JP2003067494A - 介護型集合住宅における介護支援システム - Google Patents

介護型集合住宅における介護支援システム

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JP2003067494A
JP2003067494A JP2001257208A JP2001257208A JP2003067494A JP 2003067494 A JP2003067494 A JP 2003067494A JP 2001257208 A JP2001257208 A JP 2001257208A JP 2001257208 A JP2001257208 A JP 2001257208A JP 2003067494 A JP2003067494 A JP 2003067494A
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care
emergency
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JP2001257208A
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Koji Takahashi
浩治 高橋
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ANSHIN NETWORK KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 独居老人、家族同居老人等の様々な入居者
が、自由で自主的な社会生活を営むことができ、かつ、
健康維持面で安心感のある生活を営むことができるよう
なサービスを提供する。 【解決手段】 介護型集合住宅内の被介護者の各居室に
ホームコントロールサーバ10を備え、ホームコントロ
ールサーバ10に介護者用通信端末装置80と介護管理
サーバ90とを通信回線1を経由して接続するととも
に、ホームコントロールサーバ10に被介護者用通信端
末装置30と被介護者が各自携帯する緊急事態通報装置
40と遠隔監視装置60とをそれぞれ接続し、ホームコ
ントロールサーバ10を介して映像、音声又はデータを
送受信し、居室内の被介護者に緊急事態が発生したと
き、ホームコントロールサーバ10は、緊急電波信号を
介護者用通信端末装置80に送信し、緊急通報を受けた
介護者は、緊急通報者に対して状況の聞き取りを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、介護型集合住宅に
おける介護支援システムに係わり、介護型集合住宅にお
いて自由で自主的な生活を営むことを希望する被介護者
に安心感を与えるため、日常の介護サービス及び緊急事
態の救急対応の双方に利用できる医療と連携した介護支
援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】日本においては、65歳以上の高齢者人
口が急激に増加する傾向にあり、将来推計人口による
と、2000年に2187万人、2010年に2813
万人、2025年に3312万人に達するものと推計さ
れている。したがって、このような人口の高齢化に比例
して介護を必要とする高齢者の人口も増加することが当
然予測される。
【0003】このような状況下、2000年4月から介
護保険制度が導入され、介護支援専門員(ケアマネージ
ャー)により作成されたケアプランに基づく各種介護サ
ービスが提供されるようになっている。
【0004】例えば、居宅介護サービスでは、要介護者
の要介護度に応じた居宅介護支援、訪問介護、訪問看
護、訪問入浴、訪問リハビリテーション等や在宅総合診
療等の医療介護サービスが受けられることになる。しか
しながら、介護保険実施の現状をみると、施設入所希望
の待機者が増加する反面、居宅介護サービスに対する需
要が予定したよりも下回っている。ただし、将来的に人
口の高齢化に伴う要介護者の人口の増加を考慮すると、
今後居宅介護サービスを充実させることが必要になって
くるものと考えられる。
【0005】また、介護サービスの質を更に高めて要介
護者の満足度、安心感を充足させるためには、要介護者
の個々のニーズに合致し、かつ、医療との連携を図った
介護サービスの提供を行うことが重要である。しかしな
がら、要介護者の個々のニーズに合わせるとなると、ケ
アマネージャー、ホームヘルパーの介護従事者や医療従
事者の負担が過度に大きくなることも当然予想されるか
ら、マンパワーの限界があることを考慮すると、介護者
側の負担をできるだけ軽減するため、効率的な介護支援
システムの構築が必要となってくる。
【0006】この点、介護支援システムとして、独居老
人に対して、映像又は音声の双方向通信による在宅介護
システム等、徘徊老人に対して、通信回線を利用した緊
急通報システム等が考えられている。しかしながら、従
来から考えられているような個々のシステムでは、今後
益々増加することが予想される要介護者の多様なニーズ
を充足することは困難であると思われるから、要介護者
の生活の拠点となる住宅環境の整備と相俟った介護サー
ビスを包括的かつ効率的に提供できるような新しい介護
支援システムの開発が望まれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、今後
要介護者が増加していく状況の中で居宅介護サービスを
充実させていく必要があると考えられるが、これを実現
していくためには、先ず要介護者の生活の拠点となる住
宅環境の整備を図っていくことが前提となる。即ち、高
齢者の方が安心して生活できる住宅環境を提供すること
により、居宅介護サービスの効果が最大限に発揮できる
ものと考えられる。
【0008】したがって、本発明は、介護型集合住宅に
おいて、医療との連携が図れる総合的な介護支援サービ
スを提供することを目的としており、独居老人、家族同
居老人等の様々な入居者が、特別養護老人ホーム、老人
保健施設等とは異なり自由で自主的な社会生活を営むこ
とができ、かつ、健康維持面で安心感のある生活を営む
ことができるようなサービスを提供しようとするもので
ある。
【0009】本発明の目的は、具体的には、介護型集合
住宅に居住する被介護者が、介護事務所にいる介護者等
との間で通信回線を経由して映像、音声又はデータを送
受信し、居室にいながら簡単に介護サービスの相談・予
約や健康相談等を行うことを可能とするばかりでなく、
緊急事態の際には、介護者等への緊急通報を迅速に行う
ことを可能とし、一方、介護者等は、被介護者のプライ
バシーを尊重しながら被介護者の状況を監視し、かつ、
