JP2004357207A - 電話交換システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザがログインしていない状態や他のユーザが端末を利用している状態であっても、呼を受け付け、ユーザに設定された転送機能やメッセージウェイティングの受信や着信履歴の記録を行い、パーソナルモビリティ機能の利便性を向上させることが可能な電話交換システムを提供する。
【解決手段】ログインを行っていないユーザの端末ドライバに、端末の収容位置に代えて、ログインを行っている端末が存在しないことを示す情報を記録する。そして、呼が発生すると、呼制御部は、呼を端末ドライバに送信することにより、送信者側では、呼がユーザに着信した場合と同様の状態になり、メッセージウェイティングの登録などが可能となる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パーソナルモビリティ機能を備えた電話交換システムに関し、特に、ユーザがログインしていない状態や他のユーザが端末を利用している状態であっても、パーソナルモビリティ機能を利用することが可能な電話交換システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の製品に端末リロケーションという機能がある。この機能は事務所の席替えでユーザが端末を移動する場合、物理端末を移動しないでユーザ情報を移動するという機能であり、保守者が物理情報(収容位置)に対応する論理情報(内線番号)の関連付けを変更する。
【0003】
一方、自分のユーザIDに設定された環境を任意の端末に再現するというパーソナルモビリティ機能があり、例えば、次のような利用がなされている。
1)ある端末を複数のユーザがシェアして使用するような運用形態
【0004】
誰もが使用できるフリーな執務場所に電話端末が置いてあり、固定の執務場所を持たない人が自分のユーザ環境にログインする事により、そのユーザに対して設定されている内線番号や機能キーに設定されたキー配列、短縮ダイヤル、着信を転送する条件や転送先などのユーザ情報が物理端末に展開され、ユーザ自身の環境設定で電話端末を使用することが可能となる(例えば、特許文献1参照)。
2)あるユーザが複数の執務場所の端末から自分のユーザ環境に切り換えて使用するような運用形態
【0005】
執務場所が複数あり、各執務場所に端末が配置されている場合、使用者は複数の端末で1つのユーザ情報を扱う事が可能で、情報の管理に対する利便性が向上する。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−285496号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のパーソナルモビリティ機能は、ユーザがログインしているときでないと、呼を受け付ける事ができなかった。
【0008】
すなわち、(1)の運用例では、ログインしていないユーザにかかってきた着信は、ユーザに関連付けている物理端末が存在しないという理由から、発信者に不在音(Reorder Tone)が流されていた。
【0009】
また、他のユーザに端末が使用されている場合も同様に、そのユーザを目指して着信する呼の発信者に不在音が聞こえ、着信が不成立となっていた。
【0010】
このため、ユーザがログイン状態を開放して執務場所を離れた後に、かかってくる着信は全てブロックされ、それ以降展開されるであろう機能(ボイスメールなどへの転送機能、メッセージウェイティング、着信履歴など)が働かなかった。
【0011】
そこで、本発明では、ユーザがログインしていない状態や他のユーザが端末を利用している状態であっても、呼を受け付け、ユーザに設定された転送機能やメッセージウェイティングの受信や着信履歴の記録を行い、パーソナルモビリティ機能の利便性を向上させることが可能な電話交換システムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る電話交換システムは、端末から発せられる呼の制御を行う呼制御部と、ユーザの識別情報に関連付けて情報を記録するユーザデータベース部と、前記識別情報と関連付けられた端末ドライバと、前記端末と前記識別情報との関連付けを記録する端末識別情報関連データベースとを具備し、前記ユーザが端末にログインを行うと前記端末ドライバと該端末とが関連付けられ、前記ユーザ宛の呼が発生すると該ユーザの前記識別情報に対応する前記端末ドライバに前記呼を着信させて前記送信者に呼の着信を通知し、前記端末ドライバに関連付けられている端末があると、該端末に前記呼を送信する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る電話交換システムの実施の形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
