JPH10141693A - 空気調和機の室内ユニット - Google Patents
空気調和機の室内ユニットInfo
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- JPH10141693A JPH10141693A JP8301744A JP30174496A JPH10141693A JP H10141693 A JPH10141693 A JP H10141693A JP 8301744 A JP8301744 A JP 8301744A JP 30174496 A JP30174496 A JP 30174496A JP H10141693 A JPH10141693 A JP H10141693A
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- JP
- Japan
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- unit
- blower
- compressor
- mechanical
- indoor
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F1/00—Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
- F24F1/0007—Indoor units, e.g. fan coil units
- F24F1/0043—Indoor units, e.g. fan coil units characterised by mounting arrangements
- F24F1/0057—Indoor units, e.g. fan coil units characterised by mounting arrangements mounted in or on a wall
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、圧縮機をユニット本体に収容配置す
ることを前提として、据付け作業性とメンテナンス作業
性の容易化を図るとともに、圧縮機の運転にともなう騒
音の漏れを抑制して、静粛運転を実現した空気調和機の
室内ユニットを提供する。 【解決手段】ユニット本体１と、このユニット本体内に
形成され、少なくとも室内熱交換器１１と圧縮機１２か
らなる冷凍サイクル部品を備えた機械部８および送風機
２８とファンケーシング３０を備えた送風機部９とを具
備し、上記機械部８と送風機部９は、互いに分離自在と
した。
ることを前提として、据付け作業性とメンテナンス作業
性の容易化を図るとともに、圧縮機の運転にともなう騒
音の漏れを抑制して、静粛運転を実現した空気調和機の
室内ユニットを提供する。 【解決手段】ユニット本体１と、このユニット本体内に
形成され、少なくとも室内熱交換器１１と圧縮機１２か
らなる冷凍サイクル部品を備えた機械部８および送風機
２８とファンケーシング３０を備えた送風機部９とを具
備し、上記機械部８と送風機部９は、互いに分離自在と
した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内ユニットと室
外ユニットとに分離された空気調和機に係り、特に室内
ユニットの内部構成に関する。
外ユニットとに分離された空気調和機に係り、特に室内
ユニットの内部構成に関する。
【０００２】
【従来の技術】冷凍サイクル機器を備え、被空調室を冷
房し、あるいは暖房に切換えて空気調和運転をなす空気
調和機は、一般的に、被空調室内に配置される室内ユニ
ットと、室外に配置される室外ユニットとに分離された
構成となっている。上記室内ユニットには、室内熱交換
器である冷凍サイクル部品と室内送風機が収容配置さ
れ、被空調室の壁面に取付けられる。上記室外ユニット
には、圧縮機と室外熱交換器および膨張弁などの冷凍サ
イクル部品と室外送風機が収容配置される。
房し、あるいは暖房に切換えて空気調和運転をなす空気
調和機は、一般的に、被空調室内に配置される室内ユニ