保健・福祉・医療の連携を強化しながら迅速かつ適切な
救急対応を行うことを可能とし、被介護者に安心感を与
えつつ医療と連携した介護サービスを包括的かつ効率的
に提供できる介護支援システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1にかかる発明について、介護型集合住宅内
の被介護者の各居室に映像、音声、データ及び電波信号
の送受信機能を有するホームコントロールサーバを備
え、前記ホームコントロールサーバに介護事務所に設置
されたテレビ会議装置及び操作端末からなる介護者用通
信端末装置と、被介護者毎の介護サービスに関する情報
並びに被介護者に関する識別情報及び本システムにおい
て稼働する各装置の所在位置に関する識別情報を格納し
た介護管理サーバとを通信回線を経由して接続すると共
に、前記ホームコントロールサーバに被介護者の各居室
に設置されたテレビ会議装置及び操作端末からなる被介
護者用通信端末装置と、被介護者が各自携帯する緊急事
態通報装置と、緊急事態の際に介護型集合住宅内の被介
護者の状況を監視するために居住区域に設置された遠隔
監視装置とをそれぞれ接続し、前記介護者用通信端末装
置と前記被介護者用通信端末装置の間において前記ホー
ムコントロールサーバを介して映像、音声又はデータを
送受信して介護者と被介護者が対話形式のコミュニケ−
ションを図りながら介護サービスの相談・予約や健康相
談等を行うことを可能とし、居室内の被介護者に緊急事
態が発生又は被介護者が徘徊をはじめたとき、被介護者
に関する識別情報及び所在位置に関する識別情報を記憶
させた前記緊急事態通報装置又は前記遠隔監視装置から
発信された緊急電波信号を受信した前記ホームコントロ
ールサーバは、その内部記憶手段に記憶されている被介
護者に関する識別情報及び各装置の所在位置に関する識
別情報に基づき緊急通報者又は徘徊者及び発信場所を特
定して該緊急電波信号を前記介護者用通信端末装置に送
信し、緊急通報を受けた介護者は、前記テレビ会議装置
を通じて緊急通報者又は徘徊者の家族に対して状況の聞
き取りを行うと共に、居室内の緊急通報者又は徘徊者の
モニタリングを行う必要がある場合、前記介護者用通信
端末装置から送信されたモニタリング開始信号を受信し
た前記ホームコントロールサーバは、前記緊急事態通報
装置又は前記遠隔監視装置に該モニタリング開始信号を
送信し、介護者が緊急通報者又は徘徊者の状況を十分に
把握しながら迅速かつ適切な救急対応を行うことを可能
にした構成を採用したのである。
【0011】これにより、介護集合住宅に居住する被介
護者が、介護事務所にいる介護者との間で通信回線を介
して映像、音声又はデータを送受信し、居室にいながら
簡単に介護サービスの相談・予約や健康相談等を行うこ
とができる。また、緊急事態の際には、介護者への緊急
通報を迅速に行うことができ、一方、介護者は、被介護
者のプライバシーを尊重しながら被介護者の状況を監視
し、緊急通報者等の状況を十分に把握しながら迅速かつ
適切な救急対応を行うことができる。
【0012】また、請求項2にかかる発明について、前
記ホームコントロールサーバに通信回線を経由して医療
機関に設置されたテレビ会議装置及び操作端末からなる
医師用通信端末装置を接続し、介護事務所と医療機関が
連携を図りながら被介護者のケアを行う構成を採用した
のである。
【0013】これにより、介護集合住宅に居住する被介
護者が、医療機関にいる医師との間で通信回線を介して
映像、音声又はデータを送受信して遠隔診療を受けるこ
とができるので、医療との連携が図れる介護サービスを
包括的かつ効率的に提供することができる。
【0014】また、請求項3にかかる発明について、前
記ホームコントロールサーバは、内蔵CCDカメラから
なる撮影手段と、スピーカ・マイクからなる音声入出力
手段と、液晶モニタからなる表示手段と、動作モード及
び操作モードの切替を行うボタン類とを備えた構成を採
用したのである。
【0015】これにより、被介護者は、後述するような
本システムで利用できる呼びかけに対する応答の設定、
徘徊チェックの設定等を簡単なボタン操作で行うことが
できる。
【0016】さらに、請求項4にかかる発明について、
前記被介護者用通信端末装置を構成する前記操作端末
は、内蔵CCDカメラからなる撮影手段と、スピーカ・
マイクからなる音声入出力手段と、タッチセンサー付き
液晶ディスプレイからなる表示手段と、前記ホームコン
トロールサーバとの間で無線通信を行うための無線通信
手段とを備え、前記介護者用通信端末装置の前記操作端
末から前記被介護者用通信端末装置の前記操作端末に送
信された被介護者の介護サービスに関する情報を前記表
示手段に表示し、被介護者は介護者と対話しながら前記
表示手段に表示された介護サービスに関する情報を確認
して前記操作端末を通じて所望の介護サービスの予約を
行う構成を採用したのである。
【0017】これにより、介護者と被介護者が対話形式
のコミュニケ−ションを図りながら介護サービスの相談
・予約や健康相談等を行うことができる。
【0018】また、請求項5にかかる発明について、前
記緊急事態通報装置は、緊急事態が発生した際に被介護
者が押下して緊急電波信号を発生させる緊急ボタンと、
緊急時確認用の内蔵CCDカメラと、前記緊急ボタンの
押下と同時に作動するスピーカ・マイクからなる音声入
出力手段とを備え、居室内の緊急通報者のモニタリング
を行う必要がある場合、前記ホームコントロールサーバ
から発信されたモニタリング開始信号を受信した居室内
の前記緊急事態通報装置は、前記内臓CCDカメラを動
作させて撮影した映像を前記ホームコントロールサーバ
を介して前記介護者用通信端末装置に送信すると共に、
前記緊急事態通報装置を携帯する緊急通報者が居室外に
いる場合、前記緊急事態通報装置と前記介護者用通信端
末装置とを前記通信回線を経由して接続し、両装置間に
おいて映像、音声及び電波信号を直接送受信する構成を
採用したのである。
【0019】これにより、緊急事態等の際に、介護者が
緊急通報者等の状況を十分に把握することができる。ま
た、緊急通報者等が居室外にいる場合でも、居室内にい
るときと同様に介護者が緊急通報者等の状況を十分に把
握しながら迅速かつ適切な救急対応を行うことができ
る。
【0020】さらに、請求項6にかかる発明について、
前記遠隔監視装置は、介護型集合住宅内の被介護者の各
居室及び共用スペースの所定場所に設置された緊急時確
認用のCCDカメラと少なくとも扉の開閉を検知するセ
ンサー及び前記緊急事態通報装置からの緊急信号を受信
するセンサーとを備え、居室内の緊急通報者又は徘徊者
のモニタリングを行う必要がある場合、前記ホームコン
トロールサーバから発信されたモニタリング開始信号を
