JP2004363808A - 再生装置及びスキップ操作制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザが望む時点へのジャンプを効率よく達成できるようにする。
【解決手段】ユーザは、CMが始まって2秒(タイムラグ)が経過した時点から、第1回目のスキップ操作を行う。これにより、スキップ時間:27 (sec)だけスキップする。その後、所定時間内に第2回目のスキップ操作を行う。これにより、スキップ時間:30 (sec)だけスキップする。同様に、所定時間内に第3回目のスキップ操作を行うと、スキップ時間:30 (sec)だけスキップする。同様に、所定時間内に第4回目のスキップ操作を行うと、スキップ時間:30 (sec)だけスキップする。この連続したスキップ操作により、ユーザが所望する時点(番組本編が再び始まる時点よりも1 (sec)だけ手前の時点)へのジャンプが達成できたことになる。
【選択図】 図5
【解決手段】ユーザは、CMが始まって2秒(タイムラグ)が経過した時点から、第1回目のスキップ操作を行う。これにより、スキップ時間:27 (sec)だけスキップする。その後、所定時間内に第2回目のスキップ操作を行う。これにより、スキップ時間:30 (sec)だけスキップする。同様に、所定時間内に第3回目のスキップ操作を行うと、スキップ時間:30 (sec)だけスキップする。同様に、所定時間内に第4回目のスキップ操作を行うと、スキップ時間:30 (sec)だけスキップする。この連続したスキップ操作により、ユーザが所望する時点(番組本編が再び始まる時点よりも1 (sec)だけ手前の時点)へのジャンプが達成できたことになる。
【選択図】 図5
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データストリームの再生中にスキップ操作を行うことが可能な再生装置及びスキップ操作制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
DVD(Digital Versatile Disc)やHDD(Hard Disk Drive)などのレコーダやプレーヤにおいては、再生されているデータストリームに対して1ボタンで所定時間をスキップさせる機能がある。このスキップの時間間隔(スキップ時間)は、現在発売されているプレーヤでは、例えば15、27、30、60 (sec)の一つが固定値として設定される。プレーヤによっては、当該固定値を、メニュー画面を通じて選択できるものもある。
【0003】
なお、スキップの操作性を向上させる技術に関しては、種々なものある。例えば、特許文献1には、データストリーム中のショットやシーンの変化点を検出し、ユーザから順方向/逆方向のスキップ要求があると、最も近いシーン変化点へとスキップして再生する技術が開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−320677
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、DVDなどに記録してあるテレビ番組などのコンテンツを再生したような場合、番組本編とCMとが交互に現れることが多い。例えば、番組本編が一旦終了した時点から、120秒間のCM時間が入り、その後に番組本編が再び始まるというケースが挙げられる。個々のCMの時間は、一般的には15秒もしくは30秒である。ここで、番組本編が一旦終了してCMが始まった後、ユーザは2秒後にそのことに気づき、CMの部分を飛ばしてすぐに次の番組本編を見たいがためにスキップ操作を何度か繰り返す場合の例について説明する。
【0006】
スキップ時間を27 (sec)固定とした場合、CMが始まって2秒(タイムラグ)が経過した時点から、スキップ操作を4回行うと、番組本編が再び始まる時点の10秒前の時点までジャンプする。しかしながら、番組本編が再び始まる時点まで10秒も待たなくてはならないため、ユーザが望む時点にジャンプできたとは言い難い。
【0007】
また、スキップ時間を30(sec)固定とした場合、CMが始まって2秒(タイムラグ)が経過した時点から、スキップ操作を4回行うと、番組本編が再び始まる時点から2秒も過ぎた時点までジャンプしてしまう。この場合も、ユーザが望む時点にジャンプできたとは言い難い。
【0008】
一方、特許文献1では、データストリーム中のショットやシーンの変化点を検出する処理をしなければ、スキップを行うことができない。ショットやシーンの変化点を検出する処理を加えた場合、処理機構が複雑となり、コスト等が増大する問題がある。
【0009】
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、ユーザが望む時点へのジャンプを効率よく達成することのできる再生装置及びスキップ操作制御方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る再生装置は、データストリームの再生中のスキップ操作を検出し、そのスキップ操作が第1回目のスキップ操作であるのか、それとも当該データストリームの再生中における第2回目以降のスキップ操作であるのかを判定する判定手段と、前記判定手段の結果が第1回目のスキップ操作を示している場合、第1の時間間隔でスキップを実行し、第2回目以降のスキップ操作を示している場合、前記第1の時間間隔とは異なる第2の時間間隔でスキップを実行する処理実行手段とを具備することを特徴とする。
