JP2004353950A - 加熱調理器 - Google Patents

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晃之 立川
Sei Ozawa
聖 小沢
Yoshihisa Ogami
義久 大上
Hideyuki Kimura
秀行 木村
Yoshiaki Yamauchi
良明 山内
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Abstract

【課題】ターンテーブルレスの食品載置台に載置された食品の重量を検出できるようにすると共に使い勝手の良い加熱調理器を提供する。
【解決手段】食品4を収納する加熱室2と、食品4を加熱するマグネトロン5および回転アンテナ8等で構成した加熱手段17と、加熱室2の底部に載置された食品載置台3を備えた加熱調理器において、前記食品載置台3は少なくとも一つの重量検出手段20により支持されると共に加熱室2底部より脱着可能とし、重量検出手段20に設けた食品載置台3の食品4の重量を伝える支持部材21の径をφAとし、該支持部材21を受ける食品載置台3の支持部材受け穴3aの間口部3a1の径と前記支持部材21が固定される固定部3a2の径をそれぞれφC、φBとしたとき、これらの径寸法の大きさ順をφA<φB<φCとする。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ターンテーブルレスの電子レンジや電子オーブンレンジ等の加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の加熱調理器においては、加熱室内の調理有効スペース確保や清掃性を考慮して、加熱室底部にほぼ全面が有効に使えるよう四角い平板状の食品載置台を固定した方式(従来の円板型載置台が回転するターンテーブル方式に対して、ターンテーブルレス方式と呼ぶ)の加熱調理器がある。これらの加熱調理器による食品適温加熱調理には食品情報を基にした加熱制御が用いられている。該従来の加熱調理器の例として、特開2001−250672号公報に開示されているように、加熱室の上部に設置した赤外線温度センサによりターンテーブルレス方式の食品載置台上に載置した食品の温度と概略の位置を検出し、食品載置台の下部に設けたマイクロ波を撹拌する回転アンテナを回転、停止させて加熱制御を行っているものであった。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−250672号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来の加熱調理器において特開2001−250672号公報に示すものでは、食品の温度と位置情報検出手段に赤外線温度センサを用いているため、検出される温度情報は食品の表面の赤外線(温度)情報である。例えば、流動性の小さなカレーやシチューなどでは表面温度に対して内部が冷えた状態であったり、ラップや蓋等で覆った食品、および蒸気を発生する食品等では、精度の高い温度情報検出が困難であった。
【0005】
さらに、食品を投入した庫内温度が食品の温度と同じか、または近い場合は、赤外線温度センサによる食品の初期の位置情報が正確に得られないことも懸念される。その結果、検出される温度や位置情報による加熱制御では適切な加熱調理ができないという場合があった。
【0006】
また、食品載置台は周囲を弾性部材などで支持(シール)されているため、食品載置台の取り外しができず、簡単に清掃できなく食品載置台の清掃性の問題もあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明では、食品を収納する加熱室と、食品を加熱するマグネトロンおよび回転アンテナ等で構成した加熱手段と、加熱室の底部に載置された食品載置台を備えた加熱調理器において、前記食品載置台は少なくとも一つの重量検出手段により支持されると共に加熱室底部より脱着可能とし、重量検出手段に設けた食品載置台の食品の重量を伝える支持部材の径をφAとし、該支持部材を受ける食品載置台の支持部材受け穴の間口部の径と前記支持部材が固定される固定部の径をそれぞれφC、φBとしたときこれらの径寸法の大きさ順をφA<φB<φCとしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、加熱調理器による本発明の一実施例を、電子レンジあるいは電子オーブンレンジを例にとって説明するが、本発明は他の加熱調理器にも適用できるものである。