受信した居室内の前記遠隔監視装置は、前記CCDカメ
ラを動作させて撮影した映像を前記ホームコントロール
サーバを介して前記介護者用通信端末装置に送信すると
共に、緊急通報者又は徘徊者が居室外にいる場合、介護
型集合住宅内の共用スペースに設置された前記遠隔監視
装置は、前記通信回線を経由して前記介護者用通信端末
装置からモニタリング開始信号を直接受信し、前記CC
Dカメラを動作させて撮影した映像を前記介護者用通信
端末装置に直接送信する構成を採用したのである。
【0021】これにより、緊急事態等の際に、介護者が
緊急通報者等の状況を監視することができる。また、緊
急通報者等が居室外にいる場合でも、居室内にいるとき
と同様に介護者が緊急通報者等の状況を監視しながら迅
速かつ適切な救急対応を行うことができる。
【0022】また、請求項7にかかる発明について、前
記ホームコントロールサーバに被介護者の生体情報を監
視する生体情報監視装置を接続し、前記生体情報監視装
置を通じて被介護者の生体情報に関する検査データを前
記介護者用通信端末装置又は前記医師用通信端末装置に
送信し、介護者又は医師は該検査データに基づき被介護
者の健康状態をチェックすると共に、該検査データが適
正範囲を超えた場合等には、必要に応じて介護事務所と
医療機関が連携を図りながら被介護者をケアする構成を
採用したのである。
【0023】これにより、介護者又は医師は、被介護者
の健康状態をチェックすることができるので、被介護者
に安心感を与えつつ医療との連携が図れる介護サービス
を提供することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態につ
いて、図面を参酌しながら説明する。
【0025】図1は、本発明にかかる介護型集合住宅に
おける介護支援システムの概略を示す説明図である。
【0026】図1に示すように、1は通信回線、10は
被介護者居室内に設置されたホームコントロールサー
バ、30は被介護者用の通信端末装置、40は被介護者
が各自携帯する緊急事態通報装置、60は被介護者居室
内に設置された遠隔監視装置、63は被介護者の生体情
報に関する検査データを取得等する生体情報監視装置、
70は玄関、廊下、階段等の共用スペースに設置された
遠隔監視装置、80は介護者用の通信端末装置、90は
介護管理サーバである。介護型集合住宅に設置されたホ
ームコントロールサーバ10、通信端末装置30、緊急
事態通報装置40、遠隔監視装置60、生体情報監視装
置63、遠隔監視装置70と、介護事務所に設置された
通信端末装置80、介護管理サーバ90とは、通信回線
1を経由して接続されている。
【0027】通信回線1は、映像、音声、データ及び電
波信号の送受信に適するネットワーク、例えば、電話回
線、インターネット回線、専用回線、LAN等を適宜選
択することができる。したがって、図1に示すように、
介護事務所と介護型集合住宅が離れた場所にある場合
は、電話回線、インターネット回線、専用回線等により
回線接続する必要があるが、介護事務所と介護型集合住
宅が同じ場所にある場合は、LAN等により回線接続す
ることができる。
【0028】ここで、本発明にかかる介護型集合住宅と
しては、要介護者及びその家族が居住できる以下のよう
な集合賃貸住宅を提案することができる。 A.場所は、医療機関との連携が図れる距離であって、
特に病院の近傍であることが望ましい。 B.1室のスペースは、30平方メートル以上であるこ
とが望ましい。 C.建物の玄関、廊下幅、居室の入り口は、救急時のベ
ッドによる搬送を考慮に入れて設計すること。 D.住宅内に一定の規格に基づく生活相談・介護サービ
ス機能・配食サービス機能を設けること。 E.住宅内に居室数に見合ったデイ・サービス及びレス
トランを設けること。
【0029】図2は、このシステムにおける被介護者居
室に設置された各装置の概略構成を示すブロック図であ
る。
【0030】図2に示すように、ホームコントロールサ
ーバ10と、通信端末装置30を構成するテレビ会議装
置31、プリンター39との間は配線接続されている。
また、ホームコントロールサーバ10と、通信端末装置
30を構成する操作端末32、緊急事態通報装置40、
遠隔監視装置60を構成するCCDカメラ61及びセン
サー62、生体情報監視装置63との間は無線により接
続されている。
【0031】介護事務所に設置された介護者用通信端末
装置80は、被介護者用通信端末装置30と同様にテレ
ビ会議装置及び操作端末からなる構成を採用し(図示省
略)、各通信端末装置30、80の間は、通信回線1を
経由しホームコントロールサーバ10を介して接続され
ている。
【0032】医療機関において、介護事務所に設置され
た介護者用通信端末装置80と同様のテレビ会議装置及
び操作端末からなる医師用通信端末装置(図示省略)を
備え、この医師用通信端末装置とホームコントロールサ
ーバ10を通信回線1を経由して接続することができ
る。また、医療機関において、被介護者毎の医療サービ
スに関する情報並びに被介護者に関する識別情報及び本
システムにおいて稼働する各装置の所在位置に関する識
別情報を格納した医療管理サーバ(図示省略)を備える
ことができる。
【0033】被介護者は、介護者及び医師との間でテレ
ビ会議装置を通じて映像・音声の双方向通信によってケ
ア会議・ケア相談等を受けることができる。これによ
り、被介護者は、健康維持面で安心感のある生活を営む
ことができる。
【0034】また、図3は、このシステムにおけるホー
ムコントロールサーバの概略構成を示すブロック図であ
る。
【0035】図3に示すように、11はCPU、12は
入出力インターフェイス制御回路、13は通話音声制御
コントローラ、14はRAM、15は内蔵制御プログラ
ム用ROM、16は内蔵制御OS用ROM、17は内蔵
制御プログラム用EP−ROM、18は個人・住居デー
タ(各種識別情報)用のEP−ROMである。また、入
出力インターフェイス制御回路12には、有線接続部1
9、電波受発信部20が接続されており、その他スピー
カ・マイク21、内蔵CCDカメラ22、液晶モニタ2
3、ボタン類24が接続されている。
【0036】ホームコントロールサーバ10は、被介護
者居室に設置された各装置と介護事務所に設置された介
護者用通信端末装置80又は医療機関に設置された医師
用通信端末装置との間で通信回線1を経由して映像、音
声、データ及び電波信号を送受信する機能を有してい
る。
【0037】ホームコントロールサーバ10の液晶モニ
タ23は、タッチパネル形式の液晶モニタを採用するこ
とができる。この液晶モニタ23には、被介護者が対話
する介護事務所の介護者の画像、コントローラの状態等
が表示される。
