JP2004332988A - インバータ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】頻繁に負荷変動する水冷方式のインバータ装置の温度変化が小さくなる冷却方式としてヒートサイクル寿命を長くしたインバータ装置を提供する。
【解決手段】インバータユニット、絶縁する絶縁基板、冷却器を積層し、それぞれ密着結合されたインバータモジュールと、冷却器に冷却水を通水する冷却水配管と、冷却水配管の途中に配置され、冷却水を通水する循環ポンプと、温度上昇した冷却水を冷却する熱交換器と、インバータモジュールの温度を検出する温度検出器と、循環ポンプの循環水流量を制御する循環ポンプ制御装置とを備え、循環ポンプ制御装置は、温度検出器により一定時間間隔でインバータモジュールの温度を検出し、直前検出温度との温度差に対応する発生熱量が冷却できる冷却水流量に変化するように循環水ポンプの回転数を制御する構成とした。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、特に負荷変動の激しい回路に使用されるインバータ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
鉄道車両等に使用されている駆動モータを制御するインバータ装置では、インバータユニットと絶縁基板を介して水冷却用の冷却器を積層し、各接合部はそれぞれ結合材を介して密着結合された構成であり、結合材としては通常半田が用いられ、冷却器には冷却水を通水してインバータユニットの温度が所定の温度以下に維持できるように構成されている。例えば鉄道車両用のインバータ装置では、加速、惰行、減速、停止が頻繁に繰り返され、インバータユニットは、加速または減速時に通流する電流に応じて温度上昇し、惰行または停止時には電流が流れないので冷却されて温度が下降する。また、インバータユニットには正常に動作する限界温度があり、その温度以下に維持することも必要である。
【0003】
インバータ装置は、インバータユニットの温度上昇を所定値以下に保持するために、大容量の場合には上記のように冷却水を通流させて冷却する冷却器を備えた水冷式なっている。インバータユニットと絶縁基板と冷却器が結合材の半田で結合された構成では、その結合部がインバータユニット、絶縁基板、冷却器のそれぞれの結合部両側の温度膨張係数が異なるために、各部材の温度差によって伸縮し、その伸縮差により、結合材の部分に機械的応力が加わり、温度変化の繰り返し回数が多くなると、結合材の部分が疲労破壊して亀裂が発生して必要機能が満足しなくなる問題がある。インバータモジュールは温度の変化巾とその繰り返し回数によって疲労破壊するヒートサイクル寿命がある。ヒートサイクル寿命を長くするためには、温度の変化巾を小さくし、ヒートサイクルの繰り返し回数も少なくすることで長寿命化を図ることができる。
【0004】
鉄道車両用インバータ装置では、所定のヒートサイクル寿命を得るために、複数のインバータユニットを並列接続し、1個当たりの通電電流を小さくして温度上昇を低く抑えて温度の変化巾を小さくする構成となっている。
【0005】
インバータ装置で頻繁に負荷が変動する構成において、所定のヒートサイクル寿命を長くする得る手段としては、特許文献1に示されたものがある。特許文献1の場合は、インバータが無負荷状態になると冷却ファンを停止して冷却能力を落とすことで、インバータモジュールの冷却を抑え、頻繁に動作させる構成では、温度が下がりきらないうちにつぎの運転に入ることになり、インバータモジュールの温度の変化巾が小さくなって、ヒートサイクル寿命が長くなることが示されている。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−298964号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、従来の負荷が頻繁に変化するインバータ装置では、ヒートサイクル寿命を長くするために、インバータユニットを複数とし、1個当たりの通電電流を小さくして温度の変化巾を小さくしたり、インバータが無負荷になったときに冷却ファンを停止する方法が採られていたが、インバータユニットの数を多くする方法では、多数のインバータユニットを必要とするので、コストが高くなり、寸法も大きくなる問題点があった。また、無負荷時に冷却ファンを停止する方法では、大容量の水冷式のような場合に適用できないという問題点があった。
【0008】