【0009】
図1は本発明の一実施例である電子レンジ1を示しており、この電子レンジ1は調理する食品4を加熱する加熱室2と、加熱室2の食品4の重量情報を検出する重量検出手段20と、その手段20により得られた情報を基に加熱調理を制御するコントローラ18を備えている。また、加熱室2の下部には機械室16が設けられている。これらの加熱室2や機械室16はキャビネット11で覆われている。
【0010】
加熱室2は、左右の側面、奥面、天井面および底面が薄板状の鋼材で一体に組み立てられた加熱室筐体12と、前面部は外部から加熱室2内の食品4が確認できると共にマイクロ波を外部へ透過させないようにガラスとパンチング状の小さな多数の孔を設けた薄板で構成した食品4の出し入れ用ドア(図示せず)とで構成されている。
【0011】
また、加熱室2の底部には食品4を載置するターンテーブルレスの食品載置台3が載置されている。本発明の食品載置台3は、図2のP矢印に示すように加熱室筐体底部12aから容易に脱着可能な構造である。このため、食品4の加熱時に付着した汚れ等を食品載置台3を容易にはずして洗浄、清掃することが可能となる。
【0012】
機械室16は、加熱室筐体12の薄板により加熱室2と熱的、あるいはマイクロ波を遮断するように分離されている。また、機械室16内には食品4の加熱に必要なマイクロ波を発生させるマグネトロン5やマイクロ波の伝播経路となる導波管6、加熱制御回路基板(図示せず)、冷却用のファン(図示せず)等が収納されている。
【0013】
この機械室16に備えられたマグネトロン5から発生するマイクロ波は、導波管6を介して食品載置台3の下方に設けられた空隙7に送りこまれる。送り込まれたマイクロ波は空隙7内に設置された回転アンテナ8により拡散され、加熱室2へ放射される。
【0014】
該回転アンテナ8は回転駆動手段9(回転モータ)により回転アンテナ軸8aを介して駆動される。前記マグネトロン5、前記導波管6および前記回転アンテナ8を総称して加熱手段17と称す。
【0015】
また、回転アンテナ8が備えられている空隙7は加熱室2のほぼ中央付近に設けられ、回転アンテナ8が加熱室筐体底部12a面から出っ張らないよう加熱室筐体底部12aを絞り加工している。絞り加工する深さや形状(丸形とか四角形)などは回転アンテナ8の大きさ、マイクロ波状況などにより変わる。主として実験などにより決定される。本発明では四角形とした。
【0016】
前記空隙7と加熱室2とを分離するのが仕切り板10である。該仕切り板10は使用者が食品載置台3を掃除するためはずしたとき、回転アンテナ8に触られないようにするため設けるものである。使用者が回転アンテナ8に触れ変形させた場合、マイクロ波の動作に異常をきたし性能に多大な影響が生じるためである。加熱室筐体底部12aと仕切り板10との接合部はシリコンなどのシール材13で充填される。これは、使用者が誤って加熱室2底部に水をこぼしたとき、加熱手段17への流入を防ぐためである。
【0017】
次に、本発明では、食品4の重量を検出する複数の重量検出手段20を食品載置台3の下部に設けている。該重量検出手段20の支持部材21で食品載置台3の食品4の重量情報を検出し、この情報を処理するコントローラ18に送られる。このコントローラ18はマグネトロン5や回転アンテナ8の回転駆動手段9などの動作なども制御するところである。
【0018】
図3は、機械室16を加熱室2側面部に設けた本発明の他の実施例である電子レンジ1を示したものである。
【0019】
加熱室2の底部には食品4を載置するターンテーブルレスの食品載置台3が載置されている。図1同様に、該食品載置台3は容易に脱着可能な構造である。
【0020】
機械室16は、図1に示した電子レンジ1と同様に、加熱室筐体12の薄板により加熱室2と熱的、あるいはマイクロ波を遮断するように分離されている。また、機械室16内にはマグネトロン5や導波管6、加熱制御回路基板(図示せず)、冷却用のファン(図示せず)等が収納され、空隙7と加熱室2とは仕切り板10で仕切られている。
【0021】
また、本実施例においても、食品4の重量を検出する複数の重量検出手段20を食品載置台3の下部に設けて、該重量検出手段20で食品載置台3の食品4の重量情報を検出している。
【0022】
