JP2004083179A - 搬送装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】保守点検が容易でかつコストを低減することができる搬送装置を提供すること。
【解決手段】ワークWを搬送する搬送ローラ4と駆動連結された3相のシンクロナスモータSMは、コントロールパネル20と接続される。シンクロナスモータSMのA相励磁用コイルとB相励磁用コイル及びC相励磁用コイルとは、シンクロナスモータSMの複数のティースに対して2つおきに巻回されている。各コイルは、デルタ型に結線されている。そして、シンクロナスモータSMの第1の入力端子にはU相の交流が、第2の入力端子にはV相の交流が、第3の入力端子にはW相の交流がそれぞれ給電される。そして、コントロールパネル20を介して、3相交流をそれぞれ対応する入力端子に印加する。
【選択図】 図1
【解決手段】ワークWを搬送する搬送ローラ4と駆動連結された3相のシンクロナスモータSMは、コントロールパネル20と接続される。シンクロナスモータSMのA相励磁用コイルとB相励磁用コイル及びC相励磁用コイルとは、シンクロナスモータSMの複数のティースに対して2つおきに巻回されている。各コイルは、デルタ型に結線されている。そして、シンクロナスモータSMの第1の入力端子にはU相の交流が、第2の入力端子にはV相の交流が、第3の入力端子にはW相の交流がそれぞれ給電される。そして、コントロールパネル20を介して、3相交流をそれぞれ対応する入力端子に印加する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シンクロナスモータを用いた搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、搬送装置としての搬送コンベアにおいて、各搬送ローラに対してそれぞれ誘導モータを直結して各誘導モータを駆動させ各搬送ローラを回転させることによって、ワークを搬送する搬送コンベアが提案されている。一般に、誘導モータは高速回転であり、搬送コンベアの搬送速度は遅い。従って、誘導モータは減速機を介して減速して、搬送ローラを回転させる。
【0003】
しかしながら、誘導モータに減速機を組み付けるため、搬送コンベアは大型化する問題があった。
そこで、2相のシンクロナスモータを各搬送ローラに直結し各2相シンクロナスモータを駆動させ各搬送ローラを回転させることによって、ワークを搬送する搬送コンベアが考えられる。2相シンクロナスモータは、減速機を用いることなく低回転速度・高トルクを得ることができる。
【0004】
詳述すると、2相シンクロナスモータは、単相交流電源を第1の単相交流電源とし、同第1の交流単相電源からコンデンサを介して90度位相をずらした第2の交流電源を作る。そして、2相シンクロナスモータは、第1の単相交流電源を1相目の励磁用コイルに給電し、第2の単相交流電源を2相目の励磁用コイルに給電することにより、正回転駆動させることができる。反対に、2相シンクロナスモータは、第1の単相交流電源を2相目の励磁用コイルに給電し、第2の単相交流電源を1相目の励磁用コイルに給電することにより、逆回転駆動させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、2相シンクロナスモータは、正転回転から逆転回転に、又逆転回転から正転回転に切り換えるとき、前記したように、各1相及び2相励磁用コイルに給電する第1及び第2の単相交流電源を切り換えることによって行われる。この切り換えは、リレー回路によって行われる。
【0006】
リレー回路は、切り換えるごとにリレーの接点が接離することから、経年変化する。そのため、保守点検が生じる。同様に第2の単相交流を生成するためのコンデンサも保守点検が必要となる。
【0007】
又、搬送コンベアに2相シンクロナスモータを利用した場合、コンデンサ及びリレー回路を用いるため、その分だけコスト高となる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、保守点検が容易でかつコストを低減することができる搬送装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するため、請求項1に記載の発明は、搬送体の駆動によってワークを一方向に移送する搬送装置において、前記搬送体を3相交流電源が供給する3相交流にて駆動される3相シンクロナスモータにより回転駆動するようにした。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の搬送装置において、前記3相シンクロナスモータのステータに形成した複数のティースに対して2つおきに第1の励磁用コイルと第2の励磁用コイルと第3の励磁用コイルとを巻回し、各コイルに前記3相交流を給電して駆動するようにした。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の搬送装置において、前記搬送体は、左右一対のフレーム間に回転可能に支持され前記搬送方向に沿って並べられた複数の搬送ローラであり、前記3相シンクロナスモータは、前記複数の搬送ローラに対してそれぞれ設けられ、該搬送ローラに対して駆動連結させた。
