JP2002125355A - 電動射出成形機とブラシレス三相dcモータ - Google Patents

電動射出成形機とブラシレス三相dcモータ

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JP2002125355A
JP2002125355A JP2000313377A JP2000313377A JP2002125355A JP 2002125355 A JP2002125355 A JP 2002125355A JP 2000313377 A JP2000313377 A JP 2000313377A JP 2000313377 A JP2000313377 A JP 2000313377A JP 2002125355 A JP2002125355 A JP 2002125355A
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Hitoshi Onuma
均 大沼
Akihiro Hoshino
昭広 星野
Hiroshi Kuromaru
廣志 黒丸
Junji Murase
淳治 村瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大型化することなく出力トルクが大きいモー
タを用いて直接駆動を行う電動射出成形機を提供する。 【解決手段】 ステータ3のコイルが集中巻きであり、
回転子2が埋込永久磁石型であって、回転子の極数が1
4以上のブラシレス三相DCモータ1を1以上用いて該
ブラシレス三相DCモータにより直接駆動することを特
徴とする電動射出成形機を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータによる直接
駆動の射出動作を行う電動射出成形機とそれに用いるこ
とができる低速ブラシレス三相DCモータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、射出成形機の分野において
は、油圧駆動から、モータによる電動駆動へと移行する
動きがあるが、一般的には、比較的高速で回転するモー
タの回転を動力伝導装置を介して減速し、材料を可塑化
して加熱バレルに充填する際にスクリュの駆動軸を回転
させる可塑化計量スクリュ駆動用の力や射出時にスクリ
ュを推進する射出駆動用の力、金型を開閉する際の前後
進駆動用の力に変換している(例えば、特開平11−1
15006号公報参照)。動力伝導装置は、プーリとタ
イミングベルトを組み合わせたものなどが一般的である
が、タイミングベルトなどは寿命の限られたものであ
り、頻繁なメンテナンスを要する。近年さらにそれを押
し進めて、DCモータの回転子軸をボールねじに直結し
てボールねじを直接駆動し、あるいは、DCモータの回
転子軸に可塑化計量スクリュを直結してスクリュを直接
駆動して、射出動作を行う試みがなされている。
【0003】このような公知技術の例として、例えば、
特開平11−320602号公報に記載された射出成形
機がある。図3に示すこの従来例の電動機駆動方式の射
出成形機は、回転および進退自在にスクリュ11を嵌挿
した加熱バレル12を固着保持する射出ブラケット18
に一体的に配設された第1の固定子コイル19と、前記
第1の固定子コイルに対向し前記射出ブラケット内に回
転自在に配設された第1のボールねじ16に一体的に結
合する第1の回転子17とにより構成された射出駆動用
のモータを備えている。
【0004】また、前記第1のボールねじ16と噛合す
る第1のナット部材20を一体的に固着して収納するス
ラストボックス21に一体的に取付けられた第2の固定
子コイル25と、前記第2の固定子コイルと対向し前記
スラストボックスに回転自在に収納され前記スクリュに
連結するスクリュ駆動軸13に一体的に取付けられた第
2の回転子24とにより構成された可塑化計量スクリュ
駆動用のモータがある。スクリュ11は、キー14およ
び割りカラー15により、駆動軸13に対し一体的に取
付けられている。スラストボックス21は、内部に前記
第1のナット部材20と共にスラストベアリング22が
収納されており、前記ナット部材20の前進によるスラ
スト荷重を受けるように構成されている。一方、前記ス
ラストボックス21の回転を防止すると共に前記第1の
ナット部材20およびスクリュ11の回転によるスラス
トボックス21の移動を案内するガイド軸23が設けら
れている。
【0005】さらに、この射出成形機は、移動ダイプレ
