JP2004344538A - ナースコール装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】精神科病棟等の病棟へと入棟する外来者や病床から離れた患者の存在を管理するとともに、扉の開閉時における安全管理を可能とする。
【解決手段】カメラ子機25にて撮像された精神科病棟等の病棟外の出入口に居る人物の映像と病棟内監視カメラ26にて撮像された病棟内の出入口に居る人物の映像および/またはサーモビュアー27にて検出された病棟内の出入口に居る人物の人物像とをナースコール親機20をなす表示装置20bに出画させるとともに、サーモビュアーにて人物が検出された場合には、その旨のメッセージを表示装置に出画させることにより、ナースセンター内に在室中の看護師は、扉28に取り付けられている施錠状態の電気錠28aを解錠させるような解錠操作を行う前に、病棟内外の出入口に居る人物を容易に確認できる。
【選択図】 図1
【解決手段】カメラ子機25にて撮像された精神科病棟等の病棟外の出入口に居る人物の映像と病棟内監視カメラ26にて撮像された病棟内の出入口に居る人物の映像および/またはサーモビュアー27にて検出された病棟内の出入口に居る人物の人物像とをナースコール親機20をなす表示装置20bに出画させるとともに、サーモビュアーにて人物が検出された場合には、その旨のメッセージを表示装置に出画させることにより、ナースセンター内に在室中の看護師は、扉28に取り付けられている施錠状態の電気錠28aを解錠させるような解錠操作を行う前に、病棟内外の出入口に居る人物を容易に確認できる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はナースコール装置に係り、特に、外来者の入棟が制限される精神科病棟等の病棟に設置されたナースコール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、この種のナースコール装置として、病院内を巡回中の看護婦(看護師)により携帯される無線子機を備え、病院毎にナースコールシステムを構築する必要がなく、また、ナースコール機器の設置後に病室番号や子機番号の設定が変更される場合においても、ナースコールシステムを再構築する必要がないナースコールシステムが提案されている(例えば、特許文献1)。
【0003】
従来例のナースコールシステムによれば、ナースコール子機からの呼び出しに対して、ナースコール親機の呼出表示灯の点滅位置によりナースコール子機の子機番号が確認される。これにより、ナースセンター内に在室中の看護婦(看護師)は、子機番号のナースコール子機が設置されている病床の患者と通話を行った後、呼び出しに対して必要な処理を行う。また、かかるナースコール子機からの呼び出しに対して、無線子機で応答する場合においては、表示部に表示された呼出表示データにより、病室の病室番号およびベッド番号が確認されることから、無線子機を携帯しながら病院内を巡回中の看護婦(看護師)は、ナースセンター内に在室中の看護婦(看護師)と同様に、患者と通話を行った後、呼び出しに対して必要な処理を行う。
【0004】
【特許文献1】特開2002−101216号公報(段落番号0029、0030、図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来例のナースコールシステムを外来者の入棟が制限される精神科病棟等の病棟に設置した場合、このナースコールシステムには病棟の出入口を開閉させる扉の施解錠を制御する機能や病棟(病棟内外)の出入口に居る人物についての監視機能、映像撮像機能および映像出画機能が何ら備えられていないため、ナースセンター内に在室中の看護婦(看護師)においては、外来者や病床から離れた患者への迅速な対応ができないばかりでなく、扉の開閉時における安全管理もできなかった。
【0006】
本発明は、上述の難点を解消するためになされたもので、精神科病棟等の病棟へと入棟する外来者や病床から離れた患者の存在を管理するとともに、扉の開閉時における安全管理が可能となるナースコール装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本発明のナースコール装置は、病室内の各病床に設置されたナースコール子機と、病室毎に設置されナースコール子機からの呼び出しを検出して呼出情報をナースコール制御機へと送信するための集合廊下灯と、ナースコール制御機からの呼出情報を出画するための表示装置を備えたナースコール親機とから構成される。ナースコール制御機には、精神科病棟等の病棟へ外来者が病棟の出入口から入棟する際に看護師を呼び出すための呼出ボタンおよび外来者の映像を撮像して表示装置に出画するためのカメラ並びにナースコール親機により看護師と通話するためのマイクおよびスピーカを有し病棟の出入口に設置されたカメラ子機と、病棟の出入口の映像を撮像して出入口に居る人物を表示装置に出画するための病棟内監視カメラおよび病棟の出入口に居る人物を監視して表示装置に出画するためのサーモビュアーのうち少なくとも1つとを接続したものである。
【0008】
このようなナースコール装置によれば、ナースコール子機からの呼び出しを検出した集合廊下灯からの呼出情報をナースコール親機をなす表示装置に出画させるナースコール制御機に、カメラ子機とサーモビュアーおよび病棟内監視カメラのうち少なくとも1つとを接続することにより、カメラ子機にて撮像された病棟外の出入口に居る人物の映像と病棟内監視カメラにて撮像された病棟内の出入口に居る人物の映像および/またはサーモビュアーにて検出された病棟内の出入口に居る人物の人物像とをナースコール親機をなす表示装置に出画させることができる。
【0009】
また、本発明のナースコール装置において、ナースコール制御機には、精神科病棟等の病棟の出入口に設置され出入口に居る人物を確認して看護師の操作により扉を施解錠するための電気錠を接続したものである。
【0010】
このようなナースコール装置によれば、扉に取り付けられている施錠状態の電気錠を解錠させるために解錠ボタンを操作するナースセンター内に在室中の看護師は、この解錠操作を行う前に病棟内外の出入口に居る人物を確認できる。
【0011】
また、本発明のナースコール装置において、ナースコール制御機およびナースコール親機のうち少なくとも1つは、サーモビュアーにて人物を検出したときメッセージを出力するものである。
【0012】
このようなナースコール装置によれば、サーモビュアーにて人物を検出したとき、ナースコール制御機およびナースコール親機のうち少なくとも1つにて生成されたメッセージを当該ナースコール親機から出力させることができる。
【0013】
また、本発明のナースコール装置において、カメラ子機には、ナースコール親機へ外来者の存在が有ることを知らせるための人体センサを備えている。
【0014】
このようなナースコール装置によれば、病棟外の出入口へと近づいた外来者の存在が有ることをカメラ子機の人体センサにて検出することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のナースコール装置を適用した好ましい形態の実施例について、図面を参照して説明する。
【0016】
図1は、本発明の実施例によるナースコール装置を示すシステム構成図であり、図2は、本発明の実施例によるナースコール装置の設置状態を示す説明図である。
【0017】
