JP2004333368A - 移動物体撮影系の三次元定数取得用キャリブレーション治具 - Google Patents

移動物体撮影系の三次元定数取得用キャリブレーション治具 Download PDF

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朋彦 長瀬
Kenji Kaneda
賢二 金田
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Abstract

【課題】屋外等で容易に移動設置することができ、かつキャリブレーション作業を一度に効率よく、かつ高精度にて行う。
【解決手段】三次元空間を移動する物体を2台の撮影系2により異なる角度から撮影して2枚の画像を取得し、三次元空間における物体の2つの座標を算出し、その物体の移動角度、回転方向、移動および回転速度を求める三次元移動物体の測定に際し、予めDLT法により各撮影系2の三次元定数を取得するための寸法の判った複数点のポイントを持つキャリブレーション治具である。撮影系2に対して一定距離離間して対向設置される背面ボード3と、この背面ボード3からそれぞれ撮影系2に向って突出する複数本の支持棒4と、これら各支持棒4の先端にそれぞれ設けられたポイントとなる球体5とを備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、三次元空間を移動する物体の移動角度、回転方向、移動および回転速度を求める三次元移動物体の測定に際し、予めDLT法により前記各撮影系の三次元定数を取得するための寸法の判った複数点のポイントを持つ三次元移動物体撮影用キャリブレーション治具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばゴルフ打球のショットした瞬間を撮影し、その後の飛距離や曲がりを計測してテレビモニタに表示し、プレイヤーに結果を知らしめて、最適なクラブを決定できるように情報を提示する打球診断装置が知られている。
【0003】
この打球診断装置として、出願人は、三次元空間を移動する物体を2台の撮影系により異なる角度から撮影して2枚の画像を取得し、第1の画像と第2の画像とから三次元空間における前記物体の2つの座標を算出して、その物体の移動角度、回転方向、移動および回転速度を求める三次元移動物体の測定技術を提案し、その中で予めDLT(Direct Liner Transformation)法により前記各撮影系の三次元定数を取得するための寸法の判った複数点のポイントを持つキャリブレーション治具を適用することに言及している(特許文献1参照)。
【0004】
なお、キャリブレーション治具としては他に、定盤上に載置した被測定物の三次元測定器(CCM)における校正ゲージ(特許文献2参照)、または位置決め部材の凹部に真球を保持して画像認識装置におけるキャリブレーションを行う治具(特許文献3参照)等が知られている。
【0005】
【特許文献1】
特開2003−117044号公報(明細書の[0104])
【0006】
【特許文献2】
特開2002−39742号公報(図1等)
【0007】
【特許文献3】
特開平9−280826号公報(図1等)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述した技術文献2、3等に記載された技術は、例えば加工装置等に適用されて移動ルートが特定される物体を観察対象とする場合のキャリブレーション治具に関するものである。したがって、球状治具を個々に定盤等に搭載して、1個ずつ治具の中心点等を観察して、光学系のキャリブレーションを行うようになっている。
【0009】
これに対し、出願人が先に提案した特許文献1で適用しようとするキャリブレーション治具は、例えばゴルフ練習場等の現地におけるショット位置にゴルフ練習機とともに搬送して設置使用するものである。そして、撮影系は地面から上方に向って様々な角度で広範囲に亘って飛翔するボールの観察に対応するとともに、屋外等における太陽光線のもとで使用する必要がある。