この発明は、頻繁に負荷変動する水冷方式のインバータ装置の温度変化が小さくなる冷却方式としてヒートサイクル寿命を長くしたインバータ装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るインバータ装置は、インバータユニット、絶縁する絶縁基板、冷却器が積層され、それぞれ密着結合されたインバータモジュールと、冷却器に冷却水を通水する冷却水配管と、冷却水配管の途中に配置され、冷却水を通水する循環ポンプと、温度上昇した冷却水を冷却する熱交換器と、上記インバータモジュールの温度を検出する温度検出器と、上記循環ポンプの通水量を制御する循環ポンプ制御装置とを備えた構成とし、上記循環ポンプ制御装置は、上記温度検出器により一定時間間隔でインバータモジュールの温度を検出し、直前検出温度との温度差に対応する発生熱量が冷却できる冷却水流量を変化させるように上記循環水ポンプの回転数を制御する構成とした。
【0010】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は車両の駆動モータの制御を行う例えば絶縁ゲート形バイポーラトランジスタ(IGBT)であるインバータモジュールの構成を示した断面図である。図1に示したインバータモジュール10は、駆動モータを制御する制御素子が組み込まれたインバータユニット1、板状のセラミック2aの両面に銅などの金属層2b、2cが形成された絶縁基板2および冷却器3が積層されて、インバータユニット1、絶縁基板2,冷却器3の接合部は半田等により結合した結合部4および5で構成され、インバータユニット1において発生した熱は、絶縁基板2を介して冷却器3に伝達され、冷却器3において放熱される。
【0011】
このように構成されたインバータモジュール10が、例えば、車両用インバータ装置の電力変換回路に使用された場合、車両は加速、惰行、減速、停止が頻繁に繰り返されるために負荷変動が激しく、インバータモジュール10も負荷変動に応じて激しく温度変化する。
インバータモジュール10は、インバータユニット1、絶縁基板2、冷却器3の各部の温度膨張係数が異なっており、温度が変化すると各部の膨張・伸縮の度合いが異なるために、温度変化する毎に結合材4、5に繰り返し応力が加わり、膨張・収縮の回数が多くなると、結合部4、5に亀裂が発生し、インバータユニット1の発生熱が冷却器3に伝達されなくなって使用不能となる。以下、膨張、収縮の繰り返しにより亀裂が進展して使用不能となるまでの期間をヒートサイクル寿命と呼称する。
【0012】
ヒートサイクル寿命は、温度の変化巾に大きく左右され、温度の変化巾が大きいと亀裂が発生するまでの繰り返し回数が少なくなる。例えば、車両のモータを制御するインバータ装置では、頻繁に加速、惰行、減速、停止が繰り返されるので、温度変化の回数が多く、短期間でヒートサイクル寿命に到達してしまう問題点がある。したがって、インバータモジュール10を長期間使用するためには、インバータモジュール10の温度の変化巾を小さくすることで長期間使用できるようになる。
【0013】
図2は、例えば車両モータを制御するインバータ装置の温度変化の巾を小さくする構成のブロック図である。この構成は、インバータモジュール10の冷却器3に冷却水を循環させる循環ポンプ14と熱交換器13を配管12により直列に接続し、冷却器3の表面に温度検出器11を装着した構成である。循環ポンプ14の回転数を制御する循環ポンプ制御装置20は、直前検出温度t(n−1)を記憶する直前検出温度記憶部22、現在検出温度t(n)と直前検出温度t(n−1)とを比較して温度差Δt を演算する温度比較器23、温度差Δt に対応する追加冷却水流量ΔQ を演算する流量演算部24、無負荷時に通流する最低流量指令値Qminを記憶する最低流量指令値記憶部25、温度差Δt に対応する追加冷却水流量ΔQ と最低流量指令値Qminを加算して循環ポンプ14の流量指令値Qrを演算する冷却水量加算器26、流量指令値Qrになるように循環ポンプ14の回転数を制御する循環ポンプ制御回路27で構成されている。
【0014】
図2の構成において、最低流量指令値Qminは、冷却水系統の通流状態が維持される程度の流量とする。インバータモジュール10がスイッチインされて運転状態になると、温度検出器11が検出する温度t(n)と直前検出温度t(n−1)との差はなく、温度差Δt に対応する追加冷却水流量ΔQ は零であり、循環ポンプ14の流量は最低流量指令値Qminの流量となるように運転される。インバータに負荷がかかると、温度検出器11の検出温度t(n)と直前検出温度t(n−1)との差はΔt となり、流量指令値QrはΔQ+Qminとなり、循環ポンプ14は流量がΔQ+Qminとなるように回転数を制御して運転される。検出温度がさらに上昇すると、同様にして追加冷却水流量ΔQ を演算し、演算した追加冷却水流量ΔQ を加えた流量となるように運転される。
