JP2004341619A - トレーニング支援システム、方法、サーバおよびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】トレーニング施設において、受付時およびマシンの使用開始にあたり使用予定マシンが空いていない場合、適切な代替マシンを設定し、トレーニングメニューの更新を可能とする。
【解決手段】ユーザ情報を入力してセンタサーバに送信し、このセンタサーバからトレーニングメニューを受信して表示する受付端末10と、メニュー情報,マシン使用状況情報,マシングループ情報を保有し、受付端末からユーザ情報を受信し、これにもとづきメニュー情報を検索し、この情報における使用予定マシンにもとづき使用状況情報を検索し、使用予定マシンが空いていない場合、使用予定マシンにもとづきマシングループ情報を検索して代替マシンの候補を抽出し、この代替マシンの候補から代替マシンを決定してメニュー情報を更新し、この更新したメニュー情報を受付端末に送信するセンタサーバ20と、これらを接続する通信回線50とを有するトレーニング支援システム。
【選択図】 図1
【解決手段】ユーザ情報を入力してセンタサーバに送信し、このセンタサーバからトレーニングメニューを受信して表示する受付端末10と、メニュー情報,マシン使用状況情報,マシングループ情報を保有し、受付端末からユーザ情報を受信し、これにもとづきメニュー情報を検索し、この情報における使用予定マシンにもとづき使用状況情報を検索し、使用予定マシンが空いていない場合、使用予定マシンにもとづきマシングループ情報を検索して代替マシンの候補を抽出し、この代替マシンの候補から代替マシンを決定してメニュー情報を更新し、この更新したメニュー情報を受付端末に送信するセンタサーバ20と、これらを接続する通信回線50とを有するトレーニング支援システム。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トレーニング施設において、受付時およびマシンの使用開始にあたってマシンの使用状況情報にもとづきトレーニングメニューや使用マシンを変更することの可能なトレーニング支援システム、方法、サーバおよびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、スポーツジムにおいて、トレーニングメニューは、主としてスポーツジムにいるトレーナーによる指導や、マニュアルを元にして作成されている。
しかし、一人のトレーナーが同時に複数の利用者を担当しなければならない場合が多く、トレーナーの負担は大きいものであった。
また、トレーナーごとにトレーニングメニューを作成する技術レベルが異なるため、ユーザにとって不充分なものとなる場合もあり、ユーザ個人の判断でトレーニングマシンを利用しているケースも少なくない。
【0003】
このようなスポーツジムにおけるサービスの質を向上させるべく、例えば、使用者の身体状態やその日の体調等に応じて、あらかじめ記憶された複数のトレーニング支援プログラムから利用者にふさわしいものを決定することのできるシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、トレーナーが本来のトレーナー業務に専念できるように、トレーニング履歴の記録や、トレーニングマシンの調整、エクササイズの進行等をトレーニング制御装置に実行させるシステムなども提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
さらに、携帯端末を用いて、どこででもできるトレーニングのきめ細かいアクションプログラムを低料金で提供するシステムなども提案されている(例えば、特許文献3参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−109062号公報
【特許文献2】
特開2002−306633号公報
【特許文献3】
特開2002−203052号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のトレーニング支援システムによれば、トレーニングメニューが容易に作成され、利用者に提供されるとしても、トレーニングジムにおいて利用できるマシンの台数は限られたものであるため、トレーニングメニューに従ってマシンを利用しようとしたときに、マシンが空いていない状況が生じ得るという問題があった。
また、予定していたマシンが空いていない場合に、同様の効果を得ることのできる代替マシンを自動的に決定することができるものでもなかった。
さらに、代替マシンを決定するにあたっては、利用者の過去の利用状況や好み等を考慮して決定することが好ましいが、これを実現することのできるものでもなかった。
加えて、代替マシンが、元のトレーニングメニューにおけるマシンと異なる種類のものである場合に、元のトレーニングメニューと同等の効果が得られるような、負荷および回数を算出することのできるものではなかった。
【0006】
本発明は、上記の事情にかんがみなされたものであり、トレーニング施設において、受付時およびマシンの使用開始にあたってマシンの使用状況情報にもとづきトレーニングメニューや使用マシンを変更することの可能なトレーニング支援システム、方法、サーバおよびプログラムの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1記載のトレーニング支援システムは、トレーニング施設の利用にあたり、トレーニングメニューおよびマシン使用状況にもとづいて、使用マシンを確定するトレーニング支援システムであって、ユーザ情報を入力してセンタサーバに送信し、このセンタサーバからトレーニングメニューを受信して表示する受付端末と、トレーニングメニュー情報、マシン使用状況情報、および代替マシンとして使用可能なマシンのグループ情報を有するマシングループ情報を保有し、受付端末からユーザ情報を受信すると、このユーザ情報にもとづきトレーニングメニュー情報を検索し、このトレーニングメニュー情報における使用予定マシンにもとづいてマシン使用状況情報を検索し、使用予定マシンが空いていない場合、使用予定マシンにもとづきマシングループ情報を検索して代替マシンの候補を抽出し、この代替マシンの候補から代替マシンを決定してトレーニングメニュー情報を更新し、この更新したトレーニングメニュー情報を受付端末に送信するセンタサーバと、受付端末およびセンタサーバを接続する通信回線と、を有する構成としてある。
【0008】
トレーニング支援システムをこのような構成にすれば、利用者がトレーニング施設を利用するにあたり、トレーニングメニューにおいて使用を予定していたトレーニングマシンが他の利用者により使用中である場合に、自動的に代替マシンを決定して、トレーニングメニューを更新し、この更新した新たなトレーニングメニューにもとづいてトレーニングを行うことが可能となる。
【0009】
トレーニングジムなどのトレーニング施設においては、マシンの台数が限られているため、利用者数がマシンの台数を上回る場合には、利用時間の調整を行うことが必要となる。
しかし、厳密にマシンの使用時間割を設定してトレーニングメニューを作成し、これに従っての利用を利用者に促したとしても、通勤帰りに使用する利用者などの場合、時間が変則的になる場合も多く、かえって利用者に対するサービスが低下することとなる場合もある。
また、マシンが他の利用者により使用中の場合に、各利用者が個人的に順番待ちを行う場合には、複数のマシンによるトレーニングを行う利用者にとって大変不便である。
【0010】
本システムによれば、このように使用予定マシンが使用中である場合に、代替マシンを自動的に決定し、トレーニングメニューを更新することができるため、利用者は不必要に待たされることなく適切にトレーニングを行うことが可能となる。
さらに、代替マシンとして、同一種類のマシンのみならず、同一の運動効果を得ることのできるマシンをマシングループ情報に同一グループとして登録しておくことにより、同一種類のマシンがなかなか空かないような場合であっても、利用者は、待たされることなく十分なトレーニングを行うことが可能となる。
【0011】
本発明の請求項2記載のトレーニング支援システムは、トレーニング施設の利用にあたり、トレーニングメニューおよびマシン使用状況にもとづいて、使用マシンを確定するトレーニング支援システムであって、マシンに接続され、ユーザ情報を入力してセンタサーバに送信し、このセンタサーバからトレーニングメニューを受信して表示するマシン用端末と、トレーニングメニュー情報およびマシン使用状況情報を保有し、マシン用端末からユーザ情報を受信すると、このユーザ情報にもとづきトレーニングメニュー情報を検索し、このトレーニングメニュー情報における使用予定マシンにもとづいてマシン使用状況情報を検索し、使用予定マシンが空いている場合、トレーニングメニュー情報をマシン用端末に送信し、かつ、当該使用予定マシンを使用マシンとしてマシン使用状況情報における当該マシンの情報に対し、使用開始時刻および使用終了予定時刻を更新するセンタサーバと、マシン用端末およびセンタサーバを接続する通信回線と、を有する構成としてある。
【0012】
トレーニング支援システムをこのような構成にすれば、利用者は、マシンの使用時に、マシン用端末にIDカードの挿入などにより、ユーザ情報を入力することにより、トレーニングメニューにおける使用予定マシンの使用状況を把握することが可能となる。
そして、空いている場合には、これを利用することができ、そのマシンに対して使用中であることをマシン使用状況情報に自動的に登録することができる。
これによって、複数のトレーニングメニューをこなす利用者は、マシンごとにその利用状況を確認し、空いている場合に利用することができる。このようにすれば、あらかじめマシンの利用予定を厳密に固定することなく、仮の予定としてトレーニングメニューに設定し、実際の使用時に再度確認して使用可能とすることによって、実情に応じて用いやすい柔軟なトレーニング支援システムとすることが可能となる。
【0013】
本発明の請求項3記載のトレーニング支援システムは、センタサーバが、代替マシンとして使用可能なマシンのグループ情報を有するマシングループ情報を保有し、マシン用端末からユーザ情報を受信して、使用予定マシンの使用状況情報を検索した場合であって、使用予定マシンが空いていない場合、使用予定マシンにもとづきマシングループ情報を検索して代替マシンの候補を抽出し、この代替マシンの候補から代替マシンを決定して、トレーニングメニュー情報を更新し、この更新したトレーニングメニュー情報をマシン用端末に送信し、かつ、マシン使用状況情報における当該代替マシンの情報に対し、使用開始時刻および使用終了予定時刻を更新する構成としてある。
【0014】
トレーニング支援システムをこのような構成にすれば、利用者が、マシンを使用するためにマシン用端末にユーザ情報を入力した時に、その利用者のトレーニングメニューにおける使用予定マシンが他の利用者により使用中である場合、センタサーバは、自動的にその使用予定マシンを代替マシンに変更してトレーニングメニューを更新し、これをマシン用端末に送信することができる。
このため、利用者は、その代替マシンを使用してトレーニングを行うことができるため、不必要に待たされることなくトレーニングを続けることが可能となる。
【0015】
本発明の請求項4記載のトレーニング支援システムは、センタサーバが、少なくともマシンID,利用者のユーザID,使用開始時刻,使用終了時刻を有するトレーニング履歴情報を保有し、代替マシンの決定にあたり、マシン使用状況情報において未使用のマシンのうち、トレーニング履歴情報における当該利用者の履歴情報として最も多く登録されているマシンを、またはトレーニング履歴情報における当該利用者の履歴情報として最も評価の高いマシンを代替マシンとして決定する構成としてある。
【0016】
トレーニング支援システムをこのような構成にすれば、センタサーバが、代替マシンを決定するにあたり、その利用者のトレーニング履歴情報を参照し、この履歴情報を考慮した上で代替マシンを決定することが可能となる。
すなわち、利用者が過去によく使用したマシンで空いているものを代替マシンとすることができる。また、トレーニング履歴情報に利用者の満足度などを登録可能とすれば、この満足度の高いマシンで空いているものを代替マシンとすることができる。
これによって、利用者は、使い慣れたマシンや好みのマシンを優先的に使用することが可能となる。
【0017】
本発明の請求項5記載のトレーニング支援システムは、センタサーバが、代替マシンの決定にあたり、トレーニングメニュー情報における使用予定マシンに対応する負荷および回数と、マシングループ情報における代替マシンに対応する負荷および回数にもとづいて、当該代替マシンを使用するための負荷および回数を算出し、当該代替マシン,算出した負荷および回数の情報をトレーニングメニューに更新して受付端末またはマシン用端末に送信する構成としてある。
【0018】
トレーニング支援システムをこのような構成にすれば、センタサーバは、代替マシンを決定するにあたり、元のトレーニングメニューにおける当該トレーニングと、同等の効果が得られるように、代替マシンの負荷および回数を算出し、これを利用者に提示することができる。もちろん、これをトレーニングメニュー情報に更新して反映させることもできる。
これにより、元のマシンと異なる種類のマシンが代替マシンとして決定されたような場合でも、利用者は、元のマシンを使用した場合と同様の運動効果を得ることが可能となる。
なお、マシンの負荷とは、マシンを使用する際に利用者により選択可能な力の大きさを示すものであり、例えば、50kg重や100kg重などとして示されているものである。また、回数とは、そのマシンを利用して実行するトレーニングの回数を示すものであり、例えば、「スクワットマシンを使用して50kg重の負荷でスクワットを10回行う」などいうメニューを想定することができる。
【0019】
本発明の請求項6記載のトレーニング支援システムは、センタサーバが、トレーニング履歴情報を保有し、マシン用端末からマシンの使用が終了したことを示す情報が送信されてくると、当該マシンの使用について少なくともマシンID,利用者のユーザID,使用開始時刻,使用終了時刻をトレーニング履歴情報に追加し、マシン使用状況情報における当該マシンに対応する使用状況情報を初期化する構成としてある。
【0020】
トレーニング支援システムをこのような構成にすれば、利用者が、マシン用端末からIDカードを抜取ることなどにより、マシンの使用を終了したことを示す情報をマシン用端末に与えると、マシン用端末は、これをセンタサーバに送信し、センタサーバによりトレーニング履歴情報とマシン使用状況情報を更新することができる。
このため、本システムによれば、適切にトレーニング履歴情報を記録することができるとともに、トレーニング施設側の手を煩わせることなく、常に最新のマシン使用状況情報を保有することが可能となる。
【0021】
本発明の請求項7記載のトレーニング支援システムは、トレーニング支援システムが、通信回線を介してセンタサーバに接続されたユーザ端末を有し、ユーザ端末が、センタサーバからトレーニングメニュー情報を受信するとともに、トレーニング実績情報を入力してセンタサーバに送信し、センタサーバが、トレーニング実績情報をトレーニング履歴情報に更新する構成としてある。
【0022】
トレーニング支援システムをこのような構成にすれば、利用者が、トレーニング施設に来ることができず、自宅などにおいてトレーニングをする場合に、ユーザ端末を用いてトレーニングメニューを受信することができるとともに、自宅で行ったトレーニング内容をユーザ端末から通信回線を介してセンタサーバに送信し、これを履歴として登録することができる。
これによって、利用者は、自宅においても適切にトレーニングを行うことが可能となる。
【0023】
本発明の請求項8記載のトレーニング支援システムは、ユーザ端末が、代替トレーニング情報を入力してセンタサーバに送信し、センタサーバが、トレーニングメニュー情報における使用予定マシンに対応する負荷および回数と、代替トレーニング情報にもとづいて、当該代替トレーニングのための運動量を算出し、算出した運動量をユーザ端末に送信する構成としてある。
【0024】
トレーニング支援システムをこのような構成にすれば、利用者が、自宅などにおいてトレーニングをする場合に、自宅において行うトレーニング内容をユーザ端末からセンタサーバに送信することによって、トレーニング施設において行う予定であったトレーニングメニューと同様の運動量でトレーニングを行うことが可能となる。
【0025】
例えば、利用者が、トレーニングメニューにおける腕力を鍛えるマシンによる運動の代わりに、自宅で腕立て伏せを行う場合、ユーザ端末からユーザIDおよびパスワード等による認証を受けた後に、上記マシンの代わりに、腕立て伏せを行うという情報をセンタサーバに送信することによって、センタサーバに、そのトレーニングメニューにおけるマシンの負荷と回数にもとづいて、腕立て伏せの回数に変換するテーブル等を検索させ、センタサーバから適切な腕立て伏せの回数をユーザ端末に送信させるようにすることができる。
自宅におけるトレーニング器具を用いる場合も同様にすることができる。
【0026】
また、利用者が自宅などで行ったトレーニング実績をユーザ端末からセンタサーバに送信することにより、センタサーバは、その実績をトレーニング履歴情報として記憶することができる。
このため、利用者は、トレーニング施設に通うことができないような場合でも適切にトレーニングを継続することが可能となる。
【0027】
本発明の請求項9記載のトレーニング支援方法は、トレーニング施設の利用にあたり、センタサーバが、受付端末からの通信回線を介する要求に応じて、トレーニングメニューおよびマシン使用状況にもとづき使用マシンを確定するトレーニング支援方法であって、受付端末が、ユーザ情報を入力してセンタサーバに送信し、センタサーバが、ユーザ情報にもとづいてトレーニングメニュー情報を検索するとともに、このトレーニングメニュー情報における使用予定マシンにもとづいてマシン使用状況情報を検索し、使用予定マシンが空いていない場合、使用予定マシンにもとづきマシングループ情報を検索して代替マシンの候補を抽出し、この代替マシンの候補から代替マシンを決定してトレーニングメニュー情報を更新し、この更新したトレーニングメニュー情報を受付端末に送信し、受付端末が、更新したトレーニングメニュー情報を表示する方法としてある。
【0028】
トレーニング支援方法をこのような方法にすれば、トレーニング施設は、センタサーバにより、利用受付時に、利用者のトレーニングメニューにおいて使用予定のあるマシンの使用状況を確認し、マシンが使用中である場合には、自動的に代替マシンを設定してトレーニングメニューを更新し、利用者に提供することができる。
これにより、利用者がトレーニングマシンを実際に使用することが確定的である時点でマシンの割り振りを決定することができるため、予約されているにもかかわらず使用されないマシンが生じることを防ぐことができるとともに、トレーニングメニューにしたがって適切にマシンを割り当てることが可能となる。
【0029】
本発明の請求項10記載のトレーニング支援方法は、トレーニング施設の利用にあたり、センタサーバが、マシンに接続されたマシン用端末からの通信回線を介する要求に応じて、トレーニングメニューおよびマシン使用状況にもとづき使用マシンを確定するトレーニング支援方法であって、マシン用端末が、ユーザ情報を入力してセンタサーバに送信し、センタサーバが、ユーザ情報にもとづいてトレーニングメニュー情報を検索するとともに、このトレーニングメニュー情報における使用予定マシンにもとづいてマシン使用状況情報を検索し、使用予定マシンが空いている場合、トレーニングメニュー情報をマシン用端末に送信し、かつ、当該使用予定マシンを使用マシンとしてマシン使用状況情報における当該マシンの情報に対し、使用開始時刻および使用終了予定時刻を更新し、使用予定マシンが空いていない場合、使用予定マシンにもとづきマシングループ情報を検索して代替マシンの候補を抽出し、この代替マシンの候補から代替マシンを決定して、トレーニングメニュー情報における使用予定マシンを代替マシンに更新するとともに、この更新したトレーニングメニュー情報をマシン用端末に送信し、かつ、マシン使用状況情報における当該代替マシンの情報に対し、使用開始時刻および使用終了予定時刻を更新し、マシン用端末が、トレーニングメニュー情報を表示する方法としてある。
【0030】
トレーニング支援方法をこのような方法にすれば、トレーニング施設は、センタサーバにより、利用者が実際にマシンを使用するタイミングで、マシンの使用状況を確認し、空いている場合に、そのマシンの使用を許可するとともに、そのマシンの使用状況情報を使用中に設定することができる。
また、空いていない場合は、代替マシンを設定して、利用者に提供することができる。
そして、いずれの場合にも、利用者は、マシン用端末により、トレーニングメニューを確認することができる。
【0031】
これによって、利用者がトレーニングメニューにしたがって、マシンを実際に使用する際に、マシンの空き状況を判断して、最終的な使用許可を与えることができるとともに、空いていない場合には、代替マシンを自動的に設定することができるため、マシンの割り振りを柔軟なものとすることができ、マシンの利用効率を高めることが可能となる。その結果、利用者にとっても、不必要に待たされることなく、適切に順次トレーニングメニューをこなすことが可能となる。
【0032】
本発明の請求項11記載のトレーニング支援サーバは、トレーニング施設の利用にあたり、受付端末からの通信回線を介する要求に応じて、トレーニングメニューおよびマシン使用状況にもとづき使用マシンを確定するトレーニング支援サーバであって、トレーニングメニュー情報、マシン使用状況情報、および代替マシンとして使用可能なマシンのグループ情報を有するマシングループ情報を保有し、受付端末から送信されてきたユーザ情報にもとづいてトレーニングメニュー情報を検索するとともに、このトレーニングメニュー情報における使用予定マシンにもとづいてマシン使用状況情報を検索し、使用予定マシンが空いていない場合、使用予定マシンにもとづきマシングループ情報を検索して代替マシンの候補を抽出し、この代替マシンの候補から代替マシンを決定してトレーニングメニュー情報を更新し、この更新したトレーニングメニュー情報を受付端末に送信する構成としてある。