【0038】また、ホームコントロールサーバ10のス
ピーカ・マイク21は、高齢者向けに大きな音を出せる
スピーカを採用するのが好ましい。また、ホームコント
ロールサーバ10のボタン類24は、動作モードの切り
替え又は操作モードの切り替えを行うために用いられ
る。このため、被介護者は、後述するような呼びかけに
対する応答の設定、徘徊チェックの設定等を簡単なボタ
ン操作で行うことができる。
【0039】図4は、このシステムにおける操作端末の
一例を示す正面図である。
【0040】図4に示すように、33は内蔵CCDカメ
ラ、34はタッチセンサー付き液晶ディスプレイ、35
はスピーカ・マイク、36はコントロールキー、37は
電源スイッチ、38は稼動ランプである。
【0041】操作端末32は、テレビ会議装置31と連
動して動作し、被介護者用通信端末装置30と介護者用
通信端末装置80の間においてホームコントロールサー
バ10を介して映像、音声又はデータを送受信し、被介
護者と介護者が対話形式のコミュニケ−ションを図りな
がら介護サービスの相談・予約や健康相談等を行うため
に用いられる。
【0042】また、被介護者毎の介護サービスに関する
情報は、介護管理サーバ90に格納されており、介護者
が必要に応じて介護管理サーバ90にアクセスし、通信
端末装置80の操作端末の画面上に介護情報が表示さ
れ、その表示内容と同じデータを被介護者の操作端末3
2に送信し、タッチセンサー付き液晶ディスプレイ34
にその内容が表示される。
【0043】これにより、被介護者は介護者と対話をし
ながら、タッチセンサー付き液晶ディスプレイ34に表
示された介護スケジュール等の介護情報を確認し、介護
サービスの予約を申し込むことができる。
【0044】また、介護管理サーバ90には、被介護者
に関する識別情報及び本システムにおいて稼働するホー
ムコントロールサーバ10、被介護者用通信端末装置3
0、緊急事態通報装置40、生体情報監視装置63、遠
隔監視装置60、70の各装置の所在位置に関する識別
情報が格納されており、一方、ホームコントロールサー
バ10には、被介護者に関する識別情報及び被介護者用
通信端末装置30、緊急事態通報装置40、生体情報監
視装置63、遠隔監視装置60(居室内のみ)の各装置
の所在位置に関する識別情報が記憶されており、また、
被介護者用通信端末装置30、緊急事態通報装置40、
生体情報監視装置63、遠隔監視装置60、70の各装
置には付与された識別情報が記憶されている。
【0045】これらの識別情報によって、各装置及び各
装置から発信された映像、音声、データ又は電波信号に
関する情報の発信者、発信場所が識別される。また、後
述するように、被介護者のモニタリングを行う場合、こ
れらの識別情報に基づいてモニタリング信号の発信先の
各装置の選定等が行われる。
【0046】図5は、このシステムにおける緊急事態通
報装置の概略構成を示すブロック図である。
【0047】図5に示すように、41はCPU、42は
入出力インターフェイス制御回路、43はRAM、44
は内蔵制御プログラム用ROM、45は内蔵制御OS用
ROM、46は内蔵制御プログラム用EP−ROM、5
3は電池である。なお、図5の中には、被介護者に関す
る識別情報及び所在位置に関する識別情報を記憶させた
EP−ROMの図示が省略されている。また、入出力イ
ンターフェイス制御回路42には、電波受信装置47、
電波発信装置48が接続されており、その他液晶モニタ
パネル49、CCDカメラ動作ランプ50、内蔵CCD
カメラ51、緊急ボタン52、スピーカ・マイク54が
接続されている。
【0048】図6及び図7は、このシステムにおける緊
急事態通報装置の一例を示す正面図及び背面図である。
【0049】図6に示すように、本装置の正面側には、
電源の残量を表示する液晶モニタパネル49、CCDカ
メラ動作ランプ50、内蔵CCDカメラ51、緊急ボタ
ン52、スピーカ・マイク54が配置されており、図7
に示すように、本装置の背面側には、本人の氏名と連絡
先を書いたプレートが、電池ボックス蓋を兼用して取り
付けられている。
【0050】緊急事態通報装置40は、被介護者が各自
携帯しておくものであり、通常は定期的にホームコント
ロールサーバ10へ信号を発信して被介護者の居場所を
通知する。
【0051】居室内の被介護者に緊急事態が発生した
際、緊急ボタン52が押下されると、緊急事態通報装置
40から緊急電波信号が発信され、ホームコントロール
サーバ10が緊急電波信号を受信する。ホームコントロ
ールサーバ10は、EP−ROM18に記憶されている
識別情報に基づき緊急通報者及び発信場所を特定し、通
信回線1を経由して緊急電波信号を介護者用通信端末装
置80に送信する。
【0052】緊急通報を受けた介護者は、テレビ会議装
置30を通じて緊急通報者に対して状況の聞き取りを行
うとともに、居室内の緊急通報者のモニタリングを行う
必要がある場合、介護者用通信端末装置80から緊急事
態通報装置40を遠隔操作するためのモニタリング開始
信号を送信し、ホームコントロールサーバ10がモニタ
リング開始信号を受信する。ホームコントロールサーバ
10は、緊急事態通報装置40にモニタリング開始信号
を送信し、緊急事態通報装置40は、内蔵CCDカメラ
51を動作させて撮影した映像をホームコントロールサ
ーバ10を介して介護者用通信端末装置80に送信す
る。
【0053】なお、緊急ボタン52が押下されると、内
蔵CCDカメラ51が自動的に動作して緊急通報者の周
囲の映像を撮影し、ホームコントロールサーバ10を介
して介護者用通信端末装置80に映像を送信することも
できる。
【0054】また、緊急ボタン52が押下されると、同
時にスピーカ・マイク54が連動して作動し、緊急通報
者は介護者と対話することができる。これは、内蔵CC
Dカメラ51により撮影した映像だけでは、介護者が緊
急通報者の状況について判断できない場合を考慮したた
めである。
【0055】一方、緊急通報者が居室外にいる場合、緊
急事態通報装置40と介護者用通信端末装置80とをホ
ームコントロールサーバ10を介さずに通信回線を経由
して接続し、両装置間において映像、音声、データ及び
電波信号を直接送受信するようにする。この場合、緊急
事態通報装置40にPHS端末としての機能を持たせる
ことにより、屋外においてはPHS回線用電波で電話回
線を通じて緊急通報時の一連の処理が行われる。
【0056】図2に示すように、居室内に設置された遠
隔監視装置60は、所定位置に設置されたCCDカメラ
61とセンサー62とを備えている。センサー62は、
少なくとも扉の開閉を検知するセンサー(図示省略)、
緊急事態通報装置40からの緊急信号を受信するセンサ
