JP2004509373A - 眼鏡アクセサリーフレーム、眼鏡装置、及び磁性眼鏡器具の形成方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】眼鏡アクセサリーフレームは、補助フレーム(102)を含む。この補助フレームは熱処理された磁性合金を含む。補助フレームの磁性合金は磁気によって補助フレーム(102)を磁化可能な材料を有する主フレーム(104)に連結するよう形成されている。方法も提供されている。
【選択図】図1
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は眼鏡等に関するものである。さらに具体的には、本発明は眼鏡のための補助フレーム、及び眼鏡器具に関わるものである。
【0002】
【従来の技術】
Meekerに与えられた米国特許第4,070,103号は眼鏡と、着脱可能なワン−ピースのレンズ枠カバーとを開示する。ある実施例によれば、磁性帯がレンズ枠カバー内面の溝に設けられている。眼鏡上の各レンズ枠は部分的あるいは全体的に磁化可能な材料で製造されており、その磁化可能材料が磁性バンドを介して眼鏡の縁へのレンズ枠カバーの取付けを容易にする。しかしながら、レンズ枠カバー上にある溝の中に設けられた磁性バンドは比較的大きく複雑で、各レンズ枠カバーが眼鏡に設置された際に美的外観を失う。上述の課題は、眼鏡が比較的薄く控えめなスタイルの際に、特に望ましくない。
【0003】
Chaoに与えられた米国特許第5、786,880号は、磁化部分より先んじて眼鏡フレームにはめ込まれた少なくとも一つの磁化可能部を持つ主フレームと第2のフレームを含むスペクタクル、いわゆるメガネ、フレームを開示する。フレームを削り取ることによりフレームにはめ込まれた部分には電気鍍金が施され、磁性部分がフレーム埋め込まれるように塗装される。電気鍍金と塗装の後、フレームの外観への損傷を防ぐために電磁装置のような磁化装置を用いて部材が磁化される。しかしながら、その様な技術は眼鏡フレームに穴を掘削する必要がある。眼鏡フレームは下地材料を有し、そこで前記磁石がその様な掘削された穴にはめ込まれる。しかるべく、結果的に生じる眼鏡フレームは比較的大きくかさばり、また特にその様な眼鏡フレームがスポーツ競技やランニングの際に使用された際に穴に配置された個別の磁石は眼鏡フレーム上で主フレームと補助フレームを常につなげるほど十分に強力であるとは限らない。
【0004】
Chaoに与えられた米国特許第5,568,207号、第5,737,054号、第5,882,101号、第5,877,838号、第5,883,688号、第5,883,689号の全特許と、Chao他に与えられた米国特許第6,012,811号は、眼鏡に備え付けつけるための個別磁石及びフック部材、クリップ、フラップを用いた補助レンズ、眼鏡器具、そして眼鏡フレームを様々に開示する。しかしながら、その様な装置はまだ多数の問題点に直面する。すなわち、その様な装置は眼鏡フレームを比較的扱いにくくし、また眼鏡に取り付けられた際に美的不快感を与える。さらに配列ミス問題や、眼鏡と上記の眼鏡フレームのはめ込みや取り外しが困難であるといった問題点が残る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従って、眼鏡フレームを眼鏡に取り付ける際などの場合において補助フレームを主フレームに接続するための、より改善された方法の必要性が存在する。特に、より簡単でしっかりと補助フレームを主フレームに接続でき、なおかつ美低感覚に適う眼鏡装置を提示する器具と方法の必要性が存在する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
補助フレームと、主要・補助フレーム眼鏡装置のそれぞれは、補助フレームと主フレームの付着を可能にする磁気性質を与えるために熱処理された磁性合金を含む。ある構造によると、主フレームは眼鏡を有し、また補助フレームはサングラス付属部を有する。ある構造に基づくと、熱処理された磁性合金は鉄・クロム・コバルト合金のようなスピノーダル分解合金を有し、その合金は先ず適当な物体形状に成型され、そして適当に成型された物体に適当な磁気性質を与えるよう熱処理される。
【0007】
ある実施例によると、眼鏡アクセサリーフレームは補助フレームを含む。補助フレームは熱処理された磁性合金を含む。補助フレームの熱処理された磁性合金は磁化可能材料を持つ主フレームに補助フレームを磁性接続するよう構成されている。
【0008】
他の実施例によると、眼鏡装置は主フレームと補助フレームを含む。主フレームは磁化可能な材料を含む。補助フレームは、少なくとも部分的に補助フレームを磁化するよう熱処理されたスピノーダル分解合金を含む。補助フレームの磁化された部分は、主フレームの磁化可能材料と相互に作用することによって補助フレームを主フレームに磁気接合する。
【0009】
さらに別の実施例によると、眼鏡装置は第1のフレームと第2のフレームを包括する。第1のフレームは磁化可能な材料を含む。第2の、補足フレームは熱処理された磁性合金を含む。第2のフレームの磁性合金は第1のフレームの磁化可能材料と相互に作用することによって第1のフレームと第2のフレームを磁気接合する。
【0010】
さらに他の実施例に基づくと、磁性眼鏡装置を形成する方法が提供される。その方法には、スピノーダル分解合金から少なくとも部分的にアクセサリーフレームを形成すること、そしてスピノーダル分解合金を磁化するために形成されたアクセサリーフレームを熱処理することが含まれる。
【0011】
またさらに他の実施例によると、磁性眼鏡装置を形成する方法が提供されている。その方法には、スピノーダル分解合金を持つ補助フレームを実現すること、そしてスピノーダル分解合金を磁化するためにスピオーダル分解合金を熱処理することが含まれる。
【0012】
【発明の実施の形態】
ここで、出願者の発明の抜粋された実施の形態について言及する。複数の実施例が以下に記述され、図を参照して描写されており、それぞれの実施例はサングラス付属部品を眼鏡に固定する際などにおける補助フレームを主フレームに固定するための装置と方法を有する。図1〜8は第1の実施例を図解で説明する。図9〜15は第2の実施例を図解で説明する。図16〜22は第3の実施例を図解で説明する。図23〜27は第4の実施例を図解で説明する。最後に、図28〜33は第5の実施例を図解で説明する。発明は複数の抜粋実施形態に基づいて述べられているが、説明記述はその様な実施形態のみに限られるのではなく、実施形態よりも広範囲であろう補助請求の範囲内に含まれている代替案、同等物、変形例を包含することが理解される。
【0013】
考慮中の発明を不明瞭にするのを防ぐため、現在において技術的に理解されているように、必要に応じて現在の理解されている周辺の詳説を参照として組込むと共に、発明の実施に適切な詳説のみが詳しく詳細に渡って解説されている。
【0014】
図1は出願者の発明のある抜粋された実施形態を具体的に説明し、前記眼鏡装置は参照番号100として提供され、識別される。眼鏡装置100は、サングラス付属部102を有し、それは取り外し可能なように眼鏡104に固定され、使用者106によって着用される。図9における代替実施形態への参照と共に以下に記載されているように、眼鏡104が使用者106によって着用されている場合、或いは眼鏡104が使用者106から取り外された場合に、サングラス付属部102は眼鏡104と付着および取外しするよう構成されている。
【0015】
図1に示されるように、サングラス付属部102は補助フレーム108を有し、眼鏡104は主フレーム110を有する。補助フレーム108は少なくとも部分的に磁性合金から構成され、また主フレーム110は少なくとも部分的に磁化可能な材料から構成されている。ある構成によると、補助フレーム108は全てが磁性合金から構成されており、主フレーム110はその全てが磁化可能な材料から構成されている。他の構成によれば、補助フレーム108の形成に用いられる別の構成部品のみが磁性合金で形成されており、また主フレーム110の形成に用いられる別の構成部品は磁化可能な材料から形成されている。補助フレーム108の磁性合金と主フレーム110の磁化可能材料間の協力作用は、互いに接合あるいは近接して配置された場合に、補助フレーム108が主フレームに磁気によって接合されることで主フレーム110と補助フレーム108を摩擦で接合する。
【0016】
さらに詳細には、特に補助フレーム108の磁性合金と主フレーム110の磁化可能材料に関して、補助フレーム108は、主フレーム110の最も前方の表面(使用者から離れた)と一致する最も後方の表面(使用者側)を持つよう構成されている。望ましくは、補助フレーム108が主フレーム110の一般的な形にしっかりと”フィット”するほど、若しくは実質的な平行整列して組込まれて適合することにより、そのフレーム間に実質的に均一な接合あるいは密接な位置設定がもたらされる。結果的に、補助フレーム108の磁性合金は主フレーム110の磁化可能材料と一体となって磁力を発生する。
【0017】
ある代替構造において、補助フレーム108は少なくとも部分的に磁化可能な材料から形成され、主フレーム110は相補的に磁性合金から形成され、実質的にフレーム間の接合部はそれぞれ磁化可能材料と磁性合金から形成される。
【0018】
ある構造に基づくと、適切な磁性合金はステンレス鋼に類似した性質を持つスピノーダル分解合金を有する。ある形態において、上記の様なスピノーダル分解合金はワイヤー形状として製造される。その様なスピノーダル分解合金は比較的望ましい磁気特性を持った鉄・クロム・コバルト磁性合金を有する。そのような合金は、ワイヤー形状の合金材料を活用して適当な形状に成形され、その適当な合金はその後、望まれる磁気特性を与えられるよう熱処理される。
【0019】
前述のスピノーダル分解合金の使用は、従来眼鏡や眼鏡アクセサリーの構造において知られていない。それどころか、出願者は前述のスピノーダル分解合金が以前に消費者製品のセキュリティータグの構成に使用されていることを発見している。既に説明されている従来技術の問題に対する解決案を考案する出願者の努力は、材料やこれまでの眼鏡や眼鏡アクセサリーの構成において以前利用されていない処理方法の評価と調査を必然的に伴った。
【0020】
前述のスピノーダル分解合金のひとつの市販供給元はThe Arnold Engineering Company、 Rolled Products Division、 300N. West Street、Merango、Illinois 60152である。Arnold Engineering Companyは前述のスピノーダル分解合金の商品名を”Arnokrome3TM”としてワイヤー形状で製造、販売、熱処理する。出願者はその様なワイヤー形状物を用いて適切な補助フレームを形成した。スピノーダル分解合金を使用して補助フレームを形成後、前述の合金を熱処理することによってその原料は望まれる磁気特性をスピノーダル分解合金と補助フレームに与える。その様なスピノーダル分解合金における特定の構造と熱処理についての詳細は、Andersonに与えられた米国特許番号4,120,704に公開されており、Arnold Engineering Companyに譲渡されている。その米国特許番号4,120,704はこの参照によって明細に組込まれる。
【0021】