ットと、室外に配置される室外ユニットとに分離された
構成となっている。上記室内ユニットには、室内熱交換
器である冷凍サイクル部品と室内送風機が収容配置さ
れ、被空調室の壁面に取付けられる。上記室外ユニット
には、圧縮機と室外熱交換器および膨張弁などの冷凍サ
イクル部品と室外送風機が収容配置される。
【０００３】このような空気調和機では、運転騒音を発
し易い圧縮機が室外ユニット内にあるので、被空調室に
いる人はその騒音の影響を受けずにすむ。すなわち、静
粛な快適空調が得られる。
し易い圧縮機が室外ユニット内にあるので、被空調室に
いる人はその騒音の影響を受けずにすむ。すなわち、静
粛な快適空調が得られる。
【０００４】しかしながら、圧縮機を収容配置する室外
ユニットは、必然的に重量過大および大型化がともうの
で、屋外に据付けスペースが確保できない、あるいは確
保し難い家屋形態ではきわめて不利である。
ユニットは、必然的に重量過大および大型化がともうの
で、屋外に据付けスペースが確保できない、あるいは確
保し難い家屋形態ではきわめて不利である。
【０００５】たとえば、マンション等で室外ユニットを
ベランダの高所に吊り下げて、据付けスペースを実質的
に不要とした構造が多用されているが、居住人の頭上近
辺の空間を占有してしまうため見栄えが悪く、かつ接触
など危険防止の点から常に神経を使う必要がある。
ベランダの高所に吊り下げて、据付けスペースを実質的
に不要とした構造が多用されているが、居住人の頭上近
辺の空間を占有してしまうため見栄えが悪く、かつ接触
など危険防止の点から常に神経を使う必要がある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】このような室外ユニッ
トの重量過大と、大型化および使用上の注意を回避する
ことを目的として、室外ユニットに収容されている圧縮
機を低騒音化および小型化して室内ユニットに移し変
え、上記不具合を解消する考えが出るに至った。
トの重量過大と、大型化および使用上の注意を回避する
ことを目的として、室外ユニットに収容されている圧縮
機を低騒音化および小型化して室内ユニットに移し変
え、上記不具合を解消する考えが出るに至った。
【０００７】ここで問題は、室内ユニットを構成するユ
ニット本体内部の構造である。すなわち、ユニット本体
内に、室内熱交換器と室内送風機および、新たに圧縮機
を収容配置するところから、今度は室内ユニットの重量
が増大する。
ニット本体内部の構造である。すなわち、ユニット本体
内に、室内熱交換器と室内送風機および、新たに圧縮機
を収容配置するところから、今度は室内ユニットの重量
が増大する。
【０００８】当然、設計的には、これら部品を収容して
も充分な剛性を保持するユニット本体が構成される。し
たがって、ユニット本体を被空調室の壁面に据付けれ
ば、それ以後は構造的に何ら問題がないが、特に据付け
時の作業が面倒なものとなり、作業者が１人で行なうに
は無理がある。
も充分な剛性を保持するユニット本体が構成される。し
たがって、ユニット本体を被空調室の壁面に据付けれ
ば、それ以後は構造的に何ら問題がないが、特に据付け
時の作業が面倒なものとなり、作業者が１人で行なうに
は無理がある。
【０００９】また、いくら低騒音化したとしても実際の
空調運転時には、圧縮機の運転にともなう振動が室内ユ
ニット全体に伝播する恐れがあり、騒音の発生するとこ
ろとなる。圧縮機を収容する室の壁面に防音材を貼着す
るとしても、充分な効果が得られ難い。
空調運転時には、圧縮機の運転にともなう振動が室内ユ
ニット全体に伝播する恐れがあり、騒音の発生するとこ
ろとなる。圧縮機を収容する室の壁面に防音材を貼着す
るとしても、充分な効果が得られ難い。
【００１０】そして、圧縮機と室内熱交換器とを連通す
る冷媒管や、室外ユニットへ延出される接続管およびハ
ーネス類および室内熱交換器と対向して配置される室内
送風機などはメンテナンス作業が必要となるが、室内ユ
ニットの重量が重い場合には、その作業自体が困難なも
のとなることが予想される。
る冷媒管や、室外ユニットへ延出される接続管およびハ