【0011】
また、本発明に係るスキップ操作制御方法は、データストリームの再生中のスキップ操作を検出し、そのスキップ操作が第1回目のスキップ操作であるのか、それとも当該データストリームの再生中における第2回目以降のスキップ操作であるのかを判定し、前記判定の結果が第1回目のスキップ操作を示している場合、第1の時間間隔でスキップを実行し、第2回目以降のスキップ操作を示している場合、前記第1の時間間隔とは異なる第2の時間間隔でスキップを実行することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
【0013】
図1は、本発明の一実施形態に係る再生装置の概略構成を示すブロック図である。
【0014】
再生装置1は、記録媒体に記録してあるテレビ番組(CMを含む)等のデータストリームを再生するものであり、データストリームの再生中にスキップ操作を行うことが可能である。この再生装置1には、リモートコントローラ(以下、リモコン)2及びモニタ3が備えられる。
【0015】
また、この再生装置1には、記録媒体11、メディアコントローラ12、MPEGデコーダ13、D/Aコンバータ14、RAM15、不揮発性メモリ16、受光機17、及びCPU18が備えられる。
【0016】
記録媒体11は、DVD(Digital Versatile Disc)やHDD(Hard Disk Drive)などに相当し、MPEGの仕様に基づいて圧縮処理されたコンテンツ(番組本編及びCMを交互に含む)などを記憶するほか、各種の制御プログラムやデータを記憶している。
【0017】
メディアコントローラ12は、CPU18の制御の下で、記録媒体11に対するコンテンツの読み出し/書き込みを制御するものである。このメディアコントローラ12は、読み出しの際には、記録媒体11から読み出したコンテンツをMPEGデコーダ13へ転送する。
【0018】
MPEGデコーダ13は、CPU18の制御の下で、メディアコントローラ12から転送されてくるコンテンツに対してデコード処理を施し、デコード処理した後のデータストリームをD/Aコンバータ14へ供給する。
【0019】
D/Aコンバータ14は、MPEGデコーダ13から供給されるデータストリームをデジタル信号からアナログ信号に変換し、変換後のデータを映像及び音声としてモニタ3へ出力する。
【0020】
RAM15は、OSや各種のドライバ、アプリケーションを記憶する。また、後述する制御プログラムもここに記憶されている。このRAM15は、CPU18の作業エリアとして提供される。
【0021】
不揮発性メモリ16は、データストリームの再生中のスキップ操作制御を行うために使用される各種設定値などの情報を記憶している。
【0022】
受光機17は、リモコン2から赤外線により発信される各種の指示信号を受け、それらをCPU18へ送る。
【0023】
CPU18は、本再生装置1全体の制御を司るものである。このCPU18は、例えば、RAM15上の制御プログラムに従って動作し、リモコン2からの各種の指示に応じてデータストリームの再生開始や停止、一時停止、スキップ、一括ジャンプ、インスタントリプレイなどの各種処理の制御を行う。
【0024】
次に、図2を参照して、リモコン2上のボタン類の配置例について説明する。
【0025】
リモコン2上には、スキップボタン21、インスタントリプレイボタン22、一括ジャンプボタン23などが備えられる。
【0026】
スキップボタン21は、データストリーム再生中において再生している時点から一定の時間間隔分だけ前へスキップさせる際に使用される。
【0027】
インスタントリプレイボタン22は、再生中のデータストリームの再生時点からある時間分だけ溯り、溯った時点から再生を開始させるために使用される。
【0028】
一括ジャンプボタン23は、連続する複数のスキップ操作により実現された前回にジャンプと同じジャンプを一度に実行する際に使用される。
【0029】
図3は、図2の配置の変形例を示す図である。
【0030】
図3に示されるように、一括ジャンプボタンを用意せず、その機能をスキップボタンに代用させることも可能である。この場合、スキップボタン21’が一定時間以上にわたって長押しされたときには、インスタントリプレイの指示であるとみなし、長押しでなければスキップの指示であるものとみなす。
【0031】
次に、図4を参照して、スキップ操作制御のための制御プログラムの機能構成について説明する。
【0032】
制御プログラム4は、前述のRAM15上にロードされ、CPU18により実行される。この制御プログラム4は、ボタン操作判定部31、計時部32、及び処理実行部33を備えている。
【0033】
ボタン操作判定部31は、リモコン2上の各種のボタン操作の内容を判定するものである。このボタン操作判定部31は、例えば、データストリームの再生中のスキップ操作を検出し、そのスキップ操作が第1回目のスキップ操作であるのか、それとも当該データストリームの再生中における第2回目以降のスキップ操作であるのかを判定する。
【0034】
計時部32は、種々な計時を行うものであり、例えばあるスキップ操作があった時点から次のスキップ操作があった時点までの時間間隔などを計時したり、スキップボタンなどの押し時間を計時したりする。
【0035】
