JP2004341280A - カラーフィルタの製造装置、カラーフィルタの製造方法、及びカラーフィルタ - Google Patents

カラーフィルタの製造装置、カラーフィルタの製造方法、及びカラーフィルタ Download PDF

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JP2004341280A JP2003138328A JP2003138328A JP2004341280A JP 2004341280 A JP2004341280 A JP 2004341280A JP 2003138328 A JP2003138328 A JP 2003138328A JP 2003138328 A JP2003138328 A JP 2003138328A JP 2004341280 A JP2004341280 A JP 2004341280A
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章夫 曽根原
Kazuyoshi Togashi
和義 富樫
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Abstract

【課題】カラーフィルタを形成する各層の位置合わせを正確に行い、精度の高いフィルタを製造する製造装置及びフィルタ製造方法、その装置及び方法で製造されたカラーフィルタを提供すること。
【解決手段】ブラックマトリクス15とカラーフィルタ層用のフォトマスク4aの位置を正確にあわせるために、窓55−1の中心とブラックマトリクス15を形成する時に形成されたマーク53−1の中心が一致するように位置合わせを行う。この位置合わせは、ニップローラ対22aを固定し、ニップローラ対22bのローラ24−1bをB方向に、ローラ24−2bをB’方向させるか、または、ローラ24−1bをC方向に、ローラ24−2bをC’方向に回転してシート状基材11に張力をかけることによって行われる。CCDカメラ35a、35bによって位置合わせを確認した後、R層用のフォトマスク4aの露光を行う。
【選択図】 図17

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、連続シート状基材上にカラーフィルタ形成用の着色された感光性樹脂組成物の層を積層した積層原反を用いて行う、カラーフィルタの製造方法、カラーフィルタの製造装置、及びカラーフィルタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、パーソナルコンピュータ、特に携帯可能なパーソナルコンピュータの発達に伴ない、液晶ディスプレイ、とりわけ、カラー液晶ディスプレイの需要が増加しており、一層の軽量化や耐衝撃性の向上が望まれている。このため、カラーフィルタも従来のガラス板を基材とするものから、プラスチックフィルムを基材とするものが望まれるようになってきている。
【0003】
プラスチックシートを基材とするカラーフィルタの製造は、ブラックマトリックスやカラーフィルタ層を構成する赤色、緑色、および青色の三色のカラーフィルタ層を、着色された感光性樹脂組成物の層の積層、パターン状の露光、および現像により生成するのが効率的である。
【0004】
カラーフィルタの製造に際し、従来のガラス板を基材とするカラーフィルタにおいては、ガラス板自身が剛性を有し、平面性が高いため、ガラス板を一枚ずつ取り扱う煩雑さはあるものの、ガラス板の取扱い中の伸縮の問題や、カラーフィルタの製作精度上の問題は比較的少なかった。これに対し、プラスチックシートを基材とするカラーフィルタの製造に際しては、連続したシートを取り扱えるので、原反や加工中の半製品のハンドリングが楽になる利点がある。このようなプラスチックシートを基材とするカラーフィルタの露光装置として、例えば、特許文献1がある。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−264999号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前述のように、プラスチックシートを用いたカラーフィルタは、ブラックマトリックスやカラーフィルタ層を構成する赤、緑、青層の積層、パターンの露光、および現像という手順で製造される。
このパターンの露光の際、ブラックマトリクスと赤層、青層、緑層の各カラーフィルタ層との位置合わせを正確に行う必要があるが、露光処理等は熱をかけて行うため基材となるプラスチックシートが伸縮して位置合わせが困難であるといった問題があった。
【0007】
