JP2004360928A - 横置型圧縮機の取付構造 - Google Patents
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- F25D23/00—General constructional features
- F25D23/006—General constructional features for mounting refrigerating machinery components
Abstract
【課題】本発明の課題は、横置型圧縮機の取付構造に係わる部品等の容易な変更のみで圧縮機2台の間に存在するスペースを極力小さくして、冷凍・空調装置筐体内の圧縮機の占有配置領域を狭め、冷凍・空調装置筐体の小型省スペース化に有利な横置型圧縮機の取付構造を提供することにある。
【解決手段】横置型圧縮機2台が、取付脚を共有する等の取付構造に係わる部品等の小変更で、圧縮機2台の冷凍・空調装置筐体内の占有領域を狭め、かつ組立作業性も向上させた。
【選択図】 図1
【解決手段】横置型圧縮機2台が、取付脚を共有する等の取付構造に係わる部品等の小変更で、圧縮機2台の冷凍・空調装置筐体内の占有領域を狭め、かつ組立作業性も向上させた。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷凍・空調装置の横置型圧縮機の取付構造に係り、特に、横置型圧縮機が2台内臓される際の冷凍・空調装置の圧縮機の取付構造に適用され、取付けが容易で圧縮機の設置面積の省スペース化に好適な横置型圧縮機の取付構造に関するものである。この冷凍・空調は、例えばエアコンディショナー、ヒートポンプ給湯機等である。
【0002】
【従来の技術】
近年、冷凍サイクル装置の運転モードが多様化し、圧縮機の運転範囲も幅広い範囲で拡大する傾向にある中で、特に大能力を必要とされる冷凍サイクル装置においては、圧縮機を2台並用する冷凍・空調装置とすることで対応する場合がある。従来の冷凍・空調装置の横置型圧縮機の取付構造の一例について図3、図4、図5を参照して説明する。図3は従来の横置型圧縮機の取付構造を示す(E)正面図、(F)左側面図である。図4は図3の圧縮機を正面から見た取付構造部の部分断面図である。図5は図3および図4に示した従来の横置型圧縮機の取付構造にて、第1の圧縮機Aと第2の圧縮機Bの圧縮機2台を水平方向横列に配置取付けした正面図である。
【0003】
図3および図4において、横置型圧縮機の取付構造は、圧縮機1の外殻をなす密閉容器2に溶接具備された取付脚3が、圧縮機の振動緩和のためのバネ又はクッションゴム等による円筒状の弾性支持部材6を介在させ、冷凍・空調装置筐体側の底板4に溶接具備された固定支持棒5が、前記圧縮機1の取付脚3に設けられた取付孔3aおよび前記弾性支持部材6に設けられた貫通孔6aを挿入貫通することによって取付設置される。この時弾性支持部材6は、外周上に凹部6bと、凹部6bの上方に円錐状の角部6cが形成されており、この凹部6bおよび角部6cと圧縮機1の取付脚3の取付孔3aに弾性的に挿入固定している。このような取付構造によって圧縮機1の振動を吸収緩和しながら、冷凍・空調装置筐体側の底板4に溶接具備された固定支持棒5によって圧縮機の取付設置位置を保持する。
【0004】
このような取付構造をなす図5における第1の圧縮機Aと第2の圧縮機Bの圧縮機2台を水平方向横列に配置取付けした場合、圧縮機2台が運転時に互いに干渉しないようにすること、さらに圧縮機を冷凍・空調装置筐体に取付設置する際の作業上の問題から、第1の圧縮機Aおよび第2の圧縮機Bの取付脚3の間にスペースCを確保しなければならない。よって前記圧縮機A、Bの外殻をなす密閉容器2の間にはスペースDが必然的に存在する。
【0005】
【特許文献】
なし
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このように横置型圧縮機2台を水平方向横列に配置した場合には、冷凍・空調装置筐体内の圧縮機の占有配置領域が大きくなり、冷凍・空調装置筐体内の圧縮機以外のサイクル部品の配置や設計上の拘束条件の一因となる。特に冷凍・空調装置筐体の小型省スペース化が求められるのは常であり、圧縮機2台の間に存在する前記スペースDは、圧縮機の占有配置領域内において存在する余分なスペースとなる可能性がある。
【0007】
