JP2009302997A - 電話装置及び制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】端末の利便性を担保しつつ、端末の取り扱う情報を、適正に管理可能とする電話システムを提供する。
【解決手段】テーブル情報に基づいて呼の交換処理を行なう電話装置に、接続された端末を識別する手段と、接続された端末を介して送信されてくる使用者からの使用要求に基づいて、前記使用者の使用する前記端末に対して電話番号を使用可能にするログオン手段と、接続された前記端末を介して送信されてくる前記使用者からの不使用要求に基づいて、前記使用者の使用する前記端末に対して使用可能した電話番号を使用不能にするログオフ手段とを設けることとした。
【選択図】図2

Description

本発明は、電話システムに関する。詳しくは、テーブル情報に基づいて呼の交換処理を行なう電話システム及び電話装置に関する。
旧来、電話装置に多くの電話機を接続可能とする技術開発が成されている。また、昨今の電話技術とIP技術との統合によって、更なる技術開発が成されている。このような中で、社会の変貌と共に、様々な分野にセキュリティの強化が求められる。特に、会社等の組織においては、顧客情報や個人情報などの情報管理が強く求められ、更に、情報の適正使用も強く求められる。また、電話設備の効率運用も強く求められる。
当該分野の電話装置の技術としては、例えば、特許文献1及び特許文献2が挙げられる。特許文献1には、複数のポートを有して複数の端末と接続可能な電話装置(交換装置、PBX)が記載されている。特許文献1に記載の電話システム(交換システム)では、ポートへの端末の接続を認識し、端末から送出される端末情報を電話装置が識別すると共に、管理者によって入力された端末情報を比較照合可能とし、管理者によって入力された端末情報の確認を図っている。特許文献2には、複数のポートを有して複数の端末と接続可能な電話装置(ボタン電話装置)が記載されている。特許文献2に記載の電話装置は、ポート番号、内線番号、端末種別を対応付けて管理するテーブル情報を有し、当該テーブルに基づいて交換処理を行うと共に、ポートの接続状況を識別して、接続されていないポートの接続情報を無効とし、端末の移動時においてテーブルに記憶された接続情報と管理者によって入力された接続情報との不整合を防止している。
特開平08−009036号公報 特開平10−224837号公報
このような要求下において、電話システムは、電話帳・発信履歴・着信履歴等の情報を、数多く使用し、また、管理しているものの、その使用及び管理に改善の余地を残す。例えば、現状の電話システムにおいては、端末操作を把握さえしていれば、誰でも他人の電話帳・発信履歴・着信履歴等を参照可能である。
また、情報の適正使用として、情報を使用する端末の使用者を把握し、必要に応じて、使用者毎に情報を管理する必要がある。
また、設備の効率運用の要求に対して、情報を使用する端末を、複数の使用者に使用させる必要性がある。
更に、電話装置に接続されている端末(例えば多機能電話機)は、端末毎に内線番号が決められているものが多く、レイアウト変更する場合などは電話装置の設定変更(テーブル情報の変更)及び再配線などが必要となる。特許文献1ないし2に記載の技術は、端末の移設時に電話装置の設定と管理者の設定とが不一致になることを防止しているのみで、情報の管理についてなんら考慮されていない。
本発明の目的は、上記課題に鑑み、端末の利便性を担保しつつ、端末の取り扱う情報を、適正に管理可能とする電話システムを提供することにある。
本願発明の電話装置は、テーブル情報に基づいて呼の交換処理を行なう電話装置であって、接続された端末を識別する手段と、接続された端末を介して送信されてくる使用者からの使用要求に基づいて、前記使用者の使用する前記端末に対して電話番号を使用可能にするログオン手段と、接続された前記端末を介して送信されてくる前記使用者からの不使用要求に基づいて、前記使用者の使用する前記端末に対して使用可能した電話番号を使用不能にするログオフ手段と、を有することを特徴とする。
本願発明の電話装置の制御方法は、テーブル情報に記録されている使用者に割当てられた電話番号に基づいて呼の交換処理を行なう電話装置の制御方法であって、接続された端末を識別し、接続された端末を介して送信されてくる使用者からの使用要求に基づいて、前記使用者の使用する前記端末に対して電話番号を使用可能に処理し、接続された前記端末を介して送信されてくる前記使用者からの不使用要求に基づいて、前記使用者の使用する前記端末に対して使用可能した電話番号を使用不能に処理することを特徴とする。
本発明によれば、端末の利便性を担保しつつ、端末の取り扱う情報を、適正に管理可能とする電話システムを提供できる。
本発明の実施の一形態を図1ないし図10に基づいて説明する。説明を明瞭とするため、発明との関係性が少ない部分や動作は、記載を簡略化又は省略する。
図1は、実施の一形態の電話システムを例示する構成図である。
電話装置100は、電話交換機能を有し、複数の端末を収容するための様々なポート(接続箇所)が装備されている。電話装置100は、ポートを介して端末と通信可能であり、ポート毎に端末を制御する機能を有している。尚、ポートは、既存のIP網やPSTN網、無線通信網を使用可能に設けられている。