本発明は、このような問題を鑑みてなされたもので、その目的とするところは、正確に位置を合わせて露光を行い、精度の高いフィルタを製造する製造装置及びフィルタ製造方法、その装置及び方法で製造されたカラーフィルタを提供することにある。
【0008】
【課題を解決する手段】
前述した目的を達成するための第1の発明は、感光性樹脂組成物層を積層したシート状基材を用いてカラーフィルタを製造するカラーフィルタの製造装置であって、前記シート状基材を2つのローラで挟んで搬送する1対のニップローラ対と、前記シート状基材にフォトマスクを介して露光を行う露光手段と、を具備し、前記1対のニップローラ対により前記シート状基材の位置決めを行い、前記露光手段で露光を行うことを特徴とするカラーフィルタの製造装置である。
【0009】
第1の発明において、露光手段は、シート状基材に吸着する吸引機構と、光源とを用いて露光を行い、フォトマスクに設けられた窓に、シート状基材に設けられたマークが合致するように、1対のニップローラ対でシート状基材に対して加える張力(テンション)を調整しつつ行うものである。
【0010】
このマークは通常ブラックマトリクスを露光する際にシート状機材につけられ、カラーフィルタ層用のフォトマスクに窓が設けられ、マークと窓の位置を合わせることでブラックマトリクスとカラーフィルタ層の位置を正確に合わせることが可能となり、精度の高いフィルタを製造することができる。カラーフィルタ層は通常、赤、青、緑の層である。
また、吸引機構は、吸着プレートであって、上面が平坦で下面が凹型形状であり、多孔質物質からなるものでもよい。
【0011】
第1の発明によれば、カラーフィルタ層のフォトマスクに設けられた窓に、シート状基材に設けられたマークが合致するように、シート状基材に加える張力を調整して露光を行うことから、ブラックマトリクスやカラーフィルタ層の各層のズレの少ない、精度の高いカラーフィルタを製造することが可能である。
【0012】
第2の発明は、感光性樹脂組成物層を積層したシート状基材を用いてカラーフィルタを製造するカラーフィルタの製造方法であって、1対のニップローラ対に設けられた2つのローラで前記シート状基材を挟んで搬送する工程と、前記シート状基材にフォトマスクを介して露光を行う露光工程と、を具備し、前記1対のニップローラ対により前記シート状基材の位置決めを行い、前記露光工程で露光を行うことを特徴とするカラーフィルタの製造方法である。
【0013】
第3の発明は、第2の発明である製造方法によって製造されたカラーフィルタである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本実施の形態にかかるフィルタ製造装置1の概略構成図である。図2は、図1に示す方向Rから見たフィルタ製造装置1を示す図である。
【0015】
フィルタ製造装置1は、ニップローラ対22a、22b、基台31、CCDカメラ35a、35b、露光装置40、露光台45、吸引機構47等から構成される。ニップローラ対22a、22bは、露光装置40の前後に設置され、積層原反3を上下のローラで挟んで移動させるものである。
【0016】
積層原反3は、露光によってカラーフィルタを作成するための基となるシート状原反である。積層原反3については後に詳しく説明する。
【0017】
ニップローラ対22aは、上ローラ24−1a、下ローラ24−2a、軸受5−1a、25−2a、エアシリンダ26a、ロッド27a、側板30aから構成される。
【0018】
ニップローラ対22aでは、側板30aに下ローラ24−2aが軸受25−2aにより回転可能に固定され、また、上ローラ24−1aが軸受25−2bに回転可能に固定される。軸受25−1a、25−2aは、側板30aに対して、上下方向にスライド可能に取付けられており、かつ、軸受25−1a、25−2aは、側板30aに固定されたエアシリンダ26aとの間をロッド27aにより連結されている。
【0019】
エアシリンダ26aを作動させることにより、上ローラ24−1aが下方に移動して、下ローラ24−2aとの間に積層原反3等のシート状物を圧着し、もしくは上方に離れることが可能となっている。
【0020】
また、ニップローラ対22aの側板30aの下部は、上側に溝29aを備えたガイドレール28aの溝29a内を左右方向(AB方向)、また図に対して奥方向と手前方向(図2においてCD方向)にスライド可能に設置されている。またガイドレール28aは基台31に回転軸Z1を中心に回転可能なように設置されている。
【0021】
ニップローラ22bにおいても同様の構成である。ニップローラ22bも溝29bを備えたガイドレール28bにAB方向、CD方向にスライド可能なように設置され、基台31に対して回転軸Z2を中心に回転可能なように設置されている。
