JP2004340710A - 厚み検出センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】媒体の厚みを検出するためのダイナミックレンジを広く設定するとともに、このようにダイナミックレンジを広く設定した場合であっても、正確に媒体の厚みを検出できるようにする。
【解決手段】互いに対向して設けられた固定電極30および可動電極40と、媒体に接触することによって電極間のギャップを変化させるプランジャ2と、電極間に蓄えられる静電容量を媒体の厚み検出のための電気信号に変換するCR発信回路63、FV変換回路64を備え、プランジャ2の後端部21を可動電極40のギャップ側の電極面に接触させ、媒体の厚みに対応して可動電極40を固定電極30から離れる方向に変位させる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コピー用紙やOHPフィルム、紙幣などのような薄い紙葉状の媒体の厚みを検出する厚み検出センサに関し、より具体的には、媒体の厚みに対応して電極間のギャップを変化させ、その電極間に蓄えられる静電容量に対応して媒体の厚みを検出できるようにした厚み検出センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、コピー機などには、媒体の厚みを検出する厚み検出センサが設けられている。この厚み検出センサは、一般に、カートリッジなどから順次繰り出されてきた用紙が重送されていないか否かを検出し、所定以上の厚みを検出した場合は重送であると判断して搬送の停止などを行うようにしたものである。ところで、媒体と接触することによってその接触状態を検出するセンサに関しては、特許文献1に開示されているようなものが知られている。
【0003】
【特許文献1】
特開平5―288619号公報
【0004】
このセンサは、ベースフィルムに設けた固定電極と、この固定電極に対向して設けられた可動電極とを設けてなるものであり、媒体が可動電極側に設けた部材に接触することによって可動電極を固定電極側に変位させ、この電極間のギャップの変化に伴う静電容量の変化に基づいて媒体との接触状態を検出するようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、電極間に蓄えられる静電容量を検出する際、CR発信回路などによってその静電容量を周波数に変換し、その周波数を検出するようにしているが、この電極間のギャップとこの周波数との関係については、図10に示すような関係を有することが知られている。すなわち、電極間のギャップが小さい領域では、ギャップの増大に対応して周波数はリニアに変化し、また、電極間のギャップが大きい領域では、ギャップが増大しても周波数は徐々にしか変化しない。このため、あらかじめギャップを広く設定していた場合は、ギャップが変化しても周波数がリニアに変化しない可能性があり、正確な周波数変化の検出が困難になる。一方、あらかじめギャップを狭く設定した場合は、ギャップの変化に対応して周波数はリニアに変化するため、正確な周波数変化の検出が可能となる。ところが、このようにギャップを狭く設定した場合は、可動電極はギャップの範囲内でしか固定電極側に変位することができない。このため、このギャップの範囲を超えるような厚みを有する媒体がセンサに接触した場合は、センサが破壊されることとなる。また、センサのダイナミックレンジは、電極間のギャップの範囲に限定されてしまうため、ダイナミックレンジも小さくなってしまう。
【0006】
そこで、本発明はかかる課題に着目してなされたもので、ダイナミックレンジを大きく設定できるようにするとともに、このようにダイナミックレンジを大きく設定した場合であっても、正確に媒体の厚みを検出することができるような厚み検出センサを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明の厚み検出センサは上記課題を解決するために、互いに対向して設けられた一対の電極と、媒体に接触することによって電極間のギャップを変化させるプランジャと、電極間に蓄えられる静電容量を電気信号に変換する変換回路を備えてなるものにおいて、媒体の厚みの増加に対応するプランジャの変位により、電極間のギャップを拡大させるように構成したものである。
【0008】