端末200及び端末210には、電話装置100と信号を送受信するためのインタフェースが設けられており、使用者により入力されたデータあるいは操作されたイベントを電話装置100に通知する機能が設けられている。また、端末200と端末210には、使用者に可視的に情報を通知するための表示部(図示せず)が実装されており、当該表示部は電話装置100あるいは端末の制御部にて制御される。
端末200及び端末210は、電話装置100からの表示部の表示指示に基づいて表示部に表示する文字列を変更することが可能であり、端末単体としても使用者による端末操作で表示部に表示する文字列を変更することができる。
また、端末200と端末210には、電話装置100に使用者からのログオン指示(使用要求、認証要求)を通知するインタフェース(手段)が実装されている。同様に、端末200と端末210には、電話装置100に使用者からのログオフ指示(不使用要求、認証解除要求)を通知するインタフェース(手段)が実装されている。
ログオン指示は、認証手段と組み合わせて、使用者の入力したユーザID及びパスワード等を通知する。尚、ユーザID及びパスワードに変えて、指紋認証や顔認証などの生体認証を用いても良い。
図2は、電話装置100の構成を示す機能ブロック図である。
ポート制御部110は、端末が接続されているポート毎に各種信号を送受信する機能を有し、また、端末からの各種信号を解析する機能を有している。ポート制御部110は、更に、端末への各種信号を作成し端末へ通知する機能を有している。
呼制御部120は、電話交換機としての呼制御機能を有し、また、各端末を制御する機能を備えている。呼制御部120は、端末をポート毎に管理しており、ポート番号(接続箇所を示す接続番号)をデータ記憶部150に保存する機能を有している。
その他、ポート番号に対する電話番号(内線番号など)を関連付けてデータ記憶部150に格納する機能を備えており、電話番号とポート番号を関連付けて端末を制御する機能を装備している。
ユーザ認証制御部130は、端末から通知されるユーザID、パスワード等である認証情報をデータ記憶部150から参照して取得する機能を有している。
インタフェース部140は、管理者等による各種データの入出力を可能とし、データ記憶部150に各種データを記憶保存する。
ポート制御部110、呼制御部120及びユーザ認証制御部130は、協働して制御部をなし、ログオン手段、ログオフ手段を実現する。
データ記憶部150は、RAM等で構成され、制御部の指示によって、データを保存する機能を有している。また、データ記憶部150には、ポート番号管理テーブル300やユーザ認証テーブル400、電話番号テーブル500、機能テーブル600などの各種テーブル情報が保存されている。
図3は、ポート管理テーブル300を例示する図である。
ポート管理テーブル300には、ポート番号に対応付けられて、端末種別(端末情報)、ユーザ識別子及び電話番号が記録される。
ポート管理テーブル300には、電話装置100のポートに端末が接続されることによって、電話装置100の制御部が、端末から取得した端末種別(例えばタイプA)をポート番号に対応付けて記録する。尚、端末種別は、端末の種類、及び/又は、端末の固有情報である。
また、後述するログオン動作によって、電話装置100の制御部が、ポート番号に対応付けてユーザ識別子及び電話番号を記録する。同じく、後述するログオフ動作によって、電話装置100の制御部が、ポート番号に対応付けられたユーザ識別子及び電話番号を削除する。
上記のように、ログイン動作及びログオフ動作に基づいて、ユーザ識別を行ない、テーブルの電話番号を追加又は削除し、電話番号を動的に使用者毎に割り当てることで、端末(端末ID)に依存することなく、どの端末でも使用者毎に設定された電話番号及び機能を使用することを可能とできる。
また、電話番号をログインしていない状態で使用不能としているため、他者による不正使用を制限できる。即ち、ログオフ動作に伴い、端末からの発呼を不能にするのみではなく、電話システムで使用する電話番号を使用不能とすることで、他者による不正使用を制限できる。
図4は、ユーザ認証テーブル400を例示する図である。
ユーザ認証テーブル400には、ユーザ識別子に対応付けられて、ユーザID、パスワード、及び、端末種別が記録される。
ユーザ認証テーブル400は、管理者又は端末の使用者が、事前にインタフェース部140等を用いて、ユーザ識別子に対するユーザID、パスワード、端末種別を記録する。電話装置100は、当該情報に基づいて、ユーザ認証を実施する。
