JP2004352456A - 高所作業車の安全装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業台上の作業者が自身の体に繋がる係止金具を作業台上の被係止部に係止した後でなければ高所作業を行うことができないようにして作業者の作業台からの転落を確実に防止する。
【解決手段】作業台40に搭乗した作業者Mの体に安全索72を介して取り付けられた係止金具73と、作業台40に対して移動自在に設けられ、上端側に上記係止金具73が係止される係止穴63aを有するとともに下端部に突起66を有した作業台側ロック部材64と、ブーム30の先端部に固定され、作業台側ロック部材64の突起66が嵌入する孔68を有したブーム側ロック部材67とを備える。作業台側ロック部材64は、係止穴63aに係止金具73が係止されていない状態では突起66をブーム側ロック部材67の孔68内に嵌入させ、係止穴63aに係止金具73が係止された状態では突起66を上記孔68より離脱させる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、走行体上に設けられたブームの先端部に作業台を備えて構成される高所作業車の安全装置、更に詳しくは、作業台に搭乗した作業者が誤って作業台の外に転落した場合でも作業者の安全を図ることができるようにした高所作業車の安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
高所作業車は走行体上に設けられたブームの先端部に作業者搭乗用の作業台を有しており、この作業台に搭乗した作業者は作業台上からブームの旋回、起伏、伸縮(或いは屈伸)操作及び作業台の首振り操作を行うことにより、所望の高所位置に移動して作業を行うことができるようになっている。このような高所作業車には、作業台上の作業者が不注意等により作業台の外に転落した場合でも作業者の安全を図ることができるようにした安全装置が備えられており、作業者の体に取り付けて用いられる安全帯もその一つである。この安全帯は作業者の体に巻き付けられるベルトと、このベルトから延びた綱状の安全索と、この安全索の端部に設けられた係止金具とからなる。作業台上に搭乗した作業者は、作業台上に乗り込んで高所作業を始める前に、安全帯の係止金具を作業台上に設けられた被係止部(例えば作業台上に固定された輪状の金具)に取り付けておくことにより、その後の高所作業中に万一作業台の外に転落した場合でも、地面まで落下してしまう事態を防ぐことができる。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−87796号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成の安全装置では、作業台に搭乗した作業者が自身の体に繋がる係止金具を作業台側の被係止部に係止させていない状態でも作業台の移動は可能であったため、作業者が係止金具を作業台側に係止し忘れたまま高所作業を行ってしまうおそれがあった。また、作業台はその格納状態においてはブームの先端部に対して固定ピン等により固定する構成となっており、作業台上に乗り込んだ作業者は高所作業を始める前にこの固定ピンを引き抜き、高所作業の終了後には作業台が格納された状態で固定ピンを差し込む作業を行う必要があるが、作業者が固定ピンの差し込みを忘れた場合には、車両の走行中に作業台がぐらついたり、作業台が水平旋回動したりしてしまうという問題があった。
【0005】
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、作業台上の作業者が、自身の体に繋がる係止金具を作業台上の被係止部に係止した後でなければ高所作業を行うことができないようにして、作業者が作業台から転落する事態を確実に防止するとともに、高所作業終了後に作業台をブームの先端部に対して確実に固定することが可能な構成の高所作業車の安全装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するため、本発明に係る高所作業車の安全装置は、走行体と、走行体上に起伏動自在に設けられたブームと、ブームの先端部に水平旋回動自在に設けられた作業台とを備えて構成される高所作業車の安全装置であって、作業台に搭乗した作業者の体に綱状部材(例えば、実施形態における安全索