JP2009122311A - 画像処理システム、表示装置および画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像信号の切り替え時の画像の乱れを防止することが可能な画像処理システム等を提供すること。
【解決手段】 画像処理回路100が、出力中の画像信号を別の画像信号に切り替える信号切替部110と、画像信号の切り替え時に、垂直同期信号の出力期間を延長するように垂直同期信号を調整する信号調整部150と、垂直同期信号を画像信号出力回路200に出力する垂直同期信号出力部140と、画像信号を画像信号出力回路200に出力する画像信号出力部160を含み、画像信号出力回路200が、垂直同期信号を入力する垂直同期信号入力部230と、画像信号を入力する画像信号入力部260と、垂直同期号に基づき、出力期間の変化量がしきい値を超えるかどうかを判定する判定部250と、出力期間の変化量がしきい値を超えない場合、画像信号を画像表示回路300に出力するとともに、出力期間の変化量がしきい値を超える場合、直前の画像信号を継続して出力するデータ出力部290を含む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像処理システム、表示装置および画像処理方法に関する。
プロジェクタ等の表示装置内の画像処理システムでは、データクロック、水平同期信号、垂直同期信号等に基づく種々の処理が実行されている。表示装置は、DVDプレーヤ、ビデオデッキ、PC(Personal Computer)等の種々の装置から種々の画像信号を入力して画像を表示するだけでなく、記録媒体(USBメモリ、メモリカード等)に記録された画像データを入力して画像を表示する機能を有している。このため、表示装置内の画像処理システムは、処理を多段に分割し、機能ごとに異なるICで処理を実行している。このようなシステムにおいて、映像再生ファイルの記録解像度に合わせて再生する映像信号の解像度を切り替える場合、IC間で受け渡す画像信号の仕様(例えば、解像度、1秒当たりのフレーム数、無信号期間等)も変更になり、受け渡し先のICで新たな仕様に瞬時に対応できず、表示される画像が乱れてしまう場合がある。
このような問題を解決する手法としては、仕様変更時に受け渡し先のICに画像信号以外の通知信号を事前に送信し、各ICの準備ができた状態で、IC間で仕様変更後の画像信号を入出力する手法が考えられる。例えば、特開2006−60492号公報では、画像の垂直方向の乱れを防止することを目的として、水平同期信号から映像信号のモードを判別し、モードに応じて制御信号を発生し、制御信号に応じて垂直同期信号の開始位置を調整する映像信号処理装置が記載されている。
特開2006−60492号公報
しかし、この手法では、通知信号や制御信号を事前に送信するために構成が複雑になる上、準備にも時間がかかってしまう。
本発明の目的は、画像信号の切り替え時に通知信号や制御信号を画像信号出力回路に入力することなく、画像信号の切り替え時の画像の乱れを防止することが可能な画像処理システム、表示装置および画像処理方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る画像処理システムは、画像表示回路に画像信号を出力する画像信号出力回路と、当該画像信号出力回路に画像信号を出力する画像処理回路とを含む画像処理システムにおいて、前記画像処理回路は、出力中の画像信号を別の画像信号に切り替える信号切替部と、前記画像信号の切り替え時に、垂直同期信号の出力期間を延長するように前記垂直同期信号を調整する信号調整部と、前記垂直同期信号を前記画像信号出力回路に出力する垂直同期信号出力部と、前記画像信号を前記画像信号出力回路に出力する画像信号出力部と、を含み、前記画像信号出力回路は、前記垂直同期信号を入力する垂直同期信号入力部と、前記画像信号を入力する画像信号入力部と、前記垂直同期信号に基づき、前記出力期間の変化量がしきい値を超えるかどうかを判定する判定部と、前記出力期間の変化量がしきい値を超えない場合、前記画像信号を前記画像表示回路に出力するとともに、前記出力期間の変化量がしきい値を超える場合、直前の画像信号を継続して出力する処理または画像データに基づく画像信号を前記画像表示回路に出力する処理を実行するデータ出力部と、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る表示装置は、上記画像処理システムを含むことを特徴とする。