本発明の目的は、上記問題点を横置型圧縮機の取付構造に係わる部品等の容易な変更のみで、圧縮機2台の間に存在するスペースを極力小さくして、冷凍・空調装置筐体内の圧縮機の占有配置領域を狭め、冷凍・空調装置筐体の小型省スペース化に有利な横置型圧縮機の取付構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、冷凍・空調装置の筐体の中に2台内臓された横置型圧縮機の取付構造において、第1の圧縮機に対して第2の圧縮機が水平方向横列式に配置され、取付脚を共有して第1の圧縮機と第2の圧縮機とが一体的に連結固定され、取付脚にバネ又はクッションゴム等による弾性支持部材を介在させて筐体の底板に取付設置された圧縮機の取付構造としたものである。
【0009】
また、本発明は第1の圧縮機と第2の圧縮機は各々独自に取付脚を具備し、第1の圧縮機は取付脚にバネ又はクッションゴム等による弾性支持部材を介在させて筐体の底板に取付設置され、第2の圧縮機は、取付脚にバネ又はクッションゴム等による弾性支持部材を介在させて、第1の圧縮機に対して垂直上方に背負い式に配置、取付設置された圧縮機の取付構造としたものである。
【0010】
また、本発明は冷凍・空調装置の能力、運転モードに対応して第1の圧縮機と第2の圧縮機の能力仕様が同一である圧縮機の取付構造に適用されるものである。
【0011】
また、本発明は冷凍・空調装置の能力、運転モードに対応して第1の圧縮機と第2の圧縮機の能力仕様が異なる能力仕様である圧縮機の取付構造に適用されるものである。
【0012】
また、本発明は圧縮する冷媒をHCFC系冷媒、およびHCFC系冷媒の代替冷媒であるHFC系冷媒か炭化水素、CO2、アンモニア等の自然系冷媒かの何れかを用いた圧縮機の取付構造に適用されるものである。
【0013】
また、本発明の圧縮機の取付構造を採用した冷凍・空調システムに適用されるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
〔実施例1〕
以下、本発明の第1の実施例の形態を図1を用いて説明する。
【0015】
図1は、本発明の第1の実施例に係わる横置型圧縮機2台を水平方向横列に配置し、圧縮機2台が取付脚を共有して一体的に連結固定された圧縮機の取付構造を示す(E)正面図、(F)左側面図である。
【0016】
本実施例における横置型圧縮機2台の取付構造は、第1の圧縮機Aと第2の圧縮機Bの外殻をなす密閉容器2に溶接具備された取付脚3を、前記圧縮機A、Bの2台が共有して一体的に連結固定されている。冷凍・空調装置筐体側の底板4への取付設置は、従来の技術で説明した取付設置方法と同様で、第1の圧縮機Aおよび第2の圧縮機Bの外殻をなす密閉容器2に圧縮機2台が共有して溶接具備された取付脚3が、圧縮機の振動緩和のためのバネ又はクッションゴム等による円筒状の弾性支持部材6を介在させ、冷凍・空調装置筐体側の底板4に溶接具備された固定支持棒5が、前記圧縮機A、Bの取付脚3に設けられた取付孔3aおよび前記弾性支持部材6に設けられた貫通孔6aを挿入貫通することによって取付設置される。取付構造部の詳細は、従来の技術で説明した図4と同一である。従って第1の圧縮機Aおよび第2の圧縮機Bの外殻をなす密閉容器2の間のスペースDを従来の技術に比較して極小にすることができ、冷凍・空調装置筐体内の圧縮機の占有配置領域を狭め、冷凍・空調装置筐体の小型省スペース化に有利な圧縮機の取付構造を提供することができる。
【0017】
さらには、第1の圧縮機Aおよび第2の圧縮機Bの2台の圧縮機が、各々の密閉容器2に溶接具備された取付脚3を共有して一体的に連結固定されているので、冷凍・空調装置筐体側の底板4への取付設置が、従来の技術図5による圧縮機2台の取付設置に対して容易であり、組立作業性も向上させることができる。
〔実施例2〕
次に本発明の第2の実施例を、図2を用いて説明する。図2は、本発明の第2の実施例に係わる横置型圧縮機2台を、第1の圧縮機に対して第2の圧縮機が、垂直上方に背負い式に配置、取付けられた圧縮機の取付構造を示す(E)正面図、(F)左側面図である。
【0018】
本実施例における横置型圧縮機2台の取付構造は、第1の圧縮機Aの外殻をなす密閉容器2に溶接具備された取付脚3を、前記密閉容器2の上方に、垂直平行に増設具備されている。この第1の圧縮機Aの冷凍・空調装置筐体側の底板4への取付固定は従来の技術で説明した図3および図4と同一である。次に第2の圧縮機Bは、従来の技術で説明した図3の圧縮機と同一形態を成す圧縮機であり、第1の圧縮機Aに対して垂直上方に、従来の技術で説明した図3および図4と同等のバネ又はクッションゴム等による円筒状の弾性支持部材6を介在させて配置、取付けられている。冷凍・空調装置筐体側の底板4に溶接具備された固定支持棒5は、第2の圧縮機Bを取付位置保持するに十分な上方位置に延長されている。本実施例は、冷凍・空調装置筐体の高さ方向の、圧縮機を含むサイクル部品の配置、設計上の拘束条件が少ない場合により効果的である。
