JP2004336610A - ファクシミリサーバ装置 - Google Patents

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哲也 桑原
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Abstract

【課題】画像データをファクシミリ受信しているときに受信エラーを回避できるファクシミリサーバ装置を提供する。
【解決手段】ファクシミリサーバ装置20は、画像データの画像を記録する画像記録装置であるプリンタ3を備え、画像データなどのファイルデータを格納するファイルメモリ71を備えたファイルサーバ装置70がLAN70を介して接続される。ファクシミリサーバ装置20の主制御部1は、画像データを受信したときにプリンタ3が使用できないとき(図4のステップ2でYES)、上記受信した画像データをLAN70を介してファイルサーバ装置70に転送して格納する(ステップS8)ように制御する。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、互いに通信回線を介して接続されたファクシミリサーバ装置とファイルサーバ装置とクライアント装置とを備えたファクシミリシステムのためのファクシミリサーバ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、公衆電話回線などの通信回線に接続されファクシミリの送受信機能を有するファクシミリサーバ装置と、パーソナルコンピュータなどのクライアント装置とがローカルエリアネットワーク(以下、LANという。)を介して接続してなるファクシミリシステムが実用化されている。この従来技術のファクシミリシステムでは、クライアント装置からファクシミリサーバ装置に対して画像データ及び送信先情報を送信することにより、ファクシミリサーバ装置は、画像データを通信回線を介して送信先に送信する一方、ファクシミリサーバ装置が画像データを受信したときは、画像データを所定のクライアント装置に送信することにより、クライアント装置は画像データを受信する。
【0003】
この従来技術のファクシミリサーバ装置においては、G3ファクシミリの画像データや、電子メールを用いたインターネットファクシミリの画像データを受信して、クライアント装置等に配信処理を行うことができる。
【0004】
【特許文献1】
特開平7−336471号公報。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この従来技術のファクシミリサーバ装置において、ファクシミリサーバ装置のプリンタを用いたプリント処理実行中に、ファクシミリの画像メモリを用いてファクシミリ受信することは可能であるが、最悪の状態においては、画像メモリの空きエリアがなくなり受信エラーとなることがあった(例えば、特許文献1の段落番号0004参照。)。
【0006】
本発明の目的は以上の問題点を解決し、画像データをファクシミリ受信しているときに受信エラーを回避できるファクシミリサーバ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るファクシミリサーバ装置は、画像データを記録する画像記録装置を備え、画像データを格納するファイルサーバ装置が通信回線を介して接続されたファクシミリサーバ装置であって、画像データを受信したときに上記画像記録装置が使用できないとき、上記受信した画像データを上記通信回線を介してファイルサーバ装置に転送して格納するように制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
【0008】
上記ファクシミリサーバ装置は、受信した画像データを格納する画像記憶手段を備え、上記制御手段は、上記画像記憶手段が格納しているデータ容量が所定のしきい値以上となったとき、上記受信した画像データを上記通信回線を介してファイルサーバ装置に転送して格納するように制御することを特徴とする。
【0009】
また、上記ファクシミリサーバ装置において、上記制御手段は、上記画像記憶手段が格納しているデータ容量が所定のしきい値以上となったときに上記画像記録装置が使用可能な状態となったとき、上記ファイルサーバ装置に転送して格納した画像データを読み出して上記画像記録装置を用いて記録するように制御することを特徴とする。
【0010】
さらに、上記ファクシミリサーバ装置は、画像を読み取って画像データに変換する画像読取手段を備え、上記制御手段は、上記画像記録装置が使用できないとき、上記画像読取手段により変換された画像データを画像記憶手段に格納するように制御することを特徴とする。