【0011】
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、搬送体を3相交流電源が供給する3相交流にて駆動される3相シンクロナスモータにより回転させている。従って、インバータ回路が不要となる分、コストが低くなる。
【0012】
請求項2に記載の発明によれば、3相シンクロナスモータの複数のティースに対して2つおきに第1〜第3の励磁用コイルを巻回し、各コイルに3相交流を給電している。従って、位相差の異なった交流電源を発生させるためのコンデンサを設けたり、リレー回路を設ける必要がなくなる。つまり、シンクロナスモータの保守点検は容易になり、コストが低くなる。
【0013】
請求項3に記載の発明によれば、3相シンクロナスモータは、搬送ローラに対して駆動連結されている。従って、搬送ローラを確実に駆動させ、ワークが搬送される。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に、搬送コンベアの斜視図を示す。搬送装置としての搬送コンベア1は、搬送方向に沿って延びる左右一対の基台2の上面に同方向に延びるフレーム3が固設されている。そして、左右一対のフレーム3間には、等間隔に配設された複数個の搬送ローラ4が回転可能に支持されている。各搬送ローラ4は、左側のフレーム3に固設されたシンクロナスモータSMとそれぞれ駆動連結されている。そして、シンクロナスモータSMを回転駆動することにより、搬送ローラ4に載置されたワークWが同搬送ローラ4上を一方向に搬送される。
【0015】
次に、シンクロナスモータSMの構成について図2及び図3に従って説明する。
前記シンクロナスモータSMは、ロータ11と、ステータ12とから構成されている。ロータ11は、そのシャフト13がハウジング14に回転可能に支持され、ハウジング14から突出したシャフト13の部分が前記搬送ローラ4と連結されている。ハウジング14内のシャフト13にはその外周にマグネット15が固着され、そのマグネット15の外周には前後一対の積層鋼板よりなるコア部16,17が固着されている。コア部16,17の外周面には、軸線方向に延びた突極16a,17aを等角度間隔に形成している。前後一対のコア部16,17は、突極16a,17aが互いに半ピッチ周方向にずれてシャフト13に固着されている。
【0016】
ステータ12は、ロータ11に向かって9個のティース18a〜18iが等角度間隔に形成されている。各ティース18a〜18iの先端面には、突極19が前記突極16a,17aと平行になるように形成されている。9個のティース18a〜18iは、三つのグループをなし、A相ティース18a,18d,18g、B相ティース18b,18e,18h、C相ティース18c,18f,18iとしている。A相ティース18a,18d,18gには、第1の励磁用コイルとしてのA相励磁用コイルCaが巻回されている。同様に、B相ティース18b,18e,18hには第2の励磁用コイルとしてのB相励磁用コイルCbが巻回され、C相ティース18c,18f,18iには、第3の励磁用コイルとしてC相励磁用コイルCcが巻回されている。A相励磁用コイルCaが通電されると、A相ティース18a,18d,18gが励磁される。又、B相励磁用コイルCbが通電されると、B相ティース18b,18e,18hが励磁される。又、C相励磁用コイルCcが通電されると、C相ティース18c,18f,18iが励磁される。
【0017】
そして、A相ティース18a,18d,18gとB相ティース18b,18e,18h及びC相ティース18c,18f,18iとが交互に励磁されると、各ティース18a〜18iの突極19と前記コア部16,17の突極16a,17aとの磁気的な相互作用が働いてロータ11が回転する。従って、本実施形態のシンクロナスモータSMは、3相のシンクロナスモータを構成している。
【0018】
尚、A相励磁用コイルCa、B相励磁用コイルCb及びC相励磁用コイルCcは、図示しないデルタ型に結線されている。詳述すると、A相励磁用コイルCaの一端とB相励磁用コイルCbの一端とが接続され、その接続点は、第1の入力端子P1と接続されている。A相励磁用コイルCaの他端とC相励磁用コイルCcの一端とが接続され、その接続点は、第2の入力端子P2と接続されている。B相励磁用コイルCbの他端とC相励磁用コイルCcの他端とが接続され、その接続点は、第3の入力端子P3と接続されている。