図1、図3では示していないが、機械室16内や加熱室2上部に赤外線温度センサおよび、該赤外線温度センサの検温方向を制御する駆動機構を備え、加熱室2内をスキャンしながら食品4を検温するシステムを備えた電子レンジ1では、複数の重量検出手段20による情報を基に食品4の位置を検出し、常に食品4の位置に検温方向を向けるように前記赤外線温度センサの検温方向を制御するとよい。これにより、加熱調理過程の食品4の温度を実時間で検温することができ、重量情報と該温度情報を組み合わせることにより、より精度の高い加熱制御が可能となる。
【0023】
図4は食品載置台3に設けた支持部材受け穴3a部の拡大断面図で、重量検出手段20の支持部材21が支持部材受け穴3aに嵌合されている状態の図である。該支持部材21の径はAmm(φA)で、支持部材受け穴3aの間口部3a1の径はCmm(φC)、支持部材21と支持部材受け穴3aとが固定される固定部3a2の径はBmm(φB)とする。
【0024】
以下、本発明による電子レンジ1の詳細構造とその作用や、食品4の重量検出手段20とその構造について詳細に説明する。
【0025】
図5は、本発明の一実施例である食品情報検出システムの構成を示したものである。食品載置台3の下面に備えた重量検出手段20(以下、単にセンサと称す。)の配置を示しており、図中、食品載置台3、マグネトロン5および、導波管6は点線で示している。
【0026】
本発明は、四角い形状の食品載置台(以下、単にテーブルと称す。)3を図示するように3つのセンサ20a、20b、20cで支持した構造である。図中、センサ20b、20cはテーブル3の下部左右(加熱室2前部左右)、センサ20aは上部中央(加熱室2後部中央)に対向する位置で加熱室筐体底部12aの外側に設置されている。
【0027】
加熱室2内のテーブル3上に食品4を載置する場合、単品食品4ではテーブル3の中央部に、複数食品4等では中央付近で手前左右に載置する傾向があり、このことから前述したセンサ20a、20b、20cの配置が好ましい。但し、基本的にはマグネトロン5や導波管6、及び回転アンテナ8を部品配置上避けた配置であり、さらにテーブル3面に対してセンサ20a、20b、20cによる3つの支持点で囲まれた領域をできる限り広くするためである。該条件を満たす場合は、言うまでもなくセンサ20の設置位置はこれに限られるものではない。
【0028】
テーブル3上の食品4の載置位置がセンサ20a、20b、20cによる3つの支持点で囲まれた領域内に食品4が載置されると、該食品4の重量情報は3つのセンサ20a、20b、20c支持部に分力として作用し、各センサ20a、20b、20cの重量情報をコントローラ18内で演算処理することで食品4の重量を検出することができる。
【0029】
該演算処理は各センサ20a、20b、20cの重量情報の総和を求めることでよい。さらに、各センサ20a、20b、20cの重量割合よりテーブル3上の食品4の載置位置を求めることもできる。
【0030】
これらの食品4の重量情報や、位置情報を基に食品4の加熱制御を行う。加熱制御には、例えば食品4の重量情報を基にしたマグネトロン5のマイクロ波照射時間や出力制御、食品4の位置情報を基にした加熱室2の上部に備えた食品4の検温手段となる赤外線温度センサ(図示せず)の検温方向制御、あるいは、食品4の位置情報を基にした回転アンテナ8の回転制御などであり、全てを制御することも可能であるが、該制御のうち最低一つでもよい。
【0031】
テーブル3上の食品4の載置位置がセンサ20a、20b、20cによる3つの支持点で囲まれた領域を外れた場合、例えば図中、テーブル3の上部左右に載置されると載置食品4位置の反対側に位置するセンサ20a、20b、20cのいずれかの支持部の接触状態が完全に離れることがある。
【0032】
この場合、テーブル3の上部左右位置に対向する加熱室筐体底部12aにテーブル3の保持部(テーブルの動きを抑制するストッパー、図示せず)を設け、大きな食品4が載置された場合は該保持部で支持するようあらかじめ隙間を持たせて備えているとよい。言うまでもなく、該保持部はテーブル3側に備えてもよい。また、該保持部の先端部を弾性部材とするとテーブル3との接触音を防止することもできる。
【0033】
図6は、本発明の他の一実施例である食品情報検出システムの構成を示したものである。加熱室2内よりテーブル3下面に備えたセンサ20の配置を示しており、図5同様にテーブル3、マグネトロン5および、導波管6は点線で示している。
