JP2004504173A - 手持ち案内式の研削工具 - Google Patents
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Abstract
振動する駆動手段(2)を駆動するモータ(6)と伝動装置(7)とを備えた手持ち案内式の研削工具(1)であって、駆動手段(2)が、該駆動手段(2)に固定された研削ベルト(3)を往復運動させるようになっている形式のものにおいて、研削ベルト(3)が面ファスナ式締結部(4)を有しているか、または研削ベルト(3)の第1の端部(11)が駆動手段(2)に配置されていて、研削ベルト(3)の第2の端部(12)がグリップ(13)に結合されていることにより、研削ベルト(3)の簡単な交換が可能となる。
Description
【0001】
本発明は、振動する駆動手段を所定の変位角度だけ駆動するモータと伝動装置とを備えた手持ち案内式(handgefuerht.)の研削工具であって、駆動手段が、該駆動手段に固定された研削ベルトを往復運動させるようになっている形式のものに関する。
【0002】
円形の物体を取り付けられた状態で加工するためには、研削ベルトが物体の半径に自動的に適合することが必要である。さらに、研削ベルトを取り外すか、もしくは閉じるための手段が存在していなければならない。このことは、エンドレス研削ベルトを用いた市販の器具によって達成される。加工したい物体を取り付けられた状態のまま研削できるようにするためには、研削ベルトが切断され、そして引き続き再び接着されなければならない。このことは、極めて手間のかかる方法となる。
【0003】
さらに、ドイツ連邦共和国特許出願公開第3447828号明細書に基づき、モータにより駆動可能な研削装置が公知である。この公知の研削装置は、特に円形のロッドまたはパイプの研削、平滑化および研磨のために使用される。この公知の研削装置は、開いた、ループになってワークに巻き掛けられる開いた研削ベルトを使用する。この研削ベルトの両端部はこの研削装置に設けられた2つのクランプ装置または緊締装置に保持される。モータにより同一方向へ向けられた回転運動によって駆動可能な伝動装置は、運動機構を介して両クランプ装置または両緊締装置に、ひいては研削ベルトに、同期的に交互に逆方向へ向けられた運動を付与する。この運動は研削ベルトをワークに引き被せる。これによって、研削作用が得られる。このような振動する運動により、たしかに高い運転確実性および研削装置の良好な取扱い性が可能となるが、しかし研削手段を交換するためにかかる手間が極めて大きくなる。なぜならば、研削ベルトの両端部をクランプ装置または緊締装置から取り外し、そして新しい研削ベルトをクランプ装置または緊締装置に挿入しなければならないからである。
【0004】
発明の利点
請求項1または請求項8の特徴部に記載の特徴を有する本発明による手持ち案内式の研削工具は、従来のものに比べて、研削ベルトの簡単な交換が可能となるという利点を有している。請求項1に記載の研削ベルトに設けられた本発明による締結部により、研削ベルトの手間のかかる切断や接着、もしくはクランプ装置または緊締装置におけるベルト端部の着脱作業、つまり取外しおよび固定作業が不要になる。研削ベルトの取外しもしくは固定は、たとえば面ファスナ式締結部の場合には、簡単な押圧によって、別のステップを必要とすることなしに行われる。さらに、いわゆる「マジックテープ」と呼ばれるこのような面ファスナ式締結部は、意図せざる取外しを防止する十分に高い安全性を提供する。
【0005】
締結部が駆動手段と係合していると有利である。研削ベルトは、たとえば面ファスナ式締結部の場合には、まず加工したい物体、つまり被加工物に巻き掛けられ、次いでベルト両端部が駆動手段に圧着される。この場合、駆動手段には、研削ベルトの面ファスナ式締結部に対する対応片が配置されている。別の可能性は、研削ベルトを被加工物に巻き掛けた後に、研削ベルトを駆動手段全体に巻き掛け、そして研削ベルトの両端部を駆動手段と被加工物との間で、面ファスナ式締結部によって互いに直接に結合することである。
【0006】