図1のシステム構成図に示すナースコール装置は、外来者の入棟が制限される精神科病棟等の病棟において、病室内の各病床に設置、ここでは「101」、「102」、・・・のように個別の部屋番号(詳述せず)が割り当てられた病室内(101号室内、102号室内、・・・)の所定の位置に設置されており、病床の患者が医療従事者である医師や看護師等、例えば、ナースセンター内に在室中の看護師や後述する無線子機22a、22b、・・・を携帯しながら病棟内(病院内)を巡回中の看護師のうち受け持ち(担当)の看護師に対して通常のナースコール呼び出し、緊急を要する緊急呼び出し、トイレ介助呼び出し等の呼出種別が異なる呼び出しを行い通話を成立させるための音声を入出力するナースコール子機、ここでは、病室毎4台づつ設置された個別のベッド番号(詳述せず)を有するナースコール子機1a〜1d、2a〜2d、・・・(図2の説明図を参照)と、病室毎に設置、例えば、各病室の出入口(出入口近傍)である廊下先に設置されており、ナースコール子機ラインL1a〜L1d、L2a〜L2d、・・・を介して接続されたナースコール子機1a〜1d、2a〜2d、・・・からの呼出種別が異なる呼び出しを検出して表示するとともに、その旨の呼出情報を後述するナースコール制御機30へと送信するための個別の廊下灯番号(詳述せず)を有する集合廊下灯11、12、・・・(図2の説明図を参照)と、ナースセンター内に設置されており、ナースコール親機20を構成する親機機器間ラインL10を介して接続されたナースコール通話部20aおよび表示装置20b(図2の説明図および後述する図3の外観構成図を参照)と、病棟内(病院内)を巡回中の看護師により携帯されており、ナースコール子機1a〜1d、2a〜2d、・・・からの呼び出しがあることを呼出種別毎異なるパターンで出画、呼出音を出力させて報知するとともに、これを確認した看護師が呼出元である病床の患者との間で通話を成立させるための音声を入出力する個別の無線子機番号(詳述せず)を有するPHS(Personal Handyphone System)等の無線子機22a、22b、・・・と、無線子機22a、22b、・・・を無線制御するための無線基地局23と、基地局ラインL11を介して接続された無線基地局23を制御(回線制御)するためのデジタル方式の交換機24と、病棟の出入口、ここでは、病棟外の出入口に設置されたカメラ子機25(図2の説明図および後述する図4、図5の外観構成図を参照)と、病棟内から出入口への所定のエリア内に居る人物、例えば、病床から離れた患者P1や病棟内に入棟した外来者P2の映像を撮像し、ナースコール親機20をなす表示装置20bに出画させるための病棟内監視カメラ26(図2の説明図を参照)と、病棟内から出入口への所定のエリア内に居る人物、例えば、病床から離れた患者P1の存在の有無を監視/検出するためのサーモビュアー27(図2の説明図を参照)と、病棟の出入口に設置される電気錠28aが取り付けられた扉28(図2の説明図を参照)と、扉28に取り付けられている電気錠28aを解錠させるためにナースセンター内に在室中の看護師が操作する解錠ボタン29と、廊下灯ラインL12を介して集合廊下灯11、12・・・、通話部ラインL13を介してナースコール親機20をなすナースコール通話部20a、交換機ラインL14を介して交換機24、カメラ子機ラインL15を介してカメラ子機25、カメララインL16を介して病棟内監視カメラ26、センサラインL17を介してサーモビュアー27、電気錠ラインL18を介して扉28に取り付けられている電気錠28a、ボタンラインL19を介して解錠ボタン29をそれぞれ接続する中継器としてナースセンター内、または病棟内(病院内)の共用部に設置されており、これら接続された機器を制御するためのナースコール制御機30とから構成されている。
【0018】
また、図3は、ナースコール親機20をなすナースコール通話部20aおよび表示装置20bを示す外観構成図である。
【0019】
図3の外観構成図に示すナースコール親機20をなすナースコール通話部20aは、ナースコール子機1a〜1d、2a〜2d、・・・からの呼び出しがあることを示す呼出種別毎異なるパターンの呼出音、またはカメラ子機25からの呼び出しがあることを示す呼出音、またはサーモビュアー27にて人物の存在が検出された旨のメッセージを出力するためのスピーカ(以下、親機スピーカという。)200aと、ナースセンター内に在室中の看護師が呼出元である病床の患者、または外来者P2(図1のシステム構成図および図2の説明図を参照)との間で通話を成立させるための音声を入出力するマイクおよびレシーバ(図示せず)を備えたハンドセット201aとを有する。
【0020】
図3の外観構成図に示すナースコール親機20をなす表示装置20bは、ナースコール子機1a〜1d、2a〜2d、・・・からの呼び出しがあること、またはカメラ子機25からの呼出情報を呼出種別毎異なるパターンで出画(文字表示、イラスト表示等)するとともに、カメラ子機25の後述するカメラ251にて撮像された映像、または病棟内監視カメラ26にて撮像された映像、またはサーモビュアー27にて人物の存在が検出された旨のメッセージおよび人物像を出画させて報知するための液晶、CRT等のモニタ200bを有する。
【0021】
さらに、図4は、カメラ子機25を示す外観構成図である。
【0022】
図4の外観構成図に示すカメラ子機25は、病棟外の出入口から所定のエリア内に居る人物、例えば、外来者P2(図1のシステム構成図および図2の説明図を参照)がナースセンター内に在室中の看護師を呼び出すために操作する呼出ボタン250と、呼出操作を行った外来者P2の映像を撮像するためのカメラ(以下、子機カメラという。)251と、外来者が看護師との間で通話を成立させるための音声を入出力するマイク(以下、子機マイクという。)252およびスピーカ(以下、子機スピーカという。)253とを有する。
【0023】
このように構成された本発明の実施例によるナースコール装置において、以下、具体的な動作について説明する。
【0024】
なお、本発明の実施例によるナースコール装置において、病床の患者がナースセンター内に在室中の看護師および/または無線子機22a、22b、・・・を携帯しながら病棟内(病院内)を巡回中の看護師のうち受け持ち(担当)の看護師を呼び出して通話を成立させるための動作は、従来例の該当動作と同様であることから説明は省略する。
【0025】
図1のシステム構成図および図2の説明図に示す病棟内監視カメラ26は、病棟内から出入口への所定のエリア内の映像を撮像しており、この映像は映像信号(以下、監視映像信号という。)に信号処理された後、カメララインL16、ナースコール制御機30、通話部ラインL13、ナースコール親機20をなすナースコール通話部20a、親機機器間ラインL10を介して表示装置20bへと伝送される。
【0026】
また、サーモビュアー27は、病棟内から出入口への所定のエリア内に人物が居るか否か、例えば、病床から離れた患者P1の存在の有無を人体から発せられる赤外線の強度に応じた体温から検出し、人物の存在が有ることを検出した場合にはその旨の人物像データを含む人物検出信号(以下、病棟内人物検出信号という。)をセンサラインL17に送信する。この病棟内人物検出信号は、センサラインL17を介してナースコール制御機30へと伝送される。
【0027】
