JP2004357478A - 高周波加熱装置のインバータ電源制御回路 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】インバータ電源制御回路12で生成される発振制御信号には、PWM制御信号の変動に応じて、交流電源1の交流出力の電流波形をその波形両側で電流を発生させるようにして正弦波に近づけるものである基準電圧設定信号、および電流波形の波形ピーク部を減算して正弦波に近づけるものである正弦波状のピーク部調整信号からなる波形整形信号が含まれるから、PWM制御信号が変動しても、交流電源の交流出力の電流波形を正弦波に近づけることにより電源回路の力率を一定以上に自動的に改善でき、その電源効率を向上できる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子レンジのような高周波加熱装置のマグネトロンに電源を供給するインバータ電源制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、電子レンジのような高周波加熱装置のインバータ電源制御回路は、交流電源からの交流出力を全波整流して直流出力に変換し、インバータによって、電子レンジを制御するマイクロコンピュータからのPWM制御信号に基づく発振制御信号をIGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)素子のようなスイッチング素子に与えることにより、前記直流出力を所望の交流出力に変換して、電子レンジ用マグネトロンに電源を供給する(例えば、特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−56966号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、電子レンジ用マグネトロンは、所定値以上の電圧が与えられないと電流が流れないという特性を有する。このため、交流電源の交流出力の電流波形は、図6(b)のように、電圧が所定値以上になると急に電流が流れ始め、所定値よりも下がると急に電流が流れなくなるので、波形両側で急峻な立上りおよび立下り部分を有する歪んだ波形となることから、電源回路の力率が向上せず、また従来では、PWM制御信号の変動によるこの力率への影響もほとんど考慮されていなかったことから、広い負荷範囲での電源効率の向上が困難であるという問題があった。
また、電子レンジでは特に調理の迅速性や安全性などが要求されるから、電子レンジのインバータ電源制御回路では、マグネトロン出力の変化に対する安定性とともに追随性が高いことが要求される。
【0005】
本発明は前記の問題点を解決して、電源回路の力率を自動的に改善でき、追随性、安定性も向上できる高周波加熱装置のインバータ電源制御回路を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明にかかる高周波加熱装置のインバータ電源制御回路は、交流電源からの交流出力を全波整流して直流出力に変換し、インバータによって、PWM制御信号に基づく発振制御信号をスイッチング素子に与えることにより、前記直流出力を所望の交流出力に変換して、高周波加熱装置のマグネトロンに電源を供給するインバータ電源回路内に設けられて、前記発振制御信号を生成するものであって、
前記発振制御信号を生成するための基準となる基準電圧設定信号を出力するもので、この基準電圧設定信号の電圧はPWM制御信号の変動に対応して設定されるものであり、この設定される電圧を有する発振制御信号により、前記交流出力の電流波形を、その波形両側部分に電流を発生させるようにして正弦波に近づける制御基準電圧設定部と、前記発振制御信号を生成するためのピーク部調整信号を生成するように前記インバータへの入力波形のピーク部を正弦波状に調整するもので、このピーク部調整信号を有する発振制御信号により、前記交流出力の電流波形を、その波形ピーク部を正弦波状のピーク部調整信号で減算することにより正弦波に近づけるものである入力波形調整部と、前記基準電圧設定信号および前記ピーク部調整信号からなる波形整形信号と、発振部からの三角波信号とにより発振制御信号を生成するもので、この基準電圧設定信号およびピーク部調整信号を含む発振制御信号により、PWM制御信号が変動しても、交流電源の交流出力の電流波形を正弦波に近づけるようにして電源回路の力率を改善する発振制御信号生成部とを備えている。