【0019】
次に、シンクロナスモータSMの電気的構成を説明する。図4にシンクロナスモータSMの駆動回路を説明するためのブロック回路を示す。
シンクロナスモータSMは、3相交流電源Dがコントロールパネル20を介して接続され、該3相交流電源DからU相、V相及びW相からなる3相交流がシンクロナスモータSMに給電される。コントロールパネル20は、U相、V相及びW相の通電(オン・オフ)を制御している。
【0020】
3相交流電源Dについて詳述すると、図5に示すように、U相、V相及びW相の各交流波形は、互いに120度位相がずれた波形である。U相、V相及びW相の各交流は、シンクロナスモータSMのA相励磁用コイルCa、B相励磁用コイルCb及びC相励磁用コイルCcに給電される。この時、U相、V相及びW相の各交流は、それぞれ第1、第2及び第3の入力端子P1,P2,P3を介して給電される。
【0021】
このように、3相交流の各相をそれぞれ対応する入力端子P1〜P3に印加すると、所定の周期でA相励磁用コイルCaとB相励磁用コイルCb及びC相励磁用コイルCcは通電される。
【0022】
例えば、図5に示すステップN1において、第1の入力端子P1にはプラスの電圧(U相)、第2の入力端子P2及び第3の入力端子P3にはマイナスの電圧(V相、W相)がそれぞれ給電される。従って、A相励磁用コイルCa及びB相励磁用コイルCbはそれぞれ通電される。すると、A相ティース18a,18d,18gとB相ティース18b,18e,18hがそれぞれ励磁される。従って、A相ティース18a,18d,18g及びB相ティース18b,18e,18hの突極19と、前記ロータ11のコア部16の突極16aとの距離が最も短くなるようにロータ11が同突極16a,17aの半ピッチ回転することとなる。
【0023】
次に、ステップN2において、第1の入力端子P1及び第2の入力端子P2にはプラスの電圧(U相、V相)、第3の入力端子P3にはマイナスの電圧(W相)がそれぞれ給電されるため、B相励磁用コイルCb及びC相励磁用コイルCcは通電される。すると、B相ティース18b,18e,18hとC相ティース18c,18f,18iがそれぞれ励磁される。すると、B相ティース18b,18e,18hとC相ティース18c,18f,18iの突極19と、前記コア部16の突極16aとの間に磁気的な相互作用が働く。従って、B相ティース18b,18e,18h及びC相ティース18c,18f,18iの突極19と、前記ロータ11のコア部17の突極17aとの距離が最も短くなるようにロータ11が同突極16a,17aの半ピッチ回転することとなる。
【0024】
次に、ステップN3において、第2の入力端子P2にはプラスの電圧(V相)、第1の入力端子P1及び第3の入力端子P3にはマイナスの電圧(U相、W相)が給電されるため、C相励磁用コイルCc及びA相励磁用コイルCaは通電される。すると、C相ティース18c,18f,18iとA相ティース18a,18d,18gが励磁される。そのため、C相ティース18c,18f,18iとA相ティース18a,18d,18gの突極19と、前記コア部17の突極17aとの間に磁気的な相互作用が働く。従って、C相ティース18c,18f,18iとA相ティース18a,18d,18gの突極19と、ロータ11のコア部16の突極16aとの距離が最も短くなるようにロータ11が同突極16a,17aの半ピッチ回転することとなる。
【0025】
以下、ステップN4、ステップN5、及びステップN6は、前記ステップN1、ステップN2、及びステップN3における各入力端子P1〜P3に給電される各相の交流電流が逆向きに流れる。従って、ステップN4、ステップN5、及びステップN6を行うことによって、順次、前記ロータ11が突極16a,17aの半ピッチずつ回転することになる。その結果、ステップN1〜ステップN6を一周期とし、繰り返し前記ステップN1〜ステップN6を行うことによって、各ステップ毎にロータ11がその突極16a,17aの半ピッチずつ一方向に回転することとなる。その結果、ロータ11が低速回転速度で回転することになる。従って、シンクロナスモータSMは、減速機を組み付けることなく前記搬送ローラ4に載置されたワークWを一方向に搬送させることができる。
【0026】
この時、シンクロナスモータSMは、同シンクロナスモータSMを駆動させるためのコンデンサ及びリレー回路といった駆動回路を使用しなくても駆動することができる。従って、シンクロナスモータSMの保守点検が容易でかつコストを低減することができる。又、3相交流を直接シンクロナスモータSMに供給することができるため、2相のシンクロナスモータを使用した場合に比べて位相の異なる交流を生成する必要がない。即ち、インバータ回路等が不要となる為、コントロールパネル20のコストを低く抑えることができる。