ート27に一体的に取付けられた第2のボールねじ30
と、前記第2のボールねじに噛合する第2のナット部材
31を回転自在に配設収納したエンドプレート33に一
体的に取付けられた第3の固定子コイル34と、前記第
3の固定子コイル34と対向し前記第2のナット部材に
一体的に取付けられた第3の回転子32とにより構成さ
れた型締駆動用のモータを備えている。
【0006】このように構成された電動射出成形機は、
スラストボックス21に一体的に取付けてある第2の固
定子コイル25への通電により、第2の回転子24が取
付けられている駆動軸13すなわちスクリュ11を回転
させ、ホッパから供給される材料を溶融しながら加熱バ
レル12内を移送して、これをスクリュ11の前方に計
量蓄積する。この間に、スクリュ11は、後退限位置と
なり、固定金型28と移動金型29の型締めが完了する
と、前記計量した材料を射出すべく前進移動する。この
前進移動は、射出ブラケット18に取付けられた第1の
固定子コイル19への通電制御により、第1のボールね
じ16を回転させ、このねじ16に噛合する第1のナッ
ト部材20すなわちこれに連なるスクリュ11を前方へ
押圧する。
【0007】このような直接駆動による射出軸押し出し
などをスムースに行うためのモータに対する要求は、工
業用ロボットや工作機械になどの他の産業機械用途と異
なり、特殊なものである。例えば、射出駆動用モータに
求められる仕様としては、回転速度400〜600rp
mで、高トルクを発生する必要がある。これは、射出圧
力が1800〜2000kgf/cm2であり、射出速
度が150〜200mm/sec、ボールねじのリード
が20〜25mmであるという一般的な射出成形機に求
められる条件に由来するものである。しかし、現在市販
されている一般的なブラシレス三相DCモータは、定格
回転数が1000〜3000rpmである。そして、現
在一般に用いられている極数4〜8、分布巻、回転子が
表面永久磁石型のブラシレス三相DCモータを上記の条
件を満たすように設計すると、その大きさは相当に大き
なものとなり、射出成形機全体のコストを大幅に押し上
げる結果となる。
【0008】したがって、従来では、射出駆動用モータ
として、市販されている汎用の三相ブラシレスDCモー
タを用いて、上記のように駆動伝達装置により減速して
間接駆動することが一般的であった。
【0009】また、モータの大きさを押さえつつトルク
を増大するためには、多極化を図ることが考えられる。
しかし、ブラシレス三相DCモータの極数を従来よりも
増大させようとすると、モータに電力を供給するための
インバータの出力周波数も増大する。すなわち、モータ
の回転数Nと、極数P、モータに電力を供給するインバ
ータの出力周波数fの間には、N=120f/Pという
関係がある。インバータの周波数fを大きくすると、所
定の要件を満たすノイズの少ない正弦波を生み出すイン
バータの上限周波数が200Hzからよくて300Hz
程度であるため、同一のモータ回転数Nを得るために
は、極数Pがインバータの周波数fにより制限されてい
る。さらに、インバータの出力周波数fを増大させる
と、その周波数fおよびfの2乗に比例して鉄損が増加
することも知られている。したがって、鉄損の増大を防
ぐためにも駆動周波数は極力低く終える必要がある。こ
れらの理由により、従来の回転数1000〜3000r
pmのモータにおいては、大きな極数は用いられていな
かった。
【0010】さらに、ブラシレス三相DCモータにおい
ては、一般に、トルクリップルを減らすためステータに
分布巻きを、回転子の表面に永久磁石が露出するように
配置する表面永久磁石型を採用したものが多い。トルク
リップルが大きいとスムースな射出ができなくなり、成
形物の表面に模様ができてしまう原因となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来技術の有する問題に鑑み、低速回転で高トルクが
得られるモータを組み込んだ直接駆動の射出動作を行う
射出成形機とそれに用いる低速回転で高トルクが得られ
るブラシレス三相DCモータを提供する。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の問
題を検討した結果、射出成形機の射出駆動軸を直接駆動
するためのモータとして、極数を大きな数に増やし、ス
テータに集中巻きを採用し、回転子を埋込永久磁石型と
したモータを用いることができることに想到した。その