ー(図示省略)から構成されており、それ以外に窓に設
置される防犯センサー、居室内に人間がいるかどうかを
検知する居室有無センサー等を採用することができる。
これらのセンサーは、いずれも一般的に用いられるセン
サーであるが、該センサーにそれぞれ付与された所在位
置に関する識別情報と該センサーで検知した情報(電波
の強度に関する情報を含む)をホームコントロールサー
バ10又は介護管理サーバ90に送信する。
【0057】また、居室外に設置された遠隔監視装置7
0は、共用スペースの所定位置に設置されたCCDカメ
ラとセンサーとを備えている。センサーは、緊急事態通
報装置40からの緊急信号を受信するセンサー等から構
成されており、例えば、廊下で緊急事態通報装置40の
緊急ボタン52が押下されたとき、該センサーが緊急電
波信号を受信し、該センサーに付与された所在位置に関
する識別情報と緊急電波の強度に関する情報を介護管理
サーバ90に直接送信する。
【0058】また、居室内の被介護者から緊急通報を受
けた介護者は、上述したように緊急事態通報装置40を
遠隔操作してモニタリングを行うとともに、緊急事態通
報装置40からの緊急信号を受信したセンサーからの位
置情報にも基づき緊急通報者の近辺に存在する遠隔監視
装置60を遠隔操作してモニタリングを行うことができ
る。この場合、介護者用通信端末装置80から遠隔監視
装置60を遠隔操作するためのモニタリング開始信号を
送信し、ホームコントロールサーバ10がモニタリング
開始信号を受信する。ホームコントロールサーバ10
は、所定位置に設置された遠隔監視装置60にモニタリ
ング開始信号を送信し、遠隔監視装置60は、CCDカ
メラ61を動作させて撮影した映像をホームコントロー
ルサーバ10を介して介護者用通信端末装置80に送信
する。
【0059】一方、居室外の被介護者から緊急通報があ
った場合、介護者は、上述したように緊急事態通報装置
40を遠隔操作してモニタリングを行うとともに、緊急
事態通報装置40からの緊急信号を受信したセンサーか
らの位置情報にも基づき緊急通報者の近辺に存在する遠
隔監視装置70を遠隔操作してモニタリングを行うこと
ができる。
【0060】また、本システムでは、遠隔監視装置6
0、70のCCDカメラとセンサーとを連動して動作さ
せることにより、徘徊者の行動についてモニタリングを
行うことができる。
【0061】被介護者が徘徊を行うときに玄関を開ける
と、玄関の扉の開閉を検知するセンサーから緊急電波信
号がホームコントロールサーバ10に送信され、ホーム
コントロールサーバ10が緊急電波信号を受信する。徘
徊者のモニタリングを行う必要がある場合、該センサー
からの位置情報に基づき徘徊者の近辺に存在する遠隔監
視装置60、70を遠隔操作してモニタリングを行う。
この場合、介護者用通信端末装置80から遠隔監視装置
60、70を遠隔操作するためのモニタリング開始信号
を送信し、居室内に設置された遠隔監視装置60に対し
ては、ホームコントロールサーバ10を介して所定位置
の遠隔監視装置60がモニタリング開始信号を受信し、
居室外に設置された遠隔監視装置70に対しては、所定
位置の遠隔監視装置70がモニタリング開始信号を直接
受信する。そして、遠隔監視装置60、70は、CCD
カメラを動作させて撮影した映像を介護者用通信端末装
置80に送信する。
【0062】図2に示す生体情報監視装置63は、ホー
ムコントロールサーバ10を介して被介護者の生体情報
に関する検査データを介護者用通信端末装置80又は医
師用通信端末装置(図示省略)に送信する。
【0063】ここで、生体情報に関する検査データと
は、血圧、体温、心電図、脈拍、尿成分等の日常健診デ
ータが含まれる。該検査データの取得方法については、
被介護者が各検査機器を使って各データを測定し、その
測定した各データを生体情報監視装置63に入力して手
動で送信する方法、被介護者に自動測定装置を装着させ
て各データを自動的に測定して生体情報監視装置63に
無線で自動的に送信し、生体情報監視装置63からホー
ムコントロールサーバ10を介して介護者用通信端末装
置80又は医師用通信端末装置に該測定データを自動的
に送信する方法等が考えられる。
【0064】介護事務所内の介護管理サーバ90及び医
療機関内の医療管理サーバは、ホームコントロールサー
バ10から検査データと同時に送信される被介護者の識
別情報に基づき対象者を判別して該検査データの蓄積を
行う。医療機関では、このように常時蓄積された検査デ
ータを定期検診時の資料として用いることができる。ま
た、介護者又は医師は、検査データが適正範囲を超えた
場合等には、必要に応じて介護事務所と医療機関が連携
を図りながら被介護者をケアする。
【0065】また、被介護者の症状が安定していない場
合には、介護者又は医師は、上述したように緊急事態通
報装置40、遠隔監視装置60を遠隔操作により作動さ
せて被介護者を常時モニタリングすることができる。こ
のように、介護事務所及び医療機関が緊急事態に常時対
応できる態勢をとることにより、被介護者に安心感を与
えることができる。
【0066】次に、このシステムによる介護サービス予
約の実施手順を説明する。
【0067】図8に示すように、被介護者は、介護者の
呼び出しを行う際に、被介護者居室に設置されたテレビ
会議装置31によって介護者の呼び出し先を選択すると
(S10)、ホームコントロールサーバ10が介護者の
呼び出しを行う(S11)。呼び出しを受信した介護者
事用通信端末装置80は、応答の可否を判断し(S1
2)、介護者が応答できない場合は、その旨のメッセー
ジをホームコントロールサーバ10に送信し(S1
3)、呼び出し元の記録を行う(S14)。このとき、
メッセージを受信したホームコントロールサーバ10
(S15)は、被介護者のテレビ会議装置31にメッセ
ージを送信し、テレビ会議装置31に該メッセージが流
れる(S16)。
【0068】一方、介護者が応答できる場合は、介護者
はテレビ会議装置によって対話可能である旨の応答を行
う(S17)。介護者からの応答メッセージを受信した
ホームコントロールサーバ10(S18)は、被介護者
のテレビ会議装置31に該応答メッセージを送信し、被
介護者と介護者との間での対話が開始される(S1
9)。
【0069】被介護者は、テレビ会議装置31を通じて
介護者と対話している際に介護サービスの予約を申し込
むと(S20)、ホームコントロールサーバ10を介し
て用件が被介護者に伝達される(S21、S22)。こ
のとき、介護者は、介護管理サーバ90にアクセスして
被介護者の介護情報を操作端末に表示させ(S23)、
この介護情報をホームコントロールサーバ10に送信し
(S24)、介護情報を受信したホームコントロールサ