【0014】
図1は、本発明に係る電話交換システムの全体構成の一例を示す機能ブロック図であり、電話交換装置1には、ユーザが端末で通常使用する機能等が記録されたデータベースを管理するユーザデータベース部10、呼を適切に処理するための制御を行なう呼制御部20、物理端末2の制御を行なう端末制御部30、図2にデータベースの一例を示すように、ユーザの識別情報(本実施の形態では、「内線番号」)と、物理端末2の識別情報(本実施の形態では、「収容位置」)とを関連付けて記録する端末識別情報関連データベース部40、端末ドライバ50が設けられている。
【0015】
ここで、ユーザデータベース部10には、図3に一例を示すように、ユーザの識別情報(内線番号)をキー情報としてユーザが通常使用する機能等のユーザ情報が記録されており、例えば、呼を転送する条件(全て転送する、ユーザが通話中の場合は転送する、一定期間着信の後に転送する、など)、その転送先の端末番号やユーザが専用端末でログインする場合のキー配列情報、個人短縮ダイヤル情報、メッセージ受信時の呼び返し先の端末情報、発信者情報(発信者名、発信者番号)を伴う外線からの呼がユーザに着信し、応答されなかった場合に記録される着信履歴情報などをデータベースに記録して管理する。
【0016】
また、呼制御部20は、端末制御部30から通知されてくる各種イベントを処理し、呼の状態遷移を行うと共に、端末制御部30に対してメッセージを通知し、遷移した呼の状態に応じて端末の制御を行う。
【0017】
この際、あるユーザ宛の呼が着信するとユーザデータベース部10を参照してその呼の転送先を判断し、呼を制御するための処理を行い、また、あるユーザに内線からの着信が発生し、発信側の端末からメッセージウェイティングを登録するイベントが通知されると、着信側のユーザのユーザデータベースにメッセージウェイティングの登録端末番号を登録し、ユーザデータベースを変更する処理を行う。
【0018】
端末制御部30は、大別して次の3つの処理を行う。まず、第1の処理は、内線に接続する電話端末などの物理端末2を操作することにより、操作したボタンに対応して物理端末2内で生成された信号に、物理端末の収容位置に対応したユーザの識別情報(本実施の形態では「内線番号」)が後に詳述する端末ドライバ50で付加された信号を受信すると、端末ドライバから受け取ったイベントを呼制御部で処理可能な形式に変換し、呼制御部20に送信する。
【0019】
次に、第2の処理は、呼制御部20での処理の結果、物理端末2の制御を行なう必要が生じると、呼制御部20からメッセージを受信して内容の分析を行うと共に、ユーザに関連付けられた物理端末2を端末識別情報関連データベース40から求め、メッセージの内容に応じて、LCD(liquid crystal display)表示や、キーへのLED(light−emitting diode)表示、鳴動音の鳴動、通話路の接続・切断などの制御を指示する信号を端末ドライバ50を介して送信する。
【0020】
このとき、ログインしていないユーザをキーに端末識別情報関連データベースを検索した場合は、端末識別情報関連データベース40から物理端末2が求まらない旨のNULLコードを受信し、このNULLコードを端末ドライバ50に送信する。
【0021】
第3の処理は、物理端末2で行われたダイヤル操作の分析を行い、ユーザデータベースに情報を登録する処理である。これは、転送設定やログイン、ログオフなどの操作を特別に設けた番号(特番)を用いて行う操作が相当し、物理端末2のダイヤルを操作することによって、端末制御部30に送信されるダイヤルの情報を分析し、分析の結果から転送設定やログイン、ログオフなど機能名、及び転送先の端末番号や転送タイマーなどのパラメータが決定すると、ユーザデータベース10に登録する。
