JP2004354990A - 移動体のレストに対するオーバセンタ付勢を有するカメラ・アッセンブリ - Google Patents

移動体のレストに対するオーバセンタ付勢を有するカメラ・アッセンブリ Download PDF

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Abstract

【課題】部品数が少ないシンプルな機構で2つの対向する位置でのレンズの位置決めが可能なカメラ・アッセンブリを提供すること。
【解決手段】カメラ・アッセンブリは光軸を定義するサポートを有する。移動体は、サポートに対して、光軸に沿って、後退位置から複数の中間位置を通って前進位置まで前後に移動できる。移動体は対向する第一及び第二の接触面を有する。ガイドがサポートから外側へ延びる。ガイドは、第一の接触面の方を向いた前方レストと、第二の接触面の方を向いた後方レストとを有する。これらレストの各々は光軸と一直線上に揃えられる。付勢部は、移動体が後退位置にあるときには移動体を後方レストに対して付勢し、前進位置にあるときには前方レストに対して付勢する。この付勢部は両レスト及び両接触面から離間される。
【選択図】図3

Description

本発明は、写真撮影及び写真機材に係り、特に、光学的一直線上に揃えられたレストに対してオーバセンタ付勢される移動体を有するカメラ・アッセンブリに関する。
ズームレンズ及び連続的に変化する焦点レンズの鏡筒は、継続的に、正確に位置合わせされている必要がある。これは、設計アプローチを制限し、コスト及び複雑さを加え得る。2位置レンズは、これら2つの位置においてのみ、正確な位置決めを必要とする。中間の位置は重要でない。特許文献1は、2つの焦点距離に制限することが可能なカメラについて開示しているが、この利点を活かしていない。開示されている機構は、連続的に変化するレンズの実施形態と同じレンズ系を示している。
特許文献2は、2つの焦点位置間で切り替えが可能な使い捨てカメラについて開示している。このカメラは、特許文献3〜5に開示された連続的に変化し得る焦点合わせ機構に非常に似たカム面に対して継続的に付勢されるレンズホルダを有する。この機構は、比較的シンプルであるが、幾分汎用性に欠ける。なぜなら、位置間でカムのカーブに追従するためにレンズが回転しなければならないからである。
米国特許第4,725,864号明細書 米国特許第6,466,740号明細書 米国特許第5,289,320号明細書 米国特許第5,613,168号明細書 米国特許第3,220,308号明細書
部品数が少ないシンプルな機構で2つの対向する位置でのレンズの位置決めが可能なカメラ・アッセンブリを提供することが望まれる。
本発明は請求項によって定義される。本発明は、より広義の態様において、光軸を定義するサポートを備えたカメラ・アッセンブリを提供する。移動体は、サポートに対して、光軸に沿って、後退位置から複数の中間位置を通って前進位置まで前後に移動できる。移動体は対向する第一及び第二の接触面を有する。ガイドがサポートから外側へ延びる。ガイドは、第一の接触面の方を向いた前方レストと、第二の接触面の方を向いた後方レストとを有する。これらレストの各々は光軸と一直線上に揃えられる。付勢部は、移動体が後退位置にあるときには移動体を後方レストに対して付勢し、前進位置にあるときには前方レストに対して付勢する。この付勢部は両レスト及び両接触面から離間される。
本発明の第1の態様は、カメラ・アッセンブリであって、
光軸を定義するサポートと、
上記サポートに対して、上記光軸に沿って、後退位置から複数の中間位置を通って前進位置まで前後に移動できる移動体と、
上記サポートから外側へ延びるガイドと、
付勢部とを有し、
上記移動体は対向する第一の接触面及び第二の接触面を有し、
上記ガイドは、上記第一の接触面の方を向いた前方レストと、上記第二の接触面の方を向いた後方レストとを有し、
上記レストの各々は上記光軸と一直線上に揃えられ、
上記付勢部は、上記移動体が上記後退位置にあるときには該移動体を上記後方レストに対して付勢すると共に、上記移動体が上記前進位置にあるときには該移動体を上記前方レストに対して付勢し、
上記付勢部は上記レスト及び上記第一及び第二の接触面から離間される、カメラ・アッセンブリである。
本発明の第2の態様は、上記第1の態様に係るカメラ・アッセンブリであって、
上記ガイドに配置されたツイスト・リングを更に有し、
上記ツイスト・リングは上記ガイドに対して上記光軸周りに回転可能であり、
上記ツイスト・リングはカム面を有し、
上記軌道部は上記カム面と係合するカム追従部を有し、
上記付勢部は上記ツイスト・リングに結合される、カメラ・アッセンブリである。
本発明の第3の態様は、上記第2の態様に係るカメラ・アッセンブリであって、
上記ガイドは上記移動体の回転をブロックすると共に上記ツイスト・リングの軸方向変位をブロックする、カメラ・アッセンブリである。
本発明の第4の態様は、上記第1の態様に係るカメラ・アッセンブリであって、
上記付勢部はオーバセンタ機構であり、上記移動体を付勢して上記中間位置から離す、カメラ・アッセンブリである。
本発明の第5の態様は、上記第1の態様に係るカメラ・アッセンブリであって、
上記付勢部はオーバセンタ機構であり、上記移動体を付勢して上記中間位置から離す、カメラ・アッセンブリである。
本発明の第6の態様は、上記第1の態様に係るカメラ・アッセンブリであって、
上記ガイドは、上記後退位置及び上記前進位置において、上記移動体を上記光軸と密接に一直線上となるように保ち、上記中間位置において、上記移動体を上記光軸とおよそ一直線上となるように保つ、カメラ・アッセンブリである。
本発明の第7の態様は、上記第1の態様に係るカメラ・アッセンブリであって、
上記第一の接触面は、上記移動体が上記前進位置にあるとき、上記前方レストと3点接触し、
上記第二の接触面は、上記移動体が上記後退位置にあるとき、上記後方レストと3点接触する、カメラ・アッセンブリである。
本発明の第8の態様は、上記第1の態様に係るカメラ・アッセンブリであって、
上記移動体は、上記中間位置において、上記ガイドに対して旋回可能である、カメラ・アッセンブリである。
本発明の第9の態様は、上記第8の態様に係るカメラ・アッセンブリであって、
上記ガイドは上記移動体の上記光軸周りの回転をゆるくブロックする、カメラ・アッセンブリである。
本発明の第10の態様は、上記第1の態様に係るカメラ・アッセンブリであって、
上記ガイドを上記移動体を囲む、カメラ・アッセンブリである。
本発明の第11の態様は、上記第1の態様に係るカメラ・アッセンブリであって、
上記移動体は、上記前進位置及び上記後退位置においてのみ、上記光軸と一直線上に保持される、カメラ・アッセンブリである。
本発明の第12の態様は、上記第1の態様に係るカメラ・アッセンブリであって、
上記移動体は、上記後退位置及び上記前進位置において、上記光軸と密接な一直線上に保持され、上記中間位置において、上記光軸とおよそ一直線上にゆるく拘束される、カメラ・アッセンブリである。
本発明の第13の態様は、上記第1の態様に係るカメラ・アッセンブリであって、
上記移動体に支持されたレンズ素子を更に有する、カメラ・アッセンブリである。
本発明の第14の態様は、上記第1の態様に係るカメラ・アッセンブリであって、
上記移動体は、上記位置のすべてにおいて、完全に上記ガイド内に配置される、カメラ・アッセンブリである。
本発明の第15の態様は、上記第1の態様に係るカメラ・アッセンブリであって、
上記サポート、上記移動体、及び、上記ガイドの各々は、一体のプラスティック鋳物である、カメラ・アッセンブリである。
本発明の第16の態様は、カメラ・アッセンブリであって、
光軸を定義するサポートと、
上記サポートから上記光軸に沿って外側へ延びるガイドと、
上記ガイド上に配置されたツイスト・リングと、
移動体と
上記ツイスト・リングに結合されたオーバセンタバネとを有し、
上記ガイドは、前方レストと、後方レストと、これら両レストに隣接した中央通路とを有し、
上記ツイスト・リングは上記ガイドに対して上記光軸周りに回転可能であり、
上記ツイスト・リングはカム面を有し、
上記移動体は上記カム面と係合するカム追従部を有し、
上記移動体は、上記ガイドに対して、上記光軸に沿って、後退位置から複数の中間位置を通って前進位置まで前後に移動でき、
上記移動体は、上記前方レストの方を向いた第一の接触面と、上記後方レストの方を向いた第二の接触面とを有し、
上記第一の接触面は、上記移動体が上記前進位置にあるときに、上記前方レストと当接し、
上記第二の接触面は、上記移動体が上記後退位置にあるときに、上記後方レストと当接し、
上記オーバセンタバネは、上記移動体が上記後退位置にあるときには、該移動体を上記後方レストに向けて付勢すると共に、上記移動体が上記前進位置にあるときには、該移動体を上記前方レストに向けて付勢し、
上記オーバセンタバネは上記移動体を付勢して上記中間位置から離す、カメラ・アッセンブリである。
本発明の第17の態様は、上記第16の態様に係るカメラ・アッセンブリであって、
上記ガイドは、上記後退位置及び上記前進位置において、上記移動体を上記光軸と密接に一直線上に堅く保持すると共に、上記中間位置において、上記移動体を上記光軸とおよそ一直線上にゆるく保つ、カメラ・アッセンブリである。