【0015】
また、インバータモジュール10の負荷が減少し、温度検出器11の検出温度t(n)が直前検出温度t(n−1)よりも低くなると、負の温度差に対応する追加冷却水流量ΔQ を演算して現在流量指令値よりも追加冷却水流量ΔQ を減じた流量が冷却流量指令値Qrとなる。インバータモジュール10の負荷がなくなると検出温度t(n)と直前検出温度t(n−1)との差は負となり、その温度差Δt に対応した追加冷却水流量ΔQ だけ冷却水流量指令値Qrを減少するように制御され、最低流量指令値Qminになるまで繰り返される。
【0016】
以上のようにインバータ装置の冷却水流量を制御すると、インバータ装置に発生する熱量に比例した冷却水流量を流しているので、負荷時の温度上昇巾が小さくなり、無負荷状態では冷却水流量は最低流量指令値Qminによる流量を流しているので、過度に冷却されることもなくなり、インバータモジュール10の温度の変化巾が小さく抑えられる。
【0017】
以上のように構成されたインバータ装置が列車に使用された場合の車両の運転状態と車両速度とインバータ装置の温度変化の関係を示すと図3(a)のようになる。比較するためにインバータ装置の冷却水流量を一定とした場合を図3(b)に示す。インバータの発生熱量に比例した冷却水流量とした図3(a)の場合は、冷却水流量を一定とした図3(b)の場合に比較して温度の変化巾が狭くなっており、ヒートサイクル寿命が改善されている。
【0018】
図2の温度検出器11は冷却器に装着した構成で示したが、熱を発生するのはインバータユニットであり、温度検出器11はインバータユニット1に直接取付すると、温度変化の応答が早くなり、温度差に対応する追加冷却水流量ΔQ がより適切な値で指令できる構成となる。
【0019】
実施の形態2.
図4は実施の形態2のインバータ装置の構成を示すブロック図である。この構成は、インバータモジュール10および冷却水経路の温度検出器11、冷却水配管12、冷却器13、循環ポンプ14は実施の形態1の図2と同一であり、循環ポンプ制御装置30は、実施の形態1の図2と同一の、直前検出温度記憶部22、温度比較器23、最低流量指令値記憶部25、流量加算器26、循環ポンプ制御回路27と、温度上昇がない場合に追加冷却水流量は0、温度が上昇した時の追加冷却水量ΔQ を選択する冷却水量選択スイッチ34とを備えた構成である。
追加冷却水流量ΔQ は、インバータ装置に加わる負荷による発熱量が冷却できる適正水量に設定する。
【0020】
図4の構成において、実施の形態1の場合と同様にインバータモジュール10がスイッチインされて運転状態になると、温度検出器11が検出する温度は変化していないので、温度差Δt =0であり追加する追加冷却水流量ΔQ は零であり、循環ポンプ14の流量Qrは最低流量指令値Qminの流量となるように運転される。インバータに負荷が加わると、温度検出器11の検出温度t(n)と直前検出温度t(n−1)との差はΔt となり、冷却水量選択スイッチ34は追加冷却水流量ΔQ を選択する。流量加算器26において、追加冷却水流量ΔQ と最低流量指令値Qminとを加算して流量指令値Qr(=ΔQ+Qmin)を循環ポンプ制御回路27に出力する。循環ポンプ制御回路27は循環ポンプ14の回転数を流量指令値Qrとなるように制御する。
【0021】
インバータ装置の負荷がなくなると、温度検出器11の検出温度は下降し、直前検出温度との差Δt は負となり、冷却水量選択スイッチ34は追加冷却水流量は0を選択し、流量指令値QrはQminを出力し、循環ポンプ制御回路27は循環ポンプ14の回転数を最低流量指令値Qminとなるように制御する。
【0022】
この実施形態2の構成は、インバータ装置の負荷が毎回同じように加わる場合に適した構成であり、冷却水量の制御部分が簡単な構成で実施の形態1と同様に、インバータ装置に発生する熱量に比例した冷却水流量を流しているので、負荷時の温度上昇巾が小さくなり、無負荷状態では冷却水流量は最低流量指令値Qminによる流量を流しているので、過度に冷却されることもなくなり、インバータモジュールの温度変化の巾が低く抑えられ、ヒートサイクル寿命が長くなる。
【0023】
実施の形態3.
