JP2004357146A - 携帯通信端末及び着信通知方法 - Google Patents

携帯通信端末及び着信通知方法 Download PDF

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Abstract

【課題】呼出信号の着信があったことにユーザが気付き易いようにするとともに、端末が目の届きにくいところにあってもユーザが気付き易い着信通知を行うことができる携帯通信端末及び着信通知方法を提供する。
【解決手段】呼出信号の着信を検出する着信検出部4と、ユーザによる応答の有無を検出する応答検出部5と、呼出信号から発信元の電話番号を抽出する番号抽出部8と、電話番号に対応付けて着信再通知設定を記憶する電話帳記憶部14と、ユーザが呼び出しに応答しなかった場合に、着信終了から所定の再通知時間が経過した後に、スピーカ11aからの電子音及びバイブレータ12の振動により着信再通知を行う通知制御部6により構成される。通知制御部6は、呼出信号から抽出された電話番号に対応する着信再通知設定に基づいて着信再通知を行う。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯通信端末及び着信通知方法に係り、より詳しくは、呼出信号の着信時にスピーカからの電子音などにより着信通知を行う携帯通信端末の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、携帯電話機などの携帯通信端末は、カバンの中などの目の届きにくいところに置かれることが少なくない。一方、携帯通信端末においては、呼出信号の着信時にユーザが応答しなかった場合に、着信があったことをユーザに知らせるための着信通知が改めて行われるようなことはなかった(例えば、特許文献1)。
【0003】
図13は、従来の携帯通信端末における着信通知の一例を示した説明図である。相手局端末Aからの呼出信号が自局端末70に着信すると、LEDの点滅、アイコンの表示、スピーカからの電子音及びバイブレータの振動などにより着信通知が行われる。特に、スピーカからの電子音及びバイブレータの振動は、自局端末70がカバンの中などの目の届きにくいところにあっても、着信をユーザに確実に知らせることができる手段である。この様な着信通知は、ユーザが応答するまでの間、または、通信回線が切断され呼出信号の着信が終了するまでの間、継続的に行われる。
【0004】
呼出信号の着信中にユーザが応答しなかった場合には、着信終了後に着信履歴が自局端末70に残される。着信履歴としては、着信した呼出信号から抽出された発信元の電話番号及び着信日時などが記憶される。着信終了後は、この様な着信履歴や、着信があったことを知らせるアイコンなどがLCD71に表示される。このLCD71による表示は、着信終了後からユーザにより操作が行われるまでの間、または、次の着信があるまでの間、継続的に行われる。つまり、呼出信号の着信時にユーザが応答しなかった場合、着信時における着信通知の終了後は、アイコンなどが画面表示されているだけで、電子音などによる着信通知が改めて行われることはなかった。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−57750号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述した様な従来の携帯通信端末では、ユーザが着信時の通知に気付かなかったため、応答しなかったような場合に、偶然にユーザが画面表示などを確認しない限り、ユーザに着信があったことを着信終了後に気付かせるのは困難であった。また、着信時の通知に気付いていても応答できず、その後着信があったことを忘れてしまっているような場合にも、ユーザに着信があったことを気付かせるのは困難であった。このため、呼び出しに気付くのが遅れがちになってしまうという問題があった。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、呼び出しがあったことを呼出信号の着信後において気付き易くした携帯通信端末及び着信通知方法を提供することを目的としている。また、本発明の他の目的は、端末が目の届きにくいところにあっても、呼び出しがあったことを呼出信号の着信後においてユーザが気付き易い着信通知を行うことができる携帯通信端末を提供することにある。
【0008】
また、本発明の他の目的は、呼び出しがあったことを呼出信号の着信後においてユーザが気付き易い着信通知を行うとともに、呼出信号の発信元を識別可能にした携帯通信端末を提供することにある。また、本発明の他の目的は、呼び出しがあったことを呼出信号の着信後においてユーザが気付き易い着信通知を行うとともに、呼び出しの着信頻度を識別可能にした携帯通信端末を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明による携帯通信端末は、呼出信号の着信を検出する着信検出手段と、ユーザによる応答の有無を検出する応答検出手段と、ユーザが呼び出しに応答しなかった場合に、所定の再通知時間が経過した後に着信再通知を行う通知手段により構成される。