ーネス類および室内熱交換器と対向して配置される室内
送風機などはメンテナンス作業が必要となるが、室内ユ
ニットの重量が重い場合には、その作業自体が困難なも
のとなることが予想される。
【００１１】本発明は、上述した事情に鑑みなされたも
のであり、その目的とするところは、圧縮機をユニット
本体に収容配置することを前提として、据付け作業性と
メンテナンス作業性の容易化を図るとともに、圧縮機の
運転にともなう騒音の漏れを抑制して、静粛運転を実現
する空気調和機の室内ユニットを提供しようとするもの
である。
のであり、その目的とするところは、圧縮機をユニット
本体に収容配置することを前提として、据付け作業性と
メンテナンス作業性の容易化を図るとともに、圧縮機の
運転にともなう騒音の漏れを抑制して、静粛運転を実現
する空気調和機の室内ユニットを提供しようとするもの
である。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上記目的を満足するため
本発明の空気調和機の室内ユニットは、請求項１とし
て、ユニット本体と、このユニット本体内に形成され、
少なくとも室内熱交換器と圧縮機からなる冷凍サイクル
部品を備えた機械部および送風機とファンケーシングを
備えた送風機部とを具備し、上記機械部と送風機部は、
互いに分離自在としたことを特徴とする。
本発明の空気調和機の室内ユニットは、請求項１とし
て、ユニット本体と、このユニット本体内に形成され、
少なくとも室内熱交換器と圧縮機からなる冷凍サイクル
部品を備えた機械部および送風機とファンケーシングを
備えた送風機部とを具備し、上記機械部と送風機部は、
互いに分離自在としたことを特徴とする。
【００１３】請求項２として、請求項１において上記機
械部と上記送風機部は、互いに弾性体を介して連結され
ることを特徴とする。請求項３として、請求項１におい
て上記機械部は、上記圧縮機を囲繞する外側筺体を備
え、この外側筺体の少なくとも一部は上記ユニット本体
の外装意匠筺体を兼用することを特徴とする。
械部と上記送風機部は、互いに弾性体を介して連結され
ることを特徴とする。請求項３として、請求項１におい
て上記機械部は、上記圧縮機を囲繞する外側筺体を備
え、この外側筺体の少なくとも一部は上記ユニット本体
の外装意匠筺体を兼用することを特徴とする。
【００１４】請求項４として、請求項１において上記機
械部と上記送風機部は、互いに個別に、ユニット本体を
被空調室の壁面に取付けるための据付け板に取付けられ
ることを特徴とする。
械部と上記送風機部は、互いに個別に、ユニット本体を
被空調室の壁面に取付けるための据付け板に取付けられ
ることを特徴とする。
【００１５】このような課題を解決する手段を採用する
ことにより、請求項１では、機械部と送風機部を順次取
付けることや取外すことが可能で、単独の作業者でも据
付けが極めて容易になり、作業性が向上するとともに、
メンテナンスを容易に行なえる。
ことにより、請求項１では、機械部と送風機部を順次取
付けることや取外すことが可能で、単独の作業者でも据
付けが極めて容易になり、作業性が向上するとともに、
メンテナンスを容易に行なえる。
【００１６】請求項２では、機械部と送付機部との間に
介在される弾性体が、それぞれから発生する振動を緩衝
して、騒音の発生を防止する。請求項３では、機械部の
外側筺体を有効に用いることができ、かつユニット本体
の剛性増強に役立つ。請求項４では、据付け板を利用し
て機械部と送風機部とを自立保持できるので、据付け作
業がより容易になる。
介在される弾性体が、それぞれから発生する振動を緩衝
して、騒音の発生を防止する。請求項３では、機械部の
外側筺体を有効に用いることができ、かつユニット本体
の剛性増強に役立つ。請求項４では、据付け板を利用し
て機械部と送風機部とを自立保持できるので、据付け作
業がより容易になる。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の空気調和機の実施
の形態を、図面にもとづいて説明する。図１に、空気調
和機を構成する室内ユニットの外観を示す。空気調和機