図5は実施の形態3のインバータ装置の構成のブロック図である。図5の構成は、実施の形態2において、温度比較器23の検出温度t(n)と比較する温度が直前検出温度t(n−1)であったものを、予め設定した基準温度としたものである。その他の構成は実施の形態2と同一の構成である。図5のインバータモジュール10および冷却水経路の温度検出器11、冷却水配管12、冷却器13、循環ポンプ14は実施の形態1の図2、実施の形態2の図4と同一であり、循環ポンプ制御装置40は、実施の形態2の図4と同一の、最低流量記憶部25、流量加算器26、循環ポンプ制御回路27、冷却水量選択スイッチ34と、基準温度記憶部42、温度比較器43とで構成されている。追加冷却水流量ΔQ は、実施の形態2の場合と同様に、インバータ装置に加わる負荷による発熱量が冷却できる適正水量に設定する。
【0024】
図5の構成における動作は、実施の形態2の場合は温度比較器23の比較対照が直前検出温度であったものを、予め設定した基準温度とした点が異なり、それ以外については実施の形態2と同一であり、同様の効果を奏する。
【0025】
この実施形態3の構成もインバータ装置の負荷が毎回同じように加わる場合に適した構成であり、追加冷却水流量ΔQ の制御部分が簡単な構成で実施の形態1、実施の形態2と同様に、負荷時の温度上昇巾が小さくなり、無負荷状態では冷却水流量は最低流量指令値Qminによる流量を流しているので、過度に冷却されることもなくなり、インバータモジュールの温度の変化巾が低く抑えられ、ヒートサイクル寿命が長くなる。
【0026】
実施の形態4.
図6は実施の形態4のインバータ装置の構成のブロック図である。図6の構成は、車両用インバータ装置の場合の構成であり、車両の走行を制御する運転台のノッチ位置を検出し、ノッチ位置に対応して追加冷却水流量ΔQ を選択するように構成したものである。
図6の構成は、インバータモジュール10および冷却水経路の温度検出器11、冷却水配管12、冷却器13、循環ポンプ14は実施の形態1の図2、実施の形態2の図4および実施の形態3の図5と同一であり、循環ポンプ制御装置50は、実施の形態3の図5と同一の、最低流量記憶部25、流量加算器26、循環ポンプ制御回路27と、ノッチ位置検出器52、ノッチ対応冷却水量選択器53で構成されている。
【0027】
ノッチ対応冷却水量選択器53はノッチ毎に追加冷却水流量ΔQ1・・Qnを設定しておき、ノッチ検出器52が検出したノッチ位置に対応して追加冷却水流量Q1・・Qnを選択する。列車が惰行または停止しているときには、追加冷却水流量は0を選択する。冷却水量加算器26では、選択されたノッチ対応の追加冷却水流量Q1・・Qnのいずれかと、最低流量指令値Qminとを加算して冷却水流量指令値Qrを循環ポンプ制御回路27に出力し、循環ポンプ14の回転数を冷却水流量指令値Qrとなるように制御する。
【0028】
この実施形態4の構成は車両などのように負荷が段階的に変わる場合に適しており、追加冷却水流量ΔQ が負荷に応じて適正な冷却水流量となり、温度上昇が低く抑えられ、無負荷状態では冷却水流量は最低流量指令値Qminによる流量を流しているので、過度に冷却されることもなくなり、ヒートサイクル寿命が長くなる。
【0029】
【発明の効果】
この発明に係るインバータ装置は、温度検出器により一定時間間隔でインバータモジュールの温度を検出し、直前検出温度との温度差に対応する発生熱量が冷却できる冷却水流量を変化させるように循環水ポンプの回転数を制御する構成としたものであり、負荷時の温度上昇巾が小さくなり、無負荷状態では冷却水流量は最低流量指令値による流量を流しているので、過度に冷却されることもなくなり、インバータモジュールの温度の変化巾が小さくなり、ヒートサイクル寿命が長くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インバータモジュールの構成を模式的に示した説明図である。
【図2】実施の形態1の構成を示すブロック図である。
【図3】実施の形態1のインバータモジュールの温度変化に状況を示す説明図である。
【図4】実施の形態2の構成を示すブロック図である。
【図5】実施の形態3の構成を示すブロック図である。
【図6】実施の形態4の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 インバータモジュール、11 温度検出器、12 冷却水配管、
13 熱交換器、14 循環ポンプ、20 循環ポンプ制御装置、
22 直前検出温度記憶部、23 温度比較器、24 流量演算部、
25 最低流量指令値記憶部、26 冷却水量加算器、
27 循環ポンプ制御回路、30 循環ポンプ制御装置、
34 冷却水量選択スイッチ、40 循環ポンプ制御装置、
42 基準温度記憶部、43 温度比較器、50 循環ポンプ制御装置、