本発明の第18の態様は、上記第16の態様に係るカメラ・アッセンブリであって、
上記第一の接触面は、上記移動体が上記前進位置にあるとき、上記前方レストと3点接触し、
上記第二の接触面は、上記移動体が上記後退位置にあるとき、上記後方レストと3点接触する、カメラ・アッセンブリである。
本発明の第19の態様は、カメラ・アッセンブリであって、
光軸を定義するサポートと、
上記サポートに対して、上記光軸に沿って、後退位置から複数の中間位置を通って前進位置まで前後に移動できる移動体と、
上記移動体を囲むガイドとを有し、
上記移動体は対向する第一の接触面及び第二の接触面を有し、
上記ガイドは上記サポートから外側へ延び、
上記ガイドは上記移動体の上記光軸周りの回転をゆるくブロックし、
上記ガイドは、上記第一の接触面の方を向いた前方レストと、上記第二の接触面の方を向いた後方レストとを有し、
上記レストの各々は上記光軸と一直線上に揃えられ、
上記第一の接触面は、上記移動体が上記前進位置にあるとき、上記前方レストと3点接触し、
上記第二の接触面は、上記移動体が上記後退位置にあるとき、上記後方レストと3点接触する、カメラ・アッセンブリである。
本発明の第20の態様は、上記第19の態様に係るカメラ・アッセンブリであって、
上記移動体を付勢して上記中間位置から離すオーバセンタ機構を更に有する、カメラ・アッセンブリである。
本発明の第21の態様は、上記第20の態様に係るカメラ・アッセンブリであって、
上記オーバセンタ機構は、上記移動体が上記後退位置にあるときには該移動体を上記後方レストに対して付勢すると共に、上記移動体が上記前進位置にあるときには該移動体を上記前方レストに対して付勢する、カメラ・アッセンブリである。
本発明の第22の態様は、上記第21の態様に係るカメラ・アッセンブリであって、
上記ガイドは、上記後退位置及び上記前進位置において、上記移動体を上記光軸と密接に一直線上に堅く保持すると共に、上記中間位置において、上記移動体を上記光軸とおよそ一直線上にゆるく保つ、カメラ・アッセンブリである。
本発明の第23の態様は、上記第21の態様に係るカメラ・アッセンブリであって、
上記ガイド上に配置されたツイスト・リングを更に有し、
上記ツイスト・リングは上記ガイドに対して上記光軸周りに回転可能であり、
上記ツイスト・リングはカム面を有し、
上記移動体は上記カム面と係合するカム追従部を有し、
上記ガイドは上記カム追従部の回転をブロックすると共に上記ツイスト・リングの軸方向変位をブロックする、カメラ・アッセンブリである。
本発明の第24の態様は、上記第23の態様に係るカメラ・アッセンブリであって、
上記オーバセンタ機構は、上記ツイスト・リングに結合され、上記移動体から離間される、カメラ・アッセンブリである。
本発明の第25の態様は、上記第21の態様に係るカメラ・アッセンブリであって、
上記オーバセンタ機構は、上記サポートに旋回可能に接続されると共に上記移動体にスライド可能に結合されたリンクを有し、
上記オーバセンタバネは上記サポート及び上記リンクに結合される、カメラ・アッセンブリである。
部品数が少ないシンプルな機構で2つの対向する位置でのレンズの位置決めが可能なカメラ・アッセンブリが提供されることが本発明の有益的な効果である。
本発明の上記及び他の特徴及び目的並びにそれらを達成するための方法をより詳しく説明する。本発明自体は、添付図面と共に以下に述べる本発明の一実施形態を参照することによってより明らかとなる。
本明細書において、「固定された」という語及び類似の語は、動かない又は変更されない物理的位置又は関係を意味する。また、「カメラ・アッセンブリ」という語は、完全なカメラ、又は、他の部品と共に組み立てられることによって完全なカメラとすることができるカメラの不完全なサブユニット、を指す。「カメラ・アッセンブリ」という語は、完全な使い捨てカメラ、及び、使い捨てカメラのサブアッセンブリ、を含む。「カメラ・アッセンブリ」という語における「カメラ」の用法は、考えられる特定のカメラ・アッセンブリの使用を制限しない。例えば、レンズ系を含む「カメラ・アッセンブリ」は、同じ部品を双眼鏡の部品として用いることを含む。便宜上、カメラ・アッセンブリは、一般的には、完全なカメラにおける個々の機能に関連したより記述的な名前で示される。
ここで特に図1〜4を参照する。カメラ10は、前部カバー16及び後部カバー18を有するシェル内に保持されたフレーム・アッセンブリ12を有する。フレーム・アッセンブリ12は、フレーム20を含む。フレーム20には、他の多くのカメラ部品が取り付けられる。ここに開示する実施形態において、これら部品の1つはレンズ・モジュール22である。レンズ・モジュール22は、フレーム20に結合されるサポート24を含む。
サポート24は、マウント26と、マウント26に結合されるガイド28とを有する。サポート24は、フレーム20に対して、不可逆的に取り付けられてもよく、或いは、着脱可能に取り付けられてもよい。使い捨てカメラをリサイクルするためには、後者の方が便利である。取付方法は任意でよい。サポート24は、フック30及び対応する歯止め(図示せず)によって、フレーム20へ引っかけられてもよい。他の種類の留め具も用いることができる。また、サポート24は、フレーム20に接着されてもよく、或いは、摩擦ばめ又は何らかの他の手段によって保持されてもよい。フレーム20とサポート24、又は、フレーム20とマウント26は、所望であれば一体のプラスティック鋳物として作られてもよく、或いは、各々が一体のプラスティック鋳物として作られてもよい。
カメラ10は、画像を撮り込み、保存するキャプチャ・ユニット32を有する。用いられるキャプチャ・ユニット32の種類は任意でよい。キャプチャ・ユニット32は、写真フィルム上に画像を撮り込むことができる。その場合、フレーム20が一対の対向するチャンバ(図では別々に見えない)を有すると便利である。フィルムは、キャプチャ面(図示せず)を越えてチャンバからチャンバへ巻かれる。フィルム送り34などのフィルム関連部位(図示せず)は、当業者には良く知られた方法で設けることができる。
電子キャプチャ・ユニットを用いる場合、写真フィルムは電子イメージャ(図示せず)に置き換えられる。イメージャは、電子メモリを有する制御システムによって制御される。撮り込まれた画像はメモリに保存される。制御システムは、保存された画像を操作することができる。このような電子キャプチャ・ユニットの特徴は当業者には良く知られている。
当業者には良く知られているフラッシュ・ユニット36及び他のカメラ部品も、カメラ10に含まれてもよい。フラッシュ・ユニット36及び他の部品は、フレーム20にマウントされるか、或いは、フレーム20とカバー16、18との間に保持される。
サポート24は光軸38を定義する。ガイド28は、光軸38に沿ってマウント26から前方へ延び、光軸38に揃えられた中央通路40を取り囲む。「取り囲む」という語及び類似する語は、広義で使われており、円形の形状やギャップ又は開口部の無い構造に限定されない。ここで説明する実施形態では、中央通路40の横断面は略円形である。同様の考察は他の形状をした類似の部位を有する実施形態に適用されることは明らかである。ガイド28は、フレーム20に隣接した後方リム42と、後方リム42に対向した前方リム44とを有する。
マウント26は、ガイド28を受け入れる前方に向けて凹の浅いカップ(図3〜7参照)である。マウント26の中央開口部46は、フレアを低減するために所望でない光をブロックするマスク構造48により、広げることができる。ガイド28は、パチンと閉める、接着される、など何らかの方法によってマウント26に固定的に留められる。マウント26及びガイド28は、2つの部材として設けられるのが便利であるが、一体の部材として設けられることも可能である。
鏡筒50は、後退位置から複数の中間位置を通って前進位置まで光軸38上を中央通路40に沿って前後に移動できる。この動きが直線運動であり、且つガイド28が光軸38周りの鏡筒50の回転を阻止する、ことが好ましい。鏡筒50は、鏡筒50が前進位置及び後退位置のいずれにいても完全にガイド28内に収まってもよく、或いは、鏡筒50が前進位置にあるとき又は前進位置及び後退位置いずれにあるときにも、ガイド28から突き出ていてもよい。ここでは、主に、鏡筒50が前進位置においても後退位置においてもガイド28内に完全に収まる実施形態を例に挙げて、本発明を説明する。前部カバー16は、光軸38に揃えられたカバー開口部52を除き、ガイド28を囲む。あるいは、鏡筒50は、前進位置において又は前進位置及び後退位置の双方において、ガイド28から突き出ていてもよい。その場合、前部カバー16の開口部52のマージンは、鏡筒50(図示せず)を取り囲む。
次に、図8〜12及び図33〜35を参照する。鏡筒50の前進位置及び後退位置は、前部レスト54及び後部レスト56によってそれぞれ区切られる。両レスト54、56は、光軸38に沿って互いに及び中央通路40の各縁から離間して設けられる。鏡筒50は、第一及び第二の接触面58、60を有する。前進位置において、第一の接触面は前部レスト54を押圧する。後退位置において、第二の接触面60は後部レスト56を押圧する。