【0010】
この様な構成によれば、呼出信号の着信検出後、ユーザによるキー操作の有無などに基づいて、呼び出しに対する応答の有無が検出されるので、この検出結果から呼び出しに対しユーザが応答しなかったことを判別することができる。その結果、ユーザが応答しなかった場合、所定の再通知時間が経過すると着信再通知を行う。従って、所定の再通知時間の経過後に未応答の着信があったことをユーザに再通知することができる。
【0011】
上記構成に加え、上記再通知時間ごとに着信再通知を繰り返すようにすれば、着信再通知を繰り返すことにより着信再通知に気付くチャンスが増えるので、呼び出しがあったことを呼出信号の着信後においてユーザが気付き易い着信再通知を行うことができる。また、上記再通知時間ごとにスピーカを駆動し、或いは、バイブレータを振動させるようにすれば、スピーカからの電子音またはバイブレータの振動により着信再通知を行うことができる。特に、視覚に頼らない音または振動による着信再通知なので、携帯通信端末が目の届きにくいところにある場合であっても、着信再通知をユーザに気付かせ易くすることができる。
【0012】
また、本発明による携帯通信端末は、上記構成に加え、呼出信号から発信元の電話番号を抽出する番号抽出手段と、電話番号に対応付けて着信再通知設定を記憶する電話帳記憶手段を備え、上記通知手段は、抽出された電話番号に対応する上記着信再通知設定に基づいて着信再通知を行うように構成される。この様な構成によれば、電話帳記憶手段に記憶された電話番号ごとに通知音の種別などの着信再通知設定を行うことができる。従って、この様な着信再通知設定に基づいて着信再通知を行うことにより、着信再通知設定が電話帳記憶手段に記憶された電話番号に対応付けられているので、着信再通知から呼出信号の発信元を識別することができる。
【0013】
また、本発明による携帯通信端末は、上記構成に加え、呼出信号から発信元の電話番号を抽出する番号抽出手段と、ユーザが応答しなかった呼び出しについての電話番号を順次に記憶する着信履歴記憶手段と、緊急時用の着信再通知設定を記憶する通知設定記憶手段を備え、上記通知手段は、上記着信履歴記憶手段に同一の電話番号が所定の判定時間内に所定回数以上記憶されている場合に、上記通知設定記憶手段に記憶された着信再通知設定に基づいて着信再通知を行うように構成される。この様な構成によれば、通知設定記憶手段に記憶された着信再通知設定に基づく着信再通知が、判定時間内に所定回数以上の着信があった呼び出しに対応付けられているので、着信再通知から呼び出しの着信頻度を識別することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による携帯通信端末の一構成例を示したブロック図である。本実施の形態の携帯通信端末1は、携帯電話機などの携帯可能な小型の電子機器であり、カバンの中などに入れて持ち歩くことができる。この携帯通信端末1は、呼出信号の着信中に着信通知を行うだけでなく、着信終了後に改めて着信通知を行うことができる。本明細書では、呼出信号の着信中に行われる通常の着信通知を「着信時通知」と呼び、呼出信号の着信終了後に改めて行われる着信通知を「着信再通知」と呼ぶことにする。
【0015】
上記携帯通信端末1は、アンテナ2、無線通信処理部3、着信検出部4、応答検出部5、通知制御部6、タイマ7、通知設定保存リングバッファ8、キー入力部9、LCD10、電子音源11、スピーカ11a、バイブレータ12及び通常通知設定記憶部13により構成される。
【0016】
無線通信処理部3は、アンテナ2を介して送受信される信号についての送受信処理を行っている。例えば、無線通信処理部3は、音声信号などをベースバンドとして搬送波を変調し、RF信号として送信するとともに、受信したRF信号を復調し、音声信号などに変換している。この無線通信処理部3は、相手局端末からの呼出信号を受信した場合にこの呼出信号を着信検出部4へ出力する。
【0017】
着信検出部4は、呼出信号の着信の検出を行っている。この着信の検出は、無線通信処理部3からの呼出信号が自局端末に対するものであるか否かを判別することにより行われる。呼出信号が自局端末に対するものであれば、検出信号が応答検出部5及び通知制御部6へ出力される。
【0018】
キー入力部9は、ユーザによる携帯通信端末1のキー操作を検出する操作入力手段である。キー入力部9による検出結果は、通知制御部6へ出力されるとともに、応答検出部5へも出力される。
【0019】