【0011】
また、上記ファクシミリサーバ装置において、上記制御手段は、上記画像記録装置が使用可能な状態となりかつ上記格納した画像データが上記画像記憶手段にあるとき、上記画像記憶手段から当該画像データを読み出して上記画像記録手段を用いて記録するように制御することを特徴とする。
【0012】
さらに、上記ファクシミリサーバ装置において、上記制御手段は、上記画像記録装置が使用可能な状態となりかつ上記格納した画像データが上記画像記憶手段にないとき、上記ファイルサーバ装置に転送して格納した画像データを読み出して上記画像記録装置を用いて記録するように制御することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態について説明する。
【0014】
図1は、本発明に係る一実施形態である、ファクシミリサーバ装置20及びクライアントパーソナルコンピュータ30−1乃至30−Nを備えたファクシミリシステムの構成を示すブロック図である。
【0015】
この実施形態に係るファクシミリシステムは、複数N台のクライアントパーソナルコンピュータ(以下、クライアントPCと略す。)30−1乃至30−N(以下、総称して符号30を付す。)と、公衆電話回線Lを介してそれぞれ公衆電話網80に接続されたファクシミリサーバ装置20と、メールサーバ装置50と、画像データなどのファイルデータを格納するファイルメモリ71を備えたファイルサーバ装置70と、インターネット90に接続されたルータ装置60とがLAN70を介して接続されて構成される。
【0016】
この実施形態に係るファクシミリサーバ装置20は、画像データの画像を記録する画像記録装置であるプリンタ3を備え、画像データなどのファイルデータを格納するファイルメモリ71を備えたファイルサーバ装置70がLAN70を介して接続され、ファクシミリサーバ装置20の主制御部1は、画像データを受信したときにプリンタ3が使用できないとき(図4のステップ2でYES)、上記受信した画像データをLAN70を介してファイルサーバ装置70に転送して格納する(ステップS8)ように制御することを特徴としている。
【0017】
上記ファクシミリサーバ装置20において、ファクシミリ受信した画像データは、ページバッファメモリ9を介して画像メモリ8に格納されるが、主制御部1は、画像メモリ8が格納しているデータ容量が所定のしきい値以上となりメモリオーバーとなったとき(ステップS9でYES)、上記受信した画像データをLAN70を介してファイルサーバ装置70に転送して格納する(図5のステップS14)ように制御する。また、上記ファクシミリサーバ装置20において、主制御部1は、画像メモリ8が格納しているデータ容量が所定のしきい値以上となりメモリオーバーとなったとき(ステップS9でYES)にプリンタ3が使用可能な状態となったとき(ステップS16でNO)、ファイルサーバ装置70に転送して格納した画像データを読み出してダウンロードし、プリンタ3を用いて記録する(ステップS18)ように制御する。
【0018】
さらに、ファクシミリサーバ装置29は、画像を読み取って画像データに変換する画像読取手段であるイメージスキャナ2を備え、主制御部1は、プリンタ3を使用できないとき(図6のステップS21でYES)、イメージスキャナ2により変換された画像データを画像メモリ8に格納する(ステップS23−S24)ように制御する。また、ファクシミリサーバ装置20において、主制御部1は、プリンタ3が使用可能な状態となり(ステップS21でNO)かつ上記格納した画像データが画像メモリ8にあるとき(ステップS25でYES)、画像メモリ8から当該画像データを読み出してプリンタ3を用いて記録する(ステップS26)ように制御する。さらに、主制御部1は、プリンタ3が使用可能な状態となり(ステップS21でNO)かつ上記格納した画像データが画像メモリ3にないとき(ステップS25でNO)、ファイルサーバ装置70に転送して格納した画像データを読み出してダウンロードし、プリンタ3を用いて記録する(ステップS28−S29)ように制御する。
【0019】
図1において、メールサーバ装置50は、クライアントPCや相手先のメールサーバ装置(図示せず。)からインターネット90及びLAN70を介して受信し、受信した電子メールがMIME形式で符号化された画像データを含むときは画像データを含む電子メールを保持する。インターネット90経由で画像データを含む電子メールを送信するときは、クライアントPC30からメールサーバ装置50、ルータ装置60及びインターネット90を介して相手先のメールサーバ装置に送信される。