【0033】
トレーニング支援サーバをこのような構成にすれば、トレーニング施設の利用受付時に、各利用者のトレーニングメニューにおける使用予定マシンを確認し、空いていない場合には、代替マシンを決定してトレーニングメニューを更新し、利用者に提供することができる。
このとき、トレーニングメニューにおけるすべての使用予定マシンについて、その使用状況を確認し、代替マシンの決定を行ってもよいが、トレーニングメニューにおける最初の使用予定マシンについてのみ行うようにしてもよい。もちろん、マシン使用状況情報における各マシンの終了日時にもとづいて、空きでないことが判断可能なマシンについてのみすべて代替マシンの決定を行うようにしてもよい。
【0034】
これにより、トレーニング施設側は、トレーナーの負荷を軽減することができるとともに、マシンの稼働効率を最適化することができ、利用者は、不必要に待たされることなく、トレーニングメニューにしたがって、トレーニングメニューをこなすことが可能となる。
なお、トレーニング支援サーバは、上記トレーニング支援システムにおけるセンタサーバに相当するものである。
【0035】
本発明の請求項12記載のトレーニング支援サーバは、トレーニング施設の利用にあたり、マシンに接続されたマシン用端末からの通信回線を介する要求に応じて、トレーニングメニューおよびマシン使用状況にもとづき使用マシンを確定するトレーニング支援サーバであって、トレーニングメニュー情報、マシン使用状況情報、および代替マシンとして使用可能なマシンのグループ情報を有するマシングループ情報を保有し、マシン用端末から送信されてきたユーザ情報にもとづいてトレーニングメニュー情報を検索するとともに、このトレーニングメニュー情報における使用予定マシンにもとづいてマシン使用状況情報を検索し、使用予定マシンが空いている場合、当該使用予定マシンを使用マシンとしてマシン使用状況情報における当該マシンの情報に対し、使用開始時刻および使用終了予定時刻を更新し、使用予定マシンが空いていない場合、使用予定マシンにもとづきマシングループ情報を検索して代替マシンの候補を抽出し、この代替マシンの候補から代替マシンを決定し、マシン使用状況情報における当該代替マシンの情報に対し、使用開始時刻および使用終了予定時刻を更新する構成としてある。
【0036】
トレーニング支援サーバをこのような構成にすれば、利用者が実際にトレーニングマシンを使用するタイミングで、その空き状況を判断し、空いていればトレーニングメニュー通りのマシンを使用マシンとして決定し、空いていない場合には、代替マシンを決定して、マシン使用状況情報にその使用状況を登録することができる。
このため、マシンの割り振りを柔軟に行うことができ、トレーニング施設側にとってはマシンの稼働効率がよく、利用者側にとっては待ち時間が発生しずらい利便性の高いものとすることができる。
【0037】
本発明の請求項13記載のトレーニング支援サーバは、センタサーバが、代替マシンの決定にあたり、トレーニングメニュー情報における使用予定マシンに対応する負荷および回数と、マシングループ情報における代替マシンに対応する負荷および回数にもとづいて、当該代替マシンを使用するための負荷および回数を算出し、当該代替マシン,負荷,回数の情報を受付端末またはマシン用端末に送信する構成としてある。
【0038】
トレーニング支援サーバをこのような構成にすれば、代替マシンを決定するにあたり、元の代替マシンを使用した場合の効果と同様の効果を得ることができるように、その代替マシンの負荷および実行回数を算出することができる。
このため、利用者は、代替マシンを使用しても、元のマシンを使用した場合と同様の運動効果を得ることが可能となる。
【0039】
本発明の請求項14記載のトレーニング支援プログラムは、トレーニング施設の利用にあたり、受付端末からの通信回線を介する要求に応じて、トレーニング支援サーバに、トレーニングメニューおよびマシン使用状況にもとづき使用マシンを確定させるトレーニング支援プログラムであって、トレーニングメニュー情報、マシン使用状況情報、および代替マシンとして使用可能なマシンのグループ情報を有するマシングループ情報を保有するトレーニング支援サーバに、受付端末から送信されてきたユーザ情報にもとづいてトレーニングメニュー情報を検索させるとともに、このトレーニングメニュー情報における使用予定マシンにもとづいてマシン使用状況情報を検索させ、使用予定マシンが空いていない場合、使用予定マシンにもとづきマシングループ情報を検索させて代替マシンの候補を抽出させ、この代替マシンの候補から代替マシンを決定させてトレーニングメニュー情報を更新させ、この更新したトレーニングメニュー情報を受付端末に送信させる構成としてある。
【0040】
トレーニング支援プログラムをこのような構成にすれば、トレーニング支援サーバに、トレーニング施設の利用受付時に各利用者のトレーニングメニューにおける使用予定マシンを確認させ、空いていない場合には、代替マシンを決定させてトレーニングメニューを更新させ、利用者に提供させることができる。
これによって、マシンの稼働効率を最適化することができるとともに、利用者を不必要に待たせることなく、マシンを使用可能とすることができる。
【0041】
本発明の請求項15記載のトレーニング支援プログラムは、トレーニング施設の利用にあたり、マシンに接続されたマシン用端末からの通信回線を介する要求に応じて、トレーニング支援サーバに、トレーニングメニューおよびマシン使用状況にもとづき使用マシンを確定させるトレーニング支援プログラムであって、トレーニングメニュー情報、マシン使用状況情報、および代替マシンとして使用可能なマシンのグループ情報を有するマシングループ情報を保有するトレーニング支援サーバに、マシン用端末から送信されてきたユーザ情報にもとづいてトレーニングメニュー情報を検索させるとともに、このトレーニングメニュー情報における使用予定マシンにもとづいてマシン使用状況情報を検索させ、使用予定マシンが空いている場合、当該使用予定マシンを使用マシンとしてマシン使用状況情報における当該マシンの情報に対し、使用開始時刻および使用終了予定時刻を更新させ、使用予定マシンが空いていない場合、使用予定マシンにもとづきマシングループ情報を検索させて代替マシンの候補を抽出させ、この代替マシンの候補から代替マシンを決定させ、マシン使用状況情報における当該代替マシンの情報に対し、使用開始時刻および使用終了予定時刻を更新させる構成としてある。
【0042】
トレーニング支援プログラムをこのような構成にすれば、トレーニング支援サーバに、利用者が実際にトレーニングマシンを使用するタイミングで、その空き状況を判断させ、空いていればトレーニングメニュー通りのマシンを使用マシンとして決定させ、空いていない場合には、代替マシンを決定させて、マシン使用状況情報にその使用状況を登録させることができる。
このため、マシンの割り振りを柔軟に行うことができ、トレーニング施設側にとってはマシンの稼働効率がよく、利用者側にとっては待ち時間が発生しにくい利便性の高いものとすることができる。
【0043】
本発明の請求項16記載のトレーニング支援プログラムは、トレーニング支援サーバに、代替マシンの決定にあたり、トレーニングメニュー情報における使用予定マシンに対応する負荷および回数と、マシングループ情報における代替マシンに対応する負荷および回数にもとづいて、当該代替マシンを使用するための負荷および回数を算出させ、当該代替マシン,負荷,回数の情報を受付端末またはマシン用端末に送信させる構成としてある。
【0044】
トレーニング支援プログラムをこのような構成にすれば、トレーニング支援サーバに、代替マシンを決定するにあたり、元の代替マシンを使用した場合の効果と同様の効果が得られるように、その代替マシンの負荷および実行回数を算出させることができる。
このため、利用者は、代替マシンを使用しても、元のマシンを使用した場合と同様の運動効果を得ることが可能となる。
【0045】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照して説明する。
[第一実施形態]
まず、本発明の第一実施形態の構成について、図1〜図4を参照して説明する。図1は、本実施形態のトレーニング支援システムの構成を示すブロック図である。図2は、同システムにおけるセンタサーバの構成を示すブロック図である。図3は、同システムにおけるトレーニングメニューデータベースおよびトレーニング履歴データベースのデータ構造を示す図である。図4は、同システムにおけるマシングループデータベースおよびマシン使用状況データベースのデータ構造を示す図である。
【0046】
図1に示すように、本実施形態のトレーニング支援システムは、受付端末10,センタサーバ20,マシン用端末30(30−1〜30−n),マシン31(31−1〜31−n),通信回線50を有している。
受付端末10は、トレーニング施設の受付のおいて使用される端末であり、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置を用いることができる。
この受付端末10は、IDカードの挿入を受けると、このIDカードからユーザIDとパスワードを読み取り、センタサーバ20に送信する。この受付端末10におけるユーザIDとパスワード等のユーザ情報の入力はIDカードによるのみならず、手入力によるものとしてもかまわない。
そして、センタサーバ20からトレーニングメニューを受信して表示するとともに、「本日のトレーニングメニュー」などとして印刷することの可能である。また、使用予定マシンの使用可否や、代替マシン等を表示することもできる。
【0047】
センタサーバ20は、トレーニング施設において管理され、ユーザ情報やトレーニングメニュー、マシンの使用状況等の各種情報を記憶するとともに、これらの情報にもとづいて、利用者に対するトレーニングメニューの提供、使用マシンの決定等の処理を実行する。このセンタサーバ20としては、ワークステーションやサーバ等を用いることができる。
センタサーバ20は、図2に示すように、記憶部21と処理部22を有しており、記憶部21は、ユーザ情報データベース21−1,トレーニングメニューデータベース21−2,トレーニング履歴データベース21−3,マシングループデータベース21−4,マシン使用状況データベース21−5を、処理部22は、認証部22−1,マシン使用状況判定部22−2,代替マシン決定部22−3,マシン使用状況更新部22−4,トレーニングメニュー更新部22−5,トレーニング履歴更新部22−6を有している。
【0048】
ユーザ情報データベース22−1は、ユーザIDおよびパスワード等を記憶する。
トレーニングメニューデータベース21−2は、利用者ごとにトレーニングメニューを記憶する記憶部であり、そのデータ構造は、図3(a)に示すように、例えば、ユーザID,メニュー,負荷,回数,開始予定日時,終了予定日時等とすることができる。
なお、本実施形態においては、トレーニングメニューは、トレーニング施設において用意されているトレーニングメニューから利用者によりあらかじめ選択されることなどにより、事前に登録されていることを前提としているが、以下に示す第二実施形態において説明するように、このトレーニングメニューを利用者の希望情報等にもとづいて自動的に生成するようにすることもできる。
【0049】
トレーニング履歴データベース21−3は、利用者のトレーニングメニューごとにトレーニング履歴を記憶する記憶部であり、そのデータ構造は、図3(b)に示すように、例えば、ユーザID,マシンID,開始日時,終了日時,負荷,回数等とすることができる。
【0050】
マシングループデータベース21−4は、代替マシンとして使用することのできるマシンのグループ情報を保有するものであり、そのデータ構造は、図4(a)に示すように、例えば、グループID,マシンID,負荷,回数等とすることができる。
なお、このマシングループデータベース21−4における負荷,回数は、各マシンにおける標準的な負荷,回数を示すものである。このような情報を設けることによって、同じ部位を鍛える別のマシンを代替マシンとして使用する場合に、どの程度の負荷で何回行えばよいかを容易に算出することが可能となる。
【0051】
マシン使用状況データベース21−5は、マシンごとにその使用状況と終了予定時間を管理するものであり、そのデータ構造は、図4(b)に示すように、例えば、マシンID,ユーザID,開始日時,終了予定日時,ステータス等とすることができる。ステータスとは、マシンの使用状況を判定するためのフラグを記憶するフィールドであり、例えば、「1」の場合に使用中、「0」の場合に、空いていることを示すようにすることができる。
なお、これらのデータベースは、センタサーバ20の内部構成要素としてもたせるほか、センタサーバ20に接続する外部記憶装置としてもたせるようにしてもよい。
【0052】
認証部22−1は、入力されたユーザ情報にもとづいて、ユーザ認証を実行する。
例えば、受付端末10に接続されたカードリーダに利用者のIDカードが挿入され、受付端末10がこのIDカードから利用者のユーザIDおよびパスワードを読み取りセンタサーバ20に送信されてくると、認証部22−1は、このIDおよびパスワードがユーザ情報データベース21−1に登録されているかどうかを検索し、登録されている場合に認証を成功と判断し、登録されていない場合に認証を失敗と判断する。その他の端末からユーザ情報が送信されてきた場合も同様である。
【0053】
マシン使用状況判定部22−2は、ユーザ認証が成功した利用者のトレーニングメニューを、ユーザIDにもとづいてトレーニングメニューデータベース21−2から抽出する。
さらに、このトレーニングメニューにおけるマシンIDにもとづいてマシン使用状況データベース21−5を検索し、そのマシンが空いているかどうかを判断する。
なお、トレーニングメニューにおける判定対象とするマシンをどのように決定するのかについては、運用に応じて適宜設定する。例えば、ユーザ情報が受付端末10から送信されてきた場合には、最初のメニューのマシンについて、あるいは、すべてのマシンについて行うようにすることができる。また、マシン用端末30からユーザ情報を送信する場合は、このマシン用端末30に接続されているマシンについて、上記判定を行うようにすることができる。
【0054】
代替マシン決定部22−3は、マシン使用状況判定部22−2により、マシンが空いていないと判定された場合に、そのマシンの代わりに利用者に提供するためのマシンを決定する。
代替マシン決定部22−3は、マシンが空いていないと判定されたマシンIDにもとづいて、マシングループデータベース21−4を検索し、そのマシンIDが属するグループIDを抽出する。そして、このグループIDと同一のグループIDを有する他のマシンを代替マシンの候補(以下、代替候補マシンと称する場合がある。)とする。
この代替候補マシンが、一台であり、空いている場合は、これが代替マシンとして決定される。
また、同一のグループIDを有する代替候補マシンが複数ある場合は、そのうちの一のマシンを代替マシンとして、ランダムに決定することができる。
【0055】
また、上記代替候補マシンのマシンIDにもとづいて、トレーニング履歴データベース21−3を検索し、それぞれのマシンの使用回数を算出して、最も使用回数の多いマシンのうちの一で空いているものを、代替マシンとして決定するようにすることができる。
さらに、利用者に、各マシンを使用したときの満足度を入力してもらい、これをトレーニング履歴データベース21−3に記憶しておくことにより、あるいは利用者ごとにテーブルとして、記憶部21に保有しておくことにより、その満足度をマシンIDにもとづき検索して、最も満足度の高いマシンのうちの一で空いているものを代替マシンとして決定するようにすることもできる。
【0056】
その他、例えば、複数のグループに属するマシン(図4(a)のM41等)など所定のマシンについては、優先順位の低いマシンとしてテーブルなどに保有させ、代替候補マシンが複数有る場合には、このテーブルに登録されているマシン以外を優先して代替マシンとしたり、マシングループデータベース21−4やユーザ情報データベース21−1にマシンの優先順位を示すフィールドをもたせて、これにもとづき代替候補マシンから代替マシンを決定するようにすることも可能である。
なお、代替候補マシンが空いているかどうかについては、使用予定マシンの場合と同様にマシン使用状況データベース21−5をマシンIDにもとづき検索することによって判定することができる。
【0057】
マシン使用状況更新部22−4は、利用者によるマシンの使用開始時および使用終了時にマシン使用状況データベース21−5における開始日時および終了予定日時とステータスを更新する。
例えば、マシン用端末30にIDカードが挿入され、センタサーバ20に利用者のユーザIDおよびパスワードが送信されてくると、センタサーバ20は、ユーザ認証、マシン使用状況判定、必要に応じて代替マシンの決定等の処理を経た後、使用マシンとして決定されたマシンについて、マシン使用状況データベース21−5における当該マシンの開始日時に現在日時を設定し、ステータスを使用中に設定する。
【0058】
終了予定日時の設定については、種々の方法を取ることができるが、例えば、ユーザIDおよびマシンIDにもとづいて、トレーニング履歴データベース21−3を検索し、得られた履歴情報の終了日時と開始日時とからトレーニング時間を算出するとともに、その平均時間を算出し、これを現在日時に加えることによって、終了予定日時を設定するようにすることができる。
その他、そのマシンの使用時間として一般的に想定される所定の時間を現在日時に加えて終了予定日時として設定することもできる。
なお、マシン使用状況データベース21−5から終了予定日時またはステータスのいずれか一方を省略して使用することもできる。マシン使用状況データベース21−5からステータスを省略した場合は、使用状況の判定は、現在日時が開始日時および終了予定日時の間にあるかどうかにより判断することができる。
【0059】
トレーニングメニュー更新部22−5は、代替マシンが決定された場合に、そのトレーニングメニューにおけるマシンの情報を代替マシンに変更して、トレーニングメニューデータベース21−2を更新する。
また、開始予定時刻および終了予定時刻を設定し、トレーニングメニューデータベース21−2を更新する。
開始予定時刻の設定基準については、種々の方法とすることができるが、受付時、すなわち、受付端末10からユーザ情報が送信されてきた場合は、現在時刻に所定の平均準備時間(例えば、着替えや準備体操等に必要な時間として10分間)を加えた時刻を開始予定日時とすることができる。
なお、このような準備をメニューの一つと捉えるようにすることもできる。この場合、トレーニングメニュー更新部22−5は、受付時に、トレーニングメニューにおける準備の開始予定時刻に現在時刻を設定し、最初に使用するマシンの開始予定時刻に現在時刻に所定の平均準備時間を加えた時刻を設定することができる。
終了予定日時については、マシン使用状況データベース21−5における終了日時の設定の場合と同様にすることができる。
【0060】
なお、トレーニングメニューにおいて、次以降に使用する予定のマシンについての開始予定日時および終了予定日時については、その前に使用するマシンの終了予定日時にもとづいて、適宜設定することができる。すなわち、次以降に使用する予定のマシンについての開始予定日時は、その前に使用するマシンの終了予定日時に休憩時間を加えた日時とすることができる。さらに、この次以降に使用する予定のマシンの終了予定時刻についても、その前に使用するマシンと同様の方法で設定することができる。
【0061】
さらに、トレーニングメニュー更新部22−5に、受付端末10やマシン用端末30等からの要求にもとづいて、トレーニングメニュー変更画面をこれらの端末に送信させ、この画面を用いて変更入力されたトレーニングメニューをトレーニングメニューデータベース21−2に更新させることにより、ユーザとトレーナーによりトレーニングメニューをカスタマイズ可能とする機能をもたせることが好ましい。
【0062】
トレーニング履歴更新部22−6は、マシン用端末30からマシンの使用を終了したことを示す情報が送信されてくると、トレーニング履歴データベース21−3に対して、そのユーザによるマシンの使用履歴情報を更新する。
このとき、トレーニング履歴更新部22−6は、マシン用端末30からユーザID,マシンID,負荷,回数を受信し、これをトレーニング履歴データベース21−3に登録するとともに、マシン使用状況データベース21−5からユーザID,マシンIDにもとづいて、使用していたマシンについての開始日時を抽出し、これをトレーニング履歴データベース21−3の開始日時に登録する。
また、トレーニング履歴データベース21−3の終了日時には、現在日時を登録する。
なお、認証部22−1,マシン使用状況判定部22−2,代替マシン決定部22−3,マシン使用状況更新部22−4,トレーニングメニュー更新部22−5,トレーニング履歴更新部22−6は、センタサーバ20に対してそれぞれを実行させるためのアプリケーションプログラムが、センタサーバ20におけるメモリ上に展開され、CPUにより実行可能な状態となっているものである。
【0063】
マシン用端末30(30−1〜30−n)は、図1に示すように、それぞれマシン31(31−1〜31−n)に接続され、これらのマシンから行われたトレーニングの負荷および回数を受信する。このマシン用端末30とマシン31は、同図に示すように1対1で構成する他、マシン用端末30一台に複数台のマシン31を接続する構成とすることもできる。
マシン用端末30は、利用者により、IDカードの挿入を受けると、このIDカードからユーザIDとパスワードを読み取り、センタサーバ20に送信する。このマシン用端末30におけるユーザIDとパスワード等のユーザ情報の入力はIDカードによるのみならず、手入力によるものとしてもかまわない。
【0064】
そして、センタサーバ20からトレーニングメニューを受信して表示し、使用予定マシンの使用可否を表示することができる。また、使用予定マシンが空いていない場合であって、代替マシンの使用ができる場合は、その代替マシンがどのマシンであるかをトレーニングメニューにもとづき表示する。
また、代替マシンとして設定することのできるマシンもすべて空いていない場合にのみ、これを示すメッセージを出力するとともに、使用予定マシンおよび代替候補マシンの終了予定時刻を表示する。このとき、最も終了予定時刻の早いマシンを使用予定マシンとして表示してもよい。