駆動手段が、特にホイールの形を有するスイングヘッドであると特に有利である。これにより、研削ベルトをスイングヘッドに巻き掛けて、このスイングヘッドに固定するか、あるいは研削ベルトの両端部を、上で説明したようにスイングヘッドと、加工したいワークとの間で互いに結合することが容易に可能となる。
【0007】
さらに、伝動装置の、モータとは反対の側の端面が、傾斜させられた駆動軸を有していて、この駆動軸に偏心的にピンが配置されており、このピンが駆動手段と係合していると有利である。これにより、伝動装置により与えられた、一般に回転運動である駆動運動が、振動運動へ変換される。このことは、極めて簡単に実現することのできる、構造的にあまり手間のかからない形式で行われる。この場合、ピンが、駆動手段に設けられた滑子案内に嵌め込まれていると特に有利になる。
【0008】
さらに、締結部が研削ベルトの第1の端部と第2の端部とに形成されていると有利である。したがって、研削ベルトの内部に配置する場合に比べて、研削ベルトの全長を利用することができる。このことは、同一の研削ベルトを用いて、種々異なる直径を有する円形の被加工物を加工し得るようにするために役立つ。
【0009】
本発明の別の構成では、研削ベルトの第1の端部が駆動手段に配置されており、研削ベルトの第2の端部がグリップに結合されている。このような構成の場合にも、研削ベルトの簡単な交換を実現することができる。さらに、これによって研削ベルトを被加工物に巻き掛けることも特に簡単に可能となる。なぜならば、研削ベルトをその固定点から取り外すことすら必要にならないからである。
【0010】
研削ベルトの第2の端部とグリップとの間に弾性的なエレメントが配置されていると有利である。これにより、研削ベルトの振動運動が完全にグリップには伝達されなくなり、ひいては使用者の手にまで伝達されることはなくなる。
【0011】
さらに、研削ベルトの第1の端部が駆動手段に回転可能に取り付けられていると有利である。これにより、加工したい個所が届き難い位置にある場合でも、使用者が手や腕の不自然な姿勢をとらなくて済むようになる。
【0012】
さらに、駆動手段が機械インサートであると有利である。これにより、研削工具はユニバーサルに、つまり多目的に使用可能となる。なぜならば、研削ベルト以外の別のインサートを機械インサートに連結することもできるからである。
【0013】
本発明の別の有利な構成は、請求項2〜請求項7ならびに請求項9以下に記載されている。
【0014】
以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。
【0015】
図1には、手持ち案内式の研削工具1が示されている。この研削工具1は揺動ヘッドもしくはスイングヘッド5の形の駆動手段2を有している。スイングヘッド5の駆動は、図2および図3において別の実施例につき説明する手段によって行われる。スイングヘッド5は振動運動にもたらされる。スイングヘッド5はこのとき、軸線16を中心にしてスイングする。スイングヘッド5には、研削ベルト3が巻き掛けられて案内されている。この研削ベルト3は締結部4を有しており、この締結部4によって研削ベルト3の第1の端部11が第2の端部12と解離可能に結合されて1つの輪を形成している。以下においては、締結部4として、たとえば面ファスナ式締結部4を例に説明する。面ファスナ式締結部4は、スイングヘッド5と、加工したい物体、つまり被加工物17(図2)との間に位置するように配置されている。これによって、研削ベルト3の極めて簡単な交換が保証される。単に、面ファスナ式締結部4により互いに係合している両端部11,12を互いに解離することしか必要とならない。さらに、この実施例では、研削ベルト3の、内面に形成されている研削面が被加工物17の範囲で摩滅した場合に、この研削面を回動させて、研削ベルト3の未使用部分が被加工物17に接触するようにすることが可能である。これによって、研削ベルト3はより長く使用することができ、したがって使用者はにとってはコストが節約される。手持ち案内式の研削工具1をその加工位置へもたらすためには、研削ベルト3の面ファスナ式締結部4が開放される。次いで、研削ベルト3が被加工物17に巻き掛けられ、そして面ファスナ式締結部4が再び閉じられる。このような研削工具1を用いて、使用者は電光石火に、被加工物17の加工を開始することができる。また、磨滅した研削ベルト3の交換も同じく迅速に行われる。