は、この室内ユニットと、図示しない室外ユニットに分
割されてなる。上記室内ユニットは、後述するように被
空調室の壁面上部に取付け固定される。上記室外ユニッ
トは、屋外に据付け配置される。
の形態を、図面にもとづいて説明する。図１に、空気調
和機を構成する室内ユニットの外観を示す。空気調和機
は、この室内ユニットと、図示しない室外ユニットに分
割されてなる。上記室内ユニットは、後述するように被
空調室の壁面上部に取付け固定される。上記室外ユニッ
トは、屋外に据付け配置される。
【００１８】上記室内ユニットのユニット本体１は、そ
の前面側に亘って吸込みグリル２で覆われる。ユニット
本体１の前面下部には表示ランプ類３が設けられ、さら
にこの下部側には吹出しガイドであるルーバ４を備えた
吹出し口５が開口される。
の前面側に亘って吸込みグリル２で覆われる。ユニット
本体１の前面下部には表示ランプ類３が設けられ、さら
にこの下部側には吹出しガイドであるルーバ４を備えた
吹出し口５が開口される。
【００１９】図２に示すように、上記ユニット本体１の
前面側は、その左右両側部が湾曲成された断面の板状部
１ａ，１ｂであり、これら板状部１ａ，１ｂ相互間は開
口されており、この開口部１ｃに矩形状の桟部６が設け
られている。
前面側は、その左右両側部が湾曲成された断面の板状部
１ａ，１ｂであり、これら板状部１ａ，１ｂ相互間は開
口されており、この開口部１ｃに矩形状の桟部６が設け
られている。
【００２０】この開口部１ｃには桟部６によってバック
アップされたエアフィルタ７が着脱自在に取付けられ
る。このエアフィルタ７とともに上記ユニット本体１の
桟部６と、その両側板状部１ａ，１ｂが上記吸込みグリ
ル２によって覆われることになる。
アップされたエアフィルタ７が着脱自在に取付けられ
る。このエアフィルタ７とともに上記ユニット本体１の
桟部６と、その両側板状部１ａ，１ｂが上記吸込みグリ
ル２によって覆われることになる。
【００２１】ユニット本体１は、その背面側が全面に亘
って開口されていて、内部には、機械部８と、送風機部
９とが収容される。上記機械部８は上部に位置し、送風
機部９は下部に位置しており、後述するように、それぞ
れ個別にユニット本体１に配置される。また、これら機
械部８と送風機部９との間には、弾性体である弾性ゴム
板１０が介在される。
って開口されていて、内部には、機械部８と、送風機部
９とが収容される。上記機械部８は上部に位置し、送風
機部９は下部に位置しており、後述するように、それぞ
れ個別にユニット本体１に配置される。また、これら機
械部８と送風機部９との間には、弾性体である弾性ゴム
板１０が介在される。
【００２２】上記機械部８についてなお説明すると、組
立てられた状態で上記開口部１ｃと所定の間隔を存して
対向する位置にあり、かつこの幅寸法が開口部１ｃの幅
寸法と略同一に設定された室内熱交換器１１と、この室
内熱交換器の上部背面側に配置された圧縮機１２を備え
ている。
立てられた状態で上記開口部１ｃと所定の間隔を存して
対向する位置にあり、かつこの幅寸法が開口部１ｃの幅
寸法と略同一に設定された室内熱交換器１１と、この室
内熱交換器の上部背面側に配置された圧縮機１２を備え
ている。
【００２３】上記室内熱交換器１１は、多数枚のフイン
を所定の間隙を存して並設し、これらフィンに熱交換パ
イプを貫通し、かつ蛇行させてなる。組立てられた状態
で室内熱交換器１１の下部にはドレンパン１３が位置す
るが、これは後述する送風機部９に一体に形成されるも
のである。
を所定の間隙を存して並設し、これらフィンに熱交換パ
イプを貫通し、かつ蛇行させてなる。組立てられた状態
で室内熱交換器１１の下部にはドレンパン１３が位置す
るが、これは後述する送風機部９に一体に形成されるも
のである。
【００２４】上記圧縮機１２は、その軸方向を水平方向
に向けた、いわゆる横置き形である。そして、圧縮機１
２は上面側が開口する第１の外側筺体１４内に収容配置
され、この上面開口部は第２の外側筺体１５によって閉
成される。これら第１，第２の外側筺体１４，１５で密