また、本発明に係る画像処理方法は、画像表示回路に画像信号を出力する画像信号出力回路と、当該画像信号出力回路に画像信号を出力する画像処理回路とを用いた出力中の画像信号を別の画像信号に切り替える場合の画像処理方法において、前記画像処理回路は、前記画像信号の切り替え時に、垂直同期信号の出力期間を延長するように前記垂直同期信号を調整し、調整した垂直同期信号と、切り替え前の前記画像信号とを前記画像信号出力回路に所定期間出力し、前記画像信号出力回路は、前記垂直同期信号と、前記画像信号とを入力して前記出力期間の変化量がしきい値を超えるかどうかを判定し、前記出力期間の変化量がしきい値を超える場合、前記画像信号を記憶して当該画像信号を所定期間継続して前記画像表示回路に出力する処理または内部に記憶した画像データに基づく画像信号を前記画像表示回路に出力する処理を実行し、前記画像処理回路は、前記所定期間経過後、前記別の画像信号と、当該画像信号の垂直同期信号とを前記画像信号出力回路に出力することを特徴とする。
本発明によれば、画像処理システム等は、垂直同期信号の出力期間を延長することによって画像信号出力回路が画像信号の切り替え時であることを識別することができるため、画像信号の切り替え時に通知信号や制御信号を画像信号出力回路に入力することなく、画像信号の切り替え時の画像の乱れを防止することができる。
また、前記垂直同期信号出力部は、前記画像信号の切り替え後、所定時間以上経過してから切り替え後の垂直同期信号を前記画像信号出力回路に出力し、前記画像信号出力部は、前記画像信号の切り替え後、所定時間以上経過してから切り替え後の画像信号を前記画像信号出力回路に出力してもよい。
これによれば、画像処理システム等は、画像信号の切り替え直後に切り替え後の画像信号を画像信号出力回路に出力しないことにより、画像信号の切り替え時の画像の乱れを防止することができる。
また、前記判定部は、前記出力期間の変化量がしきい値を超えた後、前記出力期間の変化量がしきい値未満の同一の出力期間が複数連続しているかどうかを判定し、前記データ出力部は、前記出力期間の変化量がしきい値未満の同一の出力期間が複数連続していると判定された後、前記画像信号入力部からの前記画像信号を前記画像表示回路に出力してもよい。
これによれば、画像処理システム等は、垂直同期信号が安定してから切り替え後の画像信号を画像信号出力回路に出力することにより、画像信号の切り替え時の画像の乱れを防止することができる。
また、前記信号調整部は、切り替え後の画像信号に応じて前記出力期間の長さを調整し、前記判定部は、前記出力期間の変化量に基づき、表示モードを決定し、前記データ出力部は、前記表示モードに応じて前記画像信号を調整して前記画像表示回路に出力してもよい。
これによれば、画像処理システム等は、垂直同期信号の出力期間の長さを調整することによって種々の表示モードに応じて画像信号を調整することができる。
また、前記画像信号出力回路は、前記出力期間の変化量と、前記表示モードと、前記画像信号の調整値とが対応付けられたモードデータを記憶する記憶部を含み、前記判定部は、前記出力期間の変化量と、前記モードデータとに基づき、表示モードを決定し、前記データ出力部は、前記モードデータに基づき、前記表示モードに応じて前記画像信号を調整して前記画像表示回路に出力してもよい。
これによれば、画像処理システム等は、モードデータを用いることにより、画像信号の調整にかかる時間を短縮でき、より迅速かつ正確に画像信号を切り替えることができる。
以下、本発明をプロジェクタ内の画像処理システムに適用した実施例について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下に示す実施例は、特許請求の範囲に記載された発明の内容を何ら限定するものではない。また、以下の実施例に示す構成のすべてが、特許請求の範囲に記載された発明の解決手段として必須であるとは限らない。
(第1の実施例)
図1は、第1の実施例における画像処理システムの機能ブロック図である。表示装置の一種であるプロジェクタに内蔵されている画像処理システムは、画像表示回路300に画像信号を出力する画像信号出力回路200と、画像信号出力回路200に画像信号を出力する画像処理回路100を含んで構成されている。
また、画像処理回路100は、出力中の画像信号を別の画像信号に切り替える信号切替部110と、データクロック(CLK)を画像信号出力回路200に出力するクロック出力部120と、水平同期信号(HS)を画像信号出力回路200に出力する水平同期信号出力部130と、垂直同期信号(VS)を画像信号出力回路200に出力する垂直同期信号出力部140と、画像信号の切り替え時に、垂直同期信号の出力期間を延長するように前記垂直同期信号を調整する信号調整部150と、画像信号(DATA、例えば、RGBそれぞれのデータ等)を画像信号出力回路200に出力する画像信号出力部160を含んで構成されている。