【0034】
本発明は、テーブル3を図示するように4つのセンサ20a、20b、20c、20dで支持した構造である。センサ20c、20dは、テーブル3の四隅となる下部左右、センサ20a、20bは上部左右に対向する位置で加熱室筐体底部12aの外側に設置されている。
【0035】
テーブル3の四隅を支持する本発明による構造では、テーブル3上の、どの位置(全域)に食品4が載置されても、該食品4の重量は4つのセンサ20a、20b、20c、20dに作用するため、テーブル3全面が食品4載置可能である。
【0036】
その反面、テーブル3を四隅4点で支持しているために、該4つの支持点のうち一点が平面内に存在しない場合、その支持点あるいは、他の一点がテーブル3と接触せず、この部位のセンサ20の食品4重量による出力がとれなくなる。
【0037】
そのため、食品4の重量検出を目的とした4点支持構造をとった場合には、常に4つの支持点はテーブル3と接触状態になるよう設定しなければならない。そこで、図示していないがテーブル3とセンサ20間の支持部材間にテーブル3の重量で十分に変形する弾性部材を介すことで上記問題を解決することができる。該弾性部材は4つの支持点に設けてもよいし、1つ以上の支持点に設けてもよい。
【0038】
テーブル3上に食品4が載置されると該食品4の重量情報は4つのセンサ20支持部に分力として作用し、各センサ20a、20b、20c、20dの重量情報をコントローラ18内で演算処理することで食品4の重量を検出することができる。該演算処理は各センサ20a、20b、20c、20dの重量情報の総和を求めることでよい。
【0039】
さらに、各センサ20a、20b、20c、20dの重量割合よりテーブル3上の食品4の載置位置を求めることもできる。そして、これらの食品4の重量情報や位置情報を基に食品4の加熱制御を行う。
【0040】
本実施例では、テーブル3上の食品4の重量検出として、4個あるいは3個のセンサ20を用いた加熱調理器について述べたが、センサ20が2個あるいは1個であっても同様に食品4の重量検出が可能である。
【0041】
図5、図6で記載したようにテーブル3の外周部に3点、あるいは4点の支持点を想定し、そのテーブル3の支持点に対向する加熱室筐体底部12aの外側に機械室16側よりセンサ取付け部材19を介してセンサ20が設置されている。
【0042】
図7はセンサ20の設置構造断面図で、センサ20を設置する加熱室筐体底部12aとセンサ取付け部材19には貫通穴12b、14が設けられており、該貫通穴12b、14に垂直方向に移動可能なテーブル3を支持する支持部材21が挿入されている。
【0043】
該支持部材21により直接テーブル3を支持する構造で、該支持部材21はテーブル3に設けられた支持部材受け穴3aに嵌合され、テーブル3およびテーブル3上に載置された食品4の重量情報をセンサ20部へ伝達する。
【0044】
ここで支持部材受け穴3aとセンサ20の支持部材21との関係について説明する。テーブル3を加熱室2内の所定の位置に簡単に、しかも確実に支持部材21を支持部材受け穴3aに嵌合させなければ食品4の正確な重量が検出できない。正確な重量検出ができないと正確な加熱時間が設定できず、食品4に見合った適切な加熱ができない。
【0045】
本実施例では、支持部材21の径を約5.6mm(φA=5.6mm)とした。この値はセンサ20の構造などにより設計段階で決定される値である。次に支持部材受け穴3aの固定部3a2の径φBは次の式により決定する。
【0046】
φB=φA+a
aの値が大きければ支持部材21が容易に支持部材受け穴3aに嵌合できるが、反面大きすぎると隙間部が大きくなり、ずれが生じてテーブル3が加熱室2を構成する加熱室筐体12と接触することがある。接触すると食品4の重量が正確に検出できず、前記したように食品4に見合った適切な加熱ができない。
【0047】
逆にaの値が小さいと固定部3a2と支持部材21との隙間の余裕がなくなり嵌合しにくくなる。このような点を配慮し本実施例ではa=2.4mmとした。
【0048】
次に支持部材受け穴3aの間口部3a1の径φCは次の式より決定する。
【0049】
φC=φB+b
bの値が大きければ固定部3a2と間口部3a1を結ぶ斜面部が緩やかになり、この斜面部に支持部材21が乗り上げて設置されても、テーブル3が設置されてしまうこともある。このような状態であると設定場所からずれているため上記で説明したようにテーブル3が加熱室2を構成する加熱室筐体12と接触する問題が生じてしまう。
