JP2008077161A - セキュリティインターホン装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】防犯センサを監視状態にする防犯設定及び一時解除して再設定する際の利便性を高めるとともに、防犯設定時において電気錠の解錠を行うにあたり無用な警報の発報を停止する。
【解決手段】居室親機4の操作部430を使用して防犯センサを監視状態に防犯設定する際、住戸の扉、窓が開いているときには防犯センサ3a、3b、3cを非監視状態に制御し、開いている扉、窓が閉じられたときには防犯センサを監視状態に制御する。また、防犯センサが監視状態に防犯設定されている際、居室親機の操作部432を使用して一時設定解除操作が行われた場合には防犯設定を一時解除し、閉じられている扉、窓が開けられたときの警報の発報を停止した後、開けられている扉、窓が閉じられたとき防犯センサを監視状態に制御して防犯設定を再設定する。さらに、居室親機の操作部433を使用して解錠操作が行われた場合には、防犯設定を解除する。
【選択図】図2

Description

本発明は、泥棒等の不審者による住戸内への侵入を監視するために防犯設定を行うセキュリティインターホン装置に係り、特に、防犯設定及び当該防犯設定の解除に必要とされる操作の利便性が高められ、玄関ドアに設置される電気錠の解錠に連動して防犯設定を解除する機能が備えられたセキュリティインターホン装置に関する。
従来から、この種のセキュリティインターホン装置として、防犯センサの発報場所を視覚的手段、聴覚的手段を適用して報知することにより、この報知をもとにセキュリティ異常状態を確認する居住者の利便性および安全性の向上を図るセキュリティシステムが開示されている(例えば、特許文献1を参照。)。
このセキュリティシステムによれば、(住戸の)戸やドアの開閉で切り替わるスイッチを監視する防犯センサの警戒設定および警戒設定の解除が、例えば、玄関戸、1階の戸やドア、2階の戸やドアのように当該防犯センサが設置される同一の区域(警戒区域)毎に可能となるとともに、居住者は、警戒設定中に戸やドアが開成されセキュリティ異常を発報した防犯センサの発報元を、文字/絵文字/画像の表示による視覚的手段、メッセージの鳴動による聴覚的手段をもとに確認でき、セキュリティ異常時の安全性が向上される。
特開2002−216257号公報(段落番号「0025」乃至「0031」、第1図)
しかしながら、背景技術に記載した特許文献1のセキュリティシステムにおいて、防犯センサを監視状態に防犯設定する際、この防犯センサが異常であると、所定の解除操作を行い、防犯設定を一時解除した後の再設定操作が必要となり煩雑さを有していた。
また、背景技術に記載した特許文献1のセキュリティシステムを構成する親機の機能として、玄関ドアに設置される電気錠を解錠する機能を備えた場合、防犯センサが防犯設定された監視状態時において来訪者を住戸内に招き入れるにあたり電気錠を解錠するためには、所定の解除操作を行い、防犯設定を一時解除せねばならず煩雑さを有しており、この解除操作を行わずに電気錠を解錠すると、警報が発報される虞があった。
本発明は、この難点を解消するためになされたもので、防犯センサを監視状態にする防犯設定及び当該防犯設定を一時解除して再設定する際の利便性を高めるとともに、防犯設定時において電気錠の解錠を行うにあたり無用な警報の発報を停止することができるセキュリテインターホン装置を提供することを目的としている。
前述の目的を達成するため、本発明の第1の態様であるセキュリティインターホン装置は、住戸玄関に設置される玄関子機と、玄関ドアを施錠及び解錠するための電気錠と、住戸の扉、窓に設置される防犯センサと、住戸内に設置され玄関子機からの呼び出しに応答して通話を成立し、電気錠を解錠し、防犯センサからの出力信号を検出して警報を発報するための居室親機とを設けたものである。居室親機は、操作部からの入力により防犯センサを監視状態に防犯設定し、その防犯設定を解除する制御を行うためのCPUを備えたものである。CPUは、操作部にて防犯設定が行われる際、扉、窓が開いているときには防犯センサを非監視状態に制御し、開いている扉、窓が閉じられたときには防犯センサを監視状態に制御するものである。
