JP2013185851A - 測位装置、該測位装置を備えた測位システム、及び測位方法 - Google Patents

測位装置、該測位装置を備えた測位システム、及び測位方法 Download PDF

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Abstract

【課題】測位ポイントの2次元の位置及び高さ(標高)を特定することが出来る。
【解決手段】設置されている各光源A,…は、それぞれの3次元座標(世界座標)を特定するための明滅パターンで明滅している。測位装置2の撮影手段21は、少なくとも6つの光源A,…を含む画像を連続的に取得し、その明滅パターンを解析して各光源A,…の3次元座標を求める。また、該測位装置2は、各光源A,…の画像座標(画像上での2次元座標)を求める。このようにして、6つの光源A,…の世界座標と画像座標がそれぞれ求まるので、それらの値を変換式(つまり、世界座標を画像座標に変換するための式)に代入することにより変換パラメータ(画像座標を世界座標に変換するパラメータ)を求めることができる。そして、測位ポイントの画像座標と前記変換パラメータとから測位ポイントの世界座標を求める。
【選択図】図2

Description

本発明は、自己の位置を測定する測位装置、該測位装置を備えた測位システム、及び測位方法に係り、詳しくは、少なくとも6つの光源を利用して自己の位置を測定するものに関する。
従来、自己の位置を測定する測位システムや測位方法としては種々の方式のものが実施されている(例えば、特許文献1参照)。
屋外用の測位システムとしては、アメリカのGPS(Global Positioning System)に代表されるGNSS(Global Navigation Satellite System;全世界的航法衛星システム)があり、このGNSSでは、複数の人工衛星からの電波を受信して自己(自装置)の位置を検知できるようになっている。
また、屋内用の測位システムとしては以下の方式のものがある。すなわち、
・ 無線LAN方式
・ RFID(Radio−Frequency Identification)方式
・ IMES(Indoor MEssaging System)方式
・ 赤外/可視光通信方式
なお、無線LAN方式は、無線LANアクセスポイントからの電波の強度を利用して測位を行うものであり、RFID方式は、受信端末側でRFIDのIDを受信することで自己の位置を特定するものであり、IMES方式は、屋内に設置されたGPS送信機によって、GPS送信機の設置位置情報をGPSと同一の信号に乗せて送信するゾーン検出型の測位方式であり、赤外/可視光通信方式は、赤外/可視光光源から送信された位置情報をフォトダイオードで検出する方式である。
しかしながら、屋外及び屋内の両方での測位が可能であって移動体の位置測定を短時間で精度良く行えるような測位システムは未だ実用化されてはいない。このような問題を解決するものとして、複数の光源を利用して自己の位置を測定する測位システムが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
図7は、複数の光源を利用した測位システムの構成の一例を示すブロック図であり、符号100は、道路に沿うように配置された複数の光源を示し、符号101は、該光源100,…からの光を受光するラインセンサを示し、符号102は、各光源100の位置情報を取得する位置情報取得部を示し、符号103は、前記ラインセンサ101における受光位置と前記位置情報取得部102が取得した位置情報とに基づいて測定位置を特定する測定位置特定部を示している。
特開2010−262482号公報 特開2009−31216号公報
しかしながら、図7に示す測位システムの場合、道路に沿った位置(一次元の位置)を特定することは出来るものの、2次元の位置や高さ(標高)を特定することは困難であった。
本発明は、上述の問題を解消することのできる測位装置、該測位装置を備えた測位システム、及び測位方法を提供することを目的とするものである。
請求項1に係る発明は、図1に例示するものであって、自己の位置を測定する測位装置(2)において、
少なくとも6つの光源(図5の符号A,…参照)が含まれる所定時間毎の画像(同図の符号C参照。以下、「測位用画像」とする)を取得する2次元イメージセンサを有する撮影手段(21)と、