閉された外側筺体１６が構成され、圧縮機１２はこの外
側筺体１６の密閉空間内に収容され、外周囲を囲繞され
る。
に向けた、いわゆる横置き形である。そして、圧縮機１
２は上面側が開口する第１の外側筺体１４内に収容配置
され、この上面開口部は第２の外側筺体１５によって閉
成される。これら第１，第２の外側筺体１４，１５で密
閉された外側筺体１６が構成され、圧縮機１２はこの外
側筺体１６の密閉空間内に収容され、外周囲を囲繞され
る。
【００２５】外側筺体１６の前面側には上記室内熱交換
器１１が、一方の側面部（図の右側）外面には、アキュ
ームレータと、上記室内熱交換器１１から室外ユニット
へ延出される配管の接続部などを一体にまとめた配管組
立て１７が、適宜な手段で取付けられる。外側筺体１６
の他方の側面部（図の左側）外面には、インバータ１８
やリアクタ１９などの電気部品が適宜な手段で取付けら
れる。
器１１が、一方の側面部（図の右側）外面には、アキュ
ームレータと、上記室内熱交換器１１から室外ユニット
へ延出される配管の接続部などを一体にまとめた配管組
立て１７が、適宜な手段で取付けられる。外側筺体１６
の他方の側面部（図の左側）外面には、インバータ１８
やリアクタ１９などの電気部品が適宜な手段で取付けら
れる。
【００２６】このように上記機械部８には、室内熱交換
器１１と外側筺体１６内に収容される圧縮機１２が一体
組立されるとともに、配管組立１７およびインバータ１
８やリアクタ１９などの電気部品が一体にユニット化さ
れることになる。
器１１と外側筺体１６内に収容される圧縮機１２が一体
組立されるとともに、配管組立１７およびインバータ１
８やリアクタ１９などの電気部品が一体にユニット化さ
れることになる。
【００２７】上記第２の外側筺体１５には、膨出部１５
ａが形成されている。この膨出部１５ａの幅寸法Ｌは、
上記ユニット本体１の上面部１ｄに形成される切欠部２
０の幅寸法Ｌとほぼ同一である。
ａが形成されている。この膨出部１５ａの幅寸法Ｌは、
上記ユニット本体１の上面部１ｄに形成される切欠部２
０の幅寸法Ｌとほぼ同一である。
【００２８】そして、図３に示すように組立てられた状
態で、膨出部１５ａはユニット本体１の切欠部２０に掛
合するとともに、この膨出部１５ａの高さ寸法はユニッ
ト本体上面部１ｄの切欠部２０からわずかに上方に突出
するよう設定されている。
態で、膨出部１５ａはユニット本体１の切欠部２０に掛
合するとともに、この膨出部１５ａの高さ寸法はユニッ
ト本体上面部１ｄの切欠部２０からわずかに上方に突出
するよう設定されている。
【００２９】したがって、第２の外側筺体１５は膨出部
１５ａにおいて、ユニット本体１とともに外装意匠筺体
を形成することになる。そして、天地を逆にして梱包す
る場合、梱包クッションに伝わる輸送中の外部応力を強
度的に優れた第２の外側筺体１５の膨出部１５ａ、すな
わち外側筺体１６で受けることになり、ユニット本体１
が受けるであろうダメージを防止できる。
１５ａにおいて、ユニット本体１とともに外装意匠筺体
を形成することになる。そして、天地を逆にして梱包す
る場合、梱包クッションに伝わる輸送中の外部応力を強
度的に優れた第２の外側筺体１５の膨出部１５ａ、すな
わち外側筺体１６で受けることになり、ユニット本体１
が受けるであろうダメージを防止できる。
【００３０】また、上記機械部８の上端部には、背面側
に折曲される引掛け部２１が設けられていて、被空調室
Ｒの壁面Ａに直接取付けられる据付け板２２の上端掛止
部２２ａに掛止される。
に折曲される引掛け部２１が設けられていて、被空調室
Ｒの壁面Ａに直接取付けられる据付け板２２の上端掛止
部２２ａに掛止される。
【００３１】第１の外側筺体１４の背面部には、蛇腹状
のクッション体２３が取付けられていて、機械部８の引
掛け部２１を据付け板２２の上端掛止部２２ａに掛止し
た状態で、第１の外側筺体１４と据付け板２２との間に
介在される。
のクッション体２３が取付けられていて、機械部８の引
掛け部２１を据付け板２２の上端掛止部２２ａに掛止し
た状態で、第１の外側筺体１４と据付け板２２との間に
介在される。
【００３２】上記送風機部９は、図２にも示すように、