【0016】
図2および図3には、本発明による手持ち案内式の研削工具1の第2実施例が示されている。原理的には、この第2実施例は図1に示した第1実施例と同様に動作する。第1実施例の場合と同じ構成部分もしくは同一作用を有する構成部分については、第1実施例の場合と同じ符号が使用される。以下においては、前述の第1実施例に対する相違点についてのみ説明する。
【0017】
スイングヘッド5は伝動装置7によって運動させられる。この伝動装置7は研削工具1のハウジング18内に支承されていて、モータ6により駆動される。駆動装置は本発明にとってあまり重要ではないので、伝動装置の構成部分に関する詳細な説明は省略する。伝動装置7の端部には、駆動軸8が形成されており、この駆動軸8は研削工具1の長手方向軸線Aを中心にして回転する。駆動軸8の回転は、この駆動軸8に偏心的に配置されかつスイングヘッド5に設けられた滑子案内10内に係合しているピン9によって、二重矢印Cに沿った変位角度Dにわたって振動運動に変換される。このことは、ピン9が長手方向軸線Aに対して偏心的にピン軸線Bに沿って配置されていることにより行われる。詳細な構成は図3に図示されている。駆動軸8は端面側で、長手方向軸線Aに対して傾けられた閉鎖面20によって仕切られている。この閉鎖面20に、長手方向軸線Aに対して偏心的に、ピン9が配置されている。ピン9によって形成されたピン軸線Bは、その延長上で軸線16を通って延びており、この軸線16を中心にしてスイングヘッド5が振動する。閉鎖面20に沿ったピン軸線Bと長手方向軸線Aとの間隔により、変位角度Dが規定される。変位角度Dの値はこの場合、軸線16を中心とした、二重矢印C(図2)に沿ったスイングヘッド5の振動時に達成される振幅に相当する。ピン9はこの場合、滑子案内10に設けられた軸受け19によって支承されている。図3では、図面を見やすくするために、研削ベルト3が図示されていない。
【0018】
図1に示した第1実施例に対するこの第2実施例の根本的な相違点は、研削ベルト3の固定の点に認められる。図2から判るように、研削ベルト3の第1の端部11も、また第2の端部12も、それぞれ面ファスナ式締結部4によってスイングヘッド5に固定されている。被加工物17を加工するためには、研削ベルト3の第1の端部11および/または第2の端部12がスイングヘッド5から剥離されて、被加工物17に巻き掛けられ、次いで再び面ファスナ式締結部4によってスイングヘッド5に固定される。これによって、研削工具1の迅速な運転開始および研削ベルト3の同じく迅速な交換が保証される。被加工物17における研削範囲21は、研削工具1から離反した側の範囲である。研削ベルト3はスイングヘッド5の振動運動によって研削範囲21にわたって往復運動させられ、これにより、研削範囲21における被加工物17の表面の研削除去が生じる。
【0019】
図4には、本発明による手持ち案内式の研削工具1の第3実施例が示されている。この場合にも、同一の構成部分もしくは同一作用を有する構成部分はこれまでと同じ符号で示されている。研削ベルト3の第1の端部11は駆動手段2に回転可能に取り付けられている。駆動手段2は機械インサート15に形成されている。研削ベルト3の第2の端部12には、弾性的なエレメント14を介してグリップ13が取り付けられている。以下においては、弾性的なエレメント14としてばね14を例に説明する。しかし、別の任意の弾性的なエレメント14を使用することもできる。このような研削工具1を用いて被加工物17(図示せず)を加工し得るようにするためには、グリップ13が被加工物17を巡るように案内される。これにより研削ベルト3は、ばね14を緊張させながら研削範囲21(図示せず)に接触する。駆動手段2の振動運動によって、研削範囲21では、上で説明したように研削運動が行われる。研削ベルト3により実施されかつグリップ13に伝達される振動運動は、ばね14によって著しく減じられるので、使用者はグリップ13を問題なく保持することができる。