【0022】
なお、各ニップローラ対22aおよび22bは、ローラ対をなすローラどうしの圧着が可能で、かつ、ローラ対同士が接近、もしくは離間可能であれば、このほかの構造を有するものであってもよい。
【0023】
CCDカメラ35a、35bは、積層原反3やパターンの位置を確認するためのものである。CCDカメラ35a、35bは、図1、図2に示すようにEF方向、GH方向、IJ方向に可動するように設置されている。また露光装置40は積層原反3に光を照射するものである。
【0024】
露光装置40は、上面に吸引機構47を有する露光台45と、下面に露光用のフォトマスク4をセットした紫外線光源等の露光光源41からなる。積層原反3は、露光台45の上を、光源41の部分に積層原反3の未露光部が位置するように方向Mに移動させられる。
【0025】
図3、図4は図1に示すX−X方向から見たフォトマスクを示す図である。図3は、ブラックマトリクス用のフォトマスク4を示す図である。フォトマスク4にはブラックマトリクス用のパターン5の周囲にマークパターン52−1、52−2、52−3、52−4が設けられる。
【0026】
図4は、カラーフィルタ層用、例えばR層(赤層)用のフォトマスク4aを示す図である。フォトマスク4aにはR層用パターン5aの周囲に窓55−1、55−2、55−3、55−4が設けられる。
【0027】
このマークパターン52−1、52−2、52−3、52−4及び窓55−1、55−2、55−3、55−4はブラックマトリクスの上にカラーフィルタ層を形成する場合にカラーフィルタ層用のフォトマスク4aの位置決めを行うために使用される。他のカラーフィルタ層(G層、B層)用のフォトマスクもフォトマスク4aと同様の構成を有する。位置決めの作業に関しては後に説明する。
【0028】
なお、露光装置40は、プロキシミティー露光方式のものを用いることが、精度の点、および感光性樹脂組成物の層の厚みの増減に対処できる点で好ましい。また、吸引機構47は、吸着プレートであって、焼結金属板もしくは焼結セラミック板等の多孔質板で構成されている。例えば、市販品の吸着プレート(SMC株式会社製、吸着プレート「SPシリーズ」)を用いることができる。
【0029】
多孔質板を用いると、その微細な孔から吸引することができるので、平らな板にドリル加工による孔を設けた吸引板にくらべ、板全面に渡り、より均一な吸引を行なうことができ、積層原反3に、孔の痕跡を残すことが無く、好ましい。多孔質板には吸引用のポンプが接続されて、吸引機構47に積層原反3を吸着することができる。
【0030】
積層原反3を吸着しないときは、吸引機構による吸引を止めるか、もしくは多孔質板から逆に、外に向かって空気を吹く。また、積層原反3が吸引機構47に触れないよう、積層原反3の搬送時には、吸引機構47が下方に逃げられるようにすることが好ましい。
【0031】
次に、積層原反3について説明する。
図5は、積層原反3を示す図である。積層原反3は、連続シート状基材11上に、ブラックマトリックス形成用の黒色に着色された感光性樹脂組成物の層12を積層してなるものである。
【0032】
カラーフィルタは、連続シート状基材11の上に構築され、光遮断用のブラックマトリクス(BM)、赤(R)層、緑(G)層、青(B)層の3原色画素のカラーフィルタ層、保護膜等からなる。
カラーフィルタ製造の手順は、BM層の形成、その後各カラーフィルタ層の形成と続く。
【0033】
生産上の効率を上げるために、通常、連続したシート状の積層原反3上に連続してBM層を形成し、積層原反3を全て巻き取った後、例えば、R層を先ほど形成したBM層上に位置合わせを行いつつ形成し、巻き取った後、同様にG層を形成して巻き取り、B層を形成してカラーフィルタを作成する。
あるいは、各層ごとに巻き取らずに、BM層、R層、G層、B層を連続形成してカラーフィルタを作成しても良い。
【0034】
図5に示す積層原反3において、連続シート状基材11としては、可撓性(フレキシブル)で、透明性を有する、適宜な幅と、幅に対して十分長い長尺のものを準備する。長尺のものを使用すると、通常、巻取り(ロール)の形態で、巻き出し装置に取付けて、巻取りの外側の端から、順次、加工機の加工部分に送り、加工後、引っ張り出すことにより、加工機の加工部分への供給および加工後の排出が容易になる利点があり、その意味では、出来るだけ長いものを巻取りとすることが好ましい。巻取りの重量や巻取りの直径が増加すると取扱いにくいので、長さは、適宜に決められるが、例えば、幅に対して、100倍〜10000倍程度である。
【0035】