後板２４に、横流ファン２５と、この横流ファンの一端
部に回転軸が嵌着されるファンモータ２６および横流フ
ァンの他端部を枢支する軸受２７からなる室内送風機２
８が配置される。
後板２４に、横流ファン２５と、この横流ファンの一端
部に回転軸が嵌着されるファンモータ２６および横流フ
ァンの他端部を枢支する軸受２７からなる室内送風機２
８が配置される。
【００３３】上記横流ファン２５の軸方向長さは、上記
室内熱交換器１１の幅寸法とほぼ同一であり、組立てら
れた状態で室内熱交換器１１の下方部位に対向して横流
ファン２５が位置する。
室内熱交換器１１の幅寸法とほぼ同一であり、組立てら
れた状態で室内熱交換器１１の下方部位に対向して横流
ファン２５が位置する。
【００３４】上記後板２４は、その上端部が水平な片部
２４ａに形成され、この水平片部の背面側端部は下方に
折曲された引掛け部２９となっている。水平片部２４ａ
から一体に上記横流ファン２５の背面側に亘ってファン
ケーシング３０が湾曲形成される。そして、ファンケー
シング３０の下端部は背面側に折曲され、この先端部は
二股状の補助掛止部３１となっている。
２４ａに形成され、この水平片部の背面側端部は下方に
折曲された引掛け部２９となっている。水平片部２４ａ
から一体に上記横流ファン２５の背面側に亘ってファン
ケーシング３０が湾曲形成される。そして、ファンケー
シング３０の下端部は背面側に折曲され、この先端部は
二股状の補助掛止部３１となっている。
【００３５】図５にも示すように、上記据付け板２２の
上下方向のほぼ中央部にＵ字状の受け部３２が設けられ
ている。したがって、再び図３に示すように、据付け板
受け部３２に送風機部後板２４に形成される引掛け部２
９を掛止し、かつ据付け板２２の下端部に形成される折
曲部３３を後板下端の補助掛止部３１に掛合することに
より、送風機部９の据付け板２２への取付けがなされる
ようになっている。
上下方向のほぼ中央部にＵ字状の受け部３２が設けられ
ている。したがって、再び図３に示すように、据付け板
受け部３２に送風機部後板２４に形成される引掛け部２
９を掛止し、かつ据付け板２２の下端部に形成される折
曲部３３を後板下端の補助掛止部３１に掛合することに
より、送風機部９の据付け板２２への取付けがなされる
ようになっている。
【００３６】後板２４上端の水平片部２４ａは、上記フ
ァンモータ２６と軸受２７を支持する部位上端面と同一
高さに形成され、ここに上記弾性ゴム板１０が貼着され
ていて、組立てられた状態で上記機械部８との間に介在
すること、および後板２４の前端部に、上記ドレンパン
１３が一体に形成されるとともに、ルーバ４を備えた吹
出し口５が開口されることも、先に説明した通りであ
る。
ァンモータ２６と軸受２７を支持する部位上端面と同一
高さに形成され、ここに上記弾性ゴム板１０が貼着され
ていて、組立てられた状態で上記機械部８との間に介在
すること、および後板２４の前端部に、上記ドレンパン
１３が一体に形成されるとともに、ルーバ４を備えた吹
出し口５が開口されることも、先に説明した通りであ
る。
【００３７】このようにして、室内ユニットは、室内側
熱交換器１１と圧縮機１２など冷凍サイクル部品を備え
た機械部８と、室内送風機２８とファンケーシング３０
を備えた送風機部９とから構成される。
熱交換器１１と圧縮機１２など冷凍サイクル部品を備え
た機械部８と、室内送風機２８とファンケーシング３０
を備えた送風機部９とから構成される。
【００３８】実際の据付けにあたっては、はじめに据付
け板２２を被空調室壁面Ａの所定部位に取付け固定す
る。そして、圧縮機１２が収容され配管組立て１７およ
び電気部品１８，１９が配置された外側筺体１６、すな
わちユニット化された機械部８を、上述したように据付
け板２２上部に取付ける。
け板２２を被空調室壁面Ａの所定部位に取付け固定す
る。そして、圧縮機１２が収容され配管組立て１７およ
び電気部品１８，１９が配置された外側筺体１６、すな
わちユニット化された機械部８を、上述したように据付
け板２２上部に取付ける。
【００３９】つぎに、後板２４に室内送風機２８が配置