【0010】
このような広範囲に亘るボールの飛翔範囲をDLT法による各撮影系の三次元定数を取得するためのキャリブレーション治具としては、上述した特許文献2,3等に記載された技術を適用することができない。
【0011】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、屋外等の各種の場所に容易に移動設置することができ、使用上の利便性に優れ、かつDLT法で適用される方程式の未知数に対応する必要座標の観察用光学系の校正作業を一度に効率よく、かつ高精度にて行うことができる三次元移動物体撮影用キャリブレーション治具を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するため、請求項1に係る発明では、三次元空間を移動する物体を2台の撮影系により異なる角度から撮影して2枚の画像を取得し、第1の画像と第2の画像とから三次元空間における前記物体の2つの座標を算出して、その物体の移動角度、回転方向、移動および回転速度を求める三次元移動物体の測定に際し、予めDLT法により前記各撮影系の三次元定数を取得するための寸法の判った複数点のポイントを持つキャリブレーション治具であって、前記撮影系に対して一定距離離間して対向設置される背面ボードと、この背面ボードからそれぞれ前記撮影系に向って突出する複数本の支持棒と、これら各支持棒の先端にそれぞれ設けられた前記ポイントとなる球体とを備えたことを特徴とする移動物体撮影系の三次元定数取得用キャリブレーション治具を提供する。
【0013】
請求項2に係る発明では、前記各球体は、それぞれの輪郭が独立して前記撮影系に捉えられる配置で少なくとも6個備えられている請求項1記載の三次元移動物体撮影用キャリブレーション治具を提供する。
【0014】
請求項3に係る発明では、前記各球体は、前記撮影系の側から直方体を斜視状態で見た場合における各縁辺の位置に計12個配置され、それら各球体の前記撮影系に対する遠近距離は、前記各支持棒の長さにより設定されている請求項2記載の三次元移動物体撮影用キャリブレーション治具を提供する。
【0015】
請求項4に係る発明では、前記背面ボードおよび支持棒の表面における明度と、前記球体の表面における明度とは、互いに対象的である請求項1記載の三次元移動物体撮影用キャリブレーション治具を提供する。
【0016】
請求項5に係る発明では、前記背面ボードを支持し、その表面を前記撮影系の光軸に対して直交配置とする支持台を備える請求項1記載の三次元移動物体撮影用キャリブレーション治具を提供する。
【0017】
請求項6に係る発明では、前記背面ボードは軽量金属板の表面に低明度の着色を施したものであり、前記支持棒は前記球体よりも小径な軽量材製で前記背面ボードと同一明度の着色を施したものであり、前記球体は高明度の着色を施したものであり、これらは組立て状態において持運び可能に構成されている請求項1記載の三次元移動物体撮影用キャリブレーション治具を提供する。
【0018】
請求項7に係る発明では、前記球体は、ゴルフボールと略同一の大きさを有するものであり、ゴルフ練習機におけるショット直後のボール進行方向に沿う前後2点撮影により前記ゴルフボールの飛翔方向および飛距離を予測する打球診断装置用の光学系の校正に適用されるものである請求項1から6までのいずれかに記載の三次元移動物体撮影用キャリブレーション治具を提供する。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る三次元移動物体撮影用キャリブレーション治具の実施形態について、図面を参照して説明する。図1はキャリブレーション治具の全体構成を示す斜視図であり、図2は正面図であり、図3は図2のA−A線断面図である。図4は観察ポイントの配置例を示す説明図である。図5および図6は作用説明図である。
【0020】