具体的な連続シート状基材11の素材としては、ポリエチレンテレフタレート(略称;PET)、ポリエチレンナフタレート、ポリカーボネート、ポリフェニレンサルファイド、ポリイミド、ポリ塩化ビニル、ポリエーテルスルホン、ポリアミドイミド、ポリアミド、もしくは芳香族ポリアミド等の合成樹脂を挙げることができ、中でも、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、もしくはポリエーテルスルホンが好適に用いられる。合成樹脂以外にも、金属箔やごく薄いシート状のガラスも素材として使用できる。連続シート状基材11の厚みは、用途にもよるが、5μm〜400μmが好ましく、さらには、10μm〜200μmがより好ましい。
【0036】
連続シート状基材11上に積層される、ブラックマトリックス形成用の黒色に着色された感光性樹脂組成物の層12は、黒色等の遮光性物質が感光性樹脂、およびその他の成分中に溶解もしくは分散した組成物からなるものである。
【0037】
遮光性物質は、染料、無機顔料、有機顔料、カーボン微粒子、もしくは金属酸化物等から選択されて使用される。
【0038】
上記の遮光性物質が溶解もしくは分散される樹脂成分は、例えば、バインダ樹脂、および光重合性のモノマーであり、さらに、感光性樹脂組成物は、光重合開始剤、溶剤、もしくはその他の添加剤を含み得る。
【0039】
バインダ樹脂としては、エチレン/酢酸ビニル共重合体、エチレン/塩化ビニル共重合体、エチレンビニル共重合体、ポリスチレン、アクリロニトリル/スチレン共重合体、ABS樹脂、ポリメタクリル酸樹脂、エチレンメタクリル酸樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、塩素化塩化ビニル樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、セルロースアセテートプロピオネート樹脂、セルロースアセテートブチレート樹脂、ポリアミド樹脂(ナイロン6、ナイロン66、もしくはナイロン12等)、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、ポリエーテルサルホン樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ゼラチン、カゼイン、エポキシ樹脂、フェノキシ樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリアミック酸樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、フェノール樹脂、もしくはユリア樹脂を挙げることができる。
【0040】
光重合性のモノマーとしては、アリルアクリレート、ベンジルアクリレート、ブトキシエチルアクリレート、ブトキシエチレングリコールアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、ジシクロペンタニルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、グリセロールアクリレート、グリシジルアクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、イソボニルアクリレート、イソデキシルアクリレート、イソオクチルアクリレート、ラウリルアクリレート、2−メトキシエチルアクリレート、メトキシエチレングリコールアクリレート、フェノキシエチルアクリレート、ステアリルアクリレート、エチレングリコールジアクリレート、もしくはジエチレングリコールジアクリレート等のアクリレートモノマーを挙げることができ、これらのアクリレートモノマーのアクリレート基をメタクリレート基に置換したものでもよい。
【0041】
また、光重合性のモノマーとしては、アクリレート基もしくはメタクリレート基を有する各種のオリゴマーもしくはポリマーも含み得る。
【0042】
アクリレート基もしくはメタクリレート基を有する各種のオリゴマーとしては、ポリウレタン構造を有するオリゴマーにアクリレート基を結合させたウレタンアクリレートオリゴマー、ポリエステル構造を有するオリゴマーにアクリレート基を結合させたポリエステルアクリレートオリゴマー、エポキシ構造を有するオリゴマーにアクリレート基を結合させたエポキシアクリレートオリゴマー、ポリウレタン構造を有するオリゴマーにメタクリレート基を結合させたウレタンメタクリレートオリゴマー、もしくはポリエステル構造を有するオリゴマーにメタクリレート基を結合させたポリエステルメタクリレートオリゴマー等を、また、アクリレート基もしくはメタクリレート基を有する各種のポリマーとしては、アクリレート基を有するポリウレタンアクリレート、もしくはアクリレート基を有するポリエステルアクリレート等を挙げることができる。