ユーザ認証テーブル400を例示すれば、図4に示すように、ユーザ識別子「001」に対応付けて、ユーザID「user1」、パスワード「pass1」、端末種別「タイプA、タイプB、タイプC」が記録されている。また、ユーザ識別子「002」に対応付けて、ユーザID「user2」、パスワード「pass2A」、端末種別「タイプA」が記録され、同一のユーザ識別子「002」に対応付けて、ユーザID「user2」、パスワード「pass2B」、端末種別「タイプB」が記録され、ユーザID「user2」、パスワード「pass2C」、端末種別「タイプC」が記録されている。更に、ユーザ識別子「003」に対応付けて、ユーザID「user3」、パスワード「-」、端末種別「タイプC」が記録されている。同じく、ユーザ識別子「004」に対応付けて、ユーザID「指紋認証1」、パスワード「指紋認証1」、端末種別「タイプC」が記録されている。同じく、ユーザ識別子「005」に対応付けて、ユーザID「生体認証1」、パスワード「生体認証1」、端末種別「タイプC」が記録されている。同じく、ユーザ識別子「006」に対応付けて、ユーザID「user6」、パスワード「-」、端末種別「タイプC」が記録されている。同じく、ユーザ識別子「guest」に対応付けて、ユーザID「-」、パスワード「-」、端末種別「タイプA」が記録されている。尚、「-」は、設定されていないことを指し、認証時に入力を要しないことを指している。
上記のように、ユーザIDとパスワードの組み合わせ毎に、ユーザ識別子を取得可能にすることによって、端末の取り扱う情報を適正に管理可能となる。
また、一人の使用者が端末種別の異なる複数の端末の使用を望む場合、1つのユーザ識別子に対応付けて端末種別を複数管理することによって、同一のユーザID及びパスワードを使用可能とでき、個々の端末毎にログオンユーザ情報(ユーザID+パスワード等)を管理できる。即ち、複数のログオン情報を管理する使用者の負担を防止できる。また、同一のログオン情報を用いて端末種別毎に電話番号を決定することができる。同時に、使用者によるログオン情報の管理負担を低減した状態で、更に他者による不正使用・不正参照を制限できる。
また、使用者の使用する端末種別毎に、同一ユーザ識別子に対応付けて別のユーザID及びパスワードを管理することもできる。
図5は、電話番号テーブル500を例示する図である。
電話番号テーブル500には、ユーザ識別子及び端末識別に対応付けられて、電話番号が記録される。
電話番号テーブル500は、管理者又は端末の使用者が、事前にインタフェース部140等を用いて、ユーザ識別子、端末種別、電話番号を記録する。電話装置100は、当該情報に基づいて、認証された使用者に対し、電話番号の使用を可能にする。
電話番号テーブル500を例示すれば、図5に示すように、ユーザ識別子「001」、端末種別「タイプA」に対応付けて、内線「1000」が記録されている。また、同一のユーザ識別子「001」、端末種別「タイプB」に対応付けて、内線「2000」が記録されている。更に、ユーザ識別子「002」、端末種別「タイプA」に対応付けて、内線「3000」が記録されている。同様に、ユーザ識別子「002」、端末種別「タイプB」に対応付けて、内線「3000」が記録され、ユーザ識別子「002」、端末種別「タイプC」に対応付けて、内線「3000」が記録されている。同じく、ユーザ識別子「003」、端末種別「タイプC」に対応付けて、内線「4000」が記録されている。
上記のユーザ認証テーブル400と電話番号テーブル500を事前にインタフェース部140を用いて、データ記憶部150に保存することで、端末種別毎にユーザ識別子に対する電話番号を関連付けることを可能とする。
図6は、機能テーブル600を例示する図である。
機能テーブル600には、ユーザ識別子、端末識別に対応付けられて、各種機能が使用可能又は不可能が記録される。
機能テーブル600は、管理者又は端末の使用者が事前にインタフェース部140等を用いて記録しても良いし、電話装置100と接続された端末とが通信し自動的に記録しても良い。
電話装置100は、当該情報に基づいて、端末種別に応じて各種機能を供するか否かを識別できる。
尚、図6に示す、「機能1」、「機能2」、「機能3」の機能は、発信系サービス、着信系サービス、応答系サービス、保留/転送系サービスなどの機能を指し、電話サービスの機能であればどのような機能でも良い。例えば、「機能1」が発信者番号を表示する機能であり、「機能2」が話中着信する機能であっても良い。また、他の例示では、電話帳を電話装置100にて一括管理する機能や、留守番電話機能、短縮ダイヤル機能、転送機能、着信均等分配機能、CTI(Computer Telephony Integration)機能、アクセスコード自動付加機能、ボイスメール機能、会議通話機能などが挙げられる。
各種機能は、例えば、端末のファンクションボタン数や、提供するサービス毎に、管理者、使用者によって手動で使用可能/使用不可能を選択される。また、提供する機能によっては、自動的に使用可能/使用不可能を選択される。
このような構成において、本発明の実施の一形態である電話システムは、端末の利便性を担保しつつ、端末の取り扱う情報を、適正に管理できる。
以下に電話装置100の動作を説明する。尚、説明を明瞭とするため、発明と関係が少ない動作は、省略して記載する。
図7は、電話システムのログオン時の動作を示すシーケンス図である。ポート01にタイプAである端末200が接続され、ポート02にタイプBである端末210が接続された場合を例示して説明する。
電話装置100のポート01に端末200が接続されると、端末101からポート制御部110を経由して、呼制御部120に端末種別が通知され、電話装置100は通知された端末種別を取得する。その後、電話装置100は、通知されたポートを認識し、データ記憶部150のポート管理テーブル300にポート01に対して取得した端末種別を記録する。