その他複数の熱処理された磁性合金は、主フレームと第2のフレームを相互に付着する際に、主フレーム或いは第2のフレームのどちらかに使用することができる。金子他に与えられた米国特許第3,806,336号、井上に与えられた米国特許第3,954,519号、岩田他に与えられた米国特許第3,982,972号、神野他に与えられた米国特許第4,324,597号、Jinに与えられた米国特許第4,251,293号、神野に与えられた米国特許第4,236,919号、Jinに与えられた米国特許第4,253,883号、Chin他に与えられた米国特許第4,311,537号、山下他に与えられた米国特許第4,601,876号、Brandis他に与えられた米国特許第4,604,147号、そしてLiu他に与えられた米国特許第5,351,033号は磁気特性を与える様々な適切な合金を開示し、ここに参照により組込まれる。さらに、セキュリティーマーカとセキュリティータグの非類似技術に適用された前述の合金の使用に関する詳細は、Monteanに与えられた米国特許第4,967,185号と米国特許第5,432,499号、Zarembo他に与えられた米国特許第5,477,219号に開示され、ここに参照として組込まれる。
【0022】
ある構造によると、適切な磁化可能な材料は鋼を含む。しかしながら、磁化可能材料は、鋼やステンレス鋼、その他磁気材料の近くに置かれた際にその磁気材料に物理的に引き付けられることの可能などのような合金もが磁化可能な材料として供給される。
【0023】
図2に示されるように組立て時において、眼鏡装置100の眼鏡付属部102と眼鏡104は、磁化可能材料によって主フレーム110との磁気(及び摩擦)接合を与える補助フレーム108の磁性合金の働きにより磁力で互いに付着する。図2に描写された構造に基づくと、使用者が眼鏡104を着用している際でも、補助フレーム108は主フレーム110と装着および取外し可能なように構成されている。その様な装着・取外しは、補助フレーム108における磁性合金の使用によりクリップや付属固定装置の必要性が削除されたため、比較的簡単で確実なものとなる。
【0024】
さらに補助フレーム108は、主フレーム110の形状と寸法に実質的に適合するように(正面図と側面図に見られるように)構成されている。しかしながらこの実施形態において、つる123は補助フレームに包含されていない。したがって、魅力的な美的外観が眼鏡装置100によって提示される。よって、眼鏡装置100はオブザーバーに補助フレーム108があたかも存在しないかのような印象を与え、眼鏡装置100によって提示された主フレーム110に類似した外観を与える。それ故に、サングラス付属部102を眼鏡104に使用することで従来の”アドオン”や”クリップオン”サングラス付属部の外観が解消される。
【0025】
図3はさらにサングラス付属部102、すなわち補助フレーム108の後方円周面を図解で説明する。望ましくは、補助フレーム108の表面全てが磁性合金で形成され、そこで組立時にフレーム間でより一層の磁気接合と相互作用を提供するために前述の後方円周面では個々のレンズが主フレーム110の先端(図4参照)と噛合うことで接合する。
【0026】
図4はサングラス付属部102の眼鏡104の正面への取付けを図解で説明する。ある適切な付着技術は図1に示され、そこで使用者は眼鏡104を装着しており、眼鏡付属部はただ単に配置されて眼鏡104と噛合うことにより、そのフレーム間に磁力と固定を与える。随意的に、サングラス付属部102と眼鏡104は使用者から取り外されて手に持っている際にも取付けが可能で、以下に図9の代替実施形態への参照とともに示されている。
【0027】
図4のように、サングラス付属部102は、一対の付属レンズ112と114を含む補助フレーム108を有する。ある構造によると、付属レンズ112と114のそれぞれは偏光レンズのようなサングラスレンズを有する。任意に、付属レンズ112と114は拡大鏡、色付きレンズ、フィルターレンズ、またはニ焦点レンズを具備することができる。さらに、眼鏡104の一対の主要レンズ116と118は、使用者の視力を矯正するよう構成された一対の地上、処方レンズなどを具備する。
【0028】
補助フレーム108はさらに、一対の付属固定機能,またはレンズ縁124と126、と接合するブリッジ120を具備する。同様に、主フレーム110上のブリッジ122は一対の主要固定機能、或いはレンズ縁128と130、を接合する。さらに、一対のテンプル延長部、或いはつる、123は主フレーム110の両側面を後方に伸びる。技術的に現在理解されている多くの技法のどれに於いても、個々のつる123は丁番ネジ127を中心としてスタッド125、或いはこめかみ部、を枢軸的に支える。
【0029】
図5に示されるように、サングラス付属部は、主フレーム110と隣接して組込まれる関係にある際に補助フレーム108の磁気による噛合いによって眼鏡104に接合される。上記のような構造において、ブリッジ120と122は物理的には接触関係にはなく、よってフレーム間の磁気による噛合いには関与しない。代案として、ブリッジ120は磁性合金から形成され、ブリッジ122は磁化可能材料から形成されることも可能で、ブリッジ120と122はお互いに磁力を持つよう取付けの際に噛合うよう構成することも可能である。
【0030】
図6と図7はさらに、眼鏡装置100のサングラス付属部102と眼鏡104の取付け前構成(図4と同様)と取付け後構成(図5と同様)の側面図を図解で説明する。とりわけ図6と図7はそれぞれフレーム間の噛合い前後の補助フレーム108と主フレーム110の実質的な適合構成を図解で説明する。従って、後端あるいは補助フレーム108の表面は実質的に前端あるいは主フレーム110の表面の幾何学的形状に適合することが理解される。図7のように取付けられた際に、補助フレーム108の後端は主フレーム110の前端と近接し、実質的に噛合う関係に置かれ、フレーム間に磁力と接辞添加をもたらす。しかしながら、塗装やメッキ材などの表面処理加工が補助フレーム108や主フレーム110のうち一つ以上にオプションで施された場合にも加工された表面を通して磁力が働くことが理解される。したがって、補助フレーム108はフレーム間の摩擦接触の結果として主フレーム110上に付着され、接触は補助フレーム108の磁性合金と主フレーム110の磁化可能材料によってもたらされる。
【0031】
図8には、補助フレーム108の後端が主フレーム110の前端と真直ぐ、物理的に隣接して示されている。それに応じて、磁力はサングラス付属部102と眼鏡104(図2を参照)を固定するのに十分な摩擦接触をフレーム間に与える。
【0032】
眼鏡付属部102の補助フレーム108が主フレームと直接に接触して示されているが、レンズ枠128と130(図4参照)の個々が主フレーム110の円周と完全に接触する必要はないことが理解される。局部間の接触は十分な磁力をもたらすかもしれない。しかしながら、その間の磁力を向上させるには、完全なる円周接触が実現されることが必要ではないにせよ望ましい。
【0033】
のみならず、フレーム間の磁力を高めるためには補助フレーム108と主フレーム間に最大限の接触面積を装備することが望ましい。しかしながら、必要な表面積はサングラス付属部を補足的眼鏡上に十分に保持するのみであると理解される。したがって、”フィットアップ”の特定度合いとサングラス付属部の補助フレーム108及び主フレーム110と眼鏡の接触のそれぞれは、サングラス付属部の重量と補助フレーム108の磁性合金に与えられた磁気の度合いに応じて異なる可能性がある。
【0034】
図9は、サングラス付属部102(図1〜8)に類似するサングラス付属部の第2の実施形態を図解によって説明し、それは眼鏡104に磁気装着するよう構成されている。しかしながら、サングラス付属部202は、少なくとも部分的に磁性合金から形成された補助フレーム208を有し、さらに一対のリムフランジ132と134を含む。リムフランジ132と134のそれぞれは取付け時において補助フレーム208の最上端に沿って位置し、また主フレーム110の最上端の縁に位置する。したがって、リムフランジ132と134は、補助フレーム208を主フレーム110に固定する際の磁力を助ける。
【0035】
上記のような代替実施形態は、眼鏡104の使用者がランニングやバレーボール、その他の眼鏡104とサングラス付属部202が振動してサングラス付属部が眼鏡104から除落するほどの激しい身体活動に参加する際に特に望ましい。その様な除落はサングラス付属部202に作用する慣性力に依るもので,補助フレーム208と主フレーム210間の磁力による摩擦力の限度を越えたために起こる。しかしながら、リムフランジ132と134の添加は多くの用途において必要ではなく、そのような例として特に振動や振れなどの激しい活動が結果的に補助フレーム208に著しい減速作用を加ることがない場合、または十分な磁力がこれらの状況下における接合を実現する場合などが挙げられる。したがって、サングラス付属部202と眼鏡104は代替実施形態の眼鏡装置200を提供するよう互いに働きあい、特に激しい活動や環境に適する、向上した保持力をその間に提供する。
【0036】
サングラス付属部202と眼鏡104(図9)間における付着および取外しは図10〜15への参照と共にさらに説明される。図10に示されるように、サングラス付属部202の補助フレーム208は磁気接合部で眼鏡104の主フレームに組込まれる。正面図に示されるように、眼鏡装置200の総合美的外観への悪影響を最低限にとどめるためリムフランジ132と134は主フレーム110の上端に沿って構成されている。さらにリムフランジ132と134は、それぞれ個別の棚状のもの、すなわちレッジ、を設け、それが主フレーム110の上面に沿って組込まれる(図15に示されている)。リムフランジ132と134を除く、補助フレーム208の残りの部分は図8の第1の実施形態に示された隣接触と同様に、磁気接合した物理的隣接によって付着する。
【0037】
図11は、リムフランジ132と134の構造をさらに図解によって説明する。ある構造に基づくと、リムフランジ132と134もまたスピノーダル分解合金のような磁性合金から構成される。代案として、リムフランジ132と134は非磁性合金のような非磁性材料から構成され、その結果補助フレームと主フレーム間の付着力と配列を助ける。それ故にリムフランジ132と134はまたサングラス付属部102を眼鏡104に磁気接合において取り付けた際に正確な配列をもたらす。したがって、リムフランジ132と134は、主フレーム110の上端とリムフランジ132と134との相互作用を通してさらなる機械的接合を提供する。
【0038】
図12〜14は、サングラス付属部202が磁気接合により眼鏡104上に配置関係を持つ場合の、リムフランジ132と134が主フレーム110上へ配置された比較的合理化されて控えめな様態をさらに詳細に渡って説明する。図12〜14に示されるようにリムフランジ132と134は、ブリッジ122と個々のテンプル延長部123間の主フレーム110の上端上にそれぞれ完全に配置される。上記の主フレーム110の上端に沿ったリムフランジ132と134の実質的な完全配置は、特に眼鏡装置を上から眺めた際に補助フレーム208と主フレーム110間にできた端の継ぎ目を部分的に隠すのに役立つ。従って、添加美的特性がリムフランジ132と134によってもたらされる。
【0039】
さらに、付属固定機能224と226はそれぞれリムフランジ132と134を含み、その個別の接眼レンズは個々の付属固定機能224と226によって固定される。ある構造によると、付属固定機能を不連続にしてレンズの挿入と取り外しを容易にするために、スリットが付属固定機能224と226(図示せず)のそれぞれに設けられている。一対のフェルールが上記のスリットの対辺に設けられ、ネジ部品がスリットを確実に繋いで付属固定機能を閉じ、よって付属固定機能における挿入や取外し、固定を容易にするのに役立つ。上記の構造の更なる詳細は技術的に現在理解され、考慮中の発明を不明瞭にするのを防ぐため本実施形態およびその他の実施形態から省略される。
【0040】
図13は、サングラス付属部202の補助フレーム208が眼鏡104の主フレーム110に配置、取付けされる前の図解である。サングラス付属部202と眼鏡104間の適合したフィットアップは、図14に示されたように取付けられた状態に眼鏡装置200においてさらに描写される。
