JP2007240452A - ナビゲーションシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】運転中の着信に対して、緊急性又は重要性を識別可能に運転者に折り返し電話の提案ができるナビゲーションシステムを提供する。
【解決手段】ユーザインタフェース110及び演算制御処理部120を備え、移動体電話機10が接続され、ユーザインタフェース110が、時間及び回数の設定値をユーザに入力させる入力手段111と表示手段112とスピーカ113とを有し、演算制御処理部120が、上記の設定値、着信リスト、折り返し電話先リスト等を記憶する記憶手段121と、移動体電話機10を制御する移動体電話制御手段122と、着信リスト中の同一相手からの着信が設定時間内に設定回数以上あったか否かに基づいて、折り返し電話をすることが必要か否かを判断し、必要とされた相手を折り返し電話先リストに記憶させる演算処理手段123と、応答メッセージ及び折り返し電話をすべき旨の提案メッセージを生成する音声生成手段124とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載されるナビゲーションシステムに関し、特に移動体電話機が接続され、運転中にあった着信に応じて所定の処理を行うナビゲーションシステムに関する。
従来、車両に搭載されるナビゲーションシステムは、移動体電話機を接続することが可能で、運転中にかかってきた電話に対して、運転者の代わりに応答する構成のものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に記載のナビゲーションシステムは、全ての着信に対して同様の応答を行い、着信があったことを運転者に通知するようになっている。
また、運転中の車両の現在地、目的地及び経由地をメッセージに合成して応答する構成のナビゲーションシステムも知られている(例えば、特許文献2参照。)。特許文献2に記載のナビゲーションシステムは、地図情報から現在地の地名を取得し、メッセージに合成して応答するものである。
特開平11−088525号公報 特開2002−156231号公報
しかしながら、従来のナビゲーションシステムでは、緊急を要する着信及び重要な相手からの着信が他から区別されず、着信があったことが全て同等に運転手に通知され、運転手が着信の緊急性又は重要性を識別できないという問題を有していた。上記の通知では、表示された一覧を運転者が自分の意思で確認するまで着信の緊急性又は重要性が識別されない。
例えば、緊急等の電話では、短時間に複数回の着信が集中することがしばしば起こるが、従来のナビゲーションシステムでは、着信の一覧のみが表示され識別できない。そのため、場合によっては数時間経過してから気づくこと、最悪の場合気づかないことさえある。また、重要な顧客等の特別な相手からの着信の場合、即座に対応しなければならないこともあるが、重要性が識別できないため、対応ができなかった。
以上の現状に鑑み、本発明の目的は、運転中にかかってきた電話に対して、緊急性又は重要性を識別可能に運転者に折り返し電話の提案ができるナビゲーションシステムを提供する。
上記の課題を解決すべく、本発明は以下の構成を提供する。
請求項1に係る発明は、ユーザインタフェース及び演算制御処理部を備え、移動体電話機が接続可能なナビゲーションシステムであって、前記ユーザインタフェースが、少なくとも、設定時間及び設定回数を含む設定値をユーザに入力させる入力手段と、スピーカとを有し、前記演算制御処理部が、少なくとも、前記入力手段を介して入力された設定値、前記移動体電話機にあった着信の相手及び着信時間に関する着信情報を含む着信リスト、及び折り返し電話をする相手の折り返し電話先リストを記憶する記憶手段と、前記移動体電話機を制御して、少なくとも回線の接続及び切断並びに音声の再生を行わせ、前記着信情報を前記着信リストに更新して記憶させる移動体電話制御手段と、前記着信リスト中の同一相手からの着信が前記設定時間内に前記設定回数以上あったか否かに基づいて、折り返し電話をすることが必要か否かを判断し、必要と判断したときに必要とされた相手を前記折り返し電話先リストに記憶させる演算処理手段と、着信に応じて前記移動体電話機に再生させる音声の応答メッセージを生成し、前記スピーカに再生させる折り返し電話をすべき旨の提案メッセージを生成する音声生成手段と、を有することを特徴とする。