【0019】
以上のような各実施例において、冷凍・空調装置の能力、運転モードに対応して第1の圧縮機Aと第2の圧縮機Bの能力仕様は同一であっても良い。
【0020】
また、冷凍・空調装置の能力、運転モードに対応して第1の圧縮機Aと第2の圧縮機Bの能力仕様は異なる能力仕様であっても良い。
【0021】
また、第1の圧縮機Aと第2の圧縮機Bの取付固定で介在されるバネ又はクッションゴム等による円筒状の弾性支持部材6は、第1の圧縮機A、第2の圧縮機Bの場合で各々その弾性力を変えても良い。
【0022】
また、圧縮機A、Bの外殻をなす密閉容器2に溶接具備された取付脚3と、弾性支持部材6および弾性支持棒5からなる取付構成部位置を2箇所設置としたが、3箇所以上の複数箇所設置しても良い。
【0023】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、横置型圧縮機の取付構造に係わる部品等の容易な変更のみで圧縮機2台の間に存在するスペースを極力小さくして、冷凍・空調装置筐体内の圧縮機の占有配置領域を狭め、冷凍・空調装置筐体の小型省スペース化に有利な横置型圧縮機の取付構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る横置型圧縮機2台を水平方向横列に配置し、圧縮機2台が取付脚を共有して一体的に連結固定された圧縮機の取付構造を示す(E)正面図、(F)左側面図である。
【図2】本発明の第2の実施例に係わる横置型圧縮機2台を、第1の圧縮機に対して第2の圧縮機が、垂直上方に背負い式に配置、取付けられた圧縮機の取付構造を示す(E)正面図、(F)左側面図である。
【図3】従来例の横置型圧縮機の取付構造を示す(E)正面図、(F)左側面図である。
【図4】図3の圧縮機を正面から見た取付構造部の部分断面図である。
【図5】従来例の図3、図4の横置型圧縮機の取付構造にて、第1の圧縮機Aと第2の圧縮機Bの圧縮機2台を水平方向横列に配置取付けした正面図である。
【符号の説明】
1…圧縮機、2…密閉容器、3…取付脚、3a…取付孔、4…冷凍・空調装置筐体側の底板、5…固定支持棒、6…弾性支持部材、6a…貫通孔、6b…凹部、6c…角部、A…第1の圧縮機、B…第2の圧縮機、C,D…スペース。
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷凍・空調装置の横置型圧縮機の取付構造に係り、特に、横置型圧縮機が2台内臓される際の冷凍・空調装置の圧縮機の取付構造に適用され、取付けが容易で圧縮機の設置面積の省スペース化に好適な横置型圧縮機の取付構造に関するものである。この冷凍・空調は、例えばエアコンディショナー、ヒートポンプ給湯機等である。
【0002】
【従来の技術】
近年、冷凍サイクル装置の運転モードが多様化し、圧縮機の運転範囲も幅広い範囲で拡大する傾向にある中で、特に大能力を必要とされる冷凍サイクル装置においては、圧縮機を2台並用する冷凍・空調装置とすることで対応する場合がある。従来の冷凍・空調装置の横置型圧縮機の取付構造の一例について図3、図4、図5を参照して説明する。図3は従来の横置型圧縮機の取付構造を示す(E)正面図、(F)左側面図である。図4は図3の圧縮機を正面から見た取付構造部の部分断面図である。図5は図3および図4に示した従来の横置型圧縮機の取付構造にて、第1の圧縮機Aと第2の圧縮機Bの圧縮機2台を水平方向横列に配置取付けした正面図である。
【0003】
図3および図4において、横置型圧縮機の取付構造は、圧縮機1の外殻をなす密閉容器2に溶接具備された取付脚3が、圧縮機の振動緩和のためのバネ又はクッションゴム等による円筒状の弾性支持部材6を介在させ、冷凍・空調装置筐体側の底板4に溶接具備された固定支持棒5が、前記圧縮機1の取付脚3に設けられた取付孔3aおよび前記弾性支持部材6に設けられた貫通孔6aを挿入貫通することによって取付設置される。この時弾性支持部材6は、外周上に凹部6bと、凹部6bの上方に円錐状の角部6cが形成されており、この凹部6bおよび角部6cと圧縮機1の取付脚3の取付孔3aに弾性的に挿入固定している。このような取付構造によって圧縮機1の振動を吸収緩和しながら、冷凍・空調装置筐体側の底板4に溶接具備された固定支持棒5によって圧縮機の取付設置位置を保持する。