なお、マシン用端末30に関する上記各処理において、マシン用端末30には、データの受信および表示のみを担当させ、他の処理は、すべてセンタサーバ20において実行させるようにすることができる。
【0065】
通信回線50は、従来公知の任意好適な公衆回線、商業回線又は専用回線を用いることができる。また受付端末10,センタサーバ20,マシン用端末30のそれぞれの間においては、同一又は別個の通信回線で構成することができる。
さらに、通信回線50は、受付端末10,センタサーバ20,マシン用端末30のそれぞれの間を、無線あるいは有線で接続可能な回線であり、例えば、公衆回線網、専用回線網、インターネット回線網およびイントラネット網により構成することができる。
【0066】
次に、本実施形態のトレーニング支援システムにおける処理手順について、図5〜図11を参照して説明する。
図5〜図11は、それぞれ同システムにおける受付端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いている場合)の処理手順を示す動作手順図,受付端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いておらず、代替マシンがある場合)の処理手順を示す動作手順図,受付端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いておらず、代替マシンがない場合)の処理手順を示す動作手順図,マシン用端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いている場合)の処理手順を示す動作手順図,マシン用端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いておらず、代替マシンがある場合)の処理手順を示す動作手順図,マシン用端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いておらず、代替マシンがない場合)の処理手順を示す動作手順図,マシン用端末からのIDカード抜取り時の動作の処理手順を示す動作手順図である。
【0067】
<1.受付端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いている場合)の処理手順>
まず、図5を参照して、受付端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いている場合)の処理手順について説明する。
受付端末10は、IDカードを挿入すると(ステップ10)、このIDカードからユーザIDとパスワード等のIDカード情報を読み取って、これをセンタサーバ20に送信する(ステップ11)。
センタサーバ20は、ユーザIDとパスワードにもとづいてユーザ認証を実行し(ステップ12)、この認証が成功すると、ユーザIDにもとづきトレーニングメニューデータベース21−2を検索して、このユーザIDに対応するトレーニングメニューを取得する(ステップ13)。
【0068】
次に、このトレーニングメニューにおけるメニューから最初のトレーニング内容として登録されているマシンIDを抽出し、マシンIDにもとづいてマシン使用状況データベース21−5を検索して、そのマシンが空いているかどうかを判定する(ステップ14)。このとき、マシン使用状況データベース21−5のステータスの情報により空きかどうかを判定することができる。
また、受付時における利用者の使用開始予定時刻を考慮して、例えば、現在時刻から10分後に、マシンが空き状況となるかどうかをマシン使用状況データベース21−5における終了予定日時にもとづき判断し、空きがどうかを判断するようにすることもできる。
さらに、トレーニングメニューにおける最初のトレーニング内容のみならず、マシン使用状況データベース21−5における終了予定日時を考慮して、全てのメニューについて、空き判断を実行してもかまわない。
【0069】
そして、マシンが空きであると判断された場合、センタサーバ20は、トレーニングメニュー更新部22−5の説明において上述したように、そのマシンの使用開始予定日時および使用終了予定日時を算出し(ステップ15)、トレーニングメニューデータベース21−2における当該トレーニングメニューの開始予定日時および終了予定日時を更新する(ステップ16)。
そして、センタサーバ20は、この更新したトレーニングメニューを、受付端末10に送信し(ステップ17)、受付端末10は、このトレーニングメニューを表示する(ステップ18)。
【0070】
<2.受付端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いておらず、代替マシンがある場合)の処理手順>
次に、図6を参照して、受付端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いておらず、代替マシンがある場合)の処理手順について説明する。
受付端末10が、IDカードを挿入する動作からセンタサーバ20がトレーニングメニューの検索を行うまでの動作(ステップ30〜ステップ33)については、図5に示す動作(ステップ10〜ステップ13)と同様である。
次に、センタサーバ20が、ユーザIDとマシンIDにもとづきマシン使用状況データベース21−5を検索し、そのマシンが空いていない場合は、このマシンIDにもとづきマシングループデータベース21−4を検索する(ステップ34)。
そして、このマシンのグループIDを取得し、同一グループIDを有するマシンをマシングループデータベース21−4から代替候補マシンとして抽出し、この代替候補マシンから代替マシンを決定する(ステップ35)。
【0071】
この代替マシンの決定は、種々の方法とすることができるが、例えば、代替マシン決定部22−3の説明において上述したように、トレーニング履歴データベース21−3を検索して、利用者がこれまで最も多く利用し、馴染みのあるマシンを決定するようにすることができる。また、利用者により登録された各マシンの好みを示す優先順位情報にもとづき代替マシンを決定するようにすることができる。もちろん、代替候補マシンの中なら代替マシンをランダムに決定することも可能である。
なお、代替マシンの決定にあたっては、空いているマシンを代替マシンとして決定する必要があることはいうまでもない。このため、各代替候補マシンにもとづいてマシン使用状況データベース21−5を検索し、それぞれの代替候補マシンの空き状況を判定して、空いている代替候補マシンの中から代替マシンを決定する。
【0072】
次に、センタサーバ20は、その代替マシンを使用する場合の負荷および回数を算出する(ステップ36)。
この代替マシンの負荷の算出は、例えば、代替マシンの負荷としてマシングループデータベース21−4に登録されていた負荷をF12、元の使用予定マシンの負荷としてマシングループデータベース21−4に登録されていた負荷をF11とすると、当該代替使用における代替マシンの負荷は、トレーニングメニューにおける負荷F11’×F12/F11として求めることができる。
また、この代替マシンの回数の算出は、例えば、代替マシンの回数としてマシングループデータベース21−4に登録されていた回数をK12、元の使用予定マシンの回数としてマシングループデータベース21−4に登録されていた回数をK11とすると、当該代替使用における代替マシンの回数は、トレーニングメニューにおける回数K11’×K12/K11として求めることができる。
【0073】
そして、図5の場合と同様に、使用開始予定日時および使用終了予定日時を算出し(ステップ37)、トレーニングメニューデータベース21−2におけるメニューを代替マシンに変更するとともに、開始予定日時および終了予定日時に登録されている情報を、算出した使用開始予定日時および使用終了予定日時に変更して、トレーニングメニューを更新する(ステップ38)。
そして、更新したトレーニングメニューを受付端末10に送信し(ステップ39)、受付端末10は、このトレーニングメニューを表示する(ステップ40)。
【0074】
<3.受付端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いておらず、代替マシンがない場合)の処理手順>
次に、図7を参照して、受付端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いておらず、代替マシンがない場合)の処理手順について説明する。
受付端末10が、IDカードを挿入する動作からセンタサーバ20がマシン使用状況情報の検索を行うまでの動作(ステップ50〜ステップ54)については、図6に示す動作(ステップ30〜ステップ34)と同様である。
次に、センタサーバ20は、図6の場合と同様にして代替マシンを決定しようとするが、代替候補マシンが存在しない場合、あるいはすべての代替候補マシンが空いていないと判定される場合は(ステップ55)、トレーニングメニューにおける使用予定マシンと、代替候補マシンの終了予定時刻を抽出して、これを受付端末10に送信し(ステップ56)、受付端末10は、これを表示する(ステップ57)。
【0075】
これによって、利用者は、マシンが空くタイミングを把握することが可能となる。
なお、ステップ56において、例えば、最も早く終了するマシンの終了予定時刻のみを抽出して表示したり、最も早く終了するマシンから所定の台数の終了予定時刻のみを抽出し、表示したりすることももちろん可能である。
【0076】
<4.マシン用端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いている場合)の処理手順>
次に、図8を参照して、マシン用端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いている場合)の処理手順について説明する。
マシン用端末30は、IDカードを挿入すると(ステップ70)、このIDカードからユーザIDとパスワード等のIDカード情報を読み取って、これをセンタサーバ20に送信する(ステップ71)。
センタサーバ20は、ユーザIDとパスワードにもとづいてユーザ認証を実行し(ステップ72)、この認証が成功すると、ユーザIDにもとづきトレーニングメニューデータベース21−2を検索し、このユーザIDに対応するトレーニングメニューを取得する(ステップ73)。
【0077】
次に、このトレーニングメニューにもとづいて、次に開始されるトレーニング内容のマシンIDを抽出し、このマシンIDにもとづいてマシン使用状況データベース21−5を検索して、そのマシンが空いているかどうかを判定する(ステップ74)。
次の開始されるトレーニング内容のマシンIDの抽出は、例えば、現在時刻が、トレーニングメニューにおける休憩時間である場合は、その次に開始が予定されているマシンを対象として行うようにすることができる。
【0078】
また、マシンの空き状況の判定は、マシン使用状況データベース21−5におけるステータスの情報により行うことができる。もちろん、上述のように現在時刻と終了予定日時にもとづき判断するようにすることもできる。
マシンが空いている場合、トレーニングメニュー更新部22−5の説明において上述した方法により終了予定日時を算出する(ステップ75)。
さらに、センタサーバ20は、マシン使用状況データベース21−5に対し、当該マシンについて、開始日時に現在日時を、終了予定日時に、上記算出した終了予定日時を設定して、マシン使用状況データベース21−5を更新する(ステップ76)。
【0079】
このときトレーニングメニューデータベース21−2における対応するメニューの開始予定時刻に現在日時を、終了予定日時に上記算出した終了予定日時を設定することもできる。
また、それ以降のメニューの開始予定日時および終了予定日時を設定するようにしてもよい(ステップ77)。
そして、使用予定マシンが使用可能であることを示す情報をマシン用端末30に送信する。また、このときマシン用端末30にトレーニングメニューも合わせて送信したり、マシン用端末30からの要求に応じてトレーニングメニューをマシン用端末30に送信したりするようにすることも好ましい(ステップ78)。
マシン用端末30は、使用予定マシンが使用可能であることを示す情報,トレーニングメニューを表示する(ステップ79)。
【0080】
<5.マシン用端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いておらず、代替マシンがある場合)の処理手順>
次に、図9を参照して、マシン用端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いておらず、代替マシンがある場合)の処理手順について説明する。
まず、マシン用端末30が、IDカードを挿入する動作からセンタサーバ20がトレーニングメニューの検索を行うまでの動作(ステップ90〜ステップ93)については、図8に示す動作(ステップ70〜ステップ73)と同様である。
【0081】
次に、センタサーバ20は、マシンIDにもとづいてマシン使用状況データベース21−5を検索し、使用予定マシンが空いているかどうかを判定する(ステップ94)。
そして、空いていない場合は、代替マシンを決定し(ステップ95)、その代替マシンの負荷および回数を算出するとともに(ステップ96)、使用終了予定日時を算出する(ステップ97)。これらステップ95〜ステップ97におけるセンタサーバ20の処理は、図6のステップ35〜ステップ37におけるセンタサーバ20の処理と同様のものとすることができる。
【0082】
そして、センタサーバ20は、マシン使用状況データベース21−5における当該代替マシンの開始日時および終了予定日時を更新し(ステップ98)、トレーニングメニューデータベース21−2における当該トレーニングメニューの開始予定日時および終了予定日時を更新する(ステップ99)。このマシン使用状況データベース21−5の更新およびトレーニングメニューデータベース21−2の更新については、それぞれ図8のステップ76およびステップ77と同様である。
そして、センタサーバ20は、代替マシンを使用することができることを示す情報や、トレーニングメニューをマシン用端末30に送信し(ステップ100)、マシン用端末30は、これらを表示することができる(ステップ101)。
【0083】
<6.マシン用端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いておらず、代替マシンがない場合)の処理手順>
次に、図10を参照して、マシン用端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いておらず、代替マシンがない場合)の処理手順について説明する。
まず、マシン用端末30が、IDカードを挿入する動作からセンタサーバ20がマシン使用状況情報の検索を行うまでの動作(ステップ110〜ステップ114)については、図9に示す動作(ステップ90〜ステップ94)と同様である。
【0084】
次に、センタサーバ20は、代替マシンを決定しようとするが、代替候補マシンが存在しない場合やすべての代替候補マシンが空いていないと判定される場合は(ステップ115)、図7におけるステップ56およびステップ57の場合と同様にして、センタサーバ20は、トレーニングメニューにおける使用予定マシンと、代替候補マシンの終了予定時刻を抽出してマシン用端末30に送信し(ステップ116)、マシン用端末30は、これを表示する(ステップ117)。
【0085】
<7.マシン用端末からのIDカード抜取り時の動作の処理手順>
次に、図11を参照して、マシン用端末からのIDカード抜取り時の動作の処理手順について説明する。
マシン用端末30が、IDカードの抜取りを検知すると(ステップ130)、IDカードが抜取られたことを示す情報をユーザIDとともにセンタサーバ20に送信する(ステップ131)。また、マシン用端末30は、マシンIDと、そのマシンにおいて実際に行われた負荷および回数を、センタサーバ20に送信する。
【0086】
センタサーバ20は、IDカードが抜取られたことを示す情報を受信すると、利用者によるそのマシンの使用が終了したと判断し、トレーニング履歴データベース21−3に対して、当該ユーザIDおよびマシンIDを有するレコードを追加し、現在日時をその終了日時に登録とともに、送信されてきた負荷および回数をその負荷および回数に登録する。
履歴情報における開始日時については、マシン使用状況データベース21−5からユーザID、マシンIDおよびステータス等にもとづいて、その利用者が使用していたマシンについてのレコードを特定し、開始日時を取得して、これをトレーニング履歴データベース21−3における開始日時に登録する。
このようにして、トレーニング履歴データベース21−3に利用者のトレーニング履歴情報を自動的に蓄積していくことができる(ステップ132)。
【0087】
さらに、センタサーバ20は、マシン使用状況データベース21−5における当該マシンについてのレコードを初期化する。これにより、そのマシンを空き状態として登録することができる(ステップ133)。
このとき、マシン使用状況データベース21−5において、当該マシンIDのレコードにおけるユーザID,開始日時,終了日時に対してNULL等を設定し、ステータスに空いていることを示す情報を設定する。
【0088】
以上説明したように、本実施形態のトレーニング支援システムによれば、利用者がトレーニング施設を利用するにあたり、トレーニングメニューにおいて使用を予定していたトレーニングマシンが他の利用者により使用中である場合に、自動的に代替マシンを決定して、トレーニングメニューを更新し、この更新した新たなトレーニングメニューにもとづいてトレーニングを行うことが可能となる。
一般に、あらかじめトレーニングメニューを作成し、これにしたがって利用者にトレーニングを提供することとしても、現実的には、キャンセルの発生によるマシンの非稼働や、本来不必要な利用者の待ち時間等が生じてしまうが、本発明によれば、このような状況を回避し、トレーニング施設側のトレーニングメニューの調整負荷を軽減することができるとともに、利用者側も不必要に待たされることなく適切なトレーニングメニューの提供を受けることが可能となる。
【0089】
さらに、本発明によれば、使用予定マシンの空き状況の確認を、実際にマシンを使用するタイミングで実行することもできるため、マシンの割り振りを一層柔軟に行うことが可能となる。
そして、この場合にも使用予定マシンが空いていない場合には、自動的に代替マシンを割り振ることができるとともに、トレーニングメニューにもとづき自動的にその代替マシンを使用した場合の負荷および回数を算出して、利用者に提示することができるため、より一層マシンの稼働効率を高めることができるとともに、利用者のサービスを向上することが可能となる。
加えて、本発明によれば、適切にトレーニング履歴をセンタサーバ20に蓄積することができるとともに、このトレーニング履歴にもとづいて代替マシンを決定することもでき、利用者に対して、きめ細かいサービスを提供することが可能となる。
【0090】
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態について、図12を参照して説明する。同図は、本実施形態のトレーニング支援システムの構成を示すブロック図である。
本実施形態は、利用者がユーザ端末を用いて、通信回線を介してセンタサーバにアクセスし、トレーニングメニューを受信することができるとともに、自宅等で行ったトレーニング実績を登録し、ユーザに適切なトレーニングメニューの作成に反映させることが可能となる点で第一実施形態と異なる。さらに、本実施形態によれば、センタサーバにトレーニング履歴の分析機能を設けて、利用者により参照可能とすることができる。
【0091】
図12において、受付端末10,マシン用端末30(30−1〜30−n),マシン31(31−1〜31−n),通信回線50については、第一実施形態におけるものと同様である。
ユーザ端末40(40−1〜40−n)は、利用者が自宅などで使用する端末であり、例えば、パーソナルコンピュータやPDA,モバイルツール,携帯電話,PHS等を用いることができる。
ユーザ端末40は、センタサーバ20にアクセスし、センタサーバ20が通信回線50を介して提供しているホームページを受信して表示することができる。
【0092】
そして、ユーザ端末40は、上記ホームページからログイン画面を受信し、利用者により、ユーザIDやパスワード等のユーザ情報を入力して、センタサーバ20に送信し、センタサーバ20によるユーザ認証を受ける。
ユーザ認証に成功すると、ユーザ端末40は、センタサーバ20からメニュー画面を受信する。このメニュー画面には、利用者に提供する種々の機能をセンタサーバ20に実行させるためのボタンを持たせることができる。その機能は、複数の画面遷移を伴うものであってもよい。
【0093】
例えば、トレーニングメニュー表示ボタンを設けて、これを押下することによって、センタサーバ20にトレーニングメニュー表示要求を送信し、センタサーバ20がユーザIDにもとづきトレーニングメニューデータベース21−2からトレーニングメニューを取得して、ユーザ端末40に送信し、ユーザ端末40がこれを表示するようにすることができる。
さらに、トレーニングメニュー表示ボタンの押下にあたり、トレーニング日時を入力し、トレーニングメニュー表示要求とともにセンタサーバ20に送信して、その日時のトレーニングメニューを受信するようにすることもできる。
【0094】
また、トレーニング履歴表示ボタンを設けて、トレーニングメニュー表示ボタンの場合と同様にセンタサーバ20からトレーニング履歴情報を受信して表示するようにすることもできる。このとき、トレーニング履歴として、各マシンによるトレーニングを行った際の消費カロリーを算出させて、ユーザ端末40に表示可能とすることも好ましい。
この消費カロリーの算出については、例えば、センタサーバ20にマシンごとに負荷の大きさと一回当たりの消費カロリーの対応関係を有するテーブルを保有させ、トレーニング履歴データベース21−3における負荷と回数にもとづき算出するようにすることができる。また、このマシンごとに負荷の大きさと一回当たりの消費カロリーの対応関係をマシングループデータベース21−4にもたせることもできる。さらに、負荷の大きさと消費カロリーの対応関係を回数のみならず、時間などの単位ごとに保有させ、その負荷によるトレーニング時間に消費カロリーを掛け合わせることによって算出するようにすることもできる。
