JP2004361310A - 波形測定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】外部サンプリングタイミングによる波形測定時であっても、リアルタイムに表示を行うことができる波形測定装置を提供する。
【解決手段】外部信号により入力波形をサンプリングして作成した波形データに基づいて波形表示する波形測定装置において、
前記波形データを圧縮して圧縮データを作成する圧縮手段と、
この圧縮データを表示データメモリに格納するメモリコントローラと、
所定数の圧縮データが前記表示データメモリに格納された時に、格納された圧縮データを用いて表示手段に波形表示させる制御手段と、
を有することを特徴とする波形測定装置。
【選択図】 図1
【解決手段】外部信号により入力波形をサンプリングして作成した波形データに基づいて波形表示する波形測定装置において、
前記波形データを圧縮して圧縮データを作成する圧縮手段と、
この圧縮データを表示データメモリに格納するメモリコントローラと、
所定数の圧縮データが前記表示データメモリに格納された時に、格納された圧縮データを用いて表示手段に波形表示させる制御手段と、
を有することを特徴とする波形測定装置。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定の入力波形をデジタル化して記録し、表示器に表示する波形測定装置に関し、特に外部信号によるサンプリングにおける表示性能の向上に関する。
【0002】
【従来の技術】
波形測定装置とは、入力信号の変化を表示画面上に波形で表示し、測定や観測ができるようにした装置である。このような従来の波形測定装置では、外部サンプリング信号により入力波形のサンプリングが行われるものがある。
【0003】
この波形測定装置を図を用いて説明する。
図2は従来の波形測定装置の一例を示す構成図である。
図2において、外部サンプリングタイミングの基準になる外部サンプリングクロックは、外部サンプリング信号入力端子より、間引き回路1に入力される。
【0004】
間引き回路1は、あらかじめ設定された周波数以上のタイミングがA/Dコンバータ3,メモリコントローラ20に入らないように、外部サンプリングクロックの周波数が設定値を超えた場合、クロックエッジを間引くことで周波数の制限を行い、装置内部に許容周波数を超えた外部サンプリング信号が入力されることを防ぐ保護回路である。
また、外部サンプリングクロックが制限周波数以下であれば、そのままの周波数をA/Dコンバータ3、メモリコントローラ20に出力する。
【0005】
観測波形は、アンプ2で正規化され、A/Dコンバータ3で、間引き回路1から出力されたサンプリング信号のサンプリングタイミングでデジタル化される。
メモリコントローラ20は、同じサンプリングタイミングで、A/Dコンバータ3のA/Dデータがメモリ長一杯のデータ量になるまで波形メモリ21に書き込む。
【0006】
CPU(中央処理装置)22は、A/Dデータのデータ量がメモリ長を満たした時に、メモリコントローラ20を介して波形メモリのA/Dデータを読み出し、表示データとなるラスターデータを作成する。描画コントローラ23はCPU22により制御されることにより、ラスターデータを用いて表示器24上の表示を更新する。
【0007】
また、この他の従来の波形測定装置では、外部からトリガ信号を入力した場合であっても高速用の部品を用いることなくジッタが補正出来るようにしたものもある(例えば、特許文献1。)。
【0008】
【特許文献1】
実公平6−21026号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
このような外部サンプリングによる波形測定では、高速のサンプリング信号が入力されるとCPUの処理速度がそれに追いつかず、測定波形のリアルタイム表示では、CPUの処理速度が上限となってしまい実用的ではない。
【0010】
また、外部サンプリングタイミングは、装置内部のクロックとは無関係で発生するため、内部処理との間で同期がとれず、高速での外部サンプリングに対応するためには、一度メモリ長を満たすまでデータをメモリに取り込み、表示すべきデータが確定してから表示を行うようにしている。
【0011】
従って、内部サンプリングタイミング時のロールモードのようにリアルタイムで取り込んだデータを表示することは不可能であった。ここでロールモードとは、チャート紙に長時間連続して測定結果を記録する機能を表示器上で表現した表示モードである。
【0012】
以上のことから、外部サンプリングタイミング時では、希望通りの観測が行えているかどうかについては、すべてのデータをメモリに取り込みが終わるまで確認することができず、希望どおりの設定、実験条件でなかった場合、再度測定を行わなければならず不便であるという問題があった。
【0013】
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、外部サンプリングタイミングによる波形測定時であっても、リアルタイムに表示を行うことができる波形測定装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は次の通りの構成になった波形測定装置である。
【0015】
(1) 外部信号により入力波形をサンプリングして作成した波形データに基づいて波形表示する波形測定装置において、
前記波形データを圧縮して圧縮データを作成する圧縮手段と、