【0007】
この構成によれば、インバータ発振制御回路で生成される発振制御信号には、PWM制御信号の変動に応じて、交流電源の交流出力の電流波形をその波形両側で電流を発生させるようにして正弦波に近づけるものである基準電圧設定信号、および電流波形の波形ピーク部を減算して正弦波に近づけるものである正弦波状のピーク部調整信号からなる波形整形信号が含まれるから、PWM制御信号が変動しても、交流電源の交流出力の電流波形を正弦波に近づけることにより電源回路の力率を一定以上に自動的に改善でき、その電源効率を向上できる。
【0008】
好ましくは、前記制御基準電圧設定部は、PWM制御信号または交流電源からの交流出力を検出するカレントトランスの検出信号を整流した検出整流信号のいずれか一方にリップルを生成するリップル生成回路と、これらいずれか一方にリップルが生成されたPWM制御信号および検出整流信号が入力して両電圧を比較する第1の電圧比較器と、時定数を小さくして、前記第1の電圧比較器の出力を平滑化する積分回路とを備えている。したがって、いずれか一方にリップルが生成されたPWM制御信号および交流出力の検出整流信号が第1の電圧比較器に入力すると、そのリップルにより周波数の高い信号が出力して、つまり短い周期で第1の電圧比較器によって交流出力信号の比較を行うからマグネトロン出力の変化に対する追随性が向上し、かつ積分回路により第1の電圧比較器の出力が平滑化されて安定し、積分回路の時定数を小さくすることにより追随性も保持されて、マグネトロン出力の変化に対応した追随性、安定性も向上できる。
【0009】
好ましくは、時定数を大きくして、前記PWM制御信号または検出整流信号の出力をそれぞれ平滑化する積分回路を備え、前記リップル生成回路は、これらの積分回路のいずれか一方に設けたものである。したがって、リップル生成による追随性の向上を可能としつつ、積分回路の時定数が大きいからソフトスタートを実現できる。
【0010】
好ましくは、前記入力波形調整部は、高抵抗の抵抗およびツェナーダイオードを直列に接続してなり、高抵抗の抵抗により電流を低くしたときのツェナーダイオードの特性を利用して前記インバータへの全波整流出力の入力波形を調整するものである。したがって、高抵抗の抵抗およびツェナーダイオードで全波整流出力を分圧した電圧を、ツェナーダイオードによりマグネトロンの特性に合わせて一定電圧にカットするとともに、前記高抵抗の抵抗により流れる電流を小さくすると前記一定電圧を超えて電圧が発生する等のツェナーダイオードの特性によりカット部分近傍を正弦波に近づけることができ、これを元にしたピーク調整信号により、交流電源の交流出力の電流波形を正弦波に近づけることができる。これにより、簡単な構成で、ピーク調整信号の元となる正弦波に近づけた入力波形が得られる。
【0011】
好ましくは、前記発振制御信号生成部は、差動アンプを構成する第2の電圧比較器および第3の電圧比較器を有し、第2の電圧比較器には、前記インバータの入力波形が調整された信号と第3の電圧比較器の出力が入力してピーク調整信号が出力し、第3の電圧比較器には、前記制御基準電圧設定部からの基準電圧設定信号と第2の電圧比較器からのピーク調整信号が入力して、これら基準電圧設定信号とピーク部調整信号とからなる波形整形信号を出力するものである。したがって、簡単な構成で、交流電源の交流出力の電流波形を正弦波に近づける発振制御信号を生成できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る電子レンジのような高周波加熱装置のインバータ電源制御回路を有するインバータ電源回路のブロック図を示す。このインバータ電源回路は、例えば、交流電源1、コンバータD1、インバータ2、高周波トランス3およびマグネトロン駆動部4を備え、交流電源1からの交流出力をコンバータD1により全波整流して直流出力に変換し、インバータ2により前記直流出力を所望の交流出力に変換して、高周波トランス3の1次コイルに高周波電流を発生させ、その高周波トランス3の2次コイルに接続されて倍電圧整流電力を発生するマグネトロン駆動部4を介してマグネトロンMに電源を供給する。交流電源1とコンバータD1の間に、マグネトロン出力の変化に対応して変化する交流電源1の交流出力を電流により検出するカレントトランスCT1が設けられている。