図1に示すように、本実施形態のキャリブレーション治具1は大別して、撮影系としてのカメラ装置2に対して一定距離離間して対向設置される背面ボード3と、この背面ボード3からそれぞれカメラ装置2に向って突出する複数本の支持棒4と、これら各支持棒4の先端にそれぞれ設けられた測定ポイントとなる複数個の球体5と、背面ボード3を地面上等に支持し、その背面ボード3の表面をカメラ装置2の光軸に対して直交配置とする支持台6およびブラケット7とを備えている。
【0021】
背面ボード3は図2に示すように、例えば四角形板状のものであり、その素材には、起立姿勢を湾曲や歪等の発生なく安定に保持できる強度を有する金属板、例えばアルミニウム板または薄鋼板等が主体として適用され、その表面全体に、太陽光等や照明光等の反射防止用の処理が施されている。この処理としては、例えば明度の低い黒色の布カバーによる被覆3aが施されている。なお、この背面ボード3の材料については金属材料以外の高剛性材料、例えば強化プラスチック等を適用することも可能である。また、図示を省略しているが、軽量化を図るため、背面ボード3の上下・左右等の周辺部近傍や、中央部近傍等には、適宜形状、大きさの孔を穿設して軽量化が図られ、使用者における運搬等の作業が容易に行えるようになっている。
【0022】
支持台6は図1および図3に示すように、その後端縁が背面ボード3の下辺と一致する長さの四角形板状のものであり、下面四隅部に設けた支持脚8により地面上等に水平に設置できるようになっている。なお、支持脚8はネジ込み等により下方突出量が調整でき、それにより支持台6の高さ、水平度等の調整が可能である。この支持台6の両側後端位置に三角形板状の一対のブラケット7が対向して起立されている。これらのブラケット7は、非直角三角形であり、後端縁が上方に向って前傾する傾斜縁となっている。これらブラケット7の後端縁と支持台6の後端縁とに背面ボード3の下部前縁が当接され、この背面ボード3が若干の前傾姿勢をもって支持台6の上方に固定支持されている。これにより、背面ボード3の前面は、図1に示すように、例えばゴルフ練習場のショット位置等における水平な地上等に傾斜をもって設置されるカメラ装置2の光軸に対して直交する状態となる。なお、支持台6およびブラケット7の構成材、被覆、着色等については、背面ボード3と同様である。また、支持台6、ブラケット7および背面ボード3は、図示省略のネジ等の連結具により締結されて着脱可能に組立てられており、一体に組立てた状態で、適宜運搬等を行うことができる。
【0023】
支持棒4は、図1および図3に示すように、例えば12本を1組として構成されており、これらは複数種類、例えば6種類の長さを有する長尺および短尺な円柱状の直杆とされている。各支持棒4は、ゴルフボール径よりも小径なアルミニウム等の軽量金属により構成され、それぞれ両端にネジ部を有している。そして、各支持棒4の一端側のネジ部が背面ボード3にそれぞれ螺合されて、背面ボード3の前面から垂直に突出するとともに、突出端となる各他端のネジ部に球体5がそれぞれ螺合されている。球体5はゴルフボール、またはゴルフボールと同径の金属製または樹脂製の球体であり、表面が白色とされている。
【0024】
図4は、背面ボード3の表面における球体5の配置を表している。この図4に示すように、各球体5は、それぞれの輪郭が独立してカメラ装置2に捉えられる配置とされており、カメラ装置2の側から直方体9を斜視状態で見た場合における各縁辺の位置に計12個配置されており、それら各球体5のカメラ装置2に対する遠近距離は、図3に示すように、各支持棒4の長さにより設定されている。
【0025】
具体的には、図4における背面ボード3の左右方向における中央位置に配された2個の球体5のうち、下側の球体5aは図3に示す最長の支持棒4aに支持されて背面ボード3の前面から前方への突出量が最大とされており(直方体の前縦縁位置)、上側の球体5bは最短の支持棒4bに支持されて背面ボード3の前面から前方への突出量が最小とされている(直方体の後縦縁位置)。
【0026】
また、背面ボード3の左右方向における両端位置に配された2個の球体5c,5cは、中間長の支持棒4cに支持されて背面ボード3の前面から前方への突出量が中間とされている(直方体の両側縦縁位置)。
