JP2006230893A - ナースコールシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】ナースコールシステムに備えられたオートドアの開閉扉状態を把握できるようにする。
【解決手段】患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機1と、ナースコール子機1からの呼び出しを看護師に知らせるための廊下灯2と、ナースコール子機1からの呼び出しに看護師が応答するためのナースコール親機3と、廊下灯2、ナースコール親機3を制御する制御機4とを備え、制御機4には、開扉時にオートドアID情報を含む開扉信号S1を送出するオートドア40が開扉信号S1を受信可能に接続され、ナースコール親機3は、制御機4を介して送信される開扉信号S1を受信してオートドア40の開閉状態を表示するディスプレイ31aを有する。
【選択図】図1

Description

本発明はナースコールシステムに係り、特にナースコールシステムに備えられたオートドアの開閉扉状態または電気錠付ドアの施解錠状態を把握することができるナースコールシステムに関する。
従来から、病院の病棟に入棟する外来者や病床から離れた患者の存在を管理すると共に、扉の開閉時における安全管理を可能とするナースコール装置が知れている(例えば、特許文献1参照)。
このナースコール装置は、病棟の病室内の各病床に設置されたナースコール子機と、病室毎に設置されナースコール子機からの呼び出しを看護師に知らせるための廊下灯と、ナースコール子機からの呼び出しに看護師が応答するためのナースコール親機と、集合廊下灯およびナースコール親機を制御するナースコール制御機と、ナースコール制御機に接続され病棟の出入口付近を撮像してそこに居る人物を監視するための監視カメラと、ナースコール制御機に接続されると共に病棟の出入口付近に設置されるオートドアや電気錠付ドアなどの扉とを備えている。
このように構成されたナースコール装置は、ナースコール子機でナースコール親機を呼び出すと、その呼出情報が廊下灯を介してナースコール制御機に送信され、そのナースコール制御機からナースコール親機に送信されるので、ナースコール親機でナースコール子機から呼び出しがあったことを確認できる。また、監視カメラが病棟の出入口付近の人物を撮像した場合は、その映像情報がナースコール制御機を介してナースコール親機に送信されるので、ナースセンターに在室している看護師は扉に取り付けられている施錠状態の電気錠を解錠操作する前に、病棟の出入口付近に居る人物を容易に確認することができる。
特開2004−344538号公報
しかしながら、背景技術において示したナースコール装置では、ナースコール親機でオートドアや電気錠付ドアなどの扉の開閉扉状態や施解錠状態を確認することができなかった。また、ナースコール親機でオートドアや電気錠付ドアなどの扉を制御することができなかった。
本発明は、このような従来の難点を解決するためになされたもので、ナースコールシステムにオートドアや電気錠付ドアを連動させ、さらに、その開閉扉状態や施解錠状態をナースコール親機で表示することで、セキュリテイ機能を向上させることができるナースコールシステムを提供することを目的とする。
本発明のナースコールシステムは、患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機と、ナースコール子機からの呼び出しを看護師に知らせるための廊下灯と、ナースコール子機からの呼び出しに看護師が応答するためのナースコール親機と、廊下灯、ナースコール親機を制御する制御機とを備えるものである。
第1の態様であるナースコールシステムの制御機には、開扉時にオートドアID情報を含む開扉信号を送出するオートドアおよび解錠時に電気錠ID情報を含む解錠信号を送出する電気錠付ドアのうち少なくとも一つが開扉信号または解錠信号を受信可能に接続され、ナースコール親機は、制御機を介して送信される開扉信号または解錠信号を受信してオートドアまたは電気錠付ドアの開閉状態を表示するディスプレイを有するものである。
このようなナースコールシステムによれば、制御機に接続されるオートドアの開閉扉状態や電気錠付ドアの施解錠状態をナースコール親機のディスプレイで視覚により確認できるので、システムのセキュリティ機能が向上する。
また、第2の態様は第1の態様であるナースコールシステムにおいてナースコール親機が、制御機を介して送信される開扉信号または解錠信号についてオートドアまたは電気錠付ドア毎に順次、最新のものを記憶する記憶部を有するものである。これにより、記憶部にオートドアの開扉や電気錠付ドアの解錠について最新の情報のみが蓄積されるので、ナースコール親機の記憶部のメモリ容量を小さくすることができる。