52 ノッチ位置検出器、53 ノッチ対応冷却水量選択器。

Claims (7)

  1. 負荷を制御するインバータユニット、このインバータユニットを対地電位から絶縁する絶縁基板、および冷却水を通水して冷却する冷却器が積層され、それぞれの接合部が結合材を介して結合されたインバータモジュールと、上記冷却器に冷却水を通水する冷却水配管と、該冷却水配管の途中に配置され、冷却水を循環させる循環ポンプと、温度上昇した冷却水を冷却する熱交換器と、上記インバータモジュールの温度を検出する温度検出器と、上記循環ポンプの回転数を制御する循環ポンプ制御装置とを備え、上記循環ポンプ制御装置は、上記温度検出器により一定時間間隔で上記インバータモジュールの温度を検出し、検出温度と直前検出温度との温度差に対応する発生熱量が冷却できる冷却水流量を通水するように上記循環ポンプの回転数を制御することを特徴とするインバータ装置。
  2. 負荷を制御するインバータユニット、このインバータユニットを対地電位から絶縁する絶縁基板および冷却水を通水して冷却する冷却器が積層され、それぞれの接合部は結合材を介して結合されたインバータモジュールと、上記冷却器に冷却水を通水する冷却水配管と、該冷却水配管の途中に配置され、冷却水を循環させる循環ポンプと、温度上昇した冷却水を冷却する熱交換器と、上記インバータモジュールの温度を検出する温度検出器と、上記循環ポンプの回転数を制御する循環ポンプ制御装置とを備え、上記循環ポンプ制御装置は、上記温度検出器により一定時間間隔で上記インバータモジュールの温度を検出し、この検出温度と直前検出温度との温度差が正の場合には、予め設定された冷却水流量が増加し、温度差が負の場合には、予め設定された冷却水流量が減少するように、上記循環水ポンプの回転数を制御することを特徴とするインバータ装置。
  3. 上記循環ポンプ制御装置には、最低流量指令値記憶部を有し、上記温度検出器により検出された温度が変化しないかまたは下降している場合には、最低流量指令値による冷却水流量となるように循環ポンプの回転数を制御することを特徴とする請求項1または請求項2記載のインバータ装置。
  4. 負荷を制御するインバータユニット、このインバータユニットを対地電位から絶縁する絶縁基板、および冷却水を通水して冷却する冷却器が積層され、それぞれの接合部は結合材を介して結合されたインバータモジュールと、上記冷却器に冷却水を通水する冷却水配管と、該冷却水配管の途中に配置され、冷却水を循環させる循環ポンプと、温度上昇した冷却水を冷却する熱交換器と、上記インバータモジュールの温度を検出する温度検出器と、上記循環ポンプの回転数を制御する循環ポンプ制御装置とを備え、上記循環ポンプ制御装置は、最低流量指令値記憶部および冷却水流量を増加させる基準温度を記憶する基準温度記憶部を有し、上記温度検出器により一定時間間隔でインバータモジュールの温度を検出し、この検出温度と上記基準温度とを比較し、検出温度が基準温度を超えている場合には、予め設定された冷却水流量を増加させ、基準温度よりも低い場合には、最低流量指令値による冷却水流量となるように上記循環ポンプの回転数を制御することを特徴とするインバータ装置。
  5. 車両電動機を制御するインバータユニット、このインバータユニットを対地電位から絶縁する絶縁基板、および冷却水を通水して冷却する冷却器が積層され、それぞれの接合部は結合材を介して結合されたインバータモジュールと、上記冷却器に冷却水を通水する冷却水配管と、該冷却水配管の途中に配置され、冷却水を通水させる循環ポンプと、温度上昇した冷却水を冷却する熱交換器と、上記インバータモジュールの温度を検出する温度検出器と、上記循環ポンプの回転数を制御する循環ポンプ制御装置とを備え、上記循環ポンプ制御装置は、最低流量指令値、ノッチ位置検出器、ノッチ対応冷却水量選択器および循環ポンプ制御回路を有し、無負荷時は冷却水流量が最低流量指令値であり、車両の加速または減速時には、上記ノッチ位置検出器が検出したノッチ位置に対応するノッチ対応冷却水量を増加させ、惰行および停車時には、上記最低流量指令値の冷却水流量となるように、上記循環ポンプの回転数を制御することを特徴とするインバータ装置。
  6. 上記インバータモジュールの温度を検出する温度検出器は、上記冷却器に装着されていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のインバータ装置。
  7. 上記インバータモジュールの温度を検出する温度検出器は、上記インバータユニットの表面に装着されていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のインバータ装置。
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