【0013】
インバータ2は、例えば、電子レンジを制御するマイクロコンピュータからのPWM制御信号を出力する制御信号出力部11、PWM制御信号に基づく発振制御信号を生成してインバータ電源回路の発振制御を行うインバータ電源制御回路12、およびこのオンオフする発振制御信号がIGBTドライブ部13を介してゲートに入力することによって高周波電流を発生させるIGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)素子Q1のようなスイッチング素子を備えている。コンバータD1とIGBT素子Q1間には平滑リアクトルL1、コンデンサC1、C2が設けられている。
【0014】
前記インバータ電源制御回路12は、PWM制御信号の変動に対応して、交流電源1の交流出力の電流波形を正弦波に近づけるようにして電源回路の力率を改善する発振制御信号を生成するもので、制御基準電圧設定部21、入力波形調整部22および発振制御信号生成部23を備えている。
【0015】
前記制御基準電圧設定部21は、前記発振制御信号を生成するための基準となる基準電圧設定信号αを出力するもので、この基準電圧設定信号αの電圧はPWM制御信号に対応して設定されるものであり、この設定された電圧を有する発振制御信号により、前記交流出力の電流波形を、その波形両側においてマグネトロンの特性上電流が流れなかった部分に電流を発生させるようにして正弦波に近づけるものである。
【0016】
図1に示すように、前記制御基準電圧設定部21は、例えば、制御信号出力部11からのPWM制御信号を平滑化する積分回路26を有しており、積分回路26は、直列に接続された抵抗R1およびコンデンサC3と、これらと並列に接続された抵抗R2とからなる。また、カレントトランスCT1からの検出電流を整流した検出整流信号を平滑化する積分回路26と同様の積分回路(図示せず)も設けられている。これらの積分回路はソフトスタートを考慮してその時定数を比較的大きくしている。前記PWM制御信号を平滑化する積分回路26には、例えば直列に接続したコンデンサC4および抵抗R3と、抵抗R4とが並列に接続してなる、PWM制御信号にリップルを生成するリップル生成回路27が設けられている。なお、この例ではリップルをPWM制御信号に生成しているが、PWM制御信号または検出整流信号のいずれか一方に生成すればよく、カレントトランスCT1からの検出整流信号を平滑化する積分回路にリップル生成回路を設けて、検出整流信号の方にリップルを生成してもよい。
【0017】
また、前記制御基準電圧設定部21は、リップルが生成されたPWM制御信号と検出整流信号とが入力して両電圧を比較する第1の電圧比較器(OPアンプ)41と、この第1OPアンプ41の出力を平滑化する積分回路28を有している。積分回路28から発振制御信号を生成する基準電圧設定信号αが出力する。積分回路28は、抵抗R5を介したVccとアース間に直列に接続された分圧抵抗R6、R7と、分圧抵抗R6、R7の接続点とアース間に抵抗R7と並列に接続されたコンデンサC5とからなり、追随性を考慮してその時定数を比較的小さくしている。
【0018】
前記PWM制御信号にリップルを生成することにより、第1OPアンプ41から周波数の高い信号が安定して出力し、つまり短い周期により第1OPアンプ41で交流出力信号の比較を行うからその比較頻度が高くなって、マグネトロン出力の変化に対する追随性、安定性を向上できる。第1OPアンプ41の出力は積分回路28により平滑化されて安定し、積分回路28の時定数を小さくすることにより追随性も保持されて、さらにマグネトロン出力の変化に対応した追随性、安定性を向上できる。さらに、積分回路26内でリップル生成により追随性を保持しつつ、その時定数を大きくしたことによりソフトスタートが可能となる。