また、日ごとや月ごとの消費カロリーの合計を算出し、表示可能とすることも好ましい。
【0095】
さらに、トレーニング履歴データベース21−3の情報にもとづいて、使用したマシンによるトレーニング状況やトレーニング傾向を分析して表示可能とすることも好ましい。
例えば、マシンIDと鍛えることの可能な身体部位との対応関係を有するテーブルをセンタサーバ20に保有させ、このテーブル情報にもとづいて、利用者がこれまで行ったトレーニングの負荷および回数を身体部位ごとに合計して表示することができる。また、一ヶ月単位などで、その小計を集計することにより、トレーニング傾向を表示するようにすることもできる。
【0096】
加えて、ユーザ端末40から希望処理カロリー,鍛えたい部位,鍛えたい方向性(筋力アップ,ダイエットなど)等の希望情報を入力してセンタサーバ20に送信し、センタサーバ20にこの希望情報にもとづきトレーニングメニューを自動作成させ、ユーザ端末40に送信させて、ユーザ端末40に表示可能とすることも好ましい。
このトレーニングメニューの自動作成は、種々の方法により行うことができるが、例えば、センタサーバ20に希望処理カロリー,鍛えたい部位,鍛えたい方向性(筋力アップ,ダイエットなど)等とマシンIDの対応付け情報を有するテーブルを保有させ、希望情報にもとづきこのテーブルを検索させて、マシンIDを取得し、これに休憩時間等を加えて配列することによりトレーニングメニューを作成することができる。
【0097】
その配列方法については、特に限定されないが、例えば、マシンID順に並べたり、鍛えたい部位ごとに交互に配置するようにしたり、あるいはランダムに並べて、所定の時間分のみについて配列するようにすることができる。
その他、ユーザ情報データベース21−1に利用者のプロフィールの登録を可能として、上述の方法と同様に、センタサーバ20にプロフィールとマシンIDとの対応関係を有するテーブルを保有させ、プロフィールにもとづき利用者に適するトレーニングメニューを作成するようにすることも好ましい。
【0098】
また、トレーニングメニューにおける開始予定時間や終了予定時間等については、ユーザ端末40が、利用者により、開始可能日時を入力してセンタサーバ20に送信し、センタサーバ20が自動的に設定して、ユーザ端末40に表示可能とすることができる。
その方法としては、例えば、センタサーバ20にマシンIDとそのマシンの使用標準時間の対応付け情報を有するテーブルを保有させ、ユーザ端末40から送信されてきた開始可能日時と、このテーブルにもとづきトレーニングメニューにおける各マシンの開始予定日時および終了予定日時を算出して、トレーニングメニューに設定させることができる。
【0099】
また、トレーニング履歴データベース21−3を検索して、過去において当該利用者が各マシンを使用した実際の時間の平均値を算出し、これにもとづき各マシンの開始予定日時および終了予定日時を算出して、トレーニングメニューに設定させるようにすることもできる。
上述した以外のセンタサーバ20の機能については、第一実施形態におけるものと同様である。
【0100】
次に、図13を参照して、本実施形態のトレーニング支援システムにおけるトレーニング実績登録処理手順について説明する。
まず、ユーザ端末40は、センタサーバ20にアクセスし(ステップ150)、センタサーバ20が通信回線50を介して提供しているホームページのトレーニング支援画面を受信して(ステップ151)、表示する(ステップ152)。
次に、ユーザ端末40は、受信したトレーニング支援画面におけるログイン画面からユーザ認証情報を入力し、センタサーバ20に送信する(ステップ153)。
【0101】
センタサーバ20は、ユーザ認証を実行し(ステップ154)、認証が成功すると、ユーザ認証情報におけるユーザIDにもとづき、その利用者のトレーニングメニューをトレーニングメニューデータベース21−2から抽出して、ユーザ端末40に送信する(ステップ155)。このとき、ユーザ端末40から表示したいトレーニングメニューの日付情報を受信して、この日付情報とユーザIDにもとづきトレーニングメニューを特定して、ユーザ端末40に送信するようにすることも好ましい。
ユーザ端末40は、送信されてきたトレーニングメニューを表示し(ステップ156)、利用者は、このトレーニングメニューにもとづきトレーニングを実行することができる。
【0102】
また、自宅などにおいてはトレーニング施設にあるようなトレーニング設備がない場合が多く、トレーニングメニューをメニュー通りにこなせない場合も多いと考えられることから、ユーザ端末40からメニュー通りにこなせないメニューについて代替メニュー(代替トレーニング情報)を入力し、これをセンタサーバ20に送信して実行すべき運動量を算出可能とすることが好ましい。
例えば、トレーニングメニューにおいて「1.マシンM11,負荷F11,回数K11」とあるメニューに対し、替わりに腕立て伏せを実行可能である場合には、センタサーバ20にマシン11についての各負荷および回数と腕立て伏せの回数との対応付け情報を有するテーブルを保有させるとともに、ユーザ端末40へのトレーニングメニューの表示に際して、M11のトレーニングの替わりに腕立て伏せを実行可能であることを表示することができる。
【0103】
そして、センタサーバ20は、ユーザ端末40からM11の替わりに腕立て伏せを行う場合の運動量の表示要求を受けると、上記テーブルにもとづき実行すべき腕立て伏せの回数を算出して、ユーザ端末40に送信し、ユーザ端末40は、これを表示する。
このようにすることによって、利用者は、トレーニング施設に行くことができない場合であっても、トレーニング施設に行った場合と同等の運動量をこなすことが可能となる。
【0104】
次に、利用者は、センタサーバ20からトレーニング実績入力画面を受信して、トレーニング実績を入力し(ステップ157)、これをセンタサーバ20に送信する(ステップ158)。このトレーニング実績入力画面は、トレーニングメニューにおけるメニュー(または代替メニュー)ごとにトレーニング実績を入力可能なものとすることが好ましい。また、トレーニング実績としては、負荷,回数,開始日時,終了日時等とすることができる。
センタサーバ20は、受信したトレーニング実績をトレーニング履歴データベース21−3に登録する(ステップ159)。
【0105】
また、上述のユーザ端末40からのトレーニング履歴の参照は、受付端末10やマシン用端末30から可能とすることも好ましい。
さらに、これらのトレーニング履歴の参照を、利用者に対して提供するのみならず、トレーニング施設のトレーナーに対して提供することによって、トレーナーは、利用者の状況を把握しやすくなり、サービスの向上を図ることが可能となる。
【0106】
以上説明したように、本実施形態のトレーニング支援システムによれば、利用者は、トレーニング施設に行くことができない場合でも、ユーザ端末を使用してトレーニングメニューを受信することができるとともに、自宅などにおいて行ったトレーニング実績をセンタサーバに登録することが可能となる。
また、利用者は、通信回線を介して種々の切り口でトレーニング履歴を参照することができるとともに、希望情報を入力してこれにもとづいたトレーニングメニューの提供を受けることも可能である。
さらに、トレーナーに対して利用者のトレーニング履歴を参照可能とすることにより、トレーナーによる利用者へのサービスの質を高めることも可能である。
【0107】
上記の実施形態における代替マシンの決定や、代替マシンの負荷,回数の算出等は、トレーニング支援プログラムにより実行される。
このトレーニング支援プログラムは、コンピュータの各構成要素に指令を送り、所定の処理、例えば、代替マシンの決定処理や、代替マシンの負荷,回数の算出処理等を行わせる。
これによって、これらの処理は、トレーニング支援プログラムとコンピュータとが協働したトレーニング支援サーバ(センタサーバ20)などにより実現される。
【0108】
なお、トレーニング支援プログラムは、コンピュータのROMやハードディスクに記憶させる他、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、たとえば、外部記憶装置および可搬記録媒体等に格納することができる。
外部記憶装置とは、磁気ディスク等の記録媒体を内蔵し、例えばトレーニング支援サーバなどに外部接続される記憶増設装置をいう。一方、可搬記録媒体とは、記録媒体駆動装置(ドライブ装置)に装着でき、かつ、持ち運び可能な記録媒体であって、たとえば、CD−ROM、フレキシブルディスク、メモリカード、光磁気ディスク等をいう。
【0109】
そして、記録媒体に記録されたプログラムは、コンピュータのRAMにロードされて、CPUにより実行される。この実行により、上述した本実施形態のトレーニング支援サーバの機能が実現される。
さらに、コンピュータでトレーニング支援プログラムをロードする場合、他のコンピュータで保有されたトレーニング支援プログラムを、通信回線を利用して自己の有するRAMや外部記憶装置にダウンロードすることもできる。
このダウンロードされたトレーニング支援プログラムも、CPUにより実行され、本実施形態の代替マシンの決定処理や、代替マシンの負荷,回数の算出処理等を実現する。
【0110】
なお、本発明は以上の実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において、種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、第一実施形態におけるトレーニング支援システムの機能と、第二実施形態におけるトレーニング支援システムの機能とを組合せて、トレーニング施設において、受付端末10やマシン用端末30を用いて種々の切り口によるトレーニング履歴の参照を可能としたり、あるいは、利用者による希望情報の入力を可能として、この希望情報にもとづくトレーニングメニューを作成するようにしたりすることが可能である。また、トレーニングメニューデータベースに開始予定日時および終了予定日時をもたせず、これらについての更新処理等を省略した形で、トレーニング支援システムを構成するなど適宜設計変更することが可能である。
【0111】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、利用者がトレーニング施設を利用するにあたり、トレーニングメニューにおいて使用を予定していたトレーニングマシンが他の利用者により使用中である場合に、自動的に代替マシンを決定して、トレーニングメニューを更新し、この更新した新たなトレーニングメニューにもとづいてトレーニングを行うことが可能となる。
一般に、あらかじめトレーニングメニューを作成し、これにしたがって利用者にトレーニングを提供することとしても、現実的には、キャンセルの発生によるマシンの非稼働や、本来不必要な利用者の待ち時間等が生じてしまうが、本発明によれば、このような状況を回避し、トレーニング施設側のトレーニングメニューの調整負荷を軽減することができるとともに、利用者側も不必要に待たされることなく適切なトレーニングメニューの提供を受けることが可能となる。
【0112】
さらに、本発明によれば、使用予定マシンの空き状況の確認を、実際にマシンを使用するタイミングで実行することもできるため、マシンの割り振りを一層柔軟に行うことが可能となる。
そして、この場合にも使用予定マシンが空いていない場合には、自動的に代替マシンを割り振ることができるとともに、トレーニングメニューにもとづき自動的にその代替マシンを使用した場合の負荷および回数を算出して、利用者に提示することができるため、より一層マシンの稼働効率を高めることができるとともに、利用者のサービスを向上することが可能となる。
加えて、本発明によれば、適切にトレーニング履歴をセンタサーバ20に蓄積することができるとともに、このトレーニング履歴にもとづいて代替マシンを決定することもでき、利用者に対して、きめ細かいサービスを提供することが可能となる。
【0113】
また、利用者は、トレーニング施設に行くことができない場合でも、ユーザ端末を使用してトレーニングメニューを受信することができるとともに、自宅などにおいて行ったトレーニング実績をセンタサーバに登録することが可能となる。
さらに、利用者は、通信回線を介して種々の切り口でトレーニング履歴を参照することができるとともに、希望情報を入力してこれにもとづいたトレーニングメニューの提供を受けることも可能である。
また、トレーナーに対して利用者のトレーニング履歴を参照可能とすることにより、トレーナーによる利用者へのサービスの質を高めることも可能である。
加えて、トレーニング支援プログラムは、コンピュータの各構成要素へ所定の指令を送ることにより、この代替マシンの決定機能や、代替マシンの負荷,回数の算出機能等を実現させることができる。
これによって、これらの機能等は、トレーニング支援プログラムとコンピュータとが協働したトレーニング支援サーバにより実現可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態のトレーニング支援システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第一実施形態のトレーニング支援システムにおけるセンタサーバの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第一実施形態のトレーニング支援システムにおけるトレーニングメニューデータベースおよびトレーニング履歴データベースのデータ構造を示す図である。
【図4】本発明の第一実施形態のトレーニング支援システムにおけるマシングループデータベースおよびマシン使用状況データベースのデータ構造を示す図である。
【図5】本発明の第一実施形態のトレーニング支援システムにおける受付端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いている場合)の処理手順を示す動作手順図である。
【図6】本発明の第一実施形態のトレーニング支援システムにおける受付端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いておらず、代替マシンがある場合)の処理手順を示す動作手順図である。
【図7】本発明の第一実施形態のトレーニング支援システムにおける受付端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いておらず、代替マシンがない場合)の処理手順を示す動作手順図である。
【図8】本発明の第一実施形態のトレーニング支援システムにおけるマシン用端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いている場合)の処理手順を示す動作手順図である。
【図9】本発明の第一実施形態のトレーニング支援システムにおけるマシン用端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いておらず、代替マシンがある場合)の処理手順を示す動作手順図である。
【図10】本発明の第一実施形態のトレーニング支援システムにおけるマシン用端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いておらず、代替マシンがない場合)の処理手順を示す動作手順図である。
【図11】本発明の第一実施形態のトレーニング支援システムにおけるマシン用端末からのIDカード抜取り時の動作の処理手順を示す動作手順図である。
【図12】本発明の第二実施形態のトレーニング支援システムの構成を示すブロック図である。
【図13】本発明の第二実施形態のトレーニング支援システムにおけるトレーニング実績登録処理手順を示す動作手順図である。
【符号の説明】
10 受付端末
20 センタサーバ
21 記憶部
21−1 ユーザ情報データベース
21−2 トレーニングメニューデータベース
21−3 トレーニング履歴データベース
21−4 マシングループデータベース
21−5 マシン使用状況データベース
22 処理部
22−1 認証部
22−2 マシン使用状況判定部
22−3 代替マシン決定部
22−4 マシン使用状況更新部
22−5 トレーニングメニュー更新部
22−6 トレーニング履歴更新部
30(30−1〜30−n) マシン用端末
31(31−1〜31−n) マシン
40(40−1〜40−n) ユーザ端末
50 通信回線
【発明の属する技術分野】
本発明は、トレーニング施設において、受付時およびマシンの使用開始にあたってマシンの使用状況情報にもとづきトレーニングメニューや使用マシンを変更することの可能なトレーニング支援システム、方法、サーバおよびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、スポーツジムにおいて、トレーニングメニューは、主としてスポーツジムにいるトレーナーによる指導や、マニュアルを元にして作成されている。
しかし、一人のトレーナーが同時に複数の利用者を担当しなければならない場合が多く、トレーナーの負担は大きいものであった。
また、トレーナーごとにトレーニングメニューを作成する技術レベルが異なるため、ユーザにとって不充分なものとなる場合もあり、ユーザ個人の判断でトレーニングマシンを利用しているケースも少なくない。
【0003】
このようなスポーツジムにおけるサービスの質を向上させるべく、例えば、使用者の身体状態やその日の体調等に応じて、あらかじめ記憶された複数のトレーニング支援プログラムから利用者にふさわしいものを決定することのできるシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、トレーナーが本来のトレーナー業務に専念できるように、トレーニング履歴の記録や、トレーニングマシンの調整、エクササイズの進行等をトレーニング制御装置に実行させるシステムなども提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
さらに、携帯端末を用いて、どこででもできるトレーニングのきめ細かいアクションプログラムを低料金で提供するシステムなども提案されている(例えば、特許文献3参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−109062号公報
【特許文献2】
特開2002−306633号公報
【特許文献3】
特開2002−203052号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のトレーニング支援システムによれば、トレーニングメニューが容易に作成され、利用者に提供されるとしても、トレーニングジムにおいて利用できるマシンの台数は限られたものであるため、トレーニングメニューに従ってマシンを利用しようとしたときに、マシンが空いていない状況が生じ得るという問題があった。
また、予定していたマシンが空いていない場合に、同様の効果を得ることのできる代替マシンを自動的に決定することができるものでもなかった。
さらに、代替マシンを決定するにあたっては、利用者の過去の利用状況や好み等を考慮して決定することが好ましいが、これを実現することのできるものでもなかった。
加えて、代替マシンが、元のトレーニングメニューにおけるマシンと異なる種類のものである場合に、元のトレーニングメニューと同等の効果が得られるような、負荷および回数を算出することのできるものではなかった。
【0006】
本発明は、上記の事情にかんがみなされたものであり、トレーニング施設において、受付時およびマシンの使用開始にあたってマシンの使用状況情報にもとづきトレーニングメニューや使用マシンを変更することの可能なトレーニング支援システム、方法、サーバおよびプログラムの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1記載のトレーニング支援システムは、トレーニング施設の利用にあたり、トレーニングメニューおよびマシン使用状況にもとづいて、使用マシンを確定するトレーニング支援システムであって、ユーザ情報を入力してセンタサーバに送信し、このセンタサーバからトレーニングメニューを受信して表示する受付端末と、トレーニングメニュー情報、マシン使用状況情報、および代替マシンとして使用可能なマシンのグループ情報を有するマシングループ情報を保有し、受付端末からユーザ情報を受信すると、このユーザ情報にもとづきトレーニングメニュー情報を検索し、このトレーニングメニュー情報における使用予定マシンにもとづいてマシン使用状況情報を検索し、使用予定マシンが空いていない場合、使用予定マシンにもとづきマシングループ情報を検索して代替マシンの候補を抽出し、この代替マシンの候補から代替マシンを決定してトレーニングメニュー情報を更新し、この更新したトレーニングメニュー情報を受付端末に送信するセンタサーバと、受付端末およびセンタサーバを接続する通信回線と、を有する構成としてある。
【0008】
トレーニング支援システムをこのような構成にすれば、利用者がトレーニング施設を利用するにあたり、トレーニングメニューにおいて使用を予定していたトレーニングマシンが他の利用者により使用中である場合に、自動的に代替マシンを決定して、トレーニングメニューを更新し、この更新した新たなトレーニングメニューにもとづいてトレーニングを行うことが可能となる。
【0009】
トレーニングジムなどのトレーニング施設においては、マシンの台数が限られているため、利用者数がマシンの台数を上回る場合には、利用時間の調整を行うことが必要となる。
しかし、厳密にマシンの使用時間割を設定してトレーニングメニューを作成し、これに従っての利用を利用者に促したとしても、通勤帰りに使用する利用者などの場合、時間が変則的になる場合も多く、かえって利用者に対するサービスが低下することとなる場合もある。
また、マシンが他の利用者により使用中の場合に、各利用者が個人的に順番待ちを行う場合には、複数のマシンによるトレーニングを行う利用者にとって大変不便である。
【0010】
本システムによれば、このように使用予定マシンが使用中である場合に、代替マシンを自動的に決定し、トレーニングメニューを更新することができるため、利用者は不必要に待たされることなく適切にトレーニングを行うことが可能となる。