【0043】
感光性樹脂組成物中に配合されるバインダ樹脂は、感光性樹脂組成物の総固形分中、30〜50%(質量基準)であることが好ましく、また、感光性樹脂組成物中に配合されるモノマーは、感光性樹脂組成物の総固形分中、15〜25%(質量基準)であることが好ましい。なお、総固形分とは、バインダ樹脂、モノマー、光重合開始剤、および遮光性物質を合計したものである。
【0044】
光重合開始剤としては、アセトフェノン類、α−アルキルアミノフェノン類、ベンゾフェノン類、ケタール類、アントラキノン類、チオキサントン類、アゾ化合物、過酸化物、2,3−ジアルキルジオン化合物類、ジスルフィド化合物類、チウラム化合物、もしくはフルオロアミン化合物等を用いることができる。
【0045】
上記の各成分からなる黒色に着色された感光性樹脂組成物の層12を、連続シート状基材11上に積層するには、上記の各成分、並びに溶剤、および適宜な添加剤を配合して、塗布用の感光性樹脂組成物を調製し、連続シート状基材11上に、公知の塗布方法により適用するとよい。
【0046】
塗布用の感光性樹脂組成物が含有し得る溶剤としては、メタノール、エタノール、n−プロパノール、もしくはエチレングリコール等のアルコール類、アセトン、もしくはメチルエチルケトン等のケトン類、トルエン、もしくはキシレン等の芳香族炭化水素、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、カルビトール、もしくはプロピレングリコールモノエチルエーテル等のグリコールエーテル類、酢酸エチル、酢酸ブチル、セロソルブアセテート、カルビトールアセテート等の酢酸エステル等を挙げることができる。
【0047】
上記の塗布用の感光性樹脂組成物は、連続シート状基材11上に直接に塗布して積層する以外に、連続シート状基材11とは別の、剥離性面を有する剥離性シートの剥離性面に塗布して、感光性樹脂組成物の層を転写し得る転写シートを作成した上で、得られた転写シートを用いて、連続シート状基材11上に転写する転写法によって、積層を行なってもよく、このように、予め準備した転写シートを用いる転写法によって、感光性樹脂組成物の層を積層すると、塗布して積層するのにくらべ、積層をドライプロセスで行なうことができるので、積層がより効率的であり、塗布後の乾燥時間を取るための設備の増加、もしくは単位時間あたりの処理量の低下を伴わないで、積層を行なえる利点が生じる。なお、転写に際し、感光性樹脂組成物の層自体の接着性(特に熱接着性)を利用するか、予め感熱接着剤層を、感光性樹脂組成物の層上に積層しておくことが好ましい。
【0048】
次に、フィルタ製造装置1を用いたカラーフィルタの製造方法について説明する。図5に示す準備された積層原反3の感光性樹脂組成物の層12に対して、ブラックマトリックスを形成するためのフォトマスク4を介してパターンの露光を行なう。図6、図7、図9は、フィルタ製造装置1により積層原反3の露光方法を説明するための図である。
【0049】
ここで、積層原反3は感光性樹脂組成物の層12がポジ型であることを想定して描いてあるが、感光性樹脂組成物の層12はネガ型であってもよい。後述のカラーフィルタ層についても同様である。
【0050】
積層原反3の移動は、図6に示すように、露光装置40の前後に設置されたニップローラ対22aおよび22bにより積層原反3を挟んで、ニップローラ対22aのローラ24−1aをB方向に、ローラ24−2aをB’方向に回転させ、ニップローラ対22bのローラ24−1bをB方向に、ローラ24−2bをB’方向に回転させることで行われる。
【0051】
図6に示すように、ニップローラ対22a、22bが回転することにより、積層原反3の未露光部が露光装置40の露光部分に搬送される。そして、図7に示すように、ニップローラ対22a、22bを停止した後、ニップローラ対22aのローラ24−1aをC方向に、ローラ24−2aをC’方向に少し逆回転させ、ニップローラ対22bのローラ24−1bをB方向に、ローラ24−2bをB’方向に少し回転させ、積層原反3に所定量の張力をかける。
【0052】
図8は積層原反3にかけられる張力と歪みの関係を示す図である。前述の積層原反3にかけられる張力は積層原反3の歪がそれほど大きくない範囲T1程度の大きさである。
【0053】
次に、積層原反3に所定量の張力がかかった状態で、露光台45を上昇させ、図9に示すように露光台45の上面を積層原反3の下面に接触させ、露光台45の上面に設置された吸引機構47により吸引して、露光台45上に沿って積層原反3を吸着させ、固定させる。
【0054】
積層原反3を固定した後、ブラックマトリクス用のフォトマスク4の露光を行う。なお露光台45およびフォトマスク4は昇降可能に設置されている。