ナースコール制御機30は、サーモビュアー27からの病棟内人物検出信号をもとに病棟内から出入口への所定のエリア内に人物の存在が有ることを検出し、その旨のメッセージと上述の人物像データとを含む病棟内人物検出メッセージ信号を通話部ラインL13に送信する。この病棟内人物検出メッセージ信号は、通話部ラインL13を介してナースコール親機20をなすナースコール通話部20aと当該ナースコール通話部から親機機器間ラインL10を介して表示装置20bとへそれぞれ伝送される。
【0028】
ナースコール親機20をなすナースコール通話部20aおよび表示装置20bのうち、ナースコール通話部20aは、ナースコール制御機30からの病棟内人物検出メッセージ信号を信号処理して、病棟内から出入口への所定のエリア内に人物の存在が有ることを示すメッセージ(以下、音声メッセージという。)を親機スピーカ200a(図3の外観構成図を参照)から出力させる。一方、表示装置20bは、病棟内監視カメラ26からの監視映像信号とナースコール制御機30からの病棟内人物検出メッセージ信号とを信号処理して、図6(a)の画面構成図に示すように、病棟内から出入口への所定のエリア内に居る人物、例えば、病床から離れた患者P1の映像および人物像と当該人物の存在が有ることを示すメッセージ(以下、出画メッセージという。)とをモニタ200b(図3の外観構成図を参照)に出画させることにより、これらを確認したナースセンター内に在室中の看護師は、病床から離れた患者P1に対して迅速な対応が可能となる。
【0029】
なお、病棟内から出入口への所定のエリア内に人物が居ない場合、サーモビュアー27からの病棟内人物検出信号の出力は無く、すなわち、監視状態が保持され、ナースコール親機20をなす表示装置20bのモニタ200b(図3の外観構成図を参照)には、図6(b)の画面構成図に示すように、病棟内監視カメラ26にて撮像された病棟内から出入口への所定のエリア内の映像のみ、例えば、廊下の映像のみが出画されている。
【0030】
また、上述の説明では、ナースコール親機20をなすナースコール通話部20aの親機スピーカ200a(図3の外観構成図を参照)から出力させる音声メッセージおよび表示装置20bのモニタ200b(図3の外観構成図を参照)に出画させる出画メッセージを、ナースコール制御機30からの病棟内人物検出メッセージ信号を信号処理して出力/出画させたが、これに限定されず、サーモビュアー27からの病棟内人物検出信号をセンサラインL17、ナースコール制御機30、通話部ラインL13を介してナースコール親機20をなすナースコール通話部20aと当該ナースコール通話部から親機機器間ラインL10を介して表示装置20bとへそれぞれ伝送させ、この病棟内人物検出信号を信号処理して上述の音声メッセージ/出画メッセージを出力/出画させることもできる。
【0031】
次に、図1のシステム構成図および図2の説明図において、病棟外の出入口へと近づいた外来者P2が病棟内に入棟する際、ナースセンター内に在室中の看護師を呼び出すためにカメラ子機25の呼出ボタン250(図4の外観構成図を参照)を操作すると、子機カメラ251が作動して呼出操作を行った外来者P2の映像が撮像され、この映像を信号処理した映像信号および呼出情報を含む呼出・映像信号がカメラ子機ラインL15に送信される。この呼出・映像信号は、カメラ子機ラインL15、ナースコール制御機30、通話部ラインL13を介してナースコール親機20をなすナースコール通話部20aへと伝送される。
【0032】
ナースコール親機20をなすナースコール通話部20aは、カメラ子機25からの呼出・映像信号に含まれている呼出情報をもとに外来者P2からの呼び出しがあることを検出し、その旨の呼出音を親機スピーカ200a(図3の外観構成図を参照)から出力させるとともに、当該呼出・映像信号に含まれている映像信号を親機機器間ラインL10を介して表示装置20bに送信する。
【0033】
ナースコール親機20をなす表示装置20bは、カメラ子機25からの(呼出・映像信号に含まれている)映像信号を信号処理してモニタ200b(図3の外観構成図を参照)に出画させることにより、ナースセンター内に在室中の看護師は、図6(c)の画面構成図に示すように、外来者P2からの呼び出しを当該外来者の映像と併せて確認できる。この後、ナースコール通話部20aのハンドセット201a(図3の外観構成図を参照)が取り上げられると、この応答操作を検出したナースコール制御機30の制御により、看護師が使用するハンドセット201aのマイクおよびレシーバ(図示せず)と、通話部ラインL13、当該ナースコール制御機、カメラ子機ラインL15を介して外来者P2が使用するカメラ子機25の子機マイク253および子機スピーカ254(図4の外観構成図を参照)との間の通話路が形成され、形成された通話路を介して音声信号を送受信させることにより通話が成立し、ナースセンター内に在室中の看護師においては、外来者P2の映像を確認しながら通話を成立させることができる。
【0034】
なお、上述のように、病棟外の出入口へと近づいた外来者P2が病棟内に入棟する際の呼出時において、ナースコール親機20をなす表示装置20bのモニタ200b(図3の外観構成図を参照)には、図6(c)の画面構成図に示す呼出操作を行った外来者P2の映像のみならず、病棟内監視カメラ26にて撮像された病棟内から出入口への所定のエリア内の映像やサーモビュアー27にて人物の存在が検出された場合における人物像および出画メッセージも併せて出画させることができる(図示せず)。
【0035】
また、ナースセンター内に在室中の看護師によりハンドセット201a(図3の外観構成図を参照)がナースコール親機20をなすナースコール通話部20aの所定の位置に戻されるような終話操作が行われると、通話部ラインL13を介してナースコール制御機30へと終話信号が伝送される。
【0036】
ナースコール制御機30は、ナースコール親機20をなすナースコール通話部20aからの終話信号をもとにナースセンター内に在室中の看護師による終話操作を検出し、カメラ子機25の子機カメラ251(図4の外観構成図を参照)の撮像動作を停止させるための制御信号をカメラ子機ラインL15に送信することにより、この制御信号をもとに外来者P2の撮像は停止される。
【0037】
さらに、上述の通話中または当該通話を終了させたとき、ナースコール親機20をなす表示装置20bのモニタ200b(図3の外観構成図を参照)に出画されている病棟内の出入口への所定のエリア内の映像に、病床から離れた患者P1の存在が無いことを確認したナースセンター内に在室中の看護師が解錠ボタン29を操作すると、ボタンラインL19を介してナースコール制御機30へと解錠信号が伝送される。
【0038】
ナースコール制御機30は、解錠ボタン29からの解錠信号をもとにナースセンター内に在室中の看護師による解錠操作を検出し、病棟の出入口を開閉する扉28に取り付けられている施錠状態の電気錠28aを解錠させるための制御信号を電気錠ラインL18に送信することにより、この制御信号をもとに電気錠28aが解錠され、外来者P2は開成された扉28を介して病棟内へと入棟することができるばかりでなく、病棟内へと入棟した外来者P2の映像は病棟内監視カメラ26にて撮像され、図6(d)の画面構成図に示すように、ナースコール親機20をなす表示装置20bのモニタ200b(図3の外観構成図を参照)に出画させることもでき、さらに、病棟内へと入棟した外来者P2の存在が有ることはサーモビュアー27にて検出され、その旨の音声メッセージをナースコール通話部20aの親機スピーカ200a(図3の外観構成図を参照)から出力させ、図6(d)の画面構成図に示すように、その旨の出画メッセージおよび人物像を表示装置20bのモニタ200b(図3の外観構成図を参照)に出画させることもできる(詳述せず)。これにより、ナースセンター内に在室中の看護師は、外来者P2を病棟内へと入棟させる際に病床から離れた患者P1の存在を管理でき、扉の開閉時における安全管理も可能となる。