【0022】
端末ドライバ50は、大別して2つの処理を行う。まず、第1の処理は、送信者による物理端末2のボタン操作に伴って物理端末2内で生成される信号から、ハード的な信号の発生源(物理端末)を特定し、発生源である物理端末を特定する情報を収容位置に変換する。
【0023】
そして、端末識別情報関連データベース5を検索し、収容位置からユーザの識別番号(内線番号)を求まると、送信者の操作に伴って生じた信号をユーザがログインしている物理端末に送信し、また、収容位置からユーザの識別番号(内線番号)が求まらない場合は、送信者の操作に伴って生じた信号を破棄し、送信者の操作を無効とする。
【0024】
次に、第2の処理は、まず、端末制御部30から受信した信号の物理端末2を示す信号が、端末識別情報関連データベース40から物理端末2が求まらない旨を示すNULLコードであるかの判断を行い、NULLコードであると判断すると、送信者の操作に伴って生じた信号を破棄する。
【0025】
また、物理端末2を示す信号が正しい値である(NULLコードでない)と判断すると、LEDやLCDなどの表示信号を対応する物理端末2に送信することにより、LCDへの文字表示や、LEDの点灯、点滅、消灯などの制御を行なう。
【0026】
上記構成を用いることにより本実施の形態に係る電話交換装置は、ユーザが物理端末からログインを行うことにより、物理端末の識別情報(収納位置)とユーザの識別情報(内線番号)とを端末識別情報関連データベースに関連付けて記録し、ユーザ宛の呼が発生すると、ログインを行っている物理端末に通知する。
【0027】
また、呼の宛先であるユーザがログインを行っていない場合であっても、呼は破棄されず、ユーザデータベースに記録されているユーザが不在時に通常使用する機能を利用することが可能であり、例えば、送信者の指示に応じて、呼制御部がメッセージウェイティングをユーザデータベースに登録することができる。
【0028】
また、この際、ユーザがログインを行うと、ユーザ制御部がメッセージウェイティングの登録をユーザに通知し、ユーザが通話の確立を指示すると、呼制御部がメッセージウェイティングの登録を行った送信者の端末を呼び出すことができる。
【0029】
次に、図4を用いて物理端末からユーザを切り換える処理について説明する。なお、本実施の形態では、ユーザの切り換えの一例として、収容位置010203(第1架、第2スロット、第3回路)に内線番号203と設定された物理端末である端末203が存在し、この端末203からユーザが通常使用している内線番号210へのログインを行い、収容位置010203の物理端末に設定された内線番号を「203」から「210」に変更し、端末203を端末210に切り換える例を用いて説明する。
【0030】
まず、端末203において、オフフック後、ログインを行うことを示す特番「#401」を操作すると、物理端末から、オフフックとダイヤル#、4,0,1が順に端末ドライバに送信され(ステップ100)、端末ドライバが収容位置情報からユーザ203を特定し、「203」をユーザの識別情報として、オフフックとダイヤル情報「#401」を端末制御部に送信する(ステップ101)。
【0031】
端末制御部は、オフフック受信により、ユーザの状態を使用中とし、ダイヤル情報をログイン特番であると認識すると、ユーザに対して、ユーザネーム(端末番号)の入力を促すために、「ENTER USER NAME」というLCD文字情報を端末ドライバに送信すると共に、この時点の端末番号から物理端末の収容位置を求め、キー情報として送信する(ステップ102)。
【0032】
端末ドライバは物理端末のキー情報のチェックを行い、LCD文字情報を物理端末へ送信され(ステップ103)、物理端末のLCDに”ENTER USER NAME”が表示される(ステップ104)。
【0033】
ユーザがログインするユーザネームである識別番号(内線番号)「210」と入力完了を示す「#」を入力する(ステップ105)と、「210#」が端末ドライバを経由して端末制御部に送信される(ステップ106)。
【0034】
端末制御部は、「210#」を受信するとユーザネームとしてユーザデータベースを調査し、ユーザ210の存在を確認することにより、ユーザ名のチェックを完了する。