処理実行部33は、ボタン操作判定部31の判定結果に基づき、該当する処理を実行するものである。この処理実行部33は、例えば、ボタン操作判定部31の結果が第1回目のスキップ操作を示している場合、第1の時間間隔でスキップを実行し、第2回目以降のスキップ操作を示している場合、上記第1の時間間隔よりも長い第2の時間間隔でスキップを実行する。なお、これら第1の時間間隔及び第2の時間間隔は、それぞれユーザの要求に応じて設定変更できるようにしてもよい。
【0036】
また、ボタン操作判定部31は、上記第2回目以降のスキップ操作が前回のスキップ操作を検出した時から一定時間以内にあったものであるか否かについても判定し、処理実行部33は、当該第2回目以降のスキップ操作が一定時間以内にあった場合に限り、上記第2の時間間隔でのスキップを実行する。
【0037】
また、ボタン操作判定部31は、データストリームの再生中に連続して行われたスキップ操作からなるジャンプの記録を所定の記憶領域に保持させる処理も行うと共に、データストリームの再生中のスキップ操作を検出した際には、上記記憶領域に上記ジャンプ記録があるか否かについても判定し、処理実行部33は、上記ジャンプの記録がある場合に、その記録を用いて前回と同じジャンプを一度に実行する。
【0038】
また、ボタン操作判定部31は、インスタントリプレイボタン22が持続して押された時間が所定値を超えたか否かについても判定し、処理実行部33は、所定値を超えていなければ、上記再生中のデータストリームを第1の時間間隔だけ溯り、所定値を超えていれば、上記第1の時間間隔よりも長い第2の時間間隔だけ溯る処理を行う。
【0039】
また、ボタン操作判定部31は、上記スキップ操作のためのスキップボタンが持続して押された時間が所定値を超えたか否かについても判定し、処理実行部33は、所定値を超えていれば、上記再生中のデータストリームを所定の時間間隔だけ溯る処理を行う。
【0040】
次に、図5を参照して、スキップ操作制御の具体例について説明する。
【0041】
一般に、DVDなどに記録してあるテレビ番組などのコンテンツを再生したような場合、番組本編とCMとが交互に現れることが多い。例えば、番組本編が一旦終了した時点から、120秒間のCM時間が入り、その後に番組本編が再び始まるというケースが挙げられる。個々のCMの時間は、一般的には15秒もしくは30秒である。ここで、番組本編が一旦終了してCMが始まった後、ユーザは2秒後にそのことに気づき、CMの部分を飛ばしてすぐに次の番組本編を見たいがためにスキップ操作を何度か繰り返す場合を考える。
【0042】
本実施形態では、例えば第1回目のスキップ操作に対してはスキップ時間を27 (sec)とし、第2回目以降のスキップ操作に対してはスキップ時間を30 (sec)とする。なお、この場合のスキップ時間:30 (sec)は、30秒間を単位とするCM1つ分の長さ、もしくは15秒間を単位とするCM2つ分の長さに相当することを意味している。また、スキップ時間:27 (sec)は、CMが始まった後ユーザがそのことに気が付くまでのタイムラグを考慮した長さである。
【0043】
ユーザは、CMが始まって2秒(タイムラグ)が経過した時点から、第1回目のスキップ操作を行う。これにより、スキップ時間:27 (sec)だけスキップする。その後、所定時間内に第2回目のスキップ操作を行う。これにより、スキップ時間:30 (sec)だけスキップする。同様に、所定時間内に第3回目のスキップ操作を行うと、スキップ時間:30 (sec)だけスキップする。同様に、所定時間内に第4回目のスキップ操作を行うと、スキップ時間:30 (sec)だけスキップする。この連続したスキップ操作により、ユーザが所望する時点(番組本編が再び始まる時点よりも1 (sec)だけ手前の時点)へのジャンプが達成できたことになる。
【0044】
次に、図6のフローチャートを参照して、制御プログラム4による第1の動作(基本動作)について説明する。
【0045】
まず、データストリームの再生中にスキップボタンが押されたか否かを判定する(ステップA1)。スキップボタンが押されなければ、押されるまで待機し、スキップボタンが押された場合には、読み出されているデータのリードポインタをn1 (sec)だけジャンプさせる(ステップA2)。
【0046】
ここで、前回のスキップボタンの押下げからm (sec)以内にスキップボタンが押されたか否かを判定する(ステップA3)。m (sec)以内に押されていなければ、ステップA6の処理へと進む。一方、m (sec)以内に押された場合には、リードポインタをn2 (sec)だけジャンプさせる(但し、n2 >n1)(ステップA4)。
【0047】
ここで、前回のスキップボタンの押下げからm (sec)以内にスキップボタンが押されたか否かを判定する(ステップA5)。m (sec)以内に押された場合には、ステップA4の処理を繰り返す。一方、m (sec)以内に押されていなければ、これまでに連続してスキップ操作された回数(スキップ操作回数)をジャンプ記録として所定の記憶領域に記録し(ステップA6)、処理を終了する。
【0048】
次に、図7のフローチャートを参照して、制御プログラム4による第2の動作(一括ジャンプの処理を含む動作)について説明する。
【0049】
まず、データストリームの再生中にスキップボタンが押されたか否かを判定する(ステップB1)。スキップボタンが押されなければ、押されるまで待機し、スキップボタンが押された場合には、前述した図6中のステップA6で述べた所定の記憶領域にジャンプ記録があるか否かを判定する(ステップB2)。
【0050】
