JP4572031B2 - 回線品質監視装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は回線品質監視装置、特に有線又は無線伝送路の回線品質を監視する回線品質監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電話のみならずデータ通信が普及し、今や通信は企業活動のみならず個人の日常生活に不可欠である。従って、これら音声およびデータ通信回線は、常に所定の品質を維持することが要求される。そのために使用させるのが、回線品質監視装置である。斯かる回線品質監視装置に関連する従来技術は、例えば特開平3−121638号公報の「監視タイマ回路」、特開平10−327132号公報の「回線品質測定装置及びその方法並びにそのプログラムを記録した記録媒体」、特開平6−132939号公報の「回線品質監視装置」、特開平4−290343号公報の「指数表示変換回路および回線品質モニタ回路」、特開平4−249935号公報の「回線品質測定方式」、特開平4−225634号公報の「回線品質監視装置」、特開平2−312422号公報の「無線回線品質監視方式」、特開平2−33237号公報の「ディジタルネットワークにおける回線品質監視方式」、特開平1−251931号公報の「回線品質監視装置」および特開昭63−269640号公報の「回線故障検出方式」等に開示されている。
【0003】
図4は、代表的な従来の回線品質監視装置の構成を示すブロック図である。この回線品質監視装置は、データ入力端子101を有するデータ加算回路102、マイクロプロセッサ(以下、MPUという)100および時間データ設定端子103を有する時計104により構成される。MPU100には、データ加算回路102および時計104からデータが入力され、更にこのMPU100からのデータは、レジスタ201、202、…、296を有するFIFO(先入れ先出しメモリ)200に格納される。また、MPU100は、データ加算回路102へクリア信号を出力するよう構成されている。
【0004】
ここで、時計104の「分」データが59分から00分、14分から15分、29分から30分、44分から45分に変化するXX:00:00、XX:15:00、XX:30:00およびXX:45:00のタイミングで、MPU100が、データ加算回路102から回線品質監視データを入力する。また、MPU100は、データ加算回路102にクリア信号を出力して、現在作成中の回線品質監視データをFIFO200のレジスタ201、1つ前のデータをレジスタ202、…、95前のデータをレジスタ296の如く、FIFO200のレジスタに15分単位のデータとして格納していた。
【0005】
また、時刻校正により時計104の時刻に変更が生じた場合にも、作成したデータの監視時間が15分という単位時間に対して長いのか短いのかが不明なままでレジスタ201〜296にデータを格納していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述の如き従来の回線品質監視装置には、次の如き幾つかの課題を有する。第1に、レジスタ201〜296に格納された回線品質監視データの有効性が判断できないことである。その理由は、従来の回線品質監視装置では、時計104の「分」データが59分から00分、14分から15分、29分から30分および44分から45分に変化するXX:00:00、XX:15:00、XX:30:00およびXX:45:00のタイミングで回線品質監視データをレジスタ201〜296に格納し、このデータを15分単位のデータとして扱っていたためである。例えば、時刻校正によって時計の時刻に変更が生じた場合に、作成したデータの監視時間が15分という単位時間に対して長いのか短いのかが不明である。そのために、レジスタ201〜296に格納されたデータを有効なデータとして扱えるのか否かを判断できなかった。
【0007】
第2に、データ誤り数を加算して回線品質監視データを加算している場合に、(回線品質監視データ÷時間)を計算して求めることができる単位時間当たりの回線品質指標の有効性が判断できないことである。その理由は、上述した第1の課題と同様に、レジスタ201〜296に格納した回線品質監視データを15分単位のデータとして扱っているためである。時刻校正によって時計の時刻に変更が生じた場合に、レジスタ201〜296に格納されたデータを15分当たりのデータとして扱ってしまうと、有効な回線品質指標として扱うことができない。
【0008】
第3に、回線品質監視データを格納したレジスタアドレスと、回線品質監視データの作成時間の関係が明確でないことである。その理由は、従来の回線品質監視装置は、15分という単位時間毎に回線品質監視データをFIFO200のレジスタ201〜296により管理しているためである。即ち、現在作成中の回線品質監視データをレジスタ201、1つ前のデータをレジスタ202、…、95前のデータをレジスタ296の如く、FIFO200のレジスタ201〜296にデータを格納しているため、データを参照するときに時刻によって参照データを指定された場合には、格納してあるデータのタイムスタンプから指定された時刻データを検索する必要があったため、処理に時間がかかる。また、現在時刻と指定された時刻データから、レジスタアドレスと指定時刻の関係を逆算する必要があった。