請求項2に係る発明は、ユーザインタフェース及び演算制御処理部を備え、移動体電話機が接続可能なナビゲーションシステムであって、前記ユーザインタフェースが、少なくとも、特定の着信相手をユーザに入力させる入力手段と、スピーカとを有し、前記演算制御処理部が、少なくとも、前記入力手段を介して入力された前記特定の着信相手の特定者リスト、前記移動体電話機にあった着信の相手及び着信時間に関する着信情報を含む着信リスト、及び折り返し電話をする相手の折り返し電話先リストを記憶する記憶手段と、前記移動体電話機を制御して、少なくとも回線の接続及び切断並びに音声の再生を行わせ、前記着信情報を前記着信リストに更新して記憶させる移動体電話制御手段と、前記着信リスト中の着信相手が前記特定者リスト中のいずれかの前記特定の着信相手であるか否かに基づいて、折り返し電話をすることが必要か否かを判断し、必要と判断したときに必要とされた相手を前記折り返し電話先リストに記憶させる演算処理手段と、着信に応じて前記移動体電話機に再生させる音声の応答メッセージを生成し、前記スピーカに再生させる折り返し電話をすべき旨の提案メッセージを生成する音声生成手段と、を有することを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2のナビゲーションシステムにおいて、前記ユーザインタフェースが表示手段を有し、前記折り返し電話をすべき旨の提案するときに、前記折り返し電話先リストの一部又は全部を前記表示手段に表示することを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項3のナビゲーションシステムにおいて、前記記憶手段が地図情報を記憶し、前記演算制御処理部が、現在位置を取得する現在位置取得手段と、前記地図情報及び前記現在位置に基づいて最寄りの駐車場施設までの経路を探索する経路探索手段と、を有し、前記現在位置から前記駐車場施設までの経路を前記表示手段に表示することを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、着信リスト中の同一相手からの着信が設定時間内に設定回数以上あったか否かに基づいて、折り返し電話をすることが必要か否かを判断して提案メッセージを生成するため、短時間に複数回の着信が集中する緊急着信を識別でき、もって、運転中にかかってきた電話に対して、緊急性を識別可能に運転者に折り返し電話の提案ができるナビゲーションシステムを実現することができる。
請求項2に係る発明によれば、着信リスト中の着信相手が特定者リスト中のいずれかの特定の着信相手であるか否かに基づいて、折り返し電話をすることが必要か否かを判断して提案メッセージを生成するため、予め定めた人からの特別着信を識別でき、もって、運転中にかかってきた電話に対して、重要性を識別可能に運転者に折り返し電話の提案ができるナビゲーションシステムを実現することができる。
請求項3に係る発明によれば、上記請求項1又は請求項2の効果に加えて、折り返し電話先リストの一部又は全部を表示手段に表示するため、折り返し電話の相手、着信の緊急性又は重要性の別等を容易に把握することが可能なナビゲーションシステムを実現することができる。
請求項4に係る発明によれば、上記請求項3の効果に加えて、現在位置から駐車場施設までの経路を表示手段に表示するため、短時間に折り返し電話に着手することが可能なナビゲーションシステムを実現することができる。
以下、実施例を示した図面を参照しつつ本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明によるナビゲーションシステムの一実施例を概略的に示すブロック図である。ナビゲーションシステム100は、ユーザインタフェース110と演算制御処理部120とを備え、移動体電話機10に接続される構成を有し、設定された時間(以下、設定時間という。)内に同一人から設定された回数(以下、設定回数という。)以上の着信があったときに緊急と判断し、特定の相手(以下、特別者という。)からの着信があったときは特別と判断し、折り返し電話をすべき旨の提案をする構成を有する。以下緊急と判断された着信を緊急着信といい、特別と判断された着信を特別着信という。以下、説明の都合上、移動体電話機10は発信履歴、着信履歴、いわゆる電話帳等の生成及び更新等の所定の機能を有するものとする。