このように構成すれば、初期状態(媒体がプランジャに接触していない状態)において対向して設けられた電極をほぼ密着させることができ、媒体との接触によって電極間のギャップが拡大しても、リニアに変化する領域内でその周波数を検知することができる。さらに、ギャップの広がる方向に電極が変位するので、従来のように初期状態で設定されたギャップによってダイナミックレンジが決定されてしまうということがなくなり、ダイナミックレンジを可能な限り広く確保することができる。
【0009】
また、別の実施態様では、電極のいずれか一方を固定電極とし、この固定電極に対向する側の電極に、媒体との接触によってギャップを変化させる可変電極とギャップを維持する固定電極を設ける。
【0010】
通常、電極間に蓄えられる静電容量は、外気の温度や水分含有量などによって変化する。このため、外気の温度や水分含有量などの影響によって静電容量が変化し、誤った検出結果を出力してしまう可能性がある。このため、固定電極と、これに対向する側に可動電極と固定電極とを設け、この可動電極側に蓄えられる静電容量、および両固定電極間に蓄えられる静電容量に基づいて周波数を求め、これらの差をとることによって温度などの影響をキャンセルする。
【0011】
また、このような発明のうち、好ましい実施態様としては、媒体搬送路との相対位置が固定するように設けられる固定電極と、この固定電極に対向して設けられる可動電極と、前記固定電極とのギャップを変化させるように可動電極を変位させるバネ部と、固定電極および可動電極間に蓄えられた静電容量を電気信号に変換する変換回路と、媒体に接触することによって軸方向に進退するプランジャとを具備してなり、固定電極にプランジャ挿入孔を設けてプランジャを進退可能に取り付け、このプランジャによって可動電極におけるギャップ側の電極面を押圧してギャップを拡大させるように構成する。
【0012】
このように構成すれば、ギャップの内側から可動電極を押圧するので簡単な構成で確実にギャップを拡大させることができる。
【0013】
さらに、別の実施態様では、一対の電極を構成する一方の固定電極をプリント基板によって構成する。
【0014】
このように構成すれば、固定電極や線路、端子などを同時にプリントすることができ、簡単に固定電極などを作成することができるようになる。
【0015】
加えて、このプリント基板によって生成された固定電極上にレジストを設け、このレジストによって対向する電極とのギャップを形成する。
【0016】
このように構成すれば、別個新たに電極間の誘電体を設ける必要がなくなり、レジスト本来の機能に加えてそのレジストを誘電体としても使用することができる。
【0017】
また、プランジャの後端部にそのプランジャの先端部よりもりも径の大きいヘッド部を設ける。
【0018】
このように構成すれば、ケースなどに貫通孔を設けてそのプランジャを保持させるような場合、そのヘッド部によって貫通孔を塞ぐことができ、外部からのゴミの侵入を防止することができる。
【0019】
また、プランジャの先端部および後端部を球面状に構成する。
【0020】
このように構成すれば、媒体などに接触してプランジャが傾斜してしまった場合であっても、その両端部分を球面状にしているため、プランジャの先端部と後端部の縦長方向の距離は変わらない。このため、プランジャの後端部を可動電極のギャップ側の電極面に接触させて可動電極を変位させるような場合であっても、プランジャの傾斜による可動電極の変位量に影響を与えることがなくなる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第一の実施形態における厚み検出センサ100の構成について図面を参照して説明する。この実施の形態において、図1は厚み検出センサ100の分解斜視図を示し、図2は厚み検出センサ100を組み立てた状態における図1のA−A断面図、図3はケース1に取り付けられたプランジャ2近傍の拡大図、図4は固定電極板3の拡大斜視図、図5は可動電極板4および電極押さえ板5の拡大斜視図を示したものである。また、図6は回路基板6に設けられる変換回路の構成を示したものである。
【0022】