【0020】
この実施例の利点は、研削ベルト3を研削工具1から取り外す必要がないことである。したがって、被加工物17の迅速な加工が保証されている。さらに、グリップ13によって研削ベルト3のどの範囲が被加工物17に巻き掛けられるのかに応じて、研削ベルト3をその長さの広い範囲にわたって利用することが可能である。これによって、研削ベルト3を交換する必要なしに、研削ベルト3はより長時間使用され得る。したがって、使用者にとってはコストが節約される。この効果は、研削ベルト3の両面が研削面として形成されていると、一層増幅される。したがって、第1の端部11を駆動手段2に回転可能に支承することにより、研削ベルト3の図4で見て外方へ向けられている面をも、丸い被加工物17の研削のために使用することができる。研削ベルト3を駆動手段2に対して回転させることが可能であることは、さらに、使用者が、研削したい被加工物17の届きにくい個所において、手もしくは腕の不自然な姿勢をとらずに済むという利点をもたらす。これによって、器具の操作簡便性が著しく向上される。
【0021】
3つの全ての実施例にとって、研削ベルト3としては、たとえば次のものを使用することができる:研削織物ベルト、研削フリース、研磨ベルト、ソーイングワイヤ、ブラシベルトあるいは削り落としベルト(Radierband)。
【0022】
また、研削ベルト3で面ファスナ式締結部4を使用する他に、スナップファスナ(Druckknoepfe)、クリップ、ねじ、フックまたはこれに類する結合手段を使用することも同じく可能である。
【0023】
極めて広範囲にわたる使用分野が得られる。本発明による研削工具1を用いると、たとえば次のような被加工物を加工することができる:手すり、特に階段の手すり、円形もしくは半円形のプロファイル(横断面)を有する庭の垣根、旋削加工されたテーブル脚および椅子脚、水道管、暖房管、屋根樋の降水管、支柱、街灯、信号機、自転車フレームおよび二輪車フレーム。
【0024】
さらに次に挙げる加工を行うことができる:家具の縁部の丸面取り、定置の研削・研磨器具を用いた小型部品の加工、削り落とし(Radieren)、接着剤残分の除去、扇形部分のソーイング、ソーイングワイヤを用いたパイプのソーイング。
【図面の簡単な説明】
【図1】面ファスナ式締結部を備えた、手持ち案内式の研削工具の第1実施例を示す概略図である。
【図2】面ファスナ式締結部を備えた研削ベルトを有する、研削工具の第2実施例の断面図である。
【図3】図2の一部を研削ベルトなしの状態で示す断面図である。
【図4】研削ベルトの端部にグリップを備えた研削工具の第3実施例を示す概略図である。
【符号の説明】
1 研削工具、 2 駆動手段、 3 研削ベルト、 4 締結部、 5 スイングヘッド、 6 モータ、 7 伝動装置、 8 駆動軸、 9 ピン、 10 滑子案内、 11 第1の端部、 12 第2の端部、 13 グリップ、 14 弾性的なエレメント、 15 機械インサート、 16 軸線、 17 被加工物、 18 ハウジング、 19 軸受け、 20 閉鎖面、 21 研削範囲、 A 長手方向軸線、 B ピン軸線、 C 二重矢印、 D 変位角度
本発明は、振動する駆動手段を所定の変位角度だけ駆動するモータと伝動装置とを備えた手持ち案内式(handgefuerht.)の研削工具であって、駆動手段が、該駆動手段に固定された研削ベルトを往復運動させるようになっている形式のものに関する。
【0002】
円形の物体を取り付けられた状態で加工するためには、研削ベルトが物体の半径に自動的に適合することが必要である。さらに、研削ベルトを取り外すか、もしくは閉じるための手段が存在していなければならない。このことは、エンドレス研削ベルトを用いた市販の器具によって達成される。加工したい物体を取り付けられた状態のまま研削できるようにするためには、研削ベルトが切断され、そして引き続き再び接着されなければならない。このことは、極めて手間のかかる方法となる。
【0003】