【0027】
上記したように、本実施形態によれば、以下の効果を有する。
(1)3相交流をコントロールパネル20を介してシンクロナスモータSMの入力端子P1〜P3に印加し、搬送ローラを駆動することによってワークWを一方向に搬送している。従って、コンデンサ、インバータ回路及びリレー回路等を使用しないために、インバータ回路及びリレー回路等の保守点検を必要としないので、その分のコスト低減を図ることができる。
【0028】
(2)ステップN1〜ステップN6を一周期とし、繰り返し前記ステップN1〜ステップN6を行うことによって、各ステップ毎にロータ11が突極16a,17aの半ピッチずつ一方向に回転することとなる。従って、シンクロナスモータSMは、減速機を組み付けることなく前記搬送ローラ4に載置されたワークWを一方向に搬送させることができる。つまり、減速機を組み付ける分のコストの低減を図ることができる。
【0029】
(3)シンクロナスモータSMは、搬送ローラ4に直接駆動連結されている。従って、シンクロナスモータSMの回転駆動力をロスすることなく、良好に搬送ローラ4に伝達することができる。即ち、シンクロナスモータSMに供給する電流量を低減することができる。つまり、コストを低減することができる。
【0030】
(4)シンクロナスモータSMは、各搬送ローラ4にそれぞれ駆動連結されている。従って、搬送コンベア1のトルクを向上することができる。又、各搬送ローラ4にシンクロナスモータSMを駆動連結させているが、インバータ回路等を必要としない分、シンクロナスモータSMを各搬送ローラ4に対して駆動連結してもコストを低減することができる。
【0031】
(5)シンクロナスモータSMは、搬送ローラ4と直接駆動連結されている。従って、フレーム3間の幅を大きくしても、良好に回転駆動力を伝達することができる。
【0032】
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
○上記実施形態で記載したフレーム3の形状は他の形状を有していてもよい。例えば、中空構造を有する矩形形状のフレームでもよい。そうすることにより、搬送コンベア1全体の強度が増すとともに、前記シンクロナスモータSMを前記矩形形状のフレームの中空構造内に収納することができるため、動作時のシンクロナスモータSM等の作動音を低減することができる。
【0033】
○前記搬送コンベア1において、前記搬送ローラ4の一側に該搬送ローラ4に駆動連結したプーリーを各々設け、該プーリーにタイミングベルトを巻回し、さらにその各ローラの一つにシンクロナスモータSMを駆動連結させた搬送コンベア1を使用してもよい。従って、前記シンクロナスモータSMの回転駆動力が他のローラに伝達させるため、前記シンクロナスモータSMの設置数を減少させることができる。このことにより、搬送コンベア1の消費電力が低減できる。
【0034】
○上記実施形態では、搬送体として搬送ローラ4を使用したが、搬送ローラ4にかえて搬送ベルトでもよい。
○上記実施形態では、シンクロナスモータSMは、各搬送ローラ4に駆動連結されていたが、例えば1つおきのように、所定の搬送ローラ4に駆動連結しても良い。このようにすれば、さらにコストを低減することができる。
【0035】
上記実施形態から把握できる技術的思想を以下に記載する。
(イ)請求項1〜3のいずれか1項に記載の搬送装置において、前記3相交流電源は、通電のオン・オフを制御するコントロールパネルを介して直接前記シンクロナスモータに給電されていることを特徴とする搬送装置。このようにすれば、インバータ回路等が不要となる分、コストを低く抑えることができる。
【0036】
(ロ)請求項1〜3のいずれか1項に記載の搬送装置において、前記シンクロナスモータは、所定の前記搬送体に駆動連結されることを特徴とする搬送装置。このようにすれば、前記シンクロナスモータの回転駆動力がロスすることなく良好に搬送体に伝達することができる。
【0037】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、保守点検が容易でかつコストを低減することができる搬送装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ユニットコンベアで構成した搬送装置の全体斜視図。
【図2】ユニットコンベアで使用するシンクロナスモータの外観図。
【図3】シンクロナスモータの構造を説明するための模式図。
【図4】シンクロナスモータを動作させるための電気回路図。
【図5】シンクロナスモータを動作させるための交流電圧のタイムチャート。
【符号の説明】