【0009】
【発明の目的】
従って、本発明の目的は、信頼性、有効性および操作性を改善すると共に高速化を図る回線品質監視装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の回線品質監視装置は、データ入力端子を有するデータ加算回路と、時間データ設定端子を有する時計と、この時計およびデータ加算回路からデータを受けるMPUと、このMPUからのデータを格納するレジスタとを含む装置であって、MPUから入力される時刻データ「時間:分:秒」を秒単位に変換し、MPUからの回線品質監視データを格納するレジスタのアドレスを求める時刻データ変換回路を備える。
【0011】
また、本発明の回線品質監視装置によると、基準時間発生回路からの基準時間を加算した基準時間加算データを出力する基準時間加算回路と、この基準時間加算回路の基準時間加算データおよび有効時間設定端子からの有効時間を比較し、基準時間加算データの有効又は無効の判定結果をMPUに対して出力する有効時間判定回路とを備える。レジスタは、タイムスタンプ、有効時間判定結果および回線品質監視データ加算結果を格納することを特徴とする。レジスタは、タイムスタンプ、基準時間加算データ、有効時間判定結果および回線品質データ加算結果を格納する。MPUは、データ要求端子を有し、外部機器からのデータ要求に対して指定時間帯のデータを出力する。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、本発明による回線品質監視装置の好適実施形態の構成および動作を、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0013】
図1は、本発明による回線品質監視装置の好適実施形態の構成を示すブロック図である。この回線品質監視装置の構成要素のうち、上述した従来技術に対応する構成要素には、説明の便宜上同様の参照符号を使用することとする。この回線品質監視装置は、マイクロプロセッサ(MPU)100、データ入力端子を有するデータ加算回路102、時計データ設定端子103を有する時計104、時刻データ変換回路105、基準時間発生回路106、基準時間加算回路107、有効時間設定端子108を有する有効時間判定回路109およびレジスタ1〜96により構成される。また、MPU100は、データ要求端子110を有する。
【0014】
次に、図1に示す各回路の機能を説明する。データ加算回路102は、データ入力端子101から入力されるデータを加算し、加算したデータをMPU100に出力する機能と、MPU100が出力するクリア信号により、加算したデータをクリアする機能を有する。時計104は、時計データ設定端子103から時刻を設定することで動作する機能と、MPU100に時刻データを出力する機能を有する。時刻データ変換回路105は、MPU100から入力された時刻データ「時:分:秒」を秒単位に変換し、回線品質監視データを格納するレジスタのアドレスを求め、MPU100にレジスタアドレスを出力する機能を有する。基準時間加算回路107は、基準時間発生回路106から入力された基準時間を加算し、加算データをMPU100および有効時間判定回路109に出力する機能と、この加算データをMPU100が出力するクリア信号によりクリアする機能を有する。有効時間判定回路109は、有効時間設定端子108から入力された有効時間により、基準時間加算回路107が出力する基準時間加算データが「有効範囲」か「無効範囲」かを判定し、MPU100に判定結果を出力する機能を有する。レジスタ1〜96は、タイムスタンプ、有効時間判定結果および回線品質監視データを格納する。
【0015】
次に、図2(A)は、図1に示すレジスタ1〜96の詳細構成を示す。上述の如く、図1に示す本発明の好適実施形態では、各レジスタ1〜96は、タイムスタンプ、有効時間判定結果および回線品質監視データ加算結果を格納している。
【0016】
本発明による回線品質監視装置は、時計104の時刻データを基準とするのであり、この回線品質監視装置の立ち上げ時に、時計データ設定端子103から時計104に対して「時:分:秒」の形式で時刻の設定を行い、時計104を動作させる。
【0017】
次に、MPU100に接続されている時刻データ変換回路105の動作を説明する。この時刻データ変換回路105は、時計104からMPU100に入力された時刻データ「時:分:秒」のデータを、「時」×3600+「分」×60+「秒」の計算式に基づいて秒データに変換する。この秒単位に変換した時間データおよびレジスタアドレスとの関係を、次の如き処理又は変換テーブルを使用して、レジスタアドレスを求めて、MPU100に対してレジスタアドレスを出力する。
00000≦秒数に変換したデータ<00900 レジスタアドレス=1
0090 0≦秒数に変換したデータ<01800 レジスタアドレス=2