ユーザインタフェース110は、折り返し電話を行うか否かの判断に必要な条件等の所定の情報をユーザに入力させる入力手段112、表示手段111、及びスピーカ113を有する。入力手段112及び表示手段111は、例えばタッチパネル等によって構成される。入力手段112は、ユーザに入力を促し、設定時間及び設定回数の設定値、重要な顧客等の特別者に関する情報(以下、特別者情報という。)、等の所定の情報が入力される。
図2は、図1に示すユーザインタフェース110の入力手段112及び表示手段111の一例を示す模式図である。図2(a)は入力手段112としての設定画面を示し、図2(b)は表示手段111としての表示画面を示す模式図である。設定画面210には折り返し電話を行うか否かの判断に必要な条件等の情報が入力され、表示画面220には折り返し電話を行う相手、ナビゲートに必要な地図画面等が表示される。
設定画面210には、2種類のウィンドウ、すなわち、緊急着信設定と特定着信設定のウィンドウ211、212が表示される。以下、緊急着信設定のウィンドウ211を単に緊急着信設定211といい、特定着信設定のウィンドウ212を単に特定着信設定212という。緊急着信設定211には、上記の緊急か否かの判断に必要な設定時間及び設定回数の入力フィールド213、214が表示され、図2(a)には設定時間の入力フィールド213に分単位で入力する例が示されている。特定着信設定212には、上記の特別か否かの判断に必要な特別者の電話番号及び氏名等の2種類の入力フィールド215、216が表示される。ここで、氏名等とは、氏名、ニックネーム等の電話番号以外の着信相手を特定するその他の情報をいう。図2(a)には、電話番号リストに複数の入力フィールド215が、氏名リストに複数の入力フィールド216が割り当てられている例が示されている。
表示画面220には、折り返し電話を行う相手として提案するリスト(以下、折り返し電話先リストという。)の一部又は全部等の所定の情報が表示される。図2(b)には、折り返し電話先リストの一部、すなわち、相手の電話番号及び氏名からなる緊急着信のリスト及び特別着信のリストが表示画面220の各ウィンドウ221、222に表示されている例が示されている。また、図2(b)に示す各ウィンドウ221、222には、対応するリストの合計件数も表示されている。表示画面220には、必要に応じて着信リスト等のその他の情報が表示されるのでもよい。また、表示画面220に付図しない操作ボタンが設けられ、このボタンを操作することによって表示を切り替えられるようになっているのでもよい。
演算制御処理部120は、図1に示すように、所定の情報を記憶する記憶手段121と、移動体電話機10を制御すると共に所定の情報を記憶手段121に記憶させる移動体電話制御手段122と、折り返し電話の必要性等の判断及びその他の処理を行う演算処理手段123と、個々の着信に応じて移動体電話機10に再生する音声の応答メッセージを生成する音声生成手段124と、現在位置を取得する現在位置取得手段125と、現在位置から最寄りの駐車場施設までの経路を探索する経路探索手段126と、目的地への到着予定時刻を算出する到着予定時刻算出手段127と、を有する。演算制御処理部120は、例えば、ロジックIC、ハードディスク、メモリ等を有するように構成される。
記憶手段121は、例えばハードディスク等によって構成されるが、メモリを有するのでもよい。図3は、記憶手段に記憶される各リスト及びテーブルについての説明図である。記憶手段121には、地図情報、特別者リスト、折り返し電話先リスト、緊急着信設定211に入力された設定値からなる緊急着信設定テーブルが記憶される。また、記憶手段121には、必要に応じて、着信リスト等のその他の情報が記録されるのでもよい。以下では、説明の都合上、記憶手段121には着信リストも記憶されているものとする。
図3(a)は、着信リストの一例を表す模式図である。ここで、着信リストとは、移動体電話機10にあった各着信の相手の電話番号及び着信時刻に関する着信情報からなるリストであり、その他の関連する情報を含むのでもよい。図3(a)には、着信リスト310が、着信毎に、相手の情報が電話番号311によって表され、着信時刻312が時間、分、及び秒で表される例が示されている。