1…搬送装置としての搬送コンベア、3…フレーム、4…搬送体としての搬送ローラ、12…ステータ、18a〜18i…ティース、20…コントロールパネル、Ca…第1の励磁用コイルとしてのA相励磁用コイル、Cb…第2の励磁用コイルとしてのB相励磁用コイル、Cc…第3の励磁用コイルとしてのC相励磁用コイル、D…3相交流電源、P1…第1の入力端子、P2…第2の入力端子、P3…第3の入力端子、SM…3相シンクロナスモータ、W…ワーク。
【発明の属する技術分野】
本発明は、シンクロナスモータを用いた搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、搬送装置としての搬送コンベアにおいて、各搬送ローラに対してそれぞれ誘導モータを直結して各誘導モータを駆動させ各搬送ローラを回転させることによって、ワークを搬送する搬送コンベアが提案されている。一般に、誘導モータは高速回転であり、搬送コンベアの搬送速度は遅い。従って、誘導モータは減速機を介して減速して、搬送ローラを回転させる。
【0003】
しかしながら、誘導モータに減速機を組み付けるため、搬送コンベアは大型化する問題があった。
そこで、2相のシンクロナスモータを各搬送ローラに直結し各2相シンクロナスモータを駆動させ各搬送ローラを回転させることによって、ワークを搬送する搬送コンベアが考えられる。2相シンクロナスモータは、減速機を用いることなく低回転速度・高トルクを得ることができる。
【0004】
詳述すると、2相シンクロナスモータは、単相交流電源を第1の単相交流電源とし、同第1の交流単相電源からコンデンサを介して90度位相をずらした第2の交流電源を作る。そして、2相シンクロナスモータは、第1の単相交流電源を1相目の励磁用コイルに給電し、第2の単相交流電源を2相目の励磁用コイルに給電することにより、正回転駆動させることができる。反対に、2相シンクロナスモータは、第1の単相交流電源を2相目の励磁用コイルに給電し、第2の単相交流電源を1相目の励磁用コイルに給電することにより、逆回転駆動させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、2相シンクロナスモータは、正転回転から逆転回転に、又逆転回転から正転回転に切り換えるとき、前記したように、各1相及び2相励磁用コイルに給電する第1及び第2の単相交流電源を切り換えることによって行われる。この切り換えは、リレー回路によって行われる。
【0006】
リレー回路は、切り換えるごとにリレーの接点が接離することから、経年変化する。そのため、保守点検が生じる。同様に第2の単相交流を生成するためのコンデンサも保守点検が必要となる。
【0007】
又、搬送コンベアに2相シンクロナスモータを利用した場合、コンデンサ及びリレー回路を用いるため、その分だけコスト高となる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、保守点検が容易でかつコストを低減することができる搬送装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するため、請求項1に記載の発明は、搬送体の駆動によってワークを一方向に移送する搬送装置において、前記搬送体を3相交流電源が供給する3相交流にて駆動される3相シンクロナスモータにより回転駆動するようにした。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の搬送装置において、前記3相シンクロナスモータのステータに形成した複数のティースに対して2つおきに第1の励磁用コイルと第2の励磁用コイルと第3の励磁用コイルとを巻回し、各コイルに前記3相交流を給電して駆動するようにした。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の搬送装置において、前記搬送体は、左右一対のフレーム間に回転可能に支持され前記搬送方向に沿って並べられた複数の搬送ローラであり、前記3相シンクロナスモータは、前記複数の搬送ローラに対してそれぞれ設けられ、該搬送ローラに対して駆動連結させた。
【0011】
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、搬送体を3相交流電源が供給する3相交流にて駆動される3相シンクロナスモータにより回転させている。従って、インバータ回路が不要となる分、コストが低くなる。
【0012】
請求項2に記載の発明によれば、3相シンクロナスモータの複数のティースに対して2つおきに第1〜第3の励磁用コイルを巻回し、各コイルに3相交流を給電している。従って、位相差の異なった交流電源を発生させるためのコンデンサを設けたり、リレー回路を設ける必要がなくなる。つまり、シンクロナスモータの保守点検は容易になり、コストが低くなる。
【0013】