ジャンプ記録が無ければ、前述した図6中のステップA2からの処理を繰り返し、ジャンプ記録があれば、処理実行部33は、その記録を用いて前回と同じジャンプを一度に実行する。すなわち、前回のジャンプ時の秒数だけリードポインタを進め(ステップB3)、処理を終了する。
【0051】
次に、図8のフローチャートを参照して、制御プログラム4による第3の動作(インスタントリプレイの処理を含む動作)について説明する。
【0052】
まず、インスタントリプレイボタン22が押された場合、そのインスタントリプレイボタン22の押し時間がp (sec)よりも長いか否かを判定する(ステップC1)。
【0053】
p (sec)よりも長くなければ、m1 (sec)だけリードポインタを戻し(ステップC2)、処理を終了する。一方、p (sec)よりも長ければ、m2 (sec)だけリードポインタを戻し(但し、m2 >m1)(ステップC3)、処理を終了する。
【0054】
次に、図9のフローチャートを参照して、制御プログラム4による第4の動作(スキップボタンによるインスタントリプレイの代用処理を含む動作)について説明する。
【0055】
前述した図6中のステップA3においてYesであった場合(即ち、前回のスキップボタンの押下げからm (sec)以内にスキップボタンが押された場合)、スキップボタンの押し時間がq (sec)より長いか否かを判定する(ステップD1)。
【0056】
q (sec)より長くなければ、前述した図6中のステップA4の処理へ進む。一方、q (sec)より長ければ、n (sec)だけリードポインタを戻す(ステップD2)。ここで、更にステップボタンが押されたか否かを判定する(ステップD3)。
【0057】
更なるステップボタンの押下げがあった場合には、ステップD2の処理を繰り返し、更なるステップボタンの押下げが無ければ、処理を終了する。
【0058】
このように、本実施形態によれば、第1回目のスキップ操作に対するスキップ時間と、第2回目以降のスキップ操作に対するスキップ時間とを異ならせることにより、ユーザが所望する時点(番組本編が再び始まる時点よりも少しだけ手前の時点)へのジャンプを達成できる。
【0059】
また、連続する複数のスキップによるジャンプの記録がある場合には、その記録を用いて前回と同じジャンプを一度に実行することにより、操作上の手間を省くことが可能となる。
【0060】
また、インスタントリプレイボタン22が長押しされたか否かに応じて、データストリームを溯る時間間隔を切り替えることにより、インスタントリプレイの操作性を向上させることができる。
【0061】
また、インスタントリプレイボタンの機能をスキップボタンに代用させることにより、リモコンの操作ボタン類の配置を簡潔にすることができる。
【0062】
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
【0063】
【発明の効果】
以上詳記したように本発明によれば、ユーザが望む時点へのジャンプを効率よく達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る再生装置の概略構成を示すブロック図。
【図2】リモコン上のボタン類の配置例を示す図。
【図3】図2の配置の変形例を示す図。
【図4】スキップ操作制御のための制御プログラムの機能構成を示す図。
【図5】スキップ操作制御の具体例を説明するための図。
【図6】制御プログラムによる第1の動作(基本動作)を示すフローチャート。
【図7】制御プログラムによる第2の動作(一括ジャンプの処理を含む動作)を示すフローチャート。
【図8】制御プログラムによる第3の動作(インスタントリプレイの処理を含む動作)を示すフローチャート。
【図9】制御プログラムによる第4の動作(スキップボタンによるインスタントリプレイの代用処理を含む動作)を示すフローチャート。
【符号の説明】1…再生装置、2…リモコン、3…モニタ、4…制御プログラム、11…記録媒体、12…メディアコントローラ、13…MPEGデコーダ、14…D/Aコンバータ、15…RAM、16…不揮発性メモリ、17…受光機、18…CPU、21…スキップボタン、22…インスタントリプレイボタン、23…一括ジャンプボタン、31…ボタン操作判定部、32…計時部、33…処理実行部。
【発明の属する技術分野】
本発明は、データストリームの再生中にスキップ操作を行うことが可能な再生装置及びスキップ操作制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
DVD(Digital Versatile Disc)やHDD(Hard Disk Drive)などのレコーダやプレーヤにおいては、再生されているデータストリームに対して1ボタンで所定時間をスキップさせる機能がある。このスキップの時間間隔(スキップ時間)は、現在発売されているプレーヤでは、例えば15、27、30、60 (sec)の一つが固定値として設定される。プレーヤによっては、当該固定値を、メニュー画面を通じて選択できるものもある。
【0003】
なお、スキップの操作性を向上させる技術に関しては、種々なものある。例えば、特許文献1には、データストリーム中のショットやシーンの変化点を検出し、ユーザから順方向/逆方向のスキップ要求があると、最も近いシーン変化点へとスキップして再生する技術が開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−320677
