JP2004354166A - 原子炉出力監視装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】原子炉の炉心に設置された中性子検出器から信号を受けて原子炉の局所出力値を表すディジタル化されたシリアル信号を出力する複数の検出器信号処理部6と、前記複数の検出器信号処理部6から前記シリアル信号を受けて前記シリアル信号をディジタル的に加算し平均化処理して原子炉の平均出力値を算出する平均化処理部23とを備えた構成とする。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、原子炉の出力領域運転時に使用され、原子炉炉心内に設置された中性子検出器より出力される検出信号に基づいて炉内の中性子束レベルを監視する原子炉出力監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の原子炉出力監視装置はたとえば下記特許文献1に記載されているが、図12に示すような構成になっている。すなわち、複数の中性子検出器1を接続した信号処理ユニット12を備え、信号処理ユニット12は、複数の検出器信号処理カード6と、これらの検出器信号処理カード6にパラレルバス11を介して接続された伝送カード13とディジタル出力カード7とディジタル入力カード8とアナログ出力カード9とHM(ヒューマンマシン)インターフェースカード14とメインCPUカード10を備えている。検出器信号処理カード6は増幅器とディジタル信号変換部2とCPU3aとプログラム用ROM4aとRAM5aとバスインターフェース15aを備えている。メインCPUカード10はバスインターフェース15bとCPU3bとプログラム用ROM4bとRAM5bとシリアル入出力部(SIO)を備えている。
【0003】
このような構成の原子炉出力監視装置において、信号処理ユニット12の検出器信号処理カード6には原子炉内に設置された複数の中性子検出器1からの信号が入力される。そして、中性子検出器1からの信号は、ディジタル信号変換部2でディジタル化された後にCPU3aによってディジタルフィルタ処理が実施され、その結果は、RAM5aに各検出器1の局部出力値(LPRM値)として格納される。RAM5aに格納されたLPRM値は、CPU3aにて各LPRM値のトリップ判定、各LPRM値からの平均出力値(APRM値)演算処理、熱出力値(TPM値)演算処理、トリップ判定処理が行われ、異常時にはパラレルバス11を介してディジタル出力カード7からトリップ出力を出力し、アナログ出力カード9からAPRM値等の演算結果を外部にアナログ出力する。
【0004】
【特許文献1】
特開平7−294688号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の原子炉出力監視装置において、検出器信号は、検出器信号処理カード6およびパラレルバス11を介して、メインCPUカード10に伝送される。複数ある検出器信号処理カード6のうちの1枚のカードのバスが故障すると、残りの検出器信号処理カード6からのLPRM値も取り込むことができなくなる。その結果、全ての中性子検出器1からの信号を取り込むことができなくなり、原子炉出力を監視することができなくなる。
【0006】
そこで本発明は、複数備えられた中性子検出器信号処理部のうち、一部のものが故障しても原子炉出力の監視を継続することのできる原子炉出力監視装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、原子炉の炉心に設置された中性子検出器から信号を受けて原子炉の局所出力値を表すディジタル化されたシリアル信号を出力する複数の検出器信号処理部と、前記複数の検出器信号処理部から前記シリアル信号を受けて前記シリアル信号をディジタル的に加算し平均化処理して原子炉の平均出力値を算出する平均化処理部とを備えた構成とする。
【0008】
請求項2の発明は、前記平均化処理部は、前記シリアル信号の有無によって前記検出器信号処理部の動作状況を監視し異常のときは加算および平均化演算から除外する診断回路部を備えている構成とする。
【0009】
請求項3の発明は、前記平均化処理部は、特定の前記検出器信号処理部からのシリアル信号を加算および平均化演算から除外する検出器除外設定部を備えている構成とする。
【0010】
請求項4の発明は、前記平均化処理部は、前記検出信号処理部からのシリアル信号が適正であるかチェックし、適正でないシリアル信号を加算および平均化演算から除外する判定回路部を備えている構成とする。
【0011】