請求項3に記載の発明によれば、3相シンクロナスモータは、搬送ローラに対して駆動連結されている。従って、搬送ローラを確実に駆動させ、ワークが搬送される。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に、搬送コンベアの斜視図を示す。搬送装置としての搬送コンベア1は、搬送方向に沿って延びる左右一対の基台2の上面に同方向に延びるフレーム3が固設されている。そして、左右一対のフレーム3間には、等間隔に配設された複数個の搬送ローラ4が回転可能に支持されている。各搬送ローラ4は、左側のフレーム3に固設されたシンクロナスモータSMとそれぞれ駆動連結されている。そして、シンクロナスモータSMを回転駆動することにより、搬送ローラ4に載置されたワークWが同搬送ローラ4上を一方向に搬送される。
【0015】
次に、シンクロナスモータSMの構成について図2及び図3に従って説明する。
前記シンクロナスモータSMは、ロータ11と、ステータ12とから構成されている。ロータ11は、そのシャフト13がハウジング14に回転可能に支持され、ハウジング14から突出したシャフト13の部分が前記搬送ローラ4と連結されている。ハウジング14内のシャフト13にはその外周にマグネット15が固着され、そのマグネット15の外周には前後一対の積層鋼板よりなるコア部16,17が固着されている。コア部16,17の外周面には、軸線方向に延びた突極16a,17aを等角度間隔に形成している。前後一対のコア部16,17は、突極16a,17aが互いに半ピッチ周方向にずれてシャフト13に固着されている。
【0016】
ステータ12は、ロータ11に向かって9個のティース18a〜18iが等角度間隔に形成されている。各ティース18a〜18iの先端面には、突極19が前記突極16a,17aと平行になるように形成されている。9個のティース18a〜18iは、三つのグループをなし、A相ティース18a,18d,18g、B相ティース18b,18e,18h、C相ティース18c,18f,18iとしている。A相ティース18a,18d,18gには、第1の励磁用コイルとしてのA相励磁用コイルCaが巻回されている。同様に、B相ティース18b,18e,18hには第2の励磁用コイルとしてのB相励磁用コイルCbが巻回され、C相ティース18c,18f,18iには、第3の励磁用コイルとしてC相励磁用コイルCcが巻回されている。A相励磁用コイルCaが通電されると、A相ティース18a,18d,18gが励磁される。又、B相励磁用コイルCbが通電されると、B相ティース18b,18e,18hが励磁される。又、C相励磁用コイルCcが通電されると、C相ティース18c,18f,18iが励磁される。
【0017】
そして、A相ティース18a,18d,18gとB相ティース18b,18e,18h及びC相ティース18c,18f,18iとが交互に励磁されると、各ティース18a〜18iの突極19と前記コア部16,17の突極16a,17aとの磁気的な相互作用が働いてロータ11が回転する。従って、本実施形態のシンクロナスモータSMは、3相のシンクロナスモータを構成している。
【0018】
尚、A相励磁用コイルCa、B相励磁用コイルCb及びC相励磁用コイルCcは、図示しないデルタ型に結線されている。詳述すると、A相励磁用コイルCaの一端とB相励磁用コイルCbの一端とが接続され、その接続点は、第1の入力端子P1と接続されている。A相励磁用コイルCaの他端とC相励磁用コイルCcの一端とが接続され、その接続点は、第2の入力端子P2と接続されている。B相励磁用コイルCbの他端とC相励磁用コイルCcの他端とが接続され、その接続点は、第3の入力端子P3と接続されている。
【0019】
次に、シンクロナスモータSMの電気的構成を説明する。図4にシンクロナスモータSMの駆動回路を説明するためのブロック回路を示す。
シンクロナスモータSMは、3相交流電源Dがコントロールパネル20を介して接続され、該3相交流電源DからU相、V相及びW相からなる3相交流がシンクロナスモータSMに給電される。コントロールパネル20は、U相、V相及びW相の通電(オン・オフ)を制御している。
【0020】
3相交流電源Dについて詳述すると、図5に示すように、U相、V相及びW相の各交流波形は、互いに120度位相がずれた波形である。U相、V相及びW相の各交流は、シンクロナスモータSMのA相励磁用コイルCa、B相励磁用コイルCb及びC相励磁用コイルCcに給電される。この時、U相、V相及びW相の各交流は、それぞれ第1、第2及び第3の入力端子P1,P2,P3を介して給電される。
【0021】
このように、3相交流の各相をそれぞれ対応する入力端子P1〜P3に印加すると、所定の周期でA相励磁用コイルCaとB相励磁用コイルCb及びC相励磁用コイルCcは通電される。
【0022】