【0035】
そして、パスワードの入力を促すため、「ENTER PASSWORD」 というLCD文字情報を端末ドライバに送信する(ステップ107)。
【0036】
端末ドライバは物理端末のキー情報のチェックを行い、LCD文字情報を物理端末へ送信され(ステップ108)、物理端末のLCDに”ENTER PASSWORD”が表示される(ステップ109)。
【0037】
ユーザがパスワード「12345」と入力完了を示す「#」を入力する(ステップ110)と、「12345#」が端末ドライバを経由して端末制御部に送信される(ステップ111)。
【0038】
端末制御部は、「12345#」を受信するとパスワードとしてユーザデータベース内のユーザ210に相当するパスワードとの比較を行い、合致すればチェックを完了する。
【0039】
ここで、ユーザ203及び210を一旦ログオフさせるため、ユーザ203の端末制御部は、ログオフ指示メッセージをユーザ210の端末制御部に送信する(ステップ112)と共に、端末ドライバを介してLCDクリア信号、LED消灯信号をユーザ203の物理端末に送信し(ステップ113)、LCD、LED表示を消去する(ステップ114)。
【0040】
また、端末識別情報関連データベースのユーザ203と関連付けされた物理端末の収容位置にNULLデータを設定し、収容位置010203とユーザ203との関連を切断する(ステップ115)。
【0041】
一方、ログオフ指示メッセージを受けたユーザ210の端末制御部は、ユーザの物理端末のLCD、LED表示を消去するために、端末ドライバを介してLCDクリア信号、LED消灯信号をユーザ210の物理端末に送信し(ステップ116)、LCD、LED表示を消去する(ステップ117)。
【0042】
ここで、端末識別情報関連データベースのユーザ203と関連付けされた物理端末の収容位置にNULLデータを設定し、収容位置010304とユーザ210との関連を切断する。
【0043】
そして、ユーザ203及び210がログオフした後、ユーザ210に対してログインを促すために、ユーザ203の端末制御部からユーザ210の端末制御部に対してログイン指示メッセージを送信する(ステップ118)。
【0044】
端末制御部210は、端末識別情報関連データベースにおいて、収容位置010203の物理端末にユーザ210を設定する。
【0045】
また、ユーザデータベースに登録されている転送情報のLCD表示、メッセージウェイティングの登録状態をLCDに反映を行うため、端末ドライバ(収容位置010203)に表示データを送信し、端末ドライバは、物理端末のキー情報のチェックを行い、表示データを物理端末に送信する(ステップ119)。
【0046】
本実施の形態では、上記処理を行うことにより、収納位置010203の物理端末が端末203から端末210へ切り換わり、ユーザの切り換えを行うことができる。
【0047】
次に、図5乃至8を用いて、ログオフ状態のユーザに対する呼の処理について説明する。
【0048】
図5は、ログインをしていないユーザ220(端末220)を端末210から呼び出した際の動作を示すフローチャートであり、図5に示すように、まず、オフフック後、「220」を操作すると、端末制御部210に「220」が送信され(ステップ200)、ユーザ210からのダイヤルを端末制御部で分析する。
【0049】
そして、ユーザ220がユーザデータベースに存在すると、呼制御部に、「220」の呼出しを要求する旨のイベントを送信する(ステップ201)。
【0050】
呼制御部は、220に着信鳴動を行うために、着信を要求するメッセージを端末220の端末制御部220へ送信し(ステップ202)、端末制御部は、ユーザ220のユーザデータベースを参照して着信処理を行う。
【0051】
ここで、ユーザデータベース上のユーザ220はログインしているユーザと何ら変わらないため、端末制御部の処理は着信なされた物として扱われ、端末ドライバに対しても着信時と同じLEDやLCDの情報が送信される(ステップ203)が、端末識別情報関連データベースから求めた収容位置情報がNULLとなっており、情報は破棄される(ステップ204)。
【0052】
