JP2004346431A - トーションレース機 - Google Patents

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Michihiro Ichikawa
導宏 市川
Takeo Ichikawa
武男 市川
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Abstract

【課題】ソレノイドへの通電時に生ずる衝撃音を半減させるとともに柄出しを常に正確に行えるようにしたトーションレース機を提供する。
【解決手段】ロータメタル1とロータ駆動軸6とを上動時に接続し、下動時に離反させるクラッチ9と、該クラッチを保持し、バネ13aにより下向きに付勢されているフォーク部材12と、該フォーク部材の背板を水平方向にスライド可能に貫通させたスライド軸14と、該スライド軸の内端側に設けたカムフォロア14aに作用し、スライド軸を介してフォーク部材を上方向に変位させる第1カム15aと、該第1カムの作用域へ前記カムフォロアを進入させるためにスライド軸を押すソレノイド16と、前記第1カムの作用域外へ前記カムフォロアを押戻す第2カム15bと、前記フォーク部材を下向き付勢するバネのバネ力を補う第3カム19とを設け、この第3カム19の作用により柄出しを常に正確に行えるように構成した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はロータメタルとロータ駆動軸との断続機構が構造至簡であり、断続時の衝撃音を半減させ、かつ、柄出しが正確に行えるトーションレース機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、トーションレース機は、環状に沿って多数個(64個、94個など偶数個)配したロータメタルの回転(180度づつ)によってボビンを円周に沿って走らせつつボビンから引き出した糸を環状中心に備えた筬打部に集めて柄を作り出し、筬打ち後、順次、挟圧ローラを通して巻取ドラムに巻き取るようになっている。
【0003】
前記多数個のロータメタルは、機本体の環状下枠の上面に等配立設された所定数の固定軸の下部側に遊嵌したロータ駆動軸の上に重ねて遊嵌され、これらロータメタルをクラッチの上下動でロータ駆動軸に断続できるようになっているものである。
【0004】
前記クラッチの上下動を制御する装置には、古くは紋紙を用いるジャカード装置が用いられていた。即ち、ジャカード装置は作動部が連続した紋紙の穿孔部と非穿孔部(盲部)とによって大きく揺動したり小さく揺動したりすることを利用し、その作動部の動きに連繋して牽引されるワイヤーを介して前記クラッチの上下動を制御するように構成されていた。
【0005】
従って、上記ジャカード装置は作動部での騒音が大きいこと、また、作動部の機構が複雑である上に紋紙の枚数にも制約があったことなどから、本発明者は、先にロータメタルとロータ駆動軸との断続機構をソレノイドとバネの作用を利用してクラッチの切換ができるようにした新しいトーションレース機を提案し、ジャカード装置の如く、紋紙に制約されることがない新提案のトーションレース機(特開平9−176943号)を提供した。
【0006】
上記新提案に係るトーションレース機は、ロータメタルとロータ駆動軸とを上動時に接続し、下動時に離反させるクラッチと、該クラッチを保持し、バネにより下向きに付勢されているフォーク部材と、該フォーク部材の背板を水平方向にスライド可能に貫通させたスライド軸と、該スライド軸の内端側に設けたカムフォロアに作用し、スライド軸を介してフォーク部材を上方向に変位させる第1カムとを備え、該第1カムの作用域へ前記カムフォロアを進入させるのはバネ力による一方、第1カムの作用域外へはソレノイドの引き力を利用した。即ち、ソレノイドへの通電時にはスライド軸をカムフォロアが第1カムの作用域外になるように引かれ、非通電時にはバネの作用で第1カムの作用域内に進入するように構成し、前記第1カムの作用で前記フォーク部材の上下方向の移動によるクラッチの断続をさせるようにしていた。従って、ロータメタル毎に備えられているソレノイドへの通電と非通電をコントロールするだけで、ロータメタルの回転制御ができ、ジャカード装置を不要にしたばかりでなく、ジャカード装置と各ロータメタルの切換手段とを結ぶワイヤーや多数のリンク部材が一切不要となり、トーションレース機全体を簡素化し、操作の正確化を実現した。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記新提案のトーションレース機では、ソレノイドへの通電がスライド軸を引くときに行われたため、ソレノイドの鉄心(プランジャ)の摺動に伴う衝撃音が間断なく発生するという問題があった。また、前記ソレノイドで鉄心(プランジャ)を引いてカムフォロアを第1カムの作用域外へ押戻したときに前記フォーク部材はバネで下向き付勢しているが、そのバネのバネ力だけでは充分ではなく、各ロータメタルの作用が不安定になり、柄出しに大きな影響を与えることがあるという問題もあった。