【0027】
さらに、背面ボード3の左右方向における両端と中央との間の位置に上下、左右に2個ずつ配された計8個の球体5dは、前述した最長、中間長および最短の支持棒4a,4b,4cのそれぞれの略中間長さの支持棒4dに支持されて背面ボード3の前面から前方への突出量が長短2種程度とされている(直方体の上下横縁位置)。
【0028】
このような直方体9の斜視状態における各縁辺の位置に配された球体5(5a〜5d)は、背面ボード3の前方に配置されるカメラ装置2により、互いに干渉することなく分離独立した状態で明確に捉えることができる。
【0029】
また、背面ボード3および支持棒4の表面における明度と、球体5の表面における明度とは、互いに対象的であるため、各球体5の輪郭は、カメラ装置2により明確に捉えられるようになる。
【0030】
さらに、各球体5は、例えばゴルフボールと同一の大きさを有するものであり、各球体5は背面ボード3の全体に亘る広範囲に散在する状態となるので、ゴルフ練習機におけるショット直後のボールが飛翔し得る複数の方向に対応したものとして、カメラ装置2に捉えることができる。
【0031】
図5〜図7は、以上の構成を有するキャリブレーション治具1によって校正されるカメラ装置2の具体的な適用例を示している。図5は、ゴルフボールの打球診断装置の機械的構成部Aを平面的に示すとともに、信号処理系Bとしての機能ブロックを示す説明図である。この図5に示すように、機械的構成部Aは概略的に、3体の分割された機器、すなわちレーザ式のヘッドスピード検出器11、レーザ反射板12および装置本体13により構成される。
【0032】
ヘッドスピード検出器11およびレーザ反射板12は、ゴルフボール14が置かれるショット直前の両側位置、例えばプレイヤーの正面側におけるゴルフボール14を挟む対向両側位置の地面上に固定配置される。このうち、ヘッドスピード検出器11は例えば薄箱状のものであり、スイング方向(矢印a方向)に沿う一定長さと、幅および高さを有し、スイング方向aに一定の間隔で1対のレーザ発受光部11a,11aを有する。一方、レーザ反射板12は縦板状のもので、鏡面をヘッドスピード検出器11に対向させてゴルフボール14の反対側位置に平行に設置される。
【0033】
各レーザ発受光部11aから発したレーザ光16はレーザ反射板2で反射され、その反射光は各レーザ発受光部11aにて受信される。このレーザ光は変調をかけられており、晴天時の外部での使用など、外光の多い環境への考慮がされている。
【0034】
また、装置本体13はゴルフボール4のショット直後におけるボール進行方向の一定領域の側方、例えばスピード検出器11と同一の側に配置されている。この装置本体13は、箱形のケース体に二次元固体撮像素子を用いた2台の撮影用カメラ装置2a,2aと、2個の撮影用ストロボ照明具13b,13bとを設けた構成とされている。各ストロボ照明具13bは、ボール進行方向に一定の間隔をあけて配設され、ゴルフボール14のショット直後におけるボール進行方向の一定領域を照明し得る可動式構成としてあり、後述するヘッドスピード検出手段によって検出されたヘッドスピードに対応するタイミングで発光を行う。また、各カメラ装置2aはそれぞれ各ストロボ照明具13bの外側に配置されており、ショットされたゴルフボール14を各ストロボ照明具13bと同タイミングでショット直後の前後2点で撮影することができる。
【0035】
信号処理系Bは、装置本体13内に組み込まれており、ショット判定手段17、ヘッドスピード検出手段18、ストロボ発光設定手段19、カメラ駆動手段20、打球状態演算手段21等を備えている。そして、これらの手段によって打球軌跡等の打球状態が求められ、任意の位置に設置される出力手段22に画像表示される。
【0036】