電話装置100の呼制御部120は、ポート管理テーブル300の保存後、ポート制御部110を経由して、端末200に対して端末起動指示を送信し、更に、ログオン画面表示指示(認証指示)を送信する。
端末200は、起動指示、ログオン画面表示指示(認証指示)を受信し、表示部にログオン画面(ユーザID/パスワード入力画面)が表示する。このとき、端末200から、使用者が認証行為としてユーザ情報を入力することで、電話装置100に端末の使用要求(使用者の認証要求)が通知される。
電話装置100は、受信した使用要求(認証要求)を、ポート制御部110、呼制御部120を経由して、ユーザ認証制御部130に通知し、認証要求とユーザ認証テーブル400に基づいて、ユーザ認証を実施し、ユーザ識別子等を取得する。電話装置100は、取得したユーザ識別子等と電話番号テーブル500とを用いて、電話番号を決定する。
電話装置100の呼制御部120は、ポート管理テーブル300にポート番号に対応付けて決定した電話番号を記憶する。同時的に、端末200に対して、使用許可通知を送信する。使用許可通知は、電話番号や起動終了、認証終了など、使用者が端末200を使用可能になったことを通知できれば、どのような通知でも良い。
上記説明と同様に、電話装置100のポート02に端末210を接続すると、電話装置100は、上記シーケンスと同様に動作し、端末210から呼制御部120に端末種別が通知され、データ記憶部150にポート02に対しての端末種別(タイプB)がポート管理テーブル300として記憶され、認証処理後、ユーザ識別子等を取得し、電話番号を決定し、ポート管理テーブル300にポート番号に対応付けて決定した電話番号を記憶する。
このように動作することで、端末の使用者は電話システムにログオンでき、端末、電話番号、各種機能を使用できる。
換言すれば、ポート管理テーブル300、ユーザ認証テーブル400、電話番号テーブル500を保持することで、使用者毎の電話番号を、接続箇所を示す接続番号毎に動的に決定することが可能となる。
また、同一使用者が端末種別の異なる端末を使用してログオンした場合でも、端末種別を判断して各々に電話番号を決定し、更に、端末種別毎に各種機能を使用することを可能とできる。
図8は、電話装置100の端末識別動作を示すフローチャートである。ポート01にタイプAである端末200が接続され、ポート02にタイプBである端末210が接続された場合を説明する。
電話装置100の制御部は、ポート01に端末200(タイプA)が接続され、ポート02に端末210(タイプB)を接続されたことを識別する(ステップA1)。このとき、必要に応じて、端末に対して端末起動指示等を送信する。
電話装置100のポート01に端末200が接続されると、端末200から電話装置100に端末情報(タイプA)が通知される。同じく、電話装置100のポート02に端末210が接続されると、端末210から電話装置100に端末情報(タイプB)が通知される。
電話装置100は、端末情報の通知をポート制御部110にて取得し、呼制御部120にポート番号と端末種別を対応付けて、取得する(ステップA2)。
呼制御部120は、データ記憶部150に保持されているポート管理テーブル300にポート番号に対する端末種別を記録する(ステップA3)。このとき、ポート番号管理テーブル300は、ポート番号「001」に端末種別「タイプA」が記録され、ポート番号「002」に端末種別「タイプB」が記録される。尚、このとき、ポート管理テーブル300の電話番号は記録(登録)されていない。
電話装置100は、各々の端末にログオン画面表示指示を送信する(ステップA4)。
このように動作することで、電話装置100は、ポートに接続された端末及び端末種別を識別処理する。
図9は、電話装置100の認証処理動作を示すフローチャートである。
端末200の使用者によりユーザID「user1」、パスワード「pass1」が入力された場合、電話装置100にユーザID及びパスワードが通知され、電話装置100はポート制御部110、呼制御部120を経由して、ユーザ認証制御部130にユーザID及びパスワードを取得する(ステップB1)。尚、ユーザID及びパスワードに変えて、指紋認証や顔認証などの生体認証を用いても良い。
電話装置100のユーザ認証制御部130は、データ記憶部150に保存されているユーザ認証テーブル400に基づいて、端末200から通知されたユーザIDとパスワードの認証処理を行ない、認証に成功した場合は次ステップに進み、認証に失敗した場合には、ステップB8に進みエラー処理する(ステップB2)。尚、必要に応じて、ポートに接続された端末種別と、ユーザ認証テーブル400に記録されている端末種別とを比較し、使用許可された端末であるか認証する。
認証に成功した場合には、電話装置100は、ユーザ認証テーブル400を参照し、認証したユーザ識別子を取得する(ステップB3)。
電話装置100は、ポート管理テーブル300を参照し、端末200が接続されたポートに対する端末種別を取得する(ステップB4)。
電話装置100は、電話番号テーブル500から、取得したユーザ識別子と端末種別に基づいて、電話番号を取得する。ユーザ識別子と端末種別に対応する電話番号がない場合には、ステップB8に進みエラー処理する(ステップB5)。ここでは、ポート01に接続された端末200の端末種別が「タイプA」であって、ユーザIDが「user1」、パスワード「pass1」と入力された場合、ユーザ識別子は「001」、端末種別は「タイプA」となり、電話番号は「1000」となる。