請求項5の発明は、前記検出信号処理部は、入力部に設けられた校正信号発生回路と、通常動作モード、校正モードおよびバイパスモードの動作状態を設定する動作状態設定部とを備えて、前記シリアル信号に自己の動作状態情報を付加し、前記平均化処理部は、前記検出器信号処理部が通常動作モード以外の状態の場合には加算および平均化演算から除外する判定回路部を備えている構成とする。
【0012】
請求項6の発明は、前記検出信号処理部は、前記検出信号処理部において使用する電源電圧、高圧電源電圧および基準電圧等の動作状況を監視する監視部と、この監視部からの情報を時系列として前記平均化処理部にシリアル伝送をするシリアル信号変換部とを備え、前記平均化処理部は、前記監視部からの情報を判定値と比較して前記検出器信号処理部の動作状況を監視し、異常のときは加算および平均化演算から除外する判定回路部を備えている構成とする。
【0013】
請求項7の発明は、前記監視部からの情報をシリアル伝送するシリアル信号変換部は、原子炉の局所出力値とシリアル伝送するシリアル信号変換部である構成とする。
請求項8の発明は、複数の平均化処理部を備え、前記複数の検出器信号処理部はそれぞれ複数の前記平均化処理部に接続されている構成とする。
【0014】
請求項9の発明は、前記検出器信号処理部は、前記平均化処理部から送られてくるトリップ設定値および検出器信号補正係数を含むパラメータを記憶するパラメータ記憶部と、前記平均化処理部からのパラメータ変更要求時に検出器信号とパラメータ情報を時系列的にシリアル伝送を行うシリアル信号変換部とを備え、前記平均化処理部は、要求データと応答データをチェックしチェック結果が不正である場合には異常を外部に出力する判定回路部を備えている構成とする。
【0015】
請求項10の発明は、前記検出器信号処理部および前記平均化処理部は共通のマザーボード上に実装されている構成とする。
請求項11の発明は、前記検出器信号処理部および前記平均化処理部の内部回路は高集積ICで構成され、前記内部回路の機能検証に必要な信号を前記高集積ICから出力するモニタ信号部を備えている構成とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
本発明の第1の実施の形態の原子炉出力監視装置は、図1に示すように、複数の中性子検出器1を接続した信号処理ユニット12を備え、この信号処理ユニット12は、複数の検出器信号処理部である複数の検出器信号処理カード6と、平均化処理部である平均化処理カード23を備えている。検出器信号処理カード6はディジタル信号変換部2とディジタルフィルタ部16aとアナログ出力部17aとトリップ判定部18aとシリアル信号変換部19を備えている。平均化処理カード23は検出器1に対応した複数のパラレル信号変換部20とこの複数の各パラレル信号変換部20からの信号が入力される平均化回路部21とディジタルフィルタ部16bとアナログ出力部17bとトリップ判定部18bとデータ伝送部22を備えている。大型の原子炉炉心では例えば208本の検出器1が設けられ、検出器52本に1台、全4台の信号処理ユニット12が設けられる。
【0017】
検出器信号処理カード6には、原子炉内に設置された検出器1からの信号が入力される。入力された信号はディジタル信号変換部2でディジタル化され、ディジタルフィルタ部16aでフィルタ処理され、局所出力値(LPRM値)となる。このLPRM値はトリップ判定部18aにおいて設定値と比較され設定より大きいときまたは小さいときはトリップ出力を発生する。
【0018】
また、前記LPRM値はシリアル信号変換部19を介して、シリアル伝送にて平均化処理カード23に入力される。信号処理ユニット12内には複数の検出器1の信号を処理するために、検出器1と同数の検出器信号処理カード6が実装され、検出器信号処理カード6のシリアル信号変換部19からの出力は独立なシリアル伝送にて平均化処理カード23に入力される。
【0019】
平均化処理カード23では、パラレル信号変換部20を介して、信号処理ユニット12内全ての検出器信号処理カード6からの信号が平均化回路部21に入力される。平均化回路部21では、ディジタル的に加算、平均化処理を行い、平均出力値(APRM値)と熱出力値(TPM値)を求める。その信号は、ディジタルフィルタ部16bを介して、アナログ出力部17b及び、トリップ判定部18b、データ伝送部22に入力される。そしてアナログ出力部17bを介してアナログ出力、トリップ判定部18bを介してトリップ出力が行われる。また、データ伝送部22を介して、上位計算機に対してLPRM値、APRM値、TPM値、トリップ判定結果を伝送出力する。