応答検出部5は、呼び出しに対するユーザの応答の有無を検出している。応答の有無の検出は、着信検出部4及びキー入力部9からの検出信号に基づいて、呼出信号の検出中(着信中)に、ユーザによるキー操作が行われたか否かを判別することにより行われる。例えば、着信時通知中にオフフックキーが操作された場合にはユーザが応答したと判断し、それ以外の場合にはユーザが応答しなかったと判断する。
【0020】
LCD10は、アイコンなどを画面表示する表示手段であり、通知制御部6からの制御信号に基づいて表示を行っている。電子音源11は、着信時通知及び着信再通知に用いられる電子音を生成する音源用ICからなり、様々な種類の通知音を予め記憶している。スピーカ11aは、電子音源11の出力信号により駆動され、スピーカ11aからの電子音の出力により、着信時通知及び着信再通知を行っている。
【0021】
バイブレータ12は、偏心荷重を回転駆動させるモータからなり、携帯通信端末1を振動させることにより、着信時通知及び着信再通知を行っている。このバイブレータ12は、様々な種類の振動パターンで振動させることができる。また、これらの電子音源11及びバイブレータ12は、それぞれ通知制御部6により駆動制御される。
【0022】
通常通知設定記憶部13は、着信再通知に関する電子音源11及びバイブレータ12の駆動制御データを記憶している。駆動制御データは、通知制御部6が電子音源11及びバイブレータ12を駆動制御するためのデータであり、周期時間データ13a、通知継続時間データ13b及び通常通知設定データ13cからなる。
【0023】
周期時間データ13aは、着信時通知から着信再通知までの時間(再通知時間)を規定するデータである。例えば、着信終了後から着信再通知を開始するまでの経過時間のデータからなる。着信再通知を繰り返す場合には、この周期時間データ13aが、その繰り返し周期となる。
【0024】
通知継続時間データ13bは、着信再通知ごとに通知が継続される時間であり、1回の着信再通知における、スピーカ11aの鳴動時間及びバイブレータ12の振動時間を規定するデータである。なお、再通知時間は、この電子音及び振動の鳴動時間より十分に長いものとする。
【0025】
通常通知設定データ13cは、着信再通知の種別、つまり、スピーカ11a及びバイブレータ12の駆動方法の種別を規定するデータである。例えば、通知音の種別、通知音のオンオフ、通知音の音量、バイブレータ12の振動パターンの種別、振動のオンオフ及び振動の強度などからなる。これらのデータは、着信再通知設定として、ユーザの好みに応じて予め定められている。
【0026】
タイマ7は、再通知時間ごとに着信再通知を行うためのタイマであり、着信時通知にユーザが応答しなかった場合に動作を開始し、その後の経過時間を計測する。そして、ユーザがキー操作を行った場合にリセットされ、計時動作を停止する。例えば、着信履歴を表示させるキー操作を行った場合にタイマ7は停止する。
【0027】
通知設定保存リングバッファ8は、着信再通知ごとに通知設定データを格納する一時記憶手段である。着信時通知にユーザが応答しなかった場合、着信再通知の通知回数分の通知設定データが、通知設定保存リングバッファ8に格納される。この通知設定保存リングバッファ8は、これらの通知設定データを記憶するとともに、通知設定データの先頭位置と、通知設定データの後尾位置を記憶している。
【0028】
通知制御部6は、着信時通知及び着信再通知の制御を行っている。まず、着信時通知について説明する。着信時通知は、着信検出部4からの検出信号に基づいて開始される。この着信時通知は、従来と同様、LED(図示せず)の点滅、LCD10におけるアイコンの表示、スピーカ11aからの電子音及びバイブレータ12の振動などにより行われる。この様な着信時通知は、ユーザが応答するまでの間、または、通信回線が切断され呼出信号の着信が終了するまでの間、継続的に行われる。
【0029】
次に、着信再通知について説明する。通知制御部6は、応答検出部5による検出結果に基づいて、ユーザの応答がなかったと判別した場合に、タイマ7を動作させ、着信再通知を行うための計時を開始する。この計時の開始に伴って、通知制御部6は、通常通知設定記憶部13に記憶された通常通知設定データ13cを通知設定保存リングバッファ8に記憶させる。通常通知設定データ13cは、着信再通知の通知回数分記憶される。
【0030】
計時開始後、通知制御部6は、キー入力部9におけるキー操作を監視し、ユーザによる操作を検知した場合に、通知設定保存リングバッファ8を初期化し、タイマ7による計時を終了する。この場合には、ユーザが呼び出しに気付いたものとみなされ、着信再通知の処理は終了する。
【0031】
