JP2007118701A - 異常検出処理装置および異常検出処理方法 - Google Patents

異常検出処理装置および異常検出処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】車両制御装置(ECU)におけるダイアグ判定処理の負担を軽減することを課題とする。
【解決手段】異常検出処理装置60の兆候検出部は、各ECUから送信されるセンサ値情報からセンサ値の異常の兆候を検出すると、そのセンサに接続されたECU(対象ECU)に対してセンサ値の異常を判定するための情報(ダイアグ情報)を要求する。ダイアグ情報の送信を受け付けた異常判定部は、ダイアグ情報に基づいてセンサ値が異常であるかを判定し、異常である場合には、その判定結果および車両制御障害を予防する情報(フェイルセーフ値、つまり、あらかじめ記憶している正常時の値)を各ECUに対して送信する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、車両制御装置に接続されている検知装置の値について異常を検出する異常検出処理装置および異常検出処理方法に関するものである。
従来より、車両に搭載された各ECU(車両制御装置)は、それらに関連する各センサ(検知装置)についていわゆるダイアグノーシス機能(diagnosis:各センサから入力されるセンサ値の異常検出機能)を有し、各センサのセンサ値を監視して、そのセンサの異常を検出するダイアグ判定処理を常時実行していた(例えば、特許文献1)。
特開平7−20935号公報
ところで、上記した従来の技術は、以下に説明するように、ECUにとってダイアグ判定処理は余計な負担となる、ECUの開発コスト増加の可能性が生じるなどの問題がある。
すなわち、各センサから各ECUに入力されるセンサ値が正常状態であるか異常状態であるかに関わらず、入力される全てのセンサ値について各ECUがダイアグ判定処理を常時実行する結果、各ECUに搭載されているマイクロコンピュータの所定の容量が常時限界まで使用されることになるので、ECUの本来の目的である車両の高度な制御処理にその能力を十分に傾注することができないという問題があった。
また、近年の開発が盛んになっているハイブリッド機種においては、搭載されるECUに関連するセンサ数が多く、各ECUにおけるダイアグ判定処理の負担が大きくなるものと考えられるので、各ECUのマイクロコンピュータの容量をより大きなものに変更せざるを得えず、開発コストの負担が増加する恐れがあるという問題があった。
そこで、この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、各ECUにおけるダイアグ判定処理の負担を軽減することが可能な異常検出処理装置および異常検出処理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1に係る発明は、車両制御装置に接続されている検知装置の出力値について異常を検出する異常検出処理装置において、前記検知装置の出力値を監視して当該検知装置の出力値について異常の兆候を検出する兆候検出手段と、前記兆候検出手段によって異常の兆候が検出された検知装置に接続されている前記車両制御装置から、当該検知装置の出力値についての異常判定に用いる情報を取得し、当該情報に基づいて当該検知装置の出力値が異常であるかを判定する異常判定手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、上記の発明において、前記兆候検出手段は、前記検知装置の出力値が当該検知装置について設定された所定の閾値を所定の回数超えたか否かによって異常の兆候を検出することを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、上記の発明において、前記兆候判定手段は、前記車両制御装置に接続された複数の検知装置の出力値について共通に設定された一つの閾値に基づいて各検知装置の異常の兆候を検出することを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、上記の発明において、前記兆候判定手段は、前記車両制御装置に接続された複数の検知装置の出力値について個別に設定された各閾値に基づいて各検知装置の異常の兆候を検出することを特徴とする。
また、請求項5に係る発明は、上記の発明において、前記所定の閾値および/または所定の回数の変更を受け付けて設定する設定手段をさらに備え、前記兆候検出部は、当該設定手段により変更された所定の閾値および/または所定の回数の変更に基づいて異常の兆候を検出することを特徴とする。