【0004】
このような取付構造をなす図5における第1の圧縮機Aと第2の圧縮機Bの圧縮機2台を水平方向横列に配置取付けした場合、圧縮機2台が運転時に互いに干渉しないようにすること、さらに圧縮機を冷凍・空調装置筐体に取付設置する際の作業上の問題から、第1の圧縮機Aおよび第2の圧縮機Bの取付脚3の間にスペースCを確保しなければならない。よって前記圧縮機A、Bの外殻をなす密閉容器2の間にはスペースDが必然的に存在する。
【0005】
【特許文献】
なし
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このように横置型圧縮機2台を水平方向横列に配置した場合には、冷凍・空調装置筐体内の圧縮機の占有配置領域が大きくなり、冷凍・空調装置筐体内の圧縮機以外のサイクル部品の配置や設計上の拘束条件の一因となる。特に冷凍・空調装置筐体の小型省スペース化が求められるのは常であり、圧縮機2台の間に存在する前記スペースDは、圧縮機の占有配置領域内において存在する余分なスペースとなる可能性がある。
【0007】
本発明の目的は、上記問題点を横置型圧縮機の取付構造に係わる部品等の容易な変更のみで、圧縮機2台の間に存在するスペースを極力小さくして、冷凍・空調装置筐体内の圧縮機の占有配置領域を狭め、冷凍・空調装置筐体の小型省スペース化に有利な横置型圧縮機の取付構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、冷凍・空調装置の筐体の中に2台内臓された横置型圧縮機の取付構造において、第1の圧縮機に対して第2の圧縮機が水平方向横列式に配置され、取付脚を共有して第1の圧縮機と第2の圧縮機とが一体的に連結固定され、取付脚にバネ又はクッションゴム等による弾性支持部材を介在させて筐体の底板に取付設置された圧縮機の取付構造としたものである。
【0009】
また、本発明は第1の圧縮機と第2の圧縮機は各々独自に取付脚を具備し、第1の圧縮機は取付脚にバネ又はクッションゴム等による弾性支持部材を介在させて筐体の底板に取付設置され、第2の圧縮機は、取付脚にバネ又はクッションゴム等による弾性支持部材を介在させて、第1の圧縮機に対して垂直上方に背負い式に配置、取付設置された圧縮機の取付構造としたものである。
【0010】
また、本発明は冷凍・空調装置の能力、運転モードに対応して第1の圧縮機と第2の圧縮機の能力仕様が同一である圧縮機の取付構造に適用されるものである。
【0011】
また、本発明は冷凍・空調装置の能力、運転モードに対応して第1の圧縮機と第2の圧縮機の能力仕様が異なる能力仕様である圧縮機の取付構造に適用されるものである。
【0012】
また、本発明は圧縮する冷媒をHCFC系冷媒、およびHCFC系冷媒の代替冷媒であるHFC系冷媒か炭化水素、CO2、アンモニア等の自然系冷媒かの何れかを用いた圧縮機の取付構造に適用されるものである。
【0013】
また、本発明の圧縮機の取付構造を採用した冷凍・空調システムに適用されるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
〔実施例1〕
以下、本発明の第1の実施例の形態を図1を用いて説明する。
【0015】
図1は、本発明の第1の実施例に係わる横置型圧縮機2台を水平方向横列に配置し、圧縮機2台が取付脚を共有して一体的に連結固定された圧縮機の取付構造を示す(E)正面図、(F)左側面図である。
【0016】
本実施例における横置型圧縮機2台の取付構造は、第1の圧縮機Aと第2の圧縮機Bの外殻をなす密閉容器2に溶接具備された取付脚3を、前記圧縮機A、Bの2台が共有して一体的に連結固定されている。冷凍・空調装置筐体側の底板4への取付設置は、従来の技術で説明した取付設置方法と同様で、第1の圧縮機Aおよび第2の圧縮機Bの外殻をなす密閉容器2に圧縮機2台が共有して溶接具備された取付脚3が、圧縮機の振動緩和のためのバネ又はクッションゴム等による円筒状の弾性支持部材6を介在させ、冷凍・空調装置筐体側の底板4に溶接具備された固定支持棒5が、前記圧縮機A、Bの取付脚3に設けられた取付孔3aおよび前記弾性支持部材6に設けられた貫通孔6aを挿入貫通することによって取付設置される。取付構造部の詳細は、従来の技術で説明した図4と同一である。従って第1の圧縮機Aおよび第2の圧縮機Bの外殻をなす密閉容器2の間のスペースDを従来の技術に比較して極小にすることができ、冷凍・空調装置筐体内の圧縮機の占有配置領域を狭め、冷凍・空調装置筐体の小型省スペース化に有利な圧縮機の取付構造を提供することができる。