されるとともに、後板上端面に弾性ゴム板１０を載置し
てユニット化された送風機部９を、上述したように据付
け板２２に取付ける。
されるとともに、後板上端面に弾性ゴム板１０を載置し
てユニット化された送風機部９を、上述したように据付
け板２２に取付ける。
【００４０】必然的に、機械部８と送風機部９との間に
は弾性ゴム板１０が介在され、かつ機械部８と据付け板
２２との間にはクッション体２３が介在される。最後に
固定具である複数の固定ねじ３４を用いて、機械部８と
送風機部９の両側部を連結固定する。
は弾性ゴム板１０が介在され、かつ機械部８と据付け板
２２との間にはクッション体２３が介在される。最後に
固定具である複数の固定ねじ３４を用いて、機械部８と
送風機部９の両側部を連結固定する。
【００４１】このように、重量のかさむ圧縮機１２と室
内送風機２８を、機械部８と送風機部９とに別個に配置
することにより重量が分散され、各ユニットの重量が過
大にならずにすみ、１人の作業者での取扱いに無理なく
据付けが可能であり、作業性の大幅改善を得られ、メン
テナンスも容易に行なえる。
内送風機２８を、機械部８と送風機部９とに別個に配置
することにより重量が分散され、各ユニットの重量が過
大にならずにすみ、１人の作業者での取扱いに無理なく
据付けが可能であり、作業性の大幅改善を得られ、メン
テナンスも容易に行なえる。
【００４２】そして、機械部８と送風機部９をそれぞれ
据付け板２２に掛止して仮保持し、この状態から固定ね
じ３４で互いを連結固定するようにしたので、より組立
作業が容易となる。
据付け板２２に掛止して仮保持し、この状態から固定ね
じ３４で互いを連結固定するようにしたので、より組立
作業が容易となる。
【００４３】第１，第２の外側筺体１４，１５で密閉空
間をなす外側筺体１６を形成し、ここに圧縮機１２を収
容配置したので、実際に圧縮機１２の運転にともなう振
動騒音があっても、外側筺体１６の密閉空間から外部に
漏れることはほとんどなく、静粛運転が得られる。
間をなす外側筺体１６を形成し、ここに圧縮機１２を収
容配置したので、実際に圧縮機１２の運転にともなう振
動騒音があっても、外側筺体１６の密閉空間から外部に
漏れることはほとんどなく、静粛運転が得られる。
【００４４】しかも、機械部８と送風機部９との間に弾
性ゴム板１０が介在されているから、たとえ圧縮機１２
や室内送風機２８の振動が各部周面に伝達されたとして
も、このゴム板１０で緩衝吸収して、振動の共鳴や拡大
を確実に阻止できる。
性ゴム板１０が介在されているから、たとえ圧縮機１２
や室内送風機２８の振動が各部周面に伝達されたとして
も、このゴム板１０で緩衝吸収して、振動の共鳴や拡大
を確実に阻止できる。
【００４５】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１の発明
は、室内熱交換器と圧縮機などを備えた機械部と、送風
機とファンケーシングを備えた送風機部とを互いに分離
自在としたから、各部の順次取付けが可能で、単独の作
業者でも据付けを容易にでき、作業性の向上化を得ら
れ、かつメンテナンスが容易に行なえる効果を奏する。
は、室内熱交換器と圧縮機などを備えた機械部と、送風
機とファンケーシングを備えた送風機部とを互いに分離
自在としたから、各部の順次取付けが可能で、単独の作
業者でも据付けを容易にでき、作業性の向上化を得ら
れ、かつメンテナンスが容易に行なえる効果を奏する。
【００４６】請求項２の発明は、機械部と送風機部を互
いに弾性体を介して連結したから、この弾性体が、機械
部と送風機部から発生する振動を緩衝して、騒音の発生
を防止する。
いに弾性体を介して連結したから、この弾性体が、機械
部と送風機部から発生する振動を緩衝して、騒音の発生
を防止する。
【００４７】請求項３の発明は、機械部は、圧縮機を囲
繞する外側筺体を備え、この外側筺体の少なくとも一部
はユニット本体の外装意匠筺体を兼用したから、機械部
の外側筺体を有効に用いることができ、かつユニット本
体の剛性増強に役立つ。
繞する外側筺体を備え、この外側筺体の少なくとも一部