例えば、図5に示すステップN1において、第1の入力端子P1にはプラスの電圧(U相)、第2の入力端子P2及び第3の入力端子P3にはマイナスの電圧(V相、W相)がそれぞれ給電される。従って、A相励磁用コイルCa及びB相励磁用コイルCbはそれぞれ通電される。すると、A相ティース18a,18d,18gとB相ティース18b,18e,18hがそれぞれ励磁される。従って、A相ティース18a,18d,18g及びB相ティース18b,18e,18hの突極19と、前記ロータ11のコア部16の突極16aとの距離が最も短くなるようにロータ11が同突極16a,17aの半ピッチ回転することとなる。
【0023】
次に、ステップN2において、第1の入力端子P1及び第2の入力端子P2にはプラスの電圧(U相、V相)、第3の入力端子P3にはマイナスの電圧(W相)がそれぞれ給電されるため、B相励磁用コイルCb及びC相励磁用コイルCcは通電される。すると、B相ティース18b,18e,18hとC相ティース18c,18f,18iがそれぞれ励磁される。すると、B相ティース18b,18e,18hとC相ティース18c,18f,18iの突極19と、前記コア部16の突極16aとの間に磁気的な相互作用が働く。従って、B相ティース18b,18e,18h及びC相ティース18c,18f,18iの突極19と、前記ロータ11のコア部17の突極17aとの距離が最も短くなるようにロータ11が同突極16a,17aの半ピッチ回転することとなる。
【0024】
次に、ステップN3において、第2の入力端子P2にはプラスの電圧(V相)、第1の入力端子P1及び第3の入力端子P3にはマイナスの電圧(U相、W相)が給電されるため、C相励磁用コイルCc及びA相励磁用コイルCaは通電される。すると、C相ティース18c,18f,18iとA相ティース18a,18d,18gが励磁される。そのため、C相ティース18c,18f,18iとA相ティース18a,18d,18gの突極19と、前記コア部17の突極17aとの間に磁気的な相互作用が働く。従って、C相ティース18c,18f,18iとA相ティース18a,18d,18gの突極19と、ロータ11のコア部16の突極16aとの距離が最も短くなるようにロータ11が同突極16a,17aの半ピッチ回転することとなる。
【0025】
以下、ステップN4、ステップN5、及びステップN6は、前記ステップN1、ステップN2、及びステップN3における各入力端子P1〜P3に給電される各相の交流電流が逆向きに流れる。従って、ステップN4、ステップN5、及びステップN6を行うことによって、順次、前記ロータ11が突極16a,17aの半ピッチずつ回転することになる。その結果、ステップN1〜ステップN6を一周期とし、繰り返し前記ステップN1〜ステップN6を行うことによって、各ステップ毎にロータ11がその突極16a,17aの半ピッチずつ一方向に回転することとなる。その結果、ロータ11が低速回転速度で回転することになる。従って、シンクロナスモータSMは、減速機を組み付けることなく前記搬送ローラ4に載置されたワークWを一方向に搬送させることができる。
【0026】
この時、シンクロナスモータSMは、同シンクロナスモータSMを駆動させるためのコンデンサ及びリレー回路といった駆動回路を使用しなくても駆動することができる。従って、シンクロナスモータSMの保守点検が容易でかつコストを低減することができる。又、3相交流を直接シンクロナスモータSMに供給することができるため、2相のシンクロナスモータを使用した場合に比べて位相の異なる交流を生成する必要がない。即ち、インバータ回路等が不要となる為、コントロールパネル20のコストを低く抑えることができる。
【0027】
上記したように、本実施形態によれば、以下の効果を有する。
(1)3相交流をコントロールパネル20を介してシンクロナスモータSMの入力端子P1〜P3に印加し、搬送ローラを駆動することによってワークWを一方向に搬送している。従って、コンデンサ、インバータ回路及びリレー回路等を使用しないために、インバータ回路及びリレー回路等の保守点検を必要としないので、その分のコスト低減を図ることができる。
【0028】
(2)ステップN1〜ステップN6を一周期とし、繰り返し前記ステップN1〜ステップN6を行うことによって、各ステップ毎にロータ11が突極16a,17aの半ピッチずつ一方向に回転することとなる。従って、シンクロナスモータSMは、減速機を組み付けることなく前記搬送ローラ4に載置されたワークWを一方向に搬送させることができる。つまり、減速機を組み付ける分のコストの低減を図ることができる。
【0029】
(3)シンクロナスモータSMは、搬送ローラ4に直接駆動連結されている。従って、シンクロナスモータSMの回転駆動力をロスすることなく、良好に搬送ローラ4に伝達することができる。即ち、シンクロナスモータSMに供給する電流量を低減することができる。つまり、コストを低減することができる。
【0030】