一方、計時開始から再通知時間が経過するまでにユーザによる操作が検知されなかった場合には、再通知時間が経過した後に着信再通知が行われる。この着信再通知は、通知設定保存リングバッファ8から読み出した通知設定データに基づいて行われる。通知制御部6は、ユーザによる操作が検知されるまで再通知時間ごとに通知設定保存リングバッファ8から順次に読み出した通知設定データに基づいて、着信再通知を繰り返す。
【0032】
図2は、図1の携帯通信端末における通常通知設定記憶部に記憶されるデータのフォーマットの一例を示した説明図である。通常通知設定記憶部13に記憶される駆動制御データのフォーマット20は、周期時間データ21、通知継続時間データ22及び通常通知設定データ23の各項目からなる。
【0033】
周期時間データ21及び通知継続時間データ22に対しては、それぞれ時間データを記憶するための記憶領域が確保される。通常通知設定データ23に対しては、通知音の種別データ24、通知音のオンオフデータ25、バイブレータの振動パターンの種別データ26及びバイブレータの振動のオンオフデータ27を記憶するための記憶領域がそれぞれ確保される。
【0034】
図3は、図1の携帯通信端末における通知設定保存リングバッファに記憶されるデータのフォーマットの一例を示した説明図である。通知設定保存リングバッファ8に記憶される通知設定データのフォーマット30は、先頭位置データ31、後尾位置データ32及び通知設定保存バッファ33の各項目からなり、通知設定保存バッファ33に対しては、通知数分、すなわち、着信再通知の通知回数分の通知設定データの記憶領域が確保される。
【0035】
図4は、図1の携帯通信端末における着信通知の一例を示した説明図である。相手局端末Aからの呼出信号が自局端末40に着信すると、LEDの点滅、アイコンの表示、スピーカ11からの電子音及びバイブレータ12の振動などにより着信時通知が行われる。この着信時通知は、ユーザが応答するまでの間、または、通信回線が切断され呼出信号の着信が終了するまでの間、継続的に行われる。
【0036】
呼出信号の着信中にユーザが応答しなかった場合には、着信があったことを知らせるアイコンなどがLCD41に表示される。この状態において、ユーザが自局端末40を操作することなく、着信終了後から一定時間が経過すると、電子音及び振動により着信再通知が行われる。
【0037】
図5及び図6のステップS1〜S12は、図1の携帯通信端末における着信再通知の動作例を示したフローチャートである。まず、着信検出部4が呼出信号の着信を検出すると(ステップS1)、応答検出部5は、キー入力部9の出力に基づいて、ユーザによる応答の有無を検出する(ステップS2)。
【0038】
ユーザが応答した場合には、通話処理が行われる(ステップS5)。ユーザが応答しなかった場合、通知制御部6は、通常通知設定記憶部13に記憶されている通常通知設定データ13cを通知設定保存リングバッファ8に通知数分記憶させる(ステップS3)。この記憶動作に伴って、通知制御部6は、タイマ7を動作させ、計時を開始する(ステップS4)。ただし、既に計時が開始されているときは、このステップS4を省略する。
【0039】
計時開始後、通知制御部6は、キー入力部9の出力に基づいて、ユーザによるキー操作を監視する(ステップS6)。ユーザによる操作を検知した場合に、通知制御部6は、通知設定保存リングバッファ8を初期化して計時を終了し、着信再通知処理を終了する(ステップS11,12)。
【0040】
ユーザによる操作が検知されずに、再通知時間が経過し、タイマ7がタイムアウトした場合に(ステップS7)、通知制御部6は、着信再通知を行う(ステップS8)。この着信再通知後、通知制御部6は、タイマ7を再度動作させ、計時を開始する(ステップS9,10)。そして、通知数分の着信再通知が終了するまで、ステップS6からステップS10の処理手順が繰り返される。
【0041】
本実施の形態によれば、呼出信号の着信終了から再通知時間が経過した後に着信再通知が行われるので、呼出信号の着信があったことを着信終了後においてユーザにとって気付き易くすることができる。特に、着信再通知が再通知時間ごとに繰り返されるので、着信があったことをより気付き易くすることができる。また、着信再通知が再通知時間ごとに断続的に行われるので、端末における消費電力を抑制することができる。
【0042】
また、再通知時間ごとにスピーカ11aを駆動し、かつ、バイブレータ12を振動させることにより着信再通知が行われるので、自局端末40が目の届きにくいところにあっても、着信再通知をユーザに確実に気付かせることができる。
【0043】
なお、本実施の形態では、呼出信号の着信終了から再通知時間が経過した後に着信再通知を行う場合について説明した。しかし、本発明は、これに限られるものではない。例えば、呼出信号の着信開始から再通知時間の経過後に着信再通知を行うものであっても良い。
【0044】
実施の形態2.