さらに、代替マシンとして、同一種類のマシンのみならず、同一の運動効果を得ることのできるマシンをマシングループ情報に同一グループとして登録しておくことにより、同一種類のマシンがなかなか空かないような場合であっても、利用者は、待たされることなく十分なトレーニングを行うことが可能となる。
【0011】
本発明の請求項2記載のトレーニング支援システムは、トレーニング施設の利用にあたり、トレーニングメニューおよびマシン使用状況にもとづいて、使用マシンを確定するトレーニング支援システムであって、マシンに接続され、ユーザ情報を入力してセンタサーバに送信し、このセンタサーバからトレーニングメニューを受信して表示するマシン用端末と、トレーニングメニュー情報およびマシン使用状況情報を保有し、マシン用端末からユーザ情報を受信すると、このユーザ情報にもとづきトレーニングメニュー情報を検索し、このトレーニングメニュー情報における使用予定マシンにもとづいてマシン使用状況情報を検索し、使用予定マシンが空いている場合、トレーニングメニュー情報をマシン用端末に送信し、かつ、当該使用予定マシンを使用マシンとしてマシン使用状況情報における当該マシンの情報に対し、使用開始時刻および使用終了予定時刻を更新するセンタサーバと、マシン用端末およびセンタサーバを接続する通信回線と、を有する構成としてある。
【0012】
トレーニング支援システムをこのような構成にすれば、利用者は、マシンの使用時に、マシン用端末にIDカードの挿入などにより、ユーザ情報を入力することにより、トレーニングメニューにおける使用予定マシンの使用状況を把握することが可能となる。
そして、空いている場合には、これを利用することができ、そのマシンに対して使用中であることをマシン使用状況情報に自動的に登録することができる。
これによって、複数のトレーニングメニューをこなす利用者は、マシンごとにその利用状況を確認し、空いている場合に利用することができる。このようにすれば、あらかじめマシンの利用予定を厳密に固定することなく、仮の予定としてトレーニングメニューに設定し、実際の使用時に再度確認して使用可能とすることによって、実情に応じて用いやすい柔軟なトレーニング支援システムとすることが可能となる。
【0013】
本発明の請求項3記載のトレーニング支援システムは、センタサーバが、代替マシンとして使用可能なマシンのグループ情報を有するマシングループ情報を保有し、マシン用端末からユーザ情報を受信して、使用予定マシンの使用状況情報を検索した場合であって、使用予定マシンが空いていない場合、使用予定マシンにもとづきマシングループ情報を検索して代替マシンの候補を抽出し、この代替マシンの候補から代替マシンを決定して、トレーニングメニュー情報を更新し、この更新したトレーニングメニュー情報をマシン用端末に送信し、かつ、マシン使用状況情報における当該代替マシンの情報に対し、使用開始時刻および使用終了予定時刻を更新する構成としてある。
【0014】
トレーニング支援システムをこのような構成にすれば、利用者が、マシンを使用するためにマシン用端末にユーザ情報を入力した時に、その利用者のトレーニングメニューにおける使用予定マシンが他の利用者により使用中である場合、センタサーバは、自動的にその使用予定マシンを代替マシンに変更してトレーニングメニューを更新し、これをマシン用端末に送信することができる。
このため、利用者は、その代替マシンを使用してトレーニングを行うことができるため、不必要に待たされることなくトレーニングを続けることが可能となる。
【0015】
本発明の請求項4記載のトレーニング支援システムは、センタサーバが、少なくともマシンID,利用者のユーザID,使用開始時刻,使用終了時刻を有するトレーニング履歴情報を保有し、代替マシンの決定にあたり、マシン使用状況情報において未使用のマシンのうち、トレーニング履歴情報における当該利用者の履歴情報として最も多く登録されているマシンを、またはトレーニング履歴情報における当該利用者の履歴情報として最も評価の高いマシンを代替マシンとして決定する構成としてある。
【0016】
トレーニング支援システムをこのような構成にすれば、センタサーバが、代替マシンを決定するにあたり、その利用者のトレーニング履歴情報を参照し、この履歴情報を考慮した上で代替マシンを決定することが可能となる。
すなわち、利用者が過去によく使用したマシンで空いているものを代替マシンとすることができる。また、トレーニング履歴情報に利用者の満足度などを登録可能とすれば、この満足度の高いマシンで空いているものを代替マシンとすることができる。
これによって、利用者は、使い慣れたマシンや好みのマシンを優先的に使用することが可能となる。
【0017】
本発明の請求項5記載のトレーニング支援システムは、センタサーバが、代替マシンの決定にあたり、トレーニングメニュー情報における使用予定マシンに対応する負荷および回数と、マシングループ情報における代替マシンに対応する負荷および回数にもとづいて、当該代替マシンを使用するための負荷および回数を算出し、当該代替マシン,算出した負荷および回数の情報をトレーニングメニューに更新して受付端末またはマシン用端末に送信する構成としてある。
【0018】
トレーニング支援システムをこのような構成にすれば、センタサーバは、代替マシンを決定するにあたり、元のトレーニングメニューにおける当該トレーニングと、同等の効果が得られるように、代替マシンの負荷および回数を算出し、これを利用者に提示することができる。もちろん、これをトレーニングメニュー情報に更新して反映させることもできる。
これにより、元のマシンと異なる種類のマシンが代替マシンとして決定されたような場合でも、利用者は、元のマシンを使用した場合と同様の運動効果を得ることが可能となる。
なお、マシンの負荷とは、マシンを使用する際に利用者により選択可能な力の大きさを示すものであり、例えば、50kg重や100kg重などとして示されているものである。また、回数とは、そのマシンを利用して実行するトレーニングの回数を示すものであり、例えば、「スクワットマシンを使用して50kg重の負荷でスクワットを10回行う」などいうメニューを想定することができる。
【0019】
本発明の請求項6記載のトレーニング支援システムは、センタサーバが、トレーニング履歴情報を保有し、マシン用端末からマシンの使用が終了したことを示す情報が送信されてくると、当該マシンの使用について少なくともマシンID,利用者のユーザID,使用開始時刻,使用終了時刻をトレーニング履歴情報に追加し、マシン使用状況情報における当該マシンに対応する使用状況情報を初期化する構成としてある。
【0020】
トレーニング支援システムをこのような構成にすれば、利用者が、マシン用端末からIDカードを抜取ることなどにより、マシンの使用を終了したことを示す情報をマシン用端末に与えると、マシン用端末は、これをセンタサーバに送信し、センタサーバによりトレーニング履歴情報とマシン使用状況情報を更新することができる。
このため、本システムによれば、適切にトレーニング履歴情報を記録することができるとともに、トレーニング施設側の手を煩わせることなく、常に最新のマシン使用状況情報を保有することが可能となる。
【0021】
本発明の請求項7記載のトレーニング支援システムは、トレーニング支援システムが、通信回線を介してセンタサーバに接続されたユーザ端末を有し、ユーザ端末が、センタサーバからトレーニングメニュー情報を受信するとともに、トレーニング実績情報を入力してセンタサーバに送信し、センタサーバが、トレーニング実績情報をトレーニング履歴情報に更新する構成としてある。
【0022】
トレーニング支援システムをこのような構成にすれば、利用者が、トレーニング施設に来ることができず、自宅などにおいてトレーニングをする場合に、ユーザ端末を用いてトレーニングメニューを受信することができるとともに、自宅で行ったトレーニング内容をユーザ端末から通信回線を介してセンタサーバに送信し、これを履歴として登録することができる。
これによって、利用者は、自宅においても適切にトレーニングを行うことが可能となる。
【0023】
本発明の請求項8記載のトレーニング支援システムは、ユーザ端末が、代替トレーニング情報を入力してセンタサーバに送信し、センタサーバが、トレーニングメニュー情報における使用予定マシンに対応する負荷および回数と、代替トレーニング情報にもとづいて、当該代替トレーニングのための運動量を算出し、算出した運動量をユーザ端末に送信する構成としてある。
【0024】
トレーニング支援システムをこのような構成にすれば、利用者が、自宅などにおいてトレーニングをする場合に、自宅において行うトレーニング内容をユーザ端末からセンタサーバに送信することによって、トレーニング施設において行う予定であったトレーニングメニューと同様の運動量でトレーニングを行うことが可能となる。
【0025】
例えば、利用者が、トレーニングメニューにおける腕力を鍛えるマシンによる運動の代わりに、自宅で腕立て伏せを行う場合、ユーザ端末からユーザIDおよびパスワード等による認証を受けた後に、上記マシンの代わりに、腕立て伏せを行うという情報をセンタサーバに送信することによって、センタサーバに、そのトレーニングメニューにおけるマシンの負荷と回数にもとづいて、腕立て伏せの回数に変換するテーブル等を検索させ、センタサーバから適切な腕立て伏せの回数をユーザ端末に送信させるようにすることができる。
自宅におけるトレーニング器具を用いる場合も同様にすることができる。
【0026】
また、利用者が自宅などで行ったトレーニング実績をユーザ端末からセンタサーバに送信することにより、センタサーバは、その実績をトレーニング履歴情報として記憶することができる。
このため、利用者は、トレーニング施設に通うことができないような場合でも適切にトレーニングを継続することが可能となる。
【0027】
本発明の請求項9記載のトレーニング支援方法は、トレーニング施設の利用にあたり、センタサーバが、受付端末からの通信回線を介する要求に応じて、トレーニングメニューおよびマシン使用状況にもとづき使用マシンを確定するトレーニング支援方法であって、受付端末が、ユーザ情報を入力してセンタサーバに送信し、センタサーバが、ユーザ情報にもとづいてトレーニングメニュー情報を検索するとともに、このトレーニングメニュー情報における使用予定マシンにもとづいてマシン使用状況情報を検索し、使用予定マシンが空いていない場合、使用予定マシンにもとづきマシングループ情報を検索して代替マシンの候補を抽出し、この代替マシンの候補から代替マシンを決定してトレーニングメニュー情報を更新し、この更新したトレーニングメニュー情報を受付端末に送信し、受付端末が、更新したトレーニングメニュー情報を表示する方法としてある。
【0028】
トレーニング支援方法をこのような方法にすれば、トレーニング施設は、センタサーバにより、利用受付時に、利用者のトレーニングメニューにおいて使用予定のあるマシンの使用状況を確認し、マシンが使用中である場合には、自動的に代替マシンを設定してトレーニングメニューを更新し、利用者に提供することができる。
これにより、利用者がトレーニングマシンを実際に使用することが確定的である時点でマシンの割り振りを決定することができるため、予約されているにもかかわらず使用されないマシンが生じることを防ぐことができるとともに、トレーニングメニューにしたがって適切にマシンを割り当てることが可能となる。
【0029】
本発明の請求項10記載のトレーニング支援方法は、トレーニング施設の利用にあたり、センタサーバが、マシンに接続されたマシン用端末からの通信回線を介する要求に応じて、トレーニングメニューおよびマシン使用状況にもとづき使用マシンを確定するトレーニング支援方法であって、マシン用端末が、ユーザ情報を入力してセンタサーバに送信し、センタサーバが、ユーザ情報にもとづいてトレーニングメニュー情報を検索するとともに、このトレーニングメニュー情報における使用予定マシンにもとづいてマシン使用状況情報を検索し、使用予定マシンが空いている場合、トレーニングメニュー情報をマシン用端末に送信し、かつ、当該使用予定マシンを使用マシンとしてマシン使用状況情報における当該マシンの情報に対し、使用開始時刻および使用終了予定時刻を更新し、使用予定マシンが空いていない場合、使用予定マシンにもとづきマシングループ情報を検索して代替マシンの候補を抽出し、この代替マシンの候補から代替マシンを決定して、トレーニングメニュー情報における使用予定マシンを代替マシンに更新するとともに、この更新したトレーニングメニュー情報をマシン用端末に送信し、かつ、マシン使用状況情報における当該代替マシンの情報に対し、使用開始時刻および使用終了予定時刻を更新し、マシン用端末が、トレーニングメニュー情報を表示する方法としてある。
【0030】
トレーニング支援方法をこのような方法にすれば、トレーニング施設は、センタサーバにより、利用者が実際にマシンを使用するタイミングで、マシンの使用状況を確認し、空いている場合に、そのマシンの使用を許可するとともに、そのマシンの使用状況情報を使用中に設定することができる。
また、空いていない場合は、代替マシンを設定して、利用者に提供することができる。
そして、いずれの場合にも、利用者は、マシン用端末により、トレーニングメニューを確認することができる。
【0031】
これによって、利用者がトレーニングメニューにしたがって、マシンを実際に使用する際に、マシンの空き状況を判断して、最終的な使用許可を与えることができるとともに、空いていない場合には、代替マシンを自動的に設定することができるため、マシンの割り振りを柔軟なものとすることができ、マシンの利用効率を高めることが可能となる。その結果、利用者にとっても、不必要に待たされることなく、適切に順次トレーニングメニューをこなすことが可能となる。
【0032】
本発明の請求項11記載のトレーニング支援サーバは、トレーニング施設の利用にあたり、受付端末からの通信回線を介する要求に応じて、トレーニングメニューおよびマシン使用状況にもとづき使用マシンを確定するトレーニング支援サーバであって、トレーニングメニュー情報、マシン使用状況情報、および代替マシンとして使用可能なマシンのグループ情報を有するマシングループ情報を保有し、受付端末から送信されてきたユーザ情報にもとづいてトレーニングメニュー情報を検索するとともに、このトレーニングメニュー情報における使用予定マシンにもとづいてマシン使用状況情報を検索し、使用予定マシンが空いていない場合、使用予定マシンにもとづきマシングループ情報を検索して代替マシンの候補を抽出し、この代替マシンの候補から代替マシンを決定してトレーニングメニュー情報を更新し、この更新したトレーニングメニュー情報を受付端末に送信する構成としてある。
【0033】
トレーニング支援サーバをこのような構成にすれば、トレーニング施設の利用受付時に、各利用者のトレーニングメニューにおける使用予定マシンを確認し、空いていない場合には、代替マシンを決定してトレーニングメニューを更新し、利用者に提供することができる。
このとき、トレーニングメニューにおけるすべての使用予定マシンについて、その使用状況を確認し、代替マシンの決定を行ってもよいが、トレーニングメニューにおける最初の使用予定マシンについてのみ行うようにしてもよい。もちろん、マシン使用状況情報における各マシンの終了日時にもとづいて、空きでないことが判断可能なマシンについてのみすべて代替マシンの決定を行うようにしてもよい。
【0034】
これにより、トレーニング施設側は、トレーナーの負荷を軽減することができるとともに、マシンの稼働効率を最適化することができ、利用者は、不必要に待たされることなく、トレーニングメニューにしたがって、トレーニングメニューをこなすことが可能となる。
なお、トレーニング支援サーバは、上記トレーニング支援システムにおけるセンタサーバに相当するものである。
【0035】
本発明の請求項12記載のトレーニング支援サーバは、トレーニング施設の利用にあたり、マシンに接続されたマシン用端末からの通信回線を介する要求に応じて、トレーニングメニューおよびマシン使用状況にもとづき使用マシンを確定するトレーニング支援サーバであって、トレーニングメニュー情報、マシン使用状況情報、および代替マシンとして使用可能なマシンのグループ情報を有するマシングループ情報を保有し、マシン用端末から送信されてきたユーザ情報にもとづいてトレーニングメニュー情報を検索するとともに、このトレーニングメニュー情報における使用予定マシンにもとづいてマシン使用状況情報を検索し、使用予定マシンが空いている場合、当該使用予定マシンを使用マシンとしてマシン使用状況情報における当該マシンの情報に対し、使用開始時刻および使用終了予定時刻を更新し、使用予定マシンが空いていない場合、使用予定マシンにもとづきマシングループ情報を検索して代替マシンの候補を抽出し、この代替マシンの候補から代替マシンを決定し、マシン使用状況情報における当該代替マシンの情報に対し、使用開始時刻および使用終了予定時刻を更新する構成としてある。
【0036】
トレーニング支援サーバをこのような構成にすれば、利用者が実際にトレーニングマシンを使用するタイミングで、その空き状況を判断し、空いていればトレーニングメニュー通りのマシンを使用マシンとして決定し、空いていない場合には、代替マシンを決定して、マシン使用状況情報にその使用状況を登録することができる。
このため、マシンの割り振りを柔軟に行うことができ、トレーニング施設側にとってはマシンの稼働効率がよく、利用者側にとっては待ち時間が発生しずらい利便性の高いものとすることができる。
【0037】
本発明の請求項13記載のトレーニング支援サーバは、センタサーバが、代替マシンの決定にあたり、トレーニングメニュー情報における使用予定マシンに対応する負荷および回数と、マシングループ情報における代替マシンに対応する負荷および回数にもとづいて、当該代替マシンを使用するための負荷および回数を算出し、当該代替マシン,負荷,回数の情報を受付端末またはマシン用端末に送信する構成としてある。
【0038】
トレーニング支援サーバをこのような構成にすれば、代替マシンを決定するにあたり、元の代替マシンを使用した場合の効果と同様の効果を得ることができるように、その代替マシンの負荷および実行回数を算出することができる。
このため、利用者は、代替マシンを使用しても、元のマシンを使用した場合と同様の運動効果を得ることが可能となる。
【0039】
本発明の請求項14記載のトレーニング支援プログラムは、トレーニング施設の利用にあたり、受付端末からの通信回線を介する要求に応じて、トレーニング支援サーバに、トレーニングメニューおよびマシン使用状況にもとづき使用マシンを確定させるトレーニング支援プログラムであって、トレーニングメニュー情報、マシン使用状況情報、および代替マシンとして使用可能なマシンのグループ情報を有するマシングループ情報を保有するトレーニング支援サーバに、受付端末から送信されてきたユーザ情報にもとづいてトレーニングメニュー情報を検索させるとともに、このトレーニングメニュー情報における使用予定マシンにもとづいてマシン使用状況情報を検索させ、使用予定マシンが空いていない場合、使用予定マシンにもとづきマシングループ情報を検索させて代替マシンの候補を抽出させ、この代替マシンの候補から代替マシンを決定させてトレーニングメニュー情報を更新させ、この更新したトレーニングメニュー情報を受付端末に送信させる構成としてある。
【0040】
トレーニング支援プログラムをこのような構成にすれば、トレーニング支援サーバに、トレーニング施設の利用受付時に各利用者のトレーニングメニューにおける使用予定マシンを確認させ、空いていない場合には、代替マシンを決定させてトレーニングメニューを更新させ、利用者に提供させることができる。
これによって、マシンの稼働効率を最適化することができるとともに、利用者を不必要に待たせることなく、マシンを使用可能とすることができる。
【0041】
本発明の請求項15記載のトレーニング支援プログラムは、トレーニング施設の利用にあたり、マシンに接続されたマシン用端末からの通信回線を介する要求に応じて、トレーニング支援サーバに、トレーニングメニューおよびマシン使用状況にもとづき使用マシンを確定させるトレーニング支援プログラムであって、トレーニングメニュー情報、マシン使用状況情報、および代替マシンとして使用可能なマシンのグループ情報を有するマシングループ情報を保有するトレーニング支援サーバに、マシン用端末から送信されてきたユーザ情報にもとづいてトレーニングメニュー情報を検索させるとともに、このトレーニングメニュー情報における使用予定マシンにもとづいてマシン使用状況情報を検索させ、使用予定マシンが空いている場合、当該使用予定マシンを使用マシンとしてマシン使用状況情報における当該マシンの情報に対し、使用開始時刻および使用終了予定時刻を更新させ、使用予定マシンが空いていない場合、使用予定マシンにもとづきマシングループ情報を検索させて代替マシンの候補を抽出させ、この代替マシンの候補から代替マシンを決定させ、マシン使用状況情報における当該代替マシンの情報に対し、使用開始時刻および使用終了予定時刻を更新させる構成としてある。
【0042】
トレーニング支援プログラムをこのような構成にすれば、トレーニング支援サーバに、利用者が実際にトレーニングマシンを使用するタイミングで、その空き状況を判断させ、空いていればトレーニングメニュー通りのマシンを使用マシンとして決定させ、空いていない場合には、代替マシンを決定させて、マシン使用状況情報にその使用状況を登録させることができる。
このため、マシンの割り振りを柔軟に行うことができ、トレーニング施設側にとってはマシンの稼働効率がよく、利用者側にとっては待ち時間が発生しにくい利便性の高いものとすることができる。
【0043】
本発明の請求項16記載のトレーニング支援プログラムは、トレーニング支援サーバに、代替マシンの決定にあたり、トレーニングメニュー情報における使用予定マシンに対応する負荷および回数と、マシングループ情報における代替マシンに対応する負荷および回数にもとづいて、当該代替マシンを使用するための負荷および回数を算出させ、当該代替マシン,負荷,回数の情報を受付端末またはマシン用端末に送信させる構成としてある。
【0044】
トレーニング支援プログラムをこのような構成にすれば、トレーニング支援サーバに、代替マシンを決定するにあたり、元の代替マシンを使用した場合の効果と同様の効果が得られるように、その代替マシンの負荷および実行回数を算出させることができる。
