JP2004364438A - デジタル差動増幅制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】差動増幅制御用デジタルデータ形成手段202と、このデータ送信手段から送信された矩形波からなるA相信号と、このA相信号を反転させたB相信号とに分けて送信する差動増幅手段204と、前記A相信号とB相信号とのクロス点が無くなるように、前記A相信号及びB相信号の少なくとも一つを補正する補正手段214,216と、を備えてなる。
【選択図】 図7
Description
【発明の利用分野】
本発明はデジタル差動増幅制御装置に係わり、特に、エネルギ損失の問題を解消するための改良が施されたデジタル駆動制御装置に関するものである。このデジタル駆動制御装置は、PWM駆動装置、PWM表示装置、デジタル伝送装置(DVI等)に適用可能である。
【0002】
【従来の技術】
差動増幅(差動伝送)とは、2本の信号線を駆動してその間の電圧(電位差)で、「0」か「1」を決める伝送方式で、ノイズ耐性に優れ、より高速な伝送を可能とするものである。この差動増幅回路として、例えば、特開平5−298886号公報に記載されたものが存在する。この従来技術は、互いに相補な入力データを第1の導電型MOSトランジスタのゲートで受け、互いに相補な内部データを送信する第1の差動増幅回路と、前記互いに相補な内部データを第1の導電型とは反対の導電型を持つ第2の導電型MOSトランジスタのゲートで受け、互いに相補な出力データを送信する第2の差動増幅回路を備えて構成されている。
【0003】
また、負荷の駆動にも差動増幅制御が応用されている。図10はこれを示す制御装置であり、符号200は負荷の駆動制御信号(A相信号)202によって駆動される負荷の駆動回路部である。駆動制御信号202は、矩形波から構成される。符合204は、A相信号を反転させたB相信号を負荷駆動回路に出力するインバータ(差動ドライバ)である。この差動増幅制御回路は、負荷に駆動電流を印加する際のスイッチングトランジスタTR1乃至TR4を含んでいる。
【0004】
今、A相信号202として「H」が回路に印加されると、TR1がオフ、TR2がオン、TR3がオン、TR4がオフになり、Ibの向きを持った駆動電流が負荷のドライバ200に印加される。
一方、A相信号として「L」が回路に印加されると、TR1がオン、TR2がオフ、TR3がオフ、TR4がオンとなり、Ibとは反対のIaの向きを持った電流が負荷のドライバに印加される。図11は、この時の波形図を示すものであり、(1)はA相信号とB相信号とからなる差動制御波形であり、A相の矩形波信号aとB相の矩形波信号bがそれぞれのパターンを交互に変化する。
【特許文献1】特開平5−298886号公報
【発明が解決しようとする課題】
デジタル差動増幅では、ポジティブ側(A相信号)とネガティブ側(B相信号)の切替点で能動素子による短絡が生じるという問題がある。図11(2),(3)に示すように、A相信号とB相信号とのクロス点(黒く塗り潰されている。:(3)のtL期間)においては、エネルギ電圧損失損VLppによって短絡電流Ishによる損失が発生する。そこで、図10の回路において、短絡電流Ishから能動素子(スイッチングトランジスタ)を保護する回路206が設けられている。この短絡電流と損失電圧によって電力の損失が発生する。この電力の損失は、次のように計算される。
Psh=f*VLpp*Ish*(tL/2) 単位:W
このような損失について、通信分野ではデータ伝送の高速性を要求するために格別な配慮はされておらず、また、PWM制御を用いた駆動制御分野では負荷電力容量が大きい為に駆動素子保護として電流制限回路が設けられていた。すなわち、エネルギ効率向上の点からも係る損失への対策は十分ではなかった。
【0005】
本発明は、係る損失を低減することによりエネルギ効率に優れ、かつ能動素子の保護回路を不要にするデジタル差動増幅制御装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明は、差動増幅制御用デジタルデータ形成手段と、このデータ送信手段から送信された矩形波からなるA相信号と、このA相信号を反転させたB相信号とに分けて送信する差動制御手段と、前記A相信号とB相信号とのクロス点が無くなるように、前記A相信号及びB相信号の少なくとも一つを補正する補正手段と、を備えてなるデジタル差動増幅制御装置であることを特徴とする。本発明によれば、差動制御波形において、複数の信号のクロス点がマスクされるために、既述の損失の問題を解消可能である。