72)を介して取り付けられた係止部材(例えば、実施形態における係止金具73)と、作業台に対して移動自在に設けられ、一端側に係止部材が係止される被係止部(例えば、実施形態における係止穴63a)を有するとともに他端側に突起を有した作業台側ロック部材と、ブームの先端部若しくは前記ブームと前記作業台との間に介装された部材に設けられ、作業台側ロック部材の突起が嵌入する孔を有したブーム側ロック部材とを備え、作業台側ロック部材は、上記被係止部に係止部材が係止されていない状態では上記突起をブーム側ロック部材の上記孔内に嵌入させて作業台の水平旋回動を阻止するロック位置に位置し、上記被係止部に係止部材が係止された状態では上記突起を上記孔より離脱させて作業台の水平旋回動を自由にするロック解除位置に位置するようになっている。
【0007】
また、上記本発明に係る高所作業車の安全装置においては、作業台の移動操作を行う作業台移動操作手段(例えば、実施形態における作業台移動操作装置44)と、この作業台移動操作手段の操作に基づいて作業台を移動させる作業台移動手段(例えば、実施形態における旋回モータ23、起伏シリンダ24、伸縮シリンダ33、屈伸シリンダ36及び首振りモータ39)と、作業台側ロック部材が上記ロック位置に位置しているか否かの検出を行う位置検出手段(例えば、実施形態における位置検出器69)と、位置検出手段により作業台側ロック部材が上記ロック位置に位置していることが検出されているときに、作業台移動手段による作業台の移動を規制する作業台移動規制手段(例えば、実施形態におけるコントローラ50)とを備えていることが好ましい。また、走行体に備えられ、格納状態より下方へ張り出して走行体を安定支持させるアウトリガジャッキを有しているときには、上記作業台側ロック部材がロック位置に位置しているか否かの検出を行う位置検出手段(例えば、実施形態における位置検出器69)と、この位置検出手段により上記作業台側ロック部材がロック位置に位置していないことが検出されているときに、アウトリガジャッキの格納作動を禁止するジャッキ格納規制手段(例えば、実施形態におけるコントローラ50)とを備えていることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。図2及び図3は本発明に係る安全装置が適用された高所作業車を示している。この高所作業車1は、いわゆる屈折ブーム型の高所作業車であって、タイヤ車輪11,11,…を備えて運転キャビン12から走行運転操作が可能なトラック式の走行体10と、走行体10上に設けられた旋回支柱20と、この旋回支柱20の上部にフートピン21を介して基端部が支持された屈折ブーム(以下、単にブームと称する)30と、このブーム30の先端部に取り付けられた作業者搭乗用の作業台40とを有して構成されている。
【0009】
旋回支柱20は走行体10上における運転キャビン12の直後の位置に上下軸まわり360度回動自在に取り付けられている。走行体10の内部には旋回モータ(油圧モータ)23が設けられており、この旋回モータ23を回転作動させることにより、図示しないギヤを介して旋回支柱20を上下軸まわりに旋回作動させることができる。ブーム30はロアブーム31及びアッパブーム32から構成されており、ロアブーム31は入れ子式に構成された第1ブーム部材31a及び第2ブーム部材31bからなっている。
【0010】
ロアブーム31の内部には油圧シリンダからなる伸縮シリンダ33がロアブーム31の軸方向に延びて設けられており、この伸縮シリンダ33の伸縮作動によりロアブーム31を構成する第1及び第2ブーム部材31a,31bを相対的に移動させて、ロアブーム31全体を軸方向に伸縮動させることができるようになっている。また、ロアブーム31の下段側に位置する第1ブーム部材31aと旋回支柱20との間には起伏シリンダ(油圧シリンダ)24が跨設されており、この起伏シリンダ24を伸縮作動させることにより、ロアブーム31を鉛直面内で起伏動させることが可能である。
【0011】
アッパブーム32は、基端側がロアブーム31を構成する第2ブーム部材31bの先端部に設けられた第1金具34に連結されるとともに、先端側が第2金具35に連結された上段側部材32a及び下段側部材32bからなっている。これら両部材32a,32bは常時平行姿勢が保たれる構成となっており、下段側部材32bとロアブーム31を構成する第2ブーム部材31bとの間に設けられた屈伸シリンダ36を伸縮作動させることにより、アッパブーム32全体をロアブーム31に対して鉛直面内で屈折動させることができるようになっている。