図8〜10及び図33〜35は、前部レストの一実施形態を示す。図11〜12は別の一実施形態を示す。後部レスト56は、要望に応じて、同じでもよく、異なってもよい。図8〜10及び図33〜35の実施形態において、前部レスト54は、ガイド28の前方リム44に結合された移動ストッパ62aの内表面の一部である(この実施形態は後に詳述する)。
図11及び12の実施形態において、前部レスト54は、前方リム44の内側へ延びる一群の突起又は柱64である。所望であれば、調整可能なレストを設ける代わりに、前方リム44のネジ穴を貫くボルトを用いてもよい。図11及び12において、鏡筒50の第一の接触面58は平らである。図33〜35に示すように、第一の接触面58は、ピン又は他の構造上に設けられてもよい(後に詳述する)。前方リム44及び第一の接触面58の一方又は双方は、突起などを有してもよい。あるいは、前方リム44及び第一の接触面58の一方又は双方は、平らでもよい。
第一及び第二の接触面58、60と前方及び後方リム44、42の各々との間の接触は、三脚、すなわち三点接触、であることが好ましい。例えば、図11及び12の実施形態において、3つの突起64が設けられてもよい。三点接触は、あらゆる傾く危険性を低減すると共に、接触面積も低減する。これにより、製造時の正確な部品位置合わせが簡素化される。
図1〜3及び図8〜10を参照すると、ツイスト・リング66がガイド28上にマウントされた実施形態もある。ツイスト・リング66は、ガイド28を取り囲むか、或いは、ガイド28の周囲の少なくとも一部に沿って延びる。ツイスト・リング66は、ツイスト・リング66の回転により鏡筒50が光軸38に沿って前進位置と後退位置との間で動くように、鏡筒50と機械的に係合する。ツイスト・リング66は、ガイド28の前方リム44及び/又は移動ストッパ62などの他の部品によって、軸方向において所定の位置から動けない。ツイスト・リング66と鏡筒50との間の機械的結合は、カムタイプの前進/後退機構である。他の種類の前進/後退機構を用いることもできる。例えば、ツイスト・リング66及び鏡筒50は、ギアトレイン、カム・スロット又はカム溝に乗ったピン、などによって接続されてもよい。
鏡筒50は、図3及び4に示すように、支持構造として機能する移動体(traveler)68と、移動体68の前端を閉じるキャップ70とを有する。移動体68及びキャップ70の各々は、一体のプラスティック鋳物でもよい。図示した実施形態では、移動体68は、軌道部(tracker)72を含み、光軸38に対して垂直方向に延びる横壁74と、横壁74を取り囲む環状外壁76とを有する。横壁74は、光軸38と一直線上の中央開口部又は主アパーチャ78を有する。
特定の実施形態において、軌道部72は、鏡筒50の主部分82に対して外側へ延びる3つの軌道追従部(track follower)80を有する。軌道追従部80は、移動体68がサポート24に対して傾くのを防ぐのを助けるために、移動体68周りに等間隔で離間されてもよい。各軌道追従部70は、離間した一対の柱84を有する。ツイスト・リング66は、ツイスト・リング66が右方向設定と左方向設定との間で回転するときに移動体68が光軸38に沿って前方及び後方へ動くように、移動体68の軌道部72を受け入れ、移動体68を制約するトラッキング部分86を有する。ツイスト・リング66のトラッキング部分86は、光軸38周りに螺旋状となった一群の内部軌道88である。各軌道88は、移動体68の軌道追従部80の1つをそれぞれ受け入れる。特定の実施形態において、軌道88は、ツイスト・リング66の環状壁90から光軸38へ向けて延びる螺旋状のリブである。軌道88は、個々の軌道追従部80の柱84の間で把持される。あるいは、軌道88は、溝又は一対の平行なフェンスでもよい。この場合、該溝又は一対の平行なフェンスは、この溝に又はこの一対の平行なフェンスの間に乗るように構成された軌道追従部80を受け入れる。また、鏡筒50及びツイスト・リング66の前進/後退機構の部位は入れ替え可能である。例えば、柱84は、鏡筒50ではなく、ツイスト・リング66上に設けられてもよい。
軌道追従部80は、ガイド28の対応するスロット92を貫いて軌道88まで延びる。各スロット92は、光軸38に平行に延びる。図示した実施形態では、3つのスロット92と、対応する3つの軌道88が存在する。軌道追従部80は、ツイスト・リング66が回転するとき、軌道88に沿ってスライドする。軌道追従部80は、サポート24のスロット92によって保持されているため、これにより、鏡筒50は光軸38に沿って内側へ又は外側へ直線的に行き来する。
第一及び第二の接触面58、60は、移動体68の一部である。図33〜35に図示した実施形態において、第一及び第二の接触面58、60は、軌道追従部80の柱84の一部に対向する。
図11及び12に図示した実施形態において、第一及び第二の接触面58、60は、移動体68の前部及び後部である。この実施形態において、ツイスト・リング66は存在しない。代わりに、移動体は、移動体68の柱208を受け入れる回動可能リンク202を用いて、往復運動する。リンク202は、カメラの外部からアクセス可能な回転可能ノブ又は類似の機能(図示せず)に固定的に(動かないように)結合される。ガイド28の軌道部72及びスロット92を上述のように設けることもできるし、或いは、簡素化して設けることもできる。本実施形態において、軌道部は、移動体の移動中、案内と心出しのみを提供する。簡素化の例は、スロット92がガイド28を完全に貫くまで延在しないようにスロット92の深さを制限すると共に、軌道追従部80における柱84の数を減らすことである。
ここでの実施形態の中には、鏡筒50が前進位置及び後退位置のみで使用可能であり、中間位置では使用できない、とするものもある。付勢部94は、後に詳述するように、鏡筒50が中間位置で停止するのを阻止する。これにより、移動体68は、鏡筒50が中間位置にあるときに、光軸38と厳密に一直線上に揃えられる必要がない。ガイド28は、このおよそ整列を提供する。また、ガイド28は、移動体68を前進位置及び後退位置において光軸38と緊密に一直線上に揃ったまま維持する。
特に図33〜35を参照すると、軌道追従部80は、ツイスト・リング66の軌道88及びガイド28のスロット92によって緩く保持されている。ツイスト・リング66は、ガイド28に緩く嵌め込まれている。各軌道追従部70の位置は、個々の軌道88及びスロット92によって決定される。スロット92における軌道追従部80の緩い嵌め合い及びガイド28上でのツイスト・リング66の緩い嵌め合いにより、移動体68が前進位置と後退位置の間で移動中にツイスト・リング66及び移動体68が光軸38に対して角度がずれることが許容される。公差が緩いほど製造コストが下がるという点で、緩い嵌め合いは有益的である。これは問題ではない。なぜなら、移動体68が傾くのは、移動体68の前進位置と後退位置の間の中間位置に限られるからである。前進位置及び後退位置において、移動体68の接触面58、60は、それぞれレスト54、56と係合している。既述のように、移動体68がガイド28に対して傾くリスクを除去するのに更に役立たせるために、レスト54、56と接触面58、60の各々との間に3点接触を設けることができる。
ツイスト・リング66及び軌道88の緩い嵌め合いは、移動体68の他の動きも可能にする。軌道追従部80は、ガイド28の各スロット92に対して光軸38周りに前後にわずかに旋回可能である。これは無視できる。移動体に設けられる光学素子(後述)は、光軸38周りの回転に対して均一な特性を持つことができる。また、移動体68は、光軸38に平行な方向にずれるリスクを有する。この平行なずれは、移動体68の外壁76とガイド28の中央通路40の寸法を接近させることによって制限することができる。これは、ガイド28全体に亘って行われてもよく、或いは、移動体68がそれぞれ前進位置及び後退位置に入るガイド28のフロント及びリアのみで行われてもよい。
ここで図4及び13〜19を参照すると、移動体68にターレット96が配置され、ターレット96は移動体68により支持される。ターレット96は、移動体68と共に、前進位置と後退位置の間に漂う。ターレット96は、1つ又は2つの後部光学素子用座部98、99を有する。座部98、99は、アパーチャ100、102をそれぞれ囲む。ターレット96は、移動体68に対して、移動体68を通り、光軸38に平行な旋回軸104周りに、旋回可能である。ターレット96は、図8及び17に示す第一の位置と図10及び18に示す第二の位置の間で回動する。ここで、第一の位置は、アパーチャ100のうちの1つが光軸38と揃う位置であり、第二の位置は、アパーチャ100が光軸38から離間し、もし存在すれば、第二のアパーチャ102が移動体68の中央開口部78と一直線上となる位置である。
ここに開示した実施形態において、ターレット96は、移動体68の外壁76と光軸38との間に配置される。これは、使い捨てカメラについて有益的である。なぜなら、外壁76は、前部カバー16及び後部カバー18が取り外されるリサイクル段階において衝撃等からターレット96を保護することができるからである。