ショット判定手段17は、ヘッドスピード検出器11からの検出データを入力として、ショットが行われたか否かを判定するものである。すなわち、ヘッドスピード検出器11のレーザ発受光部11aからゴルフクラブの通過方向aと交差する方向に照射された2つのレーザ光16は、ゴルフクラブの通過によって順次に遮断されるため、レーザ反射板2からの反射光の遮断によってゴルフボール14の前方でショット動作を検出することができる。ヘッドスピード検出器1の検出信号はケーブル等を介して装置本体13に送られる。そして、クラブヘッドが振り下ろされたことによる撮影開始タイミングと、それぞれのレーザ光16が遮断された時間差が検出される。この場合、ある一定以下の速度で2つのレーザ光16が遮断された場合や、遮断方向がゴルフボール14に遠い方、次に近い方の順で遮断されない場合等には、ショットでないと判断され、次の撮影開始とならない制限が設定される。
【0037】
ヘッドスピード検出手段18は、ショット判定手段17によりショットと判定された場合に、レーザ光16の遮断間隔によりヘッドスピードを検出するものである。このヘッドスピード検出手段18によって検出されたヘッドスピードに基づいて、以下のストロボ発光設定手段9の発光タイミング設定、カメラ駆動手段20の撮影タイミング設定、および打球状態演算手段21における打球速度、ミート率等の打球状態計算が行われる。
【0038】
ストロボ発光設定手段19は、ゴルフボール14のショット直後におけるボール進行方向の一定領域を照明し得るストロボ照明具13bによる発光を、ヘッドスピード検出手段18によって検出されたヘッドスピードに対応するタイミングで行わせる制御を行う。カメラ駆動手段20は、カメラ装置2aによる撮影をヘッドスピード検出手段18によるヘッドスピードに対応して行わせるものであり、ストロボ照明具13bによって照射されたショット直後のゴルフボール14を予め定めた2点で撮影する指令を出力する。打球状態演算手段21は、ヘッドスピード検出手段18により検出されたヘッドスピード情報およびカメラ装置2aにより撮影されたボール画像情報を取り込み、ボール速度および回転に基づく演算により飛球方向および飛距離等を求める。そして、出力手段22は、打球状態演算手段による演算結果を出力する。
【0039】
図6は、ヘッドスピード検出器11による検出位置およびカメラ装置2aによる撮像エリアの様子等を側面視で示す説明図である。この図2の左側部分には、ヘッドスピード検出器11における2つのレーザ光6の位置P1,P2を、左方から右方に順次に示している。ショット時には、まず左方に示す第1の位置P1においてレーザ光16が遮断され、次に右側に示す第2の位置P2においてレーザ光が遮断される。後段のレーザ光位置P2の右側(ヘッド進行側)には、ショット位置に置かれた静止状態のゴルフボール4が示してある。
【0040】
そして、ゴルフボール14の右側に示した四角形の枠で囲まれた範囲が、カメラ装置2aによる撮像エリア23である。ショット後のボール14は、撮像エリア23内に2つのタイミングで露光され、撮影される。撮像エリア24を示す枠内にショット後の4個のゴルフボール14a,14b,14c,14dを示している。本来は、2個のゴルフボール14a,14bあるいは14c,14dが別個に撮影されるが、図2においては、下側に示した2個のゴルフボール14a,14bがロフト角度の少ないヘッド(1W,3Iなど)による打球の軌跡の様子を示し、上側の2個のゴルフボール14c,14dがロフト角度の多いヘッド(PW,SWなど)による打球軌跡の様子を示している。
【0041】
ショット後にゴルフボール14が撮像エリア23内に到達するまでの時間は、クラブヘッドの速度と関連している。診断時には、まずヘッドスピード検出器11からの入力に基づいてヘッドスピード検出手段18で検出されたヘッドスピードに対応して、2つのストロボ照明具13bの1つを発光させる(第1発光)。この発光タイミングは撮影エリア23の左側で捉えることが望ましいため、計算および実験により、クラブヘッドの速度に対応した時間が予め決められる。次にクラブヘッドの速度に対応した、ある時間経過後に、もう一方のストロボ13bを発光させる(第2発光)。これにより撮影エリア内において、ある時間間隔を持ったボール14bの映像が多重露光される。このように、第一発光と第二発光の発光タイミングは、予め決められた値から選択され、またクラブヘッドの種類により、同一ヘッド速度でも打球の速度が異なるため、2種類のテーブルを持つことで、ウッド系から、大きな番手のクラブまで対応可能となっている。