この実施の形態における厚み検出センサ100は、図11に示すように、コピー機などのような紙葉類処理装置9の媒体搬送路90近傍に設けられるもので、ガイド板91などに対向して設けられる。この厚み検出センサ100は、図1に示すように、ケース1およびシールド板8によって構成されるケース本体内に、媒体搬送路90との相対位置が固定するように設けられる固定電極30と、この固定電極30とのギャップが変化するように設けられる可動電極40と、固定電極30および可動電極40間に蓄えられた静電容量を電気信号に変換する変換回路を有する回路基板6とを設け、また、媒体に接触することによって軸方向に進退するプランジャ2を設ける。そして、固定電極30の中央にプランジャ挿入孔31を設けてプランジャ2を進退可能に取り付け、プランジャ2の後端部21を可動電極40におけるギャップ側の電極面に接触させる。これによって、媒体がプランジャ2に接触した際、可動電極40と固定電極30とのギャップを拡大させるようにしたものである。以下、この厚み検出センサ100の構成について詳細に説明する。
【0023】
ケース1は、プランジャ2の先端部20を突出させるための半球状の突出部12(図2、図3参照)を設けるとともに、その突出部12の中心部分にケース1の内側へ貫通する貫通孔12aを設けてプランジャ2を進退可能に保持する。
【0024】
図3にこのプランジャ2およびその近傍のケース1の拡大断面図を示す。このプランジャ2は樹脂によって円柱状に形成されるもので、媒体との接触部分を先端部20とし、可動電極40との接触部分を後端部21とした場合に、後端部21側に先端部20側およびケース1の貫通孔12aよりも径の大きいヘッド部22を設け、このヘッド部22をケース1内側の底面部11に当接させる。そして、これにより、プランジャ2が貫通孔12aから抜け落ちるのを防止するとともに、ヘッド部22によって貫通孔12aの隙間を覆い、外部からゴミなどを侵入させないようにしている。また、このプランジャ2の先端部20および後端部21は、プランジャ2の縦長方向の中央を中心点Oとした同一円の球面をなすように形成される。通常、このプランジャ2が媒体に接触した場合、図3の波線で示すように、貫通孔12aとプランジャ2との隙間によってプランジャ2が傾斜する。ところが、このように先端部20および後端部21を同一円の球面に形成した場合は、プランジャ2が傾斜した場合であっても、プランジャ2の先端部20と後端部21の上下方向の距離Bは余り変化しないため、プランジャ2の傾斜に基づく可動電極40の変位を可能な限り防止することができる。
【0025】
一方、このケース1の内側には、図1および図2に示すように、固定電極板3や回路基板6の取り付けを案内するためのガイド13と、固定電極30を有する固定電極板3や可動電極40を有する可動電極板4、電極押さえ板5を固定するためのピン14を設ける。
【0026】
ガイド13は、ケース1の内側壁面を内側へ向けて縦長状に突出させて構成したもので、ケース1の底面部11側に厚み寸法の大きい第一のガイド13dを設け、また、その上部に段差部13mを設け、さらにその段差部13mよりも開口部10側に第一のガイド13dよりも厚み寸法の小さい第二のガイド13uを設ける。そして、固定電極板3にこの第一のガイド13dに対応した凹部32を設け、その固定電極板3をその第一のガイド13dに沿って取り付ける。また、回路基板6にも、第二のガイド13uに対応した凹部60を設け、その回路基板6をその第二のガイド13uに沿って段差部13m上に載置して取り付ける。また、ピン14は、ケース1の底面部11から起立して設けられる。また、これに対応して、固定電極板3、可動電極板4、電極押さえ板5にはこのピン14に対応した孔部33、43、53を設け、これら固定電極板3、可動電極板4、電極押さえ板5をピン14に通し、そのピン14の上端部分を熱などによって変形させて固定する。
【0027】
次に、固定電極板3の構成を図4などに示す。固定電極板3はプリント基板によって構成されるもので、中央に設けられた円形の固定電極30と、絶縁体であるレジスト34と、導体を表面に露出させた接合部35とを設ける。この固定電極30はレジスト34によって覆われ、可動電極40との間の誘電体として機能する。一方、接合部35は、固定電極30の外周部分であってレジスト34の上面に設けられる。そして、この固定電極板3に密着して取り付けられる可動電極板4と電気的に結合する。これらの固定電極30および接合部35は、線路36を介して端子37a、37b、37cに接続され、図示しない導線などを介して回路基板6の端子67a、67b、67c(図1)に接続される。なお、図4において波線で示したものはレジスト34の下側に位置するものを示し、レジスト34の上面には接合部34および端子37a、37b、37cのみが露出していることになる。また、この固定電極板3の中央部分には、プランジャ2を挿入のためのプランジャ挿入孔31を設ける。このプランジャ挿入孔31は、プランジャ2のヘッド部22よりも若干大きな径を有してなるもので、ケース1に設けられた貫通孔12aとこのプランジャ挿入孔31によってプランジャ2を進退可能に保持する。