フロント・レンズ素子106は、光軸38と一直線上に、移動体68の中央開口部78上にマウントされる。1又は複数の追加的光学素子(図示せず)が移動体68内に配置されてもよい。ここに開示した実施形態において、第一のターレット・レンズ素子108は、第一の後部光学素子用座部98の第一の後部アパーチャ100上にマウントされる。第二のターレット・レンズ素子110は、第二の後部光学素子用座部99の第二の後部アパーチャ102上にマウントすることができる。フロント・レンズ素子106及びリア・レンズ素子108及び110並びに(もし存在すれば)他のレンズ素子は、まとめて、撮り込み面に光を向ける撮影レンズ系を有する。リア・レンズ素子108、110はそれぞれ、ターレット96の第一の位置及び第二の位置において、光軸38と一直線上となる。
図33〜35に示した実施形態において、フロント・レンズ素子106及び第一のターレット・レンズ素子108は第一のダブレット・レンズであり、フロント・レンズ素子106及び第二のターレット・レンズ素子110は第二のダブレット・レンズである。第一及び第二のリア・レンズ素子108、110は、異なる光学倍率を有し、第一及び第二のダブレット・レンズの異なる集束距離又は焦点距離を提供する。ターレット・レンズ素子の一方又は双方に加えて又は代えて他の光学素子を設けることもできる。
ここで図4、13〜16、及び41〜44を参照すると、実施形態の中には、シャッター112が横壁74とターレット96の間の移動体68に配置されるものもある。シャッター112は、移動体68と共に、光軸38に沿って前後に動く。シャッター14は、通常は閉じている。閉じているとき、シャッター14は中央開口部76をしっかりと覆っている。
シャッター112は、フレーム20にマウントされたシャッターリリース116を含むシャッター機構114の一部である。ユーザは、シャッターリリース116をリリースして、シャッター112を一瞬開くことができる。中央開口部76がブロックされた閉位置と中央開口部76が開かれた開位置との間で移動体68に対して旋回する単羽根インパクト・シャッターが図示されている。
シャッター14は、シャッター駆動レバー118によって駆動される。シャッター駆動レバー118は、フィルム送り34によって、チャージ状態へチャージされる。ディジタル・カメラは、より簡素な機構によって駆動される同じシャッターを用いてもよく、或いは、別の機械的シャッターを用いてもよく、或いは、イメージャの内部エレクトロニクスと用いられるイメージャに応じてシャッターとして機能する制御システムとを用いてもよい。
フィルム送り34は、フレーム20の上部角近くに回転するようにマウントされた指回し式円形板及び計測円板の組み合わせ120を含む。円板120の一部は、後部カバー18を超えて延在し、カメラ操作者がアクセスできる。所望であれば、円板120は、ユーザによって直接駆動されるのではなく、巻き上げノブ、レバー、電気モータ、などの装置によって駆動されてもよい。
写真フィルム122は、当初、1つのフィルム・チャンバ(図示せず)にコイル状に巻かれており、(図41に矢印121で示された)撮り込み面を越えて、該フィルムの一端がフィルム・カートリッジ76のスプール124によって保持された別のフィルム・チャンバ(図示せず)まで延びる。円板120は、円板120の正回転によりフィルム122がカートリッジ76内に巻かれ、撮り込み面121を過ぎて進むように、円板120をフィルム・カートリッジ・スプール124に接続されたキー(図示せず)を有する。逆方向の回転を防止するために、逆止つめ126が円板120のエッジに対して弾性的に付勢される。
フィルム計測スプロケット128は、フレーム20によって旋回可能に支持されたスプロケット・シャフト130を有する。スプロケット128は、フィルム70の目と係合し、フィルム70が1フィルム・フレームに対応する距離だけ進められるたびに1回転する。
アクチュエータ・ディスク132及びチャージ・カム134は、固定された(動かない)関係を維持するために、スプロケット128と共に一体に作られるか、或いは、スプロケット128と共に組み立てられる。アクチュエータ・ディスク132は、ノッチ136以外には中断されない連続した円周を有する。チャージ・カム134は、一側面上に螺旋状面を有する。
フィルム計測レバー144は、フレーム20によって旋回運動可能に支持される。計測レバー144は、コイルバネ146によって起動方向に付勢される。計測レバー144は、端が歯となった第一のアーム148とつめを備えた第二のアーム150とを有する。計測レバー144の歯の付いたアーム148がアクチュエータ・ディスク132のノッチ136に受け入れられたとき、計測レバー144のつめアーム150は円板120の歯が付いたリムと係合し、フィルム122の進行を一時的にブロックする。
シャッターリリース116は、シャッターリリース116の可撓性アーム140の片持ち端近くに配置されたシャッターボタン138を含む。アーム140は、シャッターボタン138の近くに、ラッチ部材142を担持した垂直つまみを有する。
シャッター駆動レバー118は、バネ152によって付勢される。シャッター駆動レバー118は、シャッター駆動レバー118をバネ152とは反対側のチャージ状態に保持するために、ラッチ部材142によって係合される座154を有する。また、シャッター駆動レバー118は、フィルム送り34のチャージ・カム134と係合するように配置されたカム追従フィンガ154を有する。
1組の連結棒156、158がフレーム20から外へ延びる。第一の連結棒156は、シャッター駆動レバー116と結合される。棒156及びレバー116は一体の鋳物の異なる部分であることが好ましい。連結棒156、158の各々は、対向した第一端及び第二端を有する。第一端同士は、互いに離間しており、各々がフレーム20に対して旋回可能に結合される。平行棒164は、2つの連結棒156、158の第二端に旋回可能に結合される。ストライカー(striker)166が平行棒164と共に移動する。ストライカー164は平行棒164に結合されることが好ましい。
図41に示すように、シャッター駆動レバー118がチャージ状態で、カメラ10が露出可能な状態のとき、シャッター駆動レバー118の座は、ラッチ部材142によって係合され、シャッター駆動レバー118をバネ152とは反対のチャージ状態に保持する。これに先立ち、フィルム進行中、スプロケット128は、計測レバー144の歯付きアーム148がアクチュエータ・ディスク132のノッチ136内にある位置へと回転している。これにより、計測つめアーム150は、バネの影響下で、円板120と係合する。シャッター駆動レバー118のカム追従フィンガは、チャージ・カム134とは接触しない。
写真撮影者がシャッターボタン138を押して露光を開始すると、シャッターリリース116は準備状態からリリース状態へとリリースされる。シャッターボタン138はラッチ部材142を動かしてシャッター駆動レバー118の座との係合から外す。シャッター駆動レバー118は、バネによって、チャージ状態から解放状態へ急激に旋回させられる。これにより、ストライカーはシャッター112の座168と衝突し、シャッター112は閉状態から開状態へ回転する。座168は、シャッター112の残りの部分から光軸38に平行な方向に延びるシャッター112の延長部分170上にある。延長部分170は、移動体68が前進位置及び後退位置にあるときに、座168とストライカー166が重なるようにする。座168の衝突により、シャッター112は光画像を撮り込み面上に露光するアパーチャから離れる。アパーチャは、一瞬、覆われなくなる。ストライカーがシャッター112の座168を通り過ぎると、シャッター112はシャッター戻しバネ169による付勢により、閉状態へ戻る。
フィルム露光が完了すると、シャッター駆動レバー118は、動いて、計測レバー144の下方へ延びるヨーク173と係合する。これにより、計測レバー144は、バネ146によって計測部材上に及ぼされたより弱い力を押さえ込み、非起動位置へ回転する。したがって、計測つめアーム150は、円板120から外れ、計測部材歯付きアーム18はアクチュエータ・ディスク・ノッチ136から引っ込む。これにより、フィルム122を次の有効フレームへ進めるように送り機構34を作動させることができる。
次に、写真撮影者が円板120を正方向に回転させると、フィルム122はスプール124上に巻かれる。これにより、計測スプロケット128は同じ方向に回転する。チャージ・カム134は、シャッター駆動レバー118のフィンガ171と係合し、それを回転させチャージ状態へと戻す。
非常に様々な他の適切なシャッター機構が当業者には既知であると共に現在入手可能なカメラにおいて一般的に用いられている。
ここで、図4、8〜10、及び13〜19を参照する。ターレット96は、対向する表面172及び裏面174を有する。1つ又は2つの後部レンズ素子108、110は、裏面174にもたれて配置される。シャッター112は、表面172と密接に隣接する。ターレット96は、一群のスタンドオフ179に対して旋回する。スタンドオフの各々は、移動体68の横壁74の一部である。スタンドオフ179は、シャッター112が動くための空間を横壁174とターレット96の間に提供する。シャッターは、横壁74及びターレット96の表面174に密接に隣接する。一方又は双方と接触してもよい。スタンドオフは、過剰な摩擦無しで移動体を支持するように構成される。図示した実施形態において、スタンドオフ179は、リブ176と、2以上の点181(図19において最も良く見える)とを有する。