【0019】
前記入力波形調整部22は、前記発振制御信号を生成するためのピーク部調整信号βを生成するように前記インバータ2への入力波形、例えばインバータ2への全波整流出力の入力波形のピーク部を正弦波状に調整するもので、このピーク調整信号βを有する発振制御信号により、前記交流出力の電流波形を、その波形ピーク部を正弦波状のピーク部調整信号βで減算することにより正弦波に近づけるものである。
【0020】
図1に示すように、前記入力波形調整部22は、例えば、高抵抗(例えば数十kΩ)の抵抗R8およびツェナーダイオードZD1を直列に接続してなり、この抵抗R8およびツェナーダイオードZD1で全波整流出力を分圧した電圧を、ツェナーダイオードZD1によりマグネトロンの特性に合わせて一定電圧にカット(上側クリップ)するとともに、高抵抗の抵抗R8により流れる電流を小さくすると前記一定電圧を超えて電圧が発生する等のツェナーダイオードZD1の特性によりカット部分近傍を正弦波に近づけたものである。これを元にしたピーク調整信号により、交流出力の電流波形を正弦波に近づけることができる。これにより、入力波形調整部22を高抵抗の抵抗R8とツェナーダイオードZD1という簡単な組合せにより、低コストで実現できる。
【0021】
前記発振制御信号生成部23は、前記基準電圧設定信号αおよび前記ピーク部調整信号βからなる波形整形信号と、発振部24からの三角波信号とにより発振制御信号を生成するもので、この基準電圧設定信号αおよびピーク部調整信号βを含む発振制御信号により、PWM制御信号の変動に対応して、交流電源1の交流出力の電流波形を正弦波に近づけるようにして電源回路の力率を改善するものである。
【0022】
図1に示すように、前記発振制御信号生成部23は、例えば、差動アンプを構成する第2の電圧比較器(OPアンプ)42および第3の電圧比較器(OPアンプ)43を有する。第2OPアンプ42には、前記入力波形調整部22により全波整流出力の入力波形が調整された信号と第3OPアンプ43の出力が入力してピーク調整信号βが出力し、第3OPアンプ43には、前記制御基準電圧設定部21からの基準電圧設定信号αと第2OPアンプ42からのピーク調整信号βとが入力して、発振制御信号を生成するこれら基準電圧設定信号αとピーク部調整信号βとからなる波形整形信号を出力するものである。
【0023】
前記第2OPアンプ42の正相(+)入力端子と、前記入力波形調整部22の抵抗R8およびツェナーダイオードZD1の接続点とが接続され、第3OPアンプ43の正相入力端子と前記積分回路28の出力とが接続されている。第3OPアンプ43の逆相(−)入力端子と、抵抗R9、R10の接続点とが接続され、第3OPアンプ43の出力端子と第2OPアンプ42の逆相入力端子間に抵抗R11が、第2OPアンプ42の出力端子と逆相入力端子間に抵抗R12が接続されている。
【0024】
第4の電圧比較器(OPアンプ)44の逆相入力端子に例えば同期型三角波発振部のような発振部24からの三角波信号が入力し、正相入力端子に前記発振制御信号生成部23の基準電圧設定信号αおよびピーク部調整信号βからなる信号が入力して、IGBTドライブ部13を介してIGBT素子Q1のゲートに発振制御信号を出力する。
【0025】
上記構成のインバータ電源制御回路12の動作を図2〜図6とともに説明する。
図2は制御基準電圧設定部21の動作を示す。図2(a)の方形波のPWM制御信号は、リップル生成回路27を含む積分回路26に入力して、図2(b)のように一定状態に平滑化されるとともに、リップルが生成される。一方、マグネトロン出力の変化に対応して変化するカレントトランスCT1からの検出整流信号も積分回路により、図2(c)のように平滑化される。第1OPアンプ41に両信号が入力すると、図2(d)のように、周波数の高い信号が安定して出力する。このように、第1OPアンプ41でリップル生成による周波数の高い信号が安定して出力して、交流出力信号の変化を短い周期で比較するから、マグネトロン出力の変化に対する追随性、安定性を向上することができる。