また、第3の態様は第1の態様であるナースコールシステムにおいてナースコール親機が、制御機を介して送信される開扉信号または解錠信号をオートドアまたは電気錠付ドア毎に順次、記憶する記憶部を有するものである。これにより、記憶部は順次、オートドアの開扉や電気錠付ドアの解錠の情報を蓄積しているので、後日等にオートドアや電気錠付ドアの状態をナースコール親機で確認することができる。
また、第4の態様は第1の態様乃至第3の態様の何れかであるナースコールシステムにおいてナースコール親機が、開扉信号または解錠信号を一定時間以上受信した場合に警報を行なう警報部を有するものである。これにより、一定時間、オートドアが開扉状態や電気錠付ドアが解錠状態であればナースコール親機が警報を行なうことができるので、ナースシテーション内の看護師がそのことを確認できる。
また、第5の態様は第4の態様であるナースコールシステムにおいてナースコール親機が、オートドアまたは電気錠付ドア毎に警戒時間帯を設定し、警戒時間帯において開扉信号または解錠信号を一定時間以上受信した場合は警報を行なう警報部を有するものである。これにより、夜間等の時間帯のみ警報を行なうようにできるので、患者の出入りの多い昼間の時間帯には、警報を行なわないように設定しておくことができる。
また、第6の態様は第1の態様乃至第5の態様の何れかであるナースコールシステムにおいてナースコール親機が、開扉信号または解錠信号を一定時間以上受信した場合は、当該開扉信号または当該解錠信号を一定時間以上送信しているオートドアまたは電気錠付ドアに対してID情報を含む閉扉信号またはID情報を含む施錠信号を送信する制御を行なうCPUを有するものである。これにより、一定時間、オートドアが開扉状態や電気錠付ドアが解錠状態であれば、ナースコール親機のCPUが強制的にオートドアを閉扉したり電気錠付ドアを施錠したりすることができる。
また、第7の態様は第2の態様乃至第5の態様の何れかであるナースコールシステムにおいて記憶部には、病院における映像を撮像するカメラのID情報がオートドアのオートドアID情報または電気錠付ドアの電気錠ID情報と関連付けられて記憶され、ナースコール親機は、開扉信号または解錠信号を一定時間以上受信した場合は、開扉信号または解錠信号に含まれるIDよりオートドアまたは電気錠付ドアを特定し、関連付けられたカメラを制御して、カメラからの映像をディスプレイに表示するものである。これにより、警報と同時に、その該当箇所を撮像するカメラが作動し、そのカメラで撮像された映像をナースコール親機のディスプレイで視覚により確認できる。
また、第8の態様は前記第7の態様であるナースコールシステムにおいてナースコール親機が、カメラからの映像を録画する録画部を有するものである。これにより、看護師はナースコール親機の前に不在であった時にカメラで撮像された映像を確認することができる。
本発明のナースコールシステムによれば、制御機に接続されるオートドアの開閉扉状態や電気錠付ドアの施解錠状態をナースコール親機のディスプレイで視覚により確認できることから、システムのセキュリティ機能が向上するので、防犯性の高いシステムを構築できるようになる。
以下、本発明のナースコールシステムにおける好ましい実施の形態例について、図面を参照して説明する。
本発明の好ましい実施の形態例であるナースコールシステムは図1に示すように、病室等の患者のベッド付近に設置され患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機1と、各病室等の出入口近傍や廊下先に設置されナースコール子機1からの呼び出しを看護師に知らせるための廊下灯2と、ナースステーション内に設置されナースコール子機1からの呼び出しに応答するためのナースコール親機3と、廊下灯2、ナースコール親機3を制御する制御機4とを備えている。なお、ここで言う看護師には、医師も含むものとする。また、ナースコール子機1、廊下灯2およびナースコール親機3は、病院のシステム形態に基づき設置台数が決定される。
複数のナースコール子機1は廊下灯2に接続され、このナースコール子機1が接続される各廊下灯2は通信ケーブルである廊下灯接続幹線L1にバス接続されており、この廊下灯接続幹線L1は制御機4に接続されている。なお、図1においては、各廊下灯2が廊下灯接続幹線L1にバス接続されている子機用伝送系統は2つ設けられているが、この伝送系統数に限られるものではなく、例えばフロア数に基づき決定される。複数のナースコール親機3はそれぞれ通信ケーブルL2によって制御機4に接続されている。このようなナースコール子機1、廊下灯2、制御機4、ナースコール親機3間を接続している廊下灯接続幹線L1、通信ケーブルL2にはCPEV(市内対ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル)等の通信ケーブルが使用されている。以下、通信ケーブルというときはCPEV等の通信ケーブルのことをいうものとする。