【0028】
可動電極板4の構成を図5に示す。可動電極板4は、正方形状の薄い金属板によって構成されるもので、線状のバネ部41の中心側に円形の可動電極40を設ける。このバネ部41は、可動電極板4に設けられた複数のスリット42の間に残る部材によって構成されるもので、この実施の形態では、同心円上にクランク状のスリット42を複数設け、そのスリット42間に残る部材によってバネ部41を構成している。そして、このバネ部41の撓みによって、可動電極40は平面状態を維持しながらねじれて変位する。この可動電極40は、可動電極板4を取り付けた状態において固定電極30と対向する位置に設けられ、また、この可動電極40の外側には、電極押さえ板5によって押圧されるための外周部分44を設ける。
【0029】
この電極押さえ板5は、可動電極板4と同じ外形寸法を有する正方形状の金属板によって構成され、可動電極40の変位を許容するための円形の窓部50を有する。そして、この電極押さえ板5も同様に、ケース1の底面部11から起立するピン14に取り付けられ、窓部50内で可動電極40の変位を許容しつつ、可動電極板4の外周部分44を押圧して、固定電極板3の接合部35と可動電極板4の外周部分44とを導体接触させる。
【0030】
回路基板6は、図1に示すように、固定電極板3の端子37a、37b、37cに導線(図示せず)で接続される端子67a、67b、67cと、固定電極30と可動電極40との間に蓄えられた静電容量を電気信号に変換する変換回路を設ける。この変換回路の構成を図6に示す。
【0031】
図6において、61は固定電極30および可動電極40によって構成される可変コンデンサを示し、62は抵抗素子、63はCR発信回路を示す。また、64は静電容量を電気信号に変換するFV変換回路を示す。そして、この図6における波線で示された回路が回路基板6に設けられる。この回路により、固定電極30と可動電極40との間に蓄えられた静電容量はCR発信回路63によって周波数信号に変換され、もしくは、さらにFV変換回路64によって電圧に変換される。これらの周波数信号や電圧は、アプリケーションに応じて適宜選択して出力される。
【0032】
コネクタ7(図1)は、これらの周波数信号や電圧などの電気信号を出力するもので、回路基板6に固定して取り付けられる。そして、コピー機などのような紙葉類処理装置9でその電気信号に基づいた媒体の搬送制御などを行えるようにする。
【0033】
次に、このように構成された厚み検出センサ100の動作原理について説明する。
【0034】
まず、媒体が存在していない状態では、可動電極40はその外周部に設けられたバネ部41の弾性力によって固定電極板3のレジスト34に密着する。このレジスト34は数μm(約20μm)の程度の薄いものであるため、この状態では図10のP1点で示すように、CR発信回路63によって出力される周波数は最小値を示す。そして、搬送されてきた媒体がプランジャ2に接触してその増加した厚み分だけプランジャ2を押し上げた場合、そのプランジャ2の後端部21によって可動電極40の中央部分が押し上げられ、固定電極30とのギャップが拡大するように変化する。この時、CR発信回路63によって出力される周波数は、図10の矢印P2で示すように徐々に大きくなる。ところがこの実施の形態では、初期状態において固定電極30と可動電極40とをレジスト34を介して密着させているため、そこからギャップを拡大しても周波数はリニアに変化し、この周波数の検出によって媒体の厚み変化を正確に検出することができるようになる。
【0035】
このように上記実施の形態では、互いに対向して設けられた固定電極30および可動電極40と、媒体に接触することによって電極間のギャップを変化させるプランジャ2と、電極間に蓄えられる静電容量を媒体の厚み検出のための電気信号に変換するCR発信回路63やFV変換回路64を備えてなるものにおいて、プランジャ2の後端部21を可動電極40のギャップ側の電極面に接触させ、媒体の厚みの増加に対応して可動電極40を固定電極30から離れる方向に変位させるように構成したので、周波数がリニアに変化する領域内でその周波数を検出することができ、正確に媒体の厚みを検出することができるようになる。また、可動電極40が固定電極30から離れる方向に変位するので、初期状態で設定されたギャップによってダイナミックレンジが限定されることがなく、ダイナミックレンジを広く確保することができるようになる。