【0012】
アッパブーム32の先端部に取り付けられた上記第2金具35には垂直ポスト37の下端部が支持されている。この垂直ポスト37は図示しないレベリング装置により常時鉛直となる姿勢に保持される。
【0013】
作業台40は箱形状を有しており、その側面部には作業台40の外部に突出してアーム部材38が設けられている。このアーム部材38は垂直ポスト37の上端部に回動自在に取り付けられており、内部に設けられた首振りモータ(電動モータ)39を回転作動させることにより、作業台40全体を垂直ポスト37まわりに首振り(水平旋回)させることができる。ここで、垂直ポスト37は上述のように常時垂直姿勢が保たれるため、結果として作業台40の床面はブーム30の起伏角度によらず常時水平に保持される。
【0014】
走行体10の前後左右各箇所には走行体10を安定状態に支持するアウトリガジャッキ13が設けられている。各アウトリガジャッキ13は走行体10に固定されて上下方向に延びたアウタージャッキ(シリンダチューブ)14a及びこのアウタージャッキ14a内に設けられて上下方向に移動(伸縮動)自在なインナージャッキ(ピストンロッド)14bからなるジャッキシリンダ14と、インナージャッキ14bの下端部に揺動自在に取り付けられた接地板15とを有して構成されている。これらアウトリガジャッキ13は車両の走行時などではインナージャッキ14bをアウタージャッキ14a内に納めた格納状態にしておき、作業現場においてはインナージャッキ14bを下方に移動させ(ジャッキシリンダ14を伸長させ)、接地板15を地面に接地させて突っ張らせる(ジャッキアップする)張出状態にすることにより、走行体10を持ち上げ状態に支持させることができる。
【0015】
作業台40の側壁には外方に張り出して設けられた張出部43が設けられており、この張出部43上には作業台40の移動操作、すなわちブーム30の旋回、起伏、伸縮、屈伸操作、作業台40の(アーム部材38の)首振り操作を行うためのレバー類(以下、これらレバー類をまとめて作業台移動操作装置44と称する)が備えられている。作業台40に搭乗した作業者は、この作業台移動操作装置44を操作することにより、旋回モータ23の回転作動、起伏シリンダ24の伸縮作動、伸縮シリンダ33の伸縮作動、屈伸シリンダ36の伸縮作動及び首振りモータ39の回転作動の操作を行うことができるようになっている。
【0016】
図4に示すように、旋回モータ23には第1電磁制御バルブ51経由で、起伏シリンダ24には第2電磁制御バルブ52経由で、伸縮シリンダ33には第3電磁制御バルブ53経由で、屈伸シリンダ36には第4電磁制御バルブ54経由で走行体10に設けられた油圧ポンプPより吐出された作動油が供給されるようになっており、上記各アクチュエータ(旋回モータ23、起伏シリンダ24、伸縮シリンダ33及び屈伸シリンダ36)は対応する電磁制御バルブ51,52,53,54の各スプール(図示せず)の駆動状態に応じた方向及び速度で作動する構成となっている。走行体10内には電磁制御バルブ51,52,53,54のコントロールを行うコントローラ50が設置されており、コントローラ50は作業台移動操作装置44の操作により出力された操作信号に基づいて電磁制御バルブ51,52,53,54の各スプールを駆動する。また、作業台40を(アーム部材38を)首振りさせる首振りモータ39は作業台移動操作装置44の操作によりコントローラ50を介さずに直接作動操作がなされるようになっている。このような構成により、作業台40に搭乗した作業者は、作業台移動操作装置44を操作して旋回支柱20を旋回作動させ、ロアブーム31を起伏、伸縮作動させ、アッパブーム32を屈伸作動させ、或いは作業台40を首振り作動させることで、自身が搭乗する作業台40を所望の位置及び姿勢に移動させることが可能である。
【0017】