また、請求項6に係る発明は、上記の発明において、前記異常判定手段は、前記兆候検出手段によって異常の兆候が検出された検知装置に接続された複数の車両制御装置から、当該検知装置の出力値についての異常判定に用いる情報を取得し、当該情報に基づいて当該検知装置の値が異常であるかを判定することを特徴とする。
また、請求項7に係る発明は、上記の発明において、前記異常判定手段によって異常と判定された検知装置に接続されている前記車両制御装置に対して、当該車両制御装置から取得した所定の障害予防情報を通知する障害予防情報通知手段をさらに備えることを特徴とする。
また、請求項8に係る発明は、上記の発明において、検知装置に接続され、車両についての各種制御処理を行う車両制御装置において、前記検知装置の出力値を監視して当該検知装置の出力値について異常の兆候を検出する兆候検出手段と、前記兆候検出手段によって異常の兆候が検出された検知装置の出力値が異常であるかのみを、当該出力値の異常判定に用いる情報に基づいて判定する異常判定手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項9に係る発明は、上記の発明において、検知装置の出力値に基づいて車両用エンジンを制御する車両用エンジン制御装置において、前記出力値に共通に設定された一つの閾値に基づいて当該出力値の異常の兆候を検出する兆候検知手段と、前記兆候検知手段によって異常の兆候が検出された出力値が異常であるかを、当該出力値の異常判定に用いる情報に基づいて判定する異常判定手段と、前記異常判定手段によって前記出力値が異常と判定された場合には、当該出力値に代わる代替値を用いて前記車両用エンジンを制御するエンジン制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項10に係る発明は、上記の発明において、車両制御装置に接続されている検知装置の出力値について異常を検出する異常検出処理方法において、前記検知装置の出力値を監視して当該検知装置の出力値について異常の兆候を検出する兆候検出工程と、前記兆候検出工程によって異常の兆候が検出された検知装置に接続されている前記車両制御装置から、当該検知装置の出力値についての異常判定に用いる情報を取得し、当該情報に基づいて当該検知装置の出力値が異常であるかを判定する異常判定工程と、を含んだことを特徴とする。
また、請求項11に係る発明は、上記の発明において、検知装置に接続され、車両についての各種制御処理を行う車両制御装置に適用される異常検出処理方法において、前記検知装置の出力値を監視して当該検知装置の出力値について異常の兆候を検出する兆候検出工程と、前記兆候検出工程によって異常の兆候が検出された検知装置の出力値が異常であるかのみを、当該出力値の異常判定に用いる情報に基づいて判定する異常判定工程と、を含んだことを特徴とする。
請求項1および10の発明によれば、この異常検出処理装置は、従来車両制御装置(ECU)が常時行っていた検知装置(センサ)のセンサ値の監視および異常検出処理(ダイアグ判定処理)を代わりに実行するので、車両制御装置(ECU)における処理負担を軽減することができる。さらに、センサ値の監視および異常検出処理(ダイアグ判定処理)使用されていた能力を車両の高度な制御処理に傾注させることも可能となる。
また、請求項2の発明によれば、この異常検出装置は、検知装置(センサ)のセンサ値が所定の閾値を所定の回数超えたか否かによって異常の兆候を検出するので、検知装置(センサ)におけるセンサ値に対する異常の兆候を簡易に検出することが可能となる。
また、請求項3の発明によれば、この異常検出装置は、複数の検知装置(センサ)のセンサ値に対して共通の閾値を設定するので、複数の検知装置(センサ)におけるセンサ値に対する異常の兆候を一括して検出することが可能となる。
また、請求項4の発明によれば、この異常検出装置は、複数の検知装置(センサ)のセンサ値に対して個別の閾値を設定するので、複数の検知装置(センサ)におけるセンサ値に対する異常の兆候をより詳細に検出することが可能となる。
また、請求項5の発明によれば、この異常検出装置は、複数の検知装置(センサ)に対する異常の兆候を検出するために設定した閾値や、センサ値が閾値を越える回数の変更を受け付けて設定するので、検知装置(センサ)のおけるセンサ値に対する異常兆候検出の精度を変更することが可能となる。
また、請求項6の発明によれば、この異常検出装置は、複数の車両制御装置(ECU)について検知装置(センサ)におけるセンサ値が異常であるかを判定するので、複数の車両制御装置(ECU)の負担を一括して軽減することが可能となる。