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、DVDなどに記録してあるテレビ番組などのコンテンツを再生したような場合、番組本編とCMとが交互に現れることが多い。例えば、番組本編が一旦終了した時点から、120秒間のCM時間が入り、その後に番組本編が再び始まるというケースが挙げられる。個々のCMの時間は、一般的には15秒もしくは30秒である。ここで、番組本編が一旦終了してCMが始まった後、ユーザは2秒後にそのことに気づき、CMの部分を飛ばしてすぐに次の番組本編を見たいがためにスキップ操作を何度か繰り返す場合の例について説明する。
【0006】
スキップ時間を27 (sec)固定とした場合、CMが始まって2秒(タイムラグ)が経過した時点から、スキップ操作を4回行うと、番組本編が再び始まる時点の10秒前の時点までジャンプする。しかしながら、番組本編が再び始まる時点まで10秒も待たなくてはならないため、ユーザが望む時点にジャンプできたとは言い難い。
【0007】
また、スキップ時間を30(sec)固定とした場合、CMが始まって2秒(タイムラグ)が経過した時点から、スキップ操作を4回行うと、番組本編が再び始まる時点から2秒も過ぎた時点までジャンプしてしまう。この場合も、ユーザが望む時点にジャンプできたとは言い難い。
【0008】
一方、特許文献1では、データストリーム中のショットやシーンの変化点を検出する処理をしなければ、スキップを行うことができない。ショットやシーンの変化点を検出する処理を加えた場合、処理機構が複雑となり、コスト等が増大する問題がある。
【0009】
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、ユーザが望む時点へのジャンプを効率よく達成することのできる再生装置及びスキップ操作制御方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る再生装置は、データストリームの再生中のスキップ操作を検出し、そのスキップ操作が第1回目のスキップ操作であるのか、それとも当該データストリームの再生中における第2回目以降のスキップ操作であるのかを判定する判定手段と、前記判定手段の結果が第1回目のスキップ操作を示している場合、第1の時間間隔でスキップを実行し、第2回目以降のスキップ操作を示している場合、前記第1の時間間隔とは異なる第2の時間間隔でスキップを実行する処理実行手段とを具備することを特徴とする。
【0011】
また、本発明に係るスキップ操作制御方法は、データストリームの再生中のスキップ操作を検出し、そのスキップ操作が第1回目のスキップ操作であるのか、それとも当該データストリームの再生中における第2回目以降のスキップ操作であるのかを判定し、前記判定の結果が第1回目のスキップ操作を示している場合、第1の時間間隔でスキップを実行し、第2回目以降のスキップ操作を示している場合、前記第1の時間間隔とは異なる第2の時間間隔でスキップを実行することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
【0013】
図1は、本発明の一実施形態に係る再生装置の概略構成を示すブロック図である。
【0014】
再生装置1は、記録媒体に記録してあるテレビ番組(CMを含む)等のデータストリームを再生するものであり、データストリームの再生中にスキップ操作を行うことが可能である。この再生装置1には、リモートコントローラ(以下、リモコン)2及びモニタ3が備えられる。
【0015】
また、この再生装置1には、記録媒体11、メディアコントローラ12、MPEGデコーダ13、D/Aコンバータ14、RAM15、不揮発性メモリ16、受光機17、及びCPU18が備えられる。
【0016】
記録媒体11は、DVD(Digital Versatile Disc)やHDD(Hard Disk Drive)などに相当し、MPEGの仕様に基づいて圧縮処理されたコンテンツ(番組本編及びCMを交互に含む)などを記憶するほか、各種の制御プログラムやデータを記憶している。
【0017】
メディアコントローラ12は、CPU18の制御の下で、記録媒体11に対するコンテンツの読み出し/書き込みを制御するものである。このメディアコントローラ12は、読み出しの際には、記録媒体11から読み出したコンテンツをMPEGデコーダ13へ転送する。
【0018】
MPEGデコーダ13は、CPU18の制御の下で、メディアコントローラ12から転送されてくるコンテンツに対してデコード処理を施し、デコード処理した後のデータストリームをD/Aコンバータ14へ供給する。
【0019】
D/Aコンバータ14は、MPEGデコーダ13から供給されるデータストリームをデジタル信号からアナログ信号に変換し、変換後のデータを映像及び音声としてモニタ3へ出力する。
【0020】
RAM15は、OSや各種のドライバ、アプリケーションを記憶する。また、後述する制御プログラムもここに記憶されている。このRAM15は、CPU18の作業エリアとして提供される。
【0021】
不揮発性メモリ16は、データストリームの再生中のスキップ操作制御を行うために使用される各種設定値などの情報を記憶している。
【0022】
受光機17は、リモコン2から赤外線により発信される各種の指示信号を受け、それらをCPU18へ送る。
【0023】
CPU18は、本再生装置1全体の制御を司るものである。このCPU18は、例えば、RAM15上の制御プログラムに従って動作し、リモコン2からの各種の指示に応じてデータストリームの再生開始や停止、一時停止、スキップ、一括ジャンプ、インスタントリプレイなどの各種処理の制御を行う。