【0042】
このように、ヘッドスピード検出によりショット後の打球14aが画面の左端に写るような1回目のストロボ発光のタイミングが選択され、2回目のストロボ発光で画面の右端に打球14bが写るようなタイミングが選択されて、2回の発光が行われるように発光タイミングの制御が行われる。この場合、撮影画面内に2個の打球14a,14bの画像が多重撮影される。すなわち、打球は三次元空間を移動し、1台のカメラでは二次元へ投影された動きとなるため、2台のカメラ装置2aを用いて異なった角度から撮影した2枚の画像を得る。このように、視野角の異なる方向から撮影して、DLT法を用いることにより、三次元での計測を行う。なお、カメラ装置2aは赤外域に感度を持ち、フィルタを通して、赤から赤外域を撮影するようにすることもできる。これは屋外での背景光影響を少なくして、ストロボの光量を低減することに役立つ。撮影された2枚の画像はディジタル信号に変換され、CPUの受け持つメモリにロードされる。画像はCPUにより所定の手順で処理することにより、全ての計測処理が人の手を介することなく行われる。
【0043】
そして、DTL法による三次元座標位置(3D−Coo)への変換に基づいて、三次元座標位置(3D−Coo)とヘッドスピードとにより、ボールスピード、回転数、回転軸傾き、サイドスピン、バックスピン、飛び出し角度、横ぶれ角度等が算出される。ここで、DLT法について説明すると、以下の通りである。
【0044】
カメラやビデオカメラで被写体の座標を測定する場合、本来撮像やビデオカメラに平行面内の二次元座標はそのまま求められる。見取図の場合は真上から撮影した映像がそのまま二次元の平面図であり、その映像の必要なポイント座標をそのまま測定すればよいが、真上からの撮影は通常の場合は不可能である。
【0045】
地上から撮影した映像は斜めから撮影した映像であり、測定したい座標は三次元座標である。映像から三次元座標を算出する場合、通常は2台以上のカメラで被写体を撮影し、計算により三次元座標を算出する。厳密に三次元座標を検出する場合は2台のカメラで被写体を撮影し、計算により三次元座標を算出する。
【0046】
厳密に三次元座標を検出する場合には、2台のカメラ装置2aの位置、光軸の方向、レンズの焦点等のカメラ定数から計算する。ただし、このカメラ定数を正確に算出することは撮影現場では不可能に近く、現実的ではない。そのため、三次元座標の算出の方程式の中でカメラ定数に依存する定数が不知であっても座標値を求める方法がDLT法である。
【0047】
この方法は、被写体内にある既知の座標値から逆に計算し、カメラ定数を求め、その定数により三次元座標を求めるものである。
【0048】
図7は、実際の被写体である実空間(object space)と投影される撮像面上での座標の関係を示している。
【0049】
図7に示すように、実空間上の一つの点Pの撮像面上の像をQとする。Qの撮像面上での位置は、レンズの中心位置(カメラ位置)、光軸の向きおよびレンズの中心と撮像面との距離(Pが十分遠方にあればレンズの焦点距離に等しい)により一義的に定まる。
【0050】
実空間上に任意の座標軸を設定し、点Pおよびレンズの中心Oの座標がその座標系に対して、それぞれ(X,Y,Z)および(X,Y,Z)であったとする。また、点Qを含み、光軸に垂直な面とレンズの中心との距離をFとする。撮像面上にも任意の座標軸(但し、座標の単位は実空間座標と同じ)をとったとき、Pの像Qの撮像面上での座標が(U,V)であったとする。
【0051】
点Pとその像Qとの関係については、下記の(1),(2)式
【数1】
Figure 2004333368
が得られる。
【0052】