図7は、本発明の実施の形態2による携帯通信端末の構成例を示したブロック図である。本実施の形態の携帯通信端末1aは、図1の携帯通信端末1(実施の形態1)と比較して、番号抽出部14及び電話帳記憶部15を備えている点で異なる。この携帯通信端末1aでは、電話番号ごとに異なる着信再通知が行われる。
【0045】
番号抽出部14は、発信元の電話番号の抽出を行っている。電話番号の抽出は、着信検出部4からの呼出信号に基づいて行われ、呼出信号の発信元である相手局端末の電話番号が抽出される。
【0046】
電話帳記憶部15は、電話番号などを書換え可能に記憶するものである。電話帳記憶部15には、着信再通知に関する通知設定データが電話番号に対応付けて予め登録されている。この電話番号に対応付けられた通知設定データとして、通知音の種別、通知音のオンオフ、通知音の音量、バイブレータ12の振動パターンの種別、振動のオンオフ及び振動の強度などが、ユーザの好みに応じて電話番号ごとに定められる。
【0047】
通知制御部6は、番号抽出部14により呼出信号から抽出された電話番号と同一の電話番号が電話帳記憶部15に記憶されている場合、この電話番号に対応する通知設定データを通知設定保存リングバッファ8に記憶させる。すなわち、通知制御部6は、タイマ7による計時の開始に伴って、電話帳記憶部15を検索し、呼出信号から抽出された電話番号と同一の電話番号が登録されている場合に、この電話番号に対応する通知設定データを通知設定保存リングバッファ8に通知数分記憶させる。
【0048】
一方、呼出信号から抽出された電話番号と同一の電話番号が電話帳記憶部15に記憶されていない場合には、通常通知設定記憶部13に記憶されている通知設定データを通知設定保存リングバッファ8に記憶させる。その他の構成は、図1の携帯通信端末1と同様である。
【0049】
図8は、図7の携帯通信端末における電話帳記憶部に記憶されるデータのフォーマットの一例を示した説明図である。電話帳記憶部15に記憶されるデータのフォーマット50は、電話番号、名前及び住所などからなる電話帳データ51と、通知設定データ52の各項目からなる。通知設定データ52に対しては、通知音の種別データ、通知音のオンオフデータ、バイブレータの振動パターンの種別データ及びバイブレータの振動のオンオフデータの各記憶領域が電話帳データ51ごとに確保される。
【0050】
本実施の形態によれば、電話帳記憶部15に登録された電話番号ごとに通知音の種別などの着信再通知設定を行うことができる。従って、この様な着信再通知設定に基づいて着信再通知を行うことにより、着信再通知における通知音の種別などから呼出信号の発信元を識別することができる。また、電話番号ごとに異ならせて着信再通知を行うことができる。特に、着信再通知設定として、着信再通知を行うか否かのオンオフ情報を記憶しているので、特定の電話番号に対しては着信再通知を行わないようにすることも可能である。
【0051】
実施の形態3.