【0055】
尚、積層原反3に所定の張力をかけるためには、ニップローラ対22bを停止させ、ニップローラ対22aのローラ24−1aをC方向に、ローラ24−2aをC’方向に少し回転させてもよい。またその逆に、ニップローラ対22aを停止させ、ニップローラ対22bのローラ24−1bをB方向に少し回転させてもよい。
【0056】
このとき、露光によって位置合わせの際に利用するアライメントマーク(マーク)も形成される。図10はフォトマスク4を示す図であり、図11はアライメントマークの形成を説明する図である。図10に示すブラックマトリクス用のフォトマスク4にはマークパターン52−1、52−2、52−3、52−4が設けられる。
【0057】
このフォトマスク4を介して露光を行うと、図11に示すようにフィルタ形成部51にはブラックマトリクス15が、その外側には位置合わせの際に基準となる目印であるアライメントマーク53−1、53−2、53−3、53−4が形成される。
【0058】
図12はフォトマスク4の露光を示す断面図、図13は形成されたブラックマトリクス15の断面図である。図10及び図12に示すように、ブラックマトリクス用のパターン5及びマークパターン52−1、52−2、52−3、52−4が設けられたフォトマスク4を介して光源25により露光等が行われる。
【0059】
露光後、吸引機構47に大気もしくは風を導入して吸着状態を解放し、ニップローラ対22a、22bを再び回転させることにより、露光された部分の積層原反3を露光台45上から排出すると共に、新たに、積層原反3の次の未露光部を露光台45上に移動させる。この際露光台41を降下させ、フォトマスク4を上昇させて、積層原反3との距離をあけると良い。
【0060】
その後、現像、エッチング等が行われ、図11及び図13に示すように、フィルタ形成部51にはブラックマトリクス15が形成され、フィルタ形成部51の外側にアライメントマーク53−1、53−2、53−3、53−4が連続シート状基材11上に形成される。
【0061】
こうして、シート状基材11全てにブラックマトリクス15を形成し、シート状基材11を巻き取った後、順次カラーフィルタ層を形成する。
ブラックマトリクス15は、カラーフィルタ層を構成する赤色、青色、および緑色の各色の微細カラーフィルタ層の境界部を構成し、観察側における外光の反射を防止して、画像もしくは映像のコントラストを向上させるものである。
【0062】
次に、カラーフィルタ層の形成について説明する。ここでは、赤層(R層)の形成を例に説明する。図14から図22は、カラーフィルタ層の形成を説明するための図である。図14に示すように、予めブラックマトリックス15が形成された連続シート状基材11の全面に、例えば、赤色(R)のカラーフィルタ層を形成するための感光性樹脂組成物の層16を積層する。
【0063】
赤色のカラーフィルタ層を形成するための感光性樹脂組成物の層16を積層する方法、カラーフィルタ層を構成する感光性樹脂組成物、および層形成のための塗布用の感光性樹脂組成物に関しては、ブラックマトリックス15に関するものと同じである。
【0064】
ただし、感光性樹脂組成物の遮光性物質を、染料、または無機顔料もしくは有機顔料等の着色剤に変更すればよい。着色剤としては、例えば、C.I.ピグメントレッド168を用いるが、青色のカラーフィルタ層を形成するのであれば、着色剤として例えば、C.I.ピグメントブルー60を、緑色のカラーフィルタ層を形成するのであれば、着色剤として例えば、リオノールグリーン2Y−301を用いることができる。
【0065】
図15に示すように、赤色感光性樹脂組成物の層16が施され、ブラックマトリクス15が形成されたシート状基材11の移動は、ニップローラ対22aおよび22bによりシート状基材11を挟んで、ニップローラ対22aのローラ24−1aをB方向に、ローラ24−2aをB’方向に回転させ、ニップローラ対22bのローラ24−1bをB方向に、ローラ24−2bをB’方向に回転させることで行われる。
【0066】
図16に示すように、赤色カラーフィルタ層形成部、即ちブラックマトリクス15が露光装置40の露光部分に搬送されると、ニップローラ対22a、22bを停止させ、シート状基材11に張力をかけてブラックマトリクス15とR用フォトマスク4aとの位置合わせを行う。このときの張力は図8に示すT1範囲内である。
【0067】
このとき、精度の良いカラーフィルタを製造するためには、R用フォトマスク4aをブラックマトリクス15に対して正確に位置を合わせる必要がある。図17、図18は赤色層形成用のフォトマスク4aとブラックマトリクス15の位置あわせ方法を説明するための図である。図17に示すように、フォトマスク4aのカラーフィルタ作成部の外側には、窓55−1、55−2、55−3、55−4が開けられている。