この圧縮データを表示データメモリに格納するメモリコントローラと、
所定数の圧縮データが前記表示データメモリに格納された時に、格納された圧縮データを用いて表示手段に波形表示させる制御手段と、
を有することを特徴とする波形測定装置。
【0016】
(2) 前記メモリコントローラは、前記所定数の表示データを前記表示メモリに格納した時に前記制御手段に通知することを特徴とする(1)に記載の波形測定装置。
【0017】
(3) 前記制御手段は、前記メモリコントローラを監視し、前記所定数の表示データがメモリに格納されたことを検知することを特徴とする(1)に記載の波形測定装置。
【0018】
(4) 前記圧縮手段の圧縮レートは、表示データ数に合うように設定されることを特徴とする(1)乃至(3)のいずれかに記載の波形測定装置。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一実施例を示した構成図である。
図1において、前出の図と同様のものは同じ符号を付けてその部分の説明は省略する。
【0020】
第1メモリコントローラ4は、間引き回路1から出力されたサンプリング信号のサンプリングタイミングで、A/Dコンバータ3でデジタル変換された波形データを波形メモリ5に書き込むと共に、P−P圧縮器6に波形データを送る。
【0021】
P−P圧縮器6は、表示するラスターに合うようにあらかじめ設定されたレートでP−P圧縮を行う。詳細には、波形データが10000点あった場合に表示画面の表示点が500点であれば500/10000の圧縮率に設定されることになる。つまり、表示画面の表示データ数に合うように波形データが圧縮される。
【0022】
ここで、P−P圧縮とは、所定データ数の間でデータの最小値と最大値を取り出して直線で結んで表示する圧縮表示方式である。
尚、P−P圧縮器6の圧縮レートは予め複数設けられていて、波形データ数と表示画面の時間軸の設定に応じて選択されるようにしても良い。
【0023】
圧縮された結果は、第2メモリコントローラ7に送られ、第2メモリコントローラ7により、表示データメモリ8に格納される。このとき、第2メモリコントローラ7は、CPU9に信号を出力し、圧縮データが1つ作成されたことを知らせる。
【0024】
CPU9は、第2メモリコントローラ7からの知らせを受けて、第2メモリコントローラ7を介して表示データメモリ8の圧縮データを読み出し、ラスターデータを作成し、描画コントローラ10を制御して、表示器11上の表示ラスターを更新する。
【0025】
つまり、P−P圧縮器6では、所定のデータ区間(データ数)ごとに1つの表示用の圧縮データを作り、このタイミングでCPU9が、圧縮データを取得してラスターデータを作成し、描画コントローラ10に転送する。
従って、圧縮によりデータ量が削減されるため、CPUの処理速度が妨げになることなく高速サンプリングでもリアルタイム表示が可能となる。
【0026】
尚、特許請求の範囲でいう圧縮手段は、P−P圧縮器6,制御手段はCPU9,表示手段は描画コントローラ10および表示器11である。
また、ラスターデータを作成するのは、CPU9に限るものではなく、第2メモリコントローラ7で作成し、そのラスターデータを圧縮データの代わりに表示データメモリ8に格納するようにしても良い。
【0027】
以上により、外部サンプリングタイミングで、自動的に表示データメモリ上に表示用のデータが作成されるので、外部サンプリングタイミングにおいても、リアルタイムに、ロール表示を行うことができ、外部サンプリングタイミング時でも、リアルタイムに波形を観測することができる。
【0028】
ここで、必要以上の周波数の外部サンプリング信号が加わると、表示データメモリ上にできる圧縮データの作成間隔が短くなり、表示のための処理が間に合わなくなる場合がある。結果、ロール表示のための処理が間に合わなくなり、リアルタイムに表示できなくなる可能性がある。
【0029】
このために、間引き回路1を挿入して間引き周波数を設定することにより、外部サンプリング信号の許容値以上の入力を防ぐと共に、ラスターデータの作成間隔が短くなるのを防いで、リアルタイム必要以上のサンプリング周波数が回路に入力されることを防ぐことができる。
【0030】
また、本実施例では、第2メモリコントローラ7からCPU9にラスターデータの生成を知らせることとしたが、CPU9が第2メモリコントローラ7を定期的に監視し、圧縮データができたことを知って、圧縮データを取り込んで表示コントロールしても良い。
【0031】
具体的には、メモリコントローラが圧縮データを書き込んだ表示データメモリのアドレスを、CPUが認識することによりデータの格納数が分かるので、これをもとに圧縮データを取得することができる。
【0032】
さらに、圧縮データが1つできたら表示を更新するとしたが、複数の圧縮データができたとき、1度に表示を更新するようにしても良い。
【0033】
【発明の効果】
本発明によれば、以下のような効果がある。
【0034】
請求項1乃至請求項3に記載の発明によれば、外部サンプリングタイミングで、自動的に表示データメモリ上に波形表示データが作成されるので、外部サンプリングタイミングにおいても、リアルタイムにロール表示を行うことができ、リアルタイムに波形を観測することができる。
【0035】
請求項4に記載の発明によれば、表示データ数に合うように圧縮レートが設定されるので自動的に適切な圧縮を行うことができる。