【0039】
なお、上述の実施例では、病棟外の出入口へと近づいた外来者P2が病棟内に入棟する際、ナースセンター内に在室中の看護師を呼び出すためにカメラ子機25の呼出ボタン250(図4の外観構成図を参照)を操作させ、ナースコール親機20をなすナースコール通話部20aの親機スピーカ200a(図3の外観構成図を参照)から出力される呼出音および子機カメラ251にて撮像され表示装置20bのモニタ200b(図3の外観構成図を参照)に出画される映像を確認し、通話を成立させたナースセンター内に在室中の看護師が解錠ボタン29を操作して扉28に取り付けられている施錠状態の電気錠28aを解錠させたが、図5の外観構成図に示すように、人体センサ254が備えられたカメラ子機25を適用することもできる。
【0040】
図5の外観構成図に示すカメラ子機25を適用するにあたり、人体センサ254は、病棟外の出入口から所定のエリア内に人物が居るか否か、例えば、外来者P2の存在の有無を監視しており、外来者P2の存在が有ることを検出した場合には、その旨の人物検出信号(以下、病棟外人物検出信号という。)と子機カメラ241にて撮像された映像であり信号処理され映像信号とを含む病棟外人物検出・映像信号がカメラ子機ラインL15に送信される。この病棟外人物検出・映像信号は、上述の呼出・映像信号と同様な経路を介してナースコール親機20をなすナースコール通話部20aへと伝送される。
【0041】
ナースコール親機20をなすナースコール通話部20aは、カメラ子機25からの病棟外人物検出・映像信号に含まれている病棟外人物検出信号をもとに病棟外の出入口から所定のエリア内に例えば、外来者P2の存在が有ることを検出し、その旨のメッセージを親機スピーカ200a(図3の外観構成図を参照)から出力させるとともに、当該病棟外人物検出・映像信号に含まれている映像信号を親機機器間ラインL10を介して表示装置20bに送信する。
【0042】
ナースコール親機20をなす表示装置20bは、カメラ子機25からの(病棟外人物検出・映像信号に含まれている)映像信号を信号処理してモニタ200b(図3の外観構成図を参照)に出画させることにより、ナースセンター内に在室中の看護師は、病棟外の出入口から所定のエリア内に人物が居てこの人物が(好ましい)外来者P2であるか不審者であるかを容易に確認でき必要に応じて通話も成立され、迅速な対応が可能となる。
【0043】
また、上述の実施例では、ナースコール制御機30に接続される機器として、病棟内監視カメラ26およびサーモビュアー27を適用したが、当該病棟内監視カメラおよびサーモビュアーのうち少なくとも1つをナースコール制御機30に接続させることにより、ナースセンター内の在室中の看護師は、病棟内から出入口への所定のエリア内に居る人物、例えば、病床から離れた患者P1や病棟内に入棟した外来者P2の存在の有無を容易に確認できる。
【0044】
また、上述の実施例では、病棟の出入口に設置された扉28に取り付けられている電気錠28aを解錠させる手段としてナースセンター内に在室中の看護師により操作される解錠ボタン29を適用したが、この解錠操作に限定されず、病床から離れた患者P1の存在が無いことを確認した看護師が出入口まで赴き扉28電気錠28aを手動で解錠させることもでき、すなわち、扉28の施解錠は電気錠28aでなくても好適とされる。
【0045】
さらに、上述の実施例では、病室内の各病床、所定の位置に設置されるナースコール子機の台数を4台づつとしたが、この台数は4台に限定されず、個室として病室を使用するような単一台、または大部屋として病室を使用するように、より複数台、任意の台数を設置することもできる。
【0046】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明のナースコール装置によれば、当該ナースコール装置を外来者の入棟が制限される精神科病棟等の病棟に設置するにあたり、カメラ子機にて撮像された病棟外の出入口に居る人物の映像、例えば、外来者の映像と病棟内監視カメラにて撮像された病棟内の出入口に居る人物、例えば、病床から離れた患者の映像および/またはサーモビュアーにて検出された人物の人物像、例えば、上述の患者の人物像とをナースコール親機をなす表示装置に出画させることができるばかりでなく、サーモビュアーにて人物が検出された場合には、その旨のメッセージを表示装置に出画させることができる。これにより、ナースセンター内に在室中の看護師は、病棟内外の出入口に居る人物を確認した後、扉に取り付けられている施錠状態の電気錠を解錠させることができることから、外来者を病棟内へと入棟させる際において、当該外来者および病床から離れた患者の存在の管理や扉の開閉時における安全管理が容易に可能となる。
【0047】
また、本発明のナースコール装置によれば、病棟外の出入口に人物が居るか否かをカメラ子機にて検出させ、人物の存在が有ることをナースコール親機(ナースコール親機をなすナースコール通話部および表示装置)にて報知することにより、ナースセンター内に在室中の看護師は、病棟外の出入口に居る人物を容易に確認でき、この人物が不審者であった場合でも迅速な対応が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるナースコール装置を示すシステム構成図である。
【図2】本発明の実施例によるナースコール装置の設置状態を示す説明図である。
【図3】本発明の実施例によるナースコール装置において、ナースコール親機をなすナースコール通話部および表示装置の外観構成図である。
【図4】本発明の実施例によるナースコール装置において、カメラ子機の一例を示す外観構成図である。
【図5】本発明の実施例によるナースコール装置において、カメラ子機の他の例を示す外観構成図である。
【図6】本発明の実施例によるナースコール装置において、(a)〜(d)は、ナースコール親機をなす表示装置のモニタに出画される画面の例をそれぞれ示す画面構成図である。
【符号の説明】
1a〜1d、2a〜2d、・・・ ・・・・・ナースコール子機
11、12、・・・ ・・・・・集合廊下灯
20・・・・・ナースコール親機
20b・・・・(・ナースコール親機をなす)表示装置
25・・・・・カメラ子機
250・・・・・呼出ボタン
251・・・・・カメラ(子機カメラ)
252・・・・・マイク(子機マイク)
253・・・・・スピーカ(子機スピーカ)
254・・・・・人体センサ
26・・・・・病棟内監視カメラ
27・・・・・サーモビュアー
28・・・・・扉
28a・・・・・(扉に取り付けられている)電気錠
30・・・・・ナースコール制御機
【発明の属する技術分野】
本発明はナースコール装置に係り、特に、外来者の入棟が制限される精神科病棟等の病棟に設置されたナースコール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、この種のナースコール装置として、病院内を巡回中の看護婦(看護師)により携帯される無線子機を備え、病院毎にナースコールシステムを構築する必要がなく、また、ナースコール機器の設置後に病室番号や子機番号の設定が変更される場合においても、ナースコールシステムを再構築する必要がないナースコールシステムが提案されている(例えば、特許文献1)。
