態の平面図である。
【図2】
図1に示すリブ付きプレートの底面図である。
【図3】
図1のA−A線に沿う断面図である。
【図4】
図1のB−B線に沿う断面図である。
【図5】
図1のC−C線に沿う断面図である。
【図6】
スライド床プレートを備えたリブ付きプレートを有する本発明の他の実施形態の平面図である。
【図7】
図6に示すリブ付きプレートの底面図である。
【図8】
図7のA−A線に沿う断面図である。
【図9】
図7のB−B線に沿う断面図である。
【図10】
支持フレームを備えたリブ付きプレートを有する本発明の更に他の実施形態の平面図である。
【図11】
図10に示すリブ付きプレートの底面図である。
【図12】
図11のA−A線に沿う断面図である。
【図13】
図11のB−B線に沿う断面図である。
Claims (9)
- 軌道部分に沿ってその断面形状が互いに異なる、特に転てつ器の形状を有する軌道部分のために、スライド床プレートあるいは支持フレームをオプションとして有するリブ付きプレート等のベースプレートと、まくら木やコンクリート製プレートなどの支持体とベースプレートとの間に配置される弾性材料からなる中間プレートを備えた複数の支持ポイントを含む軌道部分の支承装置であって、
前記各支持ポイント又は実質的に各々の支持ポイントが、それから解放されたレール部分を考慮して、同一の最大沈降を有することを特徴とする支承装置。 - 同一の抵抗モーメントを有するレール部分のための支持ポイントは、同一の負荷解放面を備えた弾性中間プレート(24)を有することを特徴とする請求項1に記載の支承装置。
- 異なる抵抗モーメントを有するレール部分のための支持ポイントは、異なる剛性を備えた中間プレート(24,72,120)を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の支承装置。
- 中間プレート(24,72,116)は、その中央部において、長手方向の端縁に沿って骨形状の凹所(38,40,42,44,78,80,82,84,122,124)を有することを特徴とする前記請求項の少なくとも1つに記載の支承装置。
- 中間プレート(24,72,116)の少なくとも長手軸線(58,86,134)に対して対称の位置に凹所(38,40,42,44,78,80,82,84,122,124)が配置されてなることを特徴とする前記請求項の少なくとも1つに記載の支承装置。
- 中間プレート(24,72)の長手軸線(58,86)及び横方向に沿う軸線(64,88)の両方の軸線に対して対称位置に凹所(38,40,42,44,78,80,82,84)が配置されてなることを特徴とする前記請求項の少なくとも1つに記載の支承装置。
- 骨形状の凹所(38,40,42,44,78,80,82,84,122,124)の各々は、長さがlaであり、横方向に沿う軸線(64,88)に対して平行な列に配置された凹所の距離lzは、
1.1×la≦lz≦1.5×la
の範囲にあることを特徴とする前記請求項の少なくとも1つに記載の支承装置。 - 骨形状の凹所(38,40,42,44,78,80,82,84)は、通常の車輪負荷の状態で、下側の中間プレートの支承面(34,76)から離間した中間プレート(24,72)の連続部分(36,74)によって制限されることを特徴とする前記請求項の少なくとも1つに記載の支承装置。
- 中間プレート(24,22)は、骨形状の凹所(78,80,82,84,122,124)に隣接したそれぞれの横方向端部領域においてU字形凹所(86,88,126)を更に有し、該U字形凹所の長手方向に沿う長さ部分は、骨形状の凹所の長さlaに対応する最大幅を有することを特徴とする前記請求項の少なくとも1つに記載の支承装置。
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