【0020】
この第1の実施の形態の原子炉出力監視装置においては、複数の検出器信号処理カード6からの信号を、独立した接続で平均化処理カード23に入力するので、検出器信号処理カード6が故障したときでも原子炉出力監視機能を喪失することがない。
【0021】
なお、信号処理ユニット12のハードウェア的な構成は次のようなものとするのがよい。すなわち、図2に示すように、複数の検出器信号処理カード6と、1枚の平均化処理カード23をマザーボード(プリント板)32に実装し、複数の検出器信号処理カード6と1枚の平均化処理カード23の接続をマザーボード32上で行う。また、検出器信号処理カード6と検出器1の接続はマザーボード32の背面に設けた検出器用コネクタ33で行い、アナログ出力との接続はアナログ用コネクタ34で行い、トリップ出力との接続はトリップ用コネクタ35で行い、上位計算機との入出力接続は伝送用コネクタ36で行う。さらに、マザーボード32上での信号はアナログ系信号とディジタル系信号を分離し、ディジタル系信号からのノイズがアナログ系に廻りこまないようにする。
この構成によれば、各接続をマザーボード32を介して行うことで、接続配線数を削減することができ、信頼性が向上する。
【0022】
この第1の実施の形態の原子炉出力監視装置における平均化処理カードは図3に示すような構成としてもよい。半導体技術の進歩により、図1に示した検出器信号処理カード6と平均化処理カード23のディジタル信号処理部分は1つの高集積ICで構成することが可能である。しかし、そのようにすると高集積であるために機能検証も複雑なものとなる。そこで、例えば平均化処理カード23の場合、図3に示すように、パラレル信号変換部20と平均化回路部21とディジタルフィルタ部16bとトリップ判定部18bとデータ伝送部22を1つの高集積IC37で構成する。各部の信号のうち平均化回路部21への入力信号をモニタ信号部38へ出力し、ディジタルフィルタ部16bへの入力信号をモニタ信号部39へ出力し、データ伝送部22への入力信号をモニタ信号部40へ出力する。パラレル信号変換部20の動作の検証は、平均化処理カード23への入力信号とモニタ信号部38の信号の比較で行い、平均化回路部21の動作の検証はモニタ信号部38の信号とモニタ信号部39の信号の比較で行う。
【0023】
この変形例によれば、各部の入出力をモニタとすることができるので、機能検証を容易に行うことができる。また、高集積IC37の内部ロジックでの不適合時にも機能単位での不適合箇所の切り分けを行うことができ、保守性が向上する。
【0024】
つぎに本発明の第2の実施の形態を説明する。
本発明の第2の実施の形態の原子炉出力監視装置は、図4に示すように、複数の中性子検出器1を接続した信号処理ユニット12を備え、この信号処理ユニット12は、複数の検出器信号処理部である複数の検出器信号処理カード6と、平均化処理部である平均化処理カード23を備えている。検出器信号処理カード6はディジタル信号変換部2とディジタルフィルタ部16aとアナログ出力部17aとトリップ判定部18aとシリアル信号変換部19を備えている。平均化処理カード23は診断回路24とパラレル信号変換部20と平均化回路部21とディジタルフィルタ部16bとアナログ出力部17bとトリップ判定部18bとデータ伝送部22を備えている。
【0025】
平均化処理カード23のパラレル信号変換部20に並列に設けた診断回路24は検出器信号処理カード6からの信号有無(断線や故障等による信号の有無)を検知する。診断回路24が異常検知した時には、平均化回路部21での加算、平均化演算から当該信号を除外する。また、その異常情報を外部に出力する。そして、原子炉出力監視を継続して行う。
【0026】
この第2の実施の形態の原子炉出力監視装置は、診断回路24によってシリアル信号の異常を検知することで、シリアル信号異常時にも、その信号を平均化処理回路に入力せずに平均化処理を正常に行うことができ、原子炉出力監視機能の信頼性が向上する。また、外部にその異常情報を出力することにより、保守性が向上する。
【0027】
つぎに本発明の第3の実施の形態を説明する。
本発明の第3の実施の形態の原子炉出力監視装置は、図5に示すように、複数の中性子検出器1を接続した信号処理ユニット12を備え、この信号処理ユニット12は、複数の検出器信号処理部である複数の検出器信号処理カード6と、平均化処理部である平均化処理カード23を備えている。検出器信号処理カード6はディジタル信号変換部2とディジタルフィルタ部16aとアナログ出力部17aとトリップ判定部18aとシリアル信号変換部19を備えている。平均化処理カード23はパラレル信号変換部20と平均化回路部21とディジタルフィルタ部16bとアナログ出力部17bとトリップ判定部18bとデータ伝送部22と検出器除外設定部25を備えている。