84600≦秒数に変換したデータ<85500 レジスタアドレス=95
85500≦秒数に変換したデータ レジスタアドレス=96
【0018】
次に、有効時間判定回路109の動作を説明する。この有効時間判定回路109は、基準時間加算回路107が出力するデータと、有効時間設定端子108から入力されたデータとを比較し、この比較結果をMPU100に出力する。レジスタの作成は、15分毎に行うので、例えば基準時間発生回路106が1秒毎に基準時間を発生する場合には、基準時間加算回路107の加算データは、15x600=900秒となる。
【0019】
この900秒に対して、±10秒のデータを有効とする、即ち890秒〜910秒のデータを「有効」とする場合には、有効時間設定端子108に10秒というデータを入力する。または、有効時間設定端子108から910秒/890秒という上限/下限のデータを入力しても良い。このとき、有効時間判定回路109は、基準時間加算回路107から入力した加算データが、890秒〜910秒の範囲か否かを判定する。この有効範囲内であれば「有効」データを、範囲外であれば「無効」データをMPU100に対して出力する。
【0020】
次に、MPU100の動作を説明する。MPU100は、立ち上げ時にデータ加算回路102および基準時間加算回路107に「クリア信号」を出力する。データ加算回路102および基準時間加算回路107は、このクリア信号により内部の加算データをクリアする。データ加算回路102は、データ入力端子101から入力されたデータの加算処理を行う。また、基準時間加算回路107は、基準時間発生回路106から入力された基準時間の加算処理を行う。
【0021】
MPU100は、時計104からデータを入力し、「分」データが59分から00分、14分から15分、29分から30分および44分から45分に変化するXX:00:00、XX:15:00、XX:30:00およびXX:45:00の15分毎のタイミングで、時刻データ変換回路105からデータを格納するためのレジスタアドレスを入力する。そして、時計104から入力されたデータをタイムスタンプとして、レジスタ1〜96のうちの該当レジスタに格納する。
【0022】
この15分のタイミングでMPU100は、有効時間判定回路109からデータを入力し、時刻データ変換回路105から入力したレジスタアドレスに、有効時間判定結果としてデータをレジスタに格納する。そして、基準時間加算回路107に対して「クリア信号」を出力する。更に、この15分のタイミングでMPU100は、データ加算回路102からデータを入力し、時刻データ変換回路105から入力したレジスタアドレスに、回線品質監視データ加算結果としてデータをレジスタ1〜96に格納し、データ加算回路102に対して「クリア信号」を出力する。以下、上述した動作を15分毎に繰り返しながら、回線品質監視データのレジスタ1〜96を作成していく。このレジスタ1〜96の構成例を図2(A)に示す。
【0023】
次に、図3を参照して、時刻校正が行われた場合の動作例を説明する。例えば図3(A)に示す如く、時計104が「10:10:00」のとき、時計データ設定端子103から「10:09:00」という時刻校正が行われたと仮定する。時計104が「10:15:00」になったタイミングで、MPU100は、レジスタ1〜96を作成する処理を行う。このとき、時計104は、「10:10:00」から「10:09:00」に1分、即ち60秒の時間を戻されたので、「10:09:00」から「10:10:00」を2度繰り返すため、基準時間加算回路107の加算結果は、960秒という加算結果となっている。ここで、有効時間設定端子108からは10秒と設定されていたと仮定する。有効時間判定回路109は、基準時間加算回路107の加算結果が、890秒〜910秒の範囲外であるので、「無効」データを出力する。そして、このデータが入力されたMPU100は、有効時間判定結果が「無効」データであるとレジスタ1〜96に格納する。
【0024】
また、有効時間設定端子108からは、70秒と設定されていたと仮定する。
有効時間判定回路109は、基準時間加算回路107の加算結果が830秒〜970秒の範囲内であるので、「有効」というデータを出力する。そして、データが入力されたMPU100は、有効時間判定結果が「有効」であるとレジスタ1〜96に格納する。例えば図3(B)に示す如く、時計104が「10:09:00」のとき、時計データ設定端子103から、「10:10:00」という時刻校正が行われたとする。時計104が「10:15:00」になったタイミングで、MPU100は、レジスタ1〜96を作成する処理を行う。このとき、時計104は、「10:09:00」から「10:10:00」に1分、即ち60秒の時間を進められたので、基準時間加算回路107から出力される加算結果は、900−60=840秒という加算結果となっている。
【0025】