【0041】
図15は、サングラス付属部を眼鏡に固定するための、主フレーム110への補助フレーム208の磁気接合を図解によって説明する。さらに詳しく、リムフランジ134の構造は 補助フレーム208の主フレーム110への更なる支えを提供するため主フレーム上に明かに配置されて見える。その様な物理的な配置接合は、補助フレーム208の構造に使用されたような磁性合金によってもたらされる。従って、主要な固定力は、主フレーム110の磁化可能材料に摩擦接合や磁力を結果として与える補助フレーム208の磁性合金によって与えられる。その様な磁性接合は、主フレーム110の上端と相互に作用し合うリムフリンジ134の存在によってさらに確保される。その上、リムフランジ134は主フレーム110上の補助フレーム208をさらに支える手助けをする。
【0042】
図16〜22は第3の実施例の補助フレーム308を図解によって説明し、その補助フレームは取付けによって眼鏡装置300を形成するよう磁気および物理的に主フレーム210に付着する。とりわけ、補助フレーム308は実質的にサングラス付属部と均等に構造さるが、例外として一対の外部スロット136と一対の内部スロット140は眼鏡204の正面とフィットアップする噛合いを実現するため補助フレームの後面に形成される。眼鏡204は、図1〜15と23〜27の実施形態に様々に説明された眼鏡104と類似する。しかしながら、眼鏡204は隆起あるいは前方に伸びたつる先端部144の追加の特徴を含み、つる先端部はつる233の両端に設けられ、一対の隆起あるいは前方に伸びたアーム146がブリッジ122の両端に設けられている。隆起したつる先端部144と隆起したアーム146のそれぞれは、図20に示されるように取り付けられた際にスロット136と140に互いに噛合う接合部を提供するため、主フレーム210の前面に隣接して前方に伸びるよう構成されている。
【0043】
図19に示されるように、補助フレーム308のスロット136は、補助フレーム308が主フレーム210と磁力接合し固定されるように、隆起したつる先端部144と相互に噛合って接合しながら組込まれるよう寸法設定し構成されている。図20に図解されたような接合において、フレーム同士が磁気で付着された際に補助フレーム308と主フレーム210間の配置とフィットアップをさらに容易にするため、スロット136は隆起したつる先端部144と協調する。従って、その様な相互に噛合う接合は、補助フレーム308の磁性合金が主フレーム210の磁化可能材料に磁気接合をもたらす結果、補助フレーム308と主フレーム210の間に与えられた摩擦接合をさらに向上する。同様に、隆起したアーム146は互いに噛合った関係でスロット140(図17)と接合することにより、位置合わせされた噛合いを向上する。
【0044】
図21は、フレーム間の磁力(これは摩擦接合を引き起こす)から生じる補助フレーム308の主フレーム210への付着を図解で説明し、さらに図16〜20への参照と共に予め説明されたスロット、アーム及びつる先端部の物理的相互の噛合いによって裏付けされる。図1〜15に描写された実施形態の主張により、良い物理的隣接とフィットアップは望ましいところでは補助フレーム308の磁性合金部と主フレーム210の磁化可能材料部の間にもたらされる。
【0045】
望ましくは、補助フレーム308の全接合表面部はスピノーダル分解合金のような磁性合金から形成され、主フレーム210の誘導する全接合表面は鋼やステンレス鋼あるいは隣接した際に磁性材料に物理的に引き付けられることが可能な合金のような磁化可能な材料から形成される。
【0046】
図22は、隆起したつる先端部144とスロット138間にもたらされた連結あるいは相互噛合い接合を詳細に渡って説明する。隆起したアーム146は同様にスロット140及び142と相互に噛合うことが理解される。図22に示されるように、実質的に均一で一様なフィットアップが主フレームの固定機能130と補助フレームの付属固定機能326の間にもたらされる。付属固定機能326が機能間の磁力のために固定機能130と摩擦接合することから、スロット136や隆起つる先端部144のようなスロットと隆起アーム或いは隆起つる先端部との間の協力はサングラス付属部を眼鏡に配列し固定させ、従ってしっかりしたフィットアップと磁力がその間にもたらされることをさらに確実にし、それは特に比較的厳しい環境で結果的にもたらされる眼鏡装置を使用する際の磁気固定力を向上する。
【0047】
図23〜27は、組立て時に眼鏡装置を形成するための眼鏡104(第1と第2の実施形態に示されている)に磁気によって付着したサングラス付属部402の第4の実施形態の構造を図解で説明する。より詳しくは、サングラス付属部402の補助フレーム408が一対のフォーク状固定部236と共に提供される。サングラス付属部402を眼鏡104から除落する可能性のあるスポーツ競技などに参加するといった激しい環境に、上記のような眼鏡装置400をさらす際、フォーク状固定部236はサングラス付属部402の眼鏡104上での固定をさらに確実にするために主フレーム110のつる123と協力する。
【0048】
図23のように、補助フレーム408の対抗する最も外側の縁の個々は、補助フレームが主フレームに磁気で付着するように、主フレーム110から伸びる各つる123と協調する専用のフォーク状固定部236を包含する。取り付けられた際に、フォーク状固定部236はサングラス付属部402を眼鏡104に位置付けるのに役立ち、結果としてその間に最良のフィットアップを与え、磁気による接合を確実にする。
【0049】
図24は各フォーク状固定部236の補助フレーム408への位置付けと取付けをさらに図解で説明する。フォーク状固定部236の付加を除いて、補助フレーム408は図1〜8の第1の実施形態に描写された補助フレーム108と実質的に同様であることが理解される。フォーク状固定部236は磁性合金から形成されてもされなくても良い。
【0050】
図25〜27は、取付け時における眼鏡104と協調する、フォーク状固定部236によってもたらされるより向上された固定力を詳細に渡って図解で説明する。図25に示されるように、眼鏡104は図1〜15に描写された初めの二つの実施形態と基本的に同一であり、そこで各つる上のつる先端部244、或いはテンプル延長部123、は主フレーム110の前端と実質的に同一平面上にある。各フォーク状固定部236は、取付け接合時に補助フレーム408を主フレーム110に並べるよう、各つる先端部144の先端と下端を包み込むように寸法が決められる。フォーク状固定部236はさらに補助フレーム408と主フレーム110の間の磁性噛合い時にフィットアップと配列を維持する。従って、上記のような相互の噛合いはサングラス付属部402の眼鏡104への配列および磁気接合をさらに確実にする。
【0051】
よってフォーク状固定部236は、各隆起つる先端部144、隆起アーム146、そしてスロット136と140を含む、図16〜22の実施形態で使用される相互噛合いによる接合に代替構造を提供する。
図26に示されるように、各フォーク状固定部236は上アーム147と下アーム148を含み、それらの間にはつる先端部を受け止められるよう十分に間隔を介している。ある構造によると、アーム147と148はフォーク状固定部236がただ補助フレーム408と主フレーム110間に配列を与えるほどにつる先端部144と関係して十分に間隔を介しており、また単にサングラス付属部402を眼鏡104上に接合させるために十分な締まりばめはその間に提供しない。代案として、アーム147と148はつる先端部244に締まりばめを与えるために間隔を空けて位置させ、それはサングラス付属部402とめがね104の間に付加的な保持力(上記は磁気接合によってのみ与えられる)をもたらす。
【0052】
図27に示されるように、補助フレーム408の構造において磁性合金を使用することにより磁力が与えられ、また主フレーム110の構造において鋼のような磁化可能材料を使用した結果として、補助フレーム408は主に主フレーム110に付着する。しかしながらフォーク状固定部236は、各補助フレーム408と主フレーム110の磁性合金と磁化可能材料の間に発生するしっかりした配列とフィットアップを確実にするために取付け時につる先端部244と協調し、よってその間に分離が起こり得る厳しい環境において眼鏡400を使用する時にも継続した固定力が保証される。
【0053】
図28〜33は第5の実施形態である、めがね304に磁気で付着するサングラス付属部502の構造を図解によって説明する。めがね304は図18の第3の実施形態に示されためがね204に類似するが、図25のつる先端部244に似たつる先端部344(図30参照)を包含する。サングラス付属部502はめがね304と結合して、取付け時に眼鏡装置500を形成する。より詳しくは、サングラス付属部502の補助フレーム508は一対の巻きつけ型固定アーム336によって提供される。サングラス付属部502が眼鏡204から除落する可能性のあるスポーツ競技などに参加するといった激しい環境に、上記のような眼鏡装置500をさらす際、固定アーム336はサングラス付属部502の眼鏡204上での固定をさらに確実にするため主フレーム310と互いに働きあう。
【0054】
図28に示されるように、補助フレーム508の対抗する個々の最も外側の縁は、補助フレーム508が主フレーム310に磁気によって付着する際に主フレーム310から伸びた各つる323と協力する専門の固定アームを包含する。共に取り付けられた際に、固定アーム336は眼鏡204にサングラス付属部502を配列するのに役立ち、結果としてその間に適切なフィットアップがもたらされ、磁気接合が保証される。
【0055】
磁気接合を実現するために、固定アーム336の一つと固定アーム隣接表面334はスピノーダル合金のような熱処理された磁性合金を有する。その様な合金のひとつはArnokrome3(登録商標)である。その他の固定アーム336と固定アーム隣接表面334は鋼やステンレス鋼合金のような磁化可能な材料を有する。ある構造に基づくと、固定アーム336は熱処理された磁性合金を有し、固定アーム隣接表面334は磁化可能な材料を有する。また他の構造によると、固定アーム336は磁化可能な材料を有し、固定アーム隣接表面334は熱処理された磁性合金を有する。
【0056】
固定アーム336が熱処理された磁性合金を有し、固定アーム隣接表面334が磁化可能な材料を有する場合には、補助フレーム508と主フレーム310はその他の熱処理された磁性合金や磁化可能材料から形成されていないかもしれないことが理解される。固定アーム336は磁化可能な材料を有し、固定アーム隣接表面334は熱処理された磁性合金を有する際にも同様のことが言える。その様な場合において、磁力はサングラス付属部502と眼鏡304間にもたらされ、それは固定アーム336と固定隣接表面334の間の相互作用のみを基準としている。相互に噛合う物理的結合は、固定アーム隣接表面334と物理的に隣接するようつる323を巻きつける固定アーム336によって付加的に提供される。任意的に、補助フレーム508と主フレーム310のそれぞれが熱処理された磁性合金および磁化可能な材料のどちらかを使用することによってフレーム間にさらなる磁力を与える材料から形成されることが可能である。
【0057】
図29は、各巻きつけ固定アーム336の補助フレーム508への位置付けをさらに図解で説明する。フォーク状固定部236の代用部品の固定アーム336を除いて、補助フレーム508が図23〜27の第4の実施形態に描写された補助フレーム408と実質的に同様の幾何形状で構造されていることは理解されている。
【0058】