また、請求項7の発明によれば、この異常検出装置は、異常と判定されたセンサ値を出力した検知装置(センサ)に接続されている各車両制御装置(ECU)に対して障害予防情報(例えば、フェイルセーフ値)を通知する結果、この障害予防情報に基づいて障害予防処理を実行する各車両制御装置(ECU)は、センサ値の異常に対する障害予防情報を改めて検索する必要がないので、各車両制御装置(ECU)におけるその分の負担を軽減することが可能となる。
また、請求項8または11の発明によれば、この車両制御装置は、異常の兆候を検出した検知装置(センサ)のセンサ値についてのみ異常であるかを判定するので、この車両制御装置における処理負荷を軽減することが可能となる。
また、請求項9の発明によれば、この車両用エンジン制限装置は、異常の兆候が検出された検知装置の出力値が異常であるかどうかを判定し、異常である場合には、代替値を用いて車両用エンジンの制限を行うので、車両用エンジンの制限を効率的に行うことが可能となる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る異常検出処理装置および異常検出処理方法の実施例を詳細に説明する。
以下の実施例1では、実施例1に係る異常検出処理装置の概要および特徴、異常検出処理装置の構成および処理の流れを順に説明し、最後に実施例1による効果を説明する。
[概要および特徴(実施例1)]
まず最初に、図1を用いて、実施例1に係る異常検出処理装置の概要および特徴を説明する。図1は、実施例1に係る異常検出処理装置の概要を示す図である。同図に示すように、この異常検出処理装置60は、水温センサ30、吸気温センサ40およびスロットルセンサ50などの検知装置に接続されたEFI−ECU10(エンジン70を制御)やABS−ECU(ブレーキシステム80を制御)などの車両制御装置と所定のバスなどで接続されている。ここで、EFI(Electronic Fuel Injection)−ECUとは、エンジン制御コンピュータの中で、吸入空気量、エンジン回転数および水温センサなどの信号から排気ガスの浄化率が最適な空燃比となるように燃料噴射量を制御する制御部をいう。また、ABS(Antilock braking system)−ECUとは、車両制動時に車輪のロックを検知して、車輪ロックによる空走を防止するため自動的にブレーキを緩める制御を行う制御部である。
ここで、異常検出処理装置60は、各ECUから情報の送信を受け付けて各種処理を行い各ECUに対して所定の情報を送信するものであるが、各ECUから送信されるセンサ値情報を監視してそのいずれかに異常の兆候を検出した場合には、そのセンサ値が異常であるかを判定する点に主たる特徴があり、これによって、各ECUにおける処理負担を軽減するようにしている。
この主たる特徴について簡単に説明すると、異常検出処理装置60の兆候検出部は、各ECUから送信されるセンサ値情報からセンサ値の異常の兆候を検出すると、そのセンサに接続されたECU(対象ECU)に対してセンサ値の異常を判定するための情報(ダイアグ情報)を要求する。なお、センサ値の異常の兆候は、異常検出処理装置60の兆候判定部において設定された共通閾値を超えるか否かで検出する。
ダイアグ情報の送信を受け付けた異常判定部は、ダイアグ情報に基づいてセンサ値が異常であるかを判定し、異常である場合には、その判定結果および車両制御障害を予防する情報(フェイルセーフ値、つまり、あらかじめ記憶している正常時の値)を各ECUに対して送信する。
具体的には、異常判定部は、このダイアグ情報に基づいて、異常の兆候が検出された該当センサのセンサ値がセンサ閾値の範囲外である場合には、該当センサを所定時間監視してそのセンサ値がセンサ閾値を越える回数をカウントする。その結果、該当センサのセンサ値がセンサ閾値を所定時間内に何回越えるかをカウントした異常検出カウンタ数が、ダイアグ情報の中のカウンタ閾値を超えている場合には、異常判定部は、該当センサに接続されたECUに対し、センサ値が異常である旨のダイアグ判定処理結果とダイアグ情報の中のフェイルセーフ値とを送信する。
このように、実施例1に係る異常検出処理装置60は、従来、車両制御装置(ECU)が常時行っていた検知装置(センサ)のセンサ値の監視および異常検出処理(ダイアグ判定処理)を代わりに実行するので、車両制御装置(ECU)における処理負担を軽減することができる。さらに、センサ値の監視および異常検出処理(ダイアグ判定処理)に使用されていた能力を車両の高度な制御処理に傾注させることも可能となる。