ここで、有効時間設定端子108からは、10秒と設定されていたとする。有効時間判定回路109は、基準時間加算回路107の加算結果が890秒〜910秒の範囲外であるので、「無効」データを出力する。このデータが入力されたMPU100は、有効時間判定結果が「無効」であるとレジスタ1〜96に格納する。また、有効時間設定端子108からは、70秒と設定されていたとすると、有効時間判定回路109は、基準時間加算回路107の加算結果が830秒〜970秒の範囲内であるので、「有効」データを出力する。このデータが入力されたMPU100は、有効時間判定結果が「有効」であるとレジスタ1〜96に格納する。
【0026】
次に、外部装置(図示せず)が回線品質監視データを要求した場合の動作を説明する。外部装置は、MPU100に接続されたデータ要求端子110に、参照したい回線品質監視データの時刻データを入力する。データ要求端子110から時刻データが入力されたMPU100は、この時刻データを時刻データ変換回路105に入力する。MPU100から時刻データが入力された時刻データ変換回路105は、上述の如き方法により、時刻データからレジスタアドレスを求め、MPU100に出力する。時刻データ変換回路105からレジスタアドレスが入力されたMPU100は、該当するレジスタアドレスからデータを取得して、外部装置に対してデータを出力する。このように、時刻データ変換回路105は、データ格納時のみならず、データ参照時にも利用可能である。
【0027】
尚、上述の実施形態では、時計104、時刻データ変換回路105、基準時間加算回路107および有効時間判定回路109は、ハードウェアで実現示したが、ソフトウェアによっても実現可能である。
【0028】
次に、本発明による回線品質監視装置の他の実施形態を説明する。基本構成は図1と同様であるが、レジスタ1〜96の構成が異なる。即ち、図2(B)に示す如く、レジスタ1〜96の各レジスタは、図2(A)を参照して上述したタイムスタンプ、有効時間判定結果および回線品質監視データ加算結果に加えて、更に、基準時間加算回路107が出力する基準時間加算データを格納することを特徴とする。
【0029】
上述した好適(又は第1)実施形態では、レジスタ作成時に基準時間加算回路107が出力する基準時間加算データは、有効時間判定回路109のみで使用していたが、例えばデータ誤り数を加算して回線品質監視データを加算して(回線品質監視データ÷基準時間加算データ)という計算により、単位時間当たりの回線品質指標を求めている場合には、MPU100が基準時間加算データを入力してレジスタ1〜96に格納する。レジスタの作成は、15分毎に行うので、例えば基準時間発生回路106が1秒毎に基準時間を発生する場合には、基準時間加算回路107の加算データは、900秒となる。このときの回線品質指標は、(回線品質監視データ÷900秒)で表すことができる。
【0030】
次に、時刻校正が行われた場合の動作例を説明する。例えば、時計104が「10:10:00」のとき、時計データ設定端子103から「10:09:00」という時刻校正が行われたとすると、1分、即ち60秒の時間を戻された。そこで、「10:09:00」から「10:10:00」を2度繰り返すため、基準時間加算回路107の加算結果は、960秒となる。このときの回線品質指標は(回線品質監視データ÷960秒)で表すことができるので、正確な回線品質指標を得ることができる。
【0031】
例えば、時計104が「10:09:00」のとき、時計データ設定端子103から「10:10:00」という時刻校正が行われたとすると、1分、即ち60秒の時間が進められたので、基準時間加算回路107の加算結果は840秒となる。このときの回線品質指標は、(回線品質監視データ÷840秒)で表すことができるので、正確な回線品質指標を得ることができる。
【0032】
以上、本発明による回線品質監視装置の好適実施形態の構成および動作を詳述した。しかし、斯かる実施形態は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではないことに留意されたい。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であること、当業者には容易に理解できよう。
【0033】
【発明の効果】
以上の説明から理解される如く、本発明の回線品質監視装置によると、次の如き実用上の顕著な効果が得られる。第1に、レジスタに格納された回線品質監視データの有効性が判断できることである。その理由は、基準時間加算回路107が基準時間発生回路106から出力される基準時間を加算したデータと有効時間設定端子108から入力された有効時間とを比較して、有効時間判定回路109により基準時間の加算データが「有効範囲」か「無効範囲」かを判定する。これにより、回線品質監視データを作成した監視時間が15分という単位時間に対して「有効」か「無効」かが明かであり、レジスタに格納されたデータを扱うときに判断可能であるからである。
【0034】
第2に、データ誤り数を加算して回線品質監視データを加算している場合に、(回線品質監視データ÷時間)という計算により求めることができる単位時間当たりの回線品質指標を有効なデータとして扱うことが可能である。その理由は、基準時間加算回路107が基準時間発生回路106から出力される基準時間を加算したデータを、レジスタに格納することにより、正確な単位時間当たりの回線品質指標を求めることができるからである。