【0028】
平均化処理カード23に設けた検出器除外設定部25の設定により、平均化回路部21での加算および平均化演算から当該選択された検出器1からの信号を除外する。これにより、検出器信号処理カード6の異常時にはその検出器から出力される異常信号を容易に平均化処理から除外して、他の信号によって継続して原子炉出力を監視する。
【0029】
この第3の実施の形態の原子炉出力監視装置は、異常な検出器信号処理カード6からの信号を平均化処理カード23側で、平均化回路部21での加算および平均化演算から除外することができるので、検出器信号処理カード6が故障した時に修理を容易に行うことができ、保守性が向上する。
【0030】
つぎに本発明の第4の実施の形態を説明する。
本発明の第4の実施の形態の原子炉出力監視装置は、図6に示すように、複数の中性子検出器1を接続した信号処理ユニット12を備え、この信号処理ユニット12は、複数の検出器信号処理部である複数の検出器信号処理カード6と、平均化処理部である平均化処理カード23を備えている。検出器信号処理カード6はディジタル信号変換部2とディジタルフィルタ部16aとアナログ出力部17aとトリップ判定部18aとシリアル信号変換部19を備えている。平均化処理カード23はパラレル信号変換部20と判定回路部26と平均化回路部21とディジタルフィルタ部16bとアナログ出力部17bとトリップ判定部18bとデータ伝送部22を備えている。
【0031】
平均化処理カード23のパラレル信号変換部20と平均化回路部21の間に設けられた判定回路部26はシリアル信号の適正チェックを行う。チェック結果が不正である場合には、平均化回路部21での加算、平均化演算から当該信号を除外して、異常時にも正常に原子炉出力を継続して監視する。
【0032】
この第4の実施の形態の原子炉出力監視装置は、判定回路部26によりシリアル信号の異常を検知することで、シリアル信号異常時にも、検出器信号の平均化処理を正常に行うことができ、原子炉出力監視機能の信頼性を向上させることができる。
【0033】
つぎに本発明の第5の実施の形態を説明する。
この第5の実施の形態の原子炉出力監視装置は、図7に示すように、複数の中性子検出器1を接続した信号処理ユニット12を備え、この信号処理ユニット12は、複数の検出器信号処理部である複数の検出器信号処理カード6と、平均化処理部である平均化処理カード23を備えている。検出器信号処理カード6はディジタル信号変換部2とディジタルフィルタ部16aとアナログ出力部17aとトリップ判定部18aとシリアル信号変換部19,29と校正信号発生回路28と動作状態設定部27を備えている。平均化処理カード23はパラレル信号変換部20と判定回路部26と平均化回路部21とディジタルフィルタ部16bとアナログ出力部17bとトリップ判定部18bとデータ伝送部22を備えている。
【0034】
検出器信号処理カード6に設けた動作状態設定部27は検出器信号処理カード6の通常動作、校正、バイパスの動作状態を設定する。校正信号発生回路28は前記校正のための信号を出力する。シリアル信号変換部29はオンライン試験用のシリアル信号を出力する。平均化処理カード23へのシリアル信号に検出器信号処理カード6の動作状態情報が付加され、動作状態が校正の時には、校正信号発生回路28からの信号が入力される。また、平均化処理カード23に設けられた判定回路部26は、シリアル信号内の動作状態情報をチェックし、通常動作以外の状態のときには平均化処理部21での加算、平均化演算から当該信号を除外する。
【0035】
この第5の実施の形態の原子炉出力監視装置は、動作状態設定部27と校正信号発生回路28とシリアル信号変換部29を設けたので、オンラインで検出器信号処理カード6の試験を行うことができ、保守性を向上させることができる。
【0036】
つぎに本発明の第6の実施の形態を説明する。
本発明の第6の実施の形態の原子炉出力監視装置は、図8に示すように、複数の中性子検出器1を接続した信号処理ユニット12を備え、この信号処理ユニット12は、複数の検出器信号処理部である複数の検出器信号処理カード6と、平均化処理部である平均化処理カード23を備えている。検出器信号処理カード6は電源電圧監視部30とディジタル信号変換部2とディジタルフィルタ部16aとアナログ出力部17aとトリップ判定部18aとシリアル信号変換部19,19aを備えている。平均化処理カード23はパラレル信号変換部20,20aと平均化回路部21とディジタルフィルタ部16bとアナログ出力部17bとトリップ判定部18bとデータ伝送部22と判定回路部26を備えている。