さらに、ドイツ連邦共和国特許出願公開第3447828号明細書に基づき、モータにより駆動可能な研削装置が公知である。この公知の研削装置は、特に円形のロッドまたはパイプの研削、平滑化および研磨のために使用される。この公知の研削装置は、開いた、ループになってワークに巻き掛けられる開いた研削ベルトを使用する。この研削ベルトの両端部はこの研削装置に設けられた2つのクランプ装置または緊締装置に保持される。モータにより同一方向へ向けられた回転運動によって駆動可能な伝動装置は、運動機構を介して両クランプ装置または両緊締装置に、ひいては研削ベルトに、同期的に交互に逆方向へ向けられた運動を付与する。この運動は研削ベルトをワークに引き被せる。これによって、研削作用が得られる。このような振動する運動により、たしかに高い運転確実性および研削装置の良好な取扱い性が可能となるが、しかし研削手段を交換するためにかかる手間が極めて大きくなる。なぜならば、研削ベルトの両端部をクランプ装置または緊締装置から取り外し、そして新しい研削ベルトをクランプ装置または緊締装置に挿入しなければならないからである。
【0004】
発明の利点
請求項1または請求項8の特徴部に記載の特徴を有する本発明による手持ち案内式の研削工具は、従来のものに比べて、研削ベルトの簡単な交換が可能となるという利点を有している。請求項1に記載の研削ベルトに設けられた本発明による締結部により、研削ベルトの手間のかかる切断や接着、もしくはクランプ装置または緊締装置におけるベルト端部の着脱作業、つまり取外しおよび固定作業が不要になる。研削ベルトの取外しもしくは固定は、たとえば面ファスナ式締結部の場合には、簡単な押圧によって、別のステップを必要とすることなしに行われる。さらに、いわゆる「マジックテープ」と呼ばれるこのような面ファスナ式締結部は、意図せざる取外しを防止する十分に高い安全性を提供する。
【0005】
締結部が駆動手段と係合していると有利である。研削ベルトは、たとえば面ファスナ式締結部の場合には、まず加工したい物体、つまり被加工物に巻き掛けられ、次いでベルト両端部が駆動手段に圧着される。この場合、駆動手段には、研削ベルトの面ファスナ式締結部に対する対応片が配置されている。別の可能性は、研削ベルトを被加工物に巻き掛けた後に、研削ベルトを駆動手段全体に巻き掛け、そして研削ベルトの両端部を駆動手段と被加工物との間で、面ファスナ式締結部によって互いに直接に結合することである。
【0006】
駆動手段が、特にホイールの形を有するスイングヘッドであると特に有利である。これにより、研削ベルトをスイングヘッドに巻き掛けて、このスイングヘッドに固定するか、あるいは研削ベルトの両端部を、上で説明したようにスイングヘッドと、加工したいワークとの間で互いに結合することが容易に可能となる。
【0007】
さらに、伝動装置の、モータとは反対の側の端面が、傾斜させられた駆動軸を有していて、この駆動軸に偏心的にピンが配置されており、このピンが駆動手段と係合していると有利である。これにより、伝動装置により与えられた、一般に回転運動である駆動運動が、振動運動へ変換される。このことは、極めて簡単に実現することのできる、構造的にあまり手間のかからない形式で行われる。この場合、ピンが、駆動手段に設けられた滑子案内に嵌め込まれていると特に有利になる。
【0008】
さらに、締結部が研削ベルトの第1の端部と第2の端部とに形成されていると有利である。したがって、研削ベルトの内部に配置する場合に比べて、研削ベルトの全長を利用することができる。このことは、同一の研削ベルトを用いて、種々異なる直径を有する円形の被加工物を加工し得るようにするために役立つ。
【0009】
本発明の別の構成では、研削ベルトの第1の端部が駆動手段に配置されており、研削ベルトの第2の端部がグリップに結合されている。このような構成の場合にも、研削ベルトの簡単な交換を実現することができる。さらに、これによって研削ベルトを被加工物に巻き掛けることも特に簡単に可能となる。なぜならば、研削ベルトをその固定点から取り外すことすら必要にならないからである。
【0010】
