JP2007239677A - 圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】同一の圧縮機を2台並列で運転させても、振動がほとんど発生しない圧縮機を提供すること。
【解決手段】同一の圧縮機を2台並列で運転させる圧縮機において、これら2台の圧縮機を同一の運転速度で運転し、第1の圧縮機1と第2の圧縮機2の往復運動するオルダムリング14a、14bの往復運動方向が同一直線上にあり、かつ、互いの動作位相差が180°とした。これにより、互いの圧縮機のオルダムリング14a、14bの慣性力が互いに打ち消しあうため、振動を抑えることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気調和機やヒートポンプ式給湯機などに用いられる圧縮機のうち、同一の圧縮機を2台並列で運転させる圧縮機に関するものである。
近年、住宅事情や設置スペースの制約等の理由により、空気調和機やヒートポンプ式給湯機などは一層の小型化が要求されている。その一方で、これらに用いられる冷媒サイクルにおいては運転モードが多様化し、この冷媒サイクルに接続される圧縮機も幅広い範囲で運転される傾向にあり、特に大能力が必要とされるものがある。そのため、大型の圧縮機を1台接続する場合に比べて、省スペースの設計が可能であることから、それより小型の圧縮機を2台並列で設置して運転させる技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
図7は、従来の圧縮機の正面図、図8は、同側面図であり、図面とともに説明する。図7において、第1の圧縮機1と、第2の圧縮機2の2台の圧縮機が、水平方向横列に設置されるとともに、それぞれの圧縮機の密閉容器3a、3bが取付脚4に溶接固定されている。また、取付脚4は、圧縮機の振動緩和のためのバネまたはゴムなどによる弾性支持部材5を介して冷媒サイクル装置筐体底板6で支持されている。さらに、圧縮機1、2は、配管(図示せず)により冷媒サイクル(図示せず)に接続されている。
上記圧縮機としては、従来より広く用いられている方式として、スクロール式とロータリー式とがある。
図9は、横置き型スクロール式圧縮機の縦断面図、図10は図9のU−U部横断面図であり、また、図11は縦置き型ロータリー式圧縮機の縦断面図、図12は図11のV−V部横断面図であり、それぞれ図面とともに説明する。
スクロール式圧縮機は、図9および図10において、密閉容器3内に、電動機7と、圧縮機構部8と、電動機7の回転力を圧縮機構部8に伝達するための偏心軸部9を有するクランク軸10とが設置されている。圧縮機構部8は、クランク軸10を支承する軸受部材11と、固定スクロール12と、この固定スクロール12と噛み合わせて圧縮空間を形成し、偏心軸部9に回転自在に嵌合された旋回スクロール13と、この旋回スクロール13の自転を防止するためのオルダムリング14とで構成されている。
オルダムリング14は、リング状の部材の一面と他面のそれぞれ直線上に、互いに直交する向きの対をなすキー部15を2対設けるとともに、一面側のキー部は、軸受部材11に直線上に設けられた軸受部材側キー溝16に摺動自在に嵌め合わせ、他面側のキー部は、旋回スクロール13の直線上に設けられたキー溝(図示せず)に摺動自在に嵌め合わせている。
上記構成により、電動機7の回転力がクランク軸10の偏心軸部9を介して旋回スクロール13に伝達される。このとき旋回スクロール13は、その移動がキー部15と軸受部材側キー溝16との嵌まり合いによって規制されるクランク軸10と軸直角方向かつ密閉容器3垂直方向のオルダムリング14を伴う移動と、キー部15と旋回スクロール13のキー溝との嵌まり合いによって規制される密閉容器3水平方向の方向の移動とで規制されることによりその自転が防止される。これらの動作により、オルダムリング14は、軸受部材11に対して往復運動を行いながら、旋回スクロール13と固定スクロール12と噛
み合わせて形成される圧縮空間が圧縮されることで、冷媒の吸引、圧縮、吐出を行う。