図9は、本発明の実施の形態3による携帯通信端末の構成例を示したブロック図である。本実施の形態の携帯通信端末1bは、図7の携帯通信端末1a(実施の形態2)と比較して、着信履歴記憶部16及び緊急時通知設定記憶部17を備えている点で異なる。この携帯通信端末1bでは、緊急時の場合に通常通知設定記憶部13に記憶された通常通知設定データ13c及び電話帳記憶部15に記憶された通知設定データと異なる緊急時用の通知設定データに基づいて着信再通知が行われる。
【0052】
着信履歴記憶部16は、着信履歴を記憶するものであり、呼出信号から抽出された発信元の電話番号及び着信日時などが着信履歴として格納される。着信履歴は、呼出信号の着信ごとに通知制御部6によって順次に記憶され、特に、ユーザが呼び出しに応答しなかったものについては、識別用のデータが付加されて記憶される。
【0053】
緊急時通知設定記憶部17は、通常通知設定記憶部13に記憶された通常通知設定データ13c及び電話帳記憶部15に記憶された電話番号ごとの通知設定データ52と異なる緊急時用の通知設定データを記憶するものである。この緊急時通知設定記憶部17には、緊急時判定のための緊急時判定時間を表す緊急時判定時間データ17aと、緊急時判定のための緊急時判定回数を表す緊急時判定回数データ17bと、緊急時用の通知設定データ17cとして、通知音の種別、通知音のオンオフ、通知音の音量、バイブレータ12の振動パターンの種別、振動のオンオフ及び振動の強度などが予め記憶されている。
【0054】
通知制御部6は、着信履歴記憶部16に記憶された着信履歴から緊急時と判別した場合に、緊急時通知設定記憶部17に記憶された通知設定データ17cに基づいて着信再通知を行う。この緊急時としては、同一の電話番号が緊急時判定時間内に緊急時判定回数以上着信履歴記憶部16に記憶されている場合に、緊急時である判別される。緊急時と判別した場合には、他の通知設定データに優先して緊急時通知設定記憶部17に記憶された通知設定データ17cが用いられる。
【0055】
図10は、図9の携帯通信端末における緊急時通知設定記憶部に記憶されるデータのフォーマットの一例を示した説明図である。緊急時通知設定記憶部17に記憶されるデータのフォーマット60は、緊急時判定時間データ61と、緊急時判定回数データ62と、緊急時用の通知設定データ63の各項目からなる。
【0056】
緊急時用の通知設定データ63として、通知音の種別データ、通知音のオンオフデータ、バイブレータの振動パターンの種別データ及びバイブレータの振動のオンオフデータの各記憶領域が確保される。
【0057】
図11及び図12のステップS21〜S30は、図9の携帯通信端末における緊急時判定の動作例を示したフローチャートである。まず、通知制御部6は、呼出信号の着信時から緊急時判定時間前までの着信履歴を着信履歴記憶部16から抽出する(ステップS21)。このとき、抽出された着信履歴の件数が緊急時判定回数より少ない場合には、緊急時ではないと判別され、通知制御部6は、偽(FALSE)を返値し(ステップS22,S30)、緊急時判定処理を終了する。
【0058】
また、抽出された着信履歴の件数が緊急時判定回数以上である場合には、着信履歴のインデックス用変数nを初期化(n=0)するとともに、今回着信のあった呼出信号から抽出された電話番号と、着信履歴記憶部16から抽出された着信履歴の各電話番号との一致回数の保存用変数mを初期化(m=0)する(ステップS23)。
【0059】
次に、通知制御部6は、抽出された着信履歴のうちn番目の電話番号と、今回の電話番号との比較を行う(ステップS24)。ここで、0番目の電話番号は、今回の電話番号であるとする。この比較の結果、2つの電話番号が一致すれば、m=m+1とするとともに、n=n+1とされる(ステップS25,S26)。2つの電話番号が一致しなければ、m=m,n=n+1とされる。
【0060】
このとき、インデックス用変数nが着信履歴の抽出件数より少ない場合には、ステップS24からステップS26の処理手順が繰り返される(ステップS27)。インデックス用変数nが抽出件数以上である場合には、一致回数保存用変数mと、緊急時判定回数とが比較される(ステップS28)。
【0061】
通知制御部6は、mが緊急時判定回数より少ない場合、緊急時ではないと判別して偽を返値し(ステップS30)、緊急時判定処理を終了する。また、mが緊急時判定回数以上である場合には、緊急時であると判別され、真(TRUE)が返値される(ステップS29)。
【0062】
また、緊急時判定時間内に緊急時判定回数以上の着信があった電話番号については緊急時と判定され、緊急時通知設定記憶部17に記憶された通知設定データ17cに基づいて着信再通知が行われるので、着信再通知における通知音の種別などから呼び出しの着信頻度を識別することができる。