【0006】
本発明の形態において、差動増幅制御装置は、さらに、負荷の駆動回路を備え、前記補正手段はA相信号とB相信号とを当該駆動回路に出力するように構成されている。前記差動増幅制御用デジタルデータ形成手段は、前記負荷の駆動制御信号を形成してこれをデジタルデータとして前記駆動回路に出力するものである。前記A相信号とB信号を受信し、これら両信号から前記デジタルデータを復元して出力する差動レシーバ手段をさらに備えている。前記補正手段は、前記A相信号及びB相信号の少なくとも一つを前記クロス点が無くなるようにマスクした。前記補正手段は、クロック信号に基づいて前記クロス点が無くなるように、前記A相信号及びB相信号の少なくとも一つを補正するように構成された。前記補正手段は、前記A相信号及びB相信号の少なくとも一つの立ち上がり点及び立下り点の少なくとも片側をマスクした。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態について説明する。先ず、差動増幅制御の対象となる負荷の具体例について図1から図4を用いて説明する。これらの図は、本発明において負荷となるモータの模式図と回転原理を示したものである。このモータは、第1の磁性体(第1相コイル)10及び第2の磁性体(第2相コイル)12の間に第3の磁性体14(永久磁石)を介在させた構成を備えている。
これら磁性体は環状(円弧状、円状)或いは直線状のいずれに構成されても良い。磁性体が環状に形成された場合は、第3の磁性体又は第1・第2磁性体のいずれかがロータとして機能し、磁性体がリニアに形成された場合には、いずれかがスライダとなる。
【0008】
第1の磁性体10は、交互に異極に励磁可能なコイル16が、所定間隔、好適には、均等間隔を介して順番に配列された構成を備えている。この第1の磁性体の等価回路図を図5に示す。図1−図4によれば、後述のとおり、2相の励磁コイルには、始動回転中(2π)中常時全コイルを既述した極性で励磁させている。したがって、ロータやスライダ等の被駆動手段を高トルクで回転・駆動することが可能となる。
【0009】
図5(1)に示すように、複数の電磁コイル16(磁性単位)が等間隔に直列に接続されている。符号18Aはこの磁気コイルに周波数パルス信号を印加する励磁回路(負荷の駆動回路)のブロックである。この励磁回路から電磁コイル16にコイルを励磁させるための励磁信号を流したとき、隣接するコイル間で交互に磁極の向きが変わるように、各コイルが励磁されるように予め設定されている。図5(2)に示すように、電磁コイル16が並列に接続されていても良い。
【0010】
この励磁回路18Aから第1の磁性体10の電磁コイル16、及び第2の磁性体12の励磁コイル18に、供給される励磁電流の極性の方向を所定の周期で交互に切り替えるための周波数を持った信号を印加すると、図1乃至図4に示すように、第3磁性体14の側の極性がN極→S極→N極と交互に変化する磁気パターンが形成される。周波数パルス信号が逆極性になると、第1磁性体の第3磁性体側の極性がS極→N極→S極と交互に変化する磁気パターンが発生する。この結果、第1の磁性体10に現れる励磁パターンは周期的に変化する。
【0011】
第2の磁性体12の構造は、第1磁性体10と同様であるが、第2磁性体の電磁コイル18は第1磁性体の電磁コイル16に対して位置的にずれて配列されている点が異なる。すなわち、第1磁性体のコイルの配列ピッチと第2磁性体のコイルの配列ピッチとが所定のピッチ差(角度差)を持つように設定されている。このピッチ差は、永久磁石(第3の磁性体)14がコイル16,18に対して励磁電流の周波数の1周期(2π)に対応して動く距離、すなわち、1対のN極とS極の合計距離、それの1/4であるπ/2に対応する距離が好適である。
【0012】
次に第3磁性体14について説明する。図1乃至図4に示されるように、この第3磁性体14は、第1の磁性体及び第2の磁性体の間に配置されており、交互に逆の極性を持った複数の永久磁石20(黒く塗り潰されている。)が線状(直線或いは円弧状)に、所定間隔、好適には均等間隔を介して配列されている。円弧状とは、完全な円、楕円など閉じられたループの他、不特定環状構造や、半円、扇型をも包含する。
【0013】