このため、利用者は、代替マシンを使用しても、元のマシンを使用した場合と同様の運動効果を得ることが可能となる。
【0045】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照して説明する。
[第一実施形態]
まず、本発明の第一実施形態の構成について、図1〜図4を参照して説明する。図1は、本実施形態のトレーニング支援システムの構成を示すブロック図である。図2は、同システムにおけるセンタサーバの構成を示すブロック図である。図3は、同システムにおけるトレーニングメニューデータベースおよびトレーニング履歴データベースのデータ構造を示す図である。図4は、同システムにおけるマシングループデータベースおよびマシン使用状況データベースのデータ構造を示す図である。
【0046】
図1に示すように、本実施形態のトレーニング支援システムは、受付端末10,センタサーバ20,マシン用端末30(30−1〜30−n),マシン31(31−1〜31−n),通信回線50を有している。
受付端末10は、トレーニング施設の受付のおいて使用される端末であり、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置を用いることができる。
この受付端末10は、IDカードの挿入を受けると、このIDカードからユーザIDとパスワードを読み取り、センタサーバ20に送信する。この受付端末10におけるユーザIDとパスワード等のユーザ情報の入力はIDカードによるのみならず、手入力によるものとしてもかまわない。
そして、センタサーバ20からトレーニングメニューを受信して表示するとともに、「本日のトレーニングメニュー」などとして印刷することの可能である。また、使用予定マシンの使用可否や、代替マシン等を表示することもできる。
【0047】
センタサーバ20は、トレーニング施設において管理され、ユーザ情報やトレーニングメニュー、マシンの使用状況等の各種情報を記憶するとともに、これらの情報にもとづいて、利用者に対するトレーニングメニューの提供、使用マシンの決定等の処理を実行する。このセンタサーバ20としては、ワークステーションやサーバ等を用いることができる。
センタサーバ20は、図2に示すように、記憶部21と処理部22を有しており、記憶部21は、ユーザ情報データベース21−1,トレーニングメニューデータベース21−2,トレーニング履歴データベース21−3,マシングループデータベース21−4,マシン使用状況データベース21−5を、処理部22は、認証部22−1,マシン使用状況判定部22−2,代替マシン決定部22−3,マシン使用状況更新部22−4,トレーニングメニュー更新部22−5,トレーニング履歴更新部22−6を有している。
【0048】
ユーザ情報データベース22−1は、ユーザIDおよびパスワード等を記憶する。
トレーニングメニューデータベース21−2は、利用者ごとにトレーニングメニューを記憶する記憶部であり、そのデータ構造は、図3(a)に示すように、例えば、ユーザID,メニュー,負荷,回数,開始予定日時,終了予定日時等とすることができる。
なお、本実施形態においては、トレーニングメニューは、トレーニング施設において用意されているトレーニングメニューから利用者によりあらかじめ選択されることなどにより、事前に登録されていることを前提としているが、以下に示す第二実施形態において説明するように、このトレーニングメニューを利用者の希望情報等にもとづいて自動的に生成するようにすることもできる。
【0049】
トレーニング履歴データベース21−3は、利用者のトレーニングメニューごとにトレーニング履歴を記憶する記憶部であり、そのデータ構造は、図3(b)に示すように、例えば、ユーザID,マシンID,開始日時,終了日時,負荷,回数等とすることができる。
【0050】
マシングループデータベース21−4は、代替マシンとして使用することのできるマシンのグループ情報を保有するものであり、そのデータ構造は、図4(a)に示すように、例えば、グループID,マシンID,負荷,回数等とすることができる。
なお、このマシングループデータベース21−4における負荷,回数は、各マシンにおける標準的な負荷,回数を示すものである。このような情報を設けることによって、同じ部位を鍛える別のマシンを代替マシンとして使用する場合に、どの程度の負荷で何回行えばよいかを容易に算出することが可能となる。
【0051】
マシン使用状況データベース21−5は、マシンごとにその使用状況と終了予定時間を管理するものであり、そのデータ構造は、図4(b)に示すように、例えば、マシンID,ユーザID,開始日時,終了予定日時,ステータス等とすることができる。ステータスとは、マシンの使用状況を判定するためのフラグを記憶するフィールドであり、例えば、「1」の場合に使用中、「0」の場合に、空いていることを示すようにすることができる。
なお、これらのデータベースは、センタサーバ20の内部構成要素としてもたせるほか、センタサーバ20に接続する外部記憶装置としてもたせるようにしてもよい。
【0052】
認証部22−1は、入力されたユーザ情報にもとづいて、ユーザ認証を実行する。
例えば、受付端末10に接続されたカードリーダに利用者のIDカードが挿入され、受付端末10がこのIDカードから利用者のユーザIDおよびパスワードを読み取りセンタサーバ20に送信されてくると、認証部22−1は、このIDおよびパスワードがユーザ情報データベース21−1に登録されているかどうかを検索し、登録されている場合に認証を成功と判断し、登録されていない場合に認証を失敗と判断する。その他の端末からユーザ情報が送信されてきた場合も同様である。
【0053】
マシン使用状況判定部22−2は、ユーザ認証が成功した利用者のトレーニングメニューを、ユーザIDにもとづいてトレーニングメニューデータベース21−2から抽出する。
さらに、このトレーニングメニューにおけるマシンIDにもとづいてマシン使用状況データベース21−5を検索し、そのマシンが空いているかどうかを判断する。
なお、トレーニングメニューにおける判定対象とするマシンをどのように決定するのかについては、運用に応じて適宜設定する。例えば、ユーザ情報が受付端末10から送信されてきた場合には、最初のメニューのマシンについて、あるいは、すべてのマシンについて行うようにすることができる。また、マシン用端末30からユーザ情報を送信する場合は、このマシン用端末30に接続されているマシンについて、上記判定を行うようにすることができる。
【0054】
代替マシン決定部22−3は、マシン使用状況判定部22−2により、マシンが空いていないと判定された場合に、そのマシンの代わりに利用者に提供するためのマシンを決定する。
代替マシン決定部22−3は、マシンが空いていないと判定されたマシンIDにもとづいて、マシングループデータベース21−4を検索し、そのマシンIDが属するグループIDを抽出する。そして、このグループIDと同一のグループIDを有する他のマシンを代替マシンの候補(以下、代替候補マシンと称する場合がある。)とする。
この代替候補マシンが、一台であり、空いている場合は、これが代替マシンとして決定される。
また、同一のグループIDを有する代替候補マシンが複数ある場合は、そのうちの一のマシンを代替マシンとして、ランダムに決定することができる。
【0055】
また、上記代替候補マシンのマシンIDにもとづいて、トレーニング履歴データベース21−3を検索し、それぞれのマシンの使用回数を算出して、最も使用回数の多いマシンのうちの一で空いているものを、代替マシンとして決定するようにすることができる。
さらに、利用者に、各マシンを使用したときの満足度を入力してもらい、これをトレーニング履歴データベース21−3に記憶しておくことにより、あるいは利用者ごとにテーブルとして、記憶部21に保有しておくことにより、その満足度をマシンIDにもとづき検索して、最も満足度の高いマシンのうちの一で空いているものを代替マシンとして決定するようにすることもできる。
【0056】
その他、例えば、複数のグループに属するマシン(図4(a)のM41等)など所定のマシンについては、優先順位の低いマシンとしてテーブルなどに保有させ、代替候補マシンが複数有る場合には、このテーブルに登録されているマシン以外を優先して代替マシンとしたり、マシングループデータベース21−4やユーザ情報データベース21−1にマシンの優先順位を示すフィールドをもたせて、これにもとづき代替候補マシンから代替マシンを決定するようにすることも可能である。
なお、代替候補マシンが空いているかどうかについては、使用予定マシンの場合と同様にマシン使用状況データベース21−5をマシンIDにもとづき検索することによって判定することができる。
【0057】
マシン使用状況更新部22−4は、利用者によるマシンの使用開始時および使用終了時にマシン使用状況データベース21−5における開始日時および終了予定日時とステータスを更新する。
例えば、マシン用端末30にIDカードが挿入され、センタサーバ20に利用者のユーザIDおよびパスワードが送信されてくると、センタサーバ20は、ユーザ認証、マシン使用状況判定、必要に応じて代替マシンの決定等の処理を経た後、使用マシンとして決定されたマシンについて、マシン使用状況データベース21−5における当該マシンの開始日時に現在日時を設定し、ステータスを使用中に設定する。
【0058】
終了予定日時の設定については、種々の方法を取ることができるが、例えば、ユーザIDおよびマシンIDにもとづいて、トレーニング履歴データベース21−3を検索し、得られた履歴情報の終了日時と開始日時とからトレーニング時間を算出するとともに、その平均時間を算出し、これを現在日時に加えることによって、終了予定日時を設定するようにすることができる。
その他、そのマシンの使用時間として一般的に想定される所定の時間を現在日時に加えて終了予定日時として設定することもできる。
なお、マシン使用状況データベース21−5から終了予定日時またはステータスのいずれか一方を省略して使用することもできる。マシン使用状況データベース21−5からステータスを省略した場合は、使用状況の判定は、現在日時が開始日時および終了予定日時の間にあるかどうかにより判断することができる。
【0059】
トレーニングメニュー更新部22−5は、代替マシンが決定された場合に、そのトレーニングメニューにおけるマシンの情報を代替マシンに変更して、トレーニングメニューデータベース21−2を更新する。
また、開始予定時刻および終了予定時刻を設定し、トレーニングメニューデータベース21−2を更新する。
開始予定時刻の設定基準については、種々の方法とすることができるが、受付時、すなわち、受付端末10からユーザ情報が送信されてきた場合は、現在時刻に所定の平均準備時間(例えば、着替えや準備体操等に必要な時間として10分間)を加えた時刻を開始予定日時とすることができる。
なお、このような準備をメニューの一つと捉えるようにすることもできる。この場合、トレーニングメニュー更新部22−5は、受付時に、トレーニングメニューにおける準備の開始予定時刻に現在時刻を設定し、最初に使用するマシンの開始予定時刻に現在時刻に所定の平均準備時間を加えた時刻を設定することができる。
終了予定日時については、マシン使用状況データベース21−5における終了日時の設定の場合と同様にすることができる。
【0060】
なお、トレーニングメニューにおいて、次以降に使用する予定のマシンについての開始予定日時および終了予定日時については、その前に使用するマシンの終了予定日時にもとづいて、適宜設定することができる。すなわち、次以降に使用する予定のマシンについての開始予定日時は、その前に使用するマシンの終了予定日時に休憩時間を加えた日時とすることができる。さらに、この次以降に使用する予定のマシンの終了予定時刻についても、その前に使用するマシンと同様の方法で設定することができる。
【0061】
さらに、トレーニングメニュー更新部22−5に、受付端末10やマシン用端末30等からの要求にもとづいて、トレーニングメニュー変更画面をこれらの端末に送信させ、この画面を用いて変更入力されたトレーニングメニューをトレーニングメニューデータベース21−2に更新させることにより、ユーザとトレーナーによりトレーニングメニューをカスタマイズ可能とする機能をもたせることが好ましい。
【0062】
トレーニング履歴更新部22−6は、マシン用端末30からマシンの使用を終了したことを示す情報が送信されてくると、トレーニング履歴データベース21−3に対して、そのユーザによるマシンの使用履歴情報を更新する。
このとき、トレーニング履歴更新部22−6は、マシン用端末30からユーザID,マシンID,負荷,回数を受信し、これをトレーニング履歴データベース21−3に登録するとともに、マシン使用状況データベース21−5からユーザID,マシンIDにもとづいて、使用していたマシンについての開始日時を抽出し、これをトレーニング履歴データベース21−3の開始日時に登録する。
また、トレーニング履歴データベース21−3の終了日時には、現在日時を登録する。
なお、認証部22−1,マシン使用状況判定部22−2,代替マシン決定部22−3,マシン使用状況更新部22−4,トレーニングメニュー更新部22−5,トレーニング履歴更新部22−6は、センタサーバ20に対してそれぞれを実行させるためのアプリケーションプログラムが、センタサーバ20におけるメモリ上に展開され、CPUにより実行可能な状態となっているものである。
【0063】
マシン用端末30(30−1〜30−n)は、図1に示すように、それぞれマシン31(31−1〜31−n)に接続され、これらのマシンから行われたトレーニングの負荷および回数を受信する。このマシン用端末30とマシン31は、同図に示すように1対1で構成する他、マシン用端末30一台に複数台のマシン31を接続する構成とすることもできる。
マシン用端末30は、利用者により、IDカードの挿入を受けると、このIDカードからユーザIDとパスワードを読み取り、センタサーバ20に送信する。このマシン用端末30におけるユーザIDとパスワード等のユーザ情報の入力はIDカードによるのみならず、手入力によるものとしてもかまわない。
【0064】
そして、センタサーバ20からトレーニングメニューを受信して表示し、使用予定マシンの使用可否を表示することができる。また、使用予定マシンが空いていない場合であって、代替マシンの使用ができる場合は、その代替マシンがどのマシンであるかをトレーニングメニューにもとづき表示する。
また、代替マシンとして設定することのできるマシンもすべて空いていない場合にのみ、これを示すメッセージを出力するとともに、使用予定マシンおよび代替候補マシンの終了予定時刻を表示する。このとき、最も終了予定時刻の早いマシンを使用予定マシンとして表示してもよい。
なお、マシン用端末30に関する上記各処理において、マシン用端末30には、データの受信および表示のみを担当させ、他の処理は、すべてセンタサーバ20において実行させるようにすることができる。
【0065】
通信回線50は、従来公知の任意好適な公衆回線、商業回線又は専用回線を用いることができる。また受付端末10,センタサーバ20,マシン用端末30のそれぞれの間においては、同一又は別個の通信回線で構成することができる。
さらに、通信回線50は、受付端末10,センタサーバ20,マシン用端末30のそれぞれの間を、無線あるいは有線で接続可能な回線であり、例えば、公衆回線網、専用回線網、インターネット回線網およびイントラネット網により構成することができる。
【0066】
次に、本実施形態のトレーニング支援システムにおける処理手順について、図5〜図11を参照して説明する。
図5〜図11は、それぞれ同システムにおける受付端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いている場合)の処理手順を示す動作手順図,受付端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いておらず、代替マシンがある場合)の処理手順を示す動作手順図,受付端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いておらず、代替マシンがない場合)の処理手順を示す動作手順図,マシン用端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いている場合)の処理手順を示す動作手順図,マシン用端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いておらず、代替マシンがある場合)の処理手順を示す動作手順図,マシン用端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いておらず、代替マシンがない場合)の処理手順を示す動作手順図,マシン用端末からのIDカード抜取り時の動作の処理手順を示す動作手順図である。
【0067】
<1.受付端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いている場合)の処理手順>
まず、図5を参照して、受付端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いている場合)の処理手順について説明する。
受付端末10は、IDカードを挿入すると(ステップ10)、このIDカードからユーザIDとパスワード等のIDカード情報を読み取って、これをセンタサーバ20に送信する(ステップ11)。
センタサーバ20は、ユーザIDとパスワードにもとづいてユーザ認証を実行し(ステップ12)、この認証が成功すると、ユーザIDにもとづきトレーニングメニューデータベース21−2を検索して、このユーザIDに対応するトレーニングメニューを取得する(ステップ13)。
【0068】
次に、このトレーニングメニューにおけるメニューから最初のトレーニング内容として登録されているマシンIDを抽出し、マシンIDにもとづいてマシン使用状況データベース21−5を検索して、そのマシンが空いているかどうかを判定する(ステップ14)。このとき、マシン使用状況データベース21−5のステータスの情報により空きかどうかを判定することができる。
また、受付時における利用者の使用開始予定時刻を考慮して、例えば、現在時刻から10分後に、マシンが空き状況となるかどうかをマシン使用状況データベース21−5における終了予定日時にもとづき判断し、空きがどうかを判断するようにすることもできる。
さらに、トレーニングメニューにおける最初のトレーニング内容のみならず、マシン使用状況データベース21−5における終了予定日時を考慮して、全てのメニューについて、空き判断を実行してもかまわない。
【0069】
そして、マシンが空きであると判断された場合、センタサーバ20は、トレーニングメニュー更新部22−5の説明において上述したように、そのマシンの使用開始予定日時および使用終了予定日時を算出し(ステップ15)、トレーニングメニューデータベース21−2における当該トレーニングメニューの開始予定日時および終了予定日時を更新する(ステップ16)。
そして、センタサーバ20は、この更新したトレーニングメニューを、受付端末10に送信し(ステップ17)、受付端末10は、このトレーニングメニューを表示する(ステップ18)。
【0070】
<2.受付端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いておらず、代替マシンがある場合)の処理手順>
次に、図6を参照して、受付端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いておらず、代替マシンがある場合)の処理手順について説明する。
受付端末10が、IDカードを挿入する動作からセンタサーバ20がトレーニングメニューの検索を行うまでの動作(ステップ30〜ステップ33)については、図5に示す動作(ステップ10〜ステップ13)と同様である。
次に、センタサーバ20が、ユーザIDとマシンIDにもとづきマシン使用状況データベース21−5を検索し、そのマシンが空いていない場合は、このマシンIDにもとづきマシングループデータベース21−4を検索する(ステップ34)。
そして、このマシンのグループIDを取得し、同一グループIDを有するマシンをマシングループデータベース21−4から代替候補マシンとして抽出し、この代替候補マシンから代替マシンを決定する(ステップ35)。
【0071】
この代替マシンの決定は、種々の方法とすることができるが、例えば、代替マシン決定部22−3の説明において上述したように、トレーニング履歴データベース21−3を検索して、利用者がこれまで最も多く利用し、馴染みのあるマシンを決定するようにすることができる。また、利用者により登録された各マシンの好みを示す優先順位情報にもとづき代替マシンを決定するようにすることができる。もちろん、代替候補マシンの中なら代替マシンをランダムに決定することも可能である。
なお、代替マシンの決定にあたっては、空いているマシンを代替マシンとして決定する必要があることはいうまでもない。このため、各代替候補マシンにもとづいてマシン使用状況データベース21−5を検索し、それぞれの代替候補マシンの空き状況を判定して、空いている代替候補マシンの中から代替マシンを決定する。
【0072】
次に、センタサーバ20は、その代替マシンを使用する場合の負荷および回数を算出する(ステップ36)。
この代替マシンの負荷の算出は、例えば、代替マシンの負荷としてマシングループデータベース21−4に登録されていた負荷をF12、元の使用予定マシンの負荷としてマシングループデータベース21−4に登録されていた負荷をF11とすると、当該代替使用における代替マシンの負荷は、トレーニングメニューにおける負荷F11’×F12/F11として求めることができる。
また、この代替マシンの回数の算出は、例えば、代替マシンの回数としてマシングループデータベース21−4に登録されていた回数をK12、元の使用予定マシンの回数としてマシングループデータベース21−4に登録されていた回数をK11とすると、当該代替使用における代替マシンの回数は、トレーニングメニューにおける回数K11’×K12/K11として求めることができる。
【0073】