また、ナースコール親機3はLANケーブルL3によりHUB5に接続され、このナースコール親機3が接続される各HUB5はLANケーブルであるHUB接続幹線L4に直列接続されている。なお、複数のHUB5のうち1台には各ナースコール親機3を管理する管理用パーソナルコンピュータ6がLANケーブルL3を介して接続されている。
次に、各機器の詳細について説明する。
ナースコール子機1は、病室等の室内の壁面や当該壁面等に設けられた病室コンソール(メディカルコンソール)の何れかに固定され個別の子機番号を有するプレート子機11と、プレート子機11に着脱自在に接続され病室等の患者が看護師を呼び出すためのハンドボタン12と、プレート子機11に着脱自在に接続され患者が看護師に対して所定の呼出操作を行うと共に看護師との間で相互に通話を行うための通話機能を有するハンド子機13とを備えている。
廊下灯2は、個別の廊下灯番号を有しており、病室等の病床毎の患者からの呼び出しや、病室等の病床毎の患者を看護/担当している看護師からの緊急呼び出しを検出して、呼出元の患者や看護師と呼出先の看護師との間で成立する通話路を形成するものである。また、廊下灯2には、患者や看護師から呼び出しがあった旨を病室の出入口近傍や廊下先に居る看護師に音あるいは視覚的な表示で知らせる機能を有している。
ナースコール親機3は、ディスプレイ31aを有するPC(パーソナルコンピュータ)ナースコール31と、ナースコール通話部32とから構成されている。ナースコール通話部32は、ナースコール親機3と制御機4に通信ケーブルL5によって接続されている。
制御機4は、中継器として設置されており、接続されている機器をそれぞれ制御(信号処理、通話路の選択等)するものである。
また、管理用パーソナルコンピュータ6は、液晶ディスプレイなどの表示装置を有し、複数のナースコール親機3のそれぞれに予め登録された操作可能な看護師のオペレータを特定するための利用者情報と照合して、許可されたオペレータのみ管理操作可能なものである。
このようなナースコールシステムは、さらに、制御機4に交換機接続用の通信ケーブルL6を介して構内交換機8(以下、「PBX8」という。)が接続されている。このPBX8は基地局接続用の通信ケーブルL7を介してハンディナース基地局9に接続されている。このハンディナース基地局9は、看護師等が携帯する携帯端末としてのハンディナース20と無線による情報のやりとりをすることができる。
また、ナースコールシステムの制御機4には、開扉時にオートドアID情報を含む開扉信号S1を送出するオートドア40と、解錠時に電気錠ID情報を含む解錠信号S2を送出する電気錠付ドア60が、それぞれの信号S1、S2を受信可能に接続されている。具体的には、オートドア40は通信ケーブルL10を介してコントロールアダプタ70に接続され、コントロールアダプタ70は通信ケーブルL11を介して制御機4に接続されている。また、電気錠付ドア60は通信ケーブルL12を介して電気錠コントローラ80に接続され、電気錠コントローラ80は通信ケーブルL13を介してコントロールアダプタ70に接続されている。コントロールアダプタ70は、信号増幅することができるので、線路長を気にすることなくオートドア40、電気錠付ドア60を設置することができる。
このようなオートドア40や電気錠付ドア60の状態など病院における映像を撮像するインターネット・カメラ90が設置されている。このインターネット・カメラ90は、LANケーブルL8を介してHUB5に接続されている。
また、このようなオートドア40、電気錠付ドア60を制御する機能を、ナースコール親機3は有している。
このナースコール親機3は、制御機4を介して送信される開扉信号S1または解錠信号S2を受信してオートドア40または電気錠付ドア60毎に順次、最新のものを記憶する記憶部31bを有している。これにより、記憶部31bにオートドア40の開扉や電気錠付ドア60の解錠について最新の情報のみが蓄積されるので、ナースコール親機3の記憶部31bのメモリ容量を小さくすることができる。
また、ナースコール親機3は、開扉信号S1または解錠信号S2を一定時間以上受信した場合に警報を行なう警報部として、PCナースコール31のディスプレイ31aとナースコール通話部32のスピーカ32aを使用する。この警報機能はPCナースコール31のCPU31cが有している。これにより、一定時間、オートドア40が開扉状態や電気錠付ドア60が解錠状態であればナースコール親機3が警報を行なうことから、ナースステーション内の看護師がそのことを確認できるので、セキュリティ機能が向上する。
