JP2004344282A - 棚板の支持構造 - Google Patents

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Yoshinobu Hirose
佳伸 廣瀬
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Abstract

【課題】棚板を、前後方向に移動したり、後端が跳ね上がったりするのを阻止して、ブラケットにより支持する。
【解決手段】左右のブラケット19の後端上部に後向きの係合突片26を突設し、かつ前端部上面に、側面視下向き凹状の係合溝25を設け、これら係合突片26と係合溝25とに対向する棚板18の両側部下面に、係合突片26が挿脱可能に嵌合しうる正面視内向コ字状の係合部と、係合溝25に嵌合可能な下向係合片22とを設け、係合部を係合突片26に嵌合するとともに、下向係合片22を係合溝25に嵌合するようにして、棚板18を左右のブラケット19に載置する。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、左右1対のブラケットに、棚板を、簡単に脱落することのないように支持する棚板の棚板の支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
スーパーマーケット等において使用される棚装置の中には、棚板を前下方に傾斜可能とし、商品を客が見易いように陳列しうるようにしたものがある。
このように、棚板を傾斜可能とした棚装置においては、棚板を傾斜させた際、該棚板が、それを支持するブラケットより前方にずり落ちたり、棚の後端が浮き上がったりするのを防止する手段が設けられている(例えば特許文献1、2参照)。
【0003】
【特許文献1】
実開昭55−69440号公報(図2、図3等)
【特許文献2】
特許第3309714号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献に記載されている棚板の支持構造は、いずれも、ブラケット(支持板)により支持された棚板を、該ブラケットに対して前方に移動させることにより、棚板(または棚枠)とブラケットとに設けた係合部同士が係合して、棚板が前方にずり落ちたり、ブラケットに対し上方に浮き上がったりするのが防止されるようになっている。
【0005】
しかし、客等が棚板を後方に不用意に押動し、この状態で万一棚板に上向きの力が加えられると、特許文献1のものでは、棚板の前後の端部が、また特許文献2のものは、棚板の後端部が、それぞれブラケットの係合部より外れ、棚板が脱落したり、陳列した商品を落下させたりする恐れがある。
【0006】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、棚板をブラケットに載置した状態において前後方向に移動したり、後端が跳ね上がったりするのを阻止し、棚板がブラケットより簡単に外れるのを防止しうるようにした、棚板の支持構造を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)左右1対のブラケットにより、棚板を支持する棚板の支持構造であって、前記両ブラケットの後端上部に後向きの係合突片を突設し、かつ前端部上面に、側面視下向き凹状の係合溝を設け、これら係合突片と係合溝とに対向する前記棚板の両側部下面に、前記係合突片が挿脱可能に嵌合しうる正面視内向コ字状の係合部と、前記係合溝に嵌合可能な下向係合片とを設け、前記係合部を前記係合突片に嵌合するとともに、前記下向係合片を係合溝に嵌合するようにして、前記棚板を左右のブラケットに載置する。
【0008】
(2)上記(1)項において、棚板の両側端に側板を下向きに突設し、この側板の内面と近接する内方にブラケットを配設する。
【0009】
(3)上記(2)項において、側板の後端部に内向係合片を設け、この内向係合片と、その上方における側板及び棚板とにより、内向きコ字状の係合部を形成する。
【0010】
(4)上記(2)または(3)項において、側板の上端に、棚板の下面に固着される内向片を連設し、この内向片の前端部を一部切欠いて下向きに折曲することにより、下向係合片とする。
【0011】