結果、従来知られているブラシレス三相DCモータより
もはるかに小型で、しかも低速回転時に高トルクと低リ
ップルが得られるモータを設計し、そのモータを組み込
んだ電動射出成形機を得ることができた。
【0013】本発明は、ステータのコイルが固定子鉄心
のひとつの歯毎に集中して巻く集中巻きであり、回転子
が鉄心内に永久磁石を埋め込んだ埋込永久磁石型であっ
て、回転子の極数が14以上のブラシレス三相DCモー
タを1以上用いて該ブラシレス三相DCモータにより直
接駆動することを特徴とする電動射出成形機を提供す
る。
【0014】さらに、本発明は、射出時にスクリュをボ
ールねじの軸を回転させて推進する射出駆動用のモータ
として、ステータのコイルが集中巻きであり、回転子が
埋込永久磁石型であって、回転子の極数が14以上のブ
ラシレス三相DCモータを1以上有してなり、該ボール
ねじ軸を該ブラシレス三相DCモータの回転子軸により
直接駆動することを特徴とする射出成形機を提供する。
【0015】また、本発明は、射出材料の可塑化計量を
行う際の可塑化計量スクリュ軸の駆動用のモータとし
て、ステータのコイルが集中巻きであり、回転子が内部
埋込磁石型であって、回転子の極数が14以上のブラシ
レス三相DCモータを1以上有してなり、該スクリュ軸
を該ブラシレス三相モータの回転子軸により直接駆動す
ることを特徴とする射出成形機を提供する。
【0016】また、本発明は、射出材料を注入する金型
を開閉する際に金型を前後進させるためのボールねじ軸
駆動用のモータとして、ステータのコイルが集中巻きで
あり、回転子が埋込永久磁石型であって、回転子の極数
が14以上のブラシレス三相DCモータを1以上有して
なり、該ボールねじ軸を該ブラシレス三相モータの回転
子軸により直接駆動することを特徴とする射出成形機を
提供する。
【0017】さらに、本発明は、ステータのコイルが集
中巻きであり、回転子が埋込永久磁石型であって、回転
子の極数が14以上の高トルク低速回転用ブラシレス三
相DCモータを提供する。
【0018】ここで、「直接駆動する」とは、歯車や、
ベルト、チェーン、その他の動力伝達装置を用いること
なく、モータの回転子の回転を減速することなく直接的
に最終的に回転されるべき回転軸に伝えることを意味す
る。
【0019】モータを大型化することなく、射出成形機
の直接駆動用に求められる諸条件の一つである高トルク
を得るために、本発明においては、回転子の永久磁石の
極数を大きくする。本発明においては、極数は14から
32が望ましく、より具体的には、16,20,24,
28極がさらに好ましいが、これに限定されるものでは
ない。このような多極化により、モータ体積に対する出
力の比であるエネルギー密度を上げることができる。さ
らに、磁路断面積を小さくすることができるので、各部
の肉厚を減らすことができる。
【0020】さらに、より高いトルクを得るために、埋
込磁石型の回転子を採用する。埋込永久磁石型の回転子
においては、通常立方体形状の永久磁石を回転子の中に
埋め込んで配列するものである。回転子の表面は円柱状
の形状をしているが、その中に立方体形状の永久磁石が
配列されることとなる。この回転子の形式は、一般に、
表面永久磁石型といわれる、回転子の表面の局面に沿っ
て磁石を配列した形式に対するものである。この埋込永
久磁石型の回転子は、下記に説明する原理により、表面
永久磁石型に比べて、より大きな最大トルクが得られ
る。
【0021】そして、ステータへのコイルの巻き方につ
いては、ステータの鉄心の歯の一つ一つに1相分の巻き
線を巻き付ける集中巻きを採用する。電気的な3相位相
関係がなり立てば、モータの歯数は、3の倍数となり、
その個々の歯に1相分の巻き線を巻き付けるものであ
る。集中巻きによると、コイルエンドの巻き線量を減ら
すことができる利点があり、また、巻き方が分布巻きと
いわれる複数の歯にわたってコイルを巻き付けていく方
式に比べて簡単であり、巻き線の自動化に適している。
これらの利点は、歯の数が多くなるほど重要になる。
【0022】これらの埋込永久磁石型と集中巻きの持つ
問題としては、トルクリップルが比較的に大きくなる点
がある。しかし、本発明においては、回転子の極数を極
めて大きな14以上としているため、これに合わせてス
テータの歯数を選定することにより、極数と歯数の最小
公倍数を非常に大きなものとすることができる。このよ
うに極数と歯数の最小公倍数を大きくすることによっ
て、実際に出るトルクリップルを小さくすることができ