さらなる任意的な構造として、固定アーム336は熱処理された磁性合金あるいは磁化可能な材料から形成されない。その代わりに、磁力がサングラス付属部502と眼鏡304の間に、各ピースが熱処理された磁性合金や磁化可能な材料から、或いはその他の熱処理された磁性合金や磁化可能な材料のようなものから形成される。
【0059】
図30〜33は、巻き付け型固定アーム336が眼鏡304との取付け時に協調し合う際にその固定アーム336によって提供される向上された固定力に関して詳細に渡って図解で説明する。図30に示されるように、眼鏡304は図1〜15に描写された初めの二つの実施形態と基本的に同一であり、そこで各つる323、或いはテンプル延長部、のつる先端部344は、主フレーム310の前端と実質的に同一平面状にある。各固定アーム336は、付着噛合いの際に補助フレーム508を主フレーム310に配列するよう各つる隻部344の上端および下端に巻き付くよう寸法決めされる。固定部336はさらに、補助フレーム508と主フレーム310の間のフィットアップ、配列そして磁気噛合いを保持する。従って、そのような相互の噛合いはさらにサングラス付属部502の眼鏡304への配列および磁気による接合を確実にする。
【0060】
その結果、固定アーム336は、図23〜27の実施形態において活用されたフォーク状固定アームの相互の噛合いによって提供された構造に代替構造をもたらす。
【0061】
図31に示されるように、個々の固定アーム336は眼鏡304の各つる323を包み込む。取付け時において、固定アーム336がつる323をクリアーするように、補助フレーム508は眼鏡304と相対して引き上げられる。そして図32のように、固定アーム326が個々のつる323と磁気によって噛合うように補助フレーム508は眼鏡304と並び、組込まれるよう引き下げられる。
【0062】
特に図33は、補助フレーム508を眼鏡304に固定する固定アーム326とつる323の間に組込まれた磁気による噛合いを詳細にわたり図解で説明する。固定アーム336は、後方に伸びるつめ337と、つめ337から下方に伸びる固定パッド339を具備する。一つの実施形態におけるパッド339とつめ337は上に説明された熱処理を経て磁化されたスピノーダル分解合金を有する。その様な実施形態によると、つる323のつる先端部344はステンレス鋼合金のような磁化可能な材料を含む。代案として、固定アーム336はステンレス鋼合金のような磁化可能材料を有し、またつる先端部344(及びつる323)は磁気特性を持つよう熱処理されたスピノーダル分解合金を有する。
【0063】
図33に示されるように、補助フレーム508の構造において磁性合金を使用することにより磁力が与えられ、また眼鏡304上の(つる323の)つる先端部344の構造において鋼のような磁化可能材料を使用した結果として、補助フレーム408は主に主フレーム310に付着する。取付け時に、補助フレーム508と主フレーム310間のしっかりとした配列とフィットアップを保証するために、固定アーム336はつる先端部344(及びつる323)と互いに働きあう。固定アーム336がつる先端部344を包み込む際の様態は、補助フレーム508の主フレーム310への機械的付着をさらに提供し、よってその間に分離が起こり得る厳しい環境において眼鏡500を使用する時にも継続した固定力が保証される。
【図面の簡単な説明】
抜粋された発明の実施態様が、以下に添付された図への参照と共に下に述べられている。
【図1】
図1は、使用者が主フレームを着用している際の第1の実施例である補助フレームの主フレームへの装備を図解する眼鏡使用者の簡易化された斜視図である。
【図2】
図2は、第1の実施例である補助フレームが主フレームに付着された正面図である。
【図3】
図3は、第1の実施例である補助フレームの背面図である。
【図4】
図4は、第1の実施例である本発明の補助フレームの主フレームへの装着前の補助フレームと主フレームの平面図である。
【図5】
図5は、本発明の第1の実施例において、補助フレームが図4の主フレームに装着された平面図である。
【図6】
図6は、補助フレームの主フレームへの装着前の本発明の第1の実施例における補助フレームと主フレームの右側面図である。
【図7】
図7は、本発明の第1の実施例における主フレームに装着された補助フレームの右側面図である。
【図8】
図8は、本発明の第1の実施例において主フレームに装着された補助フレームを示す図2の8〜8の線に沿ってとらえた、部分的及び垂直拡大断面図である。
【図9】
図9は、使用者が主フレームを片手に、そして補助フレームをもう一つの手に持っている時の、第2の実施例における補助フレームの主フレーム上への組込を図解した簡易斜視図である。
【図10】
図10は、第2の実施例における補助フレームが主フレームに装備された正面図である。
【図11】
図11は、第2の実施例である補助フレームの背面図である。
【図12】
図12は、本発明の第2の実施例において主フレームに装備された補助フレームの平面図である。
【図13】
図13は、補助フレームの主フレームへの装備前の、本発明の第2の実施例における補助フレームと主フレームの右側面図である。
【図14】
図14は、本発明の第2の実施例における主フレームに装備された補助フレームの右側面図である。
【図15】
図15は、本発明の第2の実施例における主フレームへ装備された補助フレームを示す図10の15〜15の線に沿ってとらえた、部分的および垂直拡大断面図である。
【図16】
図16は、第3の実施例である補助フレームが主フレームに装備された正面図である。
【図17】
図17は、第3の実施例である補助フレームの背面図である。
【図18】
図18は、本発明の第3の実施例における主フレームに補助フレームが装備された平面図である。
【図19】
図19は、補助フレームの主フレームへの装備前の、本発明の第3の実施例における補助フレームと主フレームの右側面図である。
【図20】
図20は、本発明の第3の実施例における主フレームに装備された補助フレームの右側面図である。
【図21】
図21は、本発明の第3の実施例における主フレームへ装備された補助フレームを示す図16の21〜21の線に沿ってとらえた、部分的および垂直拡大断面図である。
【図22】
図22は、補助フレームのレンスの周りに伸び、主フレームの止め金具と噛合った円周範囲内の凹所を示す図16の22〜22の線に沿ってとらえた、部分的および垂直拡大断面図である。
【図23】
図23は、第4の実施例の補助フレームが主フレームに接続されている正面図である。
【図24】
図24は、第4の実施例である補助フレームの背面図である。
【図25】
図25は、本発明の第4の実施例において補助フレームが主フレームに装備されている平面図である。
【図26】
図26は、補助フレームの主フレームへの装備前の、本発明の第4の実施例における補助フレームと主フレームの右側面図である。
【図27】
図27は、本発明の第4の実施例における主フレームに装備された補助フレームの右側面図である。
【図28】
図28は、補助フレームが主フレームに装備された第5の実施例の正面図である。
【図29】
図29は、第5の実施例である補助フレームの背面図である。
【図30】
図30は、本発明の第5の実施例において主フレームに装備された補助フレームの平面図である。
【図31】
図31は、補助フレームの主フレームへの装備前の、本発明の第5の実施例における補助フレームと主フレームの右側面図である。
【図32】
図32は、本発明の第5の実施例における主フレームに装備された補助フレームの右側面図である。
【図33】
図33は、補助フレームのアームと主フレームの止め金具の間の磁性および物理的な相互の噛合いを示す図30の33〜33の線に沿ってとらえた、部分的および垂直拡大断面図である。(垂直断面の拡大図)
【発明の属する技術分野】
本発明は眼鏡等に関するものである。さらに具体的には、本発明は眼鏡のための補助フレーム、及び眼鏡器具に関わるものである。
【0002】
【従来の技術】
Meekerに与えられた米国特許第4,070,103号は眼鏡と、着脱可能なワン−ピースのレンズ枠カバーとを開示する。ある実施例によれば、磁性帯がレンズ枠カバー内面の溝に設けられている。眼鏡上の各レンズ枠は部分的あるいは全体的に磁化可能な材料で製造されており、その磁化可能材料が磁性バンドを介して眼鏡の縁へのレンズ枠カバーの取付けを容易にする。しかしながら、レンズ枠カバー上にある溝の中に設けられた磁性バンドは比較的大きく複雑で、各レンズ枠カバーが眼鏡に設置された際に美的外観を失う。上述の課題は、眼鏡が比較的薄く控えめなスタイルの際に、特に望ましくない。
【0003】
Chaoに与えられた米国特許第5、786,880号は、磁化部分より先んじて眼鏡フレームにはめ込まれた少なくとも一つの磁化可能部を持つ主フレームと第2のフレームを含むスペクタクル、いわゆるメガネ、フレームを開示する。フレームを削り取ることによりフレームにはめ込まれた部分には電気鍍金が施され、磁性部分がフレーム埋め込まれるように塗装される。電気鍍金と塗装の後、フレームの外観への損傷を防ぐために電磁装置のような磁化装置を用いて部材が磁化される。しかしながら、その様な技術は眼鏡フレームに穴を掘削する必要がある。眼鏡フレームは下地材料を有し、そこで前記磁石がその様な掘削された穴にはめ込まれる。しかるべく、結果的に生じる眼鏡フレームは比較的大きくかさばり、また特にその様な眼鏡フレームがスポーツ競技やランニングの際に使用された際に穴に配置された個別の磁石は眼鏡フレーム上で主フレームと補助フレームを常につなげるほど十分に強力であるとは限らない。
【0004】
Chaoに与えられた米国特許第5,568,207号、第5,737,054号、第5,882,101号、第5,877,838号、第5,883,688号、第5,883,689号の全特許と、Chao他に与えられた米国特許第6,012,811号は、眼鏡に備え付けつけるための個別磁石及びフック部材、クリップ、フラップを用いた補助レンズ、眼鏡器具、そして眼鏡フレームを様々に開示する。しかしながら、その様な装置はまだ多数の問題点に直面する。すなわち、その様な装置は眼鏡フレームを比較的扱いにくくし、また眼鏡に取り付けられた際に美的不快感を与える。さらに配列ミス問題や、眼鏡と上記の眼鏡フレームのはめ込みや取り外しが困難であるといった問題点が残る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従って、眼鏡フレームを眼鏡に取り付ける際などの場合において補助フレームを主フレームに接続するための、より改善された方法の必要性が存在する。特に、より簡単でしっかりと補助フレームを主フレームに接続でき、なおかつ美低感覚に適う眼鏡装置を提示する器具と方法の必要性が存在する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
補助フレームと、主要・補助フレーム眼鏡装置のそれぞれは、補助フレームと主フレームの付着を可能にする磁気性質を与えるために熱処理された磁性合金を含む。ある構造によると、主フレームは眼鏡を有し、また補助フレームはサングラス付属部を有する。ある構造に基づくと、熱処理された磁性合金は鉄・クロム・コバルト合金のようなスピノーダル分解合金を有し、その合金は先ず適当な物体形状に成型され、そして適当に成型された物体に適当な磁気性質を与えるよう熱処理される。
【0007】
ある実施例によると、眼鏡アクセサリーフレームは補助フレームを含む。補助フレームは熱処理された磁性合金を含む。補助フレームの熱処理された磁性合金は磁化可能材料を持つ主フレームに補助フレームを磁性接続するよう構成されている。
【0008】
他の実施例によると、眼鏡装置は主フレームと補助フレームを含む。主フレームは磁化可能な材料を含む。補助フレームは、少なくとも部分的に補助フレームを磁化するよう熱処理されたスピノーダル分解合金を含む。補助フレームの磁化された部分は、主フレームの磁化可能材料と相互に作用することによって補助フレームを主フレームに磁気接合する。