【0035】
第3に、回線品質監視データを格納したレジスタアドレスと、回線品質監視データの作成時間の関係が明確である。その理由は、時刻データ変換回路105が時刻データをレジスタアドレスに変換して、該当レジスタに対してデータを格納することができるからである。また、格納したデータを参照するときにもレジスタアドレスによりデータを参照できるので、データの処理時間が短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回線品質監視装置の好適実施形態の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明におけるレジスタの構成を示し、(A)は第1、(B)は第2の例である。
【図3】時刻構成時の動作説明図であり、(A)は1分時間を戻す場合、(B)は1分時間を進める場合である。
【図4】従来の回線品質監視装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1〜96 レジスタ 100 マイクロプロセッサ(MPU)
101 データ入力端子 102 データ加算回路
103 時計データ設定端子 104 時計
105 時刻データ変換回路 106 基準時間発生回路
107 基準時間加算回路 108 有効時間設定端子
109 有効時間判定回路 110 データ要求端子

Claims (7)

  1. データ入力端子を有するデータ加算回路と、
    時間データ設定端子を有する時計と、
    該時計および前記データ加算回路からデータを受けるマイクロプロセッサ(MPU)と、MPUからのデータを格納するレジスタとを含む回線品質監視装置であって
    前記MPUから入力される時刻データ「時:分:秒」を秒単位に変換し、前記MPUからの前記回線品質監視データを格納する前記レジスタのアドレスを求める時刻データ変換回路と、
    基準時間発生回路からの基準時間を加算した基準時間加算データを出力する基準時間加算回路と、
    該基準時間加算回路の前記基準時間加算データおよび有効時間設定端子からの有効時間を比較し、基準時間加算データの有効又は無効の判定結果を前記MPUに対して出力する有効時間判定回路と、を備えることを特徴とする回線品質監視装置。
  2. 前記MPUは、タイムスタンプ、前記判定結果および回線品質監視データを前記レジスタに格納することを特徴とする請求項に記載の回線品質監視装置。
  3. 前記MPUは、タイムスタンプ、基準時間加算データ、前記判定結果および回線品質監視データを前記レジスタに格納することを特徴とする請求項に記載の回線品質監視装置。
  4. レジスタと、
    回線のデータ誤り数を所定時間加算した回線品質監視データを出力するデータ加算手段と、
    時刻を示す時刻データを出力する時計と、
    前記時計から出力された時刻データが示す時刻に基づいて、前記データ加算手段によって前記所定時間加算されたデータ誤り数を含む回線品質監視データを前記レジスタに格納するマイクロプロセッサ(MPU)を備えた回線品質監視装置であって、
    前記データ誤り数の加算開始から加算終了までの時間を計測し、計測した時間を示す時間データを出力する時間計測手段と、
    前記時間計測手段から出力された時間データが示す時間が有効範囲内であるか否かを判定し、当該判定結果を前記MPUに出力する有効時間判定手段と、を備え、
    前記MPUは、前記データ加算手段から出力された回線品質監視データを、前記有効時間判定手段から出力された判定結果と共に、前記レジスタに格納する回線品質監視装置。
  5. 前記回線品質監視装置は、前記MPUから出力された時刻データが示す時刻を、当該時刻に対応する前記レジスタのアドレスに変換して、変換したアドレスを前記MPUに出力する時刻データ変換手段をさらに備え、
    前記MPUは、前記時計から出力された時刻データを前記時刻データ変換手段に出力するとともに、前記回線品質監視データ及び前記判定結果を、前記レジスタのうち、前記時刻データ変換手段から出力されたアドレスに格納する請求項4に記載の回線品質監視装置。
  6. 前記時間計測手段は、前記時間データを前記MPUに出力し、
    前記MPUは、前記時間計測手段から出力された時間データを、前記レジスタのうち、前記時刻データ変換手段から出力されたアドレスに格納する請求項5に記載の回線品質監視装置。
  7. 時刻データに基づいて、所定時間、回線のデータ誤り数を加算するステップと、
    前記データ誤り数の加算開始から加算終了までの時間を計測するステップと、
    前記計測した時間が有効範囲内であるか否かに基づいて、前記データ誤り数を加算することにより得られたデータの有効性を判定するステップと、
    を備えた回線品質監視方法。
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