【0050】
逆に、bの値が小さいと固定部3a2と間口部3a1を結ぶ斜面部が小さくなり、つまり傾斜がきつくなり傾斜部に支持部材21が設置されることはなくなるが、隙間が少なくなり支持部材21が支持部材受け穴3aに合わせにくくなるという問題が生じる。このような点を配慮し本実施例ではb=2mmとした。
【0051】
上記より支持部材21と支持部受け穴3aの関連寸法は次のような値となる。
【0052】
支持部材21の径・・・・・・・・・・・・・φA=5.6mm
支持部材受け穴3aの間口部3a1の径・・・φB=8mm
支持部材受け穴3aの固定部3a2の径・・・φC=10mm
となり、支持部材21の径φA、支持部材受け穴3aの間口部3a1の径φB及び支持部受け穴3aの固定部3a2の径φCの大きさ順はφA<φB<φCとなる。
【0053】
尚、上記の径の値は、例えば支持部材21の径などにより関連寸法が変わるため固定化されたものではない。
【0054】
このように本発明は、四角い平板形状のテーブル3上に載置された食品4の重量を検出するため、テーブル3は複数のセンサ20により支持されると共に加熱室2底部より脱着可能とし、センサ20に重量を伝える支持部材21の径をφA、支持部材21を受ける支持部材受け穴3aの間口部3a1の径と支持部材21が固定される固定部3a2の径をそれぞれφC、φBとしたときこれらの径寸法の大きさ順はφA<φB<φCとすることにより支持部材21と支持部材受け穴3aとが容易に、かつ確実に嵌合することが可能となる。
【0055】
【発明の効果】
本発明によれば、食品を収納する加熱室と、食品を加熱するマグネトロンおよび回転アンテナ等で構成した加熱手段と、加熱室の底部に載置された食品載置台を備えた加熱調理器において、前記食品載置台は少なくとも一つの重量検出手段により支持されると共に加熱室底部より脱着可能とし、重量検出手段に設けた食品載置台の食品の重量を伝える支持部材の径をφAとし、該支持部材を受ける食品載置台の支持部材受け穴の間口部の径と前記支持部材が固定される固定部の径をそれぞれφC、φBとしたとき、これらの径寸法の大きさ順をφA<φB<φCとしたことにより支持部材21と支持部材受け穴3aとが容易に、かつ確実に嵌合することが可能となるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である重量検出手段およびその情報により食品を加熱制御する加熱調理器を示した図である。
【図2】本発明の一実施例である加熱調理器のテーブル脱着概念を示した図である。
【図3】本発明の他の一実施例である重量検出手段およびその情報により食品を加熱制御する加熱調理器を示した図である。
【図4】本発明の一実施例である食品載置台の支持部材受け穴部に支持部材が嵌合されている状態の拡大断面図である。
【図5】本発明の一実施例である食品情報検出システムの構成を示した図である。
【図6】本発明の他の一実施例である食品情報検出システムの構成を示した図である。
【図7】本発明の一実施例である重量検出手段の設置構造断面を示した図である。
【符号の説明】
2・・・加熱室
3・・・食品載置台(テーブル)
3a・・支持部材受け穴
3a1・間口部
3a2・固定部
4・・・食品
5・・・マグネトロン
17・・・加熱手段
20・・・重量検出手段(センサ)
21・・・支持部材

Claims (1)

  1. 食品(4)を収納する加熱室(2)と、食品(4)を加熱するマグネトロン(5)および回転アンテナ(8)等で構成した加熱手段(17)と、加熱室(2)の底部に載置された食品載置台(3)を備えた加熱調理器において、前記食品載置台(3)は少なくとも一つの重量検出手段(20)により支持されると共に加熱室(2)底部より脱着可能とし、重量検出手段(20)に設けた食品載置台(3)の食品(4)の重量を伝える支持部材(21)の径をφAとし、該支持部材(21)を受ける食品載置台(3)の支持部材受け穴(3a)の間口部(3a1)の径と前記支持部材(21)が固定される固定部(3a2)の径をそれぞれφC、φBとしたとき、これらの径寸法の大きさ順をφA<φB<φCとしたことを特徴とする加熱調理器。
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