該取得した一の測位用画像(C)における各光源(A,…)の座標である画像座標(x,y,x,y,…)を取得する画像座標取得部(22)と、
前記撮影手段(21)が取得した複数の測位用画像(C,…)から各光源(A,…)の明滅パターン(図4の符号B,B参照)を取得する明滅パターン取得部(23)と、
該取得した各光源(A,…)の明滅パターン(B,B)に基づいて各光源(A,…)の世界座標(X,Y,Z,X,Y,Z,…)を取得する世界座標取得部(25)と、
画像座標(x,y,x,y,…)を世界座標(X,Y,Z,X,Y,Z,…)に変換するためのパラメータである変換パラメータ(P)を、前記取得した画像座標(x,y,x,y,…)と前記取得した世界座標(X,Y,Z,X,Y,Z,…)とから算出する変換パラメータ算出部(24)と、
位置測定をしたいポイント(図5の符号A参照。以下、「測位ポイント」とする)の画像座標(x,y)と前記変換パラメータ(P)とから該測位ポイント(A)の世界座標(X,Y,Z)を算出する世界座標算出部(26)と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、所定のエリアに配置された少なくとも6つの光源(図2及び図3の符号A,…参照)と、
請求項1に記載の測位装置(2)と、
を備え、
各光源(A,…)は、該光源(A,…)の位置情報を示す固有の明滅パターン(図4の符号B,B参照)で明滅するように構成されたことを特徴とする測位システム(1)に関する。
請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明において、前記光源(A,…)は2次元的に分布するように配置されたことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、少なくとも6つの光源(A,…)が含まれる所定時間毎の測位用画像(C,…)を取得する工程と、
該取得した一の測位用画像(C)における各光源(A,…)の座標である画像座標(x,y,x,y,…)を取得する工程と、
該取得した複数の測位用画像(C,…)から各光源(A,…)の明滅パターン(図4の符号B,B参照)を取得する工程と、
該取得した各光源(A,…)の明滅パターン(B,B)に基づいて各光源(A,…)の世界座標(X,Y,Z,X,Y,Z,…)を取得する工程と、
画像座標(x,y,x,y,…)を世界座標(X,Y,Z,X,Y,Z,…)に変換するためのパラメータである変換パラメータ(P)を、前記取得した画像座標(x,y,x,y,…)と前記取得した世界座標(X,Y,Z,X,Y,Z,…)とから算出する工程と、
位置測定をしたい測位ポイント(A)の画像座標(x,y)と前記変換パラメータ(P)とから該測位ポイント(A)の世界座標(X,Y,Z)を算出する工程と、を備えた測位方法に関する。
なお、括弧内の番号などは、図面における対応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の記載に限定拘束されるものではない。
請求項1乃至4に係る発明によれば、光源が配置されているエリアならば屋内・屋外を問わず測位することが出来る。また、前記撮影手段のフレームレートを高くしたり前記2次元イメージセンサの解像度を高くしたりすることで、静止体のみならず移動体の位置測定を短時間に精度良く行うことができる。さらに、前記測位ポイントの3次元座標(世界座標)を測定することができ、2次元の位置だけでなく高さ(標高)までも特定することが出来る。またさらに、GPSのように外国が打ち上げた人工衛星を利用する方式のものでは外国のシステムに異常が生じた場合には測位精度にも影響が出てしまうが、本発明に係る測位システムの場合は自国内の設備のみで測位が可能となるため、信頼性の高い測位システムを提供することが出来る。
図1は、本発明に係る測位装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、本発明に係る測位システムの構成の一例(トンネルの天井部分に光源を配置した例)を示す模式図である。 図3は、本発明に係る測位システムの構成の他の例(道路に沿って光源を配置した例)を示す模式図である。 図4は、ある一つの光源の明滅パターンを示した波形図である。 図5は、測位用画像の一例を示す模式図である。 図6は、本発明に係る測位方法の一例を示すフローチャート図である。 図7は、複数の光源を利用した測位システムの構成の一例を示すブロック図である。