【0068】
図18に示すように、この窓55−1の中心とブラックマトリクス15を形成する時に形成されたアライメントマーク53−1の中心が一致するように位置合わせを行う。この位置合わせは、図16に示すように、例えばニップローラ対22aを固定し、ニップローラ対22bのローラ24−1bをB方向に、ローラ24−2bをB’方向させるか、または、ローラ24−1bをC方向に、ローラ24−2bをC’方向に回転してシート状基材11にかかる張力を調整することによって行われる。
【0069】
また、図17に示すように、搬送方向に対して垂直方向の位置合わせは、ニップローラ対22a、22bを図1に示すガイドレール28に沿ってCD方向に移動させることで、シート状基材11をG方向またはH方向に移動することができる。更に、回転方向の位置のズレは、フォトマスク4aを回転させるか、或いは、図1に示すガイドレール28aを回転軸Z1を中心に回転させることで、位置合わせを行う。
【0070】
この位置合わせの確認はCCDカメラ35a、35bによって行われる。
こうしてアライメントマーク53−1、53−2、53−3、53−4をそれぞれ窓55−1、55−2、55−3、55−4に一致させ、位置合わせをした後、露光台45を上昇させ、図19に示すように露光台45の上面をシート状基材11の下面に接触させる。
【0071】
そして、露光台45の上面に設置された吸引機構47により吸引して、露光台45上に沿ってシート状基材11を吸着させ、固定させる。その後、吸着ローラ22bをS方向に移動することで、シート状基材11にかかる張力を解放してからR層用のフォトマスク4aの露光を行う。
【0072】
図20は露光状態を示す断面図である。図20においては、赤色の感光性樹脂組成物の層16がポジ型であることを想定している。
尚、アライメントマーク及びそれに対応する窓の位置、大きさ、形状、数は任意に設定可能である。
【0073】
図21に示すように、フォトマスク4aの露光を行った後、現像すると、感光性樹脂組成物の層6が、パターン状に残留した赤色の微細カラーフィルタの集まりからなる赤色カラーフィルタ(CF)層18を得ることができる。
【0074】
こうして赤色(R)カラーフィルタ層18が形成した後、同様にして青色(B)カラーフィルタ層19、緑色(G)カラーフィルタ層を同様に作成する。こうして図22に示すような各層のズレの少ない精度の高いカラーフィルタ5が完成される。
【0075】
このように本実施の形態では、ブラックマトリクスのパターン15とカラーフィルタ層のフォトマスク4aの位置合わせを確実に行うことで高精度のカラーフィルタを提供することが可能となる。
【0076】
以上の説明では、ニップローラ対22a、22b両方を回転させていたが、片側のニップローラ対、例えばニップローラ対22bだけを回転させ、積層原反3等のシート状積層を移動させることも可能である。
【0077】
次に、図23を用いてアライメントマークの設置に関する他の実施の形態をにいて説明する。
【0078】
図23に示すアライメントマーク53−11、53−12、53−13、53−14、53−15、53−16は、ブラックマトリクスを形成する際に、カラーフィルタ作成部51の外側に形成される。このうちアライメントマーク53−11、53−14は赤色のカラーフィルタ層を形成する際に使われ、その中心と赤色フィルタ形成用のフォトマスクに開けられた窓55−11、55−14の中心とを合わせて位置を合わせる。
【0079】
また、アライメントマーク53−12、53−15の中心は緑色フィルタ形成用フォトマスクに設けられた窓55−12、55−15の中心と一致させる。また、アライメントマーク53−13、53−16の中心は青色フィルタ形成用フォトマスクに設けられた窓55−13、55−16の中心と一致させる。
【0080】
図24は、他の実施の形態に係る露光装置71を示す図である。露光装置71は、露光光源41、露光台45、吸引機構(吸着プレート)77等から構成される。露光光源41、露光台45の作用に関しては図1に示す露光装置40と同じである。
【0081】
図24に示すように、吸引機構77の下面は、外側が厚く中心が薄い凹型形状となっている。このように吸引機構77の下面を凹型にし、吸引することで、吸引機構77を介する吸着力が中心ほど強くなり、積層原反3の中心に空気が溜まるのを確実に防止することが可能である。