【0024】
次に、図2を参照して、リモコン2上のボタン類の配置例について説明する。
【0025】
リモコン2上には、スキップボタン21、インスタントリプレイボタン22、一括ジャンプボタン23などが備えられる。
【0026】
スキップボタン21は、データストリーム再生中において再生している時点から一定の時間間隔分だけ前へスキップさせる際に使用される。
【0027】
インスタントリプレイボタン22は、再生中のデータストリームの再生時点からある時間分だけ溯り、溯った時点から再生を開始させるために使用される。
【0028】
一括ジャンプボタン23は、連続する複数のスキップ操作により実現された前回にジャンプと同じジャンプを一度に実行する際に使用される。
【0029】
図3は、図2の配置の変形例を示す図である。
【0030】
図3に示されるように、一括ジャンプボタンを用意せず、その機能をスキップボタンに代用させることも可能である。この場合、スキップボタン21’が一定時間以上にわたって長押しされたときには、インスタントリプレイの指示であるとみなし、長押しでなければスキップの指示であるものとみなす。
【0031】
次に、図4を参照して、スキップ操作制御のための制御プログラムの機能構成について説明する。
【0032】
制御プログラム4は、前述のRAM15上にロードされ、CPU18により実行される。この制御プログラム4は、ボタン操作判定部31、計時部32、及び処理実行部33を備えている。
【0033】
ボタン操作判定部31は、リモコン2上の各種のボタン操作の内容を判定するものである。このボタン操作判定部31は、例えば、データストリームの再生中のスキップ操作を検出し、そのスキップ操作が第1回目のスキップ操作であるのか、それとも当該データストリームの再生中における第2回目以降のスキップ操作であるのかを判定する。
【0034】
計時部32は、種々な計時を行うものであり、例えばあるスキップ操作があった時点から次のスキップ操作があった時点までの時間間隔などを計時したり、スキップボタンなどの押し時間を計時したりする。
【0035】
処理実行部33は、ボタン操作判定部31の判定結果に基づき、該当する処理を実行するものである。この処理実行部33は、例えば、ボタン操作判定部31の結果が第1回目のスキップ操作を示している場合、第1の時間間隔でスキップを実行し、第2回目以降のスキップ操作を示している場合、上記第1の時間間隔よりも長い第2の時間間隔でスキップを実行する。なお、これら第1の時間間隔及び第2の時間間隔は、それぞれユーザの要求に応じて設定変更できるようにしてもよい。
【0036】
また、ボタン操作判定部31は、上記第2回目以降のスキップ操作が前回のスキップ操作を検出した時から一定時間以内にあったものであるか否かについても判定し、処理実行部33は、当該第2回目以降のスキップ操作が一定時間以内にあった場合に限り、上記第2の時間間隔でのスキップを実行する。
【0037】
また、ボタン操作判定部31は、データストリームの再生中に連続して行われたスキップ操作からなるジャンプの記録を所定の記憶領域に保持させる処理も行うと共に、データストリームの再生中のスキップ操作を検出した際には、上記記憶領域に上記ジャンプ記録があるか否かについても判定し、処理実行部33は、上記ジャンプの記録がある場合に、その記録を用いて前回と同じジャンプを一度に実行する。
【0038】
また、ボタン操作判定部31は、インスタントリプレイボタン22が持続して押された時間が所定値を超えたか否かについても判定し、処理実行部33は、所定値を超えていなければ、上記再生中のデータストリームを第1の時間間隔だけ溯り、所定値を超えていれば、上記第1の時間間隔よりも長い第2の時間間隔だけ溯る処理を行う。
【0039】
また、ボタン操作判定部31は、上記スキップ操作のためのスキップボタンが持続して押された時間が所定値を超えたか否かについても判定し、処理実行部33は、所定値を超えていれば、上記再生中のデータストリームを所定の時間間隔だけ溯る処理を行う。
【0040】
次に、図5を参照して、スキップ操作制御の具体例について説明する。
【0041】
一般に、DVDなどに記録してあるテレビ番組などのコンテンツを再生したような場合、番組本編とCMとが交互に現れることが多い。例えば、番組本編が一旦終了した時点から、120秒間のCM時間が入り、その後に番組本編が再び始まるというケースが挙げられる。個々のCMの時間は、一般的には15秒もしくは30秒である。ここで、番組本編が一旦終了してCMが始まった後、ユーザは2秒後にそのことに気づき、CMの部分を飛ばしてすぐに次の番組本編を見たいがためにスキップ操作を何度か繰り返す場合を考える。
【0042】
本実施形態では、例えば第1回目のスキップ操作に対してはスキップ時間を27 (sec)とし、第2回目以降のスキップ操作に対してはスキップ時間を30 (sec)とする。なお、この場合のスキップ時間:30 (sec)は、30秒間を単位とするCM1つ分の長さ、もしくは15秒間を単位とするCM2つ分の長さに相当することを意味している。また、スキップ時間:27 (sec)は、CMが始まった後ユーザがそのことに気が付くまでのタイムラグを考慮した長さである。
【0043】