また、端末210への着信を行った旨のメッセージが端末制御部220から呼制御部に送信され(ステップ205)、呼制御部は、発信端末を呼び出し状態とするため、呼び出し状態を作るコマンドを端末制御部220へ送信し(ステップ206)、端末制御部は、ユーザ210に対して呼び出し音を鳴動させる信号を端末ドライバを介して送信する(ステップ207)。
【0053】
このように本実施の形態では、ログオフの端末の端末ドライバにおける収容位置情報がNULLであるため、この時点で信号は破棄され、どの端末にも表示はされないが、端末制御部220に着信させる処理は成功するため、呼制御部に対し、成功のメッセージを送信することができる。
【0054】
図6は、ユーザ220への発信者であるユーザ210がメッセージウェイティングを登録する際の動作を示すフローチャートであり、図6に示すように、まず、ユーザ220への呼出しが行われている状態で、メッセージウェイティング(MW)キーを操作すると、キー情報が端末で生成され、端末ドライバを経由し、ユーザ210の端末制御部に通知され(ステップ300)、端末制御部は、呼制御部へメッセージウェイティング登録のイベントを送信する(ステップ301)。
【0055】
呼制御部は、端末制御部220に着信停止のメッセージを送信し(ステップ302)、端末制御部220は、着信停止時のLED、LCDなどの表示信号を端末ドライバに送信し(ステップ303)、端末ドライバの収容位置情報がNULLとなっており、情報は破棄される(ステップ304)。
【0056】
また、呼制御部は、ユーザデータベースのユーザ220にメッセージウェイティング登録端末番号に発信者であるユーザ210を登録する(ステップ305)。
【0057】
ここで、メッセージウェイティング登録の通知を端末制御部220に送信し(ステップ306)、端末制御部220は、メッセージウェイティング登録時のLED、LCDなどの表示信号を端末ドライバに送信し(ステップ307)、端末ドライバの収容位置情報がNULLとなっており、情報は破棄される(ステップ308)。
【0058】
そして、呼制御部は、メッセージウェイティング登録完了の通知を端末制御部210に行い(ステップ309)、発信者の端末210にメッセージウェイティングが登録された旨のLCDの表示信号を送信者の端末に通知する(ステップ310)。
【0059】
ここで、発信者がオンフックする(ステップ311)と端末制御部210から呼制御部へ切断要求が通知され(ステップ312)、呼制御部から端末制御部に切断指示が通知される(ステップ313)と、LCDにMWがセットされている旨が表示され、回線が切断される(ステップ314)。
【0060】
図7は、ユーザ220がログインを行った任意の端末である端末203にメッセージウェイティングが登録されていることを通知する際の動作を示すフローチャートであり、図7に示すように、まず、オフフック後、ログインを行うことを示す特番「#401」、ユーザの識別番号「220#」、パスワード「1212#」(「#」は、入力完了を示す記号である)をログインを行う収納位置:010401の端末で操作すると、端末制御部230に送信され(ステップ400)、端末制御部230は、ログインを行った端末にLCDクリア信号、LED消灯信号をユーザ203の物理端末に送信し(ステップ401)、LCD、LED表示を消去する(ステップ402)。
【0061】
また、端末制御部230は、ログオフ指示メッセージをログインを行うユーザ220の端末制御部に送信し(ステップ403)、その後、ログインを行うユーザ220の端末制御部にログイン指示メッセージを送信する(ステップ404)。
【0062】
そして、収容位置010401の端末にユーザ220が関連付けられ(ステップ405)、同時に、物理端末010401にユーザ220のユーザデータベースが参照され、各種登録状態がLCDやLEDに反映される(ステップ406)。
【0063】
ここで、MWの登録を示すMWLEDが点滅することにより、先に登録されたユーザ220からのメッセージウェイティングが通知される(ステップ407)。
【0064】
図8は、メッセージウェイティングを登録した送信者とログインを行ったユーザとの通話を確立する際の動作を示すフローチャートであり、図8に示すように、まず、ユーザ220がMWキーを押す(ステップ500)と、イベントが端末制御部220に通知され(ステップ501)、端末制御部220がユーザデータベースからメッセージウェイティングの登録端末番号を読み出し、呼制御部に210を呼び出すイベントを通知する(ステップ502)。