る。以下に、本発明において採用することができる回転
子の極数とステータの歯数、そしてそれらの最小公倍数
の例を表にして示す。これらは例示であって、これ以外
の極数、歯数、そして極数と歯数の組み合わせが可能で
あることはいうまでもない。なお、この最小公倍数は、
トルクリップルの面からいえば大きいほど好ましい。し
たがって、歯の数は18以上が好ましい。
【0023】極数 歯数 最小公倍数 16 18 144 20 18 180 24 27 216 28 24 168
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図を参照
して例を用いて説明するが、本発明の範囲は、例示の形
態に限定されるものでは全くない。
【0025】図1に本発明にかかるモータの断面を模式
的に示す。図1では、回転子の極数は16とし、ステー
タの歯数またはスロット数は18とした。図示されてい
るようにモータ1は、鉄心内部に永久磁石を有する回転
子2とその外側にステータ3とからなっている。回転子
2の内部には、ほぼ立方体で同一形状の永久磁石4が1
6個、鉄材の中に埋め込まれている。永久磁石4は相互
に等間隔に、わずかに離間して配置されている。回転子
の表面は、円筒状である。そして、ステータ3の個々の
歯にコイル5が1相分巻き付けられており、いわゆる集
中巻きとなっている。
【0026】回転子2の内部は中空であっても中実であ
ってもよい。また、永久磁石4は、回転子2内部に設け
たスロットに外部から挿入することにより容易に配置す
ることができる。この永久磁石4は方形であるので、表
面永久磁石型の回転子に求められるような曲面がなく、
製造コストを低減することができる。
【0027】上述のように、本発明において採用されて
いる埋込永久磁石型の回転子は、得られるトルクが高
い。これは、図2の(A)および(B)に示すフェザー
図を見ることにより理解できる。この図において、ωは
回転角速度(rad/sec)、rは電機子巻線抵抗、
Xは、同期リアクタンスである。回転数に応じた誘起電
圧が発生するが、それをX軸に取る。jωXIが無効電
圧となる成分であり、これは電流に比例するトルク発生
成分rIに直交するものである。一般にモータの出力P
OUTは、印加電圧Eとモータを流れる電流Iに力率と呼ば
れる電流と電圧の位相差φのコサインを取ったもの積に
比例する。 Pout=√3・E・I・cosφ
【0028】そして、図2(A)に示す埋込永久磁石型
の場合には、電流の位相を回転子の回転より若干進める
ことに永久磁石とステータの間にある回転子の鉄に起因
するリラクタンストルクをうまく利用することができ
る。したがって、電流を角度θだけ進めることができ、
電流と電圧の位相差φを小さくすることができる。した
がって、力率cosφは、0.9〜1.0近くの大きな
ものとなる。換言すれば、埋込永久磁石型の場合には、
回転子の磁石から得られるマグネットトルクに加えて、
磁石の外側にある鉄に起因する位相がずれて発生するリ
ラクタンストルクを利用することができる。これらの二
つの成分を合わせることにより、より効率の高いモータ
が得られる。
【0029】これに対し図2(B)に示す表面永久磁石
型の場合には、電流を進ませることはできないので、結
果として、位相差φは比較的大きいものとなり、力率c
osφも0.6〜0.7程度である。
【0030】本発明においては、上記のような高トルク
低速ブラシレス三相DCモータを電動射出成形機の可塑
化計量スクリュ駆動軸や射出時にスクリュを推進する射
出駆動軸および金型を前後進させる型開閉駆動軸を、ギ
アや、プーリとタイミングベルト、チェーンとスプロケ
ットなどの動力伝達装置を介することなく直接駆動する
ことができる。特に大きなトルクを要求される射出駆動
軸の駆動に上述のような本発明によるモータを好適に用
いることができるが、一般に射出成形装置に求められ
る、型の移動や型締めのための動力源、可塑化計量スク
リュの駆動の動力源などとして用いることができる。ま
た、より大きなトルクを得るために2以上のモータを直
列または並列に設けて、それぞれ、単数または複数の駆
動軸を直接駆動することも本発明の範囲に含まれるもの
である。並列に配置されたモータでボールねじを駆動す
る場合には、モータの数だけボールねじを用意し、各ボ
ールねじをそれぞれモータで直接駆動することにより推
進力を得ることができる。
【0031】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、大型化