はユニット本体の外装意匠筺体を兼用したから、機械部
の外側筺体を有効に用いることができ、かつユニット本
体の剛性増強に役立つ。
【００４８】請求項４の発明は、機械部と送風機部は、
互いに個別に、ユニット本体を被空調室の壁面に取付け
るための据付け板に取付けたから、据付け板を利用して
機械部と送風機部とを自立保持でき、据付け作業がより
容易になる。
互いに個別に、ユニット本体を被空調室の壁面に取付け
るための据付け板に取付けたから、据付け板を利用して
機械部と送風機部とを自立保持でき、据付け作業がより
容易になる。
【図１】本発明の一実施の形態を示す、空気調和機の室
内ユニットの斜視図。
内ユニットの斜視図。
【図２】同実施の形態の、室内ユニットの構成部品を分
解した斜視図。
解した斜視図。
【図３】同実施の形態の、室内ユニットの縦断面図。
【図４】同実施の形態の、室内ユニットの機械部と送風
機部を分解した図。
機部を分解した図。
【図５】同実施の形態の、据付け板の斜視図。
１…ユニット本体、 １１…室内熱交換器、 １２…圧縮機、 ８…機械部、 ２８…室内送風機、 ３０…ファンケーシング、 ９…送風機部、 １０…弾性体（弾性ゴム板）、 １６…外側筺体、 ２２…据付け板。
Claims (4)
- 【請求項１】ユニット本体と、 このユニット本体内に形成され、少なくとも室内熱交換
器と圧縮機からなる冷凍サイクル部品を備えた機械部お
よび送風機とファンケーシングを備えた送風機部とを具
備し、上記機械部と送風機部は、互いに分離自在とした
ことを特徴とする空気調和機の室内ユニット。 - 【請求項２】上記機械部と上記送風機部は、互いに弾性
体を介して連結されることを特徴とする請求項１記載の
空気調和機の室内ユニット。 - 【請求項３】上記機械部は、上記圧縮機を囲繞する外側
筺体を備え、この外側筺体の少なくとも一部は上記ユニ
ット本体の外装意匠筺体を兼用することを特徴とする請
求項１記載の空気調和機の室内ユニット。 - 【請求項４】上記機械部と上記送風機部は、互いに個別
に、ユニット本体を被空調室の壁面に取付けるための据
付け板に取付けられることを特徴とする請求項１の空気
調和機の室内ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08301744A JP3122715B2 (ja) | 1996-11-13 | 1996-11-13 | 空気調和機の室内ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08301744A JP3122715B2 (ja) | 1996-11-13 | 1996-11-13 | 空気調和機の室内ユニット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10141693A true JPH10141693A (ja) | 1998-05-29 |
| JP3122715B2 JP3122715B2 (ja) | 2001-01-09 |
Family
ID=17900648
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08301744A Expired - Fee Related JP3122715B2 (ja) | 1996-11-13 | 1996-11-13 | 空気調和機の室内ユニット |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP3122715B2 (ja) |
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-
1996
- 1996-11-13 JP JP08301744A patent/JP3122715B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP3122715B2 (ja) | 2001-01-09 |
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