【0036】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した構成図である。
【図2】従来例における波形測定装置の構成図である。
【符号の説明】
1 間引き回路
2 アンプ
3 A/Dコンバータ
4 第1メモリコントローラ
5 波形メモリ
6 P−P圧縮器
7 第2メモリコントローラ
8 表示データメモリ
9 CPU
10 描画コントローラ
11 表示器
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定の入力波形をデジタル化して記録し、表示器に表示する波形測定装置に関し、特に外部信号によるサンプリングにおける表示性能の向上に関する。
【0002】
【従来の技術】
波形測定装置とは、入力信号の変化を表示画面上に波形で表示し、測定や観測ができるようにした装置である。このような従来の波形測定装置では、外部サンプリング信号により入力波形のサンプリングが行われるものがある。
【0003】
この波形測定装置を図を用いて説明する。
図2は従来の波形測定装置の一例を示す構成図である。
図2において、外部サンプリングタイミングの基準になる外部サンプリングクロックは、外部サンプリング信号入力端子より、間引き回路1に入力される。
【0004】
間引き回路1は、あらかじめ設定された周波数以上のタイミングがA/Dコンバータ3,メモリコントローラ20に入らないように、外部サンプリングクロックの周波数が設定値を超えた場合、クロックエッジを間引くことで周波数の制限を行い、装置内部に許容周波数を超えた外部サンプリング信号が入力されることを防ぐ保護回路である。
また、外部サンプリングクロックが制限周波数以下であれば、そのままの周波数をA/Dコンバータ3、メモリコントローラ20に出力する。
【0005】
観測波形は、アンプ2で正規化され、A/Dコンバータ3で、間引き回路1から出力されたサンプリング信号のサンプリングタイミングでデジタル化される。
メモリコントローラ20は、同じサンプリングタイミングで、A/Dコンバータ3のA/Dデータがメモリ長一杯のデータ量になるまで波形メモリ21に書き込む。
【0006】
CPU(中央処理装置)22は、A/Dデータのデータ量がメモリ長を満たした時に、メモリコントローラ20を介して波形メモリのA/Dデータを読み出し、表示データとなるラスターデータを作成する。描画コントローラ23はCPU22により制御されることにより、ラスターデータを用いて表示器24上の表示を更新する。
【0007】
また、この他の従来の波形測定装置では、外部からトリガ信号を入力した場合であっても高速用の部品を用いることなくジッタが補正出来るようにしたものもある(例えば、特許文献1。)。
【0008】
【特許文献1】
実公平6−21026号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
このような外部サンプリングによる波形測定では、高速のサンプリング信号が入力されるとCPUの処理速度がそれに追いつかず、測定波形のリアルタイム表示では、CPUの処理速度が上限となってしまい実用的ではない。
【0010】
また、外部サンプリングタイミングは、装置内部のクロックとは無関係で発生するため、内部処理との間で同期がとれず、高速での外部サンプリングに対応するためには、一度メモリ長を満たすまでデータをメモリに取り込み、表示すべきデータが確定してから表示を行うようにしている。
【0011】
従って、内部サンプリングタイミング時のロールモードのようにリアルタイムで取り込んだデータを表示することは不可能であった。ここでロールモードとは、チャート紙に長時間連続して測定結果を記録する機能を表示器上で表現した表示モードである。
【0012】
以上のことから、外部サンプリングタイミング時では、希望通りの観測が行えているかどうかについては、すべてのデータをメモリに取り込みが終わるまで確認することができず、希望どおりの設定、実験条件でなかった場合、再度測定を行わなければならず不便であるという問題があった。
【0013】
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、外部サンプリングタイミングによる波形測定時であっても、リアルタイムに表示を行うことができる波形測定装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は次の通りの構成になった波形測定装置である。
【0015】
(1) 外部信号により入力波形をサンプリングして作成した波形データに基づいて波形表示する波形測定装置において、
前記波形データを圧縮して圧縮データを作成する圧縮手段と、
この圧縮データを表示データメモリに格納するメモリコントローラと、
所定数の圧縮データが前記表示データメモリに格納された時に、格納された圧縮データを用いて表示手段に波形表示させる制御手段と、
を有することを特徴とする波形測定装置。
【0016】
(2) 前記メモリコントローラは、前記所定数の表示データを前記表示メモリに格納した時に前記制御手段に通知することを特徴とする(1)に記載の波形測定装置。
【0017】
(3) 前記制御手段は、前記メモリコントローラを監視し、前記所定数の表示データがメモリに格納されたことを検知することを特徴とする(1)に記載の波形測定装置。
【0018】