【0063】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明による携帯通信端末及び着信通知方法によれば、呼び出しにユーザが応答しなかった場合に、所定の再通知時間が経過した後に着信再通知を行うので、呼出信号の着信があったことをユーザにとって気付き易くすることができる。また、再通知時間ごとにスピーカを駆動し、或いは、バイブレータを振動させることにより着信再通知が行われるので、端末が目の届きにくいところにあっても、着信再通知をユーザに気付かせることができる。
【0064】
また、電話帳記憶手段に記憶された電話番号ごとに着信再通知設定を行うことができるので、着信再通知から呼出信号の発信元を識別することができる。また、判定時間内に所定回数以上の着信があった電話番号については、通知設定記憶手段に記憶された着信再通知設定に基づいて着信再通知が行われるので、着信再通知から呼び出しの着信頻度を識別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による携帯通信端末の一構成例を示したブロック図である。
【図2】図1の携帯通信端末における通常通知設定記憶部に記憶されるデータのフォーマットの一例を示した説明図である。
【図3】図1の携帯通信端末における通知設定保存リングバッファに記憶されるデータのフォーマットの一例を示した説明図である。
【図4】図1の携帯通信端末における着信通知の一例を示した説明図である。
【図5】図1の携帯通信端末における着信再通知の動作例を示したフローチャートである。
【図6】図1の携帯通信端末における着信再通知の動作例を示したフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態2による携帯通信端末の構成例を示したブロック図である。
【図8】図7の携帯通信端末における電話帳記憶部に記憶されるデータのフォーマットの一例を示した説明図である。
【図9】本発明の実施の形態3による携帯通信端末の構成例を示したブロック図である。
【図10】図9の携帯通信端末における緊急時通知設定記憶部に記憶されるデータのフォーマットの一例を示した説明図である。
【図11】図9の携帯通信端末における緊急時判定の動作例を示したフローチャートである。
【図12】図9の携帯通信端末における緊急時判定の動作例を示したフローチャートである。
【図13】従来の携帯通信端末における着信通知の一例を示した説明図である。
【符号の説明】
1,1a,1b 携帯通信端末、2 アンテナ、3 無線通信処理部、4 着信検出部、5 応答検出部、6 通知制御部、7 タイマ、8 通知設定保存リングバッファ、9 キー入力部、10LCD、11 電子音源、11a スピーカ、12 バイブレータ、13 通常通知設定記憶部、13a 周期時間データ、13b 通知継続時間データ、13c 通常通知設定データ、14 番号抽出部、15 電話帳記憶部、16 着信履歴記憶部、17 緊急時通知設定記憶部

Claims (9)

  1. 呼出信号の着信を検出する着信検出手段と、
    ユーザによる応答の有無を検出する応答検出手段と、
    ユーザが呼び出しに応答しなかった場合に、所定の再通知時間が経過した後に着信再通知を行う通知手段を備えたことを特徴とする携帯通信端末。
  2. 上記通知手段は、呼出信号の着信終了から上記再通知時間が経過した後に着信再通知を行うことを特徴とする請求項1に記載の携帯通信端末。
  3. 上記通知手段は、上記再通知時間ごとに着信再通知を繰り返すことを特徴とする請求項1に記載の携帯通信端末。
  4. 上記通知手段は、上記再通知時間ごとにスピーカを駆動することを特徴とする請求項1に記載の携帯通信端末。
  5. 上記通知手段は、上記再通知時間ごとにバイブレータを振動させることを特徴とする請求項1に記載の携帯通信端末。
  6. 呼出信号から発信元の電話番号を抽出する番号抽出手段と、
    電話番号に対応付けて着信再通知設定を記憶する電話帳記憶手段を備え、
    上記通知手段は、抽出された電話番号に対応する上記着信再通知設定に基づいて着信再通知を行うことを特徴とする請求項1に記載の携帯通信端末。
  7. 上記電話帳記憶手段は、着信再通知設定として着信再通知を行うか否かのオンオフ情報を記憶することを特徴とする請求項6に記載の携帯通信端末。
  8. 呼出信号から発信元の電話番号を抽出する番号抽出手段と、
    ユーザが応答しなかった呼び出しについての電話番号を順次に記憶する着信履歴記憶手段と、
    緊急時用の着信再通知設定を記憶する通知設定記憶手段を備え、
    上記通知手段は、上記着信履歴記憶手段に同一の電話番号が所定の判定時間内に所定回数以上記憶されている場合に、上記通知設定記憶手段に記憶された着信再通知設定に基づいて着信再通知を行うことを特徴とする請求項1に記載の携帯通信端末。
  9. 呼出信号の着信を検出する着信検出ステップと、
    ユーザによる応答の有無を検出する応答検出ステップと、
    ユーザが呼び出しに応答しなかった場合に、所定の再通知時間が経過した後に着信再通知を行う通知ステップからなることを特徴とする着信通知方法。
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