【0020】
図2は、図1のクライアントPC30の構成を示すブロック図である。図2において、クライアントPC30は、公知のパーソナルコンピュータであって、画像データや文字データの生成や記録などの処理を実行する。本実施形態においては、クライアントPC30は、一例として、ファクシミリの画像データを送信し又は受信する端末装置として用いられる。主制御部101は具体的にはCPUで構成されており、バス113を介して以下のハードウェア各部と接続されていてそれらを制御するほか、後述する種々のソフトウェアの機能を実行する。このクライアントPC30において、イメージスキャナ102及びプリンタ103はオプションで設けられ、イメージスキャナ102は、CCD等を利用したスキャナで原稿を読み取り、白黒2値に変換したドットイメージデータを出力する。プリンタ103は例えば電子写真方式等の画像記録装置であり、他のファクシミリサーバ装置からファクシミリ通信により受信したイメージデータをハードコピーとしてプリントアウトして記録したり、文字データを記録する。表示部104は、液晶表示装置(LCD)又はCRTディスプレイ等の表示装置であり、当該クライアントPC30の動作状態を表示したり、送信すべき原稿のイメージデータ、及び受信したイメージデータの表示を行う。操作部105は、例えばキーボードであり、文字データや指示コマンドを入力するためのものである。
【0021】
ROM106は、当該クライアントPC30の動作に必要であって主制御部101によって実行される種々のソフトウェアのプログラムを予め格納する。また、RAM107は、SRAM、DRAM、SDRAM等で構成され、主制御部101のワーキングエリアとして使用されてプログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。さらに、ハードディスクドライブ108は、記録媒体を内蔵する記憶装置であり、実行するアプリケーションプログラムや画像メモリを格納する。LANインターフェース112は、LAN70に接続され、LAN70からの信号やデータを受信する一方、LAN70に対して信号やデータを送信して信号変換やプロトコル変換などのインターフェース処理を実行する。
【0022】
図3は、図1のファクシミリサーバ装置20の構成を示すブロック図である。図3において、ファクシミリサーバ装置20は、従来のG3方式等のファクシミリ通信機能、及び電子メールを用いたファクシミリ通信機能を備えている。主制御部1は具体的にはCPUで構成されており、バス13を介して以下のハードウェア各部と接続されていてそれらを制御するほか、後述する種々のソフトウェアの機能を実行する。表示部4は、液晶表示装置(LCD)又はCRTディスプレイ等の表示装置であり、当該ファクシミリサーバ装置20の動作状態を表示したり、送信すべき原稿のイメージデータ、及び受信したイメージデータの表示を行う。操作部5は、当該ファクシミリサーバ装置20を操作するために必要な文字キー、ダイヤル用テンキー、短縮ダイヤルキー、ワンタッチダイヤルキー、及び各種のファンクションキー等を備える。なお、上述の表示部4をタッチパネル方式とすることにより、この操作部5の各種キーの内の一部又は全部を代用するように構成してもよい。
【0023】
ROM6は、当該ファクシミリサーバ装置20の動作に必要であって主制御部1によって実行される種々のソフトウェアのプログラムを予め格納する。ここで、ROM6は、少なくとも図4乃至図6のファクシミリ受信処理のプログラムを格納する。RAM7は、SRAM、DRAM、SDRAM等で構成され、主制御部1のワーキングエリアとして使用されてプログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。なお、RAM7としてフラッシュメモリを使用した場合には、停電、装置の移動等のために電源が遮断された場合にもそのデータの内容が失われない。画像メモリ8はDRAM等で構成され、送信すべきイメージデータ又は受信したイメージデータを記憶する。さらに、ページバッファメモリ9は、例えば2MBのメモリ容量を有し、ファックスモデム8を介してファクシミリ受信した画像データのページデータを一時的に格納した後、画像メモリ8に転送する。
【0024】