また、本発明の第2の態様であるセキュリティインターホン装置は、本発明の第1の態様において、居室親機は、操作部からの入力により防犯センサが監視状態に制御されている防犯設定を一時解除するためのCPUを備えたものである。CPUは、防犯センサが監視状態に防犯設定制御されている際、操作部にて行われる一時解除操作を検出して防犯設定を一時解除し、閉じられている扉、窓が開けられたときの警報の発報を停止した後、開けられている扉、窓が閉じられたとき防犯センサを監視状態に制御して防犯設定を再設定するものである。
また、本発明の第3の態様であるセキュリティインターホン装置は、本発明の第1の態様又は第2の態様において、居室親機は、操作部からの入力でCPUの制御により電気錠を解錠して玄関ドアを開けるための電気錠制御回路を備えたものである。CPUは、防犯センサが監視状態に防犯設定されている際、操作部にて行われる解錠操作を検出して防犯設定を解除するものである。
本発明のセキュリティインターホン装置によれば、居室親機の操作部を使用して防犯センサを監視状態に防犯設定する際、住戸の扉、窓が開いているときには防犯センサを非監視状態に制御し、開いている扉、窓が閉じられたときには防犯センサを監視状態に制御することができるため、防犯設定のし忘れを防止でき防犯設定時の利便性が高められる。
また、本発明のセキュリティインターホン装置によれば、防犯センサが監視状態に防犯設定されている際、居室親機の操作部を使用して一時解除操作が行われた場合には防犯設定を一時解除し、閉じられている住戸の扉、窓が開けられたときの警報の発報を停止した後、開けられている扉、窓が閉じられたとき防犯センサを監視状態に制御して防犯設定を再設定することができるため、防犯設定を一時解除した後における再設定操作が不要となり利便性が高められる。
さらに、本発明のセキュリティインターホン装置によれば、防犯センサが監視状態に防犯設定されている際、居室親機の操作部を使用して解錠操作が行われた場合には、防犯設定を解除することができるため、無用な警報の発報の停止が可能となる。
以下、本発明のセキュリティインターホン装置を適用した最良の実施の形態例について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例によるセキュリティインターホン装置の全体構成を示すシステム説明図である。このセキュリティインターホン装置には、住戸玄関に設置される玄関子機1と、(住戸玄関の)玄関ドアを施錠及び解錠するための電気錠2と、住戸の扉(前述の玄関ドアを含む。)、窓に設置される防犯センサ3a、3b、3cと、住戸内に設置され、子機ラインL1を経由して接続された玄関子機1からの呼び出しを報知し、この呼び出しに応答して通話を成立する呼出報知/通話機能、電気錠ラインL2を経由して接続された電気錠2を解錠する解錠機能、センサラインL3a、L3b、L3cをそれぞれ経由して接続された防犯センサ3a、3b、3cからの出力信号を検出して警報を発報する警報報知機能を備えた居室親機4とが設けられている。なお、本発明の実施例においては、住戸の扉、窓に設置される当該防犯センサとして、図示のように3つの防犯センサ3a、3b、3cを適用したが、この台数に限定されるものではない。例えば、単一、2つ又はより複数の当該防犯センサを適用することもできる。
また、玄関子機1には、呼出ボタン100、子機マイク101及び子機スピーカ102が備えられている。この玄関子機1において、呼出ボタン100は、住戸玄関に居る人物、例えば、来訪者が住戸内に在室中の居住者を呼び出すために操作するものである。
子機マイク101及び子機スピーカ102は、来訪者が居住者との間で通話を成立させるための音声(送話音声、受話音声)を入出力するものである。
なお、本発明の実施例における玄関子機1としては、映像の撮像機能が不備とされる当該玄関子機を適用したが、この態様に限定されるものではない。例えば、呼出ボタン100を操作した来訪者の映像や住戸玄関の周囲近傍の映像(監視映像を含む。)を撮像することができる例えば、CCD撮像素子、CMOS撮像素子等のカメラを備えた当該玄関子機も好適とされる。