(1)式および(2)式は実空間座標(X,Y,Z)と座標(U,V)の関係を一般的な形で表している。したがって、もし2台のカメラによって同じ点を撮影し、2組の(U,V)を実測すれば、(4)式,(5)式に代入して4個のX,Y,Zに関する方程式が得られる。この4つの方程式のうちの任意の3個を連立方程式として解けば、実空間座標(X,Y,Z)の値が確定する。しかし、そのためには(4)式および(5)式に含まれるカメラ定数である(X,Y,Z),(U,V),mijおよびFの値を知ることが必要である。しかしながら、これらの定数の値を実測することは容易ではない。特にmijを決定する光軸の向きを求めることは極めて困難である。
【0053】
逆に、これらの定数が予め定められた値になるようにカメラを設定するとしても、実験室内で、しかも極めて特殊な装置を用いない限り困難である。
【0054】
そこで、DLT法ではこれらのカメラ定数を直接求めるのではなく、実空間での座標値が知られている点(コントロールポイント)の像の撮像面上での座標値を実測することにより方程式に表れる定数を決定する方法を採っている。
【0055】
(1)式、(2)式でカメラ定数を適当にまとめ、U,VおよびX,Y,Zについて整理すれば、下記の(3)式、(4)式
【数2】
Figure 2004333368
が得られる。
【0056】
ここで、A,…,A,B,…,BおよびC,…,Cの11個の定数はカメラ定数により定まる。そこで、(3)式、(4)式をこれらの11個の定数について解くと、下記の(5)式、(6)式
【数3】
Figure 2004333368
が得られる。
【0057】
これらの2つの式はAからCまでの11個の定数に関する一次方程式となっている。もし、実空間での座標値が既知の6個のコントロールポイントとその像の撮像面での座標の実測値、言い換えれば6組の(X,Y,Z)と(U,V)が得られれば、これらの式に代入することにより、12個の方程式が得られる。これらのうちの任意の11個のAからCまでの11個の未知数に関する連立一次方程式とみなして解けば、AからCまでの定数の値が求まる。
【0058】
からCまでの11個の定数が決まってしまえば実座標(X,Y,Z)の値は撮像面上の座標(U,V)はわかっているので求めることができる。
【0059】
(5)式、(6)式を式X,Y,Zに関する方程式として書き換えると、下記(7)式、(8)式
【数4】
Figure 2004333368
が得られる。
【0060】
このように、本実施形態においては、打球が三次元空間を移動し、1台のカメラでは二次元へ投影された動きとなることから、2台のカメラ2aを用いて異なった角度から撮影した2枚の画像を得るようにしている。
【0061】
そして、この2台のカメラ装置2aについては、図1〜図4を参照して説明したように、予め寸法の判った12点のポイントを持つ上記のキャリブレーション治具1を撮影し、DLT法により、この撮影系の三次元定数を取得しておく。この三次元定数により、第1の発光による画像と、第2の発光による2つの画像とから、三次元空間での2つのゴルフボールの座標を算出し、打ち出し角度、バックスピン、サイドスピン、打球速度を算出するものである。
【0062】
以上の実施形態で説明したキャリブレーション治具1によれば、屋外等の各種の場所に容易に移動設置することができ、使用上での利便性に優れ、かつDLT法で適用される方程式の未知数に対応する必要座標の観察用光学系の校正作業を一度に効率よく、かつ高精度にて行うことができる。
【0063】
なお、本発明は、上述したゴルフボールの飛翔方向等の予測に関する分野のほか、車両等の衝突時における3次元解析、その他各種物体の運動解析を行う場合に適用する各種撮影系のキャリブレーションを対象とすることができる。
【0064】
また、背面ボード3の輪郭形状、支持棒4の径や長さ、それに支持される球体5の大きさ等は種々変更することが可能である。
【0065】
また、前記実施形態と逆に、背面ボード3および支持枠4の明度を高くし、球体5の明度を低くしてもよい。
【0066】
さらに、球体5の数は必ずしも12個に限られるものではなく、DLT法の未知数に対応した6個以上であればよい。また、詳細なキャリブレーションを行うためには、多数個、例えば60個程度まで種々変更することも可能である。
