JPH07174424A - Gm冷凍機 - Google Patents

Gm冷凍機

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JPH07174424A
JPH07174424A JP31870093A JP31870093A JPH07174424A JP H07174424 A JPH07174424 A JP H07174424A JP 31870093 A JP31870093 A JP 31870093A JP 31870093 A JP31870093 A JP 31870093A JP H07174424 A JPH07174424 A JP H07174424A
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JP
Japan
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motor
phase
valve mechanism
commercial source
valve
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JP31870093A
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JP2909951B2 (ja
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Yuji Okubo
勇 治 大久保
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 GM冷凍機の振動低減を目的とする。 【構成】 圧縮機ユニットと冷媒配管を介して膨張部を
接続し、この膨張部の圧力を制御するバルブ機構と蓄冷
体を構成するピストンを駆動するモータを3相シンクロ
ナスモータにて構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、GM冷凍機に関するも
ので、例えば半導体製造工程に必要なクライオポンプな
どに用いられる。
【0002】
【従来の技術】本発明に係わる従来技術としては、例え
ばカタログ「AISIN CRYOPUMP アイシン
クライオポンプシリーズ(9006−5000NH)」
アイシン精機(株)発行ものがある。この従来技術のク
ライオポンプに使用されているGM冷凍機を説明する
と、その構成は主に、圧縮機ユニットと、この圧縮機ユ
ニットと配管を介して接続される膨張部と、この膨張部
の圧力を制御するバルブ機構と、蓄冷体を構成するピス
トンおよび先のバルブ機構を駆動するモータとからな
る。
【0003】また、この冷凍機のモータを制御する従来
技術として例えば特開平4−60179号に開示された
ものがある。商用電源は3相交流電流を送電している
が、モータに2相シンクロナスモータを用いているの
で、スコット結線トランスなどの相変換器(3相→2
相)が必ず必要となる。したがって、相変換器のための
大きなスペースが必要となったり、モータと相変換器と
の結線部分があるだけ、コストアップになってしまう。
【0004】また、単相交流電源をコンデンサで2相に
し、その1個の交流波形(1パルス)あたり1.8度分
ロータを回転移動させることで、所定の回転速度を得る
タイプの制御を行う2相シンクロナスモータでは、コン
デンサでずらした相の波形がsin波にほど遠く、モー
タのロータを移動させる電磁力に周期的なアンバランス
が生じて振動が発生していた。
【0005】ところで、GM冷凍機は半導体製造工程に
用いるクライオポンプに組み込まれるが、近年の半導体
の高集積化に伴ってクライオポンプに対する振動低減の
要求が高まっている。クライオポンプから半導体製造装
置には低周波数の振動ほど伝わりやすく、2相シンクロ
ナスモータでは500Hz以下に大きな振動ピークを有
している。このため、2相シンクロナスモータを使った
GM冷凍機では、振動伝達量の低減策として、クライオ
ポンプケースにベローを使用したり、モータ軸にイナー
シャを付与するために円板を取り付けたり、半導体製造
装置に防振材を付加したりしていた。しかし、いずれの
場合にもコストアップがさけられず、また設置スペース
も大きくなってしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、GM冷凍機の
振動低減を、本発明の技術的課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、圧縮機ユニットと、該圧縮機ユ
ニットと冷媒配管を介して接続される膨張部と、該膨張
部の圧力を制御するバルブ機構と、蓄冷体を構成するピ
ストンおよび前記バルブ機構を駆動するモータとを有す
るGM冷凍機において、前記モータを3相シンクロナス
モータにて構成した。
【0008】
【作用】上記した手段によれば、圧縮機ユニットから膨
張部へと冷媒が冷媒配管を介して圧送され、3相シンク
ロナスモータからなるモータがバルブ機構及びピストン
を作動させることで、冷媒は蓄冷体により予冷された後
膨張部にて断熱膨張して冷熱を発生する。
【0009】
【実施例】図1に基づいて本発明実施例を説明すると、
GM冷凍機10は図示しないクライオポンプつまり真空
ポンプの冷凍機として用いられ、主に圧縮機ユニット1
1,冷媒配管12,膨張部13,モータ14から構成さ
れ、特に膨張部13とモータ14は一体的にポンプユニ
ット15として配置される。
【0010】まず、圧縮機ユニット11について説明す
ると、圧縮機ユニット11は低圧冷媒ガス(例えばH
e)を吸入・圧縮して冷却および油分離を行い、クリー
ンな高圧冷媒ガスをポンプユニット15に供給するもの