[異常検出処理装置の構成(実施例1)]
続いて、図2〜図5を用いて、実施例1に係る異常検出処理装置60の構成を説明する。図2は、実施例1に係る異常検出処理装置の構成を示すブロック図であり、図3は、実施例1に係るセンサ閾値テーブルを示す図であり、図4は、実施例1に係る兆候検出部の共通閾値の設定を示す図であり、図5は、実施例1に係る異常判定記憶部に記憶される情報(ダイアグ情報)を示す図である。
図2に示すように、異常検出処理装置60は、通信制御IF部61と、記憶部62と、制御部63とを所定のバスなどで接続して構成される。このうち、通信制御IF部61は、各ECUとの間における情報の送受信を制御する手段であり、具体的には、後述するダイアグ情報は、この通信制御IF部61を介して異常判定部63aに受信される。
記憶部62は、制御部63による各種処理に用いるデータを記憶する記憶手段であり、特に本発明に関連するものとしては、図2に示すように、センサ閾値テーブル62aと、異常判定情報記憶部62bとを備える。
かかる記憶部62のなかで、センサ閾値テーブル62aは、後述する兆候判定部63aにおいて用いられる共通閾値の情報を記憶する手段であり、具体的には、図3に例示するように、水温センサ、吸気温センサおよびスロットルセンサなどの各センサのセンサ値(電圧値)に共通な上限値および下限値を記憶する。なお、この共通閾値は、ユーザからの入力を受け付けてあらかじめ記憶される。
なお、この共通閾値の設定方法としては、例えば、図4に例示するように、各ECUにおける水温センサ・スロットルセンサ・吸気温センサそれぞれの最小上限閾値(4.9V・4.7V・4.5V)のうちの最小値(4.5V)と、水温センサ・スロットルセンサ・吸気温センサそれぞれの最大下限閾値(0.4V・0.8V・0.7V)の最大値(0.8V)により共通閾値を設定する。
異常判定情報記憶部62bは、後述する異常判定部63bおいてセンサ値の異常を判定する際に用いられる情報を記憶する手段であり、具体的には、図5に例示するように、各ECUに接続されているセンサごとにセンサ閾値と、センサの異常を確定するためのカウント閾値と、各ECUにおける車両制御障害予防のためのフェイルセーフ値(つまり、あらかじめ記憶している正常時の値)とからなるダイアグ情報を記憶する。
なお、各ECUとは、異常の兆候が検出されたセンサに接続されているECUであって、このダイアグ情報は、後述する兆候判定部63aからの要求を受け付けたECUから通信制御IF部61を介して異常判定部63bに受信された後、異常判定部63bから送られて記憶される。
制御部63は、異常検出処理装置60における各種処理を実行する制御手段であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、図2に示すように、兆候判定部63aと異常判定部63bとを備える。なお、この兆候判定部63aは、特許請求の範囲に記載の「兆候判定手段」に対応し、異常判定部63bは、同じく「異常判定手段」に対応する。
かかる制御部63のなかで、兆候判定部63aは、各ECUから送信されてくるセンサ値情報について異常の兆候を検出する処理部であり、具体的には、センサ閾値テーブル62aから共通閾値を読み出し、各ECUから送信されてくるセンサ値がこの共通閾値を越えるか否かによって異常の兆候を検出する。また、各ECUから送信されるセンサ値情報からセンサ値の異常の兆候を検出すると、そのセンサに接続されたECU(対象ECU)に対してセンサ値の異常を判定するための情報(ダイアグ情報)を要求する。
異常判定部63bは、兆候判定部63aによって異常の兆候が検出されたセンサ値が異常か否かを異常に判定する処理部であり、具体的には、兆候判定部63aの要求を受け付けて、各ECUから送信されたセンサ値の異常を判定するための情報(ダイアグ情報)を通信制御部61を介して受信する。このダイアグ情報は、通信制御IF部61から異常判定部63bを介して異常判定情報記憶部62bに記憶される。
そして、異常判定部63bは、異常の兆候が検出されたセンサ値を所定の時間監視し、異常判定情報記憶部62bから読み出したダイアグ情報に基づいて、センサ値が異常であるかを判定する。具体的には、まず、ダイアグ情報を異常判定情報記憶部62bから読み出す。続いて、異常判定部63bは、このダイアグ情報に基づいて、異常の兆候が検出された該当センサのセンサ値がセンサ閾値の範囲外である場合には、該当センサを所定時間監視してそのセンサ値がセンサ閾値を越える回数をカウントする。その結果、該当センサのセンサ値がセンサ閾値を所定時間内に何回越えるかをカウントした異常検出カウンタ数が、異常判定情報記憶部62bから読み出したダイアグ情報の中のカウンタ閾値を超えている場合には、異常判定部63bは、該当センサに接続されたECUに対し、センサ値が異常である旨のダイアグ判定処理結果と異常判定情報記憶部62bから読み出したダイアグ情報の中のフェイルセーフ値とを送信する。