【0026】
図2(d)の出力は積分回路28により平滑化されて安定し、図2(e)のような基準電圧設定信号αが得られる。積分回路28の時定数を小さくしているから前記追随性が保持された状態で、PWM制御信号により出力パワーが大きいとき、この基準電圧設定信号αの電圧が高くなり、PWM制御信号により出力パワーが小さいとき基準電圧設定信号αの電圧が低くなる。
【0027】
図3は、入力波形調整部22の動作を示す。図3(a)は全波整流出力の電圧波形を、図3(b)はその調整波形を示す。図3(a)の全波整流出力の電圧波形は、図3(b)のように、ツェナーダイオードZD1によりマグネトロンの特性に合わせて一定電圧にカット(上側クリップ)されるとともに、高抵抗の抵抗R8により電流を小さくすると前記一定電圧を超えて電圧が発生する等のツェナーダイオードZD1の特性によりカット部分近傍が正弦波に近づけられる。
【0028】
図4および図5は、発振制御信号生成部23の動作を示す。図4(a)(b)は第2OPアンプ42の出力を示すもので、基準設定電圧信号αから全波整流出力の電圧波形を調整した信号を引いた波形が出力され、図4(a)はPWM制御信号により出力パワーが大きいときの凸部が低いピーク部調整信号β、図4(b)はPWM制御信号により出力パワーが小さいときの凸部が高いピーク部調整信号βを示す。図4(c)(d)は第3OPアンプ43の出力を示すもので、図4(c)はPWM制御信号により出力パワーが大きいとき、基準設定電圧信号αの電圧を上げて、凹部が低い波形整形信号が、図4(d)はPWM制御信号により出力パワーが小さいとき、基準設定電圧信号αの電圧を下げて、凹部が高い波形整形信号が生成される。この波形整形信号が得られることにより、この信号に基づく発振制御信号は、交流電源1の交流出力の電流波形を正弦波に整形するのに制御範囲が広くて制御しやすい有効な信号となる。
【0029】
図5(a)、(b)は、発振制御信号について、第4OPアンプ44に入力する三角波信号と基準電圧設定信号αの電圧とにより得られるパルス幅を示すもので、PWM制御信号の方形波の幅に基づいて、基準電圧設定信号αの電圧が大きいとき、パルス幅Wが大きくなり、基準電圧設定信号αの電圧が小さいとき、パルス幅Wが狭くなる。
【0030】
図5(c)は、交流電源1の交流出力の電流波形がこの生成された制御発振信号によって正弦波に整形される状態を示す。発振制御信号に含まれる基準電圧設定信号αにより、PWM制御信号の変動に応じて、その電圧が上がると電流波形両側の立上り部および立下り部で電流を発生して、交流電源1の交流出力の電流波形は正弦波に近づけられ、正弦波状のピーク部調整信号βにより電流波形の波形ピーク部を減算して正弦波に近づけられる。
【0031】
これにより、図6(a)に示すように、交流電源1の交流出力の電流波形は、PWM制御信号の変動に対応して、正弦波に近づくこととなって、電子レンジのインバータ電源回路の力率を自動的に改善でき、その電源効率を向上できる。
【0032】
なお、この実施形態では、スイッチング素子にIGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)素子を用いているが、電子レンジのインバータ電源制御回路の発振制御に適した他の素子を用いてもよい。
【0033】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、インバータ電源制御回路で生成される発振制御信号には、PWM制御信号の変動に応じて、交流電源の交流出力の電流波形をその波形両側で電流を発生させるようにして正弦波に近づけるものである基準電圧設定信号、および電流波形の波形ピーク部を減算して正弦波に近づけるものである正弦波状のピーク部調整信号からなる波形整形信号が含まれるから、PWM制御信号が変動しても、交流電源の交流出力の電流波形を正弦波に近づけることにより電源回路の力率を一定以上に自動的に改善でき、その電源効率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電子レンジのインバータ電源制御回路を有するインバータ電源回路を示す構成図である。