研削ベルトの第2の端部とグリップとの間に弾性的なエレメントが配置されていると有利である。これにより、研削ベルトの振動運動が完全にグリップには伝達されなくなり、ひいては使用者の手にまで伝達されることはなくなる。
【0011】
さらに、研削ベルトの第1の端部が駆動手段に回転可能に取り付けられていると有利である。これにより、加工したい個所が届き難い位置にある場合でも、使用者が手や腕の不自然な姿勢をとらなくて済むようになる。
【0012】
さらに、駆動手段が機械インサートであると有利である。これにより、研削工具はユニバーサルに、つまり多目的に使用可能となる。なぜならば、研削ベルト以外の別のインサートを機械インサートに連結することもできるからである。
【0013】
本発明の別の有利な構成は、請求項2〜請求項7ならびに請求項9以下に記載されている。
【0014】
以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。
【0015】
図1には、手持ち案内式の研削工具1が示されている。この研削工具1は揺動ヘッドもしくはスイングヘッド5の形の駆動手段2を有している。スイングヘッド5の駆動は、図2および図3において別の実施例につき説明する手段によって行われる。スイングヘッド5は振動運動にもたらされる。スイングヘッド5はこのとき、軸線16を中心にしてスイングする。スイングヘッド5には、研削ベルト3が巻き掛けられて案内されている。この研削ベルト3は締結部4を有しており、この締結部4によって研削ベルト3の第1の端部11が第2の端部12と解離可能に結合されて1つの輪を形成している。以下においては、締結部4として、たとえば面ファスナ式締結部4を例に説明する。面ファスナ式締結部4は、スイングヘッド5と、加工したい物体、つまり被加工物17(図2)との間に位置するように配置されている。これによって、研削ベルト3の極めて簡単な交換が保証される。単に、面ファスナ式締結部4により互いに係合している両端部11,12を互いに解離することしか必要とならない。さらに、この実施例では、研削ベルト3の、内面に形成されている研削面が被加工物17の範囲で摩滅した場合に、この研削面を回動させて、研削ベルト3の未使用部分が被加工物17に接触するようにすることが可能である。これによって、研削ベルト3はより長く使用することができ、したがって使用者はにとってはコストが節約される。手持ち案内式の研削工具1をその加工位置へもたらすためには、研削ベルト3の面ファスナ式締結部4が開放される。次いで、研削ベルト3が被加工物17に巻き掛けられ、そして面ファスナ式締結部4が再び閉じられる。このような研削工具1を用いて、使用者は電光石火に、被加工物17の加工を開始することができる。また、磨滅した研削ベルト3の交換も同じく迅速に行われる。
【0016】
図2および図3には、本発明による手持ち案内式の研削工具1の第2実施例が示されている。原理的には、この第2実施例は図1に示した第1実施例と同様に動作する。第1実施例の場合と同じ構成部分もしくは同一作用を有する構成部分については、第1実施例の場合と同じ符号が使用される。以下においては、前述の第1実施例に対する相違点についてのみ説明する。
【0017】
スイングヘッド5は伝動装置7によって運動させられる。この伝動装置7は研削工具1のハウジング18内に支承されていて、モータ6により駆動される。駆動装置は本発明にとってあまり重要ではないので、伝動装置の構成部分に関する詳細な説明は省略する。伝動装置7の端部には、駆動軸8が形成されており、この駆動軸8は研削工具1の長手方向軸線Aを中心にして回転する。駆動軸8の回転は、この駆動軸8に偏心的に配置されかつスイングヘッド5に設けられた滑子案内10内に係合しているピン9によって、二重矢印Cに沿った変位角度Dにわたって振動運動に変換される。このことは、ピン9が長手方向軸線Aに対して偏心的にピン軸線Bに沿って配置されていることにより行われる。詳細な構成は図3に図示されている。駆動軸8は端面側で、長手方向軸線Aに対して傾けられた閉鎖面20によって仕切られている。この閉鎖面20に、長手方向軸線Aに対して偏心的に、ピン9が配置されている。ピン9によって形成されたピン軸線Bは、その延長上で軸線16を通って延びており、この軸線16を中心にしてスイングヘッド5が振動する。閉鎖面20に沿ったピン軸線Bと長手方向軸線Aとの間隔により、変位角度Dが規定される。変位角度Dの値はこの場合、軸線16を中心とした、二重矢印C(図2)に沿ったスイングヘッド5の振動時に達成される振幅に相当する。ピン9はこの場合、滑子案内10に設けられた軸受け19によって支承されている。図3では、図面を見やすくするために、研削ベルト3が図示されていない。