バッカー(backer)178が移動体68に結合される。バッカー178は、サポート24に対して、移動体68と共に移動する。ターレット96は、バッカー178と移動体68の横壁74との間にはまる。バッカー178は、リサイクル中にレンズ・モジュール22がカメラ10の残りの部分から分離され得る使い捨てカメラについて有益的である。なぜなら、バッカー178はターレット96をダメージから保護するのに役立つからである。
次に、図5〜10及び16〜19を参照する。ターレット96は、カム・スロット184内に延び、対向する端186、188間でカム・スロット184に沿って移動するカム追従部180を有する。ターレット96は、カム追従部180がかむスロット184の第一端186へ移動すると、第一の位置へ旋回する。
ターレット96の旋回は、カム追従部180が第一端186に配置されると第一の設定となり、カム追従部180が第二端188に配置されると第二の設定となるように、移動体68の軸方向移動と機械的に同期が取られる。移動体68は、第一の設定において後退位置にあり、第二の設定において前進位置にある。
本発明の特定の実施形態において、サポート24は、第一のカム面192を有し、前方へ延びるカム・フィンガ190を有する。ガイド28は、カム・フィンガ190を受け入れるカム・ノッチ194を有する。カム・ノッチ194は、第二のカム面196を有する。第一のカム面192は、光軸38に平行な想像線に対して傾いている。第二のカム面196は、第一のカム面192と平行で、第一のカム面192から離間している。カム面192、196は相まって、カム・スロット184と、対向した第一端186及び第二端188とを定義する。一体に結合された別部材であるサポート24及びガイド28の上に第一及び第二のカム面192、196を設けることは、サポート24を一体のプラスティック鋳物として、ガイド28を別の一体のプラスティック鋳物として、鋳造することを簡易にするのに有益的である。
次に、主として、図20〜23を参照する。付勢部94は、鏡筒50が前進位置にあるときに第一の接触面58を前部レスト54へ向けて押し、鏡筒50が後退位置にあるときに第二の接触面60を後部レスト56へ向けて押す。また、付勢部94は、鏡筒50を中間位置から前進位置又は後退位置の近い方へ向けて押すことが好ましい。また、付勢部94は、ターレット96に対して直接的に又は間接的に作用し、ターレット96のカム追従部180を、カム・スロット184の第一端186と第二端188の間の中間位置の連続状態から解放し、カム・スロット184の第一端186及び第二端188へ向けて押す。既述のように、これは移動体68の連係している。
付勢部94は、1以上の調整オーバセンタ機構を有する。この鏡筒50を駆動する1以上の調整オーバセンタ機構は、高度な付勢と、正方向に付勢される第一の状態と逆方向に付勢される第二の状態との間の急速な切替とを提供することが非常に好ましい。切り替わるまで付勢力が増加されることが好ましい。
次に、図16〜19の特定の実施形態を参照する。付勢部94は、ターレット96を一実施形態について図8及び17及び図10及び18にそれぞれ示した第一の位置及び第二の位置へ付勢するターレットバネ197を有する。ターレットバネ197は、ターレット96を付勢して、図9に示すような中間位置から離す。また、ターレットバネ197は、ターレット96を上記移動体68に対して継続的に付勢する。図16〜19に示した実施形態において、ターレットバネ197はターレット96を圧迫する第一端199を有する。第二端195は、移動体68の横壁74に取り付けられ、カム追従部180用の空間を提供するために二股に分かれる。
図11及び12に示す実施形態において、付勢部94は、内側端209においてサポート24に旋回可能に結合されたリンク202を有する1つのオーバセンタ機構198を有する。サポート24は柱206を有する。リンク202は、柱206にフィットする穴を有する。リンク202の他端211は、移動体68にスライド可能に結合される。移動体68は、上方へ延びる柱208を有する。リンク202の外側端211は、細長い楕円のような形状の開口部210を有する。開口部210はその内側端212においてわずかにくの字に曲がっている。柱208は、内側端212と外側端214の間で開口部210に沿って移動可能である。
本実施形態において、サポート24は、リンク202の両端205、206の間に、サポート24の残りの部分から前方へ突き出たフランジ216を有する。オーバセンタ機構198は、いずれか一方の端にループを有するオーバセンタバネ200を有する。第一のループはフランジ216へ結合される。第二のループは、リンク202の両端209、211の間でリンク202に結合される。オーバセンタバネ200は、急速に切り替わることと切り替わるまで付勢力を増加させることを特徴とする。
リンク202は、後退位置と前進位置の間における鏡筒50の移動と縦一列に並んで、後退位置と前進位置の間で移動可能である。オーバセンタバネ200が取り付けられたフランジ216は、後退位置においてリンク202の中心線より前方にあり、前進位置においてリンク202の中心線より後方にある。後退位置と前進位置の間を移動中、移動体68の柱208は両端205、206の間を開口部210に沿って移動する。オーバセンタ機構198は、直接的に又は機械的に接続された部品を通じて間接的に鏡筒50を回転させることによって、後退位置と前進位置との間で切り替えられる。
次に、図8〜10及び17〜32の他の実施形態を参照する。ここでも、付勢部94は、各端にそれぞれループ201、203を備えたオーバセンタバネ200を有する。一方のループ201はツイスト・リング66に結合される。他方のループ203はサポート24又はフレーム20の一部であるボス29に結合される。これらループは、各々がそれぞれの一部分から外側へ延びたノブ205、207によって保持される。これらノブ205、207は、ループ201、203を保持するのに役立つノッチ又は類似の物(図示せず)を有してもよい。あるいは、サポート24によって保持されたバネ200が、フレーム20又は別の動かない部分に結合されてもよい。
オーバセンタバネ200は、配置機構218の一部である。配置機構218は、グリップ222とスライド224とを有するアクチュエータ220を有する。グリップ222は、本体の外側からアクセス可能であり、(図示するような)隆起した手に持つ部位、及び/又は、例えばギザギザやザラザラの付いたユーザによる操作を容易にする1以上の部位、を有してもよい。グリップ222は、前部カバー16のくぼみ226内で前後に動くことができる。グリップ222は、くぼみ226の開口部230を貫いて突き出たコネクタ228を有する。開口部230は、くぼみ226内の中心に設けることができ、グリップ222と完全に重なる。これにより光が遮られる。グリップ222の移動はくぼみ226の長さによって制限される。移動は、くぼみ226内の開口部230の長さによっても制限できるが、これはカバー16におけるグリップ222の嵌め合いがユーザにとって緩く見えるかもしれないという点で審美的に魅力に欠けるかもしれない。
アクチュエータ220は、レンズ・モジュール22のガイド28に隣接するアクチュエータ・ベース232にもたれて配置される。アクチュエータ・ベース232は、フレーム20の一部でもよく、或いは、別体の部材でもよく、或いは、サポート24のガイド28又はマウント26と一体であってもよい。例えば、アクチュエータ・ベース232及びガイド28は、一体のプラスティック鋳物の一部であってもよい。これは、配置装置を鏡筒50と揃えることは、大体の場合、ガイド28と並んだアクチュエータ・ベース232の物理的な位置決めの関数である、という点で便利である。特定の実施形態において、ガイド28は、マウント26に引っ掛けられ、アクチュエータ・ベース232及びマウント26はいずれも、使用中に一方が他方に対して曲がるリスクを低減するために、フレーム20に引っ掛けられる。
アクチュエータ220のスライド224は、アクチュエータ・ベース232に支えられ、アクチュエータ・ベース232上を往復移動できる。スライド224は、下段236がアクチュエータ・ベース232の溝238に乗る段差形状(図28参照)を有してもよい。リブ240は下段236から外側へ延びる。リブ240は、アクチュエータ220の移動方向に対して横向きに延びる。リブ240は、1組の対向する面239、241を有する。移行部(transition)242は、下段236に隣接し、上段244へ向けて上方に傾斜する。上段244は、アクチュエータ・ベース232の棚246に寄り掛かる。棚246及び溝238はスライド224が接触するところでは平らであるが、摩擦を減らすために修正されてもよい。溝238と棚246の間のアクチュエータ・ベース232の領域247は、移行部242のためのクリアランスを設けるために、切り落とされる。