図3(b)は、特別者リストの一例を示す模式図である。特別者リスト320には、上記の特定の着信相手毎に、電話番号321及び氏名322が記録される。ここで、登録される特定の着信相手について氏名等が不明で電話番号がわかっている場合は、氏名322の欄には「なし」等の不明であることがわかる情報が記録される。また、氏名322の欄には、ニックネーム、企業の部署名等その他のデータが入力されるのでもよい。
図3(c)は、折り返し電話先リストの一例を示す模式図である。図3(c)には、折り返し電話先リスト330が、折り返し電話をすべき旨の提案を行う相手毎に作成され、電話番号331、氏名332、対応する相手からの最終着信時刻333、折り返し電話の必要性の種別334、及び提案した時刻335からなる例が示されている。ここで、種別334の欄には、判定結果の「緊急」または「特別」が記録される。
図3(d)は、図2(a)の緊急着信設定211に入力された設定値からなる緊急着信設定テーブルの一例を示す模式図である。緊急着信設定テーブル340は、緊急着信であるか否かを判断するための情報である設定時間341と、設定回数342の情報が記録されている。
移動体電話制御手段122は、移動体電話機10を制御し、少なくとも回線の接続及び切断並びに音声の再生を行わせ、着信リスト310に更新して記憶させる。移動体電話制御手段122は、移動体電話機10に着信があった際に、回線を接続させ、所定の音声の応答メッセージを移動体電話機10に再生し、再生後に回線を切断させ、移動体電話機10から発信元の電話番号及び着信時刻の情報を取得して着信者リスト310に記録し、発信履歴、着信履歴、電話帳内の一覧等の所定の情報も必要に応じて移動体電話機10から取得する。
演算処理手段123は、移動体電話機10に新たな着信があった後の所定時間内に、この着信が緊急着信及び特別着信のいずれかに該当するか否かの判断を行い、緊急着信及び特別着信のいずれかに該当すると判断したとき、対応する相手を折り返し電話先リスト330に記録し、折り返し電話をすべき旨の提案をするために必要な処理を行う。具体的には、この着信時刻から過去に遡って設定時間内に設定回数以上の着信が同一の者からあったときに緊急又は緊急着信と判断し、発信元の電話番号又は氏名が特定者のものと一致するときに特定又は特定着信と判断する。演算処理手段123は、また、折り返し電話をすべき旨の提案をするときに表示する画像の作成、他の各構成部とのデータの授受、データの取得に必要な指示、音声及び画像を再生させる指示、各リストの記録及び更新等のその他の処理も行う。
音声生成手段124は、運転中の個々の着信に応じて生成する応答メッセージ、折り返し電話をすべき旨の提案を行うときに再生する提案メッセージ、及びその他の必要な音声メッセージを生成する。経路探索手段126は、ナビゲーションに必要とされる経路探索機能を有し、目的地までの経路探索に加え、必要に応じて最寄りの駐車場施設までの経路探索等も行う。ここで、最寄りの駐車場施設とは、通常は進行方向に関して最寄りのものをいうが、進行方向の最寄りの駐車場施設が遠い場合等の所定の場合は戻り方向の最寄りのものをも含むものとする。
以下、本発明によるナビゲーションシステム100の作用について説明する。図4は、本発明によるナビゲーションシステムの作用を説明するためのフローチャートである。以下、説明の都合上、上記の設定時間及び設定回数並びに特別者リストは予め記憶手段121に記憶されているものとする。また、予めナビゲーションシステム100には目的地が設定されているものとする。
まず、移動体電話機10に着信があったとき、移動体電話制御部122の制御によって回線が接続され(ステップS1)、着信に応じて生成された音声の応答メッセージが移動体電話機10に再生される(ステップS2)。ここで、音声の応答メッセージは、音声生成手段124によって作成され、例えば目的地に到着する予定時刻(以下、目的地到着予定時刻という。)等の情報を有する。