【0009】
さらに別の実施例によると、眼鏡装置は第1のフレームと第2のフレームを包括する。第1のフレームは磁化可能な材料を含む。第2の、補足フレームは熱処理された磁性合金を含む。第2のフレームの磁性合金は第1のフレームの磁化可能材料と相互に作用することによって第1のフレームと第2のフレームを磁気接合する。
【0010】
さらに他の実施例に基づくと、磁性眼鏡装置を形成する方法が提供される。その方法には、スピノーダル分解合金から少なくとも部分的にアクセサリーフレームを形成すること、そしてスピノーダル分解合金を磁化するために形成されたアクセサリーフレームを熱処理することが含まれる。
【0011】
またさらに他の実施例によると、磁性眼鏡装置を形成する方法が提供されている。その方法には、スピノーダル分解合金を持つ補助フレームを実現すること、そしてスピノーダル分解合金を磁化するためにスピオーダル分解合金を熱処理することが含まれる。
【0012】
【発明の実施の形態】
ここで、出願者の発明の抜粋された実施の形態について言及する。複数の実施例が以下に記述され、図を参照して描写されており、それぞれの実施例はサングラス付属部品を眼鏡に固定する際などにおける補助フレームを主フレームに固定するための装置と方法を有する。図1〜8は第1の実施例を図解で説明する。図9〜15は第2の実施例を図解で説明する。図16〜22は第3の実施例を図解で説明する。図23〜27は第4の実施例を図解で説明する。最後に、図28〜33は第5の実施例を図解で説明する。発明は複数の抜粋実施形態に基づいて述べられているが、説明記述はその様な実施形態のみに限られるのではなく、実施形態よりも広範囲であろう補助請求の範囲内に含まれている代替案、同等物、変形例を包含することが理解される。
【0013】
考慮中の発明を不明瞭にするのを防ぐため、現在において技術的に理解されているように、必要に応じて現在の理解されている周辺の詳説を参照として組込むと共に、発明の実施に適切な詳説のみが詳しく詳細に渡って解説されている。
【0014】
図1は出願者の発明のある抜粋された実施形態を具体的に説明し、前記眼鏡装置は参照番号100として提供され、識別される。眼鏡装置100は、サングラス付属部102を有し、それは取り外し可能なように眼鏡104に固定され、使用者106によって着用される。図9における代替実施形態への参照と共に以下に記載されているように、眼鏡104が使用者106によって着用されている場合、或いは眼鏡104が使用者106から取り外された場合に、サングラス付属部102は眼鏡104と付着および取外しするよう構成されている。
【0015】
図1に示されるように、サングラス付属部102は補助フレーム108を有し、眼鏡104は主フレーム110を有する。補助フレーム108は少なくとも部分的に磁性合金から構成され、また主フレーム110は少なくとも部分的に磁化可能な材料から構成されている。ある構成によると、補助フレーム108は全てが磁性合金から構成されており、主フレーム110はその全てが磁化可能な材料から構成されている。他の構成によれば、補助フレーム108の形成に用いられる別の構成部品のみが磁性合金で形成されており、また主フレーム110の形成に用いられる別の構成部品は磁化可能な材料から形成されている。補助フレーム108の磁性合金と主フレーム110の磁化可能材料間の協力作用は、互いに接合あるいは近接して配置された場合に、補助フレーム108が主フレームに磁気によって接合されることで主フレーム110と補助フレーム108を摩擦で接合する。
【0016】
さらに詳細には、特に補助フレーム108の磁性合金と主フレーム110の磁化可能材料に関して、補助フレーム108は、主フレーム110の最も前方の表面(使用者から離れた)と一致する最も後方の表面(使用者側)を持つよう構成されている。望ましくは、補助フレーム108が主フレーム110の一般的な形にしっかりと”フィット”するほど、若しくは実質的な平行整列して組込まれて適合することにより、そのフレーム間に実質的に均一な接合あるいは密接な位置設定がもたらされる。結果的に、補助フレーム108の磁性合金は主フレーム110の磁化可能材料と一体となって磁力を発生する。
【0017】
ある代替構造において、補助フレーム108は少なくとも部分的に磁化可能な材料から形成され、主フレーム110は相補的に磁性合金から形成され、実質的にフレーム間の接合部はそれぞれ磁化可能材料と磁性合金から形成される。
【0018】
ある構造に基づくと、適切な磁性合金はステンレス鋼に類似した性質を持つスピノーダル分解合金を有する。ある形態において、上記の様なスピノーダル分解合金はワイヤー形状として製造される。その様なスピノーダル分解合金は比較的望ましい磁気特性を持った鉄・クロム・コバルト磁性合金を有する。そのような合金は、ワイヤー形状の合金材料を活用して適当な形状に成形され、その適当な合金はその後、望まれる磁気特性を与えられるよう熱処理される。
【0019】
前述のスピノーダル分解合金の使用は、従来眼鏡や眼鏡アクセサリーの構造において知られていない。それどころか、出願者は前述のスピノーダル分解合金が以前に消費者製品のセキュリティータグの構成に使用されていることを発見している。既に説明されている従来技術の問題に対する解決案を考案する出願者の努力は、材料やこれまでの眼鏡や眼鏡アクセサリーの構成において以前利用されていない処理方法の評価と調査を必然的に伴った。
【0020】
前述のスピノーダル分解合金のひとつの市販供給元はThe Arnold Engineering Company、 Rolled Products Division、 300N. West Street、Merango、Illinois 60152である。Arnold Engineering Companyは前述のスピノーダル分解合金の商品名を”Arnokrome3TM”としてワイヤー形状で製造、販売、熱処理する。出願者はその様なワイヤー形状物を用いて適切な補助フレームを形成した。スピノーダル分解合金を使用して補助フレームを形成後、前述の合金を熱処理することによってその原料は望まれる磁気特性をスピノーダル分解合金と補助フレームに与える。その様なスピノーダル分解合金における特定の構造と熱処理についての詳細は、Andersonに与えられた米国特許番号4,120,704に公開されており、Arnold Engineering Companyに譲渡されている。その米国特許番号4,120,704はこの参照によって明細に組込まれる。
【0021】
その他複数の熱処理された磁性合金は、主フレームと第2のフレームを相互に付着する際に、主フレーム或いは第2のフレームのどちらかに使用することができる。金子他に与えられた米国特許第3,806,336号、井上に与えられた米国特許第3,954,519号、岩田他に与えられた米国特許第3,982,972号、神野他に与えられた米国特許第4,324,597号、Jinに与えられた米国特許第4,251,293号、神野に与えられた米国特許第4,236,919号、Jinに与えられた米国特許第4,253,883号、Chin他に与えられた米国特許第4,311,537号、山下他に与えられた米国特許第4,601,876号、Brandis他に与えられた米国特許第4,604,147号、そしてLiu他に与えられた米国特許第5,351,033号は磁気特性を与える様々な適切な合金を開示し、ここに参照により組込まれる。さらに、セキュリティーマーカとセキュリティータグの非類似技術に適用された前述の合金の使用に関する詳細は、Monteanに与えられた米国特許第4,967,185号と米国特許第5,432,499号、Zarembo他に与えられた米国特許第5,477,219号に開示され、ここに参照として組込まれる。
【0022】
ある構造によると、適切な磁化可能な材料は鋼を含む。しかしながら、磁化可能材料は、鋼やステンレス鋼、その他磁気材料の近くに置かれた際にその磁気材料に物理的に引き付けられることの可能などのような合金もが磁化可能な材料として供給される。
【0023】
図2に示されるように組立て時において、眼鏡装置100の眼鏡付属部102と眼鏡104は、磁化可能材料によって主フレーム110との磁気(及び摩擦)接合を与える補助フレーム108の磁性合金の働きにより磁力で互いに付着する。図2に描写された構造に基づくと、使用者が眼鏡104を着用している際でも、補助フレーム108は主フレーム110と装着および取外し可能なように構成されている。その様な装着・取外しは、補助フレーム108における磁性合金の使用によりクリップや付属固定装置の必要性が削除されたため、比較的簡単で確実なものとなる。
【0024】
さらに補助フレーム108は、主フレーム110の形状と寸法に実質的に適合するように(正面図と側面図に見られるように)構成されている。しかしながらこの実施形態において、つる123は補助フレームに包含されていない。したがって、魅力的な美的外観が眼鏡装置100によって提示される。よって、眼鏡装置100はオブザーバーに補助フレーム108があたかも存在しないかのような印象を与え、眼鏡装置100によって提示された主フレーム110に類似した外観を与える。それ故に、サングラス付属部102を眼鏡104に使用することで従来の”アドオン”や”クリップオン”サングラス付属部の外観が解消される。
【0025】
図3はさらにサングラス付属部102、すなわち補助フレーム108の後方円周面を図解で説明する。望ましくは、補助フレーム108の表面全てが磁性合金で形成され、そこで組立時にフレーム間でより一層の磁気接合と相互作用を提供するために前述の後方円周面では個々のレンズが主フレーム110の先端(図4参照)と噛合うことで接合する。
【0026】
図4はサングラス付属部102の眼鏡104の正面への取付けを図解で説明する。ある適切な付着技術は図1に示され、そこで使用者は眼鏡104を装着しており、眼鏡付属部はただ単に配置されて眼鏡104と噛合うことにより、そのフレーム間に磁力と固定を与える。随意的に、サングラス付属部102と眼鏡104は使用者から取り外されて手に持っている際にも取付けが可能で、以下に図9の代替実施形態への参照とともに示されている。
【0027】
図4のように、サングラス付属部102は、一対の付属レンズ112と114を含む補助フレーム108を有する。ある構造によると、付属レンズ112と114のそれぞれは偏光レンズのようなサングラスレンズを有する。任意に、付属レンズ112と114は拡大鏡、色付きレンズ、フィルターレンズ、またはニ焦点レンズを具備することができる。さらに、眼鏡104の一対の主要レンズ116と118は、使用者の視力を矯正するよう構成された一対の地上、処方レンズなどを具備する。
【0028】
補助フレーム108はさらに、一対の付属固定機能,またはレンズ縁124と126、と接合するブリッジ120を具備する。同様に、主フレーム110上のブリッジ122は一対の主要固定機能、或いはレンズ縁128と130、を接合する。さらに、一対のテンプル延長部、或いはつる、123は主フレーム110の両側面を後方に伸びる。技術的に現在理解されている多くの技法のどれに於いても、個々のつる123は丁番ネジ127を中心としてスタッド125、或いはこめかみ部、を枢軸的に支える。
【0029】
図5に示されるように、サングラス付属部は、主フレーム110と隣接して組込まれる関係にある際に補助フレーム108の磁気による噛合いによって眼鏡104に接合される。上記のような構造において、ブリッジ120と122は物理的には接触関係にはなく、よってフレーム間の磁気による噛合いには関与しない。代案として、ブリッジ120は磁性合金から形成され、ブリッジ122は磁化可能材料から形成されることも可能で、ブリッジ120と122はお互いに磁力を持つよう取付けの際に噛合うよう構成することも可能である。