【0067】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る三次元移動物体撮影用キャリブレーション治具によれば、例えば飛翔する物体の進行速度および回転角ならびに回転速度等を計測し、その計測値に基づいて軌跡を計算し、その軌跡を推定して画像表示する装置等を適用する場合において、屋外等の各種の場所に容易に移動設置することができ、使用上での利便性に優れ、かつDLT法で適用される方程式の未知数に対応する必要座標の観察用光学系のキャリブレーション作業を一度に効率よく、かつ高精度にて行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態によるキャリブレーション治具の全体構成を示す斜視図。
【図2】正面図。
【図3】図2のA−A線断面図。
【図4】観察ポイントの配置例を示す説明図。
【図5】作用説明図。
【図6】作用説明図。
【図7】作用説明図。
【符号の説明】
1 キャリブレーション治具
2 カメラ装置
3 背面ボード
4 支持棒
5 球体
6 支持台
7 ブラケット
8 支持脚
9 直方体
11 ヘッドスピード検出器
12 レーザ反射板
13 装置本体
14 ゴルフボール
15 プレイヤーの足の位置
16 レーザ光
11a レーザ発受光部
13b ストロボ照明具
17 ショット判定手段
18 ヘッドスピード検出手段
19 ストロボ発光設定手段
20 カメラ駆動手段
21 打球状態演算手段
22 出力手段
23 撮影エリア

Claims (7)

  1. 三次元空間を移動する物体を2台の撮影系により異なる角度から撮影して2枚の画像を取得し、第1の画像と第2の画像とから三次元空間における前記物体の2つの座標を算出して、その物体の移動角度、回転方向、移動および回転速度を求める三次元移動物体の測定に際し、予めDLT法により前記各撮影系の三次元定数を取得するための寸法の判った複数点のポイントを持つキャリブレーション治具であって、前記撮影系に対して一定距離離間して対向設置される背面ボードと、この背面ボードからそれぞれ前記撮影系に向って突出する複数本の支持棒と、これら各支持棒の先端にそれぞれ設けられた前記ポイントとなる球体とを備えたことを特徴とする移動物体撮影系の三次元定数取得用キャリブレーション治具。
  2. 前記各球体は、それぞれの輪郭が独立して前記撮影系に捉えられる配置で少なくとも6個備えられている請求項1記載の三次元移動物体撮影用キャリブレーション治具。
  3. 前記各球体は、前記撮影系の側から直方体を斜視状態で見た場合における各縁辺の位置に計12個配置され、それら各球体の前記撮影系に対する遠近距離は、前記各支持棒の長さにより設定されている請求項2記載の三次元移動物体撮影用キャリブレーション治具。
  4. 前記背面ボードおよび支持棒の表面における明度と、前記球体の表面における明度とは、互いに対象的である請求項1記載の三次元移動物体撮影用キャリブレーション治具。
  5. 前記背面ボードを支持し、その表面を前記撮影系の光軸に対して直交配置とする支持台を備える請求項1記載の三次元移動物体撮影用キャリブレーション治具。
  6. 前記背面ボードは軽量金属板の表面に低明度の着色を施したものであり、前記支持棒は前記球体よりも小径な軽量材製で前記背面ボードと同一明度の着色を施したものであり、前記球体は高明度の着色を施したものであり、これらは組立て状態において持運び可能に構成されている請求項1記載の三次元移動物体撮影用キャリブレーション治具。
  7. 前記球体は、ゴルフボールと略同一の大きさを有するものであり、ゴルフ練習機におけるショット直後のボール進行方向に沿う前後2点撮影により前記ゴルフボールの飛翔方向および飛距離を予測する打球診断装置用の光学系の校正に適用されるものである請求項1から6までのいずれかに記載の三次元移動物体撮影用キャリブレーション治具。
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