ステップS2で応答メッセージが再生されると、回線が切断されたか否かの確認がなされ(ステップS3)、切断の確認が得られたとき、発信元の電話番号及び着信時刻が移動体電話機10から移動体電話制御部122によって取得される(ステップS4)。取得された発信元の電話番号及び着信時刻が着信リスト310に記録され(ステップS5)、着信が特別着信であるか否かの判断を行う特別着信処理が行われ(ステップS6)、さらに着信が緊急着信であるか否かの判断を行う緊急着信処理が行われる(ステップS7)。
図5は、図4の応答メッセージを再生するステップS2での処理内容を詳細に説明するためのフローチャートである。ステップS2では、まず、予めナビゲーションシステム100に設定された目的地と現在時刻に基づいて、目的地到着予定時刻が到着予定時刻算出手段127によって算出され(ステップS21)、目的地到着予定時刻を含む応答メッセージが音声生成手段124によって生成される(ステップS22)。次に、ステップS22で生成された音声の応答メッセージが移動体電話制御部122によって移動体電話機10に再生される(ステップS23)。
図6は、音声生成手段が生成する音声の応答メッセージの一例を示す図であり、図6(a)は、上記の応答メッセージの一例を示す図である。応答メッセージとして、図6(a)に示すように、「ただいま、運転中です。XXXには、後YY分で到着する予定です。」等を用いるのでもよい。
図7は、図4に示すステップS6での特別着信処理の処理内容を詳細に説明するためのフローチャートである。ステップS6では、まず、特別者リスト320から、特別者の電話番号の一覧が演算処理手段123によって取得され(ステップS61)、次に、特別者の氏名の一覧が取得される(ステップS62)。次に、ステップS4で取得された発信元の電話番号に対応する発信者氏名が、移動体電話機10に保持された電話帳中から移動体電話制御部122によって検索される(ステップS63)。次に、検索して得られた発信者氏名がステップS62で取得された特別者の氏名の一覧中のいずれかに一致するか否かが判定される(ステップS64−1)。ステップS64−1で一致した場合、折り返し電話先リスト330の電話番号331に発信元の電話番号、氏名332に発信者氏名、最終着信時刻333に着信リスト310に記録された最終の着信時刻、種別334に特別がそれぞれ記録される(ステップS65)。ステップS64−1で一致しなかった場合、ステップS4で取得された発信元電話番号がステップS61で取得された電話番号の一覧中のいずれかに一致するか否かが判定される(ステップS65)。ステップS64−2で一致した場合、処理はステップS65に進む。ステップS64−2で一致しなかった場合は、特別着信ではないと判断され、ステップS6での処理は終了する。ステップS65で発信元の電話番号、発信者氏名等が折り返し電話先リスト330に記録されたとき、最寄りの駐車場施設を検索する駐車場施設検索処理が行われ(ステップS66)、特別着信のリストが表示画面220に表示され(ステップS67)、折り返し電話をすべき旨の音声の提案メッセージが音声生成手段124によって生成され、スピーカ113によって再生され(ステップS68)、現在の時刻が提案時刻340に記録される(ステップS69)。図6(b)は、上記の提案メッセージの一例を示す図である。提案メッセージとして、図6(b)に示すように、「R件の緊急着信とS件の特別着信があります。駐車場施設までの経路を表示しました。折り返しお電話をおかけ下さい。」等を用いるのでもよい。
図8は、図7に示すステップS66での駐車場施設検索処理の処理内容を詳細に説明するためのフローチャートである。ステップS66では、まず、現在地が現在位置取得手段125から演算処理手段123によって取得され(ステップS601)、ステップS601で取得された現在地に基づいて、ナビゲーションシステム100が保有する地図情報の中から、最寄りの駐車場施設までの経路が経路探索部109によって探索される(ステップS602)。次に、ステップS602で探索された最寄りの駐車場施設までの経路が表示部104によって表示される(ステップS603)。