一方、クランク軸10周りに、偏心軸部9および旋回スクロール13が旋回するために、遠心力による回転不釣り合いが生じるが、これはクランク軸10および電動機7の回転部一端に設けられた主バランスウエイト17と副バランスウエイト18により打ち消している(例えば、特許文献2参照)。
次にロータリー式圧縮機を説明する。図11および図12において、密閉容器3内に、電動機19と、圧縮機構部20と、電動機19の回転力を圧縮機構部20に伝達するための偏心軸部21を有するクランク軸22とが設置されている。圧縮機構部20は、クランク軸22を支承する主軸受部材23および副軸受部材24と、圧縮空間を形成するシリンダ25と、偏心軸部21に回転自在に勘合され、シリンダ25内部を回転運動するピストン26と、このピストン26に押接して圧縮空間を仕切るためのベーン27とで構成されている。
ベーン27は、シリンダ25に設けられたベーン溝28に摺動自在に設置されており、ピストン26と接する反対側に設置されているバネ29により、ピストン26に押接されている。
上記構成により、電動機19の回転力がクランク軸22の偏心軸部21を介してピストン26に伝達される。このときベーン27は、シリンダ25に対して往復運動を行いながら、シリンダ25とピストン26、およびベーン27で形成された圧縮空間が圧縮されることで、冷媒の吸引、圧縮、吐出を行う。
一方、クランク軸22周りに、偏心軸部21およびピストンが旋回するために、遠心力による回転不釣り合いが生じるが、これを電動機19の回転部一端に設けられた主バランスウエイト30と副バランスウエイト31により打ち消している(例えば、特許文献3参照)。
特開2004−360928号公報 特開平8−061257号公報 特開平11−324958号公報
上記従来のスクロール式圧縮機およびロータリー式圧縮機のいずれにおいても、クランク軸周りの遠心力による回転不釣り合いについては、このクランク軸もしくはこのクランク軸とともに回転する部分に適当な大きさのバランスウエイトを取り付けることにより、完全に釣り合いを取ることが原理的に可能である。
しかしながら、クランク軸に対して直角方向に往復運動する部品の慣性力による不釣り合い、すなわち、スクロール式圧縮機においては、オルダムリングの、ロータリー式圧縮機においては、ベーンの、それぞれの往復慣性力による不釣り合いは、クランク軸もしくはこのクランク軸とともに回転する部分にバランスウエイトを取り付けても完全に釣り合いを取ることは原理的に不可能である。
スクロール式圧縮機においては、例えば、オルダムリングの軽量化により、往復慣性力による不釣り合いを抑え、振動を低減しようとする試みが見られるものの、やはり、完全に釣り合いを取ることはできない。
そのため、上記不釣り合いが、軸受部材を介して密閉容器に伝達され、圧縮機の振動を
増大させる一因となり、上記従来例で説明したような同一の圧縮機を2台並列で運転させる冷媒サイクルにおいては、それぞれの圧縮機の振動が互いに増幅され、その冷媒サイクルが搭載される空気調和機やヒートポンプ式給湯機などの振動や騒音が大きくなる一因となっていた。
さらに、電動機が周波数可変式電源で駆動される圧縮機においては、特に高速運転時に振動や騒音が一層大きくなるだけでなく、圧縮機に接続される冷媒サイクルの配管に振動によって過大な応力が作用し、場合によっては疲労によって配管に亀裂が入るといった可能性もあった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、同一の圧縮機を2台並列で運転させても、振動がほとんど発生しない圧縮機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために本発明は、同一の圧縮機を2台並列で運転させる圧縮機において、これら2台の圧縮機を同一の運転速度で運転し、第1の圧縮機と第2の圧縮機の往復運動する部品の運動方向が同一直線上にあり、かつ、互いの動作位相差を180°としたものである。
これによって、第1の圧縮機の往復運動する部品の慣性力と、第2の圧縮機の往復運動する部品の慣性力とが互いに打ち消しあうため、振動を抑えることができる。
同一の圧縮機を2台並列で設置して運転させても振動を抑えることができ、この圧縮機を搭載することで、低振動、低騒音の冷媒サイクルを実現することができる。