ファックスモデム10は、公衆電話回線Lに接続され、通常のファクシミリ通信用のファックスモデムの機能を有するモデムである。NCU(ネットワーク制御回路:Network Control Unit)11はアナログの公衆電話回線Lの直流ループなどの閉結及び開放の動作を行いかつ自動ダイヤル機能を有するハードウェア回路であり、必要に応じてファックスモデム10を公衆電話回線Lに接続する。ここで、NCU11は、発信電話番号通知サービスにおけるID受信端末起動信号、通常の電話呼出信号の検出を行うとともに、必要に応じて発信電話番号通知サービスにおける1次応答信号及び2次応答信号を発信することができる。なお、NCU11を所定のターミナルアダプタ及びDSU(加入者線終端装置:Digital Service Unit)を介して、ベースバンド伝送方式のデジタル回線(例えば、ISDN回線)に接続するようにしてもよい。
【0025】
さらに、LANインターフェース12は、LAN70に接続され、LAN70からの信号やデータを受信する一方、LAN70に対して信号やデータを送信して信号変換やプロトコル変換などのインターフェース処理を実行する。
【0026】
以上のように構成されたファクシミリサーバ装置20は、通常のG3方式等のファクシミリ通信機能、及び電子メールを用いたファクシミリ通信機能を有している。なお、画像メモリ8はイメージデータを必要に応じて記憶し、また逆に記憶しているイメージデータを必要に応じて出力する。また、ファクシミリサーバ装置20は、上記配信先通知データに応答して、対応する画像データを上記配信先通知データで指示された配信先に配信し、ここで、配信方法は、公衆電話網Lを介するITU−T勧告のT.30の通信手順に基づくファクシミリ送信と、インターネット90を介して電子メールを用いて画像データを送信するインターネットファクシミリ送信とを含む。
【0027】
図1のファイルサーバ装置70は、クライアントパーソナルコンピュータ30と同様に構成され、特に、画像データなどのファイルデータを格納するハードディスクドライブにてなるファイルメモリ71を備える。
【0028】
図4乃至図6は図3のファクシミリサーバ装置20の主制御部1によって実行されるファクシミリ受信処理を示すフローチャートである。なお、図4乃至図6において、「ファイルサーバ装置70に転送する」とは、「ファイルサーバ装置70に転送してそのファイルメモリ71に格納すること」をいう。また、「ファイルサーバ装置70から画像データを読み出してダウンロードする」とは、「ファイルサーバ装置70のファイルメモリ71から画像データを読み出してダウンロードすること」をいう。
【0029】
図4のステップS1においてファクシミリの着呼があったか否かが判断され、YESとなったとき、ステップS2においてプリンタ3は使用中か否か(使用可能であるか否か)が判断される。ここで、プリンタ3が使用中であるときは、使用不可能な状態であり、プリンタ3がトナー切れ、紙切れ、紙ジャムなどのトラブル状態も使用中とする(以下のステップS16,S21でも同様とする。)。ステップS2でYESのときはステップS3に進む一方、NOのときはステップS7に進む。ステップS3において画像データをファクシミリ受信し、ページバッファメモリ9を介して画像メモリ8に格納し、ステップS4において画像メモリ8に格納した画像データの画像をプリンタ3を用いてプリントし、ステップS5において次のページのファクシミリ受信があるか否かが判断される。ステップS5において、YESのときはステップS3に戻る一方、NOのときはステップS6に進み、回線開放した後、当該ファクシミリ受信処理を終了する。
【0030】
一方、ステップS7において画像データをファクシミリ受信し、ページバッファメモリ9を介して画像メモリ8に格納し、ステップS8において画像メモリ8に格納した画像データをファイルサーバ装置70に転送し、ステップS9において画像メモリ8でメモリオーバーが発生したか否かが判断される。ここで、メモリーオーバーとは、例えば、画像メモリ8において格納している画像データが全体のメモリ容量の95%以上となったとき、又は画像メモリ8において格納している画像データが所定のしきい値(例えば、全体のメモリ容量が40MBで、しきい値=38MB)以上となったとき、すなわち、実質的にメモリーオーバーとなる状態の寸前の状態も含む。ステップS9でYESのときはステップS10に進む一方、NOのときはステップS11に進み、ステップS11では、次のページのファクシミリ受信があるか否かが判断され、YESのときはステップS7に戻る一方、NOのときはステップS12に進む。ステップS12では回線開放した後、図6のステップS21に進む。一方、ステップS10では、画像メモリ8に格納し画像メモリ8からファイルサーバ装置70に転送した画像データを画像メモリ8から削除した後、図5のステップS13に進む。
【0031】