【0036】
また、この実施の形態では、固定電極板3をプリント基板によって形成したので、固定電極30と同時に端子37a、37b、37cや線路36を形成することができ、簡単に固定電極などを作成することができる。
【0037】
さらに、固定電極30上に、レジスト34を設け、このレジスト34の上面に可動電極40を密着させるようにしたので、このレジスト34を本来の絶縁保護材として使用するだけでなく、誘電体としても使用することができ、別途新たに電極間に誘電体を設ける必要がなくなる。
【0038】
加えて、プランジャ2の先端部20および後端部21の形状を球面状に構成したので、媒体との接触によってプランジャ2が傾斜した場合であっても、そのプランジャ2の先端部20と後端部21の上下方向の距離は余り変化せず、可動電極40にこの傾斜による変位誤差を与えることが少なくなる。
【0039】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されることなく種々の態様で実施することができる。
【0040】
例えば、温度特性などによる静電容量の誤差をなくす場合は、上記実施の形態に加えて、電極間のギャップが不変となる一対の電極を設けるようにしても良い。
【0041】
この第二の実施形態の構成を図7に示す。この図7は、固定電極板3aや可動電極板4aなどの概要を示したものである。30a、30bはそのプリント基板上にそれぞれ独立して設けられた2つの固定電極、34はこれらの固定電極30a、30b上に設けられたレジスト、40aは可動電極板4aの可動電極、40bは可動電極板4aの固定電極、41aは可動電極40a外周部分に設けられたバネ部である。そして、固定電極板3a側の固定電極30aと可動電極板4a側の可動電極40aとを対向して設け、プランジャ2の押圧によってギャップを拡大させる。また、これと独立して、固定電極板3a側の固定電極30bと可動電極板4a側の固定電極40bとを対向して設け、それぞれ図示しない端子を介して、図8の波線に示す変換回路に接続する。
【0042】
図8において、61aは固定電極板3a側の固定電極30aおよび可動電極板4a側の可動電極40aによって構成される可変コンデンサ、61bは固定電極板3a側の固定電極30bおよび可動電極板4a側の固定電極40bによって構成されるコンデンサを示す。コンデンサ61a側に蓄えられた静電容量は、媒体の厚みに基づくプランジャ2の押圧と環境変化によって変動し、また、コンデンサ61b側に蓄えられた静電容量は環境変化のみによって変動する。そして、これらの静電容量をCR発信回路63a、63bにより周波数信号に変換し、カウンタ65a、65bに出力してCPU66でそれぞれの出力値を差分する。
【0043】
このように構成すれば、温度変化などによる静電容量の変化をキャンセルすることができ、温度変化などに依存しない正確な厚み検出が可能となる。
【0044】
また、温度変化に基づく部材の膨張をキャンセルするためには、次に示すように構成しても良い。
【0045】
この第三の実施形態の構成を図9に示す。図9は温度変化に基づいて部材が膨張した場合であっても、これに基づいてギャップに変化を生じさせないように構成したものの原理図を示すものである。図9において、1aはケース、2aはプランジャであり、その他の構成については第一の実施形態もしくは第二の実施形態と同様に構成される。この実施の形態においては、プランジャ2aとケース1aは同じ線膨張係数を有する部材によって構成される。そして、プランジャ2aにおけるヘッド部22aの下面22dからケース1aの下端面15までの距離をAとし、また、プランジャ2aの後端部21aから先端部20aまでの距離をBとした場合、「A=B」となるように構成する。このように構成すれば、それぞれ同じ長さを有し、かつ、同じ線膨張係数を有しているため、温度変化が生じてもケース1の下端面15とプランジャ2の先端部20aとの距離は変わらない。これによって、温度変化に基づく部材の膨張をキャンセルすることができる。
【0046】
また、第一の実施形態では、固定電極30の中央部分にプランジャ挿入孔31を設け、プランジャ2の後端部22によって、可動電極40をギャップ側の電極面から押圧するようにしているが、このようにプランジャ挿入孔31を設けることなく、プランジャを、固定電極板の外側を通って可動電極の外周部分に連結し、可動電極を上側から持ち上げるように構成することも可能である。