【0003】
従来例のナースコールシステムによれば、ナースコール子機からの呼び出しに対して、ナースコール親機の呼出表示灯の点滅位置によりナースコール子機の子機番号が確認される。これにより、ナースセンター内に在室中の看護婦(看護師)は、子機番号のナースコール子機が設置されている病床の患者と通話を行った後、呼び出しに対して必要な処理を行う。また、かかるナースコール子機からの呼び出しに対して、無線子機で応答する場合においては、表示部に表示された呼出表示データにより、病室の病室番号およびベッド番号が確認されることから、無線子機を携帯しながら病院内を巡回中の看護婦(看護師)は、ナースセンター内に在室中の看護婦(看護師)と同様に、患者と通話を行った後、呼び出しに対して必要な処理を行う。
【0004】
【特許文献1】特開2002−101216号公報(段落番号0029、0030、図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来例のナースコールシステムを外来者の入棟が制限される精神科病棟等の病棟に設置した場合、このナースコールシステムには病棟の出入口を開閉させる扉の施解錠を制御する機能や病棟(病棟内外)の出入口に居る人物についての監視機能、映像撮像機能および映像出画機能が何ら備えられていないため、ナースセンター内に在室中の看護婦(看護師)においては、外来者や病床から離れた患者への迅速な対応ができないばかりでなく、扉の開閉時における安全管理もできなかった。
【0006】
本発明は、上述の難点を解消するためになされたもので、精神科病棟等の病棟へと入棟する外来者や病床から離れた患者の存在を管理するとともに、扉の開閉時における安全管理が可能となるナースコール装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本発明のナースコール装置は、病室内の各病床に設置されたナースコール子機と、病室毎に設置されナースコール子機からの呼び出しを検出して呼出情報をナースコール制御機へと送信するための集合廊下灯と、ナースコール制御機からの呼出情報を出画するための表示装置を備えたナースコール親機とから構成される。ナースコール制御機には、精神科病棟等の病棟へ外来者が病棟の出入口から入棟する際に看護師を呼び出すための呼出ボタンおよび外来者の映像を撮像して表示装置に出画するためのカメラ並びにナースコール親機により看護師と通話するためのマイクおよびスピーカを有し病棟の出入口に設置されたカメラ子機と、病棟の出入口の映像を撮像して出入口に居る人物を表示装置に出画するための病棟内監視カメラおよび病棟の出入口に居る人物を監視して表示装置に出画するためのサーモビュアーのうち少なくとも1つとを接続したものである。
【0008】
このようなナースコール装置によれば、ナースコール子機からの呼び出しを検出した集合廊下灯からの呼出情報をナースコール親機をなす表示装置に出画させるナースコール制御機に、カメラ子機とサーモビュアーおよび病棟内監視カメラのうち少なくとも1つとを接続することにより、カメラ子機にて撮像された病棟外の出入口に居る人物の映像と病棟内監視カメラにて撮像された病棟内の出入口に居る人物の映像および/またはサーモビュアーにて検出された病棟内の出入口に居る人物の人物像とをナースコール親機をなす表示装置に出画させることができる。
【0009】
また、本発明のナースコール装置において、ナースコール制御機には、精神科病棟等の病棟の出入口に設置され出入口に居る人物を確認して看護師の操作により扉を施解錠するための電気錠を接続したものである。
【0010】
このようなナースコール装置によれば、扉に取り付けられている施錠状態の電気錠を解錠させるために解錠ボタンを操作するナースセンター内に在室中の看護師は、この解錠操作を行う前に病棟内外の出入口に居る人物を確認できる。
【0011】
また、本発明のナースコール装置において、ナースコール制御機およびナースコール親機のうち少なくとも1つは、サーモビュアーにて人物を検出したときメッセージを出力するものである。
【0012】
このようなナースコール装置によれば、サーモビュアーにて人物を検出したとき、ナースコール制御機およびナースコール親機のうち少なくとも1つにて生成されたメッセージを当該ナースコール親機から出力させることができる。
【0013】
また、本発明のナースコール装置において、カメラ子機には、ナースコール親機へ外来者の存在が有ることを知らせるための人体センサを備えている。
【0014】
このようなナースコール装置によれば、病棟外の出入口へと近づいた外来者の存在が有ることをカメラ子機の人体センサにて検出することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のナースコール装置を適用した好ましい形態の実施例について、図面を参照して説明する。
【0016】
図1は、本発明の実施例によるナースコール装置を示すシステム構成図であり、図2は、本発明の実施例によるナースコール装置の設置状態を示す説明図である。
【0017】
図1のシステム構成図に示すナースコール装置は、外来者の入棟が制限される精神科病棟等の病棟において、病室内の各病床に設置、ここでは「101」、「102」、・・・のように個別の部屋番号(詳述せず)が割り当てられた病室内(101号室内、102号室内、・・・)の所定の位置に設置されており、病床の患者が医療従事者である医師や看護師等、例えば、ナースセンター内に在室中の看護師や後述する無線子機22a、22b、・・・を携帯しながら病棟内(病院内)を巡回中の看護師のうち受け持ち(担当)の看護師に対して通常のナースコール呼び出し、緊急を要する緊急呼び出し、トイレ介助呼び出し等の呼出種別が異なる呼び出しを行い通話を成立させるための音声を入出力するナースコール子機、ここでは、病室毎4台づつ設置された個別のベッド番号(詳述せず)を有するナースコール子機1a〜1d、2a〜2d、・・・(図2の説明図を参照)と、病室毎に設置、例えば、各病室の出入口(出入口近傍)である廊下先に設置されており、ナースコール子機ラインL1a〜L1d、L2a〜L2d、・・・を介して接続されたナースコール子機1a〜1d、2a〜2d、・・・からの呼出種別が異なる呼び出しを検出して表示するとともに、その旨の呼出情報を後述するナースコール制御機30へと送信するための個別の廊下灯番号(詳述せず)を有する集合廊下灯11、12、・・・(図2の説明図を参照)と、ナースセンター内に設置されており、ナースコール親機20を構成する親機機器間ラインL10を介して接続されたナースコール通話部20aおよび表示装置20b(図2の説明図および後述する図3の外観構成図を参照)と、病棟内(病院内)を巡回中の看護師により携帯されており、ナースコール子機1a〜1d、2a〜2d、・・・からの呼び出しがあることを呼出種別毎異なるパターンで出画、呼出音を出力させて報知するとともに、これを確認した看護師が呼出元である病床の患者との間で通話を成立させるための音声を入出力する個別の無線子機番号(詳述せず)を有するPHS(Personal Handyphone