【0008】
本発明は上記の点に鑑み、前記新提案のトーションレース機において、ソレノイドへの通電時に生ずる衝撃音を半減させるとともに柄出しを常に正確に行えるようにした新規なトーションレース機を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係るトーションレース機は、ロータメタルとロータ駆動軸とを上動時に接続し、下動時に離反させるクラッチと、該クラッチを保持し、バネにより下向きに付勢されているフォーク部材と、該フォーク部材の背板を水平方向にスライド可能に貫通させたスライド軸と、該スライド軸の内端側に設けたカムフォロアに作用し、スライド軸を介してフォーク部材を上方向に変位させる第1カムと、該第1カムの作用域へ前記カムフォロアを進入させるためにスライド軸を押すソレノイドと、前記第1カムの作用域外へ前記カムフォロアを押戻す第2カムと、前記フォーク部材を下向き付勢するバネのバネ力を補う第3カムと、を設けたことを特徴とし、カムフォロアを第1カムの作用域に進入させる作動をソレノイドで行い、第1カムの作用域外への作動のために第2カムを設け、さらに、前記フォーク部材を下向き付勢するバネのバネ力を補うための第3カムを設けるように構成した。
【0010】
また、請求項2に記載の発明に係るトーションレース機は、前記第3カムが、前記ロータ駆動軸と一体のギア下面に形成され、フォーク部材の背板下端から延出した突起上面に作用するようになっていることを特徴とし、前記第2カムによってカムフォロアが、第1カムの作用域外へ押戻されたタイミングで、フォーク部材を積極的に押し下げてクラッチを介してロータメタルをロータ駆動軸から確実に離反させ、ロータメタルの作用を安定させて柄出しを常に正確に行えるように構成した。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本願装置の要部の外観斜視図、図2はスライド軸の押圧時の断面図、図3は第2カムとスライド軸との関係を示す斜視図、図4は第3カムとフォーク部材との関係を示す斜視図である。
【0012】
図において、1はロータメタルで、該ロータメタル1は中空軸2と、該中空軸2の上端に外方に向けて対称に扇形に延出した扇形部1a、1aと、中空軸2の下端に前記扇形部1a、1aと同方向に延出した爪片3、3とからなる。
【0013】
前記ロータメタル1は、機本体Mの本体を構成する環状下枠4の上面に沿って等間隔に多数個(64個、94個など偶数個になる)立設された固定軸5(図2に示す)の上部側に水平方向に回転可能に遊嵌されている。該固定軸5の下部側にはロータ駆動軸6が水平方向に回転可能に遊嵌されている。換言すれば、固定軸5の下部側にロータ駆動軸6、上部側にロータメタル1を重ねるように遊嵌されている。
【0014】
前記ロータメタル1の扇形部1a、1aは、前記環状下枠4の同軸上の上方に平行に設けた環状上枠4′の環状に沿って連続して設けた円孔(隣接円部が互いに重なっている)4″内で回転できるようになっている。
【0015】
前記ロータ駆動軸6は下端にギア7が一体回転可能に設けられ、かつ、該ギア7は隣接同士が互いに連繋している。従って、前記ギア7の1つが駆動ギア8を介してメインシャフトからの動力を受けて回転すると、総てのロータ駆動軸6が交互に正逆方向の回転伝達を受ける。ロータメタル1及びロータ駆動軸6が偶数個になっているのはこのためである。
【0016】
前記ロータ駆動軸6の軸部にはクラッチ9が嵌合しているが、該ロータ駆動軸6の軸部は、図3の如く、断面形状が非円形になっており、これと内周の断面形状が同形であるクラッチ9は、軸方向には摺動可能であるが、回転方向には非回転(固定)になっている。
【0017】
前記クラッチ9の上面の対向位置には、前記ロータメタル1の下端部に設けた爪片3、3に係合できる突起10、10が設けられている。また、このクラッチ9の外周面には環状凹溝11がアンダーカットされている。この環状凹溝11にはフォーク部材12の背板12cの腹側面から二股状に延出した腕片12aが係合(連繋)している。
【0018】
前記フォーク部材12は、その背板12cの背側ブロック部12dを介して前記環状下枠4と上枠4′を鉛直方向に摺動可能に貫通したシャフト13に固着されている。換言すると、該フォーク部材12はシャフト13により鉛直方向に摺動できるようになっている。
【0019】
また、前記フォーク部材12はその背板12cの背側ブロック部12dと前記環状上枠4′と間に介装されたバネ13aの作用により常に下向きに付勢されている。即ち、前記フォーク部材12がバネ13aの作用により下動すると、その腕片12aが係合している環状凹溝11をもつクラッチ9が連動して下動し、該クラッチ9の上面の突起10、10が前記ロータメタル1の爪片3、3から外れる(不作用)ようになっている。