図5のステップS13において次のページのファクシミリ受信があるか否かが判断され、YESのときはステップS14に進む一方、NOのときはステップS15に進む。ステップS14において画像データをファクシミリ受信し、ページバッファメモリ9に格納した後ファイルサーバ70に転送した後、ステップS13に戻る。一方、ステップS15においては、回線開放した後、ステップS16においてプリンタ3は使用中か否かが判断され、NOとなったときに、ステップS17においてファイルサーバ装置70に転送した画像データをダウンロードして画像メモリ8に格納し、ステップS18において画像メモリ8に格納した画像データの画像をプリンタ3を用いてプリントし、ステップS19においてファイルサーバ装置70にさらにファクシミリ受信の画像データがあるか否かが判断される。ステップS19でYESのときはステップS17に戻る一方、NOのときはステップS20に進む。ステップS20においてプリントした画像データを画像メモリ8から削除し、当該ファクシミリ受信処理を終了する。
【0032】
図6のステップS21においてプリンタ3は使用中か否かが判断され、YESのときはステップS22に進む一方、NOのときはステップS25に進む。ステップS22においてPCスキャンの指示信号(クライアントパーソナルコンピュータ30からの、イメージスキャナ2の原稿台上の原稿画像を読み取って画像データに変換する指示信号をいう。)を受信したか否かが判断され、YESのときはステップS23に進む一方、NOのときはステップS21に戻る。ステップS23において画像メモリ8内のファクシミリ受信した画像データを削除し、ステップS24においてイメージスキャナ2を用いて原稿画像をPCスキャンして画像データに変換した後、画像メモリ8に格納した後、ステップS21に戻る。
【0033】
ステップS25においてプリントすべき画像データが画像メモリ8にあるか否かが判断され、YESのときはステップS26に進む一方、NOのときはステップS28に進む。ステップS26において画像メモリ8から画像データを読み出してその画像をプリンタ3を用いてプリントし、ステップS27においてプリントした画像データを画像メモリ8から削除し、当該ファクシミリ受信処理を終了する。
【0034】
一方、ステップS28においてファイルサーバ装置70に転送した画像データをダウンロードして画像メモリ8に格納し、ステップS29において画像メモリ8に格納した画像データの画像をプリンタ3を用いてプリントし、ステップS30においてファイルサーバ装置70にさらにファクシミリ受信の画像データがあるか否かが判断される。ステップS30でYESのときはステップS28に戻る一方、NOのときはステップS31に進む。ステップS31においてプリントした画像データを画像メモリ8から削除し、当該ファクシミリ受信処理を終了する。
【0035】
以上説明したように、本実施形態によれば、ファクシミリサーバ装置20の主制御部1は、画像データを受信したときにプリンタ3が使用できないとき(図4のステップ2でYES)、上記受信した画像データをLAN70を介してファイルサーバ装置70に転送して格納する(ステップS8)ように制御する。従って、プリンタ3が使用中にファクシミリ受信した場合であっても、画像メモリ8がオーバーフローすることを回避することができ、これによりファクシミリのエラーを回避でき、受信した画像データを確実にプリントできる。
【0036】
上記ファクシミリサーバ装置20において、ファクシミリ受信した画像データは、ページバッファメモリ9を介して画像メモリ8に格納されるが、主制御部1は、画像メモリ8が格納しているデータ容量が所定のしきい値以上となりメモリオーバーとなったとき(ステップS9でYES)、上記受信した画像データをLAN70を介してファイルサーバ装置70に転送して格納する(図5のステップS14)ように制御する。従って、プリンタ3が使用中にファクシミリ受信した場合であっても、ファクシミリのエラーを回避でき、受信した画像データを確実にプリントできる。
【0037】
また、上記ファクシミリサーバ装置20において、主制御部1は、画像メモリ8が格納しているデータ容量が所定のしきい値以上となりメモリオーバーとなったとき(ステップS9でYES)にプリンタ3が使用可能な状態となったとき(ステップS16でNO)、ファイルサーバ装置70に転送して格納した画像データを読み出してダウンロードし、プリンタ3を用いて記録する(ステップS18)ように制御する。従って、プリンタ3が使用中にファクシミリ受信した場合であっても、ファクシミリのエラーを回避でき、受信した画像データを確実にプリントできる。
【0038】