[異常検出処理(実施例1)]
次に、図6を用いて、実施例1における異常検出処理の流れを説明する。図6は、実施例1における異常検出処理の流れを示すフローチャートである。
同図に示すように、兆候検出部63aは、各ECUのセンサ値を一定時間ごと(例えば、数分ごと)に取得する(ステップS601)。そして、各ECUから送信されてくるセンサ値が、例えば、図4に例示するような各センサ閾値に対して設定された共通閾値の範囲外である場合には(ステップS602肯定)、兆候判定部63aは、該当するセンサに接続されたECUに対して、ダイアグ情報を要求する(ステップS603)。
この要求を受けて、各ECUから送信されたダイアグ情報を受信して(ステップS604)、異常検出処理装置60の異常検出部63bは異常検出処理を実行する。このダイアグ情報は、通信制御IF部61から異常判定部63bを介して異常判定情報記憶部62bに記憶される(例えば図5参照)。
次に、異常判定部63bは、該当するセンサのセンサ値が、異常判定情報記憶部62bから読み出したダイアグ情報の中のセンサ閾値の範囲外である場合には(ステップS605肯定)、該当センサを所定時間監視してそのセンサ値がセンサ閾値を越える回数をカウントする(ステップS606)。
そして、該当センサのセンサ値がセンサ閾値を所定時間内に何回越えるかをカウントした異常検出カウンタ数が、異常判定情報記憶部62bから読み出したダイアグ情報の中のカウンタ閾値を超えている場合には(ステップS607肯定)、異常判定部63bは、該当センサに接続されたECUに対し、センサ値が異常である旨のダイアグ判定処理結果と異常判定情報記憶部62bから読み出したダイアグ情報の中のフェイルセーフ値とを送信して(ステップS608)、異常検出処理装置60は異常検出処理を終了する。
ここで、ステップS605の説明に戻ると、該当するセンサのセンサ値が、異常判定情報記憶部62bから読み出したダイアグ情報の中のセンサ閾値の範囲外でない場合には(ステップS605否定)、異常検出処理装置60はそのまま異常検出処理を終了する。
また、ステップS607の説明に戻ると、所定時間カウントした異常検出カウンタ数が、異常判定情報記憶部62bから読み出したダイアグ情報の中のカウンタ閾値を超えていない場合には(ステップS607否定)、異常検出処理装置60はそのまま異常検出処理を終了する。
また、ステップS602の説明に戻ると、各ECUから送信されてくるセンサ値が、各センサ閾値に対して設定された共通閾値の範囲外でない場合には(ステップS602否定)、異常検出処理装置60はそのまま異常検出処理を終了する。
[実施例1の効果]
上述してきたように、実施例1によれば、この異常検出処理装置60は、従来車両制御装置(ECU)が常時行っていた検知装置(センサ)のセンサ値の監視および異常検出処理(ダイアグ判定処理)を代わりに実行するので、車両制御装置(ECU)における処理負担を軽減することができる。さらに、センサ値の監視および異常検出処理(ダイアグ判定処理)使用されていた能力を車両の高度な制御処理に傾注させることも可能となる。
また、実施例1によれば、この異常検出装置60は、検知装置(センサ)のセンサ値が所定の閾値を所定の回数超えたか否かによって異常の兆候を検出するので、検知装置(センサ)に対する異常の兆候を簡易に検出することが可能となる。
また、実施例1によれば、この異常検出装置60は、複数の検知装置(センサ)のセンサ値に対して共通の閾値を設定するので、複数の検知装置(センサ)に対する異常の兆候を一括して検出することが可能となる。
また、実施例1によれば、この異常検出装置60は、複数の車両制御装置(ECU)について検知装置(センサ)のセンサ値が異常であるかを判定するので、複数の車両制御装置(ECU)の負担を一括して軽減することが可能となる。
また、実施例1によれば、この異常検出装置60は、異常と判定されたセンサ値を出力した検知装置(センサ)に接続されている各車両制御装置(ECU)に対して障害予防情報(例えば、フェイルセーフ値)を通知する結果、この障害予防情報に基づいて障害予防処理を実行する各車両制御装置(ECU)は、センサ値の異常に対する障害予防情報を改めて検索する必要がないので、各車両制御装置(ECU)におけるその分の負担を軽減することが可能となる。