【0030】
図6と図7はさらに、眼鏡装置100のサングラス付属部102と眼鏡104の取付け前構成(図4と同様)と取付け後構成(図5と同様)の側面図を図解で説明する。とりわけ図6と図7はそれぞれフレーム間の噛合い前後の補助フレーム108と主フレーム110の実質的な適合構成を図解で説明する。従って、後端あるいは補助フレーム108の表面は実質的に前端あるいは主フレーム110の表面の幾何学的形状に適合することが理解される。図7のように取付けられた際に、補助フレーム108の後端は主フレーム110の前端と近接し、実質的に噛合う関係に置かれ、フレーム間に磁力と接辞添加をもたらす。しかしながら、塗装やメッキ材などの表面処理加工が補助フレーム108や主フレーム110のうち一つ以上にオプションで施された場合にも加工された表面を通して磁力が働くことが理解される。したがって、補助フレーム108はフレーム間の摩擦接触の結果として主フレーム110上に付着され、接触は補助フレーム108の磁性合金と主フレーム110の磁化可能材料によってもたらされる。
【0031】
図8には、補助フレーム108の後端が主フレーム110の前端と真直ぐ、物理的に隣接して示されている。それに応じて、磁力はサングラス付属部102と眼鏡104(図2を参照)を固定するのに十分な摩擦接触をフレーム間に与える。
【0032】
眼鏡付属部102の補助フレーム108が主フレームと直接に接触して示されているが、レンズ枠128と130(図4参照)の個々が主フレーム110の円周と完全に接触する必要はないことが理解される。局部間の接触は十分な磁力をもたらすかもしれない。しかしながら、その間の磁力を向上させるには、完全なる円周接触が実現されることが必要ではないにせよ望ましい。
【0033】
のみならず、フレーム間の磁力を高めるためには補助フレーム108と主フレーム間に最大限の接触面積を装備することが望ましい。しかしながら、必要な表面積はサングラス付属部を補足的眼鏡上に十分に保持するのみであると理解される。したがって、”フィットアップ”の特定度合いとサングラス付属部の補助フレーム108及び主フレーム110と眼鏡の接触のそれぞれは、サングラス付属部の重量と補助フレーム108の磁性合金に与えられた磁気の度合いに応じて異なる可能性がある。
【0034】
図9は、サングラス付属部102(図1〜8)に類似するサングラス付属部の第2の実施形態を図解によって説明し、それは眼鏡104に磁気装着するよう構成されている。しかしながら、サングラス付属部202は、少なくとも部分的に磁性合金から形成された補助フレーム208を有し、さらに一対のリムフランジ132と134を含む。リムフランジ132と134のそれぞれは取付け時において補助フレーム208の最上端に沿って位置し、また主フレーム110の最上端の縁に位置する。したがって、リムフランジ132と134は、補助フレーム208を主フレーム110に固定する際の磁力を助ける。
【0035】
上記のような代替実施形態は、眼鏡104の使用者がランニングやバレーボール、その他の眼鏡104とサングラス付属部202が振動してサングラス付属部が眼鏡104から除落するほどの激しい身体活動に参加する際に特に望ましい。その様な除落はサングラス付属部202に作用する慣性力に依るもので,補助フレーム208と主フレーム210間の磁力による摩擦力の限度を越えたために起こる。しかしながら、リムフランジ132と134の添加は多くの用途において必要ではなく、そのような例として特に振動や振れなどの激しい活動が結果的に補助フレーム208に著しい減速作用を加ることがない場合、または十分な磁力がこれらの状況下における接合を実現する場合などが挙げられる。したがって、サングラス付属部202と眼鏡104は代替実施形態の眼鏡装置200を提供するよう互いに働きあい、特に激しい活動や環境に適する、向上した保持力をその間に提供する。
【0036】
サングラス付属部202と眼鏡104(図9)間における付着および取外しは図10〜15への参照と共にさらに説明される。図10に示されるように、サングラス付属部202の補助フレーム208は磁気接合部で眼鏡104の主フレームに組込まれる。正面図に示されるように、眼鏡装置200の総合美的外観への悪影響を最低限にとどめるためリムフランジ132と134は主フレーム110の上端に沿って構成されている。さらにリムフランジ132と134は、それぞれ個別の棚状のもの、すなわちレッジ、を設け、それが主フレーム110の上面に沿って組込まれる(図15に示されている)。リムフランジ132と134を除く、補助フレーム208の残りの部分は図8の第1の実施形態に示された隣接触と同様に、磁気接合した物理的隣接によって付着する。
【0037】
図11は、リムフランジ132と134の構造をさらに図解によって説明する。ある構造に基づくと、リムフランジ132と134もまたスピノーダル分解合金のような磁性合金から構成される。代案として、リムフランジ132と134は非磁性合金のような非磁性材料から構成され、その結果補助フレームと主フレーム間の付着力と配列を助ける。それ故にリムフランジ132と134はまたサングラス付属部102を眼鏡104に磁気接合において取り付けた際に正確な配列をもたらす。したがって、リムフランジ132と134は、主フレーム110の上端とリムフランジ132と134との相互作用を通してさらなる機械的接合を提供する。
【0038】
図12〜14は、サングラス付属部202が磁気接合により眼鏡104上に配置関係を持つ場合の、リムフランジ132と134が主フレーム110上へ配置された比較的合理化されて控えめな様態をさらに詳細に渡って説明する。図12〜14に示されるようにリムフランジ132と134は、ブリッジ122と個々のテンプル延長部123間の主フレーム110の上端上にそれぞれ完全に配置される。上記の主フレーム110の上端に沿ったリムフランジ132と134の実質的な完全配置は、特に眼鏡装置を上から眺めた際に補助フレーム208と主フレーム110間にできた端の継ぎ目を部分的に隠すのに役立つ。従って、添加美的特性がリムフランジ132と134によってもたらされる。
【0039】
さらに、付属固定機能224と226はそれぞれリムフランジ132と134を含み、その個別の接眼レンズは個々の付属固定機能224と226によって固定される。ある構造によると、付属固定機能を不連続にしてレンズの挿入と取り外しを容易にするために、スリットが付属固定機能224と226(図示せず)のそれぞれに設けられている。一対のフェルールが上記のスリットの対辺に設けられ、ネジ部品がスリットを確実に繋いで付属固定機能を閉じ、よって付属固定機能における挿入や取外し、固定を容易にするのに役立つ。上記の構造の更なる詳細は技術的に現在理解され、考慮中の発明を不明瞭にするのを防ぐため本実施形態およびその他の実施形態から省略される。
【0040】
図13は、サングラス付属部202の補助フレーム208が眼鏡104の主フレーム110に配置、取付けされる前の図解である。サングラス付属部202と眼鏡104間の適合したフィットアップは、図14に示されたように取付けられた状態に眼鏡装置200においてさらに描写される。
【0041】
図15は、サングラス付属部を眼鏡に固定するための、主フレーム110への補助フレーム208の磁気接合を図解によって説明する。さらに詳しく、リムフランジ134の構造は 補助フレーム208の主フレーム110への更なる支えを提供するため主フレーム上に明かに配置されて見える。その様な物理的な配置接合は、補助フレーム208の構造に使用されたような磁性合金によってもたらされる。従って、主要な固定力は、主フレーム110の磁化可能材料に摩擦接合や磁力を結果として与える補助フレーム208の磁性合金によって与えられる。その様な磁性接合は、主フレーム110の上端と相互に作用し合うリムフリンジ134の存在によってさらに確保される。その上、リムフランジ134は主フレーム110上の補助フレーム208をさらに支える手助けをする。
【0042】
図16〜22は第3の実施例の補助フレーム308を図解によって説明し、その補助フレームは取付けによって眼鏡装置300を形成するよう磁気および物理的に主フレーム210に付着する。とりわけ、補助フレーム308は実質的にサングラス付属部と均等に構造さるが、例外として一対の外部スロット136と一対の内部スロット140は眼鏡204の正面とフィットアップする噛合いを実現するため補助フレームの後面に形成される。眼鏡204は、図1〜15と23〜27の実施形態に様々に説明された眼鏡104と類似する。しかしながら、眼鏡204は隆起あるいは前方に伸びたつる先端部144の追加の特徴を含み、つる先端部はつる233の両端に設けられ、一対の隆起あるいは前方に伸びたアーム146がブリッジ122の両端に設けられている。隆起したつる先端部144と隆起したアーム146のそれぞれは、図20に示されるように取り付けられた際にスロット136と140に互いに噛合う接合部を提供するため、主フレーム210の前面に隣接して前方に伸びるよう構成されている。
【0043】
図19に示されるように、補助フレーム308のスロット136は、補助フレーム308が主フレーム210と磁力接合し固定されるように、隆起したつる先端部144と相互に噛合って接合しながら組込まれるよう寸法設定し構成されている。図20に図解されたような接合において、フレーム同士が磁気で付着された際に補助フレーム308と主フレーム210間の配置とフィットアップをさらに容易にするため、スロット136は隆起したつる先端部144と協調する。従って、その様な相互に噛合う接合は、補助フレーム308の磁性合金が主フレーム210の磁化可能材料に磁気接合をもたらす結果、補助フレーム308と主フレーム210の間に与えられた摩擦接合をさらに向上する。同様に、隆起したアーム146は互いに噛合った関係でスロット140(図17)と接合することにより、位置合わせされた噛合いを向上する。
【0044】
図21は、フレーム間の磁力(これは摩擦接合を引き起こす)から生じる補助フレーム308の主フレーム210への付着を図解で説明し、さらに図16〜20への参照と共に予め説明されたスロット、アーム及びつる先端部の物理的相互の噛合いによって裏付けされる。図1〜15に描写された実施形態の主張により、良い物理的隣接とフィットアップは望ましいところでは補助フレーム308の磁性合金部と主フレーム210の磁化可能材料部の間にもたらされる。
【0045】
望ましくは、補助フレーム308の全接合表面部はスピノーダル分解合金のような磁性合金から形成され、主フレーム210の誘導する全接合表面は鋼やステンレス鋼あるいは隣接した際に磁性材料に物理的に引き付けられることが可能な合金のような磁化可能な材料から形成される。
【0046】
図22は、隆起したつる先端部144とスロット138間にもたらされた連結あるいは相互噛合い接合を詳細に渡って説明する。隆起したアーム146は同様にスロット140及び142と相互に噛合うことが理解される。図22に示されるように、実質的に均一で一様なフィットアップが主フレームの固定機能130と補助フレームの付属固定機能326の間にもたらされる。付属固定機能326が機能間の磁力のために固定機能130と摩擦接合することから、スロット136や隆起つる先端部144のようなスロットと隆起アーム或いは隆起つる先端部との間の協力はサングラス付属部を眼鏡に配列し固定させ、従ってしっかりしたフィットアップと磁力がその間にもたらされることをさらに確実にし、それは特に比較的厳しい環境で結果的にもたらされる眼鏡装置を使用する際の磁気固定力を向上する。
【0047】