また、ナースコール親機3は、オートドア40または電気錠付ドア60毎に警戒時間帯を設定し、この警戒時間帯において開扉信号S1または解錠信号S2を一定時間以上受信した場合は、PCナースコール31のディスプレイ31aとナースコール通話部32のスピーカ32aを警報部として使用して警報を行なうことができる。この警報機能はPCナースコール31のCPU31cが有している。これにより、見舞い客を禁止している夜間等の時間帯のみ警報を行なうようにできるので、患者の出入りの多い昼間の時間帯には、警報を行なわないようにすることができる。
また、PCナースコール31のCPU31cは、開扉信号S1または解錠信号S2を一定時間以上受信した場合は、当該開扉信号S1または当該解錠信号S2を一定時間以上送信しているオートドア40または電気錠付ドア60に対してオートドアID情報を含む閉扉信号S3または電気錠ID情報を含む施錠信号S4を送信する制御を行なう機能を有している。これにより、一定時間、オートドア40が開扉状態や電気錠付ドア60が解錠状態であれば、PCナースコール31のCPU31cが強制的にオートドア40を閉扉したり電気錠付ドア60を施錠したりすることができるので、セキュリティ機能が向上する。なお、このような制御は制御機4で行なうこともできる。
また、PCナースコール31の記憶部31bには、オートドア40や電気錠付ドア60の状態を監視するインターネット・カメラ90のカメラID情報がオートドア40のオートドアID情報または電気錠付ドア60の電気錠ID情報と関連付けられて記憶されている。このオートドアID情報や電気錠ID情報を利用する機能をナースコール親機3が有している。この機能はPCナースコール31のCPU31cが有し、開扉信号S1または解錠信号S2を一定時間以上受信した場合は、開扉信号S1または解錠信号S2に含まれるID情報よりオートドア40または電気錠付ドア60を特定し、関連付けられたインターネット・カメラ90を制御して、インターネット・カメラ90からの映像をPCナースコール31のディスプレイ31aに表示する機能である。これにより、警報と同時に、その該当箇所を撮像するインターネット・カメラ90が作動し、そのインターネット・カメラ90で撮像された映像をPCナースコール31のディスプレイ31aで視覚により確認できるので、セキュリティ機能が向上する。なお、PCナースコール31にインターネット・カメラ90からの映像を録画する録画部31dを設けてもよい。これにより、看護師は不在時に訪れた訪問者を確認することができる。
このように構成されたナースコールシステムによる動作について、以下説明する。
何れかの病室内の患者がナースコール子機1のハンドボタン12やハンド子機13を用いて呼び出しをかけると、呼出信号がプレート子機11から廊下灯2を介して廊下灯接続幹線L1に伝送され制御機4で受信される。制御機4で受信された呼出信号は通信ケーブルL5を介して呼び出されたナースコール親機3のナースコール通話部32で受信され、当該ナースコール通話部32で呼び出しがあったことを報知する。その報知をPCナースコール31のディスプレイ31aで確認した看護師が報知があったナースコール通話部32で応答すると、このナースコール親機3のナースコール通話部32と、呼び出しをしたナースコール子機1との通話路が形成され、ナースステーション内の看護師と病室内の患者との通話が成立する。また、この患者からの呼び出しをハンディナース20で確認した看護師が当該ハンディナース20にて呼出応答すると、ハンディナース20と呼び出しをしたナースコール子機1との通話路が形成され、巡回中の看護師と病室内の患者との通話が成立する。
一方、ナースステーション内の看護師や巡回中の看護師が病室内の特定患者を呼び出すには、ナースステーション内のナースコール親機3のPCナースコール31のディスプレイ31aのタッチパネル(図示せず)またはナースコール通話部32で呼び出したり、ハンディナース20で呼び出したりする。PCナースコール31のディスプレイ31aのタッチパネル(図示せず)またはナースコール通話部32やハンディナース20から呼び出しをかけると、呼出信号が制御機4に受信され通信ケーブルL1に伝送される。呼び出しされた患者用のナースコール子機1が接続された廊下灯2は、その呼出信号を受信して当該ナースコール子機1に伝送する。ナースコール子機1は、呼び出しがあったことをプレート子機11やハンド子機13から報知するとともに、呼び出しをしたナースコール親機3あるいはハンディナース20との通話路が形成されるので、ナースステーション内や巡回中の看護師等と病室内の患者との通話が成立する。