System)等の無線子機22a、22b、・・・と、無線子機22a、22b、・・・を無線制御するための無線基地局23と、基地局ラインL11を介して接続された無線基地局23を制御(回線制御)するためのデジタル方式の交換機24と、病棟の出入口、ここでは、病棟外の出入口に設置されたカメラ子機25(図2の説明図および後述する図4、図5の外観構成図を参照)と、病棟内から出入口への所定のエリア内に居る人物、例えば、病床から離れた患者P1や病棟内に入棟した外来者P2の映像を撮像し、ナースコール親機20をなす表示装置20bに出画させるための病棟内監視カメラ26(図2の説明図を参照)と、病棟内から出入口への所定のエリア内に居る人物、例えば、病床から離れた患者P1の存在の有無を監視/検出するためのサーモビュアー27(図2の説明図を参照)と、病棟の出入口に設置される電気錠28aが取り付けられた扉28(図2の説明図を参照)と、扉28に取り付けられている電気錠28aを解錠させるためにナースセンター内に在室中の看護師が操作する解錠ボタン29と、廊下灯ラインL12を介して集合廊下灯11、12・・・、通話部ラインL13を介してナースコール親機20をなすナースコール通話部20a、交換機ラインL14を介して交換機24、カメラ子機ラインL15を介してカメラ子機25、カメララインL16を介して病棟内監視カメラ26、センサラインL17を介してサーモビュアー27、電気錠ラインL18を介して扉28に取り付けられている電気錠28a、ボタンラインL19を介して解錠ボタン29をそれぞれ接続する中継器としてナースセンター内、または病棟内(病院内)の共用部に設置されており、これら接続された機器を制御するためのナースコール制御機30とから構成されている。
【0018】
また、図3は、ナースコール親機20をなすナースコール通話部20aおよび表示装置20bを示す外観構成図である。
【0019】
図3の外観構成図に示すナースコール親機20をなすナースコール通話部20aは、ナースコール子機1a〜1d、2a〜2d、・・・からの呼び出しがあることを示す呼出種別毎異なるパターンの呼出音、またはカメラ子機25からの呼び出しがあることを示す呼出音、またはサーモビュアー27にて人物の存在が検出された旨のメッセージを出力するためのスピーカ(以下、親機スピーカという。)200aと、ナースセンター内に在室中の看護師が呼出元である病床の患者、または外来者P2(図1のシステム構成図および図2の説明図を参照)との間で通話を成立させるための音声を入出力するマイクおよびレシーバ(図示せず)を備えたハンドセット201aとを有する。
【0020】
図3の外観構成図に示すナースコール親機20をなす表示装置20bは、ナースコール子機1a〜1d、2a〜2d、・・・からの呼び出しがあること、またはカメラ子機25からの呼出情報を呼出種別毎異なるパターンで出画(文字表示、イラスト表示等)するとともに、カメラ子機25の後述するカメラ251にて撮像された映像、または病棟内監視カメラ26にて撮像された映像、またはサーモビュアー27にて人物の存在が検出された旨のメッセージおよび人物像を出画させて報知するための液晶、CRT等のモニタ200bを有する。
【0021】
さらに、図4は、カメラ子機25を示す外観構成図である。
【0022】
図4の外観構成図に示すカメラ子機25は、病棟外の出入口から所定のエリア内に居る人物、例えば、外来者P2(図1のシステム構成図および図2の説明図を参照)がナースセンター内に在室中の看護師を呼び出すために操作する呼出ボタン250と、呼出操作を行った外来者P2の映像を撮像するためのカメラ(以下、子機カメラという。)251と、外来者が看護師との間で通話を成立させるための音声を入出力するマイク(以下、子機マイクという。)252およびスピーカ(以下、子機スピーカという。)253とを有する。
【0023】
このように構成された本発明の実施例によるナースコール装置において、以下、具体的な動作について説明する。
【0024】
なお、本発明の実施例によるナースコール装置において、病床の患者がナースセンター内に在室中の看護師および/または無線子機22a、22b、・・・を携帯しながら病棟内(病院内)を巡回中の看護師のうち受け持ち(担当)の看護師を呼び出して通話を成立させるための動作は、従来例の該当動作と同様であることから説明は省略する。
【0025】
図1のシステム構成図および図2の説明図に示す病棟内監視カメラ26は、病棟内から出入口への所定のエリア内の映像を撮像しており、この映像は映像信号(以下、監視映像信号という。)に信号処理された後、カメララインL16、ナースコール制御機30、通話部ラインL13、ナースコール親機20をなすナースコール通話部20a、親機機器間ラインL10を介して表示装置20bへと伝送される。
【0026】
また、サーモビュアー27は、病棟内から出入口への所定のエリア内に人物が居るか否か、例えば、病床から離れた患者P1の存在の有無を人体から発せられる赤外線の強度に応じた体温から検出し、人物の存在が有ることを検出した場合にはその旨の人物像データを含む人物検出信号(以下、病棟内人物検出信号という。)をセンサラインL17に送信する。この病棟内人物検出信号は、センサラインL17を介してナースコール制御機30へと伝送される。
【0027】
ナースコール制御機30は、サーモビュアー27からの病棟内人物検出信号をもとに病棟内から出入口への所定のエリア内に人物の存在が有ることを検出し、その旨のメッセージと上述の人物像データとを含む病棟内人物検出メッセージ信号を通話部ラインL13に送信する。この病棟内人物検出メッセージ信号は、通話部ラインL13を介してナースコール親機20をなすナースコール通話部20aと当該ナースコール通話部から親機機器間ラインL10を介して表示装置20bとへそれぞれ伝送される。
【0028】
ナースコール親機20をなすナースコール通話部20aおよび表示装置20bのうち、ナースコール通話部20aは、ナースコール制御機30からの病棟内人物検出メッセージ信号を信号処理して、病棟内から出入口への所定のエリア内に人物の存在が有ることを示すメッセージ(以下、音声メッセージという。)を親機スピーカ200a(図3の外観構成図を参照)から出力させる。一方、表示装置20bは、病棟内監視カメラ26からの監視映像信号とナースコール制御機30からの病棟内人物検出メッセージ信号とを信号処理して、図6(a)の画面構成図に示すように、病棟内から出入口への所定のエリア内に居る人物、例えば、病床から離れた患者P1の映像および人物像と当該人物の存在が有ることを示すメッセージ(以下、出画メッセージという。)とをモニタ200b(図3の外観構成図を参照)に出画させることにより、これらを確認したナースセンター内に在室中の看護師は、病床から離れた患者P1に対して迅速な対応が可能となる。
【0029】
なお、病棟内から出入口への所定のエリア内に人物が居ない場合、サーモビュアー27からの病棟内人物検出信号の出力は無く、すなわち、監視状態が保持され、ナースコール親機20をなす表示装置20bのモニタ200b(図3の外観構成図を参照)には、図6(b)の画面構成図に示すように、病棟内監視カメラ26にて撮像された病棟内から出入口への所定のエリア内の映像のみ、例えば、廊下の映像のみが出画されている。
【0030】