【0065】
呼制御部では、端末制御部210に着信を要求し(ステップ503)、収納位置010304の端末に着信鳴動を指示する(ステップ504)。
【0066】
また、端末210への着信を行った旨が呼制御部に通知され(ステップ505)、呼制御部は、呼び出し中であることを示すコマンドを端末制御部220へ送信し(ステップ506)、端末制御部は、ユーザ220に対して呼び出し中であることを示す音を鳴動させる信号を送信する(ステップ507)。
【0067】
そして、ユーザ210が着信に応答し、収納位置010304の端末がオフフックとなると、オフフックとなったことを示す信号が端末制御部210に送信され(ステップ508)、通話状態となる(ステップ509)。
【0068】
ここで、呼制御部は、ユーザデータベース内のユーザ220に登録してあるメッセージウェイティング登録端末番号をクリアする(ステップ510)。
【0069】
このように本実施の形態では、ユーザがログインを行うことにより、メッセージウェイティングの登録を行った送信者と通話を行うことが可能となり、パーソナルモビリティ機能の利便性を向上させることができる。
【0070】
このように本発明では、端末の論理情報(ユーザデータベース)のみを扱って処理を行うため、物理端末を伴わないユーザに、あたかもログインしているときのように、呼を受け付けることが可能となり、ログオフ中のユーザの操作性を向上させることができる。
【0071】
【発明の効果】
本発明では、ユーザがログインしていない場合であっても、呼を受け付け、ユーザに設定された機能を利用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電話交換システムの全体構成の一例を示す機能ブロック図
【図2】端末識別情報関連データベースのに記録されるデータベースの一例を示す図
【図3】ユーザデータベース部に記録されるユーザデータベースの一例を示す図
【図4】本実施の形態において、物理端末のユーザを切り換える際の動作を示すフローチャート
【図5】本実施の形態において、ログインをしていないユーザを呼び出した際の動作を示すフローチャート
【図6】本実施の形態において、メッセージウェイティングを登録する際の動作を示すフローチャート
【図7】本実施の形態において、ログインを行ったユーザにメッセージウェイティングが登録されていることを通知する際の動作を示すフローチャート
【図8】本実施の形態において、メッセージウェイティングを登録した送信者とログインを行ったユーザとの通話を確立する際の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1…電話交換装置
2…物理端末
10…ユーザデータベース部
20…呼制御部
30…端末制御部
40…端末識別情報関連データベース部
50…端末ドライバ

Claims (1)

  1. 端末から発せられる呼の制御を行う呼制御部と、
    ユーザの識別情報に関連付けて情報を記録するユーザデータベース部と、
    前記識別情報と関連付けられた端末ドライバと、
    前記端末と前記識別情報との関連付けを記録する端末識別情報関連データベースとを具備し、
    前記ユーザが端末にログインを行うと前記端末ドライバと該端末とが関連付けられ、
    前記ユーザ宛の呼が発生すると該ユーザの前記識別情報に対応する前記端末ドライバに前記呼を着信させて前記送信者に呼の着信を通知し、
    前記端末ドライバに関連付けられている端末があると、該端末に前記呼を送信することを特徴とする電話交換システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008177884A (ja) * 2007-01-19 2008-07-31 Nakayo Telecommun Inc ロケーションフリー内線電話システム
JP2009302997A (ja) * 2008-06-16 2009-12-24 Nec Infrontia Corp 電話装置及び制御方法

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