次に、本発明の特徴であるオートドア40の開閉扉状態をナースコール親機3で表示させる動作について説明する。
例えば、オートドア40が開扉されると、当該オートドア40を特定するオートドアID情報を含む開扉信号(例えば、メーク信号)がコントロールアダプタ70に送出され、コントロールアダプタ70は当該開扉信号を制御機4に送信する。制御機4はこの開扉信号をナースコール親機3に送信する。
ナースコール親機3のPCナースコール31は、受信した開扉信号を蓄積情報として記憶部31bに蓄積する。情報の蓄積は最新の情報を常に上書きして保存するものである。なお、保存する情報には、オートドアID情報を含む開扉信号と共に時刻なども記憶される。このような情報が記憶部31bに蓄積されたナースコール親機3でオートドア40の開扉状態を確認するために、ナースコール親機3のPCナースコール31の操作部で確認操作を行うと、ディスプレイ31a上にその情報が表示されるので、視覚にて確認することができる。なお、複数のオートドア40が制御機4に接続されている場合には、それらの一覧情報が表示される。この一覧情報では、各オートドア40の現在の開閉情報が表示されており、所望のオートドアの情報を選択すると、さらに詳細な情報を確認することができる。なお、オートドアの情報をナースコール親機3で確認する操作方法は上述したような操作方法には限らず、これまで知られたいかなる操作方法であっても採用することができる。
また、ナースコール親機3で開扉信号S1を受信してから一定時間たってもオートドア40が開扉のままであった場合には、ナースコール親機1におけるPCナースコール31のディスプレイ31aやナースコール通話部32のスピーカ32aから警報を出力する。なお、ナースコール親機3で警戒時間帯が設定されている場合には、その警戒時間帯にオートドア40が開扉して一定時間以上経過したら、ナースコール親機1におけるPCナースコール31のディスプレイ31aやナースコール通話部32のスピーカ32aから警報を出力させることもできる。また、この警戒時間帯としては、看護師の準夜勤や夜勤の時間帯にしてもよく、この場合、日勤においては警報出力を行なわないように設定することができる。この際、夜勤の場合において、ナースコール親機3の警報設定時間を例えばゼロにすると、その警戒時間帯にオートドア40が開扉したら、すぐにナースコール親機1におけるPCナースコール31のディスプレイ31aやナースコール通話部32のスピーカ32aから警報を出力させることができるようになる。
このような警報を確認した看護師は、ナースコール親機3のPCナースコール31の操作部でオートドア40を閉扉する操作をすると、ナースコール親機1におけるPCナースコール31のCPU31cは閉扉信号S3を制御機4に送信する。制御機4は閉扉信号S3をコントロールアダプタ70を介してオートドア40に送信するので、オートドア40を強制的に閉扉することができる。
また、ナースコール親機3で、開扉信号S1を一定時間以上受信した場合に当該開扉信号S1を一定時間以上送信しているオートドア40に対してID情報を含む閉扉信号S3を送信するように設定されていると、オートドア40が一定時間以上開扉のままであれば、ナースコール親機1におけるPCナースコール31のCPU31cは閉扉信号S3を制御機4に送信する。制御機4は閉扉信号S3をコントロールアダプタ70を介してオートドア40に送信するので、オートドア40を強制的に閉扉することができる。
さらに、ナースコール親機3で、開扉信号S1を一定時間以上受信した場合に、開扉信号S1に含まれるオートドアID情報よりオートドア40を特定し、関連付けられたインターネット・カメラ90を制御して、インターネット・カメラ90からの映像をPCナースコール31のディスプレイ31aに表示するように設定されていると、オートドア40が一定時間以上開扉のままであれば、ナースコール親機1におけるPCナースコール31のディスプレイ31aやナースコール通話部32のスピーカ32aから警報を出力すると共に、当該PCナースコール31のディスプレイ31aに該当するオートドア40の映像を表示させることができる。また、このインターネット・カメラ90からの映像をPCナースコール31の録画部31dに録画した場合には、看護師は不在時に訪れた訪問者を確認することができる。
なお、上述した本発明の実施例においては、オートドア40の開閉扉状態をナースコール親機3で表示させる動作について説明したが、これに限らず、電気錠付ドア60の施解錠状態をナースコール親機3で表示させることもでき、その動作はオートドア40の場合と同様なので説明を省略する。