また、走行体10の前後左右各所に設けられたアウトリガジャッキ13のジャッキシリンダ14には対応する電磁制御バルブ56a,56b,56c,56d経由で上記油圧ポンプPより吐出される作動油が供給され、コントローラ50は走行体10に設けられたジャッキ操作装置(例えばレバー)16の操作に応じて電磁制御バルブ56a,56b,56c,56dを電磁作動させるようになっている。このため地上の作業者は、ジャッキ操作装置16の操作により、各アウトリガジャッキ13のジャッキシリンダ14を所望に張り出させ、或いは格納させることが可能である。なお、図4においては、4つのジャッキシリンダ14のうち、走行体10の前方左側に備えられたものの符号を14a、走行体10の前方右側に備えられたものの符号を14b、走行体10の後方左側に備えられたものの符号を14c、走行体10の後方右側に備えられたものの符号を14dとして記している。また、これら4つのジャッキシリンダ14a,14b,14c,14dそれぞれに対応する電磁制御バルブのうちジャッキシリンダ14aに対応するものの符号を56a、ジャッキシリンダ14bに対応するものの符号を56b、ジャッキシリンダ14cに対応するものの符号を56c、ジャッキシリンダ14dに対応するものの符号を56dとして記している。
【0018】
ブーム30及び作業台40の格納は図2に示すように、ブーム30を全縮にしたうえで先端部を走行体10の後方に向け、ほぼ水平姿勢まで倒伏して行う。また、アーム部材38の先端部が走行体10の左方を向くようにして作業台40を首振りさせる。
【0019】
また図5に示すように、作業台40に搭乗した作業者Mは自身の体に安全帯70と呼ばれる安全具を取り付けている。この安全帯70は作業者Mの体に巻き付けられるベルト71と、このベルト71から延びて設けられた安全索(綱状部材)72と、この安全索72の端部に設けられたフック状の係止金具73とから構成される。作業者Mは、ブーム30及び作業台40が上記格納姿勢にある状態から作業台40に搭乗し、作業台移動操作装置44よりブーム30及び作業台40の移動操作を行う前に、上記係止金具73を張出部43上に設けられた作業台側ロック部材64の被係止部(具体的には作業台側ロック部材64を構成する被係止金具63の係止穴63a)に係止する。これにより作業台40上に搭乗した作業者Mは、上記安全帯70を介して作業台40に繋がった状態となり、その後作業台40を移動して行う高所作業中に万一誤って作業台40の外に転落した場合でも、そのまま地面まで落下するような事態は防止される。
【0020】
本発明に係る高所作業車の安全装置は、安全帯70を構成する上記係止金具73と、作業台40側に設けられた上記作業台側ロック部材64と、ブーム30側に設けられたブーム側ロック部材67とから構成される(図6及び図1参照)。作業台側ロック部材64は、作業台40の張出部43の側面に設けられた中空状のホルダ部材60内に設けられて上下方向に延び、上端側に上記係止穴63aを有するとともに下端側(下端部)に突起66を有した棒状の部材からなる。係止穴63aは作業台側ロック部材64の一部(上部)を構成する被係止金具63の中央部に設けられており、被係止金具63の上部には鉤状に形成された把持部63bが形成されている。一方、ブーム側ロック部材67はロアブーム31を構成する第1ブーム部材31aの側面上に設けられており、下方に延びる垂直部67aと、この垂直部67aの下端から水平に延びて形成された水平部67bとからなる。また、水平部67bの中央には、作業台側ロック部材64の下端部に設けられた上記突起66が上方から嵌入する孔68が形成されている。
【0021】
ホルダ部材60はその内部に水平方向に延びて設けられた板状の上方及び下方の各案内部材61,62を有しており、作業台側ロック部材64はこれら上方及び下方案内部材61,62それぞれの中央部に設けられた孔61a,62aを上下方向に貫通して設けられている。作業台側ロック部材64の外周部には上方及び下方の各フランジ部64a,64bが設けられており、上方フランジ部64aは上方案内部材61と下方案内部材62との間に位置し、下方フランジ部64bは下方案内部材62の下方に位置している。上方案内部材61と上方フランジ部64aとの間にはスプリング65が縮設されており、このスプリング65の付勢力により、作業台側ロック部材64は常時下方に付勢された状態となっている。なお、スプリング65がなくても作業台側ロック部材64は自重により常に下方へ移動しようとするが、スプリング65が作業台側ロック部材64を下方へ付勢することにより、後述する突起66の孔68内への嵌入が確実に行われるようになる。
【0022】