(5)上記(1)〜(4)項のいずれかにおいて、棚板の下面に、左右方向を向く補強部材を固着し、この補強部材の両側端を、ブラケットの内側面に当接または近接させる。
【0012】
(6)上記(4)または(5)項のいずれかにおいて、側板の内向片を、補強部材の側端部に設けた前後方向を向くフランジ片と棚板とにより挟持し、スポット溶接により一体的に固着する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明を適用した棚装置の斜視図で、左右1対の支柱(1)(1)と、両支柱(1)の下端の前面(以下、図1の斜め左下方を前として説明する)に前向きとして固着されたベース脚(2)(2)と、両ベース脚(2)の前端に上向きに固着された、支柱(1)よりも短寸の補助支柱(3)(3)と、左右の支柱(1)の前面と両補助支柱(3)の上端により、前下方に傾斜させて支持された支持フレーム(4)と、その上面に取付けられた商品陳列棚(5)(5)とを備えている。
【0014】
両支柱(1)の上下の対向面は、横杆(6)(6)により連結され、それらと、左右の支柱(1)とにより囲まれた枠状空間には、後面板(7)が嵌め込まれている。
【0015】
各支柱(1)の下端と両ベース脚(2)の前端の下面とには、キャスタ(8)が取付けられている。
【0016】
各支柱(1)は角筒状をなし、その前面には、上下方向を向く左右2列のスリット状の係合孔(9)が、等間隔おきに多数列設されている。
【0017】
上記支持フレーム(4)は、正面視下向きコ字状をなす左右1対の斜め上方を向く支持側杆(10)(10)と、それらの対向面同士を連結している左右方向を向く複数の連結杆(11)とからなり、各支持側杆(10)の上面には、多数のスリット状の係合孔(12)が、長手方向に等間隔おきに列設されている。
【0018】
(13)は、上記両支持側杆(10)の後端を支柱(1)に支持するための垂直平板状の支持金具で、図2に示すように、その後端面には、各支柱(1)の係合孔(9)に係合可能な上下3個の下向鉤状の係合爪(14)が突設されている。
【0019】
また、支持金具(13)の上端部には、上方が開口する側面視U字状の支持溝(15)が形成され、この支持溝(15)には、支持側杆(10)の後端の両側片(10a)に固着された左右方向を向く支持ピン(16)が、上方より挿脱可能かつ回動自在に遊嵌される。
【0020】
左右の支柱(1)の係合孔(9)の所望の位置に1対の支持金具(13)を取付け、それらの支持溝(15)に、各支持側杆(10)の支持ピン(16)を嵌合することにより、支持フレーム(4)の後端が1対の支柱(1)(1)の前面により支持されている。
【0021】
上記補助支柱(3)は、図3に示すように、平面視後向きコ字状をなし、その前面の上端部には、上端が開口するスリット状の切欠き溝(17)が設けられている。左右の補助支柱(3)の切欠き溝(17)に、左右の支持側杆(10)の前端部における外方の側片(10a)を、上方より嵌合することにより、支持フレーム(4)の前端部が1対の補助支柱(3)に着脱可能に支持されている。
【0022】
図4は、上記商品陳列棚(5)の分解斜視図(左右対称につき、右方のみ図示する)を示すもので、棚板(18)と、左右1対のブラケット(19)と、ブラケット(19)の後端に取付けられる左右1対の垂直平板状の取付金具(20)とを備えている。
【0023】
棚板(18)は、方形平板状の金属板よりなり、前後の端縁には、前板(18a)と後板(18b)とが、下向きに折曲形成されている。
【0024】
また、棚板(18)の下面の左右両側端には、前後寸法が前板(18a)と後板(18b)間の寸法より僅かに小さい側板(21)が、次のようにして固着されている。
【0025】
側板(21)は、内向片(21a)と垂下片(21b)よりなる正面視倒立L字状をなし、内向片(21a)の前端部には、その一部と垂下片(21b)の上部を一部切欠き、切欠いた部分において内向片(21a)の後部を所要寸法下向きに折曲することにより、下向係合片(22)が一体的に形成されている。
【0026】
側板の後端には、垂下片(21b)の後端部の下半部を切欠き、その後部の垂下片(21b)を内向きに直角に折曲して内向係合片(23)を形成することにより、この内向係合片(23)と、それに連続する垂下片(21b)及び内向片(21a)の後端部とにより、正面視内向コ字状の係合部(23a)が形成されている。