さて、これまで実施例1に係る異常検出装置60について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では、実施例2として種々の異なる実施例を(1)〜(4)に区分けして説明する。
(1)個別の閾値で兆候検出
上記の実施例1では、複数のセンサにおけるセンサ値に対して共通の閾値を設定してセンサ値の異常の兆候を検出する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、複数のセンサのセンサ値に対して個別の閾値を設定して(例えば、図7参照)センサ値の異常の兆候を検出するようにしてもよい。これにより、複数のセンサにおけるセンサ値に対する異常の兆候をより詳細に検出することが可能となる。
(2)兆候検出の設定を変更
上記の実施例1では、複数のセンサにおけるセンサ値に対してあらかじめ設定した閾値を越えることにより、センサ値の異常の兆候を検出する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、設定した閾値をセンサ値が所定の回数(一回以上)超えることによって異常の兆候を検出するようにしてもよい。これにより、検知装置(センサ)におけるセンサ値に対する異常兆候検出の精度を変更することが可能となる。
また、兆候検出に用いる閾値や回数については、ユーザの設定によって自由に変更できるようにしてもよい。例えば、兆候検出の精度を低める時には、閾値の上限を4.9v、下限を0.1vとし、兆候ありとする検出回数を10回とするようにしてもよい。これとは反対に、兆候検出の精度を高める時には、閾値の上限を4.5v、下限を0.5vとし、兆候ありとする検出回数を2回とするようにしてもよい。これにより、検知装置(センサ)のおけるセンサ値に対する異常兆候検出の精度を変更することが可能となる。
(3)ECU(車両制御装置)で兆候判定
上記の実施例1では、異常検出処理装置60を設けて、センサ値の異常検出処理を行う場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、車両制御装置(ECU)にセンサ値の異常の兆候を検出する上記の実施例において説明したのと同様の機能を有する兆候検出手段(兆候検出部)およびセンサ値の異常を判定する上記の実施例において説明したのと同様の機能を有する異常判定手段(異常判定部)を設けて異常検出処理を行うようにしてもよい。そこで、以下では、図8および図9を用いて、この場合の車両制御装置の概要および処理の流れを説明する。図8は、実施例2に係る車両制御装置の概要を説明するための図であり、図9は、実施例2に係る車両制御装置(EFI−ECU)に兆候検出部および異常判定部を設けた場合の異常検出処理の流れを示すフローチャートである。
まず、図8を用いて、実施例2に係る車両制御装置の概要を説明する。同図に示すように、車両制御装置(EFI−ECU)に設けられた兆候検出部がセンサ値の異常の兆候を検出すると、平時は待機状態になっている異常判定部の中から、異常の兆候が検出されたセンサについての異常判定部(例えば、水温センサ異常判定部)を動作状態にして、センサ値の異常判定処理を行う。これにより、異常の兆候を検出した検知装置(センサ)のセンサ値についてのみ異常かどうかを判定するので、この車両制御装置(ECU)における処理負荷を軽減することが可能となる。
次に、図9を用いて、実施例2に係る車両制御装置(EFI−ECU)の異常検出処理の流れを説明する。同図に示すように、車両制御装置(EFI−ECU)の兆候検出部は、一定時間ごとに、車両制御装置(EFI−ECU)に接続されている各センサから、水温センサ値の取得(ステップS9001)、吸気温センサ値の取得(ステップS9002)、スロットルセンサ値の取得(ステップS9003)を行い、また、各ECU(EFI−ECU以外の他の車両制御装置)のセンサ値の取得(ステップS9004)も行う。
次に、兆候検出部は、取得した各センサ値が設定された共通閾値の範囲にあるかどうかを確認する(ステップS9005)。その結果、取得した各センサ値が共通閾値(例えば、図4参照)の範囲外である場合には(ステップS9005肯定)、兆候検出部は、該当センサに対応する異常判定部に対してダイアグ情報の取り込み指令を送り、この指令を受け付けた異常判定部は、該当センサに接続されたECUのダイアグ情報(例えば、図5参照)を取り込む(ステップS9006)。