ーバ10(S25)は、被介護者の操作端末32に介護
情報を表示させる(S26)。
【0070】被介護者は、操作端末32に表示された介
護情報を確認しながら、テレビ会議装置31によって希
望する介護サービスの予約を申し込むと(S27)、ホ
ームコントロールサーバ10を介して予約申し込みが介
護者に伝達される(S28)。
【0071】被介護者より介護サービスの予約申し込み
を受けた介護者は、介護サービスの予約決定の可否を判
断する(S29)。介護サービスの予約決定が即座にで
きない場合は、仮予約とし(S30)、他の介護事務所
との調整を行った後(S31)、最終的な予約決定を行
う(S32)。
【0072】一方、介護サービスの予約決定ができる場
合は、介護者は直ちに予約決定を行い(S32)、介護
者は決定した予約内容を操作端末から送信し(S3
3)、介護管理サーバに予約内容を保存しておく(S3
4)。予約内容を受信したホームコントロールサーバ1
0(S35)は、被介護者の操作端末32に予約内容を
表示し(S36)、予約内容を保存しておく(S3
8)。また、ホームコントロールサーバ10は、プリン
ター39に決定した予約内容を自動的にプリントアウト
する(S37)。
【0073】次に、このシステムによる通常生活時の呼
びかけの実施手順を説明する。
【0074】図9に示すように、被介護者の希望に添う
ようにテレビ会議31を使って呼びかけを行う場合、被
介護者は、事前にホームコントロールサーバ10に呼び
かけに対する応答の設定を行う(S40)。この応答の
設定としては、例えば、1.いつでも呼びかけてほし
い、2.呼びかけに対して手動で応答、3.呼びかけな
くてもよい、4.何があるかわからないので見守ってほ
しい、等の中から被介護者が任意に選択できるように
し、介護者は被介護者が設定した内容を介護者用通信端
末装置で確認する(S41)。
【0075】被介護者が例1(いつでも呼びかけてほし
い)を設定した場合、介護者がテレビ会議装置を使って
呼びかけを行うと(S42)、呼びかけを受信したホー
ムコントロールサーバ10(S43)は、テレビ会議装
置31を自動的に起動し(S44)、被介護者と介護者
との間での対話が開始される(S48)。
【0076】また、被介護者が例2(呼びかけに対して
手動で応答)を設定した場合、介護者がテレビ会議装置
を使って呼びかけを行うと(S45)、呼びかけを受信
したホームコントロールサーバ10(S46)は、テレ
ビ会議装置31を通じて被介護者に介護者からの呼びか
けがあることを通知し、被介護者が手動でテレビ会議装
置31を起動することにより(S47)、被介護者と介
護者との間での対話が開始される(S48)。
【0077】次に、このシステムによる緊急事態通報に
伴うモニタリングの実施手順を説明する。
【0078】図10に示すように、被介護者の容態が悪
化した場合、居室内において緊急事態通報装置40の緊
急ボタン52が押下されると(S50)、ホームコント
ロールサーバ10は緊急電波信号を受信する(S5
1)。緊急電波信号を受信したホームコントロールサー
バ10は、識別情報に基づいて緊急事態通報装置40の
持ち主を判断し(S52)、緊急信号・発信場所の緊急
情報を介護事務所の介護者用通信端末装置80に送信す
る(S53、S54)。
【0079】また、居室内において緊急事態通報装置4
0の緊急ボタン52が押下されると(S50)、遠隔監
視装置60の緊急信号受信センサーが緊急電波信号を受
信する(S51a)。緊急信号受信センサーは、緊急信
号と識別情報をホームコントロールサーバ10を介して
介護事務所の介護者用通信端末装置80に送信する(S
52a、S53a、S54)。
【0080】このとき、緊急情報を受けた介護者は、介
護管理サーバ90にアクセスして緊急通報者の介護情報
を操作端末に表示させ(S55)、この介護情報をホー
ムコントロールサーバ10に送信し(S56)、介護情
報を受信したホームコントロールサーバ10(S57)
は、緊急通報者の操作端末32に介護情報を表示させる
(S58)。これと同時に、介護者は、テレビ会議装置
を使って状況の聞き取りを実施する。テレビ会議装置を
使った状況の聞き取りの際は、上述した呼びかけに対す
る応答の場合と同様に緊急通報者による事前設定によ
り、緊急通報者のテレビ会議装置31は自動又は手動で
起動され(S61)、緊急通報者が対話に応じられると
きは、緊急通報者と介護者との間での対話が開始される
(S62)。
【0081】一方、緊急通報者が対話に応じられない場
合、介護者は、介護事務所内の操作端末を使ってモニタ
リング開始信号を送信する(S63)。モニタリング開
始信号を受信したホームコントロールサーバ10(S6
4)は、緊急事態通報装置40の内臓CCDカメラ51
を遠隔操作により作動させ(S65)、緊急事態通報装
置40は、緊急通報者の映像を撮影して送信し(S6
6)、ホームコントロールサーバ10を介して介護者用
操作端末にその映像が送信される(S69、S70)。
また、モニタリング開始信号を受信したホームコントロ
ールサーバ10(S64)は、緊急通報者の近辺に存在
する遠隔監視装置60のCCDカメラ61を遠隔操作に
より作動させ(S67)、遠隔監視装置60は、緊急通
報者の映像を撮影して送信し(S68)、ホームコント
ロールサーバ10を介して介護者用操作端末にその映像
が送信される(S69、S70)。介護者用操作端末が
受信した緊急通報者の映像は保存され(S71)、この
映像は厳重に保管される。
【0082】また、緊急通報者が居室外にいる場合、緊
急事態通報装置40の緊急ボタン52が押下されると、
緊急電波信号と識別情報が介護事務所の介護者用通信端
末装置80に直接送信されると共に、共用スペースに設
置された所定位置の遠隔監視装置70の緊急信号受信セ
ンサーが緊急電波信号を受信し、緊急信号と識別情報が
介護事務所の介護者用通信端末装置80に直接送信され
る。
【0083】このとき、緊急情報を受けた介護者は、介
護者用操作端末を使って緊急事態通報装置40及び遠隔
監視装置70に対してモニタリング開始信号を送信す
る。モニタリング開始信号を受信した緊急事態通報装置
40は、内臓CCDカメラ51を遠隔操作により作動さ
せ、緊急通報者の映像を撮影して介護者用操作端末にそ
の映像が送信される。また、モニタリング開始信号を受
信した遠隔監視装置70は、CCDカメラを遠隔操作に
より作動させ、緊急通報者の映像を撮影して介護者用端
末装置にその映像が送信される。介護者用操作端末が受
信した緊急通報者の映像は保存され、この映像は厳重に
保管される。
【0084】次に、このシステムによる徘徊者のモニタ
リングの実施手順を説明する。
【0085】図11に示すように、家族と同居している