さらに、居室親機4には、親機スピーカ400、ハンドセット401、表示部402及び操作部403が備えられている。この居室親機4において、親機スピーカ400は、玄関子機1の呼出ボタン100を操作した来訪者からの呼び出しを報知するための呼出音や音声メッセージ等、施錠されている電気錠2が解錠された旨の確認音や音声メッセージ等、防犯センサ3a、3b、3cが監視状態となり防犯設定された旨の確認音や音声メッセージ等、防犯センサ3a、3b、3cの防犯設定が解除され非監視状態となった旨の確認音や音声メッセージ等、防犯設定が行われた防犯センサ3a、3b、3cにて検知されるセキュリティ異常、すなわち、泥棒等の不審者により住戸の扉、窓がこじ開けられた旨の警報音や音声メッセージ等をそれぞれ放音/発報するものである。
ハンドセット401は、居住者が来訪者との間で通話を成立させるための音声(送話音声、受話音声)を入出力するものである。
表示部402は、玄関子機1の呼出ボタン100を操作した来訪者からの呼び出しを報知するための呼出メッセージや絵データ等、電気錠2の施錠又は解錠の状態を示す確認メッセージや絵データ等、防犯センサ3a、3b、3cが監視状態となり防犯設定された旨の確認メッセージや絵データ等、防犯センサ3a、3b、3cの防犯設定が解除され非監視状態となった旨の確認メッセージや絵データ等、防犯設定が行われた防犯センサ3a、3b、3cにて検知される前述のセキュリティ異常の警報メッセージや絵データ等をそれぞれ表示するものである。なお、表示部402としては、例えば、LCD、有機ELディスプレイ等の各種の表示媒体が好適とされ、玄関子機1にカメラが備えられている場合には、そのカメラにて撮像された映像を出画することができる。
操作部403は、例えば、表示部402の前面に配置されるタッチパネルで構成されており、設定操作部430、設定解除操作部431、設定一時解錠操作部432及び解錠操作部433を有している。ここで、設定操作部430は、防犯センサ3a、3b、3cを一括又は個別で監視状態に防犯設定するための操作(以下、一括防犯設定操作又は個別防犯設定操作という。)が行われるものである。また、設定解除操作部431は、監視状態である防犯センサ3a、3b、3cの防犯設定を一括又は個別で解除し、非監視状態に制御するための操作(以下、一括設定解錠操作又は個別設定解除操作という。)が行われるものである。また、設定一時解錠操作部432は、監視状態である防犯センサ3a、3bの防犯設定を一括又は個別で一時解除し、非監視状態に制御するための操作(以下、一括設定一時解除操作又は個別設定一時解除操作という。)が行われるものである。さらに、解錠操作部433は、施錠されている電気錠2を解錠して玄関ドアを開けるための操作(以下、解錠操作という。)が行われるものである。
なお、本発明の実施例における居室親機4としては、設定操作部430、設定解除操作部431、設定一時解錠操作部432及び解錠操作部433をそれぞれ、表示部402の前面に配置されるタッチパネルで構成された操作部403に設けたが、この態様に限定されるものではない。例えば、設定操作部430、設定解除操作部431、設定一時解錠操作部432及び解錠操作部433を、独立した操作ボタンとして居室親機4にそれぞれ設けることもできる。また、居住者による通話手段としては、ハンドセット401を使用するハンドセット通話に限定されるものではなく、別途にマイク(親機マイク)を設けることにより、このマイク及び親機スピーカ400を使用する拡声通話も好適とされる。
図2は、居室親機4の具体的な構成を示すブロック図であり、前述の親機スピーカ400、ハンドセット401、表示部402及び操作部403(430、431、432、433)と、呼出検出回路404と、音声合成回路405と、通話回路406と、電気錠制御回路407と、センサ検出回路408a、408b、408cと、玄関子機側インターフェース(以下、子機側I/Fという。)409と、電気錠側インターフェース(以下、電気錠側I/Fという。)410と、防犯センサ側インターフェース(以下、センサ側I/Fという。)411a、411b、411cと、CPU412とが備えられている。この居室親機4において、呼出検出回路404は、玄関子機1から子機ラインL1、子機側I/F409を経由して伝送されてくる呼出信号をもとに、玄関子機の呼出ボタン100を操作した来訪者からの呼び出しがあることを検出し、呼出検出信号を生成してCPU412に送出するためのものである。