【0017】
さらには、第1の圧縮機Aおよび第2の圧縮機Bの2台の圧縮機が、各々の密閉容器2に溶接具備された取付脚3を共有して一体的に連結固定されているので、冷凍・空調装置筐体側の底板4への取付設置が、従来の技術図5による圧縮機2台の取付設置に対して容易であり、組立作業性も向上させることができる。
〔実施例2〕
次に本発明の第2の実施例を、図2を用いて説明する。図2は、本発明の第2の実施例に係わる横置型圧縮機2台を、第1の圧縮機に対して第2の圧縮機が、垂直上方に背負い式に配置、取付けられた圧縮機の取付構造を示す(E)正面図、(F)左側面図である。
【0018】
本実施例における横置型圧縮機2台の取付構造は、第1の圧縮機Aの外殻をなす密閉容器2に溶接具備された取付脚3を、前記密閉容器2の上方に、垂直平行に増設具備されている。この第1の圧縮機Aの冷凍・空調装置筐体側の底板4への取付固定は従来の技術で説明した図3および図4と同一である。次に第2の圧縮機Bは、従来の技術で説明した図3の圧縮機と同一形態を成す圧縮機であり、第1の圧縮機Aに対して垂直上方に、従来の技術で説明した図3および図4と同等のバネ又はクッションゴム等による円筒状の弾性支持部材6を介在させて配置、取付けられている。冷凍・空調装置筐体側の底板4に溶接具備された固定支持棒5は、第2の圧縮機Bを取付位置保持するに十分な上方位置に延長されている。本実施例は、冷凍・空調装置筐体の高さ方向の、圧縮機を含むサイクル部品の配置、設計上の拘束条件が少ない場合により効果的である。
【0019】
以上のような各実施例において、冷凍・空調装置の能力、運転モードに対応して第1の圧縮機Aと第2の圧縮機Bの能力仕様は同一であっても良い。
【0020】
また、冷凍・空調装置の能力、運転モードに対応して第1の圧縮機Aと第2の圧縮機Bの能力仕様は異なる能力仕様であっても良い。
【0021】
また、第1の圧縮機Aと第2の圧縮機Bの取付固定で介在されるバネ又はクッションゴム等による円筒状の弾性支持部材6は、第1の圧縮機A、第2の圧縮機Bの場合で各々その弾性力を変えても良い。
【0022】
また、圧縮機A、Bの外殻をなす密閉容器2に溶接具備された取付脚3と、弾性支持部材6および弾性支持棒5からなる取付構成部位置を2箇所設置としたが、3箇所以上の複数箇所設置しても良い。
【0023】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、横置型圧縮機の取付構造に係わる部品等の容易な変更のみで圧縮機2台の間に存在するスペースを極力小さくして、冷凍・空調装置筐体内の圧縮機の占有配置領域を狭め、冷凍・空調装置筐体の小型省スペース化に有利な横置型圧縮機の取付構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る横置型圧縮機2台を水平方向横列に配置し、圧縮機2台が取付脚を共有して一体的に連結固定された圧縮機の取付構造を示す(E)正面図、(F)左側面図である。
【図2】本発明の第2の実施例に係わる横置型圧縮機2台を、第1の圧縮機に対して第2の圧縮機が、垂直上方に背負い式に配置、取付けられた圧縮機の取付構造を示す(E)正面図、(F)左側面図である。
【図3】従来例の横置型圧縮機の取付構造を示す(E)正面図、(F)左側面図である。
【図4】図3の圧縮機を正面から見た取付構造部の部分断面図である。
【図5】従来例の図3、図4の横置型圧縮機の取付構造にて、第1の圧縮機Aと第2の圧縮機Bの圧縮機2台を水平方向横列に配置取付けした正面図である。
【符号の説明】
1…圧縮機、2…密閉容器、3…取付脚、3a…取付孔、4…冷凍・空調装置筐体側の底板、5…固定支持棒、6…弾性支持部材、6a…貫通孔、6b…凹部、6c…角部、A…第1の圧縮機、B…第2の圧縮機、C,D…スペース。
Claims (6)
- 冷凍・空調装置の筐体の中に2台内臓された横置型圧縮機の取付構造において、第1の圧縮機に対して第2の圧縮機が水平方向横列式に配置され、取付脚を共有して第1の圧縮機と第2の圧縮機とが一体的に連結固定され、取付脚にバネ又はクッションゴム等による弾性支持部材を介在させて筐体の底板に取付設置されたことを特徴とする横置型圧縮機の取付構造。
- 冷凍・空調装置の筐体の中に2台内臓された横置型圧縮機の取付構造において、第1の圧縮機と第2の圧縮機は各々独自に取付脚を具備し、第1の圧縮機は取付脚にバネ又はクッションゴム等による弾性支持部材を介在させて筐体の底板に取付設置され、第2の圧縮機は、取付脚にバネ又はクッションゴム等による弾性支持部材を介在させて、第1の圧縮機に対して垂直上方に背負い式に配置、取付設置されたことを特徴とする横置型圧縮機の取付構造。