また、画像信号出力回路200は、データクロックを入力するクロック入力部220と、水平同期信号を入力する水平同期信号入力部230と、垂直同期信号を入力する垂直同期信号入力部240と、種々の判定を行う判定部250と、画像信号を入力する画像信号入力部260と、画像信号を画像表示回路300に出力するデータ出力部290を含んで構成されている。
本実施例では、信号調整部150が、画像信号の切り替え時に垂直同期信号の出力期間を延長し、判定部250が、当該出力期間の変化量を検出することにより、画像信号の切り替えを把握して画像の乱れを防止する。
次に、これらの各部を用いた処理手順についてより詳細に説明する。図2は、第1の実施例における垂直同期信号と画像信号のタイミングチャートの一例を示す図である。なお、図2に示す例では、垂直同期信号の出力期間はLOW期間になっているが、仕様によるものであり、出力期間はHIGH期間であってもよい。
まず、信号切替部110は、時点T1において、画像信号の切替指示(例えば、再生する映像データを解像度の異なる映像データに切り替える場合等)があったことを検出し、信号調整部150に画像信号の切替指示があったことを通知する。信号調整部150は、画像信号の切替指示があった場合、時点T2において、次回以降の出力期間を、切替指示通知用に一時的に延長するように垂直同期信号出力部140を制御する。
具体的には、信号調整部150は、例えば、切り替え後の画像信号の種別に応じて切り替え前の垂直同期信号の出力期間に所定値を加えた値を、切替指示通知用の一時的な出力期間として適用する。例えば、信号調整部150は、水平実ピクセル数が1024、垂直実ピクセル数が768、フレームレートが毎秒30フレームである場合、切り替え前の垂直同期信号の出力期間に10を加えた値を切替指示通知用の一時的な出力期間として適用し、水平実ピクセル数が1280、垂直実ピクセル数が600、フレームレートが毎秒30フレームである場合、切り替え前の垂直同期信号の出力期間に15を加えた値を切替指示通知用の一時的な出力期間として適用する。
これにより、垂直同期信号出力部140は、図2に示すように、一時的に出力期間が元の出力期間よりも長い垂直同期信号を画像信号出力回路200に出力するようになる。なお、この場合の出力期間の長さは任意であり、判定部250が出力期間の通常のばらつきと区別できる長さであればよく、例えば、元の出力期間の2倍程度になってもよい。
判定部250は、垂直同期信号入力部240からの垂直同期信号を監視しており、時点T3において、垂直同期信号の出力期間の変化量が変化したことを検出する。より具体的には、判定部250は、出力期間の変化量がしきい値(例えば、7ライン等)を超えるかどうかを判定する。判定部250は、垂直同期信号の出力期間の変化量が変化したことを検出した場合、時点T4において、画像信号入力部260からの画像信号を内部のメモリに記憶する。なお、ここで、出力期間の変化量とは、例えば、前回の出力期間と今回の出力期間との差分値、過去複数回の出力期間の平均値と今回の出力期間との差分値等であってもよい。
データ出力部290は、時点T5において、判定部250のメモリに記憶された画像信号を画像表示回路300に出力する。すなわち、出力する画像信号の更新は行われない。
信号切替部110は、画像信号切替指示のあった時点から所定期間(1フレーム期間に延長した状態の出力期間を加えた期間)の3倍の期間待ち、当該3倍の期間が経過した時点T6において、新たな画像信号、垂直同期信号、水平同期信号、クロックに切り替え、画像信号出力部160等は、切替後の画像信号等を画像信号出力回路200に出力する。
判定部250は、時点T7において、垂直同期信号の出力期間の変化量が変化したことを検出する。また、判定部250は、出力期間の変化量がしきい値を超えた後、出力期間の変化量がしきい値未満の同一の出力期間が複数回(本実施例では3回)連続しているかどうかを判定する。当該同一の出力期間が複数回連続している場合、データ出力部290は、画像信号入力部260から入力される切替後の画像信号を画像表示回路300に出力する。
なお、判定部250は、時点T3〜T7のいずれかにおいて、垂直同期信号の出力期間の変化量に基づいて表示モードを決定し、データ出力部290は、判定部250によって決定された表示モードに応じて切替後の画像信号を調整して画像表示回路300に出力する。
また、図2に示す例では、画像信号の切替指示タイミングが垂直同期信号の出力期間と一致していないが、画像信号の切替指示タイミングが垂直同期信号の出力期間と一致している場合も同様の処理である。