音声合成回路405は、CPU412により制御され、親機スピーカ400から放音/鳴動させる前述の呼出音、確認音、警報音や音声メッセージ等を生成するためのものである。
通話回路406は、CPU412により制御され、ハンドセット401及び子機側I/F409の間の信号伝送路(通話路)を形成し、音声信号を送受信するためのものである。
電気錠制御回路407は、電気錠2の施錠又は解錠の状態を監視し、CPU412の制御により電気錠2を解錠させるための解錠信号を生成するものである。
センサ検出回路408a、408b、408cはそれぞれ、防犯センサ3a、3b、3cからセンサラインL3a、L3b、L3c、センサ側I/F411a、411b、411cを経由して伝送されてくる出力信号を検出し、セキュリティ異常検出信号を生成してCPU412に送出するためのものである。
子機側I/F409は、子機ラインL1から呼出検出回路404への信号伝送路、通話回路406及び子機ラインL1の間の信号伝送路(通話路)、CPU412及び子機ラインL1の間の信号伝送路をそれぞれ形成するためのものである。また、電気錠側I/F410は、電気錠制御回路407及び電気錠ラインL2の間の信号伝送路を形成するためのものである。さらに、センサ側I/F411a、411b、411cはそれぞれ、センサラインL3a、L3b、L3cからセンサ検出回路408a、408b、408cへの信号伝送路を形成するためのものである。
CPU412は、当該居室親機の構成各部/回路をそれぞれ制御するためのものである。
このように構成された本発明の実施例によるセキュリティインターホン装置において、以下、具体的な動作について説明する。
なお、本発明の実施例において、住戸玄関に居る来訪者が玄関子機1の呼出ボタン100を操作して住戸内に在室中の居住者を呼び出す動作と、この呼び出しを居室親機4の親機スピーカ400から放音される呼出音や音声メッセージ等及び表示部402の表示で呼出報知する動作と、居住者がハンドセット401を取り上げて応答し、来訪者が使用する玄関子機1の子機マイク101及び子機スピーカ102との間で音声信号を送受信させる通話の動作とは、インターホンシステム等の先行技術の文献情報にて開示されている該当動作と同様であり公知の動作であるため、説明は省略するものとする。
本発明の実施例による第1の動作として、例えば、外出等で住戸を不在とする前において、住戸内に在室中の居住者が防犯センサ3a、3b、3cを一括で防犯設定するためには、図1および図2に示す居室親機4の操作部403を構成する設定操作部430を使用して所定の一括防犯設定操作を行う。この操作を検出したCPU412は、住戸の扉、窓に設置された全ての防犯センサ3a、3b、3cを監視状態に防犯設定するにあたり、当該防犯センサが設置された扉、窓の開閉状態を確認する。例えば、扉、窓が閉められていれば導通状態となるセンサラインL3a、L3b、L3cのうち、センサラインL3aが非導通状態であり防犯センサ3aが設置された扉、窓が開いている一方、センサラインL3b、L3cが導通状態であり防犯センサ3b、3cが設置された扉、窓がそれぞれ閉まっている場合、これを確認したCPU412は、防犯センサ3aを非監視状態、防犯センサ3b、3cを監視状態に制御するとともに、その旨の確認音や音声メッセージ等を音声合成回路405にて生成させ親機スピーカ400から放音し、さらには、同様な内容の確認メッセージや絵データ等を表示部402に表示させることができる。この放音/表示をもとに、住戸内に在室中の居住者は、防犯センサ3aが設置された扉、窓が開いている、すなわち、閉め忘れていることの確認が容易となる。
この後、住戸内に在室中の居住者により防犯センサ3aが設置された扉、窓が閉められると、これを検出した居室親機4のCPU412は、前述の防犯センサ3b、3cとともに防犯センサ3aを監視状態に制御するとともに、防犯設定が終了した旨の確認音や音声メッセージ等を音声合成回路405にて生成させ親機スピーカ400から放音し、さらには、同様な内容の確認メッセージや絵データ等を表示部402に表示させるができる。この放音/表示をもとに、住戸内に在室中の居住者は、全ての防犯センサ3a、3b、3cが監視状態となり防犯設定が完了したことの確認が容易となるばかりでなく、防犯設定のし忘れを防止でき防犯設定時の利便性が高められる。