アクチュエータ・ベース232は、1組のフランジ248、250(図26〜28参照)を有する。第一のフランジ248は、アクチュエータ・ベース232の溝238と隣接する溝252と重なる。同様の溝254は、アクチュエータ・ベース232の傾斜領域247と隣接する。第二のフランジ250は、第二の溝254と重なる。スライド224の下段236は、第一の溝252にフィットする形状のタング(tang)256を有する。スライド224の上段は、第二の溝254に嵌まる同様のタング257を有する。溝238の両端は開放されており、スライド224はわずかに曲がることができる。これにより、カメラ10の組立中、フランジ248、250の下でスライド224をスライドさせることができる。
つめアーム258は、先端につめ262を有する可撓アーム260を有する。つめアーム258は、スライド224の上段244に結合される。止めリブ264は、アクチュエータ・ベース232から外側へ突き出る。つめアーム258は、止めリブ264に寄り掛かり、アクチュエータ220を、第一の位置と第二の位置の間の中間位置から離し、第一の位置及び第二の位置へ向けて弾性的に付勢する。つめアーム258及び止めリブ264は相まって、アクチュエータ・オーバセンタ機構198aを提供する。このオーバセンタ機構198aは、オーバセンタバネ200を含む第二のオーバセンタ機構又は駆動オーバセンタ機構198bと協働する。
スライド224の上段244は、グリップ222のコネクタ228を受け入れる金具(fitting)266を有する。図示した実施形態において、グリップ222は、スライド224の上段の穴に簡単に嵌め込める。これにより、グリップ222を追加的部品を使用せずに所定の位置に保持することができ、カメラ10の組立が容易になるため、便利である。部品を取り付けるための代替的アプローチは当業者には良く知られている。
アクチュエータ・ベース232は、外側へ延びる柱268と、駆動ユニット座270とを有する。駆動ユニット座270及び柱268は、互いにオフセットされる。駆動ユニット272は、駆動ユニット座270に座らされ、座270を貫いて延びる駆動軸274(図20に示す)周りに旋回可能である。駆動ユニット272及び駆動ユニット座270は、ハブと軸のように嵌め合うこともできるが、いくつかの図に示すように、駆動ユニット座270が縁の付いた穴を有し、駆動ユニットがスナップ・コネクタ273を有する緩い嵌め合いを提供することが便利である
駆動ユニット272は、環状の歯を有するギアホイール276を有する。柱277は、ギアホイール276の外周近くにおいて上方に延びる。駆動ユニット272は、ギアホイール276の外周近くにおいて、ギアホイール276から下方へ延びる1組の下方へ延びるストッパ278、280を有する。柱268及びストッパ278、280は、それぞれに半径方向に配置されてもよいが、図示するように周辺に配置すると、所定のギアホイール・サイズに対して、駆動ユニット272の移動が最大化される。柱268及びストッパ278、280は、延長部分(図示せず)上を更に半径方向外側へ移動させることもできるが、これは装置の組立を複雑にし得る。ギアホイール276はスライド224と重なる。これは、配置装置218が必要とする空間を低減する。
ストッパ278、280は、アクチュエータ220の移動中、リブ240と干渉し得る。ストッパ278、280は、互いに離間して配置される。この間隔は、様々に変化させ得るが、駆動ユニット272の移動方向において180°を越えることが望ましい(後に詳述する)。図20〜32に示す配置装置において、このストッパの間隔は、駆動ユニット272の移動方向において、270°である。180°未満の角度も採用できるが、配置可能な構成要素の所定の移動についてより大きなギアホイール276を用いることが必要となる。これは、ここに記載した配置装置218の利点であるコンパクトさを低減させるものである。
使用中、ギアホイール276は、完全な円状の歯を持つ必要はない。例えば、図20〜32の実施形態において、2つのストッパ278、280の間の90°弧の歯は機能しておらず、除去し得る。組立中には、完成した装置において機能しないにもかかわらず、完全な円の歯が有利となり得る。なぜなら、駆動ユニット272をランダムな向きで所定の位置に置き、正しい方向を向くまでいずれかの方向に回転させることができるからである。そして、正しい向きに達すると、駆動ユニット272が配置可能な構成要素218に組み付けられる。
ツイスト・リング66には、駆動ユニット272の動きと合わせるために、歯が付けられる。すなわち、これらの歯は、駆動ユニット272の機能する歯を補完する。
図20〜32の実施形態において、駆動オーバセンタ機構198bは、アクチュエータ・ベース232及び駆動ユニット272にマウントされる。駆動オーバセンタ機構198bは、2つの対向するアームの各々の一端にループ201、203を有するオーバセンタバネ200を有する。第一のループ201は、駆動ユニット272の柱277にフィットする。第二のループ203は、アクチュエータ・ベース232の柱268にフィットする。オーバセンタバネ200は、駆動ユニット272、歯合させたツイスト・リング6、及び、移動体68を、中間的な方向から離して図21に示す方向へ向けて付勢する。
他の種類のオーバセンタ機構をここに開示したものの代わりに用いることもできる。例えば、つめアーム258及び止めリブ264は、図示したようなオーバセンタバネと置き換えることができる(オーバセンタバネの各ループを保持するためにアクチュエータ・ベース232及びスライダ224に柱が加えられてもよい)。
後退位置と前進位置との間での鏡筒50の切り替えは、ユーザがアクチュエータ220のグリップ222を押すことによって始まる。これにより、アクチュエータ220は第一の位置から第二の位置へ向けて動かされる。アクチュエータ220が第一の位置から離れると、アクチュエータ220のリブ240の第一の面239が駆動ユニット272の第一のストッパ278を押圧する。これにより、駆動ユニット272は中間的な方向の第一のレンジを通り、中央方向に向けて旋回する。この旋回は、アクチュエータ・オーバセンタ機構198a及び駆動オーバセンタ機構198bによって妨害される。アクチュエータ220の動きは、中央レンジの配置に達するまで、継続する。この時点で、アクチュエータ・オーバセンタ機構198aによる付勢は、第二の位置へ向けた付勢に切り替わる。このアクチュエータ・オーバセンタ機構198aによる正方向への付勢は、駆動オーバセンタ機構198bによる継続的な付勢と逆向きである。
駆動ユニット272が中央方向に達すると、駆動オーバセンタ機構198bは駆動ユニット272の旋回に切り替わり、駆動ユニット272を正方向に第二端方向へ付勢する。この時点で、両オーバセンタ機構198a、198bによる付勢は、同じ向きである。アクチュエータ220は、第二の位置に達し、アクチュエータが動きを止めるまで、動き続ける。駆動ユニット272は、駆動オーバセンタ機構198bの正方向付勢下で正方向への移動を続ける。図示する実施形態において、駆動ユニット272は、中央方向に達した後、アクチュエータ220とは独立して動く。これにより、駆動ユニット272の第一のストッパ278はアクチュエータ220のリブ240の第一の面239から離れる。駆動オーバセンタ機構198bの付勢は、駆動ユニット272を中間的な方向の第二のレンジを通って第二端方向へ旋回させる。アクチュエータ220は第二の向きのままである。駆動ユニット272の旋回が続けられている間、駆動ユニット272の第二のストッパ280がやって来て、リブ240の第二の面241に達する。
両位置間での鏡筒の動きは、ストッパ278、280によって区切られてもよく、或いは、ストッパ278、280と1つ又は2つのレストとの双方によって区切られてもよく、或いは、レスト又はサポートの一部のみによって区切られてもよい。前二者の場合、ストッパ278、280は、リブ240から限界位置まで離される。
特定の実施形態において、カメラ10は保定器62を有する。保定器62は、1以上のレンズ素子の位置を定めるのに用いられる。保定器62が鏡筒72の移動を制限するために用いられる場合、保定器62もここでは移動ストッパ62aと呼ばれる。
次に図8〜10及び33〜35を参照する。移動ストッパ62aは、光軸38上に中心を持つ開口部284を有するリング状の一体のプラスティック鋳物である。移動ストッパ62aは、環状の主部分298と、主部分298から軸方向に延びるスキッド(skid)286とを有する。スキッド286及び主部分288は、開口部284から半径方向外側に配置される。スキッド286は、マウント26へ向けて光軸38周りに螺旋状である。スキッドは1以上の傾斜部290を有する。各傾斜部290は光軸38周りの個別の螺旋を定義する。