【図2】図1の制御基準電圧設定部の動作波形を示す図である。
【図3】図1の入力波形調整部の動作波形を示す図である。
【図4】図1の発振制御信号生成部の動作波形を示す図である。
【図5】図1の発振制御信号生成部の動作波形を示す図である。
【図6】交流電源の交流出力の電流波形を示す図である。
【符号の説明】
1…交流電源、2…インバータ、11…制御信号出力部、12…インバータ電源制御回路、21…制御基準電圧設定部、22…入力波形調整部、23…発振制御信号生成部、26…積分回路、27…リップル生成回路、28…積分回路、41〜44…第1〜4の電圧比較器(OPアンプ)、CT1…カレントトランス、M…マグネトロン
Claims (5)
- 交流電源からの交流出力を全波整流して直流出力に変換し、インバータによって、PWM制御信号に基づく発振制御信号をスイッチング素子に与えることにより、前記直流出力を所望の交流出力に変換して、高周波加熱装置のマグネトロンに電源を供給するインバータ電源回路内に設けられて、前記発振制御信号を生成する制御回路であって、
前記発振制御信号を生成するための基準となる基準電圧設定信号を出力するもので、この基準電圧設定信号の電圧はPWM制御信号の変動に対応して設定されるものであり、この設定される電圧を有する発振制御信号により、前記交流出力の電流波形を、その波形両側部分に電流を発生させるようにして正弦波に近づける制御基準電圧設定部と、
前記発振制御信号を生成するためのピーク部調整信号を生成するように前記インバータへの入力波形のピーク部を正弦波状に調整するもので、このピーク調整信号を有する発振制御信号により、前記交流出力の電流波形を、その波形ピーク部を正弦波状のピーク部調整信号で減算することにより正弦波に近づけるものである入力波形調整部と、
前記基準電圧設定信号および前記ピーク部調整信号からなる波形整形信号と、発振部からの三角波信号とにより発振制御信号を生成するもので、この基準電圧設定信号およびピーク部調整信号を含む発振制御信号により、PWM制御信号が変動しても、交流電源の交流出力の電流波形を正弦波に近づけるようにして電源回路の力率を改善する発振制御信号生成部とを備えた高周波加熱装置のインバータ電源制御回路。 - 請求項1において、
前記制御基準電圧設定部は、前記PWM制御信号または前記交流電源からの交流出力を検出するカレントトランスの検出信号を整流した検出整流信号のいずれか一方にリップルを生成するリップル生成回路と、これらいずれか一方にリップルが生成されたPWM制御信号および検出整流信号が入力して両電圧を比較する第1の電圧比較器と、時定数を小さくして、前記第1の電圧比較器の出力を平滑化する積分回路とを備えた高周波加熱装置のインバータ電源制御回路。 - 請求項2において、さらに、時定数を大きくして、前記PWM制御信号または検出整流信号の出力をそれぞれ平滑化する積分回路を備え、
前記リップル生成回路が、これらの積分回路のいずれか一方に設けられている高周波加熱装置のインバータ電源制御回路。 - 請求項1において、
前記入力波形調整部は、高抵抗の抵抗およびツェナーダイオードを直列に接続してなり、高抵抗の抵抗により電流を低くしたときのツェナーダイオードの特性を利用して前記インバータへの全波整流出力の入力波形を調整するものである高周波加熱装置のインバータ電源制御回路。 - 請求項1において、
前記発振制御信号生成部は、差動アンプを構成する第2の電圧比較器および第3の電圧比較器を有し、第2の電圧比較器には、前記インバータの入力波形が調整された信号と第3の電圧比較器の出力が入力してピーク調整信号が出力し、第3の電圧比較器には、前記制御基準電圧設定部からの基準電圧設定信号と第2の電圧比較器からのピーク調整信号が入力して、これら基準電圧設定信号とピーク部調整信号とからなる波形整形信号を出力するものである高周波加熱装置のインバータ電源制御回路。
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