- 請求項1又は2において、冷凍・空調装置の能力、運転モードに対応して第1の圧縮機と第2の圧縮機の能力仕様が同一であることを特徴とする横置型圧縮機の取付構造。
- 請求項1又は2において、冷凍・空調装置の能力、運転モードに対応して第1の圧縮機と第2の圧縮機の能力仕様が異なる能力仕様であることを特徴とする横置型圧縮機の取付構造。
- 請求項1〜4において、圧縮する冷媒をHCFC系冷媒、およびHCFC系冷媒の代替冷媒であるHFC系冷媒か炭化水素、CO2、アンモニア等の自然系冷媒かの何れかを用いたことを特徴とする横置型圧縮機の取付構造。
- 請求項1〜5の何れかに記載の横置型圧縮機の取付構造を採用した冷凍・空調システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003156135A JP2004360928A (ja) | 2003-06-02 | 2003-06-02 | 横置型圧縮機の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003156135A JP2004360928A (ja) | 2003-06-02 | 2003-06-02 | 横置型圧縮機の取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004360928A true JP2004360928A (ja) | 2004-12-24 |
Family
ID=34050306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003156135A Pending JP2004360928A (ja) | 2003-06-02 | 2003-06-02 | 横置型圧縮機の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004360928A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007239677A (ja) * | 2006-03-10 | 2007-09-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 圧縮機 |
KR101346425B1 (ko) | 2011-03-28 | 2014-01-02 | 가부시키가이샤 도요다 지도숏키 | 전동 압축기 |
CN110613409A (zh) * | 2018-06-19 | 2019-12-27 | 上海海立电器有限公司 | 洗碗机以及用于该洗碗机的卧式压缩机 |
EP3315881B1 (en) * | 2016-10-26 | 2022-05-04 | LG Electronics Inc. | Mounting structure of compressor of refrigerator and mounting method thereof |
-
2003
- 2003-06-02 JP JP2003156135A patent/JP2004360928A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007239677A (ja) * | 2006-03-10 | 2007-09-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 圧縮機 |
KR101346425B1 (ko) | 2011-03-28 | 2014-01-02 | 가부시키가이샤 도요다 지도숏키 | 전동 압축기 |
EP3315881B1 (en) * | 2016-10-26 | 2022-05-04 | LG Electronics Inc. | Mounting structure of compressor of refrigerator and mounting method thereof |
CN110613409A (zh) * | 2018-06-19 | 2019-12-27 | 上海海立电器有限公司 | 洗碗机以及用于该洗碗机的卧式压缩机 |
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