また、上述の説明では、ナースコール親機20をなすナースコール通話部20aの親機スピーカ200a(図3の外観構成図を参照)から出力させる音声メッセージおよび表示装置20bのモニタ200b(図3の外観構成図を参照)に出画させる出画メッセージを、ナースコール制御機30からの病棟内人物検出メッセージ信号を信号処理して出力/出画させたが、これに限定されず、サーモビュアー27からの病棟内人物検出信号をセンサラインL17、ナースコール制御機30、通話部ラインL13を介してナースコール親機20をなすナースコール通話部20aと当該ナースコール通話部から親機機器間ラインL10を介して表示装置20bとへそれぞれ伝送させ、この病棟内人物検出信号を信号処理して上述の音声メッセージ/出画メッセージを出力/出画させることもできる。
【0031】
次に、図1のシステム構成図および図2の説明図において、病棟外の出入口へと近づいた外来者P2が病棟内に入棟する際、ナースセンター内に在室中の看護師を呼び出すためにカメラ子機25の呼出ボタン250(図4の外観構成図を参照)を操作すると、子機カメラ251が作動して呼出操作を行った外来者P2の映像が撮像され、この映像を信号処理した映像信号および呼出情報を含む呼出・映像信号がカメラ子機ラインL15に送信される。この呼出・映像信号は、カメラ子機ラインL15、ナースコール制御機30、通話部ラインL13を介してナースコール親機20をなすナースコール通話部20aへと伝送される。
【0032】
ナースコール親機20をなすナースコール通話部20aは、カメラ子機25からの呼出・映像信号に含まれている呼出情報をもとに外来者P2からの呼び出しがあることを検出し、その旨の呼出音を親機スピーカ200a(図3の外観構成図を参照)から出力させるとともに、当該呼出・映像信号に含まれている映像信号を親機機器間ラインL10を介して表示装置20bに送信する。
【0033】
ナースコール親機20をなす表示装置20bは、カメラ子機25からの(呼出・映像信号に含まれている)映像信号を信号処理してモニタ200b(図3の外観構成図を参照)に出画させることにより、ナースセンター内に在室中の看護師は、図6(c)の画面構成図に示すように、外来者P2からの呼び出しを当該外来者の映像と併せて確認できる。この後、ナースコール通話部20aのハンドセット201a(図3の外観構成図を参照)が取り上げられると、この応答操作を検出したナースコール制御機30の制御により、看護師が使用するハンドセット201aのマイクおよびレシーバ(図示せず)と、通話部ラインL13、当該ナースコール制御機、カメラ子機ラインL15を介して外来者P2が使用するカメラ子機25の子機マイク253および子機スピーカ254(図4の外観構成図を参照)との間の通話路が形成され、形成された通話路を介して音声信号を送受信させることにより通話が成立し、ナースセンター内に在室中の看護師においては、外来者P2の映像を確認しながら通話を成立させることができる。
【0034】
なお、上述のように、病棟外の出入口へと近づいた外来者P2が病棟内に入棟する際の呼出時において、ナースコール親機20をなす表示装置20bのモニタ200b(図3の外観構成図を参照)には、図6(c)の画面構成図に示す呼出操作を行った外来者P2の映像のみならず、病棟内監視カメラ26にて撮像された病棟内から出入口への所定のエリア内の映像やサーモビュアー27にて人物の存在が検出された場合における人物像および出画メッセージも併せて出画させることができる(図示せず)。
【0035】
また、ナースセンター内に在室中の看護師によりハンドセット201a(図3の外観構成図を参照)がナースコール親機20をなすナースコール通話部20aの所定の位置に戻されるような終話操作が行われると、通話部ラインL13を介してナースコール制御機30へと終話信号が伝送される。
【0036】
ナースコール制御機30は、ナースコール親機20をなすナースコール通話部20aからの終話信号をもとにナースセンター内に在室中の看護師による終話操作を検出し、カメラ子機25の子機カメラ251(図4の外観構成図を参照)の撮像動作を停止させるための制御信号をカメラ子機ラインL15に送信することにより、この制御信号をもとに外来者P2の撮像は停止される。
【0037】
さらに、上述の通話中または当該通話を終了させたとき、ナースコール親機20をなす表示装置20bのモニタ200b(図3の外観構成図を参照)に出画されている病棟内の出入口への所定のエリア内の映像に、病床から離れた患者P1の存在が無いことを確認したナースセンター内に在室中の看護師が解錠ボタン29を操作すると、ボタンラインL19を介してナースコール制御機30へと解錠信号が伝送される。
【0038】
ナースコール制御機30は、解錠ボタン29からの解錠信号をもとにナースセンター内に在室中の看護師による解錠操作を検出し、病棟の出入口を開閉する扉28に取り付けられている施錠状態の電気錠28aを解錠させるための制御信号を電気錠ラインL18に送信することにより、この制御信号をもとに電気錠28aが解錠され、外来者P2は開成された扉28を介して病棟内へと入棟することができるばかりでなく、病棟内へと入棟した外来者P2の映像は病棟内監視カメラ26にて撮像され、図6(d)の画面構成図に示すように、ナースコール親機20をなす表示装置20bのモニタ200b(図3の外観構成図を参照)に出画させることもでき、さらに、病棟内へと入棟した外来者P2の存在が有ることはサーモビュアー27にて検出され、その旨の音声メッセージをナースコール通話部20aの親機スピーカ200a(図3の外観構成図を参照)から出力させ、図6(d)の画面構成図に示すように、その旨の出画メッセージおよび人物像を表示装置20bのモニタ200b(図3の外観構成図を参照)に出画させることもできる(詳述せず)。これにより、ナースセンター内に在室中の看護師は、外来者P2を病棟内へと入棟させる際に病床から離れた患者P1の存在を管理でき、扉の開閉時における安全管理も可能となる。
【0039】
なお、上述の実施例では、病棟外の出入口へと近づいた外来者P2が病棟内に入棟する際、ナースセンター内に在室中の看護師を呼び出すためにカメラ子機25の呼出ボタン250(図4の外観構成図を参照)を操作させ、ナースコール親機20をなすナースコール通話部20aの親機スピーカ200a(図3の外観構成図を参照)から出力される呼出音および子機カメラ251にて撮像され表示装置20bのモニタ200b(図3の外観構成図を参照)に出画される映像を確認し、通話を成立させたナースセンター内に在室中の看護師が解錠ボタン29を操作して扉28に取り付けられている施錠状態の電気錠28aを解錠させたが、図5の外観構成図に示すように、人体センサ254が備えられたカメラ子機25を適用することもできる。
【0040】
図5の外観構成図に示すカメラ子機25を適用するにあたり、人体センサ254は、病棟外の出入口から所定のエリア内に人物が居るか否か、例えば、外来者P2の存在の有無を監視しており、外来者P2の存在が有ることを検出した場合には、その旨の人物検出信号(以下、病棟外人物検出信号という。)と子機カメラ241にて撮像された映像であり信号処理され映像信号とを含む病棟外人物検出・映像信号がカメラ子機ラインL15に送信される。この病棟外人物検出・映像信号は、上述の呼出・映像信号と同様な経路を介してナースコール親機20をなすナースコール通話部20aへと伝送される。
【0041】
ナースコール親機20をなすナースコール通話部20aは、カメラ子機25からの病棟外人物検出・映像信号に含まれている病棟外人物検出信号をもとに病棟外の出入口から所定のエリア内に例えば、外来者P2の存在が有ることを検出し、その旨のメッセージを親機スピーカ200a(図3の外観構成図を参照)から出力させるとともに、当該病棟外人物検出・映像信号に含まれている映像信号を親機機器間ラインL10を介して表示装置20bに送信する。