なお、前述までの説明によれば、防犯センサ3a、3b、3cを一括で防犯設定する場合について説明したが、この態様に限定されるものではない。例えば、居室親機4の操作部403を構成する防犯設定操作部430を使用して所定の個別防犯設定操作を行うことにより、防犯センサ3a、3b、3cを個別で監視状態として防犯設定することもできる。
次に、本発明の実施例による第2の動作として、前述の第1の動作により防犯設定が行われた監視状態時において、例えば、外出により居住者が不在である住戸の扉、窓に設置された防犯センサ3a、3b、3cのうち、少なくとも何れか1つの当該防犯センサ、ここでは、防犯センサ3aが設置された扉、窓をこじ開けて泥棒等の不審者が住戸内に侵入すると、防犯センサ3aがセキュリティ異常を検知して出力信号を生成する。この出力信号は、防犯センサ3aからセンサラインL3a、居室親機4のセンサ側I/F411aを経由してセンサ検出回路408aに伝送される。
居室親機4のセンサ検出回路408aは、防犯センサ3aからの出力信号をもとに、防犯センサ3aが設置された扉、窓がこじ開けられ泥棒等の不審者が住戸内に侵入したセキュリティ異常の発生を検出し、その旨のセキュリティ異常検出信号を生成してCPU412に送出する。このセキュリティ異常検出信号を検出したCPU412は、前述のセキュリティ異常の内容を示す警報音や音声メッセージ等を音声合成回路405にて生成させ親機スピーカ400から鳴動し、さらには、同様な内容の警報メッセージや絵データ等を表示部402に表示させて警報の発報を行うことができる。
なお、居室親機4のCPU412は、親機スピーカ400から鳴動された警報音や音声メッセージ等を玄関子機1の子機スピーカ102から鳴動させることにより、警報の移報として住戸外報知を行うこともできる。また、居室親機4に公衆回線(一般回線)網や特別な通信回線網を経由して警備会社(のコンピュータやサーバ)や外出先の居住者により携行される携帯通信端末等が接続されている場合、CPU412は、この警備会社や携帯通信端末等に対して、防犯センサ3aが設置された扉、窓がこじ開けられ泥棒等の不審者が住戸内に侵入したセキュリティ異常の警報の移報を行うこともできる。
次に、本発明の実施例による第3の動作として、前述の第1の動作により防犯設定が行われた監視状態時において、防犯センサ3a、3b、3cの防犯設定を一括で一時解除するためには、居室親機4の操作部403を構成する設定一時解除操作部432を使用して所定の一括設定一時解除操作を行う。この操作を検出したCPU412は、計時機能(詳述せず。)が能動となり、この機能により計時される所定の時間内、住戸の扉、窓に設置された全ての防犯センサ3a、3b、3cの監視状態を非監視状態にするとともに、その旨の確認音や音声メッセージ等を音声合成回路405にて生成させ親機スピーカ400から放音し、さらには、同様な内容の確認メッセージや絵データ等を表示部402に表示させることができる。この放音/表示をもとに、住戸内に在室中の居住者は、住戸の扉、窓に設置された全ての防犯センサ3a、3b、3cが一時非監視状態であることの確認が容易となる。
また、前述ように全ての防犯センサ3a、3b、3cが一時非監視状態であるとき、例えば、前述の第2の動作と同様に防犯センサ3aが設置された扉、窓が開けられた場合、センサ検出回路408aからのセキュリティ異常検出信号を検出したCPU412は、親機スピーカ400からの警報音や音声メッセージ等の鳴動、表示部402を使用した警報メッセージや絵データ等の表示を行わず、無用な警報の発報を停止することができる。
この後、防犯センサ3aが設置された扉、窓が閉められると、これを検出した居室親機4のCPU412は、全ての防犯センサ3a、3b、3cを監視状態に制御して防犯設定を再設定するとともに、防犯設定の再設定が終了した旨の確認音や音声メッセージ等を音声合成回路405にて生成させ親機スピーカ400から放音し、さらには、同様な内容の確認メッセージや絵データ等を表示部402に表示させることができる。この放音/表示をもとに、住戸内に在室中の居住者は、一時解除された全ての防犯センサ3a、3b、3cが監視状態となり防犯設定の再設定が完了したことの確認が容易となるばかりでなく、防犯設定を一時解除した後における再設定操作が不要となり利便性が高められる。