作業台側ロック部材64は上述のようにスプリング65の付勢力(及び自重)により常時下方へ移動しようとしているが、作業台側ロック部材64の係止穴63aに係止金具73が係止されていない状態では、その下方への移動は上方フランジ部64aが下方案内部材62の上面に上方から当接したところまでに制限される。このとき作業台側ロック部材64(被係止金具63)は把持部63bのみがホルダ部材60の上方に突出した状態となる。また、このようにロック部材64の係止穴63aに係止金具73が係止されていない状態では、作業台側ロック部材64の突起66は、ブーム側ロック部材67の上記孔68内に上方から嵌入した状態となる(以下、このような状態となる作業台側ロック部材64の位置を「ロック位置」と称する。図1(A)参照)。
【0023】
このように作業台側ロック部材64がロック位置に位置した状態において、作業者Mが作業台移動操作装置44より作業台40を首振り(水平旋回)させるレバー操作を行った場合には、作業台側ロック部材64がブーム側ロック部材67に引っ掛かるため、作業台40を首振り作動させることができない。すなわち、作業台40の水平旋回動は阻止された状態となる。これにより作業者Mは自分の体に取り付けた安全帯70の係止金具73を係止穴63aに係止していなかったことに気付くこととなる。
【0024】
作業者Mが安全帯70の係止金具73を作業台側ロック部材64の係止穴63aに係止するには、作業者Mが自らの手Hで被係止金具63上部の把持部63bを把持して上方に引き上げる。これにより係止穴63aはホルダ部材60の上方に突出し、これとともに作業台側ロック部材64の突起66はブーム側ロック部材67に設けられた孔68から上方に離脱した状態となる(以下、このような状態となる作業台側ロック部材64の位置を「ロック解除位置」と称する。図1(B)及び図1(C)参照)。なお、この把持部63bの引き上げによる作業台側ロック部材64の上方への移動は、作業台側ロック部材64に設けられた下方フランジ部64bがホルダ部材60の下方案内部材62の下面に下方より当接したところまでに制限される(図1(B)参照)。係止穴63aがホルダ部材60の上方に突出したら、作業者Mは作業台側ロック部材64をこの状態に保持したまま、安全帯70の係止金具73を係止穴63aに係止する。
【0025】
係止金具73が係止穴63aに係止されたら、作業者Mは把持部63bから手を放す。作業者Mが手を放した作業台側ロック部材64はスプリング65の付勢力により(自重にもよる)若干下方へ移動するが、係止穴63aには係止金具73が係止されているためロック位置までは下がらず、作業台側ロック部材64の突起66がブーム側ロック部材67の孔68から離脱した位置、すなわちロック解除位置に保持される(図1(C)参照)。
【0026】
このように作業台側ロック部材64がロック解除位置に位置した状態において、作業者Mが作業台移動操作装置44より作業台40を首振り(水平旋回)させるレバー操作を行った場合には、作業台40が首振り作動をしても作業台側ロック部材64はブーム側ロック部材67に引っ掛からず、作業者Mは作業台移動操作装置44より作業台40の首振り操作を自由に行うことができる。また、これによりブーム30を格納状態より起伏、伸縮、旋回作動させることも可能となる。
【0027】
このように本安全装置においては、作業台40に搭乗した作業者Mの体に繋がる係止金具73が作業側ロック部材64の係止穴63aに係止されていない状態では、作業台側ロック部材64の突起66がブーム側ロック部材67の孔68内に嵌入して作業台40の水平旋回動が阻止され、係止穴63aに係止金具73を係止させて突起66を孔68より離脱させることによりはじめて作業台40の首振り作動が自由(可能)となる。このため、作業台40に搭乗した作業者Mが係止金具73を係止穴63aに係止し忘れたまま高所作業を始めてしまうことがなく、作業の安全性が確保される。また、高所作業が終了してブーム30及び作業台40が格納姿勢にされた後、作業者Mが係止金具73を係止穴63aから取り外すと、作業台側ロック部材64の突起66はブーム側ロック部材67の孔68内に嵌入してロック位置に位置し、これにより作業台40はブーム30(ロアブーム31)の先端部に対して固定された状態となるので、車両走行時に作業台40がぐらついたり、作業台40が水平旋回動してしまったりする等の不都合が防止される。
【0028】