被介護者が、家族が外出している場合や家族が就寝して
いる場合において徘徊する可能性があるとき、被介護者
の家族が事前にホームコントロールサーバ10に徘徊チ
ェックの設定を行う(S80)。この徘徊チェックの設
定としては、ホームコントロールサーバ10から緊急状
態を発信するモードを選択し、介護者は被介護者の家族
が設定した内容を介護者用通信端末装置80で確認する
(S81)。
【0086】徘徊チェックの対象となる被介護者が、玄
関の扉を開けて出た場合、遠隔監視装置60のセンサー
62が玄関扉の開閉を検知し(S82)、緊急電波信号
と識別情報を発信する。緊急電波信号を受信したホーム
コントロールサーバ10(S83)は、緊急信号及び発
信場所の緊急情報を介護事務所の介護者用通信端末装置
に送信する(S84、S85)。
【0087】介護者は、介護者用操作端末を使って所定
位置の遠隔監視装置60、70に対してモニタリング開
始信号を送信する。徘徊者が廊下に出ている場合は、モ
ニタリング開始信号を廊下に設置された遠隔監視装置7
0に対して送信し(S86)、遠隔監視装置70のCC
Dカメラを遠隔操作により作動させ(S87)、遠隔監
視装置70は、徘徊者の映像を撮影して送信し(S8
8)、介護者用操作端末がその映像を受信する(S8
9)。介護者用操作端末が受信した徘徊者の映像は保存
され(S90)、この映像は厳重に保管される。
【0088】また、介護者は、テレビ会議装置を使って
ホームコントロールサーバ10を介して徘徊者の家族の
呼び出しを行う(S93,S94)。徘徊者の家族の呼
び出しを行うときは、上述した呼びかけに対する応答の
場合と同様に徘徊者の家族による事前設定により、徘徊
者のテレビ会議装置31は自動又は手動で起動され(S
95)、徘徊者の家族が対話に応じられるときは、徘徊
者の家族と介護者との間での対話が開始される(S9
6)。また、徘徊者の家族が就寝して対話に応じられな
いときは、ホームコントロールサーバ10の操作端末に
「起床」アナウンスをする(S97)。
【0089】
【発明の効果】以上のように、本発明にかかる介護型集
合住宅における介護支援システムによれば、日常の介護
サービス及び緊急事態の救急対応の双方に利用できる医
療と連携した介護支援システムを提供することができ
る。即ち、介護型集合住宅に居住する被介護者が、介護
事務所にいる介護者等との間で通信回線を経由して映
像、音声又はデータを送受信し、居室にいながら簡単に
介護サービスの相談・予約や健康相談等を行うことを可
能とするばかりでなく、緊急事態の際には、介護者等へ
の緊急通報を迅速に行うことを可能とし、一方、介護者
等は、被介護者のプライバシーを尊重しながら被介護者
の状況を監視し、かつ、保健・福祉・医療の連携を強化
しながら迅速かつ適切な救急対応を行うことを可能と
し、被介護者に安心感を与えつつ医療と連携した介護サ
ービスを包括的かつ効率的に行うことができる。
【0090】また、被介護者は、本システムのテレビ会
議装置を通じて介護者、医師等とケア会議・ケア相談等
を行うことができるので、健康維持面で安心感のある生
活を営むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる介護型集合住宅における介護支
援システムの概略を示す説明図である。
【図2】このシステムにおける被介護者居室に設置され
た各装置の概略構成を示すブロック図である。
【図3】このシステムにおけるホームコントロールサー
バの概略構成を示すブロック図である。
【図4】このシステムにおける操作端末の一例を示す正
面図である。
【図5】このシステムにおける緊急事態通報装置の概略
構成を示すブロック図である。
【図6】このシステムにおける緊急事態通報装置の一例
を示す正面図である。
【図7】このシステムにおける緊急事態通報装置の一例
を示す背面図である。
【図8】このシステムによる介護サービス予約の実施手
順を示すフローチャートである。
【図9】このシステムによる呼びかけの実施手順を示す
フローチャートである。
【図10】このシステムによる緊急事態通報に伴うモニ
タリングの実施手順を示すフローチャートである。
【図11】このシステムによる徘徊者のモニタリングの
実施手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 通信回線 10 ホームコントロールサーバ 11 CPU 12 入出力インターフェイス制御回路 13 通話音声制御コントローラ 14 RAM 15 ROM 16 ROM 17 EP−ROM 18 EP−ROM 19 有線接続部 20 電波受発信部 21 スピーカ・マイク 22 内蔵CCDカメラ 23 液晶モニタ 24 ボタン類 30 通信端末装置 31 テレビ会議装置 32 操作端末 33 内蔵CCDカメラ 34 タッチセンサー付き液晶ディスプレイ 35 スピーカ・マイク 36 コントロールキー 37 電源スイッチ 38 稼動ランプ 40 緊急事態通報装置 41 CPU 42 入出力インターフェイス制御回路 43 RAM 44 ROM 45 ROM 46 EP−ROM 47 電波受信装置 48 電波発信装置 49 液晶モニタパネル 50 CCDカメラ動作ランプ 51 内蔵CCDカメラ 52 緊急ボタン 53 電池 54 スピーカ・マイク 60 遠隔監視装置 61 CCDカメラ 62 センサー 63 生体情報監視装置 70 遠隔監視装置 80 通信端末装置 90 介護管理サーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08B 25/10 G08B 25/10 D

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 介護型集合住宅内の被介護者の各居室に
    映像、音声、データ及び電波信号の送受信機能を有する
    ホームコントロールサーバを備え、前記ホームコントロ
    ールサーバに介護事務所に設置されたテレビ会議装置及
    び操作端末からなる介護者用通信端末装置と、被介護者
    毎の介護サービスに関する情報並びに被介護者に関する
    識別情報及び本システムにおいて稼働する各装置の所在
    位置に関する識別情報を格納した介護管理サーバとを通
    信回線を経由して接続すると共に、前記ホームコントロ
    ールサーバに被介護者の各居室に設置されたテレビ会議
    装置及び操作端末からなる被介護者用通信端末装置と、
    被介護者が各自携帯する緊急事態通報装置と、緊急事態
    の際に介護型集合住宅内の被介護者の状況を監視するた
    めに居住区域に設置された遠隔監視装置とをそれぞれ接