なお、前述までの説明によれば、監視状態である防犯センサ3a、3b、3cの防犯設定を一括で一時解除して非監視状態とする場合について説明したが、この態様に限定されるものではない。例えば、居室親機4の操作部403を構成する設定一時解除操作部432を使用して所定の個別一時設定解除操作を行うことにより、防犯センサ3a、3b、3cの防犯設定を個別で一時解除することもできる。
次に、本発明の実施例による第4の動作として、前述の第1の動作により防犯設定が行われた監視状態時又は第3の動作により防犯設定の再設定が行われた監視状態時において、例えば、玄関子機1にて呼出操作を行った来訪者を住戸内に招き入れるにあたり、玄関ドアに設置された施錠状態の電気錠2を解錠するためには、居室親機4の操作部403を構成する解錠操作部433を使用して所定の解錠操作を行う。この操作を検出したCPU412は、住戸の扉、窓に設置された全ての防犯センサ3a、3b、3cのうち玄関ドアに設置された特定の防犯センサ、ここでは、防犯センサ3bのみ監視状態を非監視状態にする一方、その他の防犯センサ3a、3cの監視状態は保持し、その旨の確認音や音声メッセージ等を音声合成回路405にて生成させ親機スピーカ400から放音し、さらには、同様な内容の確認メッセージや絵データ等を表示部402に表示させることができる。この放音/確認をもとに、住戸内に在室中の居住者は、住戸の扉、窓に設置された全ての防犯センサ3a、3b、3cのうち玄関ドアに設置された防犯センサ3bが非監視状態である一方、その他の防犯センサ3a、3cの監視状態は保持されていることの確認が容易となる。さらに、CPU412は、解錠指令信号を生成して電気錠制御回路407に送出する。
また、居室親機4の電気錠制御回路407は、CPU412からの解除指令信号を検出すると、電気錠2を所定の時間内解錠させるための解錠信号を生成する。この解錠信号は、電気錠制御回路407から電気錠側I/F410、電気錠ラインL2を経由して電気錠2に伝送され、電気錠2を所定の時間内解錠させることができる。この制御により、住戸玄関に居る来訪者は、電気錠2が解錠される所定の時間内に玄関ドアを開けて住戸内に入ることができる。
さらに、居室親機4の電気錠制御回路407は、電気錠2が解錠された旨の状態検出信号を生成してCPU412に送出する。この状態検出信号を検出したCPU412は、防犯センサ3bが非監視状態であるために前述の第2の動作のような警報の発報を行わず、電気錠2が解錠された旨の確認音や音声メッセージ等を音声合成回路405にて生成させ親機スピーカ400から放音し、同様な内容の文字メッセージや絵データ等を表示部402に表示させることができる。この放音/表示をもとに、解錠操作を行った住戸内に在室中の居住者は、電気錠2が解錠され玄関ドアが開けられたことの確認が容易となる。
この後、住戸外に入った来訪者が玄関ドアを閉めると、電気錠2が自動で施錠されるため、居室親機4の電気錠制御部407は、電気錠2が施錠された旨の状態検出信号を生成してCPU412に送出する。この状態検出信号を検出したCPU412は、電気錠2が施錠された旨の確認音や音声メッセージ等を音声合成回路405にて生成させ親機スピーカ400から放音し、さらには、同様な内容の確認メッセージや絵データ等を表示部402に表示させることができる。この放音/表示をもとに、解錠操作を行った住戸内に在室中の居住者は、電気錠2が施錠され玄関ドアが閉められたことの確認が容易となる。
なお、居室親機4のCPU412は、電気錠2が施錠された旨の状態検出信号を受信すると、前述の防犯センサ3a、3cとともに防犯センサ3bを監視状態に制御するとともに、防犯センサ3bを監視状態になった旨の確認音や音声メッセージ等を音声合成回路405にて生成させ親機スピーカ400から放音し、さらには、同様な内容の確認メッセージや絵データ等を表示部402に表示させるができる。この放音/表示をもとに、住戸内に在室中の居住者は、解錠操作に伴い非監視状態に制御された防犯センサ3bが監視状態になったことの確認が容易となる。