【0020】
前記フォーク部材12の上部には、前記ロータメタル1の中空軸2をU状に跨いで突出したキャップ部12bが設けられている。該キャップ部12bの下面には凹溝12b′が設けられ、該凹溝12b′は前述の如くフォーク部材12が下動したときにロータメタル1の爪片3、3に被さるように係合する。即ち、フォーク部材12が下動してクラッチ9の上面の突起10、10がロータメタル1の爪片3、3から外れると、同時(同一タイミング)に爪片3、3には前記フォーク部材12のキャップ部12bの凹溝12b′が係合するから、ロータメタル1は180度ごとに確実に回転・停止させるようになっている。
【0021】
前記フォーク部材12の背板12cの背側ブロック部12dには、水平方向にスライド可能に貫通させたスライド軸14が設けられている。該スライド軸14の内端側には前記ロータ駆動軸6の軸部に嵌合したカム盤15の上面に形成した第1カム15aに作用するカムフォロア14aが回転自在に軸支されている。前記カム盤15には上面の第1カム15aのほかに、円周面に第2カム15bを備えている。即ち、第1カム15aはカムフォロア14aの上下動を、そして第2カム15bはカムフォロア14aの円周方向のスライド運動を行うためのものである。
【0022】
前記スライド軸14にはその上下面を貫通して長穴14bが設けられ、該長穴14bには、前記シャフト13が縦に貫通している。従って、スライド軸14は前記シャフト13の上下動(フォーク部材12の上下動)に影響されることなく水平方向へのスライドが可能になっている。
【0023】
前記カムフォロア14aはソレノイド16で前記スライド軸14の後端面を押すことにより前記第1カム15aの作用域に進入する。また、前記カムフォロア14aはカム盤15の円周方向に設けた第2カム15bの作用により前記第1カム15aの作用域外に押し出されるようになっている。
【0024】
前記ソレノイド16は、通電時にプランジャ16aが縦方向に突出するように配置されている。従って、プランジャ16aの先端部16bは、前記環状下枠4の上面に立設したフレーム17にピン17′を介して軸支され、縦方向に回動する回動レバー18の背側段部18bを押すと、該回動レバー18の嘴部18aがスライド軸14の後端面を押し込むようになっている。即ち、ソレノイド16の作動により回動レバー18は、図2の一点鎖線と実線のように変位するようになっている。なお、図示していないが、ソレノイド16のプランジャ16aの先端部16bでスライド軸14の後端面を直に押圧するようにしてもよい。
【0025】
前記ソレノイド16には、図示しないCPUに入力した柄出しプログラムに従って通電され、スライド軸14を内に向けて押し込んで前記カムフォロア14aをカム盤15の第1カム15aに作用させると、これによりフォーク部材12が上動し、クラッチ9を介してロータ駆動軸6にロータメタル1が接続して回転する。一方、ソレノイド16が非通電(プランジャ16aをフリーする)状態になると、前記スライド軸14は、その内端側のカムフォロア14aの端面に当たる第2カム15bの作用により強制的に第1カム15aの作用域外に押戻され(不作用)る。なお、ソレノイド16への通電は前記カムフォロア14aが第2カムの円周方向の頂点にあるタイミングにて行われるようになっている。
【0026】
前述のように、ソレノイド16の非通電時、前記第2カム15bの作用によりカムフォロア14aが第1カム15aの作用域外に押戻されたとき、フォーク部材12は前記バネ13aの作用により押し下げると同時に、クラッチ9を下動させ、その上面の突起10、10をロータメタル1の爪片3、3から外す。この瞬間、ロータメタル1は回転を開始しようとするが、即時に、フォーク部材12のキャップ部12bの凹溝12b′がロータメタル1の爪片3、3に係合するからロータメタル1は、先の回転(ソレノイド16の通電時)開始から丁度180度の回転したところで急停止させられることとなる。
【0027】
前記ロータ駆動軸6の下端に一体に設けたギア7の下面には第3カム19が形成されている。この第3カム19は前記フォーク部材12の背板12aの下端からロータ駆動軸6に向けて延出した突起20の上面を下向きに作用する。即ち、第3カム19は、前記ソレノイド16の非通電時に、前記第2カム15bがカムフォロア14aを第1カム15aの作用域外に押戻したタイミングで、フォーク部材12が前記バネ13aのバネ力で下向きに押す力を補うように機能する。換言すれば、前記第3カム19はフォーク部材12を積極的に押し下げる。これは前記バネ13aのバネ力のみではフォーク部材12が的確に反応しないおそれがあって、CPUに入力された柄出しプログラムに従った柄出しに乱れが生ずることを未然に解消するように機能するものである。
【0028】