    続し、前記介護者用通信端末装置と前記被介護者用通信
    端末装置の間において前記ホームコントロールサーバを
    介して映像、音声又はデータを送受信して介護者と被介
    護者が対話形式のコミュニケ−ションを図りながら介護
    サービスの相談・予約や健康相談等を行うことを可能と
    し、居室内の被介護者に緊急事態が発生又は被介護者が
    徘徊をはじめたとき、被介護者に関する識別情報及び所
    在位置に関する識別情報を記憶させた前記緊急事態通報
    装置又は前記遠隔監視装置から発信された緊急電波信号
    を受信した前記ホームコントロールサーバは、その内部
    記憶手段に記憶されている被介護者に関する識別情報及
    び各装置の所在位置に関する識別情報に基づき緊急通報
    者又は徘徊者及び発信場所を特定して該緊急電波信号を
    前記介護者用通信端末装置に送信し、緊急通報を受けた
    介護者は、前記テレビ会議装置を通じて緊急通報者又は
    徘徊者の家族に対して状況の聞き取りを行うと共に、居
    室内の緊急通報者又は徘徊者のモニタリングを行う必要
    がある場合、前記介護者用通信端末装置から送信された
    モニタリング開始信号を受信した前記ホームコントロー
    ルサーバは、前記緊急事態通報装置又は前記遠隔監視装
    置に該モニタリング開始信号を送信し、介護者が緊急通
    報者又は徘徊者の状況を十分に把握しながら迅速かつ適
    切な救急対応を行うことを可能にした介護型集合住宅に
    おける介護支援システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のホームコントロールサ
    ーバに通信回線を経由して医療機関に設置されたテレビ
    会議装置及び操作端末からなる医師用通信端末装置を接
    続し、介護事務所と医療機関が連携を図りながら被介護
    者のケアを行うことを特徴とする介護型集合住宅におけ
    る介護支援システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のホームコントロールサ
    ーバは、内蔵CCDカメラからなる撮影手段と、スピー
    カ・マイクからなる音声入出力手段と、液晶モニタから
    なる表示手段と、動作モード及び操作モードの切替を行
    うボタン類とを備えたことを特徴とする介護型集合住宅
    における介護支援システム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の被介護者用通信端末装
    置を構成する前記操作端末は、内蔵CCDカメラからな
    る撮影手段と、スピーカ・マイクからなる音声入出力手
    段と、タッチセンサー付き液晶ディスプレイからなる表
    示手段と、前記ホームコントロールサーバとの間で無線
    通信を行うための無線通信手段とを備え、前記介護者用
    通信端末装置の前記操作端末から前記被介護者用通信端
    末装置の前記操作端末に送信された被介護者の介護サー
    ビスに関する情報を前記表示手段に表示し、被介護者は
    介護者と対話しながら前記表示手段に表示された介護サ
    ービスに関する情報を確認して前記操作端末を通じて所
    望の介護サービスの予約を行うことを特徴とする介護型
    集合住宅における介護支援システム。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の緊急事態通報装置は、
    緊急事態が発生した際に被介護者が押下して緊急電波信
    号を発生させる緊急ボタンと、緊急時確認用の内蔵CC
    Dカメラと、前記緊急ボタンの押下と同時に作動するス
    ピーカ・マイクからなる音声入出力手段とを備え、居室
    内の緊急通報者のモニタリングを行う必要がある場合、
    前記ホームコントロールサーバから発信されたモニタリ
    ング開始信号を受信した居室内の前記緊急事態通報装置
    は、前記内臓CCDカメラを動作させて撮影した映像を
    前記ホームコントロールサーバを介して前記介護者用通
    信端末装置に送信すると共に、前記緊急事態通報装置を
    携帯する緊急通報者が居室外にいる場合、前記緊急事態
    通報装置と前記介護者用通信端末装置とを前記通信回線
    を経由して接続し、両装置間において映像、音声及び電
    波信号を直接送受信することを特徴とする介護型集合住
    宅における介護支援システム。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の遠隔監視装置は、介護
    型集合住宅内の被介護者の各居室及び共用スペースの所
    定場所に設置された緊急時確認用のCCDカメラと少な
    くとも扉の開閉を検知するセンサー及び前記緊急事態通
    報装置からの緊急信号を受信するセンサーとを備え、居
    室内の緊急通報者又は徘徊者のモニタリングを行う必要
    がある場合、前記ホームコントロールサーバから発信さ
    れたモニタリング開始信号を受信した居室内の前記遠隔
    監視装置は、前記CCDカメラを動作させて撮影した映
    像を前記ホームコントロールサーバを介して前記介護者
    用通信端末装置に送信すると共に、緊急通報者又は徘徊
    者が居室外にいる場合、介護型集合住宅内の共用スペー
    スに設置された前記遠隔監視装置は、前記通信回線を経
    由して前記介護者用通信端末装置からモニタリング開始
    信号を直接受信し、前記CCDカメラを動作させて撮影
    した映像を前記介護者用通信端末装置に直接送信するこ
    とを特徴とする介護型集合住宅における介護支援システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記ホームコントロールサーバに被介護
    者の生体情報を監視する生体情報監視装置を接続し、前
    記生体情報監視装置を通じて被介護者の生体情報に関す
    る検査データを前記介護者用通信端末装置又は前記医師
    用通信端末装置に送信し、介護者又は医師は該検査デー
    タに基づき被介護者の健康状態をチェックすると共に、
    該検査データが適正範囲を超えた場合等には、必要に応
    じて介護事務所と医療機関が連携を図りながら被介護者
    をケアすることを特徴とする請求項1又は2に記載の介
    護型集合住宅における介護支援システム。
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