図3は、第1の実施例における垂直同期信号と画像信号のタイミングチャートの他の一例を示す図である。画像信号の切替指示タイミングが垂直同期信号の出力期間と一致している場合、何も考慮しなければ、時点T6では、元の出力期間よりも短い出力期間になってしまう。
本実施例では、この場合、図3に示すように、信号調整部150は、時点T6において、延長した出力期間に切替後の垂直同期信号の出力期間を加えた垂直同期信号を出力し、以降は切替後の垂直同期信号を出力するように垂直同期信号出力部140を制御する。これにより、十分な出力期間を確保し、画像信号出力回路200の誤動作等を適切に防止することができる。
以上のように、本実施例によれば、画像処理システムは、垂直同期信号の出力期間を延長することによって画像信号出力回路200が画像信号の切り替え時であることを識別することができるため、画像信号の切り替え時に通知信号や制御信号を画像信号出力回路200に入力することなく、画像信号の切り替え時の画像の乱れを防止することができる。
また、本実施例によれば、画像処理システムは、画像信号の切り替え直後に切り替え後の画像信号を画像信号出力回路200に出力しないことにより、画像信号の切り替え時の画像の乱れを防止することができる。
また、本実施例によれば、画像処理システムは、垂直同期信号が安定してから切り替え後の画像信号を画像信号出力回路200に出力することにより、画像信号の切り替え時の画像の乱れを防止することができる。
また、本実施例によれば、画像処理回路100と画像信号出力回路200との間でやりとりされる垂直同期信号の出力期間を延長するだけであるため、新たな制御信号用の入出力インターフェイス等を設ける必要はない上、実際の画像表示においても、視聴者に不快な画像(映像)の乱れを見せないで済む。
また、一般的な画像信号入力部では、市販の様々な製品(例えば、DVDプレーヤ、ビデオデッキ、PC等)に対応する必要があるため、画像信号を計測する必要があり、CRTの帰線期間を考慮しなければならない。これに対し、本実施例では、同一基板に設けられた複数のICが機能を分担しているため、画像処理システムは、このような制限に制約されることなく、異なる解像度や異なるフレームレートに切り替える際に、同期信号や無信号期間を調整して画像の乱れの発生を防止することができる。
(第2の実施例)
第1の実施例では、画像信号出力回路200は、画像信号の切り替え時に、元の画像信号を記憶して出力したが、あらかじめ画像データ(例えば、ブルーバック、ブラックアウト、ユーザロゴ等の専用画像等を表示するためのデータ)を記憶しておき、当該画像データに基づく画像信号を出力してもよい。また、切り替え後の画像信号の種別に応じて出力期間の長さが調整されてもよい。次に、これらの機能を有する画像処理システムについて説明する。
図4は、第2の実施例における画像処理システムの機能ブロック図である。画像処理回路101は、第1の実施例の画像処理回路100と同様の構成であるが、信号調整部151は、切り替え後の画像信号の種別に応じて出力期間の長さを調整する機能を有する。また、画像信号出力回路201は、第1の実施例の画像信号出力回路200と同様の構成であるが、画像データ271、モードデータ272等を記憶する記憶部270を有し、判定部251は、出力期間の変化量と、モードデータ272に基づき、表示モードを決定する機能を有し、データ出力部291は、表示モードに応じて画像信号を調整して画像表示回路300に出力する機能を有する。
図5は、第2の実施例におけるモードデータ272の一例を示す図である。モードデータ272の項目としては、例えば、該当する出力期間の変化量をライン数の範囲で示す出力期間変化量、表示モード、水平実ピクセル数等の調整に必要な種々の項目が該当する。
例えば、判定部251は、上述した時点T3において、出力期間の変化量をカウントし、10であった場合、しきい値7を超えるため、モードデータ272を参照して該当する表示モードを「1024x768@30」に決定し、当該表示モードに該当する設定値をデータ出力部290に通知する。なお、「1024x768」は水平実ピクセル数が1024、垂直実ピクセル数が768であることを示し、「@30」はフレームレートが毎秒30フレームであることを示す。
信号調整部151は、信号切替部110によって判定される表示モードに応じて垂直同期信号の出力期間を調整するように垂直同期信号出力部140を制御する。例えば、信号調整部151は、表示モードが「1024x768@30」である場合、元の出力期間に10を加えた値を切替指示通知用の一時的な出力期間として適用し、表示モードが「1280x800@30」である場合、元の出力期間に15を加えた値を切替指示通知用の一時的な出力期間として適用する。