【0037】
電源電圧監視部30は検出器信号処理カード6内部の電源電圧、検出器1に印加する高圧電源電圧、A/D変換に必要な基準電源電圧等をディジタル値に変換し監視する。シリアル信号変換部19aは前記変換されたデータを平均化処理カード23にLPRM信号とは別に時系列のシリアル信号で伝送する。平均化処理カード23に設けたパラレル信号変換部20aは前記データを受信し、判定回路部26は受信データの判定を行う。受信データが異常のときは、平均化回路部21での加算、平均化演算から当該信号を除外する。また、判定回路部26で検知した異常を外部に出力する。このようにして異常時にも正常に原子炉出力を継続して監視する。
【0038】
この第6の原子炉出力監視装置は、電源電圧監視部30〜判定回路部26により検出器信号処理カード6の異常を検知し、異常時にはその信号を平均化処理から除外することで平均化処理を正常に行うことができ、原子炉出力監視機能の信頼性を向上させることができる。また、外部に異常を出力することにより、保守性を向上させることができる。
【0039】
つぎに本発明の第7の実施の形態を説明する。
本発明の第7の実施の形態の原子炉出力監視装置は、図9に示すように、複数の中性子検出器1を接続した信号処理ユニット12を備え、この信号処理ユニット12は、複数の検出器信号処理部である複数の検出器信号処理カード6と、平均化処理部である平均化処理カード23を備えている。検出器信号処理カード6は電源電圧監視部30とディジタル信号変換部2とディジタルフィルタ部16aとアナログ出力部17aとトリップ判定部18aとシリアル信号変換部19を備えている。平均化処理カード23はパラレル信号変換部20と平均化回路部21とディジタルフィルタ部16bとアナログ出力部17bとトリップ判定部18bとデータ伝送部22と判定回路部26を備えている。
【0040】
電源電圧監視部30のデータはシリアル信号変換部19によってLPRM信号と同じシリアル信号で時系列に伝送される。また、平均化処理カード23に設けられたパラレル信号変換部20は、前記データを受信し、判定回路部26は受信データの判定を行う。平均化処理カード23の判定回路部26では、この電圧値を判定値と比較し、検出器信号処理カード6の動作状態を判定し、異常時には、平均化回路部21での加算、平均化演算から当該信号を除外する。また、判定回路部26で検知した異常を外部に出力する。このようにして異常時にも正常に原子炉出力を継続して監視する。
【0041】
この第7の実施の形態の原子炉出力監視装置は、電源電圧監視部30〜判定回路部26により検出器信号処理カード6の異常を検知し、異常時にはその信号を平均化処理から除外することで平均化処理を正常に行うことができ、原子炉出力監視機能の信頼性を向上させることができる。また、外部に異常を出力することにより、保守性を向上させることができる。
【0042】
つぎに本発明の第8の実施の形態を説明する。
この第8の実施の形態の原子炉出力監視装置は、図10に構成図を示すように、複数の中性子検出器1を接続し、かつ、光ケーブル31によって相互に接続された信号処理ユニット12を備え、この信号処理ユニット12は、複数の検出器信号処理部である複数の検出器信号処理カード6と、平均化処理部である平均化処理カード23を備えている。検出器信号処理カード6はディジタル信号変換部2とディジタルフィルタ部16aとアナログ出力部17aとトリップ判定部18aとシリアル信号変換部19を備えている。平均化処理カード23はパラレル信号変換部20と平均化回路部21とディジタルフィルタ部16bとアナログ出力部17bとトリップ判定部18bとデータ伝送部22を備えている。すなわち、検出器信号処理カード6にシリアル信号変換部19を2系統設け、信号を必要とする2系統の平均化処理カード23に光ケーブル31で接続した構成である。
【0043】
この第8の実施の形態によれば、検出器1の数が少ない(例えば80個)小型炉の場合でも、信号処理ユニット12間で検出器1の信号の受け渡しを行い、平均化処理カード23あたりの検出器1の数を増やすことができる。信号の受け渡しは、系統間の物理的分離が守られ、高い測定精度が得られる。したがって、検出器1の数が少ない小型炉に対しても、系統仕様に適合した出力監視システムを容易に構成することができる。
【0044】
つぎに本発明の第9の実施の形態を説明する。