【0027】
棚板(18)の下面には、側面視上向コ字状をなす前後1対の左右方向を向く補強部材(24)(24)が、その上端の外向フランジ片(24a)(24a)の複数個所を、棚板(18)の下面にスポット溶接することにより固着されている。
【0028】
補強部材(24)の両外向フランジ片(24a)の左右長は、棚板(18)の左右寸法とほぼ等しく、かつそ左右両端部には、棚板(18)の下面より若干離間する水平の折曲部(24b)が形成されている(図4、図6参照)。この折曲部(24b)の上面と棚板(18)の下面との間には、上記側板(21)の内向片(21a)の厚さとほぼ等しい隙間が形成されている。
【0029】
また、補強部材(24)の上向コ字状部(24c)の左右長は、棚板(18)の左右寸法より若干短寸とされている(図4、図6参照)。
【0030】
図4及び図6に示すように、側板(21)は、その内向片(21a)を、補強部材(24)の折曲部(24b)と棚板(18)との間に挟入させ、その挟入部をスポット溶接により折曲部(24b)と棚板(18)との両方に固着するとともに、それ以外の内向片(21a)の複数個所を棚板(18)にスポット溶接することにより、棚板(18)の側端部下面に固着されている。
【0031】
上記ブラケット(19)は、上端が平坦面をなすとともに、上下寸法を前端に向かって漸次小とした側面視ほぼ三角形の平板状をなし、その前後寸法は、側板(21)よりも若干小とされている。
【0032】
ブラケット(19)の前端部の上面には、上記側板(21)の下向係合片(22)が上方より挿脱可能に嵌合される、側面視下向凹状の係合溝(25)が形成され、また同じく後端上部には、側板(21)の内向コ字状の係合部(23a)の隙間(S)(図5参照)に挿脱可能に嵌合される係合突片(26)が、後向きに突設されている。
【0033】
係合突片(26)の上下寸法は、上記係合部(23a)の隙間(S)より若干小寸とされ、かつ後端の上下の角部には面取りが施されている。これにより、棚板(18)を若干上向きに傾斜させた状態で、上記係合部(23a)に係合突片(26)を嵌合することができる。
【0034】
ブラケット(19)の後端の下半部には、通孔(27)と、その上方に斜め後ろ上方を向く長孔(28)とが穿設されている。
【0035】
図4に示すように、上記取付金具(20)の後端には、支持側杆(10)の係合孔(12)に係合可能な下向鉤状の3個の係止爪(29)が突設されている。最上部の係合爪(29)の上下寸法は、係合孔(12)より外れにくくするために、その前後方向の寸法より大としてある。
【0036】
取付金具(20)の上端部のほぼ中央には、枢支孔(30)が穿設され、またその下方には、枢支孔(30)を中心とする円弧状のガイド孔(31)が穿設されている。ガイド孔(31)の下面には、複数の凹状の停止溝(32)が形成されている。
【0037】
上記枢支孔(30)とブラケット(19)の長孔(28)とに、外側方より枢支ピン(33)を挿入し、その内方への突出端をかしめることにより、取付金具(20)は、ブラケット(19)の後端部の外側面に、上下に回動自在に枢着されている。
【0038】
また、ガイド孔(31)に外側方より挿通した停止ピン(34)を、ブラケット(19)の通孔(27)に挿入し、その突出端をかしめることにより、取付金具(20)とブラケット(19)とは、ガイド孔(31)の長さの領域だけ、枢支ピン(33)を中心として上下方向に相対的に回動することができ、かつ停止ピン(34)を複数の停止溝(32)のいずれかに落とし込んで係合させることにより、それらの相対回動を阻止し、ブラケット(19)の傾斜角度を段階的に調節することができる。
【0039】
商品陳列棚(5)を支持フレーム(4)に取付けるには、左右1対のブラケット(19)を、それに予め取付けておいた取付金具(20)の係合爪(29)を左右の支持側杆(10)の所望の係合孔(12)に係合させて、支持フレーム(4)に取付けたのち、まず両ブラケット(19)の係合突片(26)を、左右の側板(21)における後端の係合部(23a)の隙間(S)に、棚板(18)を前端を若干上向きに持ち上げるようにして、斜め下方より嵌合する。
ついで、両ブラケット(19)の係合溝(25)に、側板(21)の下向係合片(22)を上方より落とし込んで嵌合させればよい。