また、第1の実施例では、画像信号の切り替え時に、時点T4において、判定部250が画像信号を記憶し、時点T5において、データ出力部290が当該画像信号を画像表示回路300に出力していたが、第2の実施例では、時点T4において、判定部251が画像データ271に基づく画像信号を生成し、時点T5において、データ出力部291が当該画像信号を画像表示回路300に出力する。これにより、画像信号の切り替え時には、ユーザロゴ等の画像が表示される。
なお、第1の実施例と同様に、垂直同期信号が安定した時点T8以降は、データ出力部291は、画像信号入力部260から入力される切り替え後の画像信号を画像表示回路300に出力する。
以上のように、本実施例によれば、画像処理システムは、垂直同期信号の出力期間の長さを調整することによって種々の表示モードに応じて画像信号を調整することができる。特に、画像処理システムは、モードデータ272を用いることにより、画像信号の調整にかかる時間を短縮でき、より迅速かつ正確に画像信号を切り替えることができる。
また、本実施例によれば、画像処理システムは、画像信号の切り替え時に、画像データ271に基づく画像信号を画像表示回路300に出力することにより、画像信号を記憶することなく、画像の乱れの発生を防止することができる。
(その他の実施例)
なお、本発明の適用は上述した実施例に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、上述した実施例では、信号切替部110は、画像信号切替指示のあった時点から1フレーム期間に延長した状態の出力期間を加えた期間の3倍の期間待ってから画像信号等を切り替えているが、待つ期間はこの期間には限定されない。ただし、この期間を採用することにより、切替指示タイミングが垂直同期信号の出力期間と一致しているかどうかに関わらず、不要な待ち時間が発生することなく、画像信号出力回路200、201が適切なタイミングで画像信号の切り替えを行うことができる。
また、しきい値や出力期間の値は上述した実施例には限定されず、任意の値を採用可能である。また、しきい値や出力期間の単位はラインには限定されず、例えば、クロック、ピクセル等であってもよい。
また、上述した実施例では、判定部250、251は、出力期間の変化量で判定を行っているが、切替指示通知用の一時的な出力期間そのもので判定してもよい。例えば、表示モードが「1280x800@30」から「1024x768@30」に遷移する場合、信号調整部150、151は、出力期間を11から21に変更し、判定部250、251は、切替指示通知用の一時的な出力期間の出力期間が19〜23であれば、表示モードが次に「1024x768@30」にされると判定してもよい。
また、判定部250、251は、出力期間が安定した状態で、出力期間そのもので判定してもよい。例えば、表示モードが「1280x800@30」から「1024x768@30」に遷移する場合、信号調整部150、151が図4のT6における切替後の画像信号を出力した後、判定部250、251は、垂直同期信号(VS)周波数を水平同期信号(HS)を基準にカウントし、水平同期信号(HS)周波数をデータクロック(CLK)を基準にカウントし、画像信号(DATA)の有効範囲と垂直同期信号、水平同期信号との位相差をカウントし、表示モードが「1024x768@30」であると判定してもよい。
また、プロジェクタは、液晶プロジェクタには限定されず、例えば、DMD(Digital Micromirror Device)を用いたプロジェクタ等であってもよい。なお、DMDは米国テキサス・インスツルメンツ社の商標である。
また、上述した画像処理システムを実装可能な表示装置は、プロジェクタには限定されず、例えば、テレビ、液晶モニタ等の画像信号の入出力を行う種々の装置を採用可能である。
第1の実施例における画像処理システムの機能ブロック図である。 第1の実施例における垂直同期信号と画像信号のタイミングチャートの一例を示す図である。 第1の実施例における垂直同期信号と画像信号のタイミングチャートの他の一例を示す図である。 第2の実施例における画像処理システムの機能ブロック図である。 第2の実施例におけるモードデータの一例を示す図である。
符号の説明
100、101 画像処理回路、110 信号切替部、120 クロック出力部、130 水平同期信号出力部、140 垂直同期信号出力部、150、151 信号調整部、160 画像信号出力部、200、201 画像信号出力回路、220 クロック入力部、230 水平同期信号入力部、240 垂直同期信号入力部、250、251 判定部、260 画像信号入力部、270 記憶部、271 画像データ、272 モードデータ、290、291 データ出力部、300 画像表示回路