ユーザは、CMが始まって2秒(タイムラグ)が経過した時点から、第1回目のスキップ操作を行う。これにより、スキップ時間:27 (sec)だけスキップする。その後、所定時間内に第2回目のスキップ操作を行う。これにより、スキップ時間:30 (sec)だけスキップする。同様に、所定時間内に第3回目のスキップ操作を行うと、スキップ時間:30 (sec)だけスキップする。同様に、所定時間内に第4回目のスキップ操作を行うと、スキップ時間:30 (sec)だけスキップする。この連続したスキップ操作により、ユーザが所望する時点(番組本編が再び始まる時点よりも1 (sec)だけ手前の時点)へのジャンプが達成できたことになる。
【0044】
次に、図6のフローチャートを参照して、制御プログラム4による第1の動作(基本動作)について説明する。
【0045】
まず、データストリームの再生中にスキップボタンが押されたか否かを判定する(ステップA1)。スキップボタンが押されなければ、押されるまで待機し、スキップボタンが押された場合には、読み出されているデータのリードポインタをn1 (sec)だけジャンプさせる(ステップA2)。
【0046】
ここで、前回のスキップボタンの押下げからm (sec)以内にスキップボタンが押されたか否かを判定する(ステップA3)。m (sec)以内に押されていなければ、ステップA6の処理へと進む。一方、m (sec)以内に押された場合には、リードポインタをn2 (sec)だけジャンプさせる(但し、n2 >n1)(ステップA4)。
【0047】
ここで、前回のスキップボタンの押下げからm (sec)以内にスキップボタンが押されたか否かを判定する(ステップA5)。m (sec)以内に押された場合には、ステップA4の処理を繰り返す。一方、m (sec)以内に押されていなければ、これまでに連続してスキップ操作された回数(スキップ操作回数)をジャンプ記録として所定の記憶領域に記録し(ステップA6)、処理を終了する。
【0048】
次に、図7のフローチャートを参照して、制御プログラム4による第2の動作(一括ジャンプの処理を含む動作)について説明する。
【0049】
まず、データストリームの再生中にスキップボタンが押されたか否かを判定する(ステップB1)。スキップボタンが押されなければ、押されるまで待機し、スキップボタンが押された場合には、前述した図6中のステップA6で述べた所定の記憶領域にジャンプ記録があるか否かを判定する(ステップB2)。
【0050】
ジャンプ記録が無ければ、前述した図6中のステップA2からの処理を繰り返し、ジャンプ記録があれば、処理実行部33は、その記録を用いて前回と同じジャンプを一度に実行する。すなわち、前回のジャンプ時の秒数だけリードポインタを進め(ステップB3)、処理を終了する。
【0051】
次に、図8のフローチャートを参照して、制御プログラム4による第3の動作(インスタントリプレイの処理を含む動作)について説明する。
【0052】
まず、インスタントリプレイボタン22が押された場合、そのインスタントリプレイボタン22の押し時間がp (sec)よりも長いか否かを判定する(ステップC1)。
【0053】
p (sec)よりも長くなければ、m1 (sec)だけリードポインタを戻し(ステップC2)、処理を終了する。一方、p (sec)よりも長ければ、m2 (sec)だけリードポインタを戻し(但し、m2 >m1)(ステップC3)、処理を終了する。
【0054】
次に、図9のフローチャートを参照して、制御プログラム4による第4の動作(スキップボタンによるインスタントリプレイの代用処理を含む動作)について説明する。
【0055】
前述した図6中のステップA3においてYesであった場合(即ち、前回のスキップボタンの押下げからm (sec)以内にスキップボタンが押された場合)、スキップボタンの押し時間がq (sec)より長いか否かを判定する(ステップD1)。
【0056】
q (sec)より長くなければ、前述した図6中のステップA4の処理へ進む。一方、q (sec)より長ければ、n (sec)だけリードポインタを戻す(ステップD2)。ここで、更にステップボタンが押されたか否かを判定する(ステップD3)。
【0057】
更なるステップボタンの押下げがあった場合には、ステップD2の処理を繰り返し、更なるステップボタンの押下げが無ければ、処理を終了する。
【0058】
このように、本実施形態によれば、第1回目のスキップ操作に対するスキップ時間と、第2回目以降のスキップ操作に対するスキップ時間とを異ならせることにより、ユーザが所望する時点(番組本編が再び始まる時点よりも少しだけ手前の時点)へのジャンプを達成できる。
【0059】
また、連続する複数のスキップによるジャンプの記録がある場合には、その記録を用いて前回と同じジャンプを一度に実行することにより、操作上の手間を省くことが可能となる。
【0060】
また、インスタントリプレイボタン22が長押しされたか否かに応じて、データストリームを溯る時間間隔を切り替えることにより、インスタントリプレイの操作性を向上させることができる。
【0061】
また、インスタントリプレイボタンの機能をスキップボタンに代用させることにより、リモコンの操作ボタン類の配置を簡潔にすることができる。
【0062】
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
【0063】
【発明の効果】
以上詳記したように本発明によれば、ユーザが望む時点へのジャンプを効率よく達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る再生装置の概略構成を示すブロック図。
【図2】リモコン上のボタン類の配置例を示す図。
【図3】図2の配置の変形例を示す図。