(4) 前記圧縮手段の圧縮レートは、表示データ数に合うように設定されることを特徴とする(1)乃至(3)のいずれかに記載の波形測定装置。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一実施例を示した構成図である。
図1において、前出の図と同様のものは同じ符号を付けてその部分の説明は省略する。
【0020】
第1メモリコントローラ4は、間引き回路1から出力されたサンプリング信号のサンプリングタイミングで、A/Dコンバータ3でデジタル変換された波形データを波形メモリ5に書き込むと共に、P−P圧縮器6に波形データを送る。
【0021】
P−P圧縮器6は、表示するラスターに合うようにあらかじめ設定されたレートでP−P圧縮を行う。詳細には、波形データが10000点あった場合に表示画面の表示点が500点であれば500/10000の圧縮率に設定されることになる。つまり、表示画面の表示データ数に合うように波形データが圧縮される。
【0022】
ここで、P−P圧縮とは、所定データ数の間でデータの最小値と最大値を取り出して直線で結んで表示する圧縮表示方式である。
尚、P−P圧縮器6の圧縮レートは予め複数設けられていて、波形データ数と表示画面の時間軸の設定に応じて選択されるようにしても良い。
【0023】
圧縮された結果は、第2メモリコントローラ7に送られ、第2メモリコントローラ7により、表示データメモリ8に格納される。このとき、第2メモリコントローラ7は、CPU9に信号を出力し、圧縮データが1つ作成されたことを知らせる。
【0024】
CPU9は、第2メモリコントローラ7からの知らせを受けて、第2メモリコントローラ7を介して表示データメモリ8の圧縮データを読み出し、ラスターデータを作成し、描画コントローラ10を制御して、表示器11上の表示ラスターを更新する。
【0025】
つまり、P−P圧縮器6では、所定のデータ区間(データ数)ごとに1つの表示用の圧縮データを作り、このタイミングでCPU9が、圧縮データを取得してラスターデータを作成し、描画コントローラ10に転送する。
従って、圧縮によりデータ量が削減されるため、CPUの処理速度が妨げになることなく高速サンプリングでもリアルタイム表示が可能となる。
【0026】
尚、特許請求の範囲でいう圧縮手段は、P−P圧縮器6,制御手段はCPU9,表示手段は描画コントローラ10および表示器11である。
また、ラスターデータを作成するのは、CPU9に限るものではなく、第2メモリコントローラ7で作成し、そのラスターデータを圧縮データの代わりに表示データメモリ8に格納するようにしても良い。
【0027】
以上により、外部サンプリングタイミングで、自動的に表示データメモリ上に表示用のデータが作成されるので、外部サンプリングタイミングにおいても、リアルタイムに、ロール表示を行うことができ、外部サンプリングタイミング時でも、リアルタイムに波形を観測することができる。
【0028】
ここで、必要以上の周波数の外部サンプリング信号が加わると、表示データメモリ上にできる圧縮データの作成間隔が短くなり、表示のための処理が間に合わなくなる場合がある。結果、ロール表示のための処理が間に合わなくなり、リアルタイムに表示できなくなる可能性がある。
【0029】
このために、間引き回路1を挿入して間引き周波数を設定することにより、外部サンプリング信号の許容値以上の入力を防ぐと共に、ラスターデータの作成間隔が短くなるのを防いで、リアルタイム必要以上のサンプリング周波数が回路に入力されることを防ぐことができる。
【0030】
また、本実施例では、第2メモリコントローラ7からCPU9にラスターデータの生成を知らせることとしたが、CPU9が第2メモリコントローラ7を定期的に監視し、圧縮データができたことを知って、圧縮データを取り込んで表示コントロールしても良い。
【0031】
具体的には、メモリコントローラが圧縮データを書き込んだ表示データメモリのアドレスを、CPUが認識することによりデータの格納数が分かるので、これをもとに圧縮データを取得することができる。
【0032】
さらに、圧縮データが1つできたら表示を更新するとしたが、複数の圧縮データができたとき、1度に表示を更新するようにしても良い。
【0033】
【発明の効果】
本発明によれば、以下のような効果がある。
【0034】
請求項1乃至請求項3に記載の発明によれば、外部サンプリングタイミングで、自動的に表示データメモリ上に波形表示データが作成されるので、外部サンプリングタイミングにおいても、リアルタイムにロール表示を行うことができ、リアルタイムに波形を観測することができる。
【0035】
請求項4に記載の発明によれば、表示データ数に合うように圧縮レートが設定されるので自動的に適切な圧縮を行うことができる。
【0036】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した構成図である。
【図2】従来例における波形測定装置の構成図である。
【符号の説明】
1 間引き回路
2 アンプ
3 A/Dコンバータ
4 第1メモリコントローラ
5 波形メモリ
6 P−P圧縮器
7 第2メモリコントローラ
8 表示データメモリ
9 CPU
10 描画コントローラ
11 表示器
Claims (4)
- 外部信号により入力波形をサンプリングして作成した波形データに基づいて波形表示する波形測定装置において、
前記波形データを圧縮して圧縮データを作成する圧縮手段と、
この圧縮データを表示データメモリに格納するメモリコントローラと、
所定数の圧縮データが前記表示データメモリに格納された時に、格納された圧縮データを用いて表示手段に波形表示させる制御手段と、