また、上述した本発明の実施例においては、ナースコール親機3におけるPCナースコール31の記憶部31bは制御機4を介して送信される開扉信号S1または解錠信号S2を受信してオートドア40または電気錠付ドア60毎に順次、最新のもの記憶する機能を有していたが、これに限らず、制御機4を介して送信される開扉信号S1または解錠信号S2を受信してオートドア40または電気錠付ドア60毎に順次、記憶する機能を有するものでもよい。この場合、記憶部31bは順次、オートドア40の開扉や電気錠付ドア60の解錠の情報をログ情報として蓄積させることができるので、後日等にオートドア40や電気錠付ドア60の状態をナースコール親機3で確認することができる。
さらに、病院のシステム形態によって、オートドア40および電気錠付ドア60のうち何れか一方だけが設置されている場合でも同様の効果を得ることができる。
本発明のナースコールシステムにおける好ましい実施の形態例を示す全体構成図である。
符号の説明
1、1、・・・……ナースコール子機
2、2、・・・……廊下灯
3、3、・・・……ナースコール親機
31a……ディスプレイ
31b……記憶部
31c……CPU
31d……録画部
32a……スピーカ
4……制御機
40……オートドア
60……電気錠付ドア


Claims (8)

  1. 患者が看護師を呼び出すためのナースコール子機(1、1、・・・)と、前記ナースコール子機からの呼び出しを看護師に知らせるための廊下灯(2、2、・・・)と、前記ナースコール子機からの呼び出しに看護師が応答するためのナースコール親機(3、3、・・・)と、前記廊下灯、前記ナースコール親機を制御する制御機(4)とを備え、
    前記制御機には、開扉時にオートドアID情報を含む開扉信号(S1)を送出するオートドア(40)および解錠時に電気錠ID情報を含む解錠信号(S2)を送出する電気錠付ドア(60)のうち少なくとも一つが前記開扉信号または前記解錠信号を受信可能に接続され、
    前記ナースコール親機は、前記制御機を介して送信される前記開扉信号または前記解錠信号を受信して前記オートドアまたは前記電気錠付ドアの開閉状態を表示するディスプレイ(31a)を有することを特徴とするナースコールシステム。
  2. 前記ナースコール親機は、前記制御機を介して送信される前記開扉信号または前記解錠信号について前記オートドアまたは前記電気錠付ドア毎に順次、最新のものを記憶する記憶部(31b)を有することを特徴とする請求項1記載のナースコールシステム。
  3. 前記ナースコール親機は、前記制御機を介して送信される前記開扉信号または前記解錠信号を前記オートドアまたは前記電気錠付ドア毎に順次、記憶する記憶部(31b)を有することを特徴とする請求項1記載のナースコールシステム。
  4. 前記ナースコール親機は、前記開扉信号または前記解錠信号を一定時間以上受信した場合に警報を行なう警報部(31a、32a)を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3何れか1項記載のナースコールシステム。
  5. 前記ナースコール親機は、前記オートドアまたは前記電気錠付ドア毎に警戒時間帯を設定し、前記警戒時間帯において前記開扉信号または前記解錠信号を一定時間以上受信した場合は警報を行なう警報部(31a、32a)を有することを特徴とする請求項4記載のナースコールシステム。
  6. 前記ナースコール親機は、前記開扉信号または前記解錠信号を一定時間以上受信した場合は、当該開扉信号または当該解錠信号を一定時間以上送信している前記オートドアまたは前記電気錠付ドアに対してID情報を含む閉扉信号(S3)またはID情報を含む施錠信号(S4)を送信する制御を行なうCPU(31c)を有することを特徴とする請求項1乃至請求項5何れか1項記載のナースコールシステム。
  7. 前記記憶部には、病院における映像を撮像するカメラのID情報がオートドアのオートドアID情報または電気錠付ドアの電気錠ID情報と関連付けられて記憶され、
    前記ナースコール親機は、前記開扉信号または前記解錠信号を一定時間以上受信した場合は、前記開扉信号または前記解錠信号に含まれるIDよりオートドアまたは電気錠付ドアを特定し、関連付けられたカメラを制御して、前記カメラからの映像を前記ディスプレイに表示することを特徴とする請求項2乃至請求項6何れか1項記載のナースコールシステム。
  8. 前記ナースコール親機は、前記カメラからの映像を録画する録画部(31d)を有することを特徴とする請求項7記載のナースコールシステム。

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