【図4】スキップ操作制御のための制御プログラムの機能構成を示す図。
【図5】スキップ操作制御の具体例を説明するための図。
【図6】制御プログラムによる第1の動作(基本動作)を示すフローチャート。
【図7】制御プログラムによる第2の動作(一括ジャンプの処理を含む動作)を示すフローチャート。
【図8】制御プログラムによる第3の動作(インスタントリプレイの処理を含む動作)を示すフローチャート。
【図9】制御プログラムによる第4の動作(スキップボタンによるインスタントリプレイの代用処理を含む動作)を示すフローチャート。
【符号の説明】1…再生装置、2…リモコン、3…モニタ、4…制御プログラム、11…記録媒体、12…メディアコントローラ、13…MPEGデコーダ、14…D/Aコンバータ、15…RAM、16…不揮発性メモリ、17…受光機、18…CPU、21…スキップボタン、22…インスタントリプレイボタン、23…一括ジャンプボタン、31…ボタン操作判定部、32…計時部、33…処理実行部。
Claims (12)
- データストリームの再生中のスキップ操作を検出し、そのスキップ操作が第1回目のスキップ操作であるのか、それとも当該データストリームの再生中における第2回目以降のスキップ操作であるのかを判定する判定手段と、
前記判定手段の結果が第1回目のスキップ操作を示している場合、第1の時間間隔でスキップを実行し、第2回目以降のスキップ操作を示している場合、前記第1の時間間隔とは異なる第2の時間間隔でスキップを実行する処理実行手段と
を具備することを特徴とする再生装置。 - 前記判定手段は、前記第2回目以降のスキップ操作が前回のスキップ操作を検出した時から一定時間以内にあったものであるか否かについても判定し、
前記処理実行手段は、当該第2回目以降のスキップ操作が一定時間以内にあった場合に限り、前記第2の時間間隔でのスキップを実行することを特徴とする請求項1記載の再生装置。 - 前記第2の時間間隔は、前記第1の時間間隔よりも長いことを特徴とする請求項1記載の再生装置。
- 前記データストリームの再生中に連続して行われたスキップ操作からなるジャンプの記録を保持する記憶手段を更に具備し、
前記判定手段は、前記データストリームの再生中のスキップ操作を検出した際に、前記記憶手段に前記ジャンプ記録があるか否かについても判定し、
前記処理実行手段は、前記ジャンプの記録がある場合に、その記録を用いて前回と同じジャンプを一度に実行することを特徴とする請求項1記載の再生装置。 - 再生中のデータストリームの再生時点からある時間分だけ溯り、溯った時点から再生を開始させるためのインスタントリプレイボタンを更に具備し、
前記判定手段は、前記インスタントリプレイボタンが持続して押された時間が所定値を超えたか否かについても判定し、
前記処理実行手段は、所定値を超えていなければ、前記再生中のデータストリームを第1の時間間隔だけ溯り、所定値を超えていれば、前記第1の時間間隔よりも長い第2の時間間隔だけ溯る処理を行うことを特徴とする請求項1記載の再生装置。 - 前記判定手段は、前記スキップ操作のためのスキップボタンが持続して押された時間が所定値を超えたか否かについても判定し、
前記処理実行手段は、所定値を超えていれば、前記再生中のデータストリームを所定の時間間隔だけ溯る処理を行うことを特徴とする請求項1記載の再生装置。 - データストリームの再生中のスキップ操作を検出し、そのスキップ操作が第1回目のスキップ操作であるのか、それとも当該データストリームの再生中における第2回目以降のスキップ操作であるのかを判定し、
前記判定の結果が第1回目のスキップ操作を示している場合、第1の時間間隔でスキップを実行し、第2回目以降のスキップ操作を示している場合、前記第1の時間間隔とは異なる第2の時間間隔でスキップを実行する
ことを特徴とするスキップ操作制御方法。 - 前記第2回目以降のスキップ操作が前回のスキップ操作を検出した時から一定時間以内にあったものであるか否かについて判定し、
当該第2回目以降のスキップ操作が一定時間以内にあった場合に限り、前記第2の時間間隔でのスキップを実行することを特徴とする請求項7記載のスキップ操作制御方法。 - 前記第2の時間間隔は、前記第1の時間間隔よりも長いことを特徴とする請求項7記載のスキップ操作制御方法。
- 前記データストリームの再生中に連続して行われたスキップ操作からなるジャンプの記録を記憶媒体に保持しておき、
前記データストリームの再生中のスキップ操作を検出した際に、前記記憶媒体に前記ジャンプ記録があるか否かについて判定し、
前記ジャンプの記録がある場合に、その記録を用いて前回と同じジャンプを一度に実行することを特徴とする請求項7記載のスキップ操作制御方法。 - 再生中のデータストリームの再生時点からある時間分だけ溯り、溯った時点から再生を開始させるためのインスタントリプレイボタンが持続して押された時間が所定値を超えたか否かについて判定し、
所定値を超えていなければ、前記再生中のデータストリームを第1の時間間隔だけ溯り、所定値を超えていれば、前記第1の時間間隔よりも長い第2の時間間隔だけ溯る処理を行うことを特徴とする請求項7記載のスキップ操作制御方法。 - 前記スキップ操作のためのスキップボタンが持続して押された時間が所定値を超えたか否かについて判定し、
所定値を超えていれば、前記再生中のデータストリームを所定の時間間隔だけ溯る処理を行うことを特徴とする請求項7記載のスキップ操作制御方法。
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