【0040】
図5及び図6は、商品陳列棚(5)取付後の縦断側面図と、一側部の縦断正面図をそれぞれ示している。
【0041】
図6に示すように、陳列棚(5)の取付後において、ブラケット(19)の上端部は、側板(21)における垂下片(21b)の内側面と、補強部材(24)の上向コ字状部(24c)の側端との間の隙間に、それらに近接または当接するようにして挟入されているため、ブラケット(19)は左右方向にぐら付くのが防止される。
【0042】
陳列棚(5)の傾斜角度を変えるには、まず両ブラケット(19)の後端を斜め後ろ上方に押し上げて、枢支ピン(33)を長孔(28)の下端に移動させ、停止ピン(34)を停止溝(32)より離脱させる。
【0043】
ついで、陳列棚(5)を上下方向に回動させ、停止ピン(34)を他の停止溝(32)に落とし込んで係合させればよい。
これ以外に、支持フレーム(4)の後端を支持している支持金具(13)の支柱(1)への取付高さを変えても、陳列棚(5)の傾斜角度を調節することができる。
【0044】
なお、陳列棚(5)を下向きに傾斜させて使用する際には、棚板(18)の前端部上面に、商品落下防止用の板状のフェンス(35)が上向きとして取付けられる。
【0045】
以上説明したように、上記実施形態においては、棚板(18)の両側端の側板(21)に設けた下向係合片(22)が、ブラケット(19)の上面の係合溝(25)に嵌合されているため、棚板(18)が前後方向に移動することはなく、かつブラケット(19)の後端に突設した係合突片(26)が、側板(21)の後端の、内向コ字状の係合部(23a)の隙間(S)に嵌合されているので、棚板(18)の後端が跳ね上がったり、ブラケット(19)より簡単に外れたりすることはない。
【0046】
また、取付金具(20)の最上部の係合爪(29)の上下寸法を、支持側杆(10)に形成した係合孔(12)の寸法よりも大とし、それへの係合深さを大きくして外れにくくしているため、棚板(18)やブラケット(19)が後方に押動されても、取付金具(20)が支持側杆(10)より脱落する恐れがない。
【0047】
側板(21)の内向片(21a)の前後2個所が、前後の補強部材(24)における側端部の折曲部(24b)により下方より挟持されて、棚板(18)の下面にスポット溶接されているため、側板(21)の棚板(18)に対する取付強度が大となる。
【0048】
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
上記実施形態では、下向係合片(22)と係合部(23a)とを、側板(21)に一体的に形成しているが、側板(21)を、棚板(18)の側端部を折り曲げて一体的に形成する際においては、下向係合片(22)は、棚板(21)の前端部下面に、側面視倒立L字状の係止金具を固着したものとしてもよく、また、係合部(23a)は、棚板(21)の後端部下面に、正面視内向コ字状の係合片を固着するか、または棚板(18)と一体をなす側板の後端の下半部を内向きに折曲して、上記と同様の内向係合片(23)を形成し、この内向係合片(23)と、その上半部の側板及び棚板(18)とにより、内向コ字状の係合部(23a)を形成するようにしてもよい。
【0049】
商品陳列棚(5)の傾斜角度を調節する必要がないときには、ブラケット(19)の後端に取付金具(20)を固定してもよく、またブラケット(19)の後端に、係合爪(29)を一体的に突設してもよい。
【0050】
上記実施形態では、商品陳列棚(5)を支持フレーム(4)に取付けているが、支持フレーム(4)を省略して、左右の支柱(1)の前面に取付けることもできる。この際には、取付金具(20)の係合爪(29)を、支柱(1)の係合孔(9)に係合させればよい。
【0051】
補強部材(24)を省略して実施する際には、ブラケット(19)における係合溝(25)と係合突片(26)とを、棚板(18)の内方より、側板(21)の下向係合片(22)と内向きコ字状の係合部(23a)とに嵌合することもできる。
【0052】
この際において、係合突片(26)の上下寸法を、係合部(23a)の隙間(S)の寸法とほぼ同等とすれば、ブラケット(19)に対し、棚板(18)が浮き上がるのを確実に防止することができる。