電話装置100は、該当する電話番号が存在した場合、ポート管理テーブル300の該当ポート番号に対しての電話番号を、記録(保存)する(ステップB6)。
電話装置100は、接続された端末200の電話番号を「1000」として、端末200に使用許可通知(電話番号表示指示等)を送信する(ステップB7)。
電話装置100に接続された端末200は、使用者を認証されることで、電話番号「1000」を割当てられて動作可能となる。
尚、電話装置100のポート01に接続されている端末200から、ユーザID「user2」、パスワード「pass2A」を入力した場合は、ユーザ識別子が「002」となり、該当電話番号が「3000」となることで、同じ端末200でも電話番号「3000」として動作させることが可能になり、異なる使用者が使用可能となる。
また、電話装置100のポート02に接続されている端末210から、ユーザID「user1」、パスワード「pass1」を入力した場合は、端末種別が異なるため、電話番号「2000」として動作させることが可能になり、同一のユーザ情報で複数の端末を使用することが可能となる。
この方法により、同一の端末の場合でもログオンするときのユーザ情報を変更することで、一台の端末を使用者毎に割り当てられている電話番号として使用することが可能となり、また、端末種別の異なる端末を複数使用している使用者でも、同一のユーザ情報で複数の端末を使用することが可能となる。
図10は、電話システムのログオフ時の動作を示すシーケンス図である。
端末200から電話装置100に認証解除要求(不使用要求)であるログオフ開始通知が送信されると、電話装置100は、ポート制御部110を経由して呼制御部120で認証解除要求(不使用要求)を取得する。
呼制御部120は、端末200に対してポート制御部110を経由してログオフ確認通知を送信する。
端末200は、ログオフ確認通知を受信し、表示部にログオフの可否を設定するログオフ確認画面を表示し、使用者に選択を促す。このとき、端末200の使用者は、ログオフの可否を選択することができる。
使用者がログオフ確定操作を行なうことで、端末200は、電話装置100へログオフ確定通知を送信する。電話装置100は、ログオフ確定通知を受信し、ポート制御部110を経由して呼制御部120に通知する。呼制御部120は、ログオフ処理を実行する。尚、ログオフ確定通知処理を省略し、ログオフ開始通知のみで、ログオフ処理を実行しても良い。
呼制御部120はデータ記憶部150にて保持されているポート管理テーブル300から、該当ポートに対しての電話番号を削除(使用不能、無効)し、端末200にログオン画面指示を送信する。
端末200の表示部にはログオン画面が表示され、その状態を保持する。
このようにして、呼制御部120にてデータ記憶部150に保持されているポート管理テーブル300から該当する電話番号が削除されたため、その電話番号は未使用状態となる。よって、端末は再度ログオン処理されるまで使用できなくなり、不正にその電話番号が使用されないことになる。また、電話帳や発信履歴などにもアクセスできないようになる。
この方法により、他者による不正な端末の使用を防ぐことができ、発信履歴・着信履歴等の個人情報の情報を守ることが可能となる。
以上説明したように本実施の一形態によれば、端末の利便性を担保し、端末の取り扱う情報を、適正に管理可能とする電話システムを提供できる。具体的には、ログオフ機能を用いることで、他者による不正使用・不正情報の参照がなくなり、セキュリティを向上できる。
また、本実施の一形態の電話システムでは、同一のユーザ情報で端末種別の異なる端末をログオン可能とできるため、各個人のユーザ情報管理負担が低減できる。
更に、本実施の一形態の電話システムでは、端末が収容されているポートに依存することなく、ユーザ情報毎に割り当てられている電話番号として使用することができるため、レイアウト変更などを行なう場合に電話装置の設定変更、再配線が不要となり、保守性を向上することができる。
更に、本実施の一形態の電話システムでは、電話システムで使用できる複数の機能を、ユーザ情報及び端末種別毎に各機能の使用可否を設定することができる。即ち、同一のユーザ情報でログオンした場合においても、端末種別の違いにより、使用できる機能が自動的に選択される。
尚、上記実施の一形態では、電話番号として電話番号を用いて説明したが、電話番号に限定されるものではない。電話番号として、ダイヤルインの外線番号の管理に用いても良い。
次に、本発明の別の実施の一形態を、図11を用いて説明する。この場合、図1ないし図10に基づいて説明した実施の一形態と同一の部分は同一の符号で示し、説明も省略する。
別の実施の一形態の電話システムには、パスワード変更機能が設けられている。電話装置100及び、各種端末の構成は、上記実施の一形態とほぼ同様である。
図11は、電話装置100に保存されているパスワードの変更を示すシーケンス図である。図11には、端末から使用者操作によるパスワード変更機能の動作が示されている。