せずに、低速回転で高トルクが得られるモータを組み込
んだ直接駆動の射出動作を行う射出成形機と、それに用
いる低速回転で高トルクが得られるブラシレス三相DC
モータが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるブラシレス3相DCモータの断面
を示す模式図である。
【図2】回転子の埋込永久磁石型と表面永久磁石型のト
ルク特性を調べるためのフェザー図である。
【図3】従来からある直接駆動式電動射出成形機の一例
を示す側面図である。
【符号の説明】
1 ブラシレスモータ 2 回転子 3 ステータ 4 永久磁石 5 コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 19/10 H02K 19/10 A 5H621 29/00 29/00 Z 5H622 (72)発明者 黒丸 廣志 愛知県名古屋市中村区岩塚町字高道1番地 三菱重工業株式会社産業機器事業部内 (72)発明者 村瀬 淳治 愛知県名古屋市中村区岩塚町字高道1番地 三菱重工業株式会社産業機器事業部内 Fターム(参考) 4F202 CA11 CB01 CL01 CL22 CL39 4F206 JA07 JD03 JQ83 JT02 JT05 JT32 JT35 JT38 5H019 AA02 CC03 CC08 DD01 EE01 5H603 BB01 BB10 BB12 CA01 CA05 CB01 CC11 CC17 5H619 AA01 AA05 BB01 BB06 BB13 BB15 BB24 PP01 PP02 PP05 PP06 PP08 PP12 5H621 AA03 BB10 GA01 GA04 GA12 GA15 GA16 HH01 JK02 JK05 JK13 PP03 5H622 AA03 CA02 CA07 PP19 QA10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータがコイル巻線を固定子鉄心の
    ひとつの歯毎に集中して巻く集中巻きであり、回転子が
    鉄心内に永久磁石を埋め込んだ埋込永久磁石型であっ
    て、回転子の極数が14以上のブラシレス三相DCモー
    タを1以上用いて該ブラシレス三相DCモータにより直
    接駆動することを特徴とする電動射出成形機を提供す
    る。
  2. 【請求項2】 射出時にスクリュをボールねじの軸を回
    転させて推進する射出駆動用のモータとして、ステータ
    がコイル巻線を固定子鉄心のひとつの歯毎に集中して巻
    く集中巻きであり、回転子が鉄心内に永久磁石を埋め込
    んだ埋込永久磁石型であって、回転子の極数が14以上
    のブラシレス三相DCモータを1以上有してなり、ボー
    ルねじ軸を該ブラシレス三相DCモータの回転子軸によ
    り直接駆動することを特徴とする電動射出成形機。
  3. 【請求項3】 射出材料を注入する金型を開閉する際に
    金型を前後進させるためのボールねじ軸駆動用のモータ
    として、ステータがコイル巻線を固定子鉄心のひとつの
    歯毎に集中して巻く集中巻きであり、回転子が鉄心内に
    永久磁石を埋め込んだ埋込永久磁石型であって、回転子
    の極数が14以上のブラシレス三相DCモータを1以上
    有してなり、該ボールねじ軸を該ブラシレス三相DCモ
    ータの回転子軸により直接駆動することを特徴とする電
    動射出成形機。
  4. 【請求項4】 ステータの歯数が18以上であることを
    特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電動射出
    成形機。
  5. 【請求項5】 ステータがコイル巻線を固定子鉄心のひ
    とつの歯毎に集中して巻く集中巻きであり、回転子が鉄
    心内に永久磁石を埋め込んだ埋込永久磁石型であって、
    回転子の極数が14以上の高トルク低速回転用ブラシレ
    ス三相DCモータ。
  6. 【請求項6】 ステータの歯数が18以上であることを
    特徴とする請求項4に記載のブラシレス三相DCモー
    タ。
  7. 【請求項7】 ステータの歯数と回転子の極数の最小公
    倍数が144以上であることを特徴とする請求項5に記
    載のブラシレス三相DCモータ。
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