Claims (7)

  1. 画像表示回路に画像信号を出力する画像信号出力回路と、当該画像信号出力回路に画像信号を出力する画像処理回路とを含む画像処理システムにおいて、
    前記画像処理回路は、
    出力中の画像信号を別の画像信号に切り替える信号切替部と、
    前記画像信号の切り替え時に、垂直同期信号の出力期間を延長するように前記垂直同期信号を調整する信号調整部と、
    前記垂直同期信号を前記画像信号出力回路に出力する垂直同期信号出力部と、
    前記画像信号を前記画像信号出力回路に出力する画像信号出力部と、
    を含み、
    前記画像信号出力回路は、
    前記垂直同期信号を入力する垂直同期信号入力部と、
    前記画像信号を入力する画像信号入力部と、
    前記垂直同期信号に基づき、前記出力期間の変化量がしきい値を超えるかどうかを判定する判定部と、
    前記出力期間の変化量がしきい値を超えない場合、前記画像信号を前記画像表示回路に出力するとともに、前記出力期間の変化量がしきい値を超える場合、直前の画像信号を継続して出力する処理または画像データに基づく画像信号を前記画像表示回路に出力する処理を実行するデータ出力部と、
    を含むことを特徴とする画像処理システム。
  2. 請求項1に記載の画像処理システムにおいて、
    前記垂直同期信号出力部は、前記画像信号の切り替え後、所定時間以上経過してから切り替え後の垂直同期信号を前記画像信号出力回路に出力し、
    前記画像信号出力部は、前記画像信号の切り替え後、所定時間以上経過してから切り替え後の画像信号を前記画像信号出力回路に出力することを特徴とする画像処理システム。
  3. 請求項1、2のいずれかに記載の画像処理システムにおいて、
    前記判定部は、前記出力期間の変化量がしきい値を超えた後、前記出力期間の変化量がしきい値未満の同一の出力期間が複数連続しているかどうかを判定し、
    前記データ出力部は、前記出力期間の変化量がしきい値未満の同一の出力期間が複数連続していると判定された後、前記画像信号入力部からの前記画像信号を前記画像表示回路に出力することを特徴とする画像処理システム。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の画像処理システムにおいて、
    前記信号調整部は、切り替え後の画像信号に応じて前記出力期間の長さを調整し、
    前記判定部は、前記出力期間の長さに基づき、表示モードを決定し、
    前記データ出力部は、前記表示モードに応じて前記画像信号を調整して前記画像表示回路に出力することを特徴とする画像処理システム。
  5. 請求項4に記載の画像処理システムにおいて、
    前記画像信号出力回路は、前記出力期間の変化量と、前記表示モードと、前記画像信号の調整値とが対応付けられたモードデータを記憶する記憶部を含み、
    前記判定部は、前記出力期間の変化量と、前記モードデータとに基づき、表示モードを決定し、
    前記データ出力部は、前記モードデータに基づき、前記表示モードに応じて前記画像信号を調整して前記画像表示回路に出力することを特徴とする画像処理システム。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の画像処理システムを含む表示装置。
  7. 画像表示回路に画像信号を出力する画像信号出力回路と、当該画像信号出力回路に画像信号を出力する画像処理回路とを用いた出力中の画像信号を別の画像信号に切り替える場合の画像処理方法において、
    前記画像処理回路は、
    前記画像信号の切り替え時に、垂直同期信号の出力期間を延長するように前記垂直同期信号を調整し、
    調整した垂直同期信号と、切り替え前の前記画像信号とを前記画像信号出力回路に所定期間出力し、
    前記画像信号出力回路は、
    前記垂直同期信号と、前記画像信号とを入力して前記出力期間の変化量がしきい値を超えるかどうかを判定し、
    前記出力期間の変化量がしきい値を超える場合、前記画像信号を記憶して当該画像信号を所定期間継続して前記画像表示回路に出力する処理または内部に記憶した画像データに基づく画像信号を前記画像表示回路に出力する処理を実行し、
    前記画像処理回路は、前記所定期間経過後、前記別の画像信号と、当該画像信号の垂直同期信号とを前記画像信号出力回路に出力することを特徴とする画像処理方法。
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