第1の磁性体10と第2の磁性体12とは等距離を介して、例えば平行に配置されており、第1の磁性体と第2の磁性体との中心位置に第3の磁性体14が配置されている。第3の磁性体において個々の永久磁石の配列ピッチは、殆ど第1磁性体10及び第2磁性体12における磁気コイルの配列ピッチと同じである。
【0014】
次に第1磁性体10と第2磁性体12との間に既述の第3磁性体14が配置された磁気体構造の動作を、図1乃至図4を利用して説明する。既述の励磁回路(図5の18)によって、ある瞬間において第1磁性体及び第2磁性体の電磁コイル16,18には、図1の(1)に示すような励磁パターンが発生する。
この時、第1磁性体10の第3磁性体14側に臨む表面の各コイル16には、→S→N→S→N→S→のパターンで磁極が生じ、第2磁性体12の第3磁性体14側に臨む表面のコイル18には、→N→S→N→S→N→のパターンで磁極が生じる。ここで、図中実線で表示される矢印は引力を示し、一点鎖線で表示される矢印は反力を示す。
【0015】
次の瞬間、(2)に示すように、第1の磁性体に駆動回路18(図5)を介して印加されるパルス波の極性が反転すると、(1)の第1の磁性体10のコイル16に発生する磁極と第3の磁性体14の表面の永久磁石20の磁極との間に反発力が発生し、一方、第2の磁性体12のコイル18に発生している磁極と第3の磁性体14の永久磁石の表面の磁極との間に引力が発生しているために、(1)乃至(5)に示すように、第3の磁性体は、図示右方向に順次移動する。
【0016】
第2の磁性体12のコイル18に、第1の磁性体の励磁電流とは位相がずれたパルス波が印加されており、(6)乃至(8)に示すように、第2の磁性体12のコイル18の磁極と第3の磁性体14の永久磁石20の表面の磁極とが反発して第3の磁性体14をさらに右方向に移動させる。(1)乃至(8)は永久磁石がπに対応する距離を移動した場合を示しており、(9)乃至(16)が残りのπに対応する距離を移動した場合、すなわち、(1)乃至(16)で電磁コイル16,18に供給される周波数信号の1周期分(2π)に相当する距離を第3の磁性体が第1・第2磁性体に対して相対的に移動する。
【0017】
このように、第1の磁性体(A相)と第2の磁性体(B相)とに互いに位相が異なる周波数信号をそれぞれ供給することにより、第3の磁性体14をリニアにスライドさせることができるか、或いは第3の磁性体14をロータとして回転させることができる。
【0018】
第1の磁性体、第2の磁性体、及び第3の磁性体を円弧状にすると、図1に示す磁気構造は回転モータを構成するものとなり、これら磁性体を直線状に形成すると、この磁気構造はリニアモータを構成するものとなる。すなわち、これら磁性体の構造によって、モータ等の回転駆動体を実現できる。
【0019】
この磁気構造によれば、第3の磁性体には第1の磁性体及び第2の磁性体から磁力を受けて動くことができるために、第3の磁性体を動かす際のトルクが大きくなり、トルク/重量バランスが優れたものになるので、高トルクで駆動可能な小型モータを提供することが可能となる。
【0020】
図6は、既述の磁性体構造をシンクロナスモータとして具体化したものであり、(1)は当該モータの斜視図、(2)はロータ(第3磁性体)の概略平面図、(3)はその側面図、(4)はA相電磁コイル(第1磁性体)、(5)はB相電磁コイル(第2磁性体)を示したものである。図6に付された符号は、既述の図において対応する構成部分と同じものである。
【0021】
このモータは、ステータに相当する一対の第1相磁性体10と第2相磁性体12を備え、そしてロータを構成する既述の第3の磁性体14とを備え、第1相磁性体と第2相磁性体との間にロータ14が軸37を中心に回転自在に配置されている。ロータと回転軸は一体に回転するように、回転軸37はロータの中心にある回転軸用開口孔に圧入されている。図6の(2)、(4)、(5)に示すように、ロータには6つの永久磁石20が円周方向に均等に設けられ、そして永久磁石の極性は交互に反対になるようになっており、ステータには6つの電磁コイルが円周方向に均等に設けられている。
【0022】
既述の駆動回路が第1相コイル及び第2相コイルにそれぞれ設けられており、各駆動回路には2相のA相信号及びB相信号が供給される。図7は、本発明に係わる差動増幅制御装置の制御ブロック図であり、及び図8はそのドライバ200の回路図であり、図9は制御波形図である。従来の構成と異なる点は、A相信号とB相信号とのクロス点を除くように、両相信号を補正するA相信号補正部214とB相信号補正部216が設けられていること、係る補正用クロック信号生成部212とを備えている点である。T1は補正前のA相制御信号、T1´は補正後のA相制御信号、T2は補正前のB相制御信号、T2´は補正後のB相制御信号である。200Aは負荷であり、既述のモータの第1相コイル又は第2相コイルである。各相のコイルの駆動制御回路200に既述のA,B2相の制御信号が供給される。