第1の発明は、密閉容器内に、電動機と、圧縮機構部と、電動機の回転力を圧縮機構部に伝達するためのクランク軸とを設置し、前記圧縮機構部を、クランク軸を支承する軸受部材と、固定スクロールと、この固定スクロールと噛み合わせて圧縮空間を形成する旋回スクロールと、この旋回スクロールの自転を防止するとともにクランク軸と軸直角方向に往復運動するオルダムリングとで構成した圧縮機であって、同一のスクロール圧縮機を2台一体的に連結固定し、これら2台の圧縮機を同一の運転速度で運転させ、第1の圧縮機と第2の圧縮機のそれぞれのオルダムリングの往復運動方向が同一直線上にあり、かつ、互いの動作位相差が180°としたものである。これにより、第1の圧縮機のオルダムリングの往復慣性力と、第2の圧縮機のオルダムリングの往復慣性力とが互いに打ち消しあうため、振動を抑えることができる。
第2の発明は、密閉容器内に、電動機と、圧縮機構部と、電動機の回転力を圧縮機構部に伝達するためのクランク軸とを設置し、圧縮機構部を、クランク軸を支承する主軸受部材および副軸受部材と、圧縮空間を形成するシリンダと、このシリンダ内部を回転運動するピストンと、このピストンに押接して圧縮空間を仕切るとともにクランク軸と直角方向に往復運動するベーンとで構成した圧縮機であって、同一のロータリー圧縮機を2台一体的に連結固定し、これら2台の圧縮機を同一の運転速度で運転させ、第1の圧縮機と第2の圧縮機のそれぞれのベーンの往復運動方向が同一直線上にあり、かつ、互いの動作位相差が180°としたものである。これにより、第1の圧縮機のベーンの往復慣性力と、第2の圧縮機のベーンの往復慣性力とが互いに打ち消しあうため、振動を抑えることができる。
第3の発明は、第1の発明もしくは第2の発明のいずれかの発明において、2台の圧縮
機をそれぞれ横置き型とし、これら2台を水平方向横列に設置したものである。これにより、第1の発明もしくは第2の発明と同様に振動を抑えることができるとともに、空気調和機やヒートポンプ式給湯機筐体の奥行きまたは幅方向の、圧縮機を含む冷媒サイクル部品の配置、設計上の拘束条件が少ない場合により有効である。
第4の発明は、第1の発明もしくは第2の発明のいずれかの発明において、2台の圧縮機をそれぞれ横置き型とし、これら2台を垂直方向横列に設置したものである。これにより、第1の発明もしくは第2の発明と同様に振動を抑えることができるとともに、空気調和機やヒートポンプ式給湯機筐体の高さ方向の、圧縮機を含む冷媒サイクル部品の配置、設計上の拘束条件が少ない場合により有効である。
第5の発明は、第1の発明もしくは第2の発明のいずれかの発明において、2台の圧縮機をそれぞれ縦置き型としたものである。これにより、第1の発明もしくは第2の発明と同様に振動を抑えることができるとともに、空気調和機やヒートポンプ式給湯機筐体の高さ方向の、圧縮機を含む冷媒サイクル部品の配置、設計上の拘束条件が少ない場合により有効である。
第6の発明は、第1ないし第5のいずれかの発明において、電動機が周波数可変式電源で運転されるとしたものである。これにより、圧縮機を高速運転させた場合でも、往復運動する部品の往復慣性力は常に打ち消されるので、振動を抑えたまま高速運転することができ、幅広い範囲で運転することができ、幅広い能力に対応することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明は限定されるものではない。
また、図7乃至図12で説明した従来の圧縮機と同一の構成については、同一の番号を使用し、その説明は省略する。なお、図面においてaを付した符号は、第1の圧縮機を、bを付した符号は、第2の圧縮機を、それぞれ示す。
(実施の形態1)
図1は、本発明第1の実施の形態における横置きスクロール式圧縮機のオルダムリング位置X−Xでの横断面図、図2は、同側面図である。
図1において、同一速度で運転される、第1の圧縮機1と、第2の圧縮機2の2台の同一の圧縮機が、水平方向横列に設置されるとともに、それぞれの圧縮機の密閉容器3a、3bが取付脚4に溶接固定されている。密閉容器3a、3b内には、それぞれ一対の軸受部材側キー溝16a、16bが設けられた軸受部材11a、11bが設置されるとともに、軸受部材側キー溝16a、16bが水平方向の同一直線上になるよう配置されている。