このように、図示しないCPUに入力した柄出しプログラムに従って各ロータメタル毎に備えたソレノイド16への通電を制御することにより、ロータメタル1とロータ駆動軸6との断続によるボビン(図示せず)が環状上枠4′の環状に沿って連続して設けた円孔4″内の走行を自在に制御でき、所望の柄を無限にしかも的確に作り出すことが可能となる。
【0029】
また、上記実施態様では特に説明していないが、第1カム15aと、第2カム15bとを単一部品(カム盤15)に構成し、第3カム19をロータ駆動軸6と一体回転するギア7に一体に構成すれば、部品点数の減少によるコストダウンが実現できる。
【0030】
更に、上記実施態様において、スライド軸14と、該スライド軸14を押圧付勢するソレノイド16との間に、回動レバー18を介在させたのは、ソレノイド16を図示の如く、縦型に適用するためである。これは省スペース化の実現のために有効である。
【0031】
【発明の効果】
以上の如く、本発明に係るトーションレース機は、ロータメタルとロータ駆動軸とを上動時に接続し、下動時に離反させるクラッチと、該クラッチを保持し、バネにより下向きに付勢されているフォーク部材と、該フォーク部材の背板を水平方向にスライド可能に貫通させたスライド軸と、該スライド軸の内端側に設けたカムフォロアに作用し、スライド軸を介してフォーク部材を上方向に変位させる第1カムと、該第1カムの作用域へ前記カムフォロアを進入させるためにスライド軸を押すソレノイドと、前記第1カムの作用域外へ前記カムフォロアを押戻す第2カムと、前記フォーク部材を下向き付勢するバネのバネ力を補う第3カムと、を設けたことを特徴としているから、カムフォロアを第1カムの作用域に進入させる作動をソレノイドで行い、カムフォロアを第1カムの作用域外へ逃がす作動を第2カムによって行うため、ロータメタルとロータ駆動軸との断続機構が簡素化する。しかも、ソレノイドへの通電はカムフォロアが第2カムの頂点にあるときに行うように調整すると、通電時の衝撃音が半減する。さらに、前記フォーク部材の下げ作動がバネの力のみならず、これを補うように第3カムを設けて積極的に行うようにしたので、CPUに入力された柄出しプログラムに従った柄出しが的確に行われる等各種の優れた効果を奏するものである。
【0032】
また、請求項2に記載の発明に係るトーションレース機は、前記第3カムが、前記ロータ駆動軸と一体のギア下面に形成され、フォーク部材の背板下端から延出した突起上面に作用するようになっていることを特徴としているから、前記第2カムによってカムフォロアが、第1カムの作用域外へ押戻されたタイミングにてフォーク部材を積極的に押し下げてクラッチを介してロータメタルをロータ駆動軸から確実に離反させ、ロータメタルの作用を常に安定させるから柄出しが常に正確に行えるという優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願装置の要部の外観斜視図である。
【図2】スライド軸の押圧時の断面図である。
【図3】カム盤の第2カムとスライド軸との関係を示す斜視図である。
【図4】第3カムとフォーク部材との関係を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ロータメタル
1a 扇形部
2 中空軸
3 爪片
4 環状下枠
4′環状上枠
5 固定軸
6 ロータ駆動軸
7 ギア
8 駆動ギア
9 クラッチ
10 突起
11 環状凹溝
12 フォーク部材
12a 腕片
12b キャップ部
12b′ 凹溝
12c 背板
13 シャフト
13a バネ
14 スライド軸
14a カムフォロア
14b 長穴
15 カム盤
15a 第1カム
15b 第2カム
16 ソレノイド
16a プランジャ
16b 先端部
17 フレーム
17′ ピン
18 回動レバー
19 第3カム
20 突起

Claims (2)

  1. ロータメタルとロータ駆動軸とを上動時に接続し、下動時に離反させるクラッチと、該クラッチを保持し、バネにより下向きに付勢されているフォーク部材と、該フォーク部材の背板を水平方向にスライド可能に貫通させたスライド軸と、該スライド軸の内端側に設けたカムフォロアに作用し、スライド軸を介してフォーク部材を上方向に変位させる第1カムと、該第1カムの作用域へ前記カムフォロアを進入させるためにスライド軸を押すソレノイドと、前記第1カムの作用域外へ前記カムフォロアを押戻す第2カムと、前記フォーク部材を下向き付勢するバネのバネ力を補う第3カムと、を設けたことを特徴とするトーションレース機。
  2. 前記第3カムが、前記ロータ駆動軸と一体のギア下面に形成され、フォーク部材の背板下端から延出した突起上面に作用するようになっていることを特徴とする請求項1に記載のトーションレース機。
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