次に、本発明の実施例による第5の動作として、前述の第1の動作により防犯設定が行われた監視状態時又は第3の動作により防犯設定の再設定が行われた監視状態時において、住戸内に在室中の居住者が、監視状態である防犯センサ3a、3b、3cの防犯設定を一括で解除するためには、居室親機4の操作部403を構成する設定解除操作部431を使用して所定の一括設定解除操作を行う。この操作を検出したCPU412は、住戸の扉、窓に設置される全ての防犯センサ3a、3b、3cの防犯設定を解除するとともに、その旨の確認音や音声メッセージ等を音声合成回路405にて生成させ親機スピーカ400から放音し、さらには、同様な内容の確認メッセージや絵データ等を表示部402に表示させることができる。この放音/表示をもとに、住戸内に在室中の居住者は、監視状態である防犯センサ3a、3b、3cの防犯設定が一括で解除されたことの確認が容易となる。
なお、前述までの説明によれば、監視状態である防犯センサ3a、3b、3cの防犯設定を一括で解除する場合について説明したが、この態様に限定されるものではない。例えば、居室親機4の操作部403を構成する設定解除操作部431を使用して所定の個別設定解除操作を行うことにより、監視状態である防犯センサ3a、3b、3cの防犯設定を個別に解除することもできる。
本発明のセキュリティインターホン装置においては、特定の実施の形態をもって説明してきたが、この形態に限定されるものでなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られた如何なる構成の当該装置、例えば、電気錠2を解錠する機器として電気錠コントローラ及び/又は外部解錠装置を有するセキュリティインターホン装置や、マンション等の集合住宅に設置されるセキュリティインターホン装置であっても採用できるということはいうまでもないことである。
本発明の実施例によるセキュリティインターホン装置の全体構成を示すシステム説明図。 本発明の実施例によるセキュリティインターホン装置において、居室親機の具体的な構成を示すブロック図。
符号の説明
1……玄関子機
2……電気錠
3a、3b、3c……防犯センサ
4……居室親機
407……電気錠制御部
412……CPU
430……設定操作部
431……設定解除操作部
432……設定一時解除操作部
433……解錠操作部

Claims (3)

  1. 住戸玄関に設置される玄関子機(1)と、玄関扉を施錠及び解錠するための電気錠(2)と、住戸の扉、窓に設置される防犯センサ(3a、3b、3c)と、住戸内に設置され前記玄関子機からの呼び出しに応答して通話を成立し、前記電気錠を解錠し、前記防犯センサからの出力信号を検出して警報を発報するための居室親機(4)とを設け、
    前記居室親機は、操作部(430、431)からの入力により前記防犯センサを監視状態に防犯設定し、その防犯設定を解除する制御を行うためのCPU(412)を備え、
    前記CPUは、前記操作部にて防犯設定が行われる際、前記扉、窓が開いているときには前記防犯センサを非監視状態に制御し、前記開いている前記扉、窓が閉じられたときには前記防犯センサを監視状態に制御することを特徴とするセキュリティインターホン装置。
  2. 前記居室親機は、操作部(432)からの入力により前記防犯センサが監視状態に制御されている防犯設定を一時解除するためのCPU(412)を備え、
    前記CPUは、前記防犯センサが監視状態に防犯設定制御されている際、前記操作部にて行われる一時解除操作を検出して前記防犯設定を一時解除し、閉じられている前記扉、窓が開けられたときの警報の発報を停止した後、開けられている前記扉、窓が閉じられたとき前記防犯センサを監視状態に制御して前記防犯設定を再設定することを特徴とする請求項1記載のセキュリティインターホン装置。
  3. 前記居室親機は、操作部(433)からの入力で前記CPUの制御により前記電気錠を解錠して前記玄関ドアを開けるための電気錠制御回路(407)を備え、
    前記CPUは、前記防犯センサが監視状態に防犯設定されている際、前記操作部にて行われる解錠操作を検出して前記防犯設定を解除することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のセキュリティインターホン装置。
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