端末200がログオン状態(電話番号の割当て済の状態)において、使用者の操作によって端末200からパスワード変更通知を送信した場合、電話装置100から端末200へ旧パスワード入力画面指示を送信する。
端末200は旧パスワード入力画面を表示し、使用者に入力を促す。
使用者の操作によって旧パスワード入力されると、端末200は電話装置100に入力された旧パスワードを通知する。
電話装置100は、テーブル情報であるユーザ認証テーブル500を参照し、入力された旧パスワードが正しいかを確認し、正しければ端末200へ新パスワード入力画面指示を送信する。
端末200は、新パスワード入力画面を表示し、使用者に入力を促す。
使用者の操作による新パスワードが入力されると、端末200は電話装置100へ入力された新パスワードを通知する。
電話装置100は、ユーザ認証テーブル500に記録されている旧パスワードを新パスワードに更新する。
更新完了後、端末200にパスワードの更新終了等を送信し、更に、端末使用可能状態を示すアイドル画面表示指示を送信する。
上記動作により、使用者が端末を用いて、ログオンするパスワードを容易に変更することができるため、更なるセキュリティの向上を可能とする。
また、ユーザ認証テーブルがユーザ識別子及びユーザ情報毎にもうけられている為、端末種別の異なる端末を複数使用している場合でも、どれか1つの端末からパスワード変更を行なうことで、その他の端末に対するログオンに対しても適用が可能となる。例えば、図4の一行目欄に記載されているようにユーザ識別子及びユーザ情報を対応付けて記憶すれば良い。
次に、機能テーブル600で管理する本実施の一形態に好適である複数の機能について説明する。
上記機能テーブル600(図6参照)の説明において、多数の機能を例示したなかで、電話帳を管理する一機能を詳説する。
多機能電話機で用いられる電話帳一括管理機能として、短縮番号などを電話装置で管理する機能がある。
この機能は、 電話装置が使用者の操作にあわせて、端末の表示部に表示指示された電話帳情報を表示させ、 端末の使用者による電話帳変更操作を行なった場合には、変更された情報を電話装置に保存する。
また、一般に、PHSなどでは、端末側で電話帳を管理している。このような端末側で電話帳を管理している場合には、端末をログオフ状態にした場合に、別の端末から当該端末の電話帳にアクセスできない。
そこで、本実施の一形態に好適な機能として、端末側で電話帳を管理している場合に、別の端末から当該端末の電話帳に登録されているデータにアクセス可能とする機能を説明する。
構成は、電話装置100の制御部に、ユーザ識別子毎に電話帳データを管理する手段を設ける。更に、電話装置100の制御部に、当該電話帳データをログオン時、ログオフ時の電話帳データの差分をログオフ時に検出する手段を設ける。
動作は、電話装置100の制御部が、端末のログオフ時に、変更した電話帳データを電話装置100に送信させ、受信した電話帳データをユーザ識別子毎に管理する。
このような機能を設けることにより、端末の利便性を担保しつつ、端末の取り扱う情報を、適正に管理できる。
次に、同様の機能として、ユーザ識別子と端末種別毎に電話帳を管理できる機能を説明する。
構成は、電話装置100のテーブル情報に電話帳識別子を記録可能とする。
図12は、電話帳識別子の記録欄を有する電話番号テーブル510を例示する図である。
電話番号テーブル510には、ユーザ識別子に対応付けられて、電話番号、端末識別、及び、電話帳識別子が記録される。
電話番号テーブル510は、管理者又は端末の使用者が、ユーザ識別子、端末種別、電話番号、電話帳識別子を記録する。電話装置100は、当該情報に基づいて、認証された使用者に対し、電話番号の使用を可能にする。また、電話装置100は、電話帳識別子を用いて、使用者に電話番号毎の電話帳機能を提供できる。また、電話装置100は、電話帳識別子を用いて、使用者の発信履歴や使用者の着信履歴等を管理してもよい。
このようにテーブル情報に電話帳識別子を記録可能とすれば、電話装置100の制御部に、電話帳識別子毎に電話帳データを管理する手段を設け、更に、当該電話帳データをログオン時、ログオフ時の電話帳データの差分をログオフ時検出する手段を設けることによって、ユーザ情報と端末種別毎に、電話帳を管理でき、利便性を増す。尚、電話帳識別子は、電話番号テーブル以外のテーブルに記載しても良い。
この機能は、例えば、同一の使用者であっても、社外に持ち出すことのある端末からは、重要な顧客情報の電話帳にアクセス不能であり、特定の端末(特定の場所に設置されている端末など)からは、重要な顧客情報の電話帳にアクセス可能としたりできる。また、特定の端末(特定の端末種別)からは、外線の電話帳にアクセス不能にしたりできる。
発信履歴/着信履歴も上記機能の電話帳と同様に、電話装置によって保存すればよい。
次に、別の機能について説明する。上記した電話システムは、使用者がログオフしている場合には電話番号が割当てられていない為、着呼できない。そのため、他人は、前記使用者に電話しても呼び出すことができない。説明する機能は、このような呼損を望まない場合に適する。