続いて、異常判定部は、このダイアグ情報に基づいて、該当センサ値がセンサ閾値の範囲にあるかどうか確認する(ステップS9007)。その結果、該当センサ値がセンサ閾値の範囲外である場合には(ステップS9007肯定)、異常判定部は、該当センサを所定時間監視して、該当センサのセンサ値が取り込んだダイアグ情報の中のセンサ閾値を越える回数をカウントする(ステップS9008)。
その結果、該当センサのセンサ値がセンサ閾値を越える回数をカウントした異常検出カウンタ数が、カウンタ閾値を超えている場合には(ステップS9009肯定)、異常判定部は、該当センサは異常であるものとし、この異常センサがEFI以外のECUに接続されたセンサかどうかを確認する(ステップS9010)。その結果、異常センサがEFI以外のECUに接続されたセンサである場合には(ステップS9010肯定)、異常判定部は、異常センサに接続された全てのECU(対象ECU)に対して、センサ値が異常である旨のダイアグ判定(異常判定)処理結果と取り込んだダイアグ情報の中のフェイルセーフ値とを同時に送信する(ステップS9011)。ダイアグ判定処理結果およびフェイルセーフ値を受信した車両制御装置(EFI−ECU)は、センサ値またはフェイルセーフ値に基づいて燃料噴射制御を行う(ステップS9012)。
ここで、ステップS9010の説明に戻ると、異常センサがEFI以外のECUに接続されたセンサでない場合には(ステップS9010否定)、異常判定部は、異常センサの値にフェイルセーフ値を設定し(ステップS9013)、この設定を受け付けた車両制御装(EFI−ECU)は、フェイルセーフ値に基づいて燃料噴射制御を行う(ステップS9012)。
ここで、ステップS9005の説明に戻ると、取得した各センサ値が共通閾値(例えば、図4参照)の範囲外でない場合(つまり、範囲内である場合)には(ステップS9005否定)、兆候検出部は、ダイアグ情報の取り込みは行わず、車両制御装置(EFI−ECU)は、異常検出処理を終了する。
また、ステップS9007の説明に戻ると、該当センサ値がセンサ閾値の範囲外でない場合(つまり、範囲内である場合)には(ステップS9007否定)、異常判定部は、該当センサの監視を行わず、車両制御装置(EFI−ECU)は、異常検出処理を終了する。
また、ステップS9009の説明に戻ると、該当センサのセンサ値がセンサ閾値を越える回数をカウントした異常検出カウンタ数が、カウンタ閾値を超えていない場合には(ステップS9009否定)、異常判定部は、該当センサは正常であるものとし、この異常センサがEFI以外のECUに接続されたセンサかどうかを確認することなく、車両制御装置(EFI−ECU)は、異常検出処理を終了する。
(4)装置構成
また、図2に示した異常検出処理装置60の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、異常検出処理装置60の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、例えば、兆候検出部63aと異常判定部63bを統合するなど、各構成要素の全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
以上のように、本発明にかかる異常検出処理装置および異常検出処理方法は、車両制御装置(ECU)に接続されている検知装置(センサ)の値について異常を検出する場合に有用であり、特に、各車両制御装置(ECU)におけるダイアグ判定処理の負担を軽減することに適している。
実施例1に係る異常検出処理装置の概要を示す図である。 実施例1に係る異常検出処理装置の構成を示すブロック図である。 実施例1に係るセンサ値閾値テーブルを示す図である。 実施例1に係る兆候検出部の共通閾値の設定を示す図である。 実施例1に係る異常判定情報記憶部に記憶される情報(ダイアグ情報)示す図である。 実施例1に係る異常検出処理の流れを示すフローチャートである。 実施例2に係るセンサ閾値テーブルを示す図である。 実施例2に係る車両制御装置の概要を説明するための図である。 実施例2に係る車両制御装置(EFI−ECU)に兆候検出部および異常判定部を設けた場合の異常検出処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
10 EFI−ECU
20 ABS−ECU
30 水温センサ
40 吸気温センサ
50 スロットルセンサ
60 異常検出処理装置
61 通信制御IF部
62 記憶部
62a センサ閾値テーブル
62b 異常判定情報記憶部
63 制御部
63a 兆候検出部
63b 異常判定部
70 エンジン
80 ブレーキシステム

Claims (11)

  1. 車両制御装置に接続されている検知装置の出力値について異常を検出する異常検出処理装置において、