図23〜27は、組立て時に眼鏡装置を形成するための眼鏡104(第1と第2の実施形態に示されている)に磁気によって付着したサングラス付属部402の第4の実施形態の構造を図解で説明する。より詳しくは、サングラス付属部402の補助フレーム408が一対のフォーク状固定部236と共に提供される。サングラス付属部402を眼鏡104から除落する可能性のあるスポーツ競技などに参加するといった激しい環境に、上記のような眼鏡装置400をさらす際、フォーク状固定部236はサングラス付属部402の眼鏡104上での固定をさらに確実にするために主フレーム110のつる123と協力する。
【0048】
図23のように、補助フレーム408の対抗する最も外側の縁の個々は、補助フレームが主フレームに磁気で付着するように、主フレーム110から伸びる各つる123と協調する専用のフォーク状固定部236を包含する。取り付けられた際に、フォーク状固定部236はサングラス付属部402を眼鏡104に位置付けるのに役立ち、結果としてその間に最良のフィットアップを与え、磁気による接合を確実にする。
【0049】
図24は各フォーク状固定部236の補助フレーム408への位置付けと取付けをさらに図解で説明する。フォーク状固定部236の付加を除いて、補助フレーム408は図1〜8の第1の実施形態に描写された補助フレーム108と実質的に同様であることが理解される。フォーク状固定部236は磁性合金から形成されてもされなくても良い。
【0050】
図25〜27は、取付け時における眼鏡104と協調する、フォーク状固定部236によってもたらされるより向上された固定力を詳細に渡って図解で説明する。図25に示されるように、眼鏡104は図1〜15に描写された初めの二つの実施形態と基本的に同一であり、そこで各つる上のつる先端部244、或いはテンプル延長部123、は主フレーム110の前端と実質的に同一平面上にある。各フォーク状固定部236は、取付け接合時に補助フレーム408を主フレーム110に並べるよう、各つる先端部144の先端と下端を包み込むように寸法が決められる。フォーク状固定部236はさらに補助フレーム408と主フレーム110の間の磁性噛合い時にフィットアップと配列を維持する。従って、上記のような相互の噛合いはサングラス付属部402の眼鏡104への配列および磁気接合をさらに確実にする。
【0051】
よってフォーク状固定部236は、各隆起つる先端部144、隆起アーム146、そしてスロット136と140を含む、図16〜22の実施形態で使用される相互噛合いによる接合に代替構造を提供する。
図26に示されるように、各フォーク状固定部236は上アーム147と下アーム148を含み、それらの間にはつる先端部を受け止められるよう十分に間隔を介している。ある構造によると、アーム147と148はフォーク状固定部236がただ補助フレーム408と主フレーム110間に配列を与えるほどにつる先端部144と関係して十分に間隔を介しており、また単にサングラス付属部402を眼鏡104上に接合させるために十分な締まりばめはその間に提供しない。代案として、アーム147と148はつる先端部244に締まりばめを与えるために間隔を空けて位置させ、それはサングラス付属部402とめがね104の間に付加的な保持力(上記は磁気接合によってのみ与えられる)をもたらす。
【0052】
図27に示されるように、補助フレーム408の構造において磁性合金を使用することにより磁力が与えられ、また主フレーム110の構造において鋼のような磁化可能材料を使用した結果として、補助フレーム408は主に主フレーム110に付着する。しかしながらフォーク状固定部236は、各補助フレーム408と主フレーム110の磁性合金と磁化可能材料の間に発生するしっかりした配列とフィットアップを確実にするために取付け時につる先端部244と協調し、よってその間に分離が起こり得る厳しい環境において眼鏡400を使用する時にも継続した固定力が保証される。
【0053】
図28〜33は第5の実施形態である、めがね304に磁気で付着するサングラス付属部502の構造を図解によって説明する。めがね304は図18の第3の実施形態に示されためがね204に類似するが、図25のつる先端部244に似たつる先端部344(図30参照)を包含する。サングラス付属部502はめがね304と結合して、取付け時に眼鏡装置500を形成する。より詳しくは、サングラス付属部502の補助フレーム508は一対の巻きつけ型固定アーム336によって提供される。サングラス付属部502が眼鏡204から除落する可能性のあるスポーツ競技などに参加するといった激しい環境に、上記のような眼鏡装置500をさらす際、固定アーム336はサングラス付属部502の眼鏡204上での固定をさらに確実にするため主フレーム310と互いに働きあう。
【0054】
図28に示されるように、補助フレーム508の対抗する個々の最も外側の縁は、補助フレーム508が主フレーム310に磁気によって付着する際に主フレーム310から伸びた各つる323と協力する専門の固定アームを包含する。共に取り付けられた際に、固定アーム336は眼鏡204にサングラス付属部502を配列するのに役立ち、結果としてその間に適切なフィットアップがもたらされ、磁気接合が保証される。
【0055】
磁気接合を実現するために、固定アーム336の一つと固定アーム隣接表面334はスピノーダル合金のような熱処理された磁性合金を有する。その様な合金のひとつはArnokrome3(登録商標)である。その他の固定アーム336と固定アーム隣接表面334は鋼やステンレス鋼合金のような磁化可能な材料を有する。ある構造に基づくと、固定アーム336は熱処理された磁性合金を有し、固定アーム隣接表面334は磁化可能な材料を有する。また他の構造によると、固定アーム336は磁化可能な材料を有し、固定アーム隣接表面334は熱処理された磁性合金を有する。
【0056】
固定アーム336が熱処理された磁性合金を有し、固定アーム隣接表面334が磁化可能な材料を有する場合には、補助フレーム508と主フレーム310はその他の熱処理された磁性合金や磁化可能材料から形成されていないかもしれないことが理解される。固定アーム336は磁化可能な材料を有し、固定アーム隣接表面334は熱処理された磁性合金を有する際にも同様のことが言える。その様な場合において、磁力はサングラス付属部502と眼鏡304間にもたらされ、それは固定アーム336と固定隣接表面334の間の相互作用のみを基準としている。相互に噛合う物理的結合は、固定アーム隣接表面334と物理的に隣接するようつる323を巻きつける固定アーム336によって付加的に提供される。任意的に、補助フレーム508と主フレーム310のそれぞれが熱処理された磁性合金および磁化可能な材料のどちらかを使用することによってフレーム間にさらなる磁力を与える材料から形成されることが可能である。
【0057】
図29は、各巻きつけ固定アーム336の補助フレーム508への位置付けをさらに図解で説明する。フォーク状固定部236の代用部品の固定アーム336を除いて、補助フレーム508が図23〜27の第4の実施形態に描写された補助フレーム408と実質的に同様の幾何形状で構造されていることは理解されている。
【0058】
さらなる任意的な構造として、固定アーム336は熱処理された磁性合金あるいは磁化可能な材料から形成されない。その代わりに、磁力がサングラス付属部502と眼鏡304の間に、各ピースが熱処理された磁性合金や磁化可能な材料から、或いはその他の熱処理された磁性合金や磁化可能な材料のようなものから形成される。
【0059】
図30〜33は、巻き付け型固定アーム336が眼鏡304との取付け時に協調し合う際にその固定アーム336によって提供される向上された固定力に関して詳細に渡って図解で説明する。図30に示されるように、眼鏡304は図1〜15に描写された初めの二つの実施形態と基本的に同一であり、そこで各つる323、或いはテンプル延長部、のつる先端部344は、主フレーム310の前端と実質的に同一平面状にある。各固定アーム336は、付着噛合いの際に補助フレーム508を主フレーム310に配列するよう各つる隻部344の上端および下端に巻き付くよう寸法決めされる。固定部336はさらに、補助フレーム508と主フレーム310の間のフィットアップ、配列そして磁気噛合いを保持する。従って、そのような相互の噛合いはさらにサングラス付属部502の眼鏡304への配列および磁気による接合を確実にする。
【0060】
その結果、固定アーム336は、図23〜27の実施形態において活用されたフォーク状固定アームの相互の噛合いによって提供された構造に代替構造をもたらす。
【0061】
図31に示されるように、個々の固定アーム336は眼鏡304の各つる323を包み込む。取付け時において、固定アーム336がつる323をクリアーするように、補助フレーム508は眼鏡304と相対して引き上げられる。そして図32のように、固定アーム326が個々のつる323と磁気によって噛合うように補助フレーム508は眼鏡304と並び、組込まれるよう引き下げられる。
【0062】
特に図33は、補助フレーム508を眼鏡304に固定する固定アーム326とつる323の間に組込まれた磁気による噛合いを詳細にわたり図解で説明する。固定アーム336は、後方に伸びるつめ337と、つめ337から下方に伸びる固定パッド339を具備する。一つの実施形態におけるパッド339とつめ337は上に説明された熱処理を経て磁化されたスピノーダル分解合金を有する。その様な実施形態によると、つる323のつる先端部344はステンレス鋼合金のような磁化可能な材料を含む。代案として、固定アーム336はステンレス鋼合金のような磁化可能材料を有し、またつる先端部344(及びつる323)は磁気特性を持つよう熱処理されたスピノーダル分解合金を有する。
【0063】
図33に示されるように、補助フレーム508の構造において磁性合金を使用することにより磁力が与えられ、また眼鏡304上の(つる323の)つる先端部344の構造において鋼のような磁化可能材料を使用した結果として、補助フレーム408は主に主フレーム310に付着する。取付け時に、補助フレーム508と主フレーム310間のしっかりとした配列とフィットアップを保証するために、固定アーム336はつる先端部344(及びつる323)と互いに働きあう。固定アーム336がつる先端部344を包み込む際の様態は、補助フレーム508の主フレーム310への機械的付着をさらに提供し、よってその間に分離が起こり得る厳しい環境において眼鏡500を使用する時にも継続した固定力が保証される。
【図面の簡単な説明】
抜粋された発明の実施態様が、以下に添付された図への参照と共に下に述べられている。
【図1】
図1は、使用者が主フレームを着用している際の第1の実施例である補助フレームの主フレームへの装備を図解する眼鏡使用者の簡易化された斜視図である。
【図2】
図2は、第1の実施例である補助フレームが主フレームに付着された正面図である。
【図3】
図3は、第1の実施例である補助フレームの背面図である。
【図4】
図4は、第1の実施例である本発明の補助フレームの主フレームへの装着前の補助フレームと主フレームの平面図である。
【図5】
図5は、本発明の第1の実施例において、補助フレームが図4の主フレームに装着された平面図である。
【図6】
図6は、補助フレームの主フレームへの装着前の本発明の第1の実施例における補助フレームと主フレームの右側面図である。
【図7】
図7は、本発明の第1の実施例における主フレームに装着された補助フレームの右側面図である。
【図8】
図8は、本発明の第1の実施例において主フレームに装着された補助フレームを示す図2の8〜8の線に沿ってとらえた、部分的及び垂直拡大断面図である。
【図9】
図9は、使用者が主フレームを片手に、そして補助フレームをもう一つの手に持っている時の、第2の実施例における補助フレームの主フレーム上への組込を図解した簡易斜視図である。
【図10】
図10は、第2の実施例における補助フレームが主フレームに装備された正面図である。
【図11】
図11は、第2の実施例である補助フレームの背面図である。
【図12】
図12は、本発明の第2の実施例において主フレームに装備された補助フレームの平面図である。