また、本安全装置においては、図1に示すように、ホルダ部材60には作業台側ロック部材64が上記ロック位置に位置しているか否か、すなわち作業台側ロック部材64が突起66をブーム側ロック部材67の孔68内に嵌入させた位置に位置しているか否かの検出を行う位置検出器69が設けられている(図4も参照)。この位置検出器69はリミットスイッチからなっており、作業台側ロック部材64がロック位置に位置しているときには、図1(A)に示すように被係止金具63の下部によりその操作片69aが押し下げられてコントローラ50にオン信号を出力し、作業台側ロック部材64がロック解除位置に位置しているときには、図1(B)及び図1(C)に示すように操作片69aが中立位置に復帰してコントローラ50にオフ信号を出力するようになっている。
【0029】
コントローラ50は、位置検出器69により作業台側ロック部材64がロック解除位置に位置していることが検出されており、位置検出器69よりオフ信号の出力を受けているとき(すなわち作業台側ロック部材64が突起66を孔68内に嵌入させた位置に位置していないことが検出されているとき)には、旋回モータ23、起伏シリンダ24、伸縮シリンダ33及び屈伸シリンダ36の全ての作動(すなわち作業台40の移動作動)を許容するが、位置検出器69により作業台側ロック部材64がロック位置に位置していることが検出されており、位置検出器69よりオン信号の出力を受けているとき(すなわち作業台側ロック部材64が突起66を孔68内に嵌入させた位置に位置していることが検出されているとき)には、コントローラ50を介して作動するアクチュエータ(旋回モータ23、起伏シリンダ24、伸縮シリンダ33及び屈伸シリンダ36)の少なくとも一つの作動を規制する作業台移動規制手段としての役割を果たすようになっている。これにより、係止金具73を係止穴63aに係止していない状態では、作業台40の移動そのものが行われなくなるため、作業台40に搭乗した作業者Mが係止金具73を係止穴63aに係止するのを忘れたまま高所作業を始めてしまう事態がより確実に防止される。
【0030】
更にコントローラ50は、位置検出器69により作業台側ロック部材64がロック位置に位置していることが検出されており、位置検出器69よりオン信号の出力を受けているときには各アウトリガジャッキ13の格納作動を許容するが、位置検出器69により作業台側ロック部材64がロック位置に位置していないこと(作業台側ロック部材64がロック解除位置に位置していること)が検出されており、位置検出器69よりオフ信号の出力を受けているときには、各アウトリガジャッキ13の格納作動(ジャッキシリンダ14の収縮作動)を禁止するジャッキ格納規制手段としての役割を果たすようになっている。これによりブーム30及び作業台40を格納状態にしたものの、作業台側ロック部材64の突起66がブーム側ロック部材67の孔68内に正しく嵌入した状態となっていなければアウトリガジャッキ13の格納作動を行うことができないので、作業者は車両の走行移動の前にこの状態(突起66が孔68に嵌入していない状態)に気付くことができ、車両の走行移動中に作業台40がぐらついたり、作業台40が水平旋回動してしまったりする事態をより確実に防止することが可能となる。
【0031】
これまで本発明の好ましい実施形態について説明してきたが、本発明の範囲は上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、上述の実施形態において示した安全装置では、作業台側ロック部材64の突起66がブーム側ロック部材67の孔68内に嵌入することにより作業台40のブーム30(ロアブーム31)の先端部に対する相対的な回転移動を規制する構成のほか、作業台側ロック部材64がロック位置に位置していることが検出されているときに作業台40の移動を規制する構成、及び作業台側ロック部材64がロック解除位置に位置していることが検出されているときにはアウトリガジャッキ13の格納作動を規制する構成が併用されたものとなっていたが、本発明では、上記第2及び第3の構成(作業台40の移動及びアウトリガジャッキの格納作動を規制する構成)は必ずしも備えていなくてもよい。
【0032】