構成は、電話装置100の制御部に、ユーザ識別子毎にログオン履歴を管理する手段を設ける。更に、使用者がログオフしていて使用不能(無効)に設定されている電話番号に着呼が発生したときに、留守番電話機能又は代表グループ番号に転送する手段を設ける。尚、ユーザ識別子と端末種別毎にログオン履歴を管理してもよい。また、転送する先を、予め使用者が設定した順番及び呼出時間に設定できるようにしても良い。
動作は、使用者がログオフしていて使用不能(無効)に設定されている電話番号に着呼が発生したときに、電話装置100の制御部は、電話番号からユーザ識別子を識別し、留守番電話機能又は代表グループ番号に転送する。
別の動作としては、使用者がログオフしていて使用不能(無効)に設定されている電話番号に着呼が発生したときに、電話装置100の制御部は、電話番号からユーザ識別子を識別し、ログオン履歴を参照し、最後にログオンした端末を呼び出す。
更に別の動作としては、使用者がログオフしていて使用不能(無効)に設定されている電話番号に着呼が発生したときに、電話装置100の制御部は、電話番号からユーザ識別子等を用いて、予め使用者に設定された順番及び呼出時間に沿って転送又は呼出を行なう。例えば、最後にログインした端末を呼出し、その後所定時間経過後に留守番電話機能又は代表グループ番号に転送するようにしても良い。
また同様の機能としては、特定の端末(PHS等)は、ログオンしなくても着信可能としてもよい。この場合には、受呼にパスワード入力を求めるようにしても良い。
次に、本発明の適応例を説明する。
図13は、本発明を適応した電話装置を示す機能ブロック図である。図13では、本発明を適応したボタン電話装置(キーテレホン)を示している。図13に示すように、ボタン電話装置は、多機能電話機、PHS、ソフトウェア電話機、IP電話機、無線LANを介して接続されるIP電話機(図示せず)が多数接続され、内線及び外線の呼を交換処理する。このような、ボタン電話装置に本発明を適応させることによって、端末の利便性を担保しつつ、端末の取り扱う情報を、適正に管理を可能にできる。
次に、適応例で用いられる端末を説明する。
図14は、適応例で用いられるソフトウェア電話機のソフトウェア構成例を示すブロック図である。
図14で示されるように、情報処理装置を用いて実現するソフトウェア電話機は、OSの基本機能に加え、アプリケーションプログラムで提供する音声デバイス制御部、呼制御部及びユーザインターフェース部で実現される各種手段を用い、ログオン及びログオフを可能とする。また、ユーザIDやパスワードの入力、パスワードの変更も可能とする。
ソフトウェア電話機以外の端末は、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせを用いて、ログオン手段、ログオフ手段等の各種手段を実現すれば、どのような端末でも良い。
本発明は、多数の端末や多数の利用者を管理する電話システムに適応できる。また、社内で不特定多数の人が利用する端末を管理する電話システムに好適である。例えば、フリーアドレス制オフィスや、工場などで使用される電話システムに好適である。
実施の一形態の電話システムを例示する構成図である。 電話装置の構成を示す機能ブロック図である。 ポート管理テーブルを例示する図である。 ユーザ認証テーブルを例示する図である。 電話番号テーブルを例示する図である。 機能テーブルを例示する図である。 電話システムのログオン時の動作を示すシーケンス図である。 電話装置の端末識別動作を示すフローチャートである。 電話装置の認証処理動作を示すフローチャートである。 電話システムのログオフ時の動作を示すシーケンス図である。 電話装置に保存されているパスワードの変更を示すシーケンス図である。 電話帳識別子の記録欄を有する電話番号テーブルを例示する図である。 本発明を適応した電話装置を示す機能ブロック図である。 適応例で用いられるソフトウェア電話機のソフトウェア構成例を示すブロック図である。
符号の説明
100 電話装置
110 ポート制御部
120 呼制御部
130 ユーザ認証制御部
140 インタフェース部
150 データ記憶部
200 端末(Aタイプ)
210 端末(Bタイプ)
300 ポート番号管理テーブル
400 ユーザ認証テーブル
500 電話番号テーブル
510 電話番号テーブル
600 機能テーブル

Claims (16)

  1. テーブル情報に基づいて呼の交換処理を行なう電話装置であって、
    接続された端末を識別する手段と、
    接続された端末を介して送信されてくる使用者からの使用要求に基づいて、前記使用者の使用する前記端末に対して電話番号を使用可能にするログオン手段と、
    接続された前記端末を介して送信されてくる前記使用者からの不使用要求に基づいて、前記使用者の使用する前記端末に対して使用可能した電話番号を使用不能にするログオフ手段と、
    を有することを特徴とする電話装置。
  2. テーブル情報に基づいて呼の交換処理を行なう電話装置であって、
    電話番号と端末の接続箇所を示す接続番号とを管理するテーブル情報を記憶する記憶手段と、
    前記端末の接続を識別すると共に、接続された端末の端末情報(端末種別)を識別し、接続を管理する制御手段と、
    接続された端末から送信されてくる使用者の認証要求に基づいて、予め記録されている前記使用者に割当てられたユーザ識別子を取得する手段と、