【0018】
図1に示した第1実施例に対するこの第2実施例の根本的な相違点は、研削ベルト3の固定の点に認められる。図2から判るように、研削ベルト3の第1の端部11も、また第2の端部12も、それぞれ面ファスナ式締結部4によってスイングヘッド5に固定されている。被加工物17を加工するためには、研削ベルト3の第1の端部11および/または第2の端部12がスイングヘッド5から剥離されて、被加工物17に巻き掛けられ、次いで再び面ファスナ式締結部4によってスイングヘッド5に固定される。これによって、研削工具1の迅速な運転開始および研削ベルト3の同じく迅速な交換が保証される。被加工物17における研削範囲21は、研削工具1から離反した側の範囲である。研削ベルト3はスイングヘッド5の振動運動によって研削範囲21にわたって往復運動させられ、これにより、研削範囲21における被加工物17の表面の研削除去が生じる。
【0019】
図4には、本発明による手持ち案内式の研削工具1の第3実施例が示されている。この場合にも、同一の構成部分もしくは同一作用を有する構成部分はこれまでと同じ符号で示されている。研削ベルト3の第1の端部11は駆動手段2に回転可能に取り付けられている。駆動手段2は機械インサート15に形成されている。研削ベルト3の第2の端部12には、弾性的なエレメント14を介してグリップ13が取り付けられている。以下においては、弾性的なエレメント14としてばね14を例に説明する。しかし、別の任意の弾性的なエレメント14を使用することもできる。このような研削工具1を用いて被加工物17(図示せず)を加工し得るようにするためには、グリップ13が被加工物17を巡るように案内される。これにより研削ベルト3は、ばね14を緊張させながら研削範囲21(図示せず)に接触する。駆動手段2の振動運動によって、研削範囲21では、上で説明したように研削運動が行われる。研削ベルト3により実施されかつグリップ13に伝達される振動運動は、ばね14によって著しく減じられるので、使用者はグリップ13を問題なく保持することができる。
【0020】
この実施例の利点は、研削ベルト3を研削工具1から取り外す必要がないことである。したがって、被加工物17の迅速な加工が保証されている。さらに、グリップ13によって研削ベルト3のどの範囲が被加工物17に巻き掛けられるのかに応じて、研削ベルト3をその長さの広い範囲にわたって利用することが可能である。これによって、研削ベルト3を交換する必要なしに、研削ベルト3はより長時間使用され得る。したがって、使用者にとってはコストが節約される。この効果は、研削ベルト3の両面が研削面として形成されていると、一層増幅される。したがって、第1の端部11を駆動手段2に回転可能に支承することにより、研削ベルト3の図4で見て外方へ向けられている面をも、丸い被加工物17の研削のために使用することができる。研削ベルト3を駆動手段2に対して回転させることが可能であることは、さらに、使用者が、研削したい被加工物17の届きにくい個所において、手もしくは腕の不自然な姿勢をとらずに済むという利点をもたらす。これによって、器具の操作簡便性が著しく向上される。
【0021】
3つの全ての実施例にとって、研削ベルト3としては、たとえば次のものを使用することができる:研削織物ベルト、研削フリース、研磨ベルト、ソーイングワイヤ、ブラシベルトあるいは削り落としベルト(Radierband)。
【0022】
また、研削ベルト3で面ファスナ式締結部4を使用する他に、スナップファスナ(Druckknoepfe)、クリップ、ねじ、フックまたはこれに類する結合手段を使用することも同じく可能である。