移動ストッパ62aのスキッド286の傾斜290は、本実施形態では、前部レスト54である。傾斜290は、鏡筒50の第一の接触面58と係合し、更に前方へ移動することをブロックすることによって鏡筒50の前進位置を定める(図34参照)。これらの実施形態においては、既述のように、鏡筒50は、中央通路40に配置された主部分82と、主部分82から外側へ突き出た複数の軌道追従部80とを有する。第一の接触面58は、軌道追従部70の各々の柱84の1つの一部である。第一の接触面58の各部分は、比較的小さく、前進位置において各傾斜部290の半径方向に揃えられた部分のみを接触する。この接触する部分は、傾斜部のうち第一の接触面と接触する部分であり、傾斜部の中のごく一部にすぎない。
図33に示した実施形態において、移動ストッパ62aは、移動ストッパ62aの主部分288から軸方向外側へ延びる1以上の橋脚294も有する。各橋脚294は、弓形であり、部分的に主部分298の周囲に延びる。橋脚294は、1以上の傾斜部290から離間される。各橋脚294は、光軸38に沿って延びる1以上の接触面296を有する。接触面296の各々は、光軸38と平行に主寸法を有する。例えば、図33に示した実施形態において、各橋脚294は、各橋脚の中央において互いに向き合う1組の対向する接触面の第一のペア296と、各橋脚の両端における第二のペア294とを有する。
本実施形態において、ガイド28は、前方リム44を貫いて延びる1以上の連絡通路297を有する。連絡通路297は、中央通路40からは半径方向外側に離間される。各連絡通路297は、リングの一部のような形状であり、各橋脚294と揃えられる。橋脚294は、図34に示すように、各連絡通路297内へ延びてもよく、或いは、各連絡通路297から引っ込んでいてもよく、或いは、各連絡通路297を貫いて延びてもよい。橋脚294が光軸38に沿って前方へ延び、移動ストッパ62aの主部分288が前方リム44より後方にある、ことが今のところ好ましい。あるいは、橋脚294は、光軸38に対して半径方向外側へ延びてもよい。移動ストッパ62aは、前方リム44に隣接するガイド28にマウントされる。移動ストッパ62aのスキッド286は、ガイド28の内部に配置される。傾斜部290はマウント26の方を向いている。図示した実施形態において、スキッド286は、互いに離間され、光軸38周りに均等に離間され、マウント26へ向けて等しく傾いた3つの傾斜部290を有する。
図33〜35に示す移動ストッパ62aは、主部分298の前方セクション300と、軸方向に挿入される、主部分298の後方セクション302とを有する。前方セクション300は、後ろ向きの肩部304を有する。組み立てられたレンズ・モジュール22において、ツイスト・リング66は、マウント26の前方マージン206と移動ストッパ62aの肩部304との間に嵌まる。移動ストッパ62aは、ツイスト・リング66とガイド28の前方リム44との間に嵌まる。
移動ストッパ62aは、スキッド286がサポート24及びフレーム20に対して複数の異なる向きとなるまで光軸38周りに旋回可能である。この旋回は、傾斜部のうち、各傾斜部に沿って第一の接触面と接触している部分をシフトさせる。保定器62は、橋脚294の接触面296の1以上を押すことによって、旋回する。1以上の刃又はピンを備えたスパナ又は他の工具(図示せず)を、1以上の連絡通路内に挿入し、接触面296に寄り掛けて置き、この工具を用いて、保定器62を光軸38周りのいずれかの回転方向に押すことができる。また、橋脚294は、カメラの組立中、前部カバーを配置する前に、手で押すこともできる。
移動ストッパ62aの旋回は、スキッド286及び鏡筒50の相対的な半径方向の配列を変える。移動ストッパ62aが旋回すると、傾斜部290のうち各柱84の一部と接触している部分は各傾斜部290に沿って移動する。これにより、前進位置における第一の接触面58と鏡筒50のレストとの軸方向配置が変わる。移動ストッパ62aは、組立中、個々のカメラ10について、レンズ焦点を補正するために調整される。調整後、移動ストッパ62aは、部品間の摩擦又はクランピングなど固定などにより所定の位置に留められるか、或いは、接着剤や溶接などにより移動ストッパ62aを所定の位置に接着することにより、所定の位置に留められる。
図36、37、及び45に示す別の実施形態において、移動ストッパ62bの複数の橋脚294は、一体に結合され、ガイド28の前方リム44へ延びる連続したつばを形成する。移動ストッパ62bは、前方リム44と移動体62bの内部マージン330との重なりによって所定の位置に保持される。移動ストッパ62bは、それ以外の点については、既述のものと同様である。
前部移動ストッパ62bに加えて又は代えて、後部移動ストッパ(図示せず)が設けられてもよい。後部ストッパは、移動ストッパ62aとは反対側でガイド28にマウントされ、後退位置における鏡筒50の位置を定める。後部移動ストッパは、ガイド28の前方リム44の方を向いたスキッド286を有する。スキッド286及び他の特徴は、これ以外の点については、記述のものと同様である。
特定の実施形態においては、移動ストッパ62a又は他の保定器62を調整するのに、工具の代わりに、カバーガラス310が用いられる。図33、37、37、及び45を参照すると、カバーガラス310は、透明な又はフィルタするウィンドウ312を有する。カバーガラス310は、ウィンドウ312を支持する補強バンド314を有し、衝突に対する補強を備えることができる。調整部316は、マウント26へ延びる1以上のラグ(lug)318を有する。特定の実施形態において、ウィンドウ312は、湾曲しており、光学倍率を持たない。
カバーガラス310は、ガイド28の前方リム44にマウントされてもよく(図33参照)、或いは、移動ストッパ62aにマウントされてもよい(図36、37、及び45参照)。ウィンドウ312は、サポート24の中央通路40と一直線上にある。ラグ318は、移動ストッパ62aの橋脚294の中央において接触面296と係合するように配置される(図33参照)。バンド314は、橋脚294の外側エッジ308と係合する。図33に示す実施形態において、ラグ318は連絡通路297内に延びる(図33及び34参照)。カバーガラス310は、一体のプラスティック鋳物であってもよい。
カバーガラス310は、少なくとも最初は、サポート24に対して光軸38周りに旋回可能である。カバーガラス310が回転すると、ラグ318は移動ストッパ62aを押し、移動ストッパ62aを光軸38周りに旋回させる。
次に図38〜40を参照する。本発明の特定の実施形態において、保定器62bは、移動しないレンズと共に用いられる。このカメラ10において、鏡筒50は、前部レンズホルダ320によって置き換えられる。前部レンズ322は、前部レンズホルダ320に保持される。後部レンズ326は、後部レンズホルダ328に保持される。前部レンズホルダ320の位置は、後部レンズ326に対して、光軸38に沿って調整され、光軸38に沿った1つの位置におけるピント調整を提供する。これは、カメラが組み立てられた後は変えられないままとなる工場調整であってもよく、或いは、ユーザによって調整可能であってもよい。
前部レンズホルダ320は、移動ストッパ62aについて既に既述したのと同じように、前部レンズ322を光軸38に沿って再配置するために、スキッド286の傾斜部290に対して旋回される接触面324を有する。カバーガラス310は、前の実施形態と同じように機能する。カバーガラス310は、前部カバー16にマウントされ、カバーガラス310のラグ318をレンズホルダ320の橋脚294の接触面296に接触させながら光軸38周りに旋回させると、レンズホルダ320を光軸38周りに回転させることができる。図38〜40の実施形態において、橋脚294は、光軸に対して半径方向外側へ延び、連続したリング内に一体に結合される。
本発明を特定の好ましい実施形態について特に参照しながら詳細に説明したが、本発明の意図及び範囲内における変形及び修正が可能であることは明らかである。
本発明に係るカメラの一実施形態の部分的に分解された正面斜視図である。 図1のカメラの正面斜視図である。 図1のカメラのレンズ・モジュールの部分的に分解された正面斜視図である。 図1のカメラの鏡筒の分解された正面斜視図である。 図3のレンズ・モジュールのサポートの斜視図である。 図5のサポートの分解図である。 図5のサポートの側面図(ターレットを含む)である。 鏡筒が前進位置にあり、ターレットが第一の位置にあり、シャッターが閉じている状態における図1のカメラのレンズ・モジュールの部分的に切り取られた斜視図である。 鏡筒が中間位置にあり、ターレットが第一の位置と第二の位置の間の中間位置にあり、シャッターが閉じている状態における図1のカメラのレンズ・モジュールの部分的に切り取られた斜視図である。 鏡筒が後退位置にあり、ターレットが第二の位置にあり、シャッターが閉じている状態における図1のカメラのレンズ・モジュールの部分的に切り取られた斜視図である。 鏡筒が前進位置にある状態における本発明に係るカメラの別の一実施形態の半図式的上面図である。 鏡筒が後退位置にある状態における本発明に係るカメラの別の一実施形態の半図式的上面図である。 フレームと、フィルム送りと、シャッターと、ターレットとを含む図1のフレーム・アッセンブリの、シャッターが閉じており、ターレットが第二の位置にある状態における斜視図である。 図13のフレーム・アッセンブリの部分正面図である。 