本発明の第9の実施の形態の原子炉出力監視装置は、図11に示すように、複数の中性子検出器1を接続した信号処理ユニット12を備え、この信号処理ユニット12は、複数の検出器信号処理部である複数の検出器信号処理カード6と、平均化処理部である平均化処理カード23を備えている。検出器信号処理カード6はディジタル信号変換部2とディジタルフィルタ部16aとアナログ出力部17aとトリップ判定部18aとシリアル信号変換部19とパラレル信号変換部20bとパラメータ記憶部41aを備えている。平均化処理カード23はパラレル信号変換部20と平均化回路部21とディジタルフィルタ部16bとアナログ出力部17bとトリップ判定部18bとデータ伝送部22とパラメータ記憶部41bと表示操作部43と判定回路部42とシリアル信号変換部19bを備えている。
【0045】
検出器信号処理カード6に設けたパラメータ記憶部41aはディジタルフィルタ部16aとトリップ判定部18aで使用するパラメータを記憶する。パラレル信号変換部20bは平均化処理カード23からシリアル信号で送られてくるパラメータを受信する。平均化処理カード23に設けた表示操作部43は処理結果の表示とパラメータの設定を行う。平均化処理カード23に設けたシリアル信号変換部19bはパラメータを検出器信号処理カード6にシリアル信号で送る。判定回路部42は、シリアル信号変換部19bから送信するデータおよび応答として送り返されてくるデータをチェックする。
【0046】
検出器信号処理カード6のパラメータを変更する時、表示操作部43によって設定されたデータはシリアル信号変換部19bを介して、変更を行う検出器信号処理カード6に送られる。検出器信号処理カード6ではパラレル信号変換部20bを介してデータを受信し、パラメータ記憶部41aにデータを保管し、各部へ送る。例えば、パラメータがトリップ設定値であればトリップ判定部18aへ、LPRM演算係数であればディジタルフィルタ部16aへ送られる。また、パラメータ記憶部41aに保管されたパラメータは、シリアル信号変換部19を介してLPRM信号とともに時系列的に平均化処理カード23に送信される。平均化処理カード23に送られたパラメータの応答データは判定回路部42に入力され、送信されたパラメータとの比較を行い判定結果を表示操作部43に表示する。各パラメータの変更を個々の検出器信号処理カード6で行うのではなく1つの平均化処理カード23で管理する場合にも、変更結果を応答データとしてチェックし判定する。
【0047】
この第9の実施の形態の原子炉出力監視装置は、複数ある検出器信号処理カード6のパラメータ変更を1つの表示操作部43で行い、変更結果を応答データとして判定回路部42でチェック判定するのでパラメータ変更時の信頼性を向上させることができる。
【0048】
以上、本発明の第1〜第9の実施の形態を説明したが、第1の実施の形態において図2を用いて説明した構成および図3を用いて説明した構成は第2〜第9の実施の形態にも適用することができる。
【0049】
【発明の効果】
本発明によれば、複数備えられた中性子検出器信号処理部のうち、一部のものが故障しても原子炉出力の監視を継続することのできる原子炉出力監視装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の原子炉出力監視装置の回路および信号の流れを示す図。
【図2】本発明の第1の実施の形態の原子炉出力監視装置の要部の構成を示し、(a)は上面図、(b)は背面図。
【図3】本発明の第1の実施の形態の変形例の原子炉出力監視装置の回路および信号の流れを示す図。
【図4】本発明の第2の実施の形態の原子炉出力監視装置の回路および信号の流れを示す図。
【図5】本発明の第3の実施の形態の原子炉出力監視装置の回路および信号の流れを示す図。
【図6】本発明の第4の実施の形態の原子炉出力監視装置の回路および信号の流れを示す図。
【図7】本発明の第5の実施の形態の原子炉出力監視装置の回路および信号の流れを示す図。
【図8】本発明の第6の実施の形態の原子炉出力監視装置の回路および信号の流れを示す図。
【図9】本発明の第7の実施の形態の原子炉出力監視装置の回路および信号の流れを示す図。
【図10】本発明の第8の実施の形態の原子炉出力監視装置の回路および信号の流れを示す図。
【図11】本発明の第9の実施の形態の原子炉出力監視装置の回路および信号の流れを示す図。
【図12】従来の原子炉出力監視装置の回路および信号の流れを示す図。
【符号の説明】