図9は、図4に示すステップS7での緊急着信処理の処理内容を詳細に説明するためのフローチャートである。ステップS7では、まず、設定時間が緊急着信設定テーブル340から演算処理手段123によって取得され(ステップS71)、次に、設定回数が同様に取得される(ステップS72)。次に、発信元の電話番号と同一の電話番号の着信が設定時間分の過去に遡って着信リスト310中に何件記録されているかが演算処理手段123によって検索され(ステップS73)、この数が設定回数以上か否かが判定される(ステップS74)。ステップS74で設定回数以上と判定されたとき、発信者に関する情報を取得する発信元情報記録処理が行われる(ステップS75)。次に、上記で説明した駐車場施設検索処理が行われ(ステップS76)、緊急着信のリストが表示画面220に表示され(ステップS77)、折り返し電話をすべき旨の音声の提案メッセージが音声生成手段124によって生成され、スピーカ113によって再生され(ステップS78)、現在の時刻が提案時刻340に記録される(ステップS79)。一方、ステップS74で、上記の記録件数が設定回数未満と判定されたとき、ステップS7での処理は終了する。
図10は、図9に示すステップS75での発信元情報記録処理の処理内容を詳細に説明するためのフローチャートである。ステップS75では、まず、発信元の電話番号に対応する発信者の氏名についての検索が、移動体電話機10に記憶された電話帳内で移動体電話制御部122によって行われる(ステップS501)。次に、ステップS501での検索によって発信者の氏名が得られたか否かを判定し(ステップS502)、氏名が得られた場合、発信者の氏名を折り返し電話先リストに記録し(ステップS503)、指名が得られない場合、折り返し電話先リストの対応する氏名の欄に「不明」と記録する(ステップS504)。
図11は、駐車場施設を経過した後に行われる折り返し電話先リストの更新処理を説明するためのフローチャートである。まず、直近に検索した駐車場施設を通過したか否かが、現在位置取得手段125からの現在地情報に基づき、演算処理手段123によって判断され(ステップS11)、経過するまで繰り返される。ステップS11で経過したと判断された場合、移動体電話機10に記憶されている発信履歴の一覧が、移動体電話制御部122によって取得される(ステップS12)。次に、折り返し電話先リスト中の発信元の電話番号又は発信者の氏名と一致する電話番号又は氏名の発信が発信履歴の一覧中にあるか否かの判断が、リスト中のエントリー毎に、演算処理手段123によって行われる(ステップS13)。ステップS13で「ある」と判断され場合、折り返し電話先リスト中の対応する提案時刻が発信の時刻よりも先か否かの判断が行われ(ステップS14)、「先」と判断された場合、該当するエントリーが折り返し電話先リストから削除され(ステップS15)、折り返し電話先リスト中にまだエントリーが残っているか否かが判断される(ステップS16)。ステップS16で「エントリーが残っている」と判断された場合、再度、上記で説明した駐車場施設検索処理で目的地側の最寄りの駐車場施設が検索され(ステップS17)、折り返し電話をすべき旨の提案メッセージがスピーカ113によって再生される(ステップS18)。ステップS13で「ない」と判断され場合、ステップS14で「後」と判断された場合、及びステップS16で「エントリーが残っていない」と判断された場合のうちのいずれかの場合、折り返し電話の相手先の削除処理は終了する。
本発明によるナビゲーションシステムの一実施例を概略的に示すブロック図。 図1に示すユーザインタフェース110の入力手段111及び表示手段112の一例を示す模式図である。 記憶手段に記憶される各リスト及びテーブルについての説明図である。 本発明によるナビゲーションシステムの作用を説明するためのフローチャートである。 図4の応答メッセージを再生するステップS2での処理内容を詳細に説明するためのフローチャートである。 音声生成手段が生成する音声の応答メッセージの一例を示す図である。 図4に示すステップS6での特別着信処理の処理内容を詳細に説明するためのフローチャートである。 図7に示すステップS66での駐車場施設検索処理の処理内容を詳細に説明するためのフローチャートである。 図4に示すステップS7での緊急着信処理の処理内容を詳細に説明するためのフローチャートである。 図9に示すステップS75での発信元情報記録処理の処理内容を詳細に説明するためのフローチャートである。 駐車場施設を経過した後に行われる折り返し電話先リストの更新処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10 移動体電話機