さらに、ファクシミリサーバ装置29は、画像を読み取って画像データに変換する画像読取手段であるイメージスキャナ2を備え、主制御部1は、プリンタ3を使用できないとき(図6のステップS21でYES)、イメージスキャナ2により変換された画像データを画像メモリ8に格納する(ステップS23−S24)ように制御する。従って、プリンタ3が使用中にクライアントパーソナルコンピュータ30からのPCスキャンの指示信号を受信した場合であっても、原稿の画像データを画像メモリに格納できる。
【0039】
また、ファクシミリサーバ装置20において、主制御部1は、プリンタ3が使用可能な状態となり(ステップS21でNO)かつ上記格納した画像データが画像メモリ8にあるとき(ステップS25でYES)、画像メモリ8から当該画像データを読み出してプリンタ3を用いて記録する(ステップS26)ように制御する。従って、プリンタ3が使用可能となったときに、画像データを画像メモリ8から読み出して確実にプリントできる。
【0040】
さらに、主制御部1は、プリンタ3が使用可能な状態となり(ステップS21でNO)かつ上記格納した画像データが画像メモリ3にないとき(ステップS25でNO)、ファイルサーバ装置70に転送して格納した画像データを読み出してダウンロードし、プリンタ3を用いて記録する(ステップS28−S29)ように制御する。従って、プリンタ3が使用可能となったときに、画像データをファイルサーバ装置70から読み出して確実にプリントできる。
【0041】
<変形例>
以上の実施形態においては、ファクシミリサーバ装置20の例について述べているが、本発明はこれに限らず、公衆電話網又は公衆デジタル回線網などの公衆網やインターネットに接続された、例えば電話機、データ通信装置、サーバ装置、イメージスキャナ、ファクシミリ及びプリンタ付きの複合機などを含む通信端末装置に適用することができる。
【0042】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明に係るファクシミリサーバ装置によれば、画像データを記録する画像記録装置を備え、画像データを格納するファイルサーバ装置が通信回線を介して接続されたファクシミリサーバ装置であって、画像データを受信したときに上記画像記録装置が使用できないとき、上記受信した画像データを上記通信回線を介してファイルサーバ装置に転送して格納するように制御する制御手段を備える。従って、画像記録装置が使用中にファクシミリ受信した場合であっても、画像データを格納する画像記憶手段がオーバーフローすることを回避することができ、これによりファクシミリのエラーを回避でき、受信した画像データを確実にプリントできる。
【0043】
上記ファクシミリサーバ装置は、受信した画像データを格納する画像記憶手段を備え、上記制御手段は、上記画像記憶手段が格納しているデータ容量が所定のしきい値以上となったとき、上記受信した画像データを上記通信回線を介してファイルサーバ装置に転送して格納するように制御する。従って、画像記録装置が使用中にファクシミリ受信した場合であっても、ファクシミリのエラーを回避でき、受信した画像データを確実にプリントできる。
【0044】
また、上記ファクシミリサーバ装置において、上記制御手段は、上記画像記憶手段が格納しているデータ容量が所定のしきい値以上となったときに上記画像記録装置が使用可能な状態となったとき、上記ファイルサーバ装置に転送して格納した画像データを読み出して上記画像記録装置を用いて記録するように制御する。従って、画像記録装置が使用中にファクシミリ受信した場合であっても、ファクシミリのエラーを回避でき、受信した画像データを確実にプリントできる。
【0045】
さらに、上記ファクシミリサーバ装置は、画像を読み取って画像データに変換する画像読取手段を備え、上記制御手段は、上記画像記録装置が使用できないとき、上記画像読取手段により変換された画像データを画像記憶手段に格納するように制御する。従って、画像記録装置が使用中にクライアント装置からのPCスキャンの指示信号を受信した場合であっても、原稿の画像データを画像メモリに格納できる。
【0046】
また、上記ファクシミリサーバ装置において、上記制御手段は、上記画像記録装置が使用可能な状態となりかつ上記格納した画像データが上記画像記憶手段にあるとき、上記画像記憶手段から当該画像データを読み出して上記画像記録手段を用いて記録するように制御する。従って、画像記録装置が使用可能となったときに、画像データを画像記憶手段から読み出して確実にプリントできる。
【0047】