【0042】
ナースコール親機20をなす表示装置20bは、カメラ子機25からの(病棟外人物検出・映像信号に含まれている)映像信号を信号処理してモニタ200b(図3の外観構成図を参照)に出画させることにより、ナースセンター内に在室中の看護師は、病棟外の出入口から所定のエリア内に人物が居てこの人物が(好ましい)外来者P2であるか不審者であるかを容易に確認でき必要に応じて通話も成立され、迅速な対応が可能となる。
【0043】
また、上述の実施例では、ナースコール制御機30に接続される機器として、病棟内監視カメラ26およびサーモビュアー27を適用したが、当該病棟内監視カメラおよびサーモビュアーのうち少なくとも1つをナースコール制御機30に接続させることにより、ナースセンター内の在室中の看護師は、病棟内から出入口への所定のエリア内に居る人物、例えば、病床から離れた患者P1や病棟内に入棟した外来者P2の存在の有無を容易に確認できる。
【0044】
また、上述の実施例では、病棟の出入口に設置された扉28に取り付けられている電気錠28aを解錠させる手段としてナースセンター内に在室中の看護師により操作される解錠ボタン29を適用したが、この解錠操作に限定されず、病床から離れた患者P1の存在が無いことを確認した看護師が出入口まで赴き扉28電気錠28aを手動で解錠させることもでき、すなわち、扉28の施解錠は電気錠28aでなくても好適とされる。
【0045】
さらに、上述の実施例では、病室内の各病床、所定の位置に設置されるナースコール子機の台数を4台づつとしたが、この台数は4台に限定されず、個室として病室を使用するような単一台、または大部屋として病室を使用するように、より複数台、任意の台数を設置することもできる。
【0046】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明のナースコール装置によれば、当該ナースコール装置を外来者の入棟が制限される精神科病棟等の病棟に設置するにあたり、カメラ子機にて撮像された病棟外の出入口に居る人物の映像、例えば、外来者の映像と病棟内監視カメラにて撮像された病棟内の出入口に居る人物、例えば、病床から離れた患者の映像および/またはサーモビュアーにて検出された人物の人物像、例えば、上述の患者の人物像とをナースコール親機をなす表示装置に出画させることができるばかりでなく、サーモビュアーにて人物が検出された場合には、その旨のメッセージを表示装置に出画させることができる。これにより、ナースセンター内に在室中の看護師は、病棟内外の出入口に居る人物を確認した後、扉に取り付けられている施錠状態の電気錠を解錠させることができることから、外来者を病棟内へと入棟させる際において、当該外来者および病床から離れた患者の存在の管理や扉の開閉時における安全管理が容易に可能となる。
【0047】
また、本発明のナースコール装置によれば、病棟外の出入口に人物が居るか否かをカメラ子機にて検出させ、人物の存在が有ることをナースコール親機(ナースコール親機をなすナースコール通話部および表示装置)にて報知することにより、ナースセンター内に在室中の看護師は、病棟外の出入口に居る人物を容易に確認でき、この人物が不審者であった場合でも迅速な対応が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるナースコール装置を示すシステム構成図である。
【図2】本発明の実施例によるナースコール装置の設置状態を示す説明図である。
【図3】本発明の実施例によるナースコール装置において、ナースコール親機をなすナースコール通話部および表示装置の外観構成図である。
【図4】本発明の実施例によるナースコール装置において、カメラ子機の一例を示す外観構成図である。
【図5】本発明の実施例によるナースコール装置において、カメラ子機の他の例を示す外観構成図である。
【図6】本発明の実施例によるナースコール装置において、(a)〜(d)は、ナースコール親機をなす表示装置のモニタに出画される画面の例をそれぞれ示す画面構成図である。
【符号の説明】
1a〜1d、2a〜2d、・・・ ・・・・・ナースコール子機
11、12、・・・ ・・・・・集合廊下灯
20・・・・・ナースコール親機
20b・・・・(・ナースコール親機をなす)表示装置
25・・・・・カメラ子機
250・・・・・呼出ボタン
251・・・・・カメラ(子機カメラ)
252・・・・・マイク(子機マイク)
253・・・・・スピーカ(子機スピーカ)
254・・・・・人体センサ
26・・・・・病棟内監視カメラ
27・・・・・サーモビュアー
28・・・・・扉
28a・・・・・(扉に取り付けられている)電気錠
30・・・・・ナースコール制御機
Claims (4)
- 病室内の各病床に設置されたナースコール子機(1a〜1d、2a〜2d、・・・)と、前記病室毎に設置され前記ナースコール子機からの呼び出しを検出して呼出情報をナースコール制御機(30)へと送信するための集合廊下灯(11、12、・・・)と、前記ナースコール制御機からの前記呼出情報を出画するための表示装置(20b)を備えたナースコール親機(20)とから構成され、
前記ナースコール制御機には、精神科病棟等の病棟へ外来者が前記病棟の出入口から入棟する際に看護師を呼び出すための呼出ボタン(250)および外来者の映像を撮像して前記表示装置に出画するためのカメラ(251)並びに前記ナースコール親機により看護師と通話するためのマイク(252)およびスピーカ(253)を有し前記病棟の出入口に設置されたカメラ子機(25)と、前記病棟の出入口の映像を撮像して前記出入口に居る人物を前記表示装置に出画するための病棟内監視カメラ(26)および前記病棟の出入口に居る人物を監視して前記表示装置に出画するためのサーモビュアー(27)のうち少なくとも1つとを接続したことを特徴とするナースコール装置。 - 前記ナースコール制御機には、前記精神科病棟等の病棟の出入口に設置され前記出入口に居る人物を確認して前記看護師の操作により扉(28)を施解錠するための電気錠(28a)を接続したことを特徴とする請求項1記載のナースコール装置。
- 前記ナースコール制御機および前記ナースコール親機のうち少なくとも1つは、前記サーモビュアーにて前記人物を検出したときメッセージを出力するものであることを特徴とする請求項1または請求項2記載のナースコール装置。
- 前記カメラ子機には、前記ナースコール親機へ外来者の存在が有ることを知らせるための人体センサ(254)を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のうち何れか1項記載のナースコール装置。
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JP2006230893A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-07 | Aiphone Co Ltd | ナースコールシステム |
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- 2003-05-26 JP JP2003147075A patent/JP2004344538A/ja active Pending
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