軸受部材側キー溝16a、16bには、それぞれオルダムリング14a、14bのキー部が摺動自在に嵌め合わされており、圧縮機の運転に伴って、オルダムリング14a、14bが同一直線上で往復運動を行うとともに、これらのオルダムリング14a、14bの互いの動作位相差を180°としている。
上記構成により、第1の圧縮機の往復運動するオルダムリング14aの慣性力と、第2の圧縮機のオルダムリング14bの慣性力とが互いに常に打ち消しあうため、振動を抑えることができ、低振動の圧縮機を得ることができる。また、空気調和機やヒートポンプ式給湯機などの装置に、この圧縮機を組み込む場合、横置き式圧縮機としているので、その装置筐体の高さ方向のスペースが比較的狭いような場合においてより有効である。
(実施の形態2)
図3は、本発明の第2の実施の形態における横置きスクロール式圧縮機のオルダムリング位置Y−Yでの横断面図、図4は、同側面図である。
図2において、同一速度で運転される、第1の圧縮機1と、第2の圧縮機2の2台の同一の圧縮機が、垂直方向横列に設置されるとともに、それぞれの圧縮機の密閉容器3a、3bが取付脚4に溶接固定されている。密閉容器3a、3b内には、それぞれ一対の軸受部材側キー溝16a、16bが設けられた軸受部材11a、11bが設置されるとともに、軸受部材側キー溝16a、16bが垂直方向の同一直線上になるよう配置されている。
軸受部材側キー溝16a、16bには、それぞれオルダムリング14a、14bのキー部が摺動自在に嵌め合わされており、圧縮機に運転に伴って、オルダムリング14a、14bが同一直線上で往復運動を行うとともに、これらのオルダムリング14a、14bは、互いの動作位相差を180°としている。
上記構成により、第1の圧縮機の往復運動するオルダムリング14aの慣性力と、第2の圧縮機のオルダムリング14bの慣性力とが互いに常に打ち消しあうため、振動を抑えることができ、低振動の圧縮機を得ることができる。また、空気調和機やヒートポンプ式給湯機などの装置に、この圧縮機を組み込む場合、横置き式圧縮機を2段縦積みにしているので、その装置筐体底板のスペースが比較的狭いような場合においてより有効である。
(実施の形態3)
図5は、本発明の第3の実施の形態における縦置きロータリー式圧縮機のベーン位置Z−Zでの横断面図、図6は、同側面図である。
図5および図6において、同一速度で運転される、第1の圧縮機1と、第2の圧縮機2の2台の同一の圧縮機は縦置き型であるとともに、それぞれの圧縮機の密閉容器3a、3bが取付脚4に溶接固定されている。密閉容器3a、3b内には、それぞれベーン溝28a、28bが設けられたシリンダ25a、25bが設置されるとともに、ベーン溝28a、28bが同一直線上になるよう配置されている。
ベーン溝28a、28bには、それぞれベーン27a、27bが摺動自在に設置されており、圧縮機の運転に伴って、ベーン27a、27bが同一直線上で往復運動を行うとともに、これらのベーン27a、27bの動作位相差を180°としている。
上記構成により、第1の圧縮機の往復運動するベーン27aの慣性力と、第2の圧縮機のベーン27bの慣性力とが互いに常に打ち消しあうため、振動を抑えることができ、低振動の圧縮機を得ることができる。また、空気調和機やヒートポンプ式給湯機などの装置に、この圧縮機を組み込む場合、圧縮機が縦置きであるので、その装置筐体底板のスペースが比較的狭いような場合においてより有効である。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4は、前記本発明の実施の形態1ないし3のいずれかにおいて、圧縮機の電動機を周波数可変式電源で、同一速度で運転されるとしたものである。これにより、圧縮機を高速運転させた場合に、往復運動する部品の往復慣性力が増加しても、常に互いに打ち消されるので、振動を抑えたまま高速運転することができ、空気調和機やヒートポンプ式給湯機などの装置に、この圧縮機を組み込んだ場合、幅広い能力に対応することができる。