さらに、上記ファクシミリサーバ装置において、上記制御手段は、上記画像記録装置が使用可能な状態となりかつ上記格納した画像データが上記画像記憶手段にないとき、上記ファイルサーバ装置に転送して格納した画像データを読み出して上記画像記録装置を用いて記録するように制御する。従って、画像記録装置が使用可能となったときに、画像データをファイルサーバ装置から読み出して確実にプリントできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態である、ファクシミリサーバ装置20、ファイルサーバ装置70及びクライアントパーソナルコンピュータ30−1乃至30−Nを備えたファクシミリシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1のクライアントパーソナルコンピュータ30の構成を示すブロック図である。
【図3】図1のファクシミリサーバ装置20の構成を示すブロック図である。
【図4】図3のファクシミリサーバ装置20の主制御部1によって実行されるファクシミリ受信処理の第1の部分を示すフローチャートである。
【図5】図3のファクシミリサーバ装置20の主制御部1によって実行されるファクシミリ受信処理の第2の部分を示すフローチャートである。
【図6】図3のファクシミリサーバ装置20の主制御部1によって実行されるファクシミリ受信処理の第3の部分を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…主制御部、
2…イメージスキャナ、
3…プリンタ、
4…表示部、
5…操作部、
6…ROM、
7…RAM、
8…画像メモリ、
9…ページバッファメモリ、
10…ファックスモデム、
11…NCU、
12…LANインターフェース、
13…バス、
20…ファクシミリサーバ装置、
30,30−1乃至30−N…クライアントパーソナルコンピュータ(クライアントPC)、
50…メールサーバ装置、
60…ルータ装置、
70…ファイルサーバ装置、
71…ファイルメモリ、
80…公衆電話網、
90…インターネット、
101…主制御部、
102…イメージスキャナ、
103…プリンタ、
104…表示部、
105…操作部、
106…ROM、
107…RAM、
108…ハードディスクドライブ、
112…LANインターフェース、
113…バス、
L…公衆電話回線。

Claims (6)

  1. 画像データの画像を記録する画像記録装置を備え、画像データを格納するファイルサーバ装置が通信回線を介して接続されたファクシミリサーバ装置であって、画像データを受信したときに上記画像記録装置が使用できないとき、上記受信した画像データを上記通信回線を介してファイルサーバ装置に転送して格納するように制御する制御手段を備えたことを特徴とするファクシミリサーバ装置。
  2. 上記ファクシミリサーバ装置は、受信した画像データを格納する画像記憶手段を備え、上記制御手段は、上記画像記憶手段が格納しているデータ容量が所定のしきい値以上となったとき、上記受信した画像データを上記通信回線を介してファイルサーバ装置に転送して格納するように制御することを特徴とする請求項1記載のファクシミリサーバ装置。
  3. 上記制御手段は、上記画像記憶手段が格納しているデータ容量が所定のしきい値以上となったときに上記画像記録装置が使用可能な状態となったとき、上記ファイルサーバ装置に転送して格納した画像データを読み出して上記画像記録装置を用いて記録するように制御することを特徴とする請求項1又は2記載のファクシミリサーバ装置。
  4. 上記ファクシミリサーバ装置は、画像を読み取って画像データに変換する画像読取手段を備え、上記制御手段は、上記画像記録装置が使用できないとき、上記画像読取手段により変換された画像データを画像記憶手段に格納するように制御することを特徴とする請求項1乃至3のうちのいずれか1つに記載のファクシミリサーバ装置。
  5. 上記制御手段は、上記画像記録装置が使用可能な状態となりかつ上記格納した画像データが上記画像記憶手段にあるとき、上記画像記憶手段から当該画像データを読み出して上記画像記録手段を用いて記録するように制御することを特徴とする請求項1乃至4のうちのいずれか1つに記載のファクシミリサーバ装置。
  6. 上記制御手段は、上記画像記録装置が使用可能な状態となりかつ上記格納した画像データが上記画像記憶手段にないとき、上記ファイルサーバ装置に転送して格納した画像データを読み出して上記画像記録装置を用いて記録するように制御することを特徴とする請求項1乃至5のうちのいずれか1つに記載のファクシミリサーバ装置。
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