(4)シンクロナスモータSMは、各搬送ローラ4にそれぞれ駆動連結されている。従って、搬送コンベア1のトルクを向上することができる。又、各搬送ローラ4にシンクロナスモータSMを駆動連結させているが、インバータ回路等を必要としない分、シンクロナスモータSMを各搬送ローラ4に対して駆動連結してもコストを低減することができる。
【0031】
(5)シンクロナスモータSMは、搬送ローラ4と直接駆動連結されている。従って、フレーム3間の幅を大きくしても、良好に回転駆動力を伝達することができる。
【0032】
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
○上記実施形態で記載したフレーム3の形状は他の形状を有していてもよい。例えば、中空構造を有する矩形形状のフレームでもよい。そうすることにより、搬送コンベア1全体の強度が増すとともに、前記シンクロナスモータSMを前記矩形形状のフレームの中空構造内に収納することができるため、動作時のシンクロナスモータSM等の作動音を低減することができる。
【0033】
○前記搬送コンベア1において、前記搬送ローラ4の一側に該搬送ローラ4に駆動連結したプーリーを各々設け、該プーリーにタイミングベルトを巻回し、さらにその各ローラの一つにシンクロナスモータSMを駆動連結させた搬送コンベア1を使用してもよい。従って、前記シンクロナスモータSMの回転駆動力が他のローラに伝達させるため、前記シンクロナスモータSMの設置数を減少させることができる。このことにより、搬送コンベア1の消費電力が低減できる。
【0034】
○上記実施形態では、搬送体として搬送ローラ4を使用したが、搬送ローラ4にかえて搬送ベルトでもよい。
○上記実施形態では、シンクロナスモータSMは、各搬送ローラ4に駆動連結されていたが、例えば1つおきのように、所定の搬送ローラ4に駆動連結しても良い。このようにすれば、さらにコストを低減することができる。
【0035】
上記実施形態から把握できる技術的思想を以下に記載する。
(イ)請求項1〜3のいずれか1項に記載の搬送装置において、前記3相交流電源は、通電のオン・オフを制御するコントロールパネルを介して直接前記シンクロナスモータに給電されていることを特徴とする搬送装置。このようにすれば、インバータ回路等が不要となる分、コストを低く抑えることができる。
【0036】
(ロ)請求項1〜3のいずれか1項に記載の搬送装置において、前記シンクロナスモータは、所定の前記搬送体に駆動連結されることを特徴とする搬送装置。このようにすれば、前記シンクロナスモータの回転駆動力がロスすることなく良好に搬送体に伝達することができる。
【0037】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、保守点検が容易でかつコストを低減することができる搬送装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ユニットコンベアで構成した搬送装置の全体斜視図。
【図2】ユニットコンベアで使用するシンクロナスモータの外観図。
【図3】シンクロナスモータの構造を説明するための模式図。
【図4】シンクロナスモータを動作させるための電気回路図。
【図5】シンクロナスモータを動作させるための交流電圧のタイムチャート。
【符号の説明】
1…搬送装置としての搬送コンベア、3…フレーム、4…搬送体としての搬送ローラ、12…ステータ、18a〜18i…ティース、20…コントロールパネル、Ca…第1の励磁用コイルとしてのA相励磁用コイル、Cb…第2の励磁用コイルとしてのB相励磁用コイル、Cc…第3の励磁用コイルとしてのC相励磁用コイル、D…3相交流電源、P1…第1の入力端子、P2…第2の入力端子、P3…第3の入力端子、SM…3相シンクロナスモータ、W…ワーク。
Claims (3)
- 搬送体の駆動によってワークを一方向に移送する搬送装置において、
前記搬送体を3相交流電源が供給する3相交流にて駆動される3相シンクロナスモータにより回転駆動するようにしたことを特徴とする搬送装置。 - 請求項1に記載の搬送装置において、
前記3相シンクロナスモータのステータに形成した複数のティースに対して2つおきに第1の励磁用コイルと第2の励磁用コイルと第3の励磁用コイルとを巻回し、各コイルに前記3相交流を給電して駆動するようにしたことを特徴とする搬送装置。 - 請求項1又は2に記載の搬送装置において、
前記搬送体は、左右一対のフレーム間に回転可能に支持され前記搬送方向に沿って並べられた複数の搬送ローラであり、
前記3相シンクロナスモータは、前記複数の搬送ローラに対してそれぞれ設けられ、該搬送ローラに対して駆動連結させたことを特徴とする搬送装置。
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