そして、図5の場合と同様に、使用開始予定日時および使用終了予定日時を算出し(ステップ37)、トレーニングメニューデータベース21−2におけるメニューを代替マシンに変更するとともに、開始予定日時および終了予定日時に登録されている情報を、算出した使用開始予定日時および使用終了予定日時に変更して、トレーニングメニューを更新する(ステップ38)。
そして、更新したトレーニングメニューを受付端末10に送信し(ステップ39)、受付端末10は、このトレーニングメニューを表示する(ステップ40)。
【0074】
<3.受付端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いておらず、代替マシンがない場合)の処理手順>
次に、図7を参照して、受付端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いておらず、代替マシンがない場合)の処理手順について説明する。
受付端末10が、IDカードを挿入する動作からセンタサーバ20がマシン使用状況情報の検索を行うまでの動作(ステップ50〜ステップ54)については、図6に示す動作(ステップ30〜ステップ34)と同様である。
次に、センタサーバ20は、図6の場合と同様にして代替マシンを決定しようとするが、代替候補マシンが存在しない場合、あるいはすべての代替候補マシンが空いていないと判定される場合は(ステップ55)、トレーニングメニューにおける使用予定マシンと、代替候補マシンの終了予定時刻を抽出して、これを受付端末10に送信し(ステップ56)、受付端末10は、これを表示する(ステップ57)。
【0075】
これによって、利用者は、マシンが空くタイミングを把握することが可能となる。
なお、ステップ56において、例えば、最も早く終了するマシンの終了予定時刻のみを抽出して表示したり、最も早く終了するマシンから所定の台数の終了予定時刻のみを抽出し、表示したりすることももちろん可能である。
【0076】
<4.マシン用端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いている場合)の処理手順>
次に、図8を参照して、マシン用端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いている場合)の処理手順について説明する。
マシン用端末30は、IDカードを挿入すると(ステップ70)、このIDカードからユーザIDとパスワード等のIDカード情報を読み取って、これをセンタサーバ20に送信する(ステップ71)。
センタサーバ20は、ユーザIDとパスワードにもとづいてユーザ認証を実行し(ステップ72)、この認証が成功すると、ユーザIDにもとづきトレーニングメニューデータベース21−2を検索し、このユーザIDに対応するトレーニングメニューを取得する(ステップ73)。
【0077】
次に、このトレーニングメニューにもとづいて、次に開始されるトレーニング内容のマシンIDを抽出し、このマシンIDにもとづいてマシン使用状況データベース21−5を検索して、そのマシンが空いているかどうかを判定する(ステップ74)。
次の開始されるトレーニング内容のマシンIDの抽出は、例えば、現在時刻が、トレーニングメニューにおける休憩時間である場合は、その次に開始が予定されているマシンを対象として行うようにすることができる。
【0078】
また、マシンの空き状況の判定は、マシン使用状況データベース21−5におけるステータスの情報により行うことができる。もちろん、上述のように現在時刻と終了予定日時にもとづき判断するようにすることもできる。
マシンが空いている場合、トレーニングメニュー更新部22−5の説明において上述した方法により終了予定日時を算出する(ステップ75)。
さらに、センタサーバ20は、マシン使用状況データベース21−5に対し、当該マシンについて、開始日時に現在日時を、終了予定日時に、上記算出した終了予定日時を設定して、マシン使用状況データベース21−5を更新する(ステップ76)。
【0079】
このときトレーニングメニューデータベース21−2における対応するメニューの開始予定時刻に現在日時を、終了予定日時に上記算出した終了予定日時を設定することもできる。
また、それ以降のメニューの開始予定日時および終了予定日時を設定するようにしてもよい(ステップ77)。
そして、使用予定マシンが使用可能であることを示す情報をマシン用端末30に送信する。また、このときマシン用端末30にトレーニングメニューも合わせて送信したり、マシン用端末30からの要求に応じてトレーニングメニューをマシン用端末30に送信したりするようにすることも好ましい(ステップ78)。
マシン用端末30は、使用予定マシンが使用可能であることを示す情報,トレーニングメニューを表示する(ステップ79)。
【0080】
<5.マシン用端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いておらず、代替マシンがある場合)の処理手順>
次に、図9を参照して、マシン用端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いておらず、代替マシンがある場合)の処理手順について説明する。
まず、マシン用端末30が、IDカードを挿入する動作からセンタサーバ20がトレーニングメニューの検索を行うまでの動作(ステップ90〜ステップ93)については、図8に示す動作(ステップ70〜ステップ73)と同様である。
【0081】
次に、センタサーバ20は、マシンIDにもとづいてマシン使用状況データベース21−5を検索し、使用予定マシンが空いているかどうかを判定する(ステップ94)。
そして、空いていない場合は、代替マシンを決定し(ステップ95)、その代替マシンの負荷および回数を算出するとともに(ステップ96)、使用終了予定日時を算出する(ステップ97)。これらステップ95〜ステップ97におけるセンタサーバ20の処理は、図6のステップ35〜ステップ37におけるセンタサーバ20の処理と同様のものとすることができる。
【0082】
そして、センタサーバ20は、マシン使用状況データベース21−5における当該代替マシンの開始日時および終了予定日時を更新し(ステップ98)、トレーニングメニューデータベース21−2における当該トレーニングメニューの開始予定日時および終了予定日時を更新する(ステップ99)。このマシン使用状況データベース21−5の更新およびトレーニングメニューデータベース21−2の更新については、それぞれ図8のステップ76およびステップ77と同様である。
そして、センタサーバ20は、代替マシンを使用することができることを示す情報や、トレーニングメニューをマシン用端末30に送信し(ステップ100)、マシン用端末30は、これらを表示することができる(ステップ101)。
【0083】
<6.マシン用端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いておらず、代替マシンがない場合)の処理手順>
次に、図10を参照して、マシン用端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いておらず、代替マシンがない場合)の処理手順について説明する。
まず、マシン用端末30が、IDカードを挿入する動作からセンタサーバ20がマシン使用状況情報の検索を行うまでの動作(ステップ110〜ステップ114)については、図9に示す動作(ステップ90〜ステップ94)と同様である。
【0084】
次に、センタサーバ20は、代替マシンを決定しようとするが、代替候補マシンが存在しない場合やすべての代替候補マシンが空いていないと判定される場合は(ステップ115)、図7におけるステップ56およびステップ57の場合と同様にして、センタサーバ20は、トレーニングメニューにおける使用予定マシンと、代替候補マシンの終了予定時刻を抽出してマシン用端末30に送信し(ステップ116)、マシン用端末30は、これを表示する(ステップ117)。
【0085】
<7.マシン用端末からのIDカード抜取り時の動作の処理手順>
次に、図11を参照して、マシン用端末からのIDカード抜取り時の動作の処理手順について説明する。
マシン用端末30が、IDカードの抜取りを検知すると(ステップ130)、IDカードが抜取られたことを示す情報をユーザIDとともにセンタサーバ20に送信する(ステップ131)。また、マシン用端末30は、マシンIDと、そのマシンにおいて実際に行われた負荷および回数を、センタサーバ20に送信する。
【0086】
センタサーバ20は、IDカードが抜取られたことを示す情報を受信すると、利用者によるそのマシンの使用が終了したと判断し、トレーニング履歴データベース21−3に対して、当該ユーザIDおよびマシンIDを有するレコードを追加し、現在日時をその終了日時に登録とともに、送信されてきた負荷および回数をその負荷および回数に登録する。
履歴情報における開始日時については、マシン使用状況データベース21−5からユーザID、マシンIDおよびステータス等にもとづいて、その利用者が使用していたマシンについてのレコードを特定し、開始日時を取得して、これをトレーニング履歴データベース21−3における開始日時に登録する。
このようにして、トレーニング履歴データベース21−3に利用者のトレーニング履歴情報を自動的に蓄積していくことができる(ステップ132)。
【0087】
さらに、センタサーバ20は、マシン使用状況データベース21−5における当該マシンについてのレコードを初期化する。これにより、そのマシンを空き状態として登録することができる(ステップ133)。
このとき、マシン使用状況データベース21−5において、当該マシンIDのレコードにおけるユーザID,開始日時,終了日時に対してNULL等を設定し、ステータスに空いていることを示す情報を設定する。
【0088】
以上説明したように、本実施形態のトレーニング支援システムによれば、利用者がトレーニング施設を利用するにあたり、トレーニングメニューにおいて使用を予定していたトレーニングマシンが他の利用者により使用中である場合に、自動的に代替マシンを決定して、トレーニングメニューを更新し、この更新した新たなトレーニングメニューにもとづいてトレーニングを行うことが可能となる。
一般に、あらかじめトレーニングメニューを作成し、これにしたがって利用者にトレーニングを提供することとしても、現実的には、キャンセルの発生によるマシンの非稼働や、本来不必要な利用者の待ち時間等が生じてしまうが、本発明によれば、このような状況を回避し、トレーニング施設側のトレーニングメニューの調整負荷を軽減することができるとともに、利用者側も不必要に待たされることなく適切なトレーニングメニューの提供を受けることが可能となる。
【0089】
さらに、本発明によれば、使用予定マシンの空き状況の確認を、実際にマシンを使用するタイミングで実行することもできるため、マシンの割り振りを一層柔軟に行うことが可能となる。
そして、この場合にも使用予定マシンが空いていない場合には、自動的に代替マシンを割り振ることができるとともに、トレーニングメニューにもとづき自動的にその代替マシンを使用した場合の負荷および回数を算出して、利用者に提示することができるため、より一層マシンの稼働効率を高めることができるとともに、利用者のサービスを向上することが可能となる。
加えて、本発明によれば、適切にトレーニング履歴をセンタサーバ20に蓄積することができるとともに、このトレーニング履歴にもとづいて代替マシンを決定することもでき、利用者に対して、きめ細かいサービスを提供することが可能となる。
【0090】
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態について、図12を参照して説明する。同図は、本実施形態のトレーニング支援システムの構成を示すブロック図である。
本実施形態は、利用者がユーザ端末を用いて、通信回線を介してセンタサーバにアクセスし、トレーニングメニューを受信することができるとともに、自宅等で行ったトレーニング実績を登録し、ユーザに適切なトレーニングメニューの作成に反映させることが可能となる点で第一実施形態と異なる。さらに、本実施形態によれば、センタサーバにトレーニング履歴の分析機能を設けて、利用者により参照可能とすることができる。
【0091】
図12において、受付端末10,マシン用端末30(30−1〜30−n),マシン31(31−1〜31−n),通信回線50については、第一実施形態におけるものと同様である。
ユーザ端末40(40−1〜40−n)は、利用者が自宅などで使用する端末であり、例えば、パーソナルコンピュータやPDA,モバイルツール,携帯電話,PHS等を用いることができる。
ユーザ端末40は、センタサーバ20にアクセスし、センタサーバ20が通信回線50を介して提供しているホームページを受信して表示することができる。
【0092】
そして、ユーザ端末40は、上記ホームページからログイン画面を受信し、利用者により、ユーザIDやパスワード等のユーザ情報を入力して、センタサーバ20に送信し、センタサーバ20によるユーザ認証を受ける。
ユーザ認証に成功すると、ユーザ端末40は、センタサーバ20からメニュー画面を受信する。このメニュー画面には、利用者に提供する種々の機能をセンタサーバ20に実行させるためのボタンを持たせることができる。その機能は、複数の画面遷移を伴うものであってもよい。
【0093】
例えば、トレーニングメニュー表示ボタンを設けて、これを押下することによって、センタサーバ20にトレーニングメニュー表示要求を送信し、センタサーバ20がユーザIDにもとづきトレーニングメニューデータベース21−2からトレーニングメニューを取得して、ユーザ端末40に送信し、ユーザ端末40がこれを表示するようにすることができる。
さらに、トレーニングメニュー表示ボタンの押下にあたり、トレーニング日時を入力し、トレーニングメニュー表示要求とともにセンタサーバ20に送信して、その日時のトレーニングメニューを受信するようにすることもできる。
【0094】
また、トレーニング履歴表示ボタンを設けて、トレーニングメニュー表示ボタンの場合と同様にセンタサーバ20からトレーニング履歴情報を受信して表示するようにすることもできる。このとき、トレーニング履歴として、各マシンによるトレーニングを行った際の消費カロリーを算出させて、ユーザ端末40に表示可能とすることも好ましい。
この消費カロリーの算出については、例えば、センタサーバ20にマシンごとに負荷の大きさと一回当たりの消費カロリーの対応関係を有するテーブルを保有させ、トレーニング履歴データベース21−3における負荷と回数にもとづき算出するようにすることができる。また、このマシンごとに負荷の大きさと一回当たりの消費カロリーの対応関係をマシングループデータベース21−4にもたせることもできる。さらに、負荷の大きさと消費カロリーの対応関係を回数のみならず、時間などの単位ごとに保有させ、その負荷によるトレーニング時間に消費カロリーを掛け合わせることによって算出するようにすることもできる。
また、日ごとや月ごとの消費カロリーの合計を算出し、表示可能とすることも好ましい。
【0095】
さらに、トレーニング履歴データベース21−3の情報にもとづいて、使用したマシンによるトレーニング状況やトレーニング傾向を分析して表示可能とすることも好ましい。
例えば、マシンIDと鍛えることの可能な身体部位との対応関係を有するテーブルをセンタサーバ20に保有させ、このテーブル情報にもとづいて、利用者がこれまで行ったトレーニングの負荷および回数を身体部位ごとに合計して表示することができる。また、一ヶ月単位などで、その小計を集計することにより、トレーニング傾向を表示するようにすることもできる。
【0096】
加えて、ユーザ端末40から希望処理カロリー,鍛えたい部位,鍛えたい方向性(筋力アップ,ダイエットなど)等の希望情報を入力してセンタサーバ20に送信し、センタサーバ20にこの希望情報にもとづきトレーニングメニューを自動作成させ、ユーザ端末40に送信させて、ユーザ端末40に表示可能とすることも好ましい。
このトレーニングメニューの自動作成は、種々の方法により行うことができるが、例えば、センタサーバ20に希望処理カロリー,鍛えたい部位,鍛えたい方向性(筋力アップ,ダイエットなど)等とマシンIDの対応付け情報を有するテーブルを保有させ、希望情報にもとづきこのテーブルを検索させて、マシンIDを取得し、これに休憩時間等を加えて配列することによりトレーニングメニューを作成することができる。
【0097】
その配列方法については、特に限定されないが、例えば、マシンID順に並べたり、鍛えたい部位ごとに交互に配置するようにしたり、あるいはランダムに並べて、所定の時間分のみについて配列するようにすることができる。
その他、ユーザ情報データベース21−1に利用者のプロフィールの登録を可能として、上述の方法と同様に、センタサーバ20にプロフィールとマシンIDとの対応関係を有するテーブルを保有させ、プロフィールにもとづき利用者に適するトレーニングメニューを作成するようにすることも好ましい。
【0098】
また、トレーニングメニューにおける開始予定時間や終了予定時間等については、ユーザ端末40が、利用者により、開始可能日時を入力してセンタサーバ20に送信し、センタサーバ20が自動的に設定して、ユーザ端末40に表示可能とすることができる。
その方法としては、例えば、センタサーバ20にマシンIDとそのマシンの使用標準時間の対応付け情報を有するテーブルを保有させ、ユーザ端末40から送信されてきた開始可能日時と、このテーブルにもとづきトレーニングメニューにおける各マシンの開始予定日時および終了予定日時を算出して、トレーニングメニューに設定させることができる。
【0099】
また、トレーニング履歴データベース21−3を検索して、過去において当該利用者が各マシンを使用した実際の時間の平均値を算出し、これにもとづき各マシンの開始予定日時および終了予定日時を算出して、トレーニングメニューに設定させるようにすることもできる。
上述した以外のセンタサーバ20の機能については、第一実施形態におけるものと同様である。
【0100】
次に、図13を参照して、本実施形態のトレーニング支援システムにおけるトレーニング実績登録処理手順について説明する。
まず、ユーザ端末40は、センタサーバ20にアクセスし(ステップ150)、センタサーバ20が通信回線50を介して提供しているホームページのトレーニング支援画面を受信して(ステップ151)、表示する(ステップ152)。
次に、ユーザ端末40は、受信したトレーニング支援画面におけるログイン画面からユーザ認証情報を入力し、センタサーバ20に送信する(ステップ153)。
【0101】
センタサーバ20は、ユーザ認証を実行し(ステップ154)、認証が成功すると、ユーザ認証情報におけるユーザIDにもとづき、その利用者のトレーニングメニューをトレーニングメニューデータベース21−2から抽出して、ユーザ端末40に送信する(ステップ155)。このとき、ユーザ端末40から表示したいトレーニングメニューの日付情報を受信して、この日付情報とユーザIDにもとづきトレーニングメニューを特定して、ユーザ端末40に送信するようにすることも好ましい。
ユーザ端末40は、送信されてきたトレーニングメニューを表示し(ステップ156)、利用者は、このトレーニングメニューにもとづきトレーニングを実行することができる。
【0102】
また、自宅などにおいてはトレーニング施設にあるようなトレーニング設備がない場合が多く、トレーニングメニューをメニュー通りにこなせない場合も多いと考えられることから、ユーザ端末40からメニュー通りにこなせないメニューについて代替メニュー(代替トレーニング情報)を入力し、これをセンタサーバ20に送信して実行すべき運動量を算出可能とすることが好ましい。
例えば、トレーニングメニューにおいて「1.マシンM11,負荷F11,回数K11」とあるメニューに対し、替わりに腕立て伏せを実行可能である場合には、センタサーバ20にマシン11についての各負荷および回数と腕立て伏せの回数との対応付け情報を有するテーブルを保有させるとともに、ユーザ端末40へのトレーニングメニューの表示に際して、M11のトレーニングの替わりに腕立て伏せを実行可能であることを表示することができる。
【0103】
そして、センタサーバ20は、ユーザ端末40からM11の替わりに腕立て伏せを行う場合の運動量の表示要求を受けると、上記テーブルにもとづき実行すべき腕立て伏せの回数を算出して、ユーザ端末40に送信し、ユーザ端末40は、これを表示する。
このようにすることによって、利用者は、トレーニング施設に行くことができない場合であっても、トレーニング施設に行った場合と同等の運動量をこなすことが可能となる。
【0104】
次に、利用者は、センタサーバ20からトレーニング実績入力画面を受信して、トレーニング実績を入力し(ステップ157)、これをセンタサーバ20に送信する(ステップ158)。このトレーニング実績入力画面は、トレーニングメニューにおけるメニュー(または代替メニュー)ごとにトレーニング実績を入力可能なものとすることが好ましい。また、トレーニング実績としては、負荷,回数,開始日時,終了日時等とすることができる。
センタサーバ20は、受信したトレーニング実績をトレーニング履歴データベース21−3に登録する(ステップ159)。
【0105】
また、上述のユーザ端末40からのトレーニング履歴の参照は、受付端末10やマシン用端末30から可能とすることも好ましい。
さらに、これらのトレーニング履歴の参照を、利用者に対して提供するのみならず、トレーニング施設のトレーナーに対して提供することによって、トレーナーは、利用者の状況を把握しやすくなり、サービスの向上を図ることが可能となる。
【0106】
以上説明したように、本実施形態のトレーニング支援システムによれば、利用者は、トレーニング施設に行くことができない場合でも、ユーザ端末を使用してトレーニングメニューを受信することができるとともに、自宅などにおいて行ったトレーニング実績をセンタサーバに登録することが可能となる。
また、利用者は、通信回線を介して種々の切り口でトレーニング履歴を参照することができるとともに、希望情報を入力してこれにもとづいたトレーニングメニューの提供を受けることも可能である。
さらに、トレーナーに対して利用者のトレーニング履歴を参照可能とすることにより、トレーナーによる利用者へのサービスの質を高めることも可能である。
【0107】