シャッターが開いた状態における図13のフレーム・アッセンブリの部分正面図である。 図1のカメラの鏡筒の部分的に切り取られた側面図である。 ターレットが第一の位置にある状態における図1のカメラの鏡筒の後部斜視図(バッカー(backer)及びシャッターは省略)である。 ターレットが第二の位置にある状態における図1のカメラの鏡筒の後部斜視図(バッカー及びシャッターは省略)である。 図1のカメラの鏡筒の部分的に展開された後部斜視図である。 本発明のカメラの別の一実施形態の簡易展開斜視図(明確にするために、オーバセンタ機構及び関連部品のみ図示)である。 ツイスト・リングが広角位置にある状態における図20のカメラのアクチュエータ基台、サポート、及びツイスト・リングの正面図である。 ツイスト・リングが望遠位置にある状態における図20のカメラのアクチュエータ基台、サポート、及びツイスト・リングの正面図である。 ツイスト・リングが望遠位置にある状態における図20の配置装置の部分横断面図である。 図20のカメラのカメラ・フレーム、サポート、及びアクチュエータ基台の帳面図である。 アクチュエータ基台を示す図24の部分拡大図である。 アクチュエータの内部サブユニットも示したアクチュエータ基台を示す図24の部分拡大図である。 アクチュエータの外部サブユニットを破線で示した図20のカメラのアクチュエータの正面図である。 図20のカメラのアクチュエータの側面図である。 図20のカメラの駆動ユニットの斜視図である。 図29の駆動ユニットの正面図である。 図29の駆動ユニットの背面図である。 図29の駆動ユニットの底面図である。 カバーガラスの一部を破線で示した図1のカメラの前方移動ストッパの正面斜視図である。 図1のカメラのレンズ・モジュールの部分的に切り取られた正面斜視図である。 図1のカメラのレンズ・モジュールの部分的に切り取られた側面図である。 カバーガラスがレンズ・モジュールから分離された状態における本発明のカメラの別の一実施形態のフレーム・アッセンブリの正面斜視図である。 図36のフレーム・アッセンブリの正面図である。 本発明のカメラの別の一実施形態の部分横断面図である。 図38のフロント・レンズ・ホルダ及びフロント・レンズの正面図である。 本発明のカメラの別の一実施形態のフロント・レンズ・ホルダの正面斜視図である。 シャッターが閉じた状態における図1のカメラのシャッター機構、フィルム送り、及び他の関連部品の上面図である。 シャッターが開いた状態における図1のカメラのシャッター機構、フィルム送り、及び他の関連部品の上面図である。 シャッターが開いた状態にあることを示す図42と同じ部位の上面図である。 図42及び43のシャッター及びシャッター・ドライバの斜視図である。 シャッターが開いた状態(ゆえに図では見えない)における図36のフレーム・アッセンブリの横断面図である。
符号の説明
10 カメラ
12 フレーム・アッセンブリ
16 前部カバー
18 後部カバー
20 フレーム
22 レンズ・モジュール
24 サポート
26 マウント
28 ガイド
30 フック
32 キャプチャ・ユニット
34 フィルム送り
36 フラッシュ・ユニット
38 光軸
40 中央通路
42 後方リム
44 前方リム
48 マスク構造
50 鏡筒
54 前部レスト
56 後部レスト
62 移動ストッパ
64 突起
66 ツイスト・リング
68 移動体
70 キャップ
72 軌道部
74 横壁
76 環状外壁
80 軌道追従部
86 トラッキング部分
88 内部軌道
90 環状壁
92 スロット
94 付勢部
96 ターレット
98、99 後部光学素子用座部
100、102 アパーチャ
104 旋回軸
106 フロント・レンズ素子
108 第一のターレット・レンズ素子
110 第二のターレット・レンズ素子
112 シャッター
114 シャッター機構
116 シャッターリリース
118 シャッター駆動レバー
120 円板
121 撮り込み面
122 写真フィルム
124 スプール
126 逆止つめ
128 フィルム計測スプロケット
130 スプロケット・シャフト
132 アクチュエータ・ディスク
134 チャージ・カム
136 ノッチ
138 シャッターボタン
140 可撓性アーム
142 ラッチ部材
144 フィルム計測レバー
146 コイルバネ
148 歯付きアーム
150 つめアーム
152 バネ
154 座
156、158 連結棒
164 平行棒
166 ストライカー
168 座
171 フィンガ
173 ヨーク
176 リブ
178 バッカー
179 スタンドオフ
180 カム追従部
184 カム・スロット
190 カム・フィンガ
194 カム・ノッチ
197 ターレットバネ
198 オーバセンタ機構
200 オーバセンタバネ
201、203 ループ
202 リンク
205、207 ノブ
216 フランジ
218 配置機構
220 アクチュエータ
222 グリップ
224 スライド
226 くぼみ
228 コネクタ
232 アクチュエータ・ベース
240 リブ
242 移行部
246 棚
248、250 フランジ
256 タング
258 つめアーム
260 可撓アーム
262 つめ
264 止めリブ
266 金具
270 駆動ユニット座
272 駆動ユニット
273 スナップ・コネクタ
274 駆動軸
276 ギアホイール
278、280 ストッパ
286 スキッド
290 傾斜部
294 橋脚
297 連絡通路
300 前方セクション
302 後方セクション
304 肩部
310 カバーガラス
312 ウィンドウ
314 補強バンド
316 調整部
318 ラグ
320 前部レンズホルダ
322 前部レンズ
326 後部レンズ
328 後部レンズホルダ

Claims (3)

  1. カメラ・アッセンブリであって、
    光軸を定義するサポートと、
    前記サポートに対して、前記光軸に沿って、後退位置から複数の中間位置を通って前進位置まで前後に移動できる移動体と、
    前記サポートから外側へ延びるガイドと、
    付勢部とを有し、
    前記移動体は対向する第一の接触面及び第二の接触面を有し、
    前記ガイドは、前記第一の接触面の方を向いた前方レストと、前記第二の接触面の方を向いた後方レストとを有し、
    前記レストの各々は前記光軸と一直線上に揃えられ、
    前記付勢部は、前記移動体が前記後退位置にあるときには該移動体を前記後方レストに対して付勢すると共に、前記移動体が前記前進位置にあるときには該移動体を前記前方レストに対して付勢し、
    前記付勢部は前記レスト及び前記第一及び第二の接触面から離間される、ことを特徴とするカメラ・アッセンブリ。
  2. カメラ・アッセンブリであって、
    光軸を定義するサポートと、
    前記サポートから前記光軸に沿って外側へ延びるガイドと、
    前記ガイド上に配置されたツイスト・リングと、
    移動体と
    前記ツイスト・リングに結合されたオーバセンタバネとを有し、
    前記ガイドは、前方レストと、後方レストと、これら両レストに隣接した中央通路とを有し、
    前記ツイスト・リングは前記ガイドに対して前記光軸周りに回転可能であり、
    前記ツイスト・リングはカム面を有し、
    前記移動体は前記カム面と係合するカム追従部を有し、
    前記移動体は、前記ガイドに対して、前記光軸に沿って、後退位置から複数の中間位置を通って前進位置まで前後に移動でき、
    前記移動体は、前記前方レストの方を向いた第一の接触面と、前記後方レストの方を向いた第二の接触面とを有し、
    前記第一の接触面は、前記移動体が前記前進位置にあるときに、前記前方レストと当接し、
    前記第二の接触面は、前記移動体が前記後退位置にあるときに、前記後方レストと当接し、
    前記オーバセンタバネは、前記移動体が前記後退位置にあるときには、該移動体を前記後方レストに向けて付勢すると共に、前記移動体が前記前進位置にあるときには、該移動体を前記前方レストに向けて付勢し、
    前記オーバセンタバネは前記移動体を付勢して前記中間位置から離す、ことを特徴とするカメラ・アッセンブリ。
  3. カメラ・アッセンブリであって、
    光軸を定義するサポートと、
    前記サポートに対して、前記光軸に沿って、後退位置から複数の中間位置を通って前進位置まで前後に移動できる移動体と、
    前記移動体を囲むガイドとを有し、
    前記移動体は対向する第一の接触面及び第二の接触面を有し、
    前記ガイドは前記サポートから外側へ延び、
    前記ガイドは前記移動体の前記光軸周りの回転をゆるくブロックし、
    前記ガイドは、前記第一の接触面の方を向いた前方レストと、前記第二の接触面の方を向いた後方レストとを有し、
    前記レストの各々は前記光軸と一直線上に揃えられ、
    前記第一の接触面は、前記移動体が前記前進位置にあるとき、前記前方レストと3点接触し、
    前記第二の接触面は、前記移動体が前記後退位置にあるとき、前記後方レストと3点接触する、ことを特徴とするカメラ・アッセンブリ。
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