【0047】
さらに、上記実施の形態では、一方の電極を固定電極とし、他方の電極を可動電極としているが、媒体との接触によってギャップが拡大するような構成であれば、いずれの電極も可動させるように構成することも可能である。
【0048】
【発明の効果】
本発明の厚み検出センサは、互いに対向して設けられた一対の電極と、媒体に接触することによって電極間のギャップを変化させるプランジャと、電極間に蓄えられる静電容量を電気信号に変換する変換回路を備えてなるものにおいて、媒体の厚みの増加に対応するプランジャの変位により、前記電極間のギャップを拡大させるようにしたので、初期状態において対向する電極をほぼ密着して設けることができ、媒体の厚みの増加に対応して電極間のギャップが拡大しても周波数がリニアに変化する領域内でその周波数を正確に検知することができる。また、初期状態におけるギャップによってダイナミックレンジが決定されてしまうということがなく、ダイナミックレンジを広く確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における厚み検出センサの分解斜視図
【図2】同形態における厚み検出センサを組み立てた状態の図1のA−A断面図
【図3】同形態におけるプランジャ近傍の拡大図
【図4】同形態における固定電極板の外観斜視図
【図5】同形態における可動電極板および電極押さえ板の外観斜視図
【図6】同形態における回路基板に設けられる変換回路を示す図
【図7】本発明の第二の実施形態における固定電極および可動電極の動作原理を示す図
【図8】本発明の第二の実施形態に用いられる回路構成図
【図9】本発明の第三の実施の形態におけるケースおよびプランジャの構成を示す原理図
【図10】電極間のギャップと周波数との関係を示す図
【図11】本発明の厚み検出センサの使用状態を示す図
【符号の説明】
2・・・プランジャ
6・・・回路基板
20・・・プランジャの先端部
21・・・プランジャの後端部
22・・・プランジャのヘッド部
30・・・固定電極板
34・・・レジスト
40・・・可動電極板
41・・・バネ部
100・・・厚み検出センサ

Claims (8)

  1. 互いに対向して設けられた一対の電極と、媒体に接触することによって電極間のギャップを変化させるプランジャと、電極間に蓄えられる静電容量を電気信号に変換する変換回路を備えてなる厚み検出センサにおいて、
    媒体の厚みの増加に対応するプランジャの変位により、前記電極間のギャップを拡大させるように構成したことを特徴とする厚み検出センサ。
  2. 前記電極のいずれか一方を固定電極とし、この固定電極に対向する側に、媒体との接触によってギャップを変化させる可変電極とギャップを維持する固定電極を設けた請求項1に記載の厚み検出センサ。
  3. 媒体搬送路との相対位置が固定するように設けられる固定電極と、この固定電極に対向して設けられる可動電極と、前記固定電極とのギャップを変化させるように可動電極を変位させるバネ部と、前記固定電極および可動電極間に蓄えられた静電容量を電気信号に変換する変換回路と、媒体に接触することによって軸方向に進退するプランジャとを具備してなり、前記固定電極にプランジャ挿入孔を設けてプランジャを進退可能に取り付け、プランジャによって可動電極におけるギャップ側の電極面を押圧してギャップを拡大させるように構成したことを特徴とする厚み検出センサ。
  4. 前記一対の電極を構成する一方の固定電極をプリント基板によって生成した請求項1または3に記載の厚み検出センサ。
  5. 前記プリント基板によって生成された固定電極上にレジストを設け、このレジストによって対向する電極とのギャップを形成した請求項4に記載の厚み検出センサ。
  6. プランジャの後端部に先端部よりもりも径の大きいヘッド部を設けた請求項1または3に記載の厚み検出センサ。
  7. 前記プランジャの先端部および後端部を球面状に構成した請求項1または3に記載の厚み検出センサ。
  8. 請求項1または3に記載の厚み検出センサであって、さらに、プランジャを進退可能に保持するケースを設け、このケースとプランジャを同じ部材で形成するとともに、ケースにおけるプランジャ載置面から下端面までの距離と、プランジャの長さを同じに構成した厚み検出センサ。
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