以下、図1乃至図6に沿って、本発明の実施の形態について説明する。
本発明に係る測位システムは、図2及び図3に符号1で例示するものであって、所定のエリア(つまり、測位対象エリア)に配置された少なくとも6つの光源A,A,…を備えている。該光源A,…を配置するエリアは、測位を行いたいエリアであればどこでも良く、
・ 屋内(ビルや地下街やトンネル等の建築物或いは建造物の内部)
・ 屋外(道路に沿ったエリアや、橋に沿ったエリア)
を問わない。そして、前記光源A,…は、屋内においてはその天井に沿って略水平方向に2次元的に分布させて配置すると良く、屋外においては、図3に例示するように、道路Dや橋(不図示)の上方部分にて略水平方向に2次元的に分布させて配置すると良い。これらの光源A,…には、可視光か赤外光を出射するものを用いることができ、白熱電球や赤外線ランプやLEDなどの公知の光源を用いることができる。また、各光源A,…は、該光源A,…の位置情報を示す固有の明滅パターンで明滅を繰り返すように構成されている。図4は、ある一つの光源の明滅パターンを示した波形図であり、縦軸には光の強さを取り、横軸には時間を取っている。該光源は所定時間(例えば、0.01秒)が経過するタイミングで点滅を適宜切り換え、点灯時を“1”とし消灯時を“0”とすると、
「0,0,1,1,1,1,0,1,1,0,0,1」
の明滅パターンB,Bを繰り返している。いま、「1」が4つ続く部分Bがスタート信号であると規定しておくと、区間Bの部分、すなわち、
「0,1,1,0,0,1,0,0」
が、位置情報を担持しているデータ部分となる。このデータ部分Bに担持させる情報としては、
・ 位置情報そのもの(光源の世界座標)
・ 光源のID情報(詳細は後述する)
などを挙げることができる。なお、図4に示す例では、光源は点灯状態と消灯状態との組み合わせによって位置情報を送信しているが、もちろんこれに限られるものではなく、“明状態(明るく点灯している状態)”と“暗状態(暗く点灯している状態)”との組み合わせによって位置情報を送信するようにしても良い。また、図2及び図3に示す例では、光源A,…は2列に整列配置しているが、もちろんこれに限られるものではなく、3列以上に整列配置するようにしても、整列させないで自由な位置に配置するようにしても良い。
なお、本発明に係る測位システムの場合、次述するように撮影手段21が少なくとも6つの光源A,…が含まれる画像(図5の符号C参照。以下、「測位用画像」とする)を取得した場合にのみ測位が可能である。したがって、該光源A,…の配置密度が低いとそのような測位用画像Cを前記撮影手段21が取得することが困難で、任意の場所で任意のタイミングで測位するということは困難になる。任意の場所で任意のタイミングで測位できるようにするには、前記測位用画像Cを前記撮影手段21が容易に取得できるように該光源A,…の配置密度を高くしておく必要がある。
一方、本発明に係る測位システム1は、自己(自身)の位置を測定するための測位装置2を備えている。この測位装置2は、所定時間毎に連続撮影できるように構成された撮影手段(図1の符号21参照)を備えており、該撮影手段21によって、前記光源A,…の内の少なくとも6つの光源A,…が含まれる測位用画像C,…を所定時間毎に取得できるようになっている。この撮影手段21としては、2次元のイメージセンサ(例えば、2次元CCDイメージセンサや2次元CMOSイメージセンサ)を備えて動画像を撮影することができるデジタルビデオカメラを挙げることが出来る。なお、前記測位装置2が静止している場合は、前記撮影手段21のフレームレートが低くても前記複数の測位用画像C,…の取得が可能であるが、前記測位装置2が移動している場合は、前記撮影手段21のフレームレートは該測位装置2の移動速度に応じて高くする必要がある。該測位装置2を自動車に乗せて測位を行う場合も考慮し、前記撮影手段21には、50fps〜200fps程度の高フレームレートで撮影できるデジタルビデオカメラ(例えば、スタンレー電気株式会社製のTOFカメラ)を用いると良い。
また、前記測位装置2は、一の測位用画像C(つまり、上述のようにして取得した複数の測位用画像C,…の内の一の測位用画像C)における各光源A,…の2次元座標(画像座標)を取得する画像座標取得部22を備えている。なお、図5中の(x,y),(x,y),…は、各光源A,…の画像座標を示し、x軸及びy軸は、測定用画像C上に規定した座標軸を示す。