【図13】
図13は、補助フレームの主フレームへの装備前の、本発明の第2の実施例における補助フレームと主フレームの右側面図である。
【図14】
図14は、本発明の第2の実施例における主フレームに装備された補助フレームの右側面図である。
【図15】
図15は、本発明の第2の実施例における主フレームへ装備された補助フレームを示す図10の15〜15の線に沿ってとらえた、部分的および垂直拡大断面図である。
【図16】
図16は、第3の実施例である補助フレームが主フレームに装備された正面図である。
【図17】
図17は、第3の実施例である補助フレームの背面図である。
【図18】
図18は、本発明の第3の実施例における主フレームに補助フレームが装備された平面図である。
【図19】
図19は、補助フレームの主フレームへの装備前の、本発明の第3の実施例における補助フレームと主フレームの右側面図である。
【図20】
図20は、本発明の第3の実施例における主フレームに装備された補助フレームの右側面図である。
【図21】
図21は、本発明の第3の実施例における主フレームへ装備された補助フレームを示す図16の21〜21の線に沿ってとらえた、部分的および垂直拡大断面図である。
【図22】
図22は、補助フレームのレンスの周りに伸び、主フレームの止め金具と噛合った円周範囲内の凹所を示す図16の22〜22の線に沿ってとらえた、部分的および垂直拡大断面図である。
【図23】
図23は、第4の実施例の補助フレームが主フレームに接続されている正面図である。
【図24】
図24は、第4の実施例である補助フレームの背面図である。
【図25】
図25は、本発明の第4の実施例において補助フレームが主フレームに装備されている平面図である。
【図26】
図26は、補助フレームの主フレームへの装備前の、本発明の第4の実施例における補助フレームと主フレームの右側面図である。
【図27】
図27は、本発明の第4の実施例における主フレームに装備された補助フレームの右側面図である。
【図28】
図28は、補助フレームが主フレームに装備された第5の実施例の正面図である。
【図29】
図29は、第5の実施例である補助フレームの背面図である。
【図30】
図30は、本発明の第5の実施例において主フレームに装備された補助フレームの平面図である。
【図31】
図31は、補助フレームの主フレームへの装備前の、本発明の第5の実施例における補助フレームと主フレームの右側面図である。
【図32】
図32は、本発明の第5の実施例における主フレームに装備された補助フレームの右側面図である。
【図33】
図33は、補助フレームのアームと主フレームの止め金具の間の磁性および物理的な相互の噛合いを示す図30の33〜33の線に沿ってとらえた、部分的および垂直拡大断面図である。(垂直断面の拡大図)
Claims (37)
- 眼鏡アクセサリーフレームであって、
熱処理された磁性合金を含む補助フレームを有し、
前記補助フレームの熱処理された磁性合金は、磁化可能な材料を有する主フレームに磁気的に連結されるように構成されたものである眼鏡アクセサリーフレーム。 - 請求項1の眼鏡アクセサリーフレームにおいて、
前記補助フレームはスピノーダル分解合金を有し、前記補助フレームは前記スピノーダル分解合金を用いて形成され、そして前記形成された補助フレームはスピノーダル分解合金を磁化するよう熱処理されている、眼鏡アクセサリーフレーム。 - 請求項2の眼鏡アクセサリーフレームにおいて、前記スピノーダル分解合金は熱処理され、補助フレームと主フレーム間の接触面に対して実質的に直角な方向に沿って概して延びる材料を介してスピノーダル分解合金に極性を与えたものである、眼鏡アクセサリーフレーム。
- 請求項1の眼鏡アクセサリーフレームにおいて、前記補助フレームはアーノクロム3(Arnokrome3)を有し、そして前記アーノクロム3は前記補助フレームに対して、補助フレームと主フレーム間の接触局部面に対して実質的に直角な方向の極性を与えるよう熱処理されている、眼鏡アクセサリーフレーム。
- 請求項1の眼鏡アクセサリーフレームはさらに、補助フレームに設けられたアライメント構造を有し、これは主フレームに取付けられる際に組込まれ、前記補助フレームを主フレーム上にアライメントするように構成されている、眼鏡アクセサリーフレーム。
- 請求項5の眼鏡アクセサリーフレームにおいて、前記アライメント構造は補助フレームに保持された少なくとも一つのリムフランジを有し、これは前記主フレームの周縁部に沿って適合するよう構成されている、眼鏡アクセサリーフレーム。
- 請求項5の眼鏡アクセサリーフレームにおいて、前記アライメント構造は、前記補助フレームが前記主フレーム上にアライメントするように主フレームと互いに噛合うように構成されたフォーク状固定部を有する、眼鏡アクセサリーフレーム。
- 請求項7の眼鏡アクセサリーフレームにおいて、前記一対のフォーク状固定部は、前記補助フレームの向かい合う両外縁に装備され、前記個々のフォーク状固定部は補助フレームが主フレーム上にアライメントするように主フレーム上でつる延長部を囲むよう構成されている、眼鏡アクセサリーフレーム。
- 請求項5の眼鏡アクセサリーフレームにおいて、前記アライメント構造は、前記補助フレームは、前記主フレーム上にアライメントするように主フレームのつると互いに噛合うよう構成された固定アームを有するものである、眼鏡アクセサリーフレーム。
- 請求項9の眼鏡アクセサリーフレームにおいて、前記一対の固定アームは補助フレームの向かい合う両外縁に装備され、前記個々の固定アームは主フレームのそれぞれのつるを囲むよう構成され、そして前記固定アームは熱処理された磁性合金を有する、眼鏡アクセサリーフレーム。
- 請求項1の眼鏡アクセサリーフレームにおいて、前記補助フレームは、眼鏡を有する主フレームの前面に組み合わされかつ磁気的に連結するように構成された磁性合金のサングラスフレームを有するものである、眼鏡アクセサリーフレーム。
- 眼鏡装置であって、
磁化可能な材料を含む主フレームと、
少なくとも一部が磁化するよう熱処理されたスピノーダル分解合金を含む補助フレームと
を有し、
前記補助フレームの磁化された部分は、前記主フレームの磁化可能材料と相互作用し、前記補助フレームを前記主フレームに磁気的に接続するようになっている、眼鏡装置。 - 請求項12の眼鏡装置において、前記補助フレームはスピノーダル分解合金を用いて形成され、その後に形成された補助フレームはスピノーダル分解合金を磁化するよう熱処理されている、眼鏡装置。
- 請求項12の眼鏡装置において、前記主フレームは眼鏡を有し、また補助フレームは磁気によって眼鏡の前面に接続する付属サングラスを有する、眼鏡装置。
- 請求項12の眼鏡装置において、前記熱処理されたスピノーダル分解合金は補助フレームと主フレーム間の接触局部面に対し、実質的に直角方向に伸びた補助フレームに極性を与えるよう熱処理されている、眼鏡装置。
- 請求項12の眼鏡装置は、補助フレームと主フレーム間が磁気的に接続された際に、補助フレームと主フレームをより整列させるよう主フレームと補助フレームうちの一つに設けられたアライメント機構をさらに有する、眼鏡装置。
- 請求項16の眼鏡装置において、前記アライメント機構は補助フレームの後方に伸びたリムフランジを有し、主フレームの外縁に隣接して噛合うよう構成されている、眼鏡装置。
- 請求項16の眼鏡装置において、前記アライメント機構は、補助フレームが磁気によって主フレームの前面に接続して主フレーム上に補助フレームを並べる際に、主フレームに組込まれるよう構成された一対のフォーク状固定部を有する、眼鏡装置。
- 請求項18の眼鏡装置において、前記個々のフォーク状固定部は補助フレームの向かい合う測稜上に備わり、また前記主フレームの前面に磁気接合による噛合いによって補助フレームが真直ぐに並ぶようその個々のフォーク状固定部がつる延長部と互いに噛合うものである、眼鏡装置。
- 請求項15の眼鏡装置において、前記主フレームと補助フレームの一つが隆起構造部を有し、また主フレームと補助フレームのもう一方は隆起構造部を受け入れるよう構成された補足的なスロットを有すことによって、補助フレームが磁気によって主フレームと接合する配置構造を与えるものである、眼鏡装置。
- 請求項12の眼鏡装置において、前記スピノーダル分解合金は鉄・クロム・コバルト合金を有する、眼鏡装置。
- 請求項12の眼鏡装置において、スピノーダル分解合金は付加的磁性合金を有する、眼鏡装置。
- 請求項12の眼鏡装置において、前記主フレームは磁化可能材料から成るつる先端部を有し、補助フレームは固定アームを磁化するよう熱処理されたスピノーダル分解合金から成る固定アームを有し、前記固定アームはつる先端部と相互に作用し合って補助フレームを主フレームに磁気接合する、眼鏡装置。
- 請求項23の眼鏡装置において、前記主フレームは一対の固定アームを有し、補助フレームを主フレームに磁気的及び機械的に相互連結して磁気接合するため、その個々の固定アームが主フレームの各つるを組込むよう構成されている、眼鏡装置。
- 眼鏡装置であって、
磁化可能な材料を含む第1ののフレームと、
第2の、熱処理された磁性合金を含む補足フレームと、
を有し、
前記第2のフレームの磁性合金が第1のフレームの磁化可能な材料と相互に作用し合うことにより第1のと第2のフレームを磁気接合する、眼鏡装置。 - 請求項25の眼鏡装置において、前記第1のフレームが主フレームを有し、そして第2のフレームが補助フレームを有する、眼鏡装置。
- 請求項26の眼鏡装置において、前記主フレームは眼鏡を有し、そして第2のフレームが眼鏡の前面に組込まれて磁気接合するよう構成されたサングラスを有する、眼鏡装置。
- 磁性眼鏡器具を形成する方法であって、
アクセサリーフレームを少なくとも部分的にスピノーダル分解合金から形成し、
形成されたアクセサリーフレームを熱処理することでスピノーダル分解合金を磁気化させる、
を有する、
磁性眼鏡器具を形成する方法。 - 請求項28の方法において、アクセサリーフレームは、磁化可能な材料を含むフレームを持った眼鏡に磁気接合するよう構成されたサングラス付属部を有する、方法。
- 請求項28の方法において、前記スピノーダル分解合金はアクセサリーフレームの形成に用いられる鉄・クロム・コバルト合金を有する、方法。
- 請求項28の方法において、前記アクセサリーフレームは磁化可能な材料を持つ主フレームに取付け時に組込むよう構成されたアライメント機構を含む、方法。
- 請求項28の方法において、前記磁化された合金は補助フレームが主フレームと共に組込まれる際に磁化可能な材料と働き合い、前記配置構造は補助フレームを主フレームと真直ぐに並べる、方法。
- 磁性眼鏡器具を形成する方法であって、
スピノーダル分解合金を持つ補助フレームの提供と、
スピノーダル分解合金を磁化するための、スピノーダル分解合金の熱処理を有する
ものである方法。 - 請求項33の方法において、前記補助フレームを熱処理することにより、補助フレームの熱処理磁性合金を生成する、方法。
- 請求項34の方法において、前記熱処理合金は鉄・クロム・コバルト合金を有し、そして前記熱処理は合金を均質単相構造から一相が磁性である分離二相構造への変換を有する、方法。
- 請求項33の方法において、前記熱処理はスピノーダル分解合金を処理する方向付けられた熱を有し、これにより補助フレームが保持される主フレームと補助フレーム間に形成された接触面に対して、略直角な方向に沿って伸びた補助フレームを通してスピノーダル分解合金に極性を与えるようになっている、方法。
- 請求項33の方法において、前記補助フレームを実現する手段は鉄・クロム・コバルト合金を用いて補助フレームの形成を有する、ものである方法。
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