で、主に図示しない圧縮機,吐出ガス及びオイルクー
ラ,オイルセパレータ,アドゾーバなどから構成され
る。
【0011】冷媒配管12は吸入側配管12aと吐出側
配管12bからなる。
【0012】膨張部13はコールドヘッド13aを有
し、ここにクライオポンプの図示しないアドソープショ
ンパネルやクライオパネルが熱的に結合する。クライオ
パネルとは、真空としたい空間内に露呈し、この空間中
の気体分子を冷熱により凝縮・吸着させるものである。
膨張部は膨張空間を画定するためにその内部に図示しな
い膨張ピストンを有しており、且つ膨張ピストン内には
図示しない蓄冷体が配設されている。
【0013】ポンプユニット15内には、バルブ機構2
1としての図示しない吸入弁および吐出弁が配設されて
いる。
【0014】モータ14はバルブ機構21を開閉駆動す
ると共に、膨張ピストンを上下往復動させるもので、モ
ータ14の回転力は例えばスコッチヨーク機構などの回
転/往復動変換機構を介して膨張ピストンに伝達され
る。そして、モータ14は3相シンクロナスモータから
なり、3相の商用電源16(一般には200V AC)
が制御装置17を介して接続される。
【0015】以上のような構成を有するGM冷凍機10
は、図示しない運転スイッチをオンとすることで運転が
開始され、圧縮機ユニット11から吐出されるクリーン
な高圧冷媒ガスは吐出側配管12bを流れて、ポンプユ
ニット15内の吸入弁がモータ14によって開かれるこ
とで膨張部13の膨張空間へと供給され、吐出弁を閉じ
た後で吸入弁を開けることで高圧冷媒ガスが断熱膨張す
ることで冷熱を生じる。この冷熱はコールドヘッド13
aからアドソープションパネルやクライオパネルを介し
て気体を各パネルに凝縮・吸着させる。そして、膨張し
て低圧となった冷媒ガスはポンプユニット15内の吐出
弁が開くことで、吸入側配管12aから圧縮機ユニット
11へと吸入されていく。尚、各種構成部分は図示しな
い制御ユニットにより電子制御される。
【0016】尚、3相シンクロナスモータを用いること
で、従来の2相シンクロナスモータよりも大きなトルク
を引き出せるので、GM冷凍機のサイズを問わずモータ
を共通化でき、コストダウンが期待できる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、GM冷凍機のモータに
3相シンクロナスモータを使用しているので、3相商用
電源を相変換器なしに制御装置を介するのみでモータに
供給できるため、電源とモータ間の構成を簡素化でき
る。
【0018】また、3相シンクロナスモータは3相商用
電源により1パルスあたり1.2度分ロータを回転移動
させるものであって各相の波形が同じsin波であり、
2相シンクロナスモータで発生していたアンバランスな
周期的な加振力の発生を抑えることができる。従って、
GM冷凍機を振動を嫌う機器(例えば半導体製造装置に
用いられるクライオポンプなど)に用いる場合には、機
器に対する振動伝達防止構造を採用する必要が無くな
り、全体として簡素,安価かつ高信頼性の装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるGM冷凍機の構成図
【符号の説明】
11 圧縮機ユニット 12 冷媒配管 13 膨張部 14 モータ 21 バルブ機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機ユニットと、該圧縮機ユニットと
    冷媒配管を介して接続される膨張部と、該膨張部の圧力
    を制御するバルブ機構と、蓄冷体を構成するピストンお
    よび前記バルブ機構を駆動するモータとを有するGM冷
    凍機において、 前記モータを3相シンクロナスモータにて構成したこと
    を特徴とするGM冷凍機。
JP31870093A 1993-12-17 1993-12-17 Gm冷凍機 Expired - Lifetime JP2909951B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JPH07174424A true JPH07174424A (ja) 1995-07-14
JP2909951B2 JP2909951B2 (ja) 1999-06-23

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ID=18102031

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004083179A (ja) * 2002-08-26 2004-03-18 Watanabe Kikai Seisakusho:Kk 搬送装置
JP2009052881A (ja) * 2008-11-07 2009-03-12 Sumitomo Heavy Ind Ltd 極低温冷却装置
JP2012107868A (ja) * 2012-03-09 2012-06-07 Sumitomo Heavy Ind Ltd 極低温冷却装置
CN105222386A (zh) * 2014-05-27 2016-01-06 同济大学 一种气动gm制冷机及其控制过程

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CN105222386B (zh) * 2014-05-27 2017-07-28 同济大学 一种气动gm制冷机及其控制过程

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JP2909951B2 (ja) 1999-06-23

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