【0082】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、カラーフィルタを形成する各層の位置合わせを正確に行い、精度の高いフィルタを製造する製造装置及びフィルタ製造方法、その装置及び方法で製造されたカラーフィルタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るフィルタ製造装置1の構成を示す図
【図2】図1に示すR方向から見たフィルタ製造装置1を示す図
【図3】ブラックマトリクス用フォトマスク4を示す図
【図4】カラーフィルタ層用フォトマスク4aを示す図
【図5】積層原反3を示す図
【図6】ブラックマトリクスのパターンの露光の説明図
【図7】ブラックマトリクスのパターンの露光の説明図
【図8】積層原反3における張力と歪みの関係を示す図
【図9】ブラックマトリクスのパターンの露光の説明図
【図10】ブラックマトリクスのフォトマスク4aを示す図
【図11】積層原反3に形成したアライメントマークを示す図
【図12】ブラックマトリクスのパターンの露光の説明図
【図13】ブラックマトリクス15を示す図
【図14】カラーフィルタ層の形成を説明するための説明図
【図15】カラーフィルタ層の形成を説明するための説明図
【図16】カラーフィルタ層の形成を説明するための説明図
【図17】アライメントマークを用いた位置合わせを説明するための説明図
【図18】アライメントマークを用いた位置合わせを説明するための説明図
【図19】カラーフィルタ層の形成を説明するための説明図
【図20】カラーフィルタ層の露光を示す断面図
【図21】R層が形成されたシート状基材11を示す図
【図22】カラーフィルタ5の断面図を示す図
【図23】マークに関する他の実施の形態を示す図
【図24】吸引機構77を示す図
【符号の説明】
1………フィルタ製造装置
3………積層原反
4………ブラックマトリクス用フォトマスク
4a………カラーフィルタ層用フォトマスク
11………連続シート状基材
12………感光性樹脂組成物の層
15………ブラックマトリックス(BM)
22a、22b………ニップローラ対
35a、35b………CCDカメラ
40………露光装置

Claims (10)

  1. 感光性樹脂組成物層を積層したシート状基材を用いてカラーフィルタを製造するカラーフィルタの製造装置であって、
    前記シート状基材を2つのローラで挟んで搬送する1対のニップローラ対と、
    前記シート状基材にフォトマスクを介して露光を行う露光手段と、
    を具備し、
    前記1対のニップローラ対により前記シート状基材の位置決めを行い、前記露光手段で露光を行うことを特徴とするカラーフィルタの製造装置。
  2. 前記露光手段は、前記シート状基材を吸引する吸引機構と、光源とを少なくとも具備することを特徴とする請求項1記載のカラーフィルタの製造装置。
  3. 前記シート状基材の位置決めは、前記フォトマスクに設けられた窓に、前記シート状基材に設けられたマークが合致するように、前記1対のニップローラ対で前記シート状基材に対して加える張力を調整しつつ行うことを特徴とする請求項1記載のカラーフィルタの製造装置。
  4. ブラックマトリクスを形成する際に、前記マークが前記シート状基材に形成されることを特徴とする請求項3記載のカラーフィルタの製造装置。
  5. 前記吸引機構は、吸着プレートであって、上面が平坦で下面が凹型形状であり、多孔質物質からなることを特徴とする請求項2記載のカラーフィルタの製造装置。
  6. 感光性樹脂組成物層を積層したシート状基材を用いてカラーフィルタを製造するカラーフィルタの製造方法であって、
    1対のニップローラ対に設けられた2つのローラで前記シート状基材を挟んで搬送する工程と、
    前記シート状基材にフォトマスクを介して露光を行う露光工程と、
    を具備し、
    前記1対のニップローラ対により前記シート状基材の位置決めを行い、前記露光工程で露光を行うことを特徴とするカラーフィルタの製造方法。
  7. 前記露光工程は、前記シート状基材に吸着する吸引機構と、光源とを少なくとも用いて露光を行うことを特徴とする請求項6記載のカラーフィルタの製造方法。
  8. 前記シート状基材の位置決めは、前記フォトマスクに設けられた窓に、前記シート状基材に設けられたマークが合致するように、前記1対のニップローラ対で前記シート状基材に対して加える張力を調整しつつ行うことを特徴とする請求項6記載のカラーフィルタの製造方法。
  9. ブラックマトリクスを形成する際に、前記マークが前記シート状基材に形成されることを特徴とする請求項8記載のカラーフィルタの製造方法。
  10. 請求項6記載のカラーフィルタの製造方法によって製造されたカラーフィルタ。
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