また、上述の実施形態では、ブーム側ロック部材67はブーム30(ロアブーム31)の先端部に設けられていたが、これはブーム30の先端部の他、ブーム30と作業台40との間に介装された部材(例えば、上述の例では垂直ポスト37等)に設けられていてもよい。また、上述の実施形態に示した高所作業車1では、首振りモータ39はコントローラ50を介さずに作動する構成であったが、首振りモータがコントローラを介して作動する構成の高所作業車であれば、上記位置検出器69よりオン信号が出力されているときにその作動が規制されるアクチュエータのなかに首振りモータが加えられるようにしてもよい。
【0033】
また、上述の実施形態において、安全帯70に繋がる係止部材はフック状の金具(係止金具73)であり、また作業台側ロック部材64に設けられた被係止部は穴(係止穴63a)であったが、これら係止部材と被係止部の構成(形状等)は上述の実施形態に限定されない。また、上述の実施形態において、作業台側ロック部材64が突起66をブーム側ロック部材67の孔68内に嵌入させた位置に位置しているか否かの検出を行う位置検出手段はリミットスイッチ(位置検出器69)であったが、これはリミットスイッチに限られるものではなく、その他の手段(例えば光センサ)により上記検出を行うようにしてもよい。
【0034】
また、上述の実施形態では、作業台側ロック部材64を常時下方へ付勢するためのスプリング65が設けられていたが、作業台側ロック部材64が正確に鉛直姿勢に設けられており、常に鉛直方向に上下移動する構成であるのであれば、作業台側ロック部材64は自重により常時下方に(すなわちロック位置側へ)付勢された状態となるので、スプリング65は必ずしも必要ではない。
【0035】
また、上述の実施形態では、本発明に係る安全装置が備えられる高所作業車はタイヤ車輪により走行する構成であったが、これは必ずしもタイヤ車輪により走行するものでなくてもよく、クローラ装置等により走行するものであってもよい。或いは軌道走行用車輪を備えて軌道上を走行する軌道走行用の高所作業車、更にはタイヤ車輪と軌道走行用車輪との両方を備えた軌陸両用の高所作業車等であってもよい。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る高所作業車の安全装置においては、作業台に搭乗した作業者の体に繋がる係止部材が作業台側ロック部材の被係止部に係止されていない状態では、作業台側ロック部材の突起がブーム側ロック部材の孔内に嵌入して作業台の水平旋回動が阻止され、被係止部に係止部材を係止させて突起を孔より離脱させることによりはじめて作業台の首振り作動が自由(可能)となる。このため、作業台に搭乗した作業者が係止部材を被係止部に係止し忘れたまま高所作業を始めてしまうことがなく、作業の安全性が確保される。また、高所作業が終了してブーム及び作業台が格納姿勢にされた後、作業者が係止部材を被係止部から取り外すと、作業台側ロック部材の突起はブーム側ロック部材の孔内に嵌入してロック位置に位置し、これにより作業台はブームの先端部に対して固定された状態となるので、車両走行時に作業台がぐらついたり、作業台が水平旋回動してしまったりする等の不都合が防止される。
【0037】
また、上記本発明に係る高所作業車の安全装置において、作業台側ロック部材が突起をブーム側ロック部材の孔内に嵌入させたロック位置に位置に位置していることが検出されているときに作業台移動手段による作業台の移動を規制する作業台移動規制手段が備えられているのであれば、作業台に搭乗した作業者が係止部材を被係止部に係止するのを忘れたまま高所作業を始めてしまう事態をより確実に防止することができる。
【0038】
また、走行体に備えられ、格納状態より下方へ張り出して走行体を安定支持させるアウトリガジャッキを有しているときには、位置検出手段により作業台側ロック部材がロック位置に位置していないこと(作業台側ロック部材がロック解除位置に位置していること)が検出されているときにアウトリガジャッキの格納作動を禁止するジャッキ格納規制手段を備えていることが好ましい。これによりブーム及び作業台を格納状態にしたものの、作業台側ロック部材の突起がブーム側ロック部材の孔内に正しく嵌入した状態となっていなければアウトリガジャッキの格納作動を行うことができないので、作業者は車両の走行移動の前にこの状態に気付くことができ、車両の走行移動中に作業台がぐらついたり、作業台が水平旋回動してしまったりする事態をより確実に防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る高所作業車の安全装置の一実施形態を示す図であり、(A)は被係止金具に係止金具が係止されていない状態、(B)被係止金具を上方に引き上げた状態、(C)は被係止金具に係止金具を係止した状態をそれぞれ示している。