1…中性子検出器、2…ディジタル信号変換部、3a,3b…CPU、4a,4b…プログラム用ROM、5a,5b…RAM、6…検出器信号処理カード、7…ディジタル出力カード、8…ディジタル入力カード、9…アナログ出力カード、10…メインCPUカード、11…パラレスバス、12…信号処理ユニット、13…伝送カード、14…HMインターフェース、15a,15b…バスインターフェース、16a,16b…ディジタルフィルタ部、17a,17b…アナログ出力部、18a,18b…トリップ判定部、19,19a,19b…シリアル信号変換部、20,20a,20b…パラレル信号変換部、21…平均化回路部、22…データ伝送部、23…平均化処理カード、24…診断回路、25…検出器除外設定部、26…判定回路部、27…動作状態設定部、28…校正信号発生回路、29…シリアル信号変換部、30…電源電圧監視部、31…光ケーブル、32…マザーボード、33…検出器用コネクタ、34…アナログ用コネクタ、35…トリップ用コネクタ、36…伝送用コネクタ、37…高集積IC、38,39,40…モニタ信号部、41a,41b…パラメータ記憶部、42…判定回路部、43…表示操作部。
Claims (11)
- 原子炉の炉心に設置された中性子検出器から信号を受けて原子炉の局所出力値を表すディジタル化されたシリアル信号を出力する複数の検出器信号処理部と、前記複数の検出器信号処理部から前記シリアル信号を受けて前記シリアル信号をディジタル的に加算し平均化処理して原子炉の平均出力値を算出する平均化処理部とを備えたことを特徴とする原子炉出力監視装置。
- 前記平均化処理部は、前記シリアル信号の有無によって前記検出器信号処理部の動作状況を監視し異常のときは加算および平均化演算から除外する診断回路部を備えていることを特徴とする請求項1記載の原子炉出力監視装置。
- 前記平均化処理部は、特定の前記検出器信号処理部からのシリアル信号を加算および平均化演算から除外する検出器除外設定部を備えていることを特徴とする請求項1記載の原子炉出力監視装置。
- 前記平均化処理部は、前記検出信号処理部からのシリアル信号が適正であるかチェックし、適正でないシリアル信号を加算および平均化演算から除外する判定回路部を備えていることを特徴とする請求項1記載の原子炉出力監視装置。
- 前記検出信号処理部は、入力部に設けられた校正信号発生回路と、通常動作モード、校正モードおよびバイパスモードの動作状態を設定する動作状態設定部とを備えて、前記シリアル信号に自己の動作状態情報を付加し、前記平均化処理部は、前記検出器信号処理部が通常動作モード以外の状態の場合には加算および平均化演算から除外する判定回路部を備えていることを特徴とする請求項1記載の原子炉出力監視装置。
- 前記検出信号処理部は、前記検出信号処理部において使用する電源電圧、高圧電源電圧および基準電圧等の動作状況を監視する監視部と、この監視部からの情報を時系列として前記平均化処理部にシリアル伝送をするシリアル信号変換部とを備え、前記平均化処理部は、前記監視部からの情報を判定値と比較して前記検出器信号処理部の動作状況を監視し、異常のときは加算、平均化演算から除外する判定回路部を備えていることを特徴とする請求項1記載の原子炉出力監視装置。
- 前記監視部からの情報をシリアル伝送するシリアル信号変換部は、原子炉の局所出力値とシリアル伝送するシリアル信号変換部であることを特徴とする請求項6記載の原子炉出力監視装置。
- 複数の平均化処理部を備え、前記複数の検出器信号処理部はそれぞれ複数の前記平均化処理部に接続されていることを特徴とする請求項1記載の原子炉出力監視装置。
- 前記検出器信号処理部は、前記平均化処理部から送られてくるトリップ設定値および検出器信号補正係数を含むパラメータを記憶するパラメータ記憶部と、前記平均化処理部からのパラメータ変更要求時に検出器信号とパラメータ情報を時系列的にシリアル伝送を行うシリアル信号変換部とを備え、前記平均化処理部は、要求データと応答データをチェックしチェック結果が不正である場合には異常を外部に出力する判定回路部を備えていることを特徴とする請求項1記載の原子炉出力監視装置。
- 前記検出器信号処理部および前記平均化処理部は共通のマザーボード上に実装されていることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の原子炉出力監視装置。
- 前記検出器信号処理部および前記平均化処理部の内部回路は高集積ICで構成され、前記内部回路の機能検証に必要な信号を前記高集積ICから出力するモニタ信号部を備えていることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の原子炉出力監視装置。
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