なお、本発明の実施の形態1および実施の形態2、および実施の形態4においては、圧
縮機を横置きスクロール式圧縮機の場合で説明したが、横置きロータリー式圧縮機とした場合でも、2台の圧縮機のベーンが同一直線上で往復運動を行うよう配置すれば、同様の効果を得ることができる。
なお、本発明の実施の形態3および実施の形態4においては、圧縮機を縦置きロータリー式圧縮機の場合で説明したが、縦置きスクロール式圧縮機とした場合でも、2台の圧縮機のオルダムリングが同一直線上で往復運動を行うように配置すれば、同様の効果を得ることができる。
なお、本発明の実施の形態1ないし4において、それぞれ図1ないし図6に示した横断面図では、圧縮機を同じ方向に2台並べて設置した場合で説明したが、一方の圧縮機を180°回転させて設置し、それぞれの圧縮機の往復運動する部品の運動方向が同一直線上にあり、かつ、互いの動作位相差が180°であれば、同様の効果を得ることができる。
以上のように、本発明にかかる圧縮機を搭載することにより、低振動、低騒音の空気調和機やヒートポンプ式給湯機などを実現することができる。
本発明実施の形態1における圧縮機の要部横断面図 本発明実施の形態1における圧縮機の側面図 本発明実施の形態2における圧縮機の要部横断面図 本発明実施の形態2における圧縮機の側面図 本発明実施の形態3における圧縮機の要部横断面図 本発明実施の形態3における圧縮機の側面図 従来の横置きスクロール式圧縮機の正面図 従来の横置きスクロール式圧縮機の側面図 従来の横置きスクロール式圧縮機の縦断面図 従来の横置きスクロール式圧縮機の要部横断面図 従来の縦置きロータリー式圧縮機の縦断面図 従来の縦置きロータリー式圧縮機の要部横断面図
符号の説明
1 第1の圧縮機
2 第2の圧縮機
3 密閉容器
7 電動機
8 圧縮機構部
10 クランク軸
11 軸受部材
12 固定スクロール
13 旋回スクロール
14 オルダムリング
15 キー部
16 軸受部材側キー溝
19 電動機
20 圧縮機構部
22 クランク軸
23 主軸受部材
24 副軸受部材
25 シリンダ
26 ピストン
27 ベーン
28 ベーン溝

Claims (6)

  1. 密閉容器内に、電動機と、圧縮機構部と、前記電動機の回転力を前記圧縮機構部に伝達するためのクランク軸とを設置し、前記圧縮機構部を、前記クランク軸を支承する軸受部材と、固定スクロールと、この固定スクロールと噛み合わせて圧縮空間を形成する旋回スクロールと、この旋回スクロールの自転を防止するとともに前記クランク軸と軸直角方向に往復運動するオルダムリングとで構成した圧縮機であって、同一の前記スクロール圧縮機を2台一体的に連結固定し、これら2台の圧縮機を同一の運転速度で運転させ、第1の圧縮機と第2の圧縮機のそれぞれのオルダムリングの往復運動方向が同一直線上にあり、かつ、互いの動作位相差が180°であることを特徴とする圧縮機。
  2. 密閉容器内に、電動機と、圧縮機構部と、前記電動機の回転力を前記圧縮機構部に伝達するためのクランク軸とを設置し、前記圧縮機構部を、前記クランク軸を支承する主軸受部材および副軸受部材と、圧縮空間を形成するシリンダと、このシリンダ内部を回転運動するピストンと、このピストンに押接して前記圧縮空間を仕切るとともに前記クランク軸と直角方向に往復運動するベーンとで構成した圧縮機であって、同一の前記ロータリー圧縮機を2台一体的に連結固定し、これら2台の圧縮機を同一の運転速度で運転させ、第1の圧縮機と第2の圧縮機のそれぞれのベーンの往復運動方向が同一直線上にあり、かつ、互いの動作位相差が180°であることを特徴とする圧縮機。
  3. 2台の圧縮機をそれぞれ横置き型とし、これら2台を水平方向横列に設置した請求項1または2に記載の圧縮機。
  4. 2台の圧縮機をそれぞれ横置き型とし、これら2台を垂直方向横列に設置した請求項1または2に記載の圧縮機。
  5. 2台の圧縮機をそれぞれ縦置き型とした請求項1または2に記載の圧縮機。
  6. 電動機が周波数可変式電源で運転される請求項1乃至5に記載の圧縮機。
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