    前記検知装置の出力値を監視して当該検知装置の出力値について異常の兆候を検出する兆候検出手段と、
    前記兆候検出手段によって異常の兆候が検出された検知装置に接続されている前記車両制御装置から、当該検知装置の出力値についての異常判定に用いる情報を取得し、当該情報に基づいて当該検知装置の出力値が異常であるかを判定する異常判定手段と、
    を備えたことを特徴とする異常検出処理装置。
  2. 前記兆候検出手段は、前記検知装置の出力値が当該検知装置について設定された所定の閾値を所定の回数超えたか否かによって異常の兆候を検出することを特徴とする請求項1に記載の異常検出処理装置。
  3. 前記兆候判定手段は、前記車両制御装置に接続された複数の検知装置の出力値について共通に設定された一つの閾値に基づいて各検知装置の異常の兆候を検出することを特徴とする請求項1または2に記載の異常検出処理装置。
  4. 前記兆候判定手段は、前記車両制御装置に接続された複数の検知装置の出力値について個別に設定された各閾値に基づいて各検知装置の異常の兆候を検出することを特徴とする請求項1または2に記載の異常検出処理装置。
  5. 前記所定の閾値および/または所定の回数の変更を受け付けて設定する設定手段をさらに備え、前記兆候検出部は、当該設定手段により変更された所定の閾値および/または所定の回数の変更に基づいて異常の兆候を検出することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の異常検出処理装置。
  6. 前記異常判定手段は、前記兆候検出手段によって異常の兆候が検出された検知装置に接続された複数の車両制御装置から、当該検知装置の出力値についての異常判定に用いる情報を取得し、当該情報に基づいて当該検知装置の値が異常であるかを判定することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の異常検出処理装置。
  7. 前記異常判定手段によって異常と判定された検知装置に接続されている前記車両制御装置に対して、当該車両制御装置から取得した所定の障害予防情報を通知する障害予防情報通知手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の異常検出処理装置。
  8. 検知装置に接続され、車両についての各種制御処理を行う車両制御装置において、
    前記検知装置の出力値を監視して当該検知装置の出力値について異常の兆候を検出する兆候検出手段と、
    前記兆候検出手段によって異常の兆候が検出された検知装置の出力値が異常であるかのみを、当該出力値の異常判定に用いる情報に基づいて判定する異常判定手段と、
    を備えたことを特徴とする車両制御装置。
  9. 検知装置の出力値に基づいて車両用エンジンを制御する車両用エンジン制御装置において、
    前記出力値に共通に設定された一つの閾値に基づいて当該出力値の異常の兆候を検出する兆候検知手段と、
    前記兆候検知手段によって異常の兆候が検出された出力値が異常であるかを、当該出力値の異常判定に用いる情報に基づいて判定する異常判定手段と、
    前記異常判定手段によって前記出力値が異常と判定された場合には、当該出力値に代わる代替値を用いて前記車両用エンジンを制御するエンジン制御手段と、
    を備えたことを特徴とする車両用エンジン制御装置。
  10. 車両制御装置に接続されている検知装置の出力値について異常を検出する異常検出処理方法において、
    前記検知装置の出力値を監視して当該検知装置の出力値について異常の兆候を検出する兆候検出工程と、
    前記兆候検出工程によって異常の兆候が検出された検知装置に接続されている前記車両制御装置から、当該検知装置の出力値についての異常判定に用いる情報を取得し、当該情報に基づいて当該検知装置の出力値が異常であるかを判定する異常判定工程と、
    を含んだことを特徴とする異常検出処理方法。
  11. 検知装置に接続され、車両についての各種制御処理を行う車両制御装置に適用される異常検出処理方法において、
    前記検知装置の出力値を監視して当該検知装置の出力値について異常の兆候を検出する兆候検出工程と、
    前記兆候検出工程によって異常の兆候が検出された検知装置の出力値が異常であるかのみを、当該出力値の異常判定に用いる情報に基づいて判定する異常判定工程と、
    を含んだことを特徴とする異常検出処理方法。
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