を有することを特徴とする波形測定装置。 - 前記メモリコントローラは、前記所定数の圧縮データを前記表示メモリに格納した時に前記制御手段に通知することを特徴とする請求項1に記載の波形測定装置。
- 前記制御手段は、前記メモリコントローラを監視し、前記所定数の表示データがメモリに格納されたことを検知することを特徴とする請求項1に記載の波形測定装置。
- 前記圧縮手段の圧縮レートは、表示データ数に合うように設定されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の波形測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003162007A JP2004361310A (ja) | 2003-06-06 | 2003-06-06 | 波形測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003162007A JP2004361310A (ja) | 2003-06-06 | 2003-06-06 | 波形測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004361310A true JP2004361310A (ja) | 2004-12-24 |
Family
ID=34054273
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003162007A Pending JP2004361310A (ja) | 2003-06-06 | 2003-06-06 | 波形測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004361310A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006089192A3 (en) * | 2005-02-18 | 2006-10-12 | Canon Us Life Sciences Inc | Devices and methods for identifying genomic dna of organisms |
US7547514B2 (en) | 2004-07-28 | 2009-06-16 | Canon U.S. Life Sciences, Inc. | Methods for monitoring genomic DNA of organisms |
WO2014055511A1 (en) * | 2012-10-04 | 2014-04-10 | Samplify Systems, Inc. | Data compression profiler for configuration of compression |
JP7467215B2 (ja) | 2020-04-22 | 2024-04-15 | 横河電機株式会社 | 波形測定器、及び波形表示方法 |
-
2003
- 2003-06-06 JP JP2003162007A patent/JP2004361310A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7547514B2 (en) | 2004-07-28 | 2009-06-16 | Canon U.S. Life Sciences, Inc. | Methods for monitoring genomic DNA of organisms |
WO2006089192A3 (en) * | 2005-02-18 | 2006-10-12 | Canon Us Life Sciences Inc | Devices and methods for identifying genomic dna of organisms |
US7604938B2 (en) | 2005-02-18 | 2009-10-20 | Canon U.S. Life Sciences, Inc. | Devices and methods for monitoring genomic DNA of organisms |
US8841093B2 (en) | 2005-02-18 | 2014-09-23 | Canon U.S. Life Sciences, Inc. | Devices and methods for monitoring genomic DNA of organisms |
WO2014055511A1 (en) * | 2012-10-04 | 2014-04-10 | Samplify Systems, Inc. | Data compression profiler for configuration of compression |
US9118345B2 (en) | 2012-10-04 | 2015-08-25 | Altera Corporation | Data compression profiler for configuration of compression |
JP7467215B2 (ja) | 2020-04-22 | 2024-04-15 | 横河電機株式会社 | 波形測定器、及び波形表示方法 |
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