【0023】
極めて広範囲にわたる使用分野が得られる。本発明による研削工具1を用いると、たとえば次のような被加工物を加工することができる:手すり、特に階段の手すり、円形もしくは半円形のプロファイル(横断面)を有する庭の垣根、旋削加工されたテーブル脚および椅子脚、水道管、暖房管、屋根樋の降水管、支柱、街灯、信号機、自転車フレームおよび二輪車フレーム。
【0024】
さらに次に挙げる加工を行うことができる:家具の縁部の丸面取り、定置の研削・研磨器具を用いた小型部品の加工、削り落とし(Radieren)、接着剤残分の除去、扇形部分のソーイング、ソーイングワイヤを用いたパイプのソーイング。
【図面の簡単な説明】
【図1】面ファスナ式締結部を備えた、手持ち案内式の研削工具の第1実施例を示す概略図である。
【図2】面ファスナ式締結部を備えた研削ベルトを有する、研削工具の第2実施例の断面図である。
【図3】図2の一部を研削ベルトなしの状態で示す断面図である。
【図4】研削ベルトの端部にグリップを備えた研削工具の第3実施例を示す概略図である。
【符号の説明】
1 研削工具、 2 駆動手段、 3 研削ベルト、 4 締結部、 5 スイングヘッド、 6 モータ、 7 伝動装置、 8 駆動軸、 9 ピン、 10 滑子案内、 11 第1の端部、 12 第2の端部、 13 グリップ、 14 弾性的なエレメント、 15 機械インサート、 16 軸線、 17 被加工物、 18 ハウジング、 19 軸受け、 20 閉鎖面、 21 研削範囲、 A 長手方向軸線、 B ピン軸線、 C 二重矢印、 D 変位角度
Claims (11)
- 振動する駆動手段(2)を所定の変位角度(D)だけ駆動するモータ(6)と伝動装置(7)とを備えた手持ち案内式の研削工具(1)であって、駆動手段(2)が、該駆動手段(2)に固定された研削ベルト(3)を往復運動させるようになっている形式のものにおいて、研削ベルト(3)が、締結部(4)、特に面ファスナ式締結部によって、1つの輪を形成するように解離可能に結合可能であることを特徴とする、手持ち案内式の研削工具。
- 締結部(4)が駆動手段(2)と係合している、請求項1記載の研削工具。
- 駆動手段(2)がスイングヘッド(5)であり、該スイングヘッド(5)が、特にホイールの形を有している、請求項1または2記載の研削工具。
- 伝動装置(7)の、モータ(6)とは反対の側の端面が、駆動軸(8)を有しており、該駆動軸(8)に偏心的にピン(9)が配置されており、該ピン(9)が駆動手段(2)と係合している、請求項1から3までのいずれか1項記載の研削工具。
- 偏心的なピン(9)が駆動軸(8)の対して、駆動手段(2)の変位角度(D)と同じ大きさの角度を成して配置されている、請求項4記載の研削工具。
- 前記ピン(9)が、駆動手段(2)に設けられた滑子案内(10)内に嵌め込まれている、請求項4または5記載の研削工具。
- 締結部(4)が研削ベルト(3)の第1の端部(11)と第2の端部(12)とに形成されている、請求項1から6までのいずれか1項に記載の研削工具。
- 振動する駆動手段(2)を駆動するモータ(6)と伝動装置(7)とを備えた手持ち案内式の研削工具(1)であって、駆動手段(2)が、該駆動手段(2)に固定された研削ベルト(3)を往復運動させるようになっている形式のものにおいて、研削ベルト(3)の第1の端部(11)が駆動手段(2)に配置されており、研削ベルト(3)の第2の端部(12)がグリップ(13)に結合されていることを特徴とする、手持ち案内式の研削工具。
- 研削ベルト(3)の第2の端部(12)とグリップ(13)との間に、弾性的なエレメント(14)、特にばねがが配置されている、請求項8記載の研削工具。
- 研削ベルト(3)の第1の端部(11)が駆動手段(2)に回転可能に取り付けられている、請求項8または9記載の研削工具。
- 駆動手段(2)が機械インサート(15)である、請求項1から10までのいずれか1項記載の研削工具。
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