【図2】上記安全装置が適用された高所作業車の一例の斜視図である。
【図3】上記高所作業車の側面図であり、(A)はブームを水平姿勢にした状態、(B)はブームをほぼ垂直姿勢にした状態を示している。
【図4】上記高所作業車における作業台の移動及びアウトリガジャッキの作動に関する動力伝達経路を示すブロック図である。
【図5】作業台に搭乗した作業者が自身の体に取り付けた安全帯の係止金具を作業台側の被係止金具に取り付けた状態を示す図である。
【図6】本発明の一実施形態に係る安全装置の外観を示す、ブームの先端部及び作業台の平面図である。
【符号の説明】
1 高所作業車
10 走行体
13 アウトリガジャッキ
23 旋回モータ(作業台移動手段)
24 起伏シリンダ(作業台移動手段)
30 ブーム
33 伸縮シリンダ(作業台移動手段)
36 屈伸シリンダ(作業台移動手段)
39 首振りモータ(作業台移動手段)
40 作業台
44 作業台移動操作装置(作業台移動操作手段)
50 コントローラ(作業台移動規制手段、ジャッキ格納規制手段)
63 被係止金具
63a 係止穴(被係止部)
63b 把持部
64 作業台側ロック部材
66 突起
67 ブーム側ロック部材
68 孔
69 位置検出器(位置検出手段)
70 安全帯
72 安全索(綱状部材)
73 係止金具(係止部材)

Claims (3)

  1. 走行体と、前記走行体上に起伏動自在に設けられたブームと、前記ブームの先端部に水平旋回動自在に設けられた作業台とを備えて構成される高所作業車の安全装置であって、
    前記作業台に搭乗した作業者の体に綱状部材を介して取り付けられた係止部材と、
    前記作業台に対して移動自在に設けられ、一端側に前記係止部材が係止される被係止部を有するとともに他端側に突起を有した作業台側ロック部材と、
    前記ブームの先端部若しくは前記ブームと前記作業台との間に介装された部材に設けられ、前記作業台側ロック部材の前記突起が嵌入する孔を有したブーム側ロック部材とを備え、
    前記作業台側ロック部材は、前記被係止部に前記係止部材が係止されていない状態では前記突起を前記ブーム側ロック部材の前記孔内に嵌入させて前記作業台の水平旋回動を阻止するロック位置に位置し、前記被係止部に前記係止部材が係止された状態では前記突起を前記孔より離脱させて前記作業台の水平旋回動を自由にするロック解除位置に位置するようになっていることを特徴とする高所作業車の安全装置。
  2. 前記作業台の移動操作を行う作業台移動操作手段と、前記作業台移動操作手段の操作に基づいて前記作業台を移動させる作業台移動手段と、前記作業台側ロック部材が前記ロック位置に位置しているか否かの検出を行う位置検出手段と、前記位置検出手段により前記作業台側ロック部材が前記ロック位置に位置していることが検出されているときに、前記作業台移動手段による前記作業台の移動を規制する作業台移動規制手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の高所作業車の安全装置。
  3. 前記走行体に備えられ、格納状態より下方へ張り出して前記走行体を安定支持させるアウトリガジャッキと、前記作業台側ロック部材が前記ロック位置に位置しているか否かの検出を行う位置検出手段と、前記位置検出手段により前記作業台側ロック部材が前記ロック位置に位置していないことが検出されているときに、前記アウトリガジャッキの格納作動を禁止するジャッキ格納規制手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の高所作業車の安全装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101626856B1 (ko) * 2016-01-20 2016-06-03 주식회사 광림 고소작업차의 안전벨트 착용 감지장치 및 감지시스템
KR102224284B1 (ko) * 2020-12-18 2021-03-08 주식회사 대양계기 고소작업대 안전 보조 장치

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