上記の実施形態における代替マシンの決定や、代替マシンの負荷,回数の算出等は、トレーニング支援プログラムにより実行される。
このトレーニング支援プログラムは、コンピュータの各構成要素に指令を送り、所定の処理、例えば、代替マシンの決定処理や、代替マシンの負荷,回数の算出処理等を行わせる。
これによって、これらの処理は、トレーニング支援プログラムとコンピュータとが協働したトレーニング支援サーバ(センタサーバ20)などにより実現される。
【0108】
なお、トレーニング支援プログラムは、コンピュータのROMやハードディスクに記憶させる他、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、たとえば、外部記憶装置および可搬記録媒体等に格納することができる。
外部記憶装置とは、磁気ディスク等の記録媒体を内蔵し、例えばトレーニング支援サーバなどに外部接続される記憶増設装置をいう。一方、可搬記録媒体とは、記録媒体駆動装置(ドライブ装置)に装着でき、かつ、持ち運び可能な記録媒体であって、たとえば、CD−ROM、フレキシブルディスク、メモリカード、光磁気ディスク等をいう。
【0109】
そして、記録媒体に記録されたプログラムは、コンピュータのRAMにロードされて、CPUにより実行される。この実行により、上述した本実施形態のトレーニング支援サーバの機能が実現される。
さらに、コンピュータでトレーニング支援プログラムをロードする場合、他のコンピュータで保有されたトレーニング支援プログラムを、通信回線を利用して自己の有するRAMや外部記憶装置にダウンロードすることもできる。
このダウンロードされたトレーニング支援プログラムも、CPUにより実行され、本実施形態の代替マシンの決定処理や、代替マシンの負荷,回数の算出処理等を実現する。
【0110】
なお、本発明は以上の実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において、種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、第一実施形態におけるトレーニング支援システムの機能と、第二実施形態におけるトレーニング支援システムの機能とを組合せて、トレーニング施設において、受付端末10やマシン用端末30を用いて種々の切り口によるトレーニング履歴の参照を可能としたり、あるいは、利用者による希望情報の入力を可能として、この希望情報にもとづくトレーニングメニューを作成するようにしたりすることが可能である。また、トレーニングメニューデータベースに開始予定日時および終了予定日時をもたせず、これらについての更新処理等を省略した形で、トレーニング支援システムを構成するなど適宜設計変更することが可能である。
【0111】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、利用者がトレーニング施設を利用するにあたり、トレーニングメニューにおいて使用を予定していたトレーニングマシンが他の利用者により使用中である場合に、自動的に代替マシンを決定して、トレーニングメニューを更新し、この更新した新たなトレーニングメニューにもとづいてトレーニングを行うことが可能となる。
一般に、あらかじめトレーニングメニューを作成し、これにしたがって利用者にトレーニングを提供することとしても、現実的には、キャンセルの発生によるマシンの非稼働や、本来不必要な利用者の待ち時間等が生じてしまうが、本発明によれば、このような状況を回避し、トレーニング施設側のトレーニングメニューの調整負荷を軽減することができるとともに、利用者側も不必要に待たされることなく適切なトレーニングメニューの提供を受けることが可能となる。
【0112】
さらに、本発明によれば、使用予定マシンの空き状況の確認を、実際にマシンを使用するタイミングで実行することもできるため、マシンの割り振りを一層柔軟に行うことが可能となる。
そして、この場合にも使用予定マシンが空いていない場合には、自動的に代替マシンを割り振ることができるとともに、トレーニングメニューにもとづき自動的にその代替マシンを使用した場合の負荷および回数を算出して、利用者に提示することができるため、より一層マシンの稼働効率を高めることができるとともに、利用者のサービスを向上することが可能となる。
加えて、本発明によれば、適切にトレーニング履歴をセンタサーバ20に蓄積することができるとともに、このトレーニング履歴にもとづいて代替マシンを決定することもでき、利用者に対して、きめ細かいサービスを提供することが可能となる。
【0113】
また、利用者は、トレーニング施設に行くことができない場合でも、ユーザ端末を使用してトレーニングメニューを受信することができるとともに、自宅などにおいて行ったトレーニング実績をセンタサーバに登録することが可能となる。
さらに、利用者は、通信回線を介して種々の切り口でトレーニング履歴を参照することができるとともに、希望情報を入力してこれにもとづいたトレーニングメニューの提供を受けることも可能である。
また、トレーナーに対して利用者のトレーニング履歴を参照可能とすることにより、トレーナーによる利用者へのサービスの質を高めることも可能である。
加えて、トレーニング支援プログラムは、コンピュータの各構成要素へ所定の指令を送ることにより、この代替マシンの決定機能や、代替マシンの負荷,回数の算出機能等を実現させることができる。
これによって、これらの機能等は、トレーニング支援プログラムとコンピュータとが協働したトレーニング支援サーバにより実現可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態のトレーニング支援システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第一実施形態のトレーニング支援システムにおけるセンタサーバの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第一実施形態のトレーニング支援システムにおけるトレーニングメニューデータベースおよびトレーニング履歴データベースのデータ構造を示す図である。
【図4】本発明の第一実施形態のトレーニング支援システムにおけるマシングループデータベースおよびマシン使用状況データベースのデータ構造を示す図である。
【図5】本発明の第一実施形態のトレーニング支援システムにおける受付端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いている場合)の処理手順を示す動作手順図である。
【図6】本発明の第一実施形態のトレーニング支援システムにおける受付端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いておらず、代替マシンがある場合)の処理手順を示す動作手順図である。
【図7】本発明の第一実施形態のトレーニング支援システムにおける受付端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いておらず、代替マシンがない場合)の処理手順を示す動作手順図である。
【図8】本発明の第一実施形態のトレーニング支援システムにおけるマシン用端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いている場合)の処理手順を示す動作手順図である。
【図9】本発明の第一実施形態のトレーニング支援システムにおけるマシン用端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いておらず、代替マシンがある場合)の処理手順を示す動作手順図である。
【図10】本発明の第一実施形態のトレーニング支援システムにおけるマシン用端末へのIDカード挿入時の動作(使用予定マシンが空いておらず、代替マシンがない場合)の処理手順を示す動作手順図である。
【図11】本発明の第一実施形態のトレーニング支援システムにおけるマシン用端末からのIDカード抜取り時の動作の処理手順を示す動作手順図である。
【図12】本発明の第二実施形態のトレーニング支援システムの構成を示すブロック図である。
【図13】本発明の第二実施形態のトレーニング支援システムにおけるトレーニング実績登録処理手順を示す動作手順図である。
【符号の説明】
10 受付端末
20 センタサーバ
21 記憶部
21−1 ユーザ情報データベース
21−2 トレーニングメニューデータベース
21−3 トレーニング履歴データベース
21−4 マシングループデータベース
21−5 マシン使用状況データベース
22 処理部
22−1 認証部
22−2 マシン使用状況判定部
22−3 代替マシン決定部
22−4 マシン使用状況更新部
22−5 トレーニングメニュー更新部
22−6 トレーニング履歴更新部
30(30−1〜30−n) マシン用端末
31(31−1〜31−n) マシン
40(40−1〜40−n) ユーザ端末
50 通信回線
Claims (16)
- トレーニング施設の利用にあたり、トレーニングメニューおよびマシン使用状況にもとづいて、使用マシンを確定するトレーニング支援システムであって、
ユーザ情報を入力してセンタサーバに送信し、このセンタサーバからトレーニングメニューを受信して表示する受付端末と、
トレーニングメニュー情報、マシン使用状況情報、および代替マシンとして使用可能なマシンのグループ情報を有するマシングループ情報を保有し、前記受付端末からユーザ情報を受信すると、このユーザ情報にもとづき前記トレーニングメニュー情報を検索し、このトレーニングメニュー情報における使用予定マシンにもとづいて前記マシン使用状況情報を検索し、使用予定マシンが空いていない場合、前記使用予定マシンにもとづき前記マシングループ情報を検索して代替マシンの候補を抽出し、この代替マシンの候補から代替マシンを決定して前記トレーニングメニュー情報を更新し、この更新したトレーニングメニュー情報を前記受付端末に送信する前記センタサーバと、
前記受付端末および前記センタサーバを接続する通信回線と、を有する
ことを特徴とするトレーニング支援システム。 - トレーニング施設の利用にあたり、トレーニングメニューおよびマシン使用状況にもとづいて、使用マシンを確定するトレーニング支援システムであって、
マシンに接続され、ユーザ情報を入力してセンタサーバに送信し、このセンタサーバからトレーニングメニューを受信して表示するマシン用端末と、
トレーニングメニュー情報およびマシン使用状況情報を保有し、前記マシン用端末からユーザ情報を受信すると、このユーザ情報にもとづき前記トレーニングメニュー情報を検索し、このトレーニングメニュー情報における使用予定マシンにもとづいて前記マシン使用状況情報を検索し、前記使用予定マシンが空いている場合、前記トレーニングメニュー情報を前記マシン用端末に送信し、かつ、当該使用予定マシンを使用マシンとして前記マシン使用状況情報における当該マシンの情報に対し、使用開始時刻および使用終了予定時刻を更新する前記センタサーバと、
前記マシン用端末および前記センタサーバを接続する通信回線と、を有する
ことを特徴とするトレーニング支援システム。 - 前記センタサーバが、代替マシンとして使用可能なマシンのグループ情報を有するマシングループ情報を保有し、
前記マシン用端末からユーザ情報を受信して、前記使用予定マシンの使用状況情報を検索した場合であって、前記使用予定マシンが空いていない場合、前記使用予定マシンにもとづき前記マシングループ情報を検索して代替マシンの候補を抽出し、この代替マシンの候補から代替マシンを決定して、前記トレーニングメニュー情報を更新し、この更新したトレーニングメニュー情報を前記マシン用端末に送信し、かつ、前記マシン使用状況情報における当該代替マシンの情報に対し、使用開始時刻および使用終了予定時刻を更新する
ことを特徴とする請求項2記載のトレーニング支援システム。 - 前記センタサーバが、少なくともマシンID,利用者のユーザID,使用開始時刻,使用終了時刻を有するトレーニング履歴情報を保有し、
前記代替マシンの決定にあたり、前記マシン使用状況情報において未使用のマシンのうち、前記トレーニング履歴情報における当該利用者の履歴情報として最も多く登録されているマシンを、または前記トレーニング履歴情報における当該利用者の履歴情報として最も評価の高いマシンを代替マシンとして決定する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のトレーニング支援システム。 - 前記センタサーバが、前記代替マシンの決定にあたり、前記トレーニングメニュー情報における前記使用予定マシンに対応する負荷および回数と、前記マシングループ情報における前記代替マシンに対応する負荷および回数にもとづいて、当該代替マシンを使用するための負荷および回数を算出し、当該代替マシン,算出した負荷および回数の情報を前記トレーニングメニューに更新して前記受付端末または前記マシン用端末に送信する
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のトレーニング支援システム。 - 前記センタサーバが、トレーニング履歴情報を保有し、
マシン用端末からマシンの使用が終了したことを示す情報が送信されてくると、当該マシンの使用について少なくともマシンID,利用者のユーザID,使用開始時刻,使用終了時刻を前記トレーニング履歴情報に追加し、
前記マシン使用状況情報における当該マシンに対応する使用状況情報を初期化する
ことを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載のトレーニング支援システム。 - 前記トレーニング支援システムが、通信回線を介してセンタサーバに接続されたユーザ端末を有し、
前記ユーザ端末が、前記センタサーバからトレーニングメニュー情報を受信するとともに、トレーニング実績情報を入力して前記センタサーバに送信し、
前記センタサーバが、前記トレーニング実績情報を前記トレーニング履歴情報に更新する
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のトレーニング支援システム。 - 前記ユーザ端末が、代替トレーニング情報を入力して前記センタサーバに送信し、
前記センタサーバが、前記トレーニングメニュー情報における前記使用予定マシンに対応する負荷および回数と、前記代替トレーニング情報にもとづいて、当該代替トレーニングのための運動量を算出し、算出した運動量を前記ユーザ端末に送信する
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のトレーニング支援システム。 - トレーニング施設の利用にあたり、センタサーバが、受付端末からの通信回線を介する要求に応じて、トレーニングメニューおよびマシン使用状況にもとづき使用マシンを確定するトレーニング支援方法であって、
前記受付端末が、ユーザ情報を入力してセンタサーバに送信し、
前記センタサーバが、前記ユーザ情報にもとづいて前記トレーニングメニュー情報を検索するとともに、このトレーニングメニュー情報における使用予定マシンにもとづいてマシン使用状況情報を検索し、使用予定マシンが空いていない場合、前記使用予定マシンにもとづきマシングループ情報を検索して代替マシンの候補を抽出し、この代替マシンの候補から代替マシンを決定して前記トレーニングメニュー情報を更新し、この更新したトレーニングメニュー情報を前記受付端末に送信し、
前記受付端末が、前記更新したトレーニングメニュー情報を表示する
ことを特徴とするトレーニング支援方法。 - トレーニング施設の利用にあたり、センタサーバが、マシンに接続されたマシン用端末からの通信回線を介する要求に応じて、トレーニングメニューおよびマシン使用状況にもとづき使用マシンを確定するトレーニング支援方法であって、
前記マシン用端末が、ユーザ情報を入力してセンタサーバに送信し、
前記センタサーバが、前記ユーザ情報にもとづいて前記トレーニングメニュー情報を検索するとともに、このトレーニングメニュー情報における使用予定マシンにもとづいて前記マシン使用状況情報を検索し、
前記使用予定マシンが空いている場合、前記トレーニングメニュー情報を前記マシン用端末に送信し、かつ、当該使用予定マシンを使用マシンとして前記マシン使用状況情報における当該マシンの情報に対し、使用開始時刻および使用終了予定時刻を更新し、
前記使用予定マシンが空いていない場合、前記使用予定マシンにもとづきマシングループ情報を検索して代替マシンの候補を抽出し、この代替マシンの候補から代替マシンを決定して、前記トレーニングメニュー情報における前記使用予定マシンを前記代替マシンに更新するとともに、この更新したトレーニングメニュー情報を前記マシン用端末に送信し、かつ、前記マシン使用状況情報における当該代替マシンの情報に対し、使用開始時刻および使用終了予定時刻を更新し、
前記マシン用端末が、前記トレーニングメニュー情報を表示する
ことを特徴とするトレーニング支援方法。 - トレーニング施設の利用にあたり、受付端末からの通信回線を介する要求に応じて、トレーニングメニューおよびマシン使用状況にもとづき使用マシンを確定するトレーニング支援サーバであって、
トレーニングメニュー情報、マシン使用状況情報、および代替マシンとして使用可能なマシンのグループ情報を有するマシングループ情報を保有し、
前記受付端末から送信されてきたユーザ情報にもとづいて前記トレーニングメニュー情報を検索するとともに、このトレーニングメニュー情報における使用予定マシンにもとづいて前記マシン使用状況情報を検索し、使用予定マシンが空いていない場合、前記使用予定マシンにもとづき前記マシングループ情報を検索して代替マシンの候補を抽出し、この代替マシンの候補から代替マシンを決定して前記トレーニングメニュー情報を更新し、この更新したトレーニングメニュー情報を前記受付端末に送信する
ことを特徴とするトレーニング支援サーバ。 - トレーニング施設の利用にあたり、マシンに接続されたマシン用端末からの通信回線を介する要求に応じて、トレーニングメニューおよびマシン使用状況にもとづき使用マシンを確定するトレーニング支援サーバであって、
トレーニングメニュー情報、マシン使用状況情報、および代替マシンとして使用可能なマシンのグループ情報を有するマシングループ情報を保有し、
前記マシン用端末から送信されてきたユーザ情報にもとづいて前記トレーニングメニュー情報を検索するとともに、このトレーニングメニュー情報における使用予定マシンにもとづいて前記マシン使用状況情報を検索し、
前記使用予定マシンが空いている場合、当該使用予定マシンを使用マシンとして前記マシン使用状況情報における当該マシンの情報に対し、使用開始時刻および使用終了予定時刻を更新し、
前記使用予定マシンが空いていない場合、前記使用予定マシンにもとづき前記マシングループ情報を検索して代替マシンの候補を抽出し、この代替マシンの候補から代替マシンを決定し、前記マシン使用状況情報における当該代替マシンの情報に対し、使用開始時刻および使用終了予定時刻を更新する
ことを特徴とするトレーニング支援サーバ。 - 前記センタサーバが、前記代替マシンの決定にあたり、前記トレーニングメニュー情報における前記使用予定マシンに対応する負荷および回数と、前記マシングループ情報における前記代替マシンに対応する負荷および回数にもとづいて、当該代替マシンを使用するための負荷および回数を算出し、当該代替マシン,負荷,回数の情報を前記受付端末または前記マシン用端末に送信する
ことを特徴とする請求項11または12記載のトレーニング支援サーバ。 - トレーニング施設の利用にあたり、受付端末からの通信回線を介する要求に応じて、トレーニング支援サーバに、トレーニングメニューおよびマシン使用状況にもとづき使用マシンを確定させるトレーニング支援プログラムであって、
トレーニングメニュー情報、マシン使用状況情報、および代替マシンとして使用可能なマシンのグループ情報を有するマシングループ情報を保有する前記トレーニング支援サーバに、
前記受付端末から送信されてきたユーザ情報にもとづいて前記トレーニングメニュー情報を検索させるとともに、このトレーニングメニュー情報における使用予定マシンにもとづいて前記マシン使用状況情報を検索させ、使用予定マシンが空いていない場合、前記使用予定マシンにもとづき前記マシングループ情報を検索させて代替マシンの候補を抽出させ、この代替マシンの候補から代替マシンを決定させて前記トレーニングメニュー情報を更新させ、この更新したトレーニングメニュー情報を前記受付端末に送信させる
ことを実行させるためのトレーニング支援プログラム。 - トレーニング施設の利用にあたり、マシンに接続されたマシン用端末からの通信回線を介する要求に応じて、トレーニング支援サーバに、トレーニングメニューおよびマシン使用状況にもとづき使用マシンを確定させるトレーニング支援プログラムであって、
トレーニングメニュー情報、マシン使用状況情報、および代替マシンとして使用可能なマシンのグループ情報を有するマシングループ情報を保有するトレーニング支援サーバに、
前記マシン用端末から送信されてきたユーザ情報にもとづいて前記トレーニングメニュー情報を検索させるとともに、このトレーニングメニュー情報における使用予定マシンにもとづいて前記マシン使用状況情報を検索させ、
前記使用予定マシンが空いている場合、当該使用予定マシンを使用マシンとして前記マシン使用状況情報における当該マシンの情報に対し、使用開始時刻および使用終了予定時刻を更新させ、
前記使用予定マシンが空いていない場合、前記使用予定マシンにもとづき前記マシングループ情報を検索させて代替マシンの候補を抽出させ、この代替マシンの候補から代替マシンを決定させ、前記マシン使用状況情報における当該代替マシンの情報に対し、使用開始時刻および使用終了予定時刻を更新させる
ことを実行させるためのトレーニング支援プログラム。 - 前記トレーニング支援サーバに、
前記代替マシンの決定にあたり、前記トレーニングメニュー情報における前記使用予定マシンに対応する負荷および回数と、前記マシングループ情報における前記代替マシンに対応する負荷および回数にもとづいて、当該代替マシンを使用するための負荷および回数を算出させ、当該代替マシン,負荷,回数の情報を前記受付端末または前記マシン用端末に送信させる
ことを実行させるための請求項14または15記載のトレーニング支援プログラム。
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