さらに、前記測位装置2は、
・ 前記撮影手段21が取得した複数の測位用画像C,…から各光源A,…の明滅パターン(例えば、図4に符号Bで示すデータ部分)を取得する明滅パターン取得部23と、
・ 該明滅パターン取得部23が取得した各光源A,…の明滅パターンBに基づいて各光源A,…の世界座標を取得する世界座標取得部25と、
を備えている。なお、前記明滅パターンが位置情報そのものを担持しているならば前記世界座標取得部25は該明滅パターンから世界座標を直接的に取得すれば良いが、前記明滅パターンが位置情報そのものではなく光源のID情報を担持しているならば、前記世界座標取得部25は所定のデータベース(各光源のIDと位置情報とを格納しているようなデータベース)を参照して世界座標を取得するようにすると良い。
ところで、ある点(例えば、ある1つの光源)の世界座標を(X,Y,Z)とし、その点の画像座標を(x,y)とし、画像座標を世界座標に変換するためのパラメータ(変換パラメータ)をPとすると、この世界座標(X,Y,Z)と画像座標(x,y)との間には次の式が成立する。すなわち、
Figure 2013185851
この変換パラメータPは射影行列と呼ばれる3×4の行列である。すなわち、
Figure 2013185851
この変換パラメータPは定数倍しても全く同じものを表すため、その自由度は12ではなく11である。そして、各成分の式は以下のようになる。すなわち、
Figure 2013185851
いま、6点の光源A,…の世界座標(X,Y,Z),(X,Y,Z),…は既知であり、該6点の光源A,…の画像座標(x,y),(x,y),…も既知であるので、以下の式が成立する。すなわち、
Figure 2013185851
すなわち、前記測位装置2の場合、6つの光源A,…の世界座標(X,Y,Z),(X,Y,Z),…と画像座標(x,y),(x,y),…とが求まるため、それらの世界座標(X,Y,Z),(X,Y,Z),…と画像座標(x,y),(x,y),…とを上述の式に代入することで、射影行列Pに関する12個の拘束式が得られることとなる。したがって、自由度が11の射影行列Pが求められることとなる。前記測位装置2は変換パラメータ算出部24を備えており、該変換パラメータ算出部24が、前記取得した画像座標(x,y),(x,y),…と前記取得した世界座標(X,Y,Z),(X,Y,Z),…とから前記射影行列(変換パラメータ)Pを算出することとなる。
一方、位置測定をしたいポイント(測位ポイント)Aの画像座標(x,y)は前記測位用画像C上で任意に決定でき、例えば、(x,y)=(0,0)と決定できる。すると、上述のように変換パラメータPは求まっているので、該測位ポイントの画像座標(x,y)と該変換パラメータPとから該測位ポイントAの世界座標(X,Y,Z)を世界座標算出部26が算出する。
本発明によれば、光源A,…が配置されているエリアならば屋内・屋外を問わず測位することが出来る。また、前記撮影手段21のフレームレートを高くしたり前記2次元イメージセンサの解像度を高くしたりすることで、静止体のみならず移動体の位置測定を短時間に精度良く行うことができる。さらに、前記測位ポイントAの3次元座標(世界座標)を測定することができ、2次元の位置だけでなく高さ(標高)までも特定することが出来る。またさらに、GPSのように外国が打ち上げた人工衛星を利用する方式のものでは外国のシステムに異常が生じた場合には測位精度にも影響が出てしまうが、本発明に係る測位システムの場合は自国内の設備のみで測位が可能となるため、信頼性の高い測位システムを提供することが出来る。
一方、本発明に係る測位方法は、少なくとも以下の工程を備えている。すなわち、
・ 少なくとも6つの光源A,…が含まれる所定時間毎の測位用画像C,…を取得する工程(図6のS1参照)
・ 該取得した一の測位用画像Cにおける各光源A,…の画像座標(x,y),(x,y),…を取得する工程(図6のS2参照)
・ 該取得した複数の測位用画像C,…から各光源A,…の明滅パターン(例えば、図4に符号Bで示すデータ部分)を取得する工程(図6のS3参照)
・ 該取得した各光源A,…の明滅パターンBに基づいて各光源A,…の世界座標(X,Y,Z),(X,Y,Z),…を取得する工程(図6のS4参照)