【0023】
図9において(1)は補正用クロック信号の出力波形図であり、(2)は補正前のA相信号出力波形、(3)は補正前のB相信号出力波形である。補正前の出力波形は、差動増幅制御信号形成部202において形成出力される。既述の補正部214,216は、各相信号を補正用クロック信号に基づいて補正する。
【0024】
(4)は補正後のA相信号を示すものであり、補正前信号と比較すると分かるように、A相信号補正部214は補正前A相信号の立ち上がりを補正クロック2パルス分マスクさせている。B相信号の補正制御216も同様である。(5)は補正後のB相信号波形パターンである。
【0025】
(6)に示すように、補正後でのA相/B相との極切替時において、各相信号のクロス点がマスクされているために、電圧損失の発生が無く電流損失も発生しない(7)。したがって、図8において、短絡電流保護回路も省略できる。
【0026】
以上の説明において、図7の差動増幅制御信号形成部212が特許請求の範囲の差動増幅制御用デジタルデータ形成手段に該当し、インバータ(差動ドライバ)204が差動増幅手段に相当し、214,216が補正手段に相当する。
【0027】
以上説明しように本発明は差動増幅制御を負荷の駆動に用いたが、負荷をデータ伝送部におけるインピーダンスとすれば、本願発明をデータ伝送に適用することも可能である。
【0028】
以上説明したように、本発明によれば、本発明は、係る損失を低減することにより低消費電力化及びエネルギ効率に優れ、かつ能動素子の保護回路を不要にするデジタル差動制御装置を提供するができる。更に、携帯機器やエコカーなどのようにエネルギの無駄を無くすことにより輻射ノイズを低減させ、蓄電池の消費効率を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】差動増幅制御対象となる負荷としてのモータの模式図と動作原理を示したものである。
【図2】図1に続く動作原理を示したものである。
【図3】図2に続く動作原理を示したものである。
【図4】図3に続く動作原理を示したものである。
【図5】電磁コイルの接続状態を示す等価回路図である。
【図6】(1)はモータの斜視図、(2)はロータの概略平面図、(3)はその側面図、(4)はA相電磁コイル(第1磁性体)、(5)はB相電磁コイル(第2磁性体)の側面図。
【図7】本発明に係わる差動増幅制御装置の制御ブロック図。
【図8】その回路ブロック図。
【図9】その制御波形図である。
【図10】従来のデジタル差動増幅制御装置のブロック図。
【図11】その制御波形特性図。
【符号の説明】200:負荷駆動回路、202:差動増幅制御信号形成部、204:差動ドライバ、212:補正用クロック形成部、214:A相信号補正部、216:B相信号補正部
Claims (6)
- 差動増幅制御用デジタルデータ形成手段と、このデータ形成手段から送信された矩形波からなるA相信号と、このA相信号を反転させたB相信号とに分けて送信する差動制御手段と、前記A相信号とB相信号とのクロス点が無くなるように、前記A相信号及びB相信号の少なくとも一つを補正する補正手段と、を備えてなるデジタル差動増幅制御装置。
- 負荷の駆動回路を備え、前記補正手段はA相信号とB相信号とを当該駆動回路に出力するように構成されてなる請求項1記載の装置。
- 前記差動増幅制御用デジタルデータ形成手段は、前記負荷の駆動制御信号を形成してこれをデジタルデータとして前記駆動回路に出力するものである請求項2記載の装置。
- 前記A相信号とB信号を受信し、これら両信号から前記デジタルデータを復元して出力する差動レシーバ手段をさらに備えてなる請求項1記載の装置。
- 前記補正手段は、前記A相信号及びB相信号の少なくとも一つを前記クロス点が無くなるように、これら信号をマスクするように構成した請求項1乃至4の何れか1項記載の装置。
- 前記補正手段は、前記A相信号及びB相信号の少なくとも一つの立ち上がり点及び立下り点の少なくとも片側をマスクしてなる請求項5記載の装置。
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