100 ナビゲーションシステム
110 ユーザインタフェース
111 入力手段
112 表示手段
113 スピーカ
120 演算制御処理部
121 記憶手段
122 移動体電話制御手段
123 演算処理手段
124 音声生成手段
125 現在位置取得手段
126 経路探索手段
127 到着予定時刻算出手段
210 設定画面
211、212、221、222 ウィンドウ
213、214、215、216 入力フィールド
220 表示画面
310 着信リスト
311、312、321、322、331、332、333、334、335 リストの欄
320 特別者リスト
330 折り返し電話先リスト
340 緊急着信設定テーブル
341、342 テーブルの欄

Claims (4)

  1. ユーザインタフェース及び演算制御処理部を備え、移動体電話機が接続可能なナビゲーションシステムであって、
    前記ユーザインタフェースが、
    少なくとも、設定時間及び設定回数を含む設定値をユーザに入力させる入力手段と、スピーカとを有し、
    前記演算制御処理部が、
    少なくとも、前記入力手段を介して入力された設定値、前記移動体電話機にあった着信の相手及び着信時間に関する着信情報を含む着信リスト、及び折り返し電話をする相手の折り返し電話先リストを記憶する記憶手段と、
    前記移動体電話機を制御して、少なくとも回線の接続及び切断並びに音声の再生を行わせ、前記着信情報を前記着信リストに更新して記憶させる移動体電話制御手段と、
    前記着信リスト中の同一相手からの着信が前記設定時間内に前記設定回数以上あったか否かに基づいて、折り返し電話をすることが必要か否かを判断し、必要と判断したときに必要とされた相手を前記折り返し電話先リストに記憶させる演算処理手段と、
    着信に応じて前記移動体電話機に再生させる音声の応答メッセージを生成し、前記スピーカに再生させる折り返し電話をすべき旨の提案メッセージを生成する音声生成手段と、
    を有することを特徴とするナビゲーションシステム。
  2. ユーザインタフェース及び演算制御処理部を備え、移動体電話機が接続可能なナビゲーションシステムであって、
    前記ユーザインタフェースが、
    少なくとも、特定の着信相手をユーザに入力させる入力手段と、スピーカとを有し、
    前記演算制御処理部が、
    少なくとも、前記入力手段を介して入力された前記特定の着信相手の特定者リスト、前記移動体電話機にあった着信の相手及び着信時間に関する着信情報を含む着信リスト、及び折り返し電話をする相手の折り返し電話先リストを記憶する記憶手段と、
    前記移動体電話機を制御して、少なくとも回線の接続及び切断並びに音声の再生を行わせ、前記着信情報を前記着信リストに更新して記憶させる移動体電話制御手段と、
    前記着信リスト中の着信相手が前記特定者リスト中のいずれかの前記特定の着信相手であるか否かに基づいて、折り返し電話をすることが必要か否かを判断し、必要と判断したときに必要とされた相手を前記折り返し電話先リストに記憶させる演算処理手段と、
    着信に応じて前記移動体電話機に再生させる音声の応答メッセージを生成し、前記スピーカに再生させる折り返し電話をすべき旨の提案メッセージを生成する音声生成手段と、
    を有することを特徴とするナビゲーションシステム。
  3. 前記ユーザインタフェースが表示手段を有し、前記折り返し電話をすべき旨の提案するときに、前記折り返し電話先リストの一部又は全部を前記表示手段に表示することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のナビゲーションシステム。
  4. 前記記憶手段が地図情報を記憶し、前記演算制御処理部が、現在位置を取得する現在位置取得手段と、前記地図情報及び前記現在位置に基づいて最寄りの駐車場施設までの経路を探索する経路探索手段と、を有し、前記現在位置から前記駐車場施設までの経路を前記表示手段に表示することを特徴とする請求項3に記載のナビゲーションシステム。
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