    前記認証要求に基づいて、前記テーブル情報に認証したユーザ識別子に対応付けられて記憶されている電話番号を記録する手段と、
    接続された端末を介して送信されてくる使用者からの認証解除要求に基づいて、前記テーブル情報に記録した電話番号を削除する手段と
    を有することを特徴とする電話装置。
  3. 前記テーブル情報には、端末種別が記録され、
    前記端末種別と前記ユーザ識別子とに基づいて、電話番号の記録又は削除を行なう
    ことを特徴とする請求項2記載の電話装置。
  4. 前記テーブル情報には、前記ユーザ識別子に対応付けられて使用可能な機能を識別するための情報が記録され、
    前記機能を識別するための情報に基づいて、前記端末に供する機能を設定する
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の電話装置。
  5. 前記ユーザ識別子に対応付けられて使用可能な機能には、前記使用者に、当該使用者に割当てられた電話帳、発信履歴、着信履歴の何れか又はその組み合わせを提供する機能が含まれることを特徴とする請求項4の何れか一記載の電話装置。
  6. 前記テーブル情報は、前記ユーザ識別子及び認証に用いるユーザ情報に対応付けられて複数の端末情報が記録可能に構成さることを特徴とする請求項2ないし5の何れか一記載の電話装置。
  7. 前記テーブル情報には、前記使用者に、当該使用者に割当てられた電話帳を提供する電話帳データを識別する電話帳識別子が記録され、
    前記電話帳識別子を用いて、前記端末に供する電話帳データを前記端末に供する
    ことを特徴とする請求項2ないし6の何れか一記載の電話装置。
  8. 更に、前記ユーザ識別子毎にログオン履歴を管理する手段と、
    前記テーブル情報に記載されていない電話番号に着呼が発生したときに、前記着呼を、予め使用者が設定した転送先電話番号、留守番電話機能、代表グループ番号、最後にログオンした端末の何れか又はその組み合わせに転送する手段と
    を有することを特徴とする請求項2ないし7の何れか一記載の電話装置。
  9. 前記電話番号は、内線番号、外線番号、ダイヤルイン番号の何れかであることを特徴とする請求項1ないし8の何れか一記載の電話装置。
  10. 前記端末は、多機能電話機、PHS、ソフトウェア電話機、IP電話機、無線LANを介して接続されるIP電話機の何れかであることを特徴とする請求項1ないし9の何れか一記載の電話装置。
  11. テーブル情報に記録されている使用者に割当てられた電話番号に基づいて呼の交換処理を行なう電話装置の制御方法であって、
    接続された端末を識別し、
    接続された端末を介して送信されてくる使用者からの使用要求に基づいて、前記使用者の使用する前記端末に対して電話番号を使用可能に処理し、
    接続された前記端末を介して送信されてくる前記使用者からの不使用要求に基づいて、前記使用者の使用する前記端末に対して使用可能した電話番号を使用不能に処理する
    ことを特徴とする電話装置の制御方法。
  12. 使用者に割当てられた電話番号と端末の接続箇所を示す接続番号とを含むテーブル情報に基づいて呼の交換処理を行なう電話装置の制御方法であって、
    前記電話装置は、
    前記端末が接続されたときに送信される端末種別を受信し、
    前記端末種別に基づいて、接続箇所を示す接続番号を特定し、
    前記端末からの認証要求を受信した場合に、前記認証要求に基づいて、予め記録されている前記使用者に割当てられたユーザ識別子を取得し、
    前記取得したユーザ識別子に基づいて電話番号を使用可能に処理し、
    前記端末からの認証解除要求を受信した場合に、前記認証解除要求に基づいて、前記使用可能にしている電話番号を使用不能に処理する
    ことを特徴とする電話装置の制御方法。
  13. 前記テーブル情報には、端末種別が記録され、
    前記端末種別と前記ユーザ識別子とに基づいて、電話番号の記録又は削除を行なう
    ことを特徴とする請求項12記載の電話装置の制御方法。
  14. 前記テーブル情報には、前記ユーザ識別子に対応付けられて使用可能な機能を識別するための情報が記録され、
    前記機能を識別するための情報に基づいて、前記端末に供する機能を設定する
    ことを特徴とする請求項12又は13に記載の電話装置の制御方法。
  15. 前記テーブル情報には、前記使用者に、当該使用者に割当てられた電話帳を提供する電話帳データを識別する電話帳識別子が記録され、
    前記電話帳識別子を用いて、前記端末に供する電話帳データを前記端末に供する
    ことを特徴とする請求項12ないし14の何れか一記載の電話装置の制御方法。
  16. 更に、前記ユーザ識別子毎にログオン履歴を管理し、
    前記テーブル情報に記載されていない電話番号に着呼が発生したときに、前記着呼を、予め使用者が設定した転送先電話番号、留守番電話機能、代表グループ番号、最後にログオンした端末の何れか又はその組み合わせに転送する
    ことを特徴とする請求項12ないし15の何れか一記載の電話装置の制御方法。
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