・ 画像座標(x,y),(x,y),…を世界座標(X,Y,Z),(X,Y,Z),…に変換するためのパラメータである変換パラメータPを、前記取得した画像座標(x,y),(x,y),…と前記取得した世界座標(X,Y,Z),(X,Y,Z),…とから算出する工程(図6のS5参照)
・ 位置測定をしたい測位ポイントAの画像座標(x,y)と前記変換パラメータPとから該測位ポイントAの世界座標(X,Y,Z)を算出する工程(図6のS6参照)
本発明によれば、光源A,…が配置されているエリアならば屋内・屋外を問わず測位することが出来る。また、前記撮影手段21のフレームレートを高くしたり前記2次元イメージセンサの解像度を高くしたりすることで、静止体のみならず移動体の位置測定を短時間に精度良く行うことができる。さらに、前記測位ポイントAの3次元座標(世界座標)を測定することができ、2次元の位置だけでなく高さ(標高)までも特定することが出来る。またさらに、GPSのように外国が打ち上げた人工衛星を利用する方式のものでは、外国のシステムに異常が生じた場合には測位精度にも影響が出てしまうが、本発明に係る測位システムの場合は自国内の設備のみで測位が可能となるため、信頼性の高い測位システムを提供することが出来る。
なお、上述した例では世界座標としてXYZ座標を例示しているが、もちろんこれに限られるものではなく、緯度・経度・標高で位置を特定するようにしても、その他の座標系で位置を特定するようにしても良い。
本発明に係る測位装置、測位システム及び測位方法は、車に搭載した場合にはいわゆるカーナビとして使用することができるが、人が携行するようにしても良い。また、トンネルや管路や地下施設などにおいて壁面の状態を調査する際の位置情報の取得に使用するようにしても良い。
1 測位システム
2 測位装置
21 撮影手段
22 画像座標取得部
23 明滅パターン取得部
24 変換パラメータ算出部
25 世界座標取得部
26 世界座標算出部
測位ポイント
,… 光源
,B 明滅パターン
C 測位用画像
P 変換パラメータ
,y,x,y,… 画像座標
,Y,Z,X,Y,Z,… 世界座標

Claims (4)

  1. 自己の位置を測定する測位装置において、
    少なくとも6つの光源が含まれる所定時間毎の画像(以下、「測位用画像」とする)を取得する2次元イメージセンサを有する撮影手段と、
    該取得した一の測位用画像における各光源の座標である画像座標を取得する画像座標取得部と、
    前記撮影手段が取得した複数の測位用画像から各光源の明滅パターンを取得する明滅パターン取得部と、
    該取得した各光源の明滅パターンに基づいて各光源の世界座標を取得する世界座標取得部と、
    画像座標を世界座標に変換するためのパラメータである変換パラメータを、前記取得した画像座標と前記取得した世界座標とから算出する変換パラメータ算出部と、
    位置測定をしたいポイント(以下、「測位ポイント」とする)の画像座標と前記変換パラメータとから該測位ポイントの世界座標を算出する世界座標算出部と、
    を備えた測位装置。
  2. 所定のエリアに配置された少なくとも6つの光源と、
    請求項1に記載の測位装置と、
    を備え、
    各光源は、該光源の位置情報を示す固有の明滅パターンで明滅するように構成された、
    ことを特徴とする測位システム。
  3. 前記光源は2次元的に分布するように配置された、
    ことを特徴とする請求項2に記載の測位システム。
  4. 少なくとも6つの光源が含まれる所定時間毎の測位用画像を取得する工程と、
    該取得した一の測位用画像における各光源の座標である画像座標を取得する工程と、
    該取得した複数の測位用画像から各光源の明滅パターンを取得する工程と、
    該取得した各光源の明滅パターンに基づいて各光源の世界座標を取得する工程と、
    画像座標を世界座標に変換するためのパラメータである変換パラメータを、前記取得した画像座標と前記取得した世界座標とから算出する工程と、
    位置測定をしたい測位ポイントの画像座標と前記変換パラメータとから該測位ポイントの世界座標を算出する工程と、
    を備えた測位方法。
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