【0053】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、棚板の後端の左右両側部は、その内向コ字状の係合部がブラケット後端の係合突片に嵌合して上下に移動するのが阻止され、また同じく前端の左右両側部は、下向係合片がブラケットの係合溝に嵌合しているため、棚板が前後方向に移動したり、その後端が跳ね上がったりするなどして、ブラケットより簡単に外れるのを防止することができる。
【0054】
請求項2記載の発明によれば、ブラケットが外側方にぐら付くのが防止されるので、その係合溝より下向係合片が外れたりする恐れはない。
【0055】
請求項3記載の発明によれば、内向コ字状の係合部を形成するための部材を別途製作したり、それを取付けたりする手間が省けるので、部品点数及び組付工数が削減される。
【0056】
請求項4記載の発明によれば、下向係合片を別途製作したり、それを取付けたりする手間が省けるので、部品点数及び組付工数が削減される。
【0057】
請求項5記載の発明によれば、ブラケットが内方へ動くのが規制されるので、側板との相乗効果により、ブラケットとそれに載置した棚板とが、左右方向に相対的にがた付くのが防止される。
【0058】
請求項6記載の発明によれば、棚板と別体とした側板における内向片を、棚板の下面に強固に固着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した棚装置の斜視図である。
【図2】支持フレーム後端の支持金具と、それにより支持される支持側杆の後端部の斜視図である。
【図3】補助支柱の上端部の斜視図である。
【図4】棚板と、それを支持するブラケットとの一側部の分解斜視図である。
【図5】図1のV−V線の拡大縦断側面図である。
【図6】図5のVI−VI線の拡大縦断正面図である。
【符号の説明】
(1)支柱
(2)ベース脚
(3)補助支柱
(4)支持フレーム
(5)商品陳列棚
(6)横杆
(7)後面板
(8)キャスタ
(9)係合孔
(10)支持側杆
(10a)側片
(11)連結杆
(12)係合孔
(13)支持金具
(14)係合爪
(15)支持溝
(16)支持ピン
(17)切欠き溝
(18)棚板
(18a)前板
(18b)後板
(19)ブラケット
(20)取付金具
(21)側板
(21a)内向片
(21b)垂下片
(22)下向係合片
(23)内向係合片
(23a)係合部
(24)補強部材
(24a)外向フランジ片
(24b)折曲部
(24c)上向コ字状部
(25)係合溝
(26)係合突片
(27)通孔
(28)長孔
(29)係合爪
(30)枢支孔
(31)ガイド孔
(32)停止溝
(33)枢支ピン
(34)停止ピン
(35)フェンス
(S)隙間

Claims (6)

  1. 左右1対のブラケットにより、棚板を支持する棚板の支持構造であって、前記両ブラケットの後端上部に後向きの係合突片を突設し、かつ前端部上面に、側面視下向き凹状の係合溝を設け、これら係合突片と係合溝とに対向する前記棚板の両側部下面に、前記係合突片が挿脱可能に嵌合しうる正面視内向コ字状の係合部と、前記係合溝に嵌合可能な下向係合片とを設け、前記係合部を前記係合突片に嵌合するとともに、前記下向係合片を係合溝に嵌合するようにして、前記棚板を左右のブラケットに載置したことを特徴とする棚板の支持構造。
  2. 棚板の両側端に側板を下向きに突設し、この側板の内面と近接する内方にブラケットを配設してなる請求項1記載の棚板の支持構造。
  3. 側板の後端部に内向係合片を設け、この内向係合片と、その上方における側板及び棚板とにより、内向きコ字状の係合部を形成した請求項2記載の棚板の支持構造。
  4. 側板の上端に、棚板の下面に固着される内向片を連設し、この内向片の前端部を一部切欠いて下向きに折曲することにより、下向係合片とした請求項2または3記載の棚板の支持構造。
  5. 棚板の下面に、左右方向を向く補強部材を固着し、この補強部材の両側端を、ブラケットの内側面に当接または近接させてなる請求項1〜4のいずれかに記載の棚板の支持構造。
  6. 側板の内向片を、補強部材の側端部に設けた前後方向を向くフランジ片と棚板とにより挟